JP2022016332A - ベルトサンダ用の着脱式ダストカバー、および、ベルトサンダ - Google Patents

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Abstract

Figure 2022016332000001
【課題】 ベルトサンダにおいて、サンディングベルトの交換時の作業性を低下させることなく、粉塵の発散を抑制する。
【解決手段】 ベルトサンダ用の着脱式ダストカバーは、第1の方向と、該第1の方向に直交する第2の方向と、に延在する板状部分を有するカバー本体を備える。
着脱式ダストカバーは、さらに、弾性を有する第1の弾性部と、弾性を有する第2の弾性部と、を備える。第1の弾性部および第2の弾性部は、第1の方向に互いから離間しており、また、第1の方向に見たときに、第1の方向と第2の方向とに直交する第3の方向において板状部分に対して同じ側に位置している。第1の弾性部は、第1の方向のうちの第2の弾性部から第1の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能である。第2の弾性部は、第1の方向のうちの第1の弾性部から第2の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能である。
【選択図】図5

Description

本発明はベルトサンダに関する。
木工製品や金属製品を研磨する工具として、ベルトサンダが知られている。種々の型式のベルトサンダが存在するが、そのうちの1つの型式として、アームを有するベルトサンダが知られている。この型式のベルトサンダは、ユーザによって把持されるための把持部と、モータによって回転駆動される駆動ローラと、アームと、アームの先端に設けられた従動ローラと、駆動ローラと従動ローラとの間に掛け渡される無端のサンディングベルトと、を備えている。駆動ローラと従動ローラとの間で回転する無端のサンディングベルトを被研磨物に接触させることによって、被研磨物を研磨できる。
この種のベルトサンダでは、駆動ローラのうち、その回転軸線が延在する方向(以下、軸線方向と呼ぶ)の外側は、安全規格での規定に従ってカバー(一般的には、安全カバーと称される)で覆われる。例えば、下記の特許文献1は、上記の安全カバーに加えて、駆動ローラとサンディングベルトの一部分とをサンディングベルトの回転方向に沿って略U字形状に取り囲むカバー(一般的には、プーリカバーと称される)を備えるベルトサンダを開示している。このベルトサンダでは、安全カバーとプーリカバーとの間には、軸線方向に開口する略U字状の隙間が確保されている。サンディングベルトが消耗したときには、ユーザは、この隙間を利用してサンディングベルトの取り替えを容易に行うことができる。
特開2002-233942号
しかしながら、特許文献1に記載されたベルトサンダでは、サンディングベルトによる研磨によって発生する粉塵が上記の隙間を介してベルトサンダの外部へ発散するので、作業環境が悪くなるおそれがある。このため、サンディングベルトの交換時の作業性を低下させることなく、粉塵の発散を抑制することが望まれる。
本発明の一態様によれば、ベルトサンダ用の着脱式ダストカバーが提供される。この着脱式ダストカバーは、カバー本体を備えている。カバー本体は、第1の方向と、第1の方向に直交する第2の方向と、に延在する板状部分を有している。着脱式ダストカバーは、さらに、弾性を有する第1の弾性部と、弾性を有する第2の弾性部と、を備えている。第1の弾性部および第2の弾性部は、第1の方向に互いから離間しており、第1の方向に見たときに、第1の方向と第2の方向とに直交する第3の方向において板状部分に対して同じ側に位置している。第1の弾性部は、第1の方向のうちの第2の弾性部から第1の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能であり、第2の弾性部は、第1の方向のうちの第1の弾性部から第2の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能である。
この着脱式ダストカバーは、例えば、モータと、モータの駆動力によって回転軸線を中心に回転するように構成された駆動ローラと、アームと、従動ローラと、駆動ローラと従動ローラとの間に掛け渡される無端のサンディングベルトと、駆動ローラとサンディングベルトの一部分とをサンディングベルトの回転方向に沿って略U字形状に取り囲む第1のカバーと、を備えるベルトサンダとともに使用することができる。具体的には、着脱式ダストカバーは、アームが延在する方向が第2の方向になり、かつ、回転軸線が延在する方向が第3の方向になり、かつ、第1の弾性部および第2の弾性部が第1のカバーを挟み込むように、ベルトサンダへ装着され得る。着脱式ダストカバーをこのようにしてベルトサンダに装着すると、着脱式ダストカバーは、第1の弾性部および第2の弾性部が第1のカバーによって押圧されて弾性変形し、当該弾性変形の復元力によってカバー本体と第1のカバーとの位置関係が保持される。この態様の着脱式ダストカバーによれば、駆動ローラの周囲を隙間なく覆うことが可能であり、粉塵の発散を抑制することができる。しかも、この着脱式ダストカバーは、第1の弾性部および第2の弾性部の弾性変形を利用して簡単に着脱可能であるから、サンディングベルトの交換時には、工具を使用せずとも取り外すことができる。したがって、サンディングベルトの交換時の作業性も低下しない。なお、上記の略U字状とは、第1の直線部分と、第2の直線部分と、第1の直線部分と第2の直線部分とを連結する部分(円弧状であってもよいし、直線上であってもよい)と、を有する形状をいい、第1の直線部分および第2の直線部分は、互いに長さが異なっていてもよい。
本発明の一態様によれば、第1の弾性部および第2の弾性部は、第2の方向における同一の位置に配置されていてもよい。この態様によれば、着脱式ダストカバーの装着時において、第1の弾性部および第2の弾性部は、弾性変形の復元力によって、第2の方向における同一の位置で反対向きに第1のカバーを押圧できる。このため、カバー本体が回転する方向に復元力が作用せず、その結果、カバー本体と第1のカバーとの位置関係を安定的に保持できる。また、カバー本体と第1のカバーとの寸法関係に誤差が生じても、その誤差を第1の弾性部および第2の弾性部の弾性変形によって吸収できる。したがって、カバー本体および第1のカバーに要求される寸法の精度を低くできる。
本発明の一態様によれば、着脱式ダストカバーは、第1の弾性部を着脱可能に保持する第1の保持部と、第2の弾性部を着脱可能に保持する第2の保持部と、を備えていてもよい。この態様によれば、第1の弾性部および第2の弾性部が劣化または損傷した場合、第1の弾性部および第2の弾性部のみを取り替えれば、着脱式ダストカバーを継続して使用することができる。このため、ユーザの利便性が向上する。
本発明の一態様によれば、第1の弾性部および第2の弾性部の各々はラバーピンであってもよい。この態様によれば、安価な汎用品であるラバーピンを利用して、着脱式ダストカバーを安価かつ容易に製造できる。また、ラバーピンは入手しやすいので、交換が必要になった際のユーザの利便性も向上する。
本発明の一態様によれば、第1の保持部および第2の保持部の各々は、ラバーピンを部分的な嵌合状態で保持するための溝を備えていてもよい。この態様によれば、簡単な構造でラバーピンを着脱可能にできる。
本発明の一態様によれば、溝は、溝が延在する方向の一方側が閉塞していてもよく、他方側が開口していてもよい。この態様によれば、一方側の閉塞した部分に当接するようにラバーピンを配置すれば、ラバーピンを容易に位置決めできる。この態様は、第1の弾性部および第2の弾性部を第2の方向における同一の位置に配置する場合に特に有効である。
本発明の一態様によれば、カバー本体は、板状部分の外縁部から第3の方向に延在する周壁部分を備えていてもよい。周壁部分は、第3の方向において板状部分に対して第1の弾性部および第2の弾性部と同じ側に位置していてもよい。この態様の着脱式ダストカバーは、周壁部分が第1のカバーの外縁部を外側から覆うようにベルトサンダへ装着され得る。この態様によれば、粉塵の発散をいっそう抑制することができる。また、着脱式ダストカバーの装着時に、第1のカバーと着脱式ダストカバーとの位置合わせが行いやすくなる。
本発明の一態様によれば、カバー本体を備えるベルトサンダ用の着脱式ダストカバーが提供される。この着脱式ダストカバーは、弾性を有する第1の弾性部と、弾性を有する第2の弾性部と、を備えている。着脱式ダストカバーは、第1の弾性部と第2の弾性部とがベルトサンダの一部分を挟み込むようにカバー本体を配置したときに第1の弾性部および第2の弾性部がベルトサンダの一部分によって押圧されて弾性変形し、弾性変形の復元力によってカバー本体とベルトサンダの一部分との位置関係が保持されるように構成される。このような着脱式ダストカバーによっても、上述した効果が得られる。
本発明の一態様によれば、上述したいずれかの態様の着脱式ダストカバーを備えるベルトサンダが提供されてもよい。
本発明の一態様によれば、ベルトサンダは、上記の第1のカバーに加えて、第2のカバーを備えていてもよい。第2のカバーは、回転軸線と略直交するように配置され、駆動ローラを覆ってもよい。第1のカバーと第2のカバーとの間には、第3の方向(換言すれば、回転軸線が延在する方向)に見て、第2のカバーの外縁に沿って隙間が形成されてもよい。着脱式ダストカバーは、ベルトサンダへの装着時において、第2のカバーと上記隙間とを覆うように配置されてもよい。この態様によれば、着脱式ダストカバーを取り外した状態では、第1のカバーと第2のカバーとの隙間を介してサンディングベルトの交換を行うことができる。また、着脱式ダストカバーを取り付けた状態では、着脱式ダストカバーによって第2のカバーと隙間とが覆われるので、隙間を介して粉塵が発散することを抑制できる。
本発明の一態様によれば、第1のカバーは、サンディングベルトと反対側に突出する突出部を備えていてもよい。カバー本体は、着脱式ダストカバーのベルトサンダへの装着時に、第2の方向において突出部に隣接するとともに第2の方向に見て突出部とオーバラップする位置まで第3の方向に延在する位置決め部を備えていてもよい。この態様によれば、着脱式ダストカバーの装着時において、第1のカバーの突出部と、着脱式ダストカバーの位置決め部と、の位置合わせを行うことによって、第1のカバーと着脱式ダストカバーとの位置合わせを容易に行うことができる。
本発明の一実施形態によるベルトサンダの斜視図である。 ベルトサンダの側面図である。 ベルトサンダの平面図であり、一部を断面で示している。 着脱式ダストカバーの斜視図である。 ベルトサンダに着脱式ダストカバーを取り付ける様子を示す図である。 着脱式ダストカバーが取り付けられたベルトサンダの斜視図である。 着脱式ダストカバーが取り付けられたベルトサンダの側面図である。 着脱式ダストカバーが取り付けられたベルトサンダの平面図であり、一部を断面で示している。
図面を参照して、本発明の一実施形態であるベルトサンダ10の概略構成について説明する。図1~3に示すように、ベルトサンダ10は、ハンドルハウジング20と、アーム41と、従動ローラ42と、駆動ローラ43(図3参照)と、サンディングベルト44と、電動モータ50(図3参照)と、を備えている。ハンドルハウジング20は、所定方向に延在する細長い形状を有している。ハンドルハウジング20は、ベルトサンダ10の使用時においてユーザによって把持されるために設けられる。アーム41は、所定方向に延在する細長い棒状の形状を有している。図1~3に示す状態では、アーム41は、ハンドルハウジング20が延在する方向と略同一の方向に延在している。ただし、本実施形態では、アーム41は、ハンドルハウジング20に対して枢動可能に構成されている(詳細は後述)。以下の説明では、特に断らない限り、アーム41が図1~3に示す枢動位置にあるものとして、ベルトサンダ10の構成要素の位置関係および向きに言及する。
図3に示すように、電動モータ50のモータシャフト51には、駆動ローラ43が連結されている。このため、駆動ローラ43は、電動モータ50の回転駆動力によって回転軸線52を中心に回転可能に構成される。アーム41の先端には、従動ローラ42が回転可能に設けられている。従動ローラ42と駆動ローラ43との間には、無端のサンディングベルト44が掛け渡されている。電動モータ50が駆動されると、サンディングベルト44は、従動ローラ42と駆動ローラ43との間で矢印A1(図1および図2参照)の方向に回転する。
以下の説明では、便宜上、ハンドルハウジング20とアーム41とが略一直線になる状態(つまり、図1~3に示す状態)において、駆動ローラ43が回転するときにサンディングベルト44が駆動ローラ43から従動ローラ42に向けて進む側を上側と定義し、サンディングベルト44が従動ローラ42から駆動ローラ43に向けて進む側を下側と定義する(図1および図2参照)。さらに、ハンドルハウジング20が延在する方向を前後方向と定義する。前後方向のうち、ハンドルハウジング20に対して電動モータ50が位置する側を前側と定義し、ハンドルハウジング20に対して電動モータ50と反対側を後側と定義する(図3参照)。さらに、回転軸線52が延在する方向を左右方向と定義する。左右方向のうち、電動モータ50が位置する側を左側と定義し、駆動ローラ43が位置する側を右側と定義する(図3参照)。
図1および図3に示すように、ハンドルハウジング20の後端には、コントローラハウジング21が連結されている。コントローラハウジング21内には、電動モータ50への電力供給を制御するコントローラ(図示せず)が収容されている。コントローラハウジング21の後端には、バッテリ装着部30が設けられている。バッテリ装着部30は、電動モータ50の電力源としてのバッテリ35をスライド式に受け入れるように構成されている。
ハンドルハウジング20の前側かつ下側には、トリガ式の操作部材25が設けられている。ユーザが操作部材25を引き操作すると、ハンドルハウジング20内に収容されたスイッチボックス(図示せず)から所定の信号がコントローラに送出される。コントローラは、この信号を受け付けると、バッテリ35から電動モータ50に電力を供給して、電動モータ50を駆動する。これによって、駆動ローラ43が駆動され、サンディングベルト44が従動ローラ42と駆動ローラ43との間で回転される。
図3に示すように、電動モータ50は、モータハウジング22に収容されている。モータハウジング22は、ハンドルハウジング20の前方に位置している。モータハウジング22は、左側が閉塞された有底筒状の形状を有している。モータハウジング22の右側はブラケット23で閉塞されている。ブラケット23の右面上にはフランジ60が配置される。
図1および図2に示すように、フランジ60は、回転軸線52に直交する方向に延在しており、左右方向に見て略扇形状を有している。フランジ60には、回転軸線52を中心とする円弧形状の長孔61が形成されている。長孔61は、フランジ60を左右方向に貫通している。ブラケット23から右側に突出するボス(図示せず)が長孔61を貫通しており、このボスには、ロックレバー62の六角ボルトが螺合される。ロックレバー62を締め付けると、フランジ60がブラケット23側に押圧され、フランジ60とブラケット23との位置関係が固定される。ロックレバー62を緩めると、フランジ60は、長孔61が形成された角度範囲で回転軸線52を中心として枢動することができる。
図1~3に示すように、ベルトサンダ10は、さらに第1のカバー70を備えている。第1のカバー70は、フランジ60と一体成形されている。第1のカバー70は、フランジ60の径方向内側の部分から前側に向けて延在している。第1のカバー70内には、アーム41を左右方向に挟持して保持するアームホルダ45が配置される。このため、フランジ60を枢動させると、フランジ60と一体成形された第1のカバー70も一体的に枢動し、ひいては、アーム41も一体的に枢動する。
図1に示すように、第1のカバー70は、その上側、下側、左側および後側が閉じられており、右側と前側が開口している。第1のカバー70は、上面71と下面72と湾曲面73とを備えている。上面71および下面72の各々は、サンディングベルト44と略平行に前後方向に延在する長尺形状を有している。湾曲面73は、フランジ60の径方向内側の縁部から右側に向けて延在しており、当該縁部に沿って円弧状に形成されている。この湾曲面73は、上面71と下面72とを上下方向に連結している。第1のカバー70は、上面71、下面72および湾曲面73によって、駆動ローラ43とサンディングベルト44の一部分(より具体的には、サンディングベルト44のうちの後側に位置する約半分)を略U字状に取り囲んでいる。この第1のカバー70は、一般的には、プーリカバーなどとも称される。本実施形態では、上面71の前後方向の長さと、下面72の前後方向の長さは同じであるが、これらは互いに異なっていてもよい。例えば、下面72の前後方向の長さは、上面71の前後方向の長さよりも小さくてもよい。
図1~3に示すように、駆動ローラ43の右側は、回転軸線52と略直交するように配置された平板状の第2のカバー80によって覆われている。第2のカバー80は、第1のカバー70に形成されたボスにボルト81が螺合することによって、第1のカバー70に取り付けられている。第2のカバー80は、左右方向に見て、第1のカバー70の内側縁部に追従する形状を有している。第1のカバー70と第2のカバー80との間には、左右方向に見て略U字状の隙間が形成されている。第2のカバー80の前側に位置するとともに前後方向に延在するアームホルダ45と、第1のカバー70と、の間にも隙間が、前後方向に沿って、アームホルダ45の上方および下方に形成されている。この第2のカバー80は、ユーザの衣服などが駆動ローラ43とサンディングベルト44との間に巻き込まれることを防止するために設けられており、一般的には、安全カバーなどとも称される。
図3に示すように、第1のカバー70内には、さらに、テンショナ46と圧縮バネ47とが収容されている。圧縮バネ47は、テンショナ46を介して、アーム41を前側に付勢している。これによって、従動ローラ42と駆動ローラ43との間でサンディングベルト44のテンションが適正に保たれる。
サンディングベルト44が消耗した場合、以下のようにしてサンディングベルト44を交換することができる。まず、ユーザは、上面71の前端に配置されたカムレバー48を反時計回りに枢動させる。これにより、カムレバー48と連動するカム機構(図示せず)が、圧縮バネ47の付勢力に抗って、テンショナ46を後側に変位させる。その結果、サンディングベルト44のテンションが緩むので、第1のカバー70と、第2のカバー80およびアームホルダ45と、の間の上述した隙間からサンディングベルト44を取り外すことができる。そして、上記隙間を介して新たなサンディングベルト44を従動ローラ42と駆動ローラ43との間に掛け渡し、カムレバー48を元の位置に戻すと、サンディングベルト44のテンションが再び適正に確保される。
図1および図2に示すように、第1のカバー70の上面71には突出部76が形成されている。突出部76は、上面71の先端部付近かつカムレバー48の後側に位置しており、上側(換言すれば、サンディングベルト44と反対側)に向けて突出している。
図1および図2に示すように、第1のカバー70には集塵ノズル75が設けられている。集塵ノズル75の内部は、第1のカバー70の内部空間と連通している。集塵ノズル75には、集塵機(図示せず)に接続されるホース(図示せず)を取り付けることができる。
上述したベルトサンダ10には、着脱式ダストカバー100(以下、単にダストカバー100と呼ぶ)を取り付けることができる。以下、ダストカバー100について図4~8を参照して説明する。ダストカバー100を示す図4における方向表示は、ダストカバー100をベルトサンダ10に取り付けた状態における方向を表している。図4に示すように、ダストカバー100は、カバー本体110を備えている。カバー本体110は、板状部分120と周壁部分130とを備えている。
図4に示すように、板状部分120は、ダストカバー100をベルトサンダ10に取り付けた状態(以下、単に取付状態と呼ぶ)において、上下方向と前後方向とに延在する。板状部分120は、前後方向を長手方向とする長尺形状を有しており、左右方向に見て、第1のカバー70よりも僅かに大きく形成されている。板状部分120の後端は、第1のカバー70の湾曲面73に追従する形状を有している。板状部分120の左面には、後端付近で前後方向を長手方向として長円状に延在する凹部121が形成されている。凹部121は、ダストカバー100を図5に矢印A2で示すように右側から第1のカバー70に被せるように取り付けた際に、板状部分120とボルト81との干渉を避けるために設けられる。
図4に示すように、周壁部分130は、板状部分120の外縁部から左側(換言すれば、板状部分120が延在する方向に直交する方向)に延在している。周壁部分130は、板状部分120の外縁部のうちの上側、後側および下側の全体にわたって形成されており、前側には形成されていない。周壁部分130は、周壁部分130の先端から基端(換言すれば、板状部分120の外縁部)に向けて切り欠かれた切欠部131,132,133を有している。切欠部131は、取付状態において周壁部分130と集塵ノズル75との干渉を避けるために設けられる。同様に、切欠部132は、取付状態において周壁部分130と突出部76との干渉を避けるために設けられ、切欠部133は、取付状態において周壁部分130とカムレバー48との干渉を避けるために設けられる。
図4に示すように、ダストカバー100は、さらに、第1の保持部140aと第2の保持部140bとを備えている。第1の保持部140aおよび第2の保持部140bは、後述する第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bをそれぞれ着脱可能に保持する部分である。第1の保持部140aおよび第2の保持部140bは、上下方向に離間している。また、第1の保持部140aおよび第2の保持部140bは、上下方向に見たときに、左右方向において板状部分120に対して同じ側(具体的には、左側)に位置している。より具体的には、第1の保持部140aは、上側に位置する周壁部分130から上側および左側に突出するように形成されており、第2の保持部140bは、下側に位置する周壁部分130から下側および左側に突出するように形成されている。本実施形態では、第1の保持部140aおよび第2の保持部140bは、カバー本体110と一体成形されている。また、本実施形態では、第1の保持部140aと第2の保持部140bとは、前後方向における同一の位置(本実施形態では、前後方向の略中央)に配置されている。その結果、第1の保持部140aと第2の保持部140bとは、上下方向に対向している。
図4に示すように、第1の保持部140aの内側部分(つまり、下側部分)には、溝145aが形成されている。溝145aは、半円形の断面を有している。本実施形態では、溝145aは、前後方向(つまり、溝145aが延在する方向)の一方側が開口し、他方側が閉塞した有底の溝である。より具体的には、溝145aは、第1の保持部140aの後端から前側に向けて延在しており、第1の保持部140aの前端に達することなく終端している。同様に、第2の保持部140bの内側部分(つまり、上側部分)には、溝145bが形成されている。溝145bは、溝145aと同一の形状および大きさを有している。
第1の保持部140aの溝145aには第1の弾性部150aが配置され、第2の保持部140bの溝145bには第2の弾性部150bが配置される。本実施形態では、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bの各々はラバーピンである。ラバーピンは、ゴム製の円柱状の部材であり、電動工具において一般的に使用される汎用部品である。第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、溝145a,145b内に部分的な嵌合状態でそれぞれ保持される。換言すれば、第1の弾性部150aは、周方向の一部分が溝145a内に嵌合され、残りの部分が露出された状態で保持される。同様に、第2の弾性部150bは、周方向の一部分が溝145b内に嵌合され、残りの部分が露出された状態で保持される。より具体的には、第1の弾性部150aは、前後方向に見て、第1の保持部140aの下面141aから部分的に突出するように配置される。同様に、第2の弾性部150bは、前後方向に見て、第1の弾性部150aの上面141bから部分的に突出するように配置される。溝145a,145bによれば、簡単な構造でラバーピンを保持できる。
第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bを保持する第1の保持部140aおよび第2の保持部140bの位置に起因して、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bも、上下方向に離間しており、かつ、上下方向に見たときに、左右方向において板状部分120に対して同じ側(具体的には、左側)に位置している。また、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、前後方向における同一の位置に配置されている。溝145a,145bは有底の溝であるから、これらの底に第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bがそれぞれ当接するように第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bを配置すれば(図4参照)、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bを、前後方向における同一の位置に容易に配置できる。
このように配置された第1の弾性部150aは、上側に向けて(換言すれば、第2の弾性部150bから第1の弾性部150aへ向かう方向に)弾性変形可能である。同様に、第2の弾性部150bは、下側に向けて(換言すれば、第1の弾性部150aから第2の弾性部150bへ向かう方向に)弾性変形可能である。
図4に示すように、ダストカバー100は、さらに、位置決め部134を備えている。位置決め部134は、上側の周壁部分130から左側に延在している。本実施形態では、位置決め部134は、第1の保持部140aの前側に位置しており、第1の保持部140aと前後方向に連続している。
上述したダストカバー100は、図5に矢印A2で示すように、第1の保持部140aが上側かつ左側に突出するとともに第2の保持部140bが下側かつ左側に突出する向きで、ベルトサンダ10の第1のカバー70に装着され得る。具体的には、図6~8に示すように、着脱式ダストカバー100の周壁部分130が第1のカバー70の右側の外縁部を取り囲むようにダストカバー100が配置される。このとき、第1の保持部140aに保持される第1の弾性部150aは第1のカバー70の上面71の平坦部分に当接し、第2の保持部140bに保持される第2の弾性部150bは第1のカバー70の下面72の平坦部分に当接する。換言すれば、ダストカバー100は、第1の弾性部150aと第2の弾性部150bとが第1のカバー70を上下方向に挟み込むように配置される。このとき、第1の弾性部150aは、溝145aから突出した部分が上面71によって押圧されて、上側に向けて弾性変形する。これにより、第1の弾性部150aの復元力が上面71に下向きに作用する。また、第2の弾性部150bは、溝145bから突出した部分が下面72によって押圧されて、下向きに弾性変形する。これにより、第2の弾性部150bの復元力が下面72に上向きに作用する。つまり、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bの復元力が第1のカバー70を上下に挟み込むように作用することによって、第1のカバー70とダストカバー100との位置関係が保持される。このようにして装着されたダストカバー100は、取付け時と反対の方向(つまり、図5に示す矢印A2と反対の方向)に向けて引っ張れば、取り外すことができる。
このようにしてダストカバー100を取り付けるとき、ダストカバー100の位置決め部134を利用して、ダストカバー100と第1のカバー70とを容易に位置合わせすることができる。具体的には、位置決め部134は、図6に示すように、取付状態において、前後方向において第1のカバー70の突出部76に隣接する位置に配置される。また、位置決め部134は、取付状態において、前後方向に見て突出部76とオーバラップする位置まで左側に延在している。このため、位置決め部134の前端が突出部76の後端と接するようにダストカバー100を第1のカバー70に対して位置決めすれば、ダストカバー100が自ずと第1のカバー70の適正位置に取り付けられる。
上述したダストカバー100によれば、第1のカバー70への取付け状態において、板状部分120が第1のカバー70と第2のカバー80との隙間および第1のカバー70とアームホルダ45との隙間を覆うことができるので、粉塵が第1のカバー70の内部から外部へ発散することを抑制しつつ、粉塵を集塵ノズル75に効率的に導くことができる。しかも、サンディングベルト44の交換が必要となった時には、ダストカバー100を取り外せば、板状部分120が第1のカバー70と第2のカバー80との隙間および第1のカバー70とアームホルダ45との隙間を介して、従来通りサンディングベルト44を交換することができる。ダストカバー100は、工具を使用することなく、容易に取り外すことができるので、サンディングベルト44の交換時の作業性も低下しない。
さらに、ダストカバー100によれば、第1のカバー70の上面71、下面72および湾曲面73と略平行に延在する周壁部分130が第1のカバー70の右側の外縁部を外側から覆うので、粉塵の発散をいっそう抑制できる。
さらに、ダストカバー100によれば、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、前後方向における同一の位置に配置されるので、取付状態において、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bの弾性変形の復元力によって、前後方向における同一位置で反対向きに第1のカバー70を押圧できる。このため、ダストカバー100のカバー本体110が回転する方向に復元力が作用せず、その結果、カバー本体110と第1のカバー70との位置関係を安定的に保持できる。さらに、カバー本体110と第1のカバー70との寸法関係に誤差が生じても、その誤差を第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bの弾性変形によって吸収できる。したがって、カバー本体110および第1のカバー70に要求される寸法の要求精度を低くできる。
さらに、ダストカバー100によれば、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、第1の保持部140aおよび第2の保持部140bによって着脱可能にそれぞれ保持されるので、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bが劣化または損傷した場合、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bのみを取り替えれば、ダストカバー100を継続して使用することができる。つまり、ダストカバー100全体を取り替える必要がない。このため、ユーザの利便性が向上する。しかも、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、ラバーピンであるから、入手も容易にできる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれる。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、実用新案登録請求の範囲および明細書に記載された各要素の任意の組み合わせ、または、任意の省略が可能である。
例えば、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bとして、ラバーピンに代えて、任意の弾性部材が使用されてもよい。第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、例えば、樹脂バネ、リーフスプリングなどであってもよい。
さらに、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、前後方向において、互いに異なる位置に配置されてもよい。第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bは、第1のカバー70を上下方向に挟み込める限りにおいて、第1のカバー70の平坦部分の位置に応じて任意の位置に設定され得る。
さらに、ダストカバー100は、着脱可能な第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bに代えて、着脱不能な弾性部(つまり、カバー本体110と一体化された弾性部)を備えていてもよい。例えば、ダストカバー100は、取付状態において上下方向に撓むことができる一対の可撓性アームを備えていてもよい。この場合、一対の可撓性アームが、互いに離間する方向に撓んだ状態で、第1のカバー70を上下に挟み込むことによって、ダストカバー100が第1のカバー70に固定される。
さらに、第1の弾性部150aおよび第2の弾性部150bの少なくとも一方の数は、1つに限らず、2以上の任意の数であってもよい。
さらに、周壁部分130が省略されてもよい。
さらに、ベルトサンダ10は、集塵ノズル75を備えていなくてもよい。その場合であっても、ハンドルハウジング20を把持するユーザ側に粉塵が発散することをダストカバー100によって抑制できる。
さらに、ベルトサンダ10は、バッテリ35に代えて、AC電源に接続するための電源コードを備えていてもよい。あるいは、電動モータ50に代えて、外部から供給される圧縮空気を駆動源として駆動ローラ43を駆動するエアモータが使用されてもよい。
10...ベルトサンダ
20...ハンドルハウジング
21...コントローラハウジング
22...モータハウジング
23...ブラケット
25...操作部材
30...バッテリ装着部
35...バッテリ
41...アーム
42...従動ローラ
43...駆動ローラ
44...サンディングベルト
45...アームホルダ
46...テンショナ
47...圧縮バネ
48...カムレバー
50...電動モータ
51...モータシャフト
52...回転軸線
60...フランジ
61...長孔
62...ロックレバー
70...第1のカバー
71...上面
72...下面
73...湾曲面
75...集塵ノズル
76...突出部
80...第2のカバー
81...ボルト
100...着脱式ダストカバー
110...カバー本体
120...板状部分
121...凹部
130...周壁部分
131,132,133...切欠部
134...位置決め部
140a...第1の保持部
140b...第2の保持部
141a...下面
141b...上面
145a,145b...溝
150a...第1の弾性部
150b...第2の弾性部

Claims (13)

  1. 第1の方向と、該第1の方向に直交する第2の方向と、に延在する板状部分を有するカバー本体を備えるベルトサンダ用の着脱式ダストカバーにおいて、
    弾性を有する第1の弾性部と、
    弾性を有する第2の弾性部と
    を備え、
    前記第1の弾性部および前記第2の弾性部は、
    前記第1の方向に互いから離間しており、
    前記第1の方向に見たときに、前記第1の方向と前記第2の方向とに直交する第3の方向において前記板状部分に対して同じ側に位置しており、
    前記第1の弾性部は、前記第1の方向のうちの前記第2の弾性部から前記第1の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能であり、
    前記第2の弾性部は、前記第1の方向のうちの前記第1の弾性部から前記第2の弾性部へ向かう方向に弾性変形可能である
    ことを特徴とする着脱式ダストカバー。
  2. 請求項1に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記第1の弾性部および前記第2の弾性部は、前記第2の方向における同一の位置に配置された
    着脱式ダストカバー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記第1の弾性部を着脱可能に保持する第1の保持部と、
    前記第2の弾性部を着脱可能に保持する第2の保持部と
    を備える着脱式ダストカバー。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記第1の弾性部および前記第2の弾性部の各々はラバーピンである
    着脱式ダストカバー。
  5. 請求項4に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記第1の保持部および前記第2の保持部の各々は、前記ラバーピンを部分的な嵌合状態で保持するための溝を備える
    着脱式ダストカバー。
  6. 請求項5に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記溝は、該溝が延在する方向の一方側が閉塞しており、他方側が開口している
    着脱式ダストカバー。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の着脱式ダストカバーであって、
    前記カバー本体は、前記板状部分の外縁部から前記第3の方向に延在する周壁部分を備え、
    前記周壁部分は、前記第3の方向において前記板状部分に対して前記第1の弾性部および前記第2の弾性部と同じ側に位置している
    着脱式ダストカバー。
  8. カバー本体を備えるベルトサンダ用の着脱式ダストカバーにおいて、
    弾性を有する第1の弾性部と、
    弾性を有する第2の弾性部と
    を備え、
    前記第1の弾性部と前記第2の弾性部とが前記ベルトサンダの一部分を挟み込むように前記カバー本体を配置したときに前記第1の弾性部および前記第2の弾性部が前記ベルトサンダの前記一部分によって押圧されて弾性変形し、該弾性変形の復元力によって前記カバー本体と前記ベルトサンダの前記一部分との位置関係が保持されるように構成された
    ことを特徴とする着脱式ダストカバー。
  9. ベルトサンダであって、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の着脱式ダストカバーと、
    モータと、
    前記モータの駆動力によって回転軸線を中心に回転するように構成された駆動ローラと、
    アームと、
    前記アームの先端に設けられた従動ローラと、
    前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に掛け渡される無端のサンディングベルトと、
    前記駆動ローラと前記サンディングベルトの一部分とを該サンディングベルトの回転方向に沿って略U字形状に取り囲む第1のカバーと
    を備え、
    前記着脱式ダストカバーは、前記ベルトサンダへの装着時において、前記アームが延在する方向が前記第2の方向になり、かつ、前記回転軸線が延在する方向が前記第3の方向になり、かつ、前記第1の弾性部および前記第2の弾性部が前記第1のカバーを挟み込むように配置される
    ベルトサンダ。
  10. 請求項9に記載のベルトサンダであって、
    前記回転軸線と略直交するように配置され、前記駆動ローラを覆う第2のカバーを備え、
    前記第1のカバーと前記第2のカバーとの間には、前記第3の方向に見て、前記第2のカバーの外縁に沿って隙間が形成され、
    前記着脱式ダストカバーは、前記ベルトサンダへの装着時において、前記第2のカバーと前記隙間とを覆うように配置される
    ベルトサンダ。
  11. 請求項9または請求項10に記載のベルトサンダであって、
    前記第1のカバーは、前記サンディングベルトと反対側に突出する突出部を備え、
    前記カバー本体は、前記着脱式ダストカバーの前記ベルトサンダへの装着時に、前記第2の方向において前記突出部に隣接するとともに前記第2の方向に見て前記突出部とオーバラップする位置まで前記第3の方向に延在する位置決め部を備える
    ベルトサンダ。
  12. ベルトサンダであって、
    請求項8に記載の着脱式ダストカバーと、
    モータと、
    前記モータの駆動力によって回転軸線を中心に回転するように構成された駆動ローラと、
    アームと、
    前記アームの先端に設けられた従動ローラと、
    前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に掛け渡される無端のサンディングベルトと、
    前記駆動ローラと前記サンディングベルトの一部分とを該サンディングベルトの回転方向に沿って略U字形状に取り囲む第1のカバーと
    を備え、
    前記ベルトサンダの前記一部分は、前記第1のカバーである
    ベルトサンダ。
  13. 請求項12に記載のベルトサンダであって、
    前記回転軸線と略直交するように配置され、前記駆動ローラを覆う第2のカバーを備え、
    前記第1のカバーと前記第2のカバーとの間には、前記回転軸線が延在する方向に見て、前記第2のカバーの外縁に沿って隙間が形成され、
    前記着脱式ダストカバーは、前記ベルトサンダへの装着時において、前記第2のカバーと前記隙間とを覆うように配置される
    ベルトサンダ。
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