JP2022013616A - 電池 - Google Patents

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正弘 大田
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Toshiyuki Ariga
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Abstract

【課題】安全性が高く、かつエネルギー密度の高い電池を提供すること。【解決手段】正極集電体22を備える正極20と、固体電解質30と、負極集電体12を備える負極10と、が繰り返し配置されてなり、正極集電体22及び負極集電体12のうち少なくともいずれかが、積層体100の端面からそれぞれ引き出されて、複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dを構成する積層体100と、積層体100を収容する外装体300と、上記複数の集電体タブと電気的に接続され、一部が外装体300から外部に延出するリード端子200と、を備え、リード端子200は、外装体300の内部に配置される第1過電流遮断部210と接続される、電池1。【選択図】図1

Description

本発明は、電池に関する。
近年、自動車、パソコン、携帯電話等の大小さまざまな電気・電子機器の普及により、高容量、高出力の電池の需要が急速に拡大している。このような電池としては、正極と負極との間に有機電解液を電解質として用いる液系電池セルが広く用いられている。
上記電池は、異常時に過電流が流れた際の部品の損傷や事故を防ぐため、ヒューズと接続されて用いられる。例えば、電動車両を駆動させるために搭載される二次電池は、過電流により溶断することで電流を遮断するヒューズと接続されて用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-150664号公報
液系電池セルの電解質としては可燃性の電解液が広く用いられる。このため、電池内部にヒューズ等の過電流遮断部を設けた場合、ヒューズが溶断された場合に発生する火花により、電解液が引火し、燃焼する恐れがある。従って、可燃性の電解液を有する電池は、特許文献1に開示されているように、電池の外部でヒューズと接続されて用いられていた。しかし、ヒューズ等の過電流遮断部は、化学反応が起こる箇所に近い場所に設けられることが、異常の検知速度が速く事故リスク低減の観点から好ましい。更に、複数の電池がモジュール化されている場合、電池の1箇所に異常が生じた場合に、モジュール全体を遮断すると、システム全体が停止されてしまうという不都合が生じる。しかし、電池毎に電池外部でヒューズ等の過電流遮断部と接続する場合、設置スペースを要するため、電池のエネルギー密度が低下する問題がある。
液系電池においては上記課題の解決が望まれている。また、近年、電解質として難燃性の固体電解質を用いた固体電池に関する技術が提案されている。しかし、固体電池の好ましい過電流遮断部の構成については検討されていないのが現状であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、安全性が高く、かつエネルギー密度の高い電池を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、正極集電体を備える正極と、電解質と、負極集電体を備える負極と、が繰り返し配置されてなり、前記正極集電体及び前記負極集電体のうち少なくともいずれかが、端面からそれぞれ引き出されて、複数の集電体タブを構成する積層体と、前記積層体を収容する外装体と、複数の前記集電体タブと電気的に接続され、一部が前記外装体から外部に延出するリード端子と、を備え、前記リード端子は、前記外装体の内部に配置される第1過電流遮断部と接続される、電池に関する。
(1)の発明によれば、安全性が高く、かつエネルギー密度の高い電池を提供できる。
(2) 前記第1過電流遮断部は、PTCサーミスタである、(1)に記載の電池。
(2)の発明によれば、過電流の発生後においても、部品の交換を要することなく電池を継続使用できる。
(3) 前記第1過電流遮断部は、複数設けられ、それぞれ異なる前記集電体タブと接続される、(2)に記載の電池。
(3)の発明によれば、電池内部で過電流が発生した際に、異常箇所のみが遮断され、正常箇所を継続使用できる。
(4) 前記第1過電流遮断部は、ヒューズであり、前記リード端子の一部は、前記第1過電流遮断部の一部を構成する、(1)に記載の電池。
(4)の発明によれば、電池の部品点数や配置スペースを低減することができ、電池の体積エネルギー密度を向上できる。
(5) 前記第1過電流遮断部は、前記リード端子に形成される孔部を含み、前記孔部は、楕円形である、(4)に記載の電池。
(5)の発明によれば、第1過電流遮断部のヒューズ機能を高めることができ、かつ、リード端子の強度を向上できる。
(6) 前記孔部は、前記楕円形の長軸方向が、前記リード端子の延出方向に対して垂直に配置される、(5)に記載の電池。
(6)の発明によれば、第1過電流遮断部のヒューズ機能を確実に高めることができ、かつ、リード端子の強度を向上できる。
(7)前記孔部の少なくとも一部には、絶縁材、断熱材、補強材、及びシール材のうち、少なくともいずれかが充填される、(5)又は(6)に記載の電池。
(7)の発明によれば、第1過電流遮断部のヒューズ機能を高めることができる。或いは、リード端子の強度を向上できる。
(8) 前記外装体は、溶着部を有し、前記第1過電流遮断部は、前記溶着部に配置される、(1)~(7)のいずれかに記載の電池。
(8)の発明によれば、液系電池においても電池に過電流遮断機能を持たせることができ、かつ、電池の体積エネルギー密度を向上できる。
(9) 複数の前記集電体タブは、前記リード端子との接続部との間においてそれぞれ複数の第2過電流遮断部と接続され、複数の前記第2過電流遮断部は、前記外装体の内部に配置され、前記電解質は、固体電解質である、(1)~(8)のいずれかに記載の電池。
(9)の発明によれば、固体電池の内部から外部に対して流れる内部短絡電流を第2過電流遮断部により遮断でき、より安全性の高い固体電池を提供できる。
(10) 前記第2過電流遮断部は、ヒューズであり、複数の前記集電体タブの一部は、前記第2過電流遮断部の一部を構成する、(9)に記載の電池。
(10)の発明によれば、固体電池の部品点数や配置スペースを低減することができる。
(11)前記第2過電流遮断部は、前記集電体タブに形成される孔部を含み、前記孔部は、楕円形である、(10)に記載の電池。
(11)の発明によれば、第2過電流遮断部のヒューズ機能を高めることができ、かつ、集電体タブの強度を向上できる。
本発明の一実施形態に係る固体電池の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る固体電池の側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る第1過電流遮断部及び第2過電流遮断部の側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る第2過電流遮断部13a1を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る第2過電流遮断部13a2を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る第2過電流遮断部13a3を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る第1過電流遮断部210aを示す図である。 本発明の第6実施形態に係る第1過電流遮断部210bを示す図である。 本発明の第7実施形態に係る電池1aを示す平面図である。 本発明の第8実施形態に係る電池1bの概要を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る第1過電流遮断部210eを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下に示す実施形態は本発明を例示するものであって、本発明は以下の実施形態に限定されない。
《第1実施形態》
<固体電池>
本実施形態に係る固体電池1は、図1に示すように、積層体100と、リード端子200と、外装体300と、を有する。積層体100の端面から引き出される複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dは、結束されて、接続部40においてリード端子200と電気的に接続される。リード端子200の一部は外装体300の外部に延出する。複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dと、接続部40との間にはそれぞれ第2過電流遮断部13a、13b、13c、及び13dが設けられる。
(積層体)
積層体100は、図2に示すように、負極10と、正極20と、その間に配置される固体電解質30と、からなる単電池が繰り返し積層される構造を有する。本実施形態に係る積層体100は、負極10と固体電解質30と正極20の積層単位が、計4回繰り返し積層された例である。
負極10は、それぞれ負極集電体12の両面に、負極活物質層11が積層されている。正極20は、それぞれ正極集電体22の両面に、正極活物質層21が積層されている。これらは別層でもよく、集電体と活物質層とが一体となっていてもよい。
[負極活物質層]
負極活物質層11を構成する負極活物質としては、特に限定されるものではなく、固体電池の負極活物質として公知の物質を適用することができる。その組成についても特に制限はなく、固体電解質、導電助剤や結着剤等を含んでいてもよい。負極活物質としては、例えば、リチウム金属、Li-Al合金やLi-In合金等のリチウム合金、LiTi12等のチタン酸リチウム、炭素繊維や黒鉛等の炭素材料等が挙げられる。
[負極集電体]
負極集電体12は、特に限定されるものではなく、固体電池の負極に用いうる公知の集電体を適用することができる。例えば、ステンレス(SUS)箔、銅(Cu)箔等の金属箔が挙げられる。
[正極活物質層]
正極活物質層21を構成する正極活物質としては、特に限定されるものではなく、固体電池の正極活物質として公知の物質を適用することができる。その組成についても特に制限はなく、固体電解質、導電助剤や結着剤等を含んでいてもよい。正極活物質としては、例えば、二硫化チタン、二硫化モリブデン、セレン化ニオブ、等の遷移金属カルコゲナイド、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO、LiMn)、コバルト酸リチウム(LiCoO)等の遷移金属酸化物等が挙げられる。
[正極集電体]
正極集電体22は、特に限定されるものではなく、固体電池の正極に用いうる公知の集電体を適用することができる。例えば、ステンレス(SUS)箔、アルミ(Al)箔等の金属箔が挙げられる。
[集電体タブ]
複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dは、積層体100の一端面から同一方向に、略平行に引き出されている。本実施形態では、上記負極集電体タブは、それぞれの負極集電体12から延出されて構成されている。
複数の正極集電体タブ22a、22b、22c、及び22dについても同様に、例えば積層体100の他端面から同一方向に、略平行に面状に引き出されている。上記複数の正極集電体タブは、負極集電体タブと同様、積層体100の一端面から引き出されていてもよい。上記複数の正極集電体タブは、それぞれの正極集電体22から延出されて構成されている。
本発明においては、集電体タブはそれぞれの集電体から引き出されていればよく、延出には限定されず、例えば負極集電体12や正極集電体22とは異なる部材であってもよい。
集電体タブの幅は、合材の幅を最大として、使用目的により集電タブ部の抵抗が小さくなるように適宜設定されるが、好ましくは1mm~1000mm、より好ましくは2mmから300mmである。厚さは5~50μm程度、引き出し長さは5~50mm程度が一般的である。
複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dは、束ねられた状態で、接続部40においてリード端子200と接合される。接合方法としては特に限定されず、抵抗溶接や超音波溶接等の溶接や、溶着等、公知の方法を用いることができる。図1に示すように、上記複数の集電体タブは、積層体100側の端部と、リード端子200との接続部40との間において、それぞれ第2過電流遮断部13a、13b、13c、及び13dと接続される。上記第2過電流遮断部の構成は後段で詳述する。
[固体電解質]
固体電解質30は、負極10と、正極20との間に積層され、例えば層状に形成される。固体電解質30は、少なくとも固体電解質材料を含有する層である。上記固体電解質材料を介して、正極活物質及び負極活物質の間の電荷移動を行うことができる。
固体電解質材料としては、特に限定されないが、例えば、硫化物固体電解質材料、酸化物固体電解質材料、窒化物固体電解質材料、ハロゲン化物固体電解質材料等を挙げることができる。
(リード端子)
リード端子200は、図1に示すように、その一端側が複数の負極集電体タブと、接続部40において溶接などによって電気的に接続されると共に、他端側は、外装体300から延出されて、固体電池の電極部を構成する。
リード端子200は、特に限定されるものではなく、好ましくは、アルミ(Al)、銅(Cu)、などの可撓性を有する線状の板状部材である。一般に、リード端子200の厚さは0.05~5mm程度であり、集電体タブの厚さより厚い。
リード端子200は、接続部40と外装体300との間の箇所において、第1過電流遮断部210と接続される。即ち、第1過電流遮断部210は、外装体300の内部に配置される。第1過電流遮断部210の構成については後段で詳述する。
(外装体)
外装体300は、積層体100、第1過電流遮断部210、及び第2過電流遮断部13a、13b、13c、13d、を収容する。外装体300は、特に制限されず、例えばラミネートフィルムからなるラミネートセルが挙げられる。上記ラミネートセルは、例えば、アルミニウム、ステンレス(SUS)等からなる金属層に対し、表面にポリオレフィン等の熱融着性樹脂層が積層された多層構造を有する。ラミネートセルは、上記以外に、ナイロン等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等からなる層、任意のラミネート接着剤等からなる接着層等を有していてもよい。
上記ラミネートセルは、例えば例えば1枚の矩形のラミネートフィルムを、積層体100等を挟むように折り曲げて、積層体100等の外側でヒートシール法等によりシールされることで、積層体100等を内部に収容する。外装体300としては、上記ラミネートセルに限定されず、例えば、筒状に形成される金属製の外装体であってもよい。
[第1過電流遮断部]
上記第1過電流遮断部210としては、特に限定されないが、例えば、過電流によって溶断する溶断型のヒューズが用いられる。第1過電流遮断部210は、図3(B)に示すように、ヒューズエレメント213を有する。ヒューズエレメント213は、電流が流れる線状の導体であり、少なくとも一方の端部がリード端子200に接続されている。電流がヒューズエレメント213を流れると、ヒューズエレメント213の電気抵抗により熱が発生する。第1過電流遮断部210には定格電流が設定されており、上記定格電流を超える過電流(溶断電流)がヒューズエレメント213を流れると、ヒューズエレメント213が熱により溶断する。これにより、異常が発生し、過電流が第1過電流遮断部210に流れた場合に、ヒューズエレメント213が溶断し、リード端子200に流れる過電流が遮断される。上記過電流は、例えば固体電池1の外部から固体電池1に対して流れる外部短絡電流である。第1過電流遮断部210により、外部短絡電流に対して固体電池1を保護できる。
第1過電流遮断部210は、外装体300の内部に配置される。これにより、固体電池1の外部の、例えばバスバー等にヒューズを配置する必要がなくなる。従って固体電池1の設置スペースを低減でき、結果的に固体電池1のエネルギー密度を向上できる。
[第2過電流遮断部]
第2過電流遮断部13a、13b、13c、及び13dとしては、特に限定されないが、例えば、第1過電流遮断部210と同様、過電流によって溶断する溶断型のヒューズが用いられる。例えば、図3(A)に示すように、負極集電体タブ12aと電気的に接続される第2過電流遮断部13aは、ヒューズエレメント133を含む。ヒューズエレメント133は、電流が流れる線状の導体であり、少なくとも一方の端部が負極集電体タブ12aに接続されている。電流がヒューズエレメント133を流れると、ヒューズエレメント133の電気抵抗により熱が発生する。第2過電流遮断部13aには定格電流が設定されており、上記定格電流を超える過電流(溶断電流)がヒューズエレメント133を流れると、ヒューズエレメント133が熱により溶断する。これにより、異常が発生し、過電流が第2過電流遮断部13aに流れた場合に、負極集電体タブ12aに流れる過電流が遮断される。上記過電流は、例えば固体電池1の内部から外部に対して流れる内部短絡電流である。
第2過電流遮断部13b、13c、及び13dについても、第2過電流遮断部13aと同様の構成を有する。複数の負極集電体タブにそれぞれ上記第2過電流遮断部が設けられることで、積層体100のいずれかの箇所で異常が発生した場合に、固体電池1全体を停止させることなく、異常箇所のみを遮断できる。かつ、過電流がリード端子200を通じて外部に流れることを防止できる。
第2過電流遮断部13aのヒューズエレメント133は、例えばヒューズボックス131に収容され、ヒューズエレメント133の周囲には、消弧剤132が充填される。第2過電流遮断部13b、13c、及び13dについても同様の構成を有する。
上記第2過電流遮断部は、外装体300の内部に配置される。これにより、電気化学反応が起こる積層体100の近くに第2過電流遮断部が配置されるため、異常が発生した場合に電流が遮断されるまでの時間を短くすることができ、事故リスクを低減できる。上記に加えて、第2過電流遮断部を外装体300の内部に配置することにより、固体電池1の外部の、例えばバスバー等にヒューズを配置する必要がなくなる。従って、固体電池1の設置スペースを低減でき、結果的に固体電池1の体積エネルギー密度を向上できる。
負極集電体タブ12aの一部を第2過電流遮断部13aとして構成し、負極集電体タブ12a自体に上記第2過電流遮断部としての機能を持たせてもよい。例えば、上記ヒューズエレメント133を、負極集電体タブ12aの一部として構成してもよい。これにより、第2過電流遮断部13aの部品点数や配置スペースを低減することができる。
第2過電流遮断部13aを負極集電体タブ12aとは別体として構成してもよい。その場合、第2過電流遮断部13aとリード端子200とは負極集電体タブ12a以外の部材で接続される。上記部材は、電気的な接続が確保されるものであれば、材質や形状は特に制限されない。
なお、図1では図示を省略しているが、複数の正極集電体タブ22a、22b、22c、及び22dの積層体100側の端部と、リード端子との接続部との間にも、それぞれ上記と同様の構成を有する第2過電流遮断部が設けられていてもよい。
本実施形態において、上記第1過電流遮断部210に加え、第2過電流遮断部13a、13b、13c、及び13dが配置されることが好ましい。これにより、固体電池1と外部との間で電流が流れる経路に対し、2つの過電流遮断部が配置されるため、固体電池1の安全性を更に向上できる。上記第1過電流遮断部と共に上記第2過電流遮断部を用いる場合、上記第1過電流遮断部の定格電流は上記第2過電流遮断部の定格電流よりも大きいことが好ましい。これにより、2つの過電流遮断部を併用した場合であっても、上記第2過電流遮断部により積層体100の異常箇所のみを遮断する効果が得られる。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。上記第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する場合がある。
《第2実施形態》
図4は、第2実施形態に係る第2過電流遮断部13a1を示す図である。図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)におけるA-A断面図、図4(C)は図4(A)の要部拡大図を示す。
本実施形態に係る第2過電流遮断部13a1は、ヒューズであり、図4(A)に示すように、負極集電体タブ12a1の一部として構成される。第2過電流遮断部13a1は、負極集電体タブ12a1の一部に、1つ又は複数の孔部h1が形成されることで構成される。これにより、負極集電体タブ12a1の孔部h1が形成された箇所は、過電流が流れた際に優先的に溶断されるため、負極集電体タブ12a1にヒューズ機能を持たせることができる。
孔部h1は、例えば円形又は楕円形、多角形又はこれらの組み合わせとして形成される。孔部h1は、楕円形であることが好ましい。詳細には、図4(C)に示すように、孔部h1の径aと、径aに対し垂直方向の径bとの関係はb/a≦1であることが好ましい。そして、図4に示すように、負極集電体タブ12a1の延出方向に対して、楕円形の孔部h1の長軸方向が、垂直に配置されることが好ましい。これにより、孔部h1の端部同士の間隔cを狭くすることができるため、ヒューズ機能を高めることができる。上記に加えて、孔部h1同士の間隔dを広くすることができるため、隣接する孔部h1の間の面積Sを広くすることができ、負極集電体タブ12a1の強度を向上できる。孔部h1における空隙には、絶縁材等が充填されていてもよい。
負極集電体タブ12a1の孔部h1が形成された箇所の上面及び下面は、図4(A)及び(B)に示すように、絶縁材134で被覆されていてもよい。これにより、負極集電体タブ12a1の強度をより向上できる。絶縁材134は、電気絶縁性を有するフィルムやテープ等で構成できる。これにより、過電流が流れて第2過電流遮断部13a1が溶断された際に、溶断熱で絶縁材134同士が溶着し電気的絶縁性が確保されると共に、負極集電体タブ12a1の滑落による二次的な短絡を抑制できる。絶縁材134はリード端子200と負極集電体タブ12a1との溶接の際のたるみ、しわ等の抑制効果も有する。
《第3実施形態》
図5は、第3実施形態に係る第2過電流遮断部13a2を示す図である。図5(A)は平面図を示し、図5(B)は図5(A)におけるB-B断面図を示す。
第2過電流遮断部13a2は、図5(A)に示すように、負極集電体タブ12a2の一部として構成される。第2過電流遮断部13a2は、負極集電体タブ12a2の一部に、溶断部tが設けられることで形成される。
溶断部tは、例えば負極集電体タブ12a2よりも厚みが薄い部材である。溶断部tは、負極集電体タブ12a2の一部の厚みを薄くして構成してもよいし、負極集電体タブ12a2とは異なる部材、例えばクラッド材として構成してもよい。この場合、溶断部tの融点を負極集電体タブ12a2より低くしてもよい。又は、溶断部tの抵抗値を負極集電体タブ12a2より高くしてもよい。これにより、溶断部tの厚さを任意に設定できる。
負極集電体タブ12a2の溶断部tが形成された箇所の上面及び下面は、第2実施形態と同様、絶縁材134で被覆されていてもよい。
《第4実施形態》
図6は、第4実施形態に係る第2過電流遮断部13a3を示す図である。図6(A)は平面図を示し、図6(B)は図6(A)におけるC-C断面図を示す。
第2過電流遮断部13a3は、図6(A)に示すように、負極集電体タブ12a3の一部として構成される。第2過電流遮断部13a3は、例えば、1枚の集電箔からなる負極集電体タブ12aと、2枚の集電箔からなる負極集電体タブ12a3とが溶接されることで構成される。これにより、過電流が流れた際に断面積の小さい負極集電体タブ12aは優先的に溶断されるため、第2過電流遮断部13a3にヒューズ機能を持たせることができる。負極集電体タブ12aには、絶縁フィルムやアルミナ等の絶縁体が被覆又は塗布されていてもよい。負極集電体タブ12aは、負極集電体タブ12a3よりも集電箔の枚数が少ないものであれば、特に集電箔の枚数は制限されない。
《第5実施形態》
図7は、第5実施形態に係る第1過電流遮断部210aを示す図である。図7(A)は平面図を示し、図7(B)は図7(A)におけるD-D断面図を示す。
本実施形態に係る第1過電流遮断部210aは、リード端子200aの一部として構成される。第1過電流遮断部210aは、第2実施形態に係る第2過電流遮断部13a1と同様、リード端子200aの一部に一つ又は複数の孔部h2が形成されることで構成される。
孔部h2の形状は、特に限定されないが、孔部h1と同様に楕円形であることが好ましい。詳細には、図4(C)に示す構成と同様に、孔部h2の径aと、径aに対し垂直方向の径bとの関係はb/a≦1であることが好ましい。そして、リード端子200aの延出方向に対して、楕円形の孔部h2の長軸方向が、垂直に配置されることが好ましい。これにより、ヒューズ機能を高めることができ、かつ、リード端子200aの強度を向上できる。また、孔部h2には断熱材や絶縁材、補強材等が充填されていてもよい。リード端子200aの孔部h2が形成される箇所の上面及び下面は、外気の侵入を防止するためのシール材214で被覆される。
シール材214は、絶縁材134と同様、絶縁性を有し、リード端子200aと外装体300とを密着させ、外気の外装材300への侵入を防止する機能を有する。このようなシール材214により、第1過電流遮断部210aの絶縁性、シール性、強度を向上できる。上記に加えて、シール材214は電池1の部品として通常用いられる部品であるため、新たな部品の追加を要さずに電池1を構成でき、体積エネルギー密度を向上でき、コストも低減できる。孔部h2には、シール材214と同一の材料が充填されていてもよい。
《第6実施形態》
図8は、第6実施形態に係る第1過電流遮断部210bを示す図である。図8(A)は平面図を示し、図8(B)は図8(A)におけるE-E断面図を示す。
本実施形態に係る第1過電流遮断部210bは、リード端子200bの一部として構成される。リード端子200bには、狭小部nが形成される。これにより、過電流が流れた際に狭小部nが優先的に溶断されるため、第1過電流遮断部210bにヒューズ機能を持たせることができる。
リード端子200bの、狭小部nが形成される箇所の上面及び下面は、リード端子200aと同様に、シール材214で被覆される。シール材214と狭小部nとの間の空隙215には、絶縁材又は補強材が充填される。空隙215には、シール材214と同一の材料が充填されていてもよい。
《第7実施形態》
図9は、第7実施形態に係る電池1aを示す平面図である。電池1aは、固体電解質を備える固体電池であってもよいし、液体電解質を備える液系電池であってもよい。電池1aは、図9に示すように、積層体100aと、リード端子200c及び200dと、外装体310と、を有する。リード端子200c及び200dには、第1過電流遮断部210c及び210dが設けられる。第1過電流遮断部210c及び210dは、リード端子200c及び200dの一部として構成される。第1過電流遮断部210c及び210dは、例えば一つ又は複数の孔部h3が形成されることで構成される。第1過電流遮断部210c及び210dは、外装体310同士が溶着される溶着部310aに配置される。
第1過電流遮断部210c及び210dは、溶着部310aに配置されることで、第1過電流遮断部210c及び210dが溶断された場合であっても、火花が積層体100aに達することが防止される。このため、電池1aを、液体電解質を備える液系電池として構成できる。第1過電流遮断部210c及び210dは、シール材214aによりシールされる。第1過電流遮断部210c及び210dは、いずれか1つであってもよい。
《第8実施形態》
図10は、第8実施形態に係る電池1bの概要を示す図であり、電池1bを側方から視た断面模式図である。図10に示すように、電池1bは、第1過電流遮断部210eを有する。第1過電流遮断部210eは、複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dと、リード端子200との間に設けられる。第1過電流遮断部210eは、外装体の溶着部310aに配置される。電池1bは、固体電解質を備える固体電池であってもよいし、液体電解質を備える液系電池であってもよい。
第1過電流遮断部210eは、PTCサーミスタである。PTCサーミスタは、ある特定の温度(キュリー温度)を超えると急激に抵抗値が上昇する。通常時ではPTCサーミスタは通電可能であるが、過電流がPTCサーミスタを流れると、ジュール熱による自己発熱により抵抗値が増大してPTCサーミスタを流れる電流が減衰する。これにより、PTCサーミスタを流れる過電流が遮断される。第1過電流遮断部210eとしてPTCサーミスタを用いることで、過電流の発生後においても部品の交換を要することなく電池1bを継続使用できる。PTCサーミスタとしては、特に制限されず、例えばチタン酸バリウムを主成分とする半導体セラミック等を用いることができ、その材料組成によって任意にキュリー温度を設定することができる。
図11は、第1過電流遮断部210eの構成を説明する断面模式図である。図11に示すように、第1過電流遮断部210eは、2つの第1過電流遮断部210e1及び210e2からなる。第1過電流遮断部210e1は、接続板201aとリードタブ202との間に、それぞれの部材と電気的に接続されて設けられる。同様に、第1過電流遮断部210e2は、接続板201bとリードタブ202との間に、それぞれの部材と電気的に接続されて設けられる。接続板201a及び接続板201bは、複数の負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dと電気的に接続される。リードタブ202は、リード端子200の一部であり、外装体300から延出されて電池1bの電極部を構成する。リードタブ202と、接続板201a及び接続板201bは、絶縁部材Iによって電気的に絶縁される。接続板201aと接続板201bとは、絶縁部材Iによって電気的に絶縁される。
第1過電流遮断部210e1及び201e2と、接続板201a及び201bは、本実施形態において2組設けられているが、1組であってもよいし、3組以上設けられていてもよく、複数組設けることが好ましい。第1過電流遮断部及び接続板を複数組設ける場合、複数の第1過電流遮断部は接続板を介し異なる単一の負極集電体タブ、又は異なる負極集電体タブの組と、それぞれ独立して接続されることが好ましい。これにより、電池1bにおいて例えば内部短絡により過電流が発生した場合に、内部短絡が発生した箇所に接続される接続板からリードタブ202側に流れる過電流は遮断されるが、内部短絡が発生していない箇所に接続される接続板からリードタブ202側に流れる電流は維持される。従って、内部短絡の発生時に、電池1bが接続される装置を停止させることなく、かつ、過電流がリード端子200を通じて外部に流れることを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の効果を阻害しない範囲内において適宜変更を加えたものも本発明の範囲に含まれる。
図1において、第2過電流遮断部13a、13b、13c、及び13dは全ての負極集電体タブ12a、12b、12c、及び12dと対応して設けられている。しかし、上記に限定されない。例えば、負極集電体タブを複数の負極集電体タブからなるグループに分けて、該グループ毎に上記第2過電流遮断部と電気的に接続されていてもよい。
上記実施形態では、第2、第3、第4実施形態において第2過電流遮断部について説明し、第5、第6実施形態においては第1過電流遮断部について説明した。これらは自由に組み合わせることが可能である。
1、1a 電池
10 負極
12 負極集電体
12a、12b、12c、12d 負極集電体タブ
13a、13b、13c、13d 第2過電流遮断部
20 正極
22 正極集電体
22a、22b、22c、22d 正極集電体タブ
30 固体電解質
40 接続部
100 積層体
200 リード端子
210 第1過電流遮断部
300、310 外装体
310a 溶着部

Claims (11)

  1. 正極集電体を備える正極と、電解質と、負極集電体を備える負極と、が繰り返し配置されてなり、前記正極集電体及び前記負極集電体のうち少なくともいずれかが、端面からそれぞれ引き出されて、複数の集電体タブを構成する積層体と、
    前記積層体を収容する外装体と、
    複数の前記集電体タブと電気的に接続され、一部が前記外装体から外部に延出するリード端子と、を備え、
    前記リード端子は、前記外装体の内部に配置される第1過電流遮断部と接続される、電池。
  2. 前記第1過電流遮断部は、PTCサーミスタである、請求項1に記載の電池。
  3. 前記第1過電流遮断部は、複数設けられ、それぞれ異なる前記集電体タブと接続される、請求項2に記載の電池。
  4. 前記第1過電流遮断部は、ヒューズであり、前記リード端子の一部は、前記第1過電流遮断部の一部を構成する、請求項1に記載の電池。
  5. 前記第1過電流遮断部は、前記リード端子に形成される孔部を含み、前記孔部は、楕円形である、請求項4に記載の電池。
  6. 前記孔部は、前記楕円形の長軸方向が、前記リード端子の延出方向に対して垂直に配置される、請求項5に記載の電池。
  7. 前記孔部の少なくとも一部には、絶縁材、断熱材、補強材、及びシール材のうち、少なくともいずれかが充填される、請求項5又は6に記載の電池。
  8. 前記外装体は、溶着部を有し、前記第1過電流遮断部は、前記溶着部に配置される、請求項1~7のいずれかに記載の電池。
  9. 複数の前記集電体タブは、前記リード端子との接続部との間においてそれぞれ複数の第2過電流遮断部と接続され、
    複数の前記第2過電流遮断部は、前記外装体の内部に配置され、
    前記電解質は、固体電解質である、請求項1~8のいずれかに記載の電池。
  10. 前記第2過電流遮断部は、ヒューズであり、複数の前記集電体タブの一部は、前記第2過電流遮断部の一部を構成する、請求項9に記載の電池。
  11. 前記第2過電流遮断部は、前記集電体タブに形成される孔部を含み、前記孔部は、楕円形である、請求項10に記載の電池。
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