JP2021517222A - エボリュート歯部を備える1つ歯の遊星歯車を有する遊星歯車伝動機構 - Google Patents

エボリュート歯部を備える1つ歯の遊星歯車を有する遊星歯車伝動機構 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、遊星歯車伝動機構に関し、この遊星歯車伝動機構が、1つの歯を有する太陽歯車2a、cと、リング歯車1a、cと、遊星歯車8a、cと、遊星歯車担持体4a、cとを備え、この遊星歯車担持体に、前記遊星歯車8a、cが回転可能に配設されており、その際、前記太陽歯車2a、c、前記遊星歯車8a、c、および、前記リング歯車1a、cが、エボリュート歯部を有している。それに加えて、本発明は、複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリに関する。高い耐負荷能力を同様に高い変速比の際にも可能にする、冒頭に記載された様式の遊星歯車伝動機構を提供するために、提案された循環する3つの遊星歯車が、固定式のリング歯車内において設けられており、その際、遊星歯車が、伝動機構の個々の歯車の所定の転移係数と歯末のたけ係数とに基づいて、同様に高いi=24:1の変速比の際にも互いに突き当たらない。

Description

本発明は、遊星歯車伝動機構に関し、この遊星歯車伝動機構が、太陽歯車と、リング歯車と、遊星歯車と、遊星歯車担持体とを備え、この遊星歯車担持体に、前記遊星歯車が回転可能に配設されており、その際、前記太陽歯車、前記遊星歯車、および、前記リング歯車が、エボリュート歯部(Evoloidverzahnung)を有している。
それに加えて、本発明は、複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリに関する。
遊星歯車伝動機構は、他の伝動機構に比べて多数の利点:即ち、
− コンパクトで高負荷可能な構造様式、
− 複数の歯の同時の担持、
− 1つの段内における比較的に高い変速比、および、
− 複数の遊星歯車伝動機構の相前後しての接続による複数段式のアセンブリ、
を有している。
特許文献1から、高い変速比を有する冒頭に記載された様式の遊星歯車伝動機構が公知であり、この遊星歯車伝動機構は、2つの遊星歯車と、1つの歯または2つの歯を有する1つの太陽歯車を有しており、その際、太陽歯車、遊星歯車、および、リング歯車が、エボリュート歯部を有している。
遊星歯車は、この伝動機構においてフレーム固定式(gestellfest)であり、従動が、リング歯車を介して行われる。変速比は、i=20:1の値である。
この特許文献1から公知の、高い変速比を有する遊星歯車伝動機構の欠点は、3つの遊星歯車を有する遊星歯車伝動機構の広く普及させられ且つ有利な構成に比べての、より低い耐負荷能力にある。
3つの遊星歯車を有する遊星歯車伝動機構は、更なる利点、特に、
− より大きな数の遊星歯車に対する、負荷のより良好な分配、
− 同じ側の三角形の角点において位置する、遊星歯車の軸線を介しての、遊星歯車担持体内への均等な力伝達、並びに、
− 遊星歯車から作用する力による、リング歯車に対する太陽歯車の調心、
を有している。
3つの遊星歯車を有する、特許文献1から公知の遊星歯車伝動機構の設備は、ほぼi=12:1の変速比から、遊星歯車が互いに突き当たり、且つ、衝突することによって不成功に終わる。
国際出願公開第2008/079011 A1号パンフレット
この公知技術を出発点として、本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載された様式の、エボリュート歯部を有する遊星歯車伝動機構を提供することであり、この遊星歯車伝動機構が、高い耐負荷能力を、同様に高い変速比i、特に同様にi=24:1の変速比iの際にも可能にする。
この課題は、エボリュート歯部を有する遊星歯車伝動機構に、循環する3つの遊星歯車を設備すること、これら遊星歯車が、同様に高い変速比の際にも互いに突き当たらないことの思想を基礎としている。細部においては、この課題は、請求項1の特徴を有する遊星歯車伝動機構によって解決される。
ただ1つの歯を有する太陽歯車は、高い可能な変速比のために寄与する。
遊星歯車直径を低減するために、本発明に従い、遊星歯車の強度な歯先短縮(Kopfkuerzung)、および、付加的に、負の転移量(Profilverschiebung)が提案される。それぞれの遊星歯車の負の転移係数(Profilverschiebungsfaktor)xは、−0.2から−0.4までの範囲内にある。遊星歯車の歯末のたけ係数(Kopfhoehenfaktor)haPは、0.5から0.7までの範囲内にある。
同時に、太陽歯車は、大きな正の転移量と歯先短縮を備え、従って、この太陽歯車の直径が、より大きくなる。太陽歯車の正の転移係数xは、1.4から1.6までの範囲内にある。この太陽歯車の歯末のたけ係数haPは、0.1から0.2までの範囲内にある。遊星歯車の歯数は、この太陽歯車の転移量と歯先短縮に基づいて、11個の歯まで増大され得る。
固定式(gestellfeste)の、内側に歯付けされたリング歯車は、負の転移量を備え、このことによって、歯部の利用される部分が、外方へと位置がずれる。リング歯車の負の転移係数xは、−0.8から−1.0までの範囲内にある。このリング歯車の歯末のたけ係数haPは、1.3から1.5までの範囲内にある。
慣用される歯車の歯形基準ラックは、DIN867において規格化されている。
本発明に従う遊星歯車伝動機構は、極めて小さな構造空間において、極めて高い従動トルクを伝達可能である。本発明に従う遊星歯車伝動機構は、例えば、約65mmの直径と1.75mmのモジュールとを有している。
変速比i=24:1、および、94%の効率の際に、遊星歯車伝動機構内における回転トルクは、倍率22.56だけ増大される。この倍率は、公知の遊星歯車伝動機構によって、達成可能ではない。
それぞれの遊星歯車は、第1の接触点の軌跡(Eingriffstrecke)にわたってリング歯車と噛み合い、且つ、第2の接触点の軌跡にわたって太陽歯車と噛み合っている。この第1の接触点の軌跡の有効圧力角(Betriebseingriffswinkel)が、この第2の接触点の軌跡の有効圧力角と一致する場合、遊星歯車伝動機構の効率が、駆動が太陽歯車を介してまたは遊星歯車担持体(ウェブ)を介して行われるかどうかに依存せずに一致することは達成される。
一致する有効圧力角は、転移量の合計の対称的な形状によって達成され、即ち、太陽歯車と遊星歯車のための転移量の合計が、値的に、遊星歯車とリング歯車の転移量の合計に相応する。
遊星歯車伝動機構の歯の噛み合いパラメータのこの選択によって、そのことが遊星歯車の内の1つの遊星歯車に関する図9内において図示されているように、リング歯車と遊星歯車との噛み合う歯の係合はピッチ点(Waelzpunkt)の後ろに、および、太陽歯車と遊星歯車との噛み合う歯の係合がピッチ点の手前に位置する。
太陽歯車による遊星歯車伝動機構の駆動の際に、ピッチ点の手前に位置する係合は、遊星歯車の回転を、漸進的な(当接する)摩擦によって容易にし、および、リング歯車において係合の後ろに位置するピッチ点が、リング歯車における遊星歯車の走出を、逓減的な(牽引する)摩擦によって容易にする。
遊星歯車担持体(ウェブ)における駆動の際に、ピッチ点の手前に位置する係合は、太陽歯車の回転を、漸進的な(当接する)摩擦によって容易にし、および、リング歯車において係合の後ろに位置するピッチ点が、リング歯車における遊星歯車の走出を、逓減的な(牽引する)摩擦によって容易にする。
本発明に従う遊星歯車伝動機構の駆動は、通常、太陽歯車を介して行われ、且つ、従動が、遊星歯車担持体を介して行われる。従動からの逆回転は、しかしながら、容易に可能であり、このことは、例えばモーター式に遊星歯車伝動機構を介して駆動される車体跳ね上げ蓋およびドアのための、特に自動車構造内における使用のために意義があり得る。
半径方向における少ない所要スペースのために、遊星歯車は、有利には、ニードルベアリングを用いて、遊星歯車担持体に回転可能に軸受けされている。太陽歯車は、精密工学から公知の低摩擦のトウ式スラスト軸受(Spitzenlager)を備え、このトウ式スラスト軸受が、従動側からの遊星歯車伝動機構の逆回転を、仮に複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ内における極めて高い変速比の際にも、許容する。
太陽歯車、遊星歯車、および、リング歯車のエボリュート歯部のねじれ角(Schraegungswinkel)は、30°から40°までの範囲内にある。このねじれ角から、高い約2の正面噛み合い率(Profilueberdeckung)が結果として生じ、この正面噛み合い率が良好な伝動機構の走行特性を生起する。
本発明に従う遊星歯車伝動機構の変速比は、
i=(zリング歯車/z太陽歯車)+1
その際、i=変速比
z=歯数
から与えられる。
遊星歯車伝動機構の標準変速比i=24:1のために、遊星歯車の歯数zはz=11であり、且つ、リング歯車の歯数zがz=23である。そのような遊星歯車伝動機構は、良好な潤滑および適当な材料の使用の際に、94%以上の効率を有する。
i=24:1の2つの遊星歯車伝動機構を備える、2段式の伝動機構アセンブリは、576:1の全変速比において、更に、88%以上の効率を有する。i=24:1の3つの遊星歯車伝動機構を備える、3段式の伝動機構アセンブリは、13824:1の全変速比において、更に、83%以上の効率を有する。
遊星歯車伝動機構の変速比i=6:1のために、遊星歯車の歯数zは、z=2の値であり、且つ、リング歯車の歯数zが、z=5の値である。変速比i=6:1を有する遊星歯車伝動機構は、最も低い変速比を有し、この変速比が、z=1を有する太陽歯車と、3つの遊星歯車の均等な配設によって実現可能である。
変速比i=6:1を有する遊星歯車伝動機構は、モジュールにおいて、5.5mmまで拡大され得る。このことによって、伝動機構の負荷能力は増大する。
この最も低い変速比i=6:1と、標準変速比i=24:1との間で、変速比i=12:1を有する遊星歯車伝動機構は実現され得、その際、遊星歯車の歯数が、z=5の値であり、且つ、リング歯車の歯数が、z=11の値であり、または、変速比i=18:1を有する遊星歯車伝動機構が実現され得、その際、遊星歯車の歯数が、z=8の値であり、且つ、リング歯車の歯数が、z=17の値である。
寸法、特に遊星歯車伝動機構の接続寸法は、選択された変速比に依存せずに、有利には一致する。このことは、複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリを、同じ及び/または異なる変速比を有する遊星歯車伝動機構から、モジュール的に組み立てることを許容する。
少なくとも第1の段の遊星歯車が、鋼から成るのではなく、プラスチックから成る限りは、このことは、伝動機構の騒音の発生を低減する。残りの歯車は、鋼から成っている。
太陽歯車の駆動は、それぞれの遊星歯車伝動機構内において1つの駆動軸を介して行われ、その際、遊星歯車伝動機構アセンブリの異なる段の全ての駆動軸が、互いに一直線に並んでいる。
個々の段の間の回転トルク伝達は、オルダムカップリングを介して行われ、その際、1つのさね部(Feder、凸部)が第1の連結部材において、および、1つのさね部が第2の連結部材において配設されており、これらさね部が、カップリングディスクの、交差するはぎ部(Nut、凹部)内へと係合する。有利には、これら両方のさね部の内の1つのさね部は、太陽歯車の駆動軸の端面に、および、1つのさね部が先行する段の遊星歯車担持体に配設されている。
ドイツ語使用圏内において交差スリットカップリング(Kreuzschlitzkupplung)とも称される、オルダムカップリングは、切替不能な、回転固定された状態のカップリングであり、このカップリングが、第2の平行な軸の半径方向位置ずれを補整可能である。
1つの遊星歯車伝動機構、または、選択的に前記の変速比i=6:1、12:1、18:1、24:1を有する、本発明に従う3つまでの遊星歯車伝動機構を備える複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリによって、6つの等級を有する算術的な一連の数字(Zahlenreihe)に従い、ほぼ、i=6:1からi=13848:1までの全変速比が実現可能である。
それぞれにi=24:1の変速比を有する2つの段を備える、即ちi=576:1の全変速比を有する遊星歯車伝動機構アセンブリでもっての試験は、比較的に容易に、駆動側において通電されていない駆動モーターと共に、従動側から逆回転され得た。
以下で、図に基づいて本発明を詳細に説明する。
変速比i=24:1を有する、本発明に従う遊星歯車伝動機構の分解図である。 2段式の遊星歯車伝動機構アセンブリの縦断面図である。 図1に従う、遊星歯車伝動機構の縦断面図である。 変速比i=6:1を有する、本発明に従う遊星歯車伝動機構の、更に別の実施例の分解図である。 図4による遊星歯車伝動機構の、リング歯車、遊星歯車、並びに、太陽歯車の図である。 図1による遊星歯車伝動機構の、リング歯車の図である。 図1に従う遊星歯車伝動機構のための、プラスチックから成る遊星歯車の図である。 駆動軸を有する、本発明に従う伝動機構のための太陽歯車の図である。 本発明に従う遊星歯車伝動機構の、一方では、遊星歯車と太陽歯車との間の、他方では、遊星歯車と太陽歯車との間の、有効圧力角の具体的な説明のための図である。
図1による遊星歯車伝動機構は、1つの太陽歯車(2a)と、固定式の1つのリング歯車(1a)と、3つの遊星歯車(8a)とを備えている。リング歯車(1a)は、詳細において図6内において、遊星歯車(8a)が、詳細において図7内において、および、太陽歯車(2a)が詳細において図8内において図示されている。
ただ1つの歯を有する太陽歯車(2a)は、回転不能に駆動軸に配設されており、且つ、それぞれに11個の歯を有する3つの遊星歯車(8a)と噛み合っている。図示された実施例において、これら遊星歯車(8a)は、騒音の減少のために、プラスチックから製造されている。
それぞれの遊星歯車(8a)は、軸受(9a)を介して、シリンダーピン(11a)を中心として、回転可能に軸受けされている。これらシリンダーピンは、遊星歯車担持体(4a)の、互いに平行な間隔をおいて配設された2つの遊星歯車担持体円板(5a、6a)の間で延在している。両側で、遊星歯車(8a)を越えて突出しているシリンダーピン(11a)は、これら遊星歯車担持体円板(5a、6a)内における互いに一直線に並ぶ収容開口部内へと係合している。
遊星歯車担持体(4a)の両方の遊星歯車担持体円板(5a、6a)は、更に、中空支持部材(3a)によって間隔をおいて保持される。これら中空支持部材(3a)は、中空円筒形であり、且つ、両側で、ねじ(12a)の収容のための雌ねじを有している。
遊星歯車担持体のこれら遊星歯車担持体円板(5a、6a)内における、相応する穿孔を通して、これらねじ(12a)は、これら遊星歯車担持体円板を貫いて中空支持部材(3a)の雌ねじ内へと係合している。
駆動側の遊星歯車担持体円板(6a)は、軸受スリーブ(13a)の収容のための中央の穿孔を有しており、この軸受スリーブが、太陽歯車(2a)の駆動軸を、回転可能に、下側のこの遊星歯車担持体円板(6a)内において軸受けしている。
遊星歯車伝動機構の駆動は、そのカップリングディスクの向かい合って位置する側面上で交差する2つのはぎ部を有する、該カップリングディスク(7a)を備える、オルダムカップリングを介して行われる。
太陽歯車(2a)の駆動軸において、端面側にさね部が成形されており、このさね部が、カップリングディスク(7a)の表面に装入されたはぎ部内へと係合する。カップリングディスクの向かい合って位置するはぎ部内へと、同様に端面側に成形されたさね部を有する、図1内において図示されていないモーター(1b)の駆動軸が係合する(図2を参照)。
遊星歯車担持体(4a)は、固定式の1つのリング歯車(1a)内において、回転可能に支承されている。
寸法および接続寸法が一致する複数の遊星歯車伝動機構を、複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ内において互いに機械的に接続するために、このリング歯車(1a)の外側シェルに、120°毎に周囲にわたって互いに位置ずれされて配設された、3つの保持部が配設されており、これら保持部は、それぞれにねじの収容のための貫通部を有している。これら保持部内における貫通部は、遊星歯車伝動機構の長手方向に、並びに、それぞれの遊星歯車伝動機構の、1つの平面内において位置する歯車の回転軸線に対して平行に、延在している。
図2は、2段式の遊星歯車伝動機構アセンブリを示しており、この2段式の遊星歯車伝動機構アセンブリが、図1に従う2つの遊星歯車伝動機構から、以下のように組み立てられている:
電気モーター(1b)は、モーターアダプター(3b)を介して、端面側で、第1の遊星歯車段(5b)と接続されている。
モーターアダプター(3b)は、同様に、それぞれに120°毎に互いに位置ずれされた保持部を有しており、これら保持部が、ねじのためのそれぞれに1つの貫通部を有している。モーターアダプター(3b)の3つの保持部内におけるこれら貫通部は、リング歯車(1a)の保持部内における貫通部と一直線に並んでいる。
第1の遊星歯車段(5b)の後ろに、アダプター(4b)が位置しており、このアダプターは、第1の遊星歯車段(5b)と第2の遊星歯車段(5b)との間に配設されている。第1の段の遊星歯車伝動機構の従動部を、第2の段内における遊星歯車伝動機構の駆動部と連結するために、このアダプター(4b)を用いて、これら段の間の必要な空間が提供される。この連結は、カップリングディスク(7a)を備えるオルダムカップリングを介して行われる。
このカップリングディスク(7a)は、モーター(1b)を第1の段の太陽歯車(2a)の駆動軸と連結するカップリングディスク(7a)と一致する。
第1の段内における遊星歯車伝動機構の、従動側の遊星歯車担持体円板(5a)(図1を参照)は、この遊星歯車担持体円板の外方へと指向する表面において、さね部を有しており、このさね部が、カップリングディスク(7a)の両方のはぎ部の内の1つのはぎ部内へと係合する。
カップリングディスク(7a)の向かい合っている側に埋め込まれたはぎ部内へと、駆動軸に端面側で成形された、第2の段の太陽歯車(2a)の駆動軸のさね部が係合する。
第2の段の駆動軸の、端面側で成形されたさね部は、第1の段の駆動軸の、端面側で成形されたさね部と幾何学的に一致する。第2の段内における遊星歯車伝動機構の従動側の遊星歯車担持体円板は、この従動側の遊星歯車担持体円板の、外方へと指向する表面において、第1の伝動機構段のさね部と幾何学的に一致するさね部を有している。
全ての遊星歯車段の、有利には幾何学的に完全に一致する駆動部および従動部と、保持部をも含めての、幾何学的に一致する、固定式のハウジング(太陽歯車)とに基づいて、本発明に従い、同じ及び/または異なる変速比を有する複数の遊星歯車伝動機構は、図2による複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ内において、相前後して接続可能である。
第2の遊星歯車段(5b)の出力側において、閉鎖蓋が位置しており、この閉鎖蓋の周囲に配設された保持部(6b)は、両方の遊星歯車段(5b)のリング歯車における保持部、モーターアダプター(3b)における保持部、および、これら両方の遊星歯車段の間に配設された、アダプター(4b)における保持部と対応している。
ねじ(9b)を収容するために、対応しているそれぞれに3つの保持部内における貫通部は、互いに一直線に並んでいる。
閉鎖蓋は、中央に貫通部を有しており、この貫通部を通って、従動連行体(7b)が延在しており、この従動連行体が、従動側で、第2の段の遊星歯車担持体において、ねじ(11b)を用いて固定されている。従動側の遊星歯車担持体円板(5a)におけるさね部が、従動連行体(7b)内におけるはぎ部内へと係合するというやり方で、遊星歯車伝動機構アセンブリの従動トルクは、従動連行体(7b)へと伝達される。
モータ、両方の遊星歯車段、並びに、これらの間に配設されたアダプター、および、遊星歯車伝動機構アセンブリの閉鎖蓋は、3つのねじ(9b)によって接続されている。これら3つのねじ(9b)は、閉鎖蓋を出発点として、保持部(6b)内における、互いに一直線に並んでいる貫通部を貫通し、且つ、向かい合って位置するモーターアダプター(3b)において、ナット(10b)によって固定されている。
図3は、図1に相応する、遊星歯車伝動機構の断面図を示している。同じ構造部材は、同じ数字を備えているが、しかしながら異なる文字を備えている。
特に、この断面図から、太陽歯車(2c)の駆動軸の軸受けが認識可能である。
駆動側で、この駆動軸は、遊星歯車担持体(4c)の遊星歯車担持体円板(6c)内における軸受スリーブ(13c)を用いて軸受けされている。従動側で、この駆動軸は、従動側の遊星歯車担持体円板(5c)内におけるトウ式スラスト軸受(10c)内において軸受けされている。
図4は、図5との関連において、変速比i=6:1を有する、本発明に従う遊星歯車伝動機構の分解図を示している。図1による実施例においてと一致する構造部材は、一致する数字によって、しかしながら、相違する文字によって識別表示されている。
太陽歯車(2d)は、駆動軸の上に装着し、この駆動軸の駆動側の部分が、駆動側の遊星歯車担持体円板(6d)を貫いて延在し、且つ、例えば図示されていないモーターと、回転不能に接続されている。従動側の、太陽歯車(2d)を越えて突出している軸部分は、従動側の遊星歯車担持体円板(5d)の中央の穿孔内において、回転可能に軸受けされている。
遊星歯車は、同様に、それぞれに遊星歯車の両側で軸切頭を有しており、これら軸切頭が、駆動側の遊星歯車担持体円板(6d)および従動側の遊星歯車担持体円板(5d)内における相応する軸受け内において収容されている。リング歯車(1d)は、内歯の両方の端面において、周囲に延在するウェブを有しており、このウェブの上で、従動側の遊星歯車担持体円板(5d)もしくは駆動側の遊星歯車担持体円板(6d)が、回転可能に支承されている。
遊星歯車伝動機構の軸線方向において、これら遊星歯車担持体円板(5d、6d)は、それぞれに、両方の、周囲に延在するウェブの内の1つのウェブと、蓋(14d、15d)との間で保持される。固定式のリング歯車(1d)における、これら両方の蓋(14d、15d)の固定は、このリング歯車の外側のシェルにおいて固定された保持部を介して行われ、この保持部の貫通部が、両方の蓋(14d、15d)の保持部における貫通部と一直線に並んでいる。これら貫通部は、図4内において図示されていないねじの収容のために利用され、これらねじが、両方の蓋を、リング歯車と接続する。
従動は、例えば、回転不能に遊星歯車担持体円板(5d)内における中央の穿孔内に装入されたピンによって行われ得る。
本発明に従う、最適に歯付けされた遊星歯車伝動機構は、太陽歯車のために、+1.52の正の転移係数を、遊星歯車のために、−0.32の負の転移係数を、リング歯車のために、−0.88の負の転移係数を、並びに、太陽歯車のために、0.165haPの歯末のたけ係数を、および、遊星歯車のために、0.672haPの歯末のたけ係数を、リング歯車のために、1.391haPの歯末のたけ係数を有している。
全歯車のエボリュート歯部のねじれ角は、約36°の値である。
1a リング歯車
2a 太陽歯車
3a 中空支持部材
4a 遊星歯車担持体
5a 遊星歯車担持体円板
6a 遊星歯車担持体円板
7a カップリングディスク
8a 遊星歯車
9a 軸受、遊星歯車
10a 軸受
11a シリンダーピン
12a ねじ
13a 軸受スリーブ
1b モーター
2b オルダムカップリング
3b モーターアダプター
4b アダプター
5b 遊星歯車段
6b 保持部、アダプター
7b 従動連行体
9b ねじ
10b ナット
11b ねじ
1c リング歯車
2c 太陽歯車
3c 中空支持部材
4c 遊星歯車担持体
5c 遊星歯車担持体円板
6c 遊星歯車担持体円板
7c カップリングディスク
8c 遊星歯車
9c 軸受、遊星歯車
10c トウ式スラスト軸受、太陽歯車
11c シリンダーピン
12c ねじ
13c 軸受スリーブ
1d リング歯車
2d 太陽歯車
5d 遊星歯車担持体円板
6d 遊星歯車担持体円板
9d 遊星歯車
14d 蓋
15d 蓋

Claims (13)

  1. 遊星歯車伝動機構であって、この遊星歯車伝動機構が、
    − 太陽歯車(2a、c)と、
    − リング歯車(1a、c)と、
    − 遊星歯車(8a、c)と、
    − 遊星歯車担持体(4a、c)とを備え、この遊星歯車担持体に、前記遊星歯車(8a、c)が回転可能に配設されており、
    − その際、前記太陽歯車(2a、c)、前記遊星歯車(8a、c)、および、前記リング歯車(1a、c)が、エボリュート歯部を有する、
    様式の上記遊星歯車伝動機構において、
    − 前記遊星歯車伝動機構が、3つの前記遊星歯車(8a、c)を有し、
    − 前記リング歯車(1a、c)が、固定式であり、
    − 前記太陽歯車(2a、c)の歯の数zが、z=1であり、
    − 前記太陽歯車(2a、c)の正の転移係数xが、1.4から1.6までの範囲内にあり、
    − それぞれの前記遊星歯車(8a、c)の負の転移係数xが、−0.2から−0.4までの範囲内にあり、
    − 前記リング歯車(1a、c)の負の転移係数xが、−0.8から−1.0までの範囲内にあり、
    − 前記太陽歯車(2a、c)の歯末のたけ係数haPが、0.1から0.2までの範囲内にあり、
    − 前記遊星歯車(8a、c)の歯末のたけ係数haPが、0.5から0.7までの範囲内にあり、
    − 前記リング歯車(1a、c)の歯末のたけ係数haPが、1.3から1.5までの範囲内にある、
    ことを特徴とする遊星歯車伝動機構。
  2. − 前記遊星歯車(8a、c)が、第1の接触点の軌跡にわたって前記リング歯車(1a、c)と噛み合い、且つ、第2の接触点の軌跡にわたって前記太陽歯車(2a、c)と噛み合い、および、
    − この第1の接触点の軌跡の有効圧力角が、この第2の接触点の軌跡の有効圧力角と一致する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車伝動機構。
  3. 前記遊星歯車(8c)は、ニードルベアリング(9c)を用いて、前記遊星歯車担持体(4a)に回転可能に軸受けされていることを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車伝動機構。
  4. 前記太陽歯車(2a、c)、前記遊星歯車(8a、c)、および、前記リング歯車(1a、c)のエボリュート歯部のねじれ角は一致しており、且つ、30°から40°までの範囲内にあることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の遊星歯車伝動機構。
  5. 前記遊星歯車伝動機構の変速比iは、i=6:1であり、
    その際、前記遊星歯車の歯の数zが、z=2の値であり、且つ、前記リング歯車(1d)の歯の数zが、z=5の値である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊星歯車伝動機構。
  6. 前記遊星歯車伝動機構の変速比iは、i=12:1であり、
    その際、前記遊星歯車の歯の数zが、z=5の値であり、且つ、前記リング歯車の歯の数zが、z=11の値である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊星歯車伝動機構。
  7. 前記遊星歯車伝動機構の変速比iは、i=18:1であり、
    その際、前記遊星歯車の歯の数zが、z=8の値であり、且つ、前記リング歯車の歯の数zが、z=17の値である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊星歯車伝動機構。
  8. 前記遊星歯車伝動機構の変速比iは、i=24:1であり、
    その際、前記遊星歯車の歯の数zが、z=11の値であり、且つ、前記リング歯車の歯の数zが、z=23の値である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊星歯車伝動機構。
  9. 請求項1から8による、少なくとも2つの遊星歯車伝動機構を備えることを特徴とする複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ。
  10. それぞれの前記遊星歯車伝動機構の駆動は、前記太陽歯車(2a、c)を介して、および、従動が、前記遊星歯車担持体(4a、c)を介して行われることを特徴とする請求項9に記載の複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ。
  11. 前記太陽歯車(2a、c)の駆動は、それぞれの前記遊星歯車伝動機構内において1つの駆動軸を介して行われ、且つ、全ての駆動軸が互いに一直線に並んでいることを特徴とする請求項10に記載の複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ。
  12. 前記遊星歯車伝動機構は、オルダムカップリング(2b)を介して、互いに接続されていることを特徴とする請求項11に記載の複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ。
  13. − それぞれの前記遊星歯車伝動機構において、前記太陽歯車の駆動軸に、端面側で回転不能に1つのさね部が配設され、および、前記遊星歯車担持体の従動側面に、1つのさね部が回転不能に配設されており、
    − 前記オルダムカップリング(2b)が、そのカップリングディスク(7a、c)の向かい合って位置する側面上で交差する2つのはぎ部を有する、該カップリングディスク(7a、c)を備えており、
    − その際、これら交差するはぎ部内へと、互いに連結されるべき遊星歯車伝動機構の、1つの駆動軸の前記さね部と、1つの遊星歯車担持体(4a、4c)の前記さね部とが係合する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の複数段式の遊星歯車伝動機構アセンブリ。
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