JP2021521482A - 特にオートフォーカス用の薄型レンズ光学モジュール - Google Patents

特にオートフォーカス用の薄型レンズ光学モジュール Download PDF

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Abstract

本発明は、調整可能な焦点距離を有するレンズを備える光学装置に関し、レンズは、レンズ容積と、レンズ容積に接続されるリザーバ容積とを囲む容器を備え、2つの容積は、透明な液体で満たされ、容器は、側壁構造と、膜と、壁部分とをさらに備え、膜は、側壁構造の背面に接続され、カバー要素は、レンズ容積がカバー要素と膜との間に配置されるように、側壁構造の前面に接続され、壁部分は、リザーバ容積に隣接して配置され、壁部分の内側は、リザーバ容積内に存在する液体に接触し、レンズは、膜に接続され、膜の領域を画定するレンズ整形器をさらに備え、この領域は、調整可能な曲率を有し、レンズ容積内の液体に接触し、レンズは、壁部分の外側に接続され、外側に作用して、リザーバ容積からレンズ容積に、またはその逆に、液体をポンピングするように構成され、その結果、膜の領域の曲率を変化させ、それとともにレンズの焦点距離を変化させる。【選択図】図3

Description

本発明は、調整可能な焦点距離を有するレンズを含む光学装置に関する。
そのような光学装置に関して、設置スペースが小さい焦点調整可能なレンズを提供することが望ましい。
この課題は、請求項1の特徴を有する光学装置によって解決される。
本発明の好ましい実施形態は、それぞれの従属請求項に記載され、以下に記載される。
請求項1によれば、光学ズーム装置は、調整可能な焦点距離を有するレンズを備え、上記レンズは、レンズ容積と、上記レンズ容積に接続されるリザーバ容積とを囲む容器を備え、上記2つの容積は、透明な液体で満たされ、上記容器は、前面および背面(特に、前面は、背面から離れて面する)を有する平坦な側壁構造と、弾性的に変形可能で透明な膜と、透明なカバー要素と弾性的に変形可能な壁部分とをさらに備え、上記膜は、上記側壁構造の上記背面に接続され、上記カバー要素は、上記レンズ容積が上記カバー要素と上記膜との間に配置されるように、上記側壁構造の上記前面に接続され、上記壁部分は、上記リザーバ容積に隣接して配置され、上記壁部分は、内側と、上記内側から離れて面する外側を備え、上記内側は、上記リザーバ容積に存在する上記液体に接触し、上記レンズは、上記膜に接続され、上記膜の領域を画定するレンズ整形器をさらに備え、この領域は、調整可能な曲率を有し、レンズ容積内の上記液体に接触し、上記レンズは、上記壁部分の上記外側に接続され、上記外側に作用して、上記リザーバ容積から上記レンズ容積に、または上記レンズ容積から上記リザーバ容積に、液体をポンピングするように構成され、その結果、上記膜の上記領域の上記曲率を変化させ、それとともに上記レンズの上記焦点距離を変化させる。
特に、側壁構造に関して平坦という概念は、側壁構造が、レンズの光軸に垂直な方向の側壁構造の延長部よりも小さい、前面または背面に垂直な方向の厚さを含むことを意味する。特に、膜とカバー要素とは、レンズの光軸の方向に向かい合っている。特に、カバー要素および/または膜は、光軸に対して垂直に延在する。
さらに、特に、レンズ成形機は、好ましくは、容器に対して固定され、すなわち、カバー要素または側壁構造に対して移動しない。
特に、本発明によって、磁石および電気コイルをベースとし得るアクチュエータを含むことのできる薄型液体レンズを提供することが可能になる。
本発明によるアプローチは、異なる有効開口部に容易にスケーラブルであり、三方向(例えば、アクチュエータ方向を指していない全ての方向)における装置の外寸を最小化することができる。
特に、レンズの形状は、例えば、非対称アクチュエータ/ポンプ構成を使用することによって、電子装置(例えば、スマートフォン)の可能なカメラ表示領域を最大化するために、有利にカスタマイズ可能である。
さらに、液体レンズの容器は、曲がった形状を備えることができ、特に、その結果、レンズの容器を光学装置の構成要素(レンズ鏡筒など)に適合させ、設置スペースを最小化する構成要素に関する配置が可能になる。以下、対応する実施形態について詳細に説明する。
特に、本発明は、以下のような多種多様な異なる用途に適用することができる。
・最小高さを加えることによる液体レンズを用いたモバイルカメラにおけるオートフォーカス
・携帯電話カメラのマクロ
・バーコード走査システム
・医療用途
・ロボット用途
・マシンビジョン用途
・監視カメラ
・IOT装置
・ドローン
特に、ピストンは、壁部分の外側に押し付けて、リザーバ容積からレンズ容積内に液体をポンピングするように、または外部に引っ張って、レンズ容積からリザーバ容積内に液体をポンピングするように移動可能である。液体が非圧縮性であるために、液体をレンズ容積内にポンピングすると、(平坦な領域から始まる)レンズの前記領域の曲率が増加し、それによって、レンズ容積からリザーバ容積内へ液体を除去しながら、焦点屈折力は、前記領域の曲率を再び低下させる。したがって、2つの容積の間で液体をポンピングすることによって、膜の前記領域の曲率を(例えば、凹面から凸面へ、または平坦から凸面へ)調整することができ、その結果、容器は、調整可能な曲率を有するレンズを形成する。したがって、容器を通過する(例えば、カバー要素、レンズ容積内の液体、および膜を通過する)光は、膜の前記領域の曲率によって画定される焦点距離に従って屈折される。
特に、本発明の一実施形態によれば、側壁構造は、レンズ容積の少なくとも一部を収容するための貫通開口部と、リザーバ容積の少なくとも一部を収容するための隣接する凹部とを備えるプレート部材を備える。特に、プレート部材のこの凹部は、プレート部材の(更なる)貫通開口部であってもよい。
さらに、本発明の一実施形態によれば、レンズ整形器は、膜の前記領域を画定するために、膜と接触する円形縁部によって画定される貫通開口部を備える。
本発明の一実施形態によれば、膜は、プレート部材とレンズ整形器との間に配置される。ここで、特に、レンズ整形器は、更なるプレート部材によって形成され得、レンズ整形器(更なるプレート部材)は、前記円形縁部によって画定される前記貫通開口部と、ピストンが作用する前記壁部分を露出するように構成される更なる貫通開口部とを備える。あるいは、レンズ整形器は、リング部材によって形成することができる。
さらに、本発明の代替実施形態によれば、膜は、レンズ整形器を介してプレート部材に接続され、その結果、レンズ整形器は、膜とプレート部材との間に配置される。ここで、特に、レンズ整形器は、更なるプレート部材によって形成することができ、レンズ整形器の円形縁部によって区切られるレンズ整形器の貫通開口部は、レンズ容積の一部を収容し、レンズ整形器(更なるプレート部材)は、リザーバ容積の一部を収容するための更なる貫通開口部を備える。
更なる代替的な実施形態によれば、レンズ整形器は、プレート部材自体によって形成され、レンズ整形器の円形縁部は、プレート部材の前記貫通開口部の円形縁部によって形成される。
さらに、本発明の一実施形態によれば、プレート部材は、プリント回路基板であり、前記円形縁部は、プリント回路基板のエッチングされた金属層(例えば、銅によって形成されるか、または銅を含む金属)によって形成される。
あるいは、プレート部材または更なるプレート部材の側壁構造は、金属、プラスチック材料、ポリマーから形成され得るか、またはそれらを含み得る。特に、側壁構造、またはプレート部材もしくは更なるプレート部材は、射出成形部品とすることができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、カバー要素がプレート部材の貫通開口部および/またはプレート部材の凹部を覆うように、カバー要素がプレート部材に接続される。
更なる実施形態によれば、更なる膜が、プレート部材とカバー要素との間に配置される。更なる膜は、プレート部材の貫通開口部および/または凹部を覆うことができる。特に、更なる膜は、液体とレンズのカバー要素との間の屈折率整合を改善するように適合され得る。
さらに、一実施形態によれば、カバー要素は、以下の材料、すなわち、ガラス、プラスチック材料、ポリマーのうちの1つから形成することができ、またはこれらの材料のうちの1つを含むことができる。
また、本発明の一実施形態によれば、リザーバ容積は、レンズの光軸に垂直な方向で、レンズ容積に対向して配置される。したがって、特に、レンズ容積に対するリザーバ容積の配置は、光軸に対して非対称である。特に、これにより、光軸方向の比較的小さい高さを特に含む容器のレンズ容積部分をレンズ鏡筒の上部に配置することができ(これはレンズ鏡筒の設置高さに、小さい高さのみを追加する)、一方、嵩張ったパーツ(例えば、ピストンが作用する前記壁部分の外側に接続されたピストンを含む容器のリザーバ容積部分)をレンズ鏡筒に対して横方向に配置することができる。
好ましい実施形態によれば、ピストンが接続される前記壁部分は、レンズの膜の一部分によって形成され、この場合、好ましくは、側壁構造またはプレート部材の裏側全体を覆う。
さらに、また別の実施形態によれば、容器は、レンズ容積を囲む第一の部分と、リザーバ容積を囲む第二の部分とを備え、第一の部分は、第二の部分と鈍角をなす(すなわち、前記角度は90°より大きく180°より小さい)。また、ここでは、容器のリザーバ部分は、容器がレンズの面側に配置されている場合、容器のレンズ容積部分に対してある角度で延びるため、レンズ鏡筒に対して横方向に配置することができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、光学装置は、レンズ鏡筒を備え、レンズ鏡筒は、レンズ鏡筒の内部空間の周りに延び、レンズ鏡筒は、内部空間内に互いの上に重ねて配置された複数の剛性レンズをさらに備え、レンズ鏡筒は、レンズ鏡筒の内部空間に光が入射して剛性レンズを通過することができる開口部を区切る面側を備え、面側は、レンズ鏡筒の側方外面に接続され、側方外面は、内部空間の周囲に延びる。
さらに、光学装置は、光学画像センサを備えることができ、光学画像センサは、レンズ鏡筒の内部空間に、またはレンズ鏡筒の前に配置することができ、その結果、剛性レンズは、画像センサに面し、レンズ鏡筒(すなわち、その中の剛性レンズ)の光軸に沿ってレンズ鏡筒の前記開口部に入る光は、剛性レンズを通過して、光学画像センサに衝突することができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、レンズは、レンズの容器に接続されたハウジングをさらに備え、その結果、ハウジングが容器とともにピストンを囲むようになる。
特に、一実施形態によれば、容器および/またはハウジングは、レンズ鏡筒に接続され、その結果、容器がレンズ鏡筒の面側に配置され、レンズ容積がレンズ鏡筒の剛性レンズに面し、ピストンがレンズ(またはレンズ鏡筒)の光軸に垂直な方向でレンズ鏡筒の側面に面するようなる。また、特に、ピストンのハウジングは、レンズ鏡筒の側面に配置されている。
さらに、一実施形態によれば、容器および/またはハウジングは、レンズ鏡筒に接着される。
さらに、本発明の一実施形態によれば、容器および/またはハウジングは、レンズ鏡筒に嵌合するように配置(または接続)される。
さらに、一実施形態では、容器は、ピストンが壁部分の外側に押し付けられるピストンの第一の移動方向でピストン用のストッパを形成する。さらに、特に、ピストンをハウジングで囲むことにより、ピストンが壁部分の外側で引っ張られるピストンの第二の移動方向でピストン用のストッパを提供することができる。更なる実施形態によれば、ハウジングは、前記移動方向に垂直な方向でピストン用のストッパを形成することもできる。したがって、レンズのハウジングおよび/または容器は、磁石が接続され、磁石を支持する膜/壁部分の保護を改善する(例えば、機械的衝撃による)磁石の移動を抑制するのに役立つ。
さらに、本発明の代替実施形態によれば、ピストンのための別個のハウジングを提供する代わりに、レンズ鏡筒の面側は、ピストンを受け入れるための凹部を備えることができ、容器は、ここで、レンズ鏡筒の面側に接続され(特に接着され)、その結果、レンズ容積がレンズ鏡筒の剛性レンズに面し、ピストンが壁部分の外側からレンズ鏡筒の面側の凹部内に突出するようになる。ここで、レンズ鏡筒自体は、ピストンのためのハウジングを提供する。
また、ここで、特に、凹部の底部またはその上に配置されたプリント回路基板は、ピストンが壁部分の外側を引っ張るピストンの第二の移動方向でピストン用のストッパを形成することができる。さらに、凹部の内側は、ピストンの第一および第二の移動方向に垂直な方向でピストン用のストッパを形成することができる。さらに、ここでも、容器は、ピストンが壁部分の外側に押し付けられるピストンの第一の移動方向でピストン用のストッパを形成することができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、ピストンのハウジング(またはレンズ鏡筒の凹部)は、内部空間(またはレンズ鏡筒の凹部)の通気を可能にするために、ピストンがハウジング(またはレンズ鏡筒)の外側に配置されるハウジング(または凹部)の内部空間を接続する空気ダクトを備える。
さらに、本発明の一実施形態によれば、ハウジング(またはレンズ鏡筒の凹部)は、ハウジング(または凹部)の内部空間をレンズ鏡筒の内部空間と接続して、レンズ鏡筒の内部空間の通気を可能にする更なる空気ダクトを備える。代替として(または追加として)、光学装置は、レンズ鏡筒の内部空間をレンズ鏡筒の外側に接続する更なる空気ダクトを備えることができる。
レンズのレンズ鏡筒への設置スペース節約接続を提供する代わりに、レンズを折り畳みプリズムのような他の光学部品に有利な方法で接続することもできる。ここで、レンズの容器は、折り畳みプリズムの表面に接続(特に接着)することができる。特に、容器は、レンズの膜が折り畳みプリズムの前記表面とレンズのカバー要素との間に配置されるように、折り畳みプリズムの前記表面に接続される。また、ここで、光学装置は、上述したようなレンズ鏡筒を備えることができ、レンズ鏡筒は、好ましくは、折り畳みプリズムと光学装置の光学画像センサとの間の光学装置の光路内に配置される。特に、レンズ鏡筒は、オートフォーカスおよび/または光学画像安定化を提供するために、画像センサに対して移動するように構成することができる。しかしながら、このような構成においても、レンズは、オートフォーカス機能を実行することができ、特に、マクロショットを生成することもできる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、光学装置は、ピストンが壁部分の外側に押し付けられてリザーバ容積からレンズ容積内に液体をポンピングし、膜の前記領域の曲率(例えば、平坦から凸状)およびそれに伴うレンズの焦点距離を変化させるように(例えば、平坦から凸状)するように、および/または、アクチュエータが、ピストンが壁部分の外側で引っ張られてレンズ容積からリザーバ容積内に液体をポンピングし、膜の前記領域の曲率(例えば、凸状から凸状または平坦でない)およびそれに伴うレンズの前記焦点距離を変化させるように、ピストンがレンズ容積の外側で液体をリザーバ容積内にポンピングするように、ピストンを移動させるように構成される、アクチュエータを備える。
さらに、本発明の一実施形態によれば、ピストンは磁石を含み、磁石は特にアクチュエータの構成要素を形成する。
さらに、本発明の一実施形態によれば、磁石は、スペーサを介して壁部の外側に接続される。
さらに、本発明の一実施形態によれば、アクチュエータは、コイルに電流が流れると、磁石と相互作用してピストンを移動させるように構成された導電性コイルを備え、特に、ピストンの移動方向、例えば、壁部分の外側に押し付けて壁部分の外側に向かう方向(第一の移動方向)か、または壁部分の外側から引き離す方向(第二の移動方向)かは、コイルを流れる電流の方向(磁石の磁化の所与の向きについて)に依存する。特に、光学装置は、前記電流を制御するドライバ回路を備えることができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、コイルは、(例えば仮想の)巻回軸の周りに延びる巻線を備える導電体を備え、特に、巻回軸はレンズの光軸に平行に、および/または容器の壁部分に垂直に延びる。
特に、一実施形態によれば、コイルは、巻回軸の方向で磁石に面し、磁石の磁化は、巻回軸に平行に延びることを特徴とする。代替として、磁石は、磁石がコイルの巻線によって囲まれた空間(例えば空隙)内に少なくとも部分的に配置されるように配置することもできる。また、ここで、磁石は、巻回軸に平行に延びる磁化を備えることもできる。さらに、代替として、磁石が少なくとも部分的に前記空間内に配置される場合、またはコイルの巻線によって囲まれる前記空間内に完全に配置される場合、磁石は、径方向に着磁されたリング磁石、すなわち、その径方向に延びる磁化を備えるリング磁石であってもよい。ここで、特に、磁化は巻回軸に垂直に延びている。
さらに、本発明の一実施形態によれば、コイルは、プレート部材に一体化され、特に、リザーバ容積を収容するプレート部材の凹部の境界に沿って延び、特に、磁石は、第一の移動方向でコイルに面し、特に、磁石は、コイルの巻回軸に平行に延びる磁化を備える。
さらに、一実施形態によれば、磁化は、ピストンの第一または第二の移動方向に平行に、および/またはレンズの光軸に平行に延びることができる。
また、本発明の一実施形態によれば、コイルは、レンズ鏡筒の面側の凹部の底部に配置されるプリント回路基板(上記参照)に一体化されるか、レンズ鏡筒の面側の凹部の底部に配置されるか、レンズ鏡筒の面側の凹部の底部に一体化されるかの一つである。特に、磁石は、ピストンの第二の移動方向でコイルに面することができる。さらに、特に、磁石は、巻回軸に平行に延びる磁化を備えることができる。さらに、特に、コイルを備えるプリント回路基板は、可撓性導体を介して、光学装置に電気的接触を提供するように構成された更なる(例えば、可撓性)コネクタに接続することができ、特に、画像センサおよびレンズに(例えば、レンズのアクチュエータに)電気的接触を提供することができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、レンズ鏡筒は、レンズ鏡筒内に成形された電気コネクタを備え、電気コネクタは、コイルにハンダ付けされる2つの第一の端部とともにレンズ鏡筒から突出し、特に電気コネクタは、ハンダ付け可能な電気接点を形成する2つの第二の端部とともにレンズ鏡筒から突出する。
さらに、本発明の一実施形態によれば、ピストンのハウジングは、壁部分に面する底部と、ハウジングの底部をレンズの容器に接続する側壁とを備える。
さらに、本発明の一実施形態によれば、コイルは、ピストンの第二の移動方向で、磁石がコイルに面するように、ハウジングの底部に一体化されるか、またはハウジングの底部に配置される。ここで、磁石は、コイルの巻回軸に平行に延びる磁化を備えることができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、コイルは、ハウジングの側壁に一体化されるか、またはハウジングの側壁に配置され、特に、磁石は、コイルの巻線によって囲まれた空間(例えば空隙)内に少なくとも部分的または完全に配置される。ここで、特に、磁石は、巻回軸に平行に延びる磁化(軸方向に着磁された)、または巻回軸に垂直に延びる(径方向に着磁された)磁化を備えることができる。
さらに、本発明の一実施形態によれば、アクチュエータは、ピストンを移動させるための形状記憶合金から形成された部材を備え、前記部材は、特に、ピストンをピストンのハウジングまたはレンズ鏡筒に接続し、特に、前記部材は、ピストンを壁部分の外側で引っ張らせる状態を備える。また、アクチュエータは、ピストン構造に関する押し/引き動作を可能にするために、複数の形状記憶合金部材を備えてもよい。
以下では、本発明の更なる特徴および実施形態が、特許請求の範囲に添付された図面を参照して説明される。
本発明による光学装置の一実施形態の斜視図を示し、光学装置は、レンズ鏡筒と、調整可能な焦点距離を有する液体レンズとを備え、レンズは、レンズおよびレンズ鏡筒の共通光軸に対して非対称に配置された液体用リザーバ容積を備える。 本発明による光学装置の更なる実施形態を示し、レンズは、光学装置の折り畳みプリズム上に配置される。 レンズの焦点距離の調整を説明するために、光学装置の一実施形態の断面図を示す。(A)は無限遠焦点構成を示し、(B)は、リザーバ容積からレンズ容積内に液体をポンピングすることによって、膜の光学活性領域が凸状の曲率を強制的にとる構成を示す。 本発明による光学装置の更なる実施形態の部分断面図を示す。レンズ鏡筒自体は、ピストンを受け入れるためのハウジングを形成する。 本発明による光学装置のレンズの一実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)を示し、レンズは、角度付きハウジングを含み、(B)は、光学装置のレンズ鏡筒に対するレンズの配置を示す。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図を示す。追加の膜が、カバー要素と、レンズの液体を含むレンズ容積との間に配置され、更なる膜は、液体とカバー要素(例えば、ガラス)の屈折率とを整合させる役割を果たす。 本発明による光学装置の実施形態の断面図を示す。装置は、ピストンおよびレンズ鏡筒のハウジングの内部空間を通気するための空気ダクトを備える。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図(A)および分解図(B)を示す。レンズの容器の側壁を形成するプレート部材は、レンズのアクチュエータのコイルが一体化されたプリント回路基板である。 本発明による光学装置のレンズの一実施形態の概略断面図を示し、前記レンズのアクチュエータは、軸方向に着磁された磁石に面するコイルを備える。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図を示す。レンズのアクチュエータは、アクチュエータのコイルに浸漬された磁石を備え、磁石は、軸方向に着磁されている。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図を示す。レンズのアクチュエータは、レンズのピストンを移動させる形状記憶合金部材を備える。 本発明による光学装置のレンズの更なる実施形態の概略断面図を示す。レンズのアクチュエータは、アクチュエータのコイルに浸漬された磁石を備え、磁石は、径方向に着磁されている。 レンズの光学活性領域に関して、レンズ鏡筒上のリザーバ容積の非対称配置の異なる可能性を示す。(A)は、リザーバ容積がレンズ鏡筒のコーナー領域上に配置される構成を示し、(B)は、リザーバ容積がレンズ鏡筒のエッジ上で中央に配置される構成を示す。さらに、(C)は、リザーバ容積がレンズ鏡筒のエッジに配置されるが、レンズ鏡筒からエッジを過ぎて突出している構成を示す。 特にインサート成形によって、レンズ鏡筒に一体化されたコネクタを備える、本発明による光学装置の一実施形態の概略断面図を示す。 リザーバ容積およびレンズ容積の異なる可能な形状を示し、好ましくは、レンズ容積は円形断面(A)、(B)を備え、リザーバ容積は円形形状から逸脱して、すなわち、正方形(A)または楕円形(B)にすることができる。
本発明は、例えば図1〜図4に示すような光学装置1、例えばカメラに関する。特に、光学装置1は、調整可能な焦点距離を有するレンズを備え、レンズ10は、レンズ容積Vを囲む容器11と、レンズ容積Vに接続されるリザーバ容積Rとを備える。2つの容積R、Vは、透明な液体Lで満たされる。容器11は、前面12aおよび背面12bを備える平坦な側壁構造12と、弾性的に変形可能で透明な膜20と、透明なカバー要素30と、弾性的に変形可能な壁部分22とをさらに備え(例えば、図3を参照)、膜20は、側壁構造12の背面12bに接続され、カバー要素30は、レンズ容積Vがカバー要素30と膜20との間に配置されるように、側壁構造12の前面12aに接続される。したがって、光は、カバー要素30、透明な液体Lで満たされたレンズ容積V、および膜20を通過することができる。レンズ容積Vに隣接する膜20の領域21の曲率を変化させることによって、レンズ10の焦点距離を調整することができ、これについては以下に詳細に説明する。
さらに、前記壁部分22は、リザーバ容積Rに隣接して配置され、壁部分Rは、内側22aと、前記内側22aから離れて面する外側22bとを含み、内側22aは、リザーバ容積R内に存在する液体Lに接触する(例えば、図3を参照)。
膜20が画定された正確な曲率を展開させることを確実にするために、レンズ10は、膜20に接続され、膜20の、例えば、円形領域21を画定するレンズ整形器40をさらに備え、この領域21は、調整可能な曲率を有し、レンズ容積V内の液体Lに接触する。この曲率を調整し、これとともにレンズ10の焦点距離を調整するために、レンズ10は、壁部分22の外側22bに接続され、リザーバ容積Rからレンズ容積V内に、またはその逆に、液体Lをポンピングするために前記外側22bに作用するように構成された可動ピストン50をさらに備える。好ましくは、壁部分22は、膜20の一部分によって形成される。特に、ピストン50は、レンズ10の容器11に接続されたハウジング80によって囲むことができる(例えば、図1および図3を参照)。
レンズ10の焦点距離の調整は、例えば、カメラのオートフォーカス機能の作動原理を示す図3に例示的に示されている。ここで、前記領域21の曲率は、図3(A)に示される平坦な状態から図3(B)に示される凸状の状態に、液体Lをリザーバ容積Rからレンズ容積V内にポンピングすることによって変化し、こうして、レンズ容積V内の液体Lは、前記領域21に押し付けられ、次いで、凸状の曲率を生じる。その結果、ピストンが膜20の部分22を引っ張った場合、液体Lはリザーバ容積R内にポンピングで戻され、領域21の曲率は、平坦な状態に戻って小さくなることができる。ピストンを反対の移動方向B、B’、すなわち膜20の前記部分22の外側22bに向かう方向と、それから離れる方向とに連続的に移動させることができるという事実のために、焦点距離は、ある特定の範囲にわたって、例えば、ピストンストローク、ピストン面積、および光学レンズ面積によって与えられる特定の範囲にわたって、連続的に調整することができる。
図1および図3に示すように、レンズの容器11は、特に設置スペースを節約して、レンズ鏡筒60上に配置されるようになっている。特に、このようなレンズ鏡筒60は、円周方向に延び、複数の剛性レンズ62が互いの上部に配置された内部空間61を取り囲んでいる。さらに、レンズ鏡筒60は、光がレンズ鏡筒60の内部空間61に入って、剛性レンズ通過することのできる開口部64を区切る面側63を備える。さらに、レンズ鏡筒60は、内部空間61の周囲に延びる側方外面65を備える。
レンズ鏡筒60は、レンズ鏡筒60を通過する光をレンズ鏡筒60の光軸A’に沿って、光学装置(例えば、カメラ)の画像センサ70上に偏向させ、レンズ10(例えば、焦点距離の調整)は、画像センサ70によって提供される光学的オートフォーカスフィードバック信号によって駆動することができる。
特に、図1および図3に示すように、リザーバ容積Rは、レンズ10の光軸Aに垂直な方向で、レンズ容積Vに対向して配置されている。
一般に、容器10は、レンズLの光軸Aの方向に比較的低い高さを備えることができ、一方、膜部分22に接続されたリザーバ容積Rおよびピストン50を含む部分は、前記高さ方向に(光軸Aに沿って)より大きな設置スペースを必要とする。
しかしながら、レンズ10の容器11の設計によって、光軸Aに関して容器11/リザーバ容積Rの非対称配置が可能となり、こうして、レンズ鏡筒60には、0.5mmより小さくなり得る低い高さだけが追加される。特に、容器11の非対称配置によって、レンズを携帯電話のディスプレイのエッジに移動させることが可能になる。
特に、図1および図3に示すように、容器11およびハウジング80は、レンズ鏡筒60に、好ましくは取り付けられ、特に接着され、その結果、容器11がレンズ鏡筒60の面側63に配置され、レンズ容積Vがレンズ鏡筒60の剛性レンズ62に面し、またピストン50およびハウジング80がレンズ10の光軸Aに対して垂直(または光軸Aに一致するレンズ鏡筒60の光軸A’に対して垂直)方向にレンズ鏡筒60の側方外面65に面する。さらに、特に、ピストン50のハウジング80は、レンズ鏡筒60の側方外面65上に、嵌合するように配置される。
レンズ鏡筒上のレンズ10の配置とは別に、非対称配置は、図3に示されている折り畳みプリズム3のような他の光学部品と併せて使用することもできる。この実施形態によれば、容器11は、レンズ10の膜20が折り畳みプリズム3の表面3aとレンズ10のカバー要素30との間に配置されるように、折り畳みプリズム3の表面3aに接続され、特に接着される。このハウジング80/ピストン50は、プリズムに対して横方向に配置することができるので、高さ方向の設置スペースを節約する。
また、ここで、光学装置1は、レンズ鏡筒60(上記参照)を備えることができ、レンズ鏡筒60は、好ましくは、折り畳みプリズム3と光学装置1の光学画像センサ70との間の光学装置1の光路P内に配置される。特に、レンズ鏡筒60は、オートフォーカスおよび/または光学画像安定化を提供するために、画像センサ70に対して移動するように構成することができる。しかしながら、レンズ10は、またオートフォーカスおよびマクロも提供することができる。
図4は、本発明による光学装置1の更なる実施形態を示し、この実施形態によって、ピストン50を囲むための追加のハウジング80を省略することが可能になる。
ここで、ピストン50を受け入れるために、レンズ鏡筒60の面側63に凹部66が形成され、レンズ10の容器11は、レンズ鏡筒60の面側63に接続され、特に接着され、その結果、レンズ容積Vがレンズ鏡筒60の剛性レンズ62に面し、またピストン50が壁部22の外側22bから凹部66内に突出するようになる。このように、本実施形態では、レンズ鏡筒60によってピストン50を囲むハウジングが形成されている。
特に、このような構成を達成するために、レンズ鏡筒60の外形は、アクチュエータのための空間を収容するようになっており、特にピストン50のための空洞を提供する。さらに、ピストン50を移動させるためのコイル101を、凹部66の底部66a上に配置されたプリント回路基板(PCB)103に一体化することができ、コイル101は、可撓性導体104を介して、光学装置1に電気的に接触させるのに役立つ、レンズ鏡筒60の底部の更なる可撓性コネクタ105に接続することができる。
特に、図4に示す構成は、コイル101がPCB103としてエッチングされた状態でフレックステール104を持ち上げ、PCBを凹部66内に接着することによって、効率的に確立することができる。その後、膜20の部分22に接続されたピストン50を有するレンズ10をレンズ鏡筒60に接着し、ピストン50を凹部66に受け入れる。これにより、AFドライバのコイル101への極めて単純化された電気的接続を生成することができる。
以下において、図5〜図13は、レンズの容器11の異なる可能な設計を、特にレンズ整形器40の設計に関して示す。さらに、図14〜図17は、容積V、Rの間で液体Lをポンピングするようにピストン50を対向する移動方向B、B’に移動させるためのアクチュエータ100(例えば、双方向マイクロポンプ)の設計に関する。
特に、図5(A)および図5(B)に示す実施形態によれば、レンズ10の容器11の側壁構造12(例えば、金属、ガラス、またはプラスチックから形成される)は、プレート部材120によって形成することができ、プレート部材120は、レンズ容積Vの少なくとも一部分を収容するための貫通開口部121と、リザーバ容積Rの少なくとも一部分を収容するための対向する凹部122とを備える。特に、プレート部材120は、カバー要素30(例えば、ガラス)と膜20との間に配置され、膜20は、プレート部材120の背面12bに接続され、カバー要素30は、プレート部材120の前面12aに接続され、こうして、レンズ容積Vは、カバー要素30および膜20によって覆われるようになり、凹部122は、膜22のみによって、特に、膜20の一体パーツを形成する前記弾性壁部分22によって覆われるようになる。しかしながら、部分22は、別個のパーツであってもよい。
膜20の前記曲率調整可能領域21を画定するために、更なるプレート部材40によって形成される(例えば、金属、ガラス、またはプラスチックから形成される)レンズ整形器40が提供され、膜20は、プレート部材120とレンズ整形器40との間に配置される。特に、レンズ整形器40は、前記領域21を画定するために、膜20と接触する円形縁部42によって画定される貫通開口部41を備える。リザーバ容積Rの壁部分22を露出させるために、ピストン50がリザーバ容積Rと相互作用することができるように、レンズ整形器40は、更なる貫通開口部43を備える。ここで、レンズ整形器40は、レンズ鏡筒60に対する距離ホルダとしても機能する。さらに、レンズ整形器40は、凸状の状態であるときに領域21に保護を提供する。
図6は、代替的な実施形態を示し、図5と比較して、レンズ整形器40とプレート部材120の位置が入れ替わっており、その結果、レンズ整形器40を介して薄膜20がプレート部材120に接続されるようになっている。これは、レンズ整形器40が薄膜20とプレート部材120との間に配置されていることが知っていることを意味する。ここで、レンズ整形器40の貫通開口部41はレンズ容積Vに寄与する一方、更なる貫通開口部43はリザーバ容積Rに寄与する。
図7は、図5に示す実施形態の変形例を示し、ここでは、レンズ整形器40は、膜20の領域21を画定するための貫通開口部41および円形縁部42を備えるリング部材40によって形成される(例えば、金属、ガラス、またはプラスチックから形成される)。プレート部材120の更なる貫通開口部122も、膜20によって覆われる(すなわち、部分22は、膜20の一体パーツである)。
さらに、図8は、レンズ10の実施形態を示し、ここでは、レンズ整形器40(例えば、金属、ガラス、またはプラスチックから形成される)がプレート部材120自体によって形成され、レンズ整形器40の円形縁部42がプレート部材120の前記開口部121の円形縁部42によって形成される。さらに、プレート部材120の凹部122は、貫通開口部として形成されている。ここで、両方の貫通開口部121、122は、カバー要素30によって前面12aが覆われ、膜20によって背面12bが覆われている。
図9は、図8に示す実施形態の変形例を示し、ここで、カバー要素30は、プレート部材120の貫通開口部121を覆う円形カバー要素30である。凹部(すなわち、貫通開口部)122も閉じるために、更なる膜25が設けられ、カバー要素30とプレート部材120との間に配置される。こうして、弾性壁部分25、22によってリザーバ容積が前面12aおよび背面12bで覆われる。
図10に示すように、レンズ10の容器10は、また原則として、曲がった形状を備えることができ、こうして、装置1の設置スペースを最小化するレンズ鏡筒60に関する配置が可能になる。
このために、容器11は、レンズ容積Vを含む第一の部分11aと、リザーバ容積Rを含む第二の部分11bとを含み、第一の部分11aは、容器11の第二の部分11bに対して鈍角Wで延在する(図10(A)参照)。これによって、図10(B)に示す容器11の位置が可能になり、ここで、容器の第一の部分11aは、レンズ鏡筒の面側63に配置され、こうして、膜20の前記領域21およびレンズ容積Vがレンズ鏡筒の剛性レンズ62に面するようになり、容器11の第二の部分11bは、レンズ鏡筒60に対して横方向に配置され、レンズ10の光軸Aに垂直な方向(またはレンズ鏡筒60の光軸A’に垂直な方向)にレンズ鏡筒60の側方外面65に面する。
さらに、既に上述したように、全てのレンズ設計において、液体Lとカバー要素30との間の屈折率整合を改善するために、カバー要素(例えば、ガラス)の下に更なる膜25を配置することができる。
さらに、上述した全てのプレート部材120は、(例えば、プレート部材120の深さエッチングおよび/または射出成形の代わりに)複数の平坦な要素を互いの上に積み重ねることによって形成することもできる。
さらに、図12に示すように、レンズ10をレンズ鏡筒60上に取り付ける(例えば、接着する)とき、空気ダクト(例えば、エアスリットまたはエアギャップ)を好ましくはレンズ領域に提供し、その結果、膜20の撓みが生じ得るようになる(過圧または負圧を補償するための空気交換)。同じことは、ハウジング80または凹部66にも当てはまる。レンズ鏡筒の内部空間61を、ハウジングの内部空間85(または凹部66)、またはハウジング80(または凹部66)用の空気ダクト84、およびレンズ鏡筒の内部空間61の通気を可能にする更なる空気ダクト67を介して通気することができるように、ハウジング80(または凹部66)の空気ダクト84および85の形で1つの共通の空気交換を行うことができる。特に、全ての3つの空気ダクト84、86、67が存在することもある。単にダクト84、86が使用される構成は、レンズ領域(すなわち、レンズ鏡筒60の内部空間61)に入り得る粒子がより少ないという利点を有する。
さらに、図13は、レンズ10の容器11の設計のさらに別の実施形態を示し、これは、図8に示す実施形態の変形例に対応する。特に、図13によれば、プレート部材120はプリント回路基板であり、レンズ整形器40の前記円形縁部42は、プリント回路基板120のエッチングされた金属層44(例えば、銅によって形成されるか、または銅を含む金属)によって形成される。
このような頂部(例えば、銅)層のエッチングによって、高品質なレンズ整形器40が得られる。プレート部材120の貫通孔121は、正確な直径でドリル加工することができるが、光学的品質は求められない。このため、非常に小さく、低コストで、薄いレンズ10を構築することが可能になる。
あるいは、本明細書に記載される側壁構造12、またはプレート部材120もしくは更なるプレート部材40は、金属、プラスチック材料、ポリマーから形成することができ、またはこれらを含むことができる。特に、側壁構造12、またはプレート部材120もしくは更なるプレート部材120は、射出成形され得る。一般に、カバー要素30は、ガラス、プラスチック材料、ポリマーから形成することができ、またはこれらを含むことができる。
さらに、図14〜図17は、本発明で使用可能な異なる可能なアクチュエータの設計を示す。
例えば、図14〜図17に示すように、光学装置1は、(例えば、膜20の)前記部分22に接続されているレンズ10のピストン50を動かすように構成されたアクチュエータ100を備える。特に、アクチュエータは、ピストン(例えばレンズの光軸Aに沿って)を第一の移動方向Bに移動させるように構成され、その結果、ピストン50が壁部分22の外側22bに押し付けられ、リザーバ容積Rからレンズ容積Vに液体Lをポンピングすることで、レンズ10の膜20の前記領域21の曲率を変化(例えば、増加)させ、それとともに、レンズ10の焦点距離を変化(例えば、低下)させる。さらに、アクチュエータ100は、ピストン50を反対の第二の移動方向B’に移動させるように構成され、その結果、ピストン50が壁部分22の外側22bで引っ張り、液体Lをレンズ容積Vからリザーバ容積R内にポンピングすることで、レンズ10の膜20の前記領域21の曲率を変化させ、それとともにレンズ10の焦点距離を変化させる。
具体的には、図14、図15および図17に示すように、ピストン50は、磁石51を備え、この磁石51は、好ましくは、磁石51とリザーバ容積Rの壁部分22との間に配置されたスペーサ52によって前記壁部分22(例えば、膜20の一部)に接続されている。
さらに、図14、図15および図17に示すように、アクチュエータ100は、磁石51と相互作用して、ピストン50を前記移動方向B、B’に移動させるように構成された導電性コイル101を備える。
特に、それぞれのコイル101は、巻回軸Cの周りに延びる巻線102aを備える導電体102を備え、特に、巻回軸Cは、レンズの光軸Aに平行に、および/または容器11の壁部分22に垂直に延びる。
非常に薄い設計を達成するために、コイル101は、図13に示すように、プレート部材(PCB)120に一体化することができ、ここで、磁石51は、ピストン(50)の第一の移動方向Bで、コイル101に面する。さらに、磁石51は、巻回軸Cに平行に(または移動方向B、B’に平行に、またはレンズ10の光軸Aに平行に)延びる磁化Mを備えることができる。
さらに、図4と関連して説明したように、コイル101は、レンズ鏡筒60の面側63の凹部66の底部66aに配置されたプリント回路基板103に一体化することもできる。あるいは、それは、前記凹部66の底部66aに配置されてもよく、または前記底部66aに一体化されてもよい。
さらに、図14〜図17に示す実施形態では、レンズ10は、ハウジング80をさらに備え(ハウジングは、本明細書で説明するように、レンズ鏡筒の凹部66によって形成することもできる)、ハウジング80は、壁部分22に面する底部80aと、ハウジング80の底部80aをレンズ10の容器11に接続する側壁80bとを備える。
特に、図14に示す実施形態によれば、コイル101は、ハウジング80の底部80aに一体化されるか、またはハウジング80の底部80aに配置されて、その結果、ピストン50の第二の移動方向B’で、磁石51がコイル101に面するようになる。さらに、磁石51は、コイル101の巻回軸Cに平行に延びる磁化Mを備える。コイル101内の光学装置1によって提供される電流Iの方向に応じて、ピストン50は、(磁石とコイルとの間の双極子−双極子相互作用により)、リザーバ容積Rからレンズ容積V内に液体Lをポンピングする第一の移動方向Bに移動するか(例えば、領域21に凸曲率を与えるために)、またはレンズ容積からリザーバ容積R内に液体Lをポンピングする第二の移動方向B’に移動するか(例えば、凸曲率を減少させて平坦な状態に戻すために)のいずれかである。
図15は、代替的な実施形態を示し、ここで(図14とは対照的に)、コイル191は、101がハウジング80の側壁80bに一体化されるか、あるいはハウジング80の側壁80bに配置される。ここで、磁石51は、コイル101の巻線102aによって囲まれた空間107(例えば、エアギャップ)内に少なくとも部分的にまたは完全に配置され、磁石51は、巻回軸Cに平行に(または光軸Aに平行に、または移動方向B、B’に平行に)延びる磁化Mを備えることができる。
図17は、図15に示す実施形態の変形例を示し、ここで、磁石50は、径方向に着磁されたリング磁石であり、すなわち、それぞれの磁化Mは、コイル101の巻回軸Cに垂直に(または、光軸または移動方向B、B’に垂直に)延びている。
図16は、磁石51を必要としない代替アクチュエータの設計を示す。ここで、アクチュエータ100は、ピストン50を移動させるための形状記憶合金から形成された部材200を備え、この部材200は、ピストン50をピストン50の前記ハウジング80(またはレンズ鏡筒60)に接続する。特に、前記部材200は、部材200が形状記憶合金部材(例えば、ワイヤ)の長さを縮めることにより、ピストン50を壁部分22で引っ張らせる状態を備える。両方向形状記憶合金構成では、ピストン50の押し引きが可能であり、すなわち、前記部材200の代わりに、アクチュエータは、ピストン50を壁部分22に押し付け、またはピストン50を壁部分22で引っ張るように構成された両方向形状記憶合金構造を含むことができる。
図14〜図17にさらに示すように、容器11は、ピストン50の第一の移動方向Bで、ピストン50用のストッパ81を形成することもできる。さらに、ハウジング80は、ピストン50の反対の第二の移動方向B’で、ピストン50用のストッパ82を形成することもできる。さらに、ハウジングは、ピストン50の前記移動方向B、B’に垂直な方向で、ピストン50用のストッパ83を提供してもよい。これらのストッパ81、82、83により、膜20/壁部分22を機械的損傷から保護することができる。
携帯電話のレンズ鏡筒60およびその上に配置されたレンズ10の概略平面図(A)、(B)および(C)を示す図18に示すように、本発明によるレンズ10の容器11と、特にハウジング80の設計は、携帯電話の表示領域を最適化し、最大化するレンズ鏡筒60に対するレンズ10の配置を可能にする。
この点に関し、図18(A)は、リザーバ容積Rがレンズ鏡筒のコーナー領域60bに配置された構成を示し、図18(B)は、リザーバ容積Rがレンズ鏡筒60のエッジ60cに沿って中心に配置された構成を示す。さらに、図18(C)は、リザーバ容積Rがレンズ鏡筒60のエッジ60c上に配置されているが、レンズ鏡筒60からエッジ60cを過ぎて突出している構成を示している。
さらに、一般に、レンズ10(特に、レンズのアクチュエータ100のコイル101に)は、ピンヘッダ、フレックスケーブル(例えば、専用コネクタなし)またはハーフビアを使用することによって、特に、レンズ10をカメラモジュールに直接接続することによって、電気的に接触させることができる。図19に示す好ましい変形によれば、電気的な接続は、インサート成形された金属片106を介して、下方に引き下げることができる。
換言すれば、レンズ鏡筒60は、レンズ鏡筒60内に(例えば、インサート成形によって)成形された電気コネクタ106を備えることができ、電気コネクタ106は、コイル101にハンダ付けされる(またはその他の方法で電気的に接続される)2つの第一の端部106aとともにレンズ鏡筒60から突出し、特に電気コネクタ106は、プリント回路基板または可撓性コネクタ105上に配置された電気接点に、例えば、ハンダ付けされる2つの第二の端部106bとともにレンズ鏡筒60から反対側に突出する。
最後に、図20は、リザーバ容積R(およびピストン50)の形状が任意であり、互いに異なる可能性があることを示す。特に、図20は、リザーバ容積およびレンズ容積の異なる可能な形状を示し、特に、レンズ容積Vは、円形断面(A)、(B)を備えることができ、リザーバ容積Rは、円形形状から逸脱することができ、例えば、正方形(A)または楕円形(B)の断面を備えることができる。
さらに、電気コイルに基づいて、本明細書に記載される全てのアクチュエータは、巻きコイルまたはPCBコイル(例えば、PCBに一体化されたコイル)とすることができるコイルを含むことができる。特に、PCBコイルの場合、ドライバをコイル101のPCB上に直接ハンダ付けし、例えばI2C、SPIなどのデジタル信号を用いて制御することができる。

Claims (36)

  1. 調整可能な焦点距離を有するレンズ(10)を備える光学装置(1)であって、前記レンズ(10)は、レンズ容積(V)と、前記レンズ容積(V)に接続されるリザーバ容積(R)とを囲む容器(11)を備え、前記2つの容積(R、V)は、透明な液体(L)で満たされ、前記容器(11)は、前面(12a)および背面(12b)を有する平坦な側壁構造(12)と、弾性的に変形可能で透明な膜(20)と、透明なカバー要素(30)と弾性的に変形可能な壁部分(22)とをさらに備え、前記膜(20)は、前記側壁構造(12)の前記背面(12b)に接続され、前記カバー要素(30)は、前記レンズ容積(V)が前記カバー要素(30)と前記膜(20)との間に配置されるように、前記側壁構造(12)の前記前面(12a)に接続され、前記壁部分(22)は、前記リザーバ容積(R)に隣接して配置され、前記壁部分(22)は、内側(22a)と、前記内側(22a)から離れて面する外側(22b)を備え、前記内側(22a)は、前記リザーバ容積(R)内に存在する前記液体(L)に接触し、前記レンズ(10)は、前記膜(20)に接続され、前記膜(20)の領域(21)を画定するレンズ整形器(40)をさらに備え、この領域(21)は、調整可能な曲率を有し、前記レンズ容積(V)内の前記液体(L)に接触し、前記レンズ(10)は、前記壁部分(22)の前記外側(22b)に接続され、前記外側(22b)に作用して、前記リザーバ容積(R)から前記レンズ容積(V)に、または前記レンズ容積(V)から前記リザーバ容積(R)に、液体(L)をポンピングするように構成され、その結果、前記膜(20)の前記領域(21)の前記曲率を変化させ、それとともに前記レンズ(10)の前記焦点距離を変化させる、光学装置(1)。
  2. 前記側壁構造(12)は、前記レンズ容積(V)の少なくとも一部分を収容するための貫通開口部(121)と、前記リザーバ容積(R)の少なくとも一部分を収容するための隣接凹部(122)とを備えるプレート部材(120)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記レンズ整形器(40)は、前記膜(22)の前記領域(21)を画定するために、前記膜(20)と接触する円形縁部(42)によって画定される貫通開口部(41)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記膜(20)は、前記プレート部材(120)と前記レンズ整形器(40)との間に配置されていることを特徴とする、請求項2および3に記載の光学装置。
  5. 前記レンズ整形器(40)は、更なるプレート部材によって形成され、前記レンズ整形器(40)は、前記壁部分(22)を露出させるための更なる貫通開口部(43)を備えること、または、前記レンズ整形器(40)はリング部材によって形成されることを特徴とする、請求項4に記載の光学装置。
  6. 前記膜(20)は、前記レンズ整形器(40)を介して前記プレート部材(120)に接続され、その結果、前記レンズ整形器(40)は、前記膜(20)と前記プレート部材(120)との間に配置されることを特徴とする、請求項3に記載の光学装置。
  7. 前記レンズ整形器(40)は、更なるプレート部材により形成され、前記レンズ整形器(40)の前記貫通開口部(41)は、前記レンズ容積(V)の一部分を収容し、前記レンズ整形器(40)は、前記リザーバ容積(R)の一部分を収容する更なる貫通開口部(43)を備えることを特徴とする、請求項6に記載の光学装置。
  8. 前記レンズ整形器(40)が前記プレート部材(120)によって形成され、前記レンズ整形器(40)の前記円形縁部(42)が前記プレート部材(120)の前記貫通開口部(121)の円形縁部(42)によって形成されることを特徴とする、請求項3に記載の光学装置。
  9. 前記プレート部材(120)がプリント回路基板であり、前記レンズ整形器(40)の前記円形縁部(42)が、前記プリント回路基板(120)のエッチングされた金属層(44)によって形成されることを特徴とする、請求項8に記載の光学装置。
  10. 前記カバー要素(30)が前記プレート部材(120)に接続され、前記カバー要素(30)が、前記プレート部材(120)の前記貫通開口部(121)および/または前記プレート部材(120)の前記凹部(122)を覆うようになることを特徴とする、請求項2〜9のいずれか一項に記載の光学装置。
  11. 前記プレート部材(120)と前記カバー要素(30)との間に、更なる膜(25)が配置されることを特徴とする、請求項2〜10のいずれか一項に記載の光学装置。
  12. 前記リザーバ容積(R)は、前記レンズ(10)の光軸(A)に垂直な方向で、前記レンズ容積(V)に対向して配置されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学装置。
  13. 前記壁部分(22)は、前記膜(20)の一部分によって形成されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の光学装置。
  14. 前記容器(11)は、前記レンズ容積(V)を囲む第一の部分(11a)と、前記リザーバ容積(R)を囲む第二の部分(11b)とを備え、前記第一の部分(11a)は、前記第二の部分(11b)に対して鈍角(W)に延びることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学装置。
  15. 前記光学装置(1)は、レンズ鏡筒(60)を備え、前記レンズ鏡筒(60)は、前記レンズ鏡筒(60)の内部空間(61)の周りに延び、前記レンズ鏡筒(60)は、前記内部空間(61)内に互いの上に重ねて配置された複数の剛性レンズ(62)をさらに備え、前記レンズ鏡筒(60)は、前記レンズ鏡筒(60)の前記内部空間(61)に光が入射して前記剛性レンズ(62)を通過することができる開口部(64)を区切る面側(63)を備え、前記面側(63)は、前記レンズ鏡筒(60)の側方外面(65)に接続される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の光学装置。
  16. 前記レンズ(10)は、前記レンズ(10)の前記容器(11)に接続されたハウジング(80)をさらに備え、その結果、前記ハウジング(80)が前記容器(11)とともにピストン(50)を囲むようになることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の光学装置。
  17. 前記容器(11)および/または前記ハウジング(80)は、前記レンズ鏡筒(60)に接続され、その結果、前記容器(11)が前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)に配置され、前記レンズ容積(V)が前記レンズ鏡筒(60)の前記剛性レンズ(62)に面し、前記ピストン(50)が前記レンズ(10)の光軸(A)に垂直な方向で前記レンズ鏡筒(60)の側方外面(65)に面するようになることを特徴とする、請求項15および16に記載の光学装置。
  18. 前記容器(11)および/または前記ハウジング(80)が、前記レンズ鏡筒(60)に接着されることを特徴とする、請求項15、および請求項16または17に記載の光学装置。
  19. 前記容器(11)および/または前記ハウジング(80)は、前記レンズ鏡筒(60)上に嵌合するように配置されていることを特徴とする請求項15、および請求項16〜18のいずれか一項に記載の光学装置。
  20. 前記容器(11)は、前記ピストン(50)が前記壁部分(22)の前記外側(22b)に押し付けられる前記ピストン(50)の第一の移動方向(B)で前記ピストン(50)用のストッパ(81)を形成すること、および/または前記ハウジング(80)は、前記ピストン(50)が前記壁部分(22)の前記外側(22b)で引っ張られる前記ピストン(50)の第二の移動方向(B’)で前記ピストン(50)用のストッパ(82)を形成すること、および/または前記ハウジング(80)は、前記ピストン(50)の前記移動方向(B、B’)に垂直な方向で前記ピストン(50)用のストッパ(83)を形成することを特徴とする、請求項16〜19のいずれか一項に記載の光学装置。
  21. 前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)は、前記ピストン(50)を受け入れる凹部(66)を備え、前記容器(11)は、前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)に接続され、その結果、前記レンズ容積(V)が前記レンズ鏡筒(60)の前記剛性レンズに面し、前記ピストン(50)が前記壁部分(22)の前記外側(22b)から前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)の前記凹部(66)内に突出するようになることを特徴とする、請求項15に記載の光学装置。
  22. 前記ハウジング(80)は、前記ハウジング(80)の内部空間(85)を接続する空気ダクト(84)を備え、前記ピストン(50)は前記ハウジング(80)の外側に配置され、前記ハウジング(80)の前記内部空間(85)の通気を可能にすることを特徴とする、請求項16〜21のいずれか一項に記載の光学装置。
  23. 前記ハウジング(80)は、前記ハウジング(80)の前記内部空間(85)を前記レンズ鏡筒(60)の前記内部空間(61)に接続して、前記レンズ鏡筒(60)の内部空間(61)の通気を可能にする更なる空気ダクト(86)を備えること、および/または、前記光学装置(1)は、前記レンズ鏡筒(60)の前記内部空間(61)を前記レンズ鏡筒(60)の外側に接続する更なる空気ダクト(67)を備えることを特徴とする、請求項22に記載の光学装置。
  24. 前記光学装置(1)は、折り畳みプリズム(3)を備え、前記容器(11)は、前記折り畳みプリズム(3)の表面(3a)に接続および/または配置されることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の光学装置。
  25. 前記光学装置(1)は、アクチュエータ(100)を備え、前記アクチュエータ(100)は、ピストン(50)を第一の移動方向(B)に移動させるように構成され、その結果、前記ピストン(50)を前記壁部分(22)の前記外側(22b)に押し付けて、前記リザーバ容積(R)から前記レンズ容積(V)内に液体(L)をポンピングすることで、前記レンズ(10)の前記膜(20)の前記領域(21)の前記曲率を変化させ、それとともに前記レンズ(10)の前記焦点距離を変化させること、および/または、前記アクチュエータ(100)は、前記ピストン(50)を第二の移動方向(B’)に移動させるように構成され、その結果、前記ピストン(50)を前記壁部分(22)の前記外側(22b)に引っ張って、前記レンズ容積(V)から前記リザーバ容積(R)内に液体(L)をポンピングすることで、前記レンズ(10)の前記膜(20)の前記領域(21)の前記曲率を変化させ、それとともに前記レンズ(10)の前記焦点距離を変化させることを特徴とする、請求項1〜24のいずれか一項に記載の光学装置。
  26. 前記ピストン(50)は、磁石(51)を備えることを特徴とする、請求項25に記載の光学装置。
  27. 前記磁石(51)は、スペーサ(52)を介して前記壁部分(22)の前記外側(22b)に接続されていることを特徴とする、請求項26に記載の光学装置。
  28. 前記アクチュエータ(100)が、前記磁石(51)と相互作用して、前記ピストン(50)を移動させるように構成された導電性コイル(101)を備えることを特徴とする、請求項26または27に記載の光学装置。
  29. 前記コイル(101)は、巻回軸(C)の周りに延びる巻線(102a)を備える導電体(102)を備え、特に、前記巻回軸(C)は、前記レンズの光軸(A)に平行に、および/または前記容器(11)の前記壁部分(22)に垂直に延びることを特徴とする、請求項28に記載の光学装置。
  30. 前記コイル(101)が前記プレート部材(120)に一体化され、特に前記磁石(51)が前記ピストン(50)の第一の移動方向(B)で前記コイル(101)に面することと、特に前記磁石(51)が前記巻回軸(C)に平行に延びる磁化(M)を備えることを特徴とする、請求項9、および請求項28または29に記載の光学装置。
  31. 前記コイル(101)は、前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)の前記凹部(66)の底部(66a)に配置されるプリント回路基板(103)に一体化されるか、前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)の前記凹部(66)の前記底部(66a)に配置されるか、前記レンズ鏡筒(60)の前記面側(63)の前記凹部(66)の前記底部(66a)に一体化されているかのいずれかであること、特に前記磁石(51)は、前記ピストン(50)の前記第二の移動方向(B’)で前記コイル(101)に面することと、特に前記磁石(51)は、前記巻回軸(C)に平行に延びる磁化(M)を備えることと、特に、前記コイル(101)を含む前記プリント回路基板(103)は、可撓性コネクタ(104)を介して、前記光学装置(1)に電気的に接触するように構成された更なる可撓性コネクタ(105)に接続されることを特徴とする、請求項21、および請求項28または29に記載の光学装置。
  32. 前記レンズ鏡筒(60)は、前記レンズ鏡筒(60)内に成形された電気コネクタ(106)を備え、前記電気コネクタ(106)は、前記コイル(101)にハンダ付けされる2つの第一の端部(106a)とともに前記レンズ鏡筒(60)から突出し、特に前記電気コネクタ(106)は、ハンダ付け可能な電気接点を形成する2つの第二の端部(106b)とともに前記レンズ鏡筒(60)から突出することを特徴とする、請求項15、および請求項28〜30のいずれか一項に記載の光学装置。
  33. 前記ハウジング(80)は、前記壁部分(22)に対向する底部(80a)と、前記ハウジング(80)の前記底部(80a)を前記レンズ(10)の前記容器(11)に接続する側壁(80b)とを備えることを特徴とする、請求項16、または請求項16を引用する請求項17〜32のいずれか一項に記載の光学装置。
  34. 前記コイル(101)は、前記ハウジング(80)の前記底部(80a)に一体化されるか、あるいは前記ハウジング(80)の底部(80a)に配置され、その結果、前記磁石(51)は、前記ピストン(50)の前記第二の移動方向(B’)で前記コイル(101)に面し、特に前記磁石(51)は、前記コイル(101)の前記巻回軸(C)に平行に延びる磁化(M)を備えることを特徴とする、請求項28または29、および請求項33に記載の光学装置。
  35. 前記コイル(101)は、前記ハウジング(80)の前記底部(80a)に一体化されるか、あるいは前記ハウジング(80)の底部(80a)に配置され、その結果、前記磁石(51)は、前記ピストン(50)の前記第二の移動方向(B’)で前記コイル(101)に面し、特に前記磁石(51)は、前記コイル(101)の前記巻回軸(C)に平行に延びる磁化(M)を備えることを特徴とする、請求項28または29、および請求項33に記載の光学装置。
  36. 前記アクチュエータ(100)は、前記ピストン(50)を移動させるための形状記憶合金から形成された部材(200)を備え、前記部材(200)は、前記ピストン(50)を前記ピストン(50)の前記ハウジング(80)または前記レンズ鏡筒(60)に接続し、特に、前記部材(200)は、前記部材(200)が前記ピストン(50)を前記壁部分(22)の前記外側(22b)で引っ張らせる状態を少なくとも備えることを特徴とする、請求項25に記載の光学装置。
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