JP2022000010A5 - - Google Patents

Description

また別の形態としては、該練り材料成形筒は両端が開放端とされ、該練り材料受入れ部材は該練り材料成形筒内に同軸状に嵌合されてその両端が当該粒状練り材料成形装置の静止フレームに固定されるようにすることができる。

図５には、本発明の別の実施形態に係る粒状練り材料成形装置１１０が示されている。この粒状練り材料成形装置１１０における、上述の第１の実施形態に係る粒状練り材料成形装置１０の構成エレメントに対応する構成エレメントには、粒状練り材料成形装置１０の構成エレメントの参照番号に１００を加えた参照番号を付して示してある。

Claims (12)

1. 端面と円筒状周面とを有する円筒状の練り材料受入れ部材であって、一方の端面に開口し練り材料を受け入れるための練り材料受入れ開口と、該円筒状周面に開口する練り材料貯留凹部と、該練り材料受入れ開口から該練り材料貯留凹部に練り材料を送給するための送給路とを有する練り材料受入れ部材と、
   該練り材料受入れ部材の該円筒状周面上に同心状に嵌合されて該円筒状周面に対して相対的に摺動回転される練り材料成形筒であって、該円筒状周面の周方向で該練り材料貯留凹部と整合されて該練り材料成形筒を径方向で貫通する少なくとも1つの粒状練り材料成形孔を有する練り材料成形筒と、
   を有し、
   該練り材料貯留凹部の該少なくとも1つの粒状練り材料成形孔と整合する周方向でのサイズが該粒状練り材料成形孔のサイズより大きくされている、粒状練り材料成形装置。
2. 該練り材料受入れ部材は中実の円柱状部材からなり、該練り材料貯留凹部は該円柱状部材の円周面に周方向において所定角度範囲にわたり開口するように設けられている請求項１に記載の粒状練り材料成形装置。
3. 該練り材料貯留凹部は、該円柱状部材の該円周面の軸線方向にも延在するようにするとともに、該練り材料成形筒は該練り材料成形孔を該軸線方向で相互に間隔をあけて整列した少なくとも1つの列を有し、該練り材料成形筒が回転されるのに伴って、該少なくとも1つの列の複数の練り材料成形孔が、該練り材料凹部上を通過するようにした請求項２に記載の粒状練り材料成形装置。
4. 該練り材料受入れ部材は、当該粒状練り材料成形装置の静止フレームに固定され、該練り材料成形筒が回転駆動されるようにした請求項１乃至３のいずれか一項に記載の粒状練り材料成形装置。
5. 該練り材料成形筒は、該練り材料成形筒内をその軸線方向に延びて該練り材料成形筒の一方の端部が開放された収納孔を有し、該練り材料受入れ部材が該一方の端部から該収納孔内に同軸状に収納されるようにした請求項１乃至４のいずれか一項に記載の粒状練り材料成形装置。
6. 該練り材料受入れ部材は、該練り材料成形筒内に収納された状態において該練り材料受入れ部材の端面のうち該練り材料成形筒の該一方の端部に対応する側の端面において当該粒状練り材料成形装置の静止フレームに固定され、該練り材料成形筒はその他方の端面側でモータの駆動軸に駆動連結されるようにした請求項５に記載の粒状練り材料成形装置。
7. 該練り材料成形筒は両端が開放端とされ、該練り材料受入れ部材は該練り材料成形筒内に同軸状に嵌合されてその両端が当該粒状練り材料成形装置の静止フレームに固定されている請求項１乃至４の何れか一項に記載の粒状練り材料成形装置。
8. 該練り材料成形筒は、該練り材料成形筒と同軸状にして固定された外歯車を備え、該外歯車を介してモータからの回転駆動力を受け、該練り材料受入れ部材の周りで回転駆動されるようにされている請求項７に記載の粒状練り材料成形装置。
9. 該練り材料受入れ部材は、他方の端面に開口し練り材料を受け入れるための第２練り材料受入れ開口と、該円筒状周面に開口する第２練り材料貯留凹部と、該第２練り材料受入れ開口から該第２練り材料貯留凹部に練り材料を送給するための第２送給路とを有し、該練り材料成形筒の該粒状練り材料成形孔の少なくとも１つが、該第２の練り材料貯留凹部に該円筒状周面の周方向で整合するようにされている請求項７又は８に記載の粒状練り材料成形装置。
10. 該練り材料貯留凹部と該第２練り材料貯留凹部とが該練り材料受入れ部材の軸線方向で異なる位置で該円筒状周面に開口しており、該練り材料貯留凹部と該第２練り材料貯留凹部に対してそれぞれ該粒状練り材料成形孔の少なくとも１つが該円筒状周面の周方向で整合している請求項９に記載の粒状練り材料成形装置。
11. 該練り材料受入れ部材が、その両端面の一方に開口し練り材料を受け入れるための第２練り材料受入れ開口と、該円筒状周面の該練り材料貯留凹部とは周方向で異なる位置で開口する第２練り材料貯留凹部と、該第２練り材料受入れ開口から該第２練り材料貯留凹部に練り材料を送給するための第２送給路とを有し、該練り材料貯留凹部と該第２練り材料貯留凹部とが該円筒状周面の周方向で少なくとも部分的に整合しており、該粒状練り材料成形孔の少なくとも１つが、該練り材料貯留凹部と該第２練り材料貯留凹部との該部分的に整合した部分に該円筒状周面の周方向で整合している請求項７又は８に記載の粒状練り材料成形装置。
12. 請求項１乃至１１の何れか一項に記載の粒状練り材料成形装置であって、該練り材料受入れ部材に対して相対的に回転される練り材料成形筒の回転中心軸線が水平とされた粒状練り材料成形装置と、該粒状練り材料成形装置で粒状とされた練り材料を受け入れて次の加工工程に搬送する搬送手段とを有し、該搬送手段は、該粒状練り材料成形装置の下方位置から水平方向に延びる底壁と該底壁の両側から上方に延びる一対の側壁とを有する樋状とされ、該底壁に沿って搬送用流体を流すことにより該粒状練り材料成形装置から受け入れた粒状の練り材料を次の加工工程に搬送するようにされている粒状練り製品製造装置。