JP2021529453A - 光ファイバカットオーバー方法、装置、sdnコントローラ、システム、及び記憶媒体 - Google Patents

光ファイバカットオーバー方法、装置、sdnコントローラ、システム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、光ファイバカットオーバー方法、装置、SDNコントローラ、システム、及び記憶媒体を提供する。【解決手段】当該方法において、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得することと、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定することと、前記遷移ルートに従って、前記関連トラヒックを遷移することと、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、光ネットワーク通信技術分野に関するが、それに限らず、特に、光ファイバカットオーバー方法、装置、SDNコントローラ、システム、及び記憶媒体に関する。
グローバルデータトラヒックの爆発的な成長と、ビデオおよびストリーミングメディアサービスに代表される新しいサービスの急速な発展により、動的、高帯域幅、高品質の要件を持つデータサービスがネットワークトラヒックの本体となり、ネットワークのパケット化への進化が促進された。トランスポートネットワークに関しては、従来のSDH(Synchronous Digital Hierarchy、同期デジタルヒエラルキー)回線交換ネットワークからマルチサービスアクセス機能を備えたMSTP(Multi−Service Transfer Platform)へ発展し、今日のOTN(Optical Transport Network)、PTN(Packet Transport Network)に徐々に進化したのは、ネットワークトラヒックのデータ化の進展結果であることが分かる。
現在では、既存のネットワーク業務の運用ネットワークにおいて光ファイバメンテナンスやサイトの追加を行う場合、1つずつのデータ業務に対して人手でトラヒックを切り替える必要があるため、人力コストが高く、かつ人力的誤操作による故障が発生しやすく、既存のネットワーク業務に影響を及ぼしてしまう。
本発明は、従来の技術問題を解決するために、コストが低く、トラヒックの完全性を効果的に保護できる光ファイバカットオーバー方法、装置、SDNコントローラ、システム及び記憶媒体を提供する。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法は、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得することと、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定することと、前記遷移ルートに従って、前記関連トラヒックを遷移することと、を含む。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例に提供された光ファイバカットオーバー装置は、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得するための変換モジュールと、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに応じて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定し、前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移するための光ファイバカットオーバーモジュールと、を備える。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例に提供されたSDNコントローラは、プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリーとを備え、そのうち、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する際に、本発明の実施例に記載の光ファイバカットオーバー方法を実行することに用いられる。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例に提供されたSDNコントローラシステムは、アプリケーションサーバとSDNコントローラとを含み、前記アプリケーションサーバは、端末が送信した命令を受信し、前記命令を前記SDNコントローラのノースバウンドインターフェースに送信することに用いられ、前記SDNコントローラは、サウスバウンドインターフェースを介して機器側と通信し、前記SDNコントローラは、本発明の実施例に記載の光ファイバカットオーバー方法を実行することに用いられる。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例には一種の記憶媒体が提供され、前記記憶媒体には実行可能な命令が記憶され、前記実行可能な命令がプロセッサにより実行された場合、本発明の実施例に記載の光ファイバカットオーバー方法を実現する。
図1は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の適用シナリオを示す図である。 図2は、本発明の別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の適用シナリオを示す図である。 図3は、本発明のまた別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の適用シナリオを示す図である。 図4は、本発明のさらに別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の適用シナリオを示す図である。 図5は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の流れを示すフローチャートである。 図6は、本発明の別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の流れを示すフローチャートである。 図7は、本発明のまた別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の流れを示すフローチャートである。 図8は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法における、カットオーバーをシミュレートする流れを示すフローチャートである。 図9は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法における、カットオーバーを実行する流れを示すフローチャートである。 図10は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法における、カットオーバーリターンの流れを示すフローチャートである。 図11は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー装置の構成を示す図である。 図12は、本発明の一実施例に係るSDNコントローラの構成を示す図である。 図13は、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバーシステムの構成を示す図である。
以下、明細書の添付図面および具体的な実施例を結合して、本発明に係る技術方案をさらに詳しく説明する。特に定義されていない限り、本明細書に用いられる全ての技術及び科学的用語は、本発明に係る技術分野に属する技術者が一般的に理解する意味と同じである。なお、本発明の明細書に使用される用語は、具体的な実施例を説明することのみを対象としており、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書に使用される「及び/又は」という用語は、1つまたは複数の関連する列挙項目の任意の組み合わせと、全ての組み合わせを含む。
以下の説明において、「幾つかの実施例」という表現が含まれ、それはあらゆる可能性のある実施例のサブセットを説明しているが、「幾つかの実施例」は、あらゆる可能性のある実施例の同じサブセットまたは異なるサブセットでもよく、衝突せずに相互に結合してもよいことが理解されるべきである。
本発明をより詳細に説明する前に、本発明の実施例に係る名詞及び用語について説明するが、本発明の実施例に係る名詞及び用語は、以下のように解釈されることができる。
1)、ソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Network、SDN)とは、オープンなネットワークアーキテクチャを意味し、主な特徴は、集中制御性とネットワークプログラマビリティであり、ネットワーク管理者がソフトウェアプログラミングによってネットワーク全体を管理および運用することを許可する。SDNは、論理制御機能とデータ転送機能を分離し、ソフトウェアに基づくネットワークコントローラによりネットワークへの論理制御機能を実現するが、下地のネットワークデバイスは、簡単なデータ転送機能の実現を担当するだけであり、OpenFlowプロトコルによってネットワークコントローラとインタラクションを行う。
2)、OpenFlowプロトコルとは、一種のネットワーク上通信プロトコルをいい、データリンク層に属し、ネットワーク上でスイッチまたはルーターのフォワーディング・プレーン(forwarding plane)を制御することができ、これにより、ネットワーク上でパケットが通過するネットワーク上での経路を変更する。
既存のネットワーク業務の運用ネットワークにおいて光ファイバメンテナンスやサイトの追加を行う場合の、1つずつのデータ業務に対して人手でトラヒックを切り替えることによる問題を解決できるようにするためには、現在では、SDNネットワークに適用される一種の光ファイバカットオーバー方法を提供することで、既存のネットワーク業務の運用ネットワークにおいて光ファイバカットオーバーやサイトの追加を行う際に、対象となる光ファイバのカットオーバー情報から特定されたトポロジリソースに基づいて、カットオーバー待ち対象光ファイバとカットオーバーする時に影響を受ける関連業務の遷移ルートを特定し、関連業務トラヒックを事前に自動で切り抜くことができ、光ファイバメンテナンスまたはサイトの追加が完了した後に、前記関連業務のトラヒックを切り戻すことができる。
図1を参照して、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法をシングルリンクモノリシックアーキテクチャに適用する適用シナリオを示す図であり、主にシングルファイバリンクに対して物理的なメンテナンスを行い、カットオーバー待ち光ファイバはシングルファイバリンクである。ここで、ウェブアプリケーションプラットフォームは、通常、ウェブアプリケーションサーバプログラムが所在するアプリケーションサーバと、ウェブアプリケーションクライアントプログラムが所在する端末とを含む。ネットワーク管理者は、端末によりネットワーク管理の命令を送信し、アプリケーションサーバを介してSDNコントローラに転送し、SDNコントローラにより相応の命令に従って応答し、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法の手順を実行することができる。カットオーバー待ち光ファイバに対して物理的なメンテナンスを行う前に、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法で、対応する遷移ルートを特定することができ、かつ、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックが、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、当該遷移ルートによって対応するトラヒックが載せられることで、トラヒックの完全性を確保する必要がある。このシングルリンクモノリシックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバー方法は、通常、リソースが比較的豊富なシナリオに適用され、一つのトラヒックが一度に一つのリンクを占有しており、主に、比較的高いデータ品質、比較的高いリアルタイム性を要求するトラヒックは、比較的速いトラヒック遷移後の応答速度も要求することが考えられる。
図2を参照して、本発明の別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法をマルチリンクモノリシックアーキテクチャに適用する適用シナリオを示す図であり、主に、メイントラヒックファイバ(カットオーバー待ち光ファイバ1)と保護トラヒックファイバ(カットオーバー待ち光ファイバ2)に対して同時に物理的なメンテナンスを行う。カットオーバー待ち光ファイバに対して物理的なメンテナンスを行う前に、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法で、対応する遷移ルートを特定し、かつ、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックが、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、当該遷移ルートによって対応するトラヒックが載せられることで、トラヒックの完全性を確保する必要がある。このマルチリンクモノリシックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバーは、メイントラヒックファイバと保護トラヒックファイバがともにカットオーバーされるため、バックアップリンクに基づく保護切り替えメカニズムは機能することができない。
選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移する前に、当該光ファイバカットオーバー方法において、シミュレーションカットオーバーを実行してカットオーバーの成功可否を判断することをさらに含んでもよく、シミュレーションカットオーバーにより、遷移ルートの特定とカットオーバー成功率の向上を最適化することができる。選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、かつ光ファイバカットオーバーが完了した後に、当該光ファイバカットオーバー方法において、カットオーバーリターンを実行し、対応するトラヒックを元のルートに遷移し戻すことをさらに含んでもよく、これにより、トラヒックの完全性を効果的に保護することができる。このマルチリンクモノリシックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバー方法は、通常、リソースが非常に豊富なシナリオに適し、一つのトラヒックが一度に一つのメインリンクと一つの保護リンクを占有しており、主に、高いデータセキュリティ、比較的高いデータ品質、比較的高いリアルタイム性を要求するトラヒックは、比較的速いトラヒック遷移後の戻り速度も要求することが考えられる。
図3を参照して、本発明のまた別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法をシングルリンクマルチトラヒックアーキテクチャに適用する適用シナリオを示す図であり、主に、シングルリンクにおいてトラヒックベアラが数百ひいては数千本ある可能性があり、光ファイバ上に比較的データ量が密集した対象光ファイバに対して物理的なメンテナンスを行う。カットオーバー待ち光ファイバに対して物理的なメンテナンスを行う前に、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法で、対応する遷移ルートを特定し、かつ、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックが、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、当該遷移ルートによって対応するトラヒックが載せられる必要がある。このシングルリンクマルチトラヒックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバーは、多数の正常トラヒック、非正常トラヒック(例えば最適化中、回復中、待機中のトラヒック)、および遷移失敗したトラヒックの処理状況をさらに考慮して、データ量をデータベースに格納し、タイマで循環し辿ることによりトラヒックの遷移を実現することもできる。
選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、かつ光ファイバカットオーバーが完了した後に、当該光ファイバカットオーバー方法において、カットオーバーリターンを実行し、対応するトラヒックを元のルートに遷移し戻すことをさらに含んでもよく、これにより、トラヒックの完全性を効果的に保護することができる。このマルチリンクモノリシックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバー方法は、通常、リソース利用率が比較的高いシナリオに適用され、現在ではよく使用されている一種のシナリオでもあり、複数のトラヒックが一つのリンクを占有しており、主に、トラヒックの安全性に対する要求が高くなく、リアルタイム性に対する要求が高くなく、トラヒック遷移後の戻り速度に対しても速くないと要求されるシナリオが考えられる。
図4を参照して、本発明のさらに別の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法をマルチリンクマルチトラヒックアーキテクチャに適用する適用シナリオを示す図であり、主に、メイントラヒックファイバ(カットオーバー待ち光ファイバ1)と保護トラヒックファイバ(カットオーバー待ち光ファイバ2)に対して同時に物理的なメンテナンスを行う。このマルチリンクマルチトラヒックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバーは、メイントラヒックファイバと保護トラヒックファイバがともにカットオーバーされるため、バックアップリンクに基づく保護切り替えメカニズムは機能することができなく、且つ、カットオーバー待ち光ファイバにトラヒックベアラが数百ひいては数千本ある可能性があり、光ファイバにおけるデータ量が比較的密集している。カットオーバー待ち光ファイバに対して物理的なメンテナンスを行う前に、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法で、対応する遷移ルートを特定し、かつ、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックが、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、当該遷移ルートによって対応するトラヒックが載せられる必要がある。このマルチリンクマルチトラヒックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバーは、多数の正常トラヒック、非正常トラヒック(例えば最適化中、回復中、待機中のトラヒック)、および遷移失敗したトラヒックの処理状況をさらに考慮して、データ量をデータベースに格納し、タイマで循環し辿ることによりトラヒックの遷移を実現することもできる。
選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移する前に、当該光ファイバカットオーバー方法において、シミュレーションカットオーバーを実行してカットオーバーの成功可否を判断することをさらに含んでもよく、シミュレーションカットオーバーにより、遷移ルートの特定とカットオーバー成功率の向上を最適化することができる。選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、かつ光ファイバカットオーバーが完了した後に、当該光ファイバカットオーバー方法において、カットオーバーリターンを実行し、対応するトラヒックを元のルートに遷移し戻すことをさらに含んでもよく、これにより、トラヒックの完全性を効果的に保護することができる。このマルチリンクマルチトラヒックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバー方法は、通常、リソース利用率が比較的高いシナリオに適用され、現在では最も多く使用されている一種のシナリオでもあり、複数のトラヒックが複数のリンクを占有しており、主に、トラヒックの安全性に対する要求が比較的高く、リアルタイム性に対する要求が高くなく、トラヒック遷移後の戻り速度に対しても速くないと要求されるシナリオが考えられる。
また、図5を参照して、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法であり、SDNコントローラに適用されることができ、以下のステップを含む。
ステップ101:対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する。
ここで、対象光ファイバとは、メンテナンス待ち光ファイバを指し、光ファイバのメンテナンスは、主に、光ファイバをカットオーバーすることと、カットオーバー済の光ファイバにトラヒックを遷移し戻すこととが含まれている。光ファイバをカットオーバーすることを例に挙げると、対象光ファイバとは、カットオーバー待ち光ファイバを指す。光ファイバカットオーバー情報とは、光ファイバ識別子、カットオーバーの開始時間等を含む、指定された光ファイバをカットオーバーすることを表すために用いられる関連情報である。SDNコントローラが対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得することは、ネットワーク管理者が端末におけるウェブアプリケーションによって対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー命令を送信し、ウェブアプリケーションに対応するサーバが当該光ファイバカットオーバー命令をSDNコントローラのノースバウンドアダプタモジュールに転送し、SDNコントローラがノースバウンドアダプタモジュールによって前記光ファイバカットオーバー命令を受信し、データ構造の解析を行ってSDNコントローラが実行可能なデータフォーマットの光ファイバカットオーバー要求に変換することであってもよい。この光ファイバカットオーバー命令のデータ構造は、通常、RESTで発行されるJSON関連メッセージであり、SDNコントローラが実行可能なデータフォーマットは、通常、YANGで定義されるデータフォーマットである。
ステップ103:前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定する。
トポロジーリソースとは、光ネットワークシステムアーキテクチャに含まれるリンク情報である。関連トラヒックとは、対象光ファイバをカットオーバーする際に影響を受けるトラヒックである。前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジーリソースとは、光ファイバカットオーバー要求における対象光ファイバのカットオーバー動作に関連するリンク情報であって、対象光ファイバが存在するリンクの情報と、対象光ファイバがカットオーバーされる開始時間内に、代わりに、対象光ファイバに対応する関連トラヒックを載せる可能なリンクの情報とを含む。遷移ルートとは、すなわち、対象光ファイバがカットオーバーされる開始時間内に、代わりに対象光ファイバに対応する関連トラヒックを載せる可能なリンクの情報からなるトラヒック経路を指す。SDNコントローラは、光ネットワークシステムアーキテクチャの全ネットワークリンク情報を把握し、SDNコントローラは、光ファイバカットオーバー要求における対応する対象光ファイバの位置に基づいて、対象光ファイバに対応して接続されるターゲットノードと、前記ターゲットノード間に接続される他のリンクとを特定し、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定する。
ステップ105:前記遷移ルートに従って、前記関連トラヒックをカットオーバーする。
SDN制御が前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックをカットオーバーすることは、SDNコントローラが、対象光ファイバをカットオーバーする際に影響を受ける関連トラヒックを遷移ルートに遷移させて、対象光ファイバに対して物理的なカットオーバを行う前のトラヒックカットオーバーを自動的に完了することを意味する。
本発明に係る実施例では、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得し、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定し、前記遷移ルートによって前記関連トラヒックを遷移させることによって、対象光ファイバに対して物理的なカットオーバを行う前に、対象光ファイバに対応する関連トラヒックのルートを自動的に特定して遷移することができ、対象光ファイバのメンテナンスの際に影響を受けるトラヒックを自動的に切り抜くことができ、対象光ファイバのメンテナンス中にトラヒックが失われないようにし、トラヒックの完全性を効果的に確保できる一方で、人力コストを大幅に低減し、人力的誤操作によって発生する可能性のある障害も回避する。
幾つかの実施例において、前記ステップ105である、前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移することは、関連トラヒックが正常トラヒックである場合、前記正常トラヒックを、対応する遷移ルートに遷移することと、前記関連トラヒックが非正常トラヒックである場合または前記正常トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、前記非正常トラヒック又は遷移失敗した前記正常トラヒックに対する遷移を新たに実行することと、を含む。
ここで、対象光ファイバに対応するリンクは、マルチトラヒックリンクであってもよく、または、対象光ファイバの数は複数であってもよく、これに応じて1本または複数本のリンクに対応する。対象光ファイバをカットオーバーする際に、一つ乃至複数のリンクと一つ乃至複数のトラヒックを含むシナリオに対して、関連トラヒックが正常トラヒックまたは非正常トラヒックであることを自動的に認識し、正常トラヒックに対して、所望の遷移ルートへと遷移し、非正常トラヒック又はカットオーバー失敗した正常トラヒックに対して、共通して失敗リンクとし、タイマ間隔を用いて設定された時間間隔で光ファイバカットオーバーを再試行する。ここで、非正常トラヒック又はカットオーバー失敗した正常トラヒックに対して再試行される光ファイバカットオーバーの回数に閾値を設定し、光ファイバカットオーバーを再試行した回数が閾値に達したときも正常に戻らなかった場合には、光ファイバカットオーバーに失敗した該当トラヒックのバカットオーバー失敗した結果を端末に返信してもよい。正常トラヒックの遷移が成功したこと及び非正常トラヒックに対して再試行された光ファイバカットオーバー遷移が成功したことに対応するトラヒックのカットオーバー成功の結果は、端末まで返信される。
本発明の実施例では、関連トラヒックが正常トラヒックまたは非正常トラヒックであることを自動的に認識することができ、かつ、非正常トラヒックまたは遷移失敗した正常トラヒックに対して再実行するポリシーを設定することで、関連トラヒックの遷移成功する確率を高めることができる。
幾つかの実施例において、図6を参照し、前記ステップ105で前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、下記のことを含む。
ステップ106:前記関連トラヒックの遷移ルートの影響種別を解析し、前記影響種別を端末に返信する。
ここで、対象光ファイバをカットオーバーすることが光ネットワーク通信システムへの影響は、予め複数の影響タイプが定義され、当該影響種別は、ネットワーク管理者により取得し、迅速に知って処理方式を特定することができ、例えば、当該影響種別に基づいて一部のトラヒックの遷移を手動で調整することを特定する。SDNコントローラが前記関連トラヒックの遷移ルートの影響種別を解析することは、対象光ファイバがカットオーバーされる際に影響を受ける関連トラヒックを解析し、関連トラヒックに対応する遷移ルートの影響種別に応じて、対象光ファイバがカットオーバーされることに対応する影響種別を特定することであってもよく、あるいは、関連トラヒックの中で最も影響を受けているトラヒックに応じて、対象光ファイバがカットオーバーされることに対応する影響種別を特定することであってもよい。
幾つかの実施例において、前記ステップ101で対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、下記のステップを含む。
ステップ1011:対象光ファイバの識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ作成要求を取得し、前記作成要求が成功に検証された場合、メンテナンスウィンドウオブジェクトを作成し、前記メンテナンスウィンドウの対応するステートマシンの初期状態を設定して記憶する。そのうち、前記メンテナンスウインドウは、前記対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を含み、前記ステートマシンの状態は、対応する動作モードをドリガーするために用いられる。
ここで、メンテナンスウィンドウとは、1つのファイバメンテナンスイベントに対応して作成されたデータウィンドウである。光ファイバカットオーバー情報とは、光ファイバ識別子、カットオーバーの開始時間等を含む、指定された光ファイバをカットオーバーすることを表すために用いられる関連情報である。対象光ファイバの識別情報とは、対応する対象光ファイバの身分を一意に表すことができる関連情報のことであり、対象光ファイバのID(identification)、名称、位置などの情報を含んでいるが、これらに限定されていない。ステートマシンの状態は、相応のメンテナンスウィンドウに対応する光ファイバメンテナンスイベントのトリガをそれぞれ表すために利用することができ、例えば、指定された対象光ファイバに対してカットオーバーを行うメンテナンスイベントに対応して作成されたメンテナンスウインドウは、そのステートマシンの状態が、この対象光ファイバをカットオーバーするカットオーバー動作モードへの進入をドリガーするために用いられることができる。なお、対象光ファイバをカットオーバーする流れに対して複数の段階を設け、複数の段階をそれぞれ一つの対応する動作モードとし、メンテナンスウインドウのステートマシンの状態の変化により、当該対象光ファイバをカットオーバーする流れの現段階を識別し、次の段階に対応する動作モードへの移行をトリガーできるようにしてもよい。
SDNコントローラがメンテナンスウインドウ作成要求を受信した後、メンテナンスウインドウ作成要求を検証するステップをさらに含み、ここでの検証とは、例えば対象光ファイバに対するカットオーバー権を有するネットワーク管理者からの要求であるか否かについて検証するなど、メンテナンスウインドウ作成要求を送信した要求者の身分に対して検証を行うことを含んでもよく、送信されたメンテナンスウィンドウ作成要求に持たされる情報が、メンテナンスウィンドウを作成する条件に合致するか否かに対して検証を行うことを含んでもよく、例えば、適正な対象光ファイバの識別情報を含むか否か、対象光ファイバをカットオーバーするダイシングの情報を含むか否かなどである。検証失敗すると、検証失敗の応答メッセージを返信してもよい。この検証失敗の応答メッセージは、RPC要求を含むが、それに限らず、要求の内容、メンテナンスウィンドウの状態、エラーの要因を含んでもよい。SDNコントローラが対象光ファイバの識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ作成要求を取得することは、例えば、以下のようにしても良い。すなわち、ネットワーク管理者は、端末上のネットワークカットオーバーアプリケーションにより、指定された対象光ファイバをカットオーバーする必要があるメンテナンスウインドウ作成要求を送信し、当該メンテナンスウインドウ作成要求は、指定された対象光ファイバの識別情報および当該対象光ファイバをカットオーバーしよとする開始時刻を載せた必要があり、SDNコントローラは、メンテナンスウインドウ作成要求における対象光ファイバの識別情報および当該対象光ファイバをカットオーバーしよとする開始時刻に基づいて、当該対象光ファイバをカットオーバーするイベントに対応するメンテナンスウインドウを作成し、当該メンテナンスウインドウのステートマシンの状態を、当該対象光ファイバをカットオーバーするカットオーバー動作モードへの移行をトリガーする状態とする。
幾つかの実施例において、前記の前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定する前に、以下のステップを含む。
ステップ102:前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記対象光ファイバに対応するメンテナンスウインドウを特定し、前記メンテナンスウインドウのステートマシンの相応の状態により、光ファイバカットオーバー動作モードへの移行をドリガーする。
前記ステップ105で前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後、以下のステップを含む。
ステップ1051:次の設定された動作モードをドリガーするために、前記メンテナンスウインドウのステートマシンの状態を更新する。
ここで、メンテナンスウィンドウとは、1つのファイバメンテナンスイベントに対応して作成されたデータウィンドウである。ステートマシンの状態は、相応のメンテナンスウィンドウに対応する光ファイバメンテナンスイベントのトリガをそれぞれ表すために利用することができる。メンテナンスウィンドウを作成することで、対象光ファイバをカットオーバーする流れに対して複数の段階を設け、複数の段階をそれぞれ一つの対応する動作モードとし、当該対象光ファイバに対応するメンテナンスウインドウのステートマシンの状態の変化により、当該対象光ファイバをカットオーバーする流れの現段階を識別し、次の段階に対応する動作モードへの移行をトリガーすることができる。
本発明の上記実施例において、対象光ファイバに対応するメンテナンスウィンドウを作成し、メンテナンスウィンドウのステートマシンの状態により、当該対象光ファイバに対応する動作モードへの移行をトリガーすることを採用し、対象光ファイバのカットオーバーイベントに対応するメンテナンスウィンドウをそれぞれ作成し、当該対象光ファイバのカットオーバーイベントの進度をメンテナンスウィンドウのステートマシンの状態により記録及び追跡することにより、対象光ファイバに対するカットオーバーの動作方法を簡素化し、対象光ファイバに対するカットオーバーの流れにおけるミスを回避し、対象光ファイバに対するカットオーバーの効率を確保することができる。
幾つかの実施例において、前記ステップ101で対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、以下のウィンドウメンテナンス操作の少なくとも1つが実行されることを含んでもよく、即ち、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ削除要求を取得し、前記削除要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、前記対応するメンテナンスウィンドウを削除することと、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ更新要求を取得し、前記更新要求クが成功に検証されたと判断すると、前記更新要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを更新して記憶することと、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ問い合わせ要求を取得し、前記問い合わせ要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウの問い合わせ結果を特定することと、を含んでもよい。
ここで、メンテナンスウィンドウを作成した後に、メンテナンスウィンドウに対して削除、更新または問い合わせのメンテナンス操作を行うことを含んでもよい。SDNコントローラは、メンテナンスウィンドウを削除する要求を受信すると、要求におけるウィンドウ識別情報によって対応するメンテナンスウィンドウを特定して削除することができる。メンテナンスウィンドウの更新について、SDNコントローラは、メンテナンスウィンドウを更新する要求を受信すると、要求におけるウィンドウ識別情報によって対応するメンテナンスウィンドウを特定し、更新パラメータが成功に検証された後、現在のメンテナンスウィンドウデータを要求におけるパラメータ全量で置換してデータベースに格納し、検証が失敗した場合、失敗原因がパラメータ検証に失敗したことであることを返信し、且つ対応するエラーパラメータを載せることができる。メンテナンスウィンドウの問い合わせについて、SDN制御は、メンテナンスウィンドウの問い合わせ要求を受信すると、ウィンドウ識別情報によって、指定されたメンテナンスウィンドウを探し出し、問い合わせ要求に対応するメンテナンスウィンドウの情報を返信する。
幾つかの実施例において、図7を参照し、前記ステップ101で対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、以下のステップを含む。
ステップ1002:対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバシミュレーションカットオーバー要求を取得する。
ステップ1004:前記光ファイバシミュレーションカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックのルーティング計算結果を特定する。
ステップ1006:前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信する。
ここで、光ファイバシミュレーションカットオーバー要求とは、対象光ファイバに対してシミュレーションカットオーバーを行うことを表す要求である。シミュレーションカットオーバーとは、対象光ファイバのカットオーバーをシミュレートして、シミュレーションを通じて対象光ファイバのカットオーバー成功率の基準を決定することであり、例えば、対象光ファイバをシミュレーションカットオーバーすることにより、対象光ファイバに対するカットオーバー成功率の予判定が得られ、または、対象光ファイバをシミュレーションカットオーバーしたことで得られたルーティング計算結果を、対象光ファイバに対してカットオーバー動作を実行するメンテナンスウインドウのパラメータ更新の基準とすることができる。ここで、シミュレーションカットオーバーとは、対象光ファイバに対してカットオーバーを実行する前にシミュレーションを行うことにより、シミュレーションカットオーバーをメンテナンスウインドウのステートマシンの状態の一つとすることができ、これに応じて、SDNコントローラが対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバシミュレーションカットオーバー要求を取得することは、SDNコントローラが光ファイバシミュレーションカットオーバー要求を取得することで、光ファイバシカットオーバー要求における光ファイバカットオーバー情報に基づいて、対応するメンテナンスウインドウを特定し、このメンテナンスウインドウのステートマシンの状態からのトリガによって、シミュレーションカットオーバーの動作モードへ移行することを意味することができる。
本発明の上記実施例において、対象光ファイバをカットオーバーする前に、先に光ファイバをシミュレーションカットオーバーし、対象光ファイバをシミュレーションカットオーバーしたことで得られたシミュレーションカットオーバー結果を取得することによって、対象光ファイバに対するカットオーバー成功率の予判定を特定し、または、シミュレーションカットオーバー結果を得ることで、実際のカットオーバー過程における一部の遷移ルートを手動で調整する参照根拠とすることができ、これにより、対象光ファイバのカットオーバー方式を最適化することができる。
幾つかの実施例において、前記ステップ1006で前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信することは、前記ルーティング計算結果に基づいて前記関連トラヒックを遷移することができると特定した場合、前記関連トラヒックが遷移したトラヒック経路を、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信することを含む。
ここで、関連トラヒックが遷移したトラヒック経路をシミュレーションカットオーバー結果として端末に返信すると、ネットワーク管理者は、対象光ファイバに対してシミュレーションカットオーバーを行った後の関連トラヒックの遷移ルート状況を端末によって見ることができ、対象光ファイバの関連トラヒックが遷移した後の光ネットワーク通信システムの全体リンク情報の状況を分かりやすく、効果的な監督を実現することができる。
幾つかの実施例において、前記ステップ1006で前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信することは、さらに、関連トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、前記遷移失敗した前記関連トラヒックに対する遷移を新たに実行することと、前記ルーティング計算結果に基づいて前記関連トラヒックが遷移不能であることを特定した場合、前記関連トラヒックが遷移不能であることを、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信することと、を含む。
対象光ファイバが複数のトラヒックを載せる場合には、対象光ファイバにトラヒックベアラが数百ひいては数千本ある可能性があり、対象光ファイバにおけるデータ量が比較的密集しており、関連トラヒックには大量の正常トラヒック、非正常トラヒックが含まれている可能性があり、これにより、一部の関連トラヒックの遷移失敗への処理状況をさらに考慮することができる。遷移失敗した関連トラヒックへの処理状況を考慮すると、マルチスレッド処理を採用することができ、関連トラヒックの遷移失敗に対応するデータ量をデータベースに格納し、タイマで循環し辿ることによって、遷移失敗した関連トラヒックに対する遷移を設定された時間間隔に従って再実行し、遷移の再実行回数に閾値を設定し、再実行した遷移の回数が閾値に達した時も遷移に失敗すると、対応する関連トラヒックの遷移失敗のシミュレーションカットオーバー結果を返信し、再実行した後遷移が成功すると、対応する関連トラヒックの遷移が成功したトラヒック経路のシミュレーションカットオーバー結果を返信する。
一方、対象光ファイバが複数のトラヒックを載せる場合には、対象光ファイバにトラヒックベアラが数百ひいては数千本ある可能性があり、対象光ファイバにおけるデータ量が比較的密集しており、関連トラヒックには大量の正常トラヒック、非正常トラヒックが含まれている可能性があり、対象光ファイバに対してシミュレーションカットオーバーを行う際に、対応するトポロジリソースに基づいて遷移ルート不成功と特定したことは、ルーティング計算結果に基づいて関連トラヒックが遷移不能であると特定したことを示すが、このとき、関連トラヒックが遷移不能であることをシミュレーションカットオーバー結果として端末に返信し、ネットワーク管理者は、この遷移不成功であるシミュレーションカットオーバー結果に基づいて、例えば、対象光ファイバに対してカットオーバーを行う開始時刻を調整し、または、対象光ファイバの一部の関連トラヒックに対して手動でカットオーバーを行うなど、対象光ファイバに対するカットオーバーポリシを調整することができ、これにより、対象光ファイバに対するカットオーバーポリシを最適化する。
なお、幾つかの実施例において、シミュレーションカットオーバーは、対象光ファイバをカットオーバーする流れにおける一つの段階とすることができ、この段階は、シミュレーションカットオーバー動作モードとして設定してもよく、メンテナンスウインドウのステートマシンの状態は、このシミュレーションカットオーバー動作モードに対応する第1状態と、光ファイバカットオーバー動作モードに対応する第2状態とを含む。ネットワーク管理者は、端末におけるネットワークカットオーバーアプリケーションによって、指定された対象光ファイバをシミュレーションカットオーバーする必要があるメンテナンスウインドウ作成要求を送信することができ、SDNコントローラは、メンテナンスウインドウ作成要求における対象光ファイバの識別情報と、この対象光ファイバをカットオーバーしようとする対応する開始時刻とに基づいて、この対象光ファイバをカットオーバーするイベントに対応するメンテナンスウインドウを作成し、このメンテナンスウインドウのステートマシンの初期状態を第1状態とし、メンテナンスウインドウのステートマシンによってシミュレーションカットオーバー動作モードの実行をドリガーした後、ステートマシンの状態は、第2状態に更新され、これにより、ネットワーク管理者が端末におけるネットワークカットオーバーアプリケーションによって送信された、指定された対象光ファイバをカットオーバーする必要がある光ファイバカットオーバー要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、メンテナンスウィンドウのステートマシンの状態によって光ファイバカットオーバー動作モードの実行をトリガーすることを容易にする。
幾つかの実施例において、前記ステップ105で前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、以下のステップを含む。
ステップ1071:前記対象光ファイバの識別情報を載せたカットオーバーリターン要求を取得する。
ステップ1072:前記カットオーバーリターン要求に応じて、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路が正常であると特定した場合、前記関連トラヒックを、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替える。
カットオーバーリターンとは、対象光ファイバをカットオーバーする時に遷移された関連トラヒックを、カットオーバー完了後にカットオーバー前のトラヒック経路に戻させることである。カットオーバーリターン要求は、ネットワーク管理者によって、対象光ファイバに対する物理的なカットオーバーが完了したと判明すると、端末におけるネットワーク管理アプリケーションで発行される。あるいは、カットオーバーリターン要求は、対象光ファイバをカットオーバーする時に対応して設定された開始時間に基づいて、対象光ファイバをカットオーバーする終了時間が到来したと判明すると、タイマのトリガによって自動的に発行されてもよい。SDNコントローラは、対象光ファイバの識別情報を載せたカットオーバーリターン要求を取得し、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路が正常であるか否かを判定し、例えば、心拍パケットを送信する方法で前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路が正常であるか否かを検証し、正常であると判定した場合は、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に再度切り替えて戻し、正常でないと判定した場合は、正常に復帰したと判定できるまで一定時間を待って再試行し、カットオーバーリターン動作を実行し、または、再試行の回数が予め設定した値に達した後に、カットオーバーリターン失敗したカットオーバーリターン結果を端末へ送信することができる。このように、対象光ファイバカットオーバー完了後に対応する関連トラヒックを人為的に元の経路に戻すことによる人力コストを回避することができ、人力的誤操作に起因する故障を解消し、光ファイバメンテンスの効率を効果的に向上させ、トラヒックの完全性を保護することができる。
なお、幾つかの実施例において、カットオーバーリターンは、対象光ファイバをカットオーバーする流れにおける一つの段階とすることができ、この段階は、カットオーバーリターン動作モードとして設定してもよく、メンテナンスウィンドウのステータスマシンの状態は、このシミュレーションカットオーバー動作モードに対応する第1状態と、光ファイバカットオーバー動作モードに対応する第2状態と、カットオーバーリターン動作モードに対応する第3状態とを含む。ネットワーク管理者は、端末におけるネットワークカットオーバーアプリケーションによって、指定された対象光ファイバをシミュレーションカットオーバーする必要があるメンテナンスウインドウ作成要求を送信することができ、SDNコントローラは、メンテナンスウインドウ作成要求における対象光ファイバの識別情報と、この対象光ファイバをカットオーバーしようとする対応する開始時刻とに基づいて、この対象光ファイバをカットオーバーするイベントに対応するメンテナンスウインドウを作成し、このメンテナンスウインドウのステートマシンの初期状態を第1状態とし、メンテナンスウインドウのステートマシンによってシミュレーションカットオーバー動作モードの実行をドリガーした後、ステートマシンの状態は、第2状態に更新され、これにより、ネットワーク管理者が端末におけるネットワークカットオーバーアプリケーションによって送信された、指定された対象光ファイバをカットオーバーする必要がある光ファイバカットオーバー要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、メンテナンスウィンドウのステートマシンの状態によって光ファイバカットオーバー動作モードの実行をトリガーすることを容易にする。メンテナンスウインドウのステートマシンによって光ファイバカットオーバー動作モードの実行をドリガーした後、ステートマシンの状態は、第3状態に更新され、これにより、ネットワーク管理者が端末におけるネットワークカットオーバーアプリケーションによって送信された、指定された対象光ファイバをカットオーバーリターンする必要があるカットオーバーリターン要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、メンテナンスウィンドウのステートマシンの状態によってカットオーバーリターン動作モードの実行をトリガーすることを容易にする。
幾つかの実施例において、前記の前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えた後に、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することを含む。
ここで、SDNコントローラは、カットオーバーリターン要求に応じて、対象光ファイバに対応する関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替え、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信する。カットオーバーリターン結果は、リターン成功、リターン不成功、または一部のリターン不成功というカットオーバーリターン結果であってもよい。
幾つかの実施例において、前記の前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することは、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功した場合、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功しなかった場合、繰り返し実行の回数が予め設定された値に達するまで、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えるステップを設定サイクルに従って繰り返し実行し、対応する関連トラヒックのカットオーバーリターン不成功の結果を端末に送信し、あるいは、カットオーバーリターンが成功していると判定したまで繰り返し実行し、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、を含む。
対象光ファイバが複数のトラヒックを載せる場合には、対象光ファイバにトラヒックベアラが数百ひいては数千本ある可能性があり、対象光ファイバにおけるデータ量が比較的密集しており、関連トラヒックには大量の正常トラヒック、非正常トラヒックが含まれている可能性があり、これにより、一部の関連トラヒックのリターン失敗への処理状況をさらに考慮することができる。リターン失敗した関連トラヒックへの処理状況を考慮すると、マルチスレッド処理を採用することができ、関連トラヒックのリターン失敗に対応するデータ量をデータベースに格納し、タイマで循環し辿ることによって、リターン失敗した関連トラヒックへのリターンを設定された時間間隔に従って再実行し、リターンの再実行回数に閾値を設定し、再実行したリターンの回数が閾値に達した時もリターンに失敗すると、対応する関連トラヒックのリターン失敗のカットオーバーリターン結果を返信し、再実行した後リターンが成功すると、対応する関連トラヒックのリターンが成功したカットオーバーリターン結果を返信する。
本発明の実施例で提供された光ファイバカットオーバー方法の実現の流れをより具体的に知ることができるようにするために、以下に、それぞれ光ファイバカットオーバー方法におけるシミュレーションカットオーバー流れ、カットオーバー実行流れおよびカットオーバーリターン流れを例に説明するが、前記光ファイバカットオーバー方法には、前記シミュレーションカットオーバー流れ、カットオーバー実行流れおよびカットオーバーリターン流れを同時に含んでもよい。図8を参照し、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法における、シミュレーションカットオーバー流れを実行することを示す図であり、シミュレーションカットオーバー流れには、以下のステップが含まれていてもよい。
ステップS110:端末は、シミュレーションカットオーバー命令を発行する。ネットワーク管理者は、端末におけるネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して、シミュレーションカットオーバー命令を発行し、例えば、端末はRESTを介して、シミュレーションカットオーバーを実行するJSONに関するメッセージを発行してもよい。ここで、端末は、SDNコントローラがシミュレーションカットオーバー命令に応答して返信するシミュレーションカットオーバー結果を受信してもよい。
ステップS111:シミュレーションカットオーバー命令のデータフォーマットを変換し、SDNコントローラが認識可能なデータフォーマットに変換する。ここで、SDNコントローラは、ノースバウンドアダプタモジュールであってもよい変換モジュールによって、ノースバウンドインタフェースにより受信した、JSONメッセージを含むがこれに限らないシミュレーションカットオーバー命令のデータ構造を解析し、YANGに定義されるデータフォーマットを含むがこれに限らないデータフォーマットに変換して、シミュレーションカットオーバー命令に対応するデータに基づいてシミュレーションカットオーバーを実行することでの利用を可能とする。ここで、変換モジュールは、シミュレーションカットオーバーを実行した後のシミュレーションカットオーバー結果のYANG定義のデータフォーマットをJSONメッセージデータに変換して端末に報告してもよい。
ステップS112:メンテナンスウィンドウを配置する。変換後のシミュレーションカットオーバー命令に対応するデータに基づいて、カットオーバー待ち対象光ファイバに対応するメンテナンスモードウィンドウを配置し、ウィンドウリソースを作成して、初期ステートマシン等の動作を設定する。
ステップS113:メンテナンスウインドウのステートマシンは、シミュレーションカットオーバー動作モードへの移行をドリガーする。シミュレーションカットオーバースレッドを起動し、シミュレーションカットオーバーに進入し、ステートマシンの状態を設置してシミュレーションカットオーバー状態を開始する。
ステップS114:カットオーバー待ち対象光ファイバに対応するリンクをロックする。カットオーバー中のミスを回避するように、メンテナンスモードウインドウがシミュレーションカットオーバーしようとする対象光ファイバのリンクをロックする。
ステップS115:シミュレーションカットオーバーしようとする対象光ファイバに対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、カットオーバー待ち対象光ファイバに対応するリンクのうちの影響されたリンクを抽出し、影響されたリンクのルートを抽出した。
ステップS116:計算しようとするルートを辿る。計算しようとするルートを辿ることで、影響を受けるトラヒック種別などを得る。
ステップS117:ルーティング要求オブジェクトを生成する。ルーティング要求オブジェクトの関連リソースを生成する。
ステップS118:理由要求オブジェクトとアルゴリズムによりルーティング計算結果を得る。ここで、ルーティング要求オブジェクトに応じて、信号量を申請し、各種アルゴリズムを呼び出して計算を行い、ルーティング計算結果を得てもよい。
ステップS119:影響を受けるトラヒック状況を解析して影響種別を得る。ここで、影響を受けるトラヒック状況を解析し、ステップS17で得られた影響を受けるトラヒック種別と、トラヒックの他のリソースとに基づいて、影響を受けるトラヒックに対応する影響種別を生成する。
ステップS120:シミュレーションカットオーバー結果を生成する。シミュレーションカットオーバーリターンの結果と、ウィンドウメンテナンスの保存したデータとに基づいて、シミュレーションカットオーバーに報告されたシミュレーションカットオーバー結果データを構築する。
ステップS121:リンクのロックを解除する。メンテナンスウインドウが配置したシミュレーションカットオーバーに関連するリンクのロックを解除する。
ステップS122:シミュレーションカットオーバー結果を報告する。ステップS21で生成されたシミュレーションカットオーバー結果に基づいて、結果のデータフォーマットをノースバンドYANGファイルに定義されたデータ構造フォーマットに変換し、SDNコントローラのノースバウンドアダプタモジュールに報告する。
図9を参照して、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法における、カットオーバー実行流れを示す図であり、カットオーバー実行流れには、以下のステップが含まれていてもよい。
ステップS210:端末は、光ファイバカットオーバー命令を発行する。ネットワーク管理者は、ネットワーク管理者は、端末におけるネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して、光ファイバカットオーバーを実行する命令を発行し、例えば、端末はRESTを介して、光ファイバカットオーバーを実行するJSONに関するメッセージを発行してもよい。ここで、端末は、SDNコントローラが光ファイバカットオーバー命令に応答して返信する光ファイバカットオーバー結果を受信してもよい。
ステップS211:光ファイバカットオーバー命令のデータフォーマットを変換し、SDNコントローラが認識可能なデータフォーマットに変換する。ここで、SDNコントローラは、ノースバウンドアダプタモジュールであってもよい変換モジュールによって、ノースバウンドインタフェースにより受信した、JSONメッセージを含むがこれに限らない光ファイバカットオーバー命令のデータ構造を解析し、YANGに定義されるデータフォーマットを含むがこれに限らないデータフォーマットに変換して、光ファイバカットオーバー命令に対応するデータに基づいて光ファイバカットオーバーを実行することでの利用を可能とする。ここで、変換モジュールは、光ファイバカットオーバーを実行した後の光ファイバカットオーバー結果のYANG定義構造のデータをJSONメッセージデータに変換して報告してもよい。
ステップS212:メンテナンスウィンドウを配置する。変換後の光ファイバカットオーバー命令に対応するデータに基づいて、カットオーバー待ち対象光ファイバに対応するメンテナンスモードウィンドウを配置し、ウィンドウリソースを作成して、初期ステートマシン等の動作を設定する。
ステップS213:メンテナンスウィンドウのステータスマシンは、光ファイバカットオーバー動作モードへの移行をトリガーする。光ファイバカットオーバースレッドを起動し、光ファイバカットオーバーに進入し、ステートマシンの状態を設置して光ファイバカットオーバーを開始する。
ステップS214:カットオーバー待ち対象光ファイバに対応するリンクをロックする。カットオーバー過程に衝突しないように、ステップS212でメンテナンスウインドウモードが光ファイバカットオーバーしようとするリンクをロックする。
ステップS215:カットオーバー待ち対象光ファイバに対応する影響されたトラヒックを特定し、循環辿りて遷移する。そのうち、カットオーバー待ち対象光ファイバに対応する影響されたトラヒックを取得し、トラヒックを循環辿りてカットオーバー動作を実行する。
ステップS216:失敗リンクタイマを起動する。タイマは、実行失敗のデータリンク及び非正常トラヒックデータリンクをタイミングでスキャンして、リトライの実行及び結果の報告を便宜にする。
テップS217:影響を受けたトラヒックが非正常トラヒックであるか否かを判断する。非正常トラヒックであれば、非正常トラヒックの実行失敗リンクを入れ、ステップS22に進み、失敗リンクを入れて辿りて実行し、正常トラヒックであれば、ステップS218に進む。
ステップS218:影響を受けたトラヒックのルートセットを得て、ルートセットを辿り、影響を受けたトラヒックの遷移を実行する。ここで、メンテナンスウインドウ内で発行されたリンクリストに基づいて、現在影響を受けているトラヒックに対応するルートセットを取り出し、ルートセットを辿りて、ステップS219の実行を便宜にする。
なお、ここで影響を受けたトラヒックの遷移を実行することは、本質的に、再ルーティングの方法で、カットオーバー待ち対象光ファイバに影響されるトラヒックのカットオーバーを実現することであり、通常の理解における保護スイッチングとは異なる。
ステップS219:設定したカットオーバー原則に基づいて遷移ルートを特定し、影響を受けたトラヒックを遷移する。ここで、光ファイバカットオーバーを実行することは、カットオーバー待ち対象光ファイバに対して物理的なカットオーバーを行う前に、再ルーティングの方法で対応する影響されたトラヒックを遷移し、影響されたトラヒックにリソースを配置し、アルゴリズム計算回路を呼び出し、機器側が下交差され、トラヒックのルートを遷移することである。
なお、通常の理解における保護スイッチングについて言えば、メインリンクとバックアップリンクとの間のスイッチングを意味し、メインリンクとバックアップリンクはいずれも事前に決定されたものであり、メインリンクが故障しただけではスイッチングすることができ、メインリンクとバックアップリンクが共にカットオーバーしようとすると、保護スイッチング機能は機能することができない。ここでは、設定したカットオーバー原則に基づいて再ルーティングの方法で遷移ルートを特定し、影響を受けたトラヒックを遷移することは、メインリンクとバックアップリンクを同時にカットオーバーすることに適している。次に、光ネットワーク通信システムのネットワークトポロジには、全てのノード間で保護経路があるわけではなく、ある箇所には保護経路が無いが、光ファイバをカットオーバーする必要もあり、この場合にも保護スイッチングは機能することができなく、ここで設定したカットオーバー原則に基づいて再ルーティングの方法で遷移ルートを特定し、影響を受けたトラヒックを遷移することは、同様に、保護リンクのないシングルリンクモノリシックアーキテクチャでの光ファイバカットオーバーに適用する。さらに、保護スイッチングに時間を要するので、光ファイバが切断されると、保護スイッチングメカニズムを採用しても一部のデータの欠落を引き起こし、ここで設定したカットオーバー原則に基づいて再ルーティングの方法で遷移ルートを特定し、影響を受けたトラヒックを遷移することは、事前に別のルートへトラヒックを導入してから、光ファイバのメンテナンスを行い、光ファイバカットオーバーが完了した後、トラヒックを遷移し戻させれば、効果的にトラヒックの完全性などを保護することができる。また、設定したカットオーバー原則に基づいて再ルーティングの方法で遷移ルートを特定し、影響を受けたトラヒックを遷移することは、複数本ひいては千百条のトラヒックに対する遷移であることができ、適応範囲が広く、正確性が高い。
ステップS220:カットオーバーが成功したか否かを判断する。「YES」であれば、ステップS225に移行して、影響を受けたトラヒックの状況を解析し、そうでなければ、ステップS221に移行して、失敗リンクを入れて実行する。
ステップS221:失敗リンクを入れて、辿りて実行する。タイマは、非正常トラヒックと実行失敗した正常トラヒックがリトライ待ち時間に達したか否かを一定時間毎に判断し、達した場合、光ファイバカットオーバーを再実行し、ステップS222に移行し、そうでなければ、タイマーはスキャンを待機し続ける。
ステップS222:カットオーバー実行の成否を判定する。失敗リンクにおけるトラヒックが実行に成功すると、ステップS225に移行して、影響を受けたトラヒックの状況を解析し、そうでなければ、ステップS223に移行して、リトライ回数が使用済みであるか否かを判定する。
ステップS223:リトライ回数が使用済みであるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップS226に移行して、影響を受けたトラヒックの状況を解析し、そうでなければ、ステップS224に移行して指定時間を待つ。
ステップS224:指定時間を待ち、失敗リンクにおけるトラヒックは、実行に失敗し、リトライ回数がまだ使い切れなければ、一定時間待ってからステップS221に移行して実行し続ける。
ステップS225:影響を受けたトラヒックの状況を解析し、計算結果及び影響レベルに応じて影響種別結果を構築し、複数のルートの影響種別からトラヒック全体の影響種別を取得し、最も影響の大きい種別をトラヒックの影響種別とする。
ステップS226:カットオーバー結果を生成して報告する。
ステップS227:リンクのロックを解除する。
図10を参照して、本発明の一実施例に係る光ファイバカットオーバー方法におけるカットオーバーリターン流れを実行することを示す図であり、カットオーバーリターン流れには、以下のステップが含まれていてもよい。
ステップS310:端末は、カットオーバーリターン命令を発行する。ネットワーク管理者は、端末におけるネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して、カットオーバーリターン命令を発行し、例えば、端末はRESTを介して、カットオーバーリターンを実行するJSONに関するメッセージを発行してもよい。ここで、端末は、SDNコントローラがカットオーバーリターン命令に応答して返信するカットオーバーリターン結果を受信してもよい。
ステップS311:カットオーバーリターン命令のデータフォーマットを変換し、SDNコントローラが認識可能なデータフォーマットに変換する。ここで、SDNコントローラは、ノースバウンドアダプタモジュールであってもよい変換モジュールによって、ノースバウンドインタフェースにより受信した、JSONメッセージを含むがこれに限らないカットオーバーリターン命令のデータ構造を解析し、YANGに定義されるデータフォーマットを含むがこれに限らないデータフォーマットに変換して、カットオーバーリターン命令のデータに基づいてカットオーバーリターンを実行することでの利用を可能とする。ここで、変換モジュールは、カットオーバーリターンを実行した後のカットオーバーリターン結果のYANG定義構造のデータをJSONメッセージデータに変換して報告してもよい。
ステップS312:メンテナンスウィンドウを配置する。変換後のカットオーバーリターン命令に対応するデータに基づいて、カットオーバーした後のリターン待ち対象光ファイバに対応するメンテナンスモードウィンドウを配置し、ウィンドウリソースを作成して、初期ステートマシン等の動作を設定する。
ステップS313:メンテナンスウィンドウのステータスマシンは、カットオーバーリターン動作モードへの移行をトリガーする。カットオーバーリターンスレッドを起動し、カットオーバーリターンに進入し、ステートマシンの状態を設置してカットオーバーリターンを開始する。
ステップS314:リターンを要する動作および保護ルートを生成する。ここで、メンテナンスウィンドウに対応するウィンドウリソース、トラヒックトポロジ生成動作、及び保護ルートにに応じて、すなわち、前記カットオーバーリターン要求に応じて、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路を決定してもよい。
なお、ここでリターンを要する動作および保護ルートを生成することは、本質的に、再ルーティングの方法で、前記カットオーバーリターン要求に応じて前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路を決定してリターンすることであり、通常の理解における保護スイッチングとは異なる。
ステップS315:ルーティングオブジェクトに応じてリターンを実行する。そのうち、リターンを実行することは、カットオーバー待ち対象光ファイバに対する物理的なカットオーバーが完了した後、再ルーティングの方法で、対応する影響されたトラヒックを元のトラヒック経路に遷移し戻し、トラヒック接続手動返信を実行してトラヒック関連リソースを生成し、次に交差し、その後、リソースを解放するように計算パースに通知することを指す。
なお、通常の理解における保護スイッチングについて言えば、メインリンクとバックアップリンクとの間のスイッチングを意味し、メインリンクとバックアップリンクはいずれも事前に決定されたものであり、メインリンクとバックアップリンクが共に正常で、アラームがない場合にのみ、バックアップリンクのトラヒックをメインリンクにリターンすることができ、メインリンクとバックアップリンクが共にカットオーバーしようとすると、保護スイッチングリターン機能は機能することができない。ここでは、ルーティングオブジェクトに応じてリターンを実行することは、計算パースによってリターンしようとするルートを選択することができ、トラヒックを正常にリターンすることを確保する。トポロジリソースを申請することにより、計算パースアルゴリズムを呼び出して、復帰しようとするルートを探し出し且つトラヒックに戻り、メインリンクとバックアップリンクが共にメンテナンスしようとしても、正常にカットオーバーリターンすることができる。次に、光ネットワーク通信システムのネットワークトポロジには、全てのノード間で保護経路があるわけではなく、ある箇所には保護経路が無いが、光ファイバをカットオーバーする必要もあり、この場合にも保護スイッチングは機能することができなく、ここでカットオーバーリターン要求に応じて前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路を特定することは、同様に、保護リンクのないシングルリンクモノリシックアーキテクチャでのカットオーバーリターンに適用する。さらに、保護スイッチングは、主に予期しないアラームシナリオに適用されるが、ここで再ルーティングの方法で、対応する影響されたトラヒックを元のトラヒック経路に遷移し戻すカットオーバーリターンは、既知の光ファイバメンテナンスシナリオに適用されることができる。また、再ルーティングの方法で、対応する影響されたトラヒックを元のトラヒック経路に遷移し戻ことは、複数本ひいては千百条のトラヒックに対する遷移であることができ、適応範囲が広く、正確性が高い。
ステップS316:カットオーバーリターンが成功したか否かを判断し、「YES」であれば、ステップS318に移行し、そうでなければ、ステップS317に移行する。
ステップS317:リトライ回数が使用済みであるか否かを判断し、カットオーバーリターンに失敗した後、カットオーバーリターンのリトライ回数が使用済みであるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップS318に移行し、カットオーバーリターン結果を生成して報告し、「NO」であれば、ステップS315に移行し、ルーティングオブジェクトに応じてリターンを実行し、カットオーバーリターンを継続して実行する。
ステップS318:カットオーバーリターン結果を生成して報告する。カットオーバーリターンの実行結果をステップS311に報告し、最終的にステップS310における端末に報告する。
本発明の上記実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法は、従来の光ファイバメンテナンスの際に、影響を受けたトラヒックを人為的に検出する必要があるとともに、影響を受けたトラヒックを人為的にトラヒック遷移する必要があり、無保護のトラヒックには人為的返信式の最適化が必要であり、保護の有るトラヒックに対して人為的にスイッチングする必要がある。トラヒックが非常に大きい場合には、これらの人為的な操作が煩雑になるとともに、手間がかかり、人為的な操作によりエラーが生じて、既存のネットワークトラヒックに影響を及ぼす可能性がある。本発明の実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法によれば、対象光ファイバをメンテナンスする必要がある場合、対象光ファイバに対応する関連トラヒックのルートを自動的に特定して遷移することで、対象光ファイバメンテナンスに影響を受けるトラヒックを自動的に切り抜くことができ、対象光ファイバメンテナンスの過程においてトラヒックが失われることなく、トラヒックの完全性を効果的に保護する一方で、人力コストを大幅に低減し、人力的誤操作に引き起こされる可能性のある障害も回避する。そして、対象光ファイバの物理的なカットオーバーが完了した後にトラヒックリターンが必要となった場合、リターンを要する動作と、保護ルートからなる対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路とを自動的に特定することができ、元のトラヒック経路が正常であると判断したときに自動的にトラヒックを遷移し戻し、トラヒックの完全性を効果的に保護し、人工コストをさらに低減することができる。
本発明の実施例の別の側面は一種の光ファイバカットオーバー装置に係り、図11を参照して、当該光ファイバカットオーバー装置は、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する変換モジュール11と、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに応じて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定し、前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移する光ファイバカットオーバーモジュール13と、を備える。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバーモジュール13は、具体的には、関連トラヒックが正常トラヒックである場合、前記正常トラヒックを対応する遷移ルートに遷移することと、関連トラヒックが非正常トラヒックである場合または前記正常トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、前記非正常トラヒック又は遷移失敗した前記正常トラヒックに対する遷移を新たに実行することとに用いられる。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバー装置は、フィードバックモジュール14をさらに備え、前記フィードバックモジュール14は、前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、前記関連トラヒックの遷移ルートの影響種別を解析し、前記影響種別を端末に返信することに用いられる。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバー装置は、ウィンドウメンテナンスモジュール15をさらに備え、前記ウィンドウメンテナンスモジュール15は、対象光ファイバの識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ作成要求を取得し、前記作成要求が成功に検証された場合、メンテナンスウィンドウオブジェクトを作成し、前記メンテナンスウィンドウの対応するステートマシンの初期状態を設定して記憶することに用いられる。そのうち、前記メンテナンスウインドウは、前記対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を含み、前記ステートマシンの状態は、対応する動作モードをトリガーするために用いられる。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバー装置は、ステートマシンモジュール16をさらに備え、前記ステートマシンモジュールは、前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記対象光ファイバに対応するメンテナンスウインドウを特定し、前記メンテナンスウインドウのステートマシンの相応の状態により、光ファイバカットオーバー動作モードへの移行をトリガーすることと、次の設定した動作モードをトリガーするために前記メンテナンスウィンドウのステータスマシンの状態を更新することに用いられる。
幾つかの実施例において、前記ウィンドウメンテナンスモジュール15は、さらに、以下の少なくとも一つのウィンドウメンテナンス動作を実行することに用いられる。すなわち、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ削除要求を取得し、前記削除要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、前記対応するメンテナンスウィンドウを削除すること、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ更新要求を取得し、前記更新要求が成功に検証されたと判断すると、前記更新要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを更新して記憶すること、及び、ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ問い合わせ要求を取得し、前記問い合わせ要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウ問い合わせ結果を特定することである。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバー装置は、シミュレーションカットオーバーモジュール17をさらに備え、前記変換モジュール11は、対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバシミュレーションカットオーバー要求を取得することにも用いられる。前記シミュレーションカットオーバーモジュール17は、前記光ファイバシミュレーションカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックのルーティング計算結果を特定し、前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定することに用いられる。前記フィードバックモジュール14は、前記ルーティング計算結果に基づいて特定した対応するシミュレーションカットオーバー結果を端末に返信することにも用いられる。
幾つかの実施例において、前記フィードバックモジュール14が前記ルーティング計算結果に基づいて特定した対応するシミュレーションカットオーバー結果を端末に返信することは、前記ルーティング計算結果に基づいて、前記関連トラヒックを遷移することができると判断された場合、前記関連トラヒックを遷移したトラヒック経路を、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信する。
幾つかの実施例において、前記シミュレーションカットオーバーモジュール17は、関連トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、遷移失敗した前記関連トラヒックに対する遷移を新たに実行することにも用いられる。前記フィードバックモジュールは、前記ルーティング計算結果に基づいて前記関連トラヒックが遷移不能であることを特定した場合、前記関連トラヒックが遷移不能であることを、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信することに用いられる。
幾つかの実施例において、前記光ファイバカットオーバー装置は、カットオーバーリターンモジュール18をさらに備え、前記変換モジュール11は、前記対象光ファイバの識別情報を載せたカットオーバーリターン要求を取得することにも用いられる。前記カットオーバーリターンモジュール18は、前記カットオーバーリターン要求に応じて、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路が正常であると判定した場合に、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることに用いられる。
幾つかの実施例において、前記フィードバックモジュール14は、さらに、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することに用いられる。
幾つかの実施例において、前記フィードバックモジュール14が、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することは、具体的に、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功した場合、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功しなかった場合、繰り返し実行の回数が予め設定された値に達するまで、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えるステップを設定サイクルに従って繰り返し実行し、対応する関連トラヒックのカットオーバーリターン不成功の結果を端末に送信し、あるいは、カットオーバーリターンが成功していると判定したまで繰り返し実行し、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、を含む。
上記実施例に係る光ファイバカットオーバー装置は、光ファイバカットオーバー流れを行うにあたって、上述した各プログラムモジュールの区分けのみを例に挙げて説明するが、実際の応用においては、必要に応じて、上記ステップを異なるプログラムモジュールに割り当てて異なるプログラムモジュールにより完了するようにしてもよく、すなわち、装置の内部構造を異なるプログラムモジュールに区分けして、上記説明した全部または一部の処理を完了するようにしてもよい。また、上記の実施例に係る光ファイバカットオーバー装置は、光ファイバカットオーバー方法の実施例とは同一の思想に属し、その具体的な実施流れが方法の実施例を詳しく参照でき、ここで再び贅言しない。
本発明の実施例の別の側面は一種のSDNコントローラに係り、図12を参照して、当該SDNコントローラは、ノースバウンドインターフェースを介してアプリケーションサービス層と通信し、サウスバウンドインターフェースを介してデータ転送層と通信し、、データ転送層を介して光ネットワーク通信システムの機器側、例えばスイッチやリンクなどの機器への管理を実現することができる。前記SDNコントローラは、プロセッサ201と、プロセッサ201上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリー202と、を備え、そのうち、プロセッサ201が、前記コンピュータプログラムを実行する際に、本発明のいずれの実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法の手順を実行することに用いられる。ここで、プロセッサ201とメモリー202は、対応する数が一つであることを指すのではなく、一つまたは複数であってもよい。メモリー202には、オペレーティングシステムと、本発明の実施例に係る光ファイバカットオーバー方法を実現するためのファイバカットオーバー装置とが記憶されており、当該プロセッサ201は、演算及び制御能力を向上させ、SDNコントローラ全体の動作をサポートする。
本発明の実施例のさらに別の側面は一種の光ファイバカットオーバーシステムに係り、図13を参照して、アプリケーションサーバ300とSDNコントローラ100とを含み、前記SDNコントローラ100は、本発明のいずれの実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法を実行することに用いられ、前記アプリケーションサーバ300は、端末200が送信した命令を受信し、前記命令を前記SDNコントローラ100のノースバウンドインターフェースに送信することに用いられ、前記SDNコントローラ100は、サウスバウンドインターフェースを介して機器側と通信する。前記アプリケーションサーバ300は、各種アクセスネットワークのアプリケーションを管理し、制御管理側、例えばSDNコントローラ100へ各種の命令作業を送信し、制御管理側からの応答を受信することに用いられる。前記端末200には、ネットワーク管理アプリケーション301のクライアントプログラムなどのアプリケーションサーバ300に適用されるクライアントプログラムがインストールされており、ユーザは、端末200のユーザインタフェース201に表示されたアプリケーションインタフェースを通じて、対応する操作コマンドを入力でき、前記操作コマンドに対応する応答データを受信して表示し、例えば、端末200は、ユーザから入力されたメンテナンスウィンドウの作成、削除、更新、クエリなどの操作コマンドを受信、またはユーザから入力されたシミュレーションカットオーバー実行、カットオーバー実行、カットオーバーリターンなどの操作コマンドを受信し、かつ、アプリケーションサーバ300に転送されたSDNコントローラ100が上記操作コマンドに基づいて返信した応答メッセージを受信し、メッセージ処理モジュール203により応答メッセージを処理して表示し、例えば、シミュレーションカットオーバ結果、カットオーバーリターン結果、UMEを介して提供されるグラフィックインタフェースに提示された光ネットワーク通信システムのリンク情報などを表示する。
幾つかの実施例において、アプリケーションサーバ300におけるアプリケーションは、主に、セキュアアプリケーション305、上記のネットワーク管理アプリケーション301、コマンドラインアプリケーション303、および第三者アプリケーション307を含む。このセキュアアプリケーション305とは、主に、ネットワークにアクセスするセキュリティサービスアプリケーションであって、ネットワークのセキュリティ防御メカニズムを構築するために用いられる。このネットワーク管理アプリケーションは、通常、ネットワーク管理者によってアクセスされ、ネットワークの管理や監視制御を行うことに用いられる。コマンドラインアプリケーション303とは、コントローラ管理者によってアクセスされたアプリケーションを指し、コントローラによって予約されたコマンドライン(オープンソースではない)により、コントローラに対する配置、問い合わせ等の動作を実現し、いくつかの検証やデバッグ機能を実現し、例えば、光ファイバのカットオーバー実行に失敗したときにリトライを行う間隔時間などを設定する。第三者アプリケーション307とは、第三者によりアクセスされた通常のアプリケーションであり、コントローラのオープンソースAPI(Application Program Interface:アプリケーションプログラムインターフェイス)を呼び出すことによってカスタム機能を実現することに用いられる。
ここで、前記SDNコントローラ100が本発明のいずれの実施例に提供された光ファイバカットオーバー方法を実行するための対応するソフトウェアプログラムモジュールからなる光ファイバカットオーバー装置は、フィードバックモジュール14、変換モジュール11、ウィンドウメンテナンスモジュール15、シミュレーションカットオーバーモジュール17、光ファイバカットオーバーモジュール13、カットオーバーリターンモジュール18及びステートマシンモジュール16を含む。前記フィードバックモジュール14は、ウィンドウメンテナンス、シミュレーションカットオーバー、光ファイバカットオーバー、カットオーバーリターン実行の結果を変換モジュールで変換して前記端末に自発的に報告し、前記端末のユーザインタフェースを介して前記ネットワーク管理者に報告し、前記ネットワーク管理者の操作命令を前記光ファイバカットオーバー装置の対応するモジュールに送信することに用いられる。
変換モジュール11は、主に、ネットワーク管理者がネットワーク管理アプリケーションのクライアント経由で発行するメッセージ、例えばJSONメッセージを、ノースバウンドインターフェースを介してウィンドウメンテナンス、シミュレーションカットオーバー、光ファイバカットオーバー、カットオーバーリターンのデータフォーマット、例えばYANGファイルで定義されるデータフォーマット等に適合するように構成される。同時に、ウィンドウメンテナンス、シミュレーションカットオーバー、光ファイバカットオーバー、カットオーバーリターンのデータフォーマットを、ネットワーク管理アプリケーションによって識別されるデータフォーマットに転換して報告し、例えばJSONデータフォーマットに転換して報告する。
前記ウィンドウメンテナンスモジュール15は、メンテナンスウィンドウ作成、メンテナンスウィンドウ削除、メンテナンスウィンドウ修正、メンテナンスウィンドウクエリーとして構成されるが、これに限定されない。前記メンテナンスウィンドウを作成し、ステートマシンを設定した後、SDNコントローラは、ステートマシンの状態に応じて、シミュレーションカットオーバーモジュール、光ファイバカットオーバーモジュール、カットオーバーリターンモジュール等の対応する動作モードに移行する。
前記シミュレーションカットオーバーモジュール17は、シミュレーションカットオーバー要求を受信するよう構成され、例えば、ネットワーク管理者が端末上のネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して送信した手動メンテナンスウインドウ又は自動メンテナンスウインドウのシミュレーションカットオーバー要求を受信し、データベースを調べて指定されたメンテナンスウインドウを探し出すと、シミュレーションカットオーバー要求をメンテナンスモジュールに発送する。前記メンテナンスモジュールは、シミュレーションカットオーバー要求ルートと計算パース問い合わせ条件とに基づいて、ルーティング計算要求を構築してルーティング計算を行い、ルーティング計算結果からシミュレーションカットオーバーの成功または失敗を判定し、シミュレーションカットオーバー結果を端末上のネットワーク管理アプリケーションクライアントに返信し、現状でシミュレーションカットオーバーを許可すると、ステートマシンは、次のイベントを発生させる。
前記光ファイバカットオーバーモジュール13は、カットオーバー実行要求を受信するよう構成され、例えば、ネットワーク管理者が端末上のネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して送信した手動メンテナンスウインドウ又は自動メンテナンスウインドウのカットオーバー実行要求を受信し、データベースを調べて指定されたメンテナンスウインドウを探し出し、探し出した場合、カットオーバー要求をメンテナンスモジュールに発送する。前記メンテナンスモジュールは、カットオーバー実行要求を受信し、現在の状態または他の要因でカットオーバーの実行を許可しない場合、カットオーバー実行失敗に応答し、現在の状態ではカットオーバーの実行が許可されないまたは他の要因を失敗の原因として現在の状態パラメータを載せている。カットオーバーが許可された場合には、光ファイバカットオーバー動作モードへ入るようにステートマシンを設定し、ステートマシンイベントが発生して、カットオーバーしようとする光ファイバリンク上の全てのトラヒックが取得され、正常トラヒックであれば、そのまま保護経路または動作経路にトラヒックを導入し、非正常トラヒックであれば、非正常トラヒックの失敗リンクを入れて複数回に再試行し、実行失敗であれば、正常トラヒックの失敗リンクを入れて複数回に実行する。同時に、トラヒック処理モジュールによって計算パースを実現し、リソースを割り当て、機器側に下交差させて、光ファイバカットオーバー機能を完成させる。
前記カットオーバーリターンモジュール18は、カットオーバーリターン要求を受信するよう構成され、例えば、ネットワーク管理者が端末上のネットワーク管理アプリケーションクライアントを介して送信した手動メンテナンスウインドウ又は自動メンテナンスウインドウ(カットオーバーリターン待ち)のカットオーバーリターン実行要求を受信し、データベースを調べて指定されたメンテナンスウインドウを探し出し、探し出した場合、カットオーバーリターン要求をメンテナンスモジュールに発送する。同時に、光ファイバカットオーバー前の経路が正常であるか否かを判定し、正常であれば、ステートマシンに状態を設定し、ステートマシンに進み、カットオーバーリターンを実行し、トラヒックを光ファイバカットオーバー後の経路から光ファイバカットオーバー前の経路に切り替え、そうでなければ、リターンに失敗し、同時に機器側に命令を発行し、光ファイバ信号のリターン動作を実行する。
前記ステートマシンモジュール16は、メンテナンスウィンドウの状態を遷移するよう構成され、光ファイバカットオーバー全体の各モジュール状態の切り替えを実現し、対応する動作モードに移行する。
前記光ファイバカットオーバー装置は、トラヒック処理モジュール121、データ記憶モジュール121、および機器側通信モジュール123をさらに備え、前記トラヒック処理モジュール121は、各種のリソースの割り当てを実現して計算を行い、機器側に下交差する。前記データ記憶モジュール122は、各モジュールの、データベースへの入れを必要とするデータを記憶し、増加、削除、変更、調べなどの作業のインタフェースを提供する。前記機器側通信モジュール123は、機器側通信に用いられ、各種のサウスバンドプロトコルによりデータ転送層124と通信する。
前記データ転送層124は、メッセージ転送モジュール1241とクロスプロセスモジュール1242と、を備え、前記メッセージ転送モジュール1241は、各種のサウスバンドプロトコルにより、前記SDNコントローラ100のプロセッサと通信を行うことに用いられ、各種のサウスバンドプロトコルは、netconf(Network Configuration Protocol)、P4(SDN programming language)、openf1owなどのプロトコルを含むが、これらに限定されなく、前記クロスプロセスモジュール1242は、下記のトラヒックを実現することに用いられ、前記トラヒックは、エンドツーエンドの光チャネルトラヒックの割り当て、光層の保護と回復、動的帯域幅の管理、バンド幅をオンデマンドで割り当てるなど光クロストラヒックの実現を含むが、これらに限らなく、デバイス側の単板、チップ及び関連光電デバイスに対する動作によって、光ファイバ信号のカットオーバー及びリターン動作を実現する。
また、本発明の実施例はさらに一種のコンピュータ記憶媒体を提供し、例えば、コンピュータプログラムが記憶されたメモリを含み、このコンピュータプログラムは、プロセッサにより実行され、本発明のいずれの実施例に提供される光ファイバカットオーバー方法の手順を完成することができる。このコンピュータ記憶媒体は、FRAM(登録商標)、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、Flash Memory、磁気サーフェイスメモリー、光ディスク、又はCD−ROM等のメモリーであってもよいし、上記のメモリーの一つまたは任意の組み合わせを含む各種のデバイスであってもよい。
以上は、本発明の具体的な実施形態のみであるが、本発明の保護範囲はこれに限定されず、当業者が本発明の開示した技術的範囲で容易に想到し得る変化や置換は、いずれも本発明の保護範囲に収まるべきである。本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に準じているべきである。
一つの側面によれば、本発明の一つの実施例に提供された光ファイバカットオーバーシステムは、アプリケーションサーバとSDNコントローラとを含み、前記アプリケーションサーバは、端末が送信した命令を受信し、前記命令を前記SDNコントローラのノースバウンドインターフェースに送信することに用いられ、前記SDNコントローラは、サウスバウンドインターフェースを介して機器側と通信し、前記SDNコントローラは、本発明の実施例に記載の光ファイバカットオーバー方法を実行することに用いられる。
既存のネットワーク業務の運用ネットワークにおいて光ファイバメンテナンスやサイトの追加を行う場合の、1つずつのデータ業務に対して人手でトラヒックを切り替えることによる問題を解決できるようにするためには、現在では、SDNネットワークに適用される一種の光ファイバカットオーバー方法を提供することで、既存のネットワーク業務の運用ネットワークにおいて光ファイバメンテナンスやサイトの追加を行う際に、対象となる光ファイバのカットオーバー情報から特定されたトポロジリソースに基づいて、カットオーバー待ち対象光ファイバとカットオーバーする時に影響を受ける関連業務の遷移ルートを特定し、関連業務トラヒックを事前に自動で切り抜くことができ、光ファイバメンテナンスまたはサイトの追加が完了した後に、前記関連業務のトラヒックを切り戻すことができる。
選択可能であるが、カットオーバー待ち光ファイバに対応するリンク上に載せられたトラヒックを、所望の遷移ルートに自動的に遷移し、かつ光ファイバカットオーバーが完了した後に、当該光ファイバカットオーバー方法において、カットオーバーリターンを実行し、対応するトラヒックを元のルートに遷移し戻すことをさらに含んでもよく、これにより、トラヒックの完全性を効果的に保護することができる。このシングルリンクマルチトラヒックアーキテクチャに対する光ファイバカットオーバー方法は、通常、リソース利用率が比較的高いシナリオに適用され、現在ではよく使用されている一種のシナリオでもあり、複数のトラヒックが一つのリンクを占有しており、主に、トラヒックの安全性に対する要求が高くなく、リアルタイム性に対する要求が高くなく、トラヒック遷移後の戻り速度に対しても速くないと要求されるシナリオが考えられる。
SDNコントローラが前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックをカットオーバーすることは、SDNコントローラが、対象光ファイバをカットオーバーする際に影響を受ける関連トラヒックを遷移ルートに遷移させて、対象光ファイバに対して物理的なカットオーバを行う前のトラヒックカットオーバーを自動的に完了することを意味する。
ここで、メンテナンスウィンドウを作成した後に、メンテナンスウィンドウに対して削除、更新または問い合わせのメンテナンス操作を行うことを含んでもよい。SDNコントローラは、メンテナンスウィンドウを削除する要求を受信すると、要求におけるウィンドウ識別情報によって対応するメンテナンスウィンドウを特定して削除することができる。メンテナンスウィンドウの更新について、SDNコントローラは、メンテナンスウィンドウを更新する要求を受信すると、要求におけるウィンドウ識別情報によって対応するメンテナンスウィンドウを特定し、更新パラメータが成功に検証された後、現在のメンテナンスウィンドウデータを要求におけるパラメータ全量で置換してデータベースに格納し、検証が失敗した場合、失敗原因がパラメータ検証に失敗したことであることを返信し、且つ対応するエラーパラメータを載せることができる。メンテナンスウィンドウの問い合わせについて、SDNコントローラは、メンテナンスウィンドウの問い合わせ要求を受信すると、ウィンドウ識別情報によって、指定されたメンテナンスウィンドウを探し出し、問い合わせ要求に対応するメンテナンスウィンドウの情報を返信する。
ステップS118:ルーティング要求オブジェクトとアルゴリズムによりルーティング計算結果を得る。ここで、ルーティング要求オブジェクトに応じて、信号量を申請し、各種アルゴリズムを呼び出して計算を行い、ルーティング計算結果を得てもよい。
ステップS119:影響を受けるトラヒック状況を解析して影響種別を得る。ここで、影響を受けるトラヒック状況を解析し、ステップS116で得られた影響を受けるトラヒック種別と、トラヒックの他のリソースとに基づいて、影響を受けるトラヒックに対応する影響種別を生成する。
ステップS122:シミュレーションカットオーバー結果を報告する。ステップS120で生成されたシミュレーションカットオーバー結果に基づいて、結果のデータフォーマットをノースバンドYANGファイルに定義されたデータ構造フォーマットに変換し、SDNコントローラのノースバウンドアダプタモジュールに報告する。
ステップS223:リトライ回数が使用済みであるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップS225に移行して、影響を受けたトラヒックの状況を解析し、そうでなければ、ステップS224に移行して指定時間を待つ。
前記光ファイバカットオーバー装置は、トラヒック処理モジュール121、データ記憶モジュール122、および機器側通信モジュール123をさらに備え、前記トラヒック処理モジュール121は、各種のリソースの割り当てを実現して計算を行い、機器側に下交差する。前記データ記憶モジュール122は、各モジュールの、データベースへの入れを必要とするデータを記憶し、増加、削除、変更、調べなどの作業のインタフェースを提供する。前記機器側通信モジュール123は、機器側通信に用いられ、各種のサウスバンドプロトコルによりデータ転送層124と通信する。

Claims (16)

  1. 対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得することと、
    前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定することと、
    前記遷移ルートに従って、前記関連トラヒックを遷移することと、を含む
    ことを特徴とする光ファイバカットオーバー方法。
  2. 前記の前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移するステップは、
    関連トラヒックが正常トラヒックである場合、前記正常トラヒックを、対応する遷移ルートに遷移することと、
    関連トラヒックが非正常トラヒックである場合または前記正常トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、前記非正常トラヒック又は遷移失敗した前記正常トラヒックに対する遷移を新たに実行することと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  3. 前記方法において、前記の前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、
    前記関連トラヒックの遷移ルートの影響種別を解析し、前記影響種別を端末に返信することを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  4. 前記方法において、前記の対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、
    対象光ファイバの識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ作成要求を取得することと、
    前記作成要求が成功に検証された場合、メンテナンスウィンドウオブジェクトを作成し、前記メンテナンスウィンドウの対応するステートマシンの初期状態を設定して記憶することと、を含み、そのうち、前記メンテナンスウインドウが、前記対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を含み、前記ステートマシンの状態が、対応する動作モードをドリガーするために用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  5. 前記方法において、前記の前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定する前に、
    前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記対象光ファイバに対応するメンテナンスウインドウを特定し、前記メンテナンスウインドウのステートマシンの相応の状態により、光ファイバカットオーバー動作モードへの移行をドリガーすることを含み、
    前記の前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、
    次の設定された動作モードをドリガーするために、前記メンテナンスウインドウのステートマシンの状態を更新することを含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  6. 前記方法において、前記の対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、以下のウィンドウメンテナンス操作の少なくとも一つが実行されることを含み、
    ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ削除要求を取得し、前記削除要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを探し出し、前記対応するメンテナンスウィンドウを削除することと、
    ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ更新要求を取得し、前記更新要求クが成功に検証されたと判断すると、前記更新要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウを更新して記憶することと、
    ウィンドウ識別情報を載せたメンテナンスウィンドウ問い合わせ要求を取得し、前記問い合わせ要求に応じて、対応するメンテナンスウィンドウの問い合わせ結果を特定することである
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  7. 前記方法において、前記の対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得する前に、
    対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバシミュレーションカットオーバー要求を取得することと、
    前記光ファイバシミュレーションカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに基づいて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックのルーティング計算結果を特定することと、
    前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信することと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  8. 前記の前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信することは、
    前記ルーティング計算結果に基づいて前記関連トラヒックを遷移することができると特定した場合、前記関連トラヒックが遷移したトラヒック経路を、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信することを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  9. 前記の前記ルーティング計算結果に基づいて、対応するシミュレーションカットオーバー結果を特定して端末に返信することは、さらに、
    関連トラヒックが遷移失敗した場合、新たに実行した遷移の回数が閾値に達する、又は、前記関連トラヒックの対応する遷移が完了するまで、設定された時間間隔に従って、前記遷移失敗した前記関連トラヒックに対する遷移を新たに実行することと、
    前記ルーティング計算結果に基づいて前記関連トラヒックが遷移不能であることを特定した場合、前記関連トラヒックが遷移不能であることを、シミュレーションカットオーバー結果として端末に返信することと、を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  10. 前記方法において、前記の前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移した後に、
    前記対象光ファイバの識別情報を載せたカットオーバーリターン要求を取得することと、
    前記カットオーバーリターン要求に応じて、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路が正常であると特定した場合、前記関連トラヒックを、前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  11. 前記方法において、前記の前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えた後に、
    前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  12. 前記の前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えたことに対応して形成されたカットオーバーリターン結果を端末に送信することは、
    前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功した場合、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、
    前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えることが成功しなかった場合、繰り返し実行の回数が予め設定された値に達するまで、前記関連トラヒックを前記対象光ファイバのカットオーバー前のトラヒック経路に切り替えるステップを設定サイクルに従って繰り返し実行し、対応する関連トラヒックのカットオーバーリターン不成功の結果を端末に送信し、あるいは、カットオーバーリターンが成功していると判定したまで繰り返し実行し、カットオーバーリターンが成功した結果を端末に送信することと、を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の光ファイバカットオーバー方法。
  13. 対象光ファイバの光ファイバカットオーバー情報を載せた光ファイバカットオーバー要求を取得するように構成された変換モジュールと、
    前記光ファイバカットオーバー要求に応じて、前記光ファイバカットオーバー情報に対応するトポロジリソースを特定し、前記トポロジリソースに応じて、前記対象光ファイバに対応する関連トラヒックの遷移ルートを特定し、前記遷移ルートに従って前記関連トラヒックを遷移するように構成された光ファイバカットオーバーモジュールと、を備える
    ことを特徴とする光ファイバカットオーバー装置。
  14. プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリーとを備えるSDNコントローラであって、
    前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する際に、請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ファイバカットオーバー方法を実行することに用いられる
    ことを特徴とするSDNコントローラ。
  15. 光ファイバカットオーバーシステムであって、
    アプリケーションサーバと請求項14に記載のSDNコントローラとを含み、
    前記アプリケーションサーバは、端末が送信した命令を受信し、前記命令を前記SDNコントローラのノースバウンドインターフェースに送信することに用いられ、
    前記SDNコントローラは、サウスバウンドインターフェースを介して機器側と通信する
    ことを特徴とする光ファイバカットオーバーシステム。
  16. 記憶媒体であって、
    前記記憶媒体には実行可能な命令が記憶され、
    前記実行可能な命令がプロセッサにより実行された場合、請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ファイバカットオーバー方法を実現する、
    ことを特徴とする記憶媒体。
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