JP2021515524A - 分割された巻線を有する回転電気機械 - Google Patents

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Abstract

本発明は、主に、偶数対の極Npを有するロータと、スロットが設けられた本体と、ステータ本体内のスロットに挿入された三相巻線(14)と、を備えるステータ(10)と、を備える自動車両用の回転電気機械に関する。三相巻線(14)は、少なくとも3つのブリッジアームの第1セット(21.1)に関連付けられる、相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第1グループ(G1)、および相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第2グループ(G2)と、少なくとも3つのブリッジアームの第2セット(21.1)に関連付けられる、相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第3グループ(G3)、および相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第4グループ(G4)と、を備える。

Description

本発明は、回転電気機械に関する。本発明は、低電圧電気機械において、すなわち、60Vより低い電圧で動作する電気機械において特に有利な用途を有する。電気機械は、特にハイブリッドタイプの自動車両において使用されるように設計されている。
既知の態様において、回転電気機械は、ステータと、シャフトと一体のロータと、を備えている。ロータは、駆動および/または従動シャフトと一体であり得るとともに、オルタネータ、電気モータ、または両モードで動作可能な可逆機械の形態にある回転電気機械に属し得る。
ロータは、適切な固定システムによって一連の形態で保持された金属板シートの積層体により形成される本体を備えている。ロータは、例えば本体に設けられたキャビティに収容された永久磁石により形成される極を備えている。
ステータは、シャフトを回転させるように構成されたハウジングにローラーベアリングによって取り付けられている。ステータは、ノッチを規定する複数の歯が設けられた本体と、ステータのノッチに挿入された巻線と、を備えている。巻線は、例えばエナメルで被覆された連続ワイヤから、または溶接によって互いに接続されたピンの形状の導電性要素から得ることができる。あるいは、機械の相は、ステータの歯にそれぞれ巻かれた個々のコイルから形成される。
回転電気機械を確実に制御するように、機関コンピュータと相互作用する制御モジュールが、機械の異なる相に接続されたブリッジアームの内部への電流の流れを制御する。これらのブリッジアームは、一般にMOSトランジスタの形状にある整流素子を組み込んでいる。ブリッジアームは、特にステータの温度、ロータの位置および速度、ならびに機関コンピュータにより提供される熱機関の動作パラメータにしたがって制御される。ブリッジアームは、インバータモードにおいて、または電圧整流器モードにおいて動作可能である。
従来、自動車両のバッテリから供給される低圧電気機械の電力は、およそ15kWから30kWである。この電力を増加させるため、機械を通流する電流の強度の増加に耐え得るようにブリッジアームのサイズを変更することが知られている。しかしながら、このようにすると、特定のモジュールの開発に関するコストの問題、ならびにモジュールのサイズが大きいことを理由とする電子ブロックの統合の問題が生じる。
本発明の目的は、以下の自動車両用の回転電気機械を提案することにより、これらの欠点を効率的に解消することである。自動車両用の回転電気機械は、
−偶数対の極を有するロータと、
−ノッチが設けられた本体と、前記ステータ本体の前記ノッチに挿入された三相巻線と、を備えたステータと、を備え、
前記三相巻線は、
−少なくとも3つのブリッジアームの第1アセンブリに関連付けられる、相の部分の少なくとも1つの第1グループ、および相の部分の少なくとも1つの第2グループと、
−少なくとも3つのブリッジアームの第2アセンブリに関連付けられる、相の部分の少なくとも1つの第3グループ、および相の部分の少なくとも1つの第4グループと、を備える、ことを特徴とする。
単一のインバータに代えて2つのインバータを使用することにより、および巻線を相の部分の複数のグループに分割することにより、本発明は、標準的なブリッジアームの使用を可能とすることでシステムの統合を容易にすることができる。さらに、これにより、電気機械の製造と保守が容易になる。また、本発明は、存在する高調波が少ないため、ロータの構成を変更する必要なく、磁気損失および音響ノイズを制限しつつ、電気機械のトルクの波を最小にする。また、本発明は、コンパクトな電気機械を提供することができる。
一実施形態によれば、相の部分の各グループは、異なる相に属する2つの導体を少なくとも単一のノッチ内に備える。
一実施形態によれば、相の部分の各グループは、少なくとも2つの隣接するノッチ内に単一の相に属する少なくとも2つの導体を備える。
一実施形態によれば、極毎および相毎のノッチの個数は、厳密に1より大きく、かつ、3以下である。
一実施形態によれば、極毎および相毎のノッチの個数は、2.5に等しい。
一実施形態によれば、前記ステータの周囲に、ブリッジアームの前記第1アセンブリの相の部分のグループと、ブリッジアームの前記第2アセンブリの相の部分のグループとが交互に存在する。
一実施形態によれば、三相ステータが、相の部分の4つのグループを備える場合、ブリッジアームの単一のアセンブリに関連付けられた相の部分の前記グループは、互いに直径方向に反対側にある。
一実施形態によれば、前記ロータは、4、6、8、10または12のうちから選択される数の対の極を備える。
一実施形態によれば、前記巻線は、実質的に矩形状の断面を備えるピンを有するタイプである。「実質的に」とは、ステータのノッチへの挿入時にワイヤが損傷しないように、矩形が丸みを帯びた角部を有し得ることを意味する。
一実施形態によれば、前記ロータは、永久磁石を有するロータ、巻線ロータ、または混合ロータである。
一実施形態によれば、前記回転電気機械は、60Vより低い動作電圧を有する。
本発明は、以下の説明を読み、これに添付された図面を精査することでより良く理解されるであろう。これらの図面は、単に例示として提供されるものであり、本発明を限定するものでは全くない。
図1は、本発明による回転電気機械に使用されるステータの4分の1の部分斜視図を示す。 図2は、本発明による分割された三相巻線の相の部分の種々のグループの概略図である。 図3は、本発明による巻線の相の部分の種々のグループと、対応するブリッジアームの2つのアセンブリとの接続の概略図である。 図4aは、標準的な集中タイプの巻線で得られた高調波のレベルのグラフ図である。 図4bは、本発明による分割された三相巻線で得られた高調波のレベルのグラフ図である。 図5は、本発明による回転電気機械で得られたトルクの波のグラフ図である。 図6は、ブリッジアームの2つの別個のアセンブリに関連付けられた、相の部分のグループの、ステータの周囲における配置を示す。 図7は、本発明による回転電気機械の縦断面図である。
同一、類似または相似の要素には、図面を通して同じ参照符号を付す。
図1は、本発明による回転電気機械の巻線ステータ10の一部分を示す。ステータ10は、図7に示すロータ11を、ロータ11の外周とステータ10の内周との間にエアギャップが存在した状態で取り囲むように設計されている。ロータ11は、偶数対の極を備えている。極の数は、有利には、4、6、8、10または12のうちから選択される。
ステータ10は、ボールベアリングおよび/またはニードルベアリングを介してロータ11のシャフトを回転させるように構成されたハウジング(図示せず)に固定されるように設計されている。有利には、回転電気機械は同期タイプであり、25kWから30kWの出力を有する。
より具体的には、ステータ10は、本体13と、本体13のノッチEiの内部に挿入された、特に三相である多相巻線14と、を備えている。ステータ本体13は、リベット15等の適切な固定システムによって一体に保持された平坦な金属板の軸方向積層体からなる。ステータ本体13は、ヨーク17の内周の周囲に角度的に規則的に分散配置された歯16を備えている。これらの歯16がノッチEi(iは整数)を画定することにより、各ノッチEiは2つの連続する歯16によって画定されている。ノッチEiは、ステータ本体13の軸方向端面に軸方向に開放している。同様にノッチEiは、ステータ本体13の内部に向かって径方向に開放している。ステータ10は、歯16の自由端部側に歯根18を設けられ得る。各歯根18は、対応する歯16の両側において周方向に延びている。
図示された例において、巻線14は、全体として「U」字形状のピンにより構成された導体20から作製されている。一般に、導体20の軸方向分岐部がノッチEiの内部に挿入される。ノッチEiの内部における分岐部の軸方向積層体は、導体20の外層および導体20の内層を備えている。換言すれば、ステータ10は、ノッチEi毎に2つの導体20を備えている。導体20の自由端部は、特にレーザータイプの特に溶接によって、互いに電気的に接続されている。本例において、導体20は、ノッチの充填を最適化するために実質的に矩形状の断面を有しているが、変形例として丸みを帯びた断面を有し得る。
変形例として、巻線14は、ステータ10のノッチの内部で起伏を形成する連続的な導電性ワイヤから得られる。いずれの場合にも、導体20は、有利には、エナメル層または選択的にアルミニウムで被覆された銅から作製される。
図2および図3から理解されるように、巻線14は、有利には3つの相U、V、Wを備えている。相U、V、Wは、ブリッジアームの2つの別個のアセンブリ21.1および21.2に関連付けられた相の部分の複数のグループG1、G2、G3、G4に分けられている。図2において、用語「+」は相での電流の入力に対応し、用語「−」は電流の出力に対応する。
各アセンブリ21.1、21.2は、従来の態様において、3つのブリッジアーム24、すなわち、相毎に1つのブリッジアーム24を備えている。ブリッジアームは、対応する相U、V、Wを機械の正の電源電位B+に、またはアースに選択的に接続するように、2つの制御スイッチI1およびI2により形成されている。相に接続されるブリッジアーム24は、制御モジュールにより制御される。各スイッチI1、I2は、好ましくはフリーホイールダイオードに関連付けられる、例えばMOSタイプのパワートランジスタにより構成され得る。
有利には、図3に示すように、相U、V、Wの部分の第1グループG1および相U、V、Wの部分の第2グループG2は、アセンブリ21.1に関連付けられる。相U、V、Wの部分の第3グループG3および相U、V、Wの部分の第4グループG4は、アセンブリ21.2に関連付けられる。相の一部分とは、ステータ本体13の周囲に部分的に延びる任意の相U、V、Wの巻線の一部に相当する。
本例において、ブリッジアームの第1アセンブリ21.1に接続されたグループG1およびG2について、第1グループG1の相Uの部分は、第2グループG2の相Uの部分に直列に接続されている。第1グループG1の相Vの部分は、第2グループG2の相Vの部分に直列に接続されている。第1グループG1の相Wの部分は、第2グループG2の相Wの部分に直列に接続されている。
ブリッジアームの第2アセンブリ21.2に接続されたグループG3およびG4について、第3グループG3の相Uの部分は、第4グループG4の相Uの部分に直列に接続されている。第3グループG3の相Vの部分は、第4グループG4の相Vの部分に直列に接続されている。第3グループG3の相Wの部分は、第4グループG4の相Wの部分に直列に接続されている。
相U、V、Wは、有利には、星の形状で結合される。ブリッジアームの2つのアセンブリ21.1、21.2の中性点Nは、好ましくは、2つのアセンブリ21.1、21.2間で高調波が再度通流することを回避するように離間している。しかしながら、変形例として、中性点Nは組み合わされ得る。
図2から理解されるように、相U、V、Wの部分の各グループG1、G2、G3、G4は、少なくとも1つのノッチEiにおいて、異なる相に属する2つの導体20を備えている。したがって、各グループG1、G2、G3、G4において、ノッチE1、E2、およびE9は、それぞれ相Uおよび相Wに関連付けられた導体20を収容している。ノッチE4、E11、およびE12は、それぞれ相Vおよび相Wに関連付けられた導体20を収容している。ノッチE6、E7、およびE14は、それぞれ相Uおよび相Vに関連付けられた導体20を収容している。
また、相U、V、Wの部分の各グループG1、G2、G3、G4は、単一の相に属する少なくとも2つの導体20を、少なくとも2つの隣接するノッチ、すなわち、互いに隣り合って配置されるとともに共通の歯16によって離間した2つのノッチEi内に備えている。
したがって、図示された例において、相Uに関連付けられた導体20は、ノッチE1、E2、E6、E7、E8、E9、およびE15に配置されている。相Vに関連付けられた導体20は、ノッチE4、E5、E6、E7、およびE11、E12、E13、E14に配置されている。相Wに関連付けられた導体20は、E1、E2、E3、E4、E9、E10、E11、およびE12に配置されている。
ステータ10の周囲において、ブリッジアームの第1アセンブリ21.1の相の部分のグループと、ブリッジアームの第2アセンブリ21.2の相の部分のグループとが交互に存在している。したがって、図6から理解されるように、三相ステータ10が、相の部分の4つのグループG1、G2、G3、G4を備える場合、ブリッジアームの単一のアセンブリ21.1、21.2に関連付けられた相の部分のグループは、互いに直径方向に反対側にある。第1アセンブリ21.1に関連付けられた相の部分のグループG1とG2とが、互いに直径方向に反対側にあり、第2アセンブリ21.2に関連付けられた相の部分のグループG3とG4とが、互いに直径方向に反対側にある。
有利には、極毎および相毎のノッチの個数(「spp」(splot per pole per phase)として知られるパラメータ)は、厳密に1より大きく、かつ、3以下であり、好ましくは2.5に等しい。
非限定的な好ましい実施形態によれば、機械は、60個のノッチとロータ11上の4対の極からなる極性とを有する三相ステータ10を備えている。各グループG1、G2、G3、およびG4について15個のノッチの基本パターンが4回繰り返される。こうして、極毎および相毎に2.5個のノッチの構成となる。ブリッジアームの別個のアセンブリ21.1、21.2によって給電されるステータ回路は、好ましくは、一対の極により間隔を置いている。
図4aは、集中巻線が設けられた、すなわちステータ10の歯16の周囲に巻かれたコイルにより形成された、従来のステータ10の構成であって、4対の極と、極毎および相毎に0.5個のノッチとを有するステータ10の構成が、甚大な磁気損失をもたらす分数調波SHを生成することを示している。図4bに示すように、本発明による構成は、巻線14により生成される分数調波を解消することが可能であるとともに、高調波の総数ならびにそれらの振幅を制限することが可能である。
また、図5から理解されるように、本発明による電気機械のトルクの波Ond_Cは低い。この波は、最大トルクと最小トルクとの差を平均トルクで割った値により定義されることに留意されたい。このトルクの波Ond_Cは、ロータ11の構成を変更することを必要とせずに、5%以下である。
ステータ10は、任意のタイプのロータ11、特に永久磁石を有するロータ11、巻線ロータ11、またはコイルにより形成された極と少なくとも1つの関連する磁石とを備える混合ロータ11と共に使用することができる。
既知の態様において、磁石は、用途や機械に必要な電力に応じて、フェライトまたは希土類から作製され得る。ロータ11は、磁束集中性を有し得る。すなわち、2つの連続するキャビティに置かれた磁石の対向する側面は、同一の極性を有する。
図7は、特に自動車両用のコンパクトな多相オルタネータ22の内部における本発明によるステータ10の実施態様の非限定的な例を示す。オルタネータ22は、機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換可能であるとともに、可逆的であり得る。オルタネータ−スタータとして知られるこのタイプの可逆オルタネータ22は、特に車両の熱機関を始動させるために、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換することを可能にする。
このオルタネータ22は、ハウジング23を備えている。このハウジングの内部に、オルタネータ22は、シャフト25に装着された爪を有するロータ11と、ロータ11を取り囲むとともにエアギャップにより当該ロータから離間したステータ10と、を備えている。シャフト25は軸Xに沿って延び、この軸Xは電気機械の軸を形成している。
ハウジング23は、ステータを支持する前方ベアリング27および後方ベアリング28を備えている。ベアリング27、28は中空形状を有しており、シャフト25を回転可能に装着するためのボールベアリングをそれぞれ中央で支持している。
より具体的には、ロータ11は、横方向の配向を有するフランジ32をそれぞれ有する2つのマグネットホイール30、31であって、例えば台形形状および軸方向の配向を有する爪33が外周に設けられたマグネットホイール30、31を備えている。一方のホイール30、31の爪33は、他方のホイール30、31のフランジ32に対して軸方向に対面している。したがって、一方のマグネットホイール30、31の爪33が、他方のマグネットホイール30、31の2つの隣接する爪33の間に存在するスペースに入り込むことにより、マグネットホイール30、31の爪33は、互いに対して重なり合っている。
円筒状コア35が、ホイール30、31のフランジ32同士の間に軸方向に介在している。本例において、コア35は、それぞれがフランジ32の一方に属する2つの半体コアからなる。このコア35は、その外周において、コア35とコイル36との間に径方向に介在した絶縁体37の周囲に巻かれた励磁コイル36を支持している。
シャフト25は、その前端部側で、プーリ39を支持している。プーリ39は、オルタネータ22と自動車両の熱機関との間での運動を少なくとも1つのベルトまたはチェーンに伝達するための装置に属している。
後方ベアリング28は、ロータ11の巻線への電力供給を確実にするように、コレクタ43のリング42に摩擦接触するように設計されたブラシ41が設けられたブラシホルダ40を支持している。
ステータ10は、他のタイプの電気機械、特にモータモードのみにおいて動作する電気機械の内部に組み込まれ得る。
上述の説明は、純粋に例として提供されたものであって、本発明の分野を制限するものではなく、ここからの逸脱は、異なる要素を他の同等物で置き換えることで構成されないことを理解されたい。
また、本発明の種々の特徴、変形例および/または実施形態は、それらが矛盾しない、または相互に排他的でない限り、種々の組み合わせに従って互いに関連付けられ得る。

Claims (11)

  1. 自動車両用の回転電気機械であって、
    −偶数対の極を有するロータ(11)と、
    −ノッチ(Ei)が設けられた本体(13)と、前記ステータ本体(13)の前記ノッチ(Ei)に挿入された三相巻線(14)と、を備えたステータ(10)と、を備え、
    前記三相巻線(14)は、
    −少なくとも3つのブリッジアームの第1アセンブリ(21.1)に関連付けられる、相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第1グループ(G1)、および相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第2グループ(G2)と、
    −少なくとも3つのブリッジアームの第2アセンブリ(21.2)に関連付けられる、相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第3グループ(G3)、および相(U、V、W)の部分の少なくとも1つの第4グループ(G4)と、を備える、ことを特徴とする回転電気機械。
  2. 相(U、V、W)の部分の各グループ(G1、G2、G3、G4)は、異なる相(U、V、W)に属する2つの導体(20)を少なくとも単一のノッチ(Ei)内に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の回転電気機械。
  3. 相(U、V、W)の部分の各グループ(G1、G2、G3、G4)は、少なくとも2つの隣接するノッチ(Ei)内に単一の相(U、V、W)に属する少なくとも2つの導体(20)を備える、ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電気機械。
  4. 極毎および相(U、V、W)毎のノッチ(Ei)の個数は、厳密に1より大きく、かつ、3以下である、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  5. 極毎および相(U、V、W)毎のノッチ(Ei)の個数は、2.5に等しい、ことを特徴とする請求項4に記載の回転電気機械。
  6. 前記ステータ(10)の周囲に、ブリッジアームの前記第1アセンブリ(21.1)の相の部分のグループ(G1、G2)と、ブリッジアームの前記第2アセンブリ(21.2)の相の部分のグループ(G3、G4)とが交互に存在する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  7. 三相ステータ(10)が、相の部分の4つのグループ(G1、G2、G3、G4)を備える場合、ブリッジアームの単一のアセンブリ(21.1、21.2)に関連付けられた相の部分の前記グループは、互いに直径方向に反対側にある、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  8. 前記ロータ(11)は、4、6、8、10または12のうちから選択される数の対の極を備える、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  9. 前記巻線(14)は、実質的に矩形状の断面を備えるピンを有するタイプである、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  10. 前記ロータ(11)は、永久磁石を有するロータ、巻線ロータ、または混合ロータである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の回転電気機械。
  11. 前記回転電気機械は、60Vより低い動作電圧を有する、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の回転電気機械。
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