JP2022012591A - 放射線撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】シリアル撮影を行った後に次のシリアル撮影を更に続ける際に、次のシリアル撮影で得られる動画の画質を落とすことなく、撮影の合間の待機時間を短縮できるようにする。【解決手段】放射線撮影システム100,100Aは、動画を構成するフレームを繰り返し生成するシリアル撮影を行うことが可能な画像生成手段2と、次に行う検査行為がシリアル撮影であるか否かを判断する判断手段と、次に行う検査行為がシリアル撮影であると判断手段が判断した場合、次の検査行為を開始する前から、画像生成手段2にスイッチ素子のオン/オフの切り替えを、シリアル撮影を行うときと同じ態様で行わせる動作制御手段と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、放射線撮影システムに関する。
放射線動画の撮影において、撮影前後に行われる半導体素子のリセット動作や、オフセットデータの取得動作の周期を、状況に応じて変更する技術が提案されている。
例えば特許文献1には、被写体像の撮像に関連する動作状態において、撮像領域に対して第1の時間間隔で制御を行い、被写体像の撮像に関連しない待機状態において、撮像領域に対して第1の時間間隔より短い第2の時間間隔で制御を行う駆動手段を含む撮像装置について記載されている。
また、特許文献2には、取得された撮影モードとセンサの状態とに基づいて、非撮影状態から静止画撮影モードに遷移する際の初期化駆動よりも、動画撮影モードから静止画撮影モードに遷移する際の初期化駆動で、読み出しの繰返し周期が短くなるよう制御する手段と、を有する撮影制御装置について記載されている。
特開2002-335446号公報 特開2013-138360号公報
動画の撮影(シリアル撮影)では、正確なオフセットデータを得るため、実際に放射線を照射する直前に、装置を所定時間、放射線の照射を受けるときと同様に駆動させておく必要がある。このため、他の撮影の後に更にシリアル撮影する際、撮影の合間に待機時間ができる。
しかしながら、特許文献1に記載された撮像装置が行う時間間隔の制御は、装置の寿命が短くなったり検出に関する諸特性が経年変化したりするのを防ぐためのものであり、撮像のモードを考慮していない。
また、特許文献2に記載の技術は、静止画撮影に遷移する際の周期の制御をするものであり、動画撮影に遷移する際にこうした制御は行わない。
つまり、特許文献1,2に記載されたような従来の技術では、次にシリアル撮影を行う場合の、撮影の合間の待機時間を短縮することはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、シリアル撮影を行った後に次のシリアル撮影を更に続ける際に、次のシリアル撮影で得られる動画の画質を落とすことなく、撮影の合間の待機時間を短縮できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る放射線撮影システムは、
動画を構成するフレームを繰り返し生成するシリアル撮影を行うことが可能な画像生成手段と、
次に行う検査行為が前記シリアル撮影であるか否かを判断する判断手段と、
次に行う検査行為が前記シリアル撮影であると判断手段が判断した場合、次の検査行為を開始する前から、前記画像生成手段にスイッチ素子のオン/オフの切り替えを、前記シリアル撮影を行うときと同じ態様で行わせる動作制御手段と、を備える。
本発明によれば、シリアル撮影を行った後に次のシリアル撮影を更に続ける際に、次のシリアル撮影で得られる動画の画質を落とすことなく、撮影の合間の待機時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムを示すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備えるジェネレーターを示すブロック図である。 第一実施形態に係るジェネレーターが実行する照射側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 図1の放射線撮影システムが備える放射線検出器を示すブロック図である。 第一実施形態に係る放射線検出器が実行する検出側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 図1の放射線撮影システムが備えるコンソールを示すブロック図である。 図6のコンソールが表示する画面の一例を示す図である。 第一実施形態に係る放射線撮影システムの動作を示すタイミングチャートである。 第一実施形態の変形例に係る放射線撮影システムの動作を示すタイミングチャートである。 第二実施形態に係るジェネレーターが実行する照射側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施形態に係る放射線検出器が実行する検出側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施形態に係る放射線撮影システムの動作を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施形態や図面に記載されたものに限定されるものではない。
<1.第一実施形態>
まず、本発明の第一実施形態について説明する。
〔1-1.放射線撮影システム〕
初めに、本実施形態に係る放射線撮影システム(以下、システム100)の概略構成について説明する。図1はシステム100を示すブロック図である。
なお、図1における括弧書きの符号は、後述する第二実施形態のものである。
システム100は、図1に示すように、放射線照射装置1と、放射線検出器2と、を備えている。
また、本実施形態に係るシステム100は、コンソール3を更に備えている。
各装置1~3は、例えば通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して互いに通信可能となっている。
なお、システム100は、図示しない病院情報システム(Hospital Information System:HIS)や、放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等と通信することが可能となっていてもよい。
(放射線照射装置)
放射線照射装置1は、ジェネレーター11と、照射指示スイッチ12と、放射線源13と、を備えている。
なお、放射線照射装置1は、撮影室内に据え付けられたものであってもよいし、回診車と呼ばれる移動可能に構成されたものとなっていてもよい。
ジェネレーター11は、照射指示スイッチ12が操作されたことに基づいて、予め設定された撮影条件(例えば撮影部位、撮影方向、体格等の被検者Sに関する条件や、管電圧や管電流、照射時間、電流時間積(mAs値)、フレームレート等の放射線Rの照射に関する条件)に応じた電圧を放射線源13(管球)へ印加するようになっている。
また、ジェネレーター11は、第一のタイミング信号を放射線検出器2へ設定された周期で繰り返し出力するようになっている。
このジェネレーター11の詳細については後述する。
放射線源13は、ジェネレーター11から電圧が印加されると、印加された電圧に応じた線量の放射線R(例えばX線等)を発生させるようになっている。
このように構成された放射線照射装置1は、例えば照射指示スイッチ12が操作されたことを契機として、放射線Rを、設定された撮影条件に応じた態様で発生させる。
例えば設定された撮影形態が静止画の撮影(以下、静止画撮影)の場合、放射線照射装置1は、所定線量の放射線を所定時間、一回だけ発生させる。
一方、設定された撮影形態が、複数のフレームからなる動画の撮影(以下、シリアル撮影)の場合、放射線照射装置1は、静止画撮影の場合よりも短い幅の所定線量のパルス状放射線を設定されたフレームレートで所定回数繰り返し発生させる。
(放射線検出器)
放射線検出器2は、例えば照射指示スイッチ12が操作されたこと、放射線照射装置1から放射線を受けたこと等を契機として、放射線画像を生成する。
例えば設定された撮影形態が静止画の撮影(以下、静止画撮影)の場合、放射線検出器2は、放射線画像を一回だけ生成する。
一方、設定された撮影形態が、シリアル撮影の場合、放射線検出器2は、放射線照射装置1から放射線Rが照射されるタイミングと同期して(設定されたフレームレートで)、電荷の蓄積・放出、信号値の読出しを短時間に複数回(例えば1秒間に15回)繰り返すことにより、動画を構成するフレームを繰り返し生成する。
この放射線検出器2の詳細についても後述する。
(コンソール)
コンソール3は、PCや専用の装置等で構成されている。
また、コンソール3は、ユーザーによってなされた操作や、他のシステム(HISやRIS等)から取得した撮影オーダー情報等に基づいて、各種撮影条件を放射線照射装置1及び放射線検出器2のうちの少なくとも一方に設定することが可能となっている。
このコンソール3の詳細についても後述する。
〔1-2.ジェネレーター〕
次に、上記システム100が備えるジェネレーター11の具体的構成について説明する。
図2はジェネレーター11を表すブロック図、図3はジェネレーター11が実行する照射側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図2における括弧書きの符号は、後述する第二実施形態のものである。
(ジェネレーターの構成)
ジェネレーター11は、図2に示すように、照射側制御部111と、照射側通信部112と、照射側記憶部113と、高電圧発生部114と、を備えている。
各部111~114は、バス等で電気的に接続されている。
照射側制御部111は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。
そして、照射側制御部111のCPUは、照射側記憶部113に記憶されている各種プログラムを読出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、ジェネレーター11各部の動作を集中制御するようになっている。
照射側通信部112は、通信モジュール等で構成されている。
そして、照射側通信部112は、通信ネットワークNを介して接続された他の装置(例えば、放射線検出器2やコンソール3等)との間で各種信号や各種データを送受信するようになっている。
照射側記憶部113は、不揮発性の半動態メモリーやハードディスク等により構成されている。
また、照射側記憶部113は、照射側制御部111が実行する各種プログラム(後述する照射側撮影制御処理を含む)やプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
高電圧発生部114は、ジェネレーター11から照射タイミング信号を受信する度に、放射線を発生するために必要な高電圧を放射線源13へ印加するようになっている。
(ジェネレーターの動作)
このように構成されたジェネレーター11の照射側制御部111は、所定条件が成立したことを契機として、例えば図3に示すような、照射側撮影制御処理を実行するようになっている。
所定条件には、例えばジェネレーター11の電源がオンにされたこと、放射線検出器2やコンソール3から所定の制御信号を受信したこと等が含まれる。
この照射側撮影制御処理において、照射側制御部111は、まず、コンソール3から撮影開始信号を受信するまで待機する(ステップA1)。
この待機時間の間、照射側制御部111は、コンソール3から照射側通信部112を介して次に行われる撮影の撮影条件を受信し、その撮影条件を設定する。
コンソール3から撮影開始信号を受信すると、照射側制御部111は、第一のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させる(ステップA2)。
本実施形態に係る照射側制御部111は、第一のタイミング信号を、放射線検出器2へ繰り返し送信するようになっている。
また、本実施形態に係る照射側制御部111は、照射タイミング信号を、第一のタイミング信号と同じ周期で高電圧発生部114へ送信する。
照射側制御部111は、放射線の照射を指示しているときとしていないときとで発生のタイミングは同じでありつつ態様が異なる第一のタイミング信号を発生させる。
本実施形態に係る照射側制御部111は、放射線の照射を指示しているとき、すなわち照射指示スイッチ12が操作されている間は、第一パルス幅の第一のタイミング信号を発生させ、指示していないとき、すなわち照射指示スイッチ12が操作されていない間は、第一パルス幅と異なる第二パルス幅の第一のタイミング信号を発生させるようになっている。
第一のタイミング信号の送信を開始した直後は、照射指示スイッチ12の操作はなされていないため、照射側制御部111は、第二パルス幅の第一のタイミング信号を送信することになる。
なお、放射線の照射を指示しているときとしていないときとで異ならせる第一のタイミング信号発生の態様は、例えば信号の強度等であってもよい。
第一のタイミング信号の発生を開始した後、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生を継続しつつ、所定の待機時間が経過するまで待機する(ステップA3)。
この待機時間は、放射線検出器2がリセットモードでいる(ウォームアップを終えるまでの)時間である。
待機時間が経過した後、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生を継続しつつ、第一のシリアル撮影が開始されるまで待機する(ステップA4)。
本実施形態に係る照射側制御部111は、照射指示スイッチ12が操作されるまで待機する。
第一のシリアル撮影が開始された(照射指示スイッチ12が操作された)後、照射側制御部111は、第一のタイミング信号のパルス幅を第一パルス幅に切り替える(ステップA5)。
シリアル撮影が開始された後、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生を継続しつつ、現在行っている第一のシリアル撮影が終了するまで待機する(ステップA6)。
本実施形態に係る照射側制御部111は、照射指示スイッチ12の操作が解除されるまで待機する。
シリアル撮影を行った後、又は行っている間、照射側制御部111は、第一照射側判定処理を実行する(ステップA7)。
この第一照射側判定処理において、照射側制御部111は、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であるか否かを判定する。
第一のシリアル撮影は、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが同じ撮影を指す。このため、前のシリアル撮影が失敗となった場合に行う再撮影も第一のシリアル撮影に含まれる。
本実施形態に係る第一照射側判定処理において、照射側制御部111は、コンソール3から受信した内容(撮影条件、再撮影の旨、検査終了の旨等)に基づいて、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であるか否かを判定する。
この第一照射側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であると判断した場合(ステップA7:Yes)、照射側制御部111は、ステップA4以降の処理を繰り返す。
上記第一照射側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップA7:No)、照射側制御部111は、第二照射側判断処理を実行する(ステップA8)。
この第二照射側判断処理において、照射側制御部111は、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影であるか否かを判断する。
第二のシリアル撮影は、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが異なるシリアル撮影を指す。
本実施形態に係る第二射側判定処理において、照射側制御部111は、上記第一照射側判断処理と同様に、コンソール3から受信した内容(撮影条件、再撮影の旨、検査終了の旨等)に基づいて、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であるか否かを判定する。
この第二照射側判断処理において、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影であると判断した場合(ステップA8:Yes)、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生周期を変更して、ステップA2以降の処理を繰り返す。
一方、第二照射側判断処理において、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップA8:No)、次に行う検査行為は、静止画の撮影又は検査の終了ということになるため、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生を停止して(ステップA9)、照射側撮影制御処理を終了する。
〔1-3.放射線検出器〕
次に、上記システム100が備える放射線検出器2の詳細について説明する。
図4は放射線検出器2を表すブロック図、図5は放射線検出器2が実行する検出側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図4における括弧書きの符号は、後述する第二実施形態のものである。
(放射線検出器の構成)
放射線検出器2は、図4に示すように、センサー部21と、走査駆動部22と、読み出し部23と、検出側制御部24と、検出側記憶部25と、検出側通信部26と、を備えている。
各部21~26は、バス等で電気的に接続されている。
センサー部21は、図示しないシンチレーターと、光電変換パネル211と、を備えている。
シンチレーターは、例えばCsIの柱状結晶等で平板状に形成されている。
そして、シンチレーターは、放射線を受けることで、放射線よりも波長の長い電磁波(例えば可視光等)を、受けた放射線の線量(mAs)に応じた強度で発するようになっている。
また、シンチレーターは、図示しない筐体の放射線入射面と平行に広がるよう配置されている。
光電変換パネル211は、シンチレーターにおける筐体の放射線入射面と対向する面と反対側に、シンチレーターと平行に広がるよう配置されている。
光電変換パネル211は、基板211aと、複数の半導体素子211bと、複数のスイッチ素子211cと、を有している。
また、本実施形態に係る光電変換パネル211は、複数の走査線211dと、複数の信号線211eと、を有している。
半導体素子211bは、シンチレーターが発生させた電磁波の強度(受けた放射線の線量に)に応じた量の電荷を発生させるようになっている。
本実施形態に係る半導体素子211bは、基板211aにおけるシンチレーターと対向する面に、放射線画像の各画素に対応する二次元状(例えば行列状)に複数配列されている。
各半導体素子211bには、図示しない電源回路からバイアス電圧が印加されている。
スイッチ素子211cは、各半導体素子211bと読み出し部23に接続された配線との間に設けられている。
そして、各半導体素子211bは、スイッチ素子211cのオン状態/オフ状態を切り替えることにより、受けた放射線に応じた量の電荷を蓄積して放出するようになっている。
走査駆動部22は、画像生成手段の一部をなすもので、センサー部21の各走査線211dにオン電圧又はオフ電圧を印加することにより、各スイッチ素子211cをオン状態又はオフ状態に切り替えることが可能となっている。
読み出し部23は、画像生成手段の一部をなすもので、センサー部21の各信号線211eを介して半導体素子211bから流入してきた電荷の量を信号値として読み出すようになっている。
なお、読み出し部23は、信号値を読み出す際にビニングを行うようになっていてもよい。
本実施形態に係る検出側制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Momory)等により構成されている。
そして、検出側制御部24のCPUは、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、放射線検出器2各部の動作を集中制御するようになっている。
また、検出側制御部24は、読み出し部23が読み出した複数の信号値に基づいて放射線画像の画像データを生成するようになっている。
本実施形態に係る検出側記憶部25は、揮発性メモリー(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))で構成されている。
そして、検出側記憶部25は、検出側制御部24が生成した放射線画像の画像データを記憶することが可能となっている。
なお、検出側記憶部25は、不揮発性メモリー(例えばフラッシュメモリー等)で構成されていてもよい。
また、検出側記憶部25は、検出側制御部24のROMに代わって、検出側制御部24が実行するプログラム、複数のゲート読み出しパターン、複数の補正データ等を記憶していてもよい。
また、本実施形態に係る検出側記憶部25は、画欠マップを保持する保持手段をなしている。
画欠マップは、センサー部21が有する複数の半導体素子211bのうち、読み出し部23が読み出した信号値が正常範囲内にない(撮影後に信号値を補正する必要のある)異常素子の情報(座標等)である。
検出側通信部26は、有線通信モジュールや無線通信モジュール等で構成され、通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して接続された他の装置(放射線照射装置1やコンソール3等)との間で各種信号や各種データ(放射線画像のデータ等)を有線又は無線で送受信することが可能となっている。
(放射線検出器の動作)
このように構成された放射線検出器2の検出側制御部24は、所定条件が成立したことを契機として、例えば図5に示すような検出射側撮影制御処理を実行するようになっている。
所定条件には、例えば放射線検出器2の電源がオンにされたこと、放射線照射装置1のジェネレーター11やコンソール3から所定の制御信号を受信したこと等が含まれる。
この検出射側撮影制御処理において、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをスタンバイモードにする(ステップB1)。
スタンバイモードにおいて、検出側制御部24は、読み出し部23の駆動を停止させるとともに、走査駆動部22にスイッチ素子211cのオン/オフの切り替えを停止させる。
動作モードをスタンバイモードにした後、検出側制御部24は、コンソール3から撮影開始信号を受信するまで待機する(ステップB2)。
コンソール3から撮影開始信号を受信すると、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをリセットモードに切り替える(ステップB3)。
リセットモードにおいて、検出側制御部24は、リセット動作を行う。
具体的には、検出側制御部24は、読み出し部23の駆動を停止させるとともに、走査駆動部22にスイッチ素子211cのオン/オフの切り替えを行わせる。
検出側制御部24は、このリセット動作を、放射線照射装置1のジェネレーター11から第一のタイミング信号を受信する度に繰り返す。
また、この段階で、シリアル撮影は開始されていないため、検出側制御部24は、このリセット動作を、シリアル撮影を行う前に繰り返し行うことになる。
動作モードをリセットモードに切り替えた後、検出側制御部24は、待機時間が経過するまで待機する(ステップB4)。
この待機時間が経過するまでの間、スイッチ素子211cのオン/オフの切り替えが繰り返され、放射線検出器2がウォームアップされる。
リセットモードに切り替わってから待機時間経過後、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをオフセット取得モードに切り替える(ステップB5)。
オフセット取得モードにおいて、検出側制御部24は、読み出し部23をフレームを生成するときと同様に駆動させるとともに、走査駆動部22にスイッチ素子211cのオン/オフの切り替えを行わせる。
検出側制御部24は、読み出し部23の駆動及びスイッチ素子211cのオン/オフの切り替えを、放射線照射装置1のジェネレーター11から第一のタイミング信号を受信する度に繰り返す。
これにより、第一のタイミング信号と同じ周期でオフセットデータが繰り返し生成される。
動作モードをオフセット取得モードに切り替えた後、検出側制御部24は、シリアル撮影が開始されるまで待機する(ステップB6)。
本実施形態に係る検出側制御部24は、放射線照射装置1のジェネレーター11から受信している第一のタイミング信号のパルス幅が第一パルス幅(第一のタイミング信号が放射線の照射を指示しているときのもの)であるか否かの判断を、パルス幅が第一パルス幅に変化するまで繰り返す。
シリアル撮影が開始された後、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードを撮影モードに切り替える(ステップB7)。
撮影モードにおいて、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23をオフセット取得モードの時と同様に駆動させる。
そして、スイッチ素子211cがオフになっている間に、放射線照射装置1から放射線の照射を受けることで、フレームが繰り返し生成される。
検出側制御部24は、第一のタイミング信号の発生を継続しつつ、現在行っている第一のシリアル撮影が終了するまで待機する(ステップB8)。
本実施形態に係る照射側制御部111は、放射線照射装置1のジェネレーター11から受信している第一のタイミング信号のパルス幅が第二パルス幅であるか否かの判断を、パルス幅が第二パルス幅に変化するまで繰り返す。
シリアル撮影を行った後、又は行っている間、検出側制御部24は、第一判断処理を実行する(ステップB9)。
この第一判断処理において、検出側制御部24は、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であるか否かを判断する。
この第一判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であると判断した場合(ステップB9:Yes)、検出側制御部24は、ステップB5以降の処理を繰り返す。
すなわち、検出側制御部24は、行っていた第一のシリアル撮影が終了し、第一のタイミング信号のパルス幅が第一パルス幅(第一のタイミング信号が放射線の照射を指示しているときのもの)から第二パルス幅(指示していないときのもの)へ変わったと判断した場合であっても、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをスタンバイモードに切り替えることなく待機時間短縮モードとする。
上記第一検出側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップB9:No)、検出側制御部24は、第二検出側判断処理を実行する(ステップB10)。
この第二検出側判断処理において、検出側制御部24は、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影であるか否かを判断する。
この第二検出側判断処理において、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影であると判断した場合(ステップB10:Yes)、検出側制御部24は、フレームレートの設定を変更して、ステップB3以降の処理を繰り返す。
一方、第二検出側判断処理において、次に行う検査行為が第二のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップB10:No)、次に行う検査行為は、静止画の撮影又は検査の終了ということになるため、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをスタンバイモードに切り替えて(ステップB11)、検出側撮影制御処理を終了する。
検出側制御部24は、以上説明してきた検出側判断処理を実行することにより判断手段をなす。
また、検出側制御部24は、パルス幅を判断することにより第三判断手段をなす。
また、動作モードの切り替えを行うことにより動作制御手段をなす。
なお、検出側制御部24は、検出側撮影制御処理において、次に行う検査行為のときに、放射線検出器2にケーブルが接続されるか否かを判断する第二判断処理を実行するようになっていてもよい。
そして、検出側制御部24は、次に行う動作のときに、放射線検出器2にケーブルが接続されないと判断した場合、第一判断処理において判断した結果に関わらず、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードをスタンバイモードに切り替えるようになっていてもよい。
このようにすれば、照射側制御部111が第二判断手段をなすこととなり、他の装置から電力の供給を受けることができないケーブルが接続されていない状況での電力の消費を節約することができる。
また、放射線検出器2は、読み出し部23の温度を測定する測定手段(温度センサー等)を備えていてもよい。
そして、検出側制御部24は、放射線検出器2の温度が所定の閾値を超えた場合、動作モードがオフセット取得モードのときに間に取得した複数のオフセットデータに基づいて、測定手段が測定した温度に応じた画欠マップを取得し、検出側記憶部25が保持していた画欠マップを取得した画欠マップに更新するようになっていてもよい。
半導体素子211bは、温度によって出力する信号値が変化し、正常範囲を外れてしまう場合がある。このため、このようにすれば、検出側制御部24が取得手段、更新手段をなすこととなり、温度によらず生成したフレームを正確に補正することができる。
また、検出側制御部24は、次に行う撮影で対象となる撮影部位に応じた待機時間を設定するようになっていてもよい。
このようにすれば、検出側制御部24が時間設定手段をなすこととなり、動画の画質が撮影部位によって異なってしまうことを防ぐことができる。
また、検出側制御部24は、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影又は第二のシリアル撮影であると判断した場合、次のシリアル撮影を開始するまでの待機時間を通知手段へ通知させるようになっていてもよい。
通知手段には、例えば数字の表示可能な表示部、音声を出力するスピーカー等が含まれる。
このようにすれば、検出側制御部24が通知制御手段をなすこととなり、被検者は次のシリアル撮影が開始されるまでの時間を知ることができる。
〔1-4.コンソール〕
次に、上記システム100が備えるコンソール3の詳細について説明する。
図6はコンソール3を表すブロック図、図7はコンソール3が表示する画面の一例を示す図である。
(コンソールの構成)
コンソール3は、図6に示すように、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、表示部34と、操作部35と、を備えている。
各部31~34は、バス等で電気的に接続されている。
制御部31は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)を備えている。
そして、CPUが、記憶部33に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該処理プログラムに従って各種処理を実行することで、コンソール3各部の動作を統括的に制御するようになっている。
通信部32は、有線通信モジュールや無線通信モジュール等で構成され、通信ネットワークN(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して接続された他の装置(放射線照射装置1や放射線検出器2等)との間で各種信号や各種データ(放射線画像のデータ等)を有線又は無線で送受信することが可能となっている。
記憶部33は、不揮発性の半動態メモリーやハードディスク等により構成されている。
また、記憶部33は、制御部31が実行する各種プログラムやプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
表示部34は、ユーザーの診断に用いられる各種画面を表示するものである。
表示部34は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成されている。
そして、表示部34は、制御部31から受信した画像信号に応じた放射線画像等を表示するようになっている。
操作部35は、ユーザーが操作可能に構成された操作手段である。
操作部35には、カーソルキーや数字入力キー、各種機能キー等を備えたキーボード、ポインティングデバイス(マウス等)、表示部34の表面に積層されたタッチパネル等が含まれる。
そして、操作部35は、ユーザーによってなされた操作に応じた制御信号を制御部31へ出力するようになっている。
(コンソールの動作)
このように構成されたコンソール3の制御部31は、例えば図7に示すような確認画面34aを表示する。
確認画面34aは、画像表示領域R1、オーダー表示領域R2、ボタン表示領域R3等を有している。
画像表示領域R1は、放射線検出器2が生成した動画、又は動画のデータを加工して得られたプレビュー動画が表示される領域である。
オーダー表示領域R2は、これから行われる撮影のオーダー情報の一覧が表示される領域である。
そして、制御部31は、一番上に表示された表示欄に対応する撮影条件を、次に行う撮影の撮影条件として放射線照射装置1のジェネレーター11と放射線検出器2とにそれぞれ送信する。
なお、制御部31は、一覧の中から一のオーダー情報の表示欄が操作された場合に、走査された表示欄に対応する撮影条件を、次に行う撮影の撮影条件として送信するようになっていてもよい。
ボタン表示領域R3は、各種操作ボタンが表示される領域である。
操作ボタンには、写損ボタンB1と、検査終了ボタンB2と、が含まれる。
写損ボタンB1は、画像表示領域R1に表示された動画又はプレビュー動画を確認したユーザーが動画に問題ありと判断した場合に操作するボタンである。
この写損ボタンB1が操作されると、制御部31は、撮影をやり直す旨をジェネレーター11と放射線検出器2とにそれぞれ送信する。
検査終了ボタンB2は、ユーザーが検査を終了する際に操作するボタンである。
この検査終了ボタンB2が操作されると、制御部31は、撮影終了の旨をジェネレーター11と放射線検出器2とにそれぞれ送信する。
〔1-5.システムの動作〕
次に、上記システム100の詳細な動作について説明する。
図8はシステム100の動作及び従来の放射線撮影システムの動作を表すタイミングチャートである。
図8の上段に示すように、システム100の電源がオンにされると、放射線検出器2の動作モードがスタンバイモードになる(t1)。
そして、コンソール3が撮影開始信号を放射線照射装置1のジェネレーター11と放射線検出器2とにそれぞれ送信する(t2)。
ジェネレーター11は、撮影開始信号を受信すると、第一のタイミング信号を発生させる。一方、放射線検出器2は、動作モードをリセットモードに切り替える。
リセットモードに切り替わってから待機時間経過後、放射線検出器2は、動作モードをオフセット取得モードに切り替える(t3)。
オフセット取得モードでいる間に放射線照射装置1の照射指示スイッチ12が操作されると、ジェネレーター11は、第一のタイミング信号のパルス幅を第一パルス幅に切り替える。一方、放射線検出器2は、動作モードを撮影モードに切り替える(t4)。これによりシリアル撮影が行われる。
次に控えている検査行為が第一のシリアル撮影である場合、現在行っているシリアル撮影の終了後、ジェネレーター11は、第一のタイミング信号のパルス幅を第二パルス幅に切り替える。一方、放射線検出器2は、動作モードをオフセット取得モードに切り替える(t11)。
オフセット取得モードでいる間に放射線照射装置1の照射指示スイッチ12が操作されると、ジェネレーター11は、第一のタイミング信号のパルス幅を第一パルス幅に切り替える。一方、放射線検出器2は、動作モードを撮影モードに切り替える(t12)。これにより次のシリアル撮影が行われる。
従来の放射線撮影システムの場合、図8の下段に示すように、次に控えている検査行為が第一のシリアル撮影である場合、現在行っているシリアル撮影の終了後、ジェネレーターは、タイミング信号の出力を停止する。一方、放射線検出器は、動作モードをスタンバイモードに切り替える(t5)。
そして、コンソールが撮影開始信号をジェネレーターと放射線検出器とにそれぞれ送信する(t6)。
ジェネレーターは、撮影開始信号を受信すると、タイミング信号を発生させる。一方、放射線検出器2は、動作モードをリセットモードに切り替える。
リセットモードに切り替わってから待機時間経過後、放射線検出器は、動作モードをオフセット取得モードに切り替える(t7)。このとき、コンソール3は、表示画面34aに、「即撮影可能」の文字を表示させる。
オフセット取得モードでいる間に照射指示スイッチが操作されると、シリアル撮影が行われる(t8)。
このように、従来の放射線撮影システムは、シリアル撮影の終了後、次のシリアル撮影が開始されるまでに、スタンバイモード、リセットモード、オフセット取得モードを経る必要があったが、システム100は、シリアル撮影の終了後(t11)、オフセット取得モードに切り替わるため、照射指示スイッチ12が操作され次第、次のシリアル撮影に移ることができる。
すなわち、図8におけるt5~t6の間の時間と、t11~t12の間の時間の差の分だけ次の撮影までの待機時間が短縮される。
なお、システム100は、図9に示すように、シリアル撮影の終了後、放射線検出器2の動作モードを待機時間短縮モード(リセットモード)に切り替え(t11)、待機時間短縮モードに切り替わってから所定の待機時間経過後、動作モードを、オフセット取得モードに切り替えるようになっていてもよい(t11A)。
〔1-6.効果〕
以上説明してきた本実施形態に係るシステム100は、放射線検出器2がシリアル撮影を行った後、又は行っている間、次に行う検査行為が、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが同じ第一のシリアル撮影であると判断した場合、次の検査行為を開始する前から、放射線検出器2にスイッチ素子のオン/オフの切り替えを、シリアル撮影を行うときと同じ態様で行わせる(動作モードを、オフセット取得モードに切り替える)。
このため、システム100によれば、シリアル撮影を行った後に次のシリアル撮影を更に続ける際に、次のシリアル撮影で得られる動画の画質を落とすことなく、撮影の合間の待機時間を短縮することができる。
また、前のシリアル撮影が失敗となり再撮影を行う場合にも、新規にシリアル撮影を行うのと同じ長さの待機時間が生じるのを防ぐことができる。
<2.第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
なお、ここでは、上記第一実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
〔2-1.放射線撮影システム〕
初めに、本実施形態に係る放射線撮影システム(以下、システム100A)の、上記第一実施形態に係るシステム100との相違点について説明する。
システム100Aは、図1に示したように、上記第一実施形態と同様のコンソール3の他、放射線照射装置1Aと、放射線検出器2Aと、を備えている。
〔2-2.ジェネレーター〕
次に、上記システム100Aが備えるジェネレーター11Aの、上記第一実施形態に係るジェネレーター11との相違点について説明する。
図10はジェネレーター11Aが実行する照射側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。
ジェネレーター11Aは、図2に示したように、上記第一実施形態に係るジェネレーター11と同様の照射側制御部111、照射側通信部112、高電圧発生部114の他、照射側記憶部113Aを備えている。
照射側記憶部113Aは、不揮発性の半動態メモリーやハードディスク等により構成されている。
また、照射側記憶部113Aは、照射側制御部111が実行する各種プログラム(後述する照射側撮影制御処理を含む)やプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している
このように構成されたジェネレーター11Aの照射側制御部111は、所定条件が成立したことを契機として、例えば図10に示すような照射側撮影制御処理を実行するようになっている。
この照射側撮影制御処理において、照射側制御部111は、まず、上記第一実施形態と同様に、ステップA1~A6までの処理を実行する。
シリアル撮影を行った後、照射側制御部111は、放射線検出器2へ第二のタイミング信号を発生させる指示を送信して、第一のタイミング信号を停止する(ステップA10)。
第一のタイミング信号を停止した後、照射側制御部111は、第一照射側判定処理を実行する(ステップA7)。
この第一照射側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップA7:No)、照射側制御部111は、上記第一実施形態と同様に、ステップA8以降の処理を実行する。
一方、第一照射側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であると判断した場合(ステップA7:Yes)、照射側制御部111は、コンソール3から撮影開始信号を受信するまで待機する(ステップA11)。
コンソール3から撮影開始信号を受信すると、照射側制御部111は、放射線検出器2へ第二のタイミング信号を停止させる指示を送信して、第一のタイミング信号の発生を再開させる(ステップA12)。
第一のタイミング信号の発生を再開した後、照射側制御部111は、第一のタイミング信号の発生を継続しつつ、ステップA3で待機する待機時間よりも短い時間が経過するまで待機して(ステップA13)、ステップA4以降の処理を繰り返す。
本実施形態に係る検出側制御部24は、ステップA2の処理及びステップA12の処理において第一のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させることにより第一信号発生手段をなす。
〔2-3.放射線検出器〕
次に、上記システム100Aが備える放射線検出器2Aの、上記第一実施形態に係る放射線検出器2との相違点について説明する。
図11は放射線検出器2Aが実行する検出側撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。
放射線検出器2Aは、図4に示したように、上記第一実施形態に係る放射線検出器2と同様のセンサー部21と、走査駆動部22と、読み出し部23と、検出側制御部24と、検出側通信部26の他、検出側記憶部25Aを備えている。
検出側記憶部25Aは、不揮発性の半動態メモリーやハードディスク等により構成されている。
また、検出側記憶部25Aは、検出側制御部24が実行する各種プログラム(後述する検出側撮影制御処理を含む)やプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している
このように構成された放射線検出器2Aの検出側制御部24は、所定条件が成立したことを契機として、例えば図11に示すような検出側撮影制御処理を実行するようになっている。
この検出側撮影制御処理において、検出側制御部24は、まず、上記第一実施形態と同様に、ステップB1~B8までの処理を実行する。
ステップB1~B8までの処理を実行している間、放射線照射装置1Aのジェネレーター11Aは、第一のタイミング信号を発生させている。
検出側制御部24は、ジェネレーター11Aが第一のタイミング信号を発生させているときは、第一のタイミング信号に基づいてリセット動作又はフレームの生成を繰り返す。
シリアル撮影を行った後、検出側制御部24は、第二のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させる(ステップB12)。
検出側制御部24は、第二のタイミング信号を、第一のタイミング信号と位相がずれないように発生させる。
なお、検出側制御部24は、第二のタイミング信号をシリアル撮影が終了するタイミングよりも前から発生させるようになっていてもよい。
検出側制御部24は、この第二のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させることにより第二信号発生手段をなす。
ステップB12の処理が開始されるタイミングで、放射線照射装置1Aのジェネレーター11Aは、第一のタイミング信号を停止させている。
検出側制御部24は、ジェネレーター11Aが第一のタイミング信号を発生させていないときは、第二のタイミング信号に基づいてリセット動作を繰り返す。
第二のタイミング信号を発生させた後、検出側制御部24は、第一判断処理を実行する(ステップB9)。
この第一検出側判断処理において、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影ではないと判断した場合(ステップB9:No)、検出側制御部24は、上記第一実施形態と同様に、ステップB10以降の処理を実行する。
一方、次に行う検査行為が第一のシリアル撮影であると判断した場合(ステップB9:Yes)、検出側制御部24は、走査駆動部22及び読み出し部23の動作モードを待機時間短縮モードへ切り替える(ステップB13)。
待機時間短縮モードにおいて、検出側制御部24は、リセット動作を行う点を除いてスタンバイモードと同様の動作をする。
動作モードを待機時間短縮モードに切り替えた後、検出側制御部24は、コンソール3から撮影開始信号を受信するまで待機する(ステップB14)。
コンソール3から撮影開始信号を受信すると、検出側制御部24は、第二のタイミング信号を停止する(ステップB15)。
第二のタイミング信号を停止した後、検出側制御部24は、ステップB4で待機する待機時間よりも短い時間が経過するまで待機して(ステップB16)、ステップB5以降の処理を繰り返す。
なお、上記検出側撮影制御処理において、検出側制御部24は、第二のタイミング信号を停止し、第一のタイミング信号の発生が再開された場合に、第一のタイミング信号と第二のタイミング信号の位相のずれの大きさに応じた枚数のオフセットデータに基づいて、生成したフレームにオフセット補正を施すようになっていてもよい。
〔2-4.システムの動作〕
次に、上記システム100Aの動作の、上記第一実施形態に係るシステム100との相違点について説明する。
図12はシステム100Aの動作及び従来の放射線撮影システムの動作を表すタイミングチャートである。
図12の上段に示すように、オフセット取得モードでいる間に放射線照射装置1Aの照射指示スイッチ12が操作されると、ジェネレーター11Aは、第一のタイミング信号のパルス幅を第一パルス幅に切り替える。一方、放射線検出器2Aは、動作モードを撮影モードに切り替える(t4)。これによりシリアル撮影が行われる。
次に控えている検査行為が第一のシリアル撮影である場合、現在行っているシリアル撮影の終了後、ジェネレーター11Aは、第一のタイミング信号を停止する。一方、放射線検出器2Aは、第二のタイミング信号を発生させて、動作モードを、待機時間短縮モードに切り替える(t21)。
そして、コンソール3が撮影開始信号を放射線照射装置1のジェネレーター11と放射線検出器2とにそれぞれ送信する(t22)。
ジェネレーター11Aは、撮影開始信号を受信すると、第一のタイミング信号の発生を再開させる。一方、放射線検出器2Aは、動作モードをリセットモードに切り替える。
リセットモードに切り替わってから待機時間(直前のシリアル撮影前のリセットモードの時よりも短い時間)経過後、放射線検出器2Aは、動作モードをオフセット取得モードに切り替える(t23)。
オフセット取得モードでいる間に放射線照射装置1Aの照射指示スイッチ12が操作されると、ジェネレーター11Aは、第一のタイミング信号のパルス幅を第一パルス幅に切り替える。一方、放射線検出器2Aは、動作モードを撮影モードに切り替える(t24)。これにより次のシリアル撮影が行われる。
従来の放射線撮影システムは、シリアル撮影の終了後、次のシリアル撮影が開始されるまでに、スタンバイモード、所定時間のリセットモード、オフセット取得モードを経る必要があったが、システム100Aは、シリアル撮影の終了後(t21)、待機時間短縮モード(リセット動作を伴うスタンバイモード)に切り替わるため、次のリセットモードでいる時間を短くすることができる。
すなわち、図8におけるt6~t7の間の時間と、t22~t23の間の時間の差の分だけ次の撮影までの待機時間が短縮される。
〔2-5.効果〕
以上説明してきた本実施形態に係るシステム100Aは、放射線検出器2Aがシリアル撮影を行った後、又は行っている間、次に行う検査行為が、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが同じ第一のシリアル撮影であると判断した場合、次の検査行為を開始する前から、放射線検出器2Aにスイッチ素子のオン/オフの切り替えを、シリアル撮影を行うときと同じ態様で行わせる(動作モードを、待機時間短縮モードに切り替える)。
このため、システム100Aによれば、上記第一実施形態に係るシステム100と同様に、シリアル撮影を行った後に次のシリアル撮影を更に続ける際に、次のシリアル撮影で得られる動画の画質を落とすことなく、撮影の合間の待機時間を短縮することができる。
また、上記第一実施形態に係るシステム100と同様に、前のシリアル撮影が失敗となり再撮影を行う場合にも、新規にシリアル撮影を行うのと同じ長さの待機時間が生じるのを防ぐことができる。
<3.その他>
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記の実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
100,100A 放射線撮影システム
1,1A 放射線照射装置
11,11A ジェネレーター
111 照射側制御部
112 照射側通信部
113,113A 照射側記憶部
114 高電圧発生部
12 照射指示スイッチ
13 放射線源
2,2A 放射線検出器
21
センサー部
211 光電変換パネル
211a 基板
211b 半導体素子
211c スイッチ素子
211d 走査線
211e 信号線
22 走査駆動部
23 読み出し部
24 検出側制御部(動作制御手段)
25 検出側記憶部
26 検出側通信部
3 コンソール
31 制御部
32 通信部
33 記憶部
34 表示部
34a 確認画面
1 画像表示領域
2 オーダー表示領域
3 ボタン表示領域
35 操作部
N 通信ネットワーク
R 放射線
S 被検者

Claims (10)

  1. 動画を構成するフレームを繰り返し生成するシリアル撮影を行うことが可能な画像生成手段と、
    次に行う検査行為が前記シリアル撮影であるか否かを判断する判断手段と、
    次に行う検査行為が前記シリアル撮影であると判断手段が判断した場合、次の検査行為を開始する前から、前記画像生成手段にスイッチ素子のオン/オフの切り替えを、前記シリアル撮影を行うときと同じ態様で行わせる動作制御手段と、を備える放射線撮影システム。
  2. 前記判断手段は、前記画像生成手段が前記シリアル撮影を行った後、又は行っている間、次に行う検査行為が、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが同じ第一のシリアル撮影であるか否かを判断する、請求項1記載の放射線撮影システム。
  3. 前記動作制御手段は、
    次に行う検査行為が前記第一のシリアル撮影ではないと前記判断手段が判断した場合、前記画像生成手段の動作モードを、前記画像生成手段が備える読み出し部の駆動を停止させるとともに前記スイッチ素子のオン/オフの切り替えも停止させるスタンバイモードに切り替え、
    次に行う検査行為が前記第一のシリアル撮影であると前記判断手段が判断した場合、前記画像生成手段の動作モードを、前記読み出し部の駆動を停止させるとともに前記スイッチ素子にオン/オフの切り替えを行わせる待機時間短縮モード、又は前記読み出し部を前記フレームを生成するときと同様に駆動させるとともに前記スイッチ素子にオン/オフの切り替えを行わせるオフセット取得モードに切り替える、請求項2記載の放射線撮影システム。
  4. 前記動作制御手段は、前記待機時間短縮モードに切り替わってから所定の待機時間経過後、動作モードを、前記オフセット取得モードに切り替える、請求項3に記載の放射線撮影システム。
  5. 次に行う検査行為のときに、前記画像生成手段にケーブルが接続されるか否かを判断する第二判断手段を更に備え、
    前記動作制御手段は、次に行う動作のときに、前記画像生成手段にケーブルが接続されないと前記第二判断手段が判断した場合、前記判断手段が判断した結果に関わらず、前記画像生成手段の動作モードを前記スタンバイモードに切り替える、請求項3又は請求項4に記載の放射線撮影システム。
  6. 前記判断手段は、次に行う検査行為が前記第一のシリアル撮影ではないと判断した場合、次に行う検査行為が、直前に行った又は現在行っている撮影とフレームレートが異なる第二のシリアル撮影であるかを更に判断するようになっており、
    次に行う検査行為が前記第一のシリアル撮影又は前記第二のシリアル撮影であると前記判断手段が判断した場合、次のシリアル撮影を開始するまでの待機時間を通知手段へ通知させる通知制御手段を更に備える、請求項5に記載の放射線撮影システム。
  7. 次に行う撮影で対象となる撮影部位に応じた前記待機時間を設定する時間設定手段と、を更に備える、請求項6に記載の放射線撮影システム。
  8. 第一のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させる第一信号発生手段と、
    第二のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させる第二信号発生手段と、を備え、
    前記画像生成手段は、
    前記第一信号発生手段が前記第一のタイミング信号を発生させているときは、前記第一のタイミング信号に基づいて前記スイッチ素子にオン/オフの切り替え又は前記フレームの生成を繰り返し、
    前記第一信号発生手段が前記第一のタイミング信号を発生させていないときは、前記第二のタイミング信号に基づいて前記スイッチ素子にオン/オフの切り替えを繰り返すようになっており、
    前記画像生成手段は、前記第一のタイミング信号と前記第二のタイミング信号のずれの大きさに応じた枚数のオフセットデータに基づいて、生成した前記フレームにオフセット補正を施す、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  9. 第一のタイミング信号を設定された周期で繰り返し発生させる第一信号発生手段を備え、
    前記第一信号発生手段は、放射線の照射を指示しているときとしていないときとで発生のタイミングは同じでありつつ態様が異なる前記第一のタイミング信号を発生させるようになっており、
    前記第一信号発生手段が発生させた前記第一のタイミング信号が、放射線の照射を指示しているときのものであるか否かを判断する第三判断手段を更に備え、
    前記動作制御手段は、前記第一のタイミング信号が放射線の照射を指示しているときのものから指示していないときのものへ変わったと前記第三判断手段が判断した場合であっても、前記画像生成手段の動作モードを前記スタンバイモードに切り替えることなく前記待機時間短縮モードとする、請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  10. 前記画像生成手段の温度を測定する測定手段と、
    前記画像生成手段の温度が所定の閾値を超えた場合、当該画像生成手段の動作モードが前記オフセット取得モードのときに取得した複数のオフセットデータに基づいて、前記測定手段が測定した温度に応じた画欠マップを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記画欠マップを保持する保持手段と、
    前記保持手段が保持していた前記画欠マップを前記取得手段が取得した前記画欠マップに更新する更新手段と、を更に備える請求項9に記載の放射線撮影システム。
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