JP2022017545A - 折り畳み弁を備える無針コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のコネクタと比べて寸法が低減され、取り外されるとコネクタ内に低減された量の流体を捕捉することができる無針コネクタを提供すること。【解決手段】無針コネクタ100は、封止隆線を備える内部空洞151と、ポート152と、出力流路と、ポートと出力流路との間の流体流路と、を有する本体150を有する。また、コネクタは、空洞内に配置される折り畳み式弁120を有する。弁は、中心軸101と肩部とを有し内部空気空間を画定する円筒状壁であって、肩部は流体流路を遮断するように本体の隆線に封止接触するように構成される、円筒状壁と、壁に固定して取り付けられる頭部122であって、頭部の両側に配置される第1及び第2の笑顔形状の切れ込みを有する頭部と、を含む。【選択図】図2A

Description

関連出願の相互参照
非該当
本開示は、一般に、無針コネクタに関し、特に、内部折り畳み式弁を備えるコネクタに関する。
医療処置は、多くの場合、「IVセット」と一般に称される可撓性チューブ及び取付具の配列を介して流体源、例えばIVバッグに接続される静脈(IV)カテーテルを用いる、医療用流体、例えば生理食塩水又は液体医薬の患者への点滴を含む。取付具は、一般に、国際標準化機構(ISO)規格に従う「ルアー・テーパ」を有する相互接続可能な雄及び雌無針コネクタを含む。あるコネクタは、コネクタが接合コネクタから切り離されるときに、取り付けられたチューブからの流体の漏れを防止するための自己封止機構を有する。
図1A及び図1Bに示される1つの従来の無針弁は、可撓性の材料で作られた折り畳み式内部弁を有する。雄ルアーコネクタの先端によって弁の頂に力が加えられるとき、弁は、弁の「頭部」といわれる上部に位置する「笑顔形状の切れ込み」で折り重なり、それによって、コネクタを通る流路を開く。しかしながら、この種のコネクタの寸法は低減されているので、可撓性弁の挙動はサイズを変更できない可能性があり、単一の笑顔形状の切れ込みを有する弁は、所望の力の量で折り重ならない可能性がある。
ほとんどの無針コネクタは、以前に接合されたコネクタからコネクタが取り外されるときに、ある程度の量の流体を捕捉する。医療用流体には時間と共に劣化するものがあるので、この捕捉された流体は、患者に危険を及ぼし得る。
本明細書に開示される自己封止無針雌ルアーコネクタは、同種の従来のコネクタと比べて寸法が低減され、したがって、取り外されるとコネクタ内に低減された量の流体を捕捉することができる。また、開示されるコネクタは、標準的な雄ルアー取付具を受容し、使用の前にポートが消毒され得るように、コネクタが起動状態にされていないときに連続的な外部表面を備える自己封止ポートを、ポートに提供する。
ある実施例において、封止隆線を備える内部空洞と、ポートと、出力流路と、ポートと出力流路との間の流体流路と、を有する本体を含む無針コネクタが開示される。また、コネクタは、空洞内に配置される折り畳み式弁を含む。弁は、中心軸と肩部とを有し内部空気空間を画定する円筒状壁であって、肩部は流体流路を遮断するように本体の隆線に封止接触するように構成される、円筒状壁と、壁に固定して取り付けられる頭部と、を有する。頭部は、頭部の両側に配置される第1及び第2の笑顔形状の切れ込みを有する。
ある実施例において、中心軸を有し内部空気空間を画定する円筒状壁と、壁に固定して取り付けられる頭部と、を含む折り畳み式弁が開示される。頭部は、頭部の両側に配置される第1及び第2の笑顔形状の切れ込みを有する。
更なる理解をもたらすために含まれ、本明細書の一部に組み込まれ、それを構成する添付図面は、開示される実施例を例示し、記載と共に、開示される実施例の原理を説明する役目を果たす。
従来の無針コネクタの断面図である。 従来の無針コネクタの断面図である。 本開示のある態様による典型的な無針コネクタの断面図である。 本開示のある態様による典型的な無針コネクタの断面図である。 本開示のある態様による弁の頭部の様々な実例の実施例の側面図である。 本開示のある態様による弁の頭部の様々な実例の実施例の側面図である。 本開示のある態様による弁の頭部の様々な実例の実施例の側面図である。
ISO規格を満たす雄ルアー取付具を受容し、一方、コネクタの寸法、したがってコネクタ内の流体の容積が従来のコネクタと比べて低減された自己封止無針コネクタを提供することは有利である。
以下の詳細な説明において、本開示の十分な理解を提供するために数々の具体的詳細が説明される。しかしながら、本開示の実施例は、具体的詳細のいくつかがなくても実施され得ることは、当業者にとって明らかであろう。他の例において、よく知られた構造及び技術は、本開示を不明瞭にしないように、詳細に示されていない。参照される図面において、類似した番号が付された要素は、同一であるか又は本質的に同様である。参照番号は、共通する要素の別個の例を示すために添付される文字の添え字を有してもよいが、添え字の文字を伴わない同一の番号によって総称的に言及される。
図1A及び図1Bは、従来の無針コネクタ10の断面図である。図1Aを参照すると、コネクタ10は、本体50の空洞51内に配置される折り畳み式弁20を含む。弁20は、コネクタ10が非起動状態にされているとき、即ち接合コネクタに接続されていないときに空洞51内の隆線54と連続的に接触し、コネクタ10を通る流体流路を遮断する一次シールを形成する肩部30を有する。弁20は、円筒状壁28によって空洞51から分離される内部空気空間32を有する。空気空間32は、空気流路70によって示されるように、本体50の雄ルアー取付具39を取り巻くねじ式のコネクタ38内の空気通路56及び外部空洞58を通って周囲環境に通気される。また、弁20は、一方の側に形成される「笑顔形状の切れ込み」26と、コネクタ10が非起動状態にされたときに、空洞51のポート52と概して同一平面に位置付けられる頂面24とを備える中実の頭部22を有する。頂面24のエッジは、ポート52にシールを形成する。頂面24は連続的であり、即ち、細菌又は他の汚染物質を捕捉し得る表面にスリット又は穿通がない。従来のコネクタ10は、L1の代表的な全長を有する。ある従来の弁において、L1=3.363cm(1.324インチ)である。
図1Bは、起動状態にされた位置における弁10を示し、即ち、雄ルアー取付具2は、ポート52でコネクタ10に封止状に連結される。雄ルアー取付具2の先端は、外部表面24を下方に移動させ、加えられた力は、頭部22を笑顔形状の切れ込み26に向かって曲げ、且つ円筒状壁28を曲げる。2つの外部くぼみ40(破線で示される)は、壁28の外部表面(図1Bの断面図には見られない)に位置する。くぼみ40は、予測可能な程度の力で壁28の折り畳みが生じるように調整する。起動状態にされた構成において、空洞51を通る雄ルアー取付具2の内腔3から、ベース部分内の通路62を通って、接続される雌ルアー取付具4の流路5に流体連結される、雄取付具39の出力流路64を通って出る、流体流路80によって示されるように、流体がコネクタ10を通って流れ得るように、肩部30と隆線54との間の一次シールは、開放される。空気は、弁20が折り畳まれる際に空気流路70に沿って空気室32から出ていく。
図1A及び図1Bの従来の無針コネクタ10は、雄ルアー取付具の接続及び取り外しを可能にし、コネクタ10に接合される取付具がないときに流路を封止する一方で、一般に、無針コネクタ内に含有される流体の量ができる限り少ないことが所望される。そのために、開示される無針コネクタ100は、従来のコネクタ10に比べて流体の内部容積がより小さくなる、より小さい本体の改善により、同一の雄ルアー取付具の接続及び取り外しを可能にし、且つ接合される取付具がないときに流路を封止する、同一の機能性を提供する。コネクタ内に捕捉されたままの医薬は、コネクタが生理食塩水のような医療液体で洗い流されない限り、患者に達しない可能性があるので、無針コネクタの液体容積を低減させると、患者に達する医薬の量が増大する。加えて、医薬は経時で劣化する可能性があり、コネクタは、無針コネクタによる医薬の投与の後に必ずしも洗い流されないので、コネクタ内の医薬の捕捉容積を低減させると、後になって患者に達する可能性のある劣化する医薬の量を、必然的に低減させる。
図2A及び図2Bは、本開示のある態様による典型的な無針コネクタ100の断面図である。コネクタ100は、空洞151を画定する本体150を有する。コネクタ100は、特徴的長さL1と同一の特徴部を参照する特徴的長さL2を有し、これはL1よりも短い。ある実施例において、L2はL1の90%未満である。ある実施例において、L2=3.048cm(1.200インチ)である。より小さい本体150は、従来のコネクタ10の本体50より少ない流体を含有する。コネクタ100の本体150は、コネクタの本体150に概して類似するが、ポート152及び雄ルアー取付具139は、コネクタ10のポート52及び取付具39と同一のISO規格に合う。ある実施例において、雄ルアー取付具139は、例えば、コネクタ100がIVセットに組み込まれるときにある長さのチューブの端部を受容するチューブ・コネクタ(不図示)に置き換えられてもよい。
コネクタ100のサイズはコネクタ10に比べて低減されるので、弁120の外部である空洞151の容積もまた、コネクタ10に比べて低減される。本体150の壁厚及びいくつかの内部特徴部は、本体50と同一のままでなければならないので、例えば、成形過程において溶融プラスチックが流れるための最小厚さを提供するために、流体容積の低減は、直線寸法の低減よりも比例的に大きい可能性がある。ある実施例において、流体容積の低減は40%であってもよく、一方、直線寸法L2対L1の低減は10%だけであってもよい。
コネクタ100は、コネクタ10の弁20に概して類似する、空洞151内に配置される弁120を有する。弁120は、可撓性材料、例えばシリコーンを含む。弁120は、中心軸101と、両側に2つの笑顔形状の切れ込み126、128を備える頭部122と、を有する。笑顔形状の切れ込みの詳細は、図3から図5でより詳細に検討される。
図3から図5は、本開示のある態様による弁の様々な実例の実施例の断面図である。図3は、図2の弁120に類似する弁200の頭部222を示す。弁200は、弁200の中心軸201から等間隔であり共通の深さD2を有する2つの同一の笑顔形状の切れ込み210有する。笑顔形状の切れ込み210は、一様な外形を有し、即ち、形状は、頭部222の全体にわたって、且つ笑顔形状の切れ込みの長さ全体にわたって、同一である。図3において、笑顔形状の切れ込みの長さ、幅、及び深さの方向は、図3内の座標の説明によって示され、曲線状の矢印は、長さ「L」が図面の平面内に向けられているように定義されることを示す。笑顔形状の切れ込みの長さは、最大深さDで測定される際の長さLの方向における一様な外形の値として定義される。ある実施例において、深さD2は、外形の中心で定義される。ある実施例において、外形は対称である。ある実施例において、外形は対称ではない。ある実施例において、外形は一定の半径を有する。ある実施例において、外形は可変の半径を有する。ある実施例において、D2は、頭部222の直径D1の30%以下である。ある実施例において、D2は、D1の25%以下である。ある実施例において、D1=0.381cm(0.150インチ)である。ある実施例において、D2=0.097cm(0.038インチ)である。
図4は、図2の弁120に類似する弁300の頭部322を示す。弁300は、頭部322の両側に配置されそれぞれ深さD3、D4を持つ笑顔形状の切れ込み310、315を有する。ある実施例において、D3は、D1の30%以上であり、一方、D4は、D1の25%以下である。この実例において、笑顔形状の切れ込み315は、笑顔形状の切れ込み310から中心軸301に沿って軸方向にオフセットされる。この実例において、笑顔形状の切れ込み310、315はそれぞれ放物線状の外形を有し、笑顔形状の切れ込み310の外形は、笑顔形状の切れ込み315と同一の外形ではない。ある実施例において、D3及びD4は等しく、一方、笑顔形状の切れ込み310、315は、笑顔形状の切れ込み310、315の各々の幅W3、W4が等しくないように、異なる放物線状の外形を有する。ある実施例において、W3及びW4は等しい。
図5は、図2の弁120に類似する弁400の頭部422を示す。弁400は、頭部422の両側に配置される笑顔形状の切れ込み410、412を有する。この実例において、笑顔形状の切れ込み410、412は、異なる深さD5、D6と軸方向に位置合わせされる。ある実施例において、D5は、D1の50%以上である。ある実施例において、D6は、D1の20%以下である。この実例において、笑顔形状の切れ込み410は、放物線状の外形を有し、一方、笑顔形状の切れ込み412は、一定の半径の外形を有する。
無針コネクタの開示される実施例は、低減された流体の内部容積を有し、一方、従来の無針コネクタと同一のサイズ及び構成の自己封止接続ポートを提供することが分かり得る。流体容積のこの低減は、IVライン又はシリンジのような容器に取り付けられたコネクタが開示される無針コネクタから取り外されるときに、開示される無針コネクタ内に捕捉されたままである流体の量を、低減させる。どの無針コネクタにおいてもある程度の量の流体は不可避に残存するものの、コネクタ内に捕捉されたままである流体の量を低減させると、患者に達する投与される医薬の量が増大する。加えて、医薬は経時で劣化する可能性があるので、コネクタ内の医薬の捕捉容積を低減させると、後になって患者に達する可能性のある劣化する医薬の量を、必然的に低減させる。
以前の説明は、当業者が本明細書に記載される様々な態様を実施可能にするために提供される。一方、前述のものは、ベストモード及び/又は他の実例であるとみなされるものを説明しており、これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、且つ本明細書に規定される包括的な原理は、他の態様にも適用し得ることが理解されよう。したがって、特許請求の範囲は、本明細書中に示される態様に限定されることは意図されず、しかし、特許請求の範囲と一貫性のある全範囲が与えられ、単数形の要素への言及は、特にそのように記載されない限り、「1つ及び1つだけ」を意味することは意図されず、むしろ、「1つ又は複数」を意味することが意図される。特に別なように記載されることなしに、用語「1組の」、及び「いくつかの」は、1つ又は複数を指す。男性形の代名詞(例えば、彼の)は、女性及び中性の性(例えば、彼女の及びその)を含み、その逆もある。見出し及び副見出しは、若しあるならば、利便性のためにのみ使用され、発明を限定するものではない。
記載されるプロセスにおける工程の特定の順番又は階層は、典型的な取り組みの例示であることを理解されたい。設計の好みに基づいて、プロセスにおける工程の特定の順番又は階層は、再配列されてもよいことを理解されたい。工程のいくつかは、同時に実行されてもよい。添付の方法の請求項は、見本の順番における様々な工程の要素を示し、示される特定の順番又は階層に限定されることを意味しない。
本開示において使用されるような「頂」、「底」、「前」、「後」、及び同様のもののような用語は、通常の重力の基準系に対してよりも、任意の基準系を言及するものとして理解されるべきである。したがって、頂面、底面、前面、及び裏面は、重力の基準系において、上方、下方、斜め、又は水平に延びていてもよい。
「態様」のような表現は、そのような態様が対象の技術の本質であること又はそのような態様が対象の技術の全ての構成に適用されることを暗示しない。態様に関連する開示は、全ての構成に適用されてもよく、又は1つ若しくは複数の構成に適用されてもよい。ある態様のような表現は、1つ又は複数の態様を指し得、その逆もある。「実施例」のような表現は、そのような実施例が対象の技術の本質であること、又はそのような実施例が対象の技術の全ての構成に適用されることを暗示しない。実施例に関連する開示は、全ての実施例、或いは1つ又は複数の実施例に適用され得る。1つの実施例のような表現は、1つ又は複数の実施例を指す可能性があり、その逆もある。
単語「典型的な」は、本明細書において、「実例又は例示として機能する」ことを意味するように使用される。本明細書中で「典型的な」として記載されるいかなる態様又は設計も、他の態様又は設計よりも好ましい又は有利であるとして必ずしも解釈されない。
当業者に知られている、又は後に知られるようになる、本開示を通して記載される様々な態様の要素の全ての構造的及び機能的均等物は、参照によって本明細書に明示的に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。更に、本明細書に開示されるものは何ら、そのような開示が特許請求の範囲に明らかに列挙されているかどうかにかかわらず、公衆にささげられることが意図されていない。要素が表現「ための手段(means for)」を使用して明示的に列挙されるか、又は方法クレームの場合に、要素が表現「ための工程(step for)」を使用して列挙されるかしない限りは、特許請求の範囲のいずれの要素も、米国特許法第112条第6段落の規定に基づいて解釈されない。その上に、用語「含む(include)」、「有する(have)」又は同様のものが明細書又は特許請求の範囲において使用される範囲においては、そのような用語は、用語「備える(comprise)」と同様にして、請求項において転換句として採用されるときに「備える(comprise)」が解釈されるように、包括的であることが意図される。

Claims (16)

  1. 封止隆線を備える内部空洞と、ポートと、出力流路と、前記ポートと出力流路との間の流体流路と、を有する本体と、
    前記空洞内に配置される折り畳み式弁(300、400)と、
    を備え、前記弁(300、400)は、
    中心軸(301、401)と肩部とを有する円筒状壁であって、前記肩部は、前記流体流路を遮断するように、前記本体の前記隆線に封止接触する、円筒状壁と、
    前記壁に固定して取り付けられる頭部(322、422)と、
    を備え、前記頭部(322、422)は、
    直径(D1)と、第1の曲線状の切り欠き(310、410)と、第2の曲線状の切り欠き(315、415)とを有し、
    前記第1の曲線状の切り欠き(310、410)は、第1の深さ(D3、D5)を有し、前記第2の曲線状の切り欠き(315、412)は、第2の深さ(D4、D6)を有し、前記第1の曲線状の切り欠き(310,410)は、前記頭部(322、422)の前記第2の曲線状の切り欠き(315、412)の反対に配置される、無針コネクタ。
  2. 前記第1の深さは、前記直径の50パーセント以上であり、前記第2の深さは、前記直径の20パーセント以下である、請求項1に記載の無針コネクタ。
  3. 前記第1の深さは、前記直径の30パーセント以上であり、前記第2の深さは、前記直径の25パーセント以下である、請求項1に記載の無針コネクタ。
  4. 前記第1の曲線状の切り欠きは、第1の幅を有し、前記第2の曲線状の切り欠きは、前記第1の幅よりも小さい第2の幅を有する、請求項1に記載の無針コネクタ。
  5. 前記第1の曲線状の切り欠きの第1の外形及び第2の曲線状の切り欠きの第2の外形は、一様な外形を有する、請求項1に記載の無針コネクタ。
  6. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形はそれぞれ、一定の曲率を備える、請求項1に記載の無針コネクタ。
  7. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形は、可変の曲率を備える、請求項1に記載の無針コネクタ。
  8. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形は、放物線を含む、請求項1に記載の無針コネクタ。
  9. 前記第2の曲線状の切り欠きの最大深さの点は、前記第1の曲線状の切り欠きの最大深さの点から前記中心軸に沿って軸方向にオフセットされる、請求項1に記載の無針コネクタ。
  10. 中心軸(301、401)を有する円筒状壁と、
    前記壁に固定して取り付けられる頭部(322、422)と、
    を備え、前記頭部(322、422)は、
    直径と、第1の深さ(D3、D5)を有する第1の曲線状の切り欠き(310、410)と、第2の深さ(D4、D6)を有する第2の曲線状の切り欠き(315、412)とを有し、前記第1の曲線状の切り込み(310,410)は、前記頭部(322、422)の前記第2の曲線状の切り欠き(315、412)の反対に配置され、前記第1の曲線状の切り欠きは、第1の幅を有し、前記第2の曲線状の切り欠きは、前記第1の幅よりも小さい第2の幅を有する、折り畳み式弁(300、400)。
  11. 前記第1の深さは、前記直径の30パーセント以上であり、前記第2の深さは、前記直径の25パーセント以下である、請求項10に記載の折り畳み式弁。
  12. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きは、一様な外形を有する、請求項10に記載の折り畳み式弁。
  13. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形はそれぞれ、一定の曲率を備える、請求項10に記載の折り畳み式弁。
  14. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形は、可変の曲率を備える、請求項10に記載の折り畳み式弁。
  15. 前記第1及び第2の曲線状の切り欠きの少なくとも1つの外形は、放物線を含む、請求項10に記載の折り畳み式弁。
  16. 前記第2の曲線状の切り欠きの最大深さの点は、前記第1の曲線状の切り欠きの最大深さの点から前記中心軸に沿って軸方向にオフセットされる、請求項10に記載の折り畳み式弁。
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