JP2022012360A - 切削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削水の飛散に起因する霧の発生を抑制できる切削装置を提供する。【解決手段】被加工物を保持するチャックテーブルと、外周に円環状の切り刃を有する切削ブレードが先端に固定されたスピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、を有し、該モータで該スピンドルを回転させることで該切削ブレードを回転させ、該チャックテーブルで保持された該被加工物に該切削ブレードの該切り刃を接触させて該被加工物を切削する切削ユニットと、を備える切削装置であって、該切削ブレードの該切り刃に流体を噴射する流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズルから噴射される該流体に予め超音波を付与する超音波付与ユニットと、を備え、該流体噴射ノズルは、該切り刃に噴射される該流体の被噴射位置における該切削ブレードの回転方向に対向して該切り刃に該流体を噴射する。【選択図】図4

Description

本発明は、板状の被加工物を切削する際に使用される切削装置に関する。
携帯電話機やパーソナルコンピュータに代表される電子機器では、電子回路等のデバイスを備えるデバイスチップが必須の構成要素になっている。デバイスチップは、例えば、シリコン等の半導体材料でなるウェーハの表面側を分割予定ライン(ストリート)で複数の領域に区画し、各領域にデバイスを形成した後、この分割予定ラインでウェーハを分割することにより得られる。
ウェーハに代表される板状の被加工物をデバイスチップ等の小片へと分割する際には、例えば、回転軸であるスピンドルに対して切削ブレードと呼ばれる環状の砥石工具を装着した切削装置が使用される。切削ブレードを高速に回転させて、切削用の液体(切削水)を供給しながら被加工物の分割予定ラインに切削ブレードを切り込ませることで、この被加工物を切削して複数の小片へと分割できる。
ここで、切削ブレードは、結合材と、該結合材に分散固定されたダイヤモンド等の砥粒と、を含む環状の切り刃を有する。切削ブレードを回転させ、結合材の表面に露出した砥粒を被加工物に接触させると、被加工物を切削できる。切削ブレードには、結合材の種別や砥粒の大きさ、砥粒の含有量等の異なる様々な種別が存在し、被加工物の材質や加工条件に合わせて適切な種別の切削ブレードが選択され、使用される。
ここで、切り刃に含まれる砥粒の粒径が小さい切削ブレードは、結合材に表出する砥粒の突出量が小さいため、結合材に表出する砥粒間の凹部(チップポケット)に詰まる切削屑の影響を受けやすい。このような切削屑が詰まる現象は目詰まりと呼ばれており、目詰まりが生じた切削ブレードは切削能力が顕著に低下する。切削能力が低下した切削ブレードで被加工物を切削すると、被加工物に硬度低下等の機械的特性の低下が生じる。切り刃に含まれる砥粒の粒径が小さい切削ブレードは目詰まりが生じやすく、問題となる。
結合材を積極的に消耗させて目詰まりを解消することが考えられるが、この場合、切削ブレードの寿命が短くなり交換頻度が上がる。また、目詰まりを抑制するために結合材中に気孔を含む切削ブレードも開発されているが、気孔が存在すると切削ブレードの剛性が低下するため、加工できる被加工物の種別に制限が生じる。そこで、切削ブレードの切り刃に超音波が付与された水を触れさせ、キャビテーションの効果を利用して切削屑を除去する技術が開発されている(特許文献1参照)。
特開平5-162071号公報
近年、平均粒径の極めて小さな砥粒を切り刃に含む切削ブレードが使用される。この場合、単に超音波が付与された水を切り刃に作用させるだけでは不十分であり、切り刃のチップポケットに入り込んだ切削屑を十分に除去できない。そこで、切り刃に含まれる砥粒の平均粒径が極めて小さい場合においても、切り刃から切削屑を十分に除去できる切削装置が望まれている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切削ブレードの切り刃から切削屑を積極的に除去して目詰まりを防止できる切削装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、外周に円環状の切り刃を有する切削ブレードが先端に固定されたスピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、を有し、該モータで該スピンドルを回転させることで該切削ブレードを回転させ、該チャックテーブルで保持された該被加工物に該切削ブレードの該切り刃を接触させて該被加工物を切削する切削ユニットと、を備える切削装置であって、該切削ブレードの該切り刃に流体を噴射する流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズルから噴射される該流体に予め超音波を付与する超音波付与ユニットと、を備え、該流体噴射ノズルは、該切り刃に噴射される該流体の被噴射位置における該切削ブレードの回転方向に対向して該切り刃に該流体を噴射することを特徴とする切削装置が提供される。
好ましくは、該切削ブレードの該切り刃は、結合材と、該結合材に分散固定された砥粒と、を有し、該砥粒の平均粒径は、1μm以上4μm以下である。
また、好ましくは、該被噴射位置は、該切り刃の最上点を終点とする円弧状の領域中に位置しており、該円弧状の領域は、該切削ブレードが2分の1回転する間に該切り刃の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と一致する。
または、好ましくは、該被噴射位置は、該切り刃の最上点を終点とする円弧状の領域中に位置しており、該円弧状の領域は、該切削ブレードが4分の1回転する間に該切り刃の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と一致する。
本発明の一態様にかかる切削装置は、切削ブレードの切り刃に流体を噴射する流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズルから噴射される該流体に予め超音波を付与する超音波付与ユニットと、を備える。そして、該流体噴射ノズルは、切り刃に噴射される流体の被噴射位置における切削ブレードの回転方向に対向して切り刃に該流体を噴射する。該切削装置では、超音波が付与された流体を極めて大きな相対速度で切り刃に衝突できるため、切り刃から切削屑を積極的に除去できる。
したがって、本発明により、切削ブレードの切り刃から切削屑を積極的に除去して目詰まりを防止できる切削装置が提供される。
切削装置及び被加工物を模式的に示す斜視図である。 切削ユニットを模式的に示す斜視図である。 部分的に分解された切削ユニットを模式的に示す斜視図である。 超音波水が噴射される切削ブレードを模式的に示す側面図である。 ブレードカバーの一部を模式的に示す断面図である。 切削ブレードに噴射される流体の噴射角度を模式的に示す側面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。図1は、切削装置及び被加工物を模式的に示す斜視図である。まず、本実施形態に係る切削装置2で切削される被加工物1について説明する。被加工物1は、例えば、シリコン、SiC(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)等の半導体等の材料で形成された円板状のウェーハである。なお、被加工物1は、サファイア、ガラス、石英等の材料で形成されてもよい。
被加工物1の表面には、ストリートと呼ばれる互いに交差する複数の分割予定ライン(不図示)が設定されている。被加工物1の表面の分割予定ラインにより区画された各領域には、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイス(不図示)が形成されている。被加工物1は、分割予定ラインに沿って切削されることで、複数のデバイスチップに分割される。
被加工物1を切削するときには、例えば、被加工物1の裏面側に該被加工物1よりも大きな径を有するテープ7を貼着する。テープ7は、ダイシングテープと呼ばれる。テープ7は、可撓性を有するフィルム状の基材層を有する。基材層は、PO(ポリオレフィン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)等で形成されている。基材層の一方の面には、接着層(糊層)が設けられている。
接着層は、それぞれ紫外線硬化型のシリコーンゴム、アクリル系材料、エポキシ系材料等で形成されている。この接着層が、被加工物1の裏面側に貼り付けられる。テープ7を被加工物1に貼り付けることで、切削や搬送等の際における被加工物1への衝撃を緩和でき、被加工物1の損傷を低減できる。
テープ7の外周部には、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属で形成されたリングフレーム9の内周部が貼り付けられる。リングフレーム9は、被加工物1の径よりも大きな径の開口部を有する。リングフレーム9の開口部の略中央に被加工物1を位置付けた状態で、被加工物1の裏面側とリングフレーム9の一面とにテープ7を貼り付けることで、フレームユニット11が形成される。
次に、本実施形態に係る切削装置2について説明する。切削装置2の基台4の角部には、カセット13が載置されるカセットテーブル6が設けられている。カセットテーブル6は、昇降機構(不図示)により上下方向(Z軸方向)に昇降可能である。図1では、カセットテーブル6に載置されたカセット13の輪郭を二点鎖線で示している。
基台4の上面のカセットテーブル6に隣接する位置には、Y軸方向(左右方向、割り出し送り方向)に平行な状態を維持しながら互いに接近、離隔される一対のガイドレール8を含む仮置きテーブル10が設けられている。また、基台4の上面の仮置きテーブル10に隣接する位置には、カセットテーブル6に載置されたカセット13に収容されたフレームユニット11をカセット13から搬出する搬出ユニット12が設けられている。搬出ユニット12は、リングフレーム9を把持できる把持部を前面に有する。
カセット13に収容されたフレームユニット11を搬出する際には、搬出ユニット12をカセット13に向けて移動させ、該把持部でリングフレーム9を把持し、その後、搬出ユニット12をカセット13から離れる方向に移動させる。すると、カセット13からフレームユニット11が仮置きテーブル10に引き出される。このとき、一対のガイドレール8をX軸方向に互い近接する方向に連動させて移動させ、該一対のガイドレール8でリングフレーム9を挟み込むと、フレームユニット11を所定の位置に位置付けられる。
基台4の上面のカセットテーブル6に隣接する位置には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い開口4aが形成されている。開口4a内には、図示しないボールねじ式のX軸移動機構(加工送りユニット)と、X軸移動機構の上部を覆う蛇腹状の防塵防滴カバー26と、が配設されている。
X軸移動機構は、X軸移動テーブル16の下部に接続されており、このX軸移動テーブル16をX軸方向に移動させる機能を有する。例えば、X軸移動テーブル16は、カセットテーブル6に近接する搬出入領域と、後述の切削ユニット32の下方の加工領域と、の間を移動する。
X軸移動テーブル16上には、テーブルベース18と、該テーブルベース18に載るチャックテーブル20と、が設けられている。チャックテーブル20の上部には、ポーラス板(不図示)が設けられており、該ポーラス板には、チャックテーブル20内に形成された吸引路(不図示)の一端が接続されている。吸引路の他端には、吸引源(不図示)が接続されている。吸引源を動作させると、ポーラス板の表面に負圧が生じる。これにより、ポーラス板の表面は、テープ7の基材層側を吸引して保持する保持面として機能する。
チャックテーブル20の下方には、チャックテーブル20を所定の回転軸の周りに回転させる回転駆動機構(不図示)が設けられている。また、チャックテーブル20の径方向外側には、リングフレーム9を把持するクランプ24が設けられている。チャックテーブル20は、上述したX軸移動機構によってX軸方向に移動する。
仮置きテーブル10からチャックテーブル20へのフレームユニット11の搬送は、基台4の上面の仮置きテーブル10及び開口4aに隣接する位置に設けられた第1の搬送ユニット14により実施される。第1の搬送ユニット14は、基台4の上面から上方に突き出た昇降可能であるとともに回転可能な軸部と、軸部の上端から水平方向に伸長した腕部と、腕部の先端下方に設けられた保持部と、を有する。
第1の搬送ユニット14で仮置きテーブル10からチャックテーブル20へフレームユニット11を搬送する際には、X軸移動テーブル16を移動させてチャックテーブル20を搬出入領域に位置付ける。そして、仮置きテーブル10に仮置きされているフレームユニット11のリングフレーム9を該保持部で保持し、フレームユニット11を持ち上げて、該軸部を回転させてフレームユニット11をチャックテーブル20の上方に移動させる。
その後、フレームユニット11を下降させてチャックテーブル20の保持面22に載せる。そして、クランプ24でリングフレーム9を固定するとともに、チャックテーブル20でフレームユニット11のテープ7を介して被加工物1を吸引保持する。
切削装置2は、X軸移動テーブル16の搬出入領域から加工領域への移動経路の上方に、開口4aを横切るように配設された支持構造28を備える。そして、支持構造28には下方に向いた撮像ユニット30が設けられている。撮像ユニット30は、切削ユニット32の下方の加工領域へ移動するチャックテーブル20に吸引保持された被加工物1の表面1aを撮像し、表面1aに設定された分割予定ライン3の位置及び向きを検出する。
該加工領域には、チャックテーブル20に保持されたフレームユニット11の被加工物1を切削する切削ユニット32が設けられている。切削ユニット32は、円環状の切り刃を外周に備える切削ブレード34と、先端部に切削ブレード34が装着され該切削ブレード34の回転軸となるY軸方向に沿ったスピンドル36と、を備える。切削ユニット32について、詳細は後述する。
チャックテーブル20で保持されたフレームユニット11に含まれる被加工物1に回転する切削ブレード34を切り込ませると、被加工物1を切削できる。すべての分割予定ラインに沿って被加工物1を切削すると、被加工物1が分割されて個々のデバイスチップが形成される。その後、チャックテーブル20は、X軸移動機構により搬出入領域に移動される。
基台4の上面の仮置きテーブル10及び開口4aに隣接する位置には開口4bが形成されており、開口4bには加工後のフレームユニット11を洗浄する洗浄ユニット38が収容されている。洗浄ユニット38は、フレームユニット11を保持するスピンナテーブルを備えている。
切削装置2は、搬出入領域に位置付けられたチャックテーブル20から洗浄ユニット38にフレームユニット11を搬送する第2の搬送ユニット40を備える。第2の搬送ユニット40は、Y軸方向に沿って移動可能な腕部と、腕部の先端下方に設けられた保持部と、を有する。
第2の搬送ユニット40でチャックテーブル20から洗浄ユニット38へフレームユニット11を搬送する際には、まず、フレームユニット11を該保持部で保持する。そして、腕部をY軸方向に沿って移動させ、フレームユニット11を洗浄ユニット38のスピンナテーブルの上に載せる。その後、スピンナテーブルでフレームユニット11を保持して被加工物1を洗浄する。
洗浄ユニット38で被加工物1を洗浄する際には、スピンナテーブルを回転させながら被加工物1の表面に向けて洗浄用の流体(代表的には、水とエアーとを混合した混合流体)を噴射する。そして、洗浄ユニット38で洗浄されたフレームユニット11は、カセットテーブル6に載るカセット13に収容される。
カセット13にフレームユニット11を収容する際には、第1の搬送ユニット14を使用して洗浄ユニット38から仮置きテーブル10にフレームユニット11を搬送する。そして、搬出ユニット12をカセット13に向けて移動させてフレームユニット11をカセット13に押し入れる。
このように、切削装置2では、カセット13からフレームユニット11が搬出され、フレームユニット11がチャックテーブル20で吸引保持され、フレームユニット11に含まれる被加工物1が切削ユニット32で切削される。その後、フレームユニット11が洗浄ユニット38で洗浄されてカセット13に再び収容される。切削装置2では、カセット13から次々にフレームユニット11が搬出され、チャックテーブル20上において切削ユニット32で次々に被加工物1が切削される。
次に、切削ユニット32について詳述する。図2は、切削ユニット32を模式的に示す斜視図であり、図3は、部分的に分解された状態の切削ユニット32を模式的に示す斜視図である。各図に示すように、切削ユニット32は、スピンドル36を収容する筒状のスピンドルハウジング42を備える。このスピンドルハウジング42には、Y軸方向に対して概ね平行な回転軸となるスピンドル36が回転できるように収容される。スピンドル36の一端部は、スピンドルハウジング42の一端側から外部に露出している。
このスピンドル36の一端部には、円盤状のマウンター44等を介して、環状の切削ブレード34が装着される。切削ブレード34は、アルミニウム等で形成された環状の基台46と、該基台46の外周部に固定された環状の切り刃48と、を備える。切り刃48は、例えば、ダイヤモンド等の砥粒を樹脂や金属等の結合材で固定することによって形成される。
スピンドル36の他端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、スピンドル36の一端部に装着された切削ブレード34は、この回転駆動源が生じる力によって回転する。スピンドルハウジング42の一端側には、スピンドル36に装着された状態の切削ブレード34の外周部の上側を覆うブレードカバー50が設けられている。ブレードカバー50は、例えば、スピンドルハウジング42の一端部に固定される第1カバー52を備えている。
図3に示すように、第1カバー52の中央部には、隙間54が設けられている。第1カバー52の上面の隙間54に隣接する位置には、ねじ穴56が形成されている。また、第1カバー52のスピンドルハウジング42とは反対側の面には、ねじ穴58が形成されている。
第1カバー52の上部には、隙間54に対応した形状を持つ第2カバー60が、この隙間54を塞ぐように取り付けられる。第2カバー60には、第1カバー52のねじ穴56に対応する貫通孔62が形成されており、この貫通孔62を通じてねじ穴56にねじ64を締め込むことによって、第1カバー52に第2カバー60が固定される。
第1カバー52のスピンドルハウジング42とは反対側の面には、第3カバー66が装着される。第3カバー66には、第1カバー52のねじ穴58に対応する貫通孔68が形成されており、この貫通孔68を通じてねじ穴58にねじ70を締め込むことによって第1カバー52に第3カバー66が固定される。
第1カバー52の下端及び第3カバー66の下端には、それぞれ、Y軸方向において切削ブレード34を挟むように配置される一対のノズル72が設けられている。被加工物1を切削する際には、この一対のノズル72から切削ブレード34に切削水が供給される。切削水としては、例えば、水(純水)や、水に薬品を添加した液体等が使用される。
チャックテーブル20で保持された被加工物1を切削する際には、スピンドルハウジング42に収容されているモータでスピンドル36を回転させることで切削ブレード34を回転させ、ノズル72から切削ブレード34に切削水を供給する。
そして、切削ユニット32を所定の高さ位置に移動させ、切削ユニット32及びチャックテーブル20をX軸方向に沿って相対的に移動させ被加工物1に切削ブレード34の切り刃48を接触させる。すると、切り刃48の結合材表面に露出した砥粒が被加工物1に衝突し、該被加工物1が切削される。被加工物1を切削ブレード34で切削すると切削屑及び加工熱が生じるが、該切削屑及び該加工熱は、切削水により切削ブレード34及び被加工物1から速やかに除去される。
被加工物1を切削すると、砥粒が消耗するとともに、結合材に表出する砥粒間の凹部(チップポケット)に切削屑が詰まる。このような切削屑が詰まる現象は、目詰まりと呼ばれる。砥粒が消耗したり目詰まりが生じたりすると、切削ブレード34の切削能力が低下する。しかしながら、被加工物1を切削すると結合材が適度に消耗して新しい砥粒が次々に切り刃48の外周に表出するとともに、切削屑も切り刃48から脱落するため、切削ブレード34の切削能力は維持される。
近年、切り刃48に含まれる砥粒の粒径が極めて小さい切削ブレード34が使用される。例えば、切り刃48に含まれる砥粒の平均粒径が1μm以上4μm以下である切削ブレード34が使用される。このような切削ブレード34では、結合材に表出する砥粒の突出量が小さいため、目詰まりが大きく影響して切削ブレード34の切削能力が顕著に低下する一方で、切削屑の除去が容易ではない。切削能力が低下した切削ブレード34で被加工物1を切削すると、被加工物1に硬度低下等の機械的特性の低下が生じる。
そこで、本実施形態に係る切削装置2では、被加工物1を切削する切削ブレード34に超音波が付与された流体を噴射して、切削ブレード34の切り刃48のチップポケット等に入り込んだ切削屑を除去する。次に、超音波が付与された流体の噴射に寄与する構成について説明する。
図4は、超音波が付与された流体86が噴射されている切削ブレード34を模式的に示す側面図である。図4には、ブレードカバー50の第2カバー60を模式的に示す断面図が含まれている。また、図5は、ブレードカバー50の第2カバー60を模式的に示す断面図であり、図4に含まれる断面図とは異なる面で第2カバー60を切断した際に表出する断面が示されている。
本実施形態に係る切削装置2は、切削ブレード34の切り刃48に流体86を噴射する流体噴射ノズル74と、該流体噴射ノズル74から噴射される流体86を収容する流体タンク78と、流体86に予め超音波を付与する超音波付与ユニット76と、を備える。例えば、流体噴射ノズル74と、流体タンク78と、超音波付与ユニット76と、はブレードカバー50の第2カバー60に組み込まれる。
第2カバー60の上面には、流体タンク78へ通じる流体流入口80が設けられており、該流体流入口80には、外部の流体源82に接続されたチューブ等の配管84が接続される。例えば、流体源82には流体86として純水が貯留されており、該流体流入口80には配管84を通じて流体86として純水が供給される。ただし、流体86は純水に限定されず、界面活性剤等が混ぜられた純水でもよい。
第2カバー60の内部には、流体86が一時的に貯留される流体タンク78が設けられる。流体タンク78は、第2カバー60の内部に形成された空間であり、上部に流体流入口80に通じる入口78aが形成され、下部に流体噴射ノズル74に通じる出口78bが形成されている。
流体流入口80に供給された流体86は、入口78aから流体タンク78に入り、該流体タンク78中を進行し、出口78bから流体タンク78の外に進み、流体噴射ノズル74から噴射される。流体噴射ノズル74から所定の圧力で流体86を噴射するために、流体タンク78及び配管84は、該所定の圧力に耐えられる耐圧性能を有する。該所定の圧力は、例えば、0.2MPa以上0.3MPa以下の圧力であり、流体源82等により流体86に印加される。ただし、流体に印加される圧力はこれに限定されない。
超音波付与ユニット76は、流体タンク78に隣接する位置に設けられる。超音波付与ユニット76は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム、チタン酸鉛等の圧電セラミックス、又は水晶振動子等から構成される超音波振動子である。超音波付与ユニット76は、流体タンク78に収容されている流体86に超音波を付与する。
例えば、超音波付与ユニット76が流体86に付与する超音波の周波数は、100kHz以上2MHz以下の範囲とするとよい。切削ブレード34の切り刃48に含まれる砥粒の粒径が小さいほど切削屑を切り刃48から除去しにくくなるが、流体86に付与する超音波の周波数が高いと切削屑を積極的に除去できる。そのため、平均粒径が1μm以上2μm以下の特に小さい砥粒等を切り刃48に含む切削ブレード34には、周波数が750kHz以上2MHz以下の超音波が付与された流体86が噴射されることが好ましい。
次に、流体噴射ノズル74について説明する。流体噴射ノズル74は、例えば、ステンレス鋼(SUS)や酸化ケイ素(SiO)等の材料で形成されており、内径が約1.0mm、外径が約2.0mmのパイプ状の部材である。流体噴射ノズル74の先端からは、超音波付与ユニット76により超音波が付与された流体86が所定の圧力で噴出される。
図4に示す通り、流体噴射ノズル74の向きは、切削ブレード34の切り刃48の外周を狙うように定められる。例えば、切り刃48の外周の一点に被噴射位置88が設定され、切り刃48の外周に一致する円の該被噴射位置88における接線上に流体噴射ノズル74の先端が位置付けられる。
被加工物1を切削ブレード34で切削する際には、スピンドルハウジング42に収容されたモータにより切削ブレード34が毎分2万回転程度の回転数で回転される。超音波付与ユニット76により超音波が付与された流体86は、切削ブレード34が回転している状態で流体噴射ノズル74から切り刃48に噴射される。流体噴射ノズル74は、切り刃48に噴射される流体86の被噴射位置88における切削ブレード34の回転方向90に対向して該切り刃48に該流体86を噴射する。
このように流体86を噴射すると、被噴射位置88における切削ブレード34及び流体86の相対速度が極めて大きくなり、切り刃48が強力に洗浄される。ただし、流体噴射ノズル74が流体86を噴射する方向は被噴射位置88における切削ブレード34の回転方向90の180°反対の方向である必要はなく、流体噴射ノズル74は該被噴射位置88における切り刃48の接線上に厳密に位置している必要はない。すなわち、流体噴射ノズル74は、被噴射位置88に所定の角度をもって流体86を噴射してもよい。
図6は、切削ブレード34を模式的に示す側面図である。図6を用いて流体噴射ノズル74が噴射する流体86の噴射角度について説明する。図6には、切削ブレード34の切り刃48の外周の被噴射位置98に流体86を噴射する際に、該被噴射位置98における切削ブレード34の回転方向100の180°反対の方向から流体86を噴射する場合の流体86の進行経路102が示されている。
この進行経路102は、被噴射位置98における切り刃48の外周縁と一致する円の接線である。すなわち、中心から被噴射位置98までの該円の半径と、該進行経路102と、のなす角は90°となる。流体86は、進行経路102以外の経路から被噴射位置98に到達してもよく、例えば、該半径とのなす角が100°となる進行経路104から被噴射位置98に噴射されてもよい。この場合においても、切り刃48に付着した切削屑等が効率的に除去される。
ただし、該半径と、流体86の進行経路と、のなす角が110°以上となると切削屑の除去効果が低下する傾向にある。そのため、中心から被噴射位置98までの該円の半径と、該進行経路102と、のなす角は、110°未満であることが好ましく、100°以下であることがさらに好ましい。特に好ましくは、該角が95°以下である。
このように、流体86の被噴射位置98における切削ブレード34の回転方向100に対向して該切り刃48に該流体86を噴射することは、回転方向100とは厳密に180°反対方向から流体86を噴射することとは異なる。
次に、切削ブレード34の切り刃48に噴射される流体86の被噴射位置について図6を用いて説明する。超音波が付与された流体86は、被加工物1を加工する切削ブレード34の加工点よりも回転方向側で切り刃48に噴射されるとよい。この場合、流体噴射ノズル74から噴射される流体86が、水平方向よりも下方に向けて噴射されることとなる。
仮に、切削ブレード34の加工点よりも手前側で回転方向に対向するように切り刃48に流体86を噴射する場合、流体86が水平方向よりも上方に向けて噴射される。この場合、流体86が切削装置2のチャックテーブル20の周囲に飛散しやすくなる。切削屑等を含む流体86が雰囲気中に舞い上がると、加工後の被加工物1や切削装置2の内部等に浮遊した流体86が付着して、被加工物1及び切削装置2を汚染するおそれがある。
そこで、被加工物1を切削する切削ブレード34の切り刃48の外周のある一点に対して、該一点が加工点を通過した後、切り刃48の最上点92に達する前に流体86が噴射される。例えば、切り刃48の最上点92を終点とする円弧状の領域を規定し、切削ブレード34が2分の1回転する間に切り刃48の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と、該円弧状の領域と、が一致するとき、流体86の被噴射位置は該円弧状の領域中に設定される。このように被噴射位置を設定すると、流体86が上方に向けて噴射されない。
例えば、図6において、回転する切削ブレード34の切り刃48の外周上の一点に対して、該一点が切り刃48の最下点94を通過した直後に流体86が噴射されてもよい。例えば、図6において、流体噴射ノズル74から被噴射位置106に向けて流体86が噴射されてもよい。
この場合においても、流体噴射ノズル74は、被噴射位置106における切削ブレード34の回転方向108に対向した進行経路110,112から切り刃48に流体86を噴射する。すなわち、切り刃48の外周縁と一致する円の中心から被噴射位置106までの半径とのなす角が90°の進行経路110や、該角が100°の進行経路112から該被噴射位置106に流体86が噴射されてもよい。
なお、被加工物1を切削する際の切削ブレード34の回転数は、例えば、毎分1万回転~毎分3万回転程度(代表的には、毎分2万回転)である。被加工物1を切削する際、切削ブレード34を高速に回転させた状態で、ノズル72(図2等)から切削ブレード34に切削水が供給される。ノズル72から供給される切削水の流量は、例えば、0.5L/min~2L/min(代表的には、1L/min)程度である。
そして、ノズル72から供給された切削水の一部は、回転する切削ブレード34の切り刃48の周囲にまとわりつく。特に、切り刃48の外周の一点が加工点(最下点94)を通過した直後においては、比較的多量の切削水が該一点にまとわりつく。切り刃48の切削水が多くまとわりついている部分に超音波が付与された流体86を噴射すると、該切削水により流体86の洗浄効果が抑制されてしまう。
そのため、切り刃48において、まとわりついている切削水が比較的少量である部分に流体86が噴射されることが望ましい。切り刃48の外周にまとわりつく切削水は、加工点(最下点94)から離れるほど少なくなる。そのため、流体86の被噴射位置は、切り刃48の最上点92に近いことが好ましい。例えば、流体86の被噴射位置は、切り刃48の加工点よりも回転方向側で、かつ、該加工点との距離よりも最上点92との距離が小さくなる場所に設定されるのが好ましい。
すなわち、切削ブレード34の回転にともなって切り刃48の外周の一点が切り刃48の最下点94から最上点92まで移動する際の中間点96と、該最上点92と、の間で流体86の被噴射位置が設定されるとよい。例えば、切り刃48の最上点92を終点とする円弧状の領域を規定し、切削ブレード34が4分の1回転する間に切り刃48の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と、該円弧状の領域と、が一致するとき、流体86の被噴射位置は該円弧状の領域中に設定される。
次に、流体噴射ノズル74の先端と、流体86の被噴射位置と、の距離について説明する。図4等に示す通り、流体タンク78の内部で超音波付与ユニット76により超音波が付与された流体86は、流体噴射ノズル74から被噴射位置88に噴射される。このとき、切り刃48を効果的に洗浄するには、流体86に付与された超音波が減衰して実効性を失う前に被噴射位置88に該流体86が到達することが必要となる。そのため、流体噴射ノズル74の先端と、被噴射位置88と、の距離が小さいことが好ましい。
ただし。流体噴射ノズル74の先端と、被噴射位置88と、の距離が過度に近づくと、切削ブレード34の切り刃48と、該流体噴射ノズル74と、が干渉してしまう。そこで、流体噴射ノズル74の先端と、流体86の被噴射位置88と、の距離は、1cm以上2cm以下とされるのが好ましい。該距離がこの範囲を満たすと、流体86を通じて切り刃48に超音波を作用でき該流体86で強力に切り刃48を洗浄できる。
なお、流体噴射ノズル74の先端が切り刃48との干渉を避けるための特別な形状を有している場合、流体噴射ノズル74の先端と、流体86の被噴射位置88と、の距離をさらに短くできる。例えば、該先端に下方に開いた隙間が形成されており、回転する切削ブレード34の切り刃48が該隙間に収容される場合、流体噴射ノズル74と切り刃48の衝突が回避される。この場合、該距離は1cm未満でもよい。
以上に説明する通り、本実施形態に係る切削装置2では、被噴射位置88における切削ブレード34の回転方向に対向して該切削ブレード34の切り刃48に超音波が付与された流体86が噴射される。この場合、超音波が付与された流体86が非常に高い相対速度で切り刃48に衝突することなる。そのため、平均粒径の小さい砥粒を含む切り刃48についても、付着した切削屑等を強力に洗い流して切り刃48の目詰まりを防止できるため、切削ブレード34の切削能力を高く維持できる。
なお、本発明は、上述した実施形態の記載に制限されず種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、含まれる砥粒の平均粒径が1μm以上4μm以下である切り刃48の洗浄を効果的に実施できることについて説明したが、本発明の一態様に係る切削装置2において洗浄の対象となる切削ブレード34は、これに限定されない。
例えば、切り刃48に含まれる砥粒の平均粒径は、4μmを超えてもよく、1μm未満でもよい。本発明の一態様に係る切削装置2では、様々な種別の切削ブレード34が効果的に洗浄される。
その他、上述した実施形態及び変形例にかかる構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 被加工物
7 テープ
9 リングフレーム
11 フレームユニット
13 カセット
2 切削装置
4 基台
6 カセットテーブル
8 ガイドレール
10 仮置きテーブル
12 搬出ユニット
14,40 搬送ユニット
16 X軸移動テーブル
18 テーブルベース
20 チャックテーブル
22 保持面
24 クランプ
26 防塵防滴カバー
28 支持構造
30 撮像ユニット
32 切削ユニット
34 切削ブレード
36 スピンドル
38 洗浄ユニット
42 スピンドルハウジング
44 マウンター
46 基台
48 切り刃
50 ブレードカバー
52 第1カバー
54 隙間
56,58 ねじ穴
60 第2カバー
62,68 貫通孔
64,70 ねじ
66 第3カバー
72 ノズル
74 流体噴射ノズル
76 超音波付与ユニット
78 流体タンク
78a 入口
78b 出口
80 流体流入口
82 流体源
84 配管
86 流体
88,98,106 被噴射位置
90,100,108 回転方向
92 最上点
94 最下点
96 中間点
102,104,110,112 進行経路

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、
    外周に円環状の切り刃を有する切削ブレードが先端に固定されたスピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、を有し、該モータで該スピンドルを回転させることで該切削ブレードを回転させ、該チャックテーブルで保持された該被加工物に該切削ブレードの該切り刃を接触させて該被加工物を切削する切削ユニットと、
    を備える切削装置であって、
    該切削ブレードの該切り刃に流体を噴射する流体噴射ノズルと、
    該流体噴射ノズルから噴射される該流体に予め超音波を付与する超音波付与ユニットと、を備え、
    該流体噴射ノズルは、該切り刃に噴射される該流体の被噴射位置における該切削ブレードの回転方向に対向して該切り刃に該流体を噴射することを特徴とする切削装置。
  2. 該切削ブレードの該切り刃は、結合材と、該結合材に分散固定された砥粒と、を有し、
    該砥粒の平均粒径は、1μm以上4μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の切削装置。
  3. 該被噴射位置は、該切り刃の最上点を終点とする円弧状の領域中に位置しており、
    該円弧状の領域は、該切削ブレードが2分の1回転する間に該切り刃の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と一致することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切削装置。
  4. 該被噴射位置は、該切り刃の最上点を終点とする円弧状の領域中に位置しており、
    該円弧状の領域は、該切削ブレードが4分の1回転する間に該切り刃の外周上の一点が該終点まで移動する軌道と一致することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切削装置。
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