JP2021529118A - 動力工具用の保護装置 - Google Patents

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Abstract

本開示は、中心部(16)および外周部(17)を有しかつ回転方向(19)を有する回転式作業工具(2)を備えるハンドヘルド動力工具(1)に関する。この動力工具(1)は、回転式作業工具(2)の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置(8)をさらに備え、ブレードガード装置(8)は、ブレードガード(12)と、ブレードガード(12)に対して装着された旋回カバー部分(11、11’、11’’)と、を備える。第1の位置において、旋回カバー部分(11、11’、11’’)は、第1の円弧(A)が覆われるように位置決めされ、この第1の円弧(A)は、ブレードガード(12)に従い、回転方向(19)におけるブレードガード(12)の後続側において外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分(11)は、第1の位置と、第1の円弧(A)に沿った回転式作業工具(2)の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動である。カバー部分(11、11’、11’’)は、第1の位置に向かって付勢される。さらに、本開示は、ブレードガード装置に関する。

Description

本開示は、中心部および外周部を有しかつある回転方向へと回転するように構成された回転式動力工具を備えるハンドヘルド動力工具に関する。さらに、この動力工具は、回転式作業工具の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置を備える。
動力切断機などの多数の動力工具は、円形またはリング形状であり得る切断ディスクの形状ののこ刃を有する。かかる切断機は、コンクリートまたは岩などの硬い材料を切断するために使用される場合があり、切断ディスクは、ブレードガードにより部分的に覆われる。
ごく稀に、いわゆるキックバックが発生する可能性があり、切断ディスクは、上方および後方の両方へとユーザに向かって移動する。この移動を引き起こす力は、切断ディスクと作業対象物との間のロッキング接触と、切断ディスクの慣性中に保存されるエネルギーと、の組み合わせから発生する。かかるキックバックにより、薄いかつおそらくは回転中である切断ディスクがユーザに当たる可能性があるため、ユーザが負傷する恐れがある。
特許文献1は、のこ刃を有するハンドヘルド動力のこぎりのための安全ガードアセンブリを開示しており、キックバック状況において、安全ガードに位置する錘が、安全ガードがばね付勢されたロック機構から外れるように慣性モーメントを強化する。安全ガードは2つのパーツから構成され、これらのパーツは、のこ刃の両側において、ピボットピン周りの回動により、のこ刃の中心部分から離れて、のこ刃の外周部に向かって移動する。しかし、のこ刃の切断エッジは、のこ刃の両側を移動するこれらの2つのパーツの構造が原因となり安全ガードによって覆われない。
したがって、エンジン駆動式切断機のより自由度の高い使用を可能にする、エンジン駆動式切断機用のより信頼度の高い保護装置が望まれている。
米国特許第8413340号明細書
本開示の目的は、強化された保護装置によって自由度のより高い使用向けに構成された、回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力切断機を提供することである。もう1つの目的は、改良されたブレードガード装置を提供することである。
この目的は、中心部および外周部を有しかつ特定の回転方向に回転するように構成された回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力工具により達成される。この動力工具は、回転式作業工具の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置をさらに備え、このブレードガード装置は、ブレードガードと、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着された旋回カバー部分と、を備える。第1の位置において、旋回カバー部分は、第1の円弧が覆われるように位置決めされ、この第1の円弧は、ブレードガードに従い、回転方向におけるブレードガードの後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分は、第1の位置と、第1の円弧に沿った回転式作業工具の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動である。カバー部分は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向に付勢される。
これにより、第1の円弧のうち、作業対象物を含まない部分に沿ったユーザ保護が実現され、これは1つの利点である。これは、キックバック条件下において有利となる。また、これにより、強化された保護装置によるより自由度の高い使用が可能となる。
いくつかの態様によれば、第2の円弧が、第1の円弧に隣接して位置し、回転方向における第1の円弧の後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。第2の円弧は、初期切断が第2の円弧に沿って可能となるように第1の位置において覆われない。
これは、ユーザによる第2の円弧に沿った切断の開始を助長し、これにより安全かつ好ましい初期切断が実現されるため、1つの利点となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード装置は、作業対象物の切断中に作業対象物が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を備える。切断中に、カバー部分は、前記接触部分に対接する作業対象物からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能となり、この圧力は、付勢に対抗して作用する。接触部分は、カバー部分に含まれるか、またはブレードガードに対してカバー部分を連結する部分に含まれるかのいずれかである。
これにより、切断中にカバー部分を確実に移動させ得る作業対象物用の安全な支持が得られる。
いくつかの態様によれば、各保持手段が、それぞれの端部にて旋回カバー部分およびブレードガードに対して回動可能に装着され、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガードに対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、これらの保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する。
これにより、カバー部分は、保持手段が中心部にて装着される必要性を伴うことなくブレードガードに沿って移動することが可能となる。さらに、保持手段は、作業中に移動するため、例えば溜まった埃および汚れなどに起因する動きの悪さまたは引っ掛かりの状態になることが防止される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分の対応する弧状スロット内に延在するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分は、ピボットピン周りで回動するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガードに対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガードの一部が径方向において外周部とカバー部分との間に位置決めされるように外周部に主に従う。
このようにすることで、カバー部分は、非連続的な様式で現時点の作業処理に合わせて調節されて、多様な作業を可能にする。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分は、経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、前記付勢手段を構成する少なくとも1つのばね要素により達成される。
いくつかの態様によれば、各ばね要素が、ブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着され、保持手段端部は、ピボットピンによりブレードガードに対して装着される。ばね要素は、カバー部分が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かうように付勢される。
このようにすることで、付勢は、確実にかつ複雑ではない様式で達成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、第2の線を通過することはなく、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ一方向へのばね付勢が実現される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、第2の位置へと移動される場合に第2の線を通過し、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、巻線部分は、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、カバー部分を移動させるために必要とされる力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。
これにより、第1の位置から第2の位置への平滑な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、対応するばね装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着されるコイルばねを備える。ばね装着部を通過する第1の線が、第2の位置へと移動される場合に第2の線を通過する。第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分を移動させることを可能にするハンドルを備える。
これにより、ユーザは、回転式作業工具における、通常であればカバー部分により覆われる部分に容易にアクセスすることが可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、第2の位置においてカバー部分を解除可能にロックするために構成されたロック部分を備える。
これにより、ユーザは、回転式作業工具における、通常であればカバー部分により覆われる部分に容易にアクセスすることが可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、回転方向に回転するように構成され、この回転は、ブレードガードの質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
これにより、ユーザに対するさらなる保護が提供される。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは錘を備える。
これにより、安定的かつ迅速な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、切断中に作業対象物と回転可能接触状態になるように構成されたホイールを備える。
これにより、容易な切断が可能になり、このときカバー部分は作業対象物により移動される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。
これにより、ユーザは、カバー部分の位置に関わらず切断の視覚制御を阻害されることが常により少なくなり得る。
さらに、この目的は、中心部および外周部を有しかつ特定の回転方向に回転するように構成された回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力工具により達成される。動力工具は、少なくとも部分的に回転式作業工具の一部を遮蔽するように構成されたブレードガード装置をさらに備え、ブレードガード装置は、ブレードガードおよび保護装置を備え、保護装置は、保護装置が作業対象物の正常な切断を許可する作業位置から変位位置へと変位されるように構成される。変位位置では、保護装置は、少なくとも部分的に第1の円弧が覆われるように位置決めされた状態になり、第1の円弧は、ブレードガードに従い、回転方向におけるブレードガードの後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。
これにより、第1の円弧の部分に沿ったユーザ保護を可能にし、これは1つの利点である。これは、キックバック条件下において有利となる。また、これにより、強化された保護装置による、より自由度の高い使用が可能となる。
いくつかの態様によれば、変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
これは、キックバック条件下において有利となり得る。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、保護装置を構成する保護部分を備え、ブレードガードは、中心部周りで回転方向に回転するように構成される。
これにより、複雑でない確実なブレードガード装置が提供される。
いくつかの態様によれば、保護部分は錘を備える。
これにより、安定的かつ迅速な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、保護装置は、作業位置においてほとんどがブレードガードの一部を覆い、回転方向にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
これにより、複雑でない確実なブレードガード装置が提供される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着された旋回カバー部分を備える。各保持手段が、旋回カバー部分およびブレードガードに対して回動可能に装着され、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガードに対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する。
これにより、保持手段は、作業中に移動することが可能となるため、例えば溜まった埃および汚れなどに起因する動きの悪さまたは引っ掛かりが防止される。さらに、これにより、カバー部分は、保持手段が中心部にて装着される必要性を伴うことなくブレードガードに沿って移動することが可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分の対応する弧状スロット内に延在するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分は、ピボットピン周りで回動するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガードに対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガードの一部が径方向において外周部とカバー部分との間に位置決めされるように外周部に主に従う。
このようにすることで、カバー部分は、非連続的な様式で現時点の作業処理に合わせて調節されて、多様な作業を可能にする。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分は、少なくとも1つのばね要素によりばね付勢され、各ばね要素が、ブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される。保持手段端部は、ピボットピンによりブレードガードに対して装着され、ばね要素は、カバー部分が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、作業位置へと移動される場合に第2の線を通過し、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在する。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、巻線部分は、カバー部分が作業位置と変位位置との間で移動される場合に、カバー部分を移動させるために必要とされる力が作業位置から変位位置へと低下するように動くように構成される。
これにより、第1の位置から第2の位置への平滑な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、対応するばね装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着されるコイルばねを備える。ばね装着部を通過する第1の線が、変位位置へと移動される場合に第2の線を通過する。第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在する。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグを備える。
いくつかの態様によれば、エアバッグは、ブレードガードから拡張し、膨張後に外周部とブレードガードとの間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具の運動が低下するように構成される。
これにより、回転式作業工具の回転速度を下げることが可能となる。
さらに、この目的は、上記の利点に関連付けられるブレードガード装置によっても達成される。
以下、添付の図面を参照して本開示をさらに詳細に説明する。
第1の例による保護装置が第1の位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1の例による保護装置が第2の位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第1の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第1の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第2の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第2の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第3の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第3の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第4の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第4の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 ある位置における第1のタイプのばね要素の側面図である。 別の位置におけるばね要素の側面図である。 2つの位置におけるばね要素の側面図である。 第5の例による保護装置が平常位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第5の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1のタイプのばね要素の側面図である。 ある位置における第2のタイプのばね要素の側面図である。 別の位置におけるばね要素の側面図である。 保護装置が第2のタイプのばね要素によりある位置に向かって付勢された状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 保護装置が第2のタイプのばね要素により別の位置に向かって付勢された状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第6の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第7の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。
図1および図2は、例えばコンクリートなどの切断に適した切断ディスク2を構成する円形形状ののこ刃を有する第1の例によるハンドヘルド動力切断機1の側面図を示す。切断ディスク2は、(専ら概略的に図示される)中心部16および外周部17を有する。動力切断機1は、燃焼機関4を少なくとも部分的に包囲するケーシング3を備え、ケーシング3は、第1のハンドル部分5を備える。動力切断機1は、ケーシング3上を円弧形状で延在する第2のハンドル部分7をさらに備え、第2のハンドル部分7は、ケーシング3に対して装着される。
動力切断機1は、切断ディスク2の一部を遮蔽するように配置されるブレードガード12を備える。切断ディスク2は、回転方向19に回転するように構成され、動力伝達カバー10により覆われた動力伝達手段(図示せず)を備える動力伝達ユニット27を介して機関4に対して連結される。いくつかの態様によれば、動力伝達手段は、切断ディスク2を駆動するように構成されたエンドレス駆動ベルトまたは歯車伝動装置のいずれかの形態である。図面に示すように、回転方向19は、切断ディスク2が機関4の右に位置する側面図において時計回り方向に延在する。
動力切断機1は、切断ディスク2の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8をさらに備え、このブレードガード装置8は、ブレードガード12を備える。
本開示によれば、ブレードガード装置8は、ブレードガード12に対して装着された旋回カバー部分11をさらに備える。図1に示すように、第1の位置においては、カバー部分11は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に隣接し、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った切断ディスク2の切断動作が可能となる図2に示すような第2の位置と、の間で可動に配置され、この第2の位置においては、カバー部分11は第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。カバー部分11が、第1の位置において第1の円弧Aを覆っているときに、外周部17は、覆われ、ユーザUは、カバー部分11により覆われた外周部17のエッジから保護される。
第1の円弧Aは、ブレードガード12に少なくとも従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在することにより、カバー部分11とブレードガード12との間に間隙が与えられ、この間隙においては切断ディスク2の一部が見える状態となり得る。いくつかの態様によれば、かかる間隙は存在しない。
第1の位置において、第1の円弧Aに沿った外周部17は覆われ、これは、キックバック条件時に有利となる。
さらに、第2の円弧Bが、第1の円弧Aに隣接して位置し、回転方向19における第1の円弧Aの後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。この第2の円弧Bは、第1の位置において覆われず、そのため第2の円弧Bに沿った初期切断が可能となる。このようにすることで、ユーザUは、第2の円弧Bに沿った切断の開始を助長され、これにより安全かつ好ましい初期切断が実現される。
いくつかの態様によれば、円弧A、Bは、外周部17と同一または同様の径方向長さを有する。
以降では、切断ディスク2および第1の位置にあるカバー部分11の側面図を示す図3と、切断ディスク2および第2の位置にあるカバー部分11の側面図を示す図4と、をさらに参照する。カバー部分11は、ブレードガード装置8に含まれる保持ロッドすなわち第1の保持ロッド21および第2の保持ロッド22によりブレードガード12に対して装着される。各保持ロッド21、22は、それぞれの端部にて旋回カバー部分11およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。このようにすることで、この回動機能は、動力切断機1が使用されるたびに利用されることにより、埃による回動機能の阻害が防がれることによって維持される。
いくつかの態様によれば、2つの保持ロッド21、22は、ブレードガード装置8の同一の側に位置し、切断ディスク2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。好ましくは、図示しないが、2つの追加の対応する保持ロッドが、図1〜図4では図示されないブレードガード装置8の他方の側に位置する。
カバー部分11は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガード12に対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
保持ロッド21、22は、カバー部分11が前記経路に沿って移動するように配置され、この例ではいかなる部分も中心部16に装着されない。
いくつかの態様によれば、図3および図4を参照すると、旋回カバー部分11は、この経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、少なくとも1つのばね要素33により達成される。ばね要素33は、ブレードガード12および第2の保持ロッド22に関連付けられた対応する保持ロッド端部22aに対して装着される。保持ロッド端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着される。
ばね要素は、カバー部分11が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かおうとするように付勢され、2つの異なる例を以下で説明する。
図12Aおよび図12Bを参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素33は、第1のタイプのばね要素を構成する巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a、42bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a、42bを通過する第1の仮想線43が、第2の仮想線44を通過することはなく、第2の線44は、第1の線43に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図12Aおよび図12Bに示すように、線43、44間の距離A、Bは、常に0を超過する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって常にばね付勢される。
図16を参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素33は、第1のタイプのばね要素を成す巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の仮想線43’は、第2の位置に移動される場合に第2の仮想線44’を通過し、第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図16に示すように、線43’、44’間の距離Cは、正負変換する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって主にばね付勢されるが、さらに第2の位置の近傍では第2の位置に向かってもばね付勢される。すなわち、カバー部分11は、第2の位置に設定され得るが、第2の位置から若干離れるように移動させてばね力を作動させることにより第1の位置に容易に戻され得る。
図13を参照すると、いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、ばね付勢力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。ばね要素33の機能様式の一例が、図1〜図4においてさらに示される。
当然ながら、ばね要素は多数の他の形状および形態を有することが可能である。図17Aおよび図17Bを参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素41は、第2のタイプのばね要素を構成するコイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の仮想線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の仮想線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図17Aおよび図17Bに示すように、線46、47間の距離D、Eは、正負変換する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって主にばね付勢されるが、さらに第2の位置の近傍では第2の位置に向かってもばね付勢される。すなわち、カバー部分11は、第2の位置に固定的に設定され得るが、第2の位置から若干離れるように移動させてばね力を作動させることにより第1の位置に容易に戻され得る。これは、図4および図3に主に対応する図18および図19に示される。図18および図19は、以降で論じるような本開示のさらなる例を示すためにも使用される。
いくつかの態様によれば、上述したすべての例に関して、ブレードガード装置8の他方の側の追加の対応する保持ロッド端部に対して装着された追加の対応するばね要素が配置される。これは、図1〜図4、図12A、図12B、図13、図16、図17A、図17B、図18、および図19には図示しない。
図3に対応する図5では、別の例が示される。ここでは、ばね要素33、41は、被覆プレート31により覆われる。いくつかの態様によれば、被覆プレートは、取水供給用ホース49を受けるように構成され、したがってさらに、切断中に放出される埃に関与してその埃の拡散を防止するように意図された水を供給するように構成された水供給手段(図示せず)を覆うまたは備えるように構成される。図5には図示しない、場合により水供給手段を覆うまたは備えるように構成される追加の被覆プレートが、ブレードガード装置の他方の側にも存在することが可能である。
図1および図2を再び参照すると、第2の保持ロッド22は、作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分をさらに構成する。切断中に、カバー部分11は、第2の保持ロッド22の接触部分に対接する作業対象物18からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能であり、この圧力は、付勢に対抗して作用する。このようにすることで、作業対象物18は、接触部分を押圧し、カバー部分11を第1の位置と第2の位置との間で移動させつつ、いずれの位置においても捕捉されるまたは引っ掛かることがない。これをさらに助長するために、いくつかの態様によれば、カバー部分11は、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。いくつかの態様によれば、第2の保持ロッド22の端部部分が、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。
次に、図6〜図11を参照して、ブレードガード12に対するカバー部分11の代替的な装着に関する複数の例を説明する。
図6は、第2の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8の側面図を示し、図7は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、2つの保持アーム21’、22’が、ブレードガード12に対してカバー部分11’を装着し、ブレードガード装置8の同一側に位置決めされる。保持手段21’、22’は、切断ディスク2の平面延在範囲に対して平行であるそれぞれ異なる平面内に位置する。すなわち、直線状の第1の保持アーム21’は、弧状の第2の保持アーム22’とブレードガード12との間に挟まれ、この例では、第2の保持アーム22’は、上記のような接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分をさらに構成する。
いくつかの態様によれば、保持アーム21’、22’に対応する追加の保持アームが、ブレードガード装置8’の他方の側に配置され、これらの保持アームは、図6および図7には図示されない。
図8は、第3の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8’’の側面図を示し、図9は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる保持ピン37によりブレードガード12’’に対して装着される。保持ピン37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態であり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。いくつかの態様によれば、図8および図9には図示しない、追加の対応する保持ピンおよびスロットが、ブレードガード装置8’’の他方の側に存在する。
カバー部分11’’は、この例では幾分かパイ形状の構造を有し、上記による接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を構成する前方エッジ36を備える。この前方エッジ36は、切断ディスク2の両側に延在する。
図10は、第4の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8’’’の側面図を示し、図11は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれかつブレードガード12’’’に対して装着される少なくとも1つのピボットピン39によりブレードガード12’’’に対して装着される。カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。ピボットピンは、中心部16から若干オフセットされる。いくつかの態様によれば、図10および図11には図示しない、追加の対応するピボットピンが、ブレードガード装置8’’’の他方の側に存在する。
いくつかの態様によれば、図8〜図11を参照して説明される例が組み合わされて、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれかつ一方の側においてカバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成され得る保持ピン37によりブレードガード12’’に対して装着される。他方の側では、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれかつブレードガード12’’’に対して装着される少なくとも1つのピボットピン39によりブレードガード12’’’に対して装着され、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
カバー部分11’’’は、この例では幾分かパイ形状の構造を有し、上記による接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を構成する前方エッジ40を備える。この前方エッジ40は、切断ディスク2の両側に延在する。
いくつかの態様によれば、図6〜図11を参照して論じた例に関して、カバー部分は、1つまたは複数のばね要素によりばね付勢され、該当する場合には先述のようなものと同様のばね要素によりばね付勢される。
いくつかの態様によれば、既述の例に関して、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分11を移動させるのを可能にするハンドル30を備える。任意には、図1のみに示すように、ブレードガード12は、カバー部分11を第2の位置に解除可能にロックするために構成されたロック部分48を備え、ロック部分48は、例えば磁石を備える。代替的には、ばね付き部材が、ロッキング部材に係合するように構成され得る。
いくつかの態様によれば、既述の例に関して、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。かかる構造体は、例えば透明プラスチックなどのある特定の材料であることが可能である。かかるシースルー構造体の他の代替例は、ネット/グリッド構造体、またはシースルー開口もしくは穴を有する材料である。
次に、第5の例を構成する代替的な保護装置を、図14および図15を参照してハンドヘルド動力切断機1に関して説明する。前述の第2の位置は、ここでは図14に示すような作動位置であり、前述の第1の位置は、ここでは図15に示すような変位位置である。
ブレードガード装置8aは、ブレードガード12および保護装置23を備え、この保護装置23は、保護装置23が作業対象物18の正常な切断を許可する作業位置から、第1の円弧A1がブレードガード12に隣接して位置しまたは少なくともブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在するように、保護装置23が少なくとも部分的に位置決めされるような変位位置へと変位されるように構成される。
いくつかの態様によれば、この変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされ、例えばキックバック条件により開始され得る。
この例では、ブレードガード12は、保護装置を構成する保護部分23を備え、ブレードガード12は、上記による加速度が発生した場合に、回転方向19において中心部16周りで回転するように構成される。いくつかの態様によれば、保護部分23は、錘24を備え、したがってブレードガード12もまた、錘24を備える。
この可動ブレードガードは、手によっても、およびこの場合にはハンドル60により中心部16周りで任意の方向に適切に回転され得る。
この代替形態では、保護部分は、代替としてまたは補足として、図18および図19におけるブレードガード装置8bに関して示したような、前述のようなカバー部分11、11’、11’’、11’’’を備え得る。図18は、保護装置が第2のタイプのばね要素により作業位置に向かって付勢された状態にある、切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図を示し、図19は、保護装置が第2のタイプのばね要素により変位位置に向かって付勢された状態にある対応する側面図を示す。
すなわち、旋回カバー部分11は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着されたばね要素41によりばね付勢され、保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着される。ばね要素は、カバー部分11が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢され、経路の前記一部は、経路の残りの部分よりも短い。これにより、カバー部分11は、作業中には作業位置に保持され、上記のような加速度が発生した場合には変位位置へと迅速に変位されることが可能となる。
図16を参照して前述したような付勢手段もまた、この所望の機能を実現するため考えられる。
さらに、図20および図21を参照すると、いくつかの態様によれば、ブレードガード装置8c、8dは、保護装置を備え、この保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグ29、32をさらに備える。
図20では、ブレードガード装置8cは、エアバッグ発生器51を備えて存在し、このエアバッグ発生器51からエアバッグ28が展開されており、ある円弧A2を覆っている。ここでは、エアバッグ28は、保護具およびブレーキとして意図され、エアバッグ28は、ブレードガード12から拡張し、膨張後に外周部17とブレードガード12との間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具2の運動が低下するように構成される。
図21では、ブレードガード装置8dは、エアバッグ発生器52を備えて存在し、このエアバッグ発生器52からエアバッグ29が展開されており、ある円弧A3を覆っている。ここでは、エアバッグ29は、保護具として主に意図される。
これらの代替的な事例では、保護装置11、23、28、29は、作業位置においてはほとんどがブレードガード12の一部を覆い、回転方向19にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
本開示は、上記の例に限定されず、添付の特許請求の範囲内において自由に変更され得る。例えば、円形切断ディスクなどの回転式作業工具またはリング形状ののこ刃を有する任意のタイプの動力切断機が存在し得る。この例では、動力切断機のいくつかのアイテムが説明されたにすぎず、動力切断機自体は周知の種類のものである。機関4は、燃焼機関または電気モータのいずれか、および水圧機関/モータまたは空気圧機関/モータのいずれかであることが可能である。
論じたこれらの例のいずれについても、いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、中心部16周りでおよび特に回転方向19に回転するように構成され、この回転は、ブレードガード12の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。これを目的として、いくつかの態様によれば、ブレードガード12が錘24を備える。
既述のロッド部分、アーム部分、保持ピン、およびピボットピンはいずれも、一般的に保持手段と呼ばれる。既述のように、1つまたは複数の保持手段が存在し得る。
いくつかの態様によれば、外周部17は、回転式作業工具2の外方エッジに従う仮想外周部とみなし得る。ブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。
この動力切断機は、回転式作業工具を備える動力工具により一般的には構成される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、いくつかの条件下において回転式作業工具2の運動を低下させるように構成されたブレーキを備える。
一般的に、本開示は、中心部16および外周部17を有しかつ特定の回転方向19に回転するように構成された回転式作業工具2を備えたハンドヘルド動力工具1に関し、この動力工具1は、回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8をさらに備える。ブレードガード装置8は、ブレードガード12および旋回カバー部分11、11’、11’’を備え、旋回カバー部分11、11’、11’’は、ブレードガード装置8に含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着される。第1の位置では、旋回カバー部分11、11’、11’’は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った回転式作業工具2の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、カバー部分11、11’、11’’は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。
一般的に、本開示は、さらに外周部17に沿ってハンドヘルド動力工具1用の回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置8に関し、このブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。ブレードガード装置8は、旋回カバー部分11、11’、11’’を備え、旋回カバー部分11、11’、11’’は、ブレードガード装置8に含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着される。第1の位置では、旋回カバー部分11、11’、11’’は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に従い、回転式作業工具2の意図される回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った回転式作業工具2の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、カバー部分11、11’、11’’は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。
いくつかの態様によれば、第2の円弧Bが、第1の円弧Aに隣接して位置し、回転方向19における第1の円弧Aの後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。この第2の円弧Bは、第1の位置において覆われず、そのため第2の円弧Bに沿った初期切断が可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード装置8、8’、8’’、8’’’は、作業対象物18の切断中に作業対象物が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分22、36、40を備え、これにより、切断中に、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、前記接触部分22、36、40に対接する作業対象物18からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能となる。この圧力は、付勢に対抗して作用する。接触部分は、カバー部分11’’、11’’’に含まれるか、またはブレードガード12に対してカバー部分11、11’を連結する部分22、22’に含まれるかのいずれかである。
いくつかの態様によれば、各保持手段21、22、21’、22’は、それぞれの端部にて旋回カバー部分11、11’およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21、22が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21、22は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21’、22’が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21’、22’は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な異なる平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる少なくとも1つの保持手段37によりブレードガード12’’に対して装着され、各保持手段37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれる少なくとも1つの保持手段39によりブレードガード12’’’に対して装着され、各保持手段39は、ブレードガード12’’’に対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って移動可能となるようにブレードガード12に対して連結される。この経路は、第2の位置にある場合にブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’、11との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、この経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、前記付勢手段を構成する少なくとも1つのばね要素33、41により達成される。
いくつかの態様によれば、各ばね要素33、41は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着され、保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着され、ばね要素は、カバー部分11が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a、42bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a、42bを通過する第1の線43が、第2の線44を通過することはなく、第2の線44は、第1の線43に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の線43’は、第2の位置に移動される場合に第2の線44’を通過し、第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、カバー部分11、11’、11’’を移動させるために必要とされる力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素41は、コイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分11を移動させるのを可能にするハンドル30を備える。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、カバー部分11を第2の位置に解除可能にロックするために構成されたロック部分48を備える。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、回転方向19に回転するように構成され、この回転は、ブレードガード12の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は錘24を備える。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。
さらに、一般的に、本開示は、中心部16および外周部17を有しかつ特定の回転方向19に回転するように構成された回転式作業工具2を備えるハンドヘルド動力工具1に関し、この動力工具1は、少なくとも部分的に回転式作業工具2の一部を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8、8a、8b、8c、8dをさらに備える。ブレードガード装置8は、ブレードガード12および保護装置11、23、28、29を備え、保護装置11、23、28、29は、保護装置11、23、28、29が作業対象物18の正常な切断を許可する作業位置から、第1の円弧A1、A2、A3が覆われるように保護装置11、23、28、29が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成される。第1の円弧A1、A2、A3は、ブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。
さらに、一般的に、本開示は、外周部17に沿ってハンドヘルド動力工具1用の回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置8に関し、このブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。ブレードガード装置8は、保護装置11、23、28、29を備え、保護装置11、23、28、29は、保護装置11、23、28、29が作業対象物18の正常な切断を許可するように構成される作業位置から、第1の円弧A1、A2、A3が覆われるように保護装置11、23、28、29が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成される。第1の円弧A1、A2、A3は、ブレードガード12に従い、回転式作業工具2の意図される回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。
いくつかの態様によれば、この変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、保護装置を構成する保護部分23を備え、ブレードガード12は、中心部16周りで回転方向19に回転するように構成される。
いくつかの態様によれば、保護部分23は錘24を備える。
いくつかの態様によれば、保護装置11、23、28、29は、作業位置においてはほとんどがブレードガード12の一部を覆い、回転方向19にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、ブレードガード装置8、8bに含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着された旋回カバー部分11、11’、11’’を備える。各保持手段21、22、21’、22’は、各端部にて旋回カバー部分11、11’およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21、22が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21、22は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21’、22’が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21’、22’は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な異なる平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる少なくとも1つの保持手段37によりブレードガード12’’に対して装着され、各保持手段37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれる少なくとも1つの保持手段39によりブレードガード12’’’に対して装着され、各保持手段39は、ブレードガード12’’’に対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って移動可能となるようにブレードガード12に対して連結される。この経路は、第2の位置にある場合にブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分11は、少なくとも1つのばね要素33、41によりばね付勢され、各ばね要素33、41は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着され、ばね要素33、41は、カバー部分11が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の線43’は、作業位置に移動される場合に第2の線44’を通過する。第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在する。
いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が作業位置と変位位置との間で移動される場合に、カバー部分11を移動させるために必要とされる力が作業位置から変位位置へと低下するように動くように構成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素41は、コイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在する。
いくつかの態様によれば、保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグ28、29を備える。
いくつかの態様によれば、エアバッグ28は、ブレードガード12から拡張し、膨張後に外周部17とブレードガード12との間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具2の運動が低下するように構成される。
1 ハンドヘルド動力切断機、ハンドヘルド動力工具
2 切断ディスク、回転式作業工具
3 ケーシング
4 燃焼機関
5 第1のハンドル部分
7 第2のハンドル部分
8 ブレードガード装置
8’ ブレードガード装置
8’ ブレードガード装置
8’’’ ブレードガード装置
8a ブレードガード装置
8b ブレードガード装置
8c ブレードガード装置
8d ブレードガード装置
10 動力伝達カバー
11 旋回カバー部分、保護装置
11’ 旋回カバー部分
11’’ 旋回カバー部分
11’’’ 旋回カバー部分
12 ブレードガード
12’’ ブレードガード
12’’’ ブレードガード
13 ピボットピン
16 中心部
17 外周部
18 作業対象物
19 回転方向
21 第1の保持ロッド、保持手段
21’ 第1の保持アーム、保持手段
22 第2の保持ロッド、保持手段、連続延在画定接触部分、部分
22’ 第2の保持アーム、保持手段、部分
22a 保持ロッド端部、保持手段端部
23 保護部分、保護装置
24 錘
25 ホイール
27 動力伝達ユニット
28 エアバッグ、保護装置
29 エアバッグ、保護装置
30 ハンドル
31 被覆プレート
32 エアバッグ
33 ばね要素
34 巻線部分
35 アーム部分
36 前方エッジ、連続延在画定接触部分
37 保持ピン、保持手段
38 弧状スロット
39 ピボットピン、保持手段
40 前方エッジ、連続延在画定接触部分
41 ばね要素
42a アーム装着部
42a’ アーム装着部
42b アーム装着部
42b’ アーム装着部
43 第1の仮想線
43’ 第1の仮想線
44 第2の仮想線
44’ 第2の仮想線
45a ばね装着部
45b ばね装着部
46 第1の仮想線
47 第2の仮想線
48 ロック部分
49 取水供給用ホース
51 エアバッグ発生器
52 エアバッグ発生器
60 ハンドル
A 第1の円弧
A1 第1の円弧
A2 第1の円弧
A3 第1の円弧
B 第2の円弧
C、D、E 距離
U ユーザ
本開示は、中心部および外周部を有しかつある回転方向へと回転するように構成された回転式動力工具を備えるハンドヘルド動力工具に関する。さらに、この動力工具は、回転式作業工具の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置を備える。
動力切断機などの多数の動力工具は、円形またはリング形状であり得る切断ディスクの形状ののこ刃を有する。かかる切断機は、コンクリートまたは岩などの硬い材料を切断するために使用される場合があり、切断ディスクは、ブレードガードにより部分的に覆われる。
ごく稀に、いわゆるキックバックが発生する可能性があり、切断ディスクは、上方および後方の両方へとユーザに向かって移動する。この移動を引き起こす力は、切断ディスクと作業対象物との間のロッキング接触と、切断ディスクの慣性中に保存されるエネルギーと、の組み合わせから発生する。かかるキックバックにより、薄いかつおそらくは回転中である切断ディスクがユーザに当たる可能性があるため、ユーザが負傷する恐れがある。
特許文献1は、のこ刃を有するハンドヘルド動力のこぎりのための安全ガードアセンブリを開示しており、キックバック状況において、安全ガードに位置する錘が、安全ガードがばね付勢されたロック機構から外れるように慣性モーメントを強化する。安全ガードは2つのパーツから構成され、これらのパーツは、のこ刃の両側において、ピボットピン周りの回動により、のこ刃の中心部分から離れて、のこ刃の外周部に向かって移動する。しかし、のこ刃の切断エッジは、のこ刃の両側を移動するこれらの2つのパーツの構造が原因となり安全ガードによって覆われない。
したがって、エンジン駆動式切断機のより自由度の高い使用を可能にする、エンジン駆動式切断機用のより信頼度の高い保護装置が望まれている。
米国特許第8413340号明細書
本開示の目的は、強化された保護装置によって自由度のより高い使用向けに構成された、回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力切断機を提供することである。もう1つの目的は、改良されたブレードガード装置を提供することである。
この目的は、中心部および外周部を有しかつ特定の回転方向に回転するように構成された回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力工具により達成される。この動力工具は、回転式作業工具の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置をさらに備え、このブレードガード装置は、ブレードガードと、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着された旋回カバー部分と、を備える。第1の位置において、旋回カバー部分は、第1の円弧が覆われるように位置決めされ、この第1の円弧は、ブレードガードに従い、回転方向におけるブレードガードの後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分は、第1の位置と、第1の円弧に沿った回転式作業工具の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動である。カバー部分は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向に付勢される。
これにより、第1の円弧のうち、作業対象物を含まない部分に沿ったユーザ保護が実現され、これは1つの利点である。これは、キックバック条件下において有利となる。また、これにより、強化された保護装置によるより自由度の高い使用が可能となる。
いくつかの態様によれば、第2の円弧が、第1の円弧に隣接して位置し、回転方向における第1の円弧の後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。第2の円弧は、初期切断が第2の円弧に沿って可能となるように第1の位置において覆われない。
これは、ユーザによる第2の円弧に沿った切断の開始を助長し、これにより安全かつ好ましい初期切断が実現されるため、1つの利点となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード装置は、作業対象物の切断中に作業対象物が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を備える。切断中に、カバー部分は、前記接触部分に対接する作業対象物からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能となり、この圧力は、付勢に対抗して作用する。接触部分は、カバー部分に含まれるか、またはブレードガードに対してカバー部分を連結する部分に含まれるかのいずれかである。
これにより、切断中にカバー部分を確実に移動させ得る作業対象物用の安全な支持が得られる。
いくつかの態様によれば、各保持手段が、それぞれの端部にて旋回カバー部分およびブレードガードに対して回動可能に装着され、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガードに対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、これらの保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する。
これにより、カバー部分は、保持手段が中心部にて装着される必要性を伴うことなくブレードガードに沿って移動することが可能となる。さらに、保持手段は、作業中に移動するため、例えば溜まった埃および汚れなどに起因する動きの悪さまたは引っ掛かりの状態になることが防止される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分の対応する弧状スロット内に延在するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分は、ピボットピン周りで回動するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガードに対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガードの一部が径方向において外周部とカバー部分との間に位置決めされるように外周部に主に従う。
このようにすることで、カバー部分は、非連続的な様式で現時点の作業処理に合わせて調節されて、多様な作業を可能にする。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分は、経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、前記付勢手段を構成する少なくとも1つのばね要素により達成される。
いくつかの態様によれば、各ばね要素が、ブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着され、保持手段端部は、ピボットピンによりブレードガードに対して装着される。ばね要素は、カバー部分が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かうように付勢される。
このようにすることで、付勢は、確実にかつ複雑ではない様式で達成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、第2の線を通過することはなく、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ一方向へのばね付勢が実現される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、第2の位置へと移動される場合に第2の線を通過し、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、巻線部分は、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、カバー部分を移動させるために必要とされる力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。
これにより、第1の位置から第2の位置への平滑な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、対応するばね装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着されるコイルばねを備える。ばね装着部を通過する第1の線が、第2の位置へと移動される場合に第2の線を通過する。第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在し、それによりカバー部分は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分を移動させることを可能にするハンドルを備える。
これにより、ユーザは、回転式作業工具における、通常であればカバー部分により覆われる部分に容易にアクセスすることが可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、第2の位置においてカバー部分を解除可能にロックするために構成されたロック部分を備える。
これにより、ユーザは、回転式作業工具における、通常であればカバー部分により覆われる部分に容易にアクセスすることが可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、回転方向に回転するように構成され、この回転は、ブレードガードの質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
これにより、ユーザに対するさらなる保護が提供される。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは錘を備える。
これにより、安定的かつ迅速な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、切断中に作業対象物と回転可能接触状態になるように構成されたホイールを備える。
これにより、容易な切断が可能になり、このときカバー部分は作業対象物により移動される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。
これにより、ユーザは、カバー部分の位置に関わらず切断の視覚制御を阻害されることが常により少なくなり得る。
さらに、この目的は、中心部および外周部を有しかつ特定の回転方向に回転するように構成された回転式作業工具を備えるハンドヘルド動力工具により達成される。動力工具は、少なくとも部分的に回転式作業工具の一部を遮蔽するように構成されたブレードガード装置をさらに備え、ブレードガード装置は、ブレードガードおよび保護装置を備え、保護装置は、保護装置が作業対象物の正常な切断を許可する作業位置から変位位置へと変位されるように構成される。変位位置では、保護装置は、少なくとも部分的に第1の円弧が覆われるように位置決めされた状態になり、第1の円弧は、ブレードガードに従い、回転方向におけるブレードガードの後続側において外周部に沿ってある角距離にわたり延在する。
これにより、第1の円弧の部分に沿ったユーザ保護を可能にし、これは1つの利点である。これは、キックバック条件下において有利となる。また、これにより、強化された保護装置による、より自由度の高い使用が可能となる。
いくつかの態様によれば、変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
これは、キックバック条件下において有利となり得る。
いくつかの態様によれば、ブレードガードは、保護装置を構成する保護部分を備え、ブレードガードは、中心部周りで回転方向に回転するように構成される。
これにより、複雑でない確実なブレードガード装置が提供される。
いくつかの態様によれば、保護部分は錘を備える。
これにより、安定的かつ迅速な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、保護装置は、作業位置においてほとんどがブレードガードの一部を覆い、回転方向にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
これにより、複雑でない確実なブレードガード装置が提供される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着された旋回カバー部分を備える。各保持手段が、旋回カバー部分およびブレードガードに対して回動可能に装着され、カバー部分が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガードに対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段が、ブレードガード装置の同一の側に存在し、保持手段は、回転式作業工具の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する。
これにより、保持手段は、作業中に移動することが可能となるため、例えば溜まった埃および汚れなどに起因する動きの悪さまたは引っ掛かりが防止される。さらに、これにより、カバー部分は、保持手段が中心部にて装着される必要性を伴うことなくブレードガードに沿って移動することが可能となる。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分の対応する弧状スロット内に延在するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、ブレードガード装置に含まれる少なくとも1つの保持手段によりブレードガードに対して装着される。各保持手段が、ブレードガードに対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分は、ピボットピン周りで回動するように構成される。
これにより、カバー部分とブレードガードとの間の複雑ではない連結が実現される。
いくつかの態様によれば、カバー部分は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガードに対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガードの一部が径方向において外周部とカバー部分との間に位置決めされるように外周部に主に従う。
このようにすることで、カバー部分は、非連続的な様式で現時点の作業処理に合わせて調節されて、多様な作業を可能にする。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分は、少なくとも1つのばね要素によりばね付勢され、各ばね要素が、ブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される。保持手段端部は、ピボットピンによりブレードガードに対して装着され、ばね要素は、カバー部分が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、巻線部分と、対応するアーム装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着される2つのアーム部分と、を有する。アーム装着部を通過する第1の線が、作業位置へと移動される場合に第2の線を通過し、第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在する。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、巻線部分は、カバー部分が作業位置と変位位置との間で移動される場合に、カバー部分を移動させるために必要とされる力が作業位置から変位位置へと低下するように動くように構成される。
これにより、第1の位置から第2の位置への平滑な移動が可能となる。
いくつかの態様によれば、ばね要素は、対応するばね装着部にてブレードガードおよび対応する保持手段端部に対して装着されるコイルばねを備える。ばね装着部を通過する第1の線が、変位位置へと移動される場合に第2の線を通過する。第2の線は、第1の線に対して平行であり、ピボットピンを経由して延在する。
このようにすることで、確実かつ二方向へのばね付勢が実現されて、カバー部分は、第1の位置および第2の位置の両方にて位置決めされることが可能となる。
いくつかの態様によれば、保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグを備える。
いくつかの態様によれば、エアバッグは、ブレードガードから拡張し、膨張後に外周部とブレードガードとの間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具の運動が低下するように構成される。
これにより、回転式作業工具の回転速度を下げることが可能となる。
さらに、この目的は、上記の利点に関連付けられるブレードガード装置によっても達成される。
以下、添付の図面を参照して本開示をさらに詳細に説明する。
第1の例による保護装置が第1の位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1の例による保護装置が第2の位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第1の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第1の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第2の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第2の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第3の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第3の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第4の例による保護装置が第1の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第4の例による保護装置が第2の位置にある状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 ある位置における第1のタイプのばね要素の側面図である。 別の位置におけるばね要素の側面図である。 2つの位置におけるばね要素の側面図である。 第5の例による保護装置が平常位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第5の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第1のタイプのばね要素の側面図である。 ある位置における第2のタイプのばね要素の側面図である。 別の位置におけるばね要素の側面図である。 保護装置が第2のタイプのばね要素によりある位置に向かって付勢された状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 保護装置が第2のタイプのばね要素により別の位置に向かって付勢された状態における切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図である。 第6の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。 第7の例による保護装置が変位位置にある状態におけるハンドヘルド動力切断機の側面図である。
図1および図2は、例えばコンクリートなどの切断に適した切断ディスク2を構成する円形形状ののこ刃を有する第1の例によるハンドヘルド動力切断機1の側面図を示す。切断ディスク2は、(専ら概略的に図示される)中心部16および外周部17を有する。動力切断機1は、燃焼機関4を少なくとも部分的に包囲するケーシング3を備え、ケーシング3は、第1のハンドル部分5を備える。動力切断機1は、ケーシング3上を円弧形状で延在する第2のハンドル部分7をさらに備え、第2のハンドル部分7は、ケーシング3に対して装着される。
動力切断機1は、切断ディスク2の一部を遮蔽するように配置されるブレードガード12を備える。切断ディスク2は、回転方向19に回転するように構成され、動力伝達カバー10により覆われた動力伝達手段(図示せず)を備える動力伝達ユニット27を介して機関4に対して連結される。いくつかの態様によれば、動力伝達手段は、切断ディスク2を駆動するように構成されたエンドレス駆動ベルトまたは歯車伝動装置のいずれかの形態である。図面に示すように、回転方向19は、切断ディスク2が機関4の右に位置する側面図において時計回り方向に延在する。
結果として、回転方向19は、ダウンカット回転方向、すなわち作業工具の操作者から離れかつ切断されるべき材料内への下方への回転方向である。アップカット回転方向と称される、回転方向19の逆方向は、多くの場合、石またはコンクリートなどの硬い材料を切断するための回転式作業工具での使用には適さない。
動力切断機1は、切断ディスク2の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8をさらに備え、このブレードガード装置8は、ブレードガード12を備える。
本開示によれば、ブレードガード装置8は、ブレードガード12に対して装着された旋回カバー部分11をさらに備える。図1に示すように、第1の位置においては、カバー部分11は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に隣接し、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った切断ディスク2の切断動作が可能となる図2に示すような第2の位置と、の間で可動に配置され、この第2の位置においては、カバー部分11は第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。カバー部分11が、第1の位置において第1の円弧Aを覆っているときに、外周部17は、覆われ、ユーザUは、カバー部分11により覆われた外周部17のエッジから保護される。
第1の円弧Aは、ブレードガード12に少なくとも従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在することにより、カバー部分11とブレードガード12との間に間隙が与えられ、この間隙においては切断ディスク2の一部が見える状態となり得る。いくつかの態様によれば、かかる間隙は存在しない。
第1の位置において、第1の円弧Aに沿った外周部17は覆われ、これは、キックバック条件時に有利となる。
さらに、第2の円弧Bが、第1の円弧Aに隣接して位置し、回転方向19における第1の円弧Aの後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。この第2の円弧Bは、第1の位置において覆われず、そのため第2の円弧Bに沿った初期切断が可能となる。このようにすることで、ユーザUは、第2の円弧Bに沿った切断の開始を助長され、これにより安全かつ好ましい初期切断が実現される。
いくつかの態様によれば、円弧A、Bは、外周部17と同一または同様の径方向長さを有する。
以降では、切断ディスク2および第1の位置にあるカバー部分11の側面図を示す図3と、切断ディスク2および第2の位置にあるカバー部分11の側面図を示す図4と、をさらに参照する。カバー部分11は、ブレードガード装置8に含まれる保持ロッドすなわち第1の保持ロッド21および第2の保持ロッド22によりブレードガード12に対して装着される。各保持ロッド21、22は、それぞれの端部にて旋回カバー部分11およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。このようにすることで、この回動機能は、動力切断機1が使用されるたびに利用されることにより、埃による回動機能の阻害が防がれることによって維持される。
いくつかの態様によれば、2つの保持ロッド21、22は、ブレードガード装置8の同一の側に位置し、切断ディスク2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。好ましくは、図示しないが、2つの追加の対応する保持ロッドが、図1〜図4では図示されないブレードガード装置8の他方の側に位置する。
カバー部分11は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って可動となるようにブレードガード12に対して連結され、この経路は、第2の位置でブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
保持ロッド21、22は、カバー部分11が前記経路に沿って移動するように配置され、この例ではいかなる部分も中心部16に装着されない。
いくつかの態様によれば、図3および図4を参照すると、旋回カバー部分11は、この経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、少なくとも1つのばね要素33により達成される。ばね要素33は、ブレードガード12および第2の保持ロッド22に関連付けられた対応する保持ロッド端部22aに対して装着される。保持ロッド端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着される。
ばね要素は、カバー部分11が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かおうとするように付勢され、2つの異なる例を以下で説明する。
図12Aおよび図12Bを参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素33は、第1のタイプのばね要素を構成する巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a、42bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a、42bを通過する第1の仮想線43が、第2の仮想線44を通過することはなく、第2の線44は、第1の線43に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図12Aおよび図12Bに示すように、線43、44間の距離A、Bは、常に0を超過する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって常にばね付勢される。
図16を参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素33は、第1のタイプのばね要素を成す巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の仮想線43’は、第2の位置に移動される場合に第2の仮想線44’を通過し、第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図16に示すように、線43’、44’間の距離Cは、正負変換する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって主にばね付勢されるが、さらに第2の位置の近傍では第2の位置に向かってもばね付勢される。すなわち、カバー部分11は、第2の位置に設定され得るが、第2の位置から若干離れるように移動させてばね力を作動させることにより第1の位置に容易に戻され得る。
図13を参照すると、いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、ばね付勢力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。ばね要素33の機能様式の一例が、図1〜図4においてさらに示される。
当然ながら、ばね要素は多数の他の形状および形態を有することが可能である。図17Aおよび図17Bを参照すると、いくつかの態様によれば、ばね要素41は、第2のタイプのばね要素を構成するコイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の仮想線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の仮想線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。換言すれば、図17Aおよび図17Bに示すように、線46、47間の距離D、Eは、正負変換する。すなわち、カバー部分11は、第1の位置に向かって主にばね付勢されるが、さらに第2の位置の近傍では第2の位置に向かってもばね付勢される。すなわち、カバー部分11は、第2の位置に固定的に設定され得るが、第2の位置から若干離れるように移動させてばね力を作動させることにより第1の位置に容易に戻され得る。これは、図4および図3に主に対応する図18および図19に示される。図18および図19は、以降で論じるような本開示のさらなる例を示すためにも使用される。
いくつかの態様によれば、上述したすべての例に関して、ブレードガード装置8の他方の側の追加の対応する保持ロッド端部に対して装着された追加の対応するばね要素が配置される。これは、図1〜図4、図12A、図12B、図13、図16、図17A、図17B、図18、および図19には図示しない。
図3に対応する図5では、別の例が示される。ここでは、ばね要素33、41は、被覆プレート31により覆われる。いくつかの態様によれば、被覆プレートは、取水供給用ホース49を受けるように構成され、したがってさらに、切断中に放出される埃に関与してその埃の拡散を防止するように意図された水を供給するように構成された水供給手段(図示せず)を覆うまたは備えるように構成される。図5には図示しない、場合により水供給手段を覆うまたは備えるように構成される追加の被覆プレートが、ブレードガード装置の他方の側にも存在することが可能である。
図1および図2を再び参照すると、第2の保持ロッド22は、作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分をさらに構成する。切断中に、カバー部分11は、第2の保持ロッド22の接触部分に対接する作業対象物18からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能であり、この圧力は、付勢に対抗して作用する。このようにすることで、作業対象物18は、接触部分を押圧し、カバー部分11を第1の位置と第2の位置との間で移動させつつ、いずれの位置においても捕捉されるまたは引っ掛かることがない。これをさらに助長するために、いくつかの態様によれば、カバー部分11は、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。いくつかの態様によれば、第2の保持ロッド22の端部部分が、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。
次に、図6〜図11を参照して、ブレードガード12に対するカバー部分11の代替的な装着に関する複数の例を説明する。
図6は、第2の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8の側面図を示し、図7は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、2つの保持アーム21’、22’が、ブレードガード12に対してカバー部分11’を装着し、ブレードガード装置8の同一側に位置決めされる。保持手段21’、22’は、切断ディスク2の平面延在範囲に対して平行であるそれぞれ異なる平面内に位置する。すなわち、直線状の第1の保持アーム21’は、弧状の第2の保持アーム22’とブレードガード12との間に挟まれ、この例では、第2の保持アーム22’は、上記のような接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分をさらに構成する。
いくつかの態様によれば、保持アーム21’、22’に対応する追加の保持アームが、ブレードガード装置8’の他方の側に配置され、これらの保持アームは、図6および図7には図示されない。
図8は、第3の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8’’の側面図を示し、図9は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる保持ピン37によりブレードガード12’’に対して装着される。保持ピン37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態であり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。いくつかの態様によれば、図8および図9には図示しない、追加の対応する保持ピンおよびスロットが、ブレードガード装置8’’の他方の側に存在する。
カバー部分11’’は、この例では幾分かパイ形状の構造を有し、上記による接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を構成する前方エッジ36を備える。この前方エッジ36は、切断ディスク2の両側に延在する。
図10は、第4の例による保護装置が第1の位置にある状態における、切断ディスク2およびブレードガード装置8’’’の側面図を示し、図11は、第2の位置における対応する側面図を示す。
ここでは、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれかつブレードガード12’’’に対して装着される少なくとも1つのピボットピン39によりブレードガード12’’’に対して装着される。カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。ピボットピンは、中心部16から若干オフセットされる。いくつかの態様によれば、図10および図11には図示しない、追加の対応するピボットピンが、ブレードガード装置8’’’の他方の側に存在する。
いくつかの態様によれば、図8〜図11を参照して説明される例が組み合わされて、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれかつ一方の側においてカバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成され得る保持ピン37によりブレードガード12’’に対して装着される。他方の側では、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれかつブレードガード12’’’に対して装着される少なくとも1つのピボットピン39によりブレードガード12’’’に対して装着され、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
カバー部分11’’’は、この例では幾分かパイ形状の構造を有し、上記による接触部分を、すなわち作業対象物18の切断中に作業対象物18が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分を構成する前方エッジ40を備える。この前方エッジ40は、切断ディスク2の両側に延在する。
いくつかの態様によれば、図6〜図11を参照して論じた例に関して、カバー部分は、1つまたは複数のばね要素によりばね付勢され、該当する場合には先述のようなものと同様のばね要素によりばね付勢される。
いくつかの態様によれば、既述の例に関して、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分11を移動させるのを可能にするハンドル30を備える。任意には、図1のみに示すように、ブレードガード12は、カバー部分11を第2の位置に解除可能にロックするために構成されたロック部分48を備え、ロック部分48は、例えば磁石を備える。代替的には、ばね付き部材が、ロッキング部材に係合するように構成され得る。
いくつかの態様によれば、既述の例に関して、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。かかる構造体は、例えば透明プラスチックなどのある特定の材料であることが可能である。かかるシースルー構造体の他の代替例は、ネット/グリッド構造体、またはシースルー開口もしくは穴を有する材料である。
次に、第5の例を構成する代替的な保護装置を、図14および図15を参照してハンドヘルド動力切断機1に関して説明する。前述の第2の位置は、ここでは図14に示すような作動位置であり、前述の第1の位置は、ここでは図15に示すような変位位置である。
ブレードガード装置8aは、ブレードガード12および保護装置23を備え、この保護装置23は、保護装置23が作業対象物18の正常な切断を許可する作業位置から、第1の円弧A1がブレードガード12に隣接して位置しまたは少なくともブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在するように、保護装置23が少なくとも部分的に位置決めされるような変位位置へと変位されるように構成される。
いくつかの態様によれば、この変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされ、例えばキックバック条件により開始され得る。
この例では、ブレードガード12は、保護装置を構成する保護部分23を備え、ブレードガード12は、上記による加速度が発生した場合に、回転方向19において中心部16周りで回転するように構成される。いくつかの態様によれば、保護部分23は、錘24を備え、したがってブレードガード12もまた、錘24を備える。
この可動ブレードガードは、手によっても、およびこの場合にはハンドル60により中心部16周りで任意の方向に適切に回転され得る。
この代替形態では、保護部分は、代替としてまたは補足として、図18および図19におけるブレードガード装置8bに関して示したような、前述のようなカバー部分11、11’、11’’、11’’’を備え得る。図18は、保護装置が第2のタイプのばね要素により作業位置に向かって付勢された状態にある、切断ディスクおよびブレードガード装置の側面図を示し、図19は、保護装置が第2のタイプのばね要素により変位位置に向かって付勢された状態にある対応する側面図を示す。
すなわち、旋回カバー部分11は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着されたばね要素41によりばね付勢され、保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着される。ばね要素は、カバー部分11が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢され、経路の前記一部は、経路の残りの部分よりも短い。これにより、カバー部分11は、作業中には作業位置に保持され、上記のような加速度が発生した場合には変位位置へと迅速に変位されることが可能となる。
図16を参照して前述したような付勢手段もまた、この所望の機能を実現するため考えられる。
さらに、図20および図21を参照すると、いくつかの態様によれば、ブレードガード装置8c、8dは、保護装置を備え、この保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグ29、32をさらに備える。
図20では、ブレードガード装置8cは、エアバッグ発生器51を備えて存在し、このエアバッグ発生器51からエアバッグ28が展開されており、ある円弧A2を覆っている。ここでは、エアバッグ28は、保護具およびブレーキとして意図され、エアバッグ28は、ブレードガード12から拡張し、膨張後に外周部17とブレードガード12との間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具2の運動が低下するように構成される。
図21では、ブレードガード装置8dは、エアバッグ発生器52を備えて存在し、このエアバッグ発生器52からエアバッグ29が展開されており、ある円弧A3を覆っている。ここでは、エアバッグ29は、保護具として主に意図される。
これらの代替的な事例では、保護装置11、23、28、29は、作業位置においてはほとんどがブレードガード12の一部を覆い、回転方向19にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
本開示は、上記の例に限定されず、添付の特許請求の範囲内において自由に変更され得る。例えば、円形切断ディスクなどの回転式作業工具またはリング形状ののこ刃を有する任意のタイプの動力切断機が存在し得る。この例では、動力切断機のいくつかのアイテムが説明されたにすぎず、動力切断機自体は周知の種類のものである。機関4は、燃焼機関または電気モータのいずれか、および水圧機関/モータまたは空気圧機関/モータのいずれかであることが可能である。
論じたこれらの例のいずれについても、いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、中心部16周りでおよび特に回転方向19に回転するように構成され、この回転は、ブレードガード12の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。これを目的として、いくつかの態様によれば、ブレードガード12が錘24を備える。
既述のロッド部分、アーム部分、保持ピン、およびピボットピンはいずれも、一般的に保持手段と呼ばれる。既述のように、1つまたは複数の保持手段が存在し得る。
いくつかの態様によれば、外周部17は、回転式作業工具2の外方エッジに従う仮想外周部とみなし得る。ブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。
この動力切断機は、回転式作業工具を備える動力工具により一般的には構成される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、いくつかの条件下において回転式作業工具2の運動を低下させるように構成されたブレーキを備える。
一般的に、本開示は、中心部16および外周部17を有しかつ特定の回転方向19に回転するように構成された回転式作業工具2を備えたハンドヘルド動力工具1に関し、この動力工具1は、回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8をさらに備える。ブレードガード装置8は、ブレードガード12および旋回カバー部分11、11’、11’’を備え、旋回カバー部分11、11’、11’’は、ブレードガード装置8に含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着される。第1の位置では、旋回カバー部分11、11’、11’’は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った回転式作業工具2の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、カバー部分11、11’、11’’は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。
一般的に、本開示は、さらに外周部17に沿ってハンドヘルド動力工具1用の回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置8に関し、このブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。ブレードガード装置8は、旋回カバー部分11、11’、11’’を備え、旋回カバー部分11、11’、11’’は、ブレードガード装置8に含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着される。第1の位置では、旋回カバー部分11、11’、11’’は、第1の円弧Aが覆われるように位置決めされ、この第1の円弧Aは、ブレードガード12に従い、回転式作業工具2の意図される回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。カバー部分11は、第1の位置と、第1の円弧Aに沿った回転式作業工具2の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、カバー部分11、11’、11’’は、付勢部材により第1の位置に向かって回転方向19に付勢される。
いくつかの態様によれば、第2の円弧Bが、第1の円弧Aに隣接して位置し、回転方向19における第1の円弧Aの後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。この第2の円弧Bは、第1の位置において覆われず、そのため第2の円弧Bに沿った初期切断が可能となる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード装置8、8’、8’’、8’’’は、作業対象物18の切断中に作業対象物が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分22、36、40を備え、これにより、切断中に、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、前記接触部分22、36、40に対接する作業対象物18からの圧力により第1の位置と第2の位置との間で動くことが可能となる。この圧力は、付勢に対抗して作用する。接触部分は、カバー部分11’’、11’’’に含まれるか、またはブレードガード12に対してカバー部分11、11’を連結する部分22、22’に含まれるかのいずれかである。
いくつかの態様によれば、各保持手段21、22、21’、22’は、それぞれの端部にて旋回カバー部分11、11’およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21、22が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21、22は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21’、22’が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21’、22’は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な異なる平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる少なくとも1つの保持手段37によりブレードガード12’’に対して装着され、各保持手段37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれる少なくとも1つの保持手段39によりブレードガード12’’’に対して装着され、各保持手段39は、ブレードガード12’’’に対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って移動可能となるようにブレードガード12に対して連結される。この経路は、第2の位置にある場合にブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’、11との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、この経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かってばね付勢され、このばね付勢は、前記付勢手段を構成する少なくとも1つのばね要素33、41により達成される。
いくつかの態様によれば、各ばね要素33、41は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着され、保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着され、ばね要素は、カバー部分11が経路の少なくとも一部に沿って第1の位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a、42bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a、42bを通過する第1の線43が、第2の線44を通過することはなく、第2の線44は、第1の線43に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路に沿って第1の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の線43’は、第2の位置に移動される場合に第2の線44’を通過し、第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に、カバー部分11、11’、11’’を移動させるために必要とされる力が第1の位置から第2の位置へと低下するように動くように構成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素41は、コイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在し、それによりカバー部分11は、経路の一部に沿って第2の位置に向かってばね付勢される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、ユーザが第1の位置と第2の位置との間でカバー部分11を移動させるのを可能にするハンドル30を備える。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、カバー部分11を第2の位置に解除可能にロックするために構成されたロック部分48を備える。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、回転方向19に回転するように構成され、この回転は、ブレードガード12の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は錘24を備える。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、切断中に作業対象物18と回転可能接触状態におかれるように構成されたホイール25を備える。
いくつかの態様によれば、カバー部分11は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される。
さらに、一般的に、本開示は、中心部16および外周部17を有しかつ特定の回転方向19に回転するように構成された回転式作業工具2を備えるハンドヘルド動力工具1に関し、この動力工具1は、少なくとも部分的に回転式作業工具2の一部を遮蔽するように配置されるブレードガード装置8、8a、8b、8c、8dをさらに備える。ブレードガード装置8は、ブレードガード12および保護装置11、23、28、29を備え、保護装置11、23、28、29は、保護装置11、23、28、29が作業対象物18の正常な切断を許可する作業位置から、第1の円弧A1、A2、A3が覆われるように保護装置11、23、28、29が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成される。第1の円弧A1、A2、A3は、ブレードガード12に従い、回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。
さらに、一般的に、本開示は、外周部17に沿ってハンドヘルド動力工具1用の回転式作業工具2の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置8に関し、このブレードガード装置8は、前記外周部17を部分的に覆うように構成されたブレードガード12を備える。ブレードガード装置8は、保護装置11、23、28、29を備え、保護装置11、23、28、29は、保護装置11、23、28、29が作業対象物18の正常な切断を許可するように構成される作業位置から、第1の円弧A1、A2、A3が覆われるように保護装置11、23、28、29が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成される。第1の円弧A1、A2、A3は、ブレードガード12に従い、回転式作業工具2の意図される回転方向19におけるブレードガード12の後続側において外周部17に沿ってある角距離にわたり延在する。
いくつかの態様によれば、この変位は、保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる。
いくつかの態様によれば、ブレードガード12は、保護装置を構成する保護部分23を備え、ブレードガード12は、中心部16周りで回転方向19に回転するように構成される。
いくつかの態様によれば、保護部分23は錘24を備える。
いくつかの態様によれば、保護装置11、23、28、29は、作業位置においてはほとんどがブレードガード12の一部を覆い、回転方向19にほとんど従う経路に沿って変位位置へと変位されるように構成される。
いくつかの態様によれば、保護装置は、ブレードガード装置8、8bに含まれる少なくとも1つの保持手段21、22、21’、22’によりブレードガード12に対して装着された旋回カバー部分11、11’、11’’を備える。各保持手段21、22、21’、22’は、各端部にて旋回カバー部分11、11’およびブレードガード12に対して回動可能に装着され、カバー部分11が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合にブレードガード12に対して移動するように構成される。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21、22が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21、22は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な共通平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、2つの保持手段21’、22’が、ブレードガード装置8の同一の側に存在し、これらの保持手段21’、22’は、回転式作業工具2の平面延在範囲に対して平行な異なる平面内に位置する。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’は、ブレードガード装置8’’に含まれる少なくとも1つの保持手段37によりブレードガード12’’に対して装着され、各保持手段37は、ブレードガード12’’に対して装着されたガイドの形態をとり、カバー部分11’’の対応する弧状スロット38内に延在するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11’’’は、ブレードガード装置8’’’に含まれる少なくとも1つの保持手段39によりブレードガード12’’’に対して装着され、各保持手段39は、ブレードガード12’’’に対して装着されたピボットピンの形態をとり、カバー部分11’’’は、ピボットピン39周りで回動するように構成される。
いくつかの態様によれば、カバー部分11、11’、11’’、11’’’は、第1の位置と第2の位置との間で経路に沿って移動可能となるようにブレードガード12に対して連結される。この経路は、第2の位置にある場合にブレードガード12の一部が径方向において外周部17とカバー部分11、11’、11’’との間に位置決めされるように、外周部17に主に従う。
いくつかの態様によれば、旋回カバー部分11は、少なくとも1つのばね要素33、41によりばね付勢され、各ばね要素33、41は、ブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。保持手段端部22aは、ピボットピン13によりブレードガード12に対して装着され、ばね要素33、41は、カバー部分11が経路の一部に沿って作業位置におよび経路の残りの部分に沿って変位位置に向かうように付勢される。
いくつかの態様によれば、ばね要素33は、巻線部分34および2つのアーム部分35を有し、これらのアーム部分35は、対応するアーム装着部42a’、42b’にてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。アーム装着部42a’、42b’を通過する第1の線43’は、作業位置に移動される場合に第2の線44’を通過する。第2の線44’は、第1の線43’に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在する。
いくつかの態様によれば、巻線部分34は、カバー部分11が作業位置と変位位置との間で移動される場合に、カバー部分11を移動させるために必要とされる力が作業位置から変位位置へと低下するように動くように構成される。
いくつかの態様によれば、ばね要素41は、コイルばねを備え、このコイルばねは、対応するばね装着部45a、45bにてブレードガード12および対応する保持手段端部22aに対して装着される。ばね装着部45a、45bを通過する第1の線46は、第2の位置へと移動される場合に第2の線47を通過する。第2の線47は、第1の線46に対して平行であり、ピボットピン13を経由して延在する。
いくつかの態様によれば、保護装置は、変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグ28、29を備える。
いくつかの態様によれば、エアバッグ28は、ブレードガード12から拡張し、膨張後に外周部17とブレードガード12との間に部分的に位置決めされることにより、回転式作業工具2の運動が低下するように構成される。
1 ハンドヘルド動力切断機、ハンドヘルド動力工具
2 切断ディスク、回転式作業工具
3 ケーシング
4 燃焼機関
5 第1のハンドル部分
7 第2のハンドル部分
8 ブレードガード装置
8’ ブレードガード装置
8’ ブレードガード装置
8’’’ ブレードガード装置
8a ブレードガード装置
8b ブレードガード装置
8c ブレードガード装置
8d ブレードガード装置
10 動力伝達カバー
11 旋回カバー部分、保護装置
11’ 旋回カバー部分
11’’ 旋回カバー部分
11’’’ 旋回カバー部分
12 ブレードガード
12’’ ブレードガード
12’’’ ブレードガード
13 ピボットピン
16 中心部
17 外周部
18 作業対象物
19 回転方向
21 第1の保持ロッド、保持手段
21’ 第1の保持アーム、保持手段
22 第2の保持ロッド、保持手段、連続延在画定接触部分、部分
22’ 第2の保持アーム、保持手段、部分
22a 保持ロッド端部、保持手段端部
23 保護部分、保護装置
24 錘
25 ホイール
27 動力伝達ユニット
28 エアバッグ、保護装置
29 エアバッグ、保護装置
30 ハンドル
31 被覆プレート
32 エアバッグ
33 ばね要素
34 巻線部分
35 アーム部分
36 前方エッジ、連続延在画定接触部分
37 保持ピン、保持手段
38 弧状スロット
39 ピボットピン、保持手段
40 前方エッジ、連続延在画定接触部分
41 ばね要素
42a アーム装着部
42a’ アーム装着部
42b アーム装着部
42b’ アーム装着部
43 第1の仮想線
43’ 第1の仮想線
44 第2の仮想線
44’ 第2の仮想線
45a ばね装着部
45b ばね装着部
46 第1の仮想線
47 第2の仮想線
48 ロック部分
49 取水供給用ホース
51 エアバッグ発生器
52 エアバッグ発生器
60 ハンドル
A 第1の円弧
A1 第1の円弧
A2 第1の円弧
A3 第1の円弧
B 第2の円弧
C、D、E 距離
U ユーザ

Claims (40)

  1. 中心部(16)および外周部(17)を有しかつ特定の回転方向(19)に回転するように構成された回転式作業工具(2)を備えるハンドヘルド動力工具(1)であって、前記ハンドヘルド動力工具(1)は、前記回転式作業工具(2)の変動部分を遮蔽するように配置されるブレードガード装置(8)をさらに備える、ハンドヘルド動力工具(1)において、前記ブレードガード装置(8)は、ブレードガード(12)と、前記ブレードガード装置(8)に含まれる少なくとも1つの保持手段(21、22、21’、22’)により前記ブレードガード(12)に対して装着された旋回カバー部分(11、11’、11’’)と、を備え、第1の位置において、前記旋回カバー部分(11、11’、11’’)は、第1の円弧(A)が覆われるように位置決めされ、前記第1の円弧(A)は、前記ブレードガード(12)に従い、前記回転方向(19)における前記ブレードガード(12)の後続側において前記外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在し、前記旋回カバー部分(11)は、前記第1の位置と、前記第1の円弧(A)に沿った前記回転式作業工具(2)の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、前記旋回カバー部分(11、11’、11’’)は、付勢部材により前記第1の位置に向かって前記回転方向(19)に付勢されることを特徴とする、ハンドヘルド動力工具(1)。
  2. 第2の円弧(B)が、前記第1の円弧(A)に隣接して位置し、前記回転方向(19)における前記第1の円弧(A)の後続側において前記外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在し、前記第2の円弧(B)は、初期切断が前記第2の円弧(B)に沿って可能となるように前記第1の位置において覆われない、請求項1に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  3. 前記ブレードガード装置(8、8’、8’’、8’’’)は、作業対象物(18)の切断中に前記作業対象物(18)が少なくとも部分的に対接し得る連続延在画定接触部分(22、36、40)を備え、それにより、切断中に、前記旋回カバー部分(11、11’、11’’、11’’’)は、前記連続延在画定接触部分(22、36、40)に対接する前記作業対象物からの圧力により前記第1の位置と前記第2の位置との間で動くことが可能となり、前記圧力は、前記付勢に対抗して作用し、前記連続延在画定接触部分は、前記旋回カバー部分(11’’、11’’’)に含まれるか、または前記ブレードガード(12)に対して前記旋回カバー部分(11、11’)を連結する部分(22、22’)に含まれるかのいずれかである、請求項1または2に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  4. 各保持手段(21、22、21’、22’)が、それぞれの端部にて前記旋回カバー部分(11、11’)および前記ブレードガード(12)に対して回動可能に装着され、前記旋回カバー部分(11)が前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動される場合に前記ブレードガード(12)に対して移動するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  5. 2つの保持手段(21、22)が、前記ブレードガード装置(8)の同一の側に存在し、前記保持手段(21、22)は、前記回転式作業工具(2)の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する、請求項4に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  6. 2つの保持手段(21’、22’)が、前記ブレードガード装置(8)の同一の側に存在し、前記保持手段(21’、22’)は、前記回転式作業工具(2)の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する、請求項4に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  7. 前記旋回カバー部分(11’’)は、前記ブレードガード装置(8’’)に含まれる少なくとも1つの保持手段(37)により前記ブレードガード(12’’)に対して装着され、各保持手段(37)が、前記ブレードガード(12’’)に対して装着されたガイドの形態をとり、前記旋回カバー部分(11’’)の対応する弧状スロット(38)内に延在するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  8. 前記旋回カバー部分(11’’’)は、前記ブレードガード装置(8’’’)に含まれる少なくとも1つの保持手段(39)により前記ブレードガード(12’’’)に対して装着され、各保持手段(39)が、前記ブレードガード(12’’’)に対して装着されたピボットピンの形態をとり、前記旋回カバー部分(11’’’)は、前記ピボットピン(39)周りで回動するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  9. 前記旋回カバー部分(11、11’、11’’、11’’’)は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で経路に沿って可動となるように前記ブレードガード(12)に対して連結され、前記経路は、前記第2の位置で前記ブレードガード(12)の一部が径方向において前記外周部(17)と前記旋回カバー部分(11、11’、11’’、11’’’)との間に位置決めされるように前記外周部(17)に主に従う、請求項1から8のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  10. 前記旋回カバー部分(11、11’、11’’)は、前記経路の少なくとも一部に沿って前記第1の位置に向かってばね付勢され、前記ばね付勢は、前記付勢手段を構成する少なくとも1つのばね要素(33、41)により達成される、請求項9に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  11. 各ばね要素(33、41)が、前記ブレードガード(12)および対応する保持手段端部(22a)に対して装着され、前記保持手段端部(22a)は、ピボットピン(13)により前記ブレードガード(12)に対して装着され、前記ばね要素は、前記旋回カバー部分(11)が前記経路の少なくとも一部に沿って前記第1の位置に向かうように付勢される、請求項10に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  12. 前記ばね要素(33)は、巻線部分(34)と、対応するアーム装着部(42a、42b)にて前記ブレードガード(12)および前記対応する保持手段端部(22a)に対して装着される2つのアーム部分(35)と、を有し、前記アーム装着部(42a、42b)を通過する第1の線(43)が、第2の線(44)を通過することはなく、前記第2の線(44)は、前記第1の線(43)に対して平行であり、前記ピボットピン(13)を経由して延在し、それにより前記旋回カバー部分(11)は、前記経路に沿って前記第1の位置に向かってばね付勢される、請求項11に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  13. 前記ばね要素(33)は、巻線部分(34)と、対応するアーム装着部(42a’、42b’)にて前記ブレードガード(12)および前記対応する保持手段端部(22a)に対して装着される2つのアーム部分(35)と、を有し、前記アーム装着部(42a’、42b’)を通過する第1の線(43’)が、前記第2の位置へと移動される場合に第2の線(44’)を通過し、前記第2の線(44’)は、前記第1の線(43’)に対して平行であり、前記ピボットピン(13)を経由して延在し、それにより前記旋回カバー部分(11)は、前記経路の一部に沿って前記第2の位置に向かってばね付勢される、請求項11に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  14. 前記巻線部分(34)は、前記旋回カバー部分(11)が前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動される場合に、前記旋回カバー部分(11、11’、11’’)を移動させるために必要とされる力が前記第1の位置から前記第2の位置へと低下するように動くように構成される、請求項12または13に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  15. 前記ばね要素(41)は、対応するばね装着部(45a、45b)にて前記ブレードガード(12)および前記対応する保持手段端部(22a)に対して装着されるコイルばねを備え、前記ばね装着部(45a、45b)を通過する第1の線(46)が、前記第2の位置へと移動される場合に第2の線(47)を通過し、前記第2の線(47)は、前記第1の線(46)に対して平行であり、前記ピボットピン(13)を経由して延在し、それにより前記旋回カバー部分(11)は、前記経路の一部に沿って前記第2の位置に向かってばね付勢される、請求項11に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  16. 前記旋回カバー部分(11)は、ユーザが前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記旋回カバー部分(11)を移動させることを可能にするハンドル(30)を備える、請求項1から15のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  17. 前記ブレードガード(12)は、前記第2の位置において前記旋回カバー部分(11)を解除可能にロックするために構成されたロック部分(48)を備える、請求項1から16のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  18. 前記ブレードガード(12)は、前記回転方向(19)に回転するように構成され、前記回転は、前記ブレードガード(12)の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる、請求項1から17のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  19. 前記ブレードガード(12)は錘(24)を備える、請求項18に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  20. 前記旋回カバー部分(11)は、切断中に作業対象物(18)と回転可能接触状態になるように構成されたホイール(25)を備える、請求項1から19のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  21. 前記旋回カバー部分(11)は、少なくとも部分的にシースルー構造体として作製される、請求項1から20のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  22. 中心部(16)および外周部(17)を有しかつ特定の回転方向(19)に回転するように構成された回転式作業工具(2)を備えるハンドヘルド動力工具(1)であって、前記ハンドヘルド動力工具(1)は、少なくとも部分的に前記回転式作業工具(2)の一部を遮蔽するように配置されたブレードガード装置(8、8a、8b、8c、8d)をさらに備える、ハンドヘルド動力工具(1)において、前記ブレードガード装置(8)は、ブレードガード(12)および保護装置(11、23、28、29)を備え、前記保護装置(11、23、28、29)は、前記保護装置(11、23、28、29)が作業対象物(18)の正常な切断を許可する作業位置から、第1の円弧(A1、A2、A3)が覆われるように前記保護装置(11、23、28、29)が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成され、前記第1の円弧(A1、A2、A3)は、前記ブレードガード(12)に従い、前記回転方向(19)における前記ブレードガード(12)の後続側において前記外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在することを特徴とする、ハンドヘルド動力工具(1)。
  23. 前記変位は、前記保護装置の質量が加速度と組み合わされることにより引き起こされる、請求項22に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  24. 前記ブレードガード(12)は、前記保護装置を構成する保護部分(23)を備え、前記ブレードガード(12)は、前記中心部(16)周りで前記回転方向(19)に回転するように構成される、請求項22または23に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  25. 前記保護部分(23)は錘(24)を備える、請求項24に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  26. 前記保護装置(11、23、28、29)は、前記作業位置においてほとんどが前記ブレードガード(12)の一部を覆い、前記回転方向(19)にほとんど従う経路に沿って前記変位位置へと変位されるように構成される、請求項22から25のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  27. 前記保護装置が、前記ブレードガード装置(8、8b)に含まれる少なくとも1つの保持手段(21、22、21’、22’)により前記ブレードガード(12)に対して装着された旋回カバー部分(11、11’、11’’)を備え、各保持手段(21、22、21’、22’)が、それぞれの端部にて前記旋回カバー部分(11、11’)および前記ブレードガード(12)に対して回動可能に装着され、前記旋回カバー部分(11)が第1の位置と第2の位置との間で移動される場合に前記ブレードガード(12)に対して移動するように構成される、請求項22または23に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  28. 2つの保持手段(21、22)が、前記ブレードガード装置(8)の同一の側に存在し、前記保持手段(21、22)は、前記回転式作業工具(2)の平面延在範囲に対して平行である共通平面内に位置する、請求項27に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  29. 2つの保持手段(21’、22’)が、前記ブレードガード装置(8)の同一の側に存在し、前記保持手段(21’、22’)は、前記回転式作業工具(2)の平面延在範囲に対して平行である異なる平面内に位置する、請求項27に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  30. 前記カバー部分(11’’)は、前記ブレードガード装置(8’’)に含まれる少なくとも1つの保持手段(37)により前記ブレードガード(12’’)に対して装着され、各保持手段(37)が、前記ブレードガード(12’’)に対して装着されたガイドの形態をとり、前記カバー部分(11’’)の対応する弧状スロット(38)内に延在するように構成される、請求項22または23に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  31. 前記カバー部分(11’’’)は、前記ブレードガード装置(8’’’)に含まれる少なくとも1つの保持手段(39)により前記ブレードガード(12’’’)に対して装着され、各保持手段(39)が、前記ブレードガード(12’’’)に対して装着されたピボットピンの形態をとり、前記カバー部分(11’’’)は、前記ピボットピン(39)周りで回動するように構成される、請求項22または23に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  32. 前記カバー部分(11、11’、11’’、11’’’)は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で経路に沿って可動となるように前記ブレードガード(12)に対して連結され、前記経路は、前記第2の位置で前記ブレードガード(12)の一部が径方向において前記外周部(17)と前記カバー部分(11、11’、11’’)との間に位置決めされるように前記外周部(17)に主に従う、請求項27から31のいずれか一項に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  33. 前記旋回カバー部分(11)は、少なくとも1つのばね要素(33、41)によりばね付勢され、各ばね要素(33、41)が、前記ブレードガード(12)および対応する保持手段端部(22a)に対して装着され、前記保持手段端部(22a)は、ピボットピン(13)により前記ブレードガード(12)に対して装着され、前記ばね要素(33、41)は、前記旋回カバー部分(11)が前記経路の一部に沿って前記作業位置におよび前記経路の残りの部分に沿って前記変位位置に向かうように付勢される、請求項32に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  34. 前記ばね要素(33)は、巻線部分(34)と、対応するアーム装着部(42a’、42b’)にて前記ブレードガード(12)および前記対応する保持手段端部(22a)に対して装着される2つのアーム部分(35)と、を有し、前記アーム装着部(42a’、42b’)を通過する第1の線(43’)が、前記作業位置へと移動される場合に第2の線(44’)を通過し、前記第2の線(44’)は、前記第1の線(43’)に対して平行であり、前記ピボットピン(13)を経由して延在する、請求項33に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  35. 前記巻線部分(34)は、前記旋回カバー部分(11)が前記作業位置と前記変位位置との間で移動される場合に、前記旋回カバー部分(11)を移動させるために必要とされる力が前記作業位置から前記変位位置へと低下するように動くように構成される、請求項34に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  36. 前記ばね要素(41)は、対応するばね装着部(45a、45b)にて前記ブレードガード(12)および前記対応する保持手段端部(22a)に対して装着されるコイルばねを備え、前記ばね装着部(45a、45b)を通過する第1の線(46)が、前記変位位置へと移動される場合に第2の線(47)を通過し、前記第2の線(47)は、前記第1の線(46)に対して平行であり、前記ピボットピン(13)を経由して延在する、請求項33に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  37. 前記保護装置は、前記変位位置へと膨張および拡張されるように構成されたエアバッグ(28、29)を備える、請求項22に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  38. 前記エアバッグ(28)は、前記ブレードガード(12)から拡張し、膨張後に前記外周部(17)と前記ブレードガード(12)との間に部分的に位置決めされることにより、前記回転式作業工具(2)の運動が低下するように構成される、請求項37に記載のハンドヘルド動力工具(1)。
  39. 外周部(17)に沿ってハンドヘルド動力工具(1)用の回転式作業工具(2)の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置(8)であって、前記外周部(17)を部分的に覆うように構成されたブレードガード(12)を備える、ブレードガード装置(8)において、前記ブレードガード装置(8)は、前記ブレードガード装置(8)に含まれる少なくとも1つの保持手段(21、22、21’、22’)により前記ブレードガード(12)に対して装着された旋回カバー部分(11、11’、11’’)を備え、第1の位置において、第1の円弧(A)が覆われるように位置決めされ、前記第1の円弧(A)は、前記ブレードガード(12)に従い、前記回転式作業工具(2)の意図される回転方向(19)における前記ブレードガード(12)の後続側において前記外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在し、前記旋回カバー部分(11)は、前記第1の位置と、前記第1の円弧(A)に沿った前記回転式作業工具(2)の切断動作が可能となる第2の位置と、の間で可動であり、前記旋回カバー部分(11、11’、11’’)は、付勢部材により前記第1の位置に向かって前記回転方向(19)に付勢されることを特徴とする、ブレードガード装置(8)。
  40. 外周部(17)に沿ってハンドヘルド動力工具(1)用の回転式作業工具(2)の変動部分を遮蔽するように配置されたブレードガード装置(8)であって、前記外周部(17)を部分的に覆うように構成されたブレードガード(12)を備える、ブレードガード装置(8)において、前記ブレードガード装置(8)は、保護装置(11、23、28、29)を備え、前記保護装置(11、23、28、29)は、作業対象物(18)の正常な切断を許可するように構成される作業位置から、第1の円弧(A1、A2、A3)が覆われるように前記保護装置(11、23、28、29)が少なくとも部分的に位置決めされた状態になるような変位位置へと変位されるように構成され、前記第1の円弧(A1、A2、A3)は、前記ブレードガード(12)に従い、前記回転式作業工具(2)の意図される回転方向(19)における前記ブレードガード(12)の後続側において前記外周部(17)に沿ってある角距離にわたり延在することを特徴とする、ブレードガード装置(8)。
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