JP2022014360A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】有線LANが有効な状態で行った無線設定ウィザードをユーザが中断した場合でも、有線LANによる接続を維持する情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置において、有線通信を行う第1の通信手段と、外部のアクセスポイントが提供するネットワークを介して無線通信を行う第2の通信手段と、第2の通信手段による無線通信を有効化する際に、無線通信を有効化する前に有線通信を無効化する第1の制御手段と、第2の通信手段が外部のアクセスポイントが提供するネットワークに属する前に、無線通信の設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、無効化した有線通信を有効化する第2の制御手段とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、有線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行うか、または無線LANを用いた通信を行うかを、その時々で使い分けたいというニーズがある。また、有線LANと無線LANの双方の通信インターフェースを備えた複合機やプリンタ等の情報処理装置(以下、MFPと呼ぶ)が普及している。
複数の通信インターフェースをサポートする装置は、通常、ユーザが通信インターフェースを有効化/無効化するための手段を有している。どちらの通信インターフェース(有線LANおよび無線LAN)も有効化されている場合には、通信速度や通信の安定性の観点から有線LANが優先されることが一般的である。
一方、無線LANを使用する際にMFPとアクセスポイント(以下、AP)の接続を確立するために、必要な設定をユーザに段階的に行わせる方法(無線設定ウィザード)が普及している。無線設定ウィザードでは、例えばAPの探索や、発見したAPのSSID(Service Set Identifier)の表示、APのネットワークキーなどの必要な設定項目が設定できる。
また有線LANで通信を行っている装置において、有線LANから無線LANへ切り替える際に通信が途切れないようにするための技術も提案されている(特許文献1)。特許文献1では、無線LANの確立を試みる前に有線LANの設定を記憶し、無線LANへの切り替えに失敗した場合に記憶した設定で有線LANに再接続する。
特開2012-90026号公報
特許文献1では、ユーザがAPに接続しようと無線設定ウィザードでSSID検索を実行した場合に有線LANを無効に設定しているが、ユーザは有線LANが無効に設定されたことを知る術がない。
また、無線設定ウィザードを実行してAPとの接続に失敗したには、有線LANを有効に再設定して有線LANに再接続するが、ユーザが無線設定ウィザードを途中で中断した場合については考慮されていない。そのため、有線LANが無効化された後の段階でユーザが無線設定ウィザードを途中で中断した場合には、有線LANは無効に設定されたままとなり、無線LAN接続も完了していないため、どちらの通信ネットワークも接続されていない状態に陥ってしまう。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、有線LANが有効な状態で行った無線設定ウィザードをユーザが中断した場合でも、有線LANによる接続を維持することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。その一側面によれば、 有線通信を行う第1の通信手段と、
外部のアクセスポイントが提供するネットワークを介して無線通信を行う第2の通信手段と、
前記第2の通信手段による無線通信を有効化する際に、前記無線通信を有効化する前に前記有線通信を無効化する第1の制御手段と、
前記第2の通信手段が外部のアクセスポイントが提供するネットワークに属する前に、前記無線通信の設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、無効化した前記有線通信を有効化する第2の制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、有線LANが有効な状態で行った無線設定ウィザードをユーザが中断した場合でも、有線LANによる接続を維持することができる。
ネットワーク構成図 MFPのハードウェア構成図 MFPのソフトウェア構成図 MFPで管理している設定項目/設定値の一例を示す図 MFPのユーザインターフェースに表示するメッセージ例を示す図 MFPの動作のフローチャート
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、本実施形態における近距離無線通信は無線LAN規格(IEEE802.11)に準拠するものとする。すなわち本実施形態に記載した近距離無線通信は、無線LAN(無線ローカルエリアネットワーク)と読み替えることができる。
●通信システムの構成
図1を用いて、本発明に係る通信システムの一実施例の構成を説明する。通信システムは、多機能周辺機器(MFP)100、クライアントPC110で構成される。MFP100は操作部101を持ち、操作部101にMFP100のIPアドレスなどのネットワーク接続情報や印刷ジョブの履歴などを表示することができる。また操作部101は、無線LANへの接続を開始するための設定を行う無線接続ウィザードのユーザインターフェースともなる。なおMFP100は、画像形成や印刷データの受信など、画像形成に関する機能を有するために印刷装置と呼ぶことがある。また、情報処理機能を有していることから情報処理装置と呼ぶこともある。
MFP100とクライアントPC110は有線LAN(有線ローカルエリアネットワーク)111を介して接続されている。有線LANは例えばイーサネット(登録商標)であり、単にLANと呼ぶこともある。クライアントPC110はLAN111を介してMFP100に印刷ジョブを送信する。また、MFP100とクライアントPC130は、無線LANのアクセスポイント(AP)140を経由して接続されている。クライアントPC130は無線LANである近距離無線接続131および141を介して情報処理装置100に印刷ジョブを送信する。
●MFPのハードウェア
図2は本実施形態に係る、MFP100のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU202を含む制御部201は、MFP100全体の動作を制御する。CPU202は、ROM204に記憶された制御プログラムを読み出して実行し、通信制御などの各種制御を行う。RAM203は、CPU202の主メモリ、ワークエリア等の一時領域として用いられる。HDD205は、データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。操作パネルI/F206は、操作パネル207と制御部201とを接続し、制御部201とともに表示制御を行う。なお、I/Fは、Interface(インターフェース)の略である。
操作パネル207は例えばタッチパネルを有しており、ユーザインターフェースを提供するために用いられる。操作パネル207にはさらに機械的なボタンやLEDなどの表示部を有していてもよい。
プリンタI/F208は、プリンタ209(プリンタエンジン)と制御部201とを接続する。プリンタ209は、プリンタI/F208を介して入力された印刷データに基づいて、不図示の給紙カセットから給紙されたシートに印刷処理を実行する。
有線LAN I/F210にはRJ-45等のコネクタ形状のイーサネットケーブルが接続され、外部装置と通信を実行することができる。無線LAN I/F211は無線通信を行うためのI/Fであり、APを介して外部装置と通信を実行することができる。なお無線LAN I/F211は、APを介さずに外部装置と直接無線通信を行うこともできる。この場合、MFP100は無線LAN I/F211をソフトウェアアクセスポイントとして機能させる。外部装置はソフトウェアアクセスポイントに接続することでMFP100と直接無線通信を行う。直接無線通信機能を有効にするか無効にするかはユーザ操作に基づき切り替えることができる。
なお、MFP100では、1つのCPU202が1つのメモリ(RAM203)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUや複数のメモリを協働させて各処理を実行するようにすることもできる。またMFP100は、画像を読み取るためのスキャナを備えていてもよい。
●MFPのソフトウェア
図3は本実施形態に係る、MFP100のソフトウェア構成図である。MFP100はプラットフォーム上で動作するアプリケーションプログラムとして、プリントプログラム300、操作/表示プログラム302、通信管理プログラム303、設定記憶プログラム304を備える。また上述したアプリケーションはアプリケーションプログラムインターフェース(API)309により、各種制御サービスと通信を行いアプリケーションの起動を行う。なお以下の説明では「プログラム」を省略することがある。
プリント制御サービス305、操作部制御サービス306、有線LAN制御サービス307、無線LAN制御サービス308は、制御サービスと総称されるモジュール群である。各制御サービスは、プリント301、通信管理303は操作/表示302及び設定記憶304の各アプリケーションと連携して、ユーザが操作可能なユーザインターフェースを提供する機能も持つ。
通信管理303は、設定記憶304に保存されているMFP設定情報に基づいて、どの通信インターフェースを用いて通信を行うか等の制御を行う。例えば、有線LAN I/F210を用いて通信を行っている状態でユーザが無線設定ウィザードを開始して無線LANI/F211を用いた通信への切り替えを指示した場合を考える。この場合、通信管理303は、有線LAN制御サービス307へはサービスの停止指示を行い、無線LAN制御サービス308へはサービスの開始指示を行う。
さらに通信管理303は、通信インターフェースの切り替えを試みた際に通信が確立されなかった場合には、設定記憶304に保存されているMFP設定情報に基づいて、切り替え前に通信していた通信インターフェースで再び接続を行うように指示してもよい。通信インターフェースの切り替えは、たとえば有線LAN I/F210から無線LAN I/F211または無線LAN I/F211から有線LAN I/F210への切り替えを含む。
特に、有線LAN I/F210から無線LAN I/F211に切り替える場合、無線LANでの通信相手となるAPなどの無線通信装置を検出できない場合がある。また、ユーザが無線設定ウィザードを途中で中断することもある。このようなときは、通信管理303は、通信が途切れた状態が継続しないよう、再び有線LANによる通信に切り替える(すなわち戻す)ように制御する。
また、通信管理303は操作部制御サービス306および無線LAN制御サービス308と連携して無線設定ウィザードを提供する。
ユーザが操作パネル207にて無線設定ウィザードを開始した場合、無線LAN制御サービス308は無線LAN I/F211の無線信号が届く範囲に存在するAPのスキャンを行う。アクティブスキャンのときは、ユーザから指示されたタイミングで、あるいは周期的に、プローブリクエストフレームをブロードキャストし、その応答として返ってきたプローブレスポンスフレームによって通信可能なAPを検出する。プローブレスポンスフレームを受信しない場合には、通信可能なAPを検出できなかったこととなる。パッシブスキャンのときは、ビーコンフレームを受信することにより通信可能なAPを検出する。ビーコンフレームを受信しない場合には、通信可能なAPを検出できなかったこととなる。
無線LAN制御サービス308は検出した複数のAPの中から通信相手となるAPを選択する処理を行う。検出した通信相手となり得るAPを含む通信相手候補のリストを生成して、操作パネル207に表示する。ユーザにより操作パネルに表示したリストからの選択操作が行われて通信相手候補リストからAPが選択されると、無線LAN制御サービス308は選択されたAPとの接続を開始する。そのとき、無線LANのための設定項目に必要な設定値が設定されていればその設定値で通信を開始してもよいが、あらために無線設定ウィザードにより設定を行ってもよい。
●無線設定ウィザード
図4はMFP100がHDD205で管理しているMFP100の持つ通信インターフェースの設定項目の一例を示す図である。
設定項目一覧400は、設定項目401と設定値402が紐づけられて管理されており、設定項目によってはユーザが操作パネル207を用いて設定値を変更することが出来る。
有線LAN I/F210を用いた通信に関連する設定項目としては有線LAN通信の有効/無効や、有線LAN I/F210を用いた通信で使用するIPアドレス、サブネットマスク、有線LAN通信の通信方式(全二重/半二重)などが保持されている。
無線LANI/F211を用いた通信に関連する設定項目としては、無線LAN通信の有効/無効が含まれる。さらに、無線LANI/F210を用いた通信で使用するIPアドレス、サブネットマスク、接続するAPのSSIDや、SSIDに対応付けたネットワークキーなどが保存されている。このほかにも暗号化方式や用いる無線の帯域やチャネル指定、出力率(最高出力に対する割合の指定)などが保持されていてもよい。
図5はMFP100の操作パネル207に表示される無線設定ウィザードの画面の一例を表している。
無線設定ウィザード開始確認画面500はユーザが操作パネル207を操作して、無線設定ウィザード開始を指示した際に表示される。
有線LAN状態説明メッセージ501には、無線設定ウィザードの実行を開始した場合に有線LAN I/F210が無効になることを説明するメッセージが表示される。このメッセージは、有線LAN I/F210が無効になることについての警告ということもできる。
無線設定ウィザード開始要否メッセージ502には、無線設定ウィザードの処理を開始するか否かを、ユーザに確認するメッセージが表示される。ユーザが開始ボタン503を押下(あるいはタッチ)すると、MFP100は無線LAN I/F211の無線信号が届く範囲に存在するAPのスキャンを行う。中止ボタン504を押下すると、MFP100はAPのスキャンを行わずに直ちに無線設定ウィザードを終了する。
次に、図6のフローチャートを用いて、本実施形態におけるMFP100の動作を説明する。このフローチャートは、RAM203等の記憶部に記憶されたプログラムを、CPU202で読み出して実行することにより実現され、MFP100が起動中、定期的に開始される。図6は、特に無線接続ウィザードを実行した際の手順を示している。
MFP100はユーザにより無線設定ウィザードが開始指示をされると有線LAN I/Fの設定情報を取得し(S601)、通信可能な状態か否かを判定する(S602)。S601では、図4に示した設定項目一覧400から、有線LANに係る設定情報を読み出せばよい。ここで、通信可能な状態とは、有線LAN通信が有効に設定され、有効なIPアドレスが設定されている状態のことを指す。有効なIPアドレスとは、0.0.0.0以外の値であってもよいし、あるいは有効であると判定する所定の基準を定めておいてもよい。所定の基準としてたとえばローカルアドレスに限って有効とするなどしてよい。
一方、通信不可能な状態とは有線LAN通信が無効に設定されている場合や、有線LAN通信が有効に設定されていてもIPアドレスが設定されていない、もしくは0.0.0.0など無効なIPアドレスが設定されている状態のことを指す。
通信可能な状態と判断した場合、MFP100は操作パネル207に無線設定ウィザード開始確認画面500を表示する(S603)。無線設定ウィザード開始確認画面500には有線LAN状態説明メッセージ501が含まれているから、S603では有線LAN状態説明メッセージ501も表示する。一方S602で通信不可能な状態、たとえば既に有線通信が無効化されている状態と判断した場合には、無線設定ウィザード開始確認画面500を表示せずにS606に分岐し、現在使用している有線LAN通信の設定を保存する(S606)。
ウィザード開始確認画面500を表示した場合、MFP100はユーザによりボタン押下(すなわちタッチ)されるのを待機する(S604)。ユーザにより操作パネル207が操作されると、MFP100はユーザ操作の内容を判定する(S605)。
開始ボタン503が押下されたと判定した場合には現在使用している有線LAN通信の設定を保存する(S606)。これは例えば、図4の設定項目一覧400がハードディスク205などの不揮発性媒体からRAM203に複製されて使用される場合に、RAM203の設定項目一覧400をハードディスク205に書き戻すことであってよい。
中止ボタン504を押下されたと判定した場合、すなわち設定操作を中止する操作が行われた場合には、MFP100は無線設定ウィザードを直ちに中止する。なお、MFP100には、その操作パネル207にホームキーやクリアキーなどを備え、それらのキー操作により無線設定ウィザード以外の画面に遷移する機能を有しているものもある。そのようなMFPにおいてホームキーやクリアキーが押下された場合には、中止ボタンが押下された場合と同様に、無線設定ウィザードを直ちに中止してもよい。あるいは、ホームキーやクリアキーが操作された場合であっても、操作されたキーに対応する画面表示に移行するものの、無線接続ウィザードはボタン入力を待機する状態を維持してもよい。またボタン操作を待機する際には所定時間をセットしたタイマを起動し、ボタン操作がされなくともタイマ満了により、無線設定ウィザードを中止してもよい。
S602で有線LANが通信可能ではないと判定された場合、またはS605で開始ボタン503が操作されたと判定した場合には、S606に引き続いて、有線LAN通信を無効に設定する(S607)。無効化は、設定項目一覧400の有線LANの有効/無効設定に「無効」を示す値を設定することを含む。このとき併せて、無線LANの有効/無効設定に「有効」を示す値を設定してもよい。有線LANの無効化後(併せて無線LANの有効化後)、無線信号が届く範囲に存在するAPのスキャンすなわち探索をする(S608)。なお、有線LAN通信を行いながらAPのスキャンを実行可能なMFPにおいては、有線LAN通信を無効に設定しなくてもよい。
APのスキャンにより探索範囲内にAPが見つかったなら、MFP100は見つかったAPの中から通信相手となるAPを選択する処理を行う。MFP100は検出した通信相手となり得るAPを含む通信相手候補をリスト化して操作パネル207に表示し、ユーザによるAPが選択されるのを待機する(S609)。ユーザにより通信相手候補リストからAPが選択されると(S610)、MFP100は選択されたAPとの接続を開始する(S611)。APの選択は、例えばAPのリストから1つのAPが選択され、リストとともに表示された決定ボタンが操作されることで行われてよい。なおAPがひとつも発見できなかった場合には、決定ボタンは操作できない状態で、例えばグレーアウトして表示してもよい。APのリストに選択可能なAPが含まれているにもかかわらず、APを選択することなく決定ボタンが操作された場合には、その操作を無効として無視してもよい。
APが選択されなかった場合には、有線LAN通信を有効に設定し(S616)、S606で保存したネットワーク設定を用いて、有線LAN通信の復旧を行う(S617)。APが選択されなかったことは、例えばAPのリストとともに表示された中止ボタンが操作されたことで判定される。S616では有線LANの有効化とあわせて無線LANを無効に設定してもよい。またS617で有線LANの通信を復旧した場合には、有線LANが有効化されたことを示す画像やメッセージ等を操作パネル207に表示してユーザに通知してもよい。
なお、有線LAN通信を行いながらAPのスキャンを実行可能なMFPにおいて有線LANの無効化(S607)を実施しなかった場合には、有線LAN通信の有効化(S616)および有線LAN通信の復旧(S617)は行わない。その場合には無線設定ウィザードを直ちに中止することが出来る。
次にMFP100は、選択されたAPとの接続確立に必要となる認証を行うため、ネットワークキーを入力するための画面を表示し、ユーザによりネットワークキーが入力されるのを待機する(S612)。ネットワークキーが入力された場合、ユーザにより入力されたネットワークキーとAPより受信したネットワークキーが一致するか否かを判定する(S614)。ネットワークキーの入力は、入力欄にネットワークキーが入力され、入力欄とともに表示された決定ボタンが操作されることで行われてよい。ネットワークキーを入力することなく決定ボタンが操作された場合には、その操作を無効として無視してもよい。
なおAPが選択されたならそのAPのSSIDを設定項目一覧400から検索し、登録済みのネットワークキーを利用してもよい。この場合、設定項目一覧400に該当するSSIDがあれば、S612、S613をスキップして、選択されたAPのSSIDに紐づけられたネットワークキーを入力されたネットワークキーとしてS614を実行してよい。該当するSSIDが発見できなかった場合、または設定項目一覧400から取得したネットワークキーでは通信を確立できなかった場合に、ネットワークキーの入力を待てばよい。
ネットワークキーが入力されなかった場合、MFP100はAPとの接続を切断し(S615)、有線LAN通信を有効に設定し(S616)、S606で保存したネットワーク設定を用いて、有線LAN通信の復旧を行う(S617)。ネットワークキーが入力されなかったことは、例えばネットワークキーの入力欄とともに表示された中止ボタンが操作されたことで判定される。なおS615の段階ではMFP100とAPとの接続が確立されていないので、S615ではAPの探索を停止するだけでもよい。また併せて無線LANを無効化してもよい。
なお、有線LANの無効化(S607)を実施していない場合には、有線LAN通信の有効化(S616)および有線LAN通信の復旧(S617)は実施しなくてもよい。
S614でネットワークキーが一致すると判定された場合、このまま接続確立処理を終了し、入力されたネットワークキーを用いて接続されたAPとの無線LANI/F211を用いた通信を行う。このとき、選択されたAPのSSIDが設定項目一覧400に保存されていない場合、選択されたAPのSSIDとネットワークキーとを関連付けて設定項目一覧400に保存してよい。またネットワークキーが変更されていた場合にも、変更後のネットワークキーにより設定項目一覧400を更新してよい。また有線LANの無効化(S607)を実施していない場合には、有線LAN通信を無効化してもよい。
S614でネットワークキーが一致しないと判定された場合、MFP100はAPとの接続を切断し(S615)、有線LAN通信を有効に設定し(S616)、S606で保存したネットワーク設定を用いて、有線LAN通信の復旧を行う(S617)。
なお、有線LANの無効化(S607)を実施していない場合には、有線LAN通信の有効化(S616)および有線LAN通信の復旧(S617)は実施しなくてもよい。
ここでS614ではネットワークキーが一致しないと判定された場合には直ちに無線LANによる接続を放棄して有線LANによる接続を回復させている。これを、ネットワークキーが一致しないと判定された場合には、ネットワークキーの再入力を行わせてもよい。この場合には、ユーザが再入力をあきらめて、ネットワークキーの入力欄とともに表示されている中止ボタンをタッチしたなら、S615へと分岐してよい。また再入力の回数を制限し、上限回数に達したならS615に分岐させてもよい。
以上の構成及び手順により、無線設定ウィザードを実行することにより有線LAN接続を無効化する場合には、無線設定ウィザードを実行させるユーザに知らせることができる。このため、他のユーザによる、有線LANを介したMFP100の利用に対して影響を及ぼす可能性があることを、無線設定ウィザードを実行するユーザが認識することが出来る。
また、無線設定ウィザードをユーザが中断した場合にも、自動的に有線LANへの再接続を行うことができる。こうすることで、有線LANの再設定漏れをなくし、有線LANを使用している他のユーザへの影響を最小限に抑えることが出来る。
なお、S602において通信不可能な状態と判断した場合でも、無線設定ウィザード開始確認画面500を表示してもよい。ただしその場合には、有線LAN状態説明メッセージ501を含めずに表示する。
また上記実施形態では、無線通信として無線LANを、有線通信として有線LANを用いて説明したが、LANとは限らず他の通信方式であってもよい。
また、ソフトウェアアクセスポイントとして機能させる直接無線通信機能を有効化するユーザ操作を受け付けた場合は、上述した制御を行うことなく、直接無線通信機能の実行を開始するように制御するようにしてもよい。これは、直接無線通信機能は、有線通信と衝突することが少ない
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100 MFP、110 クライアントPC、111 LAN、140 アクセスポイント(AP)、131、141 近距離無線通信(無線LAN)

Claims (12)

  1. 有線通信を行う第1の通信手段と、
    外部のアクセスポイントが提供するネットワークを介して無線通信を行う第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段による無線通信を有効化する際に、前記無線通信を有効化する前に前記有線通信を無効化する第1の制御手段と、
    前記第2の通信手段が外部のアクセスポイントが提供するネットワークに属する前に、前記無線通信の設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、無効化した前記有線通信を有効化する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の制御手段は、前記有線通信を無効化する前に、前記有線通信に関する設定を保存し、前記第2の制御手段は、前記保存した設定に基づき前記有線通信を有効化する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記第2の制御手段は、無効化した前記有線通信を有効化した際に、前記有線通信を有効化したことをユーザに通知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記無線通信の設定操作を行う画面を表示する表示制御手段を更に有し、
    前記第2の制御手段は、前記設定操作を行う画面が表示されている状態で、前記設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、前記無効化した有線通信を有効化する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御手段は、前記設定操作を行う画面として、アクセスポイントの選択操作を受け付ける第1画面と、選択されたアクセスポイントに対応するネットワークキーを入力する第2画面を少なくとも表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記第2の通信手段による無線通信を有効化する際に、前記有線通信が使用できなくなることを示す情報をユーザに通知する通知手段を更に有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置であって、
    前記第2の制御手段は、更に前記情報が通知されている状態で、前記設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、前記無効化した有線通信を有効化する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の通信手段は、イーサネット(登録商標)ケーブルを用いて外部のネットワークと通信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    所定のユーザ操作を受け付けたことに従って、前記第2の通信手段を外部のアクセスポイントを経由せずに外部装置と通信するアクセスポイントとして機能させる直接無線通信機能を有効化する第3の制御手段を更に備え、
    前記第1の制御手段は、前記第2の通信手段が前記外部のアクセスポイントに接続するために有効化された場合に、前記有線通信を無効化する一方、前記直接無線通信機能を有効化するために前記第2の通信手段が有効化されたことに従っては、前記有線通信を無効化しない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、印刷手段を有するプリンタである
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 有線通信を行う第1の通信手段と外部のアクセスポイントが提供するネットワークを介して無線通信を行う第2の通信手段とを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記第2の通信手段による無線通信を有効化する際に、前記無線通信を有効化する前に前記有線通信を無効化し、
    前記第2の通信手段が外部のアクセスポイントが提供するネットワークに属する前に、前記無線通信の設定操作を中止する操作を受け付けた場合に、無効化した前記有線通信を有効化する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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