JP2021527073A - ブタサーコウイルスに対するワクチン接種 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ブタサーコウイルスによって引き起こされる疾患を治療または予防するための組成物および方法に関する。本発明は、特に、豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための方法を開示し、本方法は、(i)母豚に、離乳時にPCVに対するワクチンを接種することと、(ii)子豚に、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種することとを含む。

Description

本発明は、ブタサーコウイルスによって引き起こされる疾患を治療または予防するための組成物および方法に関する。
ブタサーコウイルスは、豚に感染するウイルスの主要なクラスである。PCV1、PCV2、PCV3を含むいくつかのタイプのPCVが報告されている。これらのウイルスは世界中に存在し、特にPCV2は大多数の豚の群れを感染させている。ウイルスには非病原性のものもあるが、他のウイルスはPCV2a、PCV2b、PCV2d、おそらくPCV3も含めて、病気(PCVD)を引き起こす可能性がある。PCV関連疾患には、とりわけ離乳後多臓器消耗症候群(PMWS)、ブタ皮膚炎および腎症症候群(PDNS)、ブタ呼吸器疾患複合体(PRDC)、生殖障害、肉芽腫性腸炎、滲出性表皮炎、壊死性リンパ節炎、および先天性振戦が含まれる。
したがって、豚の群れにおけるPCV感染および関連疾患(PCVD)の管理は、飼育者にとって大きな関心事である。管理は、今日では主にワクチン接種に基づく。現在、さまざまなPCVワクチン、特に抗PCV2ワクチンが子豚への使用に利用可能である。そのようなワクチンは、不活化(例えば、死菌)ワクチン、またはサブユニットワクチンのいずれかである。PCV2ワクチンなどのPCVワクチンは、リンパ組織のウイルス誘発性病変を低減するなどによってウイルス量を低減し、PCVDを制御することができる。したがって、ワクチン接種された豚の状態と状況に応じて、これらのワクチンは完全に効果的である可能性がある。しかしながら、子豚では、母体由来の免疫がそのようなワクチンの有効性に負の干渉を与える可能性があることが報告された。特に、そのような干渉は、例えば、ワクチン接種時の子豚の年齢、ワクチン接種のタイミング、および母体由来の免疫のレベルに関連している可能性があることが言及された。研究によると、高レベルの母体由来の抗体が、子豚のPCV2ワクチン接種後の体液性免疫応答に干渉することが示された[22]。高レベルの受動免疫を有する子豚では、ワクチン接種時に抗体の低下が観察された。さらに、Haake et al[11]は、1週齢でのワクチン接種が子豚の能動的な体液性免疫の誘導を変える可能性があることを示唆した。
MDA干渉の正確な原因はまだ調査の対象であるが、豚の群れに強力な保護を提供できる最適化された抗PCVワクチン接種戦略またはレジメンへの需要がある。
本出願は、豚にPCVに対するワクチンを接種するためのおよび豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための、そのような新規の方法を提供する。
より具体的には、本発明は、豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための方法に関し、本方法は、(i)母豚に、離乳時にPCVに対するワクチンを接種することと、(ii)それらの子豚に、2〜7週齢においてPCVワクチン接種することとを含む。
本発明の方法によれば、母豚は、それらの子豚の離乳時にPCVに対するワクチンを接種されることを理解されなければならない。
本発明者らは、そのような新規のワクチン接種レジメンによって与えられる臨床的保護(ワクチン有効性)を調査し、それが、未経産豚および母豚に由来する受動的に獲得された免疫を評価する必要なしに、単回用量のワクチンで十分な保護を提供できることを見出した。離乳時の母豚と2〜7週齢のそれらの子豚へのワクチン接種の組み合わせは、豚の群れにおけるPCV感染および関連疾患の制御に非常に効果的であり、母体由来の免疫による干渉を受けないように思われる。
本発明は、より具体的には、豚におけるPCV感染または疾患を制御するための方法に関し、本方法は、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、豚にPCV感染または疾患に対するワクチンを接種するための方法にも関し、本方法は、母豚およびそれらの子豚にワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2週齢〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた特に、豚において防御的抗PCV免疫を誘導するための方法に関し、本方法は、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための方法にも関し、本方法は、(i)母豚に、離乳時にPCVに対するワクチンを接種することと、(ii)子豚に、2〜7週齢においてPCVに対するワクチン接種することとを含み、好ましくは、本方法は、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、3〜6週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための方法での使用のためのPCVワクチンにも関し、本方法は、(i)母豚に、離乳時にPCVに対するワクチンを接種することと、(ii)子豚に、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種することとを含む。好ましくは、本方法は、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、3〜6週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、豚にPCV感染または疾患に対するワクチンを接種するための使用のためのPCVワクチンにも関し、この使用のためのPCVワクチンは、母豚およびそれらの子豚にワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、豚において防御的抗PCV免疫を誘導するための使用のためのPCVワクチンにも関し、この使用のためのPCVワクチンは、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、(i)母豚に、離乳時にPCVに対するワクチンを接種することと、(ii)子豚に、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種することとによって、豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するためのワクチンの製造のためのPCV抗原の使用にも関する。好ましくは、この使用は、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、3〜6週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、母豚およびその子豚にワクチンを接種することにより、豚にPCV感染または疾患に対するワクチンを接種するための組成物の製造のためのPCV抗原の使用にも関し、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明はまた、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することにより、豚において防御的抗PCV免疫を誘導するためのPCVワクチンの製造のためのPCV抗原の使用にも関し、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される。
本発明者らは、母豚が離乳時に(すなわち、それらの子豚の離乳時に)ワクチンを接種されるとき、次世代の子豚は、2〜7週齢でのワクチン接種に非常に反応性であることを発見した。その結果、子豚は、1回のワクチン接種で効果的に保護でき、母豚は、離乳時ごとにワクチンを接種され得る。
最も好ましい実施形態では、子豚は、3週齢または6週齢においてワクチンを接種される。
典型的な実施形態では、母豚およびそれらの子豚は、離乳時、すなわち本質的に同日にワクチンを接種される。
特定の有利な実施形態において、母豚および子豚のワクチン接種は、PCVワクチンの単回の筋肉内注射などの、PCVワクチンの単回注射を含む。
本発明は、任意のPCVワクチンと共に使用することができ、PCV2ワクチンを接種するのに特に適しており、より詳細には、不活化PCV2ワクチンを使用してワクチンを接種するのに適している。
ワクチン組成物
本明細書で使用される「ワクチン」という用語は、PCVに対して動物(例えば、豚)における免疫応答を引き起こし、刺激し、または増幅するために使用され得る任意の組成物を含む。
したがって、ワクチンは、標的ウイルスからの少なくとも1つの抗原を含む。抗原は、ウイルス全体(不活化または弱毒化された形態)、その抽出物または画分、単離されたウイルスタンパク質または他のウイルス成分、それをコードする核酸、またはそれらのフラグメントまたは誘導体であり得るが、これらに限定されない。
ワクチンは、抗原(または免疫原)に加えて、薬学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤、アジュバント、凍結乾燥安定剤、湿潤剤若しくは乳化剤、pH緩衝剤、ゲル化若しくは増粘添加剤、または防腐剤など、当業者によってそれ自体が知られている他の成分を、投与経路に応じて含み得る。
薬学的に許容される担体、賦形剤または希釈剤の例には、脱塩水または蒸留水食塩水;ピーナッツ油、アラキス油、ベニバナ油、オリーブ油、綿実油、トウモロコシ油、ゴマ油、またはココナッツ油などの植物性油;メチルポリシロキサン、フェニルポリシロキサンおよびメチルフェニルポリソルポキサンなどのポリシロキサンを含むシリコーン油;揮発性シリコーン;軽質流動パラフィン油、または重質流動パラフィン油などの鉱油;スクアレン;メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩、またはヒドロキシプロピルメチルセルロースなどのセルロース誘導体;低級アルカノール、例えばエタノールまたはイソプロパノール;低級アラルカノール;低級ポリアルキレングリコールまたは低級アルキレングリコール、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールまたはグリセリン;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチルなどの脂肪酸エステル:ポリビニルピロリドン;寒天;カラギーナン;トラガカントガムまたはアカシアガム、およびワセリンが含まれるが、これらに限定されない。典型的には、担体(複数可)は、ワクチン組成物の10重量%〜99.9重量%を形成し、例えばリン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素カリウム、リン酸二水素カリウム、それらの混合物などの当技術分野で知られている試薬を使用する従来の方法によって緩衝され得る。
アジュバントの例には、水中油型エマルジョン、水酸化アルミニウム(ミョウバン)、免疫刺激複合体、非イオン性ブロックポリマーまたはコポリマー、サイトカイン(IL−1、IL−2、IL−7、IFN−α、IFN−β、IFN−γなどのような)、サポニン、モノホスホリル脂質A(MLA)、ムラミルジペプチド(MDP)などが含まれるが、これらに限定されない。他の適切なアジュバントには、例えば、硫酸アルミニウムカリウム、Escherichia coliから単離された熱不安定性または熱安定性エンテロトキシン、コレラ毒素またはそのBサブユニット、ジフテリア毒素、破傷風毒素、百日咳毒素、フロイントの不完全または完全アジュバントなどが含まれる。ジフテリア毒素、破傷風毒素および百日咳毒素などの毒素ベースのアジュバントは、使用前に、例えば、ホルムアルデヒドでの処理によって不活化され得る。
凍結乾燥安定剤の例は、例えば、ソルビトール、マンニトール、デンプン、スクロース、デキストランまたはグルコースなどの炭水化物、アルブミンまたはカゼインなどのタンパク質、およびそれらの誘導体であり得る。
ワクチンはまた、Actinobacillu pleuropneunomia;アデノウイルス;東部馬脳炎ウイルスなどのアルファウイルス;Balantidium coli;Bordetella bronchiseptica;Brachyspira spp.、好ましくはB.hyodyentheriae、B.pilosicoli、B.innocens、Brucella suis、好ましくは生物型1、2および3;ブタコレラウイルス、アフリカブタコレラウイルス;ChlamydiaおよびChlamydophila sp.、好ましくはC.pecorumおよびC.abortus;Clostridium spp.、好ましくはCl.difficile、Cl.perfringensタイプA、B、C、Cl.novyi、Cl.septicum、Cl.tetani;消化器および呼吸器コロナウイルス;Cryptosporidium parvum;Eimeria spp;現在Mycoplasma haemosuisと名付けられているEperythrozoonis suis;Erysipelothrix rhusiopathiae;Escherichia coli;Haemophilus parasuis、好ましくはサブタイプ1、7、および14;血球凝集性脳脊髄炎ウイルス;lsospora suis;日本脳炎ウイルス;Lawsonia intracellulars;Leptospira spp.、好ましくはLeptospira australis,Leptospira canicola,Leptospira grippotyphosa,Leptospira icterohaemorrhagicae,Leptospira interrogans,Leptospira PomonaおよびLeptospira tarassovi;Mannheimia haemolytica;Mycobacterium spp、好ましくは、Μ.avium,Μ.intracellularおよびM.bovis;Mycoplasma hyponeumoniae;パルボウイルス;Pasteurella multocida;ブタサイトメゴロウイルス;ブタパルボウイルス;ブタ繁殖・呼吸障害症候群ウイルス;仮性狂犬病ウイルス;ロタウイルス;萩山ウイルス;Salmonella spp.、好ましくは、S.thyhimuriumおよびS.choleraesuis;Staphylococcus spp.好ましくは、S.hyicus;Streptococcus spp.、好ましくはStrep、suis;ブタサイトメガロウイルス;ブタヘルペスウイルス;ブタインフルエンザウイルス;ブタ痘ウイルス;トキソプラズマ原虫;水疱性口内炎ウイルスおよび/またはブタの発疹のウイルス、などの他の病原体からの抗原も含み得る。
本発明のワクチン組成物は、例えば、水溶液、油中水または水中油型エマルジョン、シロップ、エリキシル、チンキ剤、滅菌懸濁液またはエマルジョンなどの、非経口、皮下、皮内、筋肉内または静脈内投与(例えば、注射可能な投与)のための調製物などの液体製剤であり得る。そのような製剤は当技術分野で知られており、典型的には、抗原および他の典型的な添加剤を適切な担体または溶媒系に溶解することによって調製される。液体製剤はまた、懸濁剤または乳化剤を含む懸濁液およびエマルジョンも含み得る。
投与レジメン
本発明は、離乳時の母豚への1回の投与および3〜6週齢の子豚への1回の投与を本質的に含む、豚における改善されたPCVワクチン接種レジメンを提供する。典型的な実施形態では、母豚およびそれらの子豚は、離乳時に本質的に同日に処置される。このようなワクチン接種は、MDAを評価する必要なく子豚を効果的に保護する。このようなワクチン接種レジメンは、次の離乳時まで母豚を効果的に保護する。このようなワクチン接種は、3〜6週齢での単回のワクチン接種による次世代子豚の効果的なワクチン接種を確実にする。
投与経路は、粘膜投与を介して経皮的、または他の非経口経路(皮内、筋肉内、皮下、静脈内、または腹腔内)であり得る。本発明のワクチンは、鼻腔内、経皮的に(すなわち、全身吸収のために皮膚表面上または皮膚表面に塗布される)、非経口、眼などに都合よく投与することができる。非経口投与経路には、筋肉内、静脈内、腹腔内投与などが含まれるが、これらに限定されない。筋肉内投与が好ましい。
本発明のワクチンは、単回投与として投与することができる。さらに、本発明のワクチンは、単独で投与することができ、または、例えば他のブタ免疫原性またはワクチン組成物などの1つまたは複数のさらなる組成物と共に同時にまたは連続して投与することができる。
実際には、免疫学的に有効な用量に必要な正確な量は、対象の年齢および全身状態、製剤の性質および投与様式などの要因に応じて、対象ごとに異なり得る。適切な「有効量」は、日常的な実験のみを使用して当業者によって決定され得る。例えば、ワクチンの適切な投与量を決定または漸増して、非ヒト動物対象の体重、ワクチンの濃度、および他の典型的な要因に基づいて最小の有効投与量を見つけるための方法が当技術分野で知られている。典型的な実施形態において、ワクチンは、0.5〜5mlの単一用量を含む。最も好ましくは、母豚は2〜4mlの間で投与され、子豚は、0.5〜3mlで投与される。
特定の実施形態では、本発明は、群れにおけるPCV感染または疾患を制御する方法に関する。PCV感染または疾患を制御することは、とりわけ、PCV感染および関連する疾患を予防または低減または制限し、群れにおけるPCVの拡散を防止または低減または制限し、PCV関連疾患の発生または重症度を予防または低減または制限し、またはPCVウイルス量を減らすことを示す。
PCV2ワクチン接種
好ましい実施形態では、本発明は、豚にPCV2に対するワクチンを接種するために、またはPCV2感染または疾患を制御するために使用される。したがって、本発明は、PCV2ワクチンを使用する。
Circovac(登録商標)(Ceva)、Ingelvac(登録商標)、CircoFLEX(Boehringer Ingelheim Vetmedica)、Suvaxyn(登録商標)などの現在開発されているPCV2ワクチンは、不活化PCV2ワクチンまたはサブユニットワクチンのいずれかである。PCV2サブユニットワクチンは通常、PCV2aのORF2遺伝子の組換え発現によって生成された精製された組換えPCV2aキャプシドタンパク質を使用する。これに関して、PCV2分離株Imp 1011のORF2によってコードされるタンパク質は、EP1741785で報告されている。PCV2分離株PCV2RmのORF2によってコードされるタンパク質は、WO2010/061000で報告されている。PCV2分離株412のORF2によってコードされるタンパク質は、EP1816200で報告されている。さらなるPCV2分離株のORF2によってコードされる別のタンパク質がEP1036180またはEP2225367で報告されている。改良された合成ORF2タイプのタンパク質は、W02013/030320およびW02014/167060に記載されている。
特定の実施形態では、本発明は、不活化PCV2ワクチンであるPCV2ワクチンを使用する。ワクチンは、不活化PCV2a、不活化PCV2bまたは不活化PCV2dなどの任意の不活化PCV2株を含み得る。具体的な例は、Circovacである。
別の特定の実施形態において、本発明は、PCV2 ORF2ポリペプチドまたはそのフラグメントを含む(または発現する)サブユニットワクチンであるPCV2ワクチンを使用する。特定の実施形態において、ORF2は、PCV2単離物Imp1011、PCV2Rm、または412のORF2、またはそのようなタンパク質に対して少なくとも80%の配列同一性を有するORF2、またはそれらの少なくとも10、15、より好ましくは、その少なくとも20個の連続するアミノ酸残基を含むそれらの免疫原性フラグメントから選択される。
本発明のさらなる態様および利点は、特許請求される発明を説明する以下の実施例セクションに開示される。
臨床試験Bの免疫化プロトコルを示す。 母豚のPCV2 IgGレベルを示す。 子豚のPCV2 IgGレベルを示す。
臨床試験A
研究デザイン
この研究は、PCVD研究に関するEUコンソーシアムの基準(the criteria of the EU consortium on PCVD research)に従って、PCVDの診断が確認されたイタリアの養豚場で実施される。研究は、無作為化、対照化、盲検化されたデザインに従って実施される。
母豚の事前登録:PCV2に対するELISA抗体の検出およびS/P値の計算のために、妊娠中期に150頭の母豚から採血する。それぞれ50頭の母豚からなる3つのグループが編成され、a)の平均出産歴;b)平均S/P値に従って均等化された3つの異なるグループに割り当てられる。
母豚の登録:50頭の母豚からなる3つのグループは次のように処置される。
・グループA:離乳時にワクチンを接種する(V1)。
・グループB:出産予定日の5週間前と3週間前にのみワクチンを接種する(V2)。
・グループC:非ワクチン接種/対照(NV)
予想される出産日の1週間前に、すべての母豚から採血する。
子豚の登録:3週齢の約900匹の哺乳子豚(研究グループあたり100匹以上の子豚)を研究に参加させる。
研究への参加時に、上記の母豚(グループA、B、およびC)からの子豚は、耳のタグ付けによって個別に識別され、動物の40%が体重を測定され、20%がサンプリングのたびに採血される。
その後、子豚は、個々の同腹子内の3つの研究グループの1つにランダムに割り当てられる。すべての子豚は、CIRCOVAC(左側)の筋肉内注射を受ける。1つのグループ(A)は3週齢で、もう1つのグループ(B)は6週齢である。1つのグループ(C)には生理食塩水(プラセボ)が注射され、負の対照として維持される。
Figure 2021527073
子豚の体重は、参加時、保育期の終了時、および生後6か月で測定される。可能であれば、屠殺時の枝肉重量を記録する。子豚に投与される個々の処置は、罹患率の尺度として記録される。死因が明確でPCV2に関連しない場合(母豚によって押しつぶされた子豚、足の骨折など)を除いて、死因を特定するために、死んだ子豚ごとに死後検査が行われる。
ワクチン接種スキームの有効性の主要なパラメーターとして、1日の平均体重増加、罹患率と死亡率、およびPCV2ウイルス血症を研究グループ間で比較する。
血液サンプルは、表1に示されているタイミングに従って、グループあたり20匹の子豚から採取される。計量時間も表1に示されている。
すべての子豚について、ワクチン接種直後、1日目、1週間目、そしてすべての反応が消えるまで毎週、ワクチン接種反応を監視する。
Figure 2021527073
試験製品
調査物品
製品:CIRCOVAC(CEVA)
組成/力価:不活化PCV2ワクチン
提示:100mlのPETバイアル
動物
約3週齢の健康な子豚900匹(各グループ100匹)が研究に含まれる。すべての子豚は、若い子豚としてワクチンを接種され、最初の繁殖で追加免疫された母豚からのものである。母豚は、ポイント2で示されたスキームに従って、前回の泌乳期からの離乳時、または出産の5週間前と3週間前にワクチンを接種される(母豚の2つのグループ)。
畜産
研究動物(すべてのグループが混合される)は、基準通りに農場に収容される。
研究動物は、農場で基準通りに飼育される。
盲検化
研究は盲検化される。ワクチンのバイアルは、ラベルコードによってのみ識別される。
処置
・用量:母豚2ml、子豚0.5ml
・経路:筋肉内注射による
・注射部位:首の左側
○3週齢のグループA
○6週齢のグループB
○非ワクチン接種のグループC
効果の評価
以下のパラメーターは、さまざまなワクチン接種プロトコルの有効性を評価するために使用される。
i.1日の平均体重増加(ADWG)
ii.淘汰された動物を含む死亡率および死因
iii.罹患率(個別の処置/注射)
iv.PCV2に対するPCR陽性動物の割合
v.血液サンプルからのPCV2のウイルス量(Q−PCR)
vi.PRRSVおよびM hyoの血清学的プロファイリング
vii.自然死した動物および人道的に安楽死させた動物の剖検および微生物学的調査
viii.屠殺場における肺病変スコアリング
体液性および細胞性免疫応答の動態は、ELISA血清学(INGENASA)およびIFN−γ SCのELISpotによってそれぞれ測定される。これらの調査は、保存された血液サンプルとPBMCで行われる。
さらに、母体由来の抗体のレベルとワクチン接種に対する免疫応答および圃場感染のタイミングを評価するために、PCV2に対する抗体価が決定される。
血液サンプルからのPCV2のウイルス量(Q−PCR)標準的な手順によるPCV2のQ−PCR。
血清学
ワクチン接種および感染に対する血清学的反応は、市販のキット[IDEXX laboratories(PRRSおよびMhyo)およびINGENASA(PCV2)IgM+IgG]を使用して測定される。
凝固後、血清を2つの血清チューブに分け、分析までサンプルを≦−18℃で保存する。
細胞性免疫反応
細胞性免疫応答は、IFN−γ SCを決定するためにELISpotアッセイによって測定される。
IFN−γ ELISpotアッセイ。末梢血単核細胞(PBMC)は、Histopaque−1077(登録商標)溶液の密度勾配により、420xg(1800rpm)で30分間の遠心分離ステップによって分離される。
最後に、PBMCを吸引により回収し、RPMI−1640培地に再懸濁して、抗IFN−γモノクローナル抗体(P2G10−BD Pharmingen)でコーティングした96ウェルプレートに200.000細胞/200μl RPMI−1640(10%FCSを添加)の密度で播種する。インビトロでの抗原刺激は、PCV2抗原(ウイルス:0.1−1MOI;オーダー:μg/ml)によって少なくとも20時間実行される。PBMCによるIFN−γ分泌は、抗IFN−γ(P2C11−BD Pharmingen)ビオチンコンジュゲートモノクローナル抗体、アルカリホスファターゼコンジュゲート二次抗体(Vector)、およびNBT/BCIP現像基質溶液(BioRad)を使用して検出される。AID(登録商標)ELISpot Readerにより、細胞がIFN−γを分泌したところで基質が沈殿することによって、反応は青いスポットとして視覚化される。
屠殺場での肺病変
屠殺場では、マデックのグリッデとSPESグリッドに従って肺病変がチェックされる。
これらの実験の結果は、そのような新しいワクチン接種レジメンによって与えられる臨床的保護(ワクチンの有効性)を確認できること、それが未経産豚および母豚に由来する受動獲得免疫を評価する必要なしに、ワクチンの単回用量で十分な保護を提供できることを確認できる。
臨床試験B
以下の表に示すワクチン接種レジメンに従って、3つのグループの未経産豚(それぞれ10頭)にCircovac(2mL)をワクチン接種した。
Figure 2021527073
ウイルス血症と免疫反応を評価するために、図1に矢印で示された日付に、研究全体を通して各動物に12の血液サンプルを採取した。母豚および子豚における抗PCV2 IgGの平均値を図2および図3に示す。
図2の結果は、ワクチン接種が母豚に特異的抗体の産生を誘導したことを明確に示す。グループBの母豚では、グループAよりも力価が均一であったことは驚くべきことである。グループAの母豚は、分娩前の追加免疫ワクチン接種への応答として、各出産前に常に高い力価を示した。我々は、グループBの母豚にはこれらのピークを見出さない。これは、つまり、グループBの母豚は、同腹の子豚が初乳に移行する直前にそれほど高濃度の抗体を持たず、その結果、子豚の血中にMDAとして現れたことを意味する。
同様に、図3から、グループAの母豚に子豚が生まれると、生後1週目と3週目にはるかに高い抗体価が示されることがわかる。さらに、グループA内で力価の非常に高い変動が観察される。対照的に、一回目の出産歴の母豚B(最初の出産)から産まれる子豚は、1週目に中程度の力価および3週目に比較的低い力価を示し、2回目の出産歴の母豚B(2回目の出産)から産まれる子豚は、ワクチン接種時に、1週目で非常に高い力価(この年齢ではワクチンを接種しないため干渉しない)および3週目で中程度の力価を示す。また、3週目の力価は、グループAの子豚およびまたグループC(対照、ワクチン未接種の母豚)の子豚よりもはるかに均質である。グループCの子豚の中には、おそらく母親が感染して感染後の抗体を産生したため、力価が高いものもある。それらの力価は、グループBの子豚よりもはるかに変動する。
したがって、グループBの免疫プロファイルは、母豚で均一なレベルの免疫状態を達成して母豚自身を保護し、また子豚で適切な(高すぎない)均一な免疫状態(MDAのレベル)を達成してワクチン接種で干渉を引き起こさずに保護することを望んでいたので有利である。
したがって、これらの実験の結果は、そのような新しいワクチン接種レジメンによって与えられる臨床的保護(ワクチンの有効性)並びに未経産豚および母豚に由来する受動的に獲得された免疫を評価する必要なしに、ワクチンの単回用量で十分な保護を提供できることをさらに確認する。

Claims (12)

  1. 豚の群れにおけるPCV感染または疾患を制御するための方法での使用のためのPCVワクチンであって、前記方法が、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にワクチンを接種され、(ii)子豚は、2〜7週齢においてワクチンを接種される、使用のためのPCVワクチン。
  2. 母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)前記子豚は、3〜6週齢においてPCVに対するワクチンを接種される、請求項1に記載の使用のためのPCVワクチン。
  3. 豚にPCV感染または疾患に対するワクチンを接種するための使用のためのPCVワクチンであって、母豚およびそれらの子豚にワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)前記子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される、使用のためのPCVワクチン。
  4. 豚において防御的抗PCV免疫を誘導するための使用のためのPCVワクチンであって、母豚およびそれらの子豚にPCVに対するワクチンを接種することを含み、(i)母豚は、離乳時にPCVに対するワクチンを接種され、(ii)前記子豚は、2〜7週齢においてPCVに対するワクチンを接種される、使用のためのPCVワクチン。
  5. 3週齢において子豚にワクチンを接種することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使用のためのPCVワクチン。
  6. 6週齢において子豚にワクチンを接種することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使用のためのPCVワクチン。
  7. 離乳時に、本質的に同日に母豚およびそれらの子豚にワクチンを接種することを含む、請求項1に記載の使用のためのPCVワクチン。
  8. 前記PCVがPCV2である、請求項1に記載の使用のためのPCVワクチン。
  9. 前記母豚および子豚のワクチン接種が不活化PCV2ワクチンで実施される、請求項8に記載の使用のためのPCVワクチン。
  10. 前記母豚および子豚のワクチン接種がPCV2ワクチンの単回注射を含む、請求項8または9に記載の使用のためのPCVワクチン。
  11. 前記母豚および子豚のワクチン接種がPCVワクチンの単回の筋肉内注射を含む、請求項1に記載の使用のためのPCVワクチン。
  12. 前記母豚が、それらの子豚の各離乳時にワクチンを接種される、請求項1に記載の使用のためのPCVワクチン。
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