JP2021520897A - 雄/雌コネクタ用ユニバーサルキャップ - Google Patents

雄/雌コネクタ用ユニバーサルキャップ Download PDF

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Abstract

医療用コネクタに接続するための装置であって、キャップと、弾性シールリングと、係止蓋と、剥離可能なシールとを含む、装置。キャップは、吸収性材料および消毒剤もしくは抗菌剤を収容するチャンバを画定するように構成されている。キャップは、雌ルアーコネクタと係合するようになっている1つまたは複数のねじ山を備えることができる。キャップは、プレスフィット接続において雄ルアーコネクタと係合するように適合されている。剥離可能なシールは、消毒剤または抗菌剤がチャンバから出るのを防ぐ。また、医療用コネクタを消毒する方法、および医療用コネクタを消毒するための装置を含むアセンブリも記載される。

Description

本開示は、一般に、例えば、雄および雌のルアーフィッティングを用いてアクセスポートを消毒および滅菌するための装置、特に、複数種のコネクタを収容することができる消毒および滅菌装置に関する。
血管アクセス装置(VAD)は一般的に使用される治療装置であり、静脈内(IV)カテーテルを含む。VADには、末梢カテーテルと中心静脈カテーテルの2つの一般的な分類がある。細菌およびその他の微生物は、流体または薬物を送達するためのVADへの接続時にアクセスハブおよびポート/バルブから患者の血管系に侵入する場合がある。各アクセスハブ(またはポート/バルブまたは接続部)はカテーテル関連血流感染(CRBSI)を伝播するリスクと関連しており、犠牲が大きく潜在的な死を招く可能性がある。
CRBSIの症例を減少させ、VADが正しく使用および維持されることを確実にするために、消毒および洗浄手順を含む実施基準が開発されている。
消毒キャップがアメリカ医療疫学会(SHEA)のガイドラインに追加された。また、キャップが2016年の輸液看護基準(INS)ガイドラインにも組み込まれることが早期に示されている。
発展した市場では、IVカテーテルを使用する場合、ニードルレスコネクタが、典型的には、系をふさぐために使用され、その後、カテーテルを介して患者に薬物その他の必要な流体を投与するためにアクセスされる。INSの実施基準では、ニードルレスコネクタの使用を推奨し、「アルコール、ヨードチンキ、またはクロロヘキシジングルコナート/アルコールの組み合わせを使用して、それぞれのアクセスの前に一貫して完全に消毒されるべきである」と記載している。ニードルレスコネクタの消毒は、最終的に、表面に生息し、CRBSIを含む様々なカテーテル関連合併症を引き起こす可能性がある細菌の減少を助けることを目的としている。看護師は通常、70%イソプロピルアルコール(IPA)のパッドを使用して、「ハブのこすり洗い」として知られている処理でこの消毒作業を完了する。しかし、この実施の遵守は一般的に非常に低い。「ハブのこすり洗い」に対する遵守の欠如に加えて、こすり洗い時間、乾燥時間およびニードルレスコネクタがこすり洗いされる回数には、しばしば変動があることも臨床医のインタビューを通じて指摘されている。
CRBSIを引き起こす可能性のある微生物の伝播に関連する一連の手順を通して、接触または汚染の多くのリスクがある。汚染は、薬物の混合、カニューレの装着、およびアクセスハブへの挿入中に起こりうる。VADに接続する手順は非常に一般的で簡単なため、患者の血管系への侵入に伴うリスクは見過ごされがちである。現在、病院および患者に対するリスクは、接続を実行する臨床医の勤勉さの実質的な相関的要素であり、この勤勉さはほとんど管理できない。
現在、雄ニードルレスコネクタ用キャップ、雌ニードルレスコネクタ用キャップ、静脈内(IV)用キャップ、血液透析ライン用キャップは、デザインが異なるため、キャップを取り付けることができるコネクタの種類に限定されている。従って、従来の消毒キャップは、1種類のコネクタのみに適合するように設計され、コネクタの1つの特定のサイズおよび/または形状に特異的であった。従って、消毒プロセスを合理化するために、複数種のコネクタを収容することができる消毒装置が必要とされている。また、複数日間連続消毒が可能な消毒装置も必要とされている。
本開示の1つの態様は、医療用コネクタに接続するための装置に関する。本開示の例示的な実施形態によれば、装置は、一般に、キャップ、吸収性材料、消毒剤または抗菌剤、弾性シールリング、係止蓋、および剥離可能なシールを備える。キャップは、一体型本体(integral body)と、閉鎖端と、吸収性材料および消毒剤もしくは抗菌剤を含むチャンバを画定し、閉鎖端から開放端まで延在する長さを有する環状壁とを備える。開放端は、端面を画定し、環状壁から半径方向内側に延在する周辺レッジを含む。開放端は、係合面を画定する。
キャップの環状壁は、外壁面と内壁面とを備える。内壁面は、開放端に隣接する開口部を画定する。
弾性シールリングは、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、血液透析コネクタを受け入れるような大きさに適合された拡張可能な開口部を備える。拡張可能な開口部は、雄ルアーコネクタと摩擦係合するような大きさにすることができる。1つまたは複数の実施形態では、拡張可能な開口部は、約7〜9mmの初期直径から約9〜12mmの拡張直径まで拡張可能な直径を有する。1つまたは複数の実施形態では、周辺レッジは、弾性シールリングを受け入れるような大きさに適合されている。1つまたは複数の実施形態では、弾性シールリングは、周辺レッジと接触している。1つまたは複数の実施形態では、雄ルアーコネクタは、弾性シールリングの拡張可能な開口部を介してチャンバ内に挿入されると、プレスフィット接続(press−fit connection)を介して拡張可能な開口部と摩擦係合する。
1つまたは複数の実施形態では、周辺レッジは、弾性シールリングを受け入れるような大きさに適合される。
1つまたは複数の実施形態では、内壁面は、閉鎖端に隣接する雌ねじを備える。雌ねじは、雌ルアーコネクタと係合するように適合する大きさである。1つまたは複数の実施形態では、雌ねじは、キャップの閉鎖端に隣接して、キャップの内壁面の長さに沿って部分的に延在する。
吸収性材料と消毒剤又は抗菌剤は、弾性シールリングの拡張可能な開口部を通って雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ及び血液透析コネクタが挿入された後、これらコネクタに接触する。
係止蓋は、係合面に係合し、弾性シールリングを開放端に固定する。係止蓋は端面を含む。
剥離可能なシールは、消毒剤または抗菌剤がチャンバから出るのを防ぐために、係止蓋の端面またはキャップに配置することができる。
1つまたは複数の実施形態において、雌ルアーコネクタは、無針コネクタ、ストップコック(stopcock)、および血液透析コネクタから本質的になる群から選択される。
1つまたは複数の実施形態では、雄コネクタは、静脈チューブ端またはストップコックである。
弾性シールリングは、エラストマー材料を含む。
1つまたは複数の実施形態において、弾性シールリングのエラストマー材料は熱可塑性エラストマーを含む。
キャップ及び係止蓋は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリル ブタジエン スチレン又は医療用装置に使用される任意の他の成形可能なプラスチック材料のような多くの種類のプラスチック材料のいずれかから作ることができる。1つまたは複数の実施形態において、キャップ及び係止蓋は、ポリプロピレン又はポリエチレン材料を含む。1つまたは複数の実施形態では、外側キャップ表面は、複数のグリップ部材を含む。
1つまたは複数の実施形態では、吸収性材料はスリットを有する。1つまたは複数の実施形態では、吸収性材料は、吸収性材料をチャンバ内に保持するために、雌ねじによって半径方向に圧縮される。1つまたは複数の実施形態では、吸収性材料は、雌ねじによる半径方向圧縮なしにチャンバ内に保持される。1つまたは複数の実施形態において、吸収性材料は、不織材料、発泡体又はスポンジである。特定の実施形態では、発泡体はポリウレタン発泡体である。
1つまたは複数の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、イソプロピルアルコール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン、t−ブチル−ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、クロルヘキシジンジアセテート、クロロヘキシジングルコナート、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチジン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的になる群から選択される。特定の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、クロロヘキシジングルコナートおよびクロルヘキシジンジアセテートの少なくとも1種を含む。1つまたは複数の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、流体またはゲルである。
雌ルアーコネクタ又は雄ルアーコネクタへの接続時に吸収性材料をチャンバの閉鎖端の方へ圧縮すると、コネクタが消毒剤又は抗菌剤に接触して、雌ルアーコネクタ又は雄ルアーコネクタを消毒することができる。
1つまたは複数の実施形態では、剥離可能なシールは、アルミニウムまたは多層ポリマーフィルムのピールバックトップ(peel back top)を含む。特定の実施形態では、剥離可能なシールは、係止蓋の端面にヒートシールまたはインダクションシールされる。
本開示の第2の態様は、医療用コネクタを消毒する方法に関する。本方法は、1つまたは複数の実施形態の装置を医療用コネクタに接続する工程を含み、接続する工程は、医療用コネクタが吸収性材料および消毒剤もしくは抗菌剤に接触するように、チャンバ内への挿入時に内壁面に係合することを含む。
本開示の第3の態様は、アセンブリに関する。アセンブリは、医療用コネクタに接続された1つまたは複数の実施形態の装置を備える。1つまたは複数の実施形態では、医療用コネクタは、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、および無針コネクタから選択される。
本開示の装置の一実施形態の透視図を示す。 本開示の一実施形態による装置の透視正面図(perspective elevation view)を示す。 図1の線3−3に沿って取られた、本開示の一実施形態による装置の構成要素の部分断面図を示す。 図1の装置の構成要素の底面図を示す。 図1の装置の例示的な弾性シールリングの透視図を示す。 図1の装置の例示的な剥離可能なシールの透視図を示す。 図1の装置の例示的なロックリングの透視図を示す。 図1の装置の例示的なロックリングの底面透視図を示す。 図1の装置の例示的な吸収性材料の上面図を示す。 図1の装置の例示的な吸収性材料の透視図を示す。 従来技術による隔壁を有する雌ルアーコネクタの透視図を示す。 従来技術によるストップコックを有する雌ルアーコネクタの透視図を示す。 従来技術による雄ルアーコネクタの透視図を示す。 従来技術による血液透析コネクタの透視図である。
本開示のいくつかの例示的な実施形態を説明する前に、本開示は、以下の説明に記載される構成またはプロセスステップの詳細に限定されないことを理解されたい。本開示は、他の実施形態および様々な方法で実行または実施することができる。
本開示の実施形態は、雄ルアーコネクタおよび雌ルアーコネクタを含む医療用コネクタへの接続および消毒のための滅菌万能単一使用装置(sterile, universal single−use device)に関する。この装置は、キャップ、弾性シールリング、吸収性材料、消毒剤または抗菌剤、および剥離可能なシールを備える。この装置は、コネクタに機械的バリアを提供し、消毒のための抗菌剤を含む。本開示の装置は、開業医が消毒プロセスを合理化することを可能にする。
本開示において使用される用語に関して、以下の定義が提供される。
本明細書中で使用される場合、「a」、「an」、および「the」の使用は、単数および複数を含む。
本明細書中で使用される場合、用語「カテーテル関連血流感染」または「CRBSI」とは、カテーテルまたはIVラインの存在に起因する任意の感染を指す。
本明細書中で使用される場合、用語「ルアーコネクタ」は、注射器、カテーテル、ハブ付き針、IVチューブなどを互いに取り付ける標準的な方法である接続カラーを指す。ルアーコネクタは、雄および雌のインターロックチューブで構成されており、わずかに先細になっているため、自然な加圧/ツイストフィットでも、よりしっかりと接続できる。ルアーコネクタは、任意に、ねじの追加の外側リムを含むことができ、ルアーコネクタをよりしっかり固定することができる。ルアーコネクタの雄端は、一般に、フラッシュ注射器と関連しており、血管アクセス装置(VAD)に位置する雌端に連動して接続することができる。ルアーコネクタは、遠位端、近位端、不規則な形状の外壁、注射器のバレルのチャンバからVADのハブへの流体連通のための輪郭形成された中央通路を備える。ルアーコネクタはまた、ルアーコネクタをVADのハブに取り外し可能に取り付ける遠位端チャネルと、ルアーコネクタを注射器のバレルに取り外し可能に取り付ける近位端チャネルとを有する。
組み立てられた装置は図1〜図3に示されており、図4〜図10に別々に示されている構成要素を備えている。図11〜図14は、従来技術による種々のコネクタを示している。図1〜図3を参照すると、本開示の例示的な実施形態による医療用コネクタに接続するための装置100は、一般に、キャップ102、吸収性材料114、消毒剤又は抗菌剤、弾性シールリング126、係止蓋130、及び剥離可能なシール150を備えている。図4を参照すると、キャップ102は、一体型本体104、閉鎖端106、閉鎖端106から開放端110まで延在する長さLCを有し、吸収性材料114及び消毒剤又は抗菌剤を含むチャンバ112を画定する環状壁108を備えている。開放端110は、端面118を画定し、環状壁108から半径方向内側に延在する周辺レッジ116を備える。開放端110は、係合面120も画定する。
図3及び図4を参照すると、キャップ102の環状壁108は、外壁面122及び内壁面124を備える。内壁面124は、開放端110に隣接する開口部138を画定する。
図3を参照すると、1つまたは複数の実施形態において、弾性シールリング126は、周辺レッジ116と接触している。
図5を参照すると、弾性シールリング126は、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、および血液透析コネクタを受け入れるような大きさに適合された、貫通する拡張可能な開口部128を備える。拡張可能な開口部128は、雄ルアーコネクタと摩擦係合するような大きさにすることができる。1つまたは複数の実施形態では、拡張可能な開口部128は、約7〜9mmの範囲の初期直径から約9〜12mmの範囲の拡張直径まで拡張可能な直径を有する。1つまたは複数の実施形態では、雄ルアーコネクタは、弾性シールリング126の拡張可能な開口部128を介してチャンバ112内に挿入されると、プレスフィット接続を介して拡張可能な開口部128と摩擦係合する。1つまたは複数の実施形態では、弾性シールリング126はO−リングの形状である。
このように、装置100の使用は、使用者による1回の装着動作のみを必要とする。装置100を使用しても、隔壁を有する雌ルアーコネクタまたはシースを有する血液透析コネクタの流体経路は活性化されない。
図3を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、弾性シールリング126は、周辺レッジ116と接触している。図3および図4を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、内壁面124の開放端110に隣接する開口部138は、プレスフィット接続で弾性シールリング126を受け入れるような大きさに適合されている。
1つまたは複数の実施形態では、内壁面124は、閉鎖端106に隣接する雌ねじを備えている。雌ねじは、雌ルアーコネクタに係合するように適合する大きさである。1つまたは複数の実施形態では、キャップ102の閉鎖端106に隣接する雌ねじは、キャップ102の内壁面124の長さに沿って部分的に延在する。
吸収性材料114および消毒剤もしくは抗菌剤は、弾性シールリング126の拡張可能な開口部128を通って雄ルアーコネクタ200、雌ルアーコネクタ300、血液透析コネクタ400が挿入された後、これらコネクタに接触する。
図1及び図7〜図8を参照すると、係止蓋130は、キャップ102の係合面120と係合し、弾性シールリング126をキャップ102の開放端110に固定する。係止蓋130は、剥離可能なシール150を固定し得る端面132を有する。
図1〜3および図6を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、剥離可能なシール150は、消毒剤または抗菌剤がチャンバ112から出るのを防ぐために、係止蓋130の端面132に配置される。吸収性材料114がキャップ102のチャンバ112内に適切に挿入されると、剥離可能なシール150は、係止蓋130の端面132に固定され、装置100をシールしてもよい。剥離可能なシール150は、潜在的な粒子に関する危険を引き起こすものの侵入を最小限に抑え、また、装置100に実質的に不透過性の囲いを提供し、漏れ防止および保護囲いを提供し、チャンバ112内に含まれる吸収性材料114の内容物を保護し、および/または、密封された滅菌環境を維持する。剥離可能なシール150は、一定範囲の温度、圧力、および湿度レベルで十分なシールを提供する。
内壁面124は、閉鎖端106に隣接する雌ねじを備える。雌ねじは、雌ルアーコネクタに係合するように適合する大きさである。キャップ102の開放端110内に雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ及び血液透析コネクタを挿入した後、吸収性材料114と消毒剤又は抗菌剤とが、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ及び血液透析コネクタに接触する。
図1および図2を参照すると、1つまたは複数の実施形態において、キャップ102の外壁面122は、複数のグリップ部材136を備える。
図3を参照すると、キャップ102は、キャップ閉鎖端106からキャップ開放端110まで延在するキャップ壁長LCを有する環状のキャップ壁108を備える。キャップ102は、内壁面124と外壁面122とを備える。
1つまたは複数の実施形態において、雌コネクタは、無針コネクタ、カテーテルルアーコネクタ、ストップコック、および血液透析コネクタから本質的になる群から選択され得る。1つまたは複数の実施形態において、ニードルレスコネクタは、Q−Syteコネクタ、MaxPlus、MaxPlusClear、MaxZero、UltraSite、Caresite、InVision−Plus、Safeline、OneLink、V−Link、ClearLink、NeutraClear、Clave、MicroClave、MicroClave、MicroClaveClear、Neutron、NanoClave、Kendall、Nexus、InVision、Vadsite、Bionectorなどから選択される。
1つまたは複数の実施形態において、雄コネクタは、静脈チューブ端、ストップコックまたは雄ロックルアーであってもよい。
1つまたは複数の実施形態において、雄ルアーコネクタは、チャンバ112内に完全に挿入されると、周辺レッジに載置される。
1つまたは複数の実施形態では、雌ねじは、キャップ102の内壁面124の長さに沿って部分的に延在し、キャップ102の閉鎖端106に隣接して配置されていてもよい。
1つまたは複数の実施形態では、雄ルアーコネクタは、チャンバ112内への挿入時に、プレスフィット接続を介して内壁面124と摩擦係合する。
図4を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、キャップ102の内壁面124の開放端110に隣接する開口部138は、プレスフィット接続で雄ルアーコネクタを受け入れるような大きさに適合される。
図5を参照すると、弾性シールリング126はエラストマー材料を含む。
1つまたは複数の実施形態において、弾性シールリング126のエラストマー材料は熱可塑性エラストマーを含む。
図1及び図7〜図8を参照すると、1つ又は複数の実施形態において、係止蓋130は、弾性シールリング126を開放端110に固定するために係合面120と係合することができる。係止蓋130は、端面132を備える。係止蓋130は、弾性シールリング126の拡張可能な開口部128内への雄ルアーコネクタ又は雌ルアーコネクタの挿入中に弾性シールリング126が移動するのを防止する。係止蓋130は、機械的締め具、スナップフィッティング及びネジ結合を含むがこれらに限定されない様々な方法を用いてキャップ102に取り付けることができる。
図1並びに図7及び図8を参照すると、1つ又は複数の実施形態では、係止蓋130は、基部142から実質的に垂直に延在する周囲側壁140を備える。係止蓋130は、キャップ102の開放端110上にスナップ嵌めされるように適合される。図8を参照すると、1つ又は複数の実施形態では、係止蓋130は、係止蓋130とキャップ102との間に配置されたリム144を用いてキャップ102に接続されてもよい。
1つまたは複数の代替実施形態では、係止蓋130の周囲側壁140の内面146又は開放端110におけるキャップ102の環状外壁面122は、係止蓋130の周囲側壁140の内面146又はキャップ102の環状外壁面122に配置された少なくとも1つの嵌合突出部152に対応する少なくとも1つの突出部148を含む。突出部148と嵌合突出部152とは、係止蓋130が突出部148によって嵌合突出部152に接続されたときに、係止蓋130とキャップ102との間に漏れ防止接続が形成されるように係合する。1つまたは複数の実施形態では、突出部148及び嵌合突出部152はネジ山である。
1つまたは複数の実施形態では、係止蓋130はスナップ嵌め接続である。1つまたは複数の実施形態では、スナップ嵌め接続は、突出縁(protruding edge)およびスナップイン領域(snap−in area)を含む。突出縁は、係止蓋130の周囲側壁140の内面146又は開放端110でのキャップ102の環状外壁面122に配置されてもよく、対応するスナップイン領域は、突出縁とスナップイン領域とが連動するように突出縁とは反対側の面に配置される。
キャップ102および係止蓋130は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリラクチド、アクリロニトリル ブタジエン スチレンまたは医療装置に使用される任意の他の成形可能なプラスチック材料のような多くの種類のプラスチック材料のいずれかから作られる。1つまたは複数の実施形態において、キャップ102は、ポリプロピレン又はポリエチレン材料を含む。1つまたは複数の実施形態では、外壁面122は、複数のグリップ部材136を含む。
図3および図9および図10を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、吸収性材料114は、吸収性材料114をチャンバ112内に保持するために、雌ねじによって半径方向に圧縮されている。1つまたは複数の実施形態では、吸収性材料114は、不織材料、発泡体、またはスポンジである。特定の実施形態では、発泡体はポリウレタン発泡体である。特定の実施形態では、吸収性材料114は発泡プラグの形態である。1つまたは複数の実施形態において、吸収性材料114は、1つまたは複数のスリット154を含む。
装置100は、ルアーコネクタに使用されるとき、キャップ102のチャンバ112内に消毒剤又は抗菌剤を組み込むことによって消毒を達成することができる。消毒剤又は抗菌剤は、チャンバ112内に直接入れることができ、又はキャップ102のチャンバを満たすスポンジ又は発泡体に消毒剤又は抗菌剤を吸収することができる。装置は、様々な消毒剤と相互作用するように設計されている。1つまたは複数の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、アルコールまたはクロルヘキシジンのバリエーションを含むことができる。1つまたは複数の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、イソプロピルアルコール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン、t−ブチル−ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、クロルヘキシジンジアセテート、クロロヘキシジングルコナート、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチジン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的になる群から選択される。特定の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、クロロヘキシジングルコナートおよびクロルヘキシジンジアセテートの少なくとも1種を含む。1つまたは複数の実施形態において、消毒剤または抗菌剤は、流体またはゲルである。
雌ルアーコネクタ又は雄ルアーコネクタへの接続時に吸収性材料114をチャンバ112の閉鎖端106に向かって圧縮すると、コネクタが消毒剤又は抗菌剤に接触して、雌ルアーコネクタ又は雄ルアーコネクタを消毒することができる。
図1を参照すると、端面132上の剥離可能なシール150は、消毒剤または抗菌剤がチャンバ112から出るのを防ぐ。1つまたは複数の実施形態では、剥離可能なシール150を端面132上に配置して、消毒剤または抗菌剤がチャンバから出るのを防ぐことができる。
1つまたは複数の実施形態では、剥離可能なシール150は、アルミニウムまたは多層ポリマーフィルムのピールバックトップを含む。特定の実施形態では、剥離可能なシール150は、係止蓋の端面またはキャップ開放端にヒートシールまたはインダクションシールされる。1つまたは複数の実施形態では、剥離可能なシール150は水分バリアを含む。
本開示の装置100は、コネクタを7日間連続消毒することができる。本開示の装置100は、微生物因子(microbial agent)の侵入を最小限にする。
1つまたは複数の実施形態では、キャップ外壁面122は、複数のグリップ部材136を含む。
現在市販されている消毒用キャップは、3種類のルアーフィッティング、すなわち、無針コネクタの雌ルアー、ストップコックの雌ルアー及び静脈注射部位の雄ルアーコネクタのうち1種類しか消毒できない。従って、異なる種類のコネクタを洗浄するために異なる種類の消毒キャップを使用しなければならないことを回避するために、キャップ102を有する装置100は、雄ルアーコネクタ及び雌ルアーコネクタとも係合し、それによってユーザが単一の装置で異なる種類のコネクタを洗浄することを可能にする。キャップ102を雌ルアーコネクタに取り付けると、雌ルアーコネクタがチャンバ112内に挿入され、キャップのねじ山にねじ込まれる。キャップを雄ルアーコネクタに装着すると、雄ルアーコネクタは、チャンバ112内への挿入時に内壁124と摩擦係合する。したがって、本開示の装置は、雄ルアーコネクタと雌ルアーコネクタの両方に装着することができ、その結果、当該技術における現在のニーズを満たすことができる。
本開示の他の態様は、医療用コネクタおよびアセンブリを消毒する方法に関する。1つまたは複数の実施形態において、医療用コネクタを消毒する方法は、1つまたは複数の実施形態の装置を医療用コネクタに接続する工程を含み、接続する工程は、医療用コネクタが吸収性材料および消毒剤もしくは抗菌剤と接触するように、チャンバ内への挿入時に内壁面を摩擦係合することを含む。
1つまたは複数の実施形態では、アセンブリは、医療用コネクタに接続された1つまたは複数の実施形態の装置を含む。1つまたは複数の実施形態では、医療用コネクタは、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、および無針コネクタから選択される。
図11から図14を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、本開示の装置のキャップは、雄ルアーコネクタ200、雌ルアーコネクタ300、または血液透析コネクタ400と液密シール(fluid−tight seal)を形成することができる。図11から図14を参照すると、1つまたは複数の実施形態では、本開示の装置のキャップは、テーパ状になって、雄ルアーと液密シールを形成する。特定の実施形態では、キャップは、雄ルアーコネクタとのシールを形成するためのISO規格(例:ISO 594−1:1986およびISO 594−2:1998)に準拠している。
1つまたは複数の実施形態では、本開示の装置のキャップは、例えば雌ルアーコネクタのような雌コネクタのねじ込み可能セグメントと係合するサイズおよびピッチを有するねじ山を有する。このようなコネクタは、概して、そして一般的に、医療用途におけるカテーテルおよび他の液密保護コネクタ(fluid−tight protective connector)として使用される。いくつかの実施形態では、キャップは、雌ルアーコネクタからのねじ山がキャップのねじ山と係合して、外すことが可能な接続を形成する場合、雌ルアーコネクタと係合するときに雌ルアーコネクタの保護カバーをもたらす。
いくつかの実施形態では、コネクタはニードルレス注射部位を含み、この部位は、ニードルレス注射ポート、ハブ、バルブ、または装置、あるいはニードルレスアクセス部位、ポート、ハブ、バルブ、または装置と呼ばれることがあり、例えばClave(登録商標)(ICU Medical, Inc.から入手可能。)、SmartSite(登録商標)(Cardinal Health, Inc.から入手可能。)、およびQ−SyteTM(Becton, Dickinson and Companyから入手可能)などのブランド商品を含むことができる。いくつかの実施形態では、キャップは、先に挙げたものなど、種々の異なるニードルレス注射部位のいずれかに接続することができる。1つまたは複数の実施形態では、キャップがコネクタに結合された後、キャップと結合している間、コネクタは汚染されていない状態に保たれるので、コネクタが別のコネクタと再接続される前にコネクタを消毒する(例えば、アルコール綿で処理する)必要はない。キャップの使用は、コネクタのクリーニング用の標準的なふき取り手順に代わる。
1つまたは複数の実施形態では、キャップのねじ山は、雄ルアーロックコネクタのねじ山と係合するようなサイズとピッチが設定されている。例えば、コネクタは、IVカテーテルニードルレス注射部位から分離されたIVチューブセットの端部を備えることができる。
本明細書を通じて「1つの実施形態」、「特定の実施形態」、「1つまたは複数の実施形態」、または「実施形態」への言及は、本実施形態に関連して記載される特定の構成、構造、材料、または特徴が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書中の様々な場所における「1つまたは複数の実施形態において、」、「特定の実施形態では、」、「一実施形態では」または「実施形態では」などの語句の出現は、必ずしも開示の同じ実施形態を指していない。さらに、特定の構成、構造、材料、または特徴は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。
本明細書の開示は、特定の実施形態を参照して説明を提供したが、これらの実施形態は、本開示の原理および適用の単なる例示であることを理解されたい。本開示の精神および範囲から逸脱することなく、本開示の方法および装置に様々な修正および変更を行うことができることは、当業者には明らかであろう。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲およびその等価物の範囲内での修正および変形を含むことが意図される。

Claims (26)

  1. 医療用コネクタに接続するための装置であって、キャップ、吸収性材料、弾性シールリング、係止蓋、および剥離可能なシールを備え、
    前記キャップが、一体型本体と、閉鎖端と、吸収性材料および消毒剤もしくは抗菌剤を含むチャンバを画定し、前記閉鎖端から開放端まで延在する長さLCを有する環状壁とを備え、前記開放端が、端面を画定する開放端から半径方向内側に延在する周辺レッジおよび係合面を有し、
    前記環状壁が、外壁面および内壁面を有し、
    前記弾性シールリングが、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、および血液透析コネクタを受け入れるような大きさに適合された拡張可能な開口部を有し、
    前記係止蓋は、前記係合面に係合して、前記弾性シールリングを開放端に固定し、そして、前記係止蓋は端面を有し、
    前記剥離可能なシールは、前記消毒剤または前記抗菌剤がチャンバから出るのを防ぐために前記係止蓋の端面にある、装置。
  2. 前記雌ルアーコネクタが、無針コネクタ、カテーテルルアーコネクタ、ストップコック、および血液透析コネクタから本質的になる群から選択される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記拡張可能な開口部が、雄ルアーコネクタと摩擦係合するような大きさである、請求項1に記載の装置。
  4. 前記雄コネクタが、静脈チューブ端、ストップコックまたは雄ロックルアーである、請求項1に記載の装置。
  5. 前記弾性シールリングが、前記周辺レッジと接触している、請求項1に記載の装置。
  6. 前記拡張可能な開口部は、約7〜9mmの範囲の初期直径から約9〜12mmの範囲の拡張直径まで拡張可能な直径を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記内壁面の長さに沿って部分的に延在し、前記閉鎖端に隣接する雌ねじをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記周辺レッジが、弾性シールリングを受け入れるような大きさに適合されている、請求項1に記載の装置。
  9. 前記キャップが、ポリプロピレンまたはポリエチレン材料を含む、請求項1に記載の装置。
  10. 前記弾性シールリングが、エラストマー材料を含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記エラストマー材料が、熱可塑性エラストマーを含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記外壁面は、複数のグリップ部材を含む、請求項1に記載の装置。
  13. 前記吸収性材料が、発泡体である、請求項1に記載の装置。
  14. 前記発泡体が、ポリウレタン発泡体である、請求項13に記載の装置。
  15. 前記吸収性材料が、スポンジである、請求項1に記載の装置。
  16. 前記吸収性材料が、スリットを有する、請求項1に記載の装置。
  17. 前記チャンバの前記閉鎖端の方への前記吸収性材料の圧縮が、前記雌ルアーコネクタまたは前記雄ルアーコネクタへの接続時に生じる、請求項1に記載の装置。
  18. 前記吸収性材料の圧縮により、前記雌ルアーコネクタまたは前記雄ルアーコネクタが消毒される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記吸収性材料は、前記吸収性材料を前記チャンバ内に保持するために、前記雌ねじによって半径方向に圧縮されている、請求項6に記載の装置。
  20. 前記消毒剤または抗菌剤が、イソプロピルアルコール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン、t−ブチル−ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、クロルヘキシジンジアセテート、クロロヘキシジングルコナート、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチジン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的になる群から選択される、請求項1に記載の装置。
  21. 前記消毒剤または抗菌剤が、クロロヘキシジングルコナートおよびクロルヘキシジンジアセテートの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記消毒剤または抗菌剤が流体またはゲルである、請求項1に記載の装置。
  23. 前記剥離可能なシールが、アルミニウムまたは多層ポリマーフィルムのピールバックトップを含む、請求項1に記載の装置。
  24. 前記剥離可能なシールは、前記係合面に対してヒートシールまたはインダクションシールされている、請求項1に記載の装置。
  25. 医療用コネクタを消毒する方法であって、請求項1から24のいずれか1項に記載の装置を医療用コネクタに接続する工程を含み、前記接続する工程は、前記医療用コネクタが前記吸収性材料および前記消毒剤もしくは抗菌剤と接触するように、前記チャンバへの挿入時に前記内壁面に係合することを含む、方法。
  26. アセンブリであって、雄ルアーコネクタ、雌ルアーコネクタ、ニードルレスコネクタ等の1つに接続される請求項1から請求項24のいずれか1項に記載のコネクタを備える、アセンブリ。
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