JP2021536142A - エルボハードストップを備えるロボットアームアセンブリ - Google Patents

エルボハードストップを備えるロボットアームアセンブリ Download PDF

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Abstract

ハブと、エルボジョイントと、リストアセンブリと、第1端部がハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が第1エルボジョイントに取り付けられた第1上部アームと、第1端部が第1エルボジョイントに取り付けられ、第2端部がリストアセンブリに取り付けられた第1下部アームと、第1エルボジョイント及び下部アームの一部の上に延在する第1ハードストップと、を備えるロボットが提供される。ハードストップは、ロボットのモータが係合していないときに、リストアセンブリがハブに接触することを防止する。【選択図】図7

Description

[0001] 本願は、同じ発明者を有し、2018年6月27日に出願された「ROBOTIC ARM ASSEMBLY EQUIPPED WITH ELBOW HARD STOP」という名称の、米国特許出願第62/690,854号の優先権の利益を主張するものであり、その特許の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
[0002] 本出願は、概して、ロボットアームアセンブリに関し、より詳細には、エルボハードストップを備えるアームアセンブリに関する。
[0001] 典型的な半導体製造プロセスでは、単一のウェハは、化学気相成長(CVD)、物理気相成長(PVD)、エッチング、平坦化、及びイオン注入を含むが、これらに限定されない、いくつかの連続した製造工程に曝されることがある。これらの製造工程は、典型的にはロボットによって実行される。これは、ロボットが反復作業を迅速且つ正確に実行でき、人間にとって危険な環境で動作できるということが一部の理由である。
[0002] 多くの最新の半導体処理システムは、複数の処理チャンバを統合したロボットクラスタツールを中心にして配置される。この配置により、高度に制御された処理環境内においてウェハ上で複数の連続した処理工程を実行できるため、外部汚染物質へのウェハの曝露を最小限に抑えられる。クラスタツール内のチャンバの組み合わせ、及びそれらのチャンバで用いられる動作条件とパラメータを選択することで、特定のプロセス製法とプロセスフローを使い特定の構造を製造することができる。いくつかの一般に使用される処理チャンバは、脱ガスチャンバ、基板の前調整チャンバ、冷却チャンバ、移送チャンバ、化学気相成長チャンバ、物理気相成長チャンバ、及びエッチングチャンバを含む。
[0003] 公知のクラスタツールの一例が、米国特許第6,222,337号(Kroeker et al.)に開示されており、本明細書の図1において再現されている。ここに開示されているクラスタツール10は、フロッグレッグ型構造を有したロボット14及びロボット28を特徴として備えている。そのようなロボットは、付随するエンドエフェクタブレード17の固定平面内での半径方向及び回転方向の動作の両方を提供するように適合されている。これらの半径方向及び回転方向の動作を調整又は組み合わせることで、ウェハ32を取り上げて移送し、クラスタツール10内の一つの処理チャンバから別の処理チャンバへ引き渡すことができる。
[0004] 図1を参照すると、ウェハは、カセットロードロック12を介してクラスタツール10に投入され、そこから取り出される。図示された特定のクラスタツールでは、ウェハプレートブレード17エンドエフェクタを備える第1ロボット14が、チャンバ18内に配置され、第1組の処理チャンバの間でウェハ32を移送するために用いられる。図示された特定の実施形態では、これらの処理チャンバは、前述のカセットロードロック12、脱ガスウェハ整列チャンバ20、予備洗浄チャンバ24、PVD TiNチャンバ22、及び冷却チャンバ26を含む。このロボット14は、移送チャンバ18内で自由に回転が可能な収縮位置で図示されている。
[0005] 第2ロボット28は、移送チャンバ30内に配置され、第2組の処理チャンバの間で基板を移送するように適合されている。図示された特定の実施形態では、第2組の処理チャンバは、冷却チャンバ26及び予備洗浄チャンバ24を含み、AlのCVDチャンバ及びAlCuの処理チャンバを含むことも可能である。このクラスタツール10内のチャンバの特有の構成は、単一のツールでCVD及びPVDの処理の両方が可能な統合処理システムを提供するように設計されている。マイクロプロセッサコントローラ29は、製造処理シーケンス、クラスタツール内の条件、並びにロボット14及びロボット28の操作を制御するために提供される。
[0006] 図2は、図1のクラスタツールで使用可能なロボットの一例を示している。図2に示される特定のロボット101は、二重のフロッグレッグ型設計になっており、一端がリストアセンブリ107に取り付けられ、他端がエルボジョイント109に取り付けられた、第1ペア103からなるアーム及び第2ペア105からなるアームを特徴としている。各リストアセンブリ107は、更には半導体ウェハを取り扱うために使用されるエンドエフェクタ111に取り付けられる。ロボット101は、ハブ121の上部の回転リング117及び下部の回転リング119に取り付けられた上部アーム113,115をさらに備える。ロボット101は、ハブ121が取り付けられている一体構造のハブプレート123、並びに上部回転リング117及び下部回転リング119を駆動するモータ125をさらに備える。ハブ121及びハブプレート123は合わせてハブアセンブリ124を構成する。
[0007] 図1のクラスタツールで一般に利用されるロボットの一つが、図3に示されたEndura XPロボットである。そこに見られるように、XP Enduraロボット201は、スプールハブ205に取り付けられたハブ203を備える。第1及び第2上部アーム207は、第1及び第2上部アーム207のそれぞれの第1端部がハブに回転可能に取り付けられ、第1及び第2上部アーム207のそれぞれの第2端部がそこに回転可能に取り付けられたエルボジョイント209を備える。このロボットは、第1及び第2下部アーム211、並びにリストアセンブリ213をさらに備える。第1及び第2下部アーム211のそれぞれは、その第1端部で第1及び第2エルボジョイント209に取り付けられ、その第2端部でリストアセンブリ213にそれぞれ取り付けられる。
[0008] XP Enduraロボットは、大量生産用に最適化された300mmの金属蒸着システムの一部として商品化されている。このシステムは、工場インターフェースを、システムソフトウェアによって制御される2台の真空ウェハ処理ロボットと組み合わせる。このシステムにより、チップメーカーは、低コストで高歩留まりの半導体製造のために、高度なウェハ処理シーケンス(たとえば、低誘電率の誘電体への銅の蒸着など)を高いウェハスループットで、操作可能となる。
図面の簡単な説明
処理チャンバ及びフロッグレッグ型設計のロボットを備える半導体ツールの上面図である。 図1に示されるようなツールで使用し得るタイプの従来技術の半導体ロボットの斜視図である。 XP Enduraロボットの斜視図である。 積み重ねられたXP Enduraロボットの斜視図であり、そのロボットの一方は収縮配置にあり、他方は伸長配置にあることを示す。 ロボットを輸送するのに頻繁に使用される圧縮配置を示すXP Enduraロボットの一部の上面図である。 本明細書の教示によるハードストップを備えるXP Enduraロボットの実施形態の斜視図である。 図6のエルボアセンブリ及びハードストップの分解図である。 図6のハードストップの分解図である。 カバープレートを透明にした状態の、図6のロボットのエルボジョイント部の斜視図である。 図6のその時のロボットの下部アームの一部の斜視図である。 図7のエルボアセンブリ及びハードストップの第1断面図である。 図6のエルボアセンブリ及びハードストップの第2断面図である。 図8のハードストップの斜視図である。 図8のハードストップの斜視図である。 図8のハードストップの斜視図である。 図8のハードストップ本体の斜視図である。 図8のハードストップ本体の上面図である。 図8のハードストップ本体の底面図である。
[0020] 一態様では、ハブと、第1エルボジョイントと、リストアセンブリと、第1端部が前記ハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられた第1上部アームと、第1端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられ、第2端部が前記リストアセンブリに取り付けられた第1下部アームと、前記第1エルボジョイント及び前記下部アームの一部の上に延在する第1ハードストップであって、内部に前記下部アームが延在する開口を有する第1ハードストップと、を含むロボットが提供されていて、前記ロボットは、前記リストアセンブリが前記ハブから最小距離にある第1配置と、前記リストアセンブリが前記ハブから最大距離にある第2配置との間で移動可能であり、前記ロボットが前記第2配置から前記第1配置に移動するときには、前記下部アームが前記上部アームに向かって回転し、前記第1ハードストップは、前記ロボットが前記第1配置にあるときに前記上部アームに隣接する外面領域を有する。
[0021] 別の態様では、ロボットのエルボジョイントの動きを制限するための方法が提供される。この方法は、(a)(i)ハブと、(ii)第1エルボジョイントと、(iii)リストアセンブリと、(iv)第1端部が前記ハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられた第1上部アームと、(v)第1端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられ、第2端部が前記リストアセンブリに取り付けられた第1下部アームと、を備えるロボットを提供することを含み、前記ロボットは、前記リストアセンブリが前記ハブから最小距離にある第1配置と前記リストアセンブリが前記ハブから最大距離にある第2配置との間で移動可能であり、前記下部アームは、前記ロボットが前記第2配置から前記第1配置に移動するときに、前記上部アームに向かって回転する。並びに、この方法は、前記第1エルボジョイント及び前記下部アームの一部との上に延在する第1ハードストップを適用することを含み、前記第1ハードストップは、内部に前記下部アームが延在する開口を有し、このロボットがこの第1配置にあるときに、前記ハードストップがこの上部アーム及び下部アームを、間隔を空けた配置で保持する。
[0022] XP Enduraロボットは、広範な商業的応用を成し遂げているものの、それでもなお、いくつかの弱点に苦慮している。これらの弱点の一つは、ハブアセンブリ又はスプールハブに対するリストアセンブリの可動範囲に関連している。この可動範囲は、図4から理解可能であり、そこには、第1XP Enduraロボット303及び第2XP Enduraロボット305を積み重ねたロボットアセンブリ301が示されている。そこに見られるように、XP Enduraロボットは、リストアセンブリ307とスプールハブ309との間隔が最小となる収縮配置(ロボット303が保持している)と、リストアセンブリ307とスプールハブ309との間隔が最大となる伸長配置(ロボット305が保持している)との間を移動するように設計されている。この動作により、ロボット303及びロボット305のそれぞれは、ロボットが構成要素を成すツールに一般的に含まれる処理チャンバにウェハを搬入し、及びそこからウェハを搬出することができる(図1を参照)。
[0023] モータが取り外される場合、XP Enduraロボットは、実際には、その日常の使用で一般的に利用されるよりも広い範囲で動かすことができる。したがって、図5に示すように、ロボット401は、ハブ(図示せず)がロボット401から取り外された場合に、実際には、リストアセンブリ405が、通常はハブによって占有されている空間と重なることができるように、十分な動作範囲を有している。実際、この非常にコンパクトな配置は、ロボット401が出荷されているときに都合よく利用できる。
[0024] 残念ながら、この範囲を超えて移動するXP Enduraロボットの能力は、いくつかの利点を有するものの、それはまた、ロボットを保守する際に問題を引き起こす。特に、通常の使用中、ロボットが収縮配置にある場合、ロボットのモータは、リストアセンブリが、スプール、ハブ、又は上部アームに接触することを防止する。しかし、ロボットのモータが取り外されると、ロボットの可動範囲はもはや制限されなくなって、リストアセンブリは1つ以上のこれら要素と接触するのに十分な距離にまで動けるようになる。この問題は、主に修理又は定期メンテナンスの際に発生し、その時ロボットは手動で回転させることができる。ロボットのアームを物理的に収縮してリストアセンブリの後端がロボットの他の部分に接触し得るようになることで、その後の動きによっては、リストアセンブリとこれら他の部分との間で摩耗を来す可能性がある。この摩耗は大量の金属の削りくず及びその他の粒子を生成することが分かっており、これがウェハの汚染問題及びその他の問題を招く可能性がある。
[0025] 前述の問題は、本明細書に開示される装置及び方法によって克服され得ることが今や見出された。好ましい実施形態では、これらの装置及び方法は、ロボットのエルボジョイント(XP Enduraロボットのジョイントなど)に取り付けることができるハードストップ(本明細書ではODクランプとも称される)を特徴とする。このようなハードストップは、ロボットのモータが取り外されている時でも、リストアセンブリがロボットの他の部分と接触するのを物理的に防ぐ。この結果、これらのハードストップを使用すると、ロボットの修理若しくはメンテナンス中、又はロボットのモータが取り外されるような他の時に、それがなければ発生する可能性のある粒子の生成及びその他の問題が軽減又は排除される。
[0026] 図6は、本明細書の教示に従ったハードストップを備えるロボットの第1特定の非限定的な実施形態を示す。ここに見られるように、ロボット501(図示されているこの特定の実施形態では、XP Enduraロボットである)は、スプールハブ505に取り付けられたハブ503を備える。第1及び第2上部アーム507は、第1及び第2上部アーム507のそれぞれの第1端部がハブ503に回転可能に取り付けられ、第1及び第2上部アーム507のそれぞれの第2端部がそこに回転可能に取り付けられたエルボジョイント509を備えるようにして、ハブ503に回転可能に取り付けられている。ロボット501は、さらに、第1及び第2下部アーム511、並びにリストアセンブリ513を備える。第1及び第2下部アーム511のそれぞれは、その第1端部で第1及び第2エルボジョイント509にそれぞれ取り付けられ、その第2端部でリストアセンブリ513に取り付けられる。
[0027] 図6のロボット501は、さらに、第1及び第2エルボジョイント509のそれぞれに取り付けられたハードストップ551を備える。図示された特定の実施形態におけるハードストップ551は、上部アーム507の対向する部分に対し形状が称賛すべき対向する平坦な側面553(図8を参照)を有する筐体又は本体555(図7〜図8を参照)を備える。
[0028] 図4に示す構成と同様に、使用時には、ロボットは、リストアセンブリ513とハブ503との間の距離が最小になる収縮配置と、リストアセンブリ513とハブ503との間の距離が最大になる伸長配置との間で、移動するように設計される。この動きにより、ロボット501は、半導体処理ツールの処理チャンバ内にウェハを載置し、そこからウェハを取り出すことができる。しかしながら、ハードストップ551は、ロボット501内のモータが取り外されている場合でも、リストアセンブリ513がスプールハブ505又はロボットの他の部分と接触するようになるのを防ぐために機械的障害として機能する。その結果、このようなハードストップ551の使用により、上述の粒子生成の問題が克服される。
[0029] ハードストップ551の構造は、さらに図7〜図8に関連して理解され得る。そこに見られるように、ハードストップ551は、ロボット501の下部アーム511(図7を参照)を収容するための開口557をその中に有する本体555、及びエルボジョイント509(図7を参照)の外面に対しその形状が称賛すべき内部を備える。この形状により、ハードストップ551をエルボジョイント509の上に配置することができる(下部アーム511によって形成されるエルボジョイント509の部分が図10に示されている)。本体555はまた、その外側に(好ましくは平坦化された)面553(図8を参照)を有し、その面は、上述したように、ロボット501の上部アーム507の対向する部分に対しその形状が称賛すべきであることが好ましい(図6を参照)。
[0030] ハードストップ551は、さらに、適切な締結具563(例えば、1/4−20皿ネジ)でエルボジョイント509に固定されたIDクランプ561を備えている。ハードストップ551は、また、ハードストップ551の本体555を(既にエルボジョイントに存在するねじ穴556を使用して−図7を参照)、エルボジョイント509に固定する複数の締結具565(例えば、#4ー40のボタンボルトなど)及び複数の締結具569(例えば、複数の#40−40 UNCの皿ネジなど)でハードストップ551に固定されているカバー567を備えている。カバー567には、ガス抜きのための通気孔571(図8を参照)が設けられている。図11〜図12は、完全な組付け(ハードストップ551及びエルボジョイント509)を示し、図13は、組み立てられたハードストップ551を示す。
[0031] 図9に見られるように、ボタンボルト565は、ハードストップ551のスロット付き開口573を通って突き出ている(これらの開口573は、図16〜図18に、より詳しく見ることができる)。図9に見られるように、この配置により、長手方向スロット573の半径軸に沿って、ハードストップ551の向きを、わずかな回転調整(図示された特定の実施形態では、±7.5°)及びわずかな直線状調整(図示されている特定の実施形態では、約±0.29インチ)を可能にする。これにより、ロボットが収縮配置にあるときには、ハードストップ551の平坦面553が上部アーム507の対向面に隣接して平行になるように、ハードストップ551の向きを必要に応じて調整することができる。
[0032] 図15に見られるように、カバー567は、本体555内の第2合わせ機構577(図16〜図17を参照)と解放可能にかみ合ってカバー567の適切な向きを確保する第1合わせ機構575を備えている。図示された特定の実施形態では、第1合わせ機構575は開口であり、第2合わせ機構577は、その開口に対して形状が称賛すべき突起となっている。当然ながら、それぞれ異なる形状の様々な数の合わせ機構をカバー567又は本体555に利用して、相互の適切な向きを確保することが可能なことは理解されよう。
[0033] 使用時に、本明細書に開示されるタイプのハードストップは、ロボット(好ましくはフロッグレッグ型構成を有するロボット、より好ましくは図6に示される一般的なタイプのロボット)の一方又は両方のエルボジョイントに取り付けることができる。ハードストップは、好ましくは、ロボットのエルボジョイント又は下部アームに、複数の(好ましくは、ねじ付きの)締結具で緩く取り付けられ、この締結具は、ハードストップに設けられたスロット付き開口を通って延在すている(例えば、図16を参照)。次に、エルボジョイントのハードストップの向きは、スロット付き開口によって可能な動作範囲内でハードストップを回転させることによって調整される(図9を参照)。好ましくは、ハードストップの向きは、リストアセンブリと、ハブ又はスプールハブとの間が所望の間隔になり、ハードストップの外面が上部アームの隣接部分にしっかりと押し付けられる(そして、それに平行となる)まで調整される。その後、複数の締結具を締め付けて、ハードストップをこの向きにロックする。
[0034] 本明細書に開示された装置及び方法を、XP Enduraロボットにおけるそれらの使用に関連して具体的に例示し説明してきたが、当業者は、エンドエフェクタ、ハブ又はスプールハブ、及びリストアセンブリを備えていて、ロボットの通常の動きで、エンドエフェクタを、これらの、ハブ、スプールハブ、又はロボットの他の部分に近接させるような、様々な他のロボットシステムにおいて、これらの装置及び方法が必要に応じて適切な修正を加えて利用され得ることを理解するであろう。
[0035] 本発明の上記の説明は例示的なものであり、限定することを意図するものではない。したがって、本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に対して、様々な追加、置換、及び修正を行うことができることは理解されよう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して解釈されるべきである。また、特許請求の範囲に記載された様々な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、将来の特許請求の範囲における様々な組み合わせ及びサブコンビネーションで提示され得ることも理解されよう。特に、本発明は、従来技術に知られていない組み合わせ又はサブコンビネーションが明示的に書き出されたかのように、そのような組み合わせ又はサブコンビネーションを明示的に企図している。

Claims (16)

  1. ハブと、
    第1エルボジョイントと、
    リストアセンブリと、
    第1端部が前記ハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられた第1上部アームと、
    第1端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられ、第2端部が前記リストアセンブリに取り付けられた第1下部アームと、
    前記第1エルボジョイント及び前記下部アームの一部の上に延在する第1ハードストップであって、内部に前記下部アームが延在する開口を有する第1ハードストップと、を備えるロボットであって、
    前記ロボットは、前記リストアセンブリが前記ハブから最小距離にある第1配置と、前記リストアセンブリが前記ハブから最大距離にある第2配置との間で移動可能であり、
    前記ロボットが前記第2配置から前記第1配置に移動するときに前記下部アームが前記上部アームに向かって回転し、
    前記第1ハードストップは、前記ロボットが前記第1配置にあるときに前記上部アームに隣接する外面領域を有する、ロボット。
  2. 前記上部アームは平坦化された領域を有し、前記第1ハードストップの前記外面領域は、前記平坦化された領域に対して形が称賛すべきであり、前記ロボットが前記第1配置にあるとき、前記第1ハードストップの前記外面領域は、前記平坦化された領域に隣接している、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1ハードストップは、前記上部アーム上の前記平坦化された領域に垂直な平面内で回転可能に調節可能である、請求項2に記載のロボット。
  4. 前記第1エルボジョイントに対する前記第1ハードストップの向きが調整可能である、請求項1に記載のロボット。
  5. 前記第1ハードストップが、複数の締結具で前記第1エルボジョイントに取り付けられ、前記複数の締結具のそれぞれが、前記ハードストップの半径方向スロットを通って延在する、請求項4に記載のロボット。
  6. 前記複数の締結具は、前記第1下部アームの前記第1端部に設定された複数のねじ切り開口に解放可能に係合するねじ付き締結具である、請求項5に記載のロボット。
  7. 第2エルボジョイントと、
    第1端部が前記ハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が前記第2エルボジョイントに取り付けられた第2上部アームと、
    第1端部が前記第2エルボジョイントに取り付けられ、第2端部が前記リストアセンブリに取り付けられた第2下部アームと、をさらに備える、請求項1に記載のロボット。
  8. 前記第2エルボジョイント及び前記下部アームの一部の上に延在する第2ハードストップをさらに含み、前記第2ハードストップは、前記下部アームが内部に延在する開口を有する、請求項7に記載のロボット。
  9. 前記第1ハードストップは、前記上部アームと前記下部アームとの間で前記第1エルボジョイントに隣接して延在する部分を含む、請求項1に記載のロボット。
  10. 前記ロボットが前記第1配置にあるときに、前記部分が前記上部及び下部アームと接触している、請求項9に記載のロボット。
  11. 前記下部アームが内部に延在する前記開口は平面内にあり、前記平面における前記開口の幅は、前記平面における前記下部アームの幅よりも大きい、請求項1に記載のロボット。
  12. ロボットにおけるエルボジョイントの動きを制限するための方法であって、
    (a)ハブと、
    (b)第1エルボジョイントと、
    (c)リストアセンブリと、
    (d)第1端部が前記ハブに回転可能に取り付けられ、第2端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられた第1上部アームと、
    (e)第1端部が前記第1エルボジョイントに取り付けられ、第2端部が前記リストアセンブリに取り付けられた第1下部アームと、を備えるロボットを提供することであって、
    前記ロボットは、前記リストアセンブリが前記ハブから最小距離にある第1配置と前記リストアセンブリが前記ハブから最大距離にある第2配置との間で移動可能であり、前記下部アームは、前記ロボットが前記第2配置から前記第1配置に移動するときに前記上部アームに向かって回転する、提供することと、
    前記第1エルボジョイント及び前記下部アームの一部の上に延在する第1ハードストップを適用することであって、前記第1ハードストップは、内部に前記下部アームが延在する開口を有し、前記ロボットが前記第1配置にあるときは、前記ハードストップが前記上部アーム及び前記下部アームを、間隔を空けた配置で保持する、適用することと、を含む方法。
  13. 前記第1ハードストップは、前記第1エルボジョイントに隣接して前記上部アームと前記下部アームとの間に延在する部分を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ハードストップは、複数の半径方向開口部を備え、前記ハードストップは、前記半径方向開口部を通って延在する複数の締結具で前記エルボジョイントに解放可能に取り付けられる、請求項12に記載の方法。
  15. 前記エルボジョイントに対する前記ハードストップの向きは、前記複数の締結具が緩められた状態にある間は回転調整が可能であり、前記複数の締結具が締め付けられた状態にあるときに固定される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数の締結具を緩められた状態に置くことと、
    前記リストアセンブリを前記ハブから間隔をおいて配置し、前記ハードストップが前記第1上部アームに隣接するように、前記ロボットを前記第1配置に置くことと、
    前記複数の締結具を締め付けられた状態に変換することと、をさらに含む、請求項15に記載の方法。
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