JP2021509277A - エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法 - Google Patents

エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法 Download PDF

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Abstract

エアロゾル生成装置を制御する方法において、ヒータの温度を測定し、測定された温度に基づいて複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択してもよい。選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正することができる。また、エアロゾル生成装置を制御する方法において、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定し、複数の区間のうち、ヒータが動作する現在区間を決定することができる。ヒータの現在区間に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正することができる。【選択図】図7

Description

本発明は、エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法を提供する。
最近、一般的なシガレットの短所を克服する代替方法に係わる需要が増大している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成させる方法ではない、シガレット内のエアロゾル生成物質が加熱されることによってエアロゾルが生成される方法に係わる需要が増大している。
エアロゾル生成物質に加えられた熱量によって喫味が異なる。エアロゾル生成物質がヒータによって加熱されるとき、ユーザに最適の喫味を提供するためにエアロゾル生成装置は、既設定の温度プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御することができる。
しかし、既設定の温度プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御しても、ヒータの温度とエアロゾルが加熱される実際温度は、互いに異なる。これにより、ヒータの測定温度をエアロゾルが加熱される実際温度に精密に補正するための技術の必要性が要求される実情である。
1つ以上の実施例は、エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法を提供する。本発明が解決しようとする技術的課題は、ヒータの測定温度とエアロゾルが加熱される実際温度間の温度差が発生する問題を解決することである。
本実施例が解決しようとする技術的課題は、前記技術的課題に限定されず、下記実施例からさらに他の技術的課題が類推可能である。
エアロゾル生成装置を制御する方法において、ヒータの温度を測定し、測定された温度に基づいて複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する。選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する。
また、エアロゾル生成装置を制御する方法において、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定し、複数の区間のうち、ヒータが動作する現在区間を決定する。ヒータの現在区間に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正する。
本発明によれば、ヒータの測定温度及びヒータが動作する現在区間のうち、少なくともいずれか1つに基づいてヒータの測定温度をエアロゾルが加熱される実際温度に補正することにより、さらに精密な温度補正を行うことができる。
エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 シガレットの例を示す図面である。 シガレットの例を示す図面である。 一実施例によるヒータの温度プロファイルの例示を示す図面である。 一実施例による動作区間でヒータの測定温度グラフと実際温度グラフの例示を示す図面である。 一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。 一実施例による動作区間でヒータの測定温度グラフと実際温度グラフの例示を示す図面である。 一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。 一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。 一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。 一実施例によるエアロゾル生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一実施例によるエアロゾル生成装置を制御する方法のフローチャートである。
前記技術的課題を達成するための技術的手段として、本開示の第1側面は、エアロゾル生成装置を制御する方法において、ヒータの温度を測定する段階と、前記測定された温度に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階と、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含む方法を提供する。
本開示の第2側面は、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定する段階と、前記複数の区間のうち、前記ヒータが動作する現在区間を決定する段階と、前記ヒータが動作する現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階と、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含む方法を提供する。
本開示の第3側面は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、制御部と、を含むエアロゾル生成装置において、前記制御部は、前記ヒータの温度を測定し、前記測定された温度に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正するエアロゾル生成装置を提供する。
本開示の第4側面は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、制御部と、を含むエアロゾル生成装置において、前記制御部は、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定し、前記複数の区間のうち、前記ヒータが動作する現在区間を決定し、前記現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正するエアロゾル生成装置を提供する。
本開示の第5側面は、第1側面及び第2側面による方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体を提供する。
実施例で使用される用語は、本発明での機能を考慮しつつ、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とを基に定義されねばならない。
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な互いに異なる形態に具現されもし、ここで説明する実施例に限定されない。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
図1ないし図3は、エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。
図1を参照すれば、エアロゾル生成装置1は、バッテリ11、制御部12及びヒータ13を含む。図2及び図3を参照すれば、エアロゾル生成装置1は、蒸気化器14をさらに含む。また、エアロゾル生成装置1の内部空間には、シガレット2が挿入される。
図1ないし図3に図示されたエアロゾル生成装置1には、本実施例と係わる構成要素が図示されている。したがって、図1ないし図3に図示された構成要素以外に、他の汎用的な構成要素がエアロゾル生成装置1にさらに含まれるということを、この実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
また、図2及び図3には、エアロゾル生成装置1にヒータ13が含まれていると図示されているが、必要に応じて、ヒータ13は、省略される。
図1には、バッテリ11、制御部12及びヒータ13が一列に配置されていると図示されている。また、図2には、バッテリ11、制御部12、蒸気化器14及びヒータ13が一列に配置されていると図示されている。また、図3には、蒸気化器14及びヒータ13が並列に配置されていると図示されている。しかし、エアロゾル生成装置1の内部構造は、図1ないし図3に図示されたものに限定されない。言い換えれば、エアロゾル生成装置1の設計によって、バッテリ11、制御部12、ヒータ13及び蒸気化器14の配置は変更される。
シガレット2がエアロゾル生成装置1に挿入されれば、エアロゾル生成装置1は、ヒータ13及び/または蒸気化器14を作動させ、エアロゾルを発生させる。ヒータ13及び/または蒸気化器14によって発生したエアロゾルは、シガレット2を通過してユーザに伝達される。
必要に応じて、シガレット2がエアロゾル生成装置1に挿入されていない場合にも、エアロゾル生成装置1は、ヒータ13を加熱してもよい。
バッテリ11は、エアロゾル生成装置1の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ11は、ヒータ13または蒸気化器14が加熱されるように電力を供給し、制御部12の動作に必要な電力を供給する。また、バッテリ11は、エアロゾル生成装置1に設けられたディスプレイ、センサー、モータなどの動作に必要な電力を供給する。
制御部12は、エアロゾル生成装置1の動作を全般的に制御する。具体的に、制御部12は、バッテリ11、ヒータ13及び蒸気化器14だけではなく、エアロゾル生成装置1に含まれた他の構成の動作を制御する。また、制御部12は、エアロゾル生成装置1の構成それぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置1が動作可能な状態であるか否かを判断することもできる。
制御部12は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイとして具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサで実行されるプログラムが保存されたメモリの組み合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアに具現されることを、本実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
ヒータ13は、バッテリ11から供給された電力によって加熱される。例えば、シガレットがエアロゾル生成装置1に挿入されれば、ヒータ13は、シガレットの外部に位置する。したがって、加熱されたヒータ13は、シガレット内のエアロゾル生成物質の温度を上昇させる。
ヒータ13は、電気抵抗性ヒータでもある。例えば、ヒータ13には、電気伝導性トラック(track)を含み、電気伝導性トラックに電流が流れることにより、ヒータ13が加熱される。しかし、ヒータ13は、前記例に限定されず、希望温度まで加熱されるものであれば、制限なしに該当する。ここで、希望温度は、エアロゾル生成装置1に予め設定されていても、ユーザによって所望の温度に設定されてもよい。
一方、他の例において、ヒータ13は、誘導加熱式ヒータでもある。具体的に、ヒータ13には、シガレットを誘導加熱方式で加熱するための電気伝導性コイルを含み、シガレットは、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタを含んでもよい。
例えば、ヒータ13は、管状加熱要素、板状加熱要素、針状加熱要素または棒状加熱要素を含み、加熱要素の形状によってシガレット2の内部または外部を加熱する。
また、エアロゾル生成装置1には、ヒータ13が複数個配置されてもよい。この際、複数個のヒータ13は、シガレット2の内部に挿入されるように配置されても、シガレット2の外部に配置されてもよい。また、複数個のヒータ13のうち、一部は、シガレット2の内部に挿入されるように配置され、残りは、シガレット2の外部に配置される。また、ヒータ13の形状は、図1ないし図3に図示された形状に限定されず、多様な形状にも作製される。
蒸気化器14は、液状組成物を加熱してエアロゾルを生成し、生成されたエアロゾルは、シガレット2を通過してユーザに伝達される。言い換えれば、蒸気化器14によって生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置1の気流通路に沿って移動し、気流通路は、蒸気化器14によって生成されたエアロゾルがシガレットを通過してユーザに伝達されるように構成される。
例えば、蒸気化器14は、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素を含むが、それらに限定されない。例えば、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素は、独立したモジュールとしてエアロゾル生成装置1に含まれてもよい。
液体保存部は、液状組成物を保存することができる。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体であり、非タバコ物質を含む液体でもある。液体保存部は、蒸気化器14から脱/付着可能にも作製され、蒸気化器14と一体として作製されてもよい。
例えば、液状組成物は、水、ソルベント、エタノール、植物抽出物、香料、香味剤、またはビタミン混合物を含んでもよい。香料は、メントール、ペパーミント、スペアミントオイル、各種果物の香り成分などを含むが、それらに制限されるものではない。香味剤は、ユーザに多様な香味または風味を提供する成分を含んでもよい。ビタミン混合物は、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC及びビタミンEのうち、少なくとも1つが混合されたものでもあるが、それらに制限されるものではない。また、液状組成物は、グリセリン及びプロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤を含んでもよい。
液体伝達手段は、液体保存部の液状組成物を加熱要素に伝達することができる。例えば、液体伝達手段は、綿纎維、セラミック纎維、ガラスファイバ、多孔性セラミックのような芯(wick)にもなるが、それらに限定されない。
加熱要素は、液体伝達手段によって伝達される液状組成物を加熱するための要素である。例えば、加熱要素は、金属熱線、金属熱板、セラミックヒータなどにもなるが、それらに限定されない。また、加熱要素は、ニクロム線のような伝導性フィラメントで構成され、液体伝達手段に巻かれる構造によっても配置される。加熱要素は、電流供給によって加熱され、加熱要素と接触された液体組成物に熱を伝達して、液体組成物を加熱することができる。その結果、エアロゾルが生成される。
例えば、蒸気化器14は、カトマイザ(cartomizer)または霧化器(atomizer)とも称されるが、それらに限定されない。
一方、エアロゾル生成装置1は、バッテリ11、制御部12、ヒータ13及び蒸気化器14以外に汎用的な構成をさらに含んでもよい。例えば、エアロゾル生成装置1は、視覚情報の出力が可能なディスプレイ及び/または触覚情報の出力のためのモータを含んでもよい。また、エアロゾル生成装置1は、少なくとも1つのセンサー(パフ感知センサー、温度感知センサー、シガレット挿入磨ることだセンサーなど)を含んでもよい。また、エアロゾル生成装置1は、シガレット2が挿入された状態でも外部空気が流入されるか、内部気体が流出される構造にも作製される。
図1ないし図3には、図示されていないが、エアロゾル生成装置1は、別途のクレードルと共にシステムを構成してもよい。例えば、クレードルは、エアロゾル生成装置1のバッテリ11の充電に用いられる。または、クレードルとエアロゾル生成装置1が結合された状態でヒータ13が加熱されてもよい。
シガレット2は、一般的な燃焼型シガレットと類似してもいる。例えば、シガレット2は、エアロゾル生成物質を含む第1部分とフィルタなどを含む第2部分に区分される。または、シガレット2の第2部分にも、エアロゾル生成物質が含まれてもよい。例えば、顆粒またはカプセルの形態に作られたエアロゾル生成物質が第2部分に挿入されてもよい。
エアロゾル生成装置1の内部には、第1部分の全体が挿入され、第2部分は、外部に露出される。または、エアロゾル生成装置1の内部に第1部分の一部のみ挿入されても、第1部分の全体及び第2部分の一部が挿入されてもよい。ユーザは、第2部分を口にした状態でエアロゾルを吸い込むことができる。この際、エアロゾルは、外部空気が第1部分を通過することで生成され、生成されたエアロゾルは、第2部分を通過してユーザの口に伝達される。
一例として、外部空気は、エアロゾル生成装置1に形成された少なくとも1つの空気通路を通じて流入される。例えば、エアロゾル生成装置1に形成された空気通路の開閉及び/または空気通路の大きさは、ユーザによっても調節される。これにより、霧化量、喫煙感などがユーザによって調節される。他の例として、外部空気は、シガレット2の表面に形成された少なくとも1つの孔(hole)を通じてシガレット2の内部に流入されてもよい。
以下、図4及び図5を参照して、シガレット2の例を説明する。
図4及び図5は、シガレットの例を示す図面である。
図4を参照すれば、シガレット2は、タバコロッド21及びフィルタロッド22を含む。図1ないし図3を参照して上述した第1部分は、タバコロッド21を含み、第2部分は、フィルタロッド22を含む。
図4には、フィルタロッド22が単一セグメントに図示されているが、それに限定されない。言い換えれば、フィルタロッド22は、複数のセグメントで構成されてもよい。例えば、フィルタロッド22は、エアロゾルを冷却するセグメント及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングするセグメントを含んでもよい。また、必要に応じて、フィルタロッド22には、他の機能を遂行する少なくとも1つのセグメントをさらに含んでもよい。
シガレット2は、少なくとも1枚のラッパ24によって包装される。ラッパ24には、外部空気が流入されるか、内部気体が流出される少なくとも1つの孔(hole)が形成される。一例として、シガレット2は、1枚のラッパ24によって包装される。他の例として、シガレット2は、2以上のラッパ24によって重畳的に包装されてもよい。例えば、第1ラッパ241によってタバコロッド21が包装され、ラッパ242、243、244によってフィルタロッド22が包装される。そして、単一ラッパ245によってシガレット2全体が再包装される。もし、フィルタロッド22が複数のセグメントで構成されていれば、それぞれのセグメントがラッパ242、243、244によって包装される。
タバコロッド21は、エアロゾル生成物質を含む。例えば、エアロゾル生成物質は、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びオレイルアルコールのうち、少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。また、タバコロッド21は、風味剤、湿潤剤及び/または有機酸(organic acid)のような他の添加物質を含んでもよい。また、タバコロッド21には、メントールまたは保湿剤などの加香液が、タバコロッド21に噴射されることによって添加される。
タバコロッド21は、多様に作製される。例えば、タバコロッド21は、シート(sheet)によっても作製され、筋(strand)によっても作製される。また、タバコロッド21は、タバコシートが細かく切られた刻みタバコによっても作製される。また、タバコロッド21は、熱伝導物質によっても取り囲まれる。例えば、熱伝導物質は、アルミニウムホイルのような金属ホイルでもあるが、それに限定されない。一例として、タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質は、タバコロッド21に伝達される熱を押し並べて分散させ、タバコロッドに加えられる熱伝導率を向上させ、これにより、タバコ味を向上させうる。また、タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質は、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタとしての機能が行える。この際、図面に図示されていないが、タバコロッド21は、外部を取り囲む熱伝導物質以外にも追加のサセプタをさらに含んでもよい。
フィルタロッド22は、酢酸セルロースフィルタでもある。一方、フィルタロッド22の形状には、制限がない。例えば、フィルタロッド22は、円柱状ロッドでもあり、内部に中空を含むチューブ状ロッドでもある。また、フィルタロッド22は、リセス状ロッドでもある。もし、フィルタロッド22が複数のセグメントで構成された場合、複数のセグメントのうち、少なくとも1つが異なる形状にも作製される。
また、フィルタロッド22には、少なくとも1つのカプセル23が含まれる。ここで、カプセル23は、香味を発生させる機能を行っても、エアロゾルを発生させる機能を行ってもよい。例えば、カプセル23は、香料を含む液体を被膜で覆い込んだ構造でもある。カプセル23は、球状または円筒状を有するが、それらに制限されるものではない。
図5を参照すれば、シガレット3は、前端プラグ33をさらに含んでもよい。前端プラグ33は、タバコロッド31において、フィルタロッド32に対向する一側に位置する。前端プラグ33は、タバコロッド31の外部への離脱を防止し、喫煙中にタバコロッド31から液状化されたエアロゾルがエアロゾル発生装置(図1ないし図3の1)に流れて行くことを防止することができる。
フィルタロッド32は、第1セグメント321及び第2セグメント322を含んでもよい。ここで、第1セグメント321は、図4のフィルタロッド22の第1セグメントに対応し、第2セグメント322は、図4のフィルタロッド22の第3セグメントに対応する。
シガレット3の直径及び全長は、図4のシガレット2の直径及び全長に対応する。例えば、前端プラグ33の長さは、約7mm、タバコロッド31の長さは、約15mm、第1セグメント321の長さは、約12mm、第2セグメント322の長さは、約14mmであるが、それらに限定されない。
シガレット3は、少なくとも1枚のラッパ35によって包装される。ラッパ35には、外部空気が流入されるか、内部気体が流出される少なくとも1つの孔(hole)が形成される。例えば、第1ラッパ351によって前端プラグ33が包装され、第2ラッパ352によってタバコロッド31が包装され、第3ラッパ353によって第1セグメント321が包装され、第4ラッパ354によって第2セグメント322が包装される。そして、第5ラッパ355によってシガレット3全体が再包装される。
また、第5ラッパ355には、少なくとも1つの穿孔36が形成される。例えば、穿孔36は、タバコロッド31を取り囲む領域に形成されるが、それに制限されない。穿孔36は、図2及び図3に図示されたヒータ13によって形成された熱をタバコロッド31の内部に伝達する役割を行うことができる。
また、第2セグメント322には、少なくとも1つのカプセル34が含まれる。ここで、カプセル34は、香味を発生させる機能を行っても、エアロゾルを発生させる機能を行ってもよい。例えば、カプセル34は、香料を含む液体を被膜で覆い込んだ構造でもある。カプセル34は、球状または円筒状を有するが、それらに制限されるものではない。
図6は、一実施例によるヒータの温度プロファイルの例示を示す図面である。
図6を参照すれば、エアロゾル生成装置内のエアロゾル生成物質を加熱するヒータの温度プロファイル600が図示される。一実施例において温度プロファイル600は、図2ないし図3に図示されたシガレット2を加熱するヒータ13に係わる温度プロファイル600でもあるが、ヒータの種類及びヒータの加熱する対象は、それに制限されない。
ヒータの温度プロファイル600は、予熱区間610及び加熱区間620で構成される。
予熱区間610においてヒータの温度は、予熱目標温度T61まで到逹する。例えば、予熱目標温度T61は、200℃ないし250℃の温度であり、望ましくは、予熱目標温度T61は、230℃である。予熱区間610の長さは、20秒ないし40秒であり、望ましくは、予熱区間610の長さは30秒である。
エアロゾル生成装置は、ユーザの入力を受信することにより、予熱区間610が始まる。例えば、エアロゾル生成装置は、ユーザがエアロゾル生成装置上のボタンを押す入力を受信することで、予熱区間610の温度プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御することができる。
一実施例において、予熱区間610の間にヒータから発生した熱量が既定値に到逹した場合、エアロゾル生成装置は、予熱区間610を終了する。図6を参照すれば、予熱区間610においてヒータの温度が予熱目標温度T61に到逹しても、ヒータから発生した熱量が既定値未満である場合、ヒータから発生した熱量が既定値に到逹するまでエアロゾル生成装置は、所定の時間611ほどさらに予熱区間610を保持する。
他の実施例において、ヒータの温度が予熱目標温度T61に到逹した場合、エアロゾル生成装置は、予熱区間610を終了する。
しかし、予熱区間610の開始及び終了基準は、それに制限されない。
一方、予熱区間610が終了した場合、エアロゾル生成装置は、視覚情報を出力するディスプレイまたはランプ、触覚情報を出力するモータ、音情報を出力するスピーカーなどを通じてユーザに予熱終了を通知する。
加熱区間620は、複数の区間に区分される。複数の区間それぞれに対応する既設定の温度T62ないしT66において、ヒータの温度が保持されるように、エアロゾル生成装置は、ヒータに供給される電力を制御する。
一実施例において複数の区間それぞれに対応する既設定の温度T62ないしT66は、100℃ないし200℃の温度である。一実施例において、ヒータの動作時間が増加することにより、複数の区間それぞれに対応する既設定の温度T62ないしT66は漸次的に低くなるように設定される。または、ヒータの動作時間が増加することにより、複数の区間それぞれに対応する既設定の温度T62ないしT66は、高くなるか、低くなる過程が繰り返されるように設定され、漸次的に低くなっていて高くなるように設定されてもよい。
加熱区間620の長さは、3分ないし5分の期間でもあり、望ましく加熱区間620の長さは4分でもある。加熱区間620を構成する複数の区間それぞれの長さは、5秒ないし2分でもあり、複数の区間のうち、少なくとも一部は、同一であるか、異なる長さに設定される。
予熱区間610が終了すれば、エアロゾル生成装置は、加熱区間620の温度プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御する。一実施例において、加熱区間620の開始区間612でヒータの温度が予熱目標温度T61より低い温度T62に保持されるように、エアロゾル生成装置は、ヒータに供給される電力を制御する。以後、複数の区間それぞれに対応する既設定の温度T63ないしT66でヒータの温度が保持されるように、エアロゾル生成装置は、ヒータに供給される電力を制御する。加熱区間620開始後、既設定の時間が徒過すれば、エアロゾル生成装置は、ヒータに供給される電力を遮断する。
一方、加熱区間620開始後、既設定の時間が徒過する前でも、エアロゾル生成装置でカウントしたユーザのパフ回数が既設定の回数に到逹する場合、エアロゾル生成装置は、ヒータに供給される電力を遮断してもよい。
図7は、一実施例による動作区間でヒータの測定温度グラフと実際温度グラフの例示を示す図面である。
エアロゾル生成装置には、温度感知センサーが備えられる。エアロゾル生成装置には、別途の温度感知センサーが備えられるか、ヒータが温度感知センサーの役割を行う。
一実施例において、ヒータ組立体は、ヒータ及び熱伝逹物体を含んでもよい。ヒータは、熱を生成する熱源であり、熱伝逹物体は、ヒータで生成された熱をエアロゾル生成物質に伝達する。
例えば、ヒータは、電気抵抗性パターンを備えたフィルム(film)形状に作製され、フィルム形状のヒータは、熱伝逹物体(例えば、熱伝達管)の外側表面の少なくとも一部分を取り囲むように配置される。熱伝達管は、アルミニウムやステンレススチール(stainless steel)のように熱を伝達する金属素材や、合金素材や、炭素や、セラミック素材などを含んでもよい。ヒータの電気抵抗性パターンに電力が供給されれば、熱が発生し、発生した熱は、熱伝達管を介してエアロゾル生成物質を加熱することができる。
熱伝逹物体(例えば、熱伝達管)を用いてエアロゾル生成物質を間接的に加熱するヒータの場合、温度感知センサーの測定温度とエアロゾル生成物質が加熱される実際温度とが互いに異なりうる。
例えば、温度上昇過程では、熱伝達管の温度上昇速度が遅く、温度感知センサーの測定温度がエアロゾル生成物質が加熱される実際温度よりもさらに高い。また、温度下降過程では、熱伝達管に残熱が存在して温度感知センサーの測定温度がエアロゾル生成物質が加熱される実際温度よりもさらに低い。
一実施例において、エアロゾル生成装置は、図6の温度プロファイル600に基づいてヒータに供給される電力を制御する。図7を参照すれば、温度プロファイル600に基づいてヒータが動作する動作区間700で温度感知センサーが測定したヒータの測定温度グラフ701と、エアロゾル生成物質が加熱される実際温度グラフ702が図示される。
測定温度グラフ701と実際温度グラフ702との温度差は、ヒータが動作する現在区間及びヒータの測定温度などによっても異なる。例えば、温度上昇過程では、測定温度T71が実際温度T72よりも高い。一方、温度下降過程では、測定温度T73が実際温度T74よりも低い。一方、温度上昇過程での実際温度T72と測定温度T71との温度差(T72−T71)は、温度下降過程での実際温度T74と測定温度T73との温度差(T74−T73)と互いに異なる。
エアロゾル生成物質に加えられた熱量によって喫味が異なる。ユーザに最適の喫味を提供するためにエアロゾル生成装置は、既設定の温度プロファイルに基づいてヒータに供給される電力を制御する。しかし、上述したように温度感知センサーを用いて測定したヒータの測定温度とエアロゾル生成物質が加熱される実際温度とが互いに異なるので、エアロゾル生成装置は、測定温度を実際温度と一致させるために測定されたヒータの温度を補正する。
測定温度と実際温度との温度差は、現在区間及びヒータの測定温度などによって異なるので、本開示では、さらに精密な温度補正のために複数の温度補正アルゴリズムが用いられる。
図8は、一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。
エアロゾル生成装置には、温度感知センサーが備えられる。エアロゾル生成装置には、別途の温度感知センサーが備えられるか、ヒータが温度感知センサーの役割を行う。
エアロゾル生成装置は、温度感知センサーを用いてヒータの温度を測定する。エアロゾル生成装置は、測定された温度に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する。エアロゾル生成装置は、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正する。
図8を参照すれば、複数の温度補正アルゴリズムは、高温温度補正アルゴリズム810及び低温温度補正アルゴリズム820を含んでもよい。
ヒータの測定された温度が既定値T83以上である場合、エアロゾル生成装置は、高温温度補正アルゴリズム810を適用して測定された温度を補正し、測定された温度が既定値T83未満である場合、低温温度補正アルゴリズム820を適用して測定された温度を補正する。
既定値T83は、低温限界値T81と高温限界値T82との間の値でもある。例えば、低温限界値T81は、50℃であり、高温限界値T82は、250℃である場合、既定値T83は、低温限界値T81及び高温限界値T82の中間値である150℃である。しかし、既定値T83を設定する方式は、それに制限されない。
一実施例において、高温温度補正アルゴリズム及び低温温度補正アルゴリズムは、多項式または定数でもある。例えば、図8を参照すれば、高温温度補正アルゴリズム810は、ヒータの測定された温度に第1定数を加算するものであり、低温温度補正アルゴリズム820は、ヒータの測定された温度に第2定数を加算するものである。
一方、第1定数及び第2定数は、正の実数、0または負の実数である。図7を参照して説明すれば、例えば、測定温度T71を補正するために実際温度T72と測定温度T71との温度差(T72−T71)が測定温度T71に加算されねばならないので、高温温度補正アルゴリズム810に該当する第1定数は、負の実数である。また、測定温度T73を補正するために、実際温度T74と測定温度T73との温度差(T74−T73)が測定温度T73に加算されねばならないので、低温温度補正アルゴリズム820に該当する第2定数は、正の実数であり、第1定数の絶対値は、第2定数の絶対値よりも小さい。
図9は、一実施例による動作区間でヒータの測定温度グラフと実際温度グラフの例示を示す図面である。
図9を参照すれば、エアロゾル生成装置の温度感知センサーが測定したヒータの測定温度グラフ901と、エアロゾル生成物質が加熱される実際温度グラフ902が図示される。
ヒータが動作する動作区間900は、予熱区間910及び加熱区間920で構成される。また、予熱区間910は、第1予熱区間911及び第2予熱区間912で構成され、加熱区間920は、第1加熱区間921ないし第5加熱区間925で構成される。
図10Aないし図10Cは、一実施例による温度補正アルゴリズムを説明するための図面である。
エアロゾル生成装置は、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定する。エアロゾル生成装置は、複数の区間のうち、ヒータが動作する現在区間を決定する。エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する。エアロゾル生成装置は、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正する。
図9を参照すれば、ヒータが動作する動作区間900は、予熱区間910及び加熱区間920を含んでもよい。エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が予熱区間910及び加熱区間920のうち、どの区間に該当するかを決定する。
エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が予熱区間910である場合、ヒータの測定温度に予熱区間温度補正アルゴリズムを適用し、ヒータが動作する現在区間が加熱区間920である場合、ヒータの測定温度に加熱区間温度補正アルゴリズムを適用する。
図10Aには、ヒータが動作する現在区間が予熱区間910である場合、ヒータの測定温度に適用される予熱区間温度補正アルゴリズム1010に対応するグラフが図示される。
予熱区間温度補正アルゴリズム1010は、予熱区間910での測定温度グラフ901と実際温度グラフ902との温度差に基づいて決定される。予熱区間温度補正アルゴリズム1010は、多項式または定数でもある。
予熱区間910での測定温度グラフ901と実際温度グラフ902との温度差が、図9のようである場合、予熱区間温度補正アルゴリズム1010は、多項式でもある。その場合、予熱区間910においてエアロゾル生成装置の温度感知センサーが測定したヒータの測定温度がT100である場合、エアロゾル生成装置は、予熱区間温度補正アルゴリズム1010を適用して測定温度T100に補正値「A」を加算することで、測定温度T100をT74に補正する。
図10Bには、ヒータが動作する現在区間が加熱区間920である場合、ヒータの測定温度に適用される加熱区間温度補正アルゴリズム1020に対応するグラフが図示される。
加熱区間温度補正アルゴリズム1020は、加熱区間920での測定温度グラフ901と実際温度グラフ902との温度差に基づいて決定される。加熱区間温度補正アルゴリズム1020は、多項式または定数でもある。
一実施例において、加熱区間温度補正アルゴリズム1020は、加熱開始区間である第1加熱区間921での実際温度T72と測定温度T71との温度差(T72−T71)と、加熱終了区間である第5加熱区間925での実際温度T74と測定温度T73との温度差(T74−T73)に基づいて決定された一次式でもある。その場合、加熱区間920でエアロゾル生成装置の温度感知センサーが測定したヒータの測定温度がT101である場合、エアロゾル生成装置は、加熱区間温度補正アルゴリズム1020を適用して測定温度T101に補正値「B」を加算することで、測定温度T101をT75に補正することができる。
図10Cには、ヒータが動作する現在区間が加熱区間920である場合、ヒータの測定温度に適用される複数の加熱区間温度補正アルゴリズム1030ないし1070に対応するグラフが図示される。
一実施例において、複数の加熱区間である第1加熱区間921ないし第5加熱区間925それぞれに対する加熱区間温度補正アルゴリズム1030ないし1070が互いに異なって設定される。エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が第1加熱区間921ないし第5加熱区間925のうち、いずれの加熱区間に該当するかを決定した後、決定された加熱区間に該当する加熱区間温度補正アルゴリズムを適用してヒータの測定された温度を補正することができる。
図10Cを参照すれば、第1加熱区間アルゴリズム1030及び第4加熱区間アルゴリズム1060は、2次以上の多項式であり、第2加熱区間アルゴリズム1040は、一次式であり、第3加熱区間アルゴリズム1030及び第5加熱区間アルゴリズム1070は、定数でもある。
また、予熱区間910も複数の予熱区間に区分され、エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が複数の予熱区間のうち、いずれの予熱区間に該当するかを決定した後、決定された予熱区間に該当する予熱区間温度補正アルゴリズムを適用してヒータの測定された温度を補正する。
図10Aないし図10Cに図示された温度補正アルゴリズムは、単なる例示であって、それに限定されず、エアロゾル生成装置の温度感知センサーが測定したヒータの測定温度とエアロゾル生成物質が加熱される実際温度間の温度差に基づいて多様な形態の温度補正アルゴリズムが用いられる。
一方、図7で上述したように、ヒータ組立体は、熱を生成するヒータ(電気抵抗性パターン)及びヒータで生成された熱をエアロゾル生成物質に伝達する熱伝逹物体(例えば、熱伝達管)を含み、その場合、ヒータ及び熱伝逹物体の熱容量などが互いに異なることにより、ヒータ及び熱伝逹物体の温度上昇/下降速度が互いに異なり、これにより、温度感知センサーでヒータの温度を測定した測定温度と熱伝逹物体によってエアロゾル生成物質が加熱される実際温度が互いに異なりうる。
一実施例において、温度感知センサーで測定した測定温度は、温度感知センサーの抵抗値に基づいて決定され、エアロゾル生成物質が加熱される実際温度は、赤外線センサー(IRセンサー)が熱伝逹物体表面の温度を測定することで決定される。しかし、温度感知センサーの測定温度及びエアロゾル生成物質が加熱される実際温度を決定する方法は、それに制限されない。
エアロゾル生成装置には、測定温度と実際温度との温度差に基づいて決定された複数の温度補正アルゴリズムが既に保存された状態でもある。または、エアロゾル生成装置は、複数の温度補正アルゴリズムをリアルタイムで算出することができる。エアロゾル生成装置は、温度感知センサーで測定したヒータの測定温度、ヒータが動作する現在区間などに基づいて、既保存の複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定温度を補正することができる。
一方、測定温度と実際温度との温度差が発生する理由は、様々であり、温度差もヒータの測定温度、ヒータが動作する現在区間などによっても異なる。本開示では、さらに精密な温度補正のために複数の温度補正アルゴリズムを用いて、特にヒータの測定温度及びヒータが動作する現在区間のうち、少なくともいずれか1つに基づいて、測定温度を、実際温度によってさらに正確に補正する温度補正アルゴリズムを選択することができる。
図11は、一実施例によるエアロゾル生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図11を参照すれば、エアロゾル生成装置1100は、制御部1110、ヒータ1120、バッテリ1130、メモリ1140、センサー1150及びインターフェース1160を含んでもよい。
ヒータ1120は、制御部1110の制御によってバッテリ1130から供給された電力によって電気的に加熱される。ヒータ1120は、シガレットを収容するエアロゾル生成装置1100の収容通路内部に位置する。シガレットが外部からエアロゾル生成装置1100の挿入孔を通じて挿入された後、収容通路に沿って移動することで、シガレットの一側端部がヒータ1120内部に挿入される。したがって、加熱されたヒータ1120は、シガレット内のエアロゾル生成物質の温度を上昇させる。ヒータ1120は、シガレットの内部に挿入される形態であれば、制限なしに該当する。
ヒータ1120は、熱源及び熱伝逹物体を含んでもよい。例えば、ヒータ1120の熱源は、電気抵抗性パターンを備えたフィルム(film)形状に作製され、フィルム形状のヒータ1120は、熱伝逹物体(例えば、熱伝達管)の外側表面の少なくとも一部分を取り囲むように配置される。
熱伝達管は、アルミニウムやステンレススチール(stainless steel)のように熱を伝達する金属素材や、合金素材や、炭素や、セラミック素材などを含んでもよい。ヒータ1120の電気抵抗性パターンに電力が供給されれば、熱が発生し、発生した熱は、熱伝達管を介してエアロゾル生成物質を加熱することができる。
エアロゾル生成装置1100には、別途の温度感知センサーが備えられる。または、別途の温度感知センサーが備えられる代わりに、ヒータ1120が温度感知センサーの役割を行ってもよい。または、ヒータ1120が温度感知センサーの役割を行うと共に、エアロゾル生成装置1100には、別途の温度感知センサーがさらに備えられてもよい。温度感知センサーは、伝導性トラックまたは素子形態にヒータ1120上に配置される。
例えば、温度感知センサーに加えられる電圧及び温度感知センサーに流れる電流が測定されれば、抵抗(R)が決定される。この際、下記数式1によって温度感知センサーは、温度(T)を測定する。
Figure 2021509277



数式1において、Rは、温度感知センサーの現在抵抗値を意味し、Rは、温度T(例えば、0℃)での抵抗値を意味し、αは、温度感知センサーの抵抗温度係数を意味する。伝導性物質(例えば、金属)は、固有の抵抗温度係数を有しているところ、温度感知センサーを構成する伝導性物質によって、αは、予め決定される。したがって、温度感知センサーの抵抗Rが決定される場合、前記数式1によって温度感知センサーの温度Tが演算される。
制御部1110は、エアロゾル生成装置1100の全般的な動作を制御するハードウェアである。制御部1110は、マイクロプロセッサー、マイクロコントローラーのようなプロセッシングユニットに具現された集積回路である。
制御部1110は、センサー1150によってセンシングされた結果を分析し、後続して行われる処理を制御する。制御部1110は、センシング結果によってバッテリ1130からヒータ1120への電力供給を開始または中断させる。また、制御部1110は、ヒータ1120が所定の温度まで加熱されるか、適切な温度を保持するようにヒータ1120に供給される電力の量及び電力が供給される時間を制御する。また、制御部1110は、インターフェース1160の多様な入力情報及び出力情報を処理する。
制御部1110は、エアロゾル生成装置1100を用いたユーザの喫煙回数をカウンティングし、カウンティング結果によって、ユーザの喫煙を制限するようにエアロゾル生成装置1100の関連機能を制御する。
メモリ1140は、エアロゾル生成装置1100内で処理される各種データを保存するハードウェアであって、メモリ1140は、制御部1110で処理されたデータ及び処理されるデータを保存する。メモリ1140は、DRAM(dynamic random access memory)、SRAM(static random access memory)のようなRAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)のような多様な種類に具現される。
メモリ1140は、喫煙時刻、喫煙回数のようなユーザの喫煙パターンに係わるデータを保存する。また、メモリ1140には、シガレットが収容通路に収容された場合の基準温度変化値関連のデータが保存される。
また、メモリ1140は、複数の温度補正アルゴリズムを保存する。
バッテリ1130は、エアロゾル生成装置1100の動作に用いられる電力を供給する。すなわち、バッテリ1130は、ヒータ1120が加熱されるように電力を供給する。また、バッテリ1130は、エアロゾル生成装置1100内に備えられた他のハードウェア、制御部1110、センサー1150及びインターフェース1160の動作に必要な電力を供給する。バッテリ1130は、リン酸鉄リチウム(LiFePO)バッテリでもあるが、それに限定されず、コバルト酸リチウム(LiCoO)バッテリ、チタン酸塩リチウムバッテリなどにも作製される。バッテリ1130は、充電可能なバッテリであるか、使い捨てバッテリでもある。
センサー1150は、パフ感知(puff detect) センサー(温度感知センサー、流量(flow) 感知センサー、位置感知センサーなど)、シガレット挿入感知センサー、ヒータ1120の温度感知センサーなどの多様な種類のセンサーを含んでもよい。センサー1150によってセンシングされた結果は、制御部1110に伝達され、制御部1110は、センシング結果によってヒータ温度の制御、喫煙の制限、シガレット挿入有/無の判断、お知らせ表示のような多様な機能が遂行されるように、エアロゾル生成装置1100を制御することができる。
インターフェース1160は、視覚情報を出力するディスプレイまたはランプ、触覚情報を出力するモータ、音情報を出力するスピーカー、ユーザから入力された情報を受信するか、ユーザに情報を出力する入/出力(I/O)インターフェーシング手段(例えば、ボタンまたはタッチスクリーン)とデータ通信を行うか、充電電力を供給されるための端子、外部デバイスと無線通信(例えば、WI-FI, WI-FI Direct, Bluetooth, NFC(Near-Field Communication)など)を行うための通信インターフェーシングモジュールなどの多様なインターフェーシング手段を含んでもよい。但し、エアロゾル生成装置1100はm前記例示された多様なインターフェーシング手段のうち、一部のみを取捨選択して具現されてもよい。
一方、エアロゾル生成装置1100は、蒸気化器(図示せず)をさらに含んでもよい。蒸気化器(図示せず)は、液体保存部、液体伝達手段及び液体を加熱する加熱要素を含んでもよい。
液体保存部は、液状組成物を保存する。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体であり、非タバコ物質を含む液体でもある。液体保存部は、蒸気化器(図示せず)から脱/付着可能にも作製され、蒸気化器(図示せず)と一体として作製されてもよい。
例えば、液状組成物は、水、ソルベント、エタノール、植物抽出物、香料、香味剤、またはビタミン混合物を含んでもよい。香料は、メントール、ペパーミント、スペアミントオイル、各種果物の香り成分などを含むが、それらに制限されるものではない。香味剤は、ユーザに多様な香味または風味を提供する成分を含んでもよい。ビタミン混合物は、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC及びビタミンEのうち、少なくとも1つが混合されたものでもあるが、それらに制限されるものではない。また、液状組成物は、グリセリン及びプロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤を含んでもよい。
液体伝達手段は、液体保存部の液状組成物を加熱要素に伝達する。例えば、液体伝達手段は、綿纎維、セラミック纎維、ガラスファイバ、多孔性セラミックのような芯(wick)にもなるが、それらに限定されない。
加熱要素は、液体伝達手段によって伝達される液状組成物を加熱するための要素である。例えば、加熱要素は、金属熱線、金属熱板、セラミックヒータなどにもなるが、それらに限定されない。また、加熱要素は、ニクロム線のような伝導性フィラメントで構成され、液体伝達手段に巻かれる構造によっても配置される。加熱要素は、電流供給によって加熱され、加熱要素と接触された液体組成物に熱を伝達して、液体組成物を加熱することができる。その結果、エアロゾルが生成される。
例えば、蒸気化器(図示せず)は、カトマイザ(cartomizer)または霧化器(atomizer)とも称されるが、それらに限定されない。
図12は、一実施例によるエアロゾル生成装置を制御する方法のフローチャートである。
図12を参照すれば、段階1210において、エアロゾル生成装置は、複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定する。
エアロゾル生成装置には、温度感知センサーが備えられる。エアロゾル生成装置には、別途の温度感知センサーが備えられるか、ヒータが温度感知センサーの役割を行う。一実施例において、温度感知センサーは、抵抗値の変化に基づいてヒータの温度を測定する。
段階1220において、エアロゾル生成装置は、複数の区間のうち、ヒータが動作する現在区間を決定する。
一実施例において、ヒータの動作区間は、予熱区間及び加熱区間を含んでもよい。また、予熱区間及び加熱区間それぞれは、複数の区間に区分される。
段階1230において、エアロゾル生成装置は、測定された温度及びヒータが動作する現在区間のうち、少なくともいずれか1つに基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択することができる。
一実施例において、エアロゾル生成装置は、測定された温度に基づいて複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択することができる。例えば、エアロゾル生成装置は、測定された温度が既定値以上である場合、高温温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正することができる。測定された温度が既定値未満である場合、低温温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正することができる。または、エアロゾル生成装置は、測定された温度に基づいて3つ以上の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択してもよい。
一方、エアロゾル生成装置が測定された温度のみに基づいて複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する場合、段階1220は省略される。
他の実施例において、エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択してもよい。
例えば、エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が予熱区間及び加熱区間のうち、どちらの区間に該当するかを決定する。ヒータが動作する現在区間が予熱区間である場合、エアロゾル生成装置は、予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正し、ヒータが動作する現在区間が加熱区間である場合、エアロゾル生成装置は、加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正する。
さらに他の実施例において、エアロゾル生成装置は、測定された温度及びヒータが動作する現在区間に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択してもよい。その場合、複数の温度補正アルゴリズムには、予熱区間温度補正アルゴリズム及び複数の加熱区間温度補正アルゴリズムが含まれる。
例えば、エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が予熱区間である場合、予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正してもよい。また、エアロゾル生成装置は、ヒータが動作する現在区間が複数の加熱区間のうち、いずれか1つである場合、測定された温度に基づいて複数の加熱区間温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、選択された加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正してもよい。
一方、複数の温度補正アルゴリズムには、複数の予熱区間温度補正アルゴリズムが含まれてもよい。
段階1240においてエアロゾル生成装置は、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定された温度を補正してもよい。
一実施例において、温度感知センサーで測定した測定温度は、温度感知センサーの抵抗値に基づいて決定され、エアロゾル生成物質が加熱される実際温度は、ヒータと離隔された赤外線センサー(IRセンサー)が熱伝逹物体表面の温度を測定することによって決定される。
エアロゾル生成装置には、測定温度と実際温度との温度差に基づいて決定された複数の温度補正アルゴリズムが既に保存された状態でもある。エアロゾル生成装置は、温度感知センサーで測定したヒータの測定温度及びヒータが動作する現在区間のうち、少なくともいずれか1つに基づいて既保存の複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、選択された温度補正アルゴリズムを適用して測定温度を補正してもよい。
一方、温度補正アルゴリズムは、多項式及び定数によって表現される。
本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者は、前記記載の本質的な特性から外れない範囲内で変形された形態に具現可能であることを理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前記説明ではなく、特許請求の範囲に開示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれるものと解釈されねばならない。

Claims (20)

  1. エアロゾル生成装置を制御する方法において、
    ヒータの温度を測定する段階と、
    前記測定された温度に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階と、
    前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記複数の温度補正アルゴリズムは、高温温度補正アルゴリズム及び低温温度補正アルゴリズムを含み、
    前記測定された温度を補正する段階は、
    前記測定された温度が既定値以上である場合、前記高温温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、前記測定された温度が既定値未満である場合、前記低温温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記高温温度補正アルゴリズムは、前記測定された温度に第1定数を加算し、前記低温温度補正アルゴリズムは、前記測定された温度に第2定数を加算することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1定数の絶対値は、前記第2定数の絶対値よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. エアロゾル生成装置を制御する方法において、
    複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定する段階と、
    前記複数の区間のうち、前記ヒータが動作する現在区間を決定する段階と、
    前記ヒータが動作する現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階と、
    前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  6. 前記複数の区間は、予熱区間及び加熱区間を含み、前記複数の温度補正アルゴリズムは、予熱区間温度補正アルゴリズム及び加熱区間温度補正アルゴリズムを含み、
    前記測定された温度を補正する段階は、
    前記ヒータが動作する現在区間が、前記予熱区間及び前記加熱区間のうち、どちらの区間に該当するかを決定する段階と、
    前記ヒータが動作する現在区間が、前記予熱区間である場合、前記予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、前記ヒータが動作する現在区間が前記加熱区間である場合、前記加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階は、
    前記測定された温度及び前記ヒータが動作する現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択する段階と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記複数の区間は、予熱区間及び複数の加熱区間を含み、前記複数の温度補正アルゴリズムは、予熱区間温度補正アルゴリズム及び複数の加熱区間温度補正アルゴリズムを含み、
    前記測定された温度を補正する段階は、
    前記ヒータが動作する現在区間が、前記予熱区間である場合、予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、
    前記ヒータが動作する現在区間が、前記複数の加熱区間のうち、いずれか1つである場合、前記測定された温度に基づいて前記複数の加熱区間温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正する段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記ヒータで生成された熱は、熱伝逹物体を通じてエアロゾル生成物質に伝達され、
    前記複数の温度補正アルゴリズムは、前記ヒータの温度と前記熱伝逹物体の温度間の温度差に基づいて決定されることを特徴とする請求項1又は5に記載の方法。
  10. 前記複数の温度補正アルゴリズムは、多項式または定数によって表現されることを特徴とする請求項1又は5に記載の方法。
  11. エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、
    制御部と、
    を含むエアロゾル生成装置において、
    前記制御部は、
    前記ヒータの温度を測定し、前記測定された温度に基づいて、複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正することを特徴とするエアロゾル生成装置。
  12. 前記複数の温度補正アルゴリズムは、高温温度補正アルゴリズム及び低温温度補正アルゴリズムを含み、
    前記制御部は、
    前記測定された温度が既定値以上である場合、前記高温温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、前記測定された温度が既定値未満である場合、前記低温温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正することを特徴とする請求項11に記載のエアロゾル生成装置。
  13. 前記高温温度補正アルゴリズムは、前記測定された温度に第1定数を加算し、前記低温温度補正アルゴリズムは、前記測定された温度に第2定数を加算することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、
    制御部と、
    を含むエアロゾル生成装置において、
    前記制御部は、
    複数の区間で構成された動作区間において動作するヒータの温度を測定し、前記複数の区間のうち、前記ヒータが動作する現在区間を決定し、前記現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正することを特徴とするエアロゾル生成装置。
  15. 前記複数の区間は、予熱区間及び加熱区間を含み、前記複数の温度補正アルゴリズムは、予熱区間温度補正アルゴリズム及び加熱区間温度補正アルゴリズムを含み、
    前記制御部は、
    前記ヒータの現在動作区間が前記予熱区間及び前記加熱区間のうち、どちらの区間に該当するかを決定し、前記ヒータが動作する現在区間が、前記予熱区間である場合、前記予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、前記ヒータが動作する現在区間が前記加熱区間である場合、前記加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正することを特徴とする請求項14に記載のエアロゾル生成装置。
  16. 前記制御部は、
    前記測定された温度及び前記ヒータが動作する現在区間に基づいて、前記複数の温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択することを特徴とする請求項14に記載のエアロゾル生成装置。
  17. 前記複数の区間は、予熱区間及び複数の加熱区間を含み、前記複数の温度補正アルゴリズムは、予熱区間温度補正アルゴリズム及び複数の加熱区間温度補正アルゴリズムを含み、
    前記制御部は、
    前記ヒータが動作する現在区間が、前記予熱区間である場合、予熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正し、前記ヒータが動作する現在区間が、前記複数の加熱区間のうち、いずれか1つである場合、前記測定された温度に基づいて前記複数の加熱区間温度補正アルゴリズムのうち、いずれか1つを選択し、前記選択された加熱区間温度補正アルゴリズムを適用して前記測定された温度を補正することを特徴とする請求項16に記載のエアロゾル生成装置。
  18. 熱伝逹物体をさらに含み、
    前記ヒータで生成された熱は、前記熱伝逹物体を通じて前記エアロゾル生成物質に伝達し、
    前記複数の温度補正アルゴリズムは、前記ヒータの温度と前記熱伝逹物体の温度間の温度差に基づいて決定されることを特徴とする請求項11又は14に記載のエアロゾル生成装置。
  19. 前記複数の温度補正アルゴリズムは、多項式または定数によって表現されることを特徴とする請求項11又は14に記載のエアロゾル生成装置。
  20. 請求項1に記載の方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
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