JP2021529029A - 回転型クリートを有する靴 - Google Patents

回転型クリートを有する靴 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、回転自在なクリートを備えた靴であって、靴と回転型クリートとを有する。当該靴は靴底を有し、靴底は回転型クリートと係合する係合部分を有する。回転型クリートは、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有する。クリートおよび靴は相互に自由に回転自在である。【選択図】 図3

Description

本開示は、一般的に、1つ以上の回転型クリートを有する靴に関する。
運動競技用の靴は、一般的に、運動競技中に足をポテンシャル最大まで使用する能力を運動選手に提供するように意図されている。靴は着用者の自然な動きの範囲を向上させる特性を有していてもよく、通常、運動選手の自然な能力に重大な干渉をしないように設計されている。
ゴルフ用の靴は、各靴底から延出したスパイクまたはクリートを有している場合が多い。斯かるスパイクまたはクリートは、柔らかい芝生の表面をつかむ着用者の力を向上させる。ゴルフクリートのスパイクは、通常ねじ山によって着脱可能であり、靴底の所定位置の穴に配置された対応するねじ山部分に係合する。
ゴルフプレイヤーがゴルフボールを打とうと準備し努めているとき、フォロースルー(バックスイング)中に体重の移動が生じる。プレイヤーは胴体の回転を継続するが、ボールと接触した後に解剖学的な拘束が生じる。胴体の回転により後ろ足が肩の動きについていくので、体重は、前方に、すなわちリード脚の方へ移動する。リード足首にかかる拘束力により、足首を腓骨および脛骨につないでいる靭帯には強いストレスが掛かる。拘束力がフォロースルーに合わせて継続されるにつれ、体の柔軟性により拘束力が膝へ移され、膝では、内側側副靭帯、外側側副靭帯、内側半月、および外側半月が大腿骨とともにねじられる。これら全てが生じている最中、胴体は、解剖学的柔軟性の限界が腰椎に向けられるまで回転を継続する。斯かるストレスにより様々な傷害が生じ、そのストレスは、ゴルファーが試合中に18回ティーからボールを打つことにより更に悪化する。現在のゴルフ靴はストレスを減少させるものではない。従って、現在のゴルフ靴およびクリートは以下のような欠陥を有している。ティーオフスイングのストレスを減少させない。ゴルフプレイヤーは大きい幅の動きができない。強風が吹いている場合に、自然な動きをしても定位置に確実に留まっていることができない。ゴルフ靴は地面にしっかり定着していることができず、使用者の体による継続するフォロースルーに影響を及ぼす。
従って、1つ以上の回転部分またはクリートを有する、改善されたゴルフ靴が必要とされている。
従来の技術の限界を最小限に抑えるため、および本明細書を一読し理解することにより明白となるであろう他の限界を最小限に抑えるため、本開示は、回転部分またはクリートを有する新規で有用な靴を開示するものである。
本開示の1つの実施形態は、靴底に1つ以上の回転自在な部分を有するゴルフ靴である。回転自在な部分は、靴底の前部(ボールすなわち親指の付け根のふくらみ)および後部(踵)にあるのが好ましい。ミッドソールすなわち足踏まずの部分は、靴底に一体化され固定されたクリートを有しているのが好ましい場合がある。立ち位置状態で、靴の趾部分と踵部分が持ち上がった状態を維持するためである。靴底のボールおよび踵部分が各々、着脱可能な回転部分の取り付けまたは係合を可能にする1つ以上の据え付け点を有しているのが好ましい。着脱可能な回転部分は、クリートが靴の上側に対して回転自在となるように、1つ以上の一体化されたクリート、または1つ以上の着脱可能なクリートを有していてもよい。
いくつかの実施形態において、着脱可能な回転部分は靴底に永久的に固定されている。
いくつかの実施形態では、回転部分はクリート用の懸架装置として機能してもよい。
本開示の靴は、体の動きを制限する非回転型の靴によって引き起こされる大きいストレスなしに、体がスイングに最後までついていけるようにすることにより、ゴルフプレイヤーの継続した回転を促進するものである。本開示の靴を使用することにより、使用者は、ゴルフボールを打った後に体重がその運動量を維持し、足首、膝、および腰が移動を継続する間、足をしっかりと地面に定着させておくことができる。その結果、ゴルフプレイヤーにとってストレスの少ない、より自然なスイングとなる。
1つの実施形態は、回転自在なクリートを有する靴であって、靴と、1つ以上の回転型クリートとを有し、靴は靴底を有し、靴底は1つ以上の係合部分を有し、1つ以上の回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有し、ベアリング部分は、クリートおよび回転部分が相互に回転自在なように、回転部分およびクリートに取り付けれるよう構成されており、回転部分は、クリートが靴底に対して回転自在なように、1つ以上の係合部分のうちの少なくとも1つに取り付けられるよう構成されている。回転部分は1つ以上の懸架部分を有していてもよい。クリートは着脱可能にベアリング部分に取り付けれていてもよい。回転部分は、1つ以上の係合部分のうち少なくとも1つに着脱可能に取り付けられていてもよい。靴底は1つ以上のミッドソールクリートを更に有していてもよい。趾回転部分および踵回転部分の2つの回転部分が存在していてもよい。趾回転部分のクリートは趾クリートであり、踵回転部分のクリートは踵クリートである。ミッドソールクリートは、使用者が立ち位置にある場合に、前記趾回転部分および踵回転部分が地面に接触するのを実質的に妨げてもよい。趾クリートは、使用者が歩行動作中に足の踵部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合し、使用者が地面および趾クリートに対して靴を回転させることができるように構成されていてもよい。踵クリートは、使用者が足の趾部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合し、使用者が地面および踵クリートに対して靴を回転させることができるように構成されていてもよい。趾回転部分および踵回転部分は靴底の中間部分に対して持ち上げられていてもよく、使用者が立ち位置にある場合に、地面との接触が実質的に妨げられていてもよい。
別の実施形態は回転自在なクリートを有する靴であって、靴と、趾回転型クリートおよび踵回転型クリートで構成される2つの回転型クリートとを有し、靴は靴底を有し、靴底は1つ以上の趾係合部分と1つ以上の踵係合部分とを有し、2つの回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有しており、それにより、趾クリートと踵クリートの2つのクリートと、趾回転部分と踵回転部分の2つの回転部分と、趾ベアリング部分と踵ベアリング部分の2つのベアリング部分とが存在するようになっており、趾ベアリング部分は、趾クリートおよび趾回転部分が相互に回転自在なように、趾回転部分および趾クリートに取り付けられるよう構成されており、踵ベアリング部分は、踵クリートおよび踵回転部分が相互に回転自在なように、踵回転部分および踵クリートに取り付けられるよう構成されており、趾回転部分は、趾クリートが靴底に対して回転自在なように、1つ以上の趾係合部分に取り付けられるよう構成されており、踵回転部分は、踵クリートが靴の踵に対して回転自在なように、1つ以上の踵係合部分に取り付けられるよう構成されている。2つの回転部分は、各々、1つ以上の懸架部分を有する。趾クリートは、趾ベアリング部分に着脱可能に取り付けられていてもよい。踵クリートは、踵ベアリング部分に着脱可能に取り付けられていてもよい。趾回転部分は1つ以上の趾係合部分に着脱可能に取り付けられていてもよい。踵回転部分は1つ以上の踵係合部分に着脱可能に取り付けられていてもよい。趾回転部分および踵回転部分は靴底の中間部分に対して持ち上げられており、使用者が立ち位置にある場合に、地面との接触が実質的に妨げられるようになっていてもよい。靴底は1つ以上のミッドソールクリートを更に有していてもよく、1つ以上のミッドソールクリートは、使用者が立ち位置にある場合に、趾回転部分および踵回転部分が地面と接触するのを実質的に妨げているものであってもよい。趾クリートは、使用者が歩行動作中に足の踵部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合するように構成され、それにより使用者が地面および趾クリートに対して靴を回転させることができるようになっていてもよい。踵クリートは、使用者が足の趾部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合するように構成され、それにより使用者が地面および踵クリートに対して靴を回転させることができるようになっていてもよい。
別の実施形態は、回転自在なクリートであり、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有しており、ベアリング部分は、クリートおよび回転部分が相互に回転自在なように、回転部分およびクリートに取り付けられるよう構成されており、回転部分は、クリートが靴底に対して回転自在なように、靴底の1つ以上の係合部分に取り付けられるよう構成されているものである。回転部分は1つ以上の懸架部分を有していてもよい。クリートはベアリング部分に着脱可能に取り付けられており、回転部分は1つ以上の係合部分のうち少なくとも1つに着脱可能に取り付けられており、クリートは、使用者が地面およびクリートに対して靴を回転できるように、滑ることなく地面と係合するよう構成されている。
別の実施形態は、1つ以上の回転自在なクリートを有する靴であって、靴と、1つ以上の回転型クリートとを有し、靴は靴底を有し、靴底は、趾部と、ミッドソールと、踵部とを有し、趾部は1つ以上の趾クリート係合部分を有し、ミッドソールは、1つ以上のミッドソールクリート係合部分を有し、踵部は1つ以上の踵クリート係合部分を有し、1つ以上の回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有し、ベアリング部分は、クリートおよび回転部分が相互に回転自在なように、回転部分およびクリートに取り付けられるよう構成されており、回転部分は、クリートが靴底に対して回転自在なように、踵部、趾部、およびミッドソールのうちの少なくとも1つに取り付けられるよう構成されている。回転部分は1つ以上の懸架部分を有していてもよい。クリートはベアリング部分に着脱可能に取り付けられていてもよい。第1の回転部分および第2の回転部分の2つの回転部分が存在するように、第1のクリートおよび第2のクリートの2つの回転型クリートが存在していてもよい。第1の回転部分および第2の回転部分は、
a)1つ以上の趾クリート係合部分および1つ以上の踵クリート係合部分、または、
b)1つ以上のミッドソールクリート係合部分および1つ以上の踵クリート係合部分、または、
c)1つ以上の趾クリート係合部分および1つ以上のミッドソールクリート係合部分に、着脱可能に取り付けられていてもよい。
別の実施形態において、趾回転部分、ミッドソール回転部分、および踵回転部分の3つの回転部分が存在するように、趾クリート、ミッドソールクリート、および踵クリートの3つの回転型クリートが存在していてもよく、その場合、趾回転部分は1つ以上の趾クリート係合部分と着脱可能に取り付けらており、踵回転部分は1つ以上の踵クリート係合部分と着脱可能に取り付けられており、ミッドソール回転部分は1つ以上のミッドソールクリート係合部分と着脱可能に取り付けられている。
上記並びに他の構成要素、工程、特徴、対象、利益、および利点は、例示的な実施形態に関する以下の詳細な記載、添付の図面、および特許請求項の範囲の考察から明白になるであろう。
図面は例示的な実施形態を示す。図面は全ての実施形態を示すものではない。他の実施形態も、代わりまたは追加的に使用できる。明白な詳細または不必要な詳細は、スペースを少なくするため、または例示を更に効果的にするため削除されている。いくつかの実施形態は、追加の構成要素または工程を有して実施されてもよいし、および/または図示されている全ての構成要素または工程なしに実施されてもよい。異なる図面における同一符号は、同一または類似の構成要素または工程を意味する。
図1は、1つの実施形態による当該靴の側面図である。 図2は、1つの実施形態による当該靴の底面図である。 図3は、1つの実施形態による、当該靴の趾部分の側面図である。 図4は、1つの実施形態による、当該靴の踵部分の側面図である。 図5は、1つの実施形態による、当該靴の側面図である。 図6は、1つの実施形態による、当該靴の背面図である。 図7は、地面と係合している前部クリートを示す、1つの実施形態による当該靴の側面図である。 図8は、地面と係合している後部クリートを示す、1つの実施形態による当該靴の側面図である。 図9A〜Eは、1つの実施形態による回転自在なクリートの様々な部分を示している。 図9A〜Eは、1つの実施形態による回転自在なクリートの様々な部分を示している。 図9A〜Eは、1つの実施形態による回転自在なクリートの様々な部分を示している。 図9A〜Eは、1つの実施形態による回転自在なクリートの様々な部分を示している。 図9A〜Eは、1つの実施形態による回転自在なクリートの様々な部分を示している。 図10は、1つの実施形態による、回転型クリートの側面図である。 図11は、1つの実施形態による、回転自在なクリートの代わりに置かれたキャップの側面図である。 図12は、1つの実施形態による当該靴の底面図である。 図13は、1つの実施形態による当該靴の底面図である。 図14は、1つの実施形態による当該靴の底面図である。
本発明の種々の実施形態に関する以下の詳細な記載では、本発明の1つ以上の実施形態の種々の態様について十分な理解を提供するため、複数の具体的な説明がなされている。しかし、本発明の1つ以上の実施形態は、斯かる具体的な詳細の一部なしに、またはその全部を用いることなく、実施されてもよい。他の例では、本発明の実施形態の態様を不必要までに曖昧模糊としないように、既知の方法、手順、および/または構成要素は記載されていない。
本明細書には複数の実施形態が開示されてはいるが、本発明の例示的な実施形態を示し記載する以下の詳細な説明から、本発明の他の実施形態も当業者には明白なものとなるであろう。本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、種々の明白な態様において本発明が修正可能であることは理解されるであろう。従って、図面およびその詳細な説明は例示的なものであり、限定的なものではないと見なされるべきである。更に、本発明の特定の実施形態への言及がなされたとしても、あるいはなされなかったとしても、それは本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されている単数形、「1つ(aまたはan)」および「それ(the)」は、文脈によって別の意味に解釈されない限り、複数形も含まれる。本明細書においては、「約」1つの特定の値から「約」別の特定の値までと言うように、範囲が表現されている場合がある。斯かる範囲が表現されている場合、別の実施形態は、その特定の値からを含み、および/またはもう1つの特定の値までをも含む。同様に、値が先行詞である「約」を用いて概算として表現されている場合、その特定の値が別の実施形態を形成することは理解されるであろう。更に、各範囲の終点は、もう1つの終点との関係においても、もう1つの終点とは独立的にも重要であることは理解されるであろう。
以下の記載では、1つ以上の実施形態のある特徴を記載するのに特定の用語が使用されている。本明細書の目的において、別の意味が特定されない限り、「実質的に」と言う用語は、行為、特徴、性質、状態、構造、項目、または結果の完全なまたはほぼ完全な範囲または程度を意味する。例えば、1つの実施形態において、筐体内に「実質的に」位置付けられている物体と言う表現は、その物体が完全に筐体内であるか、ほぼ完全に筐体内であるかのいずれかを意味する。絶対的完全性から逸脱する場合、その許容できる正確な程度は、ある場合には、具体的な文脈に依存するものである。しかし、一般的に、ほぼ完全と言うのは、絶対的および全体的完全性が得られる場合と同じ全体的な結果をもたらすものと考えられる。「実質的に」と言う用語の使用は、行為、特徴、性質、状態、構造、項目、または結果の完全なまたはほぼ完全な欠如と言う否定的な意味を含ませる場合にも同様に使用される。
本明細書で使用される場合、「ほぼ」および「約」と言う用語は、指定された数または数の範囲から5%以内の偏差を一般的に意味する。1つの実施形態において、「ほぼ」および「約」と言う用語は、指定された数または数の範囲から0.001%と10%との間の偏差を意味する場合がある。
図1は、靴の1つの実施形態の側面図を示す。図1に示されるように、靴100は、上側110、靴底105、1つ以上のミッドソールクリート120、1つ以上の前部係合部分130、および1つ以上の後部係合部分140を有していてもよい。図示されるように、靴100は、運動競技用またはゴルフ用の靴であるのが好ましい。靴のミッドソールは、靴100の趾部分および踵部分を地上から持ち上げるミッドソールクリート120を有していてもよい。これは、靴100の趾部および/または踵部に回転自在部分およびクリートを取り付ける余地を与える。後部係合部分および前部係合部分は、ねじ、ナッツ、ねじ山装置、スナップ、フリクションフィッティング、留め金、スナップロック、ツイストロックなどの1つ以上の雄型コネクタまたは雌型コネクタであってもよい。
ミッドソールクリート120は1つ以上の固定されたゴムまたは金属製のクリートとして示されているが、クリート120は着脱可能であってもよい。更に、ミッドソールは、趾部および踵部が地上から多少持ち上がるのを確実にするための、単一の一段高くなった部分であってもよい。
図2は、靴の1つの実施形態の底面図を示す。図2に示されるように、靴100は、1つ以上のミッドソールクリート120、前部係合部分131、132、133、および後部係合部分141、142から成る靴底を有していてもよい。図1および図2は、係合部分130、131、132、133,140、141、142が、当該係合部分130、131、132、133,140、141、142の1つ以上に回転部分の雄型コネクタ部分を着脱可能に取り付けるのを可能にする雌型ナッツまたは雌型フリクションスナップであってもよいことを示している。
図3は、靴の趾部分の1つの実施形態の底面図を示す。図3に示されるように、靴100は、靴底105と1つ以上のミッドソールクリート120とを有していてもよい。それはまた、回転部分200を有していてもよい。回転部分200は、ベース201と1つ以上の靴底係合部分202、204、206とを有していてもよい。靴底係合部分202、204、206は、回転部分200が靴100の靴底105にしっかりと、しかし好ましくは着脱可能に固定されるように、係合部分131、132、133に係合されるよう構成されているのが好ましい。靴底係合部分202、204、206は、係合部分131、132、133に着脱可能に取り付けられるように構成された雄型ねじ、ピン、突起、スナップ、棒などであってもよい。いくつかの実施形態においては、1つ以上の回転部分200は、靴底105に永久的に取り付けられていてもよい。
図3は回転部分200が靴底105に3点(係合部分131、132、133)で取り付けられていることを示しているが、回転部分200は2つ、1つ、4つ、またはそれ以上の係合部分に取り付けられていてもよい。もしそれが1つの係合部分のみに取り付けられている場合、係合点は靴底の趾部分の中央であってもよい。
図3は、回転部分200がベアリング部分300を有してもよいこと、またはそれに係合されていてもよいことも示している。ベアリング部分300は、外側リングまたはリム、内側リングまたはリム、および内側リングが外側リングに対して自由に回転可能にする複数のボールベアリングを有する円筒状であってもよい。ベアリング部分300は、2つの部分を相互に回転自在なようにする任意の装置であってよい。図3は、ベアリング部分300が靴底105の趾(前)部の中央にあるのが好ましいことを示している。
図4は、靴の踵部分の1つの実施形態の底面図を示す。図4に示されるように、靴100は、靴底105とミッドソールクリート120とを有していてもよい。それはまた、回転部分210を有していてもよい。回転部分210はベース220と1つ以上の靴底係合部分211、212とを有していてもよい。靴底係合部分211、212は、回転部分210が靴100の靴底105にしっかりと、しかし好ましくは着脱可能に固定されるように、係合部分141、142に係合する構成になっているのが好ましい。図4は、ベアリング部分301のベース220を有している、またはそれに係合している様子も示している。ベアリング部分301は、外側リングまたはリム、内側リングまたはリム、および内側リングが外側リングに対して自由に回転可能にする複数のボールベアリングを有する円筒状であってもよい。ベアリング部分301は、2つの部分を相互に回転自在なようにする任意の装置であってよい。図4は、ベアリング部分301が靴底105の踵(後)部の中央にあるのが好ましいことを示している。
図5は、靴の1つの実施形態の側面図を示す。図5に示されるように、靴100は上側110と靴底105とを有していてもよい。靴底105は、1つ以上のミッドソールクリート119を有していてもよい。ミッドソールクリート119は、図1に示されるミッドソールクリート120のような把持末端を有さなくてもよいことを示している。靴底105は、それぞれ回転部分200、210に着脱可能に取り付けられる(または係合する)ように構成された係合部分130および140を有していてもよい。回転部分(靴底105と一体化(単一化)されていてもよい)は更にクリート400、401に係合されていてもよい。図示されるように、クリート400、401(永久的に靴底105または回転部分200、210に取り付けられていてもよい)は、靴底105から遠位方向に延伸しているのが好ましい。クリート400、401は、動作(例えば、ゴルフのスイング)中に地面と接触するように構成されている。クリート400、401は単一のスパイクであってもよいし、図示されるように、複数の先端またはスパイクを有する標準的なゴルフクリートに類似していてもよい。クリート400、401は、靴底105の残りの部分との平行面上でクリートが回転自在となるように、ベアリング部分300、301のリングに着脱可能に取り付けられているのが好ましい。図5は、使用者が立ち位置にある場合に、クリート400、401が地上から持ち上げられた状態にあるのが好ましい実施形態を示している。従って、クリート400、401に過度の摩耗が生じないようになっている。他の実施形態では、クリート400、401は、使用者が立ち位置にある場合に、地面にかろうじて、または多少、あるいは完全に接触していてもよい。クリート400、401は、熱可塑性のポリマー、複合材、硬質ゴム、プラスチック製であるのが好ましいが、金属製、革製、または軟質ゴム製であってもよい。
図6は、靴の1つの実施形態の背面図を示す。靴100は上側110と靴底105とを有していてもよい。それはまた、回転部分210を有していてもよい。回転部分210のベースは、回転部分210が靴100の靴底105にしっかりと、しかし好ましくは着脱可能に固定されるように、係合部分141、142に係合していてもよい。図6は、クリート401が回転部分210に取り付けられている様子を示している。図6は、クリート401が地面に接触している場合に、回転部分が地面よりも上に持ち上げられている様子も示している。従って、クリート401は、回転部分210および靴100の残りの部分に対してひねったり、回転したりできるようになっている。図6はまた、回転部分のベースが懸架部分550、551を有している様子も示している。懸架部分550、551は、張力および/または衝撃吸収性を提供する。1つの実施形態において、懸架部分551は、使用者が体重を右に移動させたときに、懸架部分が自然な傾きを与えるような軟質フォームまたは他の素材製であってもよい。対照的に、懸架部分550は、使用者が体重を右に移動させたときに、懸架部分が持ち上げる力を提供するような硬質素材製であってもよいし、バネが取り付けられていてもよい。懸架部分550、551は、靴100がどちらの足に履かれているか、あるいはゴルフプレイヤーが右利きであるか左利きであるか次第で、持ち上げる力を与えるように、または衝撃吸収性を提供するように適切に作製されてもよい。
図7は、靴の1つの実施形態の側面図において、前部クリートが地面に接触している様子を示している。図7は、右利きのゴルフプレイヤーの右靴または左利きのゴルフプレイヤーの左靴である靴100の1つの実施形態を示している。ゴルフプレイヤーは、強烈なゴルフスイングの終わりに、後足の趾部分をしっかりと地面にねじり込ませる場合が多い。趾はほぼボールが打たれた方向に向けられており、それはスイングする前の足の位置から約60度〜90度超である。つまり、これは、スイング中(フォロースルーも含む)に靴が約60度〜90度ねじれることを意味する。本発明以前の靴は回転自在なクリートを有していないので、そのクリートは、使用者が足をひねるのに合わせて地面にねじ込まれざるを得ない。そのねじり動作に対する靴の抵抗力はストレスを生み、怪我の原因となりやすい。靴に趾クリートがない場合、靴は滑り、使用者は地面に足をねじり込ませることができず、スイングを力強く終わらせることができない。従って、スイングのフォロースルー部分のレベルは永久的に低下することになる。
クリート400は地面に潜り込み回転するので、クリート400が依然として最初の位置にあったとしても、靴100、上側110、靴底105、ミッドソールクリート119、ミッドソールクリート120、および回転部分200は、60度〜90度超回転する。図7はその様子を示している。その結果、クリート400は定位置に残り安定性を維持するが、靴100の残りの部分は大きい抵抗なしにひねられるので、使用者の足、足首、背中、および胴体にかかるストレスが実質的に減少する。使用者は、把持末端120を有するミッドソールクリート120を選択してもよいし、末端119だけを選択してもよい。
図8は、靴の1つの実施形態の側面図において、後部クリートが地面に接触している様子を示している。図8は、右利きのゴルフプレイヤーの左靴または左利きのゴルフプレイヤーの右靴である靴100の1つの実施形態を示している。ゴルフプレイヤーは、強烈なゴルフスイング中、趾を持ち上げ、靴の踵部分をしっかりと地面にねじり込ませる場合が多い。靴の趾部分は60度〜90度移動し、ほぼボールが打たれた方向に向けられた状態で終了する。つまりスイング中(フォロースルーも含む)に靴は約60度〜90度ねじれることをこれは意味する。本発明以前の靴は回転自在なクリートを有していないので、そのクリートは、使用者が足をひねるのに合わせて地面にねじ込まれざるを得ない。そのねじり動作に対する靴および地面の抵抗力はストレスを生み、怪我の原因となりやすい。靴に踵クリートがない場合、靴は滑り、使用者は地面に足をねじり込ませることができず、スイングを力強く終わらせることができない。
クリート401は地面に潜り込み回転するので、クリート400が依然として最初の位置にあったとしても、靴100、上側110、靴底105、ミッドソールクリート119、ミッドソールクリート120、および回転部分210は、60度〜90度超回転する。図8はその様子を示している。その結果、クリート401は定位置に残り安定性を維持するが、靴100の残りの部分は大きい抵抗なしにひねられるので、使用者の足、足首、背中、および胴体にかかるストレスが実質的に減少する。
図9A〜9Eは、回転自在なクリートの1つの実施形態の種々の図を示す。図9Aは、クリート600が、クリートベース602と、ベアリング係合部分604と、地面係合部分700とを有してもよいことを示している。図9Bは、外側リング611を有するベアリング部分610の側面図である。図9Cは、ベアリング部分610の上面図であり、ベアリング部分610が、外側リング611と、ベアリング612と、内側リング613と、クリート係合部分または孔605とを有してもよいことを示している。図9Dは、環状リング652と、ベース651と、靴底係合部分655(図9Eに示される)とを有する回転部分の斜視図を示す。図9Eは、ベース651と靴底係合部分655とを有する回転部分650の背面図を示す。靴底係合部分655は、回転部分650を靴底の係合部分、例えば、係合部分131、132、133、141、142に着脱可能に取り付けるように構成されていてもよい。図示されるように、靴底係合部分655は、靴底の一部である、または靴底に嵌め込まれている開口部と物理的および摩擦的に係合した雄型スナップであってもよい。靴底係合部分655はプラスチック製であってもよいし、金属製であってもよい。靴底係合部分655は、靴底の雌型相互係合部分との間でぱちんと開け閉め可能な雄型スナップコネクタまたはフリクションピンであってもよい。あるいは、回転部分650の係合部分が雌型で、靴底の係合部分が雄型コネクタであってもよい。他の実施形態においては、1つの回転部分と1つの係合部分だけの場合、その2つの部分がねじとナッツの関係のように、ねじ留めされてもよい。
ベアリング係合部分604は、孔605でベアリング610と係合するように構成されてもよい。従って、内側リング613は係合部分604に静的に取り付けられるので、クリート600が回転すると内側リング613も回転するが、外側リング611は必ずしも回転しない。外側リング611は、外側リング611と環状リング652が静的に連結され、相互に回転しないように、物理的、摩擦的、および/または永久的に環状リング652に係合されるよう構成されてもよい。環状リング652は、ベアリング部分を環状リング内に永久的に、しっかりと、および/または着脱可能に保持する上部リップを有していてもよい。回転部分650、ベアリング部分610、およびクリート600の全てが連結されたら、クリート600は回転部分650に対して自由に回転する。
図9A〜9Eは、1つだけの靴底係合部分655を有する回転部分650を示す。回転部分は、図3、4、9A〜9E、および11に示されるように、1つ、2つ、3つ、またはそれ以上の係合部分を有していてもよい。
図10は、回転型クリートの1つの実施形態の側面図を示す。図10は、ベアリング部分610に係合した回転部分650(両方共クリート600に係合している)を示している。図10は、回転部分650が、ベアリング部分を環状リング652間の空間においてぱちんと開け閉め可能にする柔軟性を持ったリップ部分または保持部分を更に有していてもよいことを示している。安定化アームまたはリング605が環状リングに平行に取り付けられており、クリート600と回転部分650は相互に係合するが、当該2つの部分間の回転運動は余り制限されないようになっている。図10は、ベアリング部分610が環状リング652で回転部分650にどのように係合し、係合部分604でクリート600にどのように係合しているかを示している。
図11は、1つの実施形態における、回転自在なクリートの代わりに用いられるキャップの側面図を示す。図11は、ベアリング部分610に係合した回転部分650(両方共クリートキャップ1000に係合している)を示している。クリートキャップ1000は、使用者がゴルフをしていないとき、あるいはクリートを必要としない運動競技をしているときに、クリート400または600などのクリートの代わりに用いられてもよい。クリートキャップ1000は、係合部分1004および安定化アーム1005を含め、クリートと実質的に同一の構造を有していてもよい。しかし、キャップ1000は、クリート先端、フィン、または突起とは違い、ベアリング610および回転部分650を保護する実質的に平らな上面を有する。安定化アームまたはリング1005は環状リング652と平行になっており、従って、キャップ1000および回転部分は相互に係合し、安定化しているが、当該2つの部分間の回転運動は余り制限されないようになっている。
図11は、回転部分が、靴底の係合孔に着脱可能にぱちんと嵌め込まれるように構成された2つ以上の靴底係合部分656、657を有していてもよいことを示している。
図12は、靴の1つの実施形態の底面図を示す。図12は、3つのベース1205,1210、1215および回転部分1206、1211、1216を有する靴1200を示している。靴1200の趾部分にあるベース1205は、着脱可能な方法で、1ないし5(あるいはそれ以上)の取付点で靴1200に取り付けられていてもよい。回転部分1206は、使用者の足の趾の転心に位置しているのが好ましい。そうすれば、使用者がゴルフスイングを完了したときに、靴1200と使用者の足の重心が趾にかかり、踵が持ち上げられ、回転部分1206が転心として機能する。
図12は、靴1200のミッドソール部分にあるベース1210が、着脱可能な方法で、(図示されているような)1ないし4(あるいはそれ以上)の取付点でどのように靴1200に取り付けられているかも示している。回転部分1211は、使用者の足の転心に位置しているのが好ましい。そうすれば、使用者がゴルフスイングを完了したときに、靴1200と使用者の足の重心が転心として機能する回転部分1211で、回転自在となる。
靴1200の踵部分にあるベース1215は、着脱可能な方法で、(図示されているような)1ないし4の取付点で靴1200に取り付けられていてもよい。回転部分1216は、使用者の足の踵の転心に位置しているのが好ましい。そうすれば、使用者がゴルフスイングを完了したとき、靴1200と使用者の足の重心は踵にかかり、趾は持ち上げられ、回転部分1216は転心として機能する。
靴1200は3つのベース1205、1210、1215および回転部分1206、1211、1216の全てを有していてもよいが、靴1200は1つだけ、2つ、または3つのベースおよび回転部分を有していてもよい。図12はその様子を示している。ベース1205、1210、1215および/または回転部分1206、1211、1216は、靴に対して着脱可能であるのが好ましい。回転部分1206、1211、1216は、クリートまたはキャップに取り付けられてもよい。いくつかの実施形態においては、クリートは永久的に連結されていてもよい。回転部分1206、1211、1216は、取り付けられたクリートに対して靴1200を回転自在にするベアリングを有していてもよい。本開示の1つの特徴として、靴1200は調整可能であり、使用者がどのような機能性を必要としているか、使用者がどのようにスイングするか、使用者は右利きであるか左利きであるかによって、ベースを取り外したり取り付けたりできるものである。
図13は、靴の1つの実施形態の底面図である。図13は、靴1200の踵ベース1260は4つではなく2つの取付点で靴1200に取り付けられてもよいことを示している。そうすることにより、回転部分を靴1200の踵部の更に後側に取り付けることができる。図13は、取り付け部分1250のうちの1つも示している。取り付け部分は、摩擦、スナッピング、またはねじによってベースを取り付けられるようになっていてもよい。
図14は、靴の1つの実施形態の底面図である。図14は、靴1200が踵コネクタ1294、ミッドソールコネクタ1292、および趾コネクタ1290を有していてもよいことを示している。コネクタ1290、1292、1294は、ベース、回転部分、および/またはクリートと着脱可能に、または永久的に相互連結されるように構成された、隆起ゴム製クリート、バンプ、あるいは平らな部分であってもよい。図14は、取り付け点1299がベースの1つの部分と係合するように構成されてもよいことを示している。
別の記載がない限り、本明細書(およびその後の特許請求の範囲を含む)記載の全ての測定値、値、ランク付け、位置、大きさ、サイズ、場所、および他の記述は概算であり、正確な値ではない。それらは、関係する機能と首尾一貫する妥当な範囲、並びに関連業界で慣習的なものとも首尾一貫する妥当な範囲を有するものと意図されている。
本発明の好ましい実施形態の前述の内容は、例示目的で提示されたものである。複数の実施形態が開示されているが、本発明の例示的な実施形態を示し記載する上述の詳細な内容から、本発明の他の実施形態も当業者には明白となるであろう。本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、種々の明白な態様において本発明が修正可能であることは理解されるであろう。従って、詳細な説明は例示的なものであり、限定的なものではないと見なされるべきである。更に、本発明の特定の実施形態への言及がなされたとしても、あるいはなされなかったとしても、それは本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。本発明の範囲はこの詳細な説明によって限定されるものではなく、本明細書に添付されている特許請求項の範囲およびその等価物によって限定されるべきであることが意図されている。
直上の記述を除き、ここに記載または例示されているものは全て、特許請求の範囲に記載されているか否かに拘わらず、構成要素、工程、特徴、対象、利益、利点、またはその等価物はいずれも公衆への献上を意図されておらず、またそう解釈されるべきものでもない。

Claims (27)

  1. 回転自在なクリートを有する靴であって、
    靴と、
    1つ以上の回転型クリートとを有し、
    前記靴は靴底を有し、
    前記靴底は1つ以上の係合部分を有し、
    前記1つ以上の回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有し、
    前記ベアリング部分は、前記クリートおよび前記回転部分が相互に回転自在になるように、前記回転部分および前記クリートに取り付けられるよう構成されており、
    前記回転部分は、前記クリートが前記靴底に対して回転自在なように、前記1つ以上の係合部分のうちの少なくとも1つに取り付けられるよう構成されているものである
    靴。
  2. 請求項1記載の靴において、前記回転部分は1つ以上の懸架部分を有するものである靴。
  3. 請求項1記載の靴において、前記クリートは着脱可能に前記ベアリング部分に取り付けているものである靴。
  4. 請求項1記載の靴において、前記回転部分は、前記1つ以上の係合部分のうち少なくとも1つに着脱可能に取り付けているものである靴。
  5. 請求項1記載の靴において、前記靴底は1つ以上のミッドソールクリートを更に有するものである靴。
  6. 請求項5記載の靴において、趾回転部分と踵回転部分の2つの回転部分があり、趾クリートと踵クリートの2つのクリートがある靴。
  7. 請求項6記載の靴において、前記1つ以上のミッドソールクリートは、使用者が立ち位置にある場合に、前記趾回転部分および踵回転部分が地面に接触するのを実質的に妨げているものである靴。
  8. 請求項6記載の靴において、前記趾クリートは、使用者が歩行動作中に足の踵部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合するように構成され、それにより、使用者が、地面および前記趾クリートに対して前記靴を回転させることができるようになっている靴。
  9. 請求項6記載の靴において、前記踵クリートは、使用者が足の趾部分を持ち上げる際、滑ることなく地面と係合するように構成され、それにより、使用者が、地面および前記踵クリートに対して前記靴を回転させることができるようになっている靴。
  10. 請求項1記載の靴において、前記趾回転部分および踵回転部分は、前記靴底の中間部分に対して持ち上げられており、使用者が立ち位置にある場合に、地面との接触が実質的に妨げられるものである靴。
  11. 回転自在なクリートを有する靴であって、
    靴と、
    趾回転型クリートおよび踵回転型クリートで構成される2つの回転型クリートとを有しており、
    前記靴は靴底を有し、
    前記靴底は1つ以上の趾係合部分と1つ以上の踵係合部分とを有し、
    前記2つの回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有しており、それにより、趾クリート及び踵クリートの2つのクリートと、趾回転部分及び踵回転部分の2つの回転部分と、趾ベアリング部分及び踵ベアリング部分の2つのベアリング部分とが存在するものであり、
    前記趾ベアリング部分は、前記趾クリートおよび前記趾回転部分が相互に回転自在なように、前記趾回転部分および前記趾クリートに取り付けられるよう構成されており、
    前記踵ベアリング部分は、前記踵クリートおよび前記踵回転部分が相互に回転自在なように、前記踵回転部分および前記踵クリートに取り付けられるよう構成されており、
    前記趾回転部分は、前記趾クリートが前記靴底に対して回転自在なように、前記1つ以上の趾係合部分に取り付けられるよう構成されており、
    前記踵回転部分は、前記踵クリートが前記靴の踵に対して回転自在なように、前記1つ以上の踵係合部分に取り付けられるよう構成されているものである
    靴。
  12. 請求項11記載の靴において、前記2つの回転部分は、各々、1つ以上の懸架部分を有するものである靴。
  13. 請求項11記載の靴において、前記趾クリートは前記趾ベアリング部分に着脱可能に取り付けられており、前記踵クリートは前記踵ベアリング部分に着脱可能に取り付けられており、前記趾回転部分は前記1つ以上の趾係合部分に着脱可能に取り付けられており、前記踵回転部分は前記1つ以上の踵係合部分に着脱可能に取り付けられているものである靴。
  14. 請求項11記載の靴において、前記趾回転部分および踵回転部分は前記靴底の中間部分に対して持ち上げられており、使用者が立ち位置にある場合に、地面との接触が実質的に妨げられるものである靴。
  15. 請求項11記載の靴において、前記靴底は1つ以上のミッドソールクリートを更に有しており、前記1つ以上のミッドソールクリートは、使用者が立ち位置にある場合に、前記趾回転部分および踵回転部分が地面と接触するのを実質的に妨げているものである靴。
  16. 請求項11記載の靴において、前記趾クリートは、使用者が歩行動作中に足の踵部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合するように構成され、使用者が地面および前記趾クリートに対して前記靴を回転させることができるようになっており、前記踵クリートは、使用者が足の趾部分を持ち上げる際に、滑ることなく地面と係合するように構成され、それにより、使用者が地面および前記踵クリートに対して前記靴を回転させることができるようになっている靴。
  17. 回転自在なクリートであって、
    クリートと、
    回転部分と、
    ベアリング部分とを有し、
    前記ベアリング部分は、前記クリートおよび前記回転部分が相互に回転自在なように、前記回転部分および前記クリートに取り付けられるよう構成されており、
    前記回転部分は、前記クリートが前記靴底に対して回転自在なように、靴底の1つ以上の係合部分に取り付けられるよう構成されているものである
    回転自在なクリート。
  18. 請求項17記載の回転自在なクリートにおいて、前記回転部分は1つ以上の懸架部分を有するものである回転自在なクリート。
  19. 請求項17記載の靴において、前記クリートは前記ベアリング部分に着脱可能に取り付けられており、前記回転部分は前記1つ以上の係合部分のうち少なくとも1つに着脱可能に取り付けられており、前記クリートは滑ることなく地面と係合するように構成されているので、使用者が地面および前記クリートに対して前記靴を回転できるようになっている靴。
  20. 1つ以上の回転自在なクリートを有する靴であって、
    靴と、
    1つ以上の回転型クリートとを有し、
    前記靴は靴底を有し、
    前記靴底は、趾部と、ミッドソールと、踵部とを有し、
    前記趾部は1つ以上の趾クリート係合部分を有し、
    前記ミッドソールは、1つ以上のミッドソールクリート係合部分を有し、
    前記踵部は1つ以上の踵クリート係合部分を有し、
    前記1つ以上の回転型クリートは、各々、クリートと、回転部分と、ベアリング部分とを有し、
    前記ベアリング部分は、前記クリートおよび前記回転部分が相互に回転自在なように、前記回転部分および前記クリートに取り付けられるよう構成されており、
    前記回転部分は、前記クリートが前記靴底に対して回転自在なように、前記踵部、前記趾部、および前記ミッドソールのうちの少なくとも1つに取り付けられるよう構成されているものである
    靴。
  21. 請求項20記載の靴において、前記回転部分は1つ以上の懸架部分を有するものである靴。
  22. 請求項20記載の靴において、前記クリートは前記ベアリング部分に着脱可能に取り付けられるものである靴。
  23. 請求項20記載の靴において、第1の回転部分および第2の回転部分の2つの回転部分が存在するように、第1のクリートおよび第2のクリートの2つの回転型クリートが存在するものである靴。
  24. 請求項23記載の靴において、前記第1の回転部分は前記1つ以上の趾クリート係合部分に着脱可能に取り付けられており、前記第2の回転部分は前記1つ以上の踵クリート係合部分に着脱可能に取り付けられているものである靴。
  25. 請求項23記載の靴において、前記第1の回転部分は前記1つ以上のミッドソールクリート係合部分に着脱可能に取り付けられており、前記第2の回転部分は前記1つ以上の踵クリート係合部分に着脱可能に取り付けられているものである靴。
  26. 請求項23記載の靴において、前記第1の回転部分は前記1つ以上の趾クリート係合部分に着脱可能に取り付けられており、前記第2の回転部分は前記1つ以上のミッドソールクリート係合部分に着脱可能に取り付けられているものである靴。
  27. 請求項20記載の靴において、趾回転部分、ミッドソール回転部分、および踵回転部分の3つの回転部分が存在するように、趾クリート、ミッドソールクリート、および踵クリートの3つの回転する滑り止が存在するものであり、前記趾回転部分は前記1つ以上の趾クリート係合部分と着脱可能に取り付けられており、前記踵回転部分は前記1つ以上の踵クリート係合部分と着脱可能に取り付けられており、前記ミッドソール回転部分は前記1つ以上のミッドソールクリート係合部分と着脱可能に取り付けられているものである靴。
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