JP2022014358A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意図に沿ったカメラパスを容易に生成するための技術を提供する。【解決手段】仮想カメラの位置の軌跡を示す仮想カメラパスの基準となる複数のキーフレームを用いた補間により前記仮想カメラパスを生成する情報処理装置であって、ユーザ操作に応じてキーフレームの指定操作を受け付ける指定手段と、既に設定されている第1のキーフレームと、前記ユーザ操作により指定された第2のキーフレームとの間のフレーム数を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記フレーム数に基づいて、前記第1のキーフレームと前記第2のキーフレームとの間の仮想カメラパラメータの単位時間当たりの変化量を算出する変化量算出手段と、前記変化量算出手段により算出された前記変化量をユーザに通知する通知手段とを備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関し、特に、仮想視点画像やCGアニメーションなどのカメラパスを作成する技術に関する。
近年、複数のカメラを異なる位置に設置して多視点で同期撮影し、当該撮影により得られた複数視点画像を用いて仮想視点コンテンツを生成する技術が注目されている。複数視点画像から仮想視点コンテンツを生成する技術によれば、例えば、サッカーやバスケットボールのハイライトシーンを様々な角度から視聴することができるため、通常の画像と比較してユーザに高臨場感を与えることができる。
仮想視点コンテンツを生成する際、カメラパスと呼ばれる、仮想視点の連続した動きやズームなどの変化をタイムライン上で示す情報を作成する。
カメラパスを作成する方式の一つとして、キーフレームに基づいてカメラパスを作成する方法がある。これは、キーフレームという、カメラパス上で重要となるフレームをユーザが離散的に選択し、そのキーフレーム間を自動で補間処理することで最終的なカメラパスを作成する方式である。キーフレーム方式によるカメラパスの作成により、キーフレーム間を滑らかに補間したカメラパスを作成することが可能となり、仮想視点コンテンツの品質の向上が期待できる。
特許文献1は、キーフレーム間のカメラパスを作成する際に、ユーザの意図に沿ったカメラパスにならないという不具合が想定される場合に、別のキーフレームを新規にキーフレーム間に設定することによって、不具合の発生を回避することを開示している。
特開2011-108165号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザの意図に沿ったカメラパスの生成に係る手間が大きくなることが考えられる。例えば、仮想視点に関するパラメータが急激に変化することを避けたい場合に、キーフレームを指定した後に仮想視点コンテンツのプレビュー表示を行うことで当該パラメータの変化の程度を確認し、キーフレームの修正とプレビュー表示の確認が繰り返される。このような作業を行うと、ユーザの意図に沿ったカメラパスを生成するまでに時間を要する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図に沿ったカメラパスを容易に生成するための技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の一態様による情報処理装置は、
仮想カメラの位置の軌跡を示す仮想カメラパスの基準となる複数のキーフレームを用いた補間により前記仮想カメラパスを生成する情報処理装置であって、
ユーザ操作に応じてキーフレームの指定操作を受け付ける指定手段と、
既に設定されている第1のキーフレームと、前記ユーザ操作により指定された第2のキーフレームとの間のフレーム数を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記フレーム数に基づいて、前記第1のキーフレームと前記第2のキーフレームとの間の仮想カメラパラメータの単位時間当たりの変化量を算出する変化量算出手段と、
前記変化量算出手段により算出された前記変化量をユーザに通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図に沿ったカメラパスを容易に生成することが可能となる。
一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る、撮影空間を囲む複数台の実カメラの配置例を示す図である。 一実施形態に係るカメラパスを編集するUIの一例を示す図である。 一実施形態に係るカメラパスやキーフレームに関する情報を表示するGUI表示部の表示例を示す図である。 実施形態1に係る情報処理装置が実施する処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1に係るキーフレームの挿入操作の説明図である。 実施形態1に係る仮想カメラ画像表示部上に変化量を示す情報を重畳して表示する例を示す図である。 実施形態2に係る情報処理装置が実施する処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る、変化量が大きいことをユーザへ警告するための表示例を示す図である。 実施形態3に係る情報処理装置が実施する処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態3に係る、キーフレームの指定操作が禁止状態であることの通知例を示す図である。 実施形態4に係る、仮想視点画像の画質異常の説明図である。 実施形態4に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施形態4に係る情報処理装置が実施する処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態4に係る、画質異常領域を表示するGUIの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)
実施形態1では、キーフレームを設定する際に、キーフレーム間の変化量を表示することで、どのようなカメラパスとなるかを判断できるようにする例を説明する。
<情報処理装置のハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU101は、RAM102やROM103に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて情報処理装置の全体を制御する。なお、情報処理装置がCPU101とは異なる専用の1又は複数のハードウェアやGPU(Graphics Processing Unit)を有し、CPU101による処理の少なくとも一部をGPUや専用のハードウェアが行ってもよい。専用のハードウェアの例としては、ASIC(特定用途向け集積回路)、およびDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などがある。
RAM102は、ROM103から読みだされたコンピュータプログラムやデータ、入出力部104を介して外部から供給されるデータなどを一時的に記憶する。ROM103は、変更を必要としないコンピュータプログラムやデータを保持する。入力部104は、カメラパスを編集するためのコントローラや、キーボード、マウスなどからのデータの入力を行う。表示部105は、GUIを表示するディスプレイなどである。内部バス106は、各ハードウェア間のデータやりとりを担うバスである。
<情報処理装置の機能構成>
図2は、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置は、仮想カメラの位置の軌跡を示す仮想カメラパスの基準となる複数のキーフレームを用いた補間により前記仮想カメラパスを生成する装置であり、カメラパス作成部201を含んで構成される。なお、情報処理装置は、仮想視点画像生成部200をさらに含んでもよい。
仮想視点画像生成部200は、多視点から同期撮影した複数枚の画像に基づいて、仮想カメラの視点から見た仮想視点画像を生成する。本実施形態における仮想視点画像は、自由視点映像とも呼ばれるものであるが、ユーザが自由に(任意に)指定した視点に対応する画像に限定されず、例えば複数の候補からユーザが選択した視点に対応する画像なども仮想視点画像に含まれる。また、本実施形態では仮想視点の指定がユーザ操作により行われる場合を中心に説明するが、仮想視点の指定が画像解析の結果等に基づいて自動で行われてもよい。また、本実施形態では仮想視点画像が動画である場合を中心に説明するが、仮想視点画像は静止画であってもよい。
仮想視点画像の生成に用いられる視点情報は、仮想視点の位置及び向き(視線方向)を示す情報である。具体的には、視点情報は、仮想視点の三次元位置を表すパラメータと、パン、チルト、及びロール方向における仮想視点の向きを表すパラメータとを含む、パラメータセットである。なお、視点情報の内容は上記に限定されない。例えば、視点情報としてのパラメータセットには、仮想視点の視野の大きさ(画角)を表すパラメータが含まれてもよい。また、視点情報は複数のパラメータセットを有していてもよい。例えば、視点情報が、仮想視点画像の動画を構成する複数のフレームにそれぞれ対応する複数のパラメータセットを有し、連続する複数の時点それぞれにおける仮想視点の位置及び向きを示す情報であってもよい。
仮想カメラとは、撮像領域の周囲に実際に設置された複数の撮像装置とは異なる仮想的なカメラであって、仮想視点画像の生成に係る仮想視点を便宜的に説明するための概念である。すなわち、仮想視点画像は、撮像領域に関連付けられる仮想空間内に設定された仮想視点から撮像した画像であるとみなすことができる。そして、仮想的な当該撮像における視点の位置及び向きは仮想カメラの位置及び向きとして表すことができる。言い換えれば、仮想視点画像は、空間内に設定された仮想視点の位置にカメラが存在するものと仮定した場合に、そのカメラにより得られる撮像画像を模擬した画像であると言える。また本実施形態では、経時的な仮想視点の変遷の内容を、仮想カメラパスと表記する。ただし、本実施形態の構成を実現するために仮想カメラの概念を用いることは必須ではない。すなわち、少なくとも空間内における特定の位置を表す情報と向きを表す情報とが設定され、設定された情報に応じて仮想視点画像が生成されればよい。
ここで、図3を参照して仮想カメラの一例を説明する。スタジアムなどの撮影空間を囲むように複数台の実カメラ301を配置する。これら複数台の実カメラ301は同期撮影するように設定されている。仮想カメラ302は、どの実カメラ301とも異なる視点からの仮想視点画像を生成することが可能である。
次に、仮想視点画像を生成する方法の例を示す。以降、選手やボールなどの位置が変化する被写体を前景と呼ぶ。またフィールド(芝生)など前景以外の被写体を背景と呼ぶ。まず、実カメラ301が撮影した複数枚の撮影画像を前景と背景に分離する。そして、分離した複数の前景から、選手やボールなどの前景の3D形状と位置を計算する。次に、仮想カメラ302の視点に応じて、3D形状と位置から前景を再構成する。次に、分離した複数の背景から1枚の背景を生成する。そして、再構成した前景を生成した背景に合成して仮想視点画像とする。
なお、情報処理装置をCG画像のカメラパスを編集するために使用することも可能である。その際は、仮想視点画像生成部200の代わりにCGレンダラーを設ける。仮想カメラ302はCG画像の視点を表し、CG空間内の任意の位置に移動できる。
<カメラパスの説明>
図2に示したカメラパス作成部201は、ユーザの操作に合わせてカメラパスを作成する。ここでカメラパスについて説明を行う。
カメラパスとは、複数枚の仮想視点画像やCG画像を順に再生することで作成される動画において、仮想カメラ302の動きを定義するものである。このカメラパスはフレームとタイムラインとで管理される。フレームは、動画を構成する各画像の生成に必要な情報を保持する。具体的にはシーンの時刻とカメラの位置・姿勢の情報を保持する。シーンの時刻は、例えば、撮影対象の試合が開始された時刻を00時00分00秒00フレームとしたタイムコードで表す。カメラの位置は、例えば、撮影空間内に原点を設定し、X、Y、Zの3つの座標で表す。カメラの姿勢は、例えば、パン、チルト、ロールの3つの角度で表す。タイムラインに含まれるフレームの枚数は、1秒当たりに再生する画像の枚数(フレームレート)によって決まる。例えば、フレームレートが60フレーム/秒の場合、1秒当たり60枚のフレームが、タイムラインに含まれる。
キーフレームを用いたカメラパス編集において、フレームにはキーフレームと中間フレームの2種類が存在する。キーフレームは、カメラパスを編集するユーザが明示的に情報を指定するフレームである。一方、中間フレームは、キーフレーム間のフレームであり、カメラパス作成部201がキーフレーム間を補間して情報を決定するフレームである。さらに、キーフレームは、始点、終点、中点の3種類に分かれる。カメラパスは、1枚のキーフレーム(始点)と1枚のキーフレーム(終点)、0枚以上のキーフレーム(中点)を含む。情報処理装置は、特にキーフレーム(中点)を1枚以上含むカメラパスを対象とする。つまり3枚以上のキーフレームを含む。キーフレーム(始点)とキーフレーム(終点)との間が作成対象のカメラパスである。
ここで、カメラパスを編集するUIの例を図4に示す。仮想カメラ画像表示部401は、図2に示した仮想視点画像生成部201が生成した画像、つまり、仮想カメラ302から見た画像を表示する。GUI表示部402は、カメラパスやキーフレームに関する情報などを表示する。カメラパス編集コントローラ403は、カメラパスを編集するためにユーザが使用するコントローラである。
GUI表示部402の表示例を図5に示す。タイムライン501は、各フレームを一本の時間軸上に表示する。図5では、キーフレーム502、キーフレーム503、キーフレーム504の3枚のキーフレームがある。キーフレーム502はキーフレーム(始点)である。キーフレーム503はキーフレーム(終点)である。キーフレーム504はキーフレーム(中点)である。一方、モーションパス505は、各フレームにおけるカメラの位置・姿勢の動きを表したものである。506はキーフレーム502におけるカメラの位置・姿勢を示す。507はキーフレーム503におけるカメラの位置・姿勢を示す。508はキーフレーム504におけるカメラの位置・姿勢を示す。
なお、カメラパス作成部201は、ユーザの編集対象となっているフレームの情報を常に仮想視点画像生成部200へ送信する。仮想視点画像生成部200は、カメラパス作成部201から受信したフレームの情報に基づいて仮想視点画像を生成する。生成された仮想視点画像は、仮想カメラ画像表示部401に送信され、表示される。これにより、ユーザは常に、編集対象のフレームの仮想カメラから見た画像を確認しながら、カメラパスを編集することが可能である。
カメラパス作成部201は、制御部202、ユーザ操作検出部203、キーフレーム操作指定部204、フレーム数算出部205、変化量算出部206、ユーザ設定指定部207、キーフレーム情報格納部208、中間フレーム生成部209、カメラパス出力部210、及び表示処理部211を備えている。
制御部202は、カメラパス作成部201における各機能ブロックの動作を制御する。ユーザ操作検出部203は、入力部104から入力される各種ユーザの操作を検出する。キーフレーム操作指定部204は、ユーザ操作検出部203により検出されたユーザ操作のうち、キーフレームの操作に関するユーザ入力を取得し、キーフレームの情報を指定する。ここで、キーフレームの操作に関する情報は、例えば、キーフレームの時刻と、キーフレームの位置・姿勢、ズーム率などのカメラの制御、およびキーフレーム間の再生速度である。
キーフレームの時刻情報の指定は、タイムライン501上で、ユーザが指定した時刻にキーフレームを追加する処理である。ユーザは、カメラパス編集コントローラ403を用いて、時刻を操作(進める、戻す)し、所望の時刻を指定する。ユーザが時刻を操作すると、対応する時刻の仮想視点画像が仮想カメラ画像表示部401に表示される。ユーザは、仮想カメラ画像表示部401を見ながら操作することで、選手がパスしたなど、所望のシーンの時刻を、容易に指定することができる。ユーザが追加したキーフレームは、例えばキーフレーム502、キーフレーム503、キーフレーム504のようにタイムライン501上に表示される。
キーフレームの位置・姿勢情報の指定は、ユーザ操作に応じて、キーフレームのカメラの位置・姿勢を指定する処理である。ユーザは、カメラパス編集コントローラ403を用いて、カメラを前後、左右、上下へ移動し、所望の位置を指定する。また、カメラパス編集コントローラ403を用いて、カメラをパン、チルト、ロール方向へ回転し、所望の姿勢を指定する。ユーザがカメラの位置・姿勢を操作すると、対応する位置・姿勢の仮想視点画像が仮想カメラ画像表示部401に表示される。ユーザは、仮想カメラ画像表示部401を見ながら操作することで、所望のカメラの位置・姿勢を、容易に指定することができる。ユーザが指定したキーフレームのカメラの位置・姿勢は、位置・姿勢506、位置・姿勢507、位置・姿勢508のように表示される。なお、カメラの位置・姿勢506はキーフレーム502のカメラの位置・姿勢である。カメラの位置・姿勢508はキーフレーム504のカメラの位置・姿勢である。カメラの位置・姿勢507はキーフレーム503のカメラの位置・姿勢である。
キーフレームのカメラ制御の指定は、ユーザの操作に応じて、キーフレームのカメラのズーム率の指定などのカメラ制御を指定する処理である。ユーザはカメラパス編集コントローラ403を用いて、カメラのズーム率の制御を行う。ユーザがカメラのズーム率の操作を行うと、カメラのズーム率が変化する。キーフレーム間のズーム率が異なる場合、キーフレーム間のズーム率が変化されたカメラパスが生成されることになる。
キーフレーム間の再生速度の指定は、ユーザの操作に応じて、キーフレーム間の速度を指定する処理である。例えば、あるキーフレーム間の再生速度を0.5倍速のスロー再生とする、等の指定である。仮想カメラは、指定された再生速度でキーフレーム間を移動することになる。
次に、フレーム数算出部205は、キーフレーム間のフレーム数を算出する処理を行う。フレーム数の算出は、キーフレームの時刻とフレームレート、及びそのキーフレーム間の再生速度によって求められる。例えば、60フレーム/秒の動画像において、キーフレームの時刻が00時00分00秒00フレームと00時00分10秒30フレームとのキーフレーム間を、速度0.5倍で指定した場合のフレーム数は、「(10秒×60フレーム+30フレーム)×2=1260フレーム」となる。
変化量算出部206は、キーフレーム間の仮想カメラの仮想カメラパラメータ(例えば仮想カメラの位置及び/又は姿勢)の変化量を求める処理部である。ここでの変化量は単位時間当たりの変化量であり、具体的には、フレーム数算出部205によって算出されたフレーム数に基づいた、フレームあたりの変化量を示す。
ユーザ設定指定部207は、ユーザ操作検出部203により検出されたユーザ操作のうち、カメラパス作成部201に対するユーザからの設定情報をユーザ操作検出部203から取得し、制御部202へ通知する。
キーフレーム情報格納部208は、ユーザが設定したキーフレーム情報を格納する。中間フレーム生成部209は、キーフレーム情報格納部208に格納されたキーフレーム情報に基づいて、中間フレームを生成してカメラパスを作成する。中間フレームの生成は、キーフレーム間の位置・姿勢を曲線で補間することにより行う。カメラの位置を補間する方法としては、例えば、線形補間、ベジェ補間などである。また、カメラの姿勢を補間する方法としては、例えば、線形補間、球面線形補間などである。補間された曲線が、モーションパス505である。
カメラパス出力部210は、中間フレーム生成部209により生成された中間フレームを含む、仮想カメラの動きを示すカメラパスを出力する。生成したカメラパスは、動画像のクリップの作成に利用される。
表示処理部211は、変化量算出部206により算出された変化量を示す情報を表示部105に表示する処理を行う。表示処理部211は、例えば図4の仮想カメラ画像表示部401もしくはGUI表示部402に、変化量を表示する処理を行う。表示処理部211において実施される処理は、制御部202によって制御される。
<処理>
次に、図6のフローチャートを参照して、実施形態1に係る情報処理装置が実施する処理の手順を説明する。図6の処理は、キーフレームの操作中に変化量を表示する処理である。
S601において、ユーザ操作検出部203は、ユーザによる操作を検出する。S602において、キーフレーム操作指定部204は、S601で検出されたユーザ操作がキーフレーム操作であるか否かを判定する。キーフレーム操作であると判定された場合、S603へ進む。一方、キーフレーム操作ではないと判定された場合、S601に戻る。
S603において、フレーム数算出部205は、既に設定されているキーフレームと、操作対象のキーフレームとの間のフレーム数を算出する。S604において、変化量算出部206は、S603で算出されたフレーム数に基づいて、キーフレーム間の仮想カメラパラメータの変化量を算出する。ここでの変化量は、仮想カメラの位置及び/又は姿勢の変化量である。なお、ズーム率の変化量であってもよい。また、これらの一部又は全部の組み合わせであってもよい。
ここで、図7を参照しながら、S603及びS604の処理について詳述する。図7は、キーフレーム704とキーフレーム705とが既に設定されている状態において、新規のキーフレーム706を挿入する際の操作について説明する図である。キーフレーム704に対応するタイムライン上の時刻が701であり、キーフレーム705に対応するタイムライン上の時刻が702である。キーフレーム706は、ユーザが設定を行っている段階であり、現時点では暫定の位置として示されている。
S603では、キーフレーム間のフレーム数が算出される。図7の例では、キーフレーム704とキーフレーム706との間のフレーム数が、708で示すフレーム数Aであり、キーフレーム705とキーフレーム706との間のフレーム数が、709で示すフレーム数Bである。フレーム数は、上述したとおり、時刻とフレームレート、再生速度に基づいて算出される。
キーフレーム704とキーフレーム706との間の移動量を移動量Aとし、キーフレーム704とキーフレーム705との間の移動量を移動量Bとする。S604で算出される変化量は、例えば、この移動量をフレーム数で除算した値となる。従って、キーフレーム704とキーフレーム706との間の変化量Aが、変化量A=移動量A/フレーム数Aとなり、キーフレーム705とキーフレーム706との間の変化量Bが、変化量B=移動量B/フレーム数Bとなる。なお、図7では移動量として単純に一次元の距離として示しているが、これに限らない。図7では、移動量Aに対して移動量Bの方が長く、フレーム数Aがよりフレーム数Bより多い状態を示している。従って、変化量Aは小さい値を示し、長い時間をかけて短い移動量を遷移するモーションパスとなることを示す。一方、変化量Bは大きい値を示し、短い時間で急峻なモーションパスとなることを示す。
また、ここで算出する単位時間当たりの変化量は、仮想カメラの位置の移動量をフレーム数で除算した値に限定されるものではない。例えば、単位時間当たりの変化量は、仮想カメラの姿勢の変化量、ズーム率の変化量をフレーム数で除算した値を用いてもよい。
S605において、表示処理部211は、S604で算出された変化量を表示する。ここで、図8は、図4に示した仮想カメラ画像表示部401上に、S604で算出された変化量を重畳して表示する例を示す図である。図8で示すキーフレーム等の情報は、図7に示した情報に対応している。
図8の801と802が、事前に設定されたキーフレームである。キーフレーム801が図7のキーフレーム704に対応し、キーフレーム802が図7のキーフレーム705に対応している。803は現在操作中の仮想視点であり、その仮想視点から見た画像が表示されており、これは図7のキーフレーム706に対応する。インジケータ804は、キーフレーム706のタイムライン上の相対位置を示している。図7に示したキーフレーム704とキーフレーム706との間の変化量Aを、図8のグラフ805で示し、図7のキーフレーム705とキーフレーム706との間の変化量Bを、図8のグラフ806で示す。図示の例では、変化量A=2.15、変化量B=30.2である。よって、図7のキーフレーム705とキーフレーム706との間の変化が大きいことを認識できる。図8から分かるように、変化量の大きさを視覚的に表示することで、キーフレーム間の動きの変化を把握しやすくなるため、現在挿入を行う予定のキーフレーム803を設定することにより、どのようなカメラパスとなるのかをユーザが容易に判別可能となる。なお、図8に示した表示例はあくまでも一例であり、その表示態様は図示の例に限定されない。
S606において、キーフレーム操作指定部204は、カメラパスの作成が終了したか否かを判定する。例えば、ユーザから終了操作が行われた場合に、作成が終了したと判定してもよい。本ステップがYesである場合、一連の処理を終了する。一方、本ステップがNoである場合、S601に戻って再度ユーザ操作の検出が開始され、一連の処理を繰り返す。
以上説明したように、実施形態1では、キーフレームの仮想カメラパラメータである仮想カメラの位置及び/又は姿勢の変化量を算出してユーザに表示部への視覚的な表示などによって通知する。すなわち、ユーザがキーフレームを設定する際に、そのキーフレームによってどのようなカメラパスとなるか(変化が大きすぎて視認しにくいカメラパスになるかどうか)を判断可能な情報をユーザに通知する。
これにより、キーフレーム挿入時の仮想カメラパラメータの位置・姿勢の変化量を容易に確認することができるため、カメラパスのプレビュー表示を行うことなくユーザは所望のキーフレームの設定を行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、キーフレームの変化量として移動量を例として挙げたが、これに限らない。仮想カメラの位置・姿勢の変化を示す量やズームの変化量をフレーム数で除算した、単位時間あたりの変化量を表示してもよい。
(実施形態2)
実施形態2では、事前に設定された変化量以上の変化が起こる場合に、そのことをユーザに通知する例を説明する。実施形態2に係る情報処理装置のハードウェア構成及び機能構成については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
<処理>
続いて、図9のフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順を説明する。なお、本フローの開始に先立ち、事前に変化量の所定の閾値が設定されているものとする。閾値の設定は、例えば、図2に示したユーザ設定指定部207を介して制御部202に対して実施されている。なお、本フローのうち、S901乃至S904、S907の各処理は、図6で説明したS601乃至S604、S606と同様であるため、説明を省略する。以下では、主に図6との差分を説明する。
S905において、表示処理部211は、S904で算出された変化量が、事前に設定された所定の閾値以上であるか否かを判定する。変化量が所定の閾値以上である場合、S906へ進む。一方、変化量が所定の閾値未満である場合、S901に戻る。
S906において、表示処理部211は、変化量が所定の閾値以上となったため、ユーザへ警告を通知する。ここで、図10は警告の通知方法の一例を示す図である。図10において、警告表示1001は、「前フレームとの変化量が大きくなっています」というテキストである。これを図4に示した仮想カメラ画像表示部401上に重畳して表示する。あるいは、表示に限らず、音声を用いて警告を通知するようにしてもよい。
以上説明したように、実施形態2では、変化量が事前に設定された閾値以上となった場合に、そのことを示す情報をユーザに通知する。これにより、キーフレーム挿入時の変化量によるカメラパスへの影響をより容易に確認できるため、ユーザは所望のキーフレームの設定を行うことが可能となる。
(実施形態3)
実施形態3では、変化量が事前に設定された閾値以上となる場合に、キーフレームの設定を禁止する例を説明する。ユーザへ明示的に変化量を通知するのではなく、閾値以上の変化量となる際には、キーフレームの設定自体を禁止することにより、変化量が大きいことを通知する例である。実施形態3に係る情報処理装置のハードウェア構成及び機能構成については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
<処理>
続いて、図11のフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順を説明する。なお、本フローの開始に先立ち、事前に変化量の所定の閾値が設定されているものとする。閾値の設定は、例えば、図2に示したユーザ設定指定部207を介して制御部202に対して実施されている。なお、本フローのうち、S1101乃至S1105、S1110の各処理は、図9で説明したS901乃至S905、S907と同様であるため、説明を省略する。以下では、主に図9との差分を説明する。S1105でYesの場合、S1106へ進む。一方、S1105でNoの場合、S1108へ進む。
S1106において、制御部202は、キーフレーム操作指定部204に対してキーフレームの指定操作を禁止するように指示する。すなわち、ユーザ操作による今回のキーフレームの指定操作はキャンセルされる。
S1107において、表示処理部211は、ユーザによるキーフレームの指定操作が禁止状態であることを示す情報を表示することによりユーザへの通知を行う。ここで、図12に通知例を示す。図12には、「キーフレームの設定ができません。フレームの時刻を進めてください。」というメッセージが表示されている。なお、当該表示は常に行う必要はなく、ユーザがキーフレームの指定操作を実行した際に表示するようにしてもよい。その後、S1110へ進む。
S1108において、制御部202は、キーフレーム操作指定部204に対してキーフレームの指定操作の禁止を解除するように指示する。なお、禁止状態でなければ、現在の解除状態を維持する。
S1109において、表示処理部211は、ユーザによるキーフレームの指定操作の禁止が解除された解除状態であることを示す情報を表示することによりユーザへの通知を行う。図12と同様にして、キーフレームの指定操作が禁止されていないことを示すメッセージを表示してもよい。なお、解除状態は必ずしも通知しなくてもよい。すなわち、本ステップはスキップしてもよい。その後、S1110へ進む。以上が図11の一連の処理である。
以上説明したように、実施形態3では、変化量が閾値以上の場合、ユーザによるキーフレームの指定操作を禁止する処理を行う。これにより、所望のカメラパスとならないようなキーフレームの設定を防ぐことが可能となるため、ユーザビリティを向上させることができる。
(実施形態4)
実施形態4では、カメラパスにおける仮想視点画像の画質の異常を検出し、異常であることを示す表示を行う例を説明する。ここで、画質の異常とは、例えば仮想視点の再生速度と撮影されたコンテンツのフレームレートとの差によって生じる、被写体がぶれて表示される現象である。図13を参照して、この現象について説明を行う。
図13は、被写体の動き、仮想視点の動き、生成される仮想視点画像を示す図である。1301は、説明のために使用する被写体(ボール)であり、被写体1301が図中、左から右へ移動している。t1~t4はそれぞれ撮影された時刻を示している。例えば60fpsのカメラで撮影される場合、t1とt2との間隔は1/60秒となる。1302は、仮想視点を示しており、fv1~fv6は仮想視点の動きを示す。図13の例では、仮想視点が被写体であるボールと平行に移動している。また、仮想視点画像は0.5倍速のスローで作成する。この場合、撮影されたコンテンツの時刻(t1~t4)の0.5倍速で仮想視点を作成することになるため、fv1とfv2の仮想視点画像はt1の撮影コンテンツでレンダリングを行う必要がある。同様に、fv3とfv4の仮想視点画像はt2の撮影コンテンツでレンダリングを行い、fv5とfv6の仮想視点画像はt3の撮影コンテンツでレンダリングを行う。
1303は、fv1からfv6の各仮想視点で生成された仮想視点画像を示す図である。仮想視点fv1と仮想視点fv2は同じ時刻t1の撮影コンテンツから生成されるため、被写体が動かないまま仮想視点のみが移動する。そして、仮想視点fv2から仮想視点fv3への移動時に、時刻がt2へ遷移するため、被写体も移動した状態で仮想視点が生成される。仮想視点が被写体の動きと平行して遷移する場合、1303に示すように被写体が前後に移動を繰り返すことになるため、被写体がぶれて表示されてしまうことになる。
<情報処理装置の機能構成>
図14を参照して、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成を説明する。実施形態1で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ参照符号を付しており、詳細な説明は省略する。なお、実施形態3に係る情報処理装置のハードウェア構成については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。本実施形態に係るカメラパス作成部201は、図2に示した構成に加えて、画質異常領域検出部1401を備えている。
画質異常領域検出部1401は、キーフレーム情報格納部206に格納されたキーフレームの情報に基づいて、仮想カメラパス上の仮想視点画像について被写体のぶれなどの画質の異常を検出する。
<処理>
続いて、図15のフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置が実施する処理の手順を説明する。なお、本フローのうち、S1501乃至S1505、S1509の各処理は、図6で説明したS601乃至S605、S606と同様であるため、説明を省略する。以下では、主に図2との差分を説明する。
S1506において、画質異常領域検出部1401は、キーフレーム間の不連続領域を、画質異常領域として検出する処理を行う。S1507において、画質異常領域検出部1401は、不連続領域が検出されたか否かを判定する。本ステップがYesの場合、S1508へ進む。一方、本ステップがNoの場合、S1509へ進む。
S1508において、表示処理部211は、S1507で検出された不連続領域を画質異常領域として表示する。すなわち、画質異常が検出された場合、仮想カメラパスのうち画質異常が検出された範囲を画質異常領域として通知する。ここで、本ステップでの異常領域の表示例について、図16を参照して説明する。図16は、画質異常領域を表示するGUIの一例である。
1601及び1602は、図8と同様に、それぞれのキーフレームの間の変化量を示しているが、色の濃さが異なっている。1601は色が濃く表示され、1602では色が薄く表示されている。色が濃く表示される1601において、画質の異常がみられる可能性があることが示されている。なお、図示の例では色の表示の濃さに応じて画質異常の有無を示す例を説明したが、当該例に限定されない。例えば、1601の近くに、画質異常がある可能性を示すテキストメッセージを表示するようにしてもよい。仮想カメラパスのうち画質異常が検出された範囲を、画質異常が検出されていない範囲と異なる表示形態で示すことができれば、どのような表示形態であってもよい。その後、S1509へ進む。以上で図15の一連の処理が終了する。
以上説明したように、実施形態4では、画質に異常がみられることを検出し、それを変化量の表示と合わせて表示する。これらは同時に表示されることもあるし、異なるタイミングで表示されることもある。これにより、画質異常の可能性があることがユーザに通知されるため、所望のカメラパスとならないようなキーフレームの設定を防ぐことが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
201:カメラパス作成部、202:制御部、203:ユーザ操作検出部、204:キーフレーム操作指定部、205:フレーム数算出部、206:変化量算出部、207:ユーザ設定指定部、208:キーフレーム情報格納部、209:中間フレーム生成部、210:カメラパス出力部、211:表示処理部

Claims (11)

  1. 仮想カメラの位置の軌跡を示す仮想カメラパスの基準となる複数のキーフレームを用いた補間により前記仮想カメラパスを生成する情報処理装置であって、
    ユーザ操作に応じてキーフレームの指定操作を受け付ける指定手段と、
    既に設定されている第1のキーフレームと、前記ユーザ操作により指定された第2のキーフレームとの間のフレーム数を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記フレーム数に基づいて、前記第1のキーフレームと前記第2のキーフレームとの間の仮想カメラパラメータの単位時間当たりの変化量を算出する変化量算出手段と、
    前記変化量算出手段により算出された前記変化量をユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記仮想カメラパラメータは、前記仮想カメラの位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記仮想カメラパラメータは、前記仮想カメラの姿勢を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記仮想カメラパラメータは、前記仮想カメラのズーム率を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知手段は、前記変化量が閾値以上である場合に、前記ユーザにさらに通知を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記変化量が閾値以上である場合に前記指定手段による前記指定操作の受け付けを禁止する禁止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知手段は、前記禁止手段により前記指定操作の受け付けが禁止された場合、前記指定操作の受け付けが禁止された禁止状態であることを前記ユーザにさらに通知することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記仮想カメラパス上の仮想視点画像の画質異常を検出する検出手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記画質異常が検出された場合、前記仮想カメラパスのうち前記画質異常が検出された範囲を通知することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記通知手段は、前記仮想カメラパスのうち前記画質異常が検出された範囲を、前記画質異常が検出されていない範囲と異なる表示形態で表示することにより通知を行うことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 仮想カメラの位置の軌跡を示す仮想カメラパスの基準となる複数のキーフレームを用いた補間により前記仮想カメラパスを生成する情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ操作に応じてキーフレームの指定操作を受け付ける指定工程と、
    既に設定されている第1のキーフレームと、前記ユーザ操作により指定された第2のキーフレームとの間のフレーム数を算出する算出工程と、
    前記算出工程により算出された前記フレーム数に基づいて、前記第1のキーフレームと前記第2のキーフレームとの間の仮想カメラパラメータの単位時間当たりの変化量を算出する変化量算出工程と、
    前記変化量算出工程により算出された前記変化量をユーザに通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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