JP2021528950A - 電子タバコのための光学的気化システム - Google Patents

電子タバコのための光学的気化システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021528950A
JP2021528950A JP2020565921A JP2020565921A JP2021528950A JP 2021528950 A JP2021528950 A JP 2021528950A JP 2020565921 A JP2020565921 A JP 2020565921A JP 2020565921 A JP2020565921 A JP 2020565921A JP 2021528950 A JP2021528950 A JP 2021528950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorber
light
optical interface
liquid
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020565921A
Other languages
English (en)
Inventor
シュミドリン,モリッツ
ルソ,ダミール
フランツ,ロベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JT International SA
Original Assignee
JT International SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JT International SA filed Critical JT International SA
Publication of JP2021528950A publication Critical patent/JP2021528950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/46Shape or structure of electric heating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/42Cartridges or containers for inhalable precursors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/44Wicks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/48Fluid transfer means, e.g. pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/48Fluid transfer means, e.g. pumps
    • A24F40/485Valves; Apertures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/50Control or monitoring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/50Control or monitoring
    • A24F40/51Arrangement of sensors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/60Devices with integrated user interfaces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F47/00Smokers' requisites not otherwise provided for
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F7/00Mouthpieces for pipes; Mouthpieces for cigar or cigarette holders
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/10Devices using liquid inhalable precursors

Abstract

レーザ(14)と導光体(16)とを備える電子タバコ(2)が開示される。気化可能な液体(L)を貯蔵するためのリザーバ(8)が設けられる。吸収体(10)が、レーザ(14)によって放射された光を吸収して熱を発生させるために設けられる。光学界面が導光体の第2の端面(18)に設けられ、気化可能な液体がリザーバ(8)から第2の端面(18)にある光学界面及び吸収体(10)に向かって流れるための流路が提供される。光学界面が、光学界面に液体が存在する場合には、レーザ(14)によって放射された光が吸収体(10)に向かって結合されるように、また光学界面に液体が存在しない場合には、レーザ(14)によって放射された光が吸収体(10)から離れるように結合されるように、レーザ(14)によって放射された光を選択的に反射又は屈折させる。

Description

本発明は、電子タバコにおいてレーザなどの光源を使用して液体を気化させるためのシステム及び方法に関する。
電子タバコは、ますます人気のある消費者向けデバイスになってきている。一部の電子タバコには、気化可能な液体を貯蔵する液体リザーバが設けられている。液体リザーバから噴霧器と呼ばれる場合もある気化器まで流路が設けられている。多くの場合、噴霧器には、リザーバからの液体を吸収できる芯又は吸収体と、吸収体に受け入れられた液体を気化できる加熱コイルとが設けられている。これらの加熱コイルは、吸収体の周囲に巻き付けられた電気抵抗線として設けられることが多い。
液体を気化させるための別の技法には、レーザの使用が含まれる。このための1つの技法が、国際公開第2017/182554号パンフレットに説明されている。この構成では、レーザエミッタが、ターゲットに向かって光を結合する導光体内に光を出射する。この例におけるターゲットは、液体リザーバ内に延びるいくつかの吸収体を含む。
電子タバコでは、レーザからの放射線を吸収するターゲットが乾燥すると、問題が生じ得る。このような状況では、乾燥している吸収体の温度が通常の動作範囲である200〜400℃を超えて上昇する場合があり、これにより、望ましくない揮発性化合物が生成される場合がある。この問題は、乾燥吸収体又は「燃焼吸収体」と呼ばれる場合もある。
本発明の目的は、上記の問題に対処してこれを克服することである。
本発明の一態様によれば、気化光源と、気化可能な液体を貯蔵するためのリザーバと、気化光源からの光を吸収することにより熱を発生するように構成された第1の吸収体と、第1の吸収体と気化光源との間に設けられた光学界面であって、リザーバから光学界面及び第1の吸収体に向かって気化可能な液体が流れるための流路が設けられる、光学界面とを備える電子タバコであって、光学界面が、光学界面に液体が存在する場合には、気化光源によって放射された光が第1の吸収体に向かって結合されるように、及び光学界面に液体が存在しない場合には、気化光源によって放射された光が第1の吸収体から離れるように結合されるように、気化光源によって放射された光を選択的に反射又は屈折させる、電子タバコが提供される。
このように、気化光源は、気化可能な液体が光学界面に存在する場合にのみ気化に使用され得る。リザーバから第1の吸収体に向かう液体の流路を、光学界面に液体も存在する場合にのみ気化光が光学界面で受け取られるように構成することにより、このような状況では光が第1の吸収体から離れるように結合されるため、気化光源が乾燥している吸収体を加熱して望ましくない蒸気を発生するのを防ぐことができる。一方、光学界面に液体が存在する場合には、気化光源からの光が第1の吸収体に向かって結合されることにより、電子タバコでの蒸気の生成が促進され得る。流路は、液体が適切な液体搬送機構によってリザーバから光学界面に向かって第1の光吸収体を介して概して搬送されるように構成され得る。或いは、液体が液体リザーバから第1の吸収体に向かって光学界面を介して搬送される。搬送機構は、例えば、毛細管芯であり得る。
第1の吸収体は、気化光源からの光を吸収するように構成された放射線吸収体である。いくつかの実施形態では、第1の吸収体はまた、リザーバからの液体を吸収するように構成され得る、又はこの光学的吸収体は、毛細管芯などの液体吸収体内に一体化及び分散され得る。液体吸収体(例えば綿、ガラスファイバ、及び/若しくはケブラーなどの繊維材料から作られた、又は例えば多孔質セラミック材料などの非繊維多孔質材料から作られた毛細管芯)は、リザーバからの液体が放射線吸収体のすぐ近くに供給され得る条件では、すべての実施形態で必要とされるわけではない。
好ましくは、気化光源によって放射された光は、光学界面に液体が存在する場合には、第1の吸収体に向かって透過され、気化光源によって放射された光は、光学界面に液体が存在しない場合には、第1の吸収体から離れるように反射される。光学界面における屈折により、第1の吸収体に向かって光が透過され得る。
好ましくは、電子タバコは、気化光源によって放射された光を受け取るように構成された導光体を備え、光学界面は、好ましくは、第1の吸収体と導光体との間に設けられる。したがって、気化光源は、第1の吸収体からある程度離れた場所に設けられ得る。導光体は、気化光源から第1の吸収体に向かって光を結合し得る。
導光体は中実の角柱(これは、少なくともその長さの大部分に沿って実質的に均一な断面の光学的に透明な中実の細長い構造、例えばロッドを意味する)であり、光は角柱内を伝播し得る。導光体はガラス又はなんらかの他の透明な材料で作られ得る。導光体は、中実な角柱の内部に反射面を備え得る。或いは、導光体は、気化光源からの光が、少なくとも部分的に反射面の間の自由空気(又は(部分的な)真空)を伝播し得るように反射面を備え得る。
光学界面は、好ましくは、導光体の表面に設けられる。光学界面は、導光体の外面にある固気界面又は固液界面であり、界面に液体が存在するか否かによって変わり得る。光学界面の反射率は、導光体、気化可能な液体、及び空気の屈折率、並びに入射角に応じて変わり得る。これらのパラメータの値は、固気界面が存在する場合には光が反射されるように、また固液界面が存在する場合には光が第1の吸収体に向かって透過又は屈折されるように選択される。
気化光源は、好ましくは、その放射光が、光学界面として機能する導光体の表面に対してある入射角を形成するように配置され、入射角は、好ましくは、光学界面に液体がない場合には全反射の臨界角よりも大きい。
光学界面からの全反射光は、好ましくは、導光体の第2の表面に向けられ、第2の表面における入射角は、好ましくは、光が第2の表面で屈折して導光体から離れるように透過するように、全反射の臨界角よりも小さい。
この角度は、光学界面に液体が存在する場合には、全反射の臨界角よりも小さくなり得る。このように、全反射の条件は、光学界面における液体の存在に依存する。液体が存在する場合には、液体が効果的に気化し得るように、光は屈折されて第1の吸収体に向かって透過され、液体が存在しない場合には、乾燥している吸収体が燃焼しないように、光は第1の吸収体から離れるように反射される。
一構成では、導光体は、電子タバコの長手方向軸に対してある角度をなす主軸を有し得る。好ましくは、導光体の端面は、電子タバコの長手方向軸に平行である法線ベクトルを備える。換言すれば、導光体の端面は、好ましくは、電子タバコの長手方向軸に垂直な平面を形成する。これが意味することは、導光体が、好ましくは、棒状の電子タバコ内で非対称であり、この非対称性は、吸収体が乾燥しており、光学界面に液体がない場合に端面において全反射の条件を形成するために与えられているということである。
導光体と第1の吸収体との間には間隙が設けられてもよく、流路により気化可能な液体が間隙に流入し得る。気化可能な液体は重力又は毛細管現象によって間隙に流入し得る。追加的又は代替的に、間隙内への液体の流れを促進するためにポンプが設けられてもよい。
電子タバコは、光学界面で吸収体から離れるように反射された光を受けるための第2の吸収体を備え得る。第2の吸収体は、望ましくない蒸気や生成物を生成することなしに光を効果的に吸収するための光ダンプとして機能し得る。第2の吸収体は、ヒートシンクに接続されて効果的な吸収を可能にし得る。
光学界面から離れるように結合された光の存在を検出するために、及び気化光源によって放射された光を制御するために、センサが設けられ得る。このようにして、センサは、液体が存在しないことにより光が光学界面から離れるように結合されているか否かを検出し得る。このことは、気化光源によって光が放射されることを防いだり、気化光源への電力供給を遮断したりするために使用され得る。センサは光学センサであり得る。或いは、温度センサが第2の吸収体に設けられ得る。
気流チャネルが空気入口とマウスピースとの間に設けられてもよく、第1の吸収体が気流チャネル内に又は気流チャネルに隣接して設けられて、気化液体をユーザが吸入できるようにしてもよい。気化光源は、好ましくは、気流チャネル内に又は気流チャネルに隣接して、吸収体と空気入口との間の位置に設けられて、気化光源が気流を加熱できるようにする。このようにして、気流は気化チャンバに入る前に予熱され得る。このことは、好都合にも、液体を気化させるのに必要なエネルギーの量を減らし得る。このことは、より速く、より効率的な気化につながり得る。加えて、気流は気化光源を冷却でき、気化中に必要なエネルギーが少なくて済むように廃熱を再利用できる。これにより、有益にも、電子タバコのバッテリリソースを節約できる。気化光源はヒートシンクに接続されてもよく、気化光源又はヒートシンクのいずれかが気流内に又は気流に隣接して設けられ得る。
好ましくは、気化光源はレーザである。レーザは、液体の気化に良く適した特定の波長の光線を提供できる。別の構成では、気化光源がLEDである場合があり得る。レーザの代わりにLEDを使用する利点は、LEDは安価であり、LEDによって放射される光にユーザが不注意で曝された場合に害を及ぼす可能性が低い傾向があるということである。欠点は、高密度にコリメートされたビームを提供することが難しく、そのために第1の吸収体で高いエネルギー密度を提供することがより困難であることであり、これが意味することは、同様の気化効果を得るために、より高いエネルギーをLEDに提供する必要があり、レーザが光源として使用される場合と比較して、デバイス全体のエネルギー効率が低下することであり得る。
本発明の別の態様によれば、気化可能な液体をリザーバに貯蔵するステップと、気化光源及び気化光源と第1の吸収体との間にある光学界面を提供するステップと、リザーバの液体のための第1の吸収体及び光学界面に向けた流路を提供するステップと、気化光源から光学界面に向かって光を放射するステップと、光学界面に液体が存在する場合には、気化光源によって放射された光が第1の吸収体に向かって結合されるように、及び光学界面に液体が存在しない場合には、気化光源によって放射された光が第1の吸収体から離れるように結合されるように、気化光源によって放射された光を光学界面において選択的に反射又は屈折させるステップであって、第1の吸収体が気化光源からの光を吸収することによって熱を発生する、ステップとを含む、電子タバコを動作させる方法が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、電子タバコデバイスと係合するように構成された底部を有するハウジングと、気化可能な液体を貯蔵するためのリザーバと、リザーバと流体連通状態に構成された流体透過可能な吸収体と、ハウジングの開口部から蒸気出口に延びる貫通チャネルであって、吸収体が、空気がハウジングの開口部から蒸気出口に吸収体を通って又は通過して流れるように貫通チャネルに配置される、貫通チャネルとを備える電子タバコのための構成要素が提供される。
一実施形態では、吸収体は、液体リザーバの入口内に延びる延長突出部を設けられる。突出部分の断面積は、貫通チャネルの断面積よりも小さくし得る。
一実施形態では、ハウジングは、カプセルの底部が電子タバコの内面から距離をおいて配置されるように環状フランジを設けられ得る。これにより、吸収体の底部の周囲に気流を受け入れるスペースができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を例として説明する。
本発明の実施形態における電子タバコの概略図である。 本発明の実施形態における気化チャンバを示す概略断面図である。 本発明の実施形態における気化チャンバを示す概略断面図である。 本発明の実施形態における電子タバコの断面図である。 図3の電子タバコの細部を示す断面図である。 本発明の別の実施形態における電子タバコの断面図である。 本発明の別の実施形態における電子タバコの断面図である。 図6の電子タバコの細部を示す断面図である。 図6の電子タバコの細部を示す断面斜視図である。 LEDを使用した電子タバコのための加熱システムの概略図である。 別のタイプのLEDを使用した電子タバコのための加熱システムの概略図である。 LEDを使用する加熱システムを示す電子タバコの断面図である。 LEDを使用した電子タバコのための加熱システムの概略図である。 別のタイプのLEDを使用した電子タバコのための加熱システムの概略図である。 本発明の実施形態による使い捨てカートリッジの概略図である。
本明細書で使用する場合、「吸入器」又は「電子タバコ」という用語は、喫煙用のエアロゾルを含むエアロゾルをユーザに送達するように構成された電子タバコを含み得る。喫煙用のエアロゾルは、0.5〜7ミクロンの粒径のエアロゾルを指し得る。粒径は、10又は7ミクロン未満であり得る。電子タバコは携帯可能であり得る。
図1は、本発明の実施形態における電子タバコ2の概略図を示している。電子タバコ2は、刻み煙草を含む従来のタバコの代替品として使用され得る。電子タバコ2は、電源又はバッテリ部分4を備える細長い本体と、気化可能な液体Lを貯蔵するためのリザーバ8を備えるマウスピース部分6とを有し得る。気化可能な液体は、目に見える蒸気を生成できるプロピレングリコール又はグリセリンなどであり得る。気化可能な液体Lは、ニコチン及び香料などの他の物質をさらに含み得る。マウスピース部分6は、蒸気チャネル5と蒸気出口9とを備えたマウスピース7が設けられている。マウスピース7は、ユーザの口のエルゴノミクスに対応する吸い口形状の形態を有し得る。電子タバコは、蒸気出口9と流体連通する空気入口44をさらに備え、それにより、ユーザが出口9で吸い込むことにより、デバイス内に空気入口44を介して気化チャンバ11を通って出口9まで空気が流入する。リザーバは、詰替可能な「オープンタンク」リザーバ又は取り外し可能なカートリッジ若しくは消耗品として構成され得る。
図3から最もよく分かるように、電子タバコ2は、光源14と、導光体16と、吸収体10とを備える気化システムを備える。光源14は、電子タバコのバッテリ部分4に配置され、吸収体10を放射により加熱するように構成される。吸収体10は、気化チャンバ11に配置され、少なくとも1つの液体出口13を介して液体リザーバに流体的に接続される。液体出口13は、リザーバ8と吸収体10との間に流路を提供して、毛細管現象により気化可能な液体Lが吸収体10に向かって流れ得るようにする。気化可能な液体Lが吸収体10に向かって流れるのを助けるために重力も用いることもできる、及び/又はポンプ(図示せず)が存在し得る。
液体リザーバ8は蒸気チャネル5を備え、第1の近位端が蒸気出口9として構成された開放端である。吸収体10は、蒸気チャネルの第2の遠位端に配置され、蒸気チャネルは空気入口44と流体連通して、空気入口44と出口9との間に通過経路を提供する。吸収体10は、少なくとも部分的に蒸気チャネル5内に収容される。気化チャンバ11は吸収体10の近くに配置される。通常、気化チャンバ11は、吸収体10の部分の上方にあり、吸収体10の加熱温度が光源14からの光によってエネルギーを与えられると気化の起こる温度を超え、この気化の結果として蒸気が内部に形成される蒸気チャネル5内の領域として定義される。典型的な気化温度は摂氏150度〜摂氏350度である。吸収体10は、この構成では2つの独立した機能を行い得る。第1に、吸収体10は、リザーバ8からの液体Lを吸収又は保持し得る。第2に、吸収体10は、吸収体10の材料が加熱されるようにレーザ14から放射された放射線を吸収し得る。熱は、気化可能な液体Lが気化されるように吸収体10から気化可能な液体Lに伝達され得る。
吸収体10で使用するためにいくつかの材料が選択され得る。一般に、吸収体10の材料は、レーザ光の放射線吸収体として選択される。レーザ光は、吸収体10におけるレーザ光に吸収され得、これにより気化可能な液体を気化させる加熱が生じ得る。気化可能な液体は、一般に光学的に透明である。一例では、吸収体10は、多孔質金属として設けられ得る。吸収体10は、吸収体が一体にされた綿、金属ワイヤメッシュ、吸収体が一体にされた多孔質セラミック、又はケブラー繊維などの他の光吸収多孔質材料から形成され得る。吸収体10が液体を染み込まされているときに空気の流れを促進するために、吸収体10に空気孔が組み込まれ得る。金属メッシュなどの吸収体10は、光吸収特性を備え得るが、液体吸収特性を持たないか限られており、この場合、別個の機構(例えば、別個の芯)が、好ましくは、液体エアロゾル形成物質(すなわち、気化可能な液体)の効率的な加熱、ひいては気化を可能にするために液体が吸収体10の近くに存在することを確保するために使用される。
電子タバコ2は、レーザ14の形態の光源14と導光体16とをさらに備える。レーザダイオードは、コンパクトなサイズ内で高い光エネルギーを供給できるため、レーザダイオードをレーザ14として設けると好都合であり得る。放射される光の一般的な波長の範囲は、785nm〜1064nmである。マルチモードレーザは、より高い出力を供給でき、通常はより低コストで入手可能であるため好ましい。ただし、シングルモードレーザも使用できる。
レーザ14は、バッテリ源4から電力を供給され、導光体16に向かって光を放射するように配置される。導光体は、光源14と吸収体10との間に配置され、光を透明な導光体16内で吸収体10に向けて伝播させるように構成される。導光体は第1の端面17と第2の端面18とを有する。第1の端面17は光源に動作可能に結合され、第2の端面18は吸収体10に動作可能に結合される。
導光体16は、ガラス又はポリカーボネートなどの光学的に透明な材料から作られ、ガラス及びポリカーボネートの屈折率はそれぞれ約1.5及び1.581である。図3に示す実施形態では、導光体16は、電子タバコ2の長手方向軸に対して角度αで設けられる主軸Aを有する。したがって、導光体16は、電子タバコ2内で非対称に設けられる。レーザ14は、光が導光体16内を伝播するように、光を導光体16内に結合する。
液体リザーバは、詰替可能なリザーバとして構成され得る。しかしながら、図12に示すように、リザーバ8は取り外し可能なカートリッジ60又は消耗品に含めることもできる。カートリッジ60は、液体貯蔵部8と、蒸気チャネル5と、吸収体10とを備える。液体出口13はカートリッジの底部に配置される。好ましくは、液体開口部は、液体が吸収体10を通って強制的に流れるように吸収体と接触する。吸収体10は蒸気チャネル5内に配置される。蒸気チャネル5は、吸収体10の下のハウジングの開口部44から蒸気出口9まで延びる貫通チャネルとして構成される。
吸収体10は、リザーバ8と流体連通状態で構成される。吸収体10には、蒸気チャネル5に配置された第1の表面3aと、結合面3b導光体16として設けられた第2の表面とが設けられる。吸収体10にはまた、液体リザーバ8の液体出口13内に延びる延長突出部3cが設けられ得る。吸収体10は、気化可能な液体Lがリザーバ8から流れ出て、結合面3bに溜まることを可能にする。
ユーザは、マウスピース7で吸入することにより、空気入口44を介してデバイス内に空気を引き込むことができる。気流経路Pは、レーザ14の近くを、気化チャンバ12に向かって通過すると好都合であり得る。このようにして、レーザ14は、吸収体10に到達する前に気流を予熱できる。
図2a及び図2bは、導光体16及び吸収体10の動作原理を示している。これらの例示のための図では、図2aは液体で満たされた液体貯蔵部を示し、図2bは空の場合の液体貯蔵部を示している。よって、図2aは吸収体10に液体が存在する場合の状況を示し、図2bは液体が存在しない場合の状況を示している。
吸収体10は導光体16の第2の端面18の上方に設けられ、間隙20が導光体16の第2の端面18と吸収体10との間に設けられる。吸収体10が乾燥しているとき、間隙20は通常空気で満たされている。これらの状況では、導光体16内を伝播する光が当たる導光体16の第2の端面18に販売空気(sold−air)光学界面がある。吸収体10が湿っている場合、吸収体10の液体は間隙20に向かって流れることができ、導光体16の第2の端面18に溜まり得る。これらの状況では、導光体16内を伝播する光が当たる導光体16の第2の端面18に固液光学界面が存在する。
第2の端面18の反射率は、スネルの法則にしたがって決定される。特に、全反射の臨界角θは、θ=arcsin(n/n)により決定され、nは導光体16の屈折率であり、nは間隙20中の媒体の屈折率であり、この媒体は空気又は液体であり、これは吸収体10が湿っているか否かに依存する。レーザ14、導光体16、及び吸収体10の幾何学的配置は固定されている。したがって、入射角θは、導光体16内を第2の端面18に向かって伝播する光については同じままである。しかしながら、臨界角θは、液体が存在する場合と存在しない場合とで異なる。これは、液体が存在する場合、光が屈折して吸収体10に向かって透過することを意味する。逆に、液体が存在しない場合、光は第2の端面18で全反射する。これにより、レーザ14が乾燥している吸収体10を加熱して、望ましくない化合物を生成するのを防ぐことができる。
第2の端面18で反射した光は、導光体16の側面22に入射する。固気界面が、側面22の間隙20によって提供され、第2の端面18から伝播する光の入射角は臨界角θよりも低い。したがって、光は側面22で屈折して、ビームダンプ24に向かって透過する。ビームダンプ24は、望ましくない揮発性物質を生成することなくレーザ光を吸収できる放射線吸収体である。
ビームダンプ24は、熱センサ又は光学センサなどのセンサ25を備え得る。センサは、ビームダンプ24で受けたレーザ光の存在を直接又は間接的に検出でき、レーザ14に電気的フィードバック信号を供給できる。このようにして、ビームダンプ24が光を受けると、レーザ14がスイッチオフにされ得る。これにより、気化可能な液体Lを気化させることにつながらないレーザ14の動作によって生じるエネルギーの浪費を最小化できる。
導光体16の屈折率は、好ましくは、ガラスの屈折率である、又はガラスの屈折率に類似し、その場合、個別の材料に応じてnは約1.5である。一構成では、導光体16は、同様の範囲の屈折率を有する透明なプラスチックであり得る。気化可能な液体の屈折率も、使用される化合物に応じて約1.5である。プロピレングリコールの屈折率はn=1.44であり、グリセロールの屈折率はn=1.47である。これらの化合物の混合物が使用される場合、気化可能な液体の屈折率は1.44〜1.47であり得る。何もない空間の屈折率は1であり、屈折率又は空気は室温及び常圧でこれよりわずかに高い。
導光体16は、光源14から放射された光が導光体16内で屈折し、所望の入射角で吸収体10に到達するように構成される。図3〜図8は、望ましい入射角を実現する光源14及び導光体16の異なる実施形態を示している。
図3の実施形態では、レーザ14は、電子タバコ2の長手方向軸Aに対してずらされた位置に設けられている。レーザ14は、電子タバコ2の回転軸に平行な方向に光を放射する。好ましい光源14はレーザダイオードであり、これらは、レーザ素子の出射面でかなりのビーム拡がりを呈し得る。一般的な拡がりは、ファスト軸沿いでは25°、スロー軸沿いでは8°である。これらの角度拡がりの値の違いにより、楕円形のビームプロファイルが得られる。レーザ14からの出力光線を集光してコリメートするために、レーザ14と導光体16との間にレンズ26が設けられる。代替的に、レンズ26は、導光体16と一体にされ得る、又は導光体16に固定され得る。この例では、レンズ26は、ファスト軸沿いの光がより大きなビーム拡がりを経るため、レーザ14のファスト軸沿いの光のみをコリメートする。
本実施形態における導光体16は、光源14に結合された第1の端面17と吸収体10に結合された第2の端面とを有するように菱形又は平行四辺形形状の縦断面を有する。したがって、導光体16は、光源14からの光を吸収体10の近くに橋渡しするように構成される。レーザ光は、導光体16の基部で受け取られ、導光体16の第1の表面21で全反射される。次に、光は第2の端面18に向かって伝播し、第2の端面18において、光は反射又は屈折し、これは気化可能な液体が間隙20に存在するか否かに依存する。反射光は、導光体16内を第2の表面22に向かって伝播する。第2の表面22における入射角は、このガラスと空気との界面における臨界角θよりも高い。したがって、光は、導光体16から屈折して出て、自由空気中をビームダンプ24に向かって伝播する。導光体16の第1の表面21及び第2の表面22は平面である。本実施形態では、導光体16は、平行六面体形状の角柱である。
図5は、導光体16の別の可能な形状を示している。上述のように、導光体16の機能は、ある入射角で光を屈折させて吸収体10に運ぶことである。図5の実施形態では、導光体16は、合成された幾何学的形状を有する。この例では、レーザ14は、電子タバコ2の長手方向軸に垂直な方向に光を放射するように配置されている。導光体16の幾何学的形状は、垂直な光線の向きを変えて、吸収体10に所望の入射角で到達するように構成される。導光体16は、吸収体10に向かって光を結合するために、略三角形の形状を有する。この例では、別個の集光レンズはないが、レーザ14に面する導光体16の表面28が、円柱レンズとして機能し、且つレーザのファスト軸14に沿って屈折力を与えるために湾曲している。レーザ14から入射された光は、導光体16に結合され、第1の表面21で全反射する。次に、全反射光は導光体16内で第2の端面18に向かって伝播する。間隙20に液体が存在する場合、光は、吸収体10に向かって伝播するように第2の端面18で屈折する。反射光は、導光体16内を第1の表面21に向かって伝播する。間隙20に液体が存在しない場合、光は第2の端面18で反射する。この反射光は、屈折して導光体からビームダンプ24に向かって出るように異なる入射角で第1の表面21に入射する。
図6〜図8は、本発明の別の実施形態における電子タバコ2の断面図を示している。この例では、レーザ14はここでも、電子タバコ2の回転軸に垂直な方向に配置されている。導光体16は、レーザ14から吸収体10に向かって光を結合できるようにする形状を有する。レーザ14から出射された光線をコリメートするためにレンズ26が設けられる。光は、第2の端面18に入射する前に、導光体16内で2回、すなわち第1の表面40及び第2の表面42において全反射する。図6〜図8に示すように、レンズは導光体16から分離されてもよい。或いは、レンズ26は、単一の部品を形成するように導光体16と一体にされてもよい。リザーバ8からの液体が存在しない場合には、光は、導光体16から第1のビームダンプ24aに向かって屈折して出るように第2の端面18で反射する。第2の端面18に液体が存在する場合には、光が吸収体10に向かって伝播して、そこに受け入れられた液体を蒸発させるように光は導光体16から屈折して出る。
第2のビームダンプ24bは、導光体16が存在しない場合にレーザ14からの光を直接受ける位置に設けられる。よって、導光体16が除去されることがあっても、レーザ14から放射される光は第2のビームダンプ24bによって安全に吸収される。
レーザ14は、熱くなりすぎることを防ぐためにヒートシンク23に接続される。加えて、気化空気流のために空気入口44が設けられ、空気流はレーザ14及び/又はヒートシンク23を通過するように向けられる。このようにして、環境からの空気を使用してレーザ14を冷却できる。加えて、レーザ14は、デバイスに引き込まれる空気を加熱できる。これにより、気化可能な液体を気化させるためにレーザが必要とするエネルギー量が削減される。これにより、レーザ14を動作させるのに必要なエネルギーがさらに削減され、このことによりレーザの熱出力も低減される。ヒートシンク23はビームダンプ24a、24bにも接続される。アルミニウム製のヒートシンク23を約0.015kgの質量で設けることができることが判明している。いくつかの実施形態では、円形のヒートシンク23は、直径20mm、高さ35mm、及び約50%の充填率(つまり、ヒートシンクの体積の約50%が空気で満たされている)で設けられ得る。
図9〜図10は、レーザの代わりにLEDの形態の光源が使用される、本発明のさらなる例示的な実施形態を示している。近赤外線(850nm)及び紫外線(405nm)の高出力LEDが知られている。LEDは、通常、レーザと比べて広い発光角度に対処するために、ビーム成形用の光学構成要素の追加を必要とする。一構成では、図9aに示すように、一体のレンズを備えたLED46が、吸収体10のすぐ近くに配置される。LEDを汚れから保護するために、保護窓48が、LEDパッケージ46と吸収体10との間に配置される。図9bは、LED46がレンズなしで設けられる別の可能な構成を示している。これらの実施形態では、間隙(図示せず)を吸収体10と窓48との間に設けることができ、気化可能な液体が間隙内に流入するための流路を設けることができる。LED46は、レンズに対して、光が窓48と間隙との間の光学界面で角度をなすような位置に設けられ得る。これにより、間隙に液体が存在するか否かに応じて、選択的な屈折又は反射が可能になる。
図10に示す構成では、一体にされたレンズを備えたLED46が、テーパーを付けられた導光体46を備える。これにより、LED46からの光線を急角度で効果的に集光できる。導波路16の入口は発光チップよりわずかに大きく、第2の端面18は吸収体10のサイズに一致している。導波路は、第2の端面18において吸収性コーティングでコーティングされ得る。導波路16がテーパーを付けられていることは、受容角が直線導波路の場合よりも大きいという効果を有する。これは、LED46の放射角度プロファイルが大きいため有用である。一定の入射面及び出射面の場合、導波路16の長さはテーパー角度の影響を有し、したがって、非常に長い導波路は、真っ直ぐな導波路のように概ね振る舞い、短い導波路は、大きなテーパーのために大きな角度で光線を効率的に補足し得る。上記のように、LED46は、光が第2の端面18の光学界面で角度をなすような位置に設けられ得る。これにより、第2の端面18に液体が存在するか否かに応じて、選択的な屈折又は反射が可能になる。図10に示す構成では、導波路16は、紙面の平面に対してある角度で設けられる。このようにして、LED46によって放射された光は、導波路16によって捕捉され、導波路16の第2の端面18で角度をなす。
さらなる構成では、図11a及び図11bに示すように、LED46は、放物面表面を使用してLEDからのすべての光線を効率的に集光する放物面反射体システムを備え得る。このようなシステムは、反射体がミラーコーティングされた基材50であり、且つ光が自由空気中を伝播する反射体の幾何学的配置で実現され得る。図11Bに示すように、導光体52は、放物面形状の全反射導光体であり得る。これらの反射体の幾何学的配置は、高い集光効率を有する。図11Bの例では、導光体52の第2の端面18が、導光体52と吸収体10との間の光学界面として機能する。LED46は、光が第2の端面18の光学界面で角度をなすような位置に設けられ得る。これにより、第2の端面18に液体が存在するか否かに応じて、選択的な屈折又は反射が可能になる。図11aの例では、液体の存在に応じて、選択的な反射又は屈折を提供するために、反射体50と吸収体10との間に透明な物体が設けられ得る。

Claims (18)

  1. 気化光源と、
    気化可能な液体を貯蔵するためのリザーバと、
    前記気化光源からの光を吸収することにより熱を発生するように構成された第1の吸収体と、
    前記第1の吸収体と前記気化光源との間に設けられた光学界面であって、前記リザーバから前記光学界面及び前記第1の吸収体に向かって気化可能な液体が流れるための流路が設けられる、光学界面と
    を備える、電子タバコであって、
    前記光学界面が、前記光学界面に液体が存在する場合には、前記気化光源によって放射された光が前記第1の吸収体に向かって結合されるように、及び前記光学界面に液体が存在しない場合には、前記気化光源によって放射された光が前記第1の吸収体から離れるように結合されるように、前記気化光源によって放射された光を選択的に反射又は屈折させる、電子タバコ。
  2. 前記気化光源によって放射された光が、前記光学界面に液体が存在する場合には、前記第1の吸収体に向かって屈折され、前記気化光源によって放射された光が、前記光学界面に液体が存在しない場合には、前記第1の吸収体から離れるように反射される、請求項1に記載の電子タバコ。
  3. 前記気化光源と前記第1の吸収体との間に設けられた導光体をさらに備え、前記導光体が、前記気化光源によって放射された光を受け取り、前記光を前記第1の吸収体と前記導光体との間に設けられた前記光学界面に送るように構成される、請求項1又は2に記載の電子タバコ。
  4. 前記光学界面が、前記導光体の表面に設けられる、請求項3に記載の電子タバコ。
  5. 前記気化光源は、その放射光が、前記光学界面として機能する前記導光体の前記表面に対してある入射角を形成するように向けられ、前記入射角が、前記光学界面に液体が存在しない場合には全反射の臨界角よりも大きい、請求項4に記載の電子タバコ。
  6. 前記導光体は、前記気化光源からの光が、前記導光体によって反射され、前記入射角で前記光学界面に向けられるように配置される、請求項5に記載の電子タバコ。
  7. 前記光学界面からの全反射光が、前記導光体の第2の表面に向けられ、前記第2の表面における前記入射角は、光が前記導光体から離れるように前記第2の表面で屈折するように、全反射の臨界角よりも小さい、請求項5又は6に記載の電子タバコ。
  8. 前記角度が、前記光学界面に液体が存在する場合には、全反射の臨界角よりも小さい、請求項5に記載の電子タバコ。
  9. 前記導光体と前記第1の吸収体との間で前記光学界面において間隙が設けられ、前記流路は、気化可能な液体が前記間隙に流入できるようにし得る、請求項3〜8のいずれか一項に記載の電子タバコ。
  10. 前記光学界面において前記芯から離れるように反射された光を受けるための第2の吸収体を備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子タバコ。
  11. 前記光学界面から離れるように結合された光の存在を検出するための、及び前記気化光源のためのフィードバック制御信号を供給するためのセンサをさらに備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の電子タバコ。
  12. 空気入口とマウスピースとの間に設けられた気流チャネルを備え、前記第1の吸収体は、気化液体が、前記気流チャネルを通過し、ユーザによって吸入される気流に供給され得るように前記気流チャネル内に又は前記気流チャネルに隣接して設けられ、前記気化光源は、前記気流が前記気化光源によって加熱され得るように前記第1の吸収体と前記空気入口との間の位置で前記気流チャネル内に又は前記気流チャネルに隣接して設けられる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の電子タバコ。
  13. 前記気化光源がレーザである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の電子タバコ。
  14. 気化可能な液体をリザーバに貯蔵するステップと、
    気化光源及び前記気化光源と第1の吸収体との間にある光学界面を提供するステップと、
    前記リザーバの液体のための前記吸収体及び前記光学界面に向けた流路を提供するステップと、
    前記気化光源から前記光学界面に向かって光を放射するステップと、
    前記光学界面に液体が存在する場合には、前記気化光源によって放射された光が前記第1の吸収体に向かって結合されるように、及び前記光学界面に液体が存在しない場合には、前記気化光源によって放射された光が前記第1の吸収体から離れるように結合されるように、前記気化光源によって放射された光を前記光学界面において選択的に反射又は屈折させるステップであって、前記第1の吸収体が前記気化光源からの光を吸収することによって前記気化可能な液体を気化させ得る熱を発生する、ステップと
    を含む、電子タバコを動作させる方法。
  15. 電子タバコデバイスと係合するように構成された底部を有するハウジングと、
    気化可能な液体を貯蔵するためのリザーバと、
    前記リザーバと流体連通状態に構成された流体透過可能な吸収体と、
    前記ハウジングの開口部から蒸気出口に延びる貫通チャネルであって、前記吸収体は、空気が前記ハウジングの前記開口部から前記蒸気出口に前記吸収体を通って又は通過して流れるように前記貫通チャネルに配置される、貫通チャネルと
    を備える、電子タバコのための消耗品。
  16. 前記吸収体が、前記液体リザーバの入口内に延びる延長突出部を設けられる、請求項15に記載の消耗品。
  17. 前記突出部分の断面積が、前記貫通チャネルの断面積よりも小さい、請求項16に記載の消耗品。
  18. 前記ハウジングが、カプセルの底部が前記電子タバコの内面から距離をおいて配置されるように環状フランジを設けられる、請求項15〜17のいずれか一項に記載の消耗品。
JP2020565921A 2018-06-26 2019-06-14 電子タバコのための光学的気化システム Pending JP2021528950A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP18179733 2018-06-26
EP18179733.3 2018-06-26
PCT/EP2019/065698 WO2020002005A1 (en) 2018-06-26 2019-06-14 Optical vaporisation system for an electronic cigarette

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021528950A true JP2021528950A (ja) 2021-10-28

Family

ID=62791546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020565921A Pending JP2021528950A (ja) 2018-06-26 2019-06-14 電子タバコのための光学的気化システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20210251293A1 (ja)
EP (1) EP3813575B1 (ja)
JP (1) JP2021528950A (ja)
KR (1) KR20210046588A (ja)
CN (1) CN112867406A (ja)
CA (1) CA3104019A1 (ja)
EA (1) EA202092777A1 (ja)
TW (1) TW202011841A (ja)
WO (1) WO2020002005A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023195700A1 (en) * 2022-04-05 2023-10-12 Kt&G Corporation Aerosol generating device

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1721201A1 (en) * 2004-02-18 2006-11-15 Corning Incorporated Catadioptric imaging system for high numerical aperture imaging with deep ultraviolet light
US20100108054A1 (en) * 2008-11-06 2010-05-06 Ekhoff Donald L Optically efficient and thermally protected solar heating apparatus and method
ES2886183T3 (es) * 2012-04-12 2021-12-16 Jt Int Sa Dispositivos de generación de aerosol
DE102014005885A1 (de) * 2014-04-26 2015-10-29 Xeo Holding GmbH Rauchvorrichtung
CN107105773B (zh) * 2014-12-25 2021-02-05 富特姆控股第一有限公司 电子香烟液体探测及测量系统
CN104856235A (zh) * 2015-03-25 2015-08-26 延吉长白山科技服务有限公司 光源加热雾化器及具有该装置的电子烟
EP3075270A1 (en) * 2015-03-30 2016-10-05 Fontem Holdings 1 B.V. Atomizer and atomizer/liquid reservoir portion for electronic smoking device and electronic smoking device
KR20160134582A (ko) * 2015-05-15 2016-11-23 석인선 레이저 베이퍼라이저
US10820630B2 (en) * 2015-11-06 2020-11-03 Rai Strategic Holdings, Inc. Aerosol delivery device including a wirelessly-heated atomizer and related method
SG11201808879YA (en) 2016-04-22 2018-11-29 Jt Int Sa Aerosol generating device with a laser
CN207075556U (zh) * 2016-08-24 2018-03-09 深圳瑞柔科技有限公司 一种激光加热方式的电子烟
US10561175B2 (en) * 2017-08-22 2020-02-18 Healthier Choices Management Corp. Electronic vaporizer with laser heat source

Also Published As

Publication number Publication date
CA3104019A1 (en) 2020-01-02
EA202092777A1 (ru) 2021-04-12
EP3813575A1 (en) 2021-05-05
WO2020002005A9 (en) 2021-03-04
CN112867406A (zh) 2021-05-28
TW202011841A (zh) 2020-04-01
KR20210046588A (ko) 2021-04-28
WO2020002005A1 (en) 2020-01-02
US20210251293A1 (en) 2021-08-19
EP3813575B1 (en) 2023-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7155289B2 (ja) 光学式気化システムを有する電子タバコにおいて使用するためのアトマイザ
US11896052B2 (en) Aerosol-generating device comprising a plasmonic heating element
JP7176003B2 (ja) 光学式気化システムを有する電子タバコ
JP6691619B2 (ja) モジュール化されたヴェポライザー
JP7157224B2 (ja) レーザによるエアロゾル生成装置
EP3813575B1 (en) Optical vaporisation system for an electronic cigarette
WO2021120749A1 (zh) 具有储液元件的气雾弹和气雾散发装置
KR102455534B1 (ko) 에어로졸 생성 장치 및 에어로졸 생성 시스템
KR20200143138A (ko) 광학 모듈 및 이를 포함하는 에어로졸 생성 장치
US20240016212A1 (en) Aerosol provision systems and methods
RU2775532C2 (ru) Устройство, генерирующее аэрозоль, содержащее плазмонный нагревательный элемент
WO2022102117A1 (ja) カートリッジ及びカートリッジの製造方法
WO2019138042A1 (en) An aerosol-generating device, system and heating element having plasmonic properties

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240227