JP2021528006A - エネルギー効率の良いシステム運用を可能にする参照信号構成 - Google Patents

エネルギー効率の良いシステム運用を可能にする参照信号構成 Download PDF

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Abstract

本発明は、エネルギー効率の良いシステム運用を可能にする参照信号構成に関する装置、方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品、およびコンピュータ可読媒体を提供する。好適な実施形態は、ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、を含む。
【選択図】図5

Description

各種例示的実施形態は、エネルギー効率の良いシステム運用を可能にする参照信号構成に関わる装置、方法、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品、およびコンピュータ可読媒体に関する。
略記とその定義
3GPP (3rd Generation Partnership Program)第3世代パートナーシッププログラム
BM (Beam Management)ビーム管理
CORESET (Control Resource Set)制御リソースセット
CRS (Cell-specific Reference Signal)セル特定参照信号
CSI (Channel State Information)チャネル状態情報
C−DRX (Connected mode DRX)接続モードDRX
DL (Downlink)ダウンリンク
DRX (Discontinuous Reception)不連続受信
DTX (Discontinuous Transmission)不連続送信
FR (Frequency Range)周波数範囲
gNB (Next Generation NodeB)次世代ノードB
LTE (Long Term Evolution)ロングタームエボリューション
MAC−CE (Medium Access Control-Control Element)媒体アクセス制御制御要素
NR (New Radio)新無線
PDCCH (Physical Downlink Control Channel)物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH (Physical Downlink Shared Channel)物理ダウンリンク共有チャネル
PUCCH (Physical Uplink Control Channel)物理アップリンク制御チャネル
QCL (Quasi co−location)疑似同位置
RRM (Radio Resource Management)無線リソース管理
RS (Reference Signal)参照信号
RSRP (Reference Signal Received Power)参照信号受信電力
SS (Synchronization Signal)同期信号
SSB (Synchronization Signal Block)同期信号ブロック
TCI (Transmission Configuration Indication)送信構成標示
TXRU (Transceiver Unit)送受信機ユニット
UE (User Equipment)ユーザ機器
UL (Uplink)アップリンク
背景
本発明の特定の態様は、3GPP NRの物理層設計に関する。より詳細には、本発明の特定の態様は、ビーム管理、および/またはL3モビリティ測定とレポーティング、および/またはC−DRXで構成されている際のスケジューリングを行うときのUE挙動に関する。
摘要
各種例示的実施形態の目的は、エネルギー効率の良いシステム運用を可能にする参照信号構成に関わる装置、方法、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品、およびコンピュータ可読媒体を提供することである。
各種例示的実施形態の一態様によると、方法が提供される。当該方法は、
ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、
前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、を含む。
各種例示的実施形態の別の態様によると、方法が提供される。当該方法は、
チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出することと、
ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、を含み、
前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
各種例示的実施形態の一態様によると、装置が提供される。当該装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリと、
を備える装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、
前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、を遂行させるように構成されている。
各種例示的実施形態の別の態様によると、装置が提供される。当該装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリと、
を備える装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出することと、
ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、を遂行させるように構成され、
前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
各種例示的実施形態の一態様によると、装置が提供される。当該装置は、
ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定する手段と、
前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定する手段と、を備える。
各種例示的実施形態の一態様によると、装置が提供される。当該装置は、
チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出する手段と、
ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出する手段と、を備え、
前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
本発明の別の態様によると、コンピュータプログラム製品が提供される。当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータのメモリに展開されると、上述のいずれかの方法のステップを生成するように適合されたコード手段を備える。
本発明のさらに別の態様によると、上述のコンピュータプログラム製品が提供される。当該コンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコード部分が格納されるコンピュータ可読媒体を備える。
本発明のさらに別の態様によると、上述のコンピュータプログラム製品が提供される。当該プログラムは、処理デバイスの内部メモリに直接展開可能である。
各種例示的実施形態の一態様によると、上述のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読媒体が提供される。
本発明のさらなる態様や特徴は従属請求項に記載される。
上述等の目的、特徴、詳細、および効果は、以下の添付する図面に関連して説明される、各種態様/実施形態の後述の詳細説明からより明白となろう。
CSI−RS周期性およびUEのC−DRXサイクルを示す図である。 本発明の特定の態様に係るCSI−RS存在ウィンドウの例を示す図である。 本発明の特定の態様に係るCSI−RS存在時間ウィンドウとDRXサイクル長との関係を示す図である。 本発明の特定の態様に係る方法の例を示すフローチャートである。 本発明の特定の態様に係る方法の別の例を示すフローチャートである。 本発明の特定の態様に係る装置の例を示すブロック図である。
詳細説明
本開示は、本明細書において特定の非限定的な例であり、想定し得る実施形態と現時点で考えられるものを参照して説明される。当業者には、本開示がこれらの例や実施形態に何ら限定されるものではなく、より広く適用し得ることは自明である。
以下では、本開示の一部の例示的態様および実施形態を、図面を参照して説明する。各種実施形態の説明のために、これらの例および実施形態は、例えばLTE/LTE−Aベースのシステム、5G/NRシステムなど3GPPベースの通信システムに基づくセルラー通信ネットワークに関連して説明される。このように、本明細書における例示的実施形態は、これに直接関連する用語に特に言及して説明される。これらの用語は、提示される非限定的な例および実施形態の文脈においてのみ使用されており、当然ながら本開示を何ら限定するものではない。むしろ、本明細書の記載に準拠し、さらに/あるいは本明細書に記載の例示的実施形態が適用可能であれば、任意の別のシステム構成や配置も同等に利用可能である。さらに、各種実施形態は、それらの種類の通信システムや通信ネットワークを使用する用途に限定されるものではなく、別の種類の通信システムや通信ネットワークにも適用可能である。
LTE接続モードDRXは、TS36.321セクション5.7に定義されているルールおよびパラメータに沿った不連続な形で、UEがPDCCHを監視できるように決定されている。UEがPDCCHを監視する必要がない場合は、自身の受信ハードウェアをオフにし、受信部の電力消費を抑える。T36.321(セクション5.7)に記載の最も関連するパラメータは以下のとおりである。
・ drx−InactivityTimer(非動作タイマ):DLおよび/またはUL動作の中断後どのぐらい経過すると、UEが不連続PDCCH監視を適用開始し得るかを決定。drx−InactivityTimerが失効すると、onDurationTimer(オン期間タイマ)の間に限って、DRXサイクルごとに一回、UEはPDCCHを監視する必要がある。shortDRX−Cycle(短DRXサイクル、任意)およびlongDRX−Cycle(長DRXサイクル)の2つの異なるDRXサイクルが構成可能である。
・ shortDRX−Cycleに準じたPDCCH不連続監視パターン(構成されている場合)が先に適用され、その後、longDRX−Cycleが適用される。
・ onDurationTimer:(他のルールに規定されていない場合)DRXサイクルごとにUEがPDCCHを監視する必要のある最小の有効時間を決定。
・ 定義されたshortDRX−Cycleがない場合、またはdrxShortCycleTimer(短DRXサイクルの適用後どのぐらい経過すると、UEが長DRXを使用開始し得るかを決定)が失効すると、UEは、longDRX−Cycleに準じて不連続な形でPDCCHの監視を開始し得る。
DRXサイクルは、起こり得る非動作期間後に、オンの期間の周期的な繰り返しを特定する。
この例示的な実施形態の文脈に関連する別のルールとして、新たな送信がPDCCH(DLまたはULのいずれか)によってUEに示された場合、UEはdrx−InactivityTimerを再始動する必要がある。
L3モビリティでのC−DRXおよびCSI−RS測定に関連する以下の合意が、RAN1#90に記載されている。
・ UEは、有効時間外にはL3モビリティのために構成されたCSI−RSを測定する必要がない
・ C−DRX有効時間の厳密な定義はRAN2による。
・ この文脈において、RAN1が言及する有効時間は、オン期間に、またはgNB動作によって起動される何らかのタイマによって、UEがPDCCHを監視している時間に関する。
・ すなわち「onDurationTimer」、「drx−InactitivityTimer」、または「drx−RetransmissionTimer」のいずれかが実行されているとき。
・ FFS(さらなる研究のために):
・ L3モビリティのためのCSI−RSがC−DRX動作のためにC−DRXのUEの有効時間内に限って構成されているかどうか。
・ UEは、L3モビリティのための構成されたCSI−RSリソースが有効時間外に存在するとみなすべきではないかどうか。
同じ会合(RAN1#90)において、BMに使用され得るRSに関する合意が出されている。
・ ビーム管理手順のためのSSブロックの測定のL1−RSRPレポーティングをサポート。
・ ビーム管理のためのL1−RSRPレポーティングの以下の構成がサポートされる。
・ SSブロックのみ(UEによる強制的サポート)
・ CSI−RSのみ(UEによる強制的サポート)
・ SSブロック+CSI−RS非依存のL1 RSRPレポーティング
・ QCLのSSブロック+CSI−RSを使用する合同L1−RSRPを、UEが任意でサポートする(UEによる任意サポート)。
以下は、RAN2#75その2(#75bis)におけるC−DRXに関する合意である。
・ MACエンティティは、所与の時間において1つのDRX状態(すなわち単一のオン/オフ時間)となり得る。さらなる研究のために、複数の構成がサポートされるか。
・ MACエンティティが起動している場合、「PDCCH」の機会を監視する。
・ NRにおいて、DRX構成が少なくとも、オンの期間の時間、非動作時間、再送時間、短DRXサイクル、長DRXサイクルという構成パラメータによって記述される。
NRの目的の一つは、ネットワークエネルギー消費を抑えることである。これを可能にする手法としては、常にオンの信号の量および周期性を低減することが挙げられる。C−DRXは、UE電力消費を改善し、UEが接続モードに保たれてレイテンシを最小化するための魅力的な特徴である。CRSが常に利用可能であるLTEでは、RSの送信においてUEのDRX動作を考慮する必要がない。NRにおいては、常にオンの信号のみがSSBであり、構成されていればCSI−RSが存在するのみである。動作の観点からは、必要となる測定周期性と動作は異なり、すなわちDRXのUEは、データ活動を何ら有さない場合はより低頻度の測定が可能であり、UEがデータ活動を有する場合はより高頻度の測定が必要となる。現在のCSI−RS構成に対する合意は、ネットワークを以下のオプションのいずれかのみに制限している。
・ 周期性のあるごく低頻度のCSI−RSリソースを有する。これは、C−DRXサイクルに基づいて構成されることに対応し(UEが有効であっても)、オーバーヘッドが抑えられるが、測定/レポーティングのレイテンシが増加し、測定レポーティングがCSI−RS周期性に依存し得る。
・ 例えばBM(ビーム管理)レイテンシの目標を満たす周期性で構成されたCSI−RSを有するが、強制的にネットワークに当該周期性のあるこれらのCSI−RSを常にオンにさせ、C−DRXのUE測定性能には何ら影響がない(UEはオンの期間/有効時間の間のみ測定を実施する必要があるため)。
・ UEがDRXに入る/を中断する際に、その移行点ごとにCSI−RSリソース周期性を構成および再構成する。
したがって、さらに詳細に述べると、これまでに提示されてきたように、RAN1#90以前(例えば、ノキアによるR1−178616からR1−1807175)から、RAN1#90での合意における上記のさらなる研究の事項に関するUE挙動について確定していない態様があり、ネットワークが例えばL3モビリティまたはビーム管理またはスケジューリングのためにCSI−RSを構成できる方法が検討され、有効時間外の構成されたCSI−RSリソースの存在に関するUEの仮定が検討されている。合意のサブ項目として挙げたとおり、この文脈で、有効時間とは、onDurationTimerに基づいて、またはgNB動作によって起動される何らかのタイマによって、UEがPDCCHを監視している時間を指す。
さらに、TS36.133で定義されたLTEのRRM要件はC−DRXが構成されているとみなし、性能要件がDRXサイクルの有効時間に基づいて決定されることにも注意を払いたい。大半のテストケースでは、UEはPDCCHによって連続的に対処され(drx−InactivityTimerを常に実行させるために)、UEが不連続監視を開始することを妨げ、性能要件は構成されているC−DRXがない場合と同一である。
したがって、UE挙動(すなわちPDCCH監視)を決定するルールにより、データ動作があり、UEが幾分連続的に(失効する前のdrx−InactivityTimerごとに少なくとも1回)にスケジューリングされている場合、当該UEは有効時間に留まり、PDCCHを監視する。さらに、ユーザ体験の観点から、データ動作がある場合、モビリティ測定基準もより厳密である必要があることが自明である。RAN4における性能要件は、UEモビリティ測定要件が、C−DRXが構成されていない場合と同じ基本線に立つと決定する。UEが不連続監視(DRX)を開始可能となると、例えばdrx−InactivityTimer期間についてUEに対処したPDCCH動作がなく、ユーザ体験にとっての長期化されたモビリティ手順の影響の深刻さが軽減され、UEはより低頻度で(RAN4要件に関して)測定を行うことが可能となる。
この議論に基づいて、ネットワークがUEの有効時間においてのみCSI−RSリソースを構成可能とする要件について、また、UEのデータ動作に合致するモビリティ性能の確保をネットワークが要する場合、移行点(DRXオン−オフ−オン)ごとに(例えばL3モビリティまたはビーム管理またはスケジューリングのための)CSI−RSリソースの再構成を行うことが必要となり得る。つまり、構成された非動作タイマ期間に何らデータ動作がない場合、UEはDRXモードに入り、不連続的にPDCCHを監視することができ、ネットワークの方では、CSI−RSリソースを再構成して、構成されたDRXサイクルに対応する周期性を適用する必要がある。当然ながら、何らかの動作によって有効時間が延長し得る(drx−InactivityTimerのリセットによって)。データ動作が開始すると、ネットワークは、UEによるより高頻度なCSI−RS測定を可能にすることによってモビリティ性能の確保を要し、ネットワークは、再構成を行い、CSI−RSの周期性を(より高頻度に)変更する必要があり得る。短い送信バーストの場合、連続した高頻度の再構成となり、これによってシグナリングのオーバーヘッドやエネルギー消費が増加してしまう。
当然ながら、ネットワークが、常に想定し得る有効時間に対応する単一の構成(すなわちlongDRX−Cycleごとに適用されたonDurationTimer)を使用する場合もある。これによって、CSI−RSに基づくモビリティ性能は、DRXサイクルに基づく静的な構成によって有効時間であっても制限され得る。
したがって、ネットワークがUEの有効時間内にのみCSI−RSリソースを構成可能とする要件は、L3モビリティまたはビーム管理またはスケジューリングのためのCSI−RSの使用を著しく妨げる。
上述の手法では、UEの有効時間やDRXと、CSI−RS構成、ひいてはUEモビリティ性能およびロバストネスの間に何らかの関連を必要とするため、全体のシステム構成の柔軟性にも制限を加え得る。このような関連付けは好ましくなく、システム設計を複雑にしてしまう。
したがって、CSI−RS構成についてのネットワーク側の柔軟性を確保し、UEのDRX構成に基づく構成の変更/適合の必要性を最小限とするために、ネットワークがより高頻度に、L3モビリティ、ビーム管理および/またはスケジューリングのためのCSI−RSを構成できることが望まれている。
UEのDRX構成が変更し得る中で、UE有効期間外のCSI−RSリソースをネットワークが構成しないことに対して、何ら制限が設けられるべきではないが、CSI−RS構成を適合する必要性はないであろう。上述のとおり、有効データ送信については、データに対する有効ビームを十分高頻度で更新できることが好ましく、これを実現するために、測定およびレポーティングを可能とするべく高頻度RS(すなわちCSI−RS)を送信する必要がある。ただし、このような構成は、リソースのオーバーヘッドが著しく大きくなり、不必要に維持されるべきではない。したがって、UEにC−DRXが構成され、データ動作が中断した場合、UEが省電力を開始することが可能になり、これらのリソースが既に合意されたように存在する必要がなくなり、UEは有効時間外のCSI−RSを測定する必要がない。このオーバーヘッドを抑えるために、上述のとおり、ネットワークは、データ動作(RRCシグナリング)の最後に構成の変更が必要となり得、データ動作を開始すると、例えばオンの期間の最初に構成の再変更が必要となり得る。この結果、RRCのオーバーヘッドが著しく大きくなり、望ましくない。よって、CSI−RSリソース構成はネットワーク制御下に留め置かれるべきであり、C−DRXからは独立して構成可能とすべきである。
上述のとおり、ネットワークがC−DRXからは独立してCSI−RSリソースを構成する完全な柔軟性を有すると仮定し、UEが有効時間外でCSI−RSを測定する必要はないとの前回の会合での合意に則り(UEに省電力を可能としつつ、不連続PDCCH監視を適用する)、有効時間外に発生するCSI−RSリソースに関する仮定が何であるべきかという問題が残る。LTEにおいて、UEは、有効時間外であっても、常にオンのRSであるCRSの存在によって、測定を行う完全な柔軟性を有している。
NRでは、常にオンの信号のみが原則としてSSブロックであり、CSI−RS送信はネットワーク構成に依存する。したがって、LTEのCRSとは異なり、NRにおけるUEは、CSI−RSに関する事前の想定を取ることができず、よって、NWによる所与の構成に基づいて常に測定を実施する必要がある。
したがって、UEが有効時間外にCSI−RSが存在しないとみなし得ると判定したことにより、UE挙動において重大な事態が発生することはなく、逆に、UEの有効時間外に発生するCSI−RSの送信を割愛することにより、ネットワークはリソースやエネルギーを節約可能とする。
図1は、例えばL3モビリティ、ビーム管理および/またはスケジューリングのためのCSI−RSをネットワークが周期的に送信する例を示す。UEは、破線の矢印で示すリソースが存在するとみなすべきではなく、これらのリソースは有効時間内に発生した場合(実線の矢印で示す)のみ使用する。
したがって、UEは、例えば接続モードDRXの有効時間外のL3モビリティのための構成されたCSI−RSリソースが存在するとみなすべきではないと提案されている。ただし、この点はRAN1での合意に至っていない。
gNBの省電力を可能にするために、本発明の特定の実施形態に係る代替手法を提案する。
これに加えて、特にFR2(NRでの周波数範囲2、すなわち6GHz超)について、省電力のためDRXモードに入るUEは、実質的にその受信機チェーンを完全にオフにし得る。すなわち、UEはいかなる信号も受信しない。これには、CSI−RSおよび/またはSS/PBCHブロックなどの任意のダウンリンク参照信号(DL RS)も含まれ得る。FR2において、UEはUEのRxビームフォーミングを適用し(FR1では、UEは全方向性アンテナパターンを有すると想定される)、2つ以上のアンテナパネルを有する(これがRAN4での基本の想定であり、FR2についてRAN4でのUE要件を定義する際に使用される)。
ただし、上述のとおり、UEは起動し、少なくともDRXサイクルの各オンの期間のうちは、DLスケジューリング信号/リクエストを受信可能となる必要がある。これに先立ち、UEはさらにDL受信のために最良のRxビームを測定、改良/検出する機会を設けなければならない。言い換えると、UEは、DRXサイクルの有効時間に入ると、RXビームがPDCCH受信にそろえられているかどうかを決定できる必要がある。DL RS(CSI−RS)が有効時間外に存在しなければ、これは可能とならない場合がある。
本発明の特定の態様によると、有効時間外の(C−DRXを有する)(構成された)CSI−RSリソースの存在は、適用されるDRXサイクルの期間/長さに依存することが提案される。適用されたC−DRXサイクル長が特定の閾値を下回る場合、UEはネットワークによって構成された構成済CSI−RSリソースが常に存在するとみなすことができ、C−DRXサイクル長が閾値を上回る場合、これらのリソースは存在するとみなされない。
本発明の方法を、一例としてC−DRX(接続モードDRX)を使用して説明するが、当該方法は、IDLEモードにおいてもUEが参照信号構成を決定または維持できる場合、IDLEモードDRXについても同様に適用可能である。一例では、UEは接続モードで取得されたCSI−RS構成を維持してもよいし、または、UEはブロードキャスト情報(システム情報、SIB)からビーム管理/L3モビリティ参照信号構成を決定してもよい。IDLEモードDRXサイクルにおいて、有効時間は、UEがページングメッセージ受信のためにPDCCHを監視するように構成された時に該当する。有効時間外では、UEはPDCCHを監視する必要はないが、ビーム管理およびLayer3モビリティのための測定を実施する必要がある場合がある。また、IDLEおよび接続モードDRXに加えて、この方法は、非動作モードにおいてもUEがモビリティ(またはビーム管理)参照信号構成(CSI−RS構成)を想定できる場合に非動作モードに適用可能となり得、DRXが適用される。
本発明の別の特定の態様では、shortDRX−cycleがPDCCH監視に適用されているときは、UEは構成されたCSI−RSリソースがオンの期間外に存在するとみなし、longDRX−cycleがPDCCH監視に適用されているときは、リソースはオンの期間にのみ存在するとされる。
本発明のさらなる態様によると、UEがCSI−RSリソースが少なくとも存在するとみなす時間ウィンドウが構成される。このようなウィンドウは、適用されるDRXサイクルに依存し、時間ウィンドウは、オンの期間と同等以上であり、および/またはオンの期間を網羅し得る。時間ウィンドウはさらにオンの期間に先立つ特定の時間を網羅し、さらにオンの期間と重複し得る。
UEがCSI−RSが存在すると予期可能な期間すなわちウィンドウ長は、UEの非動作時間および/またはDRX周期性の長さに依存し得る。つまり、DRXサイクルが特定の期間を下回る場合、CSI−RS存在期間すなわちウィンドウ長は例えばXであり、一方、DRXサイクルが特定の閾値を上回る場合、CSI−RSの存在期間は例えば2Xである。ウィンドウ長はスロット、サブフレーム、ミリ秒、シンボル回数などによって表され得る。1つ以上のCSI−RSの存在期間に関連付けられた1つ以上の閾値が存在し得る。
上述の方法によると、CSI−RSリソースの存在は、実行またはリセットされている非動作タイマなどの何らかのタイマの動作に基づいてさらに調整され得る。
本発明の特定の態様の例1では、DRXサイクルごとの(すなわち短/長)CSI−RSリソースの存在(CSI−RSが有効時間外に存在するかどうか)は、CSI−RSリソースごとに構成される。これは、CSI−RS構成の一部として、またはDRX構成(RRC情報要素)としてシグナリングされてもよい。この構成がCSI−RSリソース構成の一部である場合、このリソースが有効時間外(または本明細書に記載の時間ウィンドウ内)に存在すると予期できるかどうかを示すために特定のフィールドが使用されてもよい。CSI−RSの存在も、DRX構成の一部であり得る。
CSI−RSリソースまたはリソースセット構成の一部として、3つの選択肢(短、長、不在)がシグナリングされ得る。例えば、短DRXサイクルが構成される場合、UEは、リソースまたはリソースセットが短DRXにおいて存在するとみなすことができる。「不在」は、有効時間外にはリソースは存在するとみなすことができないことを示す。さらに、長DRXが示される場合、UEは、長DRXの間にもCSI−RSが存在するとみなすことができる。CSI−RSリソースは、短DRXおよび長DRXの間も存在するとみなされ得る。
これに代えて、上記を(またはある構成に加えて)UE要件または挙動として特定し得る。例えばCSI−RS構成に基づいて、UEは、有効時間に先立つ複数の構成されたCSI−RSを使用する場合がある。この数は特定され得る。
本発明の特定の態様に係る例2では、CSI−RSのセットはサブセットであるか、短DRXか長DRXかで異なり、以下のとおり動作モードとなり得る。
・ 短DRXでは、UEはCSI−RSリソースまたはCSI−RSリソースのセット(セットCSI−RS_1)を想定し、長DRXでは、UEはリソースに重複のない、または一部/完全に重複するセットCSI−RS_2を想定可能である(両セットにおいて、CSI−RS信号の一部または全部は同一である)。もしくは、この構成は、有効時間に構成されたもの(セットCSI−RS_3であってもよい)と同様であると示されてもよい。
・ あるいは、UEは、短DRXではセットCSI−RS_1aのセットを想定し、長DRXではセットCSI−RS_1bを想定できる(セットCSI−RS_1bは、セットCSI−RS_1aのサブセットである)。
本発明の特定の態様の例3において、ネットワークは、UEが例えばCSI−RSが存在すると予期できるRSウィンドウでUEを構成する。例1では、このRSウィンドウはオンの期間にそろえられ/重複可能である。例2では、このRSウィンドウはオンの期間に先立ち、これに部分的に重複可能である。例3では、このRSウィンドウはスタンドアローンである(オンの期間に必ずしも/常にそろえられていない/重複していない)。
本発明に係る例4は、上述の3つの例の組合せである。これらを図2に示す。
図2には、上述の例1から4に係るCSI−RS存在ウィンドウの説明を示す。
構成されたCSI−RSリソースを有効時間外にネットワークによって動的に無効とする(送信されない)ことにより、(CSI−RS送信を減らし、例えばデータなどの別のものをユーザに送信することにより)ネットワークはリソースの使用状況を改善し、オーバーヘッドを抑えることができ得る。さらに/あるいは、頻繁な(RRCに基づく)再構成を必要することなく、送信機を無効にすることによって他に送信すべきものがない場合に、省電力の効果がある。
次に、図3は、(非限定的な例として)1つの閾値と2つの異なるDRXサイクルを使用するDRXサイクルの関数としてCSI−RSの存在期間を示す。
図3の例では、CSI−RSの存在時間すなわちウィンドウは、DRXサイクル長に依存する。図3の例2では、例1と比較して、DRXサイクル長が2倍になると、CSI−RS存在ウィンドウの長さが2倍になっている。つまり、(この例では)オンの期間に連動してCSI−RSが存在する時間の長さとDRXサイクル長とは線形依存性を有する。この他にステップごとの手法も可能であり、すなわち、依存性は線形である必要はなく、以下に示す表に基づいてもよい。
DRXサイクル CSI−RSの存在期間
DRXなし 適用なし
DRXサイクル≦320ミリ秒 5ミリ秒
DRXサイクル>320ミリ秒 10ミリ秒
上掲の表に示すとおり、DRXサイクルが特定の閾値(表中の例では320ミリ秒であるが、これに限定されるものではなく、他の適切な閾値も使用可能である)を上回る場合、DRXサイクルが閾値を下回る場合よりも長時間にわたってCSI−RSが存在する。また、DRXサイクルがない場合には、CSI−RSは存在しない。
以下では、図4以降を参照して本発明の例示的態様についてのさらに一般的な説明を行う。
図4は、発明の一部の例示的態様に係る方法の例を示すフローチャートである。
本発明の例示的態様による方法は、ユーザ機器などに実装されてもよいし、その一部であってもよい。この方法は、ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定すること(S41)と、を含む。
本発明の一部の例示的態様によると、前記方法はさらに、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、前記DRXサイクルの前記検出された長さに基づいて、前記DRXサイクル内の前記有効時間外に前記信号が存在するかどうかを判定することと、を含む。
本発明の一部の例示的態様によると、前記有効時間は、前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記方法はさらに、前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間外に存在すると判定することと、前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間内にのみ存在すると判定することと、を含む。
本発明の一部の例示的態様によると、前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、前記第1のセットと前記第2のセットとは、互いに重複がないか、部分的に重複している。
本発明の一部の例示的態様によると、前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、前記第2のセットは前記第1のセットのサブセットである。
本発明の一部の例示的態様によると、前記方法はさらに、DRXサイクルの検出された長さを所定の閾値と比較することと、前記DRXサイクルの前記検出された長さと前記所定の閾値との前記比較に基づいて、信号が存在するかどうかを判定することと、を含む。
本発明の一部の例示的態様によると、前記方法はさらに、前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を下回ると判定された場合、前記信号が存在すると判定することと、前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を上回ると判定された場合、前記信号が存在しないと判定することと、を含む。
本発明の一部の例示的態様によると、前記信号は参照信号(RS)である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記信号はチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)である。
本発明の一部の例示的態様によると、DRXサイクルの長さが、無線リソース構成情報要素(RRC IE)内のCSI−RS構成またはDRX構成の一部として示される。
本発明の一部の例示的態様によると、前記RRC IEは、前記DRXサイクルの前記長さが短いもしくは長いことを示し、または前記CSI−RSが存在しないことを示す。
本発明の一部の例示的態様によると、前記不連続受信は接続モード不連続受信(C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される。
本発明の一部の例示的態様によると、前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される。
図5は、本発明の一部の例示的態様に係る方法の別の例を示すフローチャートである。
本発明の例示的態様による方法は、ユーザ機器などに実装されてもよいし、その一部であってもよい。この方法は、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出すること(S51)と、ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出すること(S52)と、を含み、前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
本発明の一部の例示的態様によると、前記DRXサイクルの前記長さが長いほど、前記時間ウィンドウも長い。
本発明の一部の例示的態様によると、前記DRXサイクルの前記長さが所定の閾値を上回る場合、前記DRXサイクルの前記長さが前記所定の閾値を下回る場合よりも前記時間ウィンドウは長い。
本発明の一部の例示的態様によると、前記時間ウィンドウは、前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である有効時間とそろえられて、これと重複しているか、前記有効時間と少なくとも部分的に重複しているか、前記有効時間の直前であって、これと重複していないか、単に前記有効時間と重複していないか、のうちの少なくとも1つである。
本発明の一部の例示的態様によると、前記信号は参照信号(RS)である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記信号はチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)である。
本発明の一部の例示的態様によると、前記不連続受信は接続モード不連続受信(C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される。
本発明の一部の例示的態様によると、前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される。
図6は、本発明の一部の例示的態様に係る装置の別の例を示すブロック図である。
図6には、本発明の上述の各種態様を実装するように構成された装置60の構成を示すブロック回路図を示す。図6に示す装置60は、本明細書において後述するものに加えて、さらに複数の要素または機能を備えてもよいが、これらは本発明の理解に不可欠ではないため、説明を単純化するために本明細書では割愛される。さらに、装置は、チップセット、チップ、モジュールなどの同様の機能を有する別のデバイスであってもよく、これは例えば装置の一部であっても、装置に対する別個の要素として取り付けられてもよい。
装置60は、プログラムなどによって与えられる命令を実行するCPUなどの処理機能またはプロセッサ61を備えてもよい。プロセッサ61は、後述するような特定の処理専用の1つまたは複数の処理部を備えてもよく、または、この処理が単一のプロセッサにおいて実行されてもよい。このような特定の処理を実行する部分は、例えば、個別の要素として提供されてもよく、またはCPUなどの1つの物理的プロセッサまたは複数の物理エンティティにおけるものなど、1つまたは複数のプロセッサまたは処理部内で提供されてもよい。参照符号62は、プロセッサ61に接続された送受信機または入/出力(I/O)ユニット(インタフェース)を示す。I/Oユニット62は、1つ以上の他のネットワーク要素、エンティティ、端末などと通信するために使用されてもよい。I/Oユニット62は、複数のネットワーク要素に対する通信機器を備える組み合わされたユニットであってもよく、または異なるネットワーク要素に対する複数の異なるインタフェースを有する分散された構造を備えてもよい。装置60はさらに、例えば、プロセッサ61により実行されるデータおよびプログラムを格納するために使用可能な、および/またはプロセッサ61の作業用ストレージとして使用可能な、少なくとも1つのメモリ63を備える。
プロセッサ61は、上述の態様に関連する処理を実行するように構成される。
特に、装置60は、ユーザ機器などに実装されてもよいし、その一部であってもよく、図4および5に関連して説明される処理を実施するように構成されてもよい。
さらに、本発明は、上述の処理を実施するための手段を備える装置によって実装されてもよい。
つまり、前記装置は、ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定する手段と、前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定する手段と、を備える。
さらに、前記装置は、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出する手段と、前記ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出する手段と、を備え、前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
この装置の機能に関するさらなる詳細について、図4および図5に関連して説明される本発明の一部の例示的態様に係る方法の説明が参照される。
装置についての上述の例示的説明においては、機能ブロックを使用して、本発明の原則を理解するために関連するユニット/手段のみを説明してきた。装置は、それぞれの動作に必要なさらに他のユニット/手段を備えてもよいが、これらのユニット/手段の説明は本明細書では割愛する。装置の機能的ブロックの構成は、本発明を限定するとは解釈されず、機能は1つのブロックによって実施されてもよいし、複数のサブブロックにさらに分割されてもよい。
上述の説明において装置(または何らかの他の手段)が何らかの機能を実行するように構成されると説明するときには、1つの(すなわち、少なくとも1つの)プロセッサまたは対応する回路が、場合によっては、それぞれの装置のメモリに格納されたコンピュータプログラムコードと連動して、少なくとも前述の機能を装置に実行させるように構成されるという説明に等しいと解釈しなければならない。さらに、そのような機能は、各機能を実施するために特定的に構成された回路または手段によって同等に実装可能であると解釈しなければならない(すなわち、「するように構成されたユニット」という表現は、「の手段」などの表現と均等であると解釈される)。
本明細書において上述された本発明の目的を鑑み、以下の点を示す。
・ ソフトウェアコード部分として実装される可能性が高く、装置におけるプロセッサを使用して起動される方法ステップ(デバイス、装置、および/またはこれらのモジュールの例として、または装置および/またはこれらのモジュールを含むエンティティの例として)は、ソフトウェアコード非依存とすることができ、方法ステップによって定義される機能性が保たれる限り、あらゆる公知のまたは将来開発されるプログラミング言語を用いて指定することができる。
・ 一般的に、いずれの方法ステップも、実装される機能面で態様/実施形態およびその変形例の発想を変えることなくソフトウェアとしてまたはハードウェアによって実装されるのに適している。
・ 上述の装置、またはその任意のモジュール(例えば、上述のように態様/実施形態に係る装置の機能を実行するデバイス)においてハードウェア構成要素として実施される可能性の高い方法ステップおよび/またはデバイス、ユニット、または手段は、ハードウェアタイプ非依存とすることができ、金属酸化膜半導体(Metal Oxide Semiconductor:MOS)、相補型MOS(Complementary MOS:CMOS)、バイポーラMOS(Bipolar MOS:BiMOS)、バイポーラCMOS(Bipolar CMOS:BiCMOS)、エミッタ結合型論理回路(Emitter Coupled Logic:ECL)、トランジスタ−トランジスタ論理回路(Transistor-Transistor Logic:TTL)などのようなあらゆる公知のまたは将来開発されるハードウェア技術またはこれらのいずれかの混成を用いて実装することができ、これらは、例えば、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)構成要素、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-programmable Gate Array:FPGA)構成要素、結合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)構成要素、加速プロセッサユニット(Accelerated Processor Unit:APU)、グラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processor Unit:GPU)またはデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)構成要素を用いるものである。
・ デバイス、ユニット、または手段(例えば、上述の装置やそれらのユニット/手段のいずれか1つ)は、個別のデバイス、ユニット、または手段として実装することができるが、これは、当該デバイス、ユニット、または手段の機能性が保たれる限り、これらをシステムにわたって分散形式で実装してもよいことを除外するものではない。
・ 装置は、半導体チップ、チップセット、またはこのようなチップまたはチップセットを含む(ハードウェア)モジュールによって表すことができるが、これは、装置またはモジュールの機能性が、ハードウェア実装される代わりに、プロセッサ上で実行/起動するための実行可能ソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品のような(ソフトウェア)モジュールでソフトウェアとして実装される可能性を除外するものではない。
・ デバイスは、例えば、機能的に相互に協働しようと、機能的に相互に独立しているが同じデバイスの筐体内にあろうと、装置として、または2つ以上の装置のアセンブリとみなしてもよい。
一般的に、上述の態様によるそれぞれの機能ブロックまたは要素は、それぞれの部分の説明した機能を実行するように適合させられてさえいれば、それぞれハードウェアおよび/またはソフトウェアのいずれにおいても、あらゆる公知の手段によって実装可能であることに注意されたい。本明細書で説明されている方法ステップは、個々の機能ブロックまたは個々のデバイスにより達成可能であり、またはこれら方法ステップの1つ以上は、単一の機能ブロックまたは単一の機器により達成可能である。
一般的に、いずれの方法ステップも、本発明の発想を変えることなくソフトウェアとしてまたはハードウェアによって実装されるのに適している。デバイスおよび手段は、個別のデバイスとして実装可能であるが、これは、当該デバイスの機能性が保たれる限り、システムにわたって分散形式で実装されることを除外するものではない。このような原則は、当業者には公知と考えられる。
本説明の意味におけるソフトウェアは、それぞれの機能を実行するための、コード手段またはコード部分を含むようなソフトウェアコード、あるいはコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品、ならびにそれぞれのデータ構造またはコード手段/部分が格納されたコンピュータ可読(ストレージ)媒体のような有形媒体上に体現された、または場合によってはそれらの処理中に信号またはチップに体現されたソフトウェア(あるいはコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品)を含む。
上述した態様/実施形態ならびに一般的な例および特定の例は、説明の目的に限って供されたものであり、本発明をこれらに何ら限定する意図はない。むしろ、添付の請求項の範囲に該当するすべての変更および変形例が網羅されることが意図される。

Claims (43)

  1. ユーザ機器において使用する方法であって、
    前記ユーザ機器に不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)が適用されるかどうかを判定することと、
    前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、
    を含む方法。
  2. ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される不連続受信サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、
    前記DRXサイクルの前記検出された長さに基づいて、前記DRXサイクル内の前記有効時間外に前記信号が存在するかどうかを判定することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記有効時間は、前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間外に存在すると判定することと、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間内にのみ存在すると判定することと、
    をさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、
    前記第1のセットと前記第2のセットとは、互いに重複がないか、部分的に重複している、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、
    前記第2のセットは前記第1のセットのサブセットである、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  7. DRXサイクルの検出された長さを所定の閾値と比較することと、
    前記DRXサイクルの前記検出された長さと前記所定の閾値との前記比較に基づいて、信号が存在するかどうかを判定することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を下回ると判定された場合、前記信号が存在すると判定することと、
    前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を上回ると判定された場合、前記信号が存在しないと判定することと、
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記信号は参照信号(Reference Signal:RS)であり、または、
    前記信号はチャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)であり、さらに/または、
    前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)である、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. DRXサイクルの長さが、無線リソース構成情報要素(Radio Resource Configuration Information Element:RRC IE)内のCSI−RS構成またはDRX構成の一部として示される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記RRC IEは、前記DRXサイクルの前記長さが短いもしくは長いことを示し、または前記CSI−RSが存在しないことを示す、請求項10に記載の方法。
  12. 前記不連続受信は接続モード不連続受信(Connected mode Discontinuous Reception:C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  14. ユーザ機器において使用する方法であって、
    チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出することと、
    前記ユーザ機器に適用される不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、を含み、
    前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する。
  15. 前記DRXサイクルの前記長さが長いほど、前記時間ウィンドウも長い、請求項14に記載の方法。
  16. 前記DRXサイクルの前記長さが所定の閾値を上回る場合、前記DRXサイクルの前記長さが前記所定の閾値を下回る場合よりも前記時間ウィンドウは長い、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記時間ウィンドウは、
    前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である有効時間とそろえられて、これと重複しているか、
    前記有効時間と少なくとも部分的に重複しているか、
    前記有効時間の直前であって、これと重複していないか、
    単に前記有効時間と重複していないか、
    のうちの少なくとも1つである、請求項14から16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記信号は参照信号(Reference Signal:RS)であり、または、
    前記信号はチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)であり、さらに/または、
    前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)である、請求項14から17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記不連続受信は接続モード不連続受信(Connected mode Discontinuous Reception:C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用され、または、
    前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項14から18のいずれかに記載の方法。
  20. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリと、
    を備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、
    前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、
    を遂行させるように構成されている、装置。
  21. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、
    前記DRXサイクルの前記検出された長さに基づいて、前記DRXサイクル内の前記有効時間外に前記信号が存在するかどうかを判定することと、
    を遂行させるようにさらに構成されている、請求項20に記載の装置。
  22. 前記有効時間は、前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である、請求項20または21に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間外に存在すると判定することと、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、前記信号は前記有効時間内にのみ存在すると判定することと、
    を遂行させるようにさらに構成されている、請求項20から22のいずれかに記載の装置。
  24. 前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、
    前記第1のセットと前記第2のセットとは、互いに重複がないか、部分的に重複している、請求項20から22のいずれかに記載の装置。
  25. 前記ユーザ機器に適用されるDRXサイクルが短DRXサイクルに対応する場合、信号の第1のセットが存在すると判定され、
    前記ユーザ機器に適用される前記DRXサイクルが長DRXサイクルに対応する場合、信号の第2のセットが存在すると判定され、
    前記第2のセットは前記第1のセットのサブセットである、請求項20から22のいずれかに記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    DRXサイクルの検出された長さを所定の閾値と比較することと、
    前記DRXサイクルの前記検出された長さと前記所定の閾値との前記比較に基づいて、信号が存在するかどうかを判定することと、
    を遂行させるようにさらに構成されている、請求項20に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を下回ると判定された場合、前記信号が存在すると判定することと、
    前記DRXサイクルの前記長さが前記閾値を上回ると判定された場合、前記信号が存在しないと判定することと、
    を遂行させるようにさらに構成されている、請求項26に記載の装置。
  28. 前記信号は参照信号(Reference Signal:RS)であり、または、
    前記信号はチャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)であり、さらに/または、
    前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)である、請求項20から27のいずれかに記載の装置。
  29. DRXサイクルの長さが、無線リソース構成情報要素(Radio Resource Configuration Information Element:RRC IE)内のCSI−RS構成またはDRX構成の一部として示される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記RRC IEは、前記DRXサイクルの前記長さが短いもしくは長いことを示し、または前記CSI−RSが存在しないことを示す、請求項29に記載の装置。
  31. 前記不連続受信は接続モード不連続受信(Connected mode Discontinuous Reception:C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項20から30のいずれかに記載の装置。
  32. 前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項20から30のいずれかに記載の装置。
  33. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行される命令を格納するための少なくとも1つのメモリと、
    を備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に少なくとも、
    チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出することと、
    ユーザ機器に適用される不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、
    を遂行させるように構成され、
    前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する、装置。
  34. 前記DRXサイクルの前記長さが長いほど、前記時間ウィンドウも長い、請求項33に記載の装置。
  35. 前記DRXサイクルの前記長さが所定の閾値を上回る場合、前記DRXサイクルの前記長さが前記所定の閾値を下回る場合よりも前記時間ウィンドウは長い、請求項33または34に記載の装置。
  36. 前記時間ウィンドウは、
    前記ユーザ機器がダウンリンクチャネルを監視する期間である有効時間とそろえられて、これと重複しているか、
    前記有効時間と少なくとも部分的に重複しているか、
    前記有効時間の直前であって、これと重複していないか、
    単に前記有効時間と重複していないか、
    のうちの少なくとも1つである、請求項33から35のいずれかに記載の装置。
  37. 前記信号は参照信号(Reference Signal:RS)であり、または、
    前記信号はチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)であり、さらに/または、
    前記ダウンリンクチャネルは物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)である、請求項33から36のいずれかに記載の装置。
  38. 前記不連続受信は接続モード不連続受信(Connected mode Discontinuous Reception:C−DRX)であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用され、または、
    前記不連続受信はIDLEモード不連続受信であり、ダウンリンクチャネルを監視するために前記ユーザ機器に適用される、請求項33から37のいずれかに記載の装置。
  39. ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定する手段と、
    前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定する手段と、
    を備える装置。
  40. チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出する手段と、
    ユーザ機器に適用される不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクル(DRXサイクル)の長さを検出する手段と、
    を備える装置であって、
    前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する、装置。
  41. 少なくとも、
    ユーザ機器に不連続受信が適用されるかどうかを判定することと、
    前記不連続受信が適用されると判定された場合、前記ユーザ機器の有効時間外に信号が存在するかどうかを判定することと、
    を実施するために、格納された命令を備えるコンピュータプログラム。
  42. 少なくとも、
    チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)が存在する時間ウィンドウを検出することと、
    ユーザ機器に適用される不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクル(DRXサイクル)の長さを検出することと、
    を実施するために、格納された命令を備えるコンピュータプログラムであって、
    前記時間ウィンドウの長さは前記DRXサイクルの前記長さに依存する、コンピュータプログラム。
  43. 請求項41または42に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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