JP2021522635A - リモートサポートデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、処理ユニットと、クラウドサービスと通信するように構成されたネットワーク通信ユニットと、ビデオキャプチャユニットと、少なくとも1つのビデオ入力ポートと、少なくとも1つのビデオ出力ポートとを備えるポータブルリモートサポートデバイスに関する。処理ユニットは、ビデオ入力ポートを介して受信したビデオ信号を、ネットワーク通信ユニットを介してクラウドサービスに通信し、また、少なくとも1つの出力ポート上で、前記ネットワーク通信ユニットを介して受信したポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号をエミュレートするように構成される。ポータブルリモートサポートデバイスは固有セキュアトークンを取得するように構成される。

Description

本発明はポータブルリモートサポートデバイス及びリモートサポートコンピュータ装置のための方法に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)、サーバ、ルータ、スイッチ、IoTデバイス、ロボット、家電製品等のほとんどのコンピュータ機器は、その寿命の間に、ある時点で、例えば、セットアップ、接続及びハードウェアの障害、誤動作、ソフトウェアの更新、停電後の再起動等のサポートを必要とする。
サーバ及び/又はPC等のコンピュータ機器は、多くの場合、動作のためにクリティカルな情報を含んでおり、従って、それらへの物理的及び仮想的なアクセスが制限されることが多い。仮想アクセスは、しばしば、アンチウイルス/アンチスパイウェア/アンチマルウェアソフトウェア、安全なネットワーク設定、及びUSBデバイスのような未知のハードウェアがサーバに接続されることを禁止することによって、コンピュータ機器への仮想的及び/又は物理的なアクセスを防止するセキュリティポリシー層によって制限される。さらに、機器が接続されている通信ネットワークに関してネットワークの問題が発生する可能性がある。同様に、物理的なアクセスは、通常、例えばサーバルームを安全にロックし、ITに精通し信頼された数人の従業員のみがアクセスを許可されるようにすることで制限される。これらの信頼された従業員は、コンピュータ機器の基本的な理解はあるが、より複雑な状況を処理するために必要なスキルセットを持っていない可能性がある。
このように、専門技術者は、典型的には、コンピュータ装置をセットアップしてサポートするために必要とされる。そのためには、専門技術者は、通常、マウス及び/又はキーボード等の入力装置、並びにPC/サーバの画面出力等を表示するディスプレイへのアクセスを必要とする。専門技術者は、追加的に、又は代替的に、例えばシリアル接続を介してコンピュータ装置と通信したり、コンピュータ装置にコマンドを送信したりするために、スマートフォン、タブレットコンピュータ、又はPC等のサポートデバイスを必要とし得る。従って、入力装置、ディスプレイ及び/又はサポート装置をコンピュータ装置に接続する必要がある。
効率性の向上とダウンタイムの削減の必要性から、「リモートアクセス」ソリューションは近年ますます普及してきている。しかし、既存のソリューションには、(1)インターネット接続、又は(2)「完全に動作するコンピュータ」を必要とするため、いくつかのクリティカルな制約がある。ダウンタイムはしばしばこれら2つの要因によって引き起こされ、その結果、専門技術者の物理的な存在が必要になる。
従って、コンピュータ装置のサポートは、典型的には、コンピュータ装置をサポートしている間、専門技術者が物理的に存在することを必要とする。従って、専門技術者は、サポートが必要とされるたびに、現場に配置され得る、つまり装置に出向き得る。
多くの企業は専門技術者を集中的に配置しており、彼らに様々な場所に出張させることは、非常にコストがかかり、対応時間も長くなる。企業が完全に又は部分的に操業を禁止される可能性があるため、ダウンタイムを減らすことは非常にクリティカルであり、従って、のれん及び評判の損失を含む企業に対する高いコストにつながる。
米国特許第8,595,321号は、コンピュータにソフトウェアがインストールされていない場合であっても、リモートユーザが様々な状況でコンピュータにアクセスすることを可能にする簡単な方法を提供するリモートコントロールサポートシステムを開示している。いくつかの実施形態では、システムは、ほとんどのUSBマウス、キーボード、ストレージデバイス、(スクリーンの表示をキャプチャするため)カメラセンサ等をシミュレートするためのハードウェアデバイスを含む。ハードウェアデバイスは、リモートコンピュータと(ネットワーク接続を介して)通信して、リモートの技術者等のユーザが、ユーザがリモートのコンピュータの前に座っているかのようにリモートのコンピュータで作業できるようにすることができる。情報技術の専門家及び他のユーザは、記載されたシステムを使用して、リモートコンピュータにいるユーザと、音声、ビデオ、又はオンラインメッセージングを用いたチャットを介して自然な方法で通信することができる。
これにより、技術者は、遠隔地に配置されてもよく、ネットワーク接続を介して、サポートデバイス即ちリモートコンピュータを、電源が供給されて、サポートされるコンピュータ装置に接続されたリモートサポートデバイスに接続し得る。このネットワーク接続を介して、技術者は、例えば、マウスコマンド、キーストローク又は他の通信をサポートされるコンピュータ装置に送信することができる。
しかしながら、これは、技術者がリモートサポート装置に接続する前に、リモートサポート装置を所定の場所に設置し、電源を供給することを必要とする。従って、リモートサポート装置は恒久的に設置されなければならず、これにより、リモートサポート装置が1台のコンピュータ装置しかサポートできないことになる。その結果、これは、コンピュータ装置1台につき1台のリモートサポート装置を有することによる高額なコストだけでなく、リモートサポート装置の初期設置時間を大いに必要とし得る。
代替的に、信頼された者がリモートサポート装置を切り離し、移動させ、かつ別のコンピュータ装置に再接続させることにより、リモートサポートデバイスを別のコンピュータ装置に移動及び接続することはできる。そうすると、技術者は、コンピュータ装置が移動するたびにリモートサポート装置に再接続しなければならなくなる。さらに、サーバルーム等の停電がある環境では、技術者は、リモートサポートデバイスへの接続を失い、停電のたびに再接続する必要があります。さらに、技術者は、リモートサポートデバイスが正しく接続されているかどうかに関する情報を提供するために、リモートサポートデバイスが移動している間、信頼されている人と、例えば電話で連絡を取り合う必要があるかもしれない。
国際公開第2013/023195号は、リモートコンピュータの動作のためのネットワークデバイス及び方法を開示している。ネットワークデバイスは、対象デバイスからのデータを格納するか又は対象デバイスにデータを転送するために、プロセッサ、ヒューマンインタフェースデバイスをエミュレートするためのインタフェース、ビデオ入力、及びデータストレージを備える。ネットワークデバイスは、第1のネットワークインタフェースをさらに備え、ヒューマンインタフェースデバイスをエミュレートするためのインタフェースを介して、対象デバイスの制御を提供するように構成されている。
本発明の実施形態の目的は、より時間効率が良く、使用時の接続安定性がより高い、コンピュータ装置のリモートサポートのための方法及びデバイスを提供することである。
本発明の実施形態のさらなる目的は、リモートサポート方法及びコンピュータ装置のリモートサポートのためのデバイスを提供することであり、このデバイスは、リモートサポートシステムを介して第三者がコンピュータ装置への不正アクセスを得るリスクを最小限に抑えることができる。
本発明の実施形態のさらなる目的は、セキュリティを損なうことなく使用が容易なコンピュータ装置のリモートサポート方法及びリモートサポートのためのデバイスを提供することである。
本発明の実施形態のさらなる目的は、ネットワークがダウンしている場合でもリモートアクセスが可能なコンピュータ装置のリモートサポート方法及びデバイスを提供することである。
第1の態様によると、本発明は、処理ユニットと、クラウドサービスと通信するように構成されたネットワーク通信ユニットと、ビデオキャプチャユニットと、少なくとも1つのビデオ入力ポートと、少なくとも1つの出力ポートとを備えるポータブルリモートサポートデバイスであって、前記処理ユニットは、前記ネットワーク通信ユニットを介して、前記ビデオ入力ポートを介して入力されたビデオ信号を前記クラウドサービスに通信するように構成され、前記処理ユニットはまた、前記少なくとも1つの出力ポート上のネットワーク通信ユニットを介して受信されたポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号をエミュレートするように構成され、前記ポータブルリモートサポートデバイスは、固有セキュアトークンを獲得するように構成される、ポータブルリモートサポートデバイスが提供される。
ここで、ポインティングデバイス信号は、マウス信号、トラックボール信号、タッチパッド信号、トラックポイント信号、ジョイスティック信号、タッチスクリーン入力信号、又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。さらに、キーボード信号は、QWERTYキーボード又はその国のキーボード、T9スタイルのキーボード、テンキーパッド、MIDIキーボード、これらのいずれかのエミュレータ、又はこれらの任意の組み合わせからの信号であってもよい。ポータブルリモートサポートデバイスは、例えば、第1及び第2の出力ポートを含んでよく、この場合、ポインティングデバイスの信号は第1の出力ポートでエミュレートされ、キーボードの信号は第2の出力ポートでエミュレートされる。
少なくとも1つの出力ポートは、推奨規格232(RS−232)、ユニバーサル非同期レシーバトランスミッタ(UART)、ユニバーサル同期・非同期レシーバトランスミッタ(USART)、若しくは好ましくはパーソナルシステム/2仕様(PS/2)、又はそれらの任意の組み合わせ等のシリアル通信を使用したシリアルポートであってもよい。例えば、サーバ環境は、通常、強力なセキュリティポリシーの対象となるため、例えば、ソフトウェアが送信され得るUSB接続を介して外部デバイスを接続することは好ましくなく、セキュリティ違反と見なされ得る。少なくとも1つの出力ポートは、このように、例えばPS/2及びIBM標準プロトコルのような、マウス及び/又はキーボード入力のみを許可する標準プロトコルを使用できる。これにより、ポータブルサポートデバイスのハッキング等の不正アクセスが発生した場合、コンピュータウイルス、マルウェア、スパイウェア等の悪意のあるソフトウェアは、少なくとも1つの出力ポートを介して送信し得ないため、リモートサポートデバイスは追加のセキュリティを提供する。
技術者は、接続された携帯型リモートサポートデバイスを介してコンピュータ装置を制御することができるので、リモートサポートは、信頼された人がその場にいなくてもよい。さらに、信頼された人は、リモートサポートデバイスを接続してセットアップするためのIT技術を必要とせず、従って、素人及び/又は企業の任意の従業員であってもよい。
本文脈では、「ポータブルリモートサポートデバイス」という用語は、ある位置から別の位置に容易に移動することができ、リモートサポートセンターのような遠隔地からコンピュータ装置へのサポートアクセスを確立することができるハードウェアデバイスを意味すると解釈されるべきである。
本文脈では、「コンピュータ装置」という用語は、プロセッサを備えてリモートサポートを必要とし得る任意の種類の装置を意味すると解釈されるべきである。従って、コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ(PC)、サーバ、ルータ、スイッチ、IoTデバイス、ロボット、家電製品、センサ等の形態であってもよい。
ポータブルリモートサポートデバイスは、クラウドサービスと通信するように構成されたネットワーク通信ユニットを備える。本文脈では、「クラウドサービス」という用語は、インターネット接続等のネットワーク接続を介してアクセス可能であり、例えばデータストレージ、サポート等の形でサービスを、オンデマンドかつユーザによる直接的な管理なしに提供するサービスを意味すると解釈されるべきである。このように、ネットワーク通信ユニットは、ポータブルリモートサポートデバイスとこのようなクラウドサービスとの間にネットワーク接続を確立することができる。
ポータブルリモートサポートデバイスは、ビデオキャプチャユニットと、少なくとも1つのビデオ入力ポートとをさらに備え、処理ユニットは、ネットワーク通信ユニットを介して、ビデオ入力ポートを介して受信したビデオ信号をクラウドサービスに通信するように構成されている。従って、ポータブルリモートサポートデバイスによるクラウドサービスへのリモートサポートを必要とするコンピュータ装置の位置から、ビデオ入力ポート及びネットワーク通信ユニットを介してビデオ信号を供給することができる。ビデオ信号は、例えば、コンピュータ装置に向けられたカメラからのビデオ信号の形態、及び/又はコンピュータ装置からのビデオ出力の形態、例えば通常コンピュータ装置のモニタに供給されるであろう信号のような形態であってもよい。後者の場合、通常はモニタを介してコンピュータ装置のオペレータに表示されるものを反映したビデオ信号がクラウドサービスに提供され、それによって、クラウドサービスにアクセスするサポート要員は、ローカルに配置されたオペレータが見るであろうものを正確に見ることができる。
さらに、処理ユニットは、少なくとも1つの出力ポート上のネットワーク通信ユニットを介して受信された、上記で定義されたようなポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号をエミュレートするように構成される。これにより、リモートに配置されたサポート要員は、クラウドサービス及びポータブルリモートサポートデバイスを介して、リモートサポートを必要とするコンピュータ装置に適切なポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号を提供することができる。従って、リモートに配置されたサポート担当者は、ローカルに配置されたオペレータと同様の方法でコンピュータ装置を制御することができる。
ポータブルリモートサポートデバイスは、固有セキュアトークンを取得するように構成されている。本文脈では、「固有セキュアトークン」とは、リモートポータブルサポートデバイスに関連付けられ識別される固有のコードを意味すると解釈されるべきであり、ポータブルリモートサポートデバイスへのアクセスを得るために適用される必要がある。固有セキュアトークンは、例えば、所定の桁数を有する数字の形式であってもよい。固有セキュアトークンは、例えば、ポータブルリモートサポートデバイスの使用開始時に一度だけ生成されてもよい。しかしながら、固有セキュアトークンは、通常、例えば、事前に定義された時間間隔で、又は、ポータブルリモートサポートデバイスの電源が入るたびに、又は、リモートサポートセッションが開始されるたびに、特定のイベントに応答して、時々、リフレッシュされる。これについては、以下でさらに詳細に説明する。さらに、固有セキュアトークンは、ポータブルリモートサポートデバイスが固有セキュアトークン自体を生成することによって、又は、固有セキュアトークンが外部ソース、例えばクラウドサービスを介してポータブルリモートサポートデバイスに提供されることによって取得され得る。これについても、以下でさらに詳細に説明する。
ポータブルリモートサポートデバイスは固有セキュアトークンを取得するように構成されているため、ポータブルリモートサポートデバイスとクラウドサービスとの間でポータブルリモートサポートデバイスを介して行われる通信がセキュアな方法で行われることが保証され、また、リモートサポートを要求するコンピュータ装置への認証されていないアクセスのリスクが最小化される。さらに、リモートサポート担当者とのセキュアな通信が容易に確立される。
従って、少なくともポータブルリモートサポートデバイスとクラウドサービスとの間の接続、好ましくは、技術者によって操作されるクラウドサービスとデバイスとの間の接続は、セキュアな接続、例えばHTTPSを介した接続であり得る。
ポータブルリモートサポートデバイスはまた、好ましくは、自動化スクリプトが少なくとも1つの出力ポート上の一連のポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号を引き起こすのを防止するハードウェア又はソフトウェアのスクリプトブロッカーを備える。スクリプトブロッカーは、処理ユニット及び/又はネットワーク通信ユニット内に実装されてもよい。これにより、コンピュータ装置上のカーソル移動等のポインティングデバイス信号並びに/又は文字入力等のキーボード信号がディスプレイ上に表示され、従って、技術者及び/又は信頼された人にも見えるようになるため、リモートサポートデバイスのセキュリティが向上できる。技術者及び/又は信頼された人は、例えば、望ましくない文字及び/又はカーソルの動きがコンピュータ装置上で発生した場合、サポートセッションを中止し、及び/又はデバイスを切断できる。従って、潜在的なハッカーがサポートされるコンピュータ装置の部分に望ましくない動作を引き起こすことを防止できる。
代替的又は追加的に、クラウドサービスは、キーボード又はマウスを介して入力されたプログラミングコードを検出し、場合によっては接続を終了し、そのようなコードを記録し、又は他のオペレータに警告するように有効化され得る。
さらなる保護のために、リモートサポートデバイスにパスワードを割り当ててもよい。この場合、悪意のある者は、リモートサポートデバイスにアクセスするためには、セキュアトークンIDに加えてパスワードを知っている必要がある。
さらに、リモートサポートデバイスは、オフィス内、ホームオフィス等の、制限されたエリアの外のコンピュータ装置をサポートするために用いられてもよい。
ポータブルリモートサポートデバイスは、セキュアトークン生成ユニットをさらに備え得る。この実施形態によると、固有セキュアトークンのうちの少なくともいくつかはポータブルリモートサポートデバイスにより生成される。所与の固有セキュアトークンが生成されると、当該固有セキュアトークンは、例えばポータブルリモートサポートデバイスが固有セキュアトークンを直接クラウドサービスに通信する等により、クラウドサービスで共有され得る。
代替的又は追加的に、ポータブルリモートサポートデバイスは、ネットワーク通信ユニットを通じてクラウドサービスからセキュアトークンを受信するように構成され得る。本実施形態によると、固有セキュアトークンのうちの少なくともいくつかはポータブルリモートサポートデバイスによっては生成されず、かわりにクラウドサービスを介して外部ソースからポータブルリモートサポートデバイスに提供される。例えば、固有セキュアトークンはクラウドサービスにより生成され、続いてポータブルリモートサポートデバイスと共有される。代替として、クラウドサービスは固有セキュアトークンを別のソースから受信し、それらをポータブルリモートサポートデバイスに転送してもよい。
ある実施形態において、ポータブルリモートサポートデバイスは、ポータブルリモートサポートデバイスの状態を表示するように適合したディスプレイを備える。ディスプレイに表示された状態は、例えばネットワーク接続情報を含み得る。ポータブルリモートサポートデバイスがバッテリを備えるケースにおいて、表示される状態情報は、例えばステート・オブ・チャージ(SoC:State of Charge)といったバッテリ充電情報を含み得る。
続いて、例えばリモートサポートデバイスを設定する信頼された人又は技術者は、システムに関する情報を提供され得る。ネットワーク情報を含む状態により、例えばこれを設定した信頼された人は、デバイスがネットワークに接続されているかどうか、及び技術者により接続可能であるかどうかを見ることができる。例えば2.4GHz及び5GHz無線ネットワーク、3G/4G/LTE、衛星ネットワーク等の、室内無線接続の部屋内におけるカバー範囲は変動し得るため、ネットワーク情報を示すステータスにより、信頼された人がリモートサポートデバイスを良好な無線カバレッジが提供される場所に置くことが可能になる。それゆえ、遅延及び損失されたパッケージの割合が最小化され、それによりシームレスなデータ転送が可能になり得る。代替的に又はネットワーク情報ステータスと組み合わせて、SoCといったバッテリ充電情報を表示するように適合されているディスプレイにより、信頼された人は、バッテリの残り動作時間を推定し、及び/又はデバイスの充電を計画することができる。さらに、ディスプレイは例えばステート・オブ・ヘルス(SoH:State of Health)等のバッテリ健康度を表示してもよく、これにより信頼された人は、バッテリ交換を時間で計画することができる。
ディスプレイは、接続されたリモートコンピュータの数、マウスポインティングデバイス接続情報、ビデオ接続情報、及び/又はキーボード接続情報のうちの1つ以上を表示するようにさらに適合していてもよい。
それにより、リモートサポートデバイスのセットアップ、接続、切断、及び/又はステータスのチェックは、信頼された人(素人でもあり得る)にとって直感的であり得る。同様に、デバイスに接続されている技術者から、例えば電話等でフィードバックを得る必要がある場合に比べて、セットアップ、接続/切断、及び/又はステータスの確認は、信頼された人に対してより短い時間を要し得る。さらに、リモートサポートデバイスに接続するためにその時点で技術者が利用可能であるかどうかに関係なく、リモートサポートデバイスはセットアップ、接続、及び/又は切断されてもよい。
ディスプレイは、固有セキュアトークンを表示するようにさらに適合してもよい。この実施形態によると、現時点で有効な固有セキュアトークンがディスプレイ上に表示され、それにより信頼された人はトークンを見ることができる。技術者に、例えば電話で支援を要求するか、そうでなくともコンタクトするとき、信頼された人は技術者にトークンを通信することができ、これにより技術者は、クラウドサービスを介してポータブルリモートサポートデバイスに接続することができる。これは、新しい固有セキュアトークンが比較的頻繁に生成されているようなケースにおいて、特に有利である。
代替として、固有セキュアトークンはディスプレイ上に表示されなくてもよい。例えば、トークンが表示されないようなやり方でディスプレイを構成することが可能である。これは例えば、固有セキュアトークンが一度しか生成されないか、又は非常に長い間隔を開けて生成され、固有セキュアトークンを表示することがセキュリティの穴につながり得るようなケースにおいて妥当であり得る。
ポータブルリモートサポートデバイスは、所定の期間使用されてリモートサポートデバイスを給電するために適合したバッテリをさらに備える。
所定の期間使用中のリモートサポートデバイスを給電するために適合したバッテリをさらに備えるポータブルリモートサポートデバイスにより、リモートサポートデバイスは、リモートサポートデバイスが外部電源に接続されていない時でも給電された状態を維持できる。これにより、デバイスがコンピュータ装置に接続又は切断されているいずれの間も、技術者のリモートコンピュータはリモートサポートデバイスに接続し続けることができる。従って、信頼された人がコンピュータ装置の近く、例えばサーバルーム内又は別のアクセス制限エリアにいる時に、ポータブルリモートサポートデバイスは、1つのコンピュータ装置から別のコンピュータ装置へと移動でき、これにより複数のコンピュータ装置を連続してサポートすることができるため、時間が節約できる。リモートコンピュータがリモートサポートデバイスに接続されたままであることにより、リモートコンピュータとリモートサポートデバイスとの間の接続の再確立を避けることができるため、複数のコンピュータ装置をリモートサポートするために必要な時間が短縮される。
上記の所定の持続時間は、信頼された人が第1のコンピュータ装置からリモートサポートデバイスを切断し、リモートサポートデバイスを移動させ、それを第2のコンピュータ装置に再接続することを可能にするのに十分な長さであり得る。従って、所定の持続時間は、例えば10分以下であってよい。しかしながら、所定の持続時間は、例えば10分から数時間以上等のリモートサポートの時間を通じて、リモートサポートがバッテリにより給電されるのを可能にしてもよい。代替的に、所定の持続時間は、リモートサポートデバイスがバッテリから給電されたままリモートコンピュータがコンピュータ装置を監視できるようにしてもよく、従って24時間から72時間以上であり得る。
しばしば、コンピュータ装置は、停電が発生した場合に一定時間の安定動作を確保するために、無停電電源装置(UPS)に接続される。しかし、ポータブルリモートサポートデバイス等の追加の装置をUPSに接続すると、コンピュータ装置の動作安定性が損なわれる可能性があり、これは好ましくない。バッテリを備えるポータブルリモートサポートデバイスにより、コンピュータ装置への電力供給が不安定な場合及び/又は停電が発生した場合にも、コンピュータ装置はリモートサポートされ得る。
また別の実施形態において、リモートサポートデバイスは、仮想プライベートネットワーク(VPN)に接続するように適合され得る。
技術者のサポートデバイスとリモートサポートデバイスとの間のVPN接続を提供することにより、データが暗号化され、第三者が不正にアクセスを得ることがより困難となる。仮想プライベートネットワーク(VPN)は非常によく知られているため、VPNがどのように確立及び使用されるかは、当業者には明らかであろう。VPN接続及びVPNは従って、以下でさらに詳細には説明されない。
別の実施形態において、ネットワーク通信ユニットは、衛星及び/又は携帯ネットワークを通じたネットワーク接続を提供するように適合し得る。
この実施形態によると、リモートサポートデバイスは、例えばケーブルを通じたローカルエリアネットワーク(LAN)又はWi−Fi若しくは3G/4Gが利用可能でないか、又はリモートサポートデバイスから技術者のリモートコンピュータに十分に低い遅延でデータを送信するのに必要なデータ帯域幅を提供できないような場所のコンピュータ装置をサポートするのに用いられ得る。さらに、ルータ及びスイッチ等のコンピュータ環境においてネットワーク接続を提供するべきコンピュータ装置は、リモートサポートデバイスによりブートされるか、又はリモートサポートデバイスによりブートからサポートされ得る。例えば、ポータブルリモートサポートデバイスは、3G、4G、5Gデータモデム等のモバイルデータモデムを備えていてもよい。
代替的又は追加的に、ネットワーク通信ユニットは、インターネットを通じてクラウドサービスと通信するように適合し得る。
ポータブルリモートサポートデバイスは、シリアルコンソールを介してデバイスと接続するためのシリアルポートをさらに備え得る。この実施形態によると、ポータブルリモートサポートデバイスは、ルータ、ファイアウォール、リレー、製造機械、ロボット等に接続され得る。技術者は、例えば適切な設定の適用又は選択、装置の再起動、診断の実行等の形で、シリアルポートを通じてネットワーク装置にテキストベースのコマンドを入力し得る。この方法では、シリアルポートにはテキストベースのコマンドのみが通信され、データファイルは通信されないため、マルウェア又は同等の物を導入してしまうリスクは最小化され、又は排除までされる。
第2の態様によると、本発明は、リモートサポートデバイスのための方法であって、
本発明の第1の態様に係るポータブルリモートサポートデバイスを提供することと、
上記リモートサポートデバイスの少なくとも1つの出力ポートをコンピュータ装置のポインティングデバイス入力ポート及び/又はキーボード入力ポートに接続することと、
コンピュータ装置のビデオ出力ポートをリモートサポートデバイスのビデオ入力ポートに接続することと、
ネットワーク通信ユニットにより、リモートサポートデバイスをクラウドサービスに接続することと、
固有セキュアトークンを取得することと、
リモートサポートデバイス及びクラウドサービスの間で固有セキュアトークンを共有することと、
クラウドサービスを介して、固有セキュアトークンを用いて、リモートコンピュータとリモートサポートデバイスとの間のセキュアな接続を確立することと、
リモートサポートデバイスのビデオキャプチャユニットにより、コンピュータ装置のビデオ出力をキャプチャし、確立されたセキュアな接続を介してキャプチャされたビデオ出力をリモートコンピュータに送信することと、並びに、
リモートコンピュータへの入力に応答して、リモートサポートデバイスの少なくとも1つの出力ポートの上でポインティングデバイスの移動及び/又はキーボードのキーストロークをエミュレートすることと、
を含む方法を提供する。
従って、第2の態様によると、本発明は、コンピュータ装置をリモートでサポートするための方法を提供する。本発明の第1の態様を参照して上述したように、「コンピュータ装置」の用語は、本文脈では、従来のコンピュータに限らず、サーバ、ルータ、ロボット、製造機械等もカバーするように広く解釈されるべきである。
本発明の第2の態様に係る方法において、本発明の第1の態様に係るポータブルサポートデバイスがまず提供される。従って、本発明の第1の態様を参照して上述した備考は、ここでも同様に適用可能である。
次に、ポータブルリモートサポートデバイスの少なくとも1つの出力ポートは、コンピュータ装置のポインティングデバイス入力ポート及び/又はキーボード入力ポートに接続される。これにより、ポータブルリモートサポートデバイスにより、ポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号がコンピュータ装置に提供され得る。これにより、技術者がローカルに存在して通常の方法で直接コンピュータ装置を操作しているかのように、遠隔に位置する技術者により実行されたポインティングデバイスの移動及び/又はキーストロークがコンピュータ装置でエミュレート及び受信され得る。
さらに、コンピュータ装置のビデオ出力ポートはリモートサポートデバイスのビデオ入力ポートに接続される。これにより、本発明の第1の態様を参照して上述したように、リモートサポートデバイス及びクラウドサービスを介して、遠隔に位置する技術者にビデオフィードが提供され得る。
次に、リモートサポートデバイスは、リモートサポートデバイスのネットワーク通信ユニットを介してクラウドサービスに接続される。これにより、リモートサポートデバイスとクラウドとの間に接続が確立され、その間での通信が可能となる。
次に、固有セキュアトークンが取得され、固有セキュアトークンはリモートサポートデバイス及びクラウドサービスの間で共有される。例えば固有セキュアトークンは、リモートサポートデバイスにより生成された後、上記の確立された接続を介して、リモートサポートデバイスからクラウドサービスに通信され得る。代替として、固有セキュアトークンがクラウドサービスにより生成された後、確立された接続を介して、リモートサポートデバイスに通信され得る。別の代替として、固有セキュアトークンは、クラウドサービスと同様に、生成に続いて固有セキュアトークンをリモートサポートデバイスに送信するか、又はリモートサポートデバイス及びクラウドサービスの一方に送信する外部ソースにより生成され得る。送信先が後者の場合、外部エンティティから固有セキュアトークンを直接受信したエンティティは、その後、他のエンティティに通信を行う。
従って、本プロセスのこの時点では、リモートサポートデバイス及びクラウドサービスは、いずれも固有セキュアトークンを保有している。
次に、クラウドサービスを介して、固有のセキュアトークンを使用して、リモートコンピュータとリモートサポートデバイスとの間にセキュアな接続が確立される。本文脈では、「リモートコンピュータ」の語は、リモートサポートを必要とするコンピュータ装置の位置に対して相対的に離れた位置に配置されたコンピュータを意味すると解釈されるべきである。安全な接続を確立することは、例えば、電話により、テキストメッセージにより、携帯電話若しくはタブレット若しくはPC等のデバイスにインストールされたアプリを介して、又は他の適切な方法で、代替の通信チャネルを介して、遠隔地に配置された技術者に固有のセキュアトークンを通信することを含み得る。遠隔に配置された技術者は、次いで、クラウドサービスにアクセスして、固有のセキュアトークンを入力し、それにより、クラウドサービス及びリモートサポートデバイスとクラウドサービスとの間に確立された接続を介して、リモートサポートデバイスへのアクセスを得ることができる。追加のセキュリティ層を提供するために、リモートサポートデバイスへのアクセスは、技術者がパスワード又は同様のものを入力することをさらに要求してもよい。
リモートコンピュータ及びリモートサポートデバイスの間のセキュアな接続が確立されると、リモートコンピュータの場所にいる技術者はポータブルリモートサポートデバイスにアクセスし、ひいてはリモートコンピュータ及びセキュアな接続を介して、リモートサポートを要するコンピュータ装置にアクセスすることが可能となる。
従って、コンピュータ装置のビデオ出力はリモートサポートデバイスのビデオキャプチャユニットによりキャプチャされ、確立されたセキュアな接続を介してリモートコンピュータに送信される。これにより、技術者はコンピュータ装置のビデオ出力を見ることが可能となる。
さらに、リモートコンピュータへの入力に応答して、ポインティングデバイスの移動及び/又はキーボードのキーストロークはリモートサポートデバイスの少なくとも1つの出力ポートの上でエミュレートされる。従って、セキュアな接続により適切な入力をリモートコンピュータに提供することで、技術者はリモートサポートを要するコンピュータ装置をコントロールできる。
その結果、技術者は、リモートサポートデバイスを通じてリモートコンピュータにより、コンピュータ装置のビデオ出力を見るとともにコンピュータ装置を制御することができる。少なくとも1つの出力ポート上でポインティングデバイスの移動及びキーボードのキーストロークをエミュレートすることにより、コンピュータ装置へのソフトウェア又はドライバの転送が不要となる。従って、技術者は、ブートの段階からデバイスをサポートすることができる。例えば、コンピュータ装置の基本入出力システム(BIOS)及び/又は統合拡張可能ファームウェアインタフェース(UEFI)に入り、それらを制御することができる。ポインティングデバイスの移動は、例えばリモートコンピュータ上のマウス、タッチスクリーン入力、移動の視覚トラッキング等による、例えばカーソルの移動等に応答してエミュレートされる。少なくとも1つの出力ポートは、本発明に係るリモートサポートデバイスに関連して記載されているように構成され得る。
固有セキュアトークンを取得するステップは、固有セキュアトークンを生成するリモートサポートデバイスにより実行されてもよく、固有セキュアトークンを共有するステップは、リモートサポートデバイスが、ネットワーク通信ユニットを介して、生成された固有セキュアトークンをクラウドサービスに通信することを含み得る。
代替的に、固有セキュアトークンを取得するステップは、固有セキュアトークンを生成するクラウドサービスにより実行されてもよく、固有セキュアトークンを共有するステップは、クラウドサービスが、ネットワーク通信ユニットを介して、生成された固有セキュアトークンをリモートサポートデバイスに通信することを含み得る。
この場合、固有セキュアトークンを取得するステップは、リモートサポートデバイスが固有セキュアトークンを要求することをさらに含み得る。この実施形態によると、固有セキュアトークンは、リモートサポートデバイスからのリクエストに応答して、例えばリモートサポートセッションを開始することに関連して生成される。
リモートサポートデバイスはディスプレイをさらに備え、方法は固有セキュアトークンをディスプレイに表示するステップをさらに含み得る。この実施形態によると、リモートサポートを要するコンピュータ装置の場所にいる信頼された人は、固有セキュアトークンをディスプレイで見ることができる。これにより、信頼された人は、固有セキュアトークンを、例えば電話、テキストメッセージ、又は他の適切な方法で技術者に伝えることができる。
固有セキュアトークンは、ポータブルリモートサポートデバイスを使用して実行されるサポートセッションごとに、例えば、リモートサポートデバイスが電源投入されるたびに生成されてもよい。別の代替として、固有セキュアトークンは、予め定義された時間間隔、例えば、20秒ごと、15分ごと、1時間ごと、1日に1回、又は他の任意の適切な時間間隔で生成されてもよい。別の代替として、固有セキュアトークンは、一度だけ、例えば、リモートサポートデバイスの製造中に、又はリモートサポートデバイスが最初に電源投入されたときに生成されてもよい。別の代替として、固有セキュアトークンは、ユーザによって、又はリモートサポートデバイスによって要求されるたびに生成されてもよい。
方法の実施形態において、使用中のポータブルリモートサポートデバイスのバッテリはがリモートサポートデバイスの電源となり、バッテリは所定の時間庁の間、使用中のリモートサポートデバイスを給電するように適合している。
電源となるポータブルリモートサポートデバイスのバッテリにより、デバイスは、ポータブルリモートサポートデバイスに関して上述したように、電力供給及び/又は総電力が不安定な環境においてもコンピュータ装置をサポートするために用いられ得る。従って、ポータブルリモートサポートデバイスは、給電されて技術者のリモートコンピュータに接続されたまま、様々なコンピュータ装置の間を移動させられ得る。
方法の別の実施形態において、方法は、バッテリにより給電されたポータブルリモートサポートデバイスを複数のコンピュータの間で移動するステップであって、リモートサポートデバイスは移動の間もコンピュータネットワークを介してリモートコンピュータに接続されたままである、ステップをさらに含む。
ポータブルリモートサポートデバイスを異なるコンピュータ間で移動させることにより、リモートサポートデバイスがリモートコンピュータに接続されている間、コンピュータネットワークを介してリモートコンピュータに再接続するための時間が不要となり、従って複数の電子装置をサポートするために必要とされる時間が短くなる。さらに、技術者が監視できるため、デバイスが他のコンピュータに接続されている間、技術者及び信頼された人が電話、VoIP、インスタントメッセージ、テキストメッセージ、eメール等で連絡し続ける必要がなく、従って時間が節約できる。
方法のさらに別の実施形態によると、ポータブルリモートサポートデバイスは、ディスプレイを備え、ディスプレイはリモートサポートデバイスのステータスを表示し、ステータスはネットワーク接続情報及び/又はバッテリ充電情報(好ましくはSoC:State of Charge)を含み得る。
ポータブルサポートシステムに関して上述したように、その結果、バッテリ源の動作時間が推定され、充電が計画され、デバイスは待ち時間及びパケット損失が最小化されるように配置され得る。示されているネットワーク情報により、ポータブルリモートサポートデバイスに関して上述したように、リモートデバイスがオンラインであること及び/又は技術者のリモートコンピュータに接続されていることが確認され得る。
本方法の別の実施形態において、ポータブルリモートサポートデバイスのディスプレイは、接続されたリモートコンピュータの数、ポインティングデバイス接続情報、ビデオ接続情報、及び/又はキーボード接続情報のうちの1つ以上をさらに表示する。
接続情報を提供することにより、信頼された人は、装置が正しく接続されているかどうかという点で、何らかのフィードバックを得ることができる。そのため、リモートサポートデバイスの接続がより直感的になり、信頼された人が必要とする時間及び/又はスキルが軽減される。さらに、リモートサポートデバイスの接続方法のガイドがディスプレイに表示され、リモートサポートデバイスのセットアップがより直感的となるようにしてもよい。
本発明の第2の態様に係る方法は、例えば以下のように実行される。特定のコンピュータ装置へのサポートが必要な場合、固有のセキュアトークンが取得される。固有セキュアトークンは、特定の時間間隔で生成されてもよく、その場合には、現在有効な固有セキュアトークンであるものが確立されていることだけが要求される。代替的に、固有セキュアトークンは、リクエストに応じて、サポートセッションの開始の一部として生成され得る。固有セキュアトークンは、ポータブルリモートサポートデバイスにより生成されてもよく、外部ソース、例えばクラウドサービスにより生成された後でポータブルリモートサポートデバイスに提供されてもよい。固有セキュアトークンは、ポータブルリモートサポートデバイスのディスプレイに表示されてもよい。代替的に、固有セキュアトークンは、別の方法、例えばポータブルリモートサポートデバイスに接続されるか又は関連付けられた携帯電話、タブレット、PC等にインストールされたアプリを介して、信頼された人に伝達され得る。
ポータブルリモートサポートデバイスの少なくとも1つの出力ポートをコンピュータ装置のポインティングデバイス入力ポート及び/又はキーボード入力ポートに接続し、サポートを要するコンピュータ装置に接続し、コンピュータ装置のビデオ出力ポートをリモートサポートデバイスのビデオ入力装置に接続することにより、ポータブルリモートサポートデバイスが、サポートを要するコンピュータ装置に接続される。
リモートサポートデバイスはクラウドサービスに接続され、固有セキュアトークンはリモートサポートデバイス及びクラウドサービスの間で共有される。
その後、信頼された人は、サポートを要するコンピュータ装置の場所にはいない技術者に連絡し、例えば電話、テキストメッセージ、eメール、又は他の任意の適切な手段を通じて固有セキュアトークンを技術者に伝える。
その後、技術者は例えばブラウザを介して、又はPC、タブレット、携帯電話又は他の任意の適切なデバイスにインストールされたアプリを介して、クラウドサービスにアクセスする。これにより技術者は、技術者が操作するデバイスとポータブルリモートサポートデバイスとの間のセキュアな接続を確立する。ポータブルリモートサポートデバイスは、サポートを要するコンピュータ装置と物理的に接続されているため、技術者はコンピュータ装置へのアクセスも有する。ポータブルリモートサポートデバイスはパスワード保護されていてもよく、その場合、技術者がポータブルリモートサポートデバイスへのアクセスを得るためには、さらにパスワードを入力する必要がある。
これでクラウドサービスは、ポータブルリモートサポートデバイスからのビデオストリームを技術者が操作するデバイスに渡す中間のサーバとして振る舞うようになり、これにより技術者のデバイスにビデオが表示される。さらに、技術者により実行された例えばマウス移動、マウスクリック、キーボードストローク、タッチ入力等の入力動作はクラウドサービスに送信され、今度はクラウドサービスがそのような入力を、ポータブルリモートサポートデバイスを介してコンピュータ装置に送る。これにより、技術者はコンピュータ装置をコントロールすることができる。
本発明の異なる態様は様々な方法で実装され得る。これは、上述及び後述の、リモートサポートデバイス、及びデバイスをリモートサポートするための方法としての実装を含み、上述の態様の少なくとも1つに関して説明された1つ以上の利益及び利点を各々生み出し、上述の態様の少なくとも1つに関して説明された1つ以上の好適な実施形態を各々有する。
さらに、本明細書に記載の態様の1つに関して説明された実施形態は、他の態様にも等しく適用され得ることは理解されるであろう。
次に、本発明は、図面を参照しながら、非限定的な実施例に基づいて、大いに詳細に説明される。
本発明に係るポータブルリモートサポートデバイスのある実施形態のブロック図 本発明に係るポータブルリモートサポートデバイスのある実施形態の斜視図 本発明に係るポータブルリモートサポートデバイスを含むシステムの模式図
図面の詳細な説明.
図1に、本発明に係るポータブルリモートサポートデバイス1の実施形態のブロック図を示す。ポータブルリモートサポートデバイス1は、コントロールユニット10と、ディスプレイユニット12と、ユーザ入力デバイス14と、電力管理ユニット(PMU)20と、バッテリ22と、及び、直流(DC)電源インレット24とを備える。ポータブルサポートデバイス1は、第1の出力ポート32と、第2の出力ポート34と、ビデオキャプチャユニット40と、ビデオ入力ポート42と、及び、ネットワーク通信ユニット50とをさらに備える。
PMU20はバッテリ22、電源インレット24、及び制御ユニット10に接続され、電圧及び温度等のバッテリのパラメータを監視して、バッテリ22のステート・オブ・チャージ(SoC:State of Charge)の推定値をコントロールユニット10に提供する。バッテリ22は1つ以上のリチウムイオン(LIB)セル、リチウムイオンポリマー(LiPo)セル、リチウム空気(Li−air)セル、ニッケル金属ハイブリッド(NiMH)セル、ニッケルカドミウム(NiCd)セル、又はこれらの任意の組み合わせを含んでよい。PMU20は、外部電源(図示なし)が電源インレット24に接続されている時にバッテリ22の充電を開始し、バッテリ22が例えば95%等の十分なSoCに達した時に充電を終了する。PMU20は、最大電圧及び/又は放電曲線等のバッテリ性能をさらに監視し、ステート・オブ・ヘルス(SoH:State of Health)又はバッテリ22のバッテリ寿命を推定してもよい。別の実施形態において、PMU20はコントロールユニット10及び/又はバッテリ22と統合されていてもよい。
コントロールユニット10は、ディスプレイユニット12及びユーザ入力デバイス14とさらに接続されている。別の実施形態において、コントロールユニット10は、ビデオグラフィックカードを通じてディスプレイユニット12と接続される。ユーザ入力デバイス14により、ユーザは例えばリモートサポートデバイス1の電源を入れてセットアップすることが可能になる。ユーザ入力デバイスは、ジョイスティック、多方向コントローラ、ボタン、キーボード、キーパッド、又はこれらの任意の組み合わせであってよい。
追加的に、コントロールユニット10は、ポインティングデバイス信号及びキーボード信号がエミュレートされる第1及び第2の出力ポート32,34と接続されている。第1及び第2の出力ポート32,34は、例えばコンピュータ装置のカーソル及びキーボード入力がリモートサポートデバイス1によりコントロールされるようなやり方でコンピュータ装置に接続される。コントロールユニット10は、リモートサポートユニット1が接続し得る技術者のリモートコンピュータ(図示なし)からの入力に応答して、例えばそれぞれ第1及び第2の出力ポート34からのマウス信号及びキーボード信号等の、ポインティングデバイス信号をエミュレートする。別の実施形態において、第1及び第2の出力ポート32,34における信号は、リモートサポートデバイス1に格納された自動プロセスに基づいてエミュレートされてもよいし、リモートコンピュータからリモートサポートデバイスに送信された自動プロセスに基づいてエミュレートされてもよい。第1及び第2の出力ポート32,34は一方向であってもよく、即ちリモートサポートデバイス1からコンピュータ装置への通信のみを可能してもよいし、双方向であってもよく、即ち、コンピュータ装置がリモートサポートデバイス1と通信することをさらに可能にしてもよい。
ビデオキャプチャユニット40はコントロールユニット10及びビデオ入力ポート42に接続されている。コンピュータ装置のディスプレイ出力がビデオ入力ポート42に接続され得る。その後、コンピュータ装置からのビデオ信号がビデオキャプチャユニット40により処理され、コントロールユニット10及びネットワーク通信ユニット50を介して、接続された技術者のリモートコンピュータに送信される。ディスプレイ出力ビデオ信号はアナログ信号又はデジタル信号であり得るため、ビデオキャプチャユニット40はコンピュータ装置からの出力ビデオ信号をサンプリング、ダウンサンプリング、アップサンプリング、及び/又は離散化し得る。ビデオキャプチャユニット40及び/又はコントロールユニット10は、ビデオ信号をさらに圧縮及び/又は暗号化して、必要なデータ帯域幅及び/又は技術者のリモートコンピュータへ通信接続のセキュリティ前置を低減し得る。ビデオキャプチャユニット40はビデオグラフィックカード、グラフィック処理装置(GPU)、グラフィックキャプチャカード、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。
ネットワーク通信ユニット50はコントロールユニット10に接続され、リモートサポートデバイス1がコンピュータネットワークに接続できるように、ネットワーク接続インタフェースを提供する。ネットワーク接続は有線であってよく、その場合、例えばレジスタードジャック45(RJ45:Registered Jack45)ネットワーク通信で用いるための8極8接点(8P8C)コネクタ、又は、レジスタードジャック11(RJ11:Registered Jack11)ネットワーク通信で用いるための6極2接点(6P2C)等のネットワーク接続ポートがネットワーク通信ユニット50に接続され得る。ネットワーク通信ユニット50は、有線ネットワーク接続を提供するためのイーサネットネットワークユニット又はダイヤルアップモデムであってよい。代替的に、ネットワーク通信ユニット50は、Wi−Fi(例えばIEEE802.11規格準拠)、3G、4G、LTE、及び/又は衛星ネットワーク通信等の、無線ネットワーク接続を提供してもよい。ネットワーク通信は、インターネット接続でもよいし、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)接続又はVPN接続等のローカルネットワーク通信であってもよい。リモートサポートデバイス1及び/又はネットワーク通信ユニット50は、従って、例えばWi−Fiのための2.4GHz及び/又は5GHz等の帯域幅での使用に適合したアンテナ(図示なし)をさらに含み得る。アンテナはリモートサポートデバイス1の筐体に組み込まれていてもよいし、ネットワーク通信ユニット50に接続された例えば同軸ポート(図示なし)等の例えばアンテナ接続ポートを通じてネットワーク通信ユニットと外部から接続されていてもよい。
コントロールユニット10は、それに接続されたディスプレイ12、ユーザ入力デバイス14、PMU20、ビデオキャプチャユニット40、及びネットワーク通信ユニット50を制御し、また、それぞれ第1及び第2の出力ポート32,34からのポインティングデバイス信号及びキーボード信号をエミュレートする。コントロールユニットは、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラユニット(MCU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はこれらの任意の組み合わせであり得る。
図2に、本発明に係るポータブルリモートサポートデバイス1’の実施形態の斜視図を示す。ポータブルリモートサポートデバイス1’は、図1のブロック図に従って組み上げられ、ネットワーク通信ポート52及びシリアル通信ポート36をさらに備える。第1及び第2のボタン16,18は機械式押しボタンである。別の実施形態において、ボタンはマイクロスイッチ又は静電容量タッチボタンであってよい。第1のボタンは、信頼された人がリモートサポートデバイスの電源をオンオフできるようにする電源オン/オフボタンである。第2のボタン18は、スクリーン上のメニューからの選択を可能にするエンターボタンとして振る舞う。他の実施形態において、第1及び第2のボタン16,18の機能は逆であってもよいし、及び/又はボタン16,18が他の機能を持っていても良い。例えば、デバイス1’をネットワークに再接続するのを可能にする機能、又は、ケーブルが正しく接続されているかを再確認するのを可能にする機能、等である。ナビゲーションボタン14は、スクリーン上のメニューを上下左右に操作するために用いられ得る。他の実施形態において、リモートサポートデバイスはより少ないボタン、逆により多いボタンを備えてもよいし。デバイスはディスプレイユニット12及びボタン14,16,18の代わりにタッチスクリーンを備えてもよい。
ディスプレイユニット12は、リモートサポートデバイス1’のコントロールユニット(図示なし)に接続された液晶ディスプレイ(LCD)を備え、使用中は、ネットワーク接続ステータス、バッテリ充電ステータス即ちSoC、及び、リモートサポートデバイス1’の個別の入出力ポート24,32,34,36,42,62のポート接続ステータスを示すステータスインジケータを表示する。ディスプレイユニット12は、固有セキュアトークンを表示するようにさらに構成され得る。ポート接続ステータスは、入出力ポート24,32,34,36,42,52においてケーブルが挿入されて通信が可能であるかどうかを示す。ディスプレイユニット12を通じて、例えばVPN接続設定、LAN接続のためのIPv4及びIPv6アドレスに対するDHCP設定等のネットワーク接続設定が表示され、ディスプレイユニット12及びボタン14,16,18を通じて設定され得る。別の実施形態において、ディスプレイユニット12は、3.5インチ発光ダイオード(LED)ディスプレイを備え、ステータスインジケータに加えて、コンピュータ装置が接続されている場合にコンピュータ装置のスクリーン出力を表示する。ステータスインジケータはコンピュータ装置のスクリーン出力へのオーバレイとして表示又は非表示されてよいし、又は、スクリーン出力のかわりに表示されてもよい。別の実施形態において、ディスプレイユニット12は、薄膜トランジスタ(TFT)LCD、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、有機LED(OLED)ディスプレイ、アクティブマトリクスOLEDディスプレイ(AMOLED)、量子ドットLED(QLED)ディスプレイ、又はこれらの任意の組み合わせを備え得る。別の実施形態において、ディスプレイユニット12はタッチスクリーンであり、デジタイザをさらに含む。
電源インレット24は、バッテリを充電するための外部電源(図示なし)からの5VDC電源入力のためのバレルタイプのコネクタである。別の実施形態において、電源インレット24は、例えばUSB−Aプラグ、マイクロUSBプラグ、USB−Cプラグ等のユニバーサルシリアルバス(USB)規格のプラグ、Thunderboltプラグ、FireWireプラグ、0.093インチ標準コネクタ、又はこれらの任意の組み合わせであり得る。別の実施形態において、第1及び第2の出力ポート32,34又はシリアル通信ポート36のバス電圧又はレール電圧がPMUへの電源入力を提供し、電源インレット24が省略されてもよい。
リモートサポートデバイス1’の第1及び第2の出力ポート32,34は、それぞれPS/2マウスポート及びPS/2キーボードポートであり得る。従って、第1及び第2の出力ポート32,34を通じて、それぞれマウス及びキーボード信号のみが送信され得る。従って、コンピュータ装置に悪意のあるソフトウェアが送信されるリスクが最小化される。別の実施形態において、第1及び第2の出力ポート32,34は、USB−A、USB−B、USB−C等のUSBポート、FireWireポート、又は、RS−232、URAT、若しくはUSRAT等のシリアル通信ポート、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。しかしながら、サーバ環境等の脆弱なコンピュータ装置環境においてセキュリティ又はセキュリティポリシーを犠牲にし得るため、USBポートは好ましくない。シリアルポート36は、9ピンのD−サブミニチュアRS−232ポートであり、ルータ、スイッチ等のネットワーク装置を接続するのに用いられ得る。シリアルポート36はコントロールユニット10に接続され、シリアルポート36を通じて接続された装置との通信が提供される。他の実施形態において、複数のシリアルポートがコントロールユニット10に接続されてもよい。
ビデオキャプチャデバイスに接続されたビデオ入力ポート42は、コンピュータ装置のVGA出力を接続するための15ピンのRS−232ポートであり得る。他の実施形態において、ビデオ入力ポート42は、例えばデジタルビジュアルインタフェース(DVI)ポート、高精細度マルチメディアインタフェース(HDMI(登録商標))ポート、ディスプレイポート、又はそれらの任意の組み合わせ等のデジタルポートであってよい。
さらに、ネットワーク通信ポート62は、RJ−45規格ネットワーク接続のための8P8Cコネクタである。別の実施形態において、これはRJ−11規格ネットワーク通信のための6P2Cコネクタであってもよい。他の実施形態において、リモートサポートユニット1’は、ネットワーク通信ポート52と組み合わせて、又はネットワーク通信ポート52の代わりに、ネットワーク通信ユニットと接続された、外部アンテナに接続するためのアンテナポートを備える。アンテナポートは、例えばサブミニチュアバージョンA(SMA)コネクタ、バヨネットネイルコンセルマン(BNC:Bayonet Neill−Concelman)コネクタ、又はタイプNコネクタ等を有する同軸ポートであり得る。
図3に、本発明に係るポータブルリモートサポートデバイス1’’を含むシステム100の模式図を示す。リモートサポートデバイス1’’は、少なくともリモートサポートデバイス1’’の第1及び第2の出力ポート及びビデオ入力ポートによりコンピュータ装置110と接続されている。リモートサポートデバイス1’’は、セキュアなネットワーク接続130を介して技術者のリモートコンピュータ120とさらに接続されている。リモートコンピュータ120は、サーバ、PC、タブレットPC、スマートフォン、及び/又はパーソナルデジタルアシスタント(PDA)であり得る。さらに、ネットワーク接続130は、LAN接続、ピアツーピアネットワーク接続、VPN接続、パーソナルエリアネットワーク(PAN)接続、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。セキュアなネットワーク接続130は、上述のようなフオ法で、固有セキュアトークンを用いて確立される。好ましくは、技術者は、ネットワーク接続130により提供されたネットワーク上のリモートコンピュータ120のIPアドレスにより、リモートサポートデバイス1’’に接続するために識別及び/又は認証され得る。接続は、例えばリモートコンピュータ120アプリケーション又はブラウザプラグイン、若しくはリモートコンピュータ120のオペレーティングシステムのビルトイン機能を通じて確立されるか、又は、ブラウザを通じて確立される。ポインティングデバイス及びキーボード信号は、リモートサポートデバイス1’’により、技術者からリモートコンピュータ120へのマウス、タッチパッド、トラックパッド、スタイラス、及び/又は指入力と、キーボード、キーパッド又はオンスクリーンキー入力とに基づいてエミュレートされる。いくつかの実施形態において、リモートサポートデバイス1’’のコントロールユニット又はリモートコンピュータ120のアプリケーション若しくはブラウザプラグインは、コンピュータ装置110及びリモートコンピュータ120の間のスクリーン解像度及びスケーリングの差等に対して調整を行うように信号を処理してもよい。さらに、技術者は、例えばコマンドプロンプト又はターミナルを通じて、コマンドを送信してもよい。リモートサポートデバイス1’’はシリアルポートを介してコマンドをコンピュータ装置110に転送するか、ポインティングデバイス移動又はキーストロークに変換してコンピュータ装置110に送信し得る。同様に、例えばリモートサポートデバイス1’’のシリアル通信ポート及びコンピュータ装置110の間のシリアル通信を介して、通信がリモートコンピュータ120に送信され得る。
いくつかの実施形態が詳細に説明及び図示されてきたが、本発明はそれらには限定されず、以下の請求項に画定された主題の保護範囲内において、他の方法でも実施され得る。特に、本発明の保護範囲から逸脱することなく、他の実施形態が利用され、構造的及び機能的変更が行われ得ることは理解される。本明細書において「備える」/「含む」の語は、述べられた特徴、全体、ステップ又はコンポーネントが存在することを特定するのであって、1つ以上の特徴、全体、ステップ、コンポーネント、又はそれらのグループの存在又は追加を除外するものではないことはさらに強調されたい。

Claims (15)

  1. ポータブルリモートサポートデバイスであって、
    処理ユニットと、
    クラウドサービスと通信するように構成されたネットワーク通信ユニットと、
    ビデオキャプチャユニットと、
    少なくとも1つのビデオ入力ポートと、
    少なくとも1つの出力ポートと、を備え、
    前記処理ユニットは、前記ビデオ入力ポートを介して受信したビデオ信号を、前記ネットワーク通信ユニットを介して、前記クラウドサービスに送信するように構成され、
    前記処理ユニットは、前記少なくとも1つの出力ポート上で、前記ネットワーク通信ユニットを介して受信したポインティングデバイス信号及び/又はキーボード信号をエミュレートするように構成され、
    前記ポータブルリモートサポートデバイスは、固有セキュアトークンを取得するように構成された、
    ポータブルリモートサポートデバイス。
  2. セキュアトークン生成ユニットをさらに備える、
    請求項1に記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  3. 前記ネットワーク通信ユニットを介して、前記クラウドサービスからセキュアトークンを受信するように構成された、
    請求項1又は2に記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  4. 前記リモートサポートデバイスのステータスを表示するように適合されたディスプレイをさらに備える、
    請求項1−3のうちいずれか1つに記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  5. 前記ディスプレイは固有セキュアトークンを表示するようにさらに適合されている、
    請求項4に記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  6. 所定の時間長の間、使用されて、前記リモートサポートデバイスを給電するために適合されたバッテリをさらに備える、
    請求項1−5のうちいずれか1つに記載のリモートサポートデバイス。
  7. バーチャルプライベートネットワーク(VPN)に接続するように適合されている、
    請求項1−6のうちいずれか1つに記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  8. 前記ネットワーク通信ユニットは、衛星及び/又はモバイルネットワークを介するネットワーク接続を提供するように適合されている、
    請求項1−7のうちいずれか1つに記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  9. シリアルコンソールを介して装置に接続するためのシリアルポートをさらに備える、
    請求項1−8のうちいずれか1つに記載のポータブルリモートサポートデバイス。
  10. コンピュータ装置をリモートサポートするための方法であって、
    請求項1−9のうちいずれか1つに記載のポータブルリモートサポートデバイスを提供するステップと、
    前記リモートサポートデバイスの前記少なくとも1つの出力ポートを、前記コンピュータ装置のポインティングデバイス入力ポート及び/又はキーボード入力ポートに接続するステップと、
    前記コンピュータ装置のビデオ出力ポートを前記リモートサポートデバイスの前記日で入力ポートに接続するステップと、
    前記ネットワーク通信ユニットが、前記リモートサポートデバイスをクラウドサービスに接続するステップと、
    固有セキュアトークンを取得するステップと、
    前記固有セキュアトークンを前記リモートサポートデバイス及び前記クラウドサービスの間で共有するステップと、
    前記固有セキュアトークンを用いて、前記クラウドサービスを介して、リモートコンピュータ及び前記リモートサポートデバイスの間の通信を確立するステップと、
    前記リモートサポートデバイスの前記ビデオキャプチャユニットが、前記コンピュータ装置のビデオ出力をキャプチャし、前記キャプチャされたビデオ出力を、前記確立されたセキュアな接続を介して前記リモートコンピュータに送信するステップと、並びに、
    前記リモートコンピュータへの入力に応答して、前記リモートサポートデバイスの前記1つ以上の出力ポート上で、ポインティングデバイスの移動及び/又はキーボードキーストロークをエミュレートするステップと、
    を含む、
    方法。
  11. 前記固有セキュアトークンを取得するステップは、前記固有セキュアトークンを生成する前記リモートサポートデバイスにより実行され、
    前記固有セキュアトークンを共有するステップは、前記リモートサポートデバイスが前記生成された固有セキュアトークンを、前記ネットワーク通信ユニットを介して前記クラウドサービスに通信することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記固有セキュアトークンを取得するステップは、前記固有セキュアトークンを生成する前記クラウドサービスにより実行され、
    前記固有セキュアトークンを共有するステップは、前記クラウドサービスが前記生成された固有セキュアトークンを、前記ネットワーク通信ユニットを介して前記リモートサポートデバイスに通信することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記固有セキュアトークンを取得するステップは、リモートサポートデバイスが固有セキュアトークンを要求することをさらに含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記リモートサポートデバイスがディスプレイをさらに備えており、
    前記ディスプレイ上に前記固有セキュアトークンを表示するステップをさらに含む、
    請求項10−13のうちいずれか1つに記載の方法。
  15. 固有セキュアトークンが、前記ポータブルリモートサポートデバイスを用いて実行される各サポートセッションに対して生成される、
    請求項10−14のうちいずれか1つに記載の方法。
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