JP2021528880A - 多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信 - Google Patents

多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信 Download PDF

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Abstract

本開示は、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信に適用可能な方法およびシステムを説明する。この方法およびシステムは、第1の複数の非直交多元接続(NOMA)レイヤの第1順序を決定する(705)基地局(120)を備える。基地局(120)は、トランスポートブロックを搬送する第1の複数のNOMAレイヤをユーザ機器(110)から受信する(710)。基地局(120)は、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて(715)、第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったと判断する(720)。次に、基地局(120)は、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定し(725)、トランスポートブロックを搬送する第2の複数のNOMAレイヤをユーザ機器(110)から受信する(730)。次に、基地局(120)は、第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化する(735)。

Description

背景
多元接続(Multiple Access:MA)ワイヤレス通信技術は、ワイヤレス通信ネットワークの重要な側面である。一般に、多元接続ワイヤレス通信技術によって、スマートフォンなど、2つ以上のユーザ機器(UE)デバイスが効率よく、かつ有効な方法でワイヤレス通信ネットワークのリソースを共有できるようになる。リソースとして、ワイヤレス通信ネットワークをサポートする基地局と通信中にUEデバイスが共有する時間、周波数、またはコードドメインにまたがる物理リソースブロックなどが挙げられる。
今日、ワイヤレスネットワーク通信プロバイダは、5G NR(Fifth Generation New Radio)ネットワークの一部として多元接続通信をサポートするための直交多元接続(OMA:Orthogonal Multiple Access)技術および非直交多元接続(NOMA:Non−Orthogonal Multiple Access)技術を実装している。これらの技術を用いて、UEデバイスは、エアインターフェースのMAリソース、またはOMAリソースもしくはNOMAリソースを共有する基地局にデータストリームを送信してもよい。基地局は、異なる多元接続シグネチャを介して、異なるNOMAリソースまたは異なるNOMAレイヤ上のデータストリームを受信して区別してもよい。異なる多元接続シグネチャは、拡散シーケンス、非直交系コード、電力プロファイルなどから構成されてもよい。
一般に、前述の技術は、どのように基地局およびUEの通信設定を整合させてトランスポートブロックの復号化を可能にするかについて曖昧である。この不明確さについては、OMA技術およびNOMA技術の両方を用いて実装される多元接続ワイヤレス通信についても同じであり、特定の状況において、基地局およびUEが利用可能なOMAリソースおよびNOMAリソースの利用に影響を与え得る。
概要
本開示は、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信に適用可能な方法およびシステムについて説明する。この方法およびシステムは、第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する基地局を備える。基地局は、トランスポートブロックを搬送する第1の複数のNOMAレイヤをUEから受信する。基地局は、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて、第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったと判断する。次に、基地局は、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定し、トランスポートブロックを搬送する第2の複数のNOMAレイヤをUEから受信する。次に、基地局は、第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化する。
いくつかの態様では、基地局によって実行される方法を説明する。この方法は、基地局が、第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定するステップと、基地局が、トランスポートブロックの送信をUEから受信するステップを含み、この送信は、第1の複数のNOMAレイヤを使用する。方法は、基地局が、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせるステップと、基地局が、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったと判断するステップを含む。次に、基地局は、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定する。当該方法は続いて、基地局は、トランスポートブロックの再送信をUEから受信する。ここで、トランスポートブロックの再送信は、第2の複数のNOMAレイヤを使用する。次に、基地局は、決定した第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて、第2の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化する。
その他の態様では、UEによって実行される別の方法を説明する。この方法は、UEが、第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップを含む。次に、UEは、決定した第1順序に従う第1の複数の非直交多元接続レイヤを使用して、トランスポートブロックを基地局に送信する。当該方法は続いて、UEは、第1の複数の非直交多元接続レイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったことを示す否定応答(NACK)メッセージを基地局から受信する。NACKメッセージを受信することに応答して、UEは、第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定する。次に、UEは、決定した第2順序に従う第2の複数の非直交多元接続レイヤを使用して、基地局にトランスポートブロックを再送信する。
さらに別の態様では、基地局を説明する。基地局は、プロセッサと、ワイヤレストランシーバと、トランスポートブロックマネージャを実装するための命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを備える。トランスポートブロックマネージャは、第1の複数のNOMAレイヤによって搬送される第1のトランスポートブロックの送信、および第2の複数のNOMAレイヤによって搬送される第2のトランスポートブロックの別の送信を受信するよう、基地局に指示するように構成される。また、トランスポートブロックマネージャは、第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第1の複数のNOMAレイヤから第1のトランスポートブロックを復号化し、第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数のNOMAレイヤから第2のトランスポートブロックを復号化するよう、基地局に指示する。
開示の態様は、基地局およびUEの通信設定を整合させてトランスポートブロックの復号化を可能にして、基地局およびUEが利用可能なOMAリソースおよびNOMAリソースの利用効率を向上させる。記載の方法およびシステムは、基礎となる互いに関連する技術の組合せにも対応する。さらには、NOMA技術を用いてトランスポートブロックを伝達する観点で方法およびシステムを説明するが、説明の態様は、限定されず、OMA技術にも適用できる。1つ以上の実装形態の詳細を、添付の図面および以下の説明において説明する。その他の特徴および利点は、本明細書および図面から、ならびに添付の請求の範囲から明らかになるであろう。
本明細書は、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信の1つ以上の態様の詳細を説明する。説明および図面において、異なる具体例での同じ参照番号の使用は、同様の要素を示す。
多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信が実現され得る動作環境の例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信をサポートするユーザ機器および基地局の詳細の例を示す図である。 UEと基地局との間に広がる、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信が実現され得るエアインターフェースリソースの詳細の例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信の詳細な態様の例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従って基地局によって実行される方法の例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従ってUEによって実行される方法の例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従う、基地局とUEとの間の信号および制御トランザクションの図の第1例を示す図である。 多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従う、基地局とUEとの間の信号および制御トランザクションの図の第2例を示す図である。
詳細な説明
多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信のための記載のシステムおよび方法の特徴および概念は、あらゆる環境、システム、デバイス、および/または様々な構成で実現できるが、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信の態様を、下記のデバイス、システム、および構成の例を背景に説明する。
動作環境
図1は、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信が実現される例示的な動作環境100を示す図である。例示的な環境100は、UE111、UE112、およびUE113として示されている複数のユーザ機器110(UE110)を含む。各UE110は、ワイヤレスリンク131および132として示されているワイヤレス通信リンク130(ワイヤレスリンク130)を通じて基地局120(基地局121、122、123、および124として示されている)と通信することができる。分かりやすくするためにUE110はスマートフォンとして実装されているが、モバイル通信装置、モデム、携帯電話、ゲーム機、ナビゲーション装置、メディアデバイス、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマート家電、車載通信システムなど、任意の適切なコンピューティングデバイスもしくは電子機器、またはセンサーもしくはアクチュエータなどのIoT(Internet−of−Things)デバイスとして実現されてもよい。基地局120(たとえば、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network Node B、E−UTRAN Node B、evolved Node B、eNodeB、eNB、Next Generation Node B、gNode B、gNBなど)は、マクロセル、マイクロセル、スモールセル、ピコセルなど、または、それらの任意の組合せで実現されてもよい。
基地局120は、ワイヤレスリンク131および132を使用してUE110と通信を行う。ワイヤレスリンク131および132は、任意の適切な種類のワイヤレスリンクとして実現されてもよい。基地局120からUE110に伝達される下りリンクのデータおよび制御情報、UE110から基地局120に伝達される上りリンクのその他のデータおよび制御情報、またはその両方など、ワイヤレスリンク131および132は、制御およびデータ通信(control and data communication)を含む。ワイヤレスリンク130は、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long−Term Evolution)、5G NR(Fifth Generation New Radio)など、任意の適切な通信プロトコルもしくは通信規格、または通信プロトコルもしくは通信規格の組合せを利用して実現される1つ以上のワイヤレスリンク(たとえば、無線リンク)またはベアラを含んでもよい。複数のワイヤレスリンク130を1つのキャリアアグリゲーションに束ねて、UE110のデータ転送速度を速くしてもよい。複数の基地局120からの複数のワイヤレスリンク130は、UE110とのCoMP(Coordinated Multipoint)通信用に構成されてもよい。
基地局120は、まとめて、無線アクセスネットワーク140である(たとえば、RAN、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、E−UTRAN、5G NRRAN、またはNR RAN)。RAN140は、NR RAN141およびE−UTRAN142として示されている。NR RAN141の基地局121および123は、5GC150(Fifth Generation Core 150)ネットワークに接続される。E−UTRAN142の基地局122および124は、EPC160(Evolved Packet Core160)に接続される。任意で、またはこれに加えて、基地局122は、5GC150ネットワークおよびEPC160ネットワークの両方に接続してもよい。
基地局121および123は、102および104においてそれぞれ、制御プレーン信号用にNG2インターフェースを通して5GC150に接続し、ユーザプレーンデータ通信用にNG3インターフェースを使う。基地局122および124は、106および108においてそれぞれ、制御プレーン信号用およびユーザプレーンデータ通信用にS1インターフェースを用いてEPC160に接続する。任意で、またはこれに加えて、基地局122が5GC150ネットワークおよびEPC160ネットワークに接続した場合、基地局122は、制御プレーン信号用にNG2インターフェースを使って、かつ、ユーザプレーンデータ通信用にNG3インターフェースを通して、180において5GC150に接続する。
コアネットワークへの接続に加えて、基地局120は、互いに通信を行ってもよい。たとえば、基地局121と123とは、Xnインターフェースを通して103において通信し、基地局122と123とは、Xnインターフェースを通して105において通信し、基地局122と124とは、X2インターフェースを通して107において通信する。
5GC150は、AMF152(Access and Mobility Management Function152)を含む。AMF152は、5G NRネットワークにおける複数のUE110の登録および認証、認可、ならびにモビリティ管理など、制御プレーン機能を提供する。EPC160は、MME162(Mobility Management Entity162)を含む。MME162は、E−UTRAネットワークにおける複数のUE110の登録および認証、認可、またはモビリティ管理など、制御プレーン機能を提供する。AMF152およびMME162は、RAN140で基地局120と通信を行い、複数のUE110とも通信を行う。
UE110と基地局120との間でトランスポートブロック通信が生じ得る動作環境100内で、UE110は、ワイヤレスリンク130を使って基地局トランスポートブロックマネージャ266に非直交多元接続レイヤ(たとえば、NOMAレイヤ)を送信してもよい。UE110および基地局120は、詳細は後述するが、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信を対象とする補足法を実行してもよい。このような補足法は、基地局120とUE110の通信設定を整合させて、トランスポートブロックの復号化を可能にすることができる。
システム例
図2は、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信をサポートするユーザ機器および基地局の例示的な詳細200を示す図である。UE110および基地局120は、明確にするために図2では省略されている追加機能および追加インターフェースを含んでもよい。UE110は、アンテナ202と、無線周波数フロントエンド204(RFフロントエンド204)と、LTEトランシーバ206と、5G RAN141および/またはE−UTRAN142で基地局120と通信を行うための5G NRトランシーバ208とを備える。UE110のRFフロントエンド204は、LTEトランシーバ206および5G NRトランシーバ208をアンテナ202に連結または接続させて、様々な種類のワイヤレス通信を容易にすることができる。UE110アンテナ202は、同様または異なって構成された複数のアンテナのアレイを含んでもよい。アンテナ202およびRFフロントエンド204は、3GPP LTE通信規格および5G NR通信規格によって規定されるとともに、LTEトランシーバ206ならびに/または5G NRトランシーバ208によって実装された、1つ以上の周波数帯域に周波数を合わせることができるおよび/または当該1つ以上の周波数帯域に合わせて周波数を変えることができる。これに加えて、アンテナ202、RFフロントエンド204、LTEトランシーバ206および/または5G NRトランシーバ208は、基地局120との通信の送受信のためのビームフォーミングをサポートするように構成されてもよい。一例として、3GPP LTE通信規格および5G NR通信規格によって規定されるサブギガヘルツ帯、サブ6GHZ帯、および/または6GHZよりも大きいGHZ帯での動作のためにアンテナ202およびRFフロントエンド204を実装することができるが、これらに限定されない。
また、UE110は、プロセッサ(複数可)210と、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体212(CRM212)とを備える。プロセッサ210は、シリコン、ポリシリコン、high−K誘電体、銅など、様々な材料から構成されるシングルコアプロセッサまたはマルチコアプロセッサであってもよい。本明細書に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、信号の伝播を含まない。CRM212は、RAM(Random−Access Memory)、SRAM(staticRAM)、DRAM(dynamicRAM)、NVRAM(non−volatileRAM)、ROM(Read−Only Memory)、またはフラッシュメモリなど、UE110のデバイスデータ214を格納するために使用できる任意の適切なメモリまたは記憶装置を含んでもよい。デバイスデータ214は、ユーザプレーン通信、制御プレーン信号、およびUE110とのユーザインタラクションを可能にするためにプロセッサ(複数可)210によって実行可能なユーザデータ、マルチメディアデータ、ビームフォーミングコードブック、アプリケーション、および/または、UE110のオペレーティングシステムを含む。
また、CRM212は、実行可能な命令を有するユーザ機器トランスポートブロックマネージャ216(たとえば、UE TBマネージャ216)を含む。あるいは、またはこれに加えて、UEトランスポートブロックマネージャ216の全体または一部は、UE110のその他の構成要素と一体化されたまたは別個のハードウェアロジックまたは回路として実装されてもよい。少なくともいくつかの態様において、UEトランスポートブロックマネージャ216(たとえば、UEトランスポートブロックマネージャ216の実行可能な命令)は、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信に関連する、UE110によって実行される技術を実装するようにRFフロントエンド204、LTEトランシーバ206、および/または5G NRトランシーバ208を構成する。
図2に示す基地局120のデバイス図は、1つのネットワークノード(たとえば、gNode B)を含む。基地局120の機能は、複数のネットワークノードまたはデバイス間で分散されてもよく、本明細書に記載の機能を実行するのに適した方法で分散されてもよい。基地局120は、アンテナ252と、無線周波数フロントエンド254(RFフロントエンド254)と、UE110と通信するための、1つ以上のLTEトランシーバ256および/または1つ以上の5G NRトランシーバ258とを備える。基地局120のRFフロントエンド254は、LTEトランシーバ256および5G NRトランシーバ258をアンテナ252に連結または接続させて、様々な種類のワイヤレス通信を容易にすることができる。基地局120のアンテナ252は、同様または異なって構成された複数のアンテナのアレイを含んでもよい。アンテナ252およびRFフロントエンド254は、3GPP LTEおよび5G NR通信規格によって規定されてLTEトランシーバ256および/または5G NRトランシーバ258によって実装される1つ以上の周波数帯域に周波数を合わせることができるおよび/または当該1つ以上の周波数帯域に合わせて周波数を変えることができる。これに加えて、アンテナ252、RFフロントエンド254、LTEトランシーバ256、および/または5G NRトランシーバ258は、UE110との通信の送受信について、Massive−MIMOなど、ビームフォーミングをサポートするように構成されてもよい。
また、基地局120は、プロセッサ(複数可)260と、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体262(CRM262)とを備える。プロセッサ260は、シリコン、ポリシリコン、high−K誘電体、銅など、様々な材料から構成されるシングルコアプロセッサまたはマルチコアプロセッサであってもよい。CRM262は、RAM(Random−Access Memory)、SRAM(staticRAM)、DRAM(dynamicRAM)、NVRAM(non−volatileRAM)、ROM(Read−Only Memory)、またはフラッシュメモリなど、基地局トランスポートブロックマネージャ266のデバイスデータ264を格納するために使える任意の適切なメモリまたは記憶装置を含んでもよい。デバイスデータ264は、UE110との通信を可能にするためにプロセッサ(複数可)260によって実行可能なネットワークスケジューリングデータ、無線リソース管理データ、ビームフォーミングコードブック、アプリケーション、および/または基地局120のオペレーティングシステムを含む。
また、CRM262は、実行可能な命令を有する基地局トランスポートブロックマネージャ266(たとえば、BS TBマネージャ266)を含んでもよい。あるいは、またはこれに加えて、基地局トランスポートブロックマネージャ266の全体または一部は、基地局120のその他の構成要素と一体化されたまたは別個のハードウェアロジックまたは回路として実装されてもよい。
少なくともいくつかの態様において、基地局トランスポートブロックマネージャ266の命令は、プロセッサ(複数可)260によって実行された場合、本明細書に記載するような多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信に関連する、基地局120によって実行される技術を実装するようにRFフロントエンド254、LTEトランシーバ256、および/または5G NRトランシーバ258を構成する。基地局120によって実行されるこのような技術として、基地局120が複数のNOMAレイヤの順序を決定すること、決定した順序に従って複数のNOMAレイヤを組み合わせること、決定した順序に従って複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックが正常に復号化されたか復号化に失敗したかを判断すること、などがある。
基地局120は、第1の複数のNOMAレイヤによって搬送される第1のトランスポートブロックおよび第2の複数のNOMAレイヤによって搬送される第2のトランスポートブロックなど、複数のトランスポートブロックおよび多くの複数のNOMAレイヤ間でこのような技術を適用することができる。このような場合、基地局120は、複数のトランスポートブロックを送信するUE110と通信を行って、復号化の成功(たとえば、第1順序に従って第1のトランスポートブロックを正常に復号化できた場合、UE110にACKメッセージを送信する)と、復号化の失敗(たとえば、第2順序に従って第2のトランスポートブロックを復号化できなかった場合、UE110にNACKメッセージを送信する)との組合せなど、復号化の様々な状態を知らせてもよい。
基地局120は、Xnインターフェースおよび/またはX2インターフェースなど、基地局間インターフェース268を含み、基地局120のUE110との通信を管理する。基地局間インターフェース268は、別の基地局120との間でユーザプレーンデータおよび制御プレーンデータをやり取りするように構成可能である。基地局120は、ユーザプレーンデータおよび制御プレーンデータをコアネットワーク機能およびエンティティとやり取りするように基地局120が構成するコアネットワークインターフェース270を含む。
図3は、UEと基地局との間に広がる、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信が実現され得るエアインターフェースリソース302の例示的な詳細300を示す図である。一般に、エアインターフェースリソース302は、本明細書に記載のNOMAレイヤによって使われるリソースを提供する。
エアインターフェースリソース302を複数のリソースユニット304に分けることができる。リソースユニット304の各々は、周波数スペクトルと経過時間とが交わる箇所を占める。エアインターフェースリソース302の一部を、例示的なリソースブロック311、312、313、314を含む複数のリソースブロック310を有するグリッドまたは行列で示している。そのため、リソースユニット304の例は、少なくとも1つのリソースブロック310を含む。図に示すように、時間が横座標軸として横方向に沿って示され、周波数が縦座標軸として縦方向に沿って示されている。エアインターフェースリソース302は、所与の通信プロトコルまたは通信規格によって規定されるように、指定された任意の適切な周波数帯域にまたがってもよく、および/または指定された任意の期間に含まれる複数の間隔に分けられてもよい。時間の増加量は、たとえば、ミリ秒(mSec)に相当し得る。周波数の増加量は、たとえば、メガヘルツ(MHz)に相当し得る。
動作例では一般に、基地局120は、上りリンク通信および下りリンク通信にエアインターフェースリソース302の一部(たとえば、リソースユニット304)を割り当てる。ネットワークアクセスリソースの各リソースブロック310を割り当てて、複数のUE110のそれぞれのワイヤレス通信リンク130をサポートしてもよい。グリッドの左下隅では、リソースブロック311は、所与の通信プロトコルによって規定されるように、指定された周波数帯域306にまたがってもよく、複数のサブキャリアまたは周波数サブ帯域を含んでもよい。リソースブロック311は、指定された周波数帯域306(たとえば、180kHz)の各部(たとえば、15kHz)に各々が対応する任意の適切な数のサブキャリア(たとえば、12)を含んでもよい。また、リソースブロック311も、当該所与の通信プロトコルによって規定されるように、指定された時間間隔308または時間枠(たとえば、およそ0.5ミリ秒または7つのOFDM(Orthogonal Frequency−Division Multiplexing)シンボル分の長さ)にまたがってもよい。時間間隔308は、OFDMシンボルなど、1つのシンボルに各々が対応し得るサブ間隔を含む。
図3に示すように、各リソースブロック310は、周波数帯域306のサブキャリアおよび時間間隔308のサブ間隔(またはシンボル)に対応するまたは当該サブキャリアおよびサブ間隔によって規定される複数のリソース要素320(Resource Element:RE)を含んでもよい。あるいは、所与のリソース要素320は、1つよりも多い数の周波数サブキャリアまたはシンボルにまたがってもよい。よって、リソースユニット304は、少なくとも1つのリソースブロック310、少なくとも1つのリソース要素320などを含んでもよい。例示的な実施態様では、UE110は、エアインターフェースリソース302の一部によって与えられるアクセスを通して基地局120と通信を行っている。
基地局120(たとえば、基地局トランスポートブロックマネージャ266の命令を実行するプロセッサ(複数可)260)は、1つ以上のリソース要素320または個々のサブキャリアをUE110に割り当ててもよい。1つ以上のリソース要素320または個々のサブキャリアのUE110への割り当ての一部として、基地局120は、割り当てられた1つ以上のリソース要素または割り当てられた個々のサブキャリアを複数のNOMAレイヤとして識別する動作を実行してもよい。
図4は、多元接続ワイヤレス通信の一部としてのトランスポートブロック通信の例示的な詳細な態様400を示す図である。図に示すように、UE110は、ワイヤレスリンク130を使って基地局120にマルチブランチデータストリーム410を送信している。この例では、マルチブランチデータストリーム410は、図3のエアインターフェースリソース302のリソースブロック310からの複数のNOMAレイヤ(たとえば、NOMAレイヤ411、412、および413)を含む。各NOMAレイヤ411〜413は、トランスポートブロックのデータのそれぞれ一部を搬送する。
NOMAレイヤ411〜413は、共通の周波数ドメインおよび時間ドメインにまたがる対応する物理リソース(たとえば、リソースブロック310およびリソース要素(複数可)320)を共有するが、NOMAレイヤ411〜413(および、レイヤ内の対応するデータ)は、多元接続(MA)シグネチャ(複数可)420によって区別可能である。UE110(たとえば、UEリソースマネージャ216の命令を実行するプロセッサ210)は、MAシグネチャ420(たとえば、MAシグネチャ421〜423)を各NOMAレイヤ(たとえば、NOMAレイヤ411〜413)に対応付けるためのマルチブランチデータストリーム410を送信しながら、複数の動作を実行してもよい。このような動作として、前方誤り訂正および復号化430と、ビットレベルのインターリーブおよびスクランブル432と、ビットからシンボルへのマッピング434と、シンボルストリームの生成436と、電力調整438と、シンボルからリソース要素へのマッピング440などが挙げられる。NOMAレイヤ411〜413それぞれに対応付けられた、結果として得られるMAシグネチャ421〜423として、直交符号、拡散符号、または送信電力などが挙げられる。
方法例
トランスポートブロック通信の1つ以上の態様に係る、例示的な方法500および600を図5および図6を参照して説明する。一般に、本明細書に記載の構成要素、モジュール、方法、および動作のいずれも、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(たとえば、固定論理回路)、手動処理、または、それらの任意の組合せで実現することができる。方法例のいくつか動作を、コンピュータ処理システムにローカルおよび/またはリモートのコンピュータ読み取り可能な記憶メモリに格納された実行可能な命令の一般的な文脈で説明する場合があり、実施態様は、ソフトウェアアプリケーション、プログラム、関数などを含み得る。あるいは、またはこれに加えて、本明細書に記載のいずれの機能も、少なくともその一部を、FPGA(Field−programmable Gate Array)、ASIC(Application−specific Integrated Circuit)、ASSP(Application−Specific Standard Product)、SoC(System−on−a−chip system)、CPLD(Complex Programmable Logic Devices)など、1つ以上のハードウェア論理コンポーネントによって実行することができるが、これらに限定されない。
図5は、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従って基地局によって実行される例示的な方法500を示す図である。方法500を、実行され得る動作を指定するブロック502〜514のセットで説明する。しかしながら、動作は、別の順序、完全にまたは一部が重複した状態、または繰り返して実施されてもよいため、これらの動作の順序は、図5に示す順序または本明細書に記載の順序に必ずしも限られない。方法500によって表される動作は、たとえば、図1の基地局120によって実行されてもよく、図2〜図4の要素を用いて実行されてもよい。
ブロック502において、基地局(たとえば、基地局トランスポートブロックマネージャ266のコードを実行する基地局120のプロセッサ260)は、第1の複数のNOMAレイヤ(たとえば、図4のNOMAレイヤ411〜413)の第1順序(たとえば、シーケンス)を決定する。いくつかの場合、基地局は、ワイヤレス通信の仕様から第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する。その他の場合、基地局は、第1の複数のNOMAレイヤに含まれる時間リソースおよび周波数リソース(たとえば、図3のエアインターフェースリソース302の時間リソースおよび周波数リソース)の位置に基づいて第1順序を計算することによって、第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する。この計算は、時間リソースおよび周波数リソースの位置についての1つ以上のパラメータを含む数学関数に依拠し得る。
ブロック504において、基地局は、トランスポートブロックの送信をユーザ機器(たとえば、UE110)から受信する。この送信では、第1の複数のNOMAレイヤを使ってトランスポートブロックが搬送される(たとえば、トランスポートブロックに含まれるビットレベルのデータが第1の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間で分散される)。
ブロック506において、基地局(たとえば、基地局トランスポートブロックマネージャ266のコードを実行する基地局120のプロセッサ260)は、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせる。ブロック508において、基地局は、決定した第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化できなかった、と判断する(たとえば、基地局は、第1の複数のNOMAレイヤに含まれるビットレベルのデータを順当に集約できない)。
方法を引き続き参照すると、ブロック510において、基地局は、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定する。第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定することは、ブロック502の一部として上述したような1つ以上の技術を含んでもよい(たとえば、ワイヤレス通信の仕様から第2順序を決定することを対象とする技術、および/または第2の複数のNOMAレイヤに含まれるリソースの時間位置および周波数位置に基づいて第2順序を計算することを対象とする技術)。第2の複数のNOMAレイヤは、一般に、異なる時間位置および周波数位置を有する第1の複数のNOMAレイヤとは異なるリソースを使う。
ブロック512において、基地局は、トランスポートブロックの再送信をUEから受信する。この再送信では、送信された第1の複数のNOMAレイヤとは異なる時間間隔で再送信された第2の複数のNOMAレイヤを使ってトランスポートブロックが搬送される。ブロック514において、基地局は、決定した第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化する。
特定の状況では、方法500を、追加の動作または別の動作を含むように変更してもよい。追加の動作または別の動作の第1例として、方法500は、第1の複数のNOMAレイヤの決定した第1順序(および/または第2の複数のNOMAレイヤの第2順序)を基地局がUEに送信するステップを含んでもよい。たとえば、基地局は、ブロードキャスト信号を用いてこの送信を行うことができる。この際、ブロードキャスト信号は、決定した順序それぞれを示すデータを含むシステム情報ブロック(SIB)を用いてもよい。あるいは、基地局は、専用の信号を用いてこの送信を行うことができる。この際、専用の信号は、決定した順序それぞれを示すデータを含む無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)メッセージまたはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)メッセージを送信してもよい。
追加の動作または別の動作の第2例として、方法500は、否定応答(NACK:Negative Acknowledgment)メッセージおよび/または肯定応答(ACK:Acknowledgment)メッセージを基地局がUEに送信するステップを含んでもよい。たとえば、基地局は、ブロック508で実行される動作の後にUEにNACKメッセージを送信してもよい。ブロック508では、第2の複数のNOMAレイヤを使ってトランスポートブロックの再送信を行うようNACKメッセージがUEに要求する。また、基地局は、トランスポートブロックを正常に復号化した後にUEにACKメッセージを送信してもよい(たとえば、ブロック514で実行される動作の後、または、ブロック506の動作によってトランスポートブロックが正常に復号化された場合、方法500は、終了する)。
図6は、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従ってUEによって実行される例示的な方法600を示す図である。方法600を、実行され得る動作を指定するブロック602〜610のセットで説明する。しかしながら、動作は、別の順序、完全にまたは一部が重複した状態、または繰り返して実施されてもよいため、これらの動作の順序は、図6に示す順序または本明細書に記載の順序に必ずしも限られない。方法600によって表される動作は、たとえば、図1のUE110によって実行されてもよく、図2〜図4の要素を用いて実行されてもよい。
ブロック602において、UE(たとえば、UE TBマネージャ216のコードを実行するUE110のプロセッサ210)は、第1の複数のNOMAレイヤ(たとえば、図4のNOMAレイヤ411〜413)の第1順序(たとえば、シーケンス)を決定する。いくつかの場合、UEは、ワイヤレス通信の仕様から第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する。その他の場合、UEは、第1の複数のNOMAレイヤを含む時間リソースおよび周波数リソース(たとえば、図3のエアインターフェースリソース302の時間リソースおよび周波数リソース)の位置に基づいて第1順序を計算することによって、第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する。この計算は、時間リソースおよび周波数リソースの位置についての1つ以上のパラメータを含む数学関数に依拠し得る。
ブロック604において、UEは、第1の複数のNOMAレイヤを使って基地局(たとえば、図1の基地局120)にトランスポートブロックを送信する(たとえば、UEは、第1の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間でトランスポートブロックに含まれるビットレベルのデータをマッピングする)。決定した第1順序に従って、UEは、トランスポートブロックを搬送する第1の複数のNOMAレイヤを送信する。
ブロック606において、UEは、否定応答(NACK)メッセージを基地局から受信する。ブロック608において、NACKメッセージを受信することに応答して、UEは、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定する。第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定することは、ブロック602の一部として上述したような1つ以上の技術を含んでもよい(たとえば、ワイヤレス通信の仕様から第2順序を決定することを対象とする技術、および/または第2の複数のNOMAレイヤに含まれるリソースの時間位置および周波数位置に基づいて第2順序を計算することを対象とする技術)。
いくつかの場合、ブロック608において第2順序を決定するためにUEが使う技術は、ブロック602において第1順序を決定するためにUEが使う技術とは異なってもよい(たとえば、ブロック602において、UEは、ワイヤレス通信の仕様から第1順序を決定してもよく、ブロック608において、UEは、第2の複数のNOMAレイヤに関連する時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて第2順序を計算することによって第2順序を決定してもよい)。第2の複数のNOMAレイヤは、一般に、異なる時間位置および周波数位置を有する第1の複数のNOMAレイヤとは異なるリソースを使う。
ブロック610において、UEは、決定した第2順序に従う第2の複数のNOMAレイヤを用いてトランスポートブロックを再送信する(たとえば、UEは、第2の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間でトランスポートブロックに含まれるビットレベルのデータをマッピングする)。UEは、第1の複数のNOMAレイヤを送信することに関連する別の時間間隔とは異なる時間間隔を用いて第2の複数のNOMAレイヤを再送信する。
特定の状況では、方法600を、追加の動作または別の動作を含むように変更してもよい。追加の動作または別の動作の第1例として、方法600は、第1の複数のNOMAレイヤの決定した第1順序(および/または第2の複数のNOMAレイヤの第2順序)をUEが基地局から受信するステップを含んでもよい。たとえば、UEは、ブロードキャスト信号によってこの送信を受信してもよい。ブロードキャスト信号は、決定した順序それぞれを示すデータを含むシステム情報ブロック(SIB)を用いてもよい。あるいは、UEは、専用の信号によってこの送信を受信できる。専用の信号は、決定した順序それぞれを示すデータを含むRRC(Radio Resource Control)メッセージまたはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)メッセージを用いてよい。
追加の動作または別の動作の第2例として、方法600は、UEが基地局から肯定応答(ACK)メッセージを受信するステップ含んでもよい。たとえば、ブロック610で実行される動作に従って基地局がトランスポートブロックを正常に復号化した場合、UEは、基地局からACKメッセージを受信してもよい(または、動作604において基地局が第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを正常に復号化した場合、方法600は、終了する)。
第1および第2の複数のNOMAレイヤから1つのトランスポートブロックを復号化することを背景に上記技術およびシステムの例を説明したが、当該技術およびシステムは、追加の並び替え(permutation)を含むように拡張可能である。並び替えとして、基地局(たとえば、基地局トランスポートブロックマネージャ266の命令を実行するプロセッサ260の指示下の基地局120)が(第1の複数のNOMAレイヤによって搬送された)第1の送信ブロックおよび(第2の複数のNOMAレイヤによって搬送された)第2の送信ブロックを復号化する場合が挙げられる。たとえば、基地局は、第1のトランスポートブロックの送信および第2のトランスポートブロックの別の送信をUE(たとえば、UE110)から受信してもよい。ここで、第1のトランスポートブロックは、第1の複数のNOMAレイヤによって搬送され、第2のトランスポートブロックは、第2の複数のNOMAレイヤによって搬送される。基地局は、第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第1の複数のNOMAレイヤから第1のトランスポートブロックを復号化してもよい。また、基地局は、第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数の非直交多元接続レイヤから第2のトランスポートブロックを復号化してもよい。
第1の並び替え例のいくつかの場合、基地局は、第1順序に従って第1の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第1の複数のNOMAレイヤから第1のトランスポートブロックを復号化できなかったと判断し、これに応答して、UEにNACKメッセージを送信してもよい。同様に、第1の並び替え例の一部として、基地局は、第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせて第2の複数のNOMAレイヤから第2のトランスポートブロックを正常に復号化できたと判断し、これに応答して、UEにACKメッセージを送信してもよい。
記載のシステムおよび技術が対応できる追加の並び替えは、一般に、1つのNOMAレイヤまたは複数のNOMAレイヤによってトランスポートブロックが搬送される場合の組合せを含む(たとえば、NOMAレイヤの数は、i=1、2、3、4...Nによって規定される。ここで、iは、正の整数である)。これに加えて、1つのトランスポートブロックがあってもよいし、複数のトランスポートブロックがあってもよい(たとえば、トランスポートブロックの数は、n=1、2、3、4...Oによって規定される。ここで、nは、正の整数である)。また、基地局120が複数のUE110の間の並び替え(permutation)をサポートすることも可能である。
信号および制御トランザクション
図7および図8は、多元接続ワイヤレス通信の一部としての様々な態様のトランスポートブロック通信に従う、基地局とUEとの間の例示的な信号および制御トランザクションの図である。この信号および制御トランザクションは、図1〜図4の要素を用いて図1の基地局120およびUE110によって実行されてもよい。
信号および制御トランザクションの第1例を、図7の信号および制御トランザクションの図700によって示す。図に示すように、705において、基地局120は、複数のNOMAレイヤの順序を決定する。たとえば、基地局120は、ワイヤレス通信の仕様から複数のNOMAレイヤの順序を決定してもよい。あるいは、基地局120は、第1の複数のNOMAレイヤの順序を、複数のNOMAレイヤに含まれる時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて計算することによって決定してもよい。
710において、基地局は、決定した複数のNOMAレイヤの順序を含むシステム情報ブロック(SIB)をUE110に送信する。715において、決定した順序に従う複数のNOMAレイヤを用いて、UE110は、基地局120にトランスポートブロックを送信する。決定した順序に従う複数のNOMAレイヤを使ってトランスポートブロックを送信する際、UE110は、第1の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間でビットレベルのデータを分散させる。
720において、基地局120は、決定した順序に従って複数のNOMAレイヤを組み合わせて複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを正常に復号化する。725において、トランスポートブロックを正常に復号化したことに応答して、基地局120は、UE110に肯定応答メッセージを送信する。
信号および制御トランザクションの第2例を、図8の信号およびトランザクション制御の図800によって示す。図に示すように、805において、UE110は、第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定する。たとえば、UE110は、ワイヤレス通信の仕様から第1の複数のNOMAレイヤの第1順序を決定してもよい。あるいは、UE110は、第1順序を、第1の複数のNOMAレイヤに含まれる時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて計算することによって決定してもよい。810において、UE110は、第1の複数のNOMAレイヤを用いて基地局120にトランスポートブロックを送信する。この送信には、決定した第1順序に従ってUE110が第1の複数のNOMAレイヤを送信することが含まれる。ここで、UE110は、第1の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間でビットレベルのデータを分散させる。
815において、基地局120は、第1の複数のNOMAレイヤからトランスポートブロックを復号化することに失敗する。基地局120は、いくつかの理由でトランスポートブロックの復号化に失敗する場合がある。UE110によって決定された第1順序とは異なる順序に従って送信されるトランスポートブロックを基地局120が想定している場合などが挙げられる(たとえば、第1順序を決定するためにUE110が使うワイヤレス通信の仕様が旧式である可能性があり、UE110が計算に使う時間リソースおよび周波数リソースの位置が基地局120による時間リソースおよび周波数リソースの別のUEへの割り当てと競合している可能性がある、など)。
820において、基地局は、第2の複数のNOMAレイヤの第2順序を決定する(たとえば、決定した第2順序は、現在のワイヤレス通信の仕様、基地局120による時間リソースおよび周波数リソースの割り当てに準拠した計算などに基づいてもよい。)。825において、基地局120は、UE110に否定応答(NACK)メッセージを送信する。NACKメッセージは、UE110に、第2の複数のNOMAレイヤを使って、決定した第2順序に従ってトランスポートブロックを送信(たとえば、再送信)することを求める要求を含む、いくつかの態様を含み得る。
830において、第2の複数のNOMAレイヤを用いて、UE110は、基地局120にトランスポートブロックを送信する。この送信には、UE110が決定した第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを送信することが含まれる。ここで、UE110は、第2の複数のNOMAレイヤの異なるレイヤ間でビットレベルのデータを分散させる。835において、基地局120は、決定した第2順序に従って第2の複数のNOMAレイヤを組み合わせてトランスポートブロックを正常に復号化する。
一般に、図7および図8の例示的な信号および制御トランザクションを繰り返して、追加のNOMAレイヤ、トランスポートブロックなどに関する追加の信号および制御トランザクションに対応してもよい。また、例示的な信号および制御トランザクションは、複数のNOMAレイヤそれぞれからそれぞれの送信ブロックが正常に符号化された際の、基地局120からUE110への肯定応答(ACK)メッセージの送信を含んでもよい。
以下、いくつかの例を説明する。
例1:基地局によって実行される方法であって、基地局が、第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップと、基地局が、ユーザ機器からトランスポートブロックの送信を受信するステップとを含み、送信は、第1の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、当該方法は、さらに、基地局が、決定した第1順序に従って第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップと、基地局が、決定した第1順序に従って第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップが第1の複数の非直交多元接続レイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったと判断するステップと、基地局が、第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップと、基地局が、ユーザ機器からトランスポートブロックの再送信を受信するステップとを含み、再送信は、第2の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、当該方法は、さらに、基地局が、決定した第2順序に従って第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて第2の複数の非直交多元接続レイヤからトランスポートブロックを復号化するステップを含む、方法。
例2:第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、ワイヤレス通信の仕様から第1順序を決定するステップを含む、例1に記載の方法。
例3:第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、第1の複数の非直交多元接続レイヤを構成する時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて第1順序を計算するステップを含む、例1に記載の方法。
例4:第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、ワイヤレス通信の仕様から第2順序を決定するステップを含む、例1〜3のいずれか1つに記載の方法。
例5:第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、第2の複数の非直交多元接続レイヤを構成する時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて第2順序を計算することを含む、例1〜3のいずれか1つに記載の方法。
例6:基地局がブロードキャスト信号を用いてユーザ機器に決定した第1順序を送信するステップをさらに含む、例1〜5のいずれか1つに記載の方法。
例7:ブロードキャスト信号は、決定した第1順序を、決定した第1順序を示すデータを含むシステム情報ブロックによって送信する、例6に記載の方法。
例8:基地局が専用の信号を用いてユーザ機器に決定した第1順序を送信するステップをさらに含む、例1〜5のいずれか1つに記載の方法。
例9:専用の信号は、決定した第1順序を、決定した第1順序を示すデータを含む無線リソース制御メッセージを通して送信する、例8に記載の方法。
例10:決定した第1順序に従って第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップが第1の複数の非直交多元接続レイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったと判断するステップに応答して、基地局が否定応答メッセージを送信するステップをさらに含む、先行する例のいずれか1つに記載の方法。
例11:ユーザ機器によって実行される方法であって、ユーザ機器が、第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップと、ユーザ機器が、基地局にトランスポートブロックを送信するステップとを含み、送信するステップは、決定した第1順序に従う第1の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、当該方法は、さらに、ユーザ機器が、基地局が第1の複数の非直交多元接続レイヤからトランスポートブロックを復号化できなかったことを示す否定応答メッセージを基地局から受信するステップと、否定応答メッセージを受信するステップに応答して、ユーザ機器が、第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップと、ユーザ機器が、基地局にトランスポートブロックを再送信するステップとを含み、再送信するステップは、決定した第2順序に従う第2の複数の非直交多元接続レイヤを使用する、方法。
例12:第2の複数の多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、基地局から送信されるブロードキャスト信号によってユーザ機器が受信するシステム情報ブロックに含まれるデータから第2順序を決定するステップを含む、例11に記載の方法。
例13:第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、ユーザ機器が基地局から受信する無線リソース制御メッセージに含まれるデータから第1順序を決定するステップを含む、例11または12に記載の方法。
例14:基地局であって、プロセッサと、ワイヤレストランシーバと、トランスポートブロックマネージャを実装するための命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを備え、トランスポートブロックマネージャは、ワイヤレストランシーバを通してユーザ機器から、第1の複数の非直交多元接続レイヤによって搬送される第1のトランスポートブロックの送信と、第2の複数の非直交多元接続レイヤによって搬送される第2のトランスポートブロックの別の送信とを受信し、第1順序に従って第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて第1の複数の非直交多元接続レイヤから第1のトランスポートブロックを復号化し、第2順序に従って第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて第2の複数の非直交多元接続レイヤから第2のトランスポートブロックを復号化するよう、基地局に指示するように構成される、基地局。
例15:トランスポートブロックマネージャは、第1順序に従って第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて第1の複数の非直交多元接続レイヤから第1のトランスポートブロックを復号化できなかったと判断し、これに応答して、ワイヤレストランシーバを通してユーザ機器に否定応答メッセージを送信し、第2順序に従って第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて第2の複数の非直交多元接続レイヤから第2のトランスポートブロックを正常に復号化したと判断し、これに応答して、ワイヤレストランシーバを通してユーザ機器に肯定応答メッセージを送信するよう、基地局を指示するようにさらに構成される、例14に記載の基地局。

Claims (15)

  1. 基地局によって実行される方法であって、
    前記基地局が、第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップと、
    前記基地局が、ユーザ機器からトランスポートブロックの送信を受信するステップとを含み、前記送信は、前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、前記方法は、さらに、
    前記基地局が、決定した前記第1順序に従って前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップと、
    前記基地局が、決定した前記第1順序に従って前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップが前記第1の複数の非直交多元接続レイヤから前記トランスポートブロックを復号化できなかったと判断するステップと、
    前記基地局が、第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップと、
    前記基地局が、前記ユーザ機器から前記トランスポートブロックの再送信を受信するステップとを含み、前記再送信は、前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、前記方法は、さらに、
    前記基地局が、決定した前記第2順序に従って前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて前記第2の複数の非直交多元接続レイヤから前記トランスポートブロックを復号化するステップを含む、方法。
  2. 前記第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、ワイヤレス通信の仕様から前記第1順序を決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを構成する時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて前記第1順序を計算するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、ワイヤレス通信の仕様から前記第2順序を決定するステップを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを構成する時間リソースおよび周波数リソースの位置に基づいて前記第2順序を計算することを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記基地局がブロードキャスト信号を用いて前記ユーザ機器に決定した前記第1順序を送信するステップをさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ブロードキャスト信号は、決定した前記第1順序を、決定した前記第1順序を示すデータを含むシステム情報ブロックによって送信する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記基地局が専用の信号を用いて前記ユーザ機器に決定した前記第1順序を送信するステップをさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記専用の信号は、決定した前記第1順序を、決定した前記第1順序を示すデータを含む無線リソース制御メッセージを通して送信する、請求項8に記載の方法。
  10. 決定した前記第1順序に従って前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせるステップが前記第1の複数の非直交多元接続レイヤから前記トランスポートブロックを復号化できなかったと判断するステップに応答して、前記基地局が否定応答メッセージを送信するステップをさらに含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. ユーザ機器によって実行される方法であって、
    前記ユーザ機器が、第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップと、
    前記ユーザ機器が、基地局にトランスポートブロックを送信するステップとを含み、前記送信するステップは、決定した前記第1順序に従う前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを使用し、前記方法は、さらに、
    前記ユーザ機器が、前記基地局が前記第1の複数の非直交多元接続レイヤから前記トランスポートブロックを復号化できなかったことを示す否定応答メッセージを前記基地局から受信するステップと、
    前記否定応答メッセージを受信するステップに応答して、前記ユーザ機器が、第2の複数の非直交多元接続レイヤの第2順序を決定するステップと、
    前記ユーザ機器が、前記基地局に前記トランスポートブロックを再送信するステップとを含み、前記再送信するステップは、決定した前記第2順序に従う前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを使用する、方法。
  12. 前記第2の複数の多元接続レイヤの第2順序を決定するステップは、前記基地局から送信されるブロードキャスト信号によって前記ユーザ機器が受信するシステム情報ブロックに含まれるデータから前記第2順序を決定するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の複数の非直交多元接続レイヤの第1順序を決定するステップは、前記ユーザ機器が前記基地局から受信する無線リソース制御メッセージに含まれるデータから前記第1順序を決定するステップを含む、請求項11または12に記載の方法。
  14. 基地局であって、
    プロセッサと、
    ワイヤレストランシーバと、
    トランスポートブロックマネージャを実装するための命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを備え、前記トランスポートブロックマネージャは、
    前記ワイヤレストランシーバを通してユーザ機器から、第1の複数の非直交多元接続レイヤによって搬送される第1のトランスポートブロックの送信と、第2の複数の非直交多元接続レイヤによって搬送される第2のトランスポートブロックの別の送信とを受信し、
    第1順序に従って前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて前記第1の複数の非直交多元接続レイヤから前記第1のトランスポートブロックを復号化し、
    第2順序に従って前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて前記第2の複数の非直交多元接続レイヤから前記第2のトランスポートブロックを復号化するよう、前記基地局に指示するように構成される、基地局。
  15. 前記トランスポートブロックマネージャは、
    前記第1順序に従って前記第1の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて前記第1の複数の非直交多元接続レイヤから前記第1のトランスポートブロックを復号化できなかったと判断し、これに応答して、前記ワイヤレストランシーバを通して前記ユーザ機器に否定応答メッセージを送信し、
    前記第2順序に従って前記第2の複数の非直交多元接続レイヤを組み合わせて前記第2の複数の非直交多元接続レイヤから前記第2のトランスポートブロックを正常に復号化したと判断し、これに応答して、前記ワイヤレストランシーバを通して前記ユーザ機器に肯定応答メッセージを送信するよう、前記基地局を指示するようにさらに構成される、請求項14に記載の基地局。
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