JP2021523307A - 非擦傷性組成物及び研磨洗浄物品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、基材と、基材上に分散された有機研磨粒子と、を含む洗浄物品である。有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する。

Description

本発明は、擦り磨きの分野に関する。特に、本発明は、最小限の擦傷をもたらすか擦傷を全くもたらさない擦り磨き組成物及び研磨洗浄物品である。
従来の不織布研磨物品は、典型的には、研磨粒子がバインダーによって添着される表面を提供する合成繊維又はフィラメントの網状組織から構成される不織布ウェブで作製される。不織布研磨物品の製造のための別の既知のプロセスでは、プレボンドコートが繊維マットに適用され、続いて研磨粒子を含有するメークコートが適用される。プレボンドコートは、ロールコーティングによって適用されてもよく、メークコートは、ウェブの片面又は両側のいずれかを噴霧することによって適用されてもよい。台所洗浄にしばしば使用される現在の商業用擦り磨きパッドには、研磨剤を含有するバインダースラリーと熱結合されるランダムに配置された繊維から形成された不織布の嵩高なオープンマットから構成されるScotch−Brite(商標)ブランド製品が挙げられる。例えば、3M Company(Saint Paul,Minnesota)により販売されているScotch−Brite(商標)Heavy Dutyブランドの擦り磨きパッドは、酸化アルミニウムなどの高モース硬度を有する研磨性鉱物を含む。これらのパッドは洗浄において非常に効率的であるが、これらは、非粘着調理器具、プラスチック製の食事用具、ガラスなどを含む家庭用キッチン内のより繊細な表面を洗浄するために研磨性が高すぎて、洗浄されている物品の表面に擦傷をもたらし得る。
別の市販の擦り磨きパッドは、3M Company(Saint Paul,Minnesota)により商品名「Scotch−Brite(商標)Non−Scratch」で販売されている。このようなパッドはまた、バインダースラリーと熱結合されるランダムに配置された繊維から形成された不織布の嵩高なオープンマットから構成される。しかしながら、Scotch−Brite(商標)Non−Scratchブランドの擦り磨きパッドは、研磨材を含まない。擦り磨きパッド内に研磨材が存在しないことにより、パッドは、擦傷を最小限にするか擦傷がない状態で、より繊細な表面を洗浄することを可能にする。しかしながら、擦り磨きパッド内に研磨材が存在しないために最小限の擦傷をもたらすか擦傷を全くもたらさないが、研磨材の不在により、研磨材を含む擦り磨きパッドと比較して、洗浄有効性が低下もする。
一実施形態では、本発明は、基材と、基材上に分散された有機研磨粒子と、を含む洗浄物品である。有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、約3.5以下のシーファー擦傷性能(Schieffer Scratch performance)評価を有する。
別の実施形態では、本発明は、基材と、基材上のコーティングと、を含む洗浄物品である。コーティングは、樹脂バインダー及び有機研磨粒子を含む。有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する。
更に別の実施形態では、本発明は洗浄組成物である。洗浄組成物は、約0.1〜約90重量%の有機研磨粒子と、約0.1〜約80重量%の研磨粒子と、約0〜約30重量%の担体と、を含む。有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。洗浄組成物は、約150サイクル以下で約1個のパネルを洗浄し、約5未満のスラリー擦傷性能評価を有し、0超の研磨性能評価を有する。
更に別の実施形態では、本発明は、洗浄物品用のコーティング組成物である。コーティング組成物は、約10〜約90重量%の樹脂バインダーと、約10〜約90重量%の有機研磨粒子と、を含む。有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する。
本発明は、コーティング組成物及びコーティング組成物を含む洗浄物品である。本発明はまた、擦傷を最小限にするか擦傷がない状態で表面を効率的に洗浄することができる担体に組み込まれた有機研磨粒子を有する洗浄組成物でもある。コーティング組成物、コーティング組成物を含む洗浄物品、及び洗浄組成物は、擦傷を最小限にするか擦傷がない状態で表面を効率的に洗浄することができる有機研磨粒子を含む。有機研磨粒子は、非擦傷性であり、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する。
本発明のコーティング組成物は、硬化性バインダー樹脂及び有機研磨粒子から形成される。硬化性バインダー前駆体は、研磨粒子を基材に結合させるために使用される。バインダー前駆体は、好ましくは、表面をコーティングすることができるように十分に流動することができる。バインダー前駆体の固化は、硬化(例えば、重合及び/又は架橋)によって、乾燥(例えば、液体を一掃すること)によって、及び/又は冷却によって達成され得る。バインダー前駆体は、有機溶媒性の、水性の、又は100%固形物の(すなわち、実質的に溶媒を含まない)組成物であってもよい。熱可塑性及び/若しくは熱硬化性ポリマー、又は材料、並びにこれらの組み合わせは、バインダー前駆体として使用されてもよい。バインダー前駆体を硬化させると、硬化性コーティングは、硬化した結合系に変換される。
一実施形態では、バインダー前駆体は、縮合硬化性樹脂又は付加重合性樹脂のいずれかである。一実施形態では、バインダー前駆体は、硬化性有機材料である。本発明に好適なバインダー樹脂の一例は、熱硬化性樹脂である。熱硬化性樹脂の例としては、フェノール樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミドバインダー、ビニルエーテル樹脂、ペンダントα、β不飽和カルボニル基を有するアミノプラスト樹脂、アクリレート樹脂、アクリル化イソシアヌレート樹脂、イソシアヌレート樹脂、アクリル化ウレタン樹脂、アクリル化エポキシ樹脂、アルキド樹脂、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。例えば、コーティング組成物は、尿素ホルムアルデヒド樹脂前駆体を含んでもよい。「尿素ホルムアルデヒド樹脂前駆体」という用語は、架橋された固体ポリマー材料である完全に硬化した尿素ホルムアルデヒド樹脂を提供するために適切な触媒の存在下で硬化性である、モノマー又はオリゴマーを含み得る化合物を指す。本発明において有用な尿素−ホルムアルデヒド樹脂前駆体組成物は、尿素とホルムアルデヒドとの反応によって調製することができる。一実施形態では、付加重合性樹脂は、エチレン性不飽和モノマー及び/又はオリゴマーであり得る。研磨粒子を基材に接着するために本発明で使用することができる他のバインダーとしては、膠、ワニス、ポリウレタン樹脂、及び放射線硬化架橋アクリレートバインダーが挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態では、コーティング組成物は、約10重量%〜約90重量%の樹脂バインダーと、約90重量%〜約10重量%の有機研磨粒子、特に、約15重量%〜約80重量%の樹脂バインダーと、約20重量%〜約85重量%の有機研磨粒子と、を含み、とりわけ、約20重量%〜約65重量%の樹脂バインダーと、約35重量%〜約80重量%の有機研磨粒子と、を含む。
バインダー樹脂はまた、穏和な研磨剤を含んでもよい。好適な穏和な研磨剤の例としては、タルク、炭酸カルシウム、メラミンホルムアルデヒド、ケイ酸カルシウム、軽石、カオリン、粘土などが挙げられるが、これらに限定されない。含まれる場合、穏和な研磨剤は一般に、バインダー樹脂の乾燥重量の最大約50重量%、特に、バインダー樹脂の乾燥重量の最大約30重量%、とりわけバインダー樹脂の乾燥重量の最大約15重量%の量で使用される。穏和な研磨剤の存在は、硬化したバインダー系の曲げ弾性率に寄与する。
本発明で使用されるバインダー樹脂配合物はまた、強靭化剤(toughening agent)を含んでもよい。一実施形態では、強靭化剤は、例えば、酢酸ビニル、塩化ビニル、エチレン、スチレンブチルアクリレート、及びバーサチック酸のビニルエステル、ポリマー、並びにコポリマーから選択されるポリマーラテックスである。強靭化剤として使用されるポリマーのガラス転移温度は、典型的には、0℃〜約50℃の範囲である。
研削助剤、繊維、潤滑剤、湿潤剤、界面活性剤、顔料、染料、カップリング剤、可塑剤、静電気防止剤、抗菌剤、及び懸濁化剤が挙げられるが、これらに限定されない他の材料が、特殊目的のためにバインダー樹脂に添加されてもよい。静電気防止剤の例としては、グラファイト、カーボンブラック、導電性ポリマー、保湿剤、酸化バナジウムなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の有機研磨粒子は、樹脂バインダーから形成される。硬化性樹脂バインダー前駆体は、得られる有機研磨剤にバルク材料特性を付与するように機能し、並びに、存在する場合には、穏和な研磨剤粒子を有機研磨剤に結合して有機研磨粒子を形成するように機能する。バインダーは、硬化されたバインダー前駆体を含む。本発明の研磨剤凝集粒子は、同一であるか又は異なるサイズである砥粒を利用してもよい。有機研磨粒子は、任意の形状又はサイズを有することができ、精密又は不規則かつランダムであってもよい。有機研磨粒子はまた、参照により本明細書に組み込まれる、3M照会番号80776US002(2018年5月10日出願)に記載されているものなどの精密成形砥粒(PSG)であってもよい。例えば、精密成形砥粒は、角錐、円錐、ブロック、立方体、球体、円筒、ロッド、三角形、六角形、正方形などの任意の三次元形状であってよい。加えて、研磨粒子の形状の任意の組み合わせを本発明の洗浄物品に使用することができる。一実施形態では、有機研磨粒子は、約100〜約800ミクロンの長さ、約100〜約800ミクロンの幅、及び約50〜約500ミクロンの深さを有する、三角形の形状である精密成形砥粒である。
架橋剤、可塑剤、穏和な研磨剤、酸触媒、界面活性剤、抗菌剤、抗真菌剤、磁気特性を有する化合物、及びグリッターが挙げられるが、これらに限定されない他の材料が、特殊目的のために有機研磨粒子に添加されてもよい。架橋剤は、バインダー前駆体の架橋を促進する。可塑剤は、可塑性を促進し、脆性を低減するために樹脂バインダー系に添加することができる硬化性バインダー前駆体である。穏和な研磨剤は、硬化したバインダー系の曲げ弾性率に寄与するために添加することができ、また穏和な研磨剤としても機能することができる。酸触媒は、バインダー前駆体の反応を触媒する能力を有する。界面活性剤は、配合物の表面張力を改変するために、又は洗浄剤として機能するために使用することができる。抗菌剤は、洗浄物品に抗菌効果をもたらすことができる。一実施形態では、有機研磨粒子は、約35重量%〜約100重量%の樹脂バインダー、最大約15重量%の架橋剤、最大約65重量%の可塑剤、最大約65重量%の穏和な研磨剤、最大約10重量%の酸触媒、及び最大約10重量%の界面活性剤を含む。特に、有機研磨粒子は、約45重量%〜約90重量%の樹脂バインダー、最大約10重量%の架橋剤、約5重量%〜約30重量%の可塑剤、約5重量%〜約45重量%の穏和な研磨剤、最大約8重量%の酸触媒、及び最大約8重量%の界面活性剤を含んでもよい。とりわけ、有機研磨粒子は、約65重量%〜約85重量%の樹脂バインダー、最大約8重量%の架橋剤、約5重量%〜約20重量%の可塑剤、約10重量%〜約30重量%の穏和な研磨剤、最大約5重量%の酸触媒、及び最大約5重量%の界面活性剤を含んでもよい。
有機研磨粒子は、ミキサー内に成分を順次添加し、混合することによって作製される。次いで、成分を硬化させ、所望のサイズに破砕する。一実施形態では、有機研磨粒子は、約50〜約500ミクロン、特に約100〜約500ミクロンの範囲のサイズに破砕される。
本発明の精密成形粒子は、一般に、参照により本明細書に組み込まれる、3M照会番号80776US002に記載されているプロセスに従って作製され得る。一般に、精密成形粒子は、少なくともバインダー前駆体を含有する混合物を形成することによって作製される。バインダー樹脂はまた、穏和な研磨剤、強靭化剤、及び研削助剤、繊維、潤滑剤、湿潤剤、界面活性剤、顔料、染料、カップリング剤、可塑剤、静電気防止剤、抗菌剤、並びに懸濁化剤が挙げられるが、これらに限定されない、特殊目的のためにバインダー樹脂に添加される他の材料も含んでよい。混合物は、生産工具の精密に成形された空洞部にコーティングされ、バインダー前駆体を少なくとも部分的に硬化させ、次いで生産工具の空洞部から精密成形粒子を取り出す。混合物は、高剪断混合、空気撹拌、又は混転などの任意の従来技術を使用して形成することができる。空気の閉じ込めを最小限に抑えるために、混合中に真空を使用することもできる。混合物は、重力供給、ポンピング、ダイコーティング、又は真空ドロップダイコーティングなどの技術を使用して、生産工具の空洞部内に導入され得る。
有機研磨物品は、表面のいかなる擦傷も最小限に抑えながら、表面を十分に洗浄するのに十分な硬さでなければならない。硬度の1つの測定は、鉱物硬度のモーススケールを介するものである。硬度のモーススケールは、より硬い材料がより軟らかい材料を擦傷する能力を通して鉱物の耐擦傷性を特性化する。一実施形態では、本発明のコーティング組成物で使用される有機研磨粒子は、約2.0〜約5.0、特に、約2.0〜約4.0、とりわけ、約2.5〜約3.5のモース硬度を有する。
粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、研磨剤、顔料、酸触媒、抗真菌剤、及び抗菌剤が挙げられるが、これらに限定されない他の材料を、特殊な目的のためにコーティング組成物に添加することができる。粘度調整剤は、配合物の粘度を調整するために使用することができる。消泡剤は、配合物を消泡させるために使用することができる。顔料は、配合物に色を与えるために添加することができる。抗菌剤は、抗菌効果を物品にもたらすことができ、抗真菌剤は、抗真菌効果を物品にもたらすことができる。一実施形態では、コーティング組成物は、約5重量%〜約90重量%の樹脂バインダー、約90重量%〜約10重量%の有機研磨粒子、最大約10重量%の粘度調整剤、最大約10重量%の界面活性剤、最大約50重量%の可塑剤、最大約20重量%の架橋剤、最大約5重量%の消泡剤、最大約50重量%の穏和な研磨剤、及び最大約15重量%の顔料を含むことができる。特に、コーティング組成物は、約15重量%〜約80重量%の樹脂バインダー、約20重量%〜約85重量%の有機研磨粒子、最大約5重量%の粘度調整剤、最大約5重量%の界面活性剤、最大約30重量%の可塑剤、最大約10重量%の架橋剤、最大約3重量%の消泡剤、最大約25重量%の穏和な研磨剤、及び最大約10重量%の顔料を含んでもよい。とりわけ、コーティング組成物は、約20重量%〜約65重量%の樹脂バインダー、約35重量%〜約80重量%の有機研磨粒子、最大約2重量%の粘度調整剤、最大約3重量%の界面活性剤、最大約6重量%の可塑剤、最大約6重量%の架橋剤、最大約1重量%の消泡剤、最大約15重量%の穏和な研磨剤、及び最大約5重量%の顔料を含んでもよい。
コーティング組成物で使用される場合、有機研磨粒子は、擦り磨きパッドなどの洗浄物品として使用されるバインダースラリーと熱接着されるランダムに配置された繊維から形成された不織布の嵩高なオープンマットに組み込まれる。
本発明の洗浄物品は、一般に、基材と、基材上に配置されたコーティング組成物とを含む。基材は、研磨粒子がコーティングによって付着される表面を提供する合成繊維又はフィラメントの網状組織から構成される不織布ウェブであり得る。本明細書は、主に不織布である基材を記載しているが、基材は、フィルム又は発泡体が挙げられるが、これらに限定されない、当該技術分野において既知の任意の材料であってもよい。有機研磨粒子を含む、得られた洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルの洗浄効果、及び約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する。
実際には、本発明の洗浄物品を作製するために、有機研磨物品は、有機研磨粒子を含むコーティング組成物を基材上に配置することによって、又は有機研磨粒子を含む印刷された研磨コーティングを基材上に配置することによって、基材中及び/又は基材上に組み込まれる。第1の方法では、最初に、不織布ウェブなどの基材に、バインダー樹脂を含浸させる。基材は、当該技術分野において既知の任意の手段によってバインダー樹脂を含浸させることができる。一実施形態では、バインダー樹脂は、基材上にロールコーティングされる。次いで、コーティングされた基材を乾燥させ、バインダー樹脂を硬化させる。次いで、得られた予め結合された嵩高な不織布ウェブを、有機研磨破砕粒子を含有するバインダー溶液で少なくとも1つの主表面上にスプレーコーティングする。次いで、コーティングされた基材を乾燥させ、バインダーを硬化させて、基材上に強力な研磨コーティングを形成する。
第2の方法では、有機研磨粒子が印刷された研磨コーティングに組み込まれるときに洗浄物品が形成され、有機研磨破砕粒子を含有するスラリーを、参照により本明細書に組み込まれるPCT公開第WO2015123635号に記載されているものと同様のプロセスで基材上にコーティングされる。
バインダー樹脂と共に有機研磨粒子でコーティングされた基材を含む得られた洗浄物品は、表面の擦傷を最小限にするか擦傷がない状態で、表面を効率的かつ効果的に洗浄することができる。一実施形態では、洗浄物品は、1,000サイクルで約0.9個超のパネル、特に、1,000サイクルで約1個超のパネル、とりわけ、1,000サイクルで約1.2個超のパネル、とりわけ1,000サイクルで約1.5個超のパネル、最も特定すると、1,000サイクルで約2個超のパネルを洗浄する。一実施形態では、洗浄物品は、約3.5以下、特に、約3.0以下のシーファー擦傷性能評価を有する。
本発明は、洗浄組成物も記載する。洗浄組成物は、担体、有機研磨粒子、及び研磨粒子を含む。担体は、水及び界面活性剤のうちの1つ、又はこれらの組み合わせである。一実施形態では、洗浄組成物は、約0.1〜約99.9乾燥重量パーセントの有機研磨粒子と、約0.1〜約80乾燥重量パーセントの研磨粒子と、約0〜約30乾燥重量パーセントの担体と、を含み、特に、約20〜約85重量パーセントの有機研磨粒子と、約1〜約70乾燥重量パーセントの研磨粒子と、約0.1〜約5重量パーセントの担体と、を含み、とりわけ、約35〜約80乾燥重量パーセントの有機研磨粒子と、約10〜約30重量パーセントの研磨粒子と、約0.1〜約3乾燥重量パーセントの担体と、を含む。
一実施形態では、担体は界面活性剤であり、洗浄組成物は、約0.1〜約90重量パーセントの有機研磨粒子と、約0.1〜約80重量パーセントの研磨粒子と、約0.1〜約30重量パーセントの界面活性剤と、を含む。好適な界面活性剤の例としては、イオン性及びアニオン性界面活性剤が挙げられるが、これらに限定されない。
好適な研磨粒子の例としては、酸化セリウム、霞石閃長岩、粘土、酸化ジルコニウム、酸化チタンなどが挙げられるが、これらに限定されない。
一実施形態では、洗浄組成物はまた、穏和な研磨剤を含む。穏和な研磨剤の例としては、タルク、炭酸カルシウム、メラミンホルムアルデヒド、ケイ酸カルシウム、軽石、カオリン、粘土などが挙げられるが、これらに限定されない。
粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、研磨剤、顔料、酸触媒、溶媒、抗真菌剤、及び抗菌剤が挙げられるが、これらに限定されない他の材料を、特殊な目的のために洗浄組成物に添加することができる。粘度調整剤は、配合物の粘度を調整するために使用することができる。消泡剤は、配合物を消泡させるために使用することができる。顔料は、配合物に色を与えるために添加することができる。抗菌剤は、物品に抗菌効果をもたらすことができる。抗真菌剤は、物品に抗真菌効果をもたらすことができる。一実施形態では、担体は、約90重量%〜約0.1重量%の有機研磨粒子、約80重量%〜約0.1重量%の研磨粒子、約0.1重量%〜約30重量%の界面活性剤、最大約10重量%の粘度調整剤、最大約5重量%の消泡剤、最大約50重量%の穏和な研磨剤、及び最大約15重量%の顔料を含むことができる。特に、担体は、約20重量%〜約85重量%の有機研磨粒子、約70重量%〜約1重量%の研磨粒子、最大約5重量%の粘度調整剤、最大約5重量%の界面活性剤、最大約3重量%の消泡剤、最大約25重量%の穏和な研磨剤、及び最大約10重量%の顔料を含んでもよい。とりわけ、コーティングは、約35重量%〜約80重量%の有機研磨粒子、約60重量%〜約10重量%の研磨粒子、最大約2重量%の粘度調整剤、最大約3重量%の界面活性剤、最大約1重量%の消泡剤、最大約15重量%の穏和な研磨剤、及び最大約5重量%の顔料を含んでもよい。
一実施形態では、洗浄組成物は、洗浄スラリーの形態である。洗浄組成物が洗浄スラリーである場合、洗浄スラリーは、有機研磨粒子が担体に組み込まれて洗浄スラリーを生成するときに形成される。洗浄スラリーは、洗浄分散液又は洗浄エマルションを含むことができる。
得られた洗浄組成物は、表面の擦傷を最小限にするか擦傷がない状態で、表面を効率的かつ効果的に洗浄することができる。一実施形態では、洗浄組成物は、約150サイクル以下で、特に、約100サイクル以下で、とりわけ、約50サイクル以下で、約1個のパネルを洗浄する。一実施形態では、洗浄組成物は、約5未満、特に、約4未満、とりわけ、約2未満のスラリー擦傷性能評価を有する。一実施形態では、洗浄組成物は、0超、特に、約2超、とりわけ、3超、とりわけ、約4超、最も特定すると、約5の研磨性能評価を有する。
本発明について、好ましい実施形態を参照しながら記述してきたが、当業者なら、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく形態及び詳細において変更が行われ得ることを、認識するであろう。
本発明について、単なる例示を目的とする以下の実施例でより詳細に記述するが、それは、本発明の範囲内の多数の変更及び変形が、当業者に明らかにされるからである。特に明記しない限り、以下の実施例において報告される全ての部、百分率、及び比は、重量に基づく。
Figure 2021523307
Figure 2021523307
粒子の調製
有機破砕粒子を以下のように調製した。全ての成分は、別個のプラスチック容器に、所望の量で、ほぼ0.1グラムの単位まで秤量した。混合物は、INDCO Inc,New Albany Indiana,USAからモデル番号AS15Dとして市販されている実験室用空気撹拌機ミキサーで混合しながら、全ての成分を硬質プラスチック容器内に順次配置することによって調製した。次いで、調製した溶液をアルミニウム又はガラスパンに入れ、275°Fで4時間オーブン内で硬化させた。次いで、得られた硬化樹脂マトリックスを、Waring(登録商標)ブレンダー(Conair Corporation,Stamford,Connecticut,USA)を使用して、機械的に破砕した。最終破砕粒子を、100〜600ミクロンの範囲の所望の粒径にふるい分けし、30メッシュのふるいを通過させ、140メッシュのふるい上に保持させた。配合物(FM)1〜9を表1に提供する。
Figure 2021523307
物品の作製
実施例1〜8及び比較例A〜E
嵩高不織布ウェブを、サイズ17dtex(15デニール)のポリエチレンテトラフタレート繊維(PET)から作製した。不織布ウェブは、従来のエアレイイングウェブ形成機(Rando Machine Corporation,Macedon,New Yorkから商標名「RANDO−WEBBER」で入手可能)上に形成した。不織布ウェブの厚さは7.0〜10.0mmの範囲であり、ウェブの面積重量(坪量)は、110〜300グラム/平方メートル(gsm)の範囲であった。次いで、不織布ウェブに、標準的な2ロールコーターを用いて熱硬化性バインダー樹脂を含浸させた。次いで、コーティングされたウェブを乾燥させ、バインダー樹脂をコーティングされたウェブを100〜250℃の範囲の温度を有するオーブンに通過させて硬化させ、事前接合された嵩高な不織布ウェブを得た。コーティングされた事前接合樹脂溶液の量は、乾燥固形分として100〜300gsmの範囲であった。
次いで、得られた事前接合された嵩高な不織布ウェブを、1つの主表面上に、有機研磨破砕粒子を含有するバインダー溶液で、100〜400gsmの湿潤付加坪量にスプレーコーティングした。実施例(EX)1〜8に記載の有機破砕粒子を含有するバインダー溶液を表2に記載し、比較例(CEX)A〜Eを表3に記載する。次いで、コーティングされたウェブを乾燥させ、ウェブを100〜250℃の範囲の温度を有するオーブンに通過させて、嵩高な不織布ウェブ上の強力な研磨コーティングを形成した。°
Figure 2021523307
Figure 2021523307
実施例9
有機研磨破砕粒子を含有するバインダースラリーを、例えば米国特許出願公開第2017/0051442号(Endle)に記載されているものと同様のプロセスで、嵩高な不織布ウェブ上にコーティングした。バインダースラリーの配合を表4に記載する。
Figure 2021523307
実施例10〜16及び比較実施例F
表1の配合物FM8を使用して調製した粒子には、Waring(登録商標)ブレンダー(Conair Corporation,Stamford,Connecticut,USA)を使用して、更なる粉砕工程を受けさせた。最終破砕粒子を3つの所望の粒径:UFP−150、UFP−100、及びUFP−50(UFP−150は100メッシュを通過し、かつ140メッシュ上に保持され、UFP−100は、140メッシュを通過し、かつ270メッシュ上に保持され、UFP−50は270メッシュを通過するように)にそれぞれふるい分けした。全ての成分は、別個のプラスチック容器に、所望の量で、ほぼ0.1グラムの単位まで秤量した。洗浄組成物は、INDCO Inc,New Albany Indiana,USAからモデル番号AS15Dとして市販されている実験室用空気撹拌機ミキサーで混合しながら、全ての成分を硬質プラスチック容器内に順次配置することによって調製した。実施例(EX)10〜16及び比較例(CEX)Fを表5に記載する。
Figure 2021523307
試験方法
シーファー擦傷試験
コーティングされた不織布擦り磨き材料の相対研磨性を評価するために、シーファー擦傷試験を実施した。試験は、米国特許第5,626,512号(Palaikisら)に記載されているのと概ね同様の方法で実施した。試験した不織布擦り磨き材料を円形パッド(直径8.25cm)に切断した。試験は、2.25kgの荷重下で250rpmで5000回転する不織布擦り磨きパッドを用いて、円形アクリル系ワークピース(直径10.16cm)の表面に水を毎分40〜60滴の速度で適用して実施した。結果は、視覚的評価として、又は1〜5の、アクリルディスク上に残っている擦傷パターンの3つのサンプルの視覚的評価の平均として与えられる。1〜5のシーファー擦傷視覚的評価を表6に記載する。
Figure 2021523307
物品洗浄効果試験
物品洗浄効果試験は、米国特許第5,626,512号(Palaikisら)に記載されているのと概ね同様の方法で実施した。5.08cm×22.86cmの18ゲージステンレス鋼パネルを、120グラムのミルク、60グラムのチェダーチーズ、120グラムのハンバーガー、120グラムのトマトジュース、120グラムのチェリージュース、20グラムの小麦粉、及び100のグラニュー糖、並びに1つの卵からなる食品汚れ混合物でコーティングした。コーティングしたパネルを、230℃のオーブン中に1時間焼成した。上記のコーティング及び硬化プロセスを3回繰り返して、パネル上で均一なコーティングを達成した。許容可能な食品汚れコーティング重量は、少なくとも1.0グラムに等しくなるべきである。次いで、コーティングされたパネルを、約250mlの4%食器用洗剤水溶液を含有するトレーに完全に浸漬した。洗浄物品の7.5cm×10.0cmのパッドをGardne Heavy Duty摩耗試験機のホルダーに挿入した。次いで、洗浄物品を、コーティングされたパネルがきれいになる(コーティングされた材料がパネル上に視覚的に残っていない)まで、2.25kgの印加力下で、コーティングされたパネル上で前後に移動させた。清浄なパネルをもたらすために必要とされるサイクル数(前後の移動は、毎分約43サイクルの速度での1サイクルに等しい)を記録した。次いで、1,000サイクルに到達しなかった場合、追加の食品汚れパネルをトレー内に配置した。結果は、1,000サイクルで洗浄されたパネルの数で与えられる。
モース硬度試験
モース硬度試験を行って、有機研磨粒子の製造に使用した樹脂系の硬度の程度を評価した。試験は、モース硬度試験キット(Mineralab LLC,Prescott,Arizona,USA)を使用して実施した。キットは、2.0のモース硬度から9.0のモース硬度までの範囲のピックを含有する。5.08cm×22.86cmの18ゲージステンレス鋼パネルを、評価される樹脂系を有する60 RDS Mayer Rodを用いてコーティングした。次いで、コーティングしたパネルを、280Fにおいて1時間硬化させた。モース硬度のピックを選択し、サンプルに70度で保持した。ピックを押し下げ、ピック硬度点をサンプル表面にわたって擦傷させた。ピックが材料に擦傷を付けた場合、材料は硬度点よりも軟らかいとされた。材料は、材料がもはや擦傷を付けられなくなるまで、次に軟らかいピックで材料に擦傷を付けた。次いで、材料のモース硬度を、材料に擦傷を付けるピックと、そうでない次に軟らかいピックとの間の中点で定義した。
有機粒子の抗菌効果試験(AATCC100参照)
抗菌効果試験を実施して、有機研磨剤の抗菌効果の程度を評価した。試験に使用される細菌の懸濁液を、0.5のマクファーランド(McFarland)等価濁度標準と同じ濁度の0.1%のペプトン水溶液で作製した。この標準は、典型的には、1ミリメートル当たり約1.5×10^8コロニー形成単位(CFU)の細菌数をもたらす。使用した試験微生物は、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)(ATCC 6538)及びEscherichia coli(大腸菌)(ATCC11229)であった。1.0gの有機研磨粒子を用いて試験を実施した。有機研磨粒子を、滅菌したWhirl pack(商標)バッグに入れ、続いて19mLの細菌懸濁液を入れた。プラスチックバッグを密封し、このバッグを手動で繰り返し絞って、細菌溶液を有機研磨粒子上に均一に分配させた。有機研磨粒子を入れたバッグを、25℃で24時間インキュベートした。液体をバッグから取り出し、計数可能な範囲が得られるまで、連続希釈液を、3M Petrifilm(商標)プレート上に播種した(1mL)。プレートを35Cで24時間インキュベートし、3M Petrifilm(商標)プレートリーダーを用いて計数した。有機研磨粒子に導入された細菌負荷の減少率を報告した。
不織布洗浄物品の抗菌効果試験(AATCC100参照)
抗菌効果試験を実施して、不織布擦り磨きパッド洗浄物品の抗菌効果の程度を評価した。試験に使用される細菌の懸濁液を、0.5のマクファーランド(McFarland)等価濁度標準と同じ濁度の0.1%のペプトン水溶液で作製した。この標準は、典型的には、1ミリメートル当たり約1.5×10^8コロニー形成単位(CFU)の細菌数をもたらす。使用した試験微生物は、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)(ATCC 6538)及びEscherichia Coli(大腸菌)(ATCC11229)であった。試験は、サンプル中の1.0インチ×1.0インチに切断された不織布擦り磨きパッドサンプルを使用して実施した。不織布擦り磨きパッドサンプルを、滅菌したWhirl pack(商標)バッグに入れ、続いて19mLの細菌懸濁液を入れた。プラスチックバッグを密封し、このバッグを手動で繰り返し絞って、細菌溶液を不織布擦り磨きパッドサンプル上に均一に分配させた。不織布擦り磨きパッドを入れたバッグを、25℃で24時間インキュベートした。液体をバッグから取り出し、計数可能な範囲が得られるまで、連続希釈液を、3M Petrifilm(商標)プレート上に播種した(1mL)。プレートを35Cで24時間インキュベートし、3M Petrifilm(商標)プレートリーダーを用いて計数した。不織布物品に導入された細菌負荷の減少率を報告した。
スラリーの擦り磨き試験
単一コーティングされた食品汚れパネルを、5.08cm×22.86cmの18ゲージステンレス鋼パネル上で調製した。パネルを、120グラムのミルク、60グラムのチェダーチーズ、120グラムのハンバーガー、120グラムのトマトジュース、120グラムのチェリージュース、20グラムの小麦粉、及び100のグラニュー糖、並びに1つの卵からなる食品汚れ混合物でコーティングした。コーティングしたパネルを、230℃のオーブン中に1時間焼成した。約0.5gのスラリーを食品汚れパネル上に添加した。Kimwipes(商標)を使用して、前後運動を使用して、パネル表面積の3/4”×2”の指定された区域を手で洗浄した。この運動を、指定された区域の70%が視覚的にきれいになるまで連続的に繰り返す。1回の前後運動を1サイクルとして計数する。結果を、指定された区域を70%きれいに洗浄するために必要なサイクル量として与える。
スラリーの擦傷試験
約0.5gの洗浄スラリーを、Schottガラスクックトップパネルの5cm×5cmの指定された区域に添加した。Kimwipe(商標)を使用して、手で30秒間前後運動することによってこの区域を洗浄した。次いで、この区域を水ですすいで洗浄し、乾燥させた。このプロセスを10回繰り返した。ガラス表面上の視認可能な擦傷を、表7の評価システムに従って0〜5のスケールで光学顕微鏡下で評価した。
Figure 2021523307
研磨試験
ヘイズは、下記のプロセスを使用して、Schottガラスクックトップパネル上にくすんだ擦傷のある表面が作り出されたものと定義された。ガラスパネル上に10cm×10cmの指定区域を選択し、0.5gのBar Keepers Friend(多目的クックトップクリーナー)を添加した。Kimwipe(商標)を使用して、スラリーを指定区域内で60秒間前後に拭いた。このプロセスを3回繰り返して、指定区域に3本の線を生成した。次いで、表面を水ですすいで洗浄し、乾燥させた。試験されている約0.5gの洗浄スラリーをガラスパネルの指定された区域上に添加し、Kimwipe(商標)でヘイズに対して垂直方向に、前後運動で60秒間拭いた。次いで、この区域を水ですすいで洗浄し、乾燥させた。その後、研磨結果を以下の表8に示すように、顕微鏡下で1〜5のスケールで評価した。
Figure 2021523307
性能試験
実施例(EX)1〜8及び比較例(CEX)A〜Iを試験して、モース硬度、シーファー擦傷評価、及び1,000サイクルで洗浄されたパネルの数を決定した。試験の結果、及び実施例又は比較例が試験を合格したかどうかを表9に列挙する。
Figure 2021523307
表9に見られるように、2〜5のモース硬度を有する研磨粒子を含む実施例1〜9の全ては、シーファー擦傷試験並びに1,000サイクル当たり少なくとも0.9個を超えるパネルの洗浄の両方を合格した。対照的に、5.5超のモース硬度を有する研磨粒子を含む比較例A、F、及びHは、3.5超のシーファー擦傷評価を有し、洗浄されている表面上に視認可能な擦傷を残した。比較例B及びCは、3.5のモース硬度を有する研磨粒子を有し、シーファー擦傷試験を合格したが、1,000サイクル当たり0.9個未満のパネルを洗浄した。更に比較例D及びEの研磨粒子は、2〜5のモース硬度レベルを有し、1,000サイクル当たり0.9個超のパネルを洗浄したが、洗浄されている表面に視認可能な擦傷を伴って、3.5超のシーファー擦傷評価を有した。研磨粒子を含まない比較例G及びIは、1,000サイクル当たり0.9個未満のパネルを洗浄した。
配合物2並びに7、実施例8、及び比較例Fを試験して、S.Aureus(黄色ブドウ球菌)及びE.Coli(大腸菌)の低減を判定した。この試験の結果を表10に列挙する。
Figure 2021523307
表10の結果から分かるように、本発明の配合物2並びに7及び実施例8は、全て、S.Aureus(黄色ブドウ球菌)及びE.Coli(大腸菌)の低減を有した。したがって、抗菌剤が有機研磨粒子中に含まれ、本発明のコーティングされたウェブに組み込まれる場合、S.Aureus(黄色ブドウ球菌)及びE.Coli(大腸菌)の両方の低減が見られる。対照的に、比較例Fは、S.Aureus(黄色ブドウ球菌)及びE.Coli(大腸菌)の増殖又はごくわずかな低減のいずれも有していなかった。
実施例10〜16及び比較例Fを試験して、表11に示すスラリーの擦り磨き、スラリーの擦傷、及び研磨性能を決定した。
Figure 2021523307
前述の実施例は、理解を明確にするためにのみ提示したものであり、これらの実施例による不要な限定はないものと理解される。実施例に記載の試験及び試験結果は、予測的なものではなく、例示的なものであることが意図され、試験手順の変更により、異なる結果がもたらされることが予想され得る。実施例中の全ての定量値は、用いられた手順に含まれる周知の許容誤差を考慮した近似的なものと理解される。
本明細書に開示される特定の例示的な要素、構造、特徴、詳細、構成などは、多数の実施形態において修正及び/又は組み合わせ可能であることは、当業者には明らかであろう。本発明は、開示される又は列挙された要素のいずれかを好適に含み得、これらからなり得、又はこれらから本質的になり得る。本明細書で使用されるとき、用語「〜から本質的になる」は、所与の組成物又は生成物の所望の特性に著しく影響しない更なる材料の存在を除外しない。詳細には、本明細書に代替物として積極的に記載される要素のいずれも、所望の任意の組み合わせにおいて、特許請求の範囲に明確に含まれる場合も、又は特許請求の範囲から除外される場合もある。かかる全ての変形及び組み合わせは、単に例示的な例示としての役割を果たすように選択された代表的な設計ではなく、着想された発明の範囲内にあると発明者は考える。したがって、本発明の範囲は、本明細書に記載された特定の例示的な構造に限定してはならず、少なくとも請求項の言語によって記載された構造及びそれらの構造の均等物に拡張される。記載されたとおりの本明細書と、参照によって本明細書に組み込まれるいずれかの文書の開示内容との間に矛盾又は食い違いが存在する場合、記載されたとおりの本明細書が優先するものとする。

Claims (29)

  1. 洗浄物品であって、
    基材と、
    前記基材内に分散された有機研磨粒子と、を含み、
    前記有機研磨粒子が、約2.0〜約5.0のモース硬度を有し、
    前記洗浄物品が、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、
    前記洗浄物品が、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する、洗浄物品。
  2. 前記有機研磨粒子が、酸触媒を含む、請求項1に記載の洗浄物品。
  3. 前記有機研磨粒子が、コーティング内に分散されている、請求項1に記載の洗浄物品。
  4. 前記コーティングが、バインダー樹脂、粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、顔料、酸触媒、抗真菌剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを更に含む、請求項3に記載の洗浄物品。
  5. 前記有機研磨粒子が、約2.0〜約4.0のモース硬度を有する、請求項1に記載の洗浄物品。
  6. 前記有機研磨粒子が、約2.5〜約3.5のモース硬度を有する、請求項5に記載の洗浄物品。
  7. 前記有機研磨粒子が、樹脂バインダーを含む、請求項1に記載の洗浄物品。
  8. 前記有機研磨粒子が、可塑剤、酸触媒、架橋剤、界面活性剤、穏和な研磨剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の洗浄物品。
  9. 前記洗浄物品が、1,000サイクルで約1.2個を超えるパネルを洗浄する、請求項1に記載の洗浄物品。
  10. 前記洗浄物品が、約3.0以下のシーファー擦傷性能評価を有する、請求項1に記載の洗浄物品。
  11. 前記洗浄物品が、抗菌効力を有する、請求項1に記載の洗浄物品。
  12. 洗浄物品であって、
    基材と、
    前記基材上に分散されたコーティングと、を含み、
    前記コーティングが、約2.0〜約5.0のモース硬度を有する有機研磨粒子を含み、
    前記洗浄物品が、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、
    前記洗浄物品が、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する、洗浄物品。
  13. 前記コーティングが、粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、顔料、酸触媒、抗真菌剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを更に含む、請求項12に記載の洗浄物品。
  14. 前記有機研磨粒子が、樹脂バインダーを含む、請求項12に記載の洗浄物品。
  15. 前記有機研磨粒子が、可塑剤、酸触媒、架橋剤、界面活性剤、穏和な研磨剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の洗浄物品。
  16. 前記有機研磨粒子が、約2.0〜約4.0のモース硬度を有する、請求項12に記載の洗浄物品。
  17. 洗浄組成物であって、
    約0.1〜約99.9乾燥重量パーセントの有機研磨粒子と、
    約0.1〜約80乾燥重量パーセントの研磨粒子と、
    約0〜約30乾燥重量パーセントの担体と、を含み、
    前記有機研磨粒子が、約2.0〜約5.0のモース硬度を有し、
    前記洗浄組成物が、約150サイクル以下で約1個のパネルを洗浄し、
    前記洗浄組成物が、約5未満のスラリー擦傷性能評価を有し、
    前記洗浄組成物が、0超の研磨性能評価を有する、洗浄組成物。
  18. 前記担体が、水及び界面活性剤のうちの少なくとも1つである、請求項17に記載の洗浄組成物。
  19. 粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、顔料、酸触媒、抗真菌剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを更に含む、請求項17に記載の洗浄組成物。
  20. 前記有機研磨粒子が、樹脂バインダーを含む、請求項17に記載の洗浄組成物。
  21. 前記洗浄組成物が、洗浄スラリーである、請求項17に記載の洗浄組成物。
  22. 前記担体が、アニオン性界面活性剤及びイオン性界面活性剤のうちの1つである、請求項18に記載の洗浄組成物。
  23. 前記洗浄組成物が、約50サイクル以下で約1個のパネルを洗浄する、請求項17に記載の洗浄組成物。
  24. 前記洗浄組成物が、約2未満のスラリー擦傷性能評価を有する、請求項17に記載の洗浄組成物。
  25. 前記洗浄組成物が、約2超の研磨性能評価を有する、請求項17に記載の洗浄組成物。
  26. 洗浄物品用コーティング組成物であって、前記組成物が、
    約0.1〜約90重量%の樹脂バインダーと、
    約10〜約90重量%の有機研磨粒子と、を含み、
    前記有機研磨粒子が、約2.0〜約5.0のモース硬度を有し、
    前記洗浄物品が、1,000サイクルで約0.9個を超えるパネルを洗浄し、
    前記洗浄物品が、約3.5以下のシーファー擦傷性能評価を有する、コーティング組成物。
  27. 前記洗浄物品が、不織布、フィルム、スラリー、及び発泡体のうちの1つから構成される、請求項26に記載のコーティング組成物。
  28. 粘度調整剤、界面活性剤、可塑剤、架橋剤、消泡剤、穏和な研磨剤、顔料、酸触媒、抗真菌剤、及び抗菌剤のうちの少なくとも1つを更に含む、請求項26に記載のコーティング組成物。
  29. 前記有機研磨粒子が、樹脂バインダーを含む、請求項26に記載のコーティング組成物。
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