JP2021510781A - 保護プロファイルを備える開放可能ガラス構造 - Google Patents

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Abstract

本発明は、固定枠と、断熱ガラスユニットを備える少なくとも1つのスライド式枠なしガラスケースメントと、を含む枠なしリフト・アンド・スライド式ガラス構造に関する。前記スライド式枠なしガラスケースメントは、第一及び第二のガラスプレートと、第一及び第二のプレート内面に連結され、縁辺から引っ込められて凹部を画定するスペーサと、前記凹部の中に取り付けられた外向きに開放するU字型プロファイルと、ガラス構造を開閉するための移動機構と、ガラスパネルの第一及び第二の底部縁辺の全体を覆う第一及び第二の保護プロファイルと、を含む。【選択図】図3C

Description

本発明は、断熱ガラスユニットを備える少なくとも1つの開放可能なスライド式枠なしガラスケースメントを含むガラス構造に関する。
内部空間、特に建物の十分な自然照明は、人々にとって快適で健康的な環境を創出するための重要なパラメータのひとつである。昼光はこのような照明の最も関心の高い光源であり、建物の外郭の中に、この光を建物の内部まで差し込ませるための幾つかの透明部分を有することが重要である。したがって、有窓壁面開口率(WWR:Window to Wall Ratio)を改善することが重要である。しかしながら、WWRは一般に、窓及び枠の新規な構造により不利な影響を受ける。現代的な窓枠は通常、従来の枠より高い断熱性を提供する。このような断熱枠は従来の窓より断面積が大きく、それゆえ、これもまた自然照明に不利な影響を与える。枠の大きさは、開放可能窓とファサードセグメントにとってさらに問題があり、それは、枠が2つの部分、すなわち固定枠と開放可能ケースメント又はウィングからなるからである。
WWRを高めるための1つの解決策は、開放可能なケースメント枠を排除して、窓の金具類を断熱ガラスユニット(IGU:Insulating Glass Unit)に組み込むことによって枠の不透明部分を減らすことである。この枠なしガラスケースメントの技術は、開放可能窓の古典的な二重枠構造を回避できるという窓ガラスの構造的能力を利用する。透過性の改善と共に、これにより、窓に魅力的な光沢のある外観が付与されることで、窓の審美性も向上する。
開放可能なケースメント枠が排除されるか、大幅に縮小されているため、従来の窓ではケースメント枠と固定枠との間に位置付けられていた、ケースメントを開閉できるようにするための手段である窓の金具類又は取付部品(ヒンジ、レバー、スライドサポート等の金属部品)は、したがって、枠なしガラスケースメント内に位置付けなければならない。典型的な、絶縁ガラスユニットを備える枠なしガラスドア又は窓用ケースメントは、少なくとも第一及び第二のガラスプレートであって、概してIGUの周辺に沿って第一及び第二のガラスプレート間に気密状態となるように挿入されて絶縁キャビティを作るスペーサにより分離される第一及び第二のガラスプレートと、前記ガラスプレート同士を固定する線状のシーラントと、外向きに開放する概してU字型のプロファイルと、を含む。このようなプロファイルは、窓の金具類を受けるためにガラスプレート間に位置付けられる。例えば、国際出願第WO2016/050839号パンフレットを参照されたく、これにはスペーサにより分離され、第一及び第二のガラスプレート間に完全に隠されているU字型プロファイルが記載されており、プロファイルの最も外側の周縁は前記ガラスプレートの周辺の内側に位置付けられる。
様々なドアと窓が市販されており、これらは例えばチルト・アンド・ターン式、上部支持スライド式、下部支持スライド式、例えばリフト・アンド・スライド又はチルト・アンド・スライド式のドア又は窓である。これらの各種の窓又はドア、特にスライド式ドアに、枠なし技術を応用することが求められている。上部支持スライド式ドアとは、窓ガラスが支承構造にその上側縁辺により機械的に固定されて、窓ガラスの重量がこの上側機構により支持されることを意味する。下部支持スライド式ドアとは、窓ガラスが支承構造にその下側縁辺により固定されて、窓ガラスの重量がこの機構により支持されることを意味する。
しかしながら、枠なし技術を下部支持リフト・アンド・スライド式ドア又は窓に適応させることは特に難しい。実際に、これらの枠なしガラスケースメントで発生する1つの技術的問題は、それらの底部縁辺が枠要素により保護されなくなり、したがって、損傷を受けやすいことである。枠なしガラスケースメントが休止位置まで下げられる場所に小石や硬い塵埃等の硬い物質の小片が1つでもあれば、ガラスプレートが壊れる高いリスクがあるであろう。ガラスプレートの周縁は、実際に、たとえ強化ガラスプレートであっても非常に壊れやすい。
欧州特許第822 310B号明細書には、少なくとも2枚のガラス板を有するケースメントを含む上部支持スライド式ドアが記載されており、支持要素及び/又は周縁終端要素がケースメントの周縁領域に配置され、リーフの平面に垂直方向に見たときにガラス板の少なくとも一方と少なくとも部分的に重複し、スペーサがガラス板間に提供され、支持要素及び/又は周縁終端要素から分離される。このようなケースメントは、スライド溝を介してケースメントの上方の主レールにおいて水平方向に移動され、案内される。スライド溝は固定部品を有し、それがケースメントを懸架するために、上側リーフ縁辺の領域に配置された支持要素及び/又は周縁終端要素と係合する。ガラス板の底部の周縁終端要素は、ガラス板の底部縁辺を部分的に覆うことができる。独国特許第20 2016 000 526U1号明細書にも、枠なし断熱窓ガラスユニットを含む上部支持スライドドアアセンブリが記載されている。このスライドドアは2つの可動中央パネルを含み、これはそれらの下側縁辺においてガイドプロファイルを有し、これは断面が帽子の形状であり、底部に取り付けられたガイドレール上で移動する。
しかしながら、これらの先行技術文献において開示されているドアアセンブリは上部支持スライド式ドアであって下部支持スライド式ドアではないため、これらのドアアセンブリにおいて、ドアがその休止位置まで下げられたときにガラスプレートが破損する可能性の技術的問題は発生しない。
本発明は、長さ方向軸Xと上下軸Zにより画定される平面Pに沿って延びる開放可能ガラス構造であって、
(a)下側支持要素を含む固定枠と、
(b)固定枠内に取り付けられ、下側縁辺を含む、断熱ガラスユニットを備える少なくとも1つのスライド式枠なしガラスケースメントであって、
−長さ方向軸Xに沿って延びる、それぞれ第一及び第二の底部縁辺、それぞれ第一及び第二のプレート内面、及びそれぞれ第一及び第二プレート外面を含む少なくとも第一のガラスプレート及び第二のガラスプレートと、
−第一及び第二のプレート内面に連結される少なくとも1つのスペーサであって、第一及び第二の底部縁辺から引っ込められ、第一及び第二のプレートの内面間にスペーサから第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間を画定するスペーサと、
−外向きに開放するU字型プロファイルであって、第一のガラスプレートに隣接し、長さ方向軸Xに沿って延びる底部縁辺、内面及び外面を含む第一の側壁と、第二のガラスプレートに隣接し、長さ方向軸Xに沿って延びる底部縁辺、内面及び外面を含む第二の側壁のそれぞれを含み、中間空間内に位置付けられ、第一及び/又は第二の側壁の底部縁辺の少なくとも一方は第一及び/又は第二の底部縁辺の少なくとも一方から突出するU字型プロファイルと、
を含むスライド式枠なしガラスケースメントと、
(c)下記のステップ、すなわち:
1)上下軸Zに沿ってスライド式枠なしガラスケースメントを、スライド式枠なしガラスケースメントの下側縁辺が下側支持要素の上に載る第一の休止位置から長さ方向軸Xに沿ったその並進移動を可能にする第一の並進位置へと持ち上げるステップと、
2)スライド式枠なしガラスケースメントを長さ方向軸Xに沿って第二の並進位置へとスライドさせるステップと、
3)スライド式枠なしガラスケースメントを上下軸Zに沿って第二の休止位置へと下げるステップ
を含むガラス構造を開閉するための移動機構と、を含み、
スライド式枠なしガラスケースメントは、それぞれ第一及び第二の底部縁辺の全体を覆う第一及び第二の保護プロファイルをさらに含むことを特徴とする開放可能ガラス構造に関する。
リフト・アンド・スライド式ガラス構造である、開放可能な下部支持スライド式枠なしガラスケースメントを含むガラス構造の正面図を示す。 図1のガラス構造のA−A’断面図である。 本発明の1つの実施形態によるガラス構造のスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明に含まれないL字型保護プロファイルを備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明の実施形態によるL字型保護プロファイルを備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明の1つの実施形態によるU字型保護プロファイルを備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明に含まれない横断保護プロファイルを備えるスライド式枠なしガラスケースメントの斜視図を示す。 本発明の1つの実施形態による横断保護プロファイルを備えるスライド式枠なしガラスケースメントの斜視図を示す。 本発明の1つの実施形態によるL字型保護プロファイルとし減リング要素を備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明の1つの実施形態によるL字型保護プロファイルと弾性層を備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。 本発明の1つの実施形態による第三のガラス板を備えるスライド式枠なしガラスケースメントの断面図を示す。
したがって、本発明の目的は、枠なしガラスケースメントを休止位置まで下げる間に発生し得る破損から保護される、開放可能な下部支持スライド式ガラス構造、特に断熱ガラスユニット(IGU)を備えるスライド式枠なしドア又は窓ケースメント構成を含むリフト・アンド・スライド式ガラス構造を提供することである。
本発明は、長さ方向軸Xと上下軸Zにより画定される平面Pに沿って延びる開放可能ガラス構造(100)であって、
(a)下側支持要素(120)を含む固定枠(110)と、
(b)固定枠内に取り付けられ、下側縁辺(140)を含む、断熱ガラスユニットを備える少なくとも1つのスライド式枠なしガラスケースメント(130)と、
(c)下記のステップ、すなわち:
−上下軸Zに沿ってスライド式枠なしガラスケースメントを、スライド式枠なしガラスケースメントの下側縁辺が下側支持要素の上に載る第一の休止位置から長さ方向軸Xに沿ったその並進移動を可能にする第一の並進位置へと持ち上げるステップと、
−スライド式枠なしガラスケースメントを長さ方向軸Xに沿って第二の並進位置へとスライドさせるステップと、
−スライド式枠なしガラスケースメントを上下軸Zに沿って第二の休止位置へと下げるステップ、
によりガラス構造を開閉するための移動機構と、
を含む開放可能ガラス構造(100)に関する。
本発明のガラス構造は、図1A及び図1Bに示されるようなリフト・アンド・スライド式の下部支持ガラス構造である。このようなリフト・アンド・スライド式構造のための金具類は、ローラとリフティングプレートを含む。休止位置では、液密性を実現するために、ガラスケースメントは下側支持要素の上に載っており、リフティングプレートは低位置にある。並進位置まで持ち上げられると、リフティングプレートはその高位置に移動され、それによってガラスケースメントが持ち上げられ、それが今度はローラの上に載る。ガラスケースメントは、その並進位置にあるとき、その初期の休止位置まで直接再び下げることができる。この場合、第一及び第二の休止位置は同じである。代替的に、それをガラス構造内の他の何れの並進位置までスライドさせることもできる。一般に、ガラスケースメントはすると、それ以上並進移動が起こらないようにするために第二の休止位置まで下げられる。この代替的な場合では、第一及び第二の休止位置は異なる。
ケースメントとは、金物手段により固定枠に接続され、静止枠により画定される開口を満たす開放可能な構成要素を意味する。金物手段は、窓又はドアを所期の通りに動作させるのに必要なあらゆる器具、固定具、又はアセンブリを含む。ケースメントは、ガラス窓又はドア構成の場合はガラス又は窓ガラス等の嵌め込みパネルと、一般には、嵌め込みパネルの周縁の周囲に取り付けられる移動枠で製作される。
枠なしガラスケースメントとは、ガラス構造のケースメントが、ケースメントの枠要素の幾つか又は全部を排除することによって、標準的なものより透過性の高い表面を有することを意味する。標準的なドア又は窓では、締結又は固定手段がケースメント枠と固定枠との間に位置付けられる。このような締結又は固定手段はドア又は窓の金具類である。本発明による枠なしガラスケースメントでは、締結又は固定手段はガラスプレート間に位置付けられ、ケースメントの枠部分を排除することができる。これは、ケースメントの形状及び体積が窓ガラスのガラスプレートのみにより画定されることを意味する。
図2に示されるように、本発明の断熱ガラスユニットを備えるスライド式枠なしガラスケースメントは、少なくとも第一のガラスプレート(10)と第二のガラスプレート(20)を含み、これらはそれぞれ長さ方向軸Xに沿って延びる第一の底部縁辺(11)と第二の底部縁辺(21)を含み、これらは下側支持要素(120)の上に載る。第一及び第二のガラスプレートはさらに、それぞれ第一のプレート内面(12)及び第二のプレート内面(22)と、それぞれ第一のプレート外面(13)及び第二のプレート外面(23)を含む。スライド式枠なしガラスケースメントは少なくとも1つのスペーサ(4)を含み、これは第一及び第二のプレート内面に連結され、第一及び第二の底部縁辺から引っ込められ、第一及び第二のプレート内面間に、スペーサから第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間(5)を画定する。スライド式枠なしガラスケースメントは外向きに開放するU字型プロファイル(30)を含み、これは、第一のガラスプレートに隣接し、内面(311)及び外面(312)並びに底部縁辺(313)を含む第一の側壁(31)と、第二のガラスプレートに隣接し、内面(321)及び外面(322)のそれぞれ並びに底部縁辺(323)を含む第二の側壁(32)と、を含む。外向きに開放するU字型プロファイルは中間空間内に、第一及び/又は第二の側壁の底部縁辺の少なくとも一方が第一及び第二の底部縁辺の少なくとも一方から突出するように位置付けられる。スライド式枠なしガラスケースメントは、それぞれ第一及び第二の底部縁辺の全体を覆う第一の保護プロファイル(60)及び第二の保護プロファイル(70)をさらに含む。
本明細書に記載されているように、スライド式枠なしガラスケースメントの断熱ガラスユニットの中で、ガラスプレートの内面(12、22)は、ガラスプレートのうち中間空間(5)に対向する面であるものとする。それに対して、ガラスプレートの外面(13、23)は、ガラスプレートのうち断熱ガラスユニットの外側に対向する面であるものとする。外向きに開放するU字型プロファイルの側壁の内面(311、321)は、U字型プロファイル(30)内に画定される内部空間に対向するものとし、他方で、外向きに開放するU字型プロファイルの側壁の外面(312、322)は中間空間(5)に対向する。
ガラスプレート(10、20)はあらゆる板ガラス技術の中から選択され、その中にはクリアフロートガラス、エクストラクリアガラス、又はカラーガラスがある。ガラスプレートは以下の種類、すなわち熱若しくは化学強化ガラス、又は合わせガラス等の安全ガラスとすることができ、これらは当業者の間で知られている。ガラスプレートは任意選択により、周縁部が研削されていてもよい。周縁部の研削により、鋭利な周縁が滑らかな周縁となり、これはケースメント、特にケースメントの周縁部と接触する可能性のある人々にとってはるかにより安全となる。low−eコーティングによる断熱、日射光制御コーティング、遮音合わせガラス等のその他の選択肢もまた、窓又はドアの性能を向上させるための本発明のコンセプトと両立する。電気化学、熱変色、調光、又は光起電要素も本発明と両立する。本発明のスライド式枠なしガラスケースメントの第一及び第二のガラスプレートは、同じ種類とすることも、異なる種類とすることもできる。
ガラスプレートは、塗装する(又は部分的に塗装する)ことができる。断熱ガラスユニットの表面の塗装部分は、ガラスの背後にある審美性に欠けるものを隠すためのよく知られた技術である。不透明層を使って、密結合等の金具類又はその他の窓/ドア部品を隠すことができる。塗装が不透明であるほど、ビルの占有者にとって窓の金具類及び密閉要素はより見えにくくなる。好ましくは、塗装は窓ガラスの内面に配置され、それによってこれは直接的な外部の劣化及び損耗要素(雨、日光、擦れ等)から保護される。より好ましくは、それはガラスの周縁からスペーサの位置までにわたる。塗装は有機又は無機の様々な種類ものとすることができる。
本発明の好ましい実施形態において、スライド式枠なしガラスケースメントの断熱ガラスユニットのガラスプレートは、使用者の安全のために強化される。さらに、本発明におけるようなガラスプレートの底部縁辺を保護することは強化ガラスにとっても有利であることがわかっており、それは、強化ガラスプレートの面部は非強化ガラスのそれらより抵抗力が高いものの、他方で周縁はその面ほど抵抗力に影響を与えないからである。
本発明のスライド式枠なしガラスケースメントの断熱ガラスユニットは、少なくとも1つのスペーサ(4)をさらに含み、これは第一及び第二のプレート内面に連結され、第一及び第二の底部縁辺から引っ込められて、第一及び第二のプレート内面間にスペーサから第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間(5)を画定する。スペーサはその結果、取り囲む形状を有し、ガラスプレートをそれらの周辺において離間させる。これは、単体として製作することも、代替的に、それぞれの末端が当接して取り囲む形状を形成する複数の要素を含むこともできる。スペーサは、金属、ポリマ、グラスファイバにより補強された複合材、又はこれらの材料の幾つかの混合物とすることができる。スペーサは、例えばある乾燥材料を受けることができるようにするために中空とすることができる。このようなスペーサはすると、乾燥材料がIGUの空洞内に入り込んだ水蒸気を捕捉できるように穿孔される。
断熱窓ガラスの場合に通常であるように、スペーサはガラスプレート間に一般的にはブチル又はシリコーン接着テープにより挿入される。それによって、断熱窓ガラスについて通常であるように、包囲して取り囲む周縁ジョイントが形成され、これには線状のシーラントが提供される。それゆえ、ガラスプレート間の空洞は外部に関して気体や水分を通さないような方法で密閉される。空洞は、よく知られているように、乾燥した空気又は、アルゴン、クリプトン、若しくはそれらの混合物等の断熱ガスで満たすことができ、或いは(部分的に)真空にすることもできる。
窓ガラスの周辺は枠に埋め込まれていないため実際に枠なしガラスケースメントにとって特に重大である断熱ガラスの周辺における熱流束を減少させるために、金属箔で強化又は補強されたプラスチック製であることの多いウォームエッジスペーサの使用が好ましい。
本発明のスライド式枠なしガラスケースメントのプロファイル(30)は、概してU字型の外向きの開口であり、その空洞は概してガラスプレートに平行の向きであり、窓の金具類を受けるように寸法が慎重に定められる。U字型とは、本明細書において、プロファイルの断面が底部と底部から延びて相互に対向する第一の側壁(31)及び第二の側壁(32)を含むことを意味する。
図2に示されているように、外向きのU字型プロファイル(30)は、第一のガラスプレートに隣接し、内面(311)及び外面(312)並びに底部縁辺(313)を含む第一の側壁(31)と、第二のガラスプレートに隣接し、内面(321)及び外面(322)並びに底部縁辺(323)を含む第二の側壁(32)のそれぞれを含む。底部縁辺は長さ方向軸Xに沿って延びている。プロファイルは中間空間内に位置付けられ、第一及び/又は第二の側壁の底部縁辺の少なくとも一方は第一及び/又は第二の底部縁辺の少なくとも一方から突出している。
金具類を受ける外向きに開放するU字型プロファイルは、断熱ガラスの周辺全体に沿って、単独の連続するフレーム構造として、又は連続的なフレーム構造を形成する強力に接続されたセグメントとして延びることができ、それによって窓又はドアの金具類のための受容部としての役割を果たすほか、重要な構造的機能を提供する。他の実施形態では、外向きに開放するU字型プロファイルは幾つかのセグメントから製作でき、セグメントの長さと形状は様々とすることができる。
外向きに開放するU字型プロファイル(30)は通常、高い曲げ強さ、高いヤング率、ガラスに最も近い熱膨張率、低い吸水性、−20℃〜90℃の耐熱性、及び合理的レベルの熱伝導を有する材料で製作される。
高い曲げ強度は、プロファイルがケースメントに加えられる全ての負荷(自重、ラッキング、ねじれ等)に耐えるのに役立つ。高いヤング率により、製品の耐用期間中に加えられる繰返しの機械的負荷によるケースメントと支持構造との間のたるみの発生が回避される。同様に、低い熱膨張率により、製品が受ける冷/熱サイクルによるプロファイルと窓ガラスとの間のたるみの発生が回避される。低い吸水性と耐熱性により、プロファイルが製品の耐用期間の終了までその特性と性能を確実に保持できるようになる。合理的レベルの熱伝導により、窓ガラスの周縁における、窓ガラスのプサイ値と呼ばれる熱流束を低減させることができる。
好ましくは、プロファイルは薄肉鋼鉄、堅木(すなわち、オーク)、木材プラスチック複合材(すなわち、木材60/ポリプロピレン(PP)40又は木材60/高密度ポリエチレン(HDPE)40)、硬質プラスチック(ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PA)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT))、グラスファイバ(GF)強化プラスチック(PEEK GF30、PPS GF40、PBT GF30、PA6 GF30、ポリエステルGF73(重量))から選択される材料で製作される。
好ましくは、外向きに開放するU字型プロファイルは、第一及び第二のガラスプレートの両方に結合される。適当な種類の結合手段(18)はシーラント又は両面接着テープであり、好ましくは、プライマの有無を問わず、ガラス及びプロファイル表面の両方における良好な接着性、適当な機械的特性、並びに特にUV、水、及び温度に対する適当な耐化学性を示すものである。シーラントの例は、シリコーン、変性シリコーン、及びポリウレタンである。両面接着テープの一例はVHB(登録商標)テープである。
スライド式枠なしガラスケースメントは、図2に示されているように、それぞれ第一及び第二のガラスプレートの第一の底部縁辺及(11)び第二の底部縁辺(21)の全体を覆う第一の保護プロファイル(60)及び第二の保護プロファイル(70)をさらに含む。
実際に、枠なし技術を下部支持リフト・アンド・スライド式ドア又は窓に適用させることは特に難しい。実際に、これらのスライド式枠なしガラスケースメントで発生する1つの技術的問題は、これらの底部縁辺が枠要素により保護されなくなり、それによって損傷を受けやすいことである。スライド式枠なしガラスケースメントが休止位置まで下げられる場所に小石や硬い塵埃等の硬い物質の小片が1つでもあれば、ガラスプレートが壊れるリスクが高いであろう。ガラスプレートの周縁は実際に、きわめて破損しやすい。驚くべきことに、スライド式枠なしガラスケースメント内の断熱ガラスユニットを形成するガラスプレートの底部縁辺の全体を保護することにより、それがガラス構造の下側支持要素の上のその休止位置まで下げられたときの破損に対する抵抗力が実質的に増大することがわかった。
スライド式枠なしガラスケースメント内のガラスプレートの表面及びそれによって光沢のある外観を最大化するためには、第一及び第二のガラスプレートの底部縁辺は下側支持要素にできるだけ近くなければならない。ガラスプレートが下側支持要素に近いほど、枠なしガラスケースメントが休止位置まで下げられる場所に小石や硬い塵埃等の硬い物質の小片が1つでもあった場合にガラスプレートが破損するリスクは高くなる。
本発明の好ましい実施形態において、保護プロファイルの少なくとも1つは、外向きに開放するU字型プロファイルとは別であり、水平部分が対応する第一及び第二の底部縁辺の全体を覆い、第一の側方部分(61、71)が上下軸Zに沿って延びるL字型である。第一の側方部分は、対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)又はプレート外面(13、23)か、第一及び第二の側壁の対応する内面(311、321)及び外面(312、322)の何れかに連結することができる。側方部分はまた、一方で、対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)と、他方で、対応する第一及び第二の側壁(312、322)の外面との間の空間内に位置付けることができる。
本発明に含まれない1つの実施形態が図3Aに示され、スライド式枠なしガラスケースメントは、それぞれ第一の底部縁辺(11)と第二の底部縁辺(21)を含む第一のガラスプレート(10)と第二のガラスプレート(20)と、スペーサ(4)であって、第一及び第二のプレート内面(12、22)に連結され、第一及び第二の底部縁辺(11、21)から引っ込められて、第一及び第二のプレート内面間にスペーサから第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間(5)を画定するスペーサ(4)と、を含む。スライド式枠なしガラスケースメントは、中間空間内に位置付けられた外向きに開放するU字型プロファイル(30)を含む。保護プロファイルはL字型を有し、第一の保護プロファイル(60)の側方部分(61)は外向きに開放するU字型プロファイル(30)の第一の側壁(31)の内面(311)に連結される。同様に、第二の保護プロファイル(70)の側方部分(71)は、外向きに開放するU字型プロファイル(30)の第二の側壁(32)の内面(321)に連結される。図3A中、U字型プロファイルの第一及び/又は第二の側壁の底部縁辺の何れもガラスプレートの第一及び/又は第二の底部縁辺(11、21)の少なくとも一方から突出していない。
図3Bは、スライド式枠なしガラスケースメントのある実施形態を示しており、保護プロファイル(60、70)の側方部分(61、71)は、一方で、対応する第一のプレート内面(12)及び第二のプレート内面(22)と、他方で、対応する第一の側壁(312)及び第二の側壁(322)の外面との間の空間内に位置付けられる。
図3Cは、スライド式枠なしガラスケースメントのある実施形態を示しており、保護プロファイル(60、70)の側方部分(61、71)は、対応する第一の側壁(312)と第二の側壁(322)の外面に連結される。
本発明の他の好ましい実施形態において、保護プロファイルの少なくとも一方は外向きに開放するU字型プロファイルとは別であり、水平部分が対応する第一及び第二の底部縁辺の全体を覆い、第一及び第二の側方部分が上下軸Zに沿って延びるU字型である。第一の側方部分(61、71)は対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)又は、対応する第一及び第二の側壁の内面(311、321)及び外面(312、322)の何れかに連結されるか、又は対応する第一及び第二のプレート内面と対応する第一及び第二の側壁の外面との間の空間内に位置付けられる。第二の側方部分(62、72)は対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に連結される。
図4は、本発明によるスライド式枠なしガラスケースメントを示し、ガラスプレートの底部縁辺はU字型保護プロファイルで保護されている。第一及び第二の保護プロファイル(60、70)の第一及び第二の側方部分(61、71)は、対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)と連結される。第二の側方部分(62、72)は、対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に連結される。
本発明の好ましい実施形態において、保護プロファイル(60、70)はL字型又はU字型を有し、第一の側方部分(61、71)は、対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)の何れかに連結されるか、又は対応する第一及び第二のプレート内面(12、22)と対応する第一及び第二の側壁(312、322)の外面との間の空間内に位置付けられる。
本発明の枠なしガラスケースメントの製造方法において、本発明の保護プロファイルが断熱ガラスユニットの結合手段の中に位置付けられる場合、L字型又はU字型の保護プロファイルを使用することが好ましく、これは、それらの側方の、第一及び/又は第二の側方部分(61、62、71、及び/又は72)がIGU内での保護プロファイルの位置決めを正確に案内できるからである。
好ましい実施形態において、保護プロファイルは外向きに開放するU字型プロファイルとは別の要素である。したがって、このような別個の保護プロファイルは、外向きに開放するU字型プロファイルとは異なる材料で製作できる。これは、異なる機能を有する保護プロファイルと外向きに開放するU字型プロファイルが異なる熱機械的制約に応答しなくてはならず、したがってそれらの機能により適した異なる特定の材料で製作できるため、非常に有利である。さらに、このような独立した保護プロファイルはガラスプレートの間隔とは無関係に何れのスライド式枠なしガラスケースメントにも使用でき、このような間隔はスペーサによって画定される。
代替的実施形態において、第一及び第二の保護プロファイル(60、70)は、外向きに開放するU字型プロファイル(30)の一体部分を形成することができ、好ましくは対応する第一及び第二のプレート外面に連結される第一及び第二の側方部分を含む。
本発明の他の好ましい実施形態において、第一のガラスプレート(10)と第二のガラスプレート(20)は、上下軸Zに沿って延びる第一の横断縁辺(14)と第二の横断縁辺(24)を含み、第一及び第二のガラスプレートの横断縁辺(14、24)の少なくとも一方は対応する第一の横断保護プロファイル(63)と第二の横断保護プロファイル(73)によりさらに保護され、これらはそれぞれ第一及び第二の側方縁辺の対応する底部縁辺から多くとも15cm、好ましくは多くとも5cm、より好ましくは多くとも2cm覆う。
本発明の開放可能ガラス構造では、横断方向ロッキングエッジ(150)(図1A)上にあるスライド式枠なしガラスケースメントの横断方向縁辺(14、24)を保護することも好ましい。実際に、小石や硬い塵埃等の硬い物質の小片がガラス構造の底部の隅にあり、スライド式枠なしガラスケースメントがガラス構造の固定枠に向かって並進移動されたときにそれが第一及び/又は第二のガラスプレートの横断方向ロッキングエッジと接触するということが偶然起こり得る。
図5Aは、本発明のある実施形態を示しており、スライド式枠なしガラスケースメントは、それぞれが第一の底部縁辺(11)と第二の底部縁辺(12)を含む第一のガラスプレート(10)と第二のガラスプレート(20)と、スペーサ(4)であって、第一及び第二のプレート内面に連結され、第一及び第二の底部縁辺から引っ込められて、第一及び第二のプレート内面間にスペーサから第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間(5)を画定するスペーサ(4)を含む。スライド式枠なしガラスケースメントは、中間空間内に位置付けられた外向きに開放するU字型プロファイル(30)を含む。第一及び第二のガラスプレートの底面縁辺(11、21)の全体が、保護プロファイル(60、70)によって保護される。第一及び第二のガラスプレートの横断方向縁辺(14、24)は、対応する横断方向保護部分(63、73)によってさらに保護される。
図5は、本発明に含まれない実施形態を示す。図5中、U字型プロファイルの第一及び/又は第二の側壁の底部縁辺は何れも、ガラスプレートの第一及び/又は第二の底部縁辺(11、21)の少なくとも一方から突出していない。
第一の底部縁辺を保護するL字型又はU字型保護プロファイルは、第二の底部縁辺を保護するL字型又はU字型保護プロファイルと同じとすることも、異なるものとすることもできる。好ましい実施形態において、第一及び第二の底部縁辺は、同じ保護形状のプロファイルで保護される。
1つの実施形態において、本発明のスライド式枠なしガラスケースメントで使用される保護プロファイルは、金属、ポリマ、ポリマ母材との複合材等の複合材、及び/又はそれらの混合物からなる群より選択される材料で製作され、好ましくは、鋼鉄及び/又はアルミニウムからなる群より選択される材料で製作される。
本発明のスライド式枠なしガラスケースメントの保護プロファイル(60、70)は、対応する第一及び第二のガラスプレート(10、20)の底部縁辺(11、21)の両方に結合手段により結合できる。
本発明のスライド式枠なしガラスケースメントはさらに、長さ方向軸Xに沿って延び、ガラスプレートの外面(13、23)と対応する保護プロファイル(60、70)に沿って位置付けられる第一及び/又は第二のシーリング要素(8)をさらに含むことができる。
1つの実施形態において、シーリング要素は第一及び第二の底部縁辺(11、21)と対応する水平保護プロファイル(60、70)との間に、好ましくは対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に隣接して、位置付けることができる。図6は、本発明の枠なしケースメントを示しており、これは第一の底部縁辺(11)、第一のプレート内面(12)、及び第一のプレート外面(13)を備える第一のガラスプレート(10)と、第二の底部縁辺(21)、第二のプレート内面(22)、及び第二のプレート外面(23)を備える第二のガラスプレート(20)と、スペーサ(4)と、中間空間(5)と、第一及び第二の側壁(31、32)並びに対応する第一及び第二の内面(311、321)及び外面(312、322)を備える外向きに開放するU字型プロファイル(30)と、を含む。保護プロファイル(60、70)はL字型であり、それらの対応する側方部分(61、71)は外向きに開放するU字型プロファイルの第一又は第二の側壁の外面(312、322)に連結される。図の実施形態は、長さ方向軸Xに沿って、第一及び第二の底部縁辺(11、21)と対応する水平の保護プロファイル(60、70)との間に、対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に隣接して延びるシーリング要素(8)を示している。
他の実施形態において、本発明のスライド式枠なしガラスケースメントはまた、長さ方向軸Xに沿って、対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)と、対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に連結されたL又はU字型保護プロファイルの側方部分との間に延びる第一及び第二のシーリング要素をさらに含むこともできる。
シーリング要素(8)に使用できるシーラント材料の例は、シリコーン、変性シリコーン、ポリウレタン、両面接着テープ(両面テープと呼ばれる)である。好ましいシーラント材料は、シリコーンから選択され、これは、シリコーン材料は光による影響をはるかに受けにくく、挙げられたその他の材料より全体的により安定しているからである。
別の実施形態において、スライド式枠なしガラスケースメントは、第一及び/又は第二の保護プロファイル(60、70)と第一及び/又は第二の保護された縁辺(11、21)との間に挟まれる弾性層(9)をさらに含むことができる。前記弾性層は、好ましくは0.2mm、より好ましくは0.2mm〜2mm、さらにより好ましくは0.5mm〜1mmの厚さを有する。保護プロファイルの材料の選択に応じて、弾性層の材料は保護プロファイルの材料より変形可能な材料の中から選択される。弾性層に適した材料の例は、ゴム、発泡材、不織布、織布である。驚くべきことに、このような弾性層の存在は、ガラスプレートの底部縁辺(11、21)及び保護プロファイル(60、70)にある硬い物質の小片により生じる可能性のある機械的制約に、より容易に対応でき、これは保護プロファイルが変形可能性の低い材料で製作された場合であっても同じであることがわかった。
図7は本発明の枠なしケースメントを示しており、これは、第一の底部縁辺(11)、第一のプレート内面(12)、及び第一のプレート外面(13)を備える第一のガラスプレート(10)と、第二の底面縁辺(21)、第二のプレート内面(22)、及び第二のプレート外面(23)を備える第二のガラスプレート(20)と、スペーサ(4)と、中間空間(5)と、第一及び第二の側壁(31、32)と対応する第一及び第二の内面(311、321)及び外面(312、322)を備える外向きに開放するU字型プロファイル(30)と、を含む。保護プロファイル(60、70)はL字型であり、それらの対応する側方部分(61、71)は外向きに開放するU字型プロファイル(30)の側壁の外面(312、322)に連結される。図の実施形態は、それぞれ第一及び第二の底部縁辺(11、21)と保護プロファイル(60、70)との間に挟まれた弾性層(9)を示している。
このような弾性層が耐水性の低い材料で製作される本発明の実施形態では、ガラス構造が弾性層を外部雰囲気から保護するシーリング要素(8)をさらに含むことが好ましい。
本発明の1つの態様によれば、スライド式枠なしガラスケースメントは、断熱ガラスユニットが二重ガラスであることを特徴とする。本発明の他の態様によれば、スライド式枠なしガラスケースメントは、断熱ガラスユニットが三重ガラスであることを特徴とする。
三重ガラスユニットは通常、Ug値が容易に0.6W/m<2>K又は、さらには0.5W/m<2>KJに到達し得る二重ガラスユニットより断熱性が高い。
三重断熱ガラスユニットを含むスライド式枠なしガラスケースメントは、第一のガラスプレート(10)、第二のガラスプレート(20)、及び第三のガラスプレート(15)を含む。第三のガラスプレートは、第一及び第二のガラスプレートにより形成されるIGUの中間空間(5)又は外側の何れに位置付けることもでき、第一又は第二のガラスプレートの外面に平行に対向する。第三のガラスプレートが中間空間に位置付けられる場合、第三のガラスプレートの周縁は好ましくは、第一及び第二のガラスプレートの周縁から引っ込められ、さらに外向きに開放するU字型プロファイルからも引っ込められる。
好ましい実施形態において、スライド式枠なしガラスケースメントは、三重ガラスの2つのスペーサが同じ大きさを有し、IGUの内側の同じ高さに位置付けられることを特徴とする。その結果得られる審美性は、建物の占有者にとってはるかにより快適である。
本発明の他の態様によれば、開放可能な枠なしドア又は窓ケースメント構成は、三重ガラスの中央のガラス板が2mm未満の厚さの薄いガラスプレートであることを特徴とする。窓の軽量化は、特に窓設置業者にとって重要な考慮点となっている。実際、軽量化することにより、より少ない人数で窓を設置し、又は窓の取付けの妨害になりにくい機器を使用することが可能となる。窓を軽量化する方法は、より薄いガラスを使用することである。薄いガラスプレートは、熱又は化学強化ガラス、好ましくは化学強化ガラスとすることができる。
図8は、三重ガラスを有する断熱ガラスユニットを備える枠なしガラスケースメントのある実施形態を示す。枠なしガラスケースメントは、第一のガラスプレート(10)、第二のガラスプレート(20)、及び第一及び第二のガラスプレート(10、20)のプレート内面(12、22)間に位置付けられた外向きに開放するU字型プロファイル(30)を含む。第三のガラスプレート(15)は、第一及び第二のガラスプレート間に位置付けられ、第一の内面(152)は第一のプレート内面に対向し、第二の内面(153)は第二のプレート内面に対向し、その底部縁辺(151)は外向きに開放するU字型プロファイル(30)の上部縁辺から引っ込められている。枠なしガラスケースメントのスペーサ(4)は、第一のプレート内面(12)を第三のプレートの第一の内面(152)に連結する第一のスペーサ(4a)と第三のプレートの第二の内面(153)を第二のプレート内面(22)に連結する第二のスペーサ(4b)により形成される。中間空間(5)は第一及び第二のプレート内面(12、22)間に、第一のスペーサ(4a)、第三の底部縁辺(151)、第二のスペーサ(4b)から第一及び第二の底部縁辺(11、21)まで延びる。この図の実施形態において、保護プロファイルはL字型であり、対応する第一及び第二の保護プロファイル(60、70)の第一及び第二の側方部分(61、71)は外向きに開放するU字型プロファイル(30)の対応する第一及び第二の側壁の外面(312、322)に連結される。保護プロファイル(60、70)は、第一及び第二の底部縁辺(11、21)と接触する弾性層(9)と、長さ方向軸Xに沿って第一及び第二の底部縁辺(11、21)と対応する水平の保護プロファイル(60、70)との間に、対応する第一及び第二のプレート外面(13、23)に隣接して延びるシーリング要素(8)をさらに含む。図の実施形態は、第一及び第二のプレート内面(12、22)の周辺区域を覆う不透明層(17)を含み、これは第一及び第二の底部縁辺からスペーサ(4、4b)の上まで延びる。中間空間(5)はシーラント(18)で満たされる。
参照番号 要素
100 開放可能ガラス構造
110 固定枠
120 下側支持要素
130 スライド式枠なしガラスケースメント
140 スライド式枠なしガラスケースメントの下側縁辺
150 スライド式枠なしガラスケースメントの側方ロッキングエッジ
10 第一のガラスプレート
11 第一の底部縁辺
12 第一のプレート内面
13 第一のプレート外面
14 第一の横断方向縁辺
20 第二のガラスプレート
21 第二の底部縁辺
22 第二のプレート内面
23 第二のプレート外面
24 第二の横断方向縁辺
30 外向きに開放するU字型プロファイル
31 第一の側壁
311 第一の側壁の内面
312 第一の側壁の外面
313 第一の側壁の底部縁辺
32 第二の側壁
321 第二の側壁の内面
322 第二の側壁の外面
323 第二の側壁の底部縁辺
4 スペーサ
5 中間空間
60 第一の保護プロファイル
61 第一の保護プロファイルの側方部分
62 第一の保護プロファイルの第二の側方部分
63 第一の保護プロファイルの横断方向部分
70 第二の保護プロファイル
71 第二の保護プロファイルの側方部分
72 第二の保護プロファイルの第二の側方部分
73 第二の保護プロファイルの横断方向部分
8 シーリング要素
9 弾性層
15 第三のガラスプレート
151 第三の底部縁辺
152 第三のプレートの、第一のプレート内面に対向する第一の内面
153 第三のプレートの、第二のプレート内面に対向する第二の内面
16 第三のガラス板の保護プロファイル
4a 第一のスペーサ
4b 第二のスペーサ
30b 第二の外向きに開放するU字型プロファイル
17 不透明層
18 シーラント

Claims (14)

  1. 長さ方向軸Xと上下軸Zにより画定される平面Pに沿って延びる開放可能ガラス構造(100)であって、
    (a)下側支持要素(120)を含む固定枠(110)と、
    (b)前記固定枠内に取り付けられ、下側縁辺(140)を含む、断熱ガラスユニットを備える少なくとも1つのスライド式枠なしガラスケースメント(130)であって、
    −前記長さ方向軸Xに沿って延びるそれぞれ第一の底部縁辺(11)及び第二の底部縁辺(21)と、それぞれ第一のプレート内面(12)及び第二のプレート内面(22)と、それぞれ第一のプレート外面(13)及び第二のプレート外面(23)と、を含む少なくとも第一のガラスプレート(10)及び第二のガラスプレート(20)と、
    −前記第一及び第二のプレート内面に連結される少なくとも1つのスペーサ(4)であって、前記第一及び第二の底部縁辺から引っ込められ、前記第一及び第二のプレート内面間に前記スペーサから前記第一及び第二の底部縁辺まで延びる中間空間(5)を画定するスペーサ(4)と、
    −外向きに開放するU字型プロファイル(30)であって、前記第一のガラスプレートに隣接し、前記長さ方向軸Xに沿って延びる底部縁辺(313)と、内面(311)及び外面(312)を含む第一の側壁(31)と、前記第二のガラスプレートに隣接し、前記長さ方向軸Xに沿って延びる底部縁辺(323)と、内面(321)及び外面(322)を含む第二の側壁(32)のそれぞれを含み、前記中間空間内に位置付けられ、前記第一及び/又は第二の側壁の前記底部縁辺の少なくとも一方は前記第一及び/又は第二の底部縁辺の少なくとも一方から突出するU字型プロファイルと、
    を含むスライド式枠なしガラスケースメント(130)と、
    (c)下記のステップ、すなわち:
    −前記上下軸Zに沿って前記スライド式枠なしガラスケースメントを、前記スライド式枠なしガラスケースメントの前記下側縁辺が前記下側支持要素の上に載る第一の休止位置から前記長さ方向軸Xに沿ったその並進移動を可能にする第一の並進位置へと持ち上げるステップと、
    −前記スライド式枠なしガラスケースメントを前記長さ方向軸Xに沿って第二の並進位置へとスライドさせるステップと、
    −前記スライド式枠なしガラスケースメントを前記上下軸Zに沿って第二の休止位置へと下げるステップ
    を含む前記ガラス構造を開閉するための移動機構と、
    を含み、
    前記スライド式枠なしガラスケースメントは、それぞれ前記第一及び第二の底部縁辺の全体を覆う第一の保護プロファイル(60)及び第二の保護プロファイル(70)をさらに含むことを特徴とする開放可能ガラス構造。
  2. 前記保護プロファイルの少なくとも一方は前記外向きに開放するU字型プロファイルとは別であり、水平部分は対応する前記第一及び/又は第二の底部縁辺の全体を覆い、側方部分は前記上下軸Zに沿って延びるL字型であり、
    −対応する前記第一及び/又は第二のプレート内面(12、22)又はプレート外面(13、23)、又は
    −前記第一及び/又は第二の側壁の対応する前記内面(311、321)及び外面(312、322)、
    の何れかに連結されるか、
    −一方で、対応する前記第一及び/又は第二のプレート内面(12、22)と、他方で、対応する前記第一及び/又は第二の側壁の外面(312、322)との間の空間内に位置付けられる、請求項1に記載のガラス構造。
  3. 前記保護プロファイルの少なくとも一方は前記外向きに開放するU字型プロファイルとは別であり、水平部分が対応する前記第一及び/又は第二の底部縁辺の全体を覆い、第一及び第二の側方部分は前記上下軸Zに沿って延びるU字型であり、前記第一の側方部分(61、71)は、
    −対応する前記第一及び/又は第二のプレート内面(12、22)、又は
    −対応する前記第一及び/又は第二の側壁の前記内面(311、321)及び外面(312、322)
    の何れかに連結されるか、
    −一方で、対応する前記第一及び/又は第二のプレート内面(12、22)と、他方で、対応する前記第一及び/又は第二の側壁の外面(312、322)との間の空間内に位置付けられ、
    前記第二の側方部分(62、72)は対応する前記第一及び/又は第二のプレート外面(13、23)に連結される、請求項1に記載のガラス構造。
  4. 前記第一の側方部分は対応する前記第一及び第二の側壁の前記外面(312、322)に連結される、請求項2〜3の何れか1項に記載のガラス構造。
  5. 前記第一及び/又は第二の保護プロファイルの少なくとも一方は、前記外向きに開放するU字型プロファイルの一体部分であり、好ましくは、対応する前記第一及び第二のプレート外面に連結される第一及び第二の側方部分を含む、請求項1〜4の何れか1項に記載のガラス構造。
  6. 前記第一のガラスプレートと前記第二のガラスプレートは、前記上下軸Zに沿って延び、それぞれ第一及び第二の側方縁辺を対応する前記底部縁辺から多くとも15cm、好ましくは多くとも5cm、より好ましくは多くとも2cm覆う第一の横断方向保護プロファイル(63)及び第二の横断方向保護プロファイル(73)をさらに含む第一の横断方向縁辺(14)及び第二の横断方向縁辺(24)を含む、請求項1〜5の何れか1項に記載のガラス構造。
  7. 前記保護プロファイルは、金属、ポリマ、ポリマ母材との複合材等の複合材、及び/又はそれらの混合物からなる群より選択される材料で製作され、好ましくは、鋼鉄及び/又はアルミニウムからなる群より選択される材料で製作される、請求項1〜6の何れか1項に記載のガラス構造。
  8. 前記外側に開放するU字型プロファイルの前記第一及び/又は第二の側壁の前記底部縁辺の少なくとも一方は、前記第一及び/又は第二の底部縁辺(11、21)の少なくとも一方から突出する、請求項1〜7の何れか1項に記載のガラス構造。
  9. 前記スライド式枠なしガラスケースメントは、前記長さ方向軸Xに沿って前記第一及び第二の底部縁辺と対応する前記水平保護プロファイルとの間に延びる、好ましくは対応する前記第一及び第二のプレート外面に隣接する第一及び第二のシーリング要素をさらに含む、請求項1〜8の何れか1項に記載のガラス構造。
  10. 前記スライド式枠なしガラスケースメントは、前記長さ方向軸Xに沿って対応する前記第一及び第二のプレート外面と、対応する前記第一及び第二のプレート外面に連結される前記L又はU字型保護プロファイルの側方部分との間に延びる第一及び第二のシーリング要素をさらに含む、請求項2〜8の何れか1項に記載のガラス構造。
  11. 前記第一及び/又は第二の保護プロファイルの少なくとも一方と対応する前記第一及び第二の底部縁辺との間に挟まれる弾性層をさらに含み、前記弾性層は好ましくは、少なくとも0.5mm、より好ましくは0.5mm〜1mmの間に含まれ、より好ましくは0.5mm〜2mmの間に含まれる厚さを有する、請求項1〜10の何れか1項に記載のガラス構造。
  12. 前記弾性層は、ゴム、発泡材、不織布、織布からなる群より選択される材料で製作される、請求項11に記載のガラス構造。
  13. 前記スライド式枠なしガラスケースメントは、前記第一及び第二のプレート間に配置される第三のガラスプレートをさらに含む、請求項1〜12の何れか1項に記載のガラス構造。
  14. 前記スライド式枠なしガラスケースメントは、前記長さ方向軸Xに沿って延び、前記第一及び第二の底部縁辺(11、21)から引っ込められる第三の底部縁辺(151)、前記第一のプレート内面(12)に対向する第一のプレート内面(152)、及び前記第二のプレート内面(13)に対向する第二のプレート内面(153)を含む第三のガラスプレート(15)をさらに含み、
    前記スペーサ(4)は、前記第一のプレート内面(12)を前記第三のプレートの前記第一の内面(152)に連結する第一のスペーサ(4a)と、前記第三のプレートの前記第二の内面(153)を前記第二のプレート内面(22)に連結する第二のスペーサ(4b)により形成され、
    前記中間空間(5)は前記第一及び第二のプレート内面(12、22)間に前記第一のスペーサ(4a)、前記第三の底部縁辺(151)、前記第二のスペーサ(4b)から前記第一及び第二の底部縁辺(11、21)まで延び、
    前記外向きに開放するU字型プロファイル(30)は上部縁辺を含み、
    前記第三の底部縁辺(151)は前記外向きに開放するU字型プロファイルの前記上部縁辺から引っ込められる、
    請求項13に記載のガラス構造。
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