JP2022000803A - 情報処理装置、方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、より容易にウェブサイトを構築する情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】ウェブサイト管理システムにおいて、複数のウェブサイト運営者に対し、ウェブサイトのコンテンツを管理するためのCMSの機能を提供するサーバ20Aは、各ウェブサイトの運営者の端末装置40A〜40Cから、ウェブサイトを作成し、更新するための操作を受け付ける編集操作受付部2021と、テンプレートの編集を端末装置40のユーザから受け付けるテンプレート編集部2025と、端末装置40のユーザから、ウェブサイトのコンテンツの投稿を受け付けてデータベース2022を更新するコンテンツ投稿部2026と、を具備する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、方法、およびプログラムに関する。
ウェブサイト、ドキュメント、プレゼンテーション資料などのコンテンツが、日々、様々な事業者により制作されている。例えば、事業者が事業活動をするにあたり、顧客に対して情報発信をしつつ購買処理を受け付けるために、ウェブサイトを運営することが行われている。
このようなコンテンツの制作を効率化していくことが求められている。例えば、ウェブサイトの運営にあたり、日々、ウェブコンテンツを投稿し、情報をアップデートしていくことが重要視されている。
ウェブサイトを製作し、運用することを容易にするために、様々な技術が開発されている。例えば、ユーザは、サーバをレンタルする。ユーザは、当該レンタルサーバにCMS(Content Management System)をインストールし、CMSを利用して、ウェブサイトを構成する各コンテンツを製作する。CMSでは、個々のウェブページを作成する前に、デザインパターンを定義するテンプレートを用意する。当該テンプレートには、ウェブページに共通する「ヘッダー」、「フッター」などの要素と、ページごとに変化するコンテンツの部分とを分けて、予めデザインが規定されている。これにより、ウェブサイトの運営者は、日々、コンテンツを投稿することで、ウェブサイトを更新することができる。
特開2019−145148号公報(特許文献1)には、テンプレートやコンポーネントなどを購入するためのストアを提供することについて記載されている。
特開2019−145148号公報
しかしながら、CMSのようにコンテンツを生成するシステムを導入することと、当該システムにおいてコンテンツの生成に用いられるテンプレートを生成することとが分断されており、コンテンツを生成するための環境を整えることが煩雑になっている。
そこで、本開示は、ユーザが所望のコンテンツを生成しやすい環境を構築することを、よりいっそう容易にする技術を提供することを目的とする。
一実施形態によれば、情報処理装置が提供される。情報処理装置の制御部が、第1のユーザから所定の対価の支払いを受け付けることにより、第1のユーザがコンテンツを制作するための所定のサービスを一定期間にわたって提供し、対価の支払いを継続して受け付けることにより所定のサービスを継続して第1のユーザに提供するステップと、所定のサービスで利用することができ、コンテンツの素材となる素材コンテンツであって第2のユーザが制作した素材コンテンツと、第1のユーザとをマッチングさせるための処理を行うステップと、第1のユーザが素材コンテンツを指定することに応じて、当該素材コンテンツを制作した第2のユーザに報酬を付与するステップと、を行う。
本開示によれば、ユーザが所望のコンテンツを生成しやすい環境を構築することを、よりいっそう容易にすることができる。
比較例となるCMSの構成を示す図である。 実施の形態で説明するウェブサイト管理システムの構成を示す図である。 サーバ20Aのハードウェアの構成を示す図である。 端末装置40の構成を示すブロック図である。 サーバ20Aがデータベース2022において保持する各種データのデータ構造を示す図である。 ウェブサイトを閲覧者に閲覧させるための各装置の処理の流れを示す。 ウェブサイトの運営者が、サーバ20Aが提供する機能を利用してウェブサイトを制作する局面の各装置の動作例を示す。 ウェブサイトの運営者が、テンプレートの編集をする操作を行って、テンプレートの一部についてカスタマイズ可能にする局面における各装置の動作の例を示す。 端末装置40のユーザがテンプレートを編集する局面を示す図である。 新規に登録するテンプレートにおいて、カスタム入力項目を設定する局面を示す。 カスタム入力項目についての設定を受け付ける局面を示す。 テンプレートを参照してコンテンツを投稿するための操作をユーザから受け付ける局面を示す。 実施の形態2におけるウェブサイト管理システムに含まれる各装置を示す図である。 実施の形態2のウェブサイト管理システムで管理するデータのデータ構造を示す。 クリエイターがテンプレートをサーバ20Aに登録する処理の流れを示す。 ウェブサイトの運営者がテンプレートストアにおいてテンプレートを選択することにより、当該運営者がテンプレートを利用できるようにし、クリエイターに報酬を付与するための各装置の処理の流れを示す。 端末装置50のユーザがテンプレートをテンプレートストアに登録する局面を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明を述べる。なお、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号を付し、重複する説明については繰り返さない。例えば、複数の同一または類似の要素が存在する場合に、各要素を区別せずに説明するために共通の符号を用いることがあるし、各要素を区別して説明するために当該共通の符号に加えて枝番号を用いることもある。
<比較例>
まず、比較対象として、従来のCMS(Content Management System)の構成について説明する。
図1は、比較例となるCMSの構成を示す図である。
図1に示すように、ウェブサーバ20Zは、ウェブサイトを閲覧する閲覧者の端末装置10Aと、ウェブサイトを運営する運営者の端末装置40Aと通信可能に構成される。
ウェブサーバ20Zは、ウェブサイトを運営する運営者が、ウェブサイトを公開するために用意される。ウェブサーバ20Zは、プロセッサがプログラムに従って動作することにより、フロントエンド処理部201Zと、バックエンド処理部202Zとしての機能を発揮する。
フロントエンド処理部201Zは、ウェブサイトの閲覧者に対し、ウェブサイトの画面を提示する。具体的には、フロントエンド処理部201Zは、端末装置10Aにウェブサイトの画面を表示させる処理、閲覧者がウェブサイトを閲覧する操作に応答して画面表示を更新する処理などを行う。例えば、フロントエンド処理部201Zは、端末装置10Aからのアクセスに応答して、HTML(Hyper Text Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets)等に基づき端末装置10Aのディスプレイに画面を描画させる処理などを行う。さらに、フロントエンド処理部201Zは、端末装置10Aのブラウザにおいてスクリプトを実行させることにより、端末装置10Aのユーザの入力操作に応じた処理を行わせることもある。端末装置10Aのユーザは、ブラウザ等を介してウェブサイトを閲覧し、当該ブラウザを介して、ウェブサイトに対する入力操作を行う。
バックエンド処理部202Zは、フロントエンド処理部201Zにおいて受け付けた入力データ、ユーザの指示等に基づいて処理を行い、処理結果をフロントエンド処理部201Zに応答する。例えば、バックエンド処理部202Zは、データベースからのデータの読み出し、更新などの管理を行う。
例えば、ウェブサーバ20ZがEC(electronic commerce)サイトを運営するものである場合、フロントエンド処理部201Zは、端末装置10Aからウェブサーバ20Zにアクセスする処理を受け付けて、ブラウザ等において端末装置10Aのディスプレイにウェブサイトを表示させる。フロントエンド処理部201Zは、端末装置10Aで実行されるブラウザにおいて、ユーザから、画面をスクロールする操作を受け付けて、ウェブサイトの描画を更新しつつ、ユーザから商品を指定する操作を受け付ける。
端末装置10Aは、ユーザの入力操作に応答して、ウェブサーバ20Zに、ユーザが指定した商品のページの情報を問い合わせる。バックエンド処理部202Zは、端末装置10からの要求に応答して、ユーザが指定したページのデータの読み出しを行い、フロントエンド処理部201Zにより、ユーザが指定したページをブラウザに表示させる。
比較例において、ウェブサイトの運営者(端末装置40Aのユーザ)は、ウェブサイトを運営するために、典型的には、ウェブサーバ20Zをレンタルする。ウェブサイトの運営を容易にするために、当該ユーザは、レンタルしたウェブサーバ20Zに、CMSのソフトウェアをインストールする。また、ユーザがレンタルしたウェブサーバ20Zが、図示するように、バックエンド処理部202Zと、フロントエンド処理部201Zとの処理を行う。
<実施の形態1におけるウェブサイト管理システムの説明>
図2は、実施の形態で説明するウェブサイト管理システムの構成を示す図である。
実施の形態のウェブサイト管理システムは、バックエンド処理部202を有してバックエンド部分を担当するサーバ20Aと、フロントエンド部分を担当するフロントエンドサーバ30(図示する例では、フロントエンドサーバ30A、30B、30C・・・を示している)とに分かれている。サーバ20Aは、フロントエンドサーバ30に対し、API(Application Programming Interface)を提供しており、API経由でコンテンツをフロントエンドサーバ30へ送信する。
ウェブサイトの運営者は、それぞれ、フロントエンドサーバ30を用意する。図示する例では、第1のウェブサイトの運営者は、フロントエンドサーバ30Aにより第1のウェブサイトを提供する。同様に、第2のウェブサイトの運営者は、フロントエンドサーバ30Bにより第2のウェブサイトを提供する。第3のウェブサイトの運営者は、フロントエンドサーバ30Cにより第3のウェブサイトを提供する。これにより、ウェブサイトの制作を支援するシステムとして、フロントエンド部分とバックエンド部分とをあわせて提供するようなサービスと比較すると、実施の形態のウェブサイト管理システムは、バックエンド部分(サーバ20A)を、複数のウェブサイトの運営者で共用しつつ、フロントエンド部分(フロントエンドサーバ30)を、各運営者が用意することになる。よって、各運営者は、それぞれのフロントエンドサーバ30により、各運営者が意図するウェブサイトをウェブサイトの閲覧者に提示しやすくなる。
ウェブサイトの閲覧者は、それぞれの端末装置10(端末装置10A、10B、10C、・・・)により、各ウェブサイト運営者が提供するウェブサイトへアクセスする。
一方、サーバ20Aは、複数のウェブサイト運営者に対し、ウェブサイトのコンテンツを管理するためのCMSの機能を提供する。つまり、サーバ20Aを運営する事業者は、ウェブサイト運営者に対し、CMS機能を提供する。サーバ20Aは、各ウェブサイト運営者から、CMSの機能を介して、ウェブサイトのコンテンツの投稿を受け付ける。ここで、フロントエンドサーバ30について、各ウェブサイト運営者がそれぞれ用意する例の他に、各ウェブサイト運営者のフロントエンドサーバ30を仮想的に構築することとしてもよい。例えば、サーバ20Aを運営する事業者(CMS機能を提供する事業者)が、仮想専用サーバ(VPS:Virtual Private Server)により、各ウェブサイト運営者に、仮想的な専用サーバを提供することとしてもよい。
サーバ20Aは、バックエンド処理部202により、バックエンド部分の処理を実行する。バックエンド処理部202は、編集操作受付部2021と、データベース2022と、コンテンツ要求受付部2023とを含む。
編集操作受付部2021は、各ウェブサイトの運営者の端末装置40(図示する例では、端末装置40A、40B、40C、・・・を示している)から、ウェブサイトを作成し、更新するための操作を受け付ける。編集操作受付部2021は、テンプレート編集部2025と、コンテンツ投稿部2026とを含む。
テンプレート編集部2025は、テンプレートの編集を端末装置40のユーザ(つまり、ウェブサイト運営者の端末装置)から受け付ける。テンプレートは、ウェブサイトのデザインパターンを定義するものであり、例えばウェブページに共通する「ヘッダー」、「フッター」などの要素と、ページごとに変化するコンテンツの部分とを分けて、予めデザインが規定されている。サーバ20Aは、ウェブサイト運営者が公開するウェブサイトごとに、テンプレート編集部2025によりテンプレートの編集を受け付ける。サーバ20Aは、受け付けたテンプレートについて、対応するウェブサイトを提供するためのフロントエンドサーバ30に記憶させる。
コンテンツ投稿部2026は、端末装置40のユーザから、ウェブサイトのコンテンツの投稿を受け付けてデータベース2022を更新する。
データベース2022は、実施の形態のウェブサイト管理システムでウェブサイトを公開するための各種データを保持する。詳しくは後述するが、データベース2022は、ウェブサイト運営者のデータベースと、ウェブサイトを構成するコンテンツのデータベース等を保持する。
コンテンツ要求受付部2023は、各フロントエンドサーバ30(フロントエンドサーバ30A、30B、30C・・・)からのアクセスに応答して、ウェブサイトを閲覧者に提示するためのコンテンツをデータベース2022から読み出してフロントエンドサーバ30へ応答する。コンテンツ要求受付部2023は、APIにより、各フロントエンドサーバ30から、コンテンツの要求を受け付ける。
<各装置の構成>
次に、実施の形態のウェブサイト管理システムの各装置の構成を説明する。
図3は、サーバ20Aのハードウェアの構成を示す図である。なお、フロントエンドサーバ30は、以下に示すサーバ20Aと同等のハードウェア構成を有する。
サーバ20Aは、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20Aが、フロントエンドサーバ30、端末装置40等の外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。
入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。
プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
図4は、端末装置40の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、端末装置40は、通信部121と、ポインティングデバイス131と、ディスプレイ132と、キーボード133と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置40は、図4では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図4に示すように、端末装置40に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。なお、端末装置10は、以下に示す端末装置40と同等の構成を有する。
通信部121は、端末装置40が他の通信機器と通信するため、信号を送受信するための変復調処理などを行う。通信部121は、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。通信部121は、端末装置40が送受信する信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
ポインティングデバイス131、キーボード133は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、ポインティングデバイス131は、ディスプレイ132に表示される画面の任意の位置の指定を受け付けており、例えば、マウス、タッチ・センシティブ・デバイス(タッチパネル、タッチパッド等)である。タッチ・センシティブ・デバイスは、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイスは、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置40の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置40の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置40の現在位置を検出する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置40が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報181を記憶する。
ユーザ情報181は、ウェブサイトを運営する運営者の情報を含む。ユーザ情報181は、サーバ20Aが提供する機能を利用するためのユーザの情報を含む。例えば、サーバ20Aが、サブスクリプション型の課金体系により、ウェブサイトを運営するための機能(CMS機能など)を提供する場合に、端末装置40は、当該課金をユーザが行っているか、当該課金のプランが複数ある場合にどのプランをユーザが利用しているか、ウェブサイトの更新を担当する担当者となるユーザが複数名存在する場合に各担当者の権限の情報などをユーザ情報181において保持する。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置40の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部191と、送受信部192と、データ処理部193と、表示制御部194としての機能を発揮する。
入力操作受付部191は、ポインティングデバイス131、キーボード133等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部191は、ポインティングデバイス131により、ユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部192は、端末装置40が、サーバ20A等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部193は、端末装置40が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
通知制御部194は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。通知制御部184は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をバイブレータ(図示しない)に発生させる処理等を行う。
<データ構造>
図5は、サーバ20Aがデータベース2022において保持する各種データのデータ構造を示す図である。
図5に示すように、サーバ20Aは、ウェブサイト運営者データベース2022A、コンテンツデータベース2022B等のデータを保持する。
ウェブサイト運営者データベース2022Aは、ウェブサイトの運営者ごとに、当該運営者が運営するウェブサイトの情報を管理するためのデータベースである。例えば、サーバ20Aは、サーバ20Aが提供するサービスを利用する運営者ごとにアカウントを発行することで、運営者それぞれを識別するための情報を生成する。ウェブサイト運営者データベース2022Aのレコードのそれぞれは、ウェブサイト運営者の識別情報と関連付けて、項目「ウェブサイトの識別情報(ID)」と、項目「フロントエンドサーバ識別情報(ID)」と、項目「ページ項目」と、項目「テンプレート」と、項目「カスタム入力項目」等を含む。
項目「ウェブサイトの識別情報(ID)」は、ウェブサイトそれぞれを識別するための情報である。
項目「フロントエンドサーバ識別情報(ID)」は、ウェブサイトをユーザに提示するためのフロントエンド処理を行うフロントエンドサーバ30それぞれを識別するための情報である。当該項目「フロントエンドサーバ識別情報(ID)」において、フロントエンドサーバ30は、ウェブサイトをユーザに閲覧可能に提供するためのアクセス先の情報を含むこととしてもよい。例えば、サーバ20Aは、ウェブサイトの運営者から、フロントエンドサーバ30の識別情報(例えば、URLなど)の指定を受け付ける。
項目「ページ項目」は、ウェブサイトを構成する複数のページそれぞれを特定するための情報である。例えば、ウェブサイトを構成するページとして、トップページ、運営者の情報を閲覧者に提示するためのプロフィールページ、運営者への問い合わせ先を示すページ、ウェブサイトが情報を提供するものである場合にブログ記事それぞれのページ等がある。サーバ20Aは、運営者に対し、ウェブサイトの構成を管理するための画面を提供しており、各運営者から、ページを生成する操作、ページの詳細な情報の入力を受け付ける。
項目「テンプレート」は、ウェブサイトを構成するページそれぞれに適用するテンプレートを示す。当該テンプレートは、フロントエンドサーバ30に保持される。また、サーバ20Aにおいて、テンプレートを保持することとしてもよい。
項目「カスタム入力項目」は、ページそれぞれに適用されるテンプレートのうち一部分について、運営者がカスタマイズ可能な入力項目を設定した場合に、入力項目それぞれを特定するための情報を含む。テンプレートにおいて、ウェブサイトの運営者が投稿するコンテンツデータとなる箇所を、カスタム入力項目として規定することができる。また、項目「カスタム入力項目」は、運営者がコンテンツを投稿する局面で当該カスタマイズした入力項目を有効にするか否かの設定を含む。なお、当該入力項目が有効であるか否かは、ウェブサイト運営者が複数のユーザによりコンテンツを投稿する場合に、当該ユーザごとに設定され得る。つまり、ある入力項目については、特定のユーザがコンテンツを投稿する場合に有効となり得る。詳細は後述する。
コンテンツデータベース2022Bは、各ウェブサイト運営者が運営するウェブサイトについてのコンテンツの情報を保持するためのものである。ウェブサイトを構成するコンテンツとは、例えば、画像、テキスト等である。コンテンツデータベース2022Bの各レコードは、項目「コンテンツ名称」と、項目「コンテンツ種類」と、項目「更新日時」等を含む。
項目「コンテンツ名称」は、コンテンツそれぞれを特定するための情報を含む。
項目「コンテンツ種類」は、コンテンツの種類を示す。コンテンツの種類としては、例えば、画像、テキスト等がある。
項目「更新日時」は、運営者がコンテンツを投稿した日時、当該コンテンツを閲覧者に公開するタイミング等の情報を含む。
<動作>
図6〜図8を参照して、実施の形態1のウェブサイト管理システムの各装置の動作について説明する。
まず、閲覧者がウェブサイトを閲覧する際の、フロントエンド側の処理とバックエンド側の処理とについて説明する。
図6は、ウェブサイトを閲覧者に閲覧させるための各装置の処理の流れを示す。
ステップS601において、端末装置10Aは、端末装置10Aのユーザ(ウェブサイトの閲覧者)から、ウェブサイトにアクセスする操作を受け付ける。この処理の例では、端末装置10Aのユーザが、ブラウザにより、第1のウェブサイトを閲覧するものとする。すなわち、端末装置10Aは、第1のウェブサイト運営者のウェブサイトへアクセスする。端末装置10Aは、ユーザが指定したURL(uniform resource locator)に従ってフロントエンドサーバ30へアクセスする。
ステップS631において、フロントエンドサーバ30は、端末装置10Aがアクセスするウェブページのコンテンツを、APIによりバックエンド側のサーバ20Aへ要求する。フロントエンドサーバ30は、APIにより、フロントエンドサーバ30の識別情報、端末装置10Aがアクセスを要求するページの情報、当該ページに表示すべきコンテンツを特定する情報等をサーバ20Aへ送信する。
ステップS621において、サーバ20Aは、APIによりコンテンツを要求するフロントエンドサーバ30の識別情報に基づいて、ウェブページを端末装置10Aで表示させるためのコンテンツのデータをコンテンツデータベース2022Bから読み出してフロントエンドサーバ30へ応答する。例えば、サーバ20Aは、APIによりウェブサイトのURLの情報を受け付けることにより、当該URLに対応するウェブページのコンテンツのデータをフロントエンドサーバ30へ応答する。
ステップS633において、フロントエンドサーバ30は、サーバ20からコンテンツデータ等を受け付けて、端末装置10Aへ、ウェブページを表示させるための情報を応答する。
ステップS603において、端末装置10Aは、フロントエンドサーバ30から受信した情報に基づきウェブページを表示する。
図7は、ウェブサイトの運営者が、サーバ20Aが提供する機能を利用してウェブサイトを制作する局面の各装置の動作例を示す。
ステップS741において、端末装置40は、サーバ20が提供するサービスにログインする処理を行う。サーバ20は、ウェブサイトの運営者に対し、CMS機能を提供する。端末装置40は、当該サーバ20にログインを要求し、CMS機能のサービスを要求する。端末装置40のユーザは、ブラウザにより、サーバ20Aへアクセスするための操作(サーバ20AのURLを指定する操作、サーバ20Aが提供するサービスにログインする操作など)を行う。
ステップS721において、サーバ20Aは、CMS機能のサービスを、ウェブサイトの運営者が利用できるようにするための情報を端末装置40へ応答する。端末装置40がブラウザによりサーバ20Aへアクセスする場合、サーバ20Aは、当該CMS機能のサービスをウェブサイトの運営者が利用するための画面の情報を端末装置40へ応答する。
ステップS743において、端末装置40は、端末装置40のユーザ(ウェブサイトの運営者)から、CMS機能のサービスにより、ウェブサイトのコンテンツを投稿する操作、テンプレートを編集する操作を受け付けて、当該操作内容をサーバ20Aへ送信する。
ステップS723において、サーバ20Aは、端末装置40のユーザの入力操作に応じて、ウェブサイトのコンテンツの投稿を受け付けてコンテンツデータベース2022Bを更新する。サーバ20Aは、当該ユーザの入力操作に応じて、ウェブページのテンプレートの編集結果を受け付けてウェブサイト運営者データベース2022Aを更新し、テンプレートをウェブサイトに対応するフロントエンドサーバ30に記憶させる。
以上のように、実施の形態のウェブサイト管理システムでは、フロントエンド部分をフロントエンドサーバ30が担当し、バックエンド部分をサーバ20Aが担当している。これにより、図1で示した比較例と比べると、フロントエンド部分(フロントエンドサーバ30)の設計の自由度をよりいっそう向上させることができる。また、ウェブサイトを運営する複数の運営者に対し、バックエンド部分であるサーバ20Aのサービスを提供する事業者がある場合、各運営者は、フロントエンドサーバ30を用意してフロントエンド部分の開発に注力することで、運営者の意図したウェブサイトを閲覧者に提供することが容易になる。
図8は、ウェブサイトの運営者が、テンプレートの編集をする操作を行って、テンプレートの一部についてカスタマイズ可能にする局面における各装置の動作の例を示す。
ステップS841において、端末装置40は、端末装置40のユーザに対し、ウェブページのテンプレートを編集するための画面を表示する。端末装置40は、当該ユーザから、テンプレートを編集する操作を受け付けて、編集結果をサーバ20Aへ送信する。
ステップS821において、サーバ20Aは、端末装置40のユーザがテンプレートを編集する操作に応答して、テンプレートを登録し、ウェブサイト運営者データベース2022Aを更新する。サーバ20Aは、登録を受け付けたテンプレートにおいて、所定のタグが含まれている場合に、当該所定のタグを検出する。サーバ20Aは、テンプレートに所定のタグが含まれているか否かに基づいて、テンプレートのうち、ユーザが指定した一部分を特定する。すなわち、サーバ20Aは、マークアップ言語により記述されるテンプレートのうち、所定のタグが含まれている箇所を、ユーザが指定した一部分として特定する。
ステップS823において、サーバ20Aは、テンプレートのうちユーザが指定した部分(「カスタム入力項目」ともいう)について、当該部分の種類を指定するための画面を端末装置40に表示させるための情報を端末装置40へ応答する。
ステップS843において、端末装置40は、カスタム入力項目の種類を指定するための画面を表示して、端末装置40のユーザから、当該種類の指定を受け付ける。端末装置40は、ユーザが指定した種類の情報をサーバ20Aへ送信する。
ステップS825において、サーバ20Aは、カスタム入力項目の種類の情報について、ユーザが指定した指定内容を保持する。サーバ20Aは、カスタム入力項目について、ユーザによる編集を有効とするか否かを指定するための画面を端末装置40に表示させるための情報を端末装置40へ応答する。
ステップS845において、端末装置40は、ユーザから、当該カスタム入力項目を有効とするか否かの指定を受け付ける。端末装置40は、ユーザが指定した内容をサーバ20Aへ送信する。
ステップS827において、サーバ20Aは、カスタム入力項目についてユーザによる編集を有効とするか否かのユーザの指定内容を保持する。サーバ20Aは、カスタム入力項目のうち有効なものについて、ユーザの入力を受け付ける画面を端末装置40へ応答する。
ステップS847において、端末装置40は、ウェブページの編集画面において、有効にされているカスタム入力項目への入力が可能な画面をユーザに対し表示する。
これにより、ウェブページに適用するテンプレートの一部分について、ウェブサイトの運営者が容易にカスタマイズできるようになる。後述するようにテンプレートはマークアップ言語で記述されており、端末装置40のユーザが、テンプレートの一部分に所定のタグを示す文字列を挿入することで、テンプレートの任意の箇所を容易に変更できるようにしている。よって、端末装置40のユーザが、テンプレートのデザインの全体を設計することができずとも、容易にデザインの一部をカスタマイズすることができ、ウェブサイトの更新をよりいっそう容易にすることができる。
<画面例>
図9から図12を参照して、端末装置40のユーザ(ウェブサイトの運営者)に対し提示される画面の表示例について説明する。
図9は、端末装置40のユーザがテンプレートを編集する局面を示す図である。図9(A)は、テンプレートの新規登録、または、既に設定済みのテンプレートの編集を受け付ける局面を示す。図9(B)は、テンプレートの新規登録の操作を受け付ける局面を示す。
図9(A)に示すように、サーバ20Aは、端末装置40のディスプレイ132に、操作受付部132Bを表示して、テンプレートの新規登録または設定済みのテンプレートの指定を受け付ける。
ボタン132Cは、テンプレートの新規登録を開始する操作を受け付ける。端末装置40は、ボタン132Cへのユーザの入力操作に応答して、テンプレートを新規に登録するための処理を行う。
端末装置40は、一覧表示部132Dに、ウェブサイトで設定しているウェブページの一覧を表示する。端末装置40は、一覧表示部132Dにおいて、例えばウェブサイトのトップを示す「トップページ」、アクセスエラー時のページである「404ページ」などの各種ページを、ウェブページの一覧として表示する。
端末装置40は、編集対象となるページのテンプレートの情報をディスプレイ132に表示する。
編集対象名132Nは、編集対象となっているテンプレートの名称を表示するための領域である。
テンプレート編集領域132Eは、指定されているテンプレートを構成するテキスト(マークアップ言語で記述されたテキスト)を表示して、ユーザから、テンプレートの編集を受け付ける。例えば、ユーザは、マークアップ言語により、テンプレートを記述すること、テンプレートの記述の一部を削除すること等を、テンプレート編集領域132Eにおいて行うことができる。
保存ボタン132Fは、テンプレート編集領域132Eにおいて入力されているテンプレートを保存するための入力操作を受け付ける。端末装置40は、保存ボタン132Fへの入力操作に応答して、テンプレート編集領域132Eに入力されているテンプレートをデータベース2022に登録する。
端末装置40は、テンプレートのうちユーザが指定した箇所を特定して、当該特定された箇所のカスタマイズをユーザから受け付ける。後述するが、ユーザがテンプレート編集領域132Eに表示されるテンプレートの一部に特定の文字列を挿入することにより、端末装置40は、当該特定の文字列により指定された箇所(カスタム入力項目)をユーザが指定したものとして処理を行う。端末装置40は、例えば、テンプレートに基づきユーザがコンテンツを投稿する場合に、テンプレートの一部分をユーザが変更可能な状態でコンテンツの投稿を受け付ける。
一覧表示部132Gは、テンプレートのうち、上記のようにユーザが特定した一部(カスタム入力項目)を示す。端末装置40は、一覧表示部132Gにおいて、カスタム入力項目それぞれの設定を受け付けるための項目132H1、項目132H2を表示する。
端末装置40は、項目132H1において、オンオフボタン132K1への入力操作に応じて、当該カスタム入力項目を「有効」にするか「無効」にするかの設定を変更する。カスタム入力項目を「有効」にしている場合、端末装置40は、当該テンプレートを用いてユーザからコンテンツの投稿を受け付ける画面において、カスタム入力項目についての入力を受け付ける。一方、カスタム入力項目を「無効」にしている場合、端末装置40は、当該テンプレートを用いてユーザからコンテンツの投稿を受け付ける画面において、カスタム入力項目についての入力を受け付けないか、当該カスタム入力項目を非表示にする。
項目132H2においても、項目132H1と同様に、オンオフボタン132K2への入力操作に応じて、当該カスタム入力項目を「有効」にするか「無効」にするかの設定を変更する。
ここで、図9(A)において、ボタン132Cへのユーザの入力操作を受け付けたとする。当該入力操作を受け付けることにより、端末装置40は、図9(B)に示す画面をユーザに提示する。
図9(B)に示すように、端末装置40は、テンプレートの新規登録を受け付けるためのウィンドウ132Mを表示する。
ウィンドウ132Mは、ユーザから、テンプレートの新規登録をする操作を受け付けるための領域である。図示するように、端末装置40は、ボタン132Cへの入力操作に応答して、図9(A)の画面よりも手前にウィンドウ132Mを表示する。
ウィンドウ132Mは、新規登録するテンプレートのテンプレート名を設定するためのボックス132M1と、テンプレートの種類を設定するためのボックス132M2と、ウェブサイトを表示する際の表示方法を規定する選択ボタン132M3とを含む。選択ボタン132M3において、例えば、ウェブページを端末装置10に表示させる際に、レスポンシブデザインとするか、動的配信とするかを、選択ボタン132M3においてユーザが選択可能としてもよい。
図10は、新規に登録するテンプレートにおいて、カスタム入力項目を設定する局面を示す。
図10(A)は、テンプレート編集領域132Eにおいて、新規に登録するテンプレートの入力を受け付ける局面を示す。
図10(B)は、テンプレートの一部に特定の文字列を記述することにより、テンプレートと関連付けてカスタム入力項目を設定する局面を示す。図示するように、テンプレート編集領域132Eにおいて、テンプレートの一部分に対し、特定の文字列132P、132Qをユーザが入力している。ここで、特定の文字列として、文字列「<$$」が始点を示し、文字列「$$>」が終点を示す。文字列「<$$」と文字列「$$>」との間に記述される文言は、カスタム入力項目の名称として、ユーザが任意に記載する事項である。なお、特定の文字列は、上記のような「$$」に限られず、HTML等のマークアップ言語において予め用意されているタグとは異なる文字列を、上記の特定の文字列として規定してもよい。
ここで、図10(B)において、端末装置40は、ユーザから、保存ボタン132Fへの入力操作を受け付けることにより、テンプレートを保存して、図11の画面に遷移させる。図8のステップS821、S823の処理に対応する。
図11は、カスタム入力項目についての設定を受け付ける局面を示す。
図11(A)は、図10(B)で端末装置40が保存ボタン132Fへのユーザの入力操作を受け付けることにより、テンプレートのうち特定の文字列が含まれる部分をカスタム入力項目として特定し、一覧表示部132Gに表示している局面を示す。一覧表示部132Gにおいて、項目132H1は、文字列132Pに対応し、項目132H2は、文字列132Qに対応している。
図11(A)において、項目132H1、項目132H2は、カスタム入力項目についての設定を編集するための「編集」ボタンを含む。当該「編集」ボタンへのユーザの入力操作に応答して、端末装置40は、図11(A)の画面から図11(B)の画面へと遷移させる。
図11(B)に示すように、端末装置40は、カスタム入力項目の設定を編集するためのウィンドウ132Rを表示する。
ウィンドウ132Rは、カスタム入力項目の設定を編集するために、種類選択部132R1と、説明文ボックス132R2と、登録ボタン132R3とを含んで構成されている。
種類選択部132R1は、カスタム入力項目の種類の選択をユーザから受け付ける。カスタム入力項目の種類として、複数行にわたってテキストの入力を受け付ける「テキスト(複数行)」、画像を表示させる「画像」、数字の入力を受け付ける「数字」、改行なくテキストの入力を受け付ける「テキスト(一行)」、マークアップ言語の入力を受け付ける「HTML」、エディタにより入力を受け付ける「エディタ」等がある。
説明文ボックス132R2は、カスタム入力項目についての説明文の入力をユーザから受け付ける。
登録ボタン132R3は、カスタム入力項目についての設定をサーバ20Aにおいて登録する操作を受け付ける。
図12は、テンプレートを参照してコンテンツを投稿するための操作をユーザから受け付ける局面を示す。
図12(A)は、図11で登録したテンプレートを参照して、コンテンツの投稿を受け付ける局面を示す。カスタム入力項目132Sは、図10〜図11で設定したカスタム入力項目についてのユーザの入力を受け付けるための領域である。
下書きボタン132Vは、コンテンツページを作成する途中の段階において一時保存をする操作を受け付ける。
公開ボタン132Wは、コンテンツページを保存してウェブサイト上で公開する操作を受け付ける。
テンプレート詳細部132Tは、ウェブページにおいて適用されるテンプレートの詳細を表示するための領域である。図示するように、テンプレート詳細部132Tにおいて、テンプレートの名称を表示し、ウェブページのコンテンツのカテゴリの指定と、コンテンツに対し閲覧制限を設けるか否かの指定とを受け付けている。
図12(B)は、図12(A)においてカスタム入力項目として画像のアップロード、テキストの挿入を受け付けた場合(カスタム入力項目132S)に生成されるウェブページの例を示す。図示するように、端末装置40は、ユーザが投稿したコンテンツページをブラウザ等により表示する。図示する例では、図12(A)においてコンテンツコード「70」のページが作成されており、図12(B)においてURLの末尾がコンテンツコードに対応した「70」となっている。
ここで、図示する例において、ウェブページを構成するロゴ画像132Xは、図11の文字列132Pに示すカスタム入力項目によりアップロードされたものが表示されている。また、テキスト132Yは、図11の文字列132Qに示すカスタム入力項目により入力されたテキストが表示されている。
<実施の形態2のテンプレートストアの説明>
次に、別の実施形態について説明する。実施の形態2のウェブサイト管理システムでは、テンプレートを制作する制作者(クリエイター)が、ウェブサイトの運営者に対し、テンプレートを提供することができる。ウェブサイトの運営者は、クリエイターが制作したテンプレートを利用してウェブサイトを運営することができる。サーバ20Aは、クリエイター(端末装置50)から、実施の形態1で説明したようなカスタム入力項目を含むテンプレートを、ウェブサイトの運営者に配布するために受け付けることとしてもよい。
図13は、実施の形態2におけるウェブサイト管理システムに含まれる各装置を示す図である。図2の例と比較すると、テンプレートを制作するクリエイターが、端末装置50(端末装置50A、50B、・・・)により、サーバ20Aにテンプレートをアップロードする。なお、端末装置50は、図4で説明した端末装置40と同等の構成を有する。
サーバ20Aは、テンプレート提供部203により、クリエイターからテンプレートの登録を受け付けるとともに、ウェブサイト運営者に対して当該テンプレートを提供する。
テンプレート提供部203は、テンプレート提示部2031と、テンプレートデータベース2032と、テンプレート登録部2033とを含む。
テンプレート登録部2033は、クリエイターの端末装置50から、クリエイターが制作したテンプレートの登録を受け付けて、テンプレートデータベース2032(後述する)を更新する。
テンプレートデータベース2032は、テンプレートについての情報を管理するものであり、詳細は後述する。
テンプレート提示部2031は、ウェブサイトの運営者の端末装置40に対し、クリエイターが制作したテンプレートを選択するためのテンプレートストアを提供する。
ここで、サーバ20Aが提供するCMS機能等をウェブサイト運営者が利用できるようにすることに対し、サーバ20Aを有する事業者は、サブスクリプション型の料金プランで当該CMS機能等を提供するものとする。サーバ20Aを提供する事業者は、ウェブサイトの運営者に対し、例えば、月額課金型の料金プランにより、CMS機能等を提供する。
ウェブサイトの運営者は、月額課金により、サーバ20Aが提供するCMS機能等を利用しつつ、クリエイターが制作するテンプレートを選択するための選択画面(テンプレートストア)の提示を受ける。端末装置40は、サーバ20Aにアクセスすることにより、テンプレートストアの画面をディスプレイ132に表示させる。
サーバ20Aは、端末装置40のユーザに対し、テンプレートストアで提供されるテンプレートを、所定の対価の支払いと引き換えに提供することとしてもよい。例えば、テンプレートを買い切り型の料金設定で端末装置40のユーザに提示する場合、ユーザは、指定された料金を支払うことにより、クリエイターが制作したテンプレートをサーバ20Aが提供するCMS機能において利用することができる。
また、サーバ20Aは、端末装置50のユーザ(クリエイター)に対し、テンプレートストアで提供されるテンプレートを当該端末装置40のユーザがウェブサイトの運営で利用している期間に応じて報酬を付与することとしてもよい。つまり、端末装置40のユーザがテンプレートを使用し続けていることに対して、テンプレートを利用してコンテンツを生成できることに対する対価を端末装置40のユーザに課す。例えば、端末装置40のユーザがサーバ20Aの事業者に対して支払っている月額課金の料金をベースに、端末装置40のユーザが使用しているテンプレートのクリエイターに対し、端末装置40のユーザがテンプレートを使用していることへの報酬を付与する。ここで、クリエイターに付与される報酬には、法定通貨、ポイントなどの仮想的な通貨、特定のサービスの利用権、特定のサービスの割引券などが含まれる。
これにより、クリエイター側は、クリエイターが制作したテンプレートがウェブサイトの運営者に使われる期間が長くなるほど継続して報酬を得ることができるため、テンプレートがウェブサイト運営者の要望に沿うようアップデートすることが促される。その結果、ウェブサイト運営者が希望するテンプレートがテンプレートストアに提供される可能性をより一層高めることができる。例えば、ウェブサイト運営者の希望に応じて、クリエイターが、既に制作したテンプレートについて、カスタム入力項目を変更することにより、新たにテンプレートを作成することもできる。これにより、サーバ20Aが提供するテンプレートストアを介して、ウェブサイト運営者の要望に沿ったカスタム入力項目を有するテンプレートを配布可能にすることで、クリエイターが、継続して、ウェブサイト運営者の要望に沿ったテンプレートを提供しようと動機づけることができる。
<データ構造>
図14は、実施の形態2のウェブサイト管理システムで管理するデータのデータ構造を示す。
テンプレートデータベース2032は、クリエイターが制作したテンプレートがウェブサイト運営者に利用されている利用状況を管理するデータベースである。
テンプレートデータベース2032は、項目「テンプレート識別情報(ID)」と、項目「テンプレート制作者の識別情報(ID)」と、項目「テンプレート登録日」と、項目「公開種別」と、項目「テンプレート利用者の識別情報(ID)」と、項目「テンプレート利用期間」とを含む。
項目「テンプレート識別情報(ID)」は、テンプレートそれぞれを識別するための情報である。例えば、サーバ20Aは、クリエイターからテンプレートの登録を受け付けることにより、登録されるテンプレートに、テンプレート識別情報を対応付けることとしてもよい。
項目「テンプレート制作者の識別情報(ID)」は、テンプレートを制作するクリエイターそれぞれを識別するための情報である。例えば、サーバ20Aは、クリエイターのアカウントを発行することにより、テンプレートをテンプレートストアに登録できるようにしてもよい。
項目「テンプレート登録日」は、クリエイターが制作したテンプレートを、ウェブサイト運営者に提供するためにテンプレートストアに登録したタイミングを示す。
項目「公開種別」は、クリエイターがテンプレートストアで提供するテンプレートについての料金体系の情報を含む。例えば、ウェブサイト運営者が対価を支払うことなくテンプレートを利用できる種別「無料」、テンプレートを利用するのに対価の支払いを伴うが一時金のみの支払いとなる種別「一時金支払い」、テンプレートを継続して利用することに対価の支払いを発生させる種別「継続利用」、テンプレートを利用できるウェブサイト運営者の条件を規定した種別「条件付き公開」、および、これらの組み合わせがあり得る。
例えば、組み合わせとして、種別「一時金支払い」と種別「継続利用」とを組み合わせた料金体系があり得る。
また、種別「条件付き公開」としては、サーバ20Aが、複数段階の料金体系を有するサブスクリプション型サービスを提供する場合に、ウェブサイト運営者が契約している料金体系に応じて公開することがあり得る。例えば、サブスクリプション型サービスの料金体系として、第1の料金プランと、第1の料金プランよりもサービス範囲を拡大させた第2の料金プランとをサーバ20Aの事業者がウェブサイト運営者に対して提供している場合に、当該第1の料金プランのウェブサイト運営者には利用不可とし、第2の料金プランのウェブサイト運営者には利用可能とすることがあり得る。
項目「テンプレート利用者の識別情報(ID)」は、クリエイターがテンプレートストアに提供するテンプレートを利用しているウェブサイト運営者の識別情報である。
項目「テンプレート利用期間」は、ウェブサイト運営者がテンプレートを利用している期間を示す。
ウェブサイト運営者データベース2022Cは、項目「ウェブサイト運営者の識別情報(ID)」と、項目「サブスクリプション契約種別」と、項目「更新サポート/更新代行」と、項目「フロントエンドサーバ識別情報(ID)」と、項目「ページ項目」と、項目「テンプレート」と、項目「カスタム入力項目」等を含む。実施の形態1のウェブサイト運営者データベース2022Aと比較すると、ウェブサイト運営者データベース2022Cは、項目「サブスクリプション契約種別」と、項目「更新サポート/更新代行」とを含む。
項目「サブスクリプション契約種別」は、ウェブサイトの運営者が、サーバ20Aが提供するサブスクリプション型のサービスについて契約している料金プランを示す。
項目「更新サポート/更新代行」は、ウェブサイトの運営者が、サーバ20Aの事業者が提供するサービスとして、ウェブサイトの更新を支援する「更新サポート」または、ウェブサイトの更新を代行する「更新代行」を契約しているか否かを示す。
<動作>
図15〜図16を参照して、実施の形態2のウェブサイト管理システムの各装置の動作について説明する。
図15は、クリエイターがテンプレートをサーバ20Aに登録する処理の流れを示す。
ステップS1551において、クリエイターの端末装置50は、サーバ20Aが提供するテンプレートストアにアクセスする。例えば、端末装置50は、ユーザから、ブラウザ等によりテンプレートストアのURLの指定を受け付けることで、サーバ20Aにアクセスする。また、端末装置50は、テンプレートストアにログインするための入力操作を受け付ける。
ステップS1521において、サーバ20Aは、クリエイター(端末装置50のユーザ)がテンプレートを登録するための画面を端末装置50へ応答する。例えば、サーバ20Aは、ユーザがテンプレートストアにログインする操作を受け付けることにより、ログインに成功した端末装置50のユーザに対し、テンプレートを登録するための画面を提示する。
ステップS1553において、端末装置50は、クリエイターから、テンプレートを登録する操作を受け付ける。例えば、端末装置50は、ブラウザ等により、サーバ20Aから受信した情報に基づいて画面を描画し、当該画面においてユーザがテンプレートをアップロードする操作を受け付ける。
ステップS1523において、サーバ20Aは、端末装置50から、クリエイターの識別情報とともにテンプレートを登録する操作を受け付けて、テンプレートストアで提供するテンプレートのデータベース(テンプレートデータベース2032)を更新する。
図16は、ウェブサイトの運営者がテンプレートストアにおいてテンプレートを選択することにより、当該運営者がテンプレートを利用できるようにし、クリエイターに報酬を付与するための各装置の処理の流れを示す。
ステップS1641において、端末装置40は、サーバ20A(サブスクリプション型CMSサービスを提供するサーバ)にアクセスし、当該サービスにログインする処理を行う。例えば、端末装置40は、ブラウザ等により、ユーザからサーバ20AにアクセスするためのURLの指定を受け付けるとともに、サーバ20Aが応答する画面においてログインのための操作を受け付ける。
ステップS1621において、サーバ20Aは、サブスクリプション型CMSサービスに端末装置40のユーザがログインするためのログイン処理を行い、処理結果を端末装置40へ応答する。
ステップS1643において、端末装置40は、ユーザから、テンプレートストアにアクセスするための操作を受け付けて、サーバ20Aが提供するテンプレートストアへアクセスする。
ステップS1623において、サーバ20Aは、クリエイターが制作したテンプレートを端末装置40のユーザが指定するためのテンプレートストアの画面を端末装置40へ応答する。
ステップS1645において、端末装置40は、ユーザから、テンプレートストアで提示されるテンプレートのうち、ウェブサイトの運営に使用するテンプレートを指定する操作を受け付ける。端末装置40は、ユーザの操作内容をサーバ20Aへ送信する。
ステップS1625において、サーバ20Aは、ユーザが指定したテンプレートを、当該ユーザがウェブサイトの運営で利用可能となるようにテンプレートデータベース2032を更新する。これにより、端末装置40のユーザは、テンプレートストアで指定したテンプレートを、ウェブサイトの運営で利用できるようになる。例えば、図9〜図11等の画面例において、ウェブページと関連付けるテンプレートとして、テンプレートストアでユーザが指定したテンプレートを適用できるようにする。
以上のようにして、ウェブサイトの運営者は、サーバ20Aが提供するテンプレートストアを介して、クリエイターが登録したテンプレートを利用できるようになる。
次に、テンプレートストアでテンプレートがウェブサイトの運営者(端末装置40のユーザ)に利用されることにより、テンプレートをテンプレートストアに登録したクリエイターに報酬を付与する処理を説明する。
ステップS1627において、サーバ20Aは、クリエイターが制作したテンプレートの利用状況に応じて、クリエイターに付与する報酬を決定する。例えば、ウェブサイトの運営者がテンプレートを継続して利用している間、継続して、クリエイターに報酬を付与することとしてもよい。例えば、各ウェブサイトの運営者がサブスクリプション型の料金プランにより支払っている料金の一部を、テンプレートストアに登録されているテンプレートの利用状況に応じて各クリエイターに配分することとしてもよい。
例えば、サーバ20Aは、ウェブサイト運営者データベース2022Cにおいて、ウェブサイトの運営者ごとに、ウェブページと関連付けられるテンプレートを管理している。サーバ20Aは、ウェブサイトの運営者がテンプレートストアで入手したテンプレートをウェブページに関連付けたタイミングを記録する。これにより、サーバ20Aは、テンプレートデータベース2032において、テンプレートごとに、テンプレートの利用者の情報と、テンプレートの利用期間とを管理することができる。サーバ20Aは、例えば、定期的に(月に1回など)、各テンプレートの利用状況を集計することにより、利用状況に応じてクリエイターに付与する報酬を決定する。例えば、ウェブサイト運営者がテンプレートを1か月間利用している場合に所定額の報酬を付与し、1カ月間のうちの利用期間に応じて日割りの報酬額としてもよい。これにより、クリエイターは、複数のウェブサイト運営者がテンプレートを利用することにより、利用者数に応じた報酬を得ることができる。また、クリエイターは、ウェブサイト運営者が継続してテンプレートを利用することにより、継続して報酬を得ることができる。これにより、クリエイターは、テンプレートストアにテンプレートを登録し、ウェブサイトの運営者のニーズに応じてテンプレートを追加、更新するよう動機づけられる。よって、ウェブサイトの運営者がテンプレートを選択する選択肢も増えることになり、運営者の意図に沿ったデザインのウェブサイトを提供することがよりいっそう容易になる。
ステップS1629において、サーバ20Aのユーザは、クリエイターに付与する報酬を端末装置50に通知し、クリエイターに報酬を付与する。
ステップS1651において、端末装置50は、サーバ20Aから、クリエイターに付与する報酬の通知を受けて、端末装置50のユーザ(クリエイター)に、報酬の内容および報酬が付与されたことを通知する。
<画面例>
図17を参照して、端末装置50のユーザ(クリエイター)に対し提示される画面の表示例について説明する。
図17は、端末装置50のユーザがテンプレートをテンプレートストアに登録する局面を示す図である。図17(A)は、クリエイター向けのテンプレートストアの画面例を示す。図17(B)は、クリエイターが、テンプレートストアに登録するテンプレートの管理画面を表示させている例を示す。
図17(A)に示すように、サーバ20Aは、端末装置50のディスプレイ132に、ログイン中のユーザ名を示すログイン状況134Aと、テンプレートをテンプレートストアに登録する操作を受け付けるための操作受付部134Bとを表示させる。
操作受付部134Bは、テンプレートをテンプレートストアに登録する操作をクリエイターから受け付けるための登録ボタン134Cを含む。図17(A)の例では、端末装置50は、クリエイターから、登録ボタン134Cへの入力操作を受け付けることにより、テンプレートストアへ登録する対象となるテンプレートを選択するためのアップロードボタン134Dと、テンプレートの詳細の設定をするための入力ボックス134Eとを表示している。
入力ボックス134Eは、図示するように、(i)テンプレートの名称と、(ii)テンプレートを公開する際の料金体系(無料であるか有料であるか)と、(iii)ウェブサイトの運営者がテンプレートを指定した場合のクリエイターへの報酬付与の態様(例えば、種別「一時金支払い」(買い切り)であるか、ウェブサイトの運営者が利用する期間に応じた月額の支払い(種別「継続利用」)とするか等の指定と、(iv)テンプレートストアにテンプレートを登録した場合にウェブサイトの運営者に提示する説明文等をクリエイターから受け付けるための領域である。
図17(B)に示すように、サーバ20Aは、端末装置50のディスプレイ132に、クリエイターがテンプレートストアに登録するテンプレートの一覧を管理するための操作受付部134Fを表示させる。
操作受付部134Fは、クリエイターがテンプレートストアに登録しているテンプレートについて、リスト形式でクリエイターに提示する一覧表示部134Gを含む。
一覧表示部134Gは、図示するように、(i)テンプレートそれぞれを識別するための「テンプレートID」と、(ii)クリエイターがテンプレートをウェブサイトの運営者に公開する日として登録した「テンプレート登録日」と、(iii)クリエイターがテンプレートを公開する際の態様である「公開種別」(有料であるか無料であるか、有料の場合の対価の支払い方法等)と、(iv)クリエイターが登録したテンプレートについてウェブサイトの運営者が利用している利用者数を示す「テンプレート利用者数」と、(v)ウェブサイトの運営者がテンプレートを利用している利用期間の情報を示す「テンプレート利用期間」とを含む。例えば、図示するように、一覧表示部134Gにおいて、「テンプレート利用者数」により、テンプレートを利用しているウェブサイトの運営者の数を表示しつつ、当該利用者の詳細を表示するための操作を受け付ける(例えば「各ユーザの詳細」を選択する操作を受け付ける)こととしてもよい。また、例えば、一覧表示部134Gにおいて、「テンプレート利用期間」により、テンプレートを利用する各運営者の平均利用期間を表示しつつ、各運営者の利用状況の詳細を表示するための操作を受け付ける(例えば「各ユーザの詳細」を選択する操作を受け付ける)こととしてもよい。
以上のように、一覧表示部134Gにおいて、テンプレートの利用者数と、平均利用期間とをクリエイターに提示することにより、クリエイターが得られる報酬の目安を把握できるようにしている。
端末装置50は、ディスプレイ132に、一覧表示部134Gに表示されるテンプレートを絞り込むための操作を受け付けるボタン134Kを表示する。端末装置50は、ボタン134Kへの入力操作に応答して、クリエイターが登録したテンプレートを絞り込むための検索条件の入力を受け付ける。例えば、検索条件として、テンプレートの登録日、テンプレートの公開種別、テンプレートの利用者数、テンプレートの利用期間、テンプレートを利用している運営者の情報などがあり得る。
端末装置50は、ディスプレイ132に、クリエイターが登録したテンプレートを利用しているウェブサイトの運営者とメッセージを送受信するためのボタン134Mを表示する。端末装置50は、ボタン134Mへの入力操作に応答して、クリエイターが登録しているテンプレートを利用しているウェブサイトの運営者の一覧を表示し、これら運営者と送受信するメッセージを表示する。
端末装置50は、ディスプレイ132に、クリエイターが獲得する報酬内容を示す情報表示部134Hを表示する。
以上のように、クリエイターは、ウェブサイトの運営者がテンプレートを利用している利用状況を管理しつつ、テンプレートをテンプレートストアに登録することができる。
サーバ20Aは、端末装置40のユーザ(ウェブサイトの運営者)に対し、テンプレートストアの画面を提供する場合に、ユーザとテンプレート(テンプレートのクリエイター)とのマッチングの可能性を高めるため、所定の規則に基づいて、ユーザに提示するテンプレートをレコメンドすることとしてもよい。例えば、サーバ20Aは、クリエイターがサーバ20Aに登録したテンプレート(テンプレートデータベース2032)それぞれについて重み付けを施すことにより、ウェブサイトの運営者に提示するテンプレートの優先度を設定し、優先度に基づきテンプレートストアにテンプレートを表示させてもよい。例えば、サーバ20Aは、テンプレートデータベース2032を参照し、以下の各項目に基づいて、ウェブサイトの運営者にテンプレートを提示するための優先度を各テンプレートに設定してもよい。
・ テンプレート制作者の識別情報(クリエイター)
・ テンプレート登録日
・ テンプレートを利用しているウェブサイト運営者の数
・ テンプレートをウェブサイト運営者が利用している期間
例えば、テンプレートストアにおいて、各テンプレートのデザインのイメージを、ウェブサイトの運営者に提示することとする。サーバ20Aは、テンプレートストアにおいて、ウェブサイトの運営者が閲覧しているテンプレートの閲覧履歴に基づいて、閲覧回数が多いクリエイターを特定し、当該クリエイターのテンプレートの優先度を高めることとしてもよい。運営者がよく閲覧しているデザインを制作したクリエイターのテンプレートであれば、当該運営者がテンプレートを利用することを検討することがあり得る。
また、サーバ20Aは、テンプレートデータベース2032を参照し、テンプレートを利用している運営者の数に応じて各テンプレートの優先度を設定することとしてもよい。例えば、多くの運営者が利用しているテンプレートであれば、別の運営者がテンプレートの利用を検討することがあり得る。
また、サーバ20Aは、テンプレートデータベース2032を参照し、テンプレートを各運営者が利用している利用期間に応じてテンプレートの優先度を設定してもよい。例えば、多くの運営者が、長期間、利用しているテンプレートであれば、別の運営者がテンプレートの利用を検討することがあり得る。
また、サーバ20Aは、テンプレートを制作しているクリエイターがテンプレートストアにテンプレートを登録している頻度に応じて、テンプレートの優先度を設定してもよい。例えば、テンプレートストアに頻繁にテンプレートを登録しているクリエイターのテンプレートの優先度を高めることで、テンプレートの制作の頻度が高いほどウェブサイト運営者が利用する可能性が高まり得る。そのため、クリエイターが、テンプレートストアにテンプレートを登録する動機付けを与えることができる。
サーバ20Aは、テンプレートストアを通じてクリエイターが得ている報酬に応じて、テンプレートの優先度を設定してもよい。例えば、テンプレートストアを通じて多くの報酬を得ているクリエイターであるほど、多くのウェブサイト運営者が利用し得るテンプレートを制作していることがあり得る。
また、サーバ20Aは、ウェブサイト運営者がテンプレートを利用してウェブサイトを更新している状況に応じて、当該ウェブサイト運営者に提示するテンプレートの優先度を設定してもよい。例えば、ウェブサイト運営者が継続して利用しているテンプレートがある場合に、当該テンプレートのクリエイターが制作した別のテンプレートの優先度を高めることとしてもよい。
10 端末装置、20A サーバ、20Z ウェブサーバ、30 フロントエンドサーバ、40 端末装置、2022A,2022C ウェブサイト運営者データベース、2022B コンテンツデータベース、2032 テンプレートデータベース。

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部が、
    第1のユーザから所定の対価の支払いを受け付けることにより、前記第1のユーザがコンテンツを制作するための所定のサービスを一定期間にわたって提供し、前記対価の支払いを継続して受け付けることにより前記所定のサービスを継続して前記第1のユーザに提供するステップと、
    前記所定のサービスで利用することができ、前記コンテンツの素材となる素材コンテンツであって第2のユーザが制作した素材コンテンツと、前記第1のユーザとをマッチングさせるための処理を行うステップと、
    前記第1のユーザが前記素材コンテンツを指定することに応じて、当該素材コンテンツを制作した前記第2のユーザに報酬を付与するステップと、を行う、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記第1のユーザに対し、前記所定のサービスとして、ウェブサイトを運営するための機能を提供するものであり、
    前記第2のユーザから、前記第2のユーザが制作した前記素材コンテンツとして、ウェブサイトのテンプレートの登録を受け付けており、
    前記第2のユーザが制作した前記テンプレートの指定を受け付けるための第1の画面を前記第1のユーザの端末に提示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記第1のユーザに対し、前記第1のユーザのウェブサイトの更新をサポートすること、または、前記第1のユーザのウェブサイトの更新を代行することを申し込むための第2の画面を提示する、請求項2に記載の情報処理装置。
    、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の画面においてテンプレートの指定を受け付けたことに応答して前記第2の画面を前記第1のユーザに提示すること、または、前記第2の画面において前記申し込むための操作を受け付けたことに応答して前記第1の画面を前記第1のユーザに提示することを行う、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1のユーザが前記指定した前記素材コンテンツを継続して利用することにより、前記第2のユーザに、継続して前記報酬を付与する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、前記第1のユーザに対し、前記所定のサービスとして、ウェブサイトを運営するための機能を提供するものであり、
    前記第2のユーザから、前記第2のユーザが制作した前記素材コンテンツとして、ウェブサイトのテンプレートの登録を受け付けており、
    前記第1のユーザが、前記第2のユーザにより登録された前記テンプレートを利用している期間に応じて、前記第2のユーザに、継続して前記報酬を付与する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1のユーザから、前記登録されるテンプレートの指定を切り替える操作を受け付けており、
    前記第1のユーザが前記所定のサービスを利用するための前記所定の対価の支払いをする一方、前記指定するテンプレートを切り替えることに対し対価の支払いを発生させない、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 方法であって、情報処理装置の制御部が、
    第1のユーザから所定の対価の支払いを受け付けることにより、前記第1のユーザがコンテンツを制作するための所定のサービスを一定期間にわたって提供し、前記対価の支払いを継続して受け付けることにより前記所定のサービスを継続して前記第1のユーザに提供するステップと、
    前記所定のサービスで利用することができ、前記コンテンツの素材となる素材コンテンツであって第2のユーザが制作した素材コンテンツと、前記第1のユーザとをマッチングさせるための処理を行うステップと、
    前記第1のユーザが前記素材コンテンツを指定することに応じて、当該素材コンテンツを制作した前記第2のユーザに報酬を付与するステップと、を行う、方法。
  9. 情報処理装置を動作させるプログラムであって、前記情報処理装置の制御部に、
    第1のユーザから所定の対価の支払いを受け付けることにより、前記第1のユーザがコンテンツを制作するための所定のサービスを一定期間にわたって提供し、前記対価の支払いを継続して受け付けることにより前記所定のサービスを継続して前記第1のユーザに提供するステップと、
    前記所定のサービスで利用することができ、前記コンテンツの素材となる素材コンテンツであって第2のユーザが制作した素材コンテンツと、前記第1のユーザとをマッチングさせるための処理を行うステップと、
    前記第1のユーザが前記素材コンテンツを指定することに応じて、当該素材コンテンツを制作した前記第2のユーザに報酬を付与するステップと、を実行させる、プログラム。


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