JP2021531424A - 形状調整可能なクロマキー互換性のあるマネキンまたはボディスーツ、および関連する3d画像キャプチャ装置 - Google Patents

形状調整可能なクロマキー互換性のあるマネキンまたはボディスーツ、および関連する3d画像キャプチャ装置 Download PDF

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Abstract

ボディスーツは、衣類のデザイン、カスタマイズ、変更、テストおよびモデリングにおいて使用するために少なくとも部分的な人体の形態に類似している。スーツは、様々な程度または量で選択的に拡張可能なものである外側の複数に分割されて可変的な外皮輪郭をつくる外皮層を含んでいる、複数の流体拡張可能な層を含む。1つ以上の追加的な流体拡張可能な層は外皮層の下にあり、ボディスーツの全体の外側のボディ輪郭にさらに寄与している可変的な内部組織深さを確立する。ボディスーツの外側は、スーツの上に飾られた衣服のクロマキー分離を可能にするために、青色または緑色に着色されているか、または着色可能である。センサは寸法および圧力測定のためにスーツの外面領域にわたって配列されて、回転支持構造および協働する3Dスキャナおよびトラックベースのスキャナ移動が、モデル化された衣服の3D画像化を可能とする。【選択図】図10

Description

衣服産業では、顧客を正確に表し、複数の異なる顧客間で再利用可能であり、時間の経過とともに起こりうる顧客の体の変化(例えば、体重の増減、筋緊張の変化など)に対応できるにするようにすることをデザイナー/仕立て屋ができるマネキンを迅速にカスタマイズできるようにするために、形状調整可能なマネキンを使用することが以前から提案されている。カスタム成形、機械加工、積層造形のいずれを使用する場合でも、顧客ごとに個別のマネキンをカスタム製造することは、時間とコストがかかり、スペースを大量に消費し、時間の経過に伴う顧客の体型の変化に都合よく対処できない。
Amazon Technologies Inc.による米国特許第9,554,096号および第9,696,130号は、様々なサイズでのこのようなマネキンの衣類の写真モデリングを開示しており、これによってオンライン買い物客は、自分と同様の体型でどの衣服が望むものに近いかを見ることができる。この引用で説明されているのは、マネキン内またはマネキン上での可動部分の組み込みについてであり、電気モーター、油圧コンポーネント、磁気コンポーネント、または膨張可能なコンポーネントなどの例を列挙しているが、様々な次元で可動部分を拡張およびしぼませるためのモーター駆動ネジについての簡単な説明以外の実行の詳細は含まない。
Clonnequin Pty Ltd.による米国特許出願第2013/0238285号は、衣服のストレステスト、衣服によって提供される体重増加許容量の評価、テーラーメード衣服の製造の支援、および顧客の衣服の外観のシミュレーションに使用される、サイズ調整可能なマネキンを開示している。詳細な実施形態は、ピストンのアレイを使用して、マネキンの外側プロファイルを変化させる。この引用には、マネキンによって模倣される顧客の体の外側の輪郭を取得するための3Dスキャンデバイスのオプションの使用が含まれている。
Euvekaによる欧州特許第2 568 835号は、内部骨格構造と鎖帷子の外層の間に位置する個々の空気ブラダーを使用して、仕立てプロセス中に使用される針による穿刺からブラダーを保護する、空気圧で形状調整可能なマネキンを開示している。
中国実用新案第203341056号は、内部が複数の別個の膨張可能な空洞に分割されている弾性材料の密封された中空体の形態のマネキンを開示している。
中国特許第103976495号は、別の膨張可能なマネキンを開示しているが、個別の空洞または個々のブラダーの代わりに、単一の膨張可能なボディが使用され、ボディ内に配置された小さなモーター駆動ウインチが、外皮に固定されたテザーラインを内側に引っ張り、その結果異なる領域の内側へのしわ寄せが、ボディの全体的な外側の形状輪郭を変更する。
特に従来技術のマネキンは、比較的大きな膨張空洞やブラダーを使用するために形状適応性が制限され、または、電動ウインチや変位可能なピストンの大規模なアレイなど、かさばったり複雑な機械的ソリューションが必要であるため、形状調整可能なマネキン、形状調整可能なマネキンを作成するために使用される材料、およびそのための新しい有用な用途の設計には、新規性および改善の余地が残っている。
加えて、マネキンでモデル化された衣服の便利で正確な3D画像キャプチャのソリューションが、特に、例えば、顧客の固有の体型にフィットするような関心のある衣服の3D表示の総合的なメリットを顧客が享受できるように、人体を正確にモデル化するために使用できる、形状調整可能なマネキンの前述の例において必要である。
モデル化された衣類の画像キャプチャまたは様々な対象またはシーンの3D画像キャプチャに関する公知の文献には、米国特許第2008/0262944A1号、米国特許第6834960号、米国特許第7039486号、米国特許第9542769号、米国特許第10096141号、ドイツ特許第102007052300号、韓国特許第20180060160号、中国特許第105301887号、中国特許第204065655号、および中国特許第203482294号が含まれるが、これらのいずれも本明細書で企図される用途には特によく適していない。
本発明の第1の態様によれば、形状調整可能なボディが提供され、これは、
部分的であるかまたは完全な人体の形態に類似し、複数の流体拡張可能層を含むボディスーツであって、
前記ボディスーツの可変の外皮輪郭を作成するために、様々な程度または量でその選択的な流体駆動拡張のために配置された外側の複数の流体拡張可能なセルを含む外皮層と、
外皮層の下にあり、その様々な程度または量の選択的な流体駆動拡張のために配置された1つ以上の追加の層であって、前記ボディスーツの前記可変の外皮輪郭の下に可変の内部組織深さを作成し、それにより、可変の骨格/組織深さおよび可変の外皮の輪郭は、ボディスーツの全体的な外側のボディ輪郭を協働して決定する、1つ以上の追加の層と、
を含む、ボディスーツを含む。
本発明の第2の態様によれば、形状調整可能なボディが提供され、これは、少なくとも部分的な人体の形態に類似し、少なくとも、流体拡張可能なセルの第1のアレイ、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイによって共有される第1の内側外膜、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイによって共有される第1の外側外膜、および第1の内側外膜と外側外膜との間にまたがってそれらの間の第1の空間を第1のアレイの個々のセルに細分化する分割壁の第1のセットを含む拡張可能な/しぼませることができる層を含むボディスーツを含み、それにより、第1のアレイの個々のセルの異なる程度への流体ベースの拡張は、第1の外側外膜のそれぞれの領域を第1の内側外膜からさらに外側に膨らませて、ボディスーツの外側のボディ輪郭に寄与するか、またはそれを画定する前記アレイの外側外膜で不均一なプロファイルを確立する。
本発明の第3の態様によれば、形状調整可能なボディが提供され、これは、少なくとも部分的な人体の形態に類似し、様々な程度または量でその選択的流体駆動拡張のために配置されて前記ボディスーツの可変の外側のボディ輪郭を作成する複数の流体拡張可能なセルと、前記ボディスーツについて撮影されたビデオまたは静止画像へのクロマキー合成技術の適用を可能にするために緑色または青色での着色または選択的着色のために配置された外部とを含むボディスーツを含む。
本発明の第4の態様によれば、本発明の第3の態様の形状調整可能なボディを使用する方法が提供され、前記方法は、ボディスーツを流体的に拡張して、対象とする人の体型に似た特定の外側のボディ輪郭を取得して、前記ボディスーツのいくつかの領域を覆う位置で前記ボディスーツに飾られた衣服の1つ以上のデジタル画像をキャプチャすることと、一方で、前記ボディスーツの前記外側の1つ以上の他の緑色または青色の領域を衣服の外側に露出させたままにすることと、次に、クロマキー合成を使用して、前記ボディスーツの1つ以上の他の緑色または青色の領域が省略された1つ以上の合成画像を生成することと、を含む。
本発明の第5の態様によれば、形状調整可能なボディが提供され、これは、
少なくとも部分的な人体の形態に類似するボディスーツであって、
少なくとも1つの拡張可能な/しぼませることができる層を含み、少なくとも1つの拡張可能な/しぼませることができる層が、
少なくとも流体拡張可能なセルの第1のアレイと、
流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの下にある流体チャネルであって、流体拡張可能なセルのそれぞれは、前記流体チャネルへの流体拡張可能なセルの開閉を制御するように動作可能なそれぞれの制御弁を介して前記流体チャネルと流体連通可能である、流体チャネルと、
を含む、
ボディスーツを含む。
本発明の第6の態様によれば、ボディ形態上で衣類をモデル化するためのシステムが提供され、前記システムは、
少なくとも部分的な人体の形態に類似するボディスーツを含み、様々な程度または量でその選択的な流体駆動拡張のために配置されて前記ボディスーツの可変の外皮輪郭を作成する複数の流体拡張可能なセルを含む、形状調整可能なマネキンと、
回転支持構造であって、回転支持構造により、前記形状調整可能なマネキンが回転可能に支持されているかまたは支持可能であり、回転支持構造によって軸の周りの前記形状調整可能なマネキンの駆動回転を可能にし、前記形状調整可能なマネキンに飾られた任意の衣服のその複数の側からの画像キャプチャを可能にする、回転支持構造と、
を含み、
システムは、以下の特徴、
(a)回転支持構造上に支持された、またはそれに組み込まれた流体輸送導管であって、前記形状調整可能なマネキンがそれによる駆動回転のための回転支持体に接続されている間、前記流体輸送導管を介してボディスーツの流体拡張可能なセルの前記流体駆動拡張を可能にする、流体輸送導管、
(b)ボディスーツの流体拡張可能なセルの前記流体ベースの流体駆動拡張を遂行するために、回転支持構造上に支持された、またはそれに組み込まれた流体ポンプ、
のうちの少なくとも1つを含むことをさらに特徴とする。
本発明の第7の態様によれば、ボディ形態上のモデル化された衣類の三次元画像キャプチャで使用するためのシステムが提供され、前記システムは、
マネキンと、
回転支持構造であって、回転支持構造により、前記マネキンが回転可能に支持されているかまたは支持可能であり、回転支持構造によって軸の周りの前記マネキンの駆動回転を可能にし、前記マネキンに飾られた任意の衣服のその複数の側からの画像キャプチャを可能にする、回転支持構造と、
画像キャプチャガイダンスアセンブリであって、
回転支持体の軸に面して、そこから外側に距離を置いて直立した作業位置に配置されているかまたは配置可能なトラックと、
前記トラックに沿ってその上および下方向に前後に移動するように構成されたキャリッジと、
回転支持体によって回転可能に支持されたときにマネキンの画像をキャプチャするために、回転支持体の軸に面する向きでデジタル画像化デバイスをその上に保持するように適合された前記キャリッジ上のホルダであって、これにより、前記トラックを上下するキャリッジの移動が、前記トラックに沿った複数の高さでの前記デジタル画像化デバイスによる画像キャプチャを可能にする、ホルダと、
を含む画像キャプチャガイダンスアセンブリと、
を含む。
次に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面と併せて説明する。
本発明による形状調整可能なボディスーツシステムの概略図である。 図1のシステムからの膨張可能なボディスーツの背立面図である。 図1のシステムからの膨張可能なボディスーツに飾られた衣服を示す正面立面図である。 図2の衣服および膨張可能なボディスーツの部分的なクローズアップ図であり、衣服がボディスーツ上の所定の位置に固定されるテザー配置を示している。 図2の膨張可能なボディスーツの一部の断面図であり、膨張できない状態のその複数の単一アレイ層を示している。 図3Aと同じ膨張可能なボディスーツの部分を示しているが、膨張した状態である。 図3Aと同様の簡略化された概略断面図であるが、図3Aの単一アレイ層よりも大きな形状変化が可能なマルチアレイ層を特徴とする実施形態のものである。 形状調整可能なマネキンを協働して作成するために膨張可能なボディスーツを配置することができる、コアボディの概略立面図である。 形状調整可能なマネキンの回転可能な表示/スキャンを可能にするために図5のコアボディを担持する、壁に取り付けられた回転支持体の概略立面図である。 スタンドアロンの回転支持体によって同様の方法で回転可能に支持された図5のコアボディの概略立面図である。 形状調整可能なマネキンのボディスーツを膨張させるための追加の要素を組み込んだ、図6の壁に取り付けられた回転支持体の変形の概略立面図である。 形状調整可能なマネキンのボディスーツを膨張させるための追加の要素を組み込んだ、図7のスタンドアロンの回転支持体の変形の概略立面図である。 図9のスタンドアロンの回転支持体の別の変形の概略立面図であり、ボディスーツおよびその上に飾られた衣服の総合的な三次元画像化を可能にする追加の画像キャプチャガイダンスシステムを追加している。 図10の回転支持体および画像キャプチャガイダンスシステムの分解図である。 画像キャプチャガイダンスシステムのトラックの概略断面図であり、デジタル画像化デバイスが搭載された状態でトラックを上下に移動して、衣服で飾られたボディスーツの画像を異なる視点からキャプチャする電動キャリッジを示している。
図1は、本発明の1つの好ましい実施形態による形状調整可能なボディスーツシステムを示し、その中で流体拡張可能なボディスーツ10は、それに流体接続された加圧流体源12と協働可能であり、ボディスーツ10全体に配列された様々な流体セルの選択的流体駆動拡張によってスーツの外寸および外側の形状輪郭を変化させる。流体という用語は、本明細書では最も広い意味で使用され、したがって気体と液体の両方を包含し、したがって流体を圧力下のボディスーツに輸送するための加圧流体源12は、いかなる種類の流体ポンプであってもよい。1つの好ましい実施形態では、流体ポンプは、周囲環境から周辺空気を引き込み、それをボディスーツに送り込む空気圧縮機または送風機である。流体セルを充填するための加圧流体として周辺空気を使用するそのような空気圧式の実施形態は、代わりに液体を使用して流体セルを充填および拡張させる油圧の実施形態における漏れ/流出の潜在的な混乱を低減する。空気圧式の実施形態はまた、ボディスーツを閉ループで流体ポンプに接続して戻す戻りラインの必要性を排除する開ループ流体回路の流体源として周辺空気を使用することによって、システムの複雑さを軽減することから恩恵を受けることができる。図面は、加圧流体源12からボディスーツ10への供給ライン14と、ボディスーツ10から加圧流体源12に戻る戻りライン16の両方を示す一方で、それにより、閉ループ流体回路のオプションの使用を意味しており、したがって、開ループ空気圧回路の場合、戻りラインを任意選択的に省略できることが理解されよう。
コンピュータ化されたコントローラ18は、少なくとも1つのプロセッサおよび、それに動作可能に接続されて、ボディスーツの制御が所与のユーザまたは所与のユーザのセットの詳細に従って調整される様々な目的のための、ボディスーツ10の動作を制御するための実行可能ソフトウェアと、ソフトウェアのそのような実行中に依存するユーザデータとの両方を格納する、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体をそれぞれ有する、1つ以上のコンピュータを含む。1つ以上のプロセッサによる実行のためのステートメントおよび命令で具体化される実行可能ソフトウェアは、ユーザデータとは別の非一時的なコンピュータ可読媒体に格納することができ、ソフトウェアおよびユーザデータのいずれかまたは両方は、例えば、クラウドコンピューティングまたは分散ネットワーク環境での複数の非一時的なコンピュータ可読媒体全体に分散させることができる。複数のユーザのために蓄積されたユーザデータは、収集されてユーザデータベース内に格納され得る。コンピュータ化されたコントローラは、好ましくは、ボディスーツ10と同じ場所に少なくとも1つのローカルコンピュータ20を含み、適切な有線または無線データ接続22によってそれに接続され、それにより、ボディスーツの制御に関連する信号を、ボディスーツとローカルコンピュータとの間でその入力/出力インターフェースを介して往復で通信することができるる。一実施例では、接続は、ローカルコンピュータの既存のUSBインターフェースに接続されたUSBケーブルおよびボディスーツ10に取り付けられたUSB接続ポートを介して行うことができる。
オンサイトデジタル画像化デバイス24もまた、ボディスーツ10およびローカルコンピュータと同じ場所に提供され、ビデオ画像、静止2D画像、および/または3D画像をキャプチャするように動作可能であり得る。後者は、専用の3D画像スキャナ、または内蔵または外部接続された画像キャプチャデバイスを備えた汎用コンピューティングデバイス(スマートフォン、タブレットコンピュータ、内蔵カメラを備えたラップトップコンピュータ、または、周辺機器カメラ(Webカメラなど)に接続されたデスクトップまたはラップトップコンピュータ)で実行される3D画像スキャナアプリケーションを使用して実現できる。いくつかの実施形態では、ローカルコンピュータ20およびオンサイトデジタル画像化デバイス24は、一緒に具体化され得る(例えば、カメラを装備したラップトップもしくはタブレット、またはカメラに接続されたデスクトップコンピュータにおいて)。ユーザデータは、コンピュータ化されたコントローラ18で、広域ネットワーク接続27を介して、例えばインターネットを介して、リモートユーザ26から受信される。
引き続き図1を参照すると、ボディスーツ10は、使用中、その外形が一般に人体の形状に類似し、したがって、首10cによって下にある胴体10bに接続された頭部10a、胴体の対向するのそれぞれの肩から胴体に沿ってぶら下がっている2本の腕10d、および胴体からぶら下がっている2本の脚10eを有するため、そのように呼ばれる。図示の例は、完全な人体に似た頭、胴体、および四肢を具体化する全身スーツであるが、ボディスーツの代替の実施形態は、部分的な人体にのみ似た部分的なボディスーツ、例えば、胴体と腕(およびオプションで頭と首)を含むが、脚の付属物がない、特にシャツ、ブラウス、セーター、ジャケット、または他の排他的な上半身の衣服で使用するためのものである、上半身スーツであってもよい。
図3は、胴体の中央面で前後方向に垂直に切断されたボディスーツの一部を示している。この断面は、ボディスーツ10が、各層が流体拡張可能なセルまたはチャンバの集合を特徴とする多層構造を有することを明らかにしている。このような多層設計は、従来の形状調整可能なマネキンで達成可能なものよりも高度な形状制御を提供する。
図示の実施形態では、ボディスーツ構造に3つの別個の組織模倣層、すなわち、最も内側の骨格/筋肉組織層30、中間脂肪組織層32、および最も外側の外皮組織層34が存在する。これは、人間によりよく近似するのに役立ち、人体の全体的な外形は、様々な人体組織層の変動によって影響を受ける。この多層設計により、顧客の体格や肥満度指数などをより正確に表現できる。顧客の体型のモデリングにおけるこのようなリアリズムの向上に加えて、これは動的な位置での衣類のフィット、例えば、顧客の運動中にパンツがどのようにフィットして伸びるかを測定するのにも役立ち、この場合、筋肉が様々な程度と組み合わせで曲げられると、脚やその他の体の部分の特定の形状が変化する。ボディスーツ10は、ボディスーツの頭からつま先にまたがり、最も内側の骨格/筋肉組織層30によって全方向を囲まれる中空の中央空間28を特徴とする。この中空の中央空間28により、より剛性の高い内部構造を提供するコアボディ上にボディスーツ10を任意選択で飾ることができ、それによって柔軟なボディスーツの頭、胴、腕、脚を人間の形の様々な自然な位置に最もよく似た相対的な位置に保持できる。コアボディは、固定された調整不可能なサイズの従来の静的サイズのマネキンによって、またはサイズ調整可能なユニット、例えば、図5を参照して本明細書の他の場所で説明されるタイプによって、画定することができる。しかしながら、ボディスーツ10は代わりに、中空の内部にコアボディ無しで、単独で使用してもよい。
ボディスーツ10の各組織層30、32、34は、2つのサブ層、すなわち、ボディスーツの中空の中央空間28に最も近い流体チャネルサブ層30a、32a、34a、および流体チャネルサブ層を覆う流体セルサブ層30b、32b、34bから成る。各流体チャネルサブ層30a、32a、34aは、中空の中央空間28に最も近い内壁36、および内壁を覆う外壁38を特徴とする。これらの内壁と外壁は、それらの間の流体チャネルを協働して区切っており、それによって、流体をボディスーツのそれぞれの組織層に送り込み、続いてそこから排出することができる。各流体セルサブ層30b、32b、34bは、同じ組織層のそれぞれの流体チャネルサブ層の外壁38と、中空の中央空間28から最も遠いこの組織層の最も外側の壁39との間で区切られる。各流体セルサブ層は、同じ組織層の隣接する流体チャネルサブ層を介して加圧流体で選択的に充填することができる個々の流体セル40に細分または区画化される。
図3は、各組織層の流体セルサブ層が、その組織層の流体チャネルサブ層に直接隣接する流体セルの単一のアレイのみを中に含むスーツの、簡略化された実施形態を示す。しかしながら、図4に目を向けると、各流体セルサブ層30b、32b、34bは、ボディスーツの全体的な外形のより洗練された調整可能性のために、互いに積み重ねられた流体セルの複数のアレイを含み得る。図示の例では、最も内側の骨格/筋肉組織層30は、2つの流体セルアレイ、すなわち、最も内側の骨格/筋肉組織層30の流体チャネルサブ層30aに隣接して位置する内側セルアレイ42a、および中間脂肪組織層32の流体チャネルサブ層32aに隣接して位置する外側セルアレイ42bを特徴とする。各セルアレイは、ボディスーツの中空の中央空間に最も近く位置する内側外膜、内側外膜を囲む反対側の外側外膜、および、それぞれが内側外膜と外側外膜との間に接続されて、それらの間の空間をセルアレイの個々の流体セル40に細分する仕切り壁を特徴とする。最も内側の骨格/筋肉組織層30の内側セルアレイ42aの内側外膜は、最も内側の骨格筋/筋肉組織層30の流体チャネルサブ層30aの外壁38と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。最も内側の骨格/筋肉組織層30の内側セルアレイ42aの外側外膜は、最も内側の骨格/筋肉組織層30の外側セルアレイ42bの内側外膜と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。最も内側の骨格/筋肉組織層30の外側セルアレイ42bの外側外膜は、中間脂肪組織層32の流体チャネルサブ層32aの内壁36と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。
図示の例では、中間脂肪組織層32も2つのセルアレイを特徴とし、したがって、中間脂肪組織層32の内部セルアレイ44aの内側外膜は、中間脂肪組織層32の流体チャネルサブ層32aの外壁38と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。中間脂肪組織層32の内側セルアレイ44aの外側外膜は、中間脂肪組織層32の外側セルアレイ44bの内側外膜と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。中間脂肪組織層32の外側セルアレイ44bの外側外膜は、最も外側の外皮組織層34の流体チャネルサブ層34aの内壁36と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。
示されるように、最も外側の外皮組織層34は、他の組織層よりも多量のセルアレイを特徴とし得る。図示の例では、最も外側の外皮組織層34は、3つのセルアレイ、すなわち、最も外側の外皮組織層34の流体チャネルサブ層34aに隣接して位置する内側セルアレイ46a、ボディスーツの中空の中央空間28から最も遠い位置にある外側セルアレイ46b、および最も外側の外皮組織層34の内側および外側のセルアレイ46a、46bの間に位置する中間セルアレイ46cを特徴とする。したがって、最も外側の外皮組織層34の内側セルアレイ46aの内側外膜は、最も外側の外皮組織層34の流体チャネルサブ層34aの外壁38と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。最も外側の外皮組織層34の内側セルアレイ46aの外側外膜は、最も外側の外皮組織層34の中間セルアレイ46cの内側外膜と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。最も外側の外皮組織層34の中間セルアレイ46cの外側外膜は、最も外側の外皮組織層34の外側セルアレイ46bの内側外膜と同じ可撓性シートまたは膜によって画定される。最も外側の外皮組織層34の外側セルアレイ46bの外側外膜は、ボディスーツ10の外面48を画定するボディスーツの最も外側の壁によって画定される。
それぞれの個々の流体セル40は、それが見出されるそれぞれのセルアレイの内側外膜に設置されたそれぞれの電子セル制御弁50を特徴とし、それにより、このセル制御弁50は、流体の流体セルへの流入または流体セルからの排出が可能である開状態、および、流体の流体セルへの流入または流体セルからの排出を防止する閉状態の間で、電子的に切り替えることができる。同じ組織層の内側セルアレイの上にある外側または中間セルアレイ内の各流体セル40は、内側アレイ内のそれぞれの流体セルの上に1対1の関係で積み重ねられた関係で存在する。したがって、各組織層の内側セルアレイのセル制御弁50は、流体が、それぞれの組織層の流体セルサブ層全体に、その同じ組織層の流体チャネルサブ層との間で出入りできるかどうかを選択的に制御するように動作可能である。所与の内側セルアレイを覆う外側または中間セルアレイのセル制御弁は、流体がこの上にある外側または中間セルアレイに、下にある内側セルアレイとの間で出入りできるかどうかを制御するように動作可能であり、したがって、本明細書では、セル間弁と呼ばれる。3アレイの外皮組織層において、中間セルアレイの上にある外側セルアレイのセル制御弁は、同様に、流体がこの上にある外側セルアレイに下にある中間セルアレイとの間で出入りできるかどうかを制御し、したがって、同様に本明細書ではセル間弁とも呼ばれる。各組織層の流体セルは、同じ組織層の流体チャネルサブ層とのみ連通可能であり、あらゆる他の組織層の流体チャネルサブ層または流体セルサブ層とは連通できない。
ボディスーツ10の各組織層において、内側および外側の流体チャネル壁36、38、セルアレイの内側および外側の外膜、ならびにセルアレイの仕切り壁は、それぞれの可撓性の、弾力性があり伸縮性のある材料、例えば、ゴム、ナイロン、ビニール、またはそれらの組み合わせまたは複合材料の、シートまたは断片によって画定される。したがって、流体チャネル壁および流体セル外膜は、互いに重ねられた柔軟で伸縮性のある材料のシートまたは膜であり、個々の流体セルを互いに分離するこれも膜のような仕切り壁を画定する柔軟で伸縮性のある材料のより小さな断片によって相互接続される。したがって、材料の弛緩した、または伸ばされていない自然状態では、各流体セルは最小化された内部体積を有する。しかしながら、組織層の流体チャネルを満たすのに十分な流体が加圧流体源から組織層の流体チャネルにポンプで送られるとき、任意の組織層の内部セルアレイ内の任意のセル制御弁50を開くと、前記内側セルアレイのそれぞれの流体セルが流体の充填を開始し、この流体セルの最初の最小体積が充填されると、圧力下での流体の継続的なポンピングは、その開いた流体セルの加圧および拡張を引き起こす。したがって、この内側セルアレイの外側外膜は、この加圧セルで外側に膨らみ、それが次に、同じ組織層および他の上にある組織層の上にあるセルアレイ(複数可)を、ボディスーツの中空の中央空間28から外側に押し出し、それにより、ボディスーツの外面48の外側形状プロファイルに局所的な上昇を与える。外側形状プロファイルのこの局所的な上昇の程度は、上にある外側または中間セルアレイ内の隣接して積み重ねられた流体セルのセル間弁を開き、したがってこの隣接して積み重ねられた流体セルを加圧および拡張して再びボディスーツの外面48をこれらの加圧されたセルの上にあるその局所的領域でさらに外側に強制することによって増加させることができる。
図4では、矢印は、その拡張中の異なる組織層内の流体の流れを示している。拡張中、加圧流体源12は、供給ライン14を介して各層の流体チャネルに流体を送り込み、コンピュータ化されたコントローラは、ボディスーツに与える対象とする形状を示す体型データファイルに基づいて拡張を必要とすると判定されたセルの特定のセットのセル制御弁50を開く。この体型データファイルから、ボディ測定データポイントがボディスーツの外側のそれぞれの場所にマッピングされる。スーツのマッピングされた領域について、コントローラには、すべての層およびアレイで前記領域の基礎となるすべての流体セルの完全な拡張に対応するスーツの最大外寸、それらすべてのセルのしぼんだ空の状態に対応する最小寸法、そして、それらのセルをそれらのしぼんだ空の状態から個々に流体的に拡張させる(例えば、膨張させる)ことによって、前記領域を外側に変位させることができる増分量がわかっている。これに基づいて、コントローラは、体型データファイルからそれぞれマッピングされた体型測定データポイントによって指示されるように、スーツのその領域の対象とする外寸に基づいて開くセル制御弁を決定する。
図4は、最も内側の骨格/筋肉組織層30および中間脂肪組織層32の両方の内側および外側のセルアレイの両方のすべてのセル制御弁50が、これらの2つの組織層の最大許容拡張を達成するためにこれらの層の図示されたセルの全範囲にわたって開かれた、スーツの一部を示す。一方、最も外側の外皮組織層34では、内側のセルアレイ46aのすべてのセル制御弁が、図示のセル範囲全体にわたって開かれるが、中間セルアレイ46cのセル制御弁ではより小さなサブセットのみが開かれ、したがって、開かれないセルが図示のセル範囲の左端と右端にある中間セルアレイ内に残る。外側セルアレイ46bでは、セル制御弁のさらに少ないサブセットのみが開かれ、図示のセル範囲の左端および右端の外側セルアレイにさらに多くの開かれないセルが残る。したがって、最も外側の外皮組織層34の3つのセルアレイの中で選択的に拡張されたセルのこの特定のパターンは、図の中心近くでピークに達する漸進的な隆起を特徴とするスーツの不均一な外皮輪郭を作成する。したがって、図示の例の最も外側の外皮層では、内側のセルアレイのすべてのセル制御弁が開かれるが、セル間制御弁の一部しか開かれず、これにより中間および外側のセルアレイの選択されたサブセットのみが開かれる。拡張された。所与の組織層において完全または部分的拡大の対象とするセルの完全なセットがすべて対象とする程度まで拡大されると、その特定の組織層に供給する供給ライン14の分岐にある充填制御弁51aが閉じられ、その層における対象とするセル拡張の現在のレベルを維持する。
開くべきセル制御弁のサブセットの同様の対象とする選択を使用して、最も内側の骨格/筋肉組織層において、その外側のセルアレイの外側外膜の拡張と輪郭を調整して、特定の人体の骨格/筋肉のサイズと形状をシミュレートでき、一方で中間脂肪組織層のセル制御弁の同様の対象とするサブセレクションを使用して、その外側のセルアレイの外側外膜の拡張と輪郭を調整し、特定の人体の脂肪組織層のサイズと形状をシミュレートすることができる。したがって、これらの2つの層は、模倣された体型の内部組織の深さを協働して画定し、最も外側の外皮組織層の弁の制御を使用して、模倣された人体形状の最も外側の外皮輪郭を微調整し、これにより、対象とする人の体型に似たボディスーツの全体的な外側の輪郭を3つの層が協働して決定する。図示の実施形態は、3つの独立して拡張可能な組織層を使用するが、外皮組織および内部の骨格/筋肉/脂肪組織をそれぞれ模倣する2つの層のみを有する他の実施形態は、それでもなお、従来技術の形状調整可能なマネキンに対する顕著な改善を示し得る。
スーツの充填/拡張中、およびスーツの対象とする拡張レベルの維持中、戻りライン16の分岐にあるそれぞれのリリース弁51bは閉じたままになる。ボディスーツの使用が完了すると、これらの解放弁52が開かれ、スーツの圧搾もしくは重力排出、または戻りラインへの吸引の適用のいずれかによって、異なる層からの流体の排出を可能にする。上記のように、開ループ設計では、加圧流体源に戻る戻りラインを省略できるが、それでも排出またはドレインラインを含めることができる。単一の戻り/排出/ドレインラインがスーツのすべての層に接続する場合、各層に別個の排出/ドレイン弁52は必要ない可能性があり、その場合、そのライン上には単一の弁で十分であり得る。あるいは、あらゆる種類の戻り/排出/ドレインラインを省略した開ループ設計では、異なる組織層の流体チャネルにおいてスーツ自体に直接取り付けられたドレイン/排出ポートを使用して、スーツから流体を放出し、それを最小サイズの完全にしぼんだ/空の状態に戻すことができる。
コンピュータ化されたコントローラは、体積ベースまたは圧力ベースの技術を使用して、対象とするセルの「充填された」状態を判定することができる。例えば、層の各セルを所定の体積の「充填状態」に拡張するために必要な流体の体積が分かっていると、対象とするセルの充填を達成するために必要な流量を計算し、供給ライン14のそれぞれの分岐の流量計を使用して、この量の流体が流量計を通してポンプで送られるときに、それぞれの充填制御弁51aの閉鎖を起動することができる。あるいは、各流体セルは、セル制御弁52に統合されているか、または別個のユニットとして提供されているかにかかわらず、それぞれの内部圧力センサを装備していてもよく、データ接続22を介してコンピュータ化されたコントローラに、所定の圧力閾値を超えるとセルが「満杯」であることを通知し、この場合、すべての対象とする流体セルからの「満杯」信号の受信は、層が対象とする方法で選択的に拡張されたことを示す。一実施形態では、流体セルの状態は、空または満杯のいずれかの二値項で測定することができ、「満杯」は、静的な所定の圧力閾値が満たされた場合にのみ達成される。より高度な形状調整可能性を有する他の実施形態では、異なる圧力閾値をセルに割り当てて、完全に空の状態または非拡張状態と完全に拡張した状態との間で発生する異なる相対的な部分拡張または満杯度を示すことができる。このような場合、完全に拡張した状態は「最大充填量」圧力閾値と同等であり、それは流体セルがボディスーツの破裂や破損の危険を冒す危険閾値よりも低い安全な値に設定される。
図示の実施形態では、異なる組織層の間のセルサイズは、ボディスーツの中空の中央空間28からその外面48に向かって外向きに減少する。これにしたがって、骨格/筋肉組織層30の流体セルは最大であり、最も外側の外皮組織層34の流体セルは最小であり、中間脂肪組織層の流体セルは、他の2つのセルサイズの間のどこかの中間サイズである。したがって、最も外側の外皮層はより高いセル解像度(所与の単位面積あたりのセル数がより多い)であり、ボディスーツの外側の形状輪郭をよりよく微調整する能力を与え、例えば、隆起した傷跡、ほくろなどの特定の人体の比較的微細な外皮面の詳細の複製を可能にする。
最も外側の外皮組織層は、この層の外側セルアレイ46b内のそれぞれの流体セルの上にそれぞれが存在するセンサ52のアレイを装備している。各センサ52は、3次元空間、例えば、3次元C、U、Zデカルト座標系におけるその場所を判定するように動作可能である。そのようなセンサを含めることは、本明細書で以下により詳細に説明される多くの非限定的な用途において有益である。同じセンサ、またはそれに付随する補足センサは、ボディスーツの外側に対する外圧の作用を測定するように動作可能とすることができ、例えば、窮屈さを評価するため、またはボディスーツの上に飾られた衣服の着用位置における圧力点を特定するように動作可能である。図面は、センサ52がボディスーツ10の外面48に外部から取り付けられていることを示しているが、代わりに、ボディスーツのこの外面および最も外側の外皮組織層34の外側セルアレイの外膜を画定する可撓性シートまたは膜内に埋め込まれるかまたは組み込まれてもよい。別の代替として、センサ52は、その流体セルの内側の外皮組織層の外側センサアレイの外側外膜の内側に取り付けられてもよい。センサがシートまたは膜内に埋め込まれている、または統合されている実施例には、柔軟で伸縮性のある物理プレートセンサ、センシングストリップ、圧力センサ、ポリマーフィルムセンサ、テープセンサ、歪みセンサ、力センサ、圧電抵抗センサ、圧電センサ、FETベースのセンサ、触覚センサ、またはそれらの組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。埋め込みでのシナリオは、センサがシートまたは膜の別個の伸縮性構成材料内に包まれている実施形態を含み、統合でのシナリオは、センサ自体が、これらのセンサがそれ自体伸縮性であるか、あるいは伸縮性のある構成材料のスパンによって相互接続されているかどうかにかかわらず、シートまたは膜のそれぞれの領域を画定する実施形態を含む。
ボディスーツの外面は、ボディスーツについて撮影されたビデオまたは静止画像にクロマキー合成技術を適用できるように、緑色または青色で着色されているか、選択的に着色可能である。一実施形態では、ボディスーツの外面に使用される材料は、緑色または青色で製造されてもよく、または製造後にその後の染色またはコーティングプロセスに供されて、適切な緑色または青色を達成してもよい。センサがボディスーツの外面の素材に完全に埋め込まれている場合、またはボディスーツの内部に取り付けられている場合、外面自体のこのような緑色は、ボディスーツの外面全体に均一な緑色または青色を提供するのに十分である。センサがボディスーツの外部に取り付けられている場合は、それらはボディスーツの外面48と一致する青色または緑色で製造または変更するか、外面の緑色または青色に一致する適切な緑色または青色のカバーで隠すことができる。ボディスーツの外側を緑色または青色で静的に着色するのとは反対に、別の実施形態は、ボディスーツの外面の下に内部に取り付けられ、青色または緑色の光を、前記照明源が活性化されたときに青色または緑色を選択的に与えて他のときは透明または半透明の、ボディスーツの最も外側の膜に使用される材料に分散させるように動作可能な内部照明源(例えば、LED)を使用し得る。内部照明源は、異なる色の光を放出することができ、例えば、異なる人間の皮膚の色に近い色調、および/または役に立つ可能性のあるフルカラースペクトルの他の色調で、スーツの最も外側の膜を照明することも可能にする、多色照明源であってもよい。
システムの一般的な説明を確認したので、次はこれについて可能性のある用途と、そのような用途に役立つ追加の詳細に注目する。
再び図1を参照すると、システムのリモートユーザ26は、自分の特定の体型に適切に適合する既製の衣服を購入しようとしているか、自分の特定の体型に基づいてオーダーメードの衣服の製造を求めているか、または、自分の現在の特定の体型によりよく合うように、新しい既製の衣服もしくは独自のコレクションからの既存の衣服の変更を求めている顧客である可能性がある。リモートユーザ26は、例えば、3Dスキャナ60を使用して、ユーザの全身の正確な形状プロファイルを提供する総合的な測定データポイントのセットを含む全身スキャンを実行することによって生成された、自分の特定の体型を表す体の測定データを含むそれぞれのユーザデータセットを、コンピュータ化されたコントローラにアップロードする。3Dスキャナは、レーザーもしくは写真測量ベースであるかどうかにかかわらず、専用の3Dスキャナ、または、写真測量用の適切な画像キャプチャデバイスを備えた汎用コンピューティングデバイス上で実行される3Dスキャナアプリケーション、例えば、カメラを装備したスマートフォン、カメラを装備したタブレットコンピュータ、カメラを装備したラップトップコンピュータ、もしくは外部画像キャプチャデバイス(ウェブカメラなど)が接続されているデスクトップかラップトップコンピュータ上のもの、のいずれかによって具体化され得る。最適な精度を得るには3Dスキャナの使用が好ましいが、ユーザは代わりに、標準化された測定タイプの規定されたセットに従って、人が行う身体の物理的な測定に基づいて部分的なデータセットをアップロードすることもできる。コンピュータ化されたコントローラは、この総合的でないユーザデータセットからユーザの特定の体型の近似値を推定し、その推定値を総合的なユーザデータセットとして保存できる。
ユーザデータセットは、上記で企図されているように、ボディスーツが異なる外皮色を採用するように装備されている場合の外皮色データも任意選択で含み得る。コンピュータ化されたコントローラは、再びクラウドコンピューティングまたは分散ネットワーク構造を採用することができ、したがって、リモートユーザによってユーザデータがアップロードされ、ローカルコンピュータ20がユーザデータを収集する、中間サーバを含むことができる。中間サーバは、クラウドサーバまたは専用サーバでもよい。
コンピュータ化されたコントローラは、総合的なユーザデータセットからの身体測定データポイントを、ボディスーツの外側のそれぞれの場所のアレイにマッピングし、そのそれぞれは、好ましくは、ボディスーツの外面48の最も近くで下にある流体セル46bの最も外側のアレイのそれぞれに対応する。ボディスーツが、外皮組織層の外側セルアレイのそれぞれの流体セルの上にそれぞれが存在するセンサ52のアレイを装備している実施形態では、したがって、マッピングされた身体測定データポイントのそれぞれは、センサのそれぞれの1つがある場所に割り当てられる。加圧流体源12が作動され、コンピュータ化されたコントローラは、ボディスーツ10の1つ以上の組織層およびセルアレイ内の流体セルの選択されたセル制御弁50の開閉を、計算された方法で制御し、その結果、ボディスーツの外面48上のそれぞれの場所が、その場所の下にある1つ以上の流体セルの拡張によって、総合的なユーザデータセットからその場所にマッピングされた対応する身体測定データポイントと一致する3D空間内の適切なポイントに、外側に押しやられる。したがって、この方法で選択された流体セルの制御された拡張は、ボディスーツの外面48にリモートユーザのスキャンまたは外挿された体型に一致する外側の形状輪郭を与える。
この時点で、ボディスーツは、リモートユーザの特定の体型に合わせてオーダーメードの衣服のカスタマイズされた製造物のマネキンとして使用でき、既製の衣服をモデル化してリモートユーザの特定の体型に対してそのフィットを確認でき、またはリモートユーザの特定の体型に合わせて既存の衣服をカスタマイズすることができる。オーダーメードの衣服、変更されていない既製の衣服、またはカスタマイズされた衣服をボディスーツ10に飾ると、遠隔ユーザ26がそのような画像を見ることができるようにしてその結果彼らが、特定の体型に対する衣服のフィットを視覚的に評価することができるようにすることを目的として、オンサイトデジタル画像化デバイス24を使用して、ボディスーツと装飾された衣服のビデオ画像または静止画の2Dまたは3D画像をキャプチャできる。
リモートユーザにボディスーツと衣服の未処理の生画像のコピーまたはアクセスを提供するのではなく、クロマキー合成技術を使用して画像のポストプロダクション処理を実行し、ボディスーツ10の外面の緑色または青色の着色の斬新な適用を可能にするように、衣服によって隠されていないボディスーツ10の目に見える部分を省略できる。ボディスーツ10および衣服の元の画像を、ボディスーツの外装の緑色または青色に一致する緑または青色の画面の前でキャプチャすることによって、クロマキー合成技術を使用して、任意の望ましい背景画像の上に衣服の分離画像を提供することができる。得られた合成画像は、例えば電子メールまたはSMSによってリモートユーザ26に直接送信することができ、または、例えばリモートユーザがアクセスできるインターネットウェブサイトに画像を投稿することによって、ユーザが単に閲覧またはダウンロードできるようにすることができ、オプションで、パスワード保護または他の安全なアクセス技術の下で、一般の人々または他のユーザによる閲覧を防止する。クロマキー合成を目的としたボディスーツ外部の緑色/青色照明の代わりに、ボディスーツの内部照明源は、肌の色データがユーザデータセット内に存在する場合、リモートユーザの肌の色をシミュレートする方法でコンピュータ化されたコントローラによって制御できる。
緑色または青色のボディスーツでのクロマキー合成技術の類似の活用法は、ボディスーツの流体調整可能な形状が特定のリモートユーザの体型を模倣するために特に使用されなかった場合でも、分離した衣服の画像を作成するために使用できる。例えば、着用時の形状を正確に反映する方法で衣類カタログのオンライン画像を投稿しようとしているが、人間のモデルを雇ったり、最終的な画像にマネキンを表示したりする必要はない小売業者やデザイナーは、同様に緑色または青色のボディスーツを利用して、ボディスーツから衣服をポストプロダクションで分離可能にすることができる。このことから、ボディスーツが顧客固有の体型を模倣するように特別に調整されているかどうかに関係なく、マネキンの外部の青色または緑色の着色がこれらまたは他の目的に有益に利用できることが理解されよう。
センサ52が装備されている場合、ボディスーツ10はまた、衣服をボディスーツ上に配置し、次にそれを最終的な衣服の破損点まで拡張することによって、衣服の最大許容外寸を試験する目的で使用することができる。したがって、このプロセス中のセンサ位置の記録を使用して、破損点までの衣服のストレスのリスクを冒すことなく、衣服に適切にフィットする最大の体の寸法を測定することができる。センサを有益に利用する別の例示的な用途では、センサのアレイ間の均一な圧力の読み取りを使用して、そのような衣服の設計中に特定の体のサイズおよび形状に対する衣服の最適なフィットを測定するか、または最適な体のサイズおよびすでにデザインされた衣服が最も適している形状範囲を測定することができる。
オプションのセンサ52は、他の目的にも有用であり得る。一実施形態では、センサ52を使用して、スーツ内の様々な流体セルの選択的に可変の膨張によって達成される外側の形状輪郭に関するフィードバックを提供することができる。したがって、コンピュータ化されたコントローラのローカルコンピュータとボディスーツ10との間の有線または無線接続22は、コンピュータ化されたコントローラからボディスーツ10のセル制御弁50への発信制御信号と、ボディスーツ10のセンサ52からコンピュータ化されたコントローラ18に戻るフィードバック信号の両方を通信するように動作可能であり得る。コンピュータ化されたコントローラは、例えば、遠隔ユーザの総合的なユーザデータセットに基づいて、スーツが複製することを意図する対象とする人の体型のボディデータファイルを格納し、そしてこのボディデータファイルからの身体測定データポイントをボディスーツ上のセンサ52のアレイにマッピングする。したがって、センサを使用して、各センサの場所が、対象とする人の体型のボディデータファイルからのそれぞれのデータポイントと一致する空間内の適切な位置に到達したときに、ローカルコンピュータ20にフィードバックを提供することができ、そのポイントで異なる組織層の流体セルの弁をすべて閉じて、ボディスーツの適切に達成された外形を維持することができる。あるいは、ボディスーツの達成された外形に関するセンサからの位置フィードバックは省略することができ、なぜなら、システムは、許容可能な体型精度を提供するのに弁のタイミングの制御のみで十分であるように代替的に較正され得るからである。フィードバックメカニズムが採用されている場合、センサが、それぞれの身体測定データポイントと一致するその対象とする位置をオーバーシュートすることがわかったときに、低圧真空または吸引源を適用してセルの対象とするしぼみ/収縮を可能にするために、戻り/排出/ドレインラインを含めることが有益であり得る。他のセルのセル制御弁を閉じたまま、このような吸引を適用すると、ボディスーツの外側の過度に拡張された領域の下にある1つ以上のセルを完全にまたは部分的にしぼませることができる。
図5は、流体拡張可能ボディスーツ10を飾って、内部で補強された形状調整可能なマネキンを協働して形成することができるコアボディ62の例を示している。矢印は、コアボディのサイズおよび形状の調整を可能にするために、腕、胴体、および脚において伸縮自在に拡張およびしぼませることができるセグメント64をオプションで含めることを示すために使用されている。関節式ジョイント66は、コアボディの肩、肘、腰および膝のセグメント間に使用されて、模倣された体型の様々な位置での衣服の適合および/または破損を試験するために様々な位置にマネキンを配置することを可能にする。図1Aに示されるように、流体拡張可能なボディスーツ10の中空の中央空間28をコアボディ62上に配置することを可能にするために、ボディスーツ10は、鼠径部10fから頭部10aの頂部まで、好ましくは胴体の裏側から上に延びるスプリット61をその中に含み得る。すべての組織層30、32、34は、スプリットの両側に沿って縫い合わされて閉じられ、適切な固定要素(例えば、嵌合ジッパーの半分)がスプリットの両側のボディスーツに取り付けられ、コアボディが裏側スプリットを介してボディスーツに下向きに脚を最初に受け入れると、コアボディ62の裏側から上へのスプリットの選択的な閉鎖を可能にする。非限定的な例として、コアボディは、そのボディセグメントに金網構造を採用するか、またはそれに中空または個体のプラスチック構造を採用することができる。
図2は、例えば、これらのテザーアンカー68が、ボディスーツ10の中空の中央空間内にいったん受け入れられると、図5のコアボディ62の腕および脚の遠位の手および足先に取り外し可能に結合することによって、ボディスーツ10の腕および脚の遠位の手および足先へテザーアンカー68を取り付けることを示す。あるいは、テザーアンカーをボディスーツ自体の腕および脚に取り付けることができる。図示の実施例では、各テザーアンカーは、周囲の角度的に間隔を置いた位置でカラーの円形外輪壁を通して半径方向に開く一連のアンカー穴72を有する剛性カラー70である。テザーコードのセット74は、例えば、カラーのアンカー穴を通してそれぞれテザーコードの下端を結ぶことによって、各テザーアンカーに接続される。各テザーコードの第2の端部には、調整可能なクリップまたは他の解放可能な留め具76が取り付けられており、これにより、テザーコードを、腕または脚に着用する衣服(シャツ、ブラウス、セーター、ジャケット、パンツ、ショーツ、スカート、ドレスなど)の袖、パンツ、袖口、または裾に一時的にかつ取り外し可能に結合することができる。このようにして、テザーコード74は、ボディスーツの拡張前(例えば、前述の破損点試験中)に衣服が飾られているか、または飾られなければならない場合に、ボディスーツ10の流体拡張中にその腕または脚に衣服が「まくれ上がる」のを防止または制限するために衣服を所定の位置に保持する。各テザーアンカーについて、様々な長さのテザーコードの複数のセットを提供することができ、その中から、試験される所与の衣服の袖または脚の長さに基づいて適切なセットを選択することができる。あるいは、比較的長いテザーコードの単一のセットが各テザーアンカーに提供されてもよく、テザーコードの適切な有効長は、それがそれぞれのアンカー穴72を介して結ばれるか、またはそうでなければ、その上のそれぞれのアンカーポイントでテザーアンカーに解放可能に固定される、各テザー上の点を選択することによって特定の衣服に設定される。
図6は、地上または床レベルから上の一定の高さで壁面81に取り付けられた取り付けブラケット80を有する壁取り付け回転支持体78からの図5のコアボディ62の吊り下げを示している。取り付けブラケットが壁に取り付けられる高さは、コアボディの頭からつま先までの最大高さを超えるように選択される。支持アーム82は、ベース80から水平に前方に、壁面から離れて到達する。ベースから最も遠い支持アームの遠位端またはその近くにある電動スピンドル84は、そこから下向きにぶら下がっており、脚を地上または床面から持ち上げた状態でコアボディを吊り下げ位置で回転可能に担持するためにコアボディ62のヘッドに結合する。支持アーム82を介してスピンドルモータに結合された電源コード86は、従来のACコンセント88に差し込むために取り付けブラケットから下向きに垂れ下がっており、好ましくは取り付けブラケットの近くの同じ壁に取り付けられている。例えば、回転支持体に組み込まれた手動または遠隔制御のオン/オフ電源スイッチを介して通電されると、電動スピンドル84は、吊り下げられたコアボディ62を垂直軸の周りで完全に360度回転させてゆっくりと回転させる。
コアボディ62を回転支持体から吊るす前に、流体拡張可能ボディスーツ10がコアボディ上に取り付けられ、図1のコンピュータ化されたコントローラ18および加圧流体源12によって対象とするサイズおよび形状に拡張され、それにより、コアボディ62およびボディスーツ10は、一時的にカスタマイズされた形状を占める内部補強形状調整可能マネキンを協働して画定する。対象とする形状が達成されると、ボディスーツの流体セル40のセル制御弁50は、コンピュータ化されたコントローラ18からの電気弁開放信号がない場合、デフォルトで閉状態になり、それにより、各流体セルは、拡張またはしぼみの所与の状態のままであり、ボディスーツのこの対象とする外形を維持する。
ボディスーツ10の上にまだ飾られていない場合は、衣服がその上に置かれ、マネキンはコアボディの頭部を介して壁に取り付けられた回転支持体から吊るされる。デジタル画像化デバイス24は、壁の対向する吊り下げられたマネキンの側に配置され、吊り下げられたマネキンの回転中に操作されて、ボディスーツの体および衣服の静止2D画像を様々な角度からキャプチャするか、または吊り下げられたマネキン全体の周辺の完全な3D画像スキャンをキャプチャする。次に、キャプチャした画像をクロマキー合成して、ボディスーツの外側の露出した青色または緑色の領域を省略できる。背景の壁面81は、同様に緑色または青色で着色されるかまたはさえぎられてもよく、衣服の背後にある背景画像の追加のクロマキー編集を可能にする。
図7は、図6の壁に取り付けられた回転支持体と同様の設計および目的のスタンドアロン(独立型)の回転支持体を示すが、地上または床面92の上に位置するためのベース90、およびベースの上の高い位置関係にある支持アーム82を担持してマネキンをベースの上に間隔を置いて吊るす直立支柱94を備えている。この場合の電源コード86は、地上/床レベルの近くに従来配置されているACコンセントに差し込むために、支柱94を下って支持アーム82からベース90に配線される。
図8は、図6と同様の設計と目的の壁に取り付けられた回転支持体を示しているが、図6のより小さい取り付けブラケット80を、地上近くのレベルから壁面に伸びる長さのチャネル96に置き換えるか、補強するように変更されている。壁に固定されたこのチャネル96は、壁から外向きに達する片持ち式の様式で支持アーム82を再び担持するが、チャネル96を通って支持アーム82に上向きに走り、次に、それを通って、またはそれに沿って電動スピンドル84に向かって前方に続く、流体供給ライン14のための隠された経路を提供する。ここで、流体供給ライン14は、スピンドルの回転軸ARに沿ってマネキンに下向きに回転し、ここで、供給ライン14は、ボディスーツ10の各組織層の流体チャネルサブ層30a、32a、34aに供給されて、回転支持体上で回転可能に吊り下げられた位置にある間にボディスーツの流体拡張を可能にする。図8は、チャネル96、支持アーム82、およびスピンドル84を介して供給ライン14に沿って経路設定されている戻り、排出またはドレインライン16を示しているが、図1を参照して述べたように、そのようなラインは、流体源として周辺空気を使用する開ループ空気圧式回路の例では任意選択的に省略することができる。
加圧流体源12は、流体供給ライン14が加圧流体源に接続するチャネル96の下端またはその近くの地上レベルまたはその近くに配置されるかまたは取り付けられる。図1の加圧流体源と同様に、図8に示されているのは、圧力計12aと圧力逃がし弁12bを備えた空気圧縮機であってもよい。単一の電源コード86を使用して、電動スピンドルと加圧流体源12の両方に電力を供給することができ、またはスピンドル用の1つの専用電源コードをチャネルに沿って配線して、加圧空気源から出てくる別個の専用電源コードと同様の場所に出すことができる。したがって、図8の変形は、流体処理コンポーネントを回転支持体自体に組み込むことにより、図6のより基本的な回転のみの構造を改善する。オーバーヘッド支持アームから回転軸AR上に、またはそれに沿ってボディスーツに流体を送ることにより、ボディスーツとの間で流体ラインを接続および切断する必要なく、回転の間でボディスーツの形状を調整できる。同様の利点は、下にあるターンテーブルまたは下からマネキンを回転させるスピンドル上でマネキンが担持され、同様に回転軸AR上に、またはそれに沿って流体ライン(複数可)を経路設定する変形から、実現することができる。
図9は、図8の流体処理壁取り付け回転支持体の要素と図7の回転のみのスタンドアロンの回転支持体の要素を組み合わせた、スタンドアロン回転支持体を示している。図7のものと同様に、図9の回転支持体は、地上または床面92の上に位置するためのベース90、およびベースの上の高い位置関係にある支持アーム82を担持してマネキンをベースの上に間隔を置いて吊るす直立支柱94を特徴とする。加圧流体源12は、ベース90の上に配置されるかまたは取り付けられ、流体供給ライン(およびオプションの流体戻り/ドレイン/排出ライン)は、支柱94および支持アームを通って、またはそれに沿って、電動スピンドルに経路設定され、ライン(複数可)は、スピンドル84の回転軸AR上で、またはそれに沿って、ボディスーツに接続する。図9は、図8を参照して上述した二重電源コード構成86’を示すが、ここでも、単一の共有電源コードを代わりに使用することができる。
画像キャプチャデバイス24が写真測量ベースの3Dスキャナである場合(専用のスキャンハードウェア、または汎用カメラ装備したまたはカメラ接続されたコンピューティングデバイス上のスキャンソフトウェアアプリケーションを使用するかどうかにかかわらず)、または画像キャプチャデバイス24がレーザーベースの3Dスキャナによって代用される場合、この3Dスキャナは、センサ52に関して上記と同じフィードバック目的のために使用することができ、ここで、3Dスキャナは、対象とする体型への拡張中または拡張後に、ボディスーツの3Dスキャンを実行し、そして、拡張されたボディスーツの最終的な体型の精度を確認または微調整する目的で、このスキャンからコンピュータ化されたコントローラ18に測定データを送信する。ボディスーツは、余分のまたは追加のフィードバックメカニズムとして機能するか、または本明細書で上記で企図されているものなど他のセンサを必要とする目的のためにボディスーツの使用を可能にするかどうかにかかわらず、フィードバック目的で3Dスキャナが使用される場合でもセンサ52を装備することができる。他の用途では、センサを省略して、代わりに3Dスキャナの使用のみにフィードバックを依存させることができる。
図10は、図9の自立回転支持構造のさらなる変形を示す。回転支持構造99は、再び、地上または床面92の上に位置するためのベース90、ベースの上の高い位置関係にある支持アーム82を担持してマネキンをベースおよび下にある床または地上面上に間隔を置いて吊るす直立支柱94、ベース90の上に配置されるかまたは取り付けられた流体源12、ならびに、支柱94および支持アームを通ってまたはそれに沿って電動スピンドルに経路設定され、そこでライン(複数可)はスピンドル84の回転軸AR上またはそれに沿ってボディスーツに接続される、流体供給ライン(およびオプションの流体戻り/ドレイン/排出ライン)を特徴とする。図10は、図9を参照して上述した二重電源コード構成86’を示すが、ここでも、単一の共有電源コードを代わりに使用することができる。衣服が飾られたマネキンの総合的な3D画像化を確実にする目的で、回転支持構造99は、デジタル画像化デバイス24を移動可能に支持するための画像キャプチャガイダンスシステム100の追加によって補完され、これは、デジタルカメラ、カメラを装備したスマートフォン、またはカメラを装備したタブレットコンピュータの形態で具体化することができる。このようにして、デジタル画像化デバイス24をマネキンに対して移動させて、マネキンに関連する様々な所定の視点からその画像を、すべて電気機械的に制御された方法で、デジタル画像化デバイスを各視点でしっかりと支持して画像安定性を確保しながら取得することができる。
比較すると、ハンドヘルドデジタルカメラ、カメラを装備したスマートフォン、またはカメラを装備したタブレットコンピュータを3Dオブジェクトデータキャプチャに使用することは、人間のオペレーターにとって非常に困難なことであり得る。ユーザとオブジェクトの動きの速度の変化、関連する非線形の人間の動きのメカニズム(不確実さ)、および所望のオブジェクトの画像キャプチャの角度/アクセスはすべて、デジタル画像キャプチャデバイスを操作する人間に重大な問題を引き起こす可能性がある。人間のオペレーターは、人間、モデル、またはマネキンで画像をキャプチャするために、扱いにくい位置から(脚の間、股間、伸ばした腕や脇の下、肩の上、頭の上など)複数のパスを作成する必要がある。データキャプチャの成功または失敗に関する視覚的なフィードバックの手がかりは、データキャプチャ後の製作物の表示が可能になるまで遅れる場合がある。リアルタイムのフィードバックはまったく不可能な場合があり、可能な場合であっても、装置でリアルタイムのフィードバックを表示すると、実際のデータキャプチャプロセスを実行するために必要なオペレーターの焦点を邪魔する。これは、カメラ/スマートフォンデバイスを操作する人にとって、時間がかかり、フラストレーションを引き起こす可能性がある。
画像キャプチャガイダンスシステム100は、回転支持構造99の近くに配置され、好ましくはそれに取り付けられた直立トラック102を特徴とする。トラック102は、地上/床レベルまたはその近くに位置する下端102aと、トラックの下端102aによって占められる同じ垂直面内の回転支持構造の電動スピンドル84の高さまたはその近くに位置する対向する上端102bとを有する。トラックは、その対向する上端と下端の間の縦方向のスパンにあるこの垂直面から逸脱しない。図10に示されるような好ましい実施形態では、トラックは、例えば、円弧または楕円弧にまたがる湾曲した形状を有し、回転支持構造99の回転軸ARに向かってトラックの凹面に面するように配向されており、それにより、トラックのこの凹面は回転支持構造99から吊るされたときにマネキンに面している。湾曲したトラック102の下端102aは、回転支持構造99の回転軸ARが地上または床面92に交差する点またはその近くにあり、一方、湾曲したトラックの反対側の上端102bは、回転支持構造の電動スピンドル84と等しいかそれに近い高さにあり、スピンドルの前側、すなわちその支柱94から最も遠い側に近接している。図示の例では、これは、トラック102の上端102bを、回転支持構造99の支持アーム82の遠位端またはそのすぐ下でスピンドルから吊り下げられたマネキンの頭の上に配置する。一方、トラックの地上/床に隣接する下端102aは、吊り下げられたマネキンの足が占める高さに近い、好ましくはわずかに下の高さにある。
トラック支持フレーム104は、トラック102を回転支持構造99の前の直立位置に支えるように、トラックの下端102aから前方に距離を置いてトラック102の下半分に取り付けられている。画像キャプチャガイダンスシステム100の地上レベルコネクタ106は、好ましくは、ガイダンスシステム100を少なくとも機械的な方法で回転支持構造99のベース90に結合し、それにより、トラック102および取り付けられた支持フレーム104に追加の安定性を与え、また、トラック102を、回転支持構造99に対して所定の位置および向きに積極的に置くように作用する。図示の例では、地上レベルコネクタ106は、回転支持構造のベース90に最も近い裏側でトラック支持フレーム104に取り付けられ、トラック支持フレーム104から後方に広がり、ベース90の前側と結合する。
この地上レベルコネクタ106は、ベース90に取り外し不可能に固定された恒久的な接続を形成することができる。より好ましくは、地上レベルコネクタ106は、代わりに、選択的に取り付け可能/取り外し可能なコネクタであり、画像キャプチャガイダンスシステム100をオプションで支持構造99に対して取り付けおよび取り外し可能にする。後者のオプションは、画像キャプチャガイダンスシステム100を、標準化された回転支持構造99へのオプションのアドオンアクセサリとして販売することを可能にし、2つのユニット(すなわち、回転支持構造99、または「回転ユニット」、および画像キャプチャガイダンスシステム100、または「ガイダンスユニット」)を別々のコンポーネントに分割して、使用しないときのよりコンパクトな保管および輸送を可能にする。図10Aは、回転ユニット99からのガイダンスユニット100のオプションでの分離を示し、回転ユニットのベース90上の対応する前部端子カプラー90aと嵌合可能なコネクタ106上の後部端子カプラー106aを示す。
これらのカプラー106a、90aは、2つのユニット間の機械的に固定された接続を確立することに加えて、その電子構成要素に電力を供給する目的であるか、および/またはそのような構成要素の動作を制御する目的であるかにかかわらず、それらの間の電気接続を確立するのにも役立ち得る。例えば、カプラー106a、90aはそれぞれ、2つのユニットの共有電源および/または通信バスの電気的閉鎖を確立するための適切な電気接点を中に備えたオスプラグまたはメスソケットのいずれか一つを含み得る。図10は、回転支持構造10の共有電源コード86aからコネクタ106を通って走る共有電源バス108を概略的に示し、それにより、前記共有電源コード86aを主電源AC電源コンセント88に差し込むことは、この共有電源バスを介して両方のユニット99、100の電気モーターに電力を供給するように動作可能である。図示の例は、加圧流体源12用の別個の電源コード86bを特徴とする二重電源コード構成86’を採用しているが、加圧流体源は、代わりに、電気モーターと同じ共有電源バス108およびコード86aを介して電力を供給され得る。
図示の実施形態は、トラック支持フレーム104と回転支持構造99のベース90との間の地上レベル接続106を特徴とするが、トラック102自体は、その下端またはその近くで、追加的または代替的に回転支持構造99のベース90に接続することができる。図示の実施形態は、地上レベルの接続106のみを使用するが、1つ以上の追加の接続は、トラックに沿ったより高い場所で行うことができる。例えば、支持アーム82の遠位端に近接して位置するトラック102bの上端は、回転支持構造99に対してその所定の安定した位置でトラック102をさらに支持するために、それに接続され得る。
画像キャプチャガイダンスシステムは、トラックの上端と下端との間のその湾曲した長手方向経路上でトラック102を上下に移動するように構成されたキャリッジ110を特徴とする。図11は、トラックに沿ったそのようなキャリッジ移動を実施するための1つの非限定的な実施例を示しているが、例示を単純にするためにトラックの曲率を省略している。図示のトラック102は、回転支持構造99および吊り下げられたマネキンに面する後部凹面のラック歯112を特徴とする。キャリッジ110は、トラックのラック歯112と噛み合う少なくとも1つのモーター駆動ギア114を特徴とする電動キャリッジである。回転支持構造99および吊り下げられたマネキンとは反対側に面するトラック102の対向する前部凸面は、キャリッジ110の1つ以上のアイドリングガイドローラー116がローリング方式で乗る滑らかなガイド面を特徴とし、キャリッジの伝動ギア114は、ラック歯112と動作可能に係合して維持され、それにより、キャリッジ110のそれに沿ったその曲線移動の任意の点でのトラックからの重力による落下を防止する。トラック102の歯付き面の1つの電動ギア114、およびトラックの反対側の2つのガイドローラー116、またはその逆によって、キャリッジ110はまた、トラック102に対して所定の方向に維持される。
回転支持構造99および吊り下げられたマネキンに面するキャリッジ110の背面は、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレットコンピュータまたは同様のデジタル画像化デバイス24をそのカメラレンズ(およびそのように装備されている場合はフラッシュ)に面する位置に、トラック102から後方に離れて回転支持構造99および回転可能に吊り下げられたマネキンに向かって後方に取り外し可能に保持するように構成された装置ホルダ117を特徴とする。ラック歯112に加えて、トラックは、キャリッジの電気接点(図示せず)がレールとのスライド可能な導電性接触のためにバイアスされて、電力および/または制御信号をキャリッジのギアモーターに提供する電気接点レール(図示せず)を特徴とすることができ、これにより、モーター駆動ギア114の回転と、キャリッジの結果的なトラックに沿った移動を制御する。
回転支持構造99の他の変形について上で説明したように、コンピュータ化された制御システム18が、例えば、ローカルコンピュータ20と回転可能な支持構造との間のUSBまたは他の有線または無線接続22によって、通信可能にそこに接続される。回転およびガイダンスユニット99、100の共有通信バスが、回転ユニットの電動スピンドル84とトラック102の電気接点レールの両方に接続する実施例では、コンピュータ化された制御システムの回転ユニット99への単一の接続は、マネキンの回転を制御するだけでなく、トラック102に沿ったキャリッジ110および取り付けられたデジタル画像化デバイス24の動きを制御するのにも十分である。しかし、コンピュータ化された制御システム18から回転およびガイダンスユニット99、100への別個の接続を代わりに使用ができることが理解されよう。図10の概略図は、回転ユニット99の上部近くで、その電動スピンドル84に直接またはほぼ直接接続で行われているUSBまたは他の有線接続22を示しているが、これは単なる1つの非限定的な実施例であり、コンピュータ化された制御システム18と回転ユニット99との間の有線接続は、その上の任意の様々な場所で、例えば、ベース90であるか、ベース90と支持アーム82の間の途中の支柱94の中間の高さであるかどうかにかかわらず、地上レベルに近い場所で達成され得る。2つのユニット99、100は、共有電源コード86aによって給電される共通の電源バスを共有する必要はなく、代わりに、それぞれが別個の専用電源コードを有することができることも理解されよう。
コンピュータ化された制御システム18はまた、好ましくは無線接続22’によって、デジタル画像化デバイス24に通信可能に接続されている。しかしながら、そのような有線接続が絡み合ったり、トラックに沿ったキャリッジの動きを妨害したりするのを防ぐために適切な配線管理が採用されている場合は、有線接続を代わりに使用することができる。回転およびガイダンスユニットの共有通信バスを介して、回転ユニット99の電動スピンドル84とガイダンスユニット100の電動キャリッジ110の両方にモーター制御信号を送信することによって、そして、画像キャプチャコマンドをデジタル画像化デバイス24に送信することによって、コンピュータ化された制御システム18は、マネキンの回転、トラック102を上下するデジタル画像化デバイス24の移動、およびデジタル画像化デバイス24による画像の捕捉の間の相対的なタイミングを制御するように動作可能である。別個のコンピュータ化されたデバイス(この場合、コンピュータ化されたコントローラ18)からの1つ以上のデジタル画像化デバイスによって画像キャプチャを起動するためのソフトウェアは、当技術分野ですでに公知であり、市販されているため、本明細書ではさらに詳細に説明しない。
したがって、回転ユニット99、ガイダンスユニット100、接続されたコントローラ18、および別個の汎用デジタル画像化デバイス24は、キャリッジ110のホルダに取り付けられると、回転可能に吊り下げられたマネキンおよびモデリングの目的でその上に飾られている衣服の総合的な3次元画像をキャプチャするように動作可能なシステムを集合的に形成する。マネキンが回転ユニット99に吊り下げられ、1つ以上の衣服で飾られ、コンピュータ化された制御システム18によって、コンピュータ化された制御システム18に記憶された特定のユーザのボディプロファイルの記憶された測定データポイントに従って適切に対象とするセルで適切な程度に以前または後に膨張されて、画像データキャプチャシーケンスを開始することができる。
第1に、デジタルカメラ、カメラを装備したスマートフォン、カメラを装備したタブレットまたは他のデジタル画像化デバイス24が、キャリッジ110のデバイスホルダ117に固定される。キャリッジ110上のモーター制御回路は、キャリッジモーターに、トラック102の電気接触レールを介して共有電力バス108から、または電気接触レールが配電レールと通信レールの両方を含む場合はそのサブセットから、動作電圧を選択的に提供する。モーター制御回路によるこれらの配電レールからのキャリッジモーターの選択的通電は、例えば、そのような通信レールを介してそれによって受信される入力制御信号によって決定される。あるいは、電気接点レールは、配電レールのみで構成され、制御信号は、代わりに、他の手段によって、例えば、キャリッジが無線受信機またはトランシーバーを装備している場合、コンピュータ化されたコントローラ18との無線通信によって、キャリッジ110のモーター制御回路に送信され得る。さらなる代替として、適切な配線管理が採用されるという条件で、キャリッジ110への有線電源および/または制御接続を、電気接点レールおよび/または無線制御通信の代わりに使用することができる。別の代替では、キャリッジ110は、そのモーターおよびモーター制御回路に電力を供給するためにオンボードバッテリーを使用することができ、無線受信機/トランシーバーは、そのように装備されている場合、キャリッジおよびその上に担持される関連コンポーネントの電動輸送のエネルギー要件がバッテリーベースの実装を実用的にするのに十分な低さであることを提供する。このような実装では、電気接点レールと共有電源バスを省略できる。
コンピュータ化されたコントローラ18による電動キャリッジ110の自動制御を通じて、デジタル画像化デバイス24は、制御された、好ましくは均一な速度でトラック102を上下に繰り返し駆動され、一方でコンピュータ化されたコントローラは、トラック102の下端および上端102a、102bの間を上下に繰り返し移動する間に、継続的に、連続または周期的な画像キャプチャをデジタル画像化デバイス24によって同時にトリガーする。デジタル画像化デバイス24のそのような垂直パスのそれぞれにおいて、トラックに沿って上向きでも下向きでも、画像は全範囲の視点にわたってキャプチャされ、したがってマネキンの中央部の下に位置するトラックの下部セグメントから上方へ角度を付けられた視点、マネキンの中央部の上に位置するトラックの上部セグメントからの下方へ角度を付けられた視点、およびマネキンの中央部またはその近くのトラックの中央領域からのより真っ直ぐな視点をキャプチャする。
一方、デジタル画像化デバイス24の進行中の垂直パス全体にわたって上下に低速で連続的に実行されるか、またはデジタル画像化デバイスの連続する垂直パス間の時間間隔でのみインデックス付きまたは増分ベースで実行されるかにかかわらず、コンピュータ化されたコントローラ18は、回転支持構造99の電動スピンドル84の回転を駆動して、マネキンを回転軸の周りで回転させる。湾曲したトラック102上でのデジタル画像化デバイス24の自動垂直移動、連続的または増分ベースでのマネキンの自動回転、およびその垂直移動の様々な高度点での画像化デバイス24による自動画像キャプチャの組み合わせにより、マネキンとその飾られた衣服(複数可)の総合的な三次元画像キャプチャが達成され、画像がキャプチャされたそれぞれのすべての視点での画像化デバイス24の機械的支持によって、安定した画像キャプチャが保証される。一方、別々に独立した汎用デジタル画像化デバイス24(デジタルカメラ、スマートフォン、タブレットコンピュータなど)のオプションであるが好ましい使用は、専用の画像化デバイスを省くことにより、画像キャプチャガイダンスシステムのコストを低く抑える。画像キャプチャガイダンスシステムは、形状調整可能なマネキンと組み合わせて特に有用であるが、従来の固定サイズのマネキンの3次元画像化にも使用できることが理解されよう。
以上のことから、本発明のユニークなボディスーツは、以下を含むがこれらに限定されない、いくつかの有用な用途を有することが理解されよう。
1.体型データファイルをパターン作成に使用したり、既存のパターン作成ソフトウェアシステムに組み込んだりすることができる、衣服産業での試作技術での使用。
2.既存の衣服への変更を含む、既存の衣服のポストプロダクション技術での使用、衣服のテスト目的、つまり、破損に至る前の衣服の最大許容拡張を評価する目的での使用、衣服デザインの拘束のある領域、つまり膝、ひじ、股の領域の評価、様々な種類の生地の弾力性/伸縮性または縫製/一体化技術の評価など。
3.顧客の体の3Dスキャンに基づいたオーダーメードの衣服の生産での使用。
4.顧客の既存の衣類の写真または実際のサンプルに基づく、または「スタイリスト」のアドバイスまたは推奨に基づく、顧客の希望する衣服のフィット感を捉えるための使用。このようなシナリオでは、ボディスーツは顧客の体型に拡張され、拡張されたボディスーツの上に飾られた衣服は、(i)顧客の好みのフィットの提供された写真による証拠、(ii)顧客の好みのフィット感を反映するために顧客から入手したサンプルの衣服、または(iii)スタイリストが提案/推奨するフィット感に基づいて、「望ましいフィット」と比較される。
5.リモートユーザの母集団サンプルの正確な測定に基づいて、かつ複数のカテゴリ、つまり、ウエストのサイズ、身長、首の長さ、首の周囲長、手根骨から手の甲の真ん中までの計算(スーツのジャケットの吊り下げ長さのため)などによって相互参照することにより、大量消費者のサイジングパターンを識別するための、オプションで人工知能を使用した、データの収集と分析での使用。
6.World Wide Accurate Garment Sizing Standard(WWAGSS)の作成での使用。ボディスキャンに基づくあらゆる単一の体の寸法計算の精度の性質によって、まったく新しい「ボディ測定」システムは、現在採用されている複数の衣服のサイズ基準を排除して、消費者、デザイナー、パターンメーカー、および衣服製造者が使用する「新しい標準」として受け入れられ、認定され得るものである。
本明細書において上記で説明したように本発明に様々な修正を行うことができ、その多くの明らかに大きく異なる実施形態を行うことができるので、添付の明細書に含まれるすべての事項は、限定的な意味ではなく例示としてのみ解釈されるべきであることを意図している。

Claims (51)

  1. 少なくとも部分的な人体の形態に類似し、複数の流体拡張可能層を含むボディスーツであって、
    前記ボディスーツの可変の外皮輪郭を作成するために、様々な程度または量でその選択的な流体駆動拡張のために配置された外側の複数の流体拡張可能なセルを含む外皮層と、
    前記外皮層の下にあり、その様々な程度または量の選択的な流体駆動拡張のために配置された1つ以上の追加の層であって、前記ボディスーツの前記可変の外皮輪郭の下に可変の内部組織深さを作成し、それにより、前記可変の骨格/組織深さおよび可変の外皮の輪郭は、前記ボディスーツの全体的な外側のボディ輪郭を協働して決定する、1つ以上の追加の層と、
    を含む、ボディスーツを含む、
    形状調整可能なボディ。
  2. 前記1つ以上の追加の層が、前記外皮層の前記外側の複数の流体拡張可能なセルより大きいサイズのそれぞれの複数の流体拡張可能なセルを各々含む、請求項1に記載の形状調整可能なボディ。
  3. 前記1つ以上の追加の層が、骨格/筋肉の形状プロファイルに寄与している最も内側の層と、前記最も内側の層と前記外皮層との間に配置されており、前記骨格/筋肉の形状プロファイルの上の脂肪組織輪郭に寄与している中間層とを含む、請求項1または2に記載の形状調整可能なボディ。
  4. 前記外皮層が、前記外側の複数の流体拡張可能なセルの少なくともいくつかの下にある流体チャネルを含み、前記外側の複数の流体拡張可能なセルのそれぞれは、前記流体チャネルへの前記外側の複数の流体拡張可能なセルの開閉を制御するように動作可能なそれぞれの制御弁を介して前記流体チャネルと流体連通可能である、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  5. 前記外側の複数の流体拡張可能なセルの少なくともいくつかがそれぞれ、以下の、
    (a)前記最も外側の外皮層の外側外膜に取り付けられるか、その中に埋め込まれるか、またはその内部に一体化されている位置センサであって、前記位置センサが前記ボディスーツの流体駆動拡張によって位置をずらされるスペースの位置をモニタするように動作可能である、位置センサ、
    (b)前記流体拡張可能なセルへの流体フローを測定するように動作可能なフローセンサ、
    (c)前記最も外側の外皮層の外側外膜に取り付けられるか、その中に埋め込まれるか、またはその内部に一体化されている圧力センサであって、その上に飾られた衣服の窮屈さを測定するように動作可能な、圧力センサ、
    のうち少なくとも1つを有する、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  6. 加圧流体源および前記ボディスーツによって模倣される対象となる人体の形状を表す体型データを格納するコンピュータ化コントローラと組み合わせられており、前記加圧流体源は前記ボディスーツに連結されて加圧流体を前記流体拡張可能なセルに輸送し、前記コンピュータ化コントローラは前記加圧流体源と前記外側の複数の流体拡張可能なセルとの間の流体経路に設置された複数の弁に接続されており、前記コンピュータ化コントローラは、前記体型データから前記複数の流体拡張可能な外側のセルへのボディ測定データポイントのマッピングに基づいて、前記複数の弁を制御して前記流体拡張可能なセルを選択的に拡張して前記対象となる人の体型を模倣するように動作可能である、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  7. 前記外皮層の外側が、前記ボディスーツについて撮影されたビデオまたは静止画像にクロマキー合成技術を適用できるように、緑色または青色で着色されているか、選択的に着色されるように配置されている、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  8. 前記ボディスーツが、青色か緑色を前記外皮層の前記外側に与えるように動作可能な内部に位置する照明源を含む、請求項7に記載の形状調整可能なボディ。
  9. 前記ボディスーツが、着色した照明を前記外皮層の外側に与えて対象の人の皮膚色調をシミュレーションするように動作可能な内部に位置する照明源を含む、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  10. 前記ボディスーツが、前記ボディスーツの頭からつま先にまたがり、且つ前記最も外側の外皮層および前記1つ以上の追加の層によって囲まれた中空の中央空間を有しており、これにより前記ボディスーツが別々のカバーとして着用できる別々のコアボディの用途に互換性を持つ、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  11. 前記ボディスーツの端に取り付けられているかまたは取り付け可能なテザーアンカーのセットを含み、各テザーアンカーについて、少なくとも1つのテザーが、前記テザーアンカーに接続されているかまたは接続可能な第1端部および前記ボディスーツ上に装着されている衣服の袖、脚部カフスまたは裾に接続可能な第2端部を有し、前記衣服がその展開の間、前記ボディスーツの前記端からまくれ上がるのを防止する、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  12. 回転支持構造と組み合わされており、前記回転支持構造によって前記ボディスーツが軸の周りを回転することができ、前記軸上に、または、前記軸に沿って前記ボディスーツに入っている流体輸送導管を含む、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  13. 前記外皮層の前記複数の流体拡張可能なセルが、少なくとも、流体拡張可能セルの第1のアレイ、流体拡張可能セルの前記第1のアレイによって共有される第1の内側外膜、流体拡張可能セルの前記第1のアレイによって共有される第1の外側外膜、および前記第1の内側外膜と外側外膜との間にまたがってそれらの間の第1の空間を前記第1のアレイの個々のセルに細分化する分割壁の第1のセットを含み、このことにより、前記第1のアレイの前記個々のセルの異なる程度または量の流体駆動の拡張は、前記第1の外側外膜のいくつかの領域を前記第1の内側外膜から他の領域よりもさらに外側に膨らませて、それにより前記可変の外皮プロファイル内に不均一性を確立する、先行請求項のいずれかに記載の形状調整可能なボディ。
  14. 前記外皮層が、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの下にある流体拡張可能なセルの第2のアレイと、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの前記内側外膜と流体拡張可能なセルの前記第2のアレイの内側外膜との間にまたがっており、その間にある第2の空間を、前記第1のアレイの隣接して積み重ねられたセルがそれぞれ隣接している前記第2のアレイの個々のセルに細分化する仕切り壁の第2のセットと、前記第2のアレイのそれぞれの個々のセルと前記第1のアレイの前記内側外膜における前記第1のアレイの前記隣接して積み重ねられたセルとの間に設置されており、前記外皮層の拡張中に、前記第2のアレイの前記個々のセルから前記第1のアレイの前記隣接して積み重ねられたセルへの気流を制御するそれぞれのセル間制御弁とを含む、請求項13に記載の形状調整可能なボディ。
  15. 少なくとも部分的な人体の形態に類似し、少なくとも、流体拡張可能なセルの第1のアレイ、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイによって共有される第1の内側外膜、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイによって共有される第1の外部エンベロープ、および前記第1の内側外膜と外側外膜との間にまたがってそれらの間の第1の空間を前記第1のアレイの個々のセルに細分化する分割壁の第1のセットを含む拡張可能な/しぼませることができる層を含むボディスーツを含み、それにより、前記第1のアレイの前記個々のセルの異なる程度への流体ベースの拡張は、前記第1の外側外膜のそれぞれの領域を前記第1の内側外膜からさらに外側に膨らませて、前記ボディスーツの外側のボディ輪郭に寄与するか、またはそれを画定する前記アレイの前記外側外膜で不均一なプロファイルを確立する、形状調整可能なボディ。
  16. 前記拡張可能な/しぼませることができる層が、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの下にある流体拡張可能なセルの第2のアレイと、流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの前記内側外膜と流体拡張可能なセルの前記第2のアレイの内側外膜との間にまたがっており、その間にある第2の空間を、前記第1のアレイの隣接して積み重ねられたセルがそれぞれ隣接している前記第2のアレイの個々のセルに細分化する仕切り壁の第2のセットと、前記第2のアレイのそれぞれの個々のセルと前記第1のアレイの前記内側外膜における前記第1のアレイの前記隣接して積み重ねられたセルとの間に設置されており、前記拡張可能な/しぼませることができる層の拡張中に、前記第2のアレイの前記個々のセルから前記第1のアレイの前記隣接して積み重ねられたセルへの気流を制御するそれぞれのセル間制御弁とを含む、請求項15に記載の形状調整可能なボディ。
  17. 流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの前記第1の外側外膜が、前記第1の外側外膜に取り付けられるか、その中に埋め込まれるか、またはその内部に一体化されているセンサを有する、請求項13から16のいずれか一項に記載の形状調整可能なボディ。
  18. 少なくとも部分的な人体の形態に類似し、様々な程度または量でその選択的流体駆動拡張のために配置されて前記ボディスーツの可変の外側のボディ輪郭を作成する複数の流体拡張可能なセルと、前記ボディスーツについて撮影されたビデオまたは静止画像へのクロマキー合成技術の適用を可能にするために緑色または青色での着色または選択的着色のために配置された外部とを含むボディスーツを含む、形状調整可能なボディ。
  19. 青色か緑色を前記外側に与えるように動作可能な内部に位置する照明源を含む、請求項18に記載の形状調整可能なボディ。
  20. 請求項18または19に記載の形状調整可能なボディを使用する方法であって、前記ボディスーツを流体的に拡張して、対象とする人の体型に似た特定の外側のボディ輪郭を取得して、前記ボディスーツのいくつかの領域を覆う位置で前記ボディスーツに飾られた衣服の1つ以上のデジタル画像をキャプチャすることと、一方で、前記ボディスーツの前記外側の1つ以上の他の緑色または青色の領域を前記衣服の外側に露出させたままにすることと、次に、クロマキー合成を使用して、前記ボディスーツの前記1つ以上の他の緑色または青色の領域が省略された1つ以上の合成画像を生成することと、を含む、方法。
  21. 前記対象とする人の体型が顧客の体型によって決定され、前記1つ以上の合成画像は、前記顧客に対して示されるかまたは利用可能にされて、前記顧客が物理的に前記衣服を着てみることを必要とすることなく、前記顧客の体型上の衣服のフィットについての視覚フィードバックを提供する、請求項20に記載の方法。
  22. 少なくとも部分的な人体の形態に類似するボディスーツであって、
    少なくとも1つの拡張可能な/しぼませることができる層を含み、前記少なくとも1つの拡張可能な/しぼませることができる層が、
    少なくとも流体拡張可能なセルの第1のアレイと、
    流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの下にある流体チャネルであって、流体拡張可能なセルのそれぞれは、前記流体チャネルへの流体拡張可能なセルの開閉を制御するように動作可能なそれぞれの制御弁を介して前記流体チャネルと流体連通可能である、流体チャネルと、
    を含む、
    ボディスーツを含む、形状調整可能なボディ。
  23. 流体拡張可能なセルの前記第1のアレイの上にある流体拡張可能なセルの第2のアレイと、前記第1のアレイのそれぞれの流体拡張可能セルと前記第2のアレイの隣接して積み重ねられたセルとの間に設置されて、前記拡張可能な/しぼませることができる層の拡張中に、前記第1のアレイの前記流体拡張可能なセルから前記第2のアレイの前記流体拡張可能なセルへの気流を制御するそれぞれのセル間制御弁とを含む、請求項22に記載の形状調整可能なボディ。
  24. 流体拡張可能なセルの少なくとも1つのアレイが、前記少なくとも1つのアレイの前記流体拡張可能なセルの外側外膜に取り付けられるか、その中に埋め込まれるか、またはその内部に一体化されているセンサを含む、請求項22または23に記載の形状調整可能なボディ。
  25. ボディ形態上に衣類をモデル化するためのシステムであって、
    少なくとも部分的な人体の形態に類似するボディスーツを含み、様々な程度または量でその選択的な流体駆動拡張のために配置されて前記ボディスーツの可変の外皮輪郭を作成する複数の流体拡張可能なセルを含む、形状調整可能なマネキンと、
    回転支持構造であって、前記回転支持構造により、前記形状調整可能なマネキンが回転可能に支持されているかまたは支持可能であり、前記回転支持構造によって軸の周りの前記形状調整可能なマネキンの駆動回転を可能にし、前記形状調整可能なマネキンに飾られた任意の衣服のその複数の側からの画像キャプチャを可能にする、回転支持構造と、
    を含み、
    前記システムは、以下の特徴、
    (a)前記回転支持構造上に支持された、またはそれに組み込まれた流体輸送導管であって、前記形状調整可能なマネキンがそれによる駆動回転のための前記回転支持体に接続されている間、前記流体輸送導管を介して前記ボディスーツの前記流体拡張可能なセルの前記流体駆動拡張を可能にする、流体輸送導管、
    (b)前記ボディスーツの前記流体拡張可能なセルの前記流体ベースの流体駆動拡張をもたらすために、前記回転支持構造上に支持された、またはそれに組み込まれた流体ポンプ、
    のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、
    システム。
  26. 少なくとも、特徴(a)の包含を特徴とする、請求項25に記載のシステム。
  27. 少なくとも、特徴(b)の包含を特徴とする、請求項25または26に記載のシステム。
  28. 前記回転支持構造の前記軸に面して、そこから外側に距離を置いて直立した作業位置に配置されているかまたは配置可能なトラックと、前記トラックに沿ってその上および下方向に前後に移動するように構成されたキャリッジと、前記回転支持構造によって回転可能に支持されたときに形状調整可能なマネキンの画像をキャプチャするために、前記回転支持構造の前記軸に面する向きでデジタル画像化デバイスをその上に保持するように適合された前記キャリッジ上のホルダであって、これにより、前記トラックを上下するキャリッジの移動が、前記トラックに沿った複数の高さでの前記デジタル画像化デバイスによる画像キャプチャを可能にする、ホルダと、を含む画像キャプチャガイダンスアセンブリをさらに含む、請求項25から27のいずれか一項に記載のシステム。
  29. ボディ形態上にモデル化された衣類の3次元イメージをキャプチャするか、またはキャプチャを可能にするシステムであって、
    マネキンと、
    回転支持構造であって、前記回転支持構造により、前記マネキンが回転可能に支持されているかまたは支持可能であり、前記回転支持構造によって軸の周りの前記マネキンの駆動回転を可能にし、前記マネキンに飾られた任意の衣服のその複数の側からの画像キャプチャを可能にする、回転支持構造と、
    画像キャプチャガイダンスアセンブリであって、
    前記回転支持構造の前記軸に面して、そこから外側に距離を置いて直立した作業位置に配置されているかまたは配置可能なトラックと、
    前記トラックに沿ってその上および下方向に前後に移動するように構成されたキャリッジと、
    前記回転支持体によって回転可能に支持されたときにマネキンの画像をキャプチャするために、前記回転支持体の前記軸に面する向きでデジタル画像化デバイスをその上に保持するように適合された前記キャリッジ上のホルダであって、これにより、前記トラックを上下する前記キャリッジの移動が、前記トラックに沿った複数の高さでの前記デジタル画像化デバイスによる画像キャプチャを可能にする、ホルダと、
    を含む画像キャプチャガイダンスアセンブリと、
    を含む、システム。
  30. 前記トラックが、前記作業位置で、前記回転支持構造の前記軸に面する凹面を有する湾曲形状を有する、請求項28または29に記載のシステム。
  31. 前記トラックが、その凹面の下部セグメントを前記マネキンの中央部の下に配置して、前記中央部の下の高さで上方へ角度を付けられた視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項30に記載のシステム。
  32. 前記トラックが、その凹面の上部セグメントを前記マネキンの中央部の上に配置して、前記中央部の上の高さで下方へ角度をつけられた視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項30または31に記載のシステム。
  33. 前記トラックが、その凹面の中央域を前記マネキンの中央部にほぼ等しい高さで配置して、前記マネキンの前記中央部に前記ほぼ等しい高さで真っ直ぐな視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項30から32のいずれか一項に記載のシステム。
  34. 前記トラックを前記回転支持構造に対して所定の位置に配置する方法で、前記トラックが前記回転支持構造に取り付けられているかまたは選択的に取り付け可能である、請求項28から33のいずれか一項に記載のシステム。
  35. 前記回転支持構造および前記画像キャプチャガイダンスシステムの両方に接続されており、前記形状調整可能マネキンのイメージを、その前記複数の側から、そして、前記トラックに沿った前記複数の高さからキャプチャするために、前記回転支持構造による前記形状調整可能マネキンの回転および前記トラックに沿った前後への前記キャリッジの移動の両方を協働して制御するように構成されている、コンピュータ化コントローラをさらに含む、請求項28から34のいずれか一項に記載のシステム。
  36. 前記コンピュータ化コントローラが、前記回転支持体および前記画像キャプチャガイダンスシステムとは別に前記デジタル画像化デバイスと通信可能に接続するように構成されている、請求項35に記載のシステム。
  37. 前記コンピュータ化コントローラが前記デジタル画像化デバイスと無線で通信するように構成されている、請求項36に記載のシステム。
  38. 前記画像キャプチャガイダンスシステムが、共通電源および/または制御ソースからのその両方の共有の電力供給および/または制御を可能とする方法で、前記回転支持体に電気的に接続されているかまたは接続可能である、請求項28から37のいずれか一項に記載のシステム。
  39. 回転支持構造と組み合わされており、前記回転支持構造によって、前記形状調整可能なマネキンが回転可能に支持されているかまたは支持可能であり、前記回転支持構造によって軸の周りの前記形状調整可能なマネキンの駆動回転を可能にし、前記形状調整可能なマネキンに飾られた任意の衣服のその複数の側からの画像キャプチャを可能にする、請求項1から19および22から24のいずれか一項に記載の形状調整可能なボディ。
  40. 前記回転支持構造が、その上に支持されているかその中に組み込まれている流体輸送導管を含み、前記形状調整可能なボディがそれによる駆動回転のための前記回転支持体に接続されている間、前記流体輸送導管を介して前記ボディスーツの流体拡張可能なセルの前記流体駆動拡張を可能にする、請求項39に記載の組合せ。
  41. 前記回転支持構造が、その上に支持されているかその中に組み込まれている流体ポンプを含み、前記ボディスーツの前記流体拡張可能なセルの前記流体ベースの流体駆動拡張を生じさせる、請求項39または40に記載の組合せ。
  42. 前記回転支持構造の前記軸に面して、そこから外側に距離を置いて直立した作業位置に配置されているかまたは配置可能なトラックと、前記トラックに沿ってその上および下方向に前後に移動するように構成されたキャリッジと、前記回転支持構造によって回転可能に支持されたときに形状調整可能なボディの画像をキャプチャするために、前記回転支持体の前記軸に面する向きでデジタル画像化デバイスをその上に保持するように適合された前記キャリッジ上のホルダであって、これにより、前記トラックを上下するキャリッジの移動が、前記トラックに沿った複数の高さでの前記デジタル画像化デバイスによる画像キャプチャを可能にする、ホルダと、を含む画像キャプチャガイダンスアセンブリをさらに含む、請求項39から41のいずれか一項に記載の組み合わせ。
  43. 前記トラックが、前記作業位置で、前記回転支持構造の前記軸に面する凹面を有する湾曲形状を有する、請求項42に記載の組み合わせ。
  44. 前記トラックが、その凹面の下部セグメントを前記形状調整可能なボディの中央部の下に配置して、前記中央部の下の高さで上方へ角度を付けられた視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項43に記載の組み合わせ。
  45. 前記トラックが、その凹面の上部セグメントを前記形状調整可能なボディの中央部の上に配置して、前記中央部の上の高さで下方へ角度をつけられた視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項43または44に記載の組み合わせ。
  46. 前記トラックが、その凹面の中央域を前記形状調整可能なボディの中央部にほぼ等しい高さで配置して、前記形状調整可能なボディの前記中央部に前記ほぼ等しい高さで真っ直ぐな視点を前記デジタル画像化デバイスに与えるようにサイズ設定および形状設定されている、請求項43から45のいずれか一項に記載の組み合わせ。
  47. 前記トラックを前記回転支持構造に対して所定の位置に配置する方法で、前記トラックが前記回転支持構造に取り付けられているかまたは選択的に取り付け可能である、請求項42から46のいずれか一項に記載の組み合わせ。
  48. 前記回転支持構造および前記画像キャプチャガイダンスシステムの両方に接続されており、前記形状調整可能ボディのイメージを、その前記複数の側から、そして、前記トラックに沿った前記複数の高さからキャプチャするために、前記回転支持構造による前記形状調整可能ボディの回転および前記トラックに沿った前後への前記キャリッジの移動の両方を協働して制御するように構成されている、コンピュータ化コントローラをさらに含む、請求項42から47のいずれか一項に記載の組み合わせ。
  49. 前記コンピュータ化コントローラが、前記回転支持体および前記画像キャプチャガイダンスシステムとは別に前記デジタル画像化デバイスと通信可能に接続するように構成されている、請求項48に記載の組み合わせ。
  50. 前記コンピュータ化コントローラが前記デジタル画像化デバイスと無線で通信するように構成されている、請求項49に記載の組み合わせ。
  51. 前記画像キャプチャガイダンスシステムが、共通電源および/または制御ソースからのその両方の共有の電力供給および/または制御を可能とする方法で、前記回転支持体に電気的に接続されているかまたは接続可能である、請求項42から50のいずれか一項に記載の組み合わせ。
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