JP2021518371A - 結晶成長を阻害する分散剤を含有する水性殺線虫組成物 - Google Patents

結晶成長を阻害する分散剤を含有する水性殺線虫組成物 Download PDF

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Abstract

生物活性3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび例えば、線虫の防除に有用であり、表面に施用されると結晶成長の減少を示す第2の分散剤を含む分散剤成分と組み合わせて含む水性殺線虫組成物が本明細書で提供される。第2の分散剤がリグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩またはこれらの組み合わせを含む、水性殺線虫組成物も本明細書で提供される。

Description

生物活性3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび例えば、線虫の防除に有用であり、表面、例えば種子の表面に施用されると結晶成長の減少を示す第2の分散剤を含む分散剤成分と組み合わせて含む水性殺線虫組成物が本明細書で提供される。
線虫は、土壌内の水の膜および他の生物内の湿った組織を含む、湿った表面または液体環境に生息する活動的で柔軟な細長い生物である。線虫の多くの種は、植物および動物の極めて成功した寄生生物に進化し、結果として、農業および家畜の重大な経済的損失の原因となっている。
植物寄生線虫は、根、成長している花芽、葉および茎を含む、植物の全ての部分に寄生することができる。植物寄生虫は、それらの摂食習慣に基づいて、移行性外部寄生虫、移行性内部寄生虫および定着性内部寄生虫のいくつかの広範なカテゴリーに分類することができる。ネコブセンチュウ(メロイドギネ属(Meloidogyne))およびシストセンチュウ(グロボデラ属(Globodera)およびヘテロデラ属(Heterodera))を含む定着性内部寄生虫は、作物に極めて害を及ぼし得る根内の長期感染を確立することができる。
業界では、線虫を防除する有効で、経済的で、かつ環境的に安全な方法が緊急に必要とされている。人口増加、飢饉および環境悪化の継続により、農業の持続可能性に対する懸念が高まってきている。
近年、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールのクラスが、強力で、広域スペクトルの殺線虫活性を示すことが示されている。概して、その内容が参照により本明細書に明示的に組み込まれる、米国特許第8,435,999号明細書および同第8,017,555号明細書を参照されたい。米国特許第8,435,999号明細書および同第8,017,555号明細書に開示されている3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールは、一般に水溶性が低いことを特徴とする。
種子処理組成物として使用するのに有効であるためには、殺線虫組成物が、いくつかの重要な要件を満たすことが望ましい。殺線虫有効成分は、商業的に許容される貯蔵安定性を有する組成物に有効に組み込まれなければならない。組成物は、広い温度範囲にわたって、また殺線虫有効成分が高負荷で存在する場合でさえ、許容される貯蔵安定性を示すべきであり、それにより組成物の必要な体積が減少し、したがって貯蔵および輸送の費用が減少する。殺線虫有効成分はまた、所望の負荷が効率的に達成され得るように、組成物から種子の表面への移動を受けることができなければならない。さらに、種子への施用後、殺線虫有効成分が種子表面から周囲土壌の根域に有効に移動することが望ましい場合がある。水性媒体中に懸濁された3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の固体粒子を含む組成物は、概してその内容が参照により本明細書に明示的に組み込まれる、米国特許出願公開第2014/0187419号明細書および同第2015/0342189号明細書に開示されている。近年、米国特許第8,435,999号明細書および同第第8,017,555号明細書に開示されている3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールおよび関連化合物を含む種子コーティングが、処理表面上の結晶成長に起因する不規則で魅力のない外観を経時的に生じることがあることが観察された。
米国特許第8,435,999号明細書 米国特許第8,017,555号明細書 米国特許出願公開第2014/0187419号明細書 米国特許出願公開第2015/0342189号明細書
したがって、当技術分野では、線虫の蔓延を防ぎ、種子などの処理表面上での結晶成長を減少させるための上記の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の大規模な商業的農業用途、特に種子処理用途での効率的な使用を可能にする組成物を開発する必要がある。
分散剤成分を含む連続水相と、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相とを含み、分散剤成分はポリアリールフェノールアルコキシレートおよび第2の分散剤を含む、水性殺線虫組成物が本明細書で提供される。例えば、一実施形態では、分散剤成分が、スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートまたはその塩、およびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーを含む第2の分散剤を含む。
いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがスルホン化またはホスホン酸化ポリアリールフェノールアルコキシレートであり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがトリスチリルフェノールアルコキシレートであり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがポリアリールフェノールエトキシレートであり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートが塩の形態であり得る。例えば、ポリアリールフェノールアルコキシレートはアンモニウム、カリウム、ナトリウム、トリメチルアミンまたはトリエチルアミン塩の形態であり得る。
第2の分散剤がリグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、水性殺線虫組成物も本明細書で提供される。
別の実施形態は、上記の殺線虫組成物を調製する方法に関する。一実施形態では、該方法が、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物、分散剤成分および水を混合して水性組成物を形成するステップを含む。別の実施形態では、水性組成物を湿式粉砕して、減少した粒径を有する粉砕組成物を製造する。
別の実施形態は、線虫による損傷から種子および/または種子から成長した植物の根を保護する方法であって、種子を種子処理組成物で処理するステップを含み、種子処理組成物が上記の水性殺線虫組成物を含む方法に関する。
別の実施形態は、種子処理組成物で処理された種子であって、種子処理組成物が上記の水性殺線虫組成物を含む種子に関する。
さらなる実施形態は、種子の表面に付着した殺線虫コーティング組成物であって、分散剤成分を含む連続水相と、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相とを含む組成物に関する。分散剤成分は、ポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩および第2の分散剤を含む。
別の実施形態は、種子などの表面への施用時に結晶成長の減少を示す水性殺線虫組成物に関する。
一実施形態では、組成物が、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物がアリールおよび/またはヘテロアリール部分で二置換されている、上記の水性殺線虫組成物に関する。
一実施形態では、組成物が、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が式Iの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、Aはフェニル、ピリジル、ピラジル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりハロゲン、CF3、CH3、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよく;Cはチエニル、フラニル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりF、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよい)
を含む、上記の水性殺線虫組成物に関する。
別の実施形態では、組成物が、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が式IIの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、Aはフェニル、ピリジル、ピラジル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりハロゲン、CF3、CH3、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよく;Cはチエニル、フラニル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりF、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよい)
を含む、上記の水性殺線虫組成物に関する。
他の目的および特徴は、一部は明らかであり、一部は以下で指摘される。
3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物と、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび種子などの表面に施用されると結晶成長の減少を示す第2の分散剤を含む分散剤成分とを含む水性殺線虫組成物が本明細書で提供される。水性殺線虫組成物は、例えば、分散剤成分を含む連続水相と、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相とを含む懸濁濃縮物(SC)製剤の形態であり得る。
本明細書に記載される水性殺線虫組成物は、「殺線虫組成物」、より簡単には「組成物(compositions)」または「組成物(composition)」と呼ばれることがある。水性殺線虫組成物はまた、本明細書では、特に種子処理用途の文脈において、「種子処理組成物」とも呼ばれ得る。
分散固体粒子相は、水性懸濁液中に粒子として存在する3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールを含む固相であると理解され得る。このような分散固体粒子相の一例は、農業用懸濁濃縮物製剤中に存在するものである。
<殺線虫剤>
本明細書に記載される組成物は、一般に、1つまたは複数の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物を含む。このような化合物は、概してその内容が参照により本明細書に明示的に組み込まれる、米国特許第8,435,999号明細書および同第8,017,555号明細書、ならびに米国特許出願公開第2014/0187419号明細書および同第2015/0342189号明細書に開示されている。
一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、アリールおよび/またはヘテロアリール部分で二置換されている。この文脈において、「アリール」は、6〜14個の環炭素原子を含有し、限定されないが、場合により置換されたフェニルを含む、単環式、二環式または三環式芳香族基を指す。「ヘテロアリール」という用語は、5〜14個の環原子;環状配列で共有される6、10または14個のπ電子を有し;炭素原子および1、2または3個の酸素、窒素または硫黄ヘテロ原子を含有し、限定されないが、場合により置換されたピリジル、ピラジル、チエニル、フラニル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルを含む基を指す。
例えば、一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式Iの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、Aはフェニル、ピリジル、ピラジル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりハロゲン、CF3、CH3、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよく;Cはチエニル、フラニル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりF、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよい)
を含む。
さらなる実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式Iaの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、R1およびR5は水素、CH3、F、Cl、Br、CF3、OCH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;R2およびR4は水素、F、Cl、BrおよびCF3からなる群から独立に選択され;R3は水素、CH3、CF3、F、Cl、Br、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択され;R7およびR8は水素およびFから独立に選択され;R9は水素、F、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択され;EはOまたはSである)
を含む。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式Ibの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、R1およびR5は水素、CH3、F、Cl、Br、CF3、OCH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;R2およびR4は水素、F、Cl、BrおよびCF3からなる群から独立に選択され;R3は水素、CH3、CF3、F、Cl、Br、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択され;R8は水素およびFから選択され;R6およびR9は水素、F、Cl、CH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;EはOまたはSである)
を含む。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式IIの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、Aはフェニル、ピリジル、ピラジル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりハロゲン、CF3、CH3、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよく;Cはチエニル、フラニル、オキサゾリルおよびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりF、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよい)
を含む。
さらなる実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式IIaの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、R1およびR5は水素、CH3、F、Cl、Br、CF3、OCH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;R2およびR4は水素、F、Cl、BrおよびCF3からなる群から独立に選択され;R3は水素、CH3、CF3、F、Cl、Br、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択され;R7およびR8は水素およびFから独立に選択され;R9は水素、F、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択され;EはOまたはSである)
を含む。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式IIbの化合物またはその塩
Figure 2021518371
(式中、R1およびR5は水素、CH3、F、Cl、Br、CF3、OCH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;R2およびR4は水素、F、Cl、BrおよびCF3からなる群から独立に選択され;R3は水素、CH3、CF3、F、Cl、Br、OCF3、OCH3、CNおよびC(H)Oからなる群から選択され;R8は水素およびFから選択され;R6およびR9は水素、F、Cl、CH3およびOCF3からなる群から独立に選択され;EはOまたはSである)
を含む。
一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式Iaの化合物またはその塩を含む。この種類の非限定的な例としては、式Ia−iのチオキサザフェン(すなわち、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール)、
Figure 2021518371
式Ia−iiの3−(4−クロロフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、
Figure 2021518371
式Ia−iiiの3−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、
Figure 2021518371
および式Ia−ivの5−(フラン−2−イル)−3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール
Figure 2021518371
が挙げられる。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式Ibの化合物またはその塩を含む。この種類の非限定的な例としては、式Ib−iの3−(4−ブロモフェニル)−5−(フラン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、
Figure 2021518371
および式(Ib−ii)の3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール
Figure 2021518371
が挙げられる。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物が、式IIaの化合物またはその塩を含む。この種類の非限定的な例としては、式IIa−iの3−(チオフェン−2−イル)−5−(p−トリル)−1,2,4−オキサジアゾール、
Figure 2021518371
式(IIa−ii)の5−(3−クロロフェニル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、
Figure 2021518371
および式(IIa−iii)の5−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール
Figure 2021518371
が挙げられる。
一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールが、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、3−(4−クロロフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、3−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、3−(4−ブロモフェニル)−5−(フラン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾールおよび3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾールからなる群から選択される化合物を含む。一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールが、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールが、3−(4−ブロモフェニル)−5−(フラン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾールおよび3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾールからなる群から選択される化合物を含む。
別の実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールが、3−(チオフェン−2−イル)−5−(p−トリル)−1,2,4−オキサジアゾール、5−(3−クロロフェニル)−3−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールおよび5−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールからなる群から選択される化合物を含む。
いくつかの実施形態における水性殺線虫組成物は、少なくとも約10重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約20重量%、少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、少なくとも約35重量%、少なくとも約40重量%、少なくとも約45重量%または少なくとも約50重量%の上記の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物を含む。例えば、いくつかの実施形態における水性殺線虫組成物は、約10重量%〜約50重量%、約15重量%〜約50重量%、約20重量%〜約50重量%、約25重量%〜約50重量%、約30重量%〜約50重量%、約35重量%〜約50重量%または約40重量%〜約50重量%の上記の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物を含む。
さらなる実施形態では、水性殺線虫組成物が、少なくとも約10重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約20重量%、少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、少なくとも約35重量%、少なくとも約40重量%、少なくとも約45重量%または少なくとも約50重量%の上記の式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む。例えば、いくつかの実施形態における水性殺線虫組成物は、約10重量%〜約50重量%、約15重量%〜約50重量%、約20重量%〜約50重量%、約25重量%〜約50重量%、約30重量%〜約50重量%、約35重量%〜約50重量%または約40重量%〜約50重量%の式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む。
いくつかの実施形態では、水性殺線虫組成物が、少なくとも約100g/L、少なくとも約200g/L、少なくとも約250g/L、少なくとも約300g/L、少なくとも約350g/L、少なくとも約400g/L、少なくとも約450g/L、少なくとも約500g/L、少なくとも約550g/L、少なくとも約600g/L、少なくとも約650g/Lまたは少なくとも約700g/Lの濃度の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物を含む。例えば、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール濃度は、約400g/L〜約700g/L、約450g/L〜約700g/Lまたは約500g/L〜約700g/Lに及ぶ。
さらなる実施形態では、水性殺線虫組成物が、少なくとも約100g/L、少なくとも約200g/L、少なくとも約250g/L、少なくとも約300g/L、少なくとも約350g/L、少なくとも約400g/L、少なくとも約450g/L、少なくとも約500g/L、少なくとも約550g/L、少なくとも約600g/L、少なくとも約650g/Lまたは少なくとも約700g/Lの濃度の式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む。例えば、水性殺線虫組成物は、約400g/L〜約700g/L、約450g/L〜約700g/Lまたは約500g/L〜約700g/Lの濃度の式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含み得る。
<粒径>
懸濁濃縮物の形態の本明細書に記載される組成物は、連続水相と、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の固体粒子を含む分散固相とを含む。固体3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール粒子は、組成物中の粒子の分散性を高め、組成物の安定性を改善するように選択された粒径分布を有し得る。
粒径は、例えば、参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2014/0187419号明細書および同第2015/0342189号明細書に示される従来の手段によって減少させることができる。いくつかの実施形態では、分散固相の中央粒径が、約50μm未満、約30μm未満、約20μm未満、約10μm未満、約5μm未満、約4μm未満、約3μm未満、約2μm未満または約1μm未満である。例えば、いくつかの実施形態では、分散固相の中央粒径が、約0.5μm〜約10μm、約1μm〜約5μm、約1μm〜約4μm、約1μm〜約3μmまたは約1μm〜約2μmである。他の実施形態では、分散固相の中央粒径が、約0.5μm〜約5μm、約1μm〜約4μm、約2μm〜約4μmまたは約2.5μm〜約3.5μmである。
いくつかの実施形態では、分散固相の平均粒径が、約20μm未満、約10μm未満、約5μm未満、約4μm未満、約3μm未満、約2μm未満または約1μm未満である。例えば、いくつかの実施形態では、分散固相の平均粒径が、約0.5μm〜約20μm、約0.5μm〜約10μm、約1μm〜約5μm、約1μm〜約4μm、約1μm〜約3μmまたは約1μm〜約2μmである。他の実施形態では、分散固相の平均粒径が、約0.5μm〜約5μm、約0.5μm〜約4μm、約0.5μm〜約3μm、約0.5μm〜約2μmまたは約0.5μm〜約1μmであり得る。
同様に、いくつかの実施形態では、分散固相が、約10未満の、中央粒径で割った粒径の算術平均として定義される多分散性指数を有し得る。いくつかの実施形態では、多分散性指数が、約5未満、約2未満または約1.5未満である。いくつかの実施形態では、多分散性指数が、典型的には、約1〜約2の範囲内にある。
<1つまたは複数の分散剤>
本明細書に記載される3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物は、種子などの基材の表面に施用されると、施用表面上で結晶化しやすさを示すと考えられている。処理された種子の表面上に結晶が形成されると、不規則で望ましくない外観になる。さらに、種子を農業用植栽設備を使用して植える場合、種子の表面上での結晶形成は困難をもたらし得る。結晶形成の問題は、処理された種子が、使用前に処理された種子を輸送および保管するためにしばしば使用されるバッグなどの閉鎖空間に保管される場合に特に深刻である。
「分散剤パッケージ」と呼ばれることもある、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび第2の分散剤を含む分散剤成分は、種子または他の基材の表面に施用されると、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物に関連する結晶成長を阻害するおよび/または減少させることが分かった。基材の例としては、それだけに限らないが、根、葉、茎、花、幹、針葉、挿し木または植物繁殖材料、特に種子などの植物または植物材料の任意の表面が挙げられる。一実施形態では、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物、特に、式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールが、根に施用される。特定の理論に拘束されるものではないが、分散剤パッケージ中のポリアリールフェノールアルコキシレートの存在は、組成物の粘度を低下させるのに役立つと考えられている。さらに、ポリアリールフェノールアルコキシレートの芳香族官能基は、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の芳香環との強いπ−π相互作用を可能にすると考えられる。この粘度低下とπ−π相互作用が、種子のより良いコーティングを可能にし、いったん種子に施用された3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールの結晶形成を阻害することにより、種子上での性能を高めると考えられている。
いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがトリスチリルフェノールアルコキシレートであり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがスルホン化またはホスホン酸化され得る。例えば、ポリアリールフェノールアルコキシレートは、トリスチリルフェノールアルコキシレート、スルホン化トリスチリルフェノールアルコキシレートまたはホスホン酸化トリスチリルフェノールアルコキシレートであり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがポリアリールフェノールエトキシレートであり得る。例えば、ポリアリールフェノールアルコキシレートは、トリスチリルフェノールエトキシレート、スルホン化トリスチリルフェノールエトキシレートまたはホスホン酸化トリスチリルフェノールエトキシレートであり得る。
さらに別の実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートが塩の形態であり得る。例えば、ポリアリールフェノールアルコキシレートはアンモニウム、カリウム、ナトリウム、トリメチルアミンまたはトリエチルアミン塩の形態であり得る。いくつかの実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートが、スルホン化またはホスホン酸化ポリアリールフェノールエトキシレートのアンモニウム、カリウム、ナトリウム、トリメチルアミンまたはトリエチルアミン塩であり得る。
一実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートが、それぞれアンモニウム、カリウム、ナトリウム、トリメチルアミンまたはトリエチルアミン塩、およびこれらの組み合わせの形態のポリアリールフェノールエトキシレート、スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレート、ホスホン酸化ポリアリールフェノールエトキシレート、トリスチリルフェノールエトキシレート、スルホン化トリスチリルフェノールエトキシレートおよびホスホン酸化トリスチリルフェノールエトキシレートからなる群から選択される。
市販のポリアリールフェノールアルコキシレートの非限定的な例としては、例えば、Tersperse 2202が挙げられる。市販のトリスチリルフェノールエトキシレートの非限定的な例としては、例えば、Soprophor S25/80およびSoprophor 3d 33が挙げられる。市販のスルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートの非限定的な例としては、例えば、2,4,6−トリス[1−(フェニル)エチル]フェニル−オメガ−ヒドロキシ−ポリ(オキシエチレン)サルフェート(Soprophor 4D 384)が挙げられる。市販のホスホン酸化トリスチリルフェノールエトキシレートの非限定的な例としては、例えば、Soprophor FLKが挙げられる。TERSPERSE 2202(Huntsman Corporationから入手可能)は、エトキシル化トリスチリルフェノールホスフェート、トリエタノールアミン(TEA)塩を含む。SOPROPHORは、Solvay SAまたはRhodia Solvay Groupから市販されている商品名である。SOPROPHOR S25/80は、トリスチリルフェノールエトキシレートを含み;SOPROPHOR FLKは、エトキシル化トリスチリルフェノールホスフェート、カリウム塩を含み;SOPROPHOR 4D 384は、ポリアリールフェニルエーテルサルフェート、アンモニウム塩を含む。
本明細書に示されるように、ポリアリールフェノールアルコキシレートは、第2の分散剤と組み合わされる。分散剤パッケージ中に第2の分散剤が存在することは、種子または他の施用面に施用されると3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールの結晶形成の阻害および/または減少に寄与すると同時に組成上の安定性を提供すると考えられる。第2の分散剤は、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩およびこれらの組み合わせからなる群から選択され得る。
適切なリグニンスルホネートは、例えば、リグノスルホン酸ナトリウム、リグノスルホン酸カルシウム、リグノスルホン酸アンモニウム、リグノスルホン酸マグネシウム、リグノスルホン酸カリウムまたはスルホメチル化リグノスルホネートを含み得る。市販のリグニンスルホネートの非限定的な例としては、例えば、GREENSPERSE S7、REAX 907、POLYFON O、HYACT、KRAFTSPERSE 25MおよびBORRESPERSEが挙げられる。GREENSPERSE S7およびKRAFTSPERSE 25M(Ingevityから市販されている)は、リグノスルホン酸ナトリウムを含む。REAX 907およびHYACT(Ingevityから市販されている)は、クラフトリグニンを含む。POLYFON Oはリグノスルホン酸ナトリウムを含む。
適切なポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーおよびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーは、例えば、少なくとも約40,000、少なくとも約45,000、少なくとも約50,000、少なくとも約55,000、少なくとも約60,000、少なくとも約65,000または少なくとも約70,000の平均分子量を有し得る。例えば、一定の実施形態では、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーおよびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーが、約51,000の平均分子量を有し得る。別の実施形態では、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーおよびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーが、約65,000の平均分子量を有し得る。一実施形態では、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーおよびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーが、約40,000〜約100,000、約40,000〜約90,000、約40,000〜約80,000、約45,000〜約75,000、約45,000〜約70,000、約45,000〜約65,000、約45,000〜約60,000、約50,000〜約60,000または約50,000〜約55,000の平均分子量を有し得る。別の実施形態では、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーおよびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーが、約45,000〜約80,000、約50,000〜約80,000、約55,000〜約80,000、約55,000〜約75,000、約60,000〜約75,000または約60,000〜約70,000の平均分子量を有し得る。
適切なポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーは、例えば、ポリビニルピロリドンまたはアルキル化ポリビニルピロリドンの非分岐ホモポリマーを含み得る。市販のポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーの非限定的な例としては、例えば、EASY SPERSE 20、およびSOKALAN K 30、AGRIMER 30およびAGRIMER 60Lが挙げられる。
市販のポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーの非限定的な例としては、例えば、SOKALAN VA 64、AGRIMER VA6およびAGRIMER VA7Wが挙げられる。SOKALAN VA 64(Azelisから市販されている)は、ポリビニルピロリドンを含む。EASY SPERSE P−20(Ashlandから市販されている)は、複合ポリビニルピロリドン(PVP)およびメチルビニルエーテル/マレイン酸ハーフエステルを含む。AGRIMER VA 6W(Toronto Research Chemicalsから市販されている)は、コポビドンを含む。
適切なマレイン酸/オレフィンポリマーは、例えば、ジイソブテン、アクリル酸またはオレフィンコポリマーを含み得る。市販のマレイン酸/オレフィンポリマーの非限定的な例としては、例えば、SOKALAN CP 9、SOKALAN CP 5およびAGRIMER VEMA H−2200Lが挙げられる。SOKALAN CP 9(BASFから市販されている)は、メタシン酸(metacic acid)とオレフィンのコポリマーを含む。
適切なくし型グラフトコポリマーは、例えば、アクリルグラフトコポリマーを含み得る。市販のくし型グラフトコポリマーの非限定的な例としては、例えば、ATLOX 4913、TERSPERSE 2500およびAGNIQUE CP−72Lが挙げられる。ATLOX 4913(Crodaから市販されている)は、非イオン性アクリルコポリマーを含む。
適切なプロピレンオキシドブロックコポリマーは、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはアミンベースのブロックコポリマーを含み得る。市販のプロピレンオキシドブロックコポリマーの非限定的な例としては、例えば、PLURONIC(登録商標) L1060、PLURONIC(登録商標) L64、TETRONIC(登録商標) 1107、PLURONIC(登録商標) P104およびPLURIOL(登録商標) P106が挙げられる。PLURONIC(登録商標) L1060およびPLURIOL(登録商標) P106(BASFから市販されている)は、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマーを含む。
第2の分散剤は、リグノスルホン酸ナトリウム、リグノスルホン酸カルシウム、リグノスルホン酸アンモニウム、リグノスルホン酸マグネシウム、リグノスルホン酸カリウム、またはスルホメチル化リグノスルホネート、ジイソブテン、アクリル酸、またはオレフィンコポリマー、アクリルグラフトコポリマー、ポリビニルピロリドンまたはアルキル化ポリビニルピロリドンの非分岐ホモポリマー、約40,000〜約100,000の平均分子量を有するポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、またはアミンベースのブロックコポリマー、およびこれらの組み合わせからなる群から選択され得る。
分散剤パッケージは、1つまたは複数の上記のポリアリールフェノールアルコキシレートと1つまたは複数の上記の第2の分散剤の組み合わせを含み得る。
例えば、限定されないが、一定の具体的な実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがホスホン酸化トリスチリルフェノールエトキシレートであり、分散剤パッケージが、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーおよびマレイン酸/オレフィンポリマーからなる群から選択される第2の分散剤をさらに含む。
さらなる具体的な実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがトリスチリルフェノールエトキシレートであり、分散剤パッケージが、リグニンスルホネートおよびマレイン酸/オレフィンポリマーからなる群から選択される第2の分散剤をさらに含む。
なおさらなる非限定的な具体的な実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがスルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートであり、分散剤パッケージが、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーおよびマレイン酸/オレフィンポリマーからなる群から選択される第2の分散剤をさらに含む。
一実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートがスルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートであり、第2の分散剤がポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーである。例えば、ポリアリールフェノールアルコキシレートが2,4,6−トリス[1−(フェニル)エチル]フェニル−オメガ−ヒドロキシ−ポリ(オキシエチレン)サルフェートまたは2,4,6−トリス[1−(フェニル)エチル]フェニル−オメガ−ヒドロキシ−ポリ(オキシエチレン)サルフェートのアンモニウム塩であり、第2の分散剤がポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーである。
一定のさらなる実施形態では、分散剤パッケージが、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩およびこれらの組み合わせからなる群から選択される任意の第3の分散剤を含み得る。例えば、限定されないが、一定の具体的な実施形態では、分散剤パッケージが、マレイン酸/オレフィンポリマーを含む第3の分散剤を含む。
一実施形態では、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび第2の界面活性剤を含む分散剤パッケージが、組成物の少なくとも約0.5重量%、少なくとも約1重量%、少なくとも約1.5重量%、少なくとも約2重量%、少なくとも約3重量%、少なくとも約6重量%、少なくとも約10重量%または少なくとも約20重量%を構成する。例えば、分散剤パッケージは、組成物の約0.5重量%〜約20重量%、約0.5重量%〜約10重量%、約1重量%〜約9重量%、約1.5重量%〜約8重量%または約2重量%〜約8重量%を構成する。別の実施形態では、分散剤パッケージが、組成物の約0.5重量%〜約10重量%、約1重量%〜約9重量%、約1.5重量%〜約8重量%または約1.5重量%〜約7重量%を構成する。
いくつかの実施形態では、第2の分散剤が、組成物の約0.05重量%〜約10重量%、約0.1重量%〜約10重量%、約0.5重量%〜約8重量%、約1重量%〜約5重量%または約2重量%〜約5重量%を構成し得る。
一定の実施形態では、分散剤パッケージ中のポリアリールフェノールアルコキシレートと第2の分散剤の比が、重量基準で、約1:5〜約10:1、約1:4〜約9:1、約1:2〜約8:1、約1:1〜約5:1、約2:1〜約5:1または約2:1〜約3:1である。
いくつかの実施形態では、分散剤パッケージと3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物またはその塩の比が、重量基準で、約10:1〜約1:100、約5:1〜約1:50、約1:1〜約1:50、約1:2〜約1:40、約1:4〜約1:30、約1:5〜約1:30、約1:5.5〜約1:25、約1:6〜約1:24、約1:6.5〜約1:23.5、約1:7〜約1:23または約1:7.5〜約1:22.5である。
いくつかの実施形態では、分散剤成分が、周囲条件下で処理された種子の表面上の結晶形成を少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%または少なくとも約90%またはそれ以上減少させるのに十分な量で水性殺線虫組成物を含む種子処理混合物中に存在する。
いくつかの実施形態では、水性殺線虫組成物が、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む分散固体粒子相、ホスフェートトリエタノールアミン、トリスチリルフェノールエトキシレート、エトキシル化トリスチリルフェノールホスフェート、ポリアリールフェニルエーテルサルフェート、ナフタレンスルホネート、およびこれらのアンモニウム、カリウム、ナトリウム、トリメチルアミンまたはトリエチルアミン塩からなる群から選択されるポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩ならびにクラフトリグニン、リグノスルホン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、コポビドン、複合ポリビニルピロリドン(PVP)およびメチルビニルエーテル/マレイン酸ハーフエステル、メタシン酸とオレフィンのコポリマー、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマーおよび非イオン性アクリルコポリマーからなる群から選択される第2の分散剤を含む分散剤パッケージを含む。
<追加の組成物成分>
3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物またはその塩、ならびにポリアリールフェノールアルコキシレートおよび第2の分散剤を含む分散剤成分に加えて、水性殺線虫組成物は、場合により、1つまたは複数の不凍剤、1つまたは複数の増粘剤、1つまたは複数の消泡剤などの追加の成分を含有し得る。
不凍剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の不凍剤をさらに含み得る。一実施形態では、不凍剤がアルコールである。不凍剤の非限定的な例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、マンニトール、ソルビトールおよびグリセロール(グリセリン)が挙げられる。
組成物は、少なくとも約0.5重量%、少なくとも約1重量%、少なくとも約2重量%、少なくとも約3重量%、少なくとも約4重量%または少なくとも約5重量%の濃度の不凍剤を含み得る。不凍剤は、典型的には、約0.5重量%〜約10重量%、約1重量%〜約9重量%、約2重量%〜約8重量%、約3重量%〜約7重量%または約4重量%〜約6重量%の濃度で存在する。
増粘剤
いくつかの実施形態では、組成物が、増粘剤(以下、「安定剤成分」と呼ばれる)を含み得る。安定剤の例としては、アニオン性多糖類およびセルロース誘導体が挙げられる。いくつかの実施形態では、安定剤が、粘土またはシリカ、またはコロイド状親水性シリカを含む。市販の安定剤の非限定的な例としては、KELZAN CCまたはKELZAN S PLUS(Kelcoから入手可能)、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよび2−ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カオリン、微結晶セルロースおよびキサンタンガムが挙げられる。市販のコロイド状親水性シリカの非限定的な例は、AEROSIL(Evonikから入手可能)である。
安定剤成分は、典型的には、組成物の約0.05重量%〜約10重量%を構成する。例えば、いくつかの実施形態では、安定剤成分が、組成物の約0.1重量%〜約5重量%、約0.1重量%〜約2重量%、約0.1重量%〜約1重量%、約0.1重量%〜約0.5重量%、約0.1重量%〜約0.25重量%または約0.05重量%〜約0.2重量%を構成する。
消泡剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の消泡剤をさらに含み得る。消泡剤の例としては、オルガノシリコーンまたはシリコーンを含まない化合物が挙げられる。市販の消泡剤の非限定的な例としては、BREAK−THRU OE441(Evonikから入手可能)、BREAK−THRU AF9905(Evonikから入手可能)、AGNIQUE DF 6889(Cognisから入手可能)、AGNIQUE DFM 111S(Cognisから入手可能)、BYK−016(BYKから入手可能)、FG−10消泡剤エマルジョン(Dow Corningから入手可能)、1520−US(Dow Corningから入手可能)、1510−US(Dow Corningから入手可能)、SAG 1538(Momentiveから入手可能)、およびSAG 1572(Momentiveから入手可能)が挙げられる。
消泡剤は、典型的には、組成物の約0.05重量%〜約10重量%を構成する。例えば、いくつかの実施形態では、消泡剤が、組成物の約0.1重量%〜約5重量%、約0.1重量%〜約2重量%、約0.25重量%〜約1重量%または約0.5重量%〜約1重量%を構成する。
さらなる成分
上記の任意の成分に加えて、種々の追加のアジュバントが、場合により本明細書に記載される水性殺線虫組成物に利用され得る。例えば、限定されないが、組成物は、デンドリマー、緩衝液、1つもしくは複数の溶媒、殺生物剤、レオロジー改変剤および/または湿潤剤をさらに含み得る。これらの任意の成分ならびにこのような成分の非限定的な市販の例の議論は、その内容が参照により本明細書に明示的に組み込まれる、米国特許出願公開第2014/0187419号明細書および同第2015/0342189号明細書に見出され得る。
<追加の農薬成分>
本明細書に記載される組成物は、本明細書に記載される3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物と組み合わせて複数の農薬を含み得る。例えば、懸濁濃縮物の形態で組成物中に存在し得る農薬の非限定的な例を、以下に詳細に記載する。
いくつかの実施形態における組成物は、1つまたは複数の殺有害生物剤をさらに含み得る。殺有害生物剤には、化学殺有害生物剤および生物農薬または生物的防除剤が含まれる。種々のタイプの化学殺有害生物剤および生物農薬には、殺ダニ剤、殺虫剤、殺線虫剤、殺真菌剤、殺腹足類剤(gastropodicide)、除草剤、殺ウイルス剤、殺菌剤、およびこれらの組み合わせが含まれる。生物農薬または生物防除剤には、殺有害生物活性を示す細菌、真菌、有益な線虫、およびウイルスが含まれ得る。組成物は、微生物抽出物および/または植物防御剤などの有害生物防除のための他の薬剤を含み得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールおよび1つまたは複数の殺有害生物剤を含む。殺有害生物剤には、化学殺有害生物剤および生物農薬または生物的防除剤が含まれる。種々のタイプの化学殺有害生物剤および生物農薬には、殺ダニ剤、殺虫剤、殺線虫剤、殺真菌剤、殺腹足類剤(gastropodicide)、除草剤、殺ウイルス剤、殺菌剤、およびこれらの組み合わせが含まれる。生物農薬または生物防除剤には、殺有害生物活性を示す細菌、真菌、有益な線虫、およびウイルスが含まれ得る。式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む組成物は、微生物抽出物および/または植物防御剤などの有害生物防除のための他の薬剤を含み得る。
殺ダニ剤、殺虫剤および/または殺線虫剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の化学殺ダニ剤、殺虫剤、および/または殺線虫剤を含む。化学殺ダニ剤、殺虫剤、および/または殺線虫剤の非限定的な例としては、1つまたは複数のカルバメート、ジアミド、大環状ラクトン、ネオニコチノイド、有機リン系、フェニルピラゾール、ピレトリン、スピノシン、合成ピレスロイド、テトロン酸および/またはテトラミン酸が挙げられ得る。本開示の組成物に有用であり得る化学殺ダニ剤、殺虫剤および殺線虫剤の非限定的な例としては、アバメクチン、アクリナトリン、アルジカルブ、アルドキシカルブ、α−シペルメトリン、β−シフルトリン、ビフェントリン、シハロトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、ホスチアゼート、λ−シハロトリン、γ−シハロトリン、ペルメトリン、τ−フルバリネート、トランスフルトリン、ζ−シペルメトリン、シフルトリン、テフルトリン、エフルシラネート(eflusilanat)、フブフェンプロックス(fubfenprox)、ピレトリン、レスメトリン、イミダクロプリド、アセタミプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、チアクロプリド、ジノテフラン、クロチアニジン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、ルフェヌロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、ノバルロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ビストリフルオロン、ノビフルムロン、ブプロフェジン、シロマジン、メトキシフェノジド、テブフェノジド、ハロフェノジド、クロマフェノジド、エンドスルファン、フィプロニル、エチプロール、ピラフルプロール、ピリプロール、フルベンジアミド、クロラントラニリプロール(例えば、Rynaxypyr)、サイアジピル、エマメクチン、エマメクチン安息香酸塩、イベルメクチン、ミルベメクチン、レピメクチン、テブフェンピラド、フェンピロキシメート、ピリダベン、フェナザキン、ピリミジフェン、トルフェンピラド、ジコホル、シエノピラフェン、シフルメトフェン、アセキノシル、フルアクリピリン、ビフェナゼート、ジアフェンチウロン、エトキサゾール、クロフェンテジン、スピノサド、トリアラテン、テトラジホン、プロパルギット、ヘキシチアゾクス、ブロモプロピレート、キノメチオネート、アミトラズ、ピリフルキナゾン、ピメトロジン、フロニカミド、ピリプロキシフェン、ジオフェノラン、クロルフェナピル、メタフルミゾン、インドキサカルブ、クロルピリホス、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト、ピリダリル、スピネトラム(spinctoram)、アセフェート、トリアゾホス、プロフェノフォス、オキサミル、スピネトラム、フェナミホス、フェナミプクロチアホス(fenamipclothiahos)、4−{[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル](2,2−ジフルオロエチル)アミノ}フラン−2(5H)−オン、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物、3−フェニル−5−(チエン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、カズサホス、カルバリル、カルボフラン、エトプロホス、チオジカルブ、メタミドホス、メチオカルブ、スルホキサフロル、メタミドホス、シアントラニリプロールおよびチオキサザフェンならびにこれらの組み合わせが挙げられる。化学殺ダニ剤、殺虫剤および/または殺線虫剤の一定の非限定的な例としては、アバメクチン、アルジカルブ、アルドキシカルブ、ビフェントリン、カルボフラン、クロラントラニリポール、クロチアニジン、シフルトリン、シハロトリン、シペルメトリン、シアントラニリプロール、ジノテフラン、エマメクチン、エチプロール、フェナミホス、フィプロニル、フルベンジアミド、ホスチアゼート、イミダクロプリド、イベルメクチン、ラムダ−シハロトリン、ミルベメクチン、ニテンピラム、オキサミル、ペルメトリン、スピネトラム、スピノサド、スピロジクロフェン、スピロテトラマト、テフルトリン、チアクロプリド、チアメトキサム、チオキサザフェンおよび/またはチオジカルブ、ならびにこれらの組み合わせの1つまたは複数が挙げられ得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールならびに1つまたは複数の殺ダニ剤、殺虫剤および/または殺線虫剤を含む。化学殺ダニ剤、殺虫剤および/または殺線虫剤の非限定的な例としては、以下からなる群(IRAC分類群)から選択される1つまたは複数の殺虫剤および/または殺線虫剤が挙げられ得る:
(1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤、例えば、カルバメートおよび有機リン化合物。カルバメートの非限定的な例としては、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メトミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMCおよびキシリルカルブが挙げられる。有機リン化合物の非限定的な例としては、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス、デメトン−S−メチル、ジアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホテン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファンファー、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノフォス、プロペタムホス、プロチオフォス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホンおよびバミドチオンが挙げられる;
(2)GABA作動性塩素イオンチャネルブロッカー、例えば、シクロジエン−有機塩素およびフェニルピラゾール(フィプロール(fiprole))。シクロジエン−有機塩素の非限定的な例としては、クロルデンおよびエンドスルファンが挙げられる。フェニルピラゾール(フィプロール)の非限定的な例としては、エチプロールおよびフィプロニルが挙げられる;
(3)ナトリウムチャネルモジュレーター、例えば、ピレスロイド、ピレトリン(除虫菊(pyrethum))、DDTおよびメトキシクロル。非限定的な例としては、アクリナトリン、アレスリン、d−シス−トランスアレスリン、d−トランスアレスリン、ビフェントリン、ビオアレトリン、ビオアレトリンs−シクロペンテニル異性体、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、β−シフルトリン、シハロトリン、λ−シハロトリン、γ−シハロトリン、シペルメトリン、α−シペルメトリン、β−シペルメトリン、θ−シペルメトリン、ζ−シペルメトリン、シフェノトリン[(1R)−トランス異性体]、デルタメトリン、エンペントリン[(EZ)−(1R)異性体]、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、τ−フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロスリン、カデスリン、モンフルオロトリン、ペルメトリン、フェノトリン[(1R)−トランス異性体]、プラレトリン、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン[(1R)異性体]、トラロメトリンおよびトランスフルトリンが挙げられる;
(4)ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)競合的モジュレーター、例えば、ネオニコチノイド、ニコチン、スルホキサフロルおよびフルピラジフロン。ネオニコチノイドの非限定的な例としては、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリドおよびチアメトキサムが挙げられる;
(5)ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)アロステリックモジュレーター、例えば、スピノシン、例えばスピネトラムおよびスピノサド;
(6)グルタミン酸作動性クロライドチャネル(GluCl)アロステリックモジュレーター、例えば、アベルメクチンおよびミルベマイシン。アベルメクチンおよびミルベマイシンの非限定的な例としては、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンが挙げられる;
(7)幼若ホルモン模倣剤、例えば、幼若ホルモン類似体、フェノキシカルブおよびピリプロキシフェン。幼若ホルモン類似体の非限定的な例としては、ヒドロプレン、キノプレンおよびメトプレンが挙げられる;
(8)種々の非特異的(マルチサイト)阻害剤、例えば、ハロゲン化アルキル(例えば、臭化メチル)、クロロピクリン、フッ化スルフリル、ボラックス、吐酒石またはメチルイソシアネート発生剤。メチルイソシアネート発生剤の非限定的な例としては、ダゾメットおよびメタムが挙げられる。
(9)弦音器官TRPVチャネルモジュレーター、例えば、ピメトロジンおよびピリフルキナゾン;
(10)ダニ成長阻害剤、例えばクロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、ジフルビダジンおよびエトキサゾール;
(11)昆虫腸膜の微生物崩壊剤、例えばバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)亜種イスラエレンシス(israelensis)、バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)亜種アイザワイ(aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)亜種クルスタキ(kurstaki)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)亜種テネブリオニス(tenebrionis)およびB.t.植物タンパク質:Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry1A.105、Cry2Ab、Vip3A、mCry3A、Cry3Ab、Cry3BbおよびCry34Ab1/35Ab1;
(12)ミトコンドリアATPシンターゼの阻害剤、例えばATPディスラプター、その非限定的な例としては、ジアフェンチウロン、有機スズ化合物、プロパルギットおよびテトラジホンが挙げられる。有機スズ化合物の非限定的な例としては、アゾシクロチン、シヘキサチンおよび酸化フェンブタスズが挙げられる。
(13)プロトン勾配の崩壊を介した酸化的リン酸化の脱共役剤、例えばクロルフェナピル、DNOCおよびスルフルラミド;
(14)ニコチン性アセチルコリン受容体チャネル遮断薬、例えばベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシラムおよびチオスルタップナトリウム;
(15)キチン生合成の阻害剤、0型、例えばビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロンおよびトリフルムロン;
(16)キチン生合成の阻害剤、1型、例えばブプロフェジン;
(17)脱皮撹乱剤(特に双翅目(Diptera)、すなわち双翅類用)、例えばシロマジン;
(18)エクジソン受容体アゴニスト、例えばクロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジドおよびテブフェノジド;
(19)オクトパミン受容体アゴニスト、例えば、アミトラズ;
(20)ミトコンドリア複合体III電子伝達阻害剤、例えば、ヒドラメチルノン、アセキノシルおよびフルアクリトリピリム;
(21)ミトコンドリア複合体I電子輸送阻害剤、例えば、METI殺ダニ剤またはロテノン(Derris)。METI殺ダニ剤の非限定的な例としては、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラドおよびトルフェンピラドが挙げられる;
(22)電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬、例えばインドキサカルブまたはメタフルミゾン;
(23)アセチル−CoAカルボキシラーゼの阻害剤、例えば、テトロン酸誘導体およびテトラミン酸誘導体、例えばスピロジクロフェン、スピロメシフェンおよびスピロテトラマト;
(24)ミトコンドリア複合体IV電子輸送阻害剤、例えば、リン化物またはシアン化物。リン化物の非限定的な例としては、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィンおよびリン化亜鉛が挙げられる。シアン化物の非限定的な例としては、シアン化カルシウム、シアン化カリウムおよびシアン化ナトリウムが挙げられる。
(25)ミトコンドリア複合体II電子輸送阻害剤、例えば、β−ケトニトリル誘導体およびカルボキサニリド。β−ケトニトリル誘導体の非限定的な例としては、シエノピラフェンおよびシフルメトフェンが挙げられる。カルボキサニリドの非限定的な例としては、ピフルブミドが挙げられる;
(28)リアノジン受容体モジュレーター、例えば、ジアミド。ジアミドの非限定的な例としては、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロールおよびフルベンジアミドが挙げられる;
(29)弦音器官モジュレーター(未定義の標的部位を有する)、例えば、フロニカミド;
(30)アシノナピル、アフィドピロペン、アフォキソラネル、アザジラクチン、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ベンズピリモキサン、ビフェナゼート、ブロフラニリド、ブロモプロピレート、キノメチオネート、クロロプラレトリン、氷晶石、シクラニリプロール、シクロキサプリド、シハロジアミド、ジクロロメゾチアズ、ジコホル、ε−メトフルトリン、ε−モムフルトリン(epsilon−momfluthrin)、フロメトキン、フルアザインドリジン、フルエンスルホン、フルフェネリム(flufenerim)、フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、フルフィプロール(flufiprole)、フルヘキサホン、フルオピラム、フルピリミン、フルララネル、フルキサメタミド、フフェノジド、グアジピル(guadipyr)、ヘプタフルトリン(heptafluthrin)、イミダクロチズ(imidaclothiz)、イプロジオン、κ−ビフェントリン、κ−テフルトリン、ロチラナー、メパーフルトリン、オキサゾスルフィル、パイコンジン(paichongding)、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ピリミノストロビン、スピロブジクロフェン(spirobudiclofen)、スピロピジオン、テトラメチルフルトリン、テトラニリプロール、テトラクロラントラニリプロール、チゴラナー、チオフルオキシメート、トリフルメゾピリムおよびヨードメタン;バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(I−1582、BioNeem、Votivo)に基づく調製物;ならびに以下の化合物:1−{2−フルオロ−4−メチル−5−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−アミン(国際公開第2006/043635号パンフレットから既知)(CAS 885026−50−6)、{1’−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]−5−フルオロスピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1(2H)−イル}(2−クロロピリジン−4−イル)メタノン(国際公開第2003/106457号パンフレットから既知)(CAS 637360−23−7)、2−クロロ−N−[2−{1−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]ピペリジン−4−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イソニコチンアミド(国際公開第2006/003494号パンフレットから既知)(CAS 872999−66−1)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(国際公開第2010052161号パンフレットから既知)(CAS 1225292−17−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルカルボネート(欧州特許第2647626号明細書から既知)(CAS 1440516−42−6)、4−(ブタ−2−イン−1−イルオキシ)−6−(3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−5−フルオロピリミジン(国際公開第2004/099160号パンフレットから既知)(CAS 792914−58−0)、PF1364(JP2010/018586から既知)(CAS 1204776−60−2)、(3E)−3−[1−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−2−ピリジリデン]−1,1,1−トリフルオロ−プロパン−2−オン(国際公開第2013/144213号パンフレットから既知)(CAS 1461743−15−6)、N−[3−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロフェニル]−1−メチル−3−(ペンタフルオロエチル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(国際公開第2010/051926号パンフレットから既知)(CAS 1226889−14−0)、5−ブロモ−4−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)フェニル]−2−(3−クロロ−2−ピリジル)ピラゾール−3−カルボキサミド(中国特許第103232431号明細書から既知)(CAS 1449220−44−3)、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(トランス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミドおよび4−[(5S)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)ベンズアミド(国際公開第2013/050317号パンフレットから既知)(CAS 1332628−83−7)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド、(+)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミドおよび(−)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド(国際公開第2013/162715号パンフレット、国際公開第2013/162716号パンフレット、米国特許出願公開第2014/0213448号明細書から既知)(CAS 1477923−37−7)、5−[[(2E)−3−クロロ−2−プロペン−1−イル]アミノ]−1−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−[(トリフルオロメチル)スルフィニル]−1H−ピラゾール−3−カルボニトリル(中国特許第101337937号明細書から既知)(CAS 1105672−77−2)、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)チオキソメチル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、(Liudaibenjiaxuanan、中国特許第103109816号明細書から既知)(CAS 1232543−85−9);N−[4−クロロ−2−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(フルオロメトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(国際公開第2012/034403号パンフレットから既知)(CAS 1268277−22−0)、N−[2−(5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−クロロ−6−メチルフェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(国際公開第2011/085575号パンフレットから既知)(CAS 1233882−22−8)、4−[3−[2,6−ジクロロ−4−[(3,3−ジクロロ−2−プロペン−1−イル)オキシ]フェノキシ]プロポキシ]−2−メトキシ−6−(トリフルオロメチル)−ピリミジン(中国特許第101337940号明細書から既知)(CAS 1108184−52−6);(2E)−および2(Z)−2−[2−(4−シアノフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]−N−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−ヒドラジンカルボキサミド(中国特許第101715774号明細書)(CAS 1232543−85−9);3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチル−4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)フェニル−シクロプロパンカルボン酸エステル(中国特許第103524422号明細書から既知)(CAS 1542271−46−4);(4aS)−7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−[(トリフルオロメチル)チオ]フェニル]アミノ]カルボニル]−インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルエステル(中国特許第102391261号明細書から既知)(CAS 1370358−69−2);6−デオキシ−3−O−エチル−2,4−ジ−O−メチル−、1−[N−[4−[1−[4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル]カルバメート]−α−L−マンノピラノース(米国特許出願公開第2014/0275503号明細書から既知)(CAS 1181213−14−8);8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS 1253850−56−4)、(8−アンチ)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS 933798−27−7)、(8−シン)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(国際公開第2007040280号パンフレット、国際公開第2007040282号パンフレットから既知)(CAS934001−66−8)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ]−プロパンアミド(国際公開第2015/058021号パンフレット、国際公開第2015/058028号パンフレットから既知)(CAS1477919−27−9)およびN−[4−(アミノチオキソメチル)−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(中国特許第103265527号明細書から既知)(CAS1452877−50−7)、5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ]−ピリミジン(国際公開第2013/115391号パンフレットから既知)(CAS1449021−97−9)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン(国際公開第2014/187846号パンフレットから既知)(CAS1638765−58−8)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イル−炭酸エチルエステル(国際公開第2010/066780号パンフレット、国際公開第2011151146号パンフレット)(CAS1229023−00−0)および4−[(5S)−5−(3,5−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−N−[(4R)−2−エチル−3−オキソ−4−イソキサゾリジニル]−2−メチル−ベンズアミド(国際公開第2011/067272号パンフレット、国際公開第2013/050302号パンフレットから既知)(CAS1309959−62−3)から選択されるさらなる活性化合物;および
(31)アバメクチン、アベルメクチン、イミシアホス、ピリフルキナゾン、モンフルオロトリン、ピフルブミド、フルアザインドリジン、ホスチアゼート、フルエンスルホン、アルジカルブ、カルボフラン、オキサミル、カルボスルファン、クロエトカルブ、チオジカルブ、フェナミホス、エトプロホス、テルブホス、イサゾホス、ピラクロホス、カズサホス、クロレトキシホス、ホスチアゼート、クロルピリホス−メチル、ベンズイソチアゾール、燻蒸剤、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)I−1582、β−シフルトリン、トランスフルトリンおよびフロニカミドから選択される殺線虫剤。
いくつかの実施形態の組成物に含まれ得るまたは使用され得る殺ダニ剤、殺虫剤および殺線虫剤の追加の非限定的な例は、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、SteffeyおよびGray、Managing Insect Pests、Illinois Agronomy Handbook(2008)およびNiblack、Nematodes、Illinois Agronomy Handbook(2008)に見出され得る。本明細書に開示される組成物に適切であり得る市販の殺虫剤の非限定的な例としては、CRUISER(Syngenta、Wilmington、デラウェア)、GAUCHOおよびPONCHO(Gustafson、Plano、テキサス)が挙げられる。これらのおよび他の市販の殺虫剤の有効成分には、チアメトキサム、クロチアニジン、およびイミダクロプリドが含まれ得る。市販の殺ダニ剤、殺虫剤、および/または殺線虫剤は、製造業者の推奨量または濃度に従って使用され得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、その存在および/または排出がダニ、昆虫および/または線虫に対して毒性である1つまたは複数の生物農薬を含む。例えば、組成物は、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)I−1582、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)AQ726、NRRL B−21664;ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATCC−74040、ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATCC−74250、バークホルデリア属(Burkholderia)種A396新種リノジェンシス(rinojensis)、NRRL B−50319、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)NRRL B−30655、クロモバクテリウム・バクシニー(Chromobacterium vaccinii)NRRL B−50880、フラボバクテリウム(Flavobacterium)H492、NRRL B−50584、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)F52(メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)株52、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)株7、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)株43および/またはメタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)BIO−1020、TAE−001としても知られている;DSM 3884、DSM 3885、ATCC 90448、SD 170およびARSEF 7711として寄託)、ペキロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)FE991、およびこれらの組み合わせの1つまたは複数を含み得る。
殺真菌剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の化学殺真菌剤を含む。化学殺真菌剤の非限定的な例としては、1つまたは複数の芳香族炭化水素、ベンズチアジアゾール、カルボン酸アミド、モルホリン、フェニルアミド、ホスホネート、チアゾリジン、チオフェン、キノン外部阻害剤およびストロビルリン、例えばアゾキシストロビン、クメトキシストロビン(coumethoxystrobin)、クモキシストロビン(coumoxystrobin)、ジモキシストロビン、エネストロブリン(enestroburin)、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、ピリベンカルブ、トリフロキシストロビン、2−[2−(2,5−ジメチル−フェノキシメチル)−フェニル]−3−メトキシ−アクリル酸メチルエステル、および2−(2−(3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−アリリデンアミノオキシメチル)−フェニル)−2−メトキシイミノ−N−メチル−アセトアミド、カルボキサミド、例えばカルボキサニリド(例えば、ベナラキシル、ベナラキシル−M、ベノダニル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フェンヘキサミド、フルトラニル、フラキサピロキサド、フラメトピル、イソピラザム、イソチアニル、キララキシル、メプロニル、メタラキシル、メタラキシル−M(メフェノキサム)、オフレース、オキサジキシル、オキシカルボキシン、ペンオキシフェン、ペンチオピラド、セダキサン、テクロフタラム、チフルザミド、チアジニル、2−アミノ−4−メチル−チアゾール−5−カルボキサニリド、N−(4’−トリフルオロメチルチオビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(2−(1,3,3−トリメチルブチル)−フェニル)−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)、カルボン酸モルホリド(例えば、ジメトモルフ、フルモルフ、ピリモルフ)、安息香酸アミド(例えば、フルメトベル(flumetover)、フルオピコリド、フルオピラム、ゾキサミド)、カルプロパミド、ジシクロメット、マンジプロアミド、フェンヘキサミド、オキシテトラサイクリン、シルチオファム
、およびN−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)シクロプロパンカルボン酸アミド、スピロキサミン、アゾール、例えばトリアゾール(例えば、アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホル、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、パクロブトラゾール、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、セミコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリチコナゾール、ウニコナゾール)、およびイミダゾール(例えば、シアゾファミド、イマザリル、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール);複素環式化合物、例えばピリジン(例えば、フルアジナム、ピリフェノックス(D1b参照)、3−[5−(4−クロロ−フェニル)−2,3−ジメチル−イソキサゾリジン−3−イル]−ピリジン、3−[5−(4−メチル−フェニル)−2,3−ジメチル−イソキサゾリジン−3−イル]−ピリジン)、ピリミジン(例えば、ブピリメート、シプロジニル、ジフルメトリム、フェナリモール、フェリムゾン、メパニピリム、ニトラピリン、ヌアリモール、ピリメタニル)、ピペラジン(例えば、トリホリン)、ピロール(例えば、フェンピクロニル、フルジオキソニル)、モルホリン(例えば、アルジモルフ、ドデモルフ、酢酸ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ)、ピペリジン(例えば、フェンプロピジン);ジカルボキシイミド(例えば、フルオロイミド、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン)、非芳香族5員複素環(例えば、ファモキサドン、フェナミドン、フルチアニル、オクチリノン、プロベナゾール、5−アミノ−2−イソプロピル−3−オキソ−4−オルト−トリル−2,3−ジヒドロ−ピラゾール−1−カルボチオ酸S−アリルエステル)、アシベンゾラル−S−メチル、アメトクトラジン、アミスルブロム、アニラジン、ブラストサイジン−S、カプタホール、キャプタン、キノメチオネート、ダゾメット、デバカルブ、ジクロメジン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコートメチル硫酸塩、フェノキサニル、フォルペット、オキソリン酸、ピペラリン、プロキナジド、ピロキロン、キノキシフェン、トリアゾキシド、トリシクラゾール、2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピルクロメン−4−オン、5−クロロ−1−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イル)−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾールおよび5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ−[1,5−a]ピリミジン;ベンズイミダゾール、例えばカルベンダジム;および他の活性物質、例えばグアニジン(例えば、グアニジン、ドジン、ドジン遊離塩基、グアザチン、酢酸グアザチン、イミノクタジン)、イミノクタジン三酢酸塩およびイミノクタジントリス(アルベシル酸塩);抗生物質(例えば、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩水和物、ストレプトマイシン、ポリオキシンおよびバリダマイシンA)、ニトロフェニル誘導体(例えば、ビナパクリル、ジクロラン、ジノブトン、ジノキャップ、ニトロタール−イソプロピル、テクナゼン)、有機金属化合物(例えば、フェンチン塩、例えば酢酸フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチン);硫黄含有ヘテロシクリル化合物(例えば、ジチアノン、イソプロチオラン)、有機リン化合物(例えば、エジフェンホス、ホセチル、イプロベンホス、リン酸およびその塩、ピラゾホス、トルクロホス−メチル)、有機塩素化合物(例えば、クロロタロニル、ジクロロフルアニド、ジクロロフェン、フルスルファミド、ヘキサクロロベンゼン、ペンシクロン、ペンタクロルフェノールおよびその塩、フタリド、キントゼン、チオファネート−メチル、チオファネート、トリルフルアニド、N−(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−N−エチル−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド)および無機活性物質(例えば、ボルドー混合物、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅、硫黄)ならびにこれらの組み合わせが挙げられ得る。一態様では、いくつかの実施形態における組成物が、アシベンゾラル−S−メチル、アゾキシストロビン、ベナラキシル、ビキサフェン、ボスカリド、カルベンダジム、シプロコナゾール、ジメトモルフ、エポキシコナゾール、フルジオキソニル、フルオピラム、フルオキサストロビン、フルチアニル、フルトラニル、フルキサピロキサド、ホセチル−Al、イプコナゾール、イソピラザム、クレソキシム−メチル、メフェノキサム、メタラキシル、メトコナゾール、ミクロブタニル、オリサストロビン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、ピコキシストロビン、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、ピラクロストロビン、セダキサン、シルチオファム、テブコナゾール、チアベンダゾール、チフルザミド、チオファネート、トルクロホス−メチル、トリフロキシストロビンおよびトリチコナゾール、ならびにこれらの組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む組成物が、1つまたは複数の化学殺真菌剤をさらに含む。化学殺真菌剤の非限定的な例としては、以下から選択される殺真菌剤が挙げられ得る;
(1)(1.001)シプロコナゾール、(1.002)ジフェノコナゾール、(1.003)エポキシコナゾール、(1.004)フェンヘキサミド、(1.005)フェンプロピジン、(1.006)フェンプロピモルフ、(1.007)フェンピラザミン、(1.008)フルキンコナゾール、(1.009)フルトリアホル、(1.010)イマザリル、(1.011)硫酸イマザリル、(1.012)イプコナゾール、(1.013)メトコナゾール、(1.014)ミクロブタニル、(1.015)パクロブトラゾール、(1.016)プロクロラズ、(1.017)プロピコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.019)ピリソキサゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.022)テトラコナゾール、(1.023)トリアジメノール、(1.024)トリデモルフ、(1.025)トリチコナゾール、(1.026)(1R,2S,5S)−5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロペンタノール、(1.027)(1S,2R,5R)−5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−シクロペンタノール、(1.028)(2R)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1R)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.029)(2R)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1S)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.030)(2R)−2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.031)(2S)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1R)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.032)(2S)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1S)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.033)(2S)−2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.034)(R)−[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(1.035)(S)−[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(1.036)[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(1.037)1−({(2R,4S)−2−[2−クロロ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]−4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル}メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.038)1−({(2S,4S)−2−[2−クロロ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]−4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル}メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.039)1−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.040)1−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.041)1−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.042)2−[(2R,4R,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.043)2−[(2R,4R,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.044)2−[(2R,4S,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.045)2−[(2R,4S,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.046)2−[(2S,4R,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.047)2−[(2S,4R,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.048)2−[(2S,4S,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.049)2−[(2S,4S,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.050)2−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.051)2−[2−クロロ−4−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.052)2−[2−クロロ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.053)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.054)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−2−オール、(1.055)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.056)2−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.057)2−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.058)2−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.059)5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロペンタノール、(1.060)5−(アリルスルファニル)−1−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.061)5−(アリルスルファニル)−1−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.062)5−(アリルスルファニル)−1−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.063)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.064)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.065)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.066)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(ペンタフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.067)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.068)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.069)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,3,3−テトラフルオロプロピル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.070)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(ペンタフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.071)N’−(2,5−ジメチル−4−フェノキシフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.072)N’−(4−{[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]スルファニル}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.073)N’−(4−{3−[(ジフルオロメチル)スルファニル]フェノキシ}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.074)N’−[5−ブロモ−6−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルオキシ)−2−メチルピリジン−3−イル]−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.075)N’−{4−[(4,5−ジクロロ−1,3−チアゾール−2イル)オキシ]−2,5−ジメチルフェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.076)N’−{5−ブロモ−6−[(1R)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.077)N’−{5−ブロモ−6−[(1S)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.078)N’−{5−ブロモ−6−[(シス−4−イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.079)N’−{5−ブロモ−6−[(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.080)N’−{5−ブロモ−6−[1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.081)メフェントリフルコナゾールおよび(1.082)イプフェントリフルコナゾールからなる群から選択されるエルゴステロール合成の阻害剤の群;
(2)(2.001)ベンゾビンジフルピル、(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.004)カルボキシン、(2.005)フルオピラム、(2.006)フルトラニル、(2.007)フラキサピロキサド、(2.008)フラメトピル、(2.009)イソフェタミド、(2.010)イソピラザム(アンチエピマーエナンチオマー1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチエピマーエナンチオマー1S,4R,9R)、(2.012)イソピラザム(アンチエピマーラセミ体1RS,4SR,9SR)、(2.013)イソピラザム(シンエピマーラセミ体1RS,4SR,9RSとアンチエピマーラセミ体1RS,4SR,9SRの混合物)、(2.014)イソピラザム(シンエピマーエナンチオマー1R,4S,9R)、(2.015)イソピラザム(シンエピマーエナンチオマー1S,4R,9S)、(2.016)イソピラザム(シンエピマーラセミ体1RS,4SR,9RS)、(2.017)ペンフルフェン、(2.018)ペンチオピラド、(2.019)ピジフルメトフェン、(2.020)ピラジフルミド、(2.021)セダキサン、(2.022)1,3−ジメチル−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.023)1,3−ジメチル−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.024)1,3−ジメチル−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.025)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−[2’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.026)2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)ベンズアミド、(2.027)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.028)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.029)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.030)3−(ジフルオロメチル)−N−(7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.031)3−(ジフルオロメチル)−N−[(3R)−7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.032)3−(ジフルオロメチル)−N−[(3S)−7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.033)5,8−ジフルオロ−N−[2−(2−フルオロ−4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)エチル]キナゾリン−4−アミン、(2.034)N−(2−シクロペンチル−5−フルオロベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.035)N−(2−tert−ブチル−5−メチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.036)N−(2−tert−ブチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.037)N−(5−クロロ−2−エチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.038)N−(5−クロロ−2−イソプロピルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.039)N−[(1R,4S)−9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.040)N−[(1S,4R)−9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.041)N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.042)N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.043)N−[3−クロロ−2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.044)N−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.045)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−N−[5−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.046)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.047)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピル−5−メチルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.048)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド、(2.049)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.050)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(5−フルオロ−2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.051)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−4,5−ジメチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.052)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−フルオロベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.053)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−メチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.054)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−フルオロベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.055)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−メチルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドおよび(2.056)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドからなる群から選択される複合体IまたはIIにおける呼吸鎖の阻害剤;
(3)(3.001)アメトクトラジン、(3.002)アミスルブロム、(3.003)アゾキシストロビン、(3.004)クメトキシストロビン、(3.005)クモキシストロビン、(3.006)シアゾファミド、(3.007)ジモキシストロビン、(3.008)エノキサストロビン、(3.009)ファモキサドン、(3.010)フェナミドン、(3.011)フルフェノキシストロビン、(3.012)フルオキサストロビン、(3.013)クレソキシム−メチル、(3.014)メトミノストロビン、(3.015)オリサストロビン、(3.016)ピコキシロストロビン、(3.017)ピラクロストロビン、(3.018)ピラメトストロビン、(3.019)ピラオキシストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.021)(2E)−2−{2−[({[(1E)−1−(3−{[(E)−1−フルオロ−2−フェニルビニル]オキシ}フェニル)エチリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルアセトアミド、(3.022)(2E,3Z)−5−{[1−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]オキシ}−2−(メトキシイミノ)−N,3−ジメチルペンタ−3−エナミド、(3.023)(2R)−2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド、(3.024)(2S)−2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド、(3.025)(3S,6S,7R,8R)−8−ベンジル−3−[({3−[(イソブチリルオキシ)メトキシ]−4−メトキシピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6−メチル−4,9−ジオキソ−1,5−ジオキソナン−7−イル2−メチルプロパノエート、(3.026)2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド、(3.027)N−(3−エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル)−3−ホルムアミド−2−ヒドロキシベンズアミド、(3.028)(2E,3Z)−5−{[1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]オキシ}−2−(メトキシイミノ)−N,3−ジメチルペンタ−3−エンアミドおよび(3.029)メチル{5−[3−(2,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル]−2−メチルベンジル}カルバメート、(3.030)(1S)−2,2−ビス(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチルN−{[3−(アセチルオキシ)−4−メトキシ−2−ピリジル]カルボニル}−L−アラニネートからなる群から選択される複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害剤;
(4)(4.001)カルベンダジム、(4.002)ジエトフェンカルブ、(4.003)エタボキサム、(4.004)フルオピコリド、(4.005)ペンシクロン、(4.006)チアベンダゾール、(4.007)チオファネート−メチル、(4.008)ゾキサミド、(4.009)3−クロロ−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−6−メチル−5−フェニルピリダジン、(4.010)3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−6−メチルピリダジン、(4.011)3−クロロ−5−(6−クロロピリジン−3−イル)−6−メチル−4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピリダジン、(4.012)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.013)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.014)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.015)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.016)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.017)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.018)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.019)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.020)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.021)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.022)4−(4−クロロフェニル)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−3,6−ジメチルピリダジン、(4.023)N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(4.024)N−(2−ブロモフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミンおよび(4.025)N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミンからなる群から選択される有糸分裂および細胞分裂の阻害剤;
(5)(5.001)ボルドー混合物、(5.002)カプタホール、(5.003)キャプタン、(5.004)クロロタロニル、(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)オキシ塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.010)ジチアノン、(5.011)ドジン、(5.012)フォルペット、(5.013)マンコゼブ、(5.014)マネブ、(5.015)メチラム、(5.016)メチラム亜鉛、(5.017)オキシン−銅、(5.018)プロピネブ、(5.019)多硫化カルシウムを含む硫黄および硫黄調製物、(5.020)チラム、(5.021)ジネブ、(5.022)ジラムおよび(5.023)6−エチル−5,7−ジオキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3’,4’:5,6][1,4]ジチイノ[2,3−c][1,2]チアゾール−3−カルボニトリルからなる群から選択される多部位作用を有することができる化合物;
(6)(6.001)アシベンゾラル−S−メチル、(6.002)イソチアニル、(6.003)プロベナゾールおよび(6.004)チアジニルからなる群から選択される宿主防御を誘導することができる化合物;
(7)(7.001)シプロジニル、(7.002)カスガマイシン、(7.003)カスガマイシン塩酸塩水和物、(7.004)オキシテトラサイクリン、(7.005)ピリメタニルおよび(7.006)3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノロンからなる群から選択されるアミノ酸および/またはタンパク質生合成の阻害剤;
(8)(8.001)シルチオファムからなる群から選択されるATP産生の阻害剤;
(9)(9.001)ベンチアバリカルブ、(9.002)ジメトモルフ、(9.003)フルモルフ、(9.004)イプロバリカルブ、(9.005)マンジプロパミド、(9.006)ピリモルフ、(9.007)バリフェナレート、(9.008)(2E)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−1−(モルホリン−4−イル)プロパ−2−エン−1−オンおよび(9.009)(2Z)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−1−(モルホリン−4−イル)プロパ−2−エン−1−オンからなる群から選択される細胞壁合成の阻害剤;
(10)(10.001)プロパモカルブ、(10.002)プロパモカルブ塩酸塩および(10.003)トルクロホスメチルからなる群から選択される脂質および膜合成の阻害剤;
(11)(11.001)トリシクラゾールおよび(11.002)2,2,2−トリフルオロエチル{3−メチル−1−[(4−メチルベンゾイル)アミノ]ブタン−2−イル}カルバメートからなる群から選択されるメラニン生合成の阻害剤;
(12)(12.001)ベナラキシル、(12.002)ベナラキシル−M(キララキシル)、(12.003)メタラキシルおよび(12.004)メタラキシル−M(メフェノキサム)からなる群から選択される核酸合成の阻害剤;
(13)(13.001)フルジオキソニル、(13.002)イプロジオン、(13.003)プロシミドン、(13.004)プロキナジド、(13.005)キノキシフェンおよび(13.006)ビンクロゾリンからなる群から選択されるシグナル伝達の阻害剤;
(14)(14.001)フルアジナムおよび(14.002)メプチルジノキャップからなる群から選択される脱共役剤として作用することができる化合物;および
(15)(15.001)アブシジン酸、(15.002)ベンチアゾール、(15.003)ベトキサジン、(15.004)カプシマイシン、(15.005)カルボン、(15.006)キノメチオネート、(15.007)クフラネブ、(15.008)シフルフェナミド、(15.009)シモキサニル、(15.010)シプロスルファミド、(15.011)フルチアニル、(15.012)ホセチル−アルミニウム、(15.013)ホセチル−カルシウム、(15.014)ホセチル−ナトリウム、(15.015)メチルイソチオシアネート、(15.016)メトラフェノン、(15.017)ミルディオマイシン、(15.018)ナタマイシン、(15.019)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、(15.020)ニトロタール−イソプロピル、(15.021)オキサモカルブ、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.023)オキシフェンチイン、(15.024)ペンタクロロフェノールおよびその塩、(15.025)亜リン酸およびその塩、(15.026)プロパモカルブ−ホセチレート、(15.027)ピリオフェノン(クラザフェノン)、(15.028)テブフロキン、(15.029)テクロフタラム、(15.030)トルニファニド、(15.031)1−(4−{4−[(5R)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、(15.032)1−(4−{4−[(5S)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、(15.033)2−(6−ベンジルピリジン−2−イル)キナゾリン、(15.034)2,6−ジメチル−1H,5H−[1,4]ジチイノ[2,3−c:5,6−c’]ジピロール−1,3,5,7(2H,6H)−テトロン、(15.035)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.036)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.037)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.038)2−[6−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルピリジン−2−イル]キナゾリン、(15.039)2−{(5R)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.040)2−{(5S)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.041)2−{2−[(7,8−ジフルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]−6−フルオロフェニル}プロパン−2−オール、(15.042)2−{2−フルオロ−6−[(8−フルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]フェニル}プロパン−2−オール、(15.043)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.044)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.045)2−フェニルフェノールおよび塩、(15.046)3−(4,4,5−トリフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、(15.047)3−(4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、(15.048)4−アミノ−5−フルオロピリミジン−2−オール(互変異性型:4−アミノ−5−フルオロピリミジン−2(1H)−オン)、(15.049)4−オキソ−4−[(2−フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、(15.050)5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオール、(15.051)5−クロロ−N’−フェニル−N’−(プロパ−2−イン−1−イル)チオフェン−2−スルホノヒドラジド、(15.052)5−フルオロ−2−[(4−フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン、(15.053)5−フルオロ−2−[(4−メチルベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン、(15.054)9−フルオロ−2,2−ジメチル−5−(キノリン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン、(15.055)ブタ−3−イン−1−イル{6−[({[(Z)−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバメート、(15.056)エチル(2Z)−3−アミノ−2−シアノ−3−フェニルアクリレート、(15.057)フェナジン−1−カルボン酸、(15.058)プロピル3,4,5−トリヒドロキシベンゾエート、(15.059)キノリン−8−オール、(15.060)キノリン−8−オールサルフェート(2:1)、(15.061)tert−ブチル{6−[({[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバメート、(15.062)5−フルオロ−4−イミノ−3−メチル−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3,4−ジヒドロピリミジン−2(1H)−オン、(15.063)メチルテトラプロール、(15.064)アミノピリフェン、(15.065)ピラプロポイン、(15.068)(2−{2−[(7,8−ジフルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]−6−フルオロフェニル}プロパン−2−オール)、(15.069)(5−ブロモ−1−(5,6−ジメチルピリジン−3−イル)−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン)、(15.070)(3−(4,4−ジフルオロ−5,5−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−7−イル)キノリン)、(15.071)(1−(4,5−ジメチル−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン)、(15.072)8−フルオロ−3−(5−フルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノロン、(15.073)8−フルオロ−3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノロン、(15.074)3−(4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)−8−フルオロキノリン、(15.075)(N−メチル−N−フェニル−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド)、(15.076)(メチル{4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル}カルバメート)、(15.077)(N−{4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンジル}シクロプロパンカルボキサミド)、(15.078)N−メチル−4−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.079)N−[(E)−メトキシイミノメチル]−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.080)N−[(Z)−メトキシイミノメチル]−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.081)N−[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.082)N−(2−フルオロフェニル)−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.083)2,2−ジフルオロ−N−メチル−2−[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]アセトアミド、(15.084)N−アリル−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]メチル]アセトアミド、(15.085)N−[(E)−N−メトキシ−C−メチル−カルボンイミドイル]−4−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.086)N−[(Z)−N−メトキシ−C−メチル−カルボンイミドイル]−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンズアミド、(15.087)N−アリル−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.088)4,4−ジメチル−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]ピロリジン−2−オン、(15.089)N−メチル−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ベンゼンカルボチオアミド、(15.090)5−メチル−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]ピロリジン−2−オン、(15.091)N−((2,3−ジフルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]−3,3,3−トリフルオロ−プロパンアミド、(15.092)1−メトキシ−1−メチル−3−[[4−[5−(トリフルオロメチル)}−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.093)1,1−ジエチル−3−[[4−[5−(トリフルオロメチル)}−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.094)N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル)メチル)プロパンアミド、(15.095)N−メトキシ−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.096)1−メトキシ−3−メチル−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.097)N−メトキシ−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル)シクロプロパンカルボキサミド;(15.098)N,2−ジメトキシ−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)}−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.099)N−エチル−2−メチル−N−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.100)1−メトキシ−3−メチル−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.101)1,3−ジメトキシ−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.102)3−エチル−1−メトキシ−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]尿素、(15.103)1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]ピペリジン−2−オン、(15.104)4,4−ジメチル−2−[[4−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン−3−オン、(15.105)5,5−ジメチル−2−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]イソオキサゾ

リジン−3−オン、(15.106)3,3−ジメチル−1−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]ピペリジン−2−オン、(15.107)1−[[3−フルオロ−4−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]アゼパン−2−オン、(15.108)4,4−ジメチル−2−[[4−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン−3−オンおよび(15.109)5,5−ジメチル−2−[[4−[5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン−3−オンからなる群から選択される他の殺真菌剤。
いくつかの実施形態の組成物に含まれ得る殺真菌剤のさらなる例については、例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Bradley、Managing Diseases、Illinois Agronomy Handbook(2008)を参照されたい。いくつかの実施形態における組成物に有用な殺真菌剤は、それだけに限らないが、フィトフトラ属(Phytophthora)、リゾクトニア属(Rhizoctonia)、フザリウム属(Fusarium)、フィチウム属(Pythium)、ホモプシス属(Phomopsis)、スクレロティニア属(Sclerotinia)またはファコプソラ属(Phakopsora)、およびこれらの組み合わせを含む1つまたは複数の真菌植物病原体に対して活性を示し得る。いくつかの実施形態における組成物に適切であり得る市販の殺真菌剤の非限定的な例としては、PROTEGE、RIVALまたはALLEGIANCE FLもしくはLS(Gustafson、Plano、テキサス)、WARDEN RTA(Agriliance、St.Paul、ミネソタ)、APRON XL、APRON MAXX RTAまたはRFC、MAXIM 4FSまたはXL(Syngenta、Wilmington、デラウェア)、CAPTAN(Arvesta、Guelph、オンタリオ)およびPROTREAT(Nitragin Argentina、Buenos Ares、アルゼンチン)が挙げられる。これらのおよび他の市販の殺真菌剤の有効成分には、それだけに限らないが、フルジオキソニル、メフェノキサム、アゾキシストロビンおよびメタラキシルが含まれる。市販の殺真菌剤は、製造業者の推奨量または濃度に従って使用され得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、その存在および/または排出が少なくとも1つの真菌および/または細菌に対して毒性である1つまたは複数の生物農薬を含む。例えば、組成物は、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)AQ 10(登録商標)(Intrachem Bio GmbH&Co.KG、ドイツ)、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)AFLA−GUARD(登録商標)(Syngenta Crop Protection,Inc.、スイス)、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)BOTECTOR(登録商標)(bio−ferm GmbH、ドイツ)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)AQ717(NRRL B−21662)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)NRRL B−30087、バチルス(Bacillus)AQ175(ATCC 55608)、バチルス(Bacillus)AQ177(ATCC 55609)、枯草菌(Bacillus subtilis)AQ713(NRRL B−21661)、枯草菌(Bacillus subtilis)AQ743(NRRL B−21665)、バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB24、バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42、バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、枯草菌(Bacillus subtilis)ATCC 55078、枯草菌(Bacillus subtilis)ATCC 55079、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)AQ52(NRRL B−21619)、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)I−182(例えば、Ecogen Inc.、米国製のASPIRE(登録商標))、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)BIOCURE(登録商標)(リゾチームとの混合物;BASF、米国)およびBIOCOAT(登録商標)(ArystaLife Science,Ltd.、Cary、NC)、クロノスタキス・ロゼアf.カテヌラータ(Clonostachys rosea f.catenulata)(グリオクラジウム・カテヌラタム(Gliocladium catenulatum)とも呼ばれる)J1446(PRESTOP(登録商標)、Verdera、フィンランド)、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)CONTANS(登録商標)(Prophyta、ドイツ)、クリホネクトリア・パラシチカ(Cryphonectria parasitica)(CNICM、フランス)、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)YIELD PLUS(登録商標)(Anchor Bio−Technologies、南アフリカ)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)BIOFOX(登録商標)(S.I.A.P.A.、イタリア)およびFUSACLEAN(登録商標)(Natural Plant Protection、フランス)、メッシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)SHEMER(登録商標)(Agrogreen、イスラエル)、ミクロドキウム・ジメルム(Microdochium dimerum)ANTIBOT(登録商標)(Agrauxine、フランス)、ムルコドル・アルブス(Muscodor albus)NRRL 30547、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)NRRL 30548、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantea)ROTSOP(登録商標)(Verdera、フィンランド)、シュードジマ・フロックロサ(Pseudozyma flocculosa)SPORODEX(登録商標)(Plant Products Co.Ltd.、カナダ)、フィチウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)DV74(POLYVERSUM(登録商標)、Remeslo SSRO、Biopreparaty、チェコ共和国)、レイノウトリア・サクリネンシス(Reynoutria sachlinensis)(例えば、Marrone BioInnovations、米国製のREGALIA(登録商標))、ストレプトマイセス(Streptomyces)NRRL B−30145、ストレプトマイセス(Streptomyces)M1064、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)NRRL 30232、ストレプトマイセス・リジクス(Streptomyces lydicus)WYEC 108(ATCC 55445)、ストレプトマイセス・バイオラセウスニガー(Streptomyces violaceusniger)YCED 9(ATCC 55660;DE−THATCH−9(登録商標)、DECOMP−9(登録商標)およびTHATCH CONTROL(登録商標)、Idaho Research Foundation、米国)、ストレプトマイセスWYE 53(ATCC 55750;DE−THATCH−9(登録商標)、DECOMP−9(登録商標)およびTHATCH CONTROL(登録商標)Idaho Research Foundation、米国)、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)V117b(PROTUS(登録商標)、Prophyta、ドイツ)、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)SKT−1(ECO−HOPE(登録商標)、Kumiai Chemical Industry Co.,Ltd.、日本)、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)LC52(SENTINEL(登録商標)、Agrimm Technologies Ltd、NZ)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T−22(PLANTSHIELD(登録商標)、der Firma BioWorks Inc.、米国)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)TH−35(ROOT PRO(登録商標)、Mycontrol Ltd.、イスラエル製)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T−39(TRICHODEX(登録商標)、Mycontrol Ltd.、イスラエル;TRICHODERMA 2000(登録商標)、Makhteshim Ltd.、イスラエル)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ICC012およびトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TRICHOPEL(Agrimm Technologies Ltd、NZ)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ICC012およびトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)ICC080(REMEDIER(登録商標)WP、Isagro Ricerca、イタリア)、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)およびトリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)(BINAB(登録商標)、BINAB Bio−Innovation AB、スウェーデン)、トリコデルマ・ストロマチカム(Trichoderma stromaticum)TRICOVAB(登録商標)(C.E.P.L.A.C.、ブラジル)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)GL−21(SOILGARD(登録商標)、Certis LLC、米国)、ならびにこれらの組み合わせの1つまたは複数を含み得る。
除草剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の適切な化学除草剤を含む。除草剤は、出芽前除草剤、出芽後除草剤、またはこれらの組み合わせであり得る。化学除草剤の非限定的な例には、1つまたは複数のアセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)阻害剤、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤、アセトアニリド、アセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤、光化学系II阻害剤、光化学系I阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPOまたはProtox)阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸(EPSP)シンターゼ阻害剤、グルタミンシンテターゼ阻害剤、ジヒドロプテロイン酸シンテターゼ阻害剤、有糸分裂阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルビン酸ジオキシゲナーゼ(4−HPPD)阻害剤、合成オーキシン、オーキシン除草剤塩、オーキシン輸送阻害剤、核酸阻害剤ならびに/あるいはこれらの1つまたは複数の塩、エステル、ラセミ混合物および/または分割異性体が含まれ得る。本開示の組成物に有用であり得る化学除草剤の非限定的な例としては、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、2,4,5−トリクロロフェノキシ酢酸(2,4,5−T)、アメトリン、アミカルバゾン、アミノシクロピラクロル、アセトクロル、アシフルオルフェン、アラクロル、アトラジン、アザフェニジン、ベンタゾン、ベンゾフェナップ、ビフェノックス、ブロマシル、ブロモキシニル、ブタクロル、ブタフェナシル、ブトロキシジム、カルフェントラゾン−エチル、クロリムロン、クロロトルロン(chlorotoluro)、クレトジム、クロジナホップ、クロマゾン、シアナジン、シクロキシジム、シハロホップ、デスメジファム、デスメトリン、ジカンバ、ジクロホップ、ジメフロン、ジフルフェニカン、ジウロン、ジチオピル、エトフメセート、フェノキサプロップ、ホルムスルフロン、フルアジホップ、フルアジホップ−P、フルフェナセット、フルオメツロン、フルフェンピル−エチル、フルミクロラック、フルミクロラック−ペンチル、フルミオキサジン、フルオログリコフェン、フルチアセット−メチル、ホメサフェン、グリホサート、グルホシネート、ハロスルフロン、ハロキシホップ、ヘキサジノン、ヨードスルフロン、インダジフラム、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イオ
キシニル、イソプロツロン、イソキサフルトール、ラクトフェン、リヌロン、メコプロップ、メコプロップ−P、メソスルフロン、メソトリオン、メタミトロン、メタゾクロル、メチベンズロン、メトラクロル(およびS−メトラクロル)、メトクスロン、メトリブジン、モノリニュロン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、フェンメジファム、プレチラクロル、プロホキシジム、プロメトン、プロメトリン(prometrn)、プロパクロル、プロパニル、プロパキザホップ、プロピソクロル、プロポキシカルバゾン、ピラフルフェン−エチル、ピラゾン、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、ピリデート、キザロホップ、キザロホップ−P(例えば、キザロホップ−エチル、キザロホップ−P−エチル、クロジナホップ−プロパルギル、シハロホップ−ブチル、ジクロホップ−メチル、フェノキサプロップ−P−エチル、フルアジホップ−P−ブチル、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−R−メチル)、サフルフェナシル、セトキシジム、シズロン、シマジン、シメトリン、スルコトリオン、スルフェントラゾン、テブチウロン、テンボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブメトン、テルブチラジン、タキストミン(例えば、米国特許第7989393号明細書に記載されるタキストミン)、チエンカルバゾン−メチル、テニルクロル、トラコキシジム、トリクロピル、トリエタジン、トリフロキシスルフロン、トロプラメゾン、これらの塩およびエステル;これらのラセミ混合物および分割異性体ならびにこれらの組み合わせが挙げられる。一実施形態では、組成物が、アセトクロル、クレトジム、ジカンバ、フルミオキサジン、ホメサフェン、グリホサート、グルホシネート、メソトリオン、キザロホップ、サフルフェナシル、スルコトリオン、S−3100および/または2,4−D、ならびにこれらの組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む組成物が、1つまたは複数の適切な除草剤または植物成長調節剤をさらに含む。除草剤は、出芽前除草剤、出芽後除草剤、またはこれらの組み合わせであり得る。適切な除草剤または植物成長調節剤の非限定的な例は、以下からなる群から選択される1つまたは複数の化合物を含み得る;
(1)アセトクロル、アシフルオルフェン、アシフルオルフェン−ナトリウム、アクロニフェン、アラクロル、アリドクロル、アロキシジム、アロキシジム−ナトリウム、アメトリン、アミカルバゾン、アミドクロル、アミドスルフロン、4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(7−フルオロ−1H−インドール−6−イル)ピリジン−2−カルボン酸、アミノシクロピラクロル、アミノシクロピラクロル−カリウム、アミノシクロピラクロル−メチル、アミノピラリド、アミトロール、スルファミン酸アンモニウム、アニロホス、アスラム、アトラジン、アザフェニジン、アジムスルフロン、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベナゾリン−エチル、ベンフルラリン、ベンフレセート、ベンスルフロン、ベンスルフロン−メチル、ベンスリド、ベンタゾン、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナップ、ビシクロピロン、ビフェノックス、ビラナホス、ビラナホス−ナトリウム、ビスピリバック、ビスピリバック−ナトリウム、ビクスロゾン、ブロマシル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、ブロモキシニル−ブチレート、カリウム−ヘプタノエートおよび−オクタノエート、ブソキシノン、ブタクロル、ブタフェナシル、ブタミホス、ブテナクロル、ブトラリン、ブトロキシジム、ブチレート、カフェテンストロール、カルベタミド、カルフェントラゾン、カルフェントラゾン−エチル、クロラムベン、クロルブロムロン、1−{2−クロロ−3−[(3−シクロプロピル−5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)カルボニル]−6−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペリジン−2−オン、4−{2−クロロ−3−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)メチル]−4−(メチルスルホニル)ベンゾイル}−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート、クロルフェナク、クロルフェナク−ナトリウム、クロルフェンプロップ、クロルフルレノール、クロルフルレノール−メチル、クロリダゾン、クロリムロン、クロリムロン−エチル、2−[2−クロロ−4−(メチルスルホニル)−3−(モルホリン−4−イルメチル)ベンゾイル]−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン、4−{2−クロロ−4−(メチルスルホニル)−3−[(2,2,2−トリフルオロエトキシ)
メチル]ベンゾイル}−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート、クロロフタリム、クロロトルロン、クロルタール−ジメチル、3−[5−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−4−ヒドロキシ−1−メチルイミダゾリジン−2−オン、クロルスルフロン、シニドン、シニドン−エチル、シンメチリン、シノスルフロン、クラシホス(clacyfos)、クレトジム、クロジナホップ、クロジナホップ−プロパルギル、クロマゾン、クロメプロップ、クロピラリド、クロランスラム、クロランスラム−メチル、クミルロン、シアナミド、シアナジン、シクロエート、シクロピラニル、シクロピリモレート、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シハロホップ、シハロホップ−ブチル、シプラジン、2,4−D、2,4−D−ブトチル、−ブチル、−ジメチルアンモニウム、−ジオラミン、−エチル、2−エチルヘキシル、−イソブチル、−イソオクチル、−イソプロピルアンモニウム、−カリウム、−トリイソプロパノールアンモニウムおよび−トロラミン、2,4−DB、2,4−DB−ブチル、ジメチルアンモニウム、−イソオクチル、−カリウムおよび−ナトリウム、ダイムロン(ダイムロン)、ダラポン、ダゾメット、n−デカノール、デスメジファム、デトシル−ピラゾレート(DTP)、ジカンバ、ジクロベニル、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ−P、ジクロホップ、ジクロホップ−メチル、ジクロホップ−P−メチル、ジクロスラム、ジフェンゾコート、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジフルフェンゾピル−ナトリウム、ジメフロン、ジメピペレート、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミド−P、3−(2,6−ジメチルフェニル)−6−[(2−ヒドロキシ−6−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イル)カルボニル]−1−メチルチナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン、1,3−ジメチル−4−[2−(メチルスルホニル)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]−1H−ピラゾール−5−イル−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート、ジメトラスルフロン、ジニトラミン、ジノテルブ、ジフェナミド、ジクワット、ジクワット−ジブロミド、ジチオピル、ジウロン、DMPA、DNOC、エンドタール、EPTC、エスプロ
カルブ、エタルフルラルリン、エタメツルフロン、エタメツスルフロン−メチル、エチオジン、エトフメセート、エトキシフェン、エトキシフェン−エチル、エトキシスルフロン、エトベンザニド、エチル−[(3−{2−クロロ−4−フルオロ−5−[3−メチル−2,6−ジオキソ−4−(トリフルオロメチル)−3,6−ジヒドロピリミジン−1(2H)−イル]フェノキシ}ピリジン−2−イル)オキシ]アセテート、F−9960、F−5231、すなわちN−{2−クロロ−4−フルオロ−5−[4−(3−フルオロプロピル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−テトラゾール−1−イル]フェニル}エタンスルホンアミド、F−7967、すなわち3−[7−クロロ−5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−4−イル]−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−P、フェノキサプロップ−エチル、フェノキサプロップ−P−エチル、フェノキサスルホン、フェンキノトリオン、フェントラザミド、フラムプロップ、フラムプロップ−M−イソプロピル、フラムプロップ−M−メチル、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップ−P、フルアジホップ−ブチル、フルアジホップ−P−ブチル、フルカルバゾン、フルカルバゾン−ナトリウム、フルセトスルフロン、フルクロラリン、フルフェナセット、フルフェンピル、フルフェンピル−エチル、フルメツラム、フルミクロラック、フルミクロラック−ペンチル、フルミオキサジン、フルオメツロン、フルレノール、フルレノール−ブチル、−ジメチルアンモニウムおよび−メチル、フルオログリコフェン、フルオログリコフェン−エチル、フルプロパネート、フルピルスルフロン、フルピルスルフロン−メチル−ナトリウム、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピル−メプチル、フルルタモン、フルチアセット、フルチアセット−メチル、ホメサフェン、ホメサフェン−ナトリウム、ホラムスルフロン、ホサミン、グルホシネート、グルホシネート−アンモニウム、グルホシネート−P−ナトリウム、グルホシネート−P−アンモニウム、グルホシネート−P−ナトリウム、グリホサート、グリホサート−アンモニウム、−イソプロピルアンモニウム、−ジアンモニウム
、−ジメチルアンモニウム、−カリウム、−ナトリウムおよび−トリメシウム、H−9201、すなわちO−(2,4−ジメチル−6−ニトロフェニル)O−エチルイソプロピルホスホルアミドチオエート、ハロウキシフェン、ハロウキシフェン−メチル、ハロサフェン、ハロスルフロン、ハロスルフロン−メチル、ハロキシホップ、ハロキシホップ−P、ハロキシホップ−エトキシエチル、ハロキシホップ−P−エトキシエチル、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−P−メチル、ヘキサジノン、HW−02、すなわち1−(ジメトキシホスホリル)エチル(2,4−ジクロロフェノキシ)アセテート、4−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]イミダゾリジン−2−オン、4−ヒドロキシ−1−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]イミダゾリジン−2−オン、(5−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)(3,3,4−トリメチル−1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン−5−イル)メタノン、6−[(2−ヒドロキシ−6−オキソシクロヘキサ−1−エン−1−イル)カルボニル]−1,5−ジメチル−3−(2−メチルフェニル)チナゾリン−2,4(1H,3H)−ジオン、イマザメタベンズ、イマザメタベンズ−メチル、イマザモックス、イマザモックス−アンモニウム、イマザピック、イマザピック−アンモニウム、イマザピル、イマザピル−イソプロピルアンモニウム、イマザキン、イマザキン−アンモニウム、イマゼタピル、イマゼタピル−イモニウム、イマゾスルフロン、インダノファン、インダジフラム、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム、イオキシニル、イオキシニル−オクタノエート、−カリウムおよび−ナトリウム、イプフェンカルバゾン、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサフルトール、カルブチレート、KUH−043、すなわち3−({[5−(ジフルオロメチル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}スルホニル)−5,5−ジメチル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール、ケトスピラドックス、ラクトフェン、レナシル、リニュロン、MCPA、MCPA−ブトチル、−ジメチルアンモニウム、−2−エチルヘキシル、−イソプロピ
ルアンモニウム、−カリウムおよび−ナトリウム、MCPB、MCPB−メチル、−エチルおよび−ナトリウム、メコプロップ、メコプロップ−ナトリウムおよび−ブトチル、メコプロップ−P、メコプロップ−P−ブトチル、−ジメチルアンモニウム、−2−エチルヘキシルおよび−カリウム、メフェナセット、メフルイジド、メソスルフロン、メソスルフロン−メチル、メソトリオン、メタベンズチアズロン、メタム、メタミホップ、メタミトロン、メタザクロル、メタゾスルフロン、メタベンゾチアズロン、メチオピルスルフロン、メチオゾリン、2−({2−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}カルボニル)シクロヘキサン−1,3−ジオン、メチルイソチオシアネート、1−メチル−4−[(3,3,4−トリメチル−1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン−5−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イルプロパン−1−スルホネート、メトブロムロン、メトラクロル、S−メトラクロル、メトスラム、メトクスロン、メトリブジン、メツルフロン、メツルフロン−メチル、モリネート、モノリニュロン、モノスルフロン、モノスルフロンエステル、MT−5950、すなわちN−(3−クロロ−4−イソプロピルフェニル)−2−メチルペンタンアミド、NGGC−011、ナプロパミド、NC−310、すなわち[5−(ベンジルオキシ)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル](2,4−ジクロロフェニル)メタノン、ネブロン、ニコスルフロン、ノナン酸(ペラルゴン酸)、ノルフルラゾン、オレイン酸(脂肪酸)、オルベンカルブ、オルトスルファムロン、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサスルフロン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、パラコート、パラコートジクロリド、ペブレート、ペンジメタリン、ペノキススラム、ペンタクロロフェノール、ペントキサゾン、ペトキサミド、石油、フェンメジファム、ピクロラム、ピコリナフェン、ピノキサフェン、ピペロホス、プレチラクロル、プリミスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロジアミン、プロホキシジム、プロメトン、プロメトリン、プロパクロル、プロパニル、プロパキザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロル、プロポキシカルバゾン、プロポキシカルバゾン−ナトリウム、プロピリ
スルフロン、プロピザミド、プロスルホカルブ、プロスルフロン、ピラクロニル、ピラフルフェン、ピアフルフェン−エチル、ピラスルホトール、ピラゾリネート(ピラゾレート)、ピラゾスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、ピラゾキシフェン、ピリバムベンズ(pyribambenz)、ピリバムベンズ−イソプロピル、ピリバムベンズ−プロピル、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリダフォル(pyridafol)、ピリデート、ピリフタリド、ピリミノバック、ピリミノバック−メチル、ピリミスルファン、ピリチオバック、ピリチオバック−ナトリウム、ピロキサスルホン、ピロクススラム、キンクロラック、キンメラック、キノクラミン、キザロホップ、キザロホップ−エチル、キザロホップ−P、キザロホップ−P−エチル、キザロホップ−P−テフリル、QYM−201、QYR−301、リムスルフロン、サフルフェナシル、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトリン、SL−261、スルコトリオン、スルフェントラゾン、スルホメツロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、SYN−523、SYP−249、すなわち1−エトキシ−3−メチル−1−オキソブタ−3−エン−2−イル5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2−ニトロベンゾエート、SYP−300、すなわち1−[7−フルオロ−3−オキソ−4−(プロパ−2−イン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−6−イル]−3−プロピル−2−チオキソイミダゾリジン−4,5−ジオン、2,3,6−TBA、TCA(トリクロロ酢酸)、TCA−ナトリウム、テブチウロン、テフリルトリオン、テンボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブカルブ、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テトフルピロリメット、テニルクロル、チアゾピル、チエンカルバゾン、チエンカルバゾン−メチル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、チオベンカルブ、チアフェナシル、トルピラレート、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリアファモン、トリアレート、トリアスルフロン、トリアジフラム、トリベヌロン、トリベヌロン−メチル、トリクロピル、トリエタジン、トリフロキシスルフロン、トリフロキシスルフロン−ナトリウム、トリフルジモキサジン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリフルス
ルフロン−メチル、トリトスルフロン、尿素硫酸塩、バーノレートおよびZJ−0862、すなわち3,4−ジクロロ−N−{2−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシ]ベンジル}アニリン;および
(2)アシベンゾラル、アシベンゾラル−S−メチル、5−アミノレブリン酸、アンシミドール、6−ベンジルアミノプリン、ブラシノライド、カテキン、クロルメコートクロリド、クロプロップ、シクラニリド、3−(シクロプロパ−1−エニル)プロピオン酸、ダミノジド、ダゾメット、n−デカノール、ジケグラック、ジケグラック−ナトリウム、エンドタール、エンドタール−ジカリウム、−ジナトリウムおよびモノ(N,N−ジメチルアルキルアンモニウム)、エテホン、フルメトラリン、フルレノール、フルレノール−ブチル、フルルプリミドール、ホルクロルフェニュロン、ジベレリン酸、イナベンフィド、インドール−3−酢酸(IAA)、4−インドール−3−イル酪酸、イソプロチオラン、プロベナゾール、ジャスモン酸、マレイン酸ヒドラジド、メピコートクロリド、1−メチルシクロプロペン、ジャスモン酸メチル、2−(1−ナフチル)アセトアミド、1−ナフチル酢酸、2−ナフチルオキシ酢酸、ニトロフェノレート混合物、パクロブトラゾール、N−(2−フェニルエチル)−β−アラニン、N−フェニルフタルアミド酸、プロヘキサジオン、プロヘキサジオン−カルシウム、プロヒドロジャスモン、サリチル酸、ストリゴラクトン、テクナゼン、チジアズロン、トリアコンタノール、トリネキサパック、トリネキサパック−エチル、チトデフ、ウニコナゾールおよびウニコナゾール−Pを含む群から選択される植物成長調節剤。
いくつかの実施形態で組成物に含まれ得る除草剤のさらなる例は、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Hager、Weed Management、Illinois Agronomy Handbook(2008);およびLouxら、Weed Control Guide for Ohio,Indiana and Illinois(2015)に見出され得る。市販の除草剤は、製造業者の推奨量または濃度に従って使用され得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、その存在および/または排出が、例えば雑草を含む少なくとも1つの植物に対して毒性である1つまたは複数の生物農薬を含む。いくつかの実施形態で組成物に含まれ得るまたは使用され得る生物農薬の例は、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Burges、上記;Hall&Menn、Biopesticides:Use and Delivery(Humana Press)(1998);McCoyら、Entomogenous fungi、CRC Handbook of Natural Pesticides.Microbial Pesticides、Part A.Entomogenous Protozoa and Fungi(C.M.Inoffo編)、第5巻:151〜236(1988);Samsonら、Atlas of Entomopathogenic Fungi(Springer−Verlag、ベルリン)(1988);ならびにdeFariaおよびWraight、Mycoinsecticides and Mycoacaricides:A comprehensive list with worldwide coverage and international classification of composition types、Biol.Control(2007)に見出され得る。
追加の薬剤
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の追加の薬剤を含む。
いくつかの実施形態では、組成物が、バイオスティミュラントおよび/または微生物資材などの1つまたは複数の有益な生物活性剤を含む。バイオスティミュラントまたは微生物資材は、イオンの取り込み、栄養素の取り込み、栄養素の利用可能性もしくは送達、またはこれらの組み合わせを増強することができる。組成物に含まれ得るまたは使用され得るバイオスティミュラントまたは微生物資材の非限定的な例としては、細菌抽出物(例えば、1つまたは複数のジアゾ栄養生物、リン溶解微生物および/または生物農薬の抽出物)、真菌抽出物、フミン酸(例えば、フミン酸カリウム)、フルボ酸、ミオイノシトール、および/またはグリシン、ならびにこれらの任意の組み合わせが挙げられ得る。いくつかの実施形態によると、バイオスティミュラントまたは微生物資材が、1つまたは複数のアゾスピリルム属(Azospirillum)(例えば、アゾスピリルム・ブラシレンセ(A.brasilense)INTA Az−39を含む培地の抽出物)、1つまたは複数のブラディリゾビウム属(Bradyrhizobium)(例えば、ブラディリゾビウム・エルカニ(B.elkanii)SEMIA 501、ブラディリゾビウム・エルカニ(B.elkanii)SEMIA 587、ブラディリゾビウム・エルカニ(B.elkanii)SEMIA 5019、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50586(NRRL B−59565としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50587(NRRL B−59566としても寄託)、バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000(1BE、分離株ATCC BAA−390としても知られている)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50588(NRRL B−59567としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50589(NRRL B−59568としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50590(NRRL B−59569としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50591(NRRL B−59570としても寄託)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3(ATCC 57678)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21(Thermo Trilogy Corporation、Wasco、CA)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB24、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB24、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TRIECO(登録商標)(Ecosense Labs.(India)Pvt.Ltd.、インド、BIO−CURE(登録商標)F、T.Stanes&Co.Ltd.、インド製)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TV1(Agribiotec srl、イタリア)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)ICC080および/またはウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)HRU3(BOTRY−ZEN(登録商標)、Botry−Zen Ltd、NZ)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50592(NRRL B−59571としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50593(NRRL B−59572としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50594(NRRL B−50493としても寄託)、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50608、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50609、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50610、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50611、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50612、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50726、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50727、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50728、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50729、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)NRRL B−50730、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)SEMIA 566、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)SEMIA 5079、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)SEMIA 5080、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 6、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 110、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 122、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 123、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 127、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum)USDA 129および/またはブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum USDA 532C)を含む培地の抽出物)、1つまたは複数のリゾビウム属(Rhizobium)抽出物(例えば、エンドウ根粒菌(R.leguminosarum)SO12A−2を含む培地の抽出物)、1つまたは複数のシノリゾビウム属(Sinorhizobium)抽出物(例えば、シノリゾビウム・フレディ(S.fredii)CCBAU114および/またはシノリゾビウム・フレディ(S.fredii)USDA 205を含む培地の抽出物)、1つまたは複数のペニシリウム属(Penicillium)抽出物(例えば、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)ATCC 18309、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)ATCC 20851、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)ATCC 22348、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50162、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50169、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50776、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50777、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50778、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50777、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50778、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50779、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50780、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50781、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50782、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50783、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50784、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50785、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50786、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50787、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)NRRL 50788、ペニシリウム・ビライアエ(P.bilaiae)RS7B−SD1、ペニシリウム・ブレビコンパクツム(P.brevicompactum)AgRF18、ペニシリウム・カネセンス(P.canescens)ATCC 10419、ペニシリウム・エキスパンサム(P.expansum)ATCC 24692、ペニシリウム・エキスパンサム(P.expansum)YT02、ペニシリウム・フェラタナム(P.fellatanum)ATCC 48694、ペニシリウム・ガエストリボラス(P.gaestrivorus)NRRL 50170、ペニシリウム・グラブラム(P.glabrum)DAOM 239074、ペニシリウム・グラブラム(P.glabrum)CBS 229.28、ペニシリウム・ジャンシネラム(P.janthinellum)ATCC 10455、ペニシリウム・ラノソコエルレウム(P.lanosocoeruleum)ATCC 48919、ペニシリウム・ラジクム(P.radicum)ATCC 201836、ペニシリウム・ラジクム(P.radicum)FRR 4717、ペニシリウム・ラジクム(P.radicum)FRR 4719、ペニシリウム・ラジクム(P.radicum)N93/47267および/またはペニシリウム・ラストリクイ(P.raistrickii)ATCC 10490を含む培地の抽出物)、1つまたは複数のシュードモナス属(Pseudomonas)抽出物(例えば、シュードモナス・ジェセニイ(P.jessenii)PS06を含む培地の抽出物)、1つまたは複数の殺ダニ、殺虫および/または殺線虫抽出物(例えば、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)I−1582、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)AQ726、NRRL B−21664;ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATCC−74040、ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATCC−74250、バークホルデリア属(Burkholderia)種A396新種リノジェネシス(rinojensis)、NRRL B−50319、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)NRRL B−30655、クロモバクテリウム・バクシニー(Chromobacterium vaccinii)NRRL B−50880、フラボバクテリウム属(Flavobacterium)H492、NRRL B−50584、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)F52(メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)菌株52、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)菌株7、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)菌株43およびメタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)BIO−1020、TAE−001としても知られている;deposited as DSM 3884、DSM 3885、ATCC 90448、SD 170およびARSEF 7711として寄託)および/またはペキロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)FE991を含む培地の抽出物)、ならびに/あるいは1つまたは複数の殺真菌抽出物(例えば、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)AQ 10(登録商標)(Intrachem Bio GmbH&Co.KG、ドイツ)、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)AFLA−GUARD(登録商標)(Syngenta Crop Protection,Inc.、スイス)、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)BOTECTOR(登録商標)(bio−ferm GmbH、ドイツ)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)AQ717(NRRL B−21662)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)NRRL B−30087、バチルス属(Bacillus)AQ175(ATCC 55608)、バチルス属(Bacillus)AQ177(ATCC 55609)、枯草菌(Bacillus subtilis)AQ713(NRRL B−21661)、枯草菌(Bacillus subtilis)AQ743(NRRL B−21665)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB24、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000(1BE、分離株ATCC BAA−390としても知られている)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)AQ52(NRRL B−21619)、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)I−82(例えば、ASPIRE(登録商標)Ecogen Inc.、米国製)、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)BIOCURE(登録商標)(リゾチームとの混合物;BASF、米国)およびBIOCOAT(登録商標)(ArystaLife Science,Ltd.、Cary、NC)、クロノスタキス・ロゼアf.カテヌラータ(Clonostachys rosea f.catenulata)(グリオクラジウム・カテヌラタム(Gliocladium catenulatum)とも呼ばれる)J1446(PRESTOP(登録商標)、Verdera、フィンランド)、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)CONTANS(登録商標)(Prophyta、ドイツ)、クリホネクトリア・パラシチカ(Cryphonectria parasitica)(CNICM、フランス)、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)YIELD PLUS(登録商標)(Anchor Bio−Technologies、南アフリカ)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)BIOFOX(登録商標)(S.I.A.P.A.、イタリア)およびFUSACLEAN(登録商標)(Natural Plant Protection、フランス)、メッシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)SHEMER(登録商標)(Agrogreen、イスラエル)、ミクロドキウム・ジメルム(Microdochium dimerum)ANTIBOT(登録商標)(Agrauxine、フランス)、ムルコドル・アルブス(Muscodor

albus)NRRL 30547、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)NRRL 30548、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantea)ROTSOP(登録商標)(Verdera、フィンランド)、シュードジマ・フロックロサ(Pseudozyma flocculosa)SPORODEX(登録商標)(Plant Products Co.Ltd.、カナダ)、フィチウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)DV74(POLYVERSUM(登録商標)、Remeslo SSRO、Biopreparaty、チェコ共和国)、レイノウトリア・サクリネンシス(Reynoutria sachlinensis)(例えば、REGALIA(登録商標)Marrone BioInnovations、米国製)、ストレプトマイセス(Streptomyces)NRRL B−30145、ストレプトマイセス(Streptomyces)M1064、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)NRRL 30232、ストレプトマイセス・リジクス(Streptomyces lydicus)WYEC 108(ATCC 55445)、ストレプトマイセス・バイオラセウスニガー(Streptomyces violaceusniger)YCED 9(ATCC 55660;DE−THATCH−9(登録商標)、DECOMP−9(登録商標)およびTHATCH CONTROL(登録商標)、Idaho Research Foundation、米国)、ストレプトマイセス属(Streptomyces)WYE 53(ATCC 55750;DE−THATCH−9(登録商標)、DECOMP−9(登録商標)およびTHATCH CONTROL(登録商標)、Idaho Research Foundation、米国)、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)V117b(PROTUS(登録商標)、Prophyta、ドイツ)、トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum)SKT−1(ECO−HOPE(登録商標)、Kumiai Chemical Industry Co.,Ltd.、日本)、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)LC52(SENTINEL(登録商標)、Agrimm Technologies Ltd、ニュージーランド)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T−22(PLANTSHIELD(登録商標)、der Firma BioWorks Inc.、米国)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)TH−35(ROOT PRO(登録商標)、Mycontrol Ltd.製、イスラエル)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T−39(TRICHODEX(登録商標)、Mycontrol Ltd.、イスラエル;TRICHODERMA 2000(登録商標)、Makhteshim Ltd.、イスラエル)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ICC012およびトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TRICHOPEL(Agrimm Technologies Ltd、ニュージーランド)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ICC012およびトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)ICC080(REMEDIER(登録商標)WP、Isagro Ricerca、イタリア)、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)およびトリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)(BINAB(登録商標)、BINAB Bio−Innovation AB、スウェーデン)、トリコデルマ・ストロマチカム(Trichoderma stromaticum)TRICOVAB(登録商標)(C.E.P.L.A.C.、ブラジル)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)GL−21(SOILGARD(登録商標)、Certis LLC、米国)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3,ATCC 57678、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21(Thermo Trilogy Corporation、Wasco、カナダ)、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens G1−3)およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB2、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−3およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB24、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NRRL B−50349、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G1−21およびバチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TRIECO(登録商標)(Ecosense Labs.(India)Pvt.Ltd.、インド、BIO−CURE(登録商標)F、T.Stanes&Co.Ltd.、インド製)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TV1(Agribiotec srl、イタリア)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)ICC080および/またはウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)HRU3(BOTRY−ZEN(登録商標)、Botry−Zen Ltd、ニュージーランド)を含む培地の抽出物)ならびにこれらの組み合わせを含み得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数の有益な微生物を含む。このような微生物の非限定的な例としては、以下の属から選択される有益な微生物が挙げられる:放線菌類(Actinomycetes)、アグロバクテリウム属(Agrobacterium)、アルスロバクター属(Arthrobacter)、アルカリゲネス属(Alcaligenes)、アシネトバクター属(Acinetobacter)種、アゾスピリルム属(Azospirillum)種、オーレオバクテリウム属(Aureobacterium)、アゾトバクター属(Azobacter)、アゾリゾビウム属(Azorhizobium)、バチルス属(Bacillus)、ベイジェリンキア属(Beijerinckia)、ブラディリゾビウム属(Bradyrhizobium)、ブレビバチルス属(Brevibacillus)、バークホルデリア属(Burkholderia)、クロモバクテリウム属(Chromobacterium)、クリセオモナス属(Chryseomonas)種、クロストリジウム属(Clostridium)、クラビバクター属(Clavibacter)、コマモナス属(Comamonas)、コリネバクテリウム属(Corynebacterium)、クルトバクテリウム属(Curtobacterium)、エンテロバクター属(Enterobacter)、ユーペニシリウム属(Eupenicillium)種、エグジゴバクテリウム属(Exiguobacterium)種、フラボバクテリウム属(Flavobacterium)、グルコノバクター属(Gluconobacter)、ハイドロゲノファーガ属(Hydrogenophaga)、ヒメノスキフス属(Hymenoscyphous)、クレブシエラ属(Klebsiella)、クルイベラ属(Kluyvera)種、メチロバクテリウム属(Methylobacterium)、パエニバシラス属(Paenibacillus)、パスツリア属(Pasteuria)、フォトラブダス属(Photorhabdus)、フィロバクテリウム属(Phyllobacterium)、シュードモナス属(Pseudomonas)、リゾビウム属(Rhizobium)、リゾバクター属(Rhizobacter)、リゾポゴン属(Rhizopogon)、セラチア属(Serratia)、シノリゾビウム属(Sinorhizobium)、スフィンゴバクテリウム属(Sphingobacterium)、スワミナタニア属(Swaminathania)種、ステノトロフォモナス属(Stenotrophomonas)、ストレプトマイセス属(Streptomyces)種、チオバチルス属(Thiobacillus)、バリオボラックス属(Variovorax)、ビブリオ属(Vibrio)、ザントバクター属(Xanthobacter)、キサントモナス属(Xanthomonas)およびゼノラブダス属(Xenorhabdus)、またはこれらの任意の組み合わせ。いくつかの実施形態によると、組成物が、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus lichenformis)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、枯草菌(Bacillus subtilis)、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、パスツリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)、パスツリア・ユーセジ(Pasteuria usage)および蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)の1つまたは複数を含む。いくつかの実施形態によると、微生物が、アルテルナリア属(Alternaria)、アンペロマイセス属(Ampelomyces)、アルツロボトリス属(Arthrobotrys)種、アスペルギルス属(Aspergillus)、アウレオバシジウム(Aureobasidium)属、ボーベリア属(Beauveria)、カンジダ属(Candida)種、コリトトリカム属(Colletotrichum)、コニオチリウム属(Coniothyrium)、ギガスポラ属(Gigaspora)種、グリオクラジウム属(Gliocladium)、グロムス属(Glomus)種、ラッカリア属(Laccaria)種、メタリジウム属(Metarhizium)、ムコール属(Mucor)種、ムスコドル属(Muscodor)、オイディオデンドロン属(Oidiodendron)種、ペシロマイセス(Paecilomyces)属、ペニシリウム属(Penicillium)種、コツブタケ属(Pisolithus)種、スクレロデルマ属(Scleroderma)、トリコデルマ属(Trichoderma)、ティフラ属(Typhula)、ウロクラジウム属(Ulocladium)、およびバーティシリウム属(Verticillium)の真菌を含み得る。別の態様では、真菌が、ボーベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、グリオクラディウム・ビレンス(Gliocladium virens)、ムスコドル・アルバス(Muscodor albus)、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、またはトリコデルマ・ポリスポラム(polysporum)である。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数のリポキトオリゴ糖(LCO)、キチンオリゴマーおよび/またはキトサンオリゴマー(以下、まとめてCOと呼ぶ)、および/またはキチン性化合物を含む。
LCOは、共生根粒形成(Nod)シグナル(もしくはNod因子)またはMyc因子と呼ばれることもあり、非還元末端で縮合したN結合型脂肪アシル鎖を有するβ−1,4結合N−アセチル−D−グルコサミン(「GlcNAc」)残基からなる。当技術分野で理解されているように、LCOは、骨格中のGlcNAc残基の数、脂肪アシル鎖の長さおよび飽和度、ならびに還元および非還元糖残基の置換が異なる。例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Denarieら、Ann.Rev.Biochem.65:503(1996);Diazら、Mol.Plant−Microbe Interactions 13:268(2000);Hungriaら、Soil Biol.Biochem.29:819(1997);Hamelら、Planta 232:787(2010);およびPromeら、Pure&Appl.Chem.70(1):55(1998)を参照されたい。
LCOは合成であってもよいし、適切な供給源から入手してもよい。例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、国際公開第2005/063784号パンフレット、国際公開第2007/117500号パンフレットおよび国際公開第2008/071674号パンフレットを参照されたい。いくつかの態様では、合成LCOが、自然に発生するLCOの基本構造を有し得るが、Spaink、Crit.Rev.Plant Sci.54:257(2000)に記載されているような1つまたは複数の修飾または置換を含有している。LCOおよびLCOを構築するための前駆体(例えば、それ自体が生物学的有効成分として有用であり得るCO)は、遺伝子操作された生物によって合成することができる。例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Samainら、Carbohydrate Res.302:35(1997);Cottazら、Meth.Eng.7(4):311(2005);およびSamainら、J.Biotechnol.72:33(1999)(例えば、遺伝子nodBCHLの様々な組み合わせを有する大腸菌(E.coli)で組換え的に作製することができるCOの構造を示す、その中の図1)を参照されたい。
LCO(およびその誘導体)は、種々の純度の形態で組成物に含まれ得るまたは利用され得、単独で、またはLCO産生細菌もしくは真菌の培養物の形態で使用することができる。例えば、OPTIMIZE(登録商標)(Monsanto Company(St.Louis、MO)から市販されている)は、LCOを産生するブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)の培養物を含有している。実質的に純粋なLCOを提供する方法には、LCOと微生物の混合物から微生物細胞を除去すること、または例えば米国特許第5549718号明細書に記載されているようにLCO分子をLCO溶媒相分離、引き続いてHPLCクロマトグラフィーによって単離および精製し続けることが含まれる。HPLCを繰り返すことによって精製を増強することができ、精製されたLCO分子を長期貯蔵のために凍結乾燥することができる。いくつかの実施形態によると、本開示の組成物に含まれる1つまたは複数のLCOが、少なくとも0.1%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%または100%純粋である。いくつかの実施形態における組成物および方法は、LCOの類似体、誘導体、水和物、異性体、塩および/または溶媒和物を含み得る。LCOは、1つまたは複数の任意の適切な量/濃度で本開示の組成物に組み込まれ得る。例えば、本開示の組成物は、約1×10−20M〜約1×10−1Mの1つまたは複数のLCOを含む。例えば、本開示の組成物は、約1×10−20M、1×10−19M、1×10−18M、1×10−17M、1×10−16M、1×10−15M、1×10−14M、1×10−13M、1×10−12M、1×10−11M、1×10−10M、1×10−9M、1×10−8M、1×10−7M、1×10−6M、1×10−5M、1×10−4M、1×10−3M、1×10−2M、1×10−1Mの1つまたは複数のLCOを含むことができる。一態様では、LCO濃度が、1×10−14M〜1×10−5M、1×10−12M〜1×10−6M、または1×10−10M〜1×10−7Mである。ある態様では、LCO濃度が、1×10−14M〜1×10−5M、1×10−12M〜1×10−6M、または1×10−10M〜1×10−7Mである。LCOの量/濃度は、組成物が施用される植物の耐病性、成長および/または収量を増強するなど、植物にプラスの形質または利益を与えるのに有効な量であり得る。いくつかの実施形態によると、LCOの量/濃度が、COおよび/または1つもしくは複数の殺有害生物剤などの組成物の1つまたは複数の他の構成成分からの有益な寄与なしでは植物の収量を高めるのに有効ではない。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数のキチンオリゴマーおよび/またはキトサンオリゴマーを含む。例えば、その内容および開示が参照により組み込まれる、D’Haezeら、Glycobiol.12(6):79R(2002);Demont−Cauletら、Plant Physiol.120(1):83(1999);Hanelら、Planta 232:787(2010);Mullerら、Plant Physiol.124:733(2000);Robinaら、Tetrahedron 58:521〜530(2002);Rougeら、Docking of Chitin Oligomers and Nod Factors on Lectin Domains of the LysM−RLK Receptors in the Medicago−Rhizobium Symbiosis、The Molecular Immunology of Complex Carbohydrates−3(Springer Science、2011);Van der Holstら、Curr.Opin.Struc.Biol.11:608(2001);およびWanら、Plant Cell 21:1053(2009)を参照されたい。COは適切な供給源から入手してもよい。例えば、COはLCOから誘導され得る。例えば、ある態様では、組成物が、アゾリゾビウム属(Azorhizobium)、ブラディリゾビウム属(Bradyrhizobium)(例えば、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.japonicum))、メソリゾビウム属(Mesorhizobium)、リゾビウム属(Rhizobium)(例えば、リゾビウム・レグミノサルム(R.leguminosarum))、シノリゾビウム属(Sinorhizobium)(例えば、アルファルファ根粒菌(S.meliloti))、または菌根菌(例えば、グロムス・イントララディクス(Glomus intraradicus))の菌株から得られた(すなわち、単離および/または精製された)LCOから誘導される1つまたは複数のCOを含む。あるいは、COは合成であってもよい。組換えCOを調製する方法は当技術分野で知られている。例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Cottazら、Meth.Eng.7(4):311(2005);Samainら、Carbohydrate Res.302:35(1997);およびSamainら、J.Biotechnol.72:33(1999)を参照されたい。
CO(およびその誘導体)は、種々の純度の形態で組成物に含まれ得るまたは利用され得、単独で、またはCO産生細菌もしくは真菌の培養物の形態で使用することができる。いくつかの実施形態によると、組成物に含まれる1つまたは複数のCOは、少なくとも0.1%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%またはそれ以上純粋であり得る。本開示の組成物および方法は、COの水和物、異性体、塩および/または溶媒和物を含むことができることが理解されるべきである。COは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の任意の適切な量/濃度で組成物に組み込まれ得る。例えば、いくつかの実施形態における組成物は、約1×10−20M〜約1×10−1MのCO、例えば、約1×10−20M、1×10−19M、1×10−18M、1×10−17M、1×10−16M、1×10−15M、1×10−14M、1×10−13M、1×10−12M、1×10−11M、1×10−10M、1×10−9M、1×10−8M、1×10−7M、1×10−6M、1×10−5M、1×10−4M、1×10−3M、1×10−2M、または1×10−1Mの1つまたは複数のCOを含み得る。例えば、CO濃度は、1×10−14M〜1×10−5M、1×10−12M〜1×10−6M、または1×10−10M〜1×10−7Mであり得る。COの量/濃度は、土壌微生物環境、栄養素の取り込みを増強する、あるいは組成物が施用される植物の成長および/または収量を増加させるなど、植物にプラスの形質または利益を与えるまたは授けるのに有効な量であり得る。いくつかの実施形態における組成物は、例えばキチン(IUPAC:N−[5−[[3−アセチルアミノ−4,5−ジヒドロキシ−6−(ヒドロキシメチル)オキサン−2イル]メトキシメチル]−2−[[5−アセチルアミノ−4,6−ジヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)オキサン−3−イル]メトキシメチル]−4−ヒドロキシ−6−(ヒドロキシメチル)オキサン−3−イル]エタンアミド)、キトサン(IUPAC:5−アミノ−6−[5−アミノ−6−[5−アミノ−4,6−ジヒドロキシ−2(ヒドロキシメチル)オキサン−3−イル]オキシ−4−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)オキサン−3−イル]オキシ−2−(ヒドロキシメチル)オキサン−3,4−ジオール)、ならびにこれらの異性体、塩および溶媒和物などの1つまたは複数の適切なキチン性化合物を含み得る。
真菌の細胞壁ならびに昆虫および甲殻類の外骨格の主成分であるキチンおよびキトサンは、GlcNAc残基で構成されている。キチンおよびキトサンは、商業的に入手してもよいし、昆虫、甲殻類の殻、または真菌の細胞壁から調製してもよい。キチンおよびキトサンを調製する方法は当技術分野で知られている。例えば、米国特許第4536207号明細書(甲殻類の殻からの調製)および同第5965545号明細書(カニの殻からの調製および市販のキトサンの加水分解);およびPochanavanichら、Lett.Appl.Microbiol.35:17(2002)(真菌の細胞壁からの調製)を参照されたい。
35%未満〜90%超の脱アセチル化に及び、広範囲の分子量を網羅する脱アセチル化キチンおよびキトサン、例えば、15kD未満の低分子量キトサンオリゴマーおよび0.5〜2kDのキチンオリゴマー;分子量が約15kDの「実用グレード」のキトサンおよび最大70kDの高分子量キトサンを得ることができる。種子処理用に製剤化されたキチンおよびキトサン組成物は市販されている。市販製品には、例えば、ELEXA(登録商標)(Plant Defense Boosters,Inc.)およびBEYOND(商標)(Agrihouse,Inc.)が含まれる。
いくつかの実施形態では、組成物が、それだけに限らないが、アントシアニジン、アントキサンチン、カルコン、クマリン、フラバノン、フラバノノール、フラバンおよびイソフラボノイド、ならびにこれらの類似体、誘導体、水和物、異性体、ポリマー、塩および溶媒和物を含む1つまたは複数の適切なフラボノイドを含む。フラボノイドは、3炭素架橋によって接続された2つの芳香環の一般的な構造を有するフェノール化合物である。フラボノイドのクラスは当技術分野で知られている。例えば、その内容および開示が参照により本明細書に組み込まれる、Jainら、J.Plant Biochem.&Biotechnol.11:1(2002);およびShawら、Environ.Microbiol.11:1867(2006)を参照されたい。いくつかのフラボノイド化合物が市販されている。フラボノイド化合物は、例えば、米国特許第5702752号明細書;同第5990291号明細書;および同第6146668号明細書に記載されるように、植物または種子から単離され得る。フラボノイド化合物はまた、酵母などの遺伝子操作された生物によって産生され得る。例えば、Ralstonら、Plant Physiol.137:1375(2005)を参照されたい。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数のフラバノン、例えばブチン、エリオジクチオール、ヘスペレチン、ヘスペリジン、ホモエリオジクチオール、イソサクラネチン、ナリンゲニン、ナリンギン、ピノセンブリン、ポンシリン、サクラネチン、サクラニン、および/またはステルビンの1つまたは複数、1つまたは複数のフラバノノール、例えばジヒドロケンフェロールおよび/またはタキシフォリン、1つまたは複数のフラバン、例えば1つまたは複数のフラバン−3−オール(例えば、カテキン(C)、カテキン3−ガレート(Cg)、エピカテキン(EC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキン3−ガレート(ECg)、エピガルカテキン3−ガレート(EGCg)、エピアフゼレチン、フィセチニドール、ガロカテキン(GC)、ガルカテキン3−ガレート(GCg)、グイブルチニドール(guibourtinidol)、メスキトール、ロビネチニドール、テアフラビン−3−ガレート、テアフラビン−3’−ガレート、テアフラビン−3,3’−ジガレート、テアルビギン)、フラバン−4−オール(例えば、アピホロール(apiforol)および/またはルテオホロール(luteoforol))および/またはフラバン−3,4−ジオール(例えば、ロイコシアニジン、ロイコデルフィニジン、ロイコフィセチニジン、ロイコマルビジン、ルエコペラルゴニジン、ロイコペオニジン、ロイコロビネチニジン、メラカシジンおよび/またはテラカシジン)ならびに/あるいはこれらの二量体、三量体、オリゴマーおよび/またはポリマー(例えば、1つまたは複数のプロアントシアニジン)、1つまたは複数のイソフラボノイド、例えば1つまたは複数のイソフラボンまたはフラボノイド誘導体(例えば、ビオカニンA、ダイゼイン、ホルモノネチン、ゲニステインおよび/またはグリシテイン)、イソフラバン(例えば、エクオール、イオンコカルパンおよび/またはラキシフロラン)、イソフラバンジオール、イソフラベン(例えば、グラブレン、ハギニンDおよび/または2−メトキシジュダイシン)、クメスタン(例えば、クメストロール、プリカジンおよび/またはウェデロラクトン)、プテロカルパン、ロエトノイド、ネオフラボノイド(例えば、カロフィロリド、クタレアゲニン、ダルベルギクロメン、ダルベルギン、ニベチン)、および/またはプテ
ロカルパン(例えば、ビツカルピンA、ビツカルピンB、エリブレジンA、エリブレジンB、エリトラビシンII、エルチラビシン−1、エリクリスタガリン、グリシノール、グリセオリジン、グリセオリン、グリチルリゾール、マーキアイン、メジカルピン、モリシアニン、オリエンタノール、ファセオリン、ピサチン、ストリアチン、トリホリリジン)、ならびにこれらの組み合わせを含む。フラボノイドおよびそれらの誘導体は、それだけに限らないが、多形および結晶形態を含む任意の適切な形態で組成物に含まれ得る。フラボノイドは、1つまたは複数の任意の適切な量または濃度で組成物に含まれ得る。1つまたは複数のフラボノイドの量/濃度は、土壌微生物に対する活性、あるいは例えば植物の栄養および/または収量を高めるための他の手段を介して間接的にあり得る有効量であり得る。いくつかの実施形態によると、フラボノイドの量/濃度が、LCO、CO、および/または1つもしくは複数の殺有害生物剤などの組成物の1つまたは複数の他の成分からの有益な寄与なしでは植物の栄養または収量を高めるのに有効となり得ない。
いくつかの実施形態では、組成物が、それだけに限らないが、ジャスモン酸([1R−[1α,2β(Z)]]−3−オキソ−2−(ペンテニル)シクロペンタン酢酸;JA)、リノール酸((Z,Z)−9,12−オクタデカジエン酸)および/またはリノレン酸((Z,Z,Z)−9,12,15−オクタデカトリエン酸)、ならびにこれらの類似体、誘導体、水和物、異性体、ポリマー、塩および溶媒和物を含む1つまたは複数の非フラボノイドnod遺伝子誘導物質を含む。ジャスモン酸とそのメチルエステルであるジャスモン酸メチル(MeJA)は、まとめてジャスモネートと呼ばれ、一部の植物(例えば、コムギ)、真菌(例えば、ボトリオディプロディア・テオブロマエ(Botryodiplodia theobromae)、イネ馬鹿苗病菌(Gibbrella fujikuroi))、酵母(例えば、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae))および細菌(例えば、大腸菌(Escherichia coli))で天然に生じるオクタデカノイド系化合物である。リノール酸およびリノレン酸は、ジャスモン酸の生合成の過程で産生され得る。
いくつかの実施形態で組成物に含まれ得るまたは使用され得るジャスモン酸、リノール酸、およびリノレン酸の誘導体には、これらのエステル、アミド、グリコシドおよび塩が含まれる。代表的なエステルは、リノール酸、リノレン酸、またはジャスモン酸のカルボキシル基が−COR基(式中、Rは−OR1基であり、R1はアルキル基、例えばC1〜C8非分岐もしくは分岐アルキル基、例えば、メチル、エチルまたはプロピル基;アルケニル基、例えばC2〜C8非分岐もしくは分岐アルケニル基;アルキニル基、例えばC2〜C8非分岐もしくは分岐アルキニル基;例えば、6〜10個の炭素原子を有するアリール基;または、例えば、4〜9個の炭素原子を有するヘテロアリール基であり、ヘテロアリール基中のヘテロ原子は、例えば、N、O、P、またはSであり得る)で置き換えられている化合物である。代表的なアミドは、リノール酸、リノレン酸、またはジャスモン酸のカルボキシル基が−COR基(式中、RはNR2R3基であり、R2およびR3はそれぞれ独立に、水素;アルキル基、例えばC1〜C8非分岐もしくは分岐アルキル基、例えばメチル、エチルまたはプロピル基;アルケニル基、例えばC2〜C8非分岐もしくは分岐アルケニル基;アルキニル基、例えばC2〜C8非分岐もしくは分岐アルキニル基;例えば、6〜10個の炭素原子を有するアリール基;または例えば、4〜9個の炭素原子を有するヘテロアリール基であり、ヘテロアリール基中のヘテロ原子は、例えば、N、O、P、またはSであり得る)で置き換えられている化合物である。エステルは、触媒量の鉱酸の存在下でカルボン酸をアルコールと反応させる酸触媒求核付加などの既知の方法によって調製され得る。アミドはまた、中性条件下、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)などのカップリング剤の存在下でカルボン酸を適切なアミンと反応させるなどの既知の方法によっても調製され得る。リノール酸、リノレン酸およびジャスモン酸の適切な塩には、例えば、塩基付加塩が含まれる。これらの化合物の代謝的に許容される塩基塩を調製するための試薬として使用され得る塩基には、アルカリ金属カチオン(例えば、カリウムおよびナトリウム)およびアルカリ土類金属カチオン(例えば、カルシウムおよびマグネシウム)などのカチオンに由来するものが含まれる。これらの塩は、リノール酸、リノ
レン酸、またはジャスモン酸の溶液を塩基の溶液と混合することによって容易に調製され得る。塩は、溶液から沈殿させ、濾過によって回収され得る、または溶媒の蒸発などの他の手段によって回収され得る。
いくつかの実施形態では、組成物が、それだけに限らないが、エテホンおよび/またはチジアズロンを含む1つまたは複数の植物成長調節剤を含む。
いくつかの実施形態では、組成物が、それだけに限らないが、2H−フロ[2,3−c]ピラン−2−オン、ならびにこれらの類似体、誘導体、水和物、異性体、ポリマー、塩および溶媒和物を含む1つまたは複数のカラキン(karrakin)を含む。カラキンの生物学的に許容される塩の例には、生物学的に許容される酸で形成された酸付加塩が含まれ、その例としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩または重硫酸塩、リン酸塩またはリン酸水素塩、酢酸塩、安息香酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、グルコン酸塩;メタンスルホネート、ベンゼンスルホネートおよびp−トルエンスルホン酸が挙げられる。追加の生物学的に許容される金属塩には、塩基によるアルカリ金属塩が含まれ、その例にとしては、ナトリウム塩およびカリウム塩が挙げられ得る。カラキンは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の任意の適切な量または濃度で組成物に組み込まれ得る。例えば、カラキンの量/濃度は、組成物が施用される植物の耐病性、成長および/または収量を増加させるなど、植物にプラスの形質または利益を与えるまたは授けるのに有効な量または濃度であり得る。一態様では、カラキンの量/濃度が、LCO、CO、および/または1つもしくは複数の殺有害生物剤などの組成物の1つまたは複数の他の成分からの有益な寄与なしでは植物の耐病性、成長および/または収量を増加させるのに有効となり得ない。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数のアントシアニジンおよび/またはアントキサンチン、例えば1つまたは複数のシアニジン、デルフィニジン、マルビジン、ペラルゴニジン、ペオニジン、ペチュニジン、フラボン(例えば、アピゲニン、バイカレイン、クリシン、7,8−ジヒドロキシフラボン、ジオスミン、フラボキサート、6−ヒドロキシフラボン、ルテオリン、スクテラレイン、タンゲリチンおよび/またはウォゴニン)および/またはフラボノール(例えば、アムレンシン、アストラガリン、アザレアチン、アザレイン、フィセチン、フラノフラボノールガランギン、ゴシペチン、3−ヒドロキシフラボン、ヒペロシド、イカリイン、イソケルセチン、ケンフェリド、ケンフェリトリン、ケンフェロール、イソラムネチン、モリン、ミリセチン、ミリシトリン、ナツダイダイン、パキポドール、ピラノフラボノール、ケルセチン、ケリシチン、ラムナジン、ラムネチン、ロビニン、ルチン、スピレオシド、トロキセルチンおよび/またはザントラムニン(zanthorhamnin))、ならびにこれらの組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、組成物が、1つまたは複数のグルコノラクトンならびに/あるいはその類似体、誘導体、水和物、異性体、ポリマー、塩および/または溶媒和物を含む。グルコノラクトンは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の任意の適切な量/濃度で組成物に組み込まれ得る。例えば、グルコノラクトン量/濃度の量/濃度は、組成物が施用される植物の耐病性、成長および/または収量を増加させるなど、植物にプラスの形質または利益を与えるまたは授けるのに有効な量であり得る。一態様では、グルコノラクトンの量/濃度が、LCO、CO、および/または1つもしくは複数の殺有害生物剤などの組成物の1つまたは複数の他の成分からの有益な寄与なしでは植物の耐病性、成長および/または収量を増加させるのに有効となり得ない。
いくつかの実施形態では、組成物が、有機酸(例えば、酢酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、タウリン等)、マクロミネラル(例えば、リン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄等)、微量ミネラル(例えば、ホウ素、コバルト、塩化物、クロム、銅、フッ化物、ヨウ素、鉄、マンガン、モリブデン、セレン、亜鉛等)、ビタミン(例えば、ビタミンA、ビタミンB複合体(すなわち、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB7、ビタミンB8、ビタミンB9、ビタミンB12、コリン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)、および/またはカロテノイド(α−カロテン、β−カロテン、クリプトキサンチン、ルテイン、リコピン、ゼアキサンチン等)、ならびにこれらの組み合わせなどの1つまたは複数の栄養素および/または肥料を含む。一態様では、本開示の組成物が、リン、ホウ素、塩素、銅、鉄、マンガン、モリブデンおよび/または亜鉛を含む、植物または微生物の多量栄養素および微量栄養素を含み得る。いくつかの実施形態によると、組成物が、1つまたは複数の有益な微量栄養素を含み得る。本明細書に記載される組成物に使用するための微量栄養素の非限定的な例としては、ビタミン(例えば、ビタミンA、ビタミンB複合体(すなわち、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB7、ビタミンB8、ビタミンB9、ビタミンB12、コリン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、カロテノイド(α−カロテン、β−カロテン、クリプトキサンチン、ルテイン、リコピン、ゼアキサンチン等)、マクロミネラル(例えば、リン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄等)、微量ミネラル(例えば、ホウ素、コバルト、塩化物、クロム、銅、フッ化物、ヨウ素、鉄、マンガン、モリブデン、セレン、亜鉛等)、有機酸(例えば、酢酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、タウリン等)、およびこれらの組み合わせが挙げられ得る。特定の態様では、組成物が、リン、ホウ素、塩素、銅、鉄、マンガン、モリブデン、および/または亜鉛、ならびにこれらの組み合わせを含み得る。リンを含む組成物については、任意の適切なリン源が使用され得ることが想定される。例えば、リンは、リン酸一アンモニウム、リン酸二アンモニウム、リン酸
一カルシウム、過リン酸塩、重過燐酸石灰、および/またはポリリン酸アンモニウムなどの岩石リン酸塩源、有機リン源、あるいは1つまたは複数の微生物(例えば、ペニシリウム・ビライアエ(Penicillium bilaiae))による可溶化が可能なリン源に由来し得る。
<貯蔵安定性>
本明細書に記載される水性殺線虫組成物は、広範囲の温度および環境条件にわたって商業的に許容される貯蔵安定性を示す。本明細書に記載される実施形態の文脈において、貯蔵安定性は、一般に、沈降がなく、組成物のレオロジー特性に有意な変化がないこととして定義される。例えば、安定な組成物は、経時的に一貫した粒径および/または活性物質(例えば、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール)含有量を有することが観察される。本明細書に記載される組成物において、組成物が経時的に粘度の有意な変化を欠く場合、安定性も観察され得る。商業的に許容される貯蔵安定性は、水性殺線虫組成物の種々の成分を選択することにより、特に上記および以下に示される実施例に詳細に記載されるそれぞれの実施形態に従って分散剤パッケージを選択する場合に確実に達成することができる。
水性殺線虫組成物は、25℃で少なくとも約2日間、少なくとも約4日間、少なくとも約1週間、少なくとも約1.5週間、少なくとも約2週間、少なくとも約2.5週間、少なくとも約3週間、少なくとも約3.5週間、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間または少なくとも約18ヶ月間貯蔵安定性であり得る。
いくつかの実施形態では、水性殺線虫組成物が、高温(例えば、50℃超)で少なくとも約2日間、少なくとも約4日間、少なくとも約1週間、少なくとも約1.5週間、少なくとも約2週間、少なくとも約2.5週間、少なくとも約3週間、少なくとも約3.5週間、少なくとも約1ヶ月間、少なくとも約2ヶ月間、少なくとも約3ヶ月間、少なくとも約6ヶ月間、少なくとも約12ヶ月間または少なくとも約18ヶ月間貯蔵安定性であり得る。
<処理された種子を調製する方法>
種子コーティングが3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールと、ポリアリールフェノールアルコキシレートおよび第2の分散剤を含む分散剤成分とを含む水性殺線虫組成物を含む、処理された種子を調製する種々の方法を以下で提供する。
例えば、処理された種子を調製する方法は、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールを含む殺線虫組成物を分散剤パッケージと混合して種子処理混合物を形成するステップと、種子処理混合物を種子に施用するステップとを含むことができる。例えば、分散剤パッケージは、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールの結晶化が阻害されるようなものであり得る。
典型的には、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物と分散剤パッケージを混合して種子処理混合物を形成した後に、種子処理混合物を種子に施用する。殺線虫組成物は、典型的には高濃度の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールを含むが、記載される分散剤パッケージをさらに含む殺線虫組成物は、長期間にわたって貯蔵安定性であることが分かっている(例えば、混合物は異なる相に分かれにくい)。
種子の種類
本明細書に記載される方法は、任意の種の植物および/またはその種子に関連して使用することができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、方法が、農学的に重要な植物種の種子に関連して使用される。特に、種子は、トウモロコシ、落花生、キャノーラ/ナタネ、大豆、ウリ科植物、アブラナ科植物、綿、ビート、稲、ソルガム、テンサイ、小麦、大麦、ライ麦、ヒマワリ、トマト、サトウキビ、タバコ、オート麦ならびに他の野菜および葉の作物のものであり得る。いくつかの実施形態では、種子がトウモロコシ、大豆または綿の種子である。種子は、トランスジェニック植物が成長し、例えば特定の除草剤もしくは除草剤の組み合わせに対する耐性、耐病性の増加、ストレスに対する耐性の増加および/または収量の増加をもたらすトランスジェニックイベントを組み込むことができるトランスジェニック種子であり得る。トランスジェニック種子には、それだけに限らないが、トウモロコシ、大豆および綿の種子が含まれる。
種子コーティングを施用する方法
組成物は、それだけに限らないが、容器(例えば、ボトルまたはバッグ)内での混合、機械的施用、タンブリング、噴霧、浸漬および固体マトリックスプライミングを含む当技術分野で知られている任意の標準的な種子処理方法論によって種子に施用することができる。施用のための種子コーティング方法および装置は、例えば、中でも参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第5,918,413号明細書、同第5,891,246号明細書、同第5,554,445号明細書、同第5,389,399号明細書、同第5,107,787号明細書、同第5,080,925号明細書、同第4,759,945号明細書および同第4,465,017号明細書に開示されている。それだけに限らないが、水性フィルムコーティング材料を含む従来のフィルムコーティング材料などの任意の従来の活性または不活性材料を、種子を種子処理組成物と接触させるために使用することができる。
例えば、一実施形態では、種子処理組成物を、固体マトリックスプライミングを使用することによって種子の上または中に導入することができる。例えば、ある量の種子処理組成物を固体マトリックス材料と混合し、次いで、種子を一定期間固体マトリックス材料と接触させて、種子処理組成物を種子に導入させることができる。次いで、場合により種子を固体マトリックス材料から分離して貯蔵もしくは使用する、または固体マトリックス材料と種子の混合物を貯蔵もしくは直接植えることができる。本明細書に記載される組成物に有用な固体マトリックス材料には、ポリアクリルアミド、デンプン、粘土、シリカ、アルミナ、タルク、マイカ、土壌、砂、ポリ尿素、ポリアクリレート、または種子処理組成物をしばらく吸収または吸着し、種子処理組成物の殺線虫剤を種子の中または上に放出することができる任意の他の材料が含まれる。殺線虫剤と固体マトリックス材料が互いに適合性であることを確認することが有用である。例えば、固体マトリックス材料は、殺線虫剤を合理的な速度で、例えば数分、数時間、数日または数週間にわたって放出することができるように選択されるべきである。
吸水が、種子処理組成物で種子を処理する別の方法である。例えば、植物種子を、種子処理組成物中に一定期間直接浸漬することができる。種子が浸漬されている間、種子は、種子処理組成物の一部を吸い上げるまたは摂取する。場合により、植物種子と種子処理組成物の混合物を、例えば、振盪、回転、タンブリングまたは他の手段によって攪拌することができる。吸水後、種子を種子処理組成物から分離し、場合により、例えばパッティングまたは風乾によって乾燥させることができる。
種子処理組成物は、流動床技術、ローラーミル法、ロトスタティック(rotostatic)種子処理装置およびドラムコーターなどの従来のコーティング技術および機械を使用して種子に施用することができる。噴流床などの他の方法も有用となり得る。種子を、コーティングする前に事前にサイジングしてもよい。コーティング後、典型的には種子を乾燥させ、次いで、サイジングのためにサイジング機に移す。このような手順は、当技術分野で一般に知られている。
種子処理組成物をコーティングの形態で種子に施用する場合、当技術分野で知られている種々の方法を使用して種子をコーティングすることができる。例えば、コーティングプロセスは、タンブラーまたはパン型造粒機などの適切な設備で種子を攪拌しながら種子処理組成物を種子上に噴霧することを含むことができる。
一実施形態では、大規模(例えば、商業規模)で種子をコーティングする場合、連続プロセスを使用して種子コーティングを施用することができる。典型的には、種子を重量または流量のいずれかによって処理設備(タンブラー、ミキサーまたはパン型造粒機など)に導入する。処理設備に導入される処理組成物の量は、コーティングされる種子の重量、種子の表面積、処理組成物中の殺線虫剤および/または他の有効成分の濃度、完成した種子上の所望の濃度などに応じて変化し得る。処理組成物は、例えばスプレーノズルまたは回転ディスクなどの種々の手段によって種子に施用することができる。液体の量は、典型的には、配合のアッセイおよび有効性に必要な有効成分の必要な割合によって決定される。種子が処理設備に落ちると、種子は処理され(例えば、種子処理組成物を霧状にするまたは噴霧することにより)、連続的な運動/タンブリングの下で処理装置を通過し、そこで均一にコーティングされ、貯蔵または使用前に乾燥され得る。
別の実施形態では、種子コーティングが、バッチ操作を使用して施用され得る。例えば、既知の重量の種子を処理設備(タンブラー、ミキサーまたはパン型造粒機など)に導入することができる。既知の体積の種子処理組成物を、種子処理組成物を種子全体に均一に施用できる速度で処理設備に導入することができる。施用の間、種子を、例えば、回転またはタンブリングによって混合することができる。種子を、場合によりタンブリング操作中に乾燥または部分的に乾燥させることができる。コーティングが完了した後、処理されたサンプルを、さらなる乾燥または追加の処理、使用または貯蔵のための領域に移転することができる。
代替実施形態では、上に示されるバッチプロセスおよび連続プロセス実施形態の各々からの特徴を組み込んだセミバッチプロセスを使用して種子コーティングを施用することができる。
さらに別の実施形態では、既知の重量の種子を処理装置に導入し、所望の量の種子処理組成物を添加し、種子をタンブリングまたは回転させ、トレイに入れて完全に乾燥させることによって、タンブラー、ミキサーまたはパン型造粒機などの実験室サイズの商業処理設備で種子をコーティングすることができる。例えば、種子を、WILLY NIKLAUS GBBH種子処理装置を使用して処理することができ、ここで、ある量の種子処理組成物を添加しながら、処置装置の内側で種子をタンブリングする。
別の実施形態では、既知の量の種子を、狭い首のボトルまたは蓋付きの容器に入れることによって種子をコーティングすることもできる。タンブリングしながら、所望の量の種子処理組成物を容器に添加することができる。種子を、処理組成物でコーティングされるまでタンブリングする。コーティング後、場合により、種子を例えばトレイ上で乾燥させることができる。
いくつかの実施形態では、処理された種子を、殺線虫コーティングを保護するためにフィルムオーバーコーティングで覆ってもよい。このようなオーバーコーティングは当技術分野で知られており、従来の流動床およびドラムフィルムコーティング技術を使用して施用することができる。オーバーコーティングは、それだけに限らないが、固体マトリックスプライミング、吸水、コーティングおよび噴霧を含む上記の種子処理技術のいずれか、または当技術分野で知られている任意の他の種子処理技術によって処理された種子に施用することができる。
一実施形態では、殺線虫コーティング組成物が、種子の表面に付着しており、分散剤成分を含む連続水相と、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相とを含む。分散剤成分は、ポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩および第2の分散剤を含む。
<処理された種子>
一実施形態では、種子が、例えば、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールと、分散剤パッケージと、任意の追加の成分とを含む固体化合物を含む、本明細書に記載される種子処理混合物で処理される。典型的には、種子が、殺線虫コーティング組成物が種子の表面に付着するように、上に示される種子処理方法の1つを使用して種子処理混合物で処理されている。種子は、上記の任意の植物種のものであり得る。
一実施形態では、処理された種子が、少なくとも約0.05mg/種子、より典型的には約0.05〜約1mg/種子、さらにより典型的には約0.05〜約0.5mg/種子の量の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物を含む。他の実施形態では、処理された種子が、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約20重量%、少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、少なくとも約35重量%、少なくとも約40重量%、少なくとも約45重量%、少なくとも約50重量%、少なくとも約55重量%、少なくとも約60重量%、少なくとも約65重量%または少なくとも約75重量%の種子処理混合物からの3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の活性負荷を有する。一定の実施形態では、処理された種子が、少なくとも約45重量%の種子処理混合物からの3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の活性負荷を有する。例えば、処理された種子は、約5%〜約75%、約10%〜約70%、約15%〜約60%、約20%〜約50%、約25%〜約50%、約30%〜約50%、約35%〜約50%または約40%〜約50%の種子処理混合物からのの3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物の活性負荷を有し得る。
一実施形態では、処理された種子が、少なくとも約0.05mg/種子、より典型的には約0.05〜約1mg/種子、さらにより典型的には約0.05〜約0.5mg/種子の量の種子処理混合物からの式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む。他の実施形態では、処理された種子が、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約20重量%、少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、少なくとも約35重量%、少なくとも約40重量%、少なくとも約45重量%、少なくとも約50重量%、少なくとも約55重量%、少なくとも約60重量%、少なくとも約65重量%または少なくとも約75重量%の種子処理混合物からの式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールの活性負荷を有する。一定の実施形態では、処理された種子が、少なくとも約45重量%の種子処理混合物からの式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールの活性負荷を有する。例えば、処理された種子は、約5%〜約75%、約10%〜約70%、約15%〜約60%、約20%〜約50%、約25%〜約50%、約30%〜約50%、約35%〜約50%または約40%〜約50%の種子処理混合物からのの式Ia−iの3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールの活性負荷を有し得る。
<実施例>
以下の実施例は、単なる例示と見なされるべきであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。
どの分散剤および/または分散剤の組み合わせが、施用面上での結晶成長を減少させたかを決定するために、懸濁濃縮物の形態の、3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物と様々な分散剤(すなわち、「分散剤パッケージ」)とを含む一定の水性殺線虫組成物を評価するための試験を行った。試験した各組成物は、以下に詳述される他の成分と合わせた3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール化合物として45.8重量%のチオキサザフェン(すなわち、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール)を残量の水と共に含んでいた。
列挙されている成分の各々を組み合わせ、500mLのジャケット付き金属容器中に直径1/8インチ(3.2mm)のステンレス鋼ビーズを含有するUNION PROCESS製のSIZEGVARI ATTRITOR粉砕システムで混合物を粉砕することによって、組成物を調製した。攪拌速度はVARIAC可変単巻変圧器によって制御した。各例で、組成物をドローダウンバーを使用してLENETA基材の表面上にフィルムとして注型した。フィルムを室温で一晩乾燥させた。乾燥後、VIDEOMETER LAB3 V0101−000−11カラーメーターを使用して初期白色度値L*(L*a*b*色空間の明度値に対応)を測定し、フィルムを35℃の真空オーブンに保管した。
数日(すなわち、4、7または14日)後にVIDEOMETER LAB3 V0101−000−11カラーメーターを使用してフィルムを再度検査して、L*値を決定した。これらの値から、t=0での初期白色度値L*と比較したL*の変化率を計算した。L*のより高い変化率は、フィルムコーティングされた基材の表面上の結晶化の増加に対応していた。約20%以下のL*値の変化を有するフィルムが、典型的には、フィルムコーティングされた基材の表面上での結晶形成の減少を示すことが発見された。例えば、約20%以下、約18%以下、約16%以下、約15%以下、約14%以下、約13%以下、約12%以下、約11%以下、約10%以下、約9%以下または約8%以下のL*値の変化を有するフィルムが、典型的には、結晶形成の許容される阻害および/または減少を示す。
上記のL*の変化率(例えば、フィルムとして注型した場合、20%以下)を有する組成物は、一般に、組成物を種子に施用すると、種子の表面も結晶形成の許容される阻害および/または減少を示すことを示す。
実施例1:一定のポリアリールフェノールアルコキシレートを第2の分散剤と組み合わせて含む水性殺線虫組成物の調製および評価
ホスホン酸化トリスチリルフェノールエトキシレート(SOPROPHOR FLK)、トリスチリルフェノールエトキシレート(SOPROPHOR S25/80)またはスルホン化ポリアリールフェノールエトキシレート(SOPROPHOR 4D 384)を第2の分散剤と組み合わせて利用することによって、実施例1の組成物を調製して、結晶成長の比較阻害および/または減少を評価した。実施例1の各処理組成物は、0.75重量%のAGNIQUE DFM 111S(消泡剤)、5.00重量%のプロピレングリコール(不凍剤)および0.15重量%のKELZAN S PLUS(1%)を含有していた。
表1および3は、ポリアリールフェノールアルコキシレートを種々のリグニンスルホネート(GREENSPERSE S7、REAX 907またはPOLYFON O)と組み合わせて含む組成物を報告している。表2は、ポリアリールフェノールアルコキシレートをリグニンスルホネートまたはマレイン酸とオレフィンのコポリマー(SOKALAN CP 9)と組み合わせて含む組成物を報告している。表1および2は4日後および14日後のL*の変化率を報告しており、表3は7日後および14日後のL*の変化率を報告している。
Figure 2021518371
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実施例2:実施例1の組成物の粒径および粘度の評価
実施例1の組成物のいくつかを、安定性についても評価した。粒径および動粘度(100秒−1で)を、組成物を54℃の熱に2週間供する(すなわち、「熱老化」)前および後に測定した。結果を表4で以下に報告する。「N/A」は、粒径および/または粘度を熱老化後に測定しなかったこと、または組成物を熱老化に供さなかったことを示す。
粒径は、BECKMAN COULTER LS Particle Size Analyzer(モデルLS 13 320)を使用して測定した。
粘度は、HR−2 Discovery Hybrid Rheometer(TA Instruments、New Castle、Delawareから市販されている)を使用して測定した。
Figure 2021518371
典型的には、熱老化後の粒径の有意な増加および/または粘度の増加は、個々の3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾール粒子が凝集してより大きな粒子を形成し、これが組成物から沈殿し得ることを示し得る。上に示されるように、安定性は、一般に、沈降がなく、組成物のレオロジー特性に有意な変化がないこととして定義される。
表4の結果は、試験した組成物が54℃での熱老化後でさえも許容される商業的安定性を維持したことを実証している。
実施例3:一定のポリアリールフェノールアルコキシレートの第2の分散剤と組み合わせた調製および評価
様々な組み合わせの分散剤ならびに様々な量のポリアリールフェノールアルコキシレートを利用して、実施例1と同様の実験を実施した。組成物を使用して、上記のようにフィルムを形成し、実施例1に記載されるように施用7日後および14日後に結晶成長を評価した。
実施例3の各処理組成物は、0.75重量%のAGNIQUE DFM 111S(消泡剤)および5.00重量%のプロピレングリコール(不凍剤)を含有していた。
各組成物の内容および結果を表5〜7で以下に示す。
Figure 2021518371
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実施例4:一定の分散剤および/または分散剤の組み合わせの調製および評価
種々の分散剤および/または分散剤の組み合わせを利用して、実施例1の手順に従ってさらなる実験を実施した。
実施例4の各処理組成物は、0.75重量%のAGNIQUE DFM 111S(消泡剤)および5.00重量%のプロピレングリコール(不凍剤)を含有していた。
「N/A」の値は、指定された期間にサンプルを評価しなかったことを示すことを意図している。各組成物の内容、組成物形成後の中央粒径、ならびに7日および14日でのL*変化を表8〜13で以下に報告する。
Figure 2021518371
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実施例5:分散剤パッケージの評価
実施例1に示される手順に従って、種々の分散剤パッケージを含む組成物を使用して上記のようにフィルムを形成し、施用7日後および14日後に結晶成長を評価するさらなる実験を実施した。
実施例5の各処理組成物は、5.00重量%のプロピレングリコール(不凍剤)を含有していた。
各組成物の内容ならびに7日および14日でのL*変化を表14〜17で以下に報告する。「N/A」の値は、指定された期間にサンプルを評価しなかったことを示すことを意図している。AGNIQUE NSC 11 NP(BASFから市販されている)はナフタレンスルホネート縮合物であり、AGNIQUE NSC 3 NP(BASFまたはCognisから市販されている)はナフタレンスルホネート縮合物ナトリウム塩である。
Figure 2021518371
Figure 2021518371
Figure 2021518371
Figure 2021518371
本発明またはその1つまたは複数の実施形態の要素を紹介する場合、冠詞「ある(a)」、「ある(an)」、「該(the)」、および「前記(said)」は、1つまたは複数の要素が存在することを意味することを意図している。「含む(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」という用語は、包括的であることを意図しており、列挙された要素以外の追加の要素が存在し得ることを意味する。
上記に照らして、本発明のいくつかの目的が達成され、他の有利な結果が得られることが分かるだろう。
本発明の範囲から逸脱することなく、上記の生成物および方法に種々の変更を加えることができるので、上記の説明および関連する図面に含まれる全ての事項は、例示として解釈されるべきであり、限定する意味で解釈されるべきでないことが意図される。

Claims (38)

  1. ポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩および第2の分散剤を含む分散剤成分を含む連続水相と、
    3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相と
    を含む、水性殺線虫組成物。
  2. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートが、スルホン化またはホスホン酸化ポリアリールフェノールアルコキシレートである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートがトリスチリルフェノールアルコキシレートである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートがポリアリールフェノールエトキシレートである、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートが、アンモニウム、カリウム、ナトリウムまたはトリメチルアミン塩の形態である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記第2の分散剤が、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記第2の分散剤がリグニンスルホネートを含む、請求項6に記載の組成物。
  8. 前記リグニンスルホネートが、リグノスルホン酸ナトリウム、リグノスルホン酸カルシウム、リグノスルホン酸アンモニウム、リグノスルホン酸マグネシウム、リグノスルホン酸カリウム、またはスルホメチル化リグノスルホネートからなる群から選択される、請求項7に記載の組成物。
  9. 前記第2の分散剤がマレイン酸/オレフィンポリマーを含む、請求項6に記載の組成物。
  10. 前記マレイン酸/オレフィンポリマーが、ジイソブテン、アクリル酸およびオレフィンコポリマーからなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。
  11. 前記第2の分散剤がくし型グラフトコポリマーを含む、請求項6に記載の組成物。
  12. 前記くし型グラフトコポリマーがアクリルグラフトコポリマーを含む、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記第2の分散剤がプロピレンオキシドブロックコポリマーを含む、請求項6に記載の組成物。
  14. 前記プロピレンオキシドブロックコポリマーが、エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびアミンベースのブロックコポリマーからなる群から選択される、請求項13に記載の組成物。
  15. 前記分散剤成分が、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される第3の分散剤をさらに含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記第3の分散剤がポリビニルピロリドン(PVP)ポリマーまたはマレイン酸/オレフィンポリマーを含む、請求項15に記載の組成物。
  17. 前記分散剤成分が、組成物の約0.5重量%〜約20重量%、約0.5重量%〜約10重量%、約1重量%〜約9重量%、約1.5重量%〜約8重量%、または約2重量%〜約8重量%を構成する、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 前記第2の分散剤が、組成物の約0.05重量%〜約10重量%、約0.1重量%〜約10重量%、約0.5重量%〜約8重量%、約1重量%〜約5重量%、または約2重量%〜約5重量%を構成する、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. ポリアリールフェノールアルコキシレートと第2の分散剤の比が、重量基準で、約1:5〜約10:1、約1:4〜約9:1、約1:2〜約8:1、約1:1〜約5:1、約2:1〜約5:1、または約2:1〜約3:1である、請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 前記分散固体粒子相が、式Iの化合物またはその塩
    Figure 2021518371
    (式中、Aはフェニル、ピリジル、ピラジル、オキサゾリル、およびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりハロゲン、CF3、CH3、OCF3、OCH3、CN、およびC(H)Oからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよく;Cはチエニル、フラニル、オキサゾリル、およびイソオキサゾリルからなる群から選択され、これらの各々は場合によりF、Cl、CH3およびOCF3からなる群から選択される1つまたは複数の置換基で独立に置換されていてもよい)
    を含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 前記分散固体粒子相が、3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、3−(4−クロロフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、および3−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−5−(フラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、3−(4−ブロモフェニル)−5−(フラン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール、および3−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(チオフェン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾールからなる群から選択される化合物を含む、請求項20に記載の組成物。
  22. 前記分散固体粒子相が3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含む、請求項20に記載の組成物。
  23. 前記分散固体粒子相が、組成物の少なくとも約10重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約20重量%、少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、少なくとも約35重量%、少なくとも約40重量%、少なくとも約45重量%または少なくとも約50重量%を構成する、請求項1から22のいずれか一項に記載の組成物。
  24. 前記分散固体粒子相が3−フェニル−5−(チオフェン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾールを含み、前記分散剤成分が、ホスフェートトリエタノールアミン、トリスチリルフェノールエトキシレート、エトキシル化トリスチリルフェノールホスフェート、ポリアリールフェニルエーテルサルフェート、ナフタレンスルホネート、およびこれらのアンモニウム、カリウム、ナトリウム、またはトリメチルアミン塩からなる群から選択されるポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩を含み、前記第2の分散剤がクラフトリグニン、リグノスルホン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、コポビドン、複合ポリビニルピロリドン(PVP)、およびメチルビニルエーテル/マレイン酸ハーフエステル、メタシン酸とオレフィンのコポリマー、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックコポリマー、および非イオン性アクリルコポリマーからなる群から選択される、請求項1から23のいずれか一項に記載の組成物。
  25. 前記分散固体粒子相の平均粒径が、約0.5μm〜約20μm、約0.5μm〜約10μm、約1μm〜約5μm、約1μm〜約4μm、または約1μm〜約3μm、または約1μm〜約2μmである、請求項1から24のいずれか一項に記載の組成物。
  26. 請求項1から25のいずれか一項に記載の水性殺線虫組成物を調製する方法であって、
    3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相、分散剤成分、および水を混合して水性組成物を形成するステップ
    を含む方法。
  27. 前記水性組成物を湿式粉砕して、減少した粒径を有する粉砕組成物を製造する、請求項26に記載の方法。
  28. 植物の根を線虫による損傷から保護する方法であって、請求項1から25のいずれか一項に記載の水性殺線虫組成物を、植物の根域を囲む土壌に施用するステップを含む方法。
  29. 線虫による損傷から種子および/または前記種子から成長した植物の根を保護する方法であって、請求項1から25のいずれか一項に記載の水性殺線虫組成物で種子を処理するステップを含む方法。
  30. 前記種子がトウモロコシ、大豆、または綿の種子である、請求項29に記載の方法。
  31. 請求項29に記載の方法によって処理された種子。
  32. 種子の表面に付着した殺線虫コーティング組成物であって、ポリアリールフェノールアルコキシレートまたはその塩および第2の分散剤を含む分散剤成分を含む連続水相と、
    3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相と
    を含む組成物。
  33. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートが、スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートまたはその塩、トリスチリルフェノールエトキシレート、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項32に記載の殺線虫コーティング組成物。
  34. 前記スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートがスルホン化トリアリールフェノールエトキシレートである、請求項32に記載の殺線虫コーティング組成物。
  35. 前記スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートがアンモニウム塩の形態である、請求項33または34に記載の殺線虫コーティング組成物。
  36. 前記ポリアリールフェノールアルコキシレートがトリスチリルフェノールエトキシレートである、請求項33に記載の殺線虫コーティング組成物。
  37. 前記第2の分散剤が、リグニンスルホネート、ポリビニルピロリドン(PVP)ポリマー、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマー、マレイン酸/オレフィンポリマー、くし型グラフトコポリマー、プロピレンオキシドブロックコポリマー、これらの塩、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項32から36のいずれか一項に記載の殺線虫コーティング組成物。
  38. スルホン化ポリアリールフェノールエトキシレートまたはその塩、およびポリビニルピロリドン/酢酸ビニル(PVP/VA)コポリマーを含む第2の分散剤を含む分散剤成分を含む連続水相と、
    3,5−二置換−1,2,4−オキサジアゾールまたはその塩を含む分散固体粒子相と
    を含む、水性殺線虫組成物。
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