JP2022011129A - 流水発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの河川では、水の流れが緩やかな河川で十分な電力を得られない、また、洪水等に対し装置を避難できない、等に対処するため昇降可能なチェイン型水車を提供する。【解決手段】全体を構成する枠体10と、並行して配置された2つの環状のチェイン40と、2つのチェイン40に挟まれ、チェイン40の長手方向に対して起立した平板部を持つ水受部60と、チェイン40の回転移動方向を規制するチェインホイール31と、チェイン40の弛みを防止するチェイン支持板35と、から成る水車部30と、チェインホイールの回転により発電する発電部50と、から成り、水車部30と発電部50は、鉛直上方に移動可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、水力発電に関し、詳しくは、河川に設置する水力発電の技術に関する。
近年、自然エネルギへの関心が高まり、太陽光発電、風力発電、水力発電等が注目されている。水力発電については、ダム等の大規模発電が主流であり、小規模発電は少ない。小規模集の水力発電としては、河川の流水を用いた水車による発電が考えらえる。
しかしながら、多くの河川では、水の流れが緩やかであり、水車を回転させるために十分な力を得られないことも多かった。そこで、水の流れが緩やかな河川であっても、水力発電が可能な装置が求められていた。
また、台風、大雨等の災害の際、設置した水力発電装置が流木等によって破壊される可能性があった。そこで、災害時に、装置の破壊を回避する構造が求められていた。
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、河川での水力発電についての記載がある(特許文献1参照)。詳しくは、河川の水量の増減に応じて水車の位置を調整することで高効率化を図るものである。
しかしながら、一般的な水車を使用することから流れが穏やかな水流での発電効率は高いとは言えない。また洪水等に対する水車の避難方法については記載されていない。そのため、本発明の課題を解決していない。
特開2017-2070467号公報
本発明は、水の流れが緩やかな多くの河川で十分な電力を得られない、洪水等に対し装置を避難できない、という問題点に鑑み、昇降可能なチェイン型水車を用いることによって、課題を解決するものである。
本発明に係る流水発電装置は、全体を構成する枠体と、並行して配置された2つの環状のチェインと、2つのチェインに挟まれ、チェインの長手方向に対して起立した平板部を持つ水受部と、チェインの回転移動方向を規制するチェインホイールと、チェインの弛みを防止するチェイン支持板と、から成る水車部と、チェインホイールの回転により発電する発電部と、から成り、水車部と発電部は、鉛直上方に移動可能であることを手段とする。
また、本発明のチェインには、チェインの継ぎ目部分に、回転可能なローラが配置されていることを手段とする。
さらに、本発明の水受部の平板部は、少なくとも2つの部分から成り、一方を他方に重ねることが可能であることを手段とする。
またさらに、本発明の枠体の川上側、川下側の下部に、斜め下方向に延出した砂潜り部を持つことを手段とする。
さらにまた、本発明の枠体の下部には、貫通孔であるピン孔があることを手段とする。
そしてまた、本発明は、水車部と発電機に対して、滑車を介して、鉛直上方に付勢する錘が配置されていることを手段とする。
本発明に係る流水発電装置によれば、水の流れが緩やかな河川であっても、チェインに装着された多くの水受板を用いることで、水力発電を行うことができる。
また、水車、発電機等を上方に退避できるので、洪水等による装置の破壊を回避でき、装置の安全を容易に確保することができる。
本発明に係る流水発電装置の実施形態を示す平面図及び正面図である。 本発明に係る流水発電装置の水受部の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る流水発電装置のチェイン及び水受け部の実施形態を示す分解図である。 本発明に係る流水発電装置のチェインレール構造を示す模式図である。 本発明に係る流水発電装置の吊り上げ動作態様を示す模式図である。 本発明に係る流水発電装置の固定構造を示す模式図である。 本発明に係る流水発電装置のチェイン支持板を説明する模式図である。 本発明に係る流水発電装置の他の実施例を説明する模式図である。
本発明に係る流水発電装置は、水の流れが緩やかな河川で水力発電できること、並びに、洪水等に対し装置を避難できることを最大の特徴とする。
以下、本発明に係る流水発電装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、以下で示される流水発電装置の全体形状及び各部の形状は、下記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法、材質等の範囲内で適宜変更することができるものである。
図1から図7に従って、本発明を説明する。図1は、本発明に係る流水発電装置の実施形態を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2は、水受部の実施形態を示す斜視図であり、(a)は補助板が下がった状態、(b)は補助板が上がった状態を示している。図3は、チェイン及び水受け部の実施形態を示す分解図である。図4は、チェインレール構造の模式図であり、(a)は水車上部の構造、(b)は水車下部の構造を示している。図5は、吊り上げ動作態様を示す模式図であり、(a)は吊り上げ部による吊り上げのワイヤ構造、(b)は吊り上げ位置の例を示している。図6は、河川への固定構造を示す模式図である。図7は、チェイン支持板を説明する模式図であり、(a)はチェイン支持板を用いない例、(b)はチェイン支持板の構造を示している。
流水発電装置1は、河川に設置する流水発電装置で、チェインに接続された多数の水受部により水流から流力を受け、チェインホイールを回転させ、発電するものである。流水発電装置1は、主に、枠体10、昇降板20、水車部30、発電部50、吊り上げ補助部70及び吊り上げ部80から構成されている。また、上下に昇降する昇降部19は、昇降板20、水車部30、発電部50から成る。昇降部19は、枠体10に固定されておらず、単に、載置されている状態である。水車部30の軸36の一部は、主柱11に載置されている。
(枠体の構成の説明)
枠体10は、流水発電装置1の全体を構成するものであり、昇降部19を昇降可能に保持する構造である。上部に、昇降板20等を昇降させるための吊り上げ部80を配置している。側面に昇降時の吊り上げ負担を低減するための吊り上げ補助部70を配置している(図1)。
枠体10は、河川の流れに耐えられる強固な構造である。H鋼、山型鋼、L字鋼、鋼管等を適宜使用し、略直方体を構成している。全体の大きさは、水車部30、発電部50等が内部に収まる大きさである。寸法は、水車の大きさにもよるが、河川の流れ方向に、4mから10m程度である。大型の河川では、100m程度の構造も可能である。
枠体10は、主柱11、流水ガイド部12、集水部13、砂潜り部14、ピン孔15及び水位検出部16を備える。
主柱11は、枠体10の主な構造である。本実施例では、5本の主柱11を用いている。5本の主柱11で直接的または間接的に水車部30等の昇降部分を保持している。主柱11のうち、2本は、水車部30の軸36を保持している。また、2本の主柱11には、吊り上げ補助部70が設置させている。また、吊り上げ部80付近の2つの主柱は吊り上げ部80のクレーン強度に対して備えるためのものである。
流水ガイド部12は、流水発電装置1内の流水の流れをスムーズにする部分であり、流水発電装置1内の川上から川下への流水のガイドを行う部分である。底面と両側面から成り、水車部30に沿った上向コの字型の溝を形成している。流水ガイド部12によって、流水は、河川の底の形状によらず、水車部30に対して、一定の流れを規定することができる。流水による変形を防ぐために、強度のある5×10鋼板を用いると好適である。流水ガイド部12は、枠体10に固定され、昇降しない。
集水部13は、河川の流水を装置内に導くものである。流水ガイド部12の川上側、水車部30の端部の延長部分に配置されている(図1(a))。集水部13は、川上方向に広がる構造である。この構造とすることで、より多くの流水を装置内に導くことができる。
砂潜り部14は、枠体10の川上、川下側に配置されている(図1(b))。枠体10の底面部分から斜め下方向に伸びた板面である。砂潜り部14の上に砂利Gを充填することによって、枠体10を固定する。砂潜り部14によって、枠体10が浮き上がったり、移動してしまうことを防ぐことができる。
装置の固定には、通常、深堀り工事により、川底に基礎を作る方法もある。しかし、深堀り工事では、川底への大掛かりな作業が必要となり、作業時間、作業費用の増大となり好ましくない。砂潜り部14を用いることで、枠体10の川上、川下部分の川底を一部掘り下げ、地場砂利を充填するという、比較的軽度の作業で枠体10を固定することが出来る。
ピン孔15は、枠体10の底面部の鋼材に設けられた貫通孔である(図1(a))。数センチの円形である。鋼材に等間隔に開けられている。ピン孔15は、枠体10を川底に固定するためのスパイクピンSを挿入するための孔である。スパイクピンSは、数十センチから数メートルの長さがあり、側面に突起があり、ピン孔15を通して、川底に打ち込まれる。ピン孔15を通してスパイクピンSを川底に打ち込むことで、深堀り工事が必要無く、流水発電装置1の河川への固定が可能となる。また、ピン孔15に、蛇籠Jを固定する蛇籠締めJSとして番線を通すこともできる。
水位検出部16は、河川の水位を検出する部分である(図1(a))。川の水位は、雨量等によって変化する。そのため、水位を検知し、水車部30の水受部60と水位との関係を最適にするために、昇降部19を上下させる。また、異常な水位を検出した場合に、昇降部19を所定の位置まで上昇させる。
水位を検出する構造は、例えば、ボールタップ式(フロート式)でもいいし、レベルスイッチによる方法でも良い。また、静電容量式や振動式でも良い。ボールタップ式は、シャフト先端の浮玉の上下でシャフト基端部に存するスイッチをON/OFFするものである。
水車部30の水受部60と水位との関係を最適にする場合は、シャフト基端部のONスイッチが上下2か所とし、その中間がOFFとし、上部スイッチONで水車部30等を昇動、下部スイッチONで水車部30等を降動する方法が考えらえる。
(昇降板の構成の説明)
昇降板20は、水車部30と発電部50を支える部分であり、水流の水位に応じて、昇降する板である(図1(a)、図5(a))。昇降板20は、軸受け部21と吊り上げリング22と吊り上げワイヤ23とを備える。
軸受け部21は、水車部30のチェインホイール31の軸36を固定する部分であり、一組のチェインホイール31の両側と昇降板20の端部に配置されている。軸受け部21は、川上側のチェインホイール31用に3つ、川下用のチェインホイール31用に3つ配置されている。
軸受け部21を3つとすることで、軸36の軸を伸ばし、昇降板20の端部でも軸36を支えることができるようにしている。発電部50用に2つの軸受け部21が配置されている。
チェインホイール31用の軸受け部21の上部には、それぞれ吊り上げリング22が配置されている。吊り上げリング22は、昇降板20、水車部30、発電部50を吊り上げるためのワイヤを固定する部分である。軸36の一方の端と他方の端の軸受け部21には、吊り上げワイヤ23の一端が固定される。
軸36の中間部分にある軸受け部21の吊り上げリング22には、吊り上げ補助部70用の補助用ワイヤ73の一端が固定される。吊り上げワイヤ23が、昇降板20を含む昇降部分全体の四方に固定されるので、吊り上げを安定して行うことができる。また、吊り上げ補助部70用の補助用ワイヤ73用の吊り上げリング22を、昇降板20を含む昇降部19全体の中央よりに固定されるので、少ない吊り上げ補助部70で安定して吊り上げ補助を行うことができる。
吊り上げワイヤ23は、昇降板20を含む昇降部分全体を吊り上げるワイヤである。吊り上げワイヤ23は、吊り上げ部80のフック85を介して、ワイヤ84によって吊り上げられる。
(水車部の構成の説明)
水車部30は、河川の流水の力を回転運動に変える部分である。通常の回転部分が1つである水車と異なり、2組のチェインホイール31を連結するチェイン20に水受部60が配置される構造である(図1)。
水車部30は、チェイン40、水受部60、チェインホイール31、チェインレール32、レール支持金具33、アングル34、チェイン支持板35、軸36及び親ギア37から成る。左右一対のチェインホイール31を2組持ち、チェインホイール31間を一対の環状のチェイン40で連結している。この構成は、チェインコンベアとも言われる。この、一対のチェイン40を跨ぐ形で、水受部60が配置されている。
チェイン40は、継ぎ目部分に、回転可能なローラ42を持ち、並行して配置された環状のチェインである。チェイン40は、外側チェイン胴体45、内側チェイン胴体46、チェイン支持ピン41、ワッシャ43、スナップリング44から成る(図3)。
外側チェイン胴体45は、チェイン40の外側を構成する長板状の胴体である。内側チェイン胴体46は、チェイン40の内側を構成する長板状の胴体である。外側チェイン胴体45、内側チェイン胴体46とも一対で構成される。外側チェイン胴体45、内側チェイン胴体46の端部には、連続する胴体を接続するための孔が設けられている。孔の間隔は、例えば、400mm程度である。
外側チェイン胴体45の水受部60側には、水受部60を固定するための孔が複数設けられている。外側チェイン胴体45、内側チェイン胴体46は、交互に接続され、接続は、チェイン支持ピン41、ワッシャ43、スナップリング44によって行われる。接続部分には、ローラ42がチェイン支持ピン41の軸上に配置される。ローラ42は、チェイン40がチェインレール32と接触する部分であり、チェイン40と水受部60を支える部分であるので、強度が必要である。そのため、ローラ42の外側は例えば、45鋼などが好適である。また、ローラ42は、チェイン40の移動に際し、スムーズに回転する必要があるので、ローラ42の内側は、例えば、セラミックブッシング又はウレタン樹脂ブッシングなどの滑りやすい材質が好適である。
チェイン40が、チェインレール32上を走るのではなく、ローラ42がチェインレール32上を走るので、走行負荷の軽減、摩擦の軽減が可能である。
チェイン40と水受部60の固定は、水受部用ボルト471、水受部用ナット472、水受部用ワッシャ473によって行われる。流水の力を水受部60が受け止め、その力をチェイン40に伝えるので、チェイン40と水受部60の固定は、強固に行う必要がある。また、個別の水受部60が損傷した際に、迅速に交換ができるので、ボルト、ナットによる固定が好適である。
チェイン40は、川上側のチェインホイール31と川下側のチェインホイール31の間に渡され、チェイン40の下側部分で、水流を受け止め、上半分で、水受部60を川上側に戻す構成である。チェイン40の長さは、設置場所、必要な電力等によって、任意に変えることができる。
水受部60は、河川の水流を受け止める部分である(図2)。水受部60は、2つのチェイン20に挟まれ、チェイン20の長手方向に対して起立した平板部61を持つ。水受部60は全体としては、コの字型であり、水流を正面と側面で捉える構成である。水受部60は、平板部61、側板62、補強部63、ゴム板64から成る。
平板部61は、流水を正面から受ける部分であり、固定板611と調整板612との2つの部分から成り、一方を他方に重ねることができる。固定板611は、側板62と一体となった部分である。固定板611は、流水に当たる際、調整板612に対して、水受部60の上部に位置する。調整板612は、固定板611に隣接しており、流水に当たる際、固定板611の下側に位置する。固定板611に対して調整板612が、上下方向に移動可能に配置されており、流水が強すぎる場合は、調整板612を固定板611側に重ねるように移動させる。流水の力を極力取り込みたい場合は、調整板612を固定板611から離し、全体として平板部61の面積を大きくする。調整板612は、固定板611に対して接続部65を介して接続されている。接続部65には、長孔66が設けられ、長孔66と長孔66を用いるボルト、ナット、スプリングワッシャとによって、調整板612は固定板611に対して移動可能となっている。スプリングワッシャを用いることで、調整板612を固定板611に対して適度に付勢しながら、移動可能とすることができる。
側板62は、平板部61に当たった流水が側面方向に漏れることを防ぐためのものである。形状は、上部が大きな台形型である。側面方向に漏れる流水を捉えつつ、水受部60全体への負荷を軽減するために、側面の下部分の流水は、ある程度解放する構造である。
補強部63は、平板部61の補強を行う部分である。平板部61は流水を正面から受けるので、流水からの力を最も受ける。そのため、平板部61の一部に補強部63を重ねて取り付けることで、平板部61の強度を増すものである。
ゴム板64は、水受部60の周囲に設けられるゴム製の板である。ゴム板64は、ゴム板取付ビス67によって、平板部61に固定される。流水ガイド部12と水受部60の隙間を極力少なくするためのものである。ゴム製であるので、流水のうねり等で、ゴム板64と流水ガイド部12が接触することがあっても、流水ガイド部12を傷つけることはない。
また、一連の水受部60について、1個おきに調整板612による平板部の面積を変化させることによって、流れを保たせ、多くの水受部60に流力を伝えることができる。
チェインホイール31は、チェインの回転移動方向を規制するものである(図1)。円盤状の歯車であり、チェイン40の継ぎ目部分に対応する凹部があり、チェイン40の動きに滑ることなく対応する。チェインホイール31の目的は、チェイン40を移動可能に保持することと、チェイン40に伝えられた力を回転運動に変えることである。一対のチェインホイール31の中心部分の両方を貫通する軸36が通る。川上側のチェインホイール31用の軸36、川下用のチェインホイール31用の軸36とも軸受け部21にて固定されている。川下側に軸36には、親ギア37が配置されている。親ギア37は、発電部50に、回転運動を伝えるためのものである。
チェイン40は、チェインホイール31に支持されている部分以外は、チェインレール32により保持されている(図1、図4)。チェインレール32は、チェイン40の下に配置された直線状のガイドである。チェインレール32を設けることによって、チェインの重量による弛みを軽減できる。チェインレール32は、さらにチェイン40の側面、上面のガイドを兼ねても良い。そうすることで、チェイン40の上下左右のあばれを防止することができる。下側のチェインレール32は、レール支持金具33とアングル34を介して、軸受け部21に固定される。上側にチェインレール32は、U字型のチェイン支持板35を介して、昇降板20に固定される。
下側のチェイン40では、水受部60が水の中にあるため、チェインレール32への重みが軽減されている。一方、上側のチェイン40では、チェイン40と水受部60の重さがすべてチェインレール32に掛かるので、チェインレール32を支えるためのチェイン支持板35が適宜必要である。そこで、チェイン支持板35は、チェイン40の長さに応じて、適宜、チェイン40、チェインレール32の弛みが出ないように配置される。
(発電部の構成の説明)
発電部50は、運動エネルギを電気エネルギに変換する部分である。流水の力が、水受部60、チェイン40、チェインホイール31、軸36、親ギア37を介して発電部50に伝わる。
発電部50は、子ギア51と発電機52から成る。子ギア51は親ギア37に連結される。親ギア37と子ギア51のギア比率を親10に対して子1とするとき、子ギアの回転が親ギアに対して10倍の早さとなる。よって、ギア比を変えることで求める回転数を得ることができる。例えば、風力発電で羽根はゆっくり故に子ギアの歯数を少なくすることで一定の発電回転が得られることと同じである。このように、子ギア51に直結した発電機52の回転数を親ギア37に対して倍増させることができる。発電機52は、子ギア51を介して伝わる回転量を、発電機52内のロータに伝えることで、電力を生成する。電力は、流水量によって決まるので、設置場所を適切に選定することによって、安定した電力が得られる。
本実施例では、川下側の軸36から発電部50に連結されたが、川上側の軸36から発電部50に連結されても良い。
(吊り上げ補助部の構成の説明)
吊り上げ補助部70は、昇降板20、水車部30、発電部50から成る昇降部19を、適宜、昇降させる際の吊り上げ部の負担を軽減するための構造でインクラインを利用したものである。吊り上げ補助部70は、錘71、滑車72、補助用ワイヤ73から成る。
錘71は、インクランのための錘であり、昇降部19に対して、常に上昇方向の力を付勢するための錘である。補助用ワイヤ73は、錘71と吊り上げリング22を接続している。滑車72は、補助用ワイヤ73を保持するためのものである。
(吊り上げ部の構成の説明)
吊り上げ部80は、昇降部19を吊り上げる部分である。吊り上げ部80は、アーム81、モータ82、吊り上げ滑車83、ワイヤ84、フック85、ラックギア86、ハンドル87から成る。
アーム81は、吊り上げ部のメイン部分である。昇降部19を吊り上げるための十分な強度と高さを持つ。フック85には、吊り上げワイヤ23が掛けられている。モータ82は、ワイヤ84で、昇降部19を吊り上げるために、ワイヤ84を巻き取る部分である。電力によって、人手を介さず、昇降部19を持ち上げることができる。吊り上げ滑車83は、ワイヤ84を保持する部分である。ワイヤ84は、端部がフック85に固定され、昇降部19を持ち上げるために十分な強度を持つ。ラックギア86、ハンドル87は、緊急時等でモータ82が使用できなかった場合に、手動でワイヤ84を巻き取るための構造である。
(昇降動作の説明)
図5に沿って、昇降部19の昇降動作について説明する。昇降部19を上昇させるのは、主に、洪水等の際に、流水発電装置1内に流木等が入り込み、水車部30を破壊してしまうことを防ぐためである。また、予備的に、流水の水位に応じて、昇降部19の高さを微調整することもできる。
図5(a)は、昇降作業時の流水発電装置1の平面図である。昇降部19を太線で表している。吊り上げ部80のアーム81の先端を軸36の端部の吊り上げリング22からの吊り上げワイヤ23の交点付近に設置する。各吊り上げワイヤ23の交点付近で、吊り上げワイヤ23をフック85に掛ける。吊り上げられる昇降部19の四方の吊り上げリング22を用いるので、安定して昇降できる。
補助用ワイヤ73は、昇降板20の軸36の中間付近の吊り上げリング22に接続され、錘71によるインクラインによって、吊り上げ重量を軽減している。昇降準備ができたところで、モータ82によって、ワイヤ84を巻き取り、昇降部19を所定の位置に上昇させる。
モータ82は、減速装置を内蔵したリングコーン型である。リングコーン型モータを用いることで、所定の回転速度を得られる。
また、錘71の重量と昇降部19の重量を同等とすることで、最小限のモータ力で昇降を行うことができる。錘71の重量と昇降部19の重量を同等とすることで、流水発電装置1の大きさが100m以上となった場合も、容易に昇降させることができる。
図5(b)は、昇降部19を上昇させた場合の正面視の模式図である。水位等の位置を図の右側に示している。通常水位W1は、河川の通常時の流水の水位である。最大水位W2は、河川の洪水等で最大と推定される水位である。上昇上限L1は、最大水位W2でも、昇降部19が流水に触れないと推定される高さである。
このように、昇降部19を上下動させることによって、洪水等での流木等の障害物による装置の破壊を避けることができる。
通常時は、通常水位W1が、水車部30の下側の水受部60がすべて流水に浸る位置である。水受部60で流水を効率よく受けることができるからである。通常水位W1から最大水位W2までが、例えば5mとする。その際、昇降部19の上昇を5mとしてしまうと、最大水位時にも水車部30が流水に入るため、流木等による水車部30の破壊の可能性がある。そこで、さらに上に上昇上限L1を設定する。例えば、1m上昇させ、上昇上限L1は、通常水位W1から6mの位置とする。緊急時に、上昇上限L1まで引き上げることで、水車部30の破壊を防止できる。
(蛇籠締め、スパイクピンの説明)
図6に沿って、蛇籠締め、スパイクピンによる流水発電装置1の固定について説明する。
流水発電装置1は、砂潜り部14に地場砂利を充填することによって、固定することができるが、方法として、ピン孔15にスパイクピンSを挿入することで、さらに強固に固定することができる。スパイクピンSは、鉄筋であり、幅方向に、凸凹があり、川底に打ち込んだ後、容易に抜けない構造である。スパイクピンSとスパイクピン用ワッシャSWを組み合わせたものをピン孔15に挿入し、川底に打ち込むことで、スパイクピン用ワッシャSWとピン孔15との関係で、流水発電装置1を固定することができる。
ピン孔15は、枠体10の底部分の鋼材すべてに付加することができるので、流水発電装置1の固定に最適の位置のピン孔15にスパイクピンSを用いることができる。
また、ピン孔15に、スパイクピンSを挿入し、上に重しを載せて突き刺す形でも良い。また、上の重しを、ピン孔15を使って、縛る形でも良い。
また、流水発電装置1の固定方法として、周囲に蛇籠Jを用いる方法がある。蛇籠Jの重量で、流水発電装置1を押さえる。その際、蛇籠Jが流水発電装置1から離れないようにするために、ピン孔15を蛇籠締めJS用とし、番線で蛇籠Jを縛るための孔として使用することができる。このようにすることで、蛇籠Jは、流水発電装置1と一体となり、流水発電装置1の固定が強固となる。
また、装置の手前の障害物を受流して、他の流れに放流させるのも蛇籠Jの役目である。
(チェイン支持板の説明)
図7に沿って、チェイン支持板35について説明する。図7は、チェイン支持板を説明するための模式図である。図7(a)は、チェイン支持板65が無い場合、図7(b)がある場合である。
チェイン40は、チェインホイール31に沿って、移動していく。本発明では、チェイン40に対して、比較的重量のある水受部60が等間隔で多数設置されている。チェイン40の下側では、水受部60が流れの中にあるので浮力が生じ、重量は軽減される。しかし、チェイン40の上側では、チェイン40と水受部60の重量によって、チェイン40に弛みが生じ、水受部60全体の回転に支障が出てしまう場合もある。そこで、チェイン支持板35を等間隔でチェイン40の下に配置する。チェイン支持板35は、逆Uの字型で、チェイン40、水受部60を両側から支える形状である。チェイン支持板35は、昇降板20に固定してある。設置するチェイン支持板35の数は、チェインホイール31間の長短によって異なる。例えば、全体が100mを超える様な長尺の場合は10ヵ所程度が好適である。
このように、チェインを支持できるので、チェインの弛みを解消することが出来、2つのチェインホイール31間の間隔を大きくとることができるので、大きな発電力を得ることができる。
また、チェインレール32を用いる場合も、チェインレール32自体がチェイン40と水受部60の重量による変形する可能性があるので、チェイン支持板35が必要である。
チェイン支持板35をチェイン40の上側に対して設置する例を説明したが、チェイン40の下側に対しても同様に設置し、チェイン40の弛みを防止しても良い。その際は、チェイン支持板35は、Uの字型で、下から昇降板20に固定する構造となる。
以上のように、本発明によれば、水の流れが緩やかな河川であっても、十分な電力を得られ、且つ、洪水等に装置のメイン部分を避難できるものであり、エコエネルギの発展に資するものである。
他の実施例について図8を用いて説明する。実施例1と同様の部分は省略する。
実施例1によって、水力発電において、水の流れが緩やかな河川であっても、十分な電力を得られ、且つ、洪水等に装置のメイン部分を避難できる。
実施例1の水力発電において、河川の水量の増減に応じて、吊り上げ部80のワイヤによる吊り上げ量を変えることで、昇降部19の上下方向の位置を調整できる。
しかしながら、昇降部19が吊り上げられ、枠体10から浮いている状態であることから水量の変化や風などで、昇降部19が不安定となることが考えられる。
そこで、昇降部19を枠体10に対して任意の位置で、固定する構造が求められていた。
図8に沿って説明する。図8(a)は、固定ピン106への付勢量を変えるクランクシャフトの構造を説明する模式図である。図8(b)は、クランクシャフト単体の斜視図である。図8(c)は、クランクシャフト軸固定用レバーの模式図である。図8(d)は、固定ピン106と固定ピン受部109の関係を説明する模式図である。
クランクシャフト103は、偏心した円柱状である。クランクシャフト103は、クランクシャフト固定枠104によって、回転可能に保持されている。クランクシャフト固定枠104は、軸受け部21の上部のボルトに共締めされる。
クランクシャフト103からは、クランクシャフト固定板102が伸び、継ぎ手を介して昇降部固定用レバー棒100に接続されている。昇降部固定用レバー棒100は、電動マグネット(図示しない)に接続され、棒の中段には、昇降部固定用錘101が設置されている。
また、昇降部固定用100の上部は主柱11の最上部に穴あきの平鋼板の穴の中に入れて突き出た棒の上に丸型平鋼板を止めて、これをマグネットで上方に引き上げる構造でもよい。
クランクシャフト103に接する形で、固定ピン106が配置されている。固定ピン106は、クランクシャフト押受板105によって、保持され、水平方向にのみ移動可能となっている。
主柱11の側面には、固定ピン受部109が固定され、固定ピン106の先端が固定ピン受部109の鋸状突起と噛み合う構造である。
固定ピン受部109の鋸状突起は、例えば、1500mm程度である。どの川に於いても通常流水の3倍迄はほとんど流木等の粗大物品は無いからである。本実施例では、500mm稼働故に3倍迄は稼働許容範囲内とした。固定ピン受部109の鋸状突起のサイズは、例えば、1500×100巾である。
固定ピン106は、固定ピン用引きバネ107、引きバネ受108によって、クランクシャフト103と弾性を持って固定されている。
次に、昇降部19の固定の動作について説明する。
水力発電運転中は、昇降部固定用錘101によって、所定の位置まで、クランクシャフト103が回転し、クランクシャフト103から固定ピン106に所定の付勢が発生し、固定ピン106は、固定ピン受部109側に押され、固定ピン受部109と噛み合い、固定ピン106と固定ピン受部109は一体化する。固定ピン106は、昇降部19側にあり、固定ピン受部109側は枠体10側にあることから、昇降部19は枠体10に固定されることになる。
昇降部19を上下に移動させる際は、昇降部固定用レバー棒100に接続された電動マグネットを動作させ、昇降部固定用レバー棒100を所定量上部に引き上げる。昇降部固定用レバー棒100が引き上げられることで、クランクシャフト103が所定量回転し、固定ピン106に対する付勢量が減少する。固定ピン106は、クランクシャフト103側に戻され、固定ピン106と固定ピン受部109との噛み合いは解消され、固定ピン106は、固定ピン受部109に対して移動可能となる。結果的に、昇降部19は枠体10から分離され、移動可能となる。
このように本実施例によれば、水力発電実施中における昇降部19の安定性が増し、より安定した水力発電を行うことができる。
本発明に係る流水発電装置は、水の流れが緩やかな河川での水力発電の効率向上についての産業上の利用可能性は大きいと解する。
1 流水発電装置
10 枠体
11 主柱
12 流水ガイド部
13 集水部
14 砂潜り部
15 ピン孔
16 水位検出部
19 昇降部
20 昇降板
21 軸受け部
22 吊り上げリング
23 吊り上げワイヤ
30 水車部
31 チェインホイール
32 チェインレール
33 レール支持金具
34 アングル
35 チェイン支持板
36 軸
37 親ギア
40 チェイン
41 チェイン支持ピン
42 ローラ
43 ワッシャ
44 スナップリング
45 外側チェイン胴体
46 内側チェイン胴体
471 水受部用ボルト
472 水受部用ナット
473 水受部用ワッシャ
50 発電部
51 子ギア
52 発電機
60 水受部
61 平板部
611 固定板
612 調整板
62 側板
63 補強部
64 ゴム板
65 接続部
66 長孔
67 ゴム板取付ビス
70 吊り上げ補助部
71 錘
72 滑車
73 補助用ワイヤ
80 吊り上げ部
81 アーム
82 モータ
83 吊り上げ滑車
84 ワイヤ
85 フック
86 ラックギア
87 ハンドル
100 昇降部固定用レバー棒
101 昇降部固定用錘
102 クランクシャフト固定板
103 クランクシャフト
104 クランクシャフト固定枠
105 クランクシャフト押受板
106 昇降部固定ピン
107 固定ピン用引きバネ
108 引きバネ受
109 固定ピン受部
J 蛇籠
JS 蛇籠締め
S スパイクピン
SW スパイクピン用ワッシャ
G 砂利
W1 通常水位
W2 最大水位
L1 上昇上限

Claims (6)

  1. 河川に設けられる流水発電装置であって、
    全体を構成する枠体と、
    並行して配置された2つの環状のチェインと、2つの該チェインに挟まれ、該チェインの長手方向に対して起立した平板部を持つ水受部と、該チェインの回転移動方向を規制するチェインホイールと、該チェインの弛みを防止するチェイン支持板と、から成る水車部と、
    該チェインホイールの回転により発電する発電部と、から成り、
    該水車部と該発電部は、鉛直上方に移動可能であることを特徴とする流水発電装置。
  2. 前記チェインには、継ぎ目部分に、回転可能なローラが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の流水発電装置。
  3. 前記水受部の平板部は、少なくとも2つの部分から成り、一方を他方に重ねることが可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流水発電装置。
  4. 前記枠体の川上側、川下側の下部に、斜め下方向に延出した砂潜り部を持つことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の流水発電装置。
  5. 前記枠体の下部には、貫通孔であるピン孔があることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の流水発電装置。
  6. 前記水車部と前記発電機に対して、滑車を介して、鉛直上方に付勢する錘が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の流水発電装置。
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