JP2021506669A - 安全シート接続が統合されたビークルシート - Google Patents
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Abstract
ビークルシートは、ビークルのシャーシ/フレームに直接接続されたビークルシートフレームを含む。シートフレームは、バック部分とシートボトム部分とを含む。シートボトム部分は、カーシートの少なくとも1つの対応するコネクタに取り外し可能に接続するように構成された少なくとも1つのコネクタを含む。ビークルシートはまた、フレームに接続し、フレームをカバーし、シートボトム部分のコネクタを隠すように構成されたカバーを含む。カバーの少なくとも一部は、シートボトム部分のコネクタを露出させるために部分的または全体的に取り外し可能であり、それにより、シートボトム部分のコネクタを使用して、カーシートの対応するコネクタに接続することができる。一実施形態では、バック部分を覆うカバーの一部を取り外して、カーシートの周りの間隔を広げてもよい。
Description
背景
1.分野
本開示は、ビークル(車両、乗り物、輸送期間)のシャーシまたはフレームに接続されたビークルシートに関する。より具体的には、本開示は、安全カーシート用の接続部分を備えたビークルシートに関する。安全カーシートは、乳幼児用のものであってもよいが、これらに限定されない。
1.分野
本開示は、ビークル(車両、乗り物、輸送期間)のシャーシまたはフレームに接続されたビークルシートに関する。より具体的には、本開示は、安全カーシート用の接続部分を備えたビークルシートに関する。安全カーシートは、乳幼児用のものであってもよいが、これらに限定されない。
2.技術の説明
先進国の1歳から5歳までの子供の最も一般的な死因は事故であり、事故による主な死因は自動車事故である。チャイルド安全シートは、乗用車に適切に取り付けた場合、1歳未満の子供(つまり幼児)の場合は約71%、1歳から4歳の幼児の場合は約54%、致命傷を軽減すると報告されている。それでも、米国だけで、毎年、0歳から4歳の250人以上の子供が、チャイルドシートに適切に拘束されている状態で、致命傷を負っている。
先進国の1歳から5歳までの子供の最も一般的な死因は事故であり、事故による主な死因は自動車事故である。チャイルド安全シートは、乗用車に適切に取り付けた場合、1歳未満の子供(つまり幼児)の場合は約71%、1歳から4歳の幼児の場合は約54%、致命傷を軽減すると報告されている。それでも、米国だけで、毎年、0歳から4歳の250人以上の子供が、チャイルドシートに適切に拘束されている状態で、致命傷を負っている。
さらに、死亡事故に加えて、毎年、カーシートに適切に拘束された何千人もの子供たちが、自動車事故に起因して、身体機能を奪うけがを負っている。これまでで最も一般的な重傷は、大脳損傷(挫傷または裂傷)、脳震とう、頭蓋骨および頭蓋底骨折、くも膜下出血、硬膜下血腫などの頭部外傷である。その他の一般的な重傷は、胸部(肺および肋骨)、腹部(腸、肝臓、脾臓、腎臓)、脊椎、および上肢(鎖骨、上腕骨、橈骨/尺骨)、および下肢(骨盤、大腿骨、脛骨/腓骨)の損傷である。子供の外傷の結果は、成人が被る同様の外傷よりも悪化するおそれがあり、外傷性脳損傷を患う子供は、持続的なまたは晩期に現れる神経心理学的問題を経験するおそれがある。たとえば、前頭葉の機能は子供の成長の比較的遅い時期に発達するため、前頭葉への損傷は子供が青年期に達するまで明らかにならない場合がある。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、1歳未満の子供は、常に、ハーネスのある後向きカーシートに乗るべきである。後向きシートをできるだけ使用することが推奨されるけれども、1歳以上の子供は前方を向いていたいと認識されている。NHTSAは、1から3歳の(および特定の身長と体重に達していない場合はそれ以上の年齢の)子供が、衝突中の子供の前方への動きを制限するハーネス及びテザーを備えた前向きカーシートを使用することを推奨している。
購入可能なカーシートには多くの種類がある。1歳未満の子供に推奨される幼児用シートは後向きである。多くは、車にベルト留めまたはテザー留めされたベースと、ベースにラッチ留め合可能なシートと、を含む。ベースから(つまり、車から)ラッチ解除されたときにシートを運ぶことができるように、シートには、多くの場合、ハンドルが含まれている。幼児だけでなく子供にも人気のあるカーシートオプションは、「後向き」位置に指向されてから「前向き」位置に「変換」することができる「コンバーチブル」カーシートである。体重が約45kg(100ポンド)までの子供向けのブースタシートに更に変換するコンバーチブルカーシートもある。通常、コンバーチブルカーシートは、カーシートベルトを使用して車にストラップ留めされるか、LATCH(Lower anchors and Tethers for children)システムを使用して車のフレームに直接、アンカ留めされる。すべてのカーシートには、子供をシート内にストラップ留めするためのハーネスがある。通常のハーネスは5点安全ハーネスである。カーシートは、通常、少なくとも5mm(0.2インチ)の厚さの射出成形プラスチックから形成される傾向があり、シート(幼児用シートの場合はベースを含む)の重量は、通常7kg(15.4ポンド)以上である。
概要
この概要は、詳細な説明で以下にさらに説明される概念の選択をを紹介するために提供される。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の主要なまたは本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を限定する助けとして使用されるのを意図するものでもない。
この概要は、詳細な説明で以下にさらに説明される概念の選択をを紹介するために提供される。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の主要なまたは本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を限定する助けとして使用されるのを意図するものでもない。
本開示の一態様によれば、ビークルシートは、ビークルのシャーシに直接接続するように構成されたビークルシートフレームを含む。シートフレームは、バック部分とバック部分に対してある角度で延在するシートボトム部分と、を含む。シートボトム部分は、幼児安全シートなどのカーシートの対応する接続点に取り外し可能に接続するように構成されるコネクタを含む。シートには、フレームに接続するように構成されたカバーも含まれる。カバーは、第1の構成ではコネクタを覆い隠し、第2の構成ではコネクタを露出させる、少なくとも一部を含む。カバーの少なくとも一部は、フレームのコネクタを露出させるために部分的または全体的に取り外し可能であり、それらを使用してカーシートに接続することができる。
一実施形態では、コネクタを隠すカバーの部分は、カバーから分離可能である。少なくとも1つの他の実施形態では、コネクタを隠すカバーの部分は、カバーに部分的に接続されるとともに、対応するコネクタを露出させるためにカバー上に折り畳むように構成される。
一実施形態によれば、ビークルシートは、カバーの外面とシートフレームとの間に配置された、発泡体などのクッション材料を含む。
ビークルシートの態様によれば、ビークルフレームは、カーシートベースであって、不使用時に第1の構成において隠され、幼児チャイルドカーシートなどのカーシートに接続する必要があるときに第2の構成において露出されることが可能なカーシートベースを含んでもよい。この機能により、ユーザが、ビークルシートクッションの上に別のカーシートベースを設置したり、不要になったときにそのようなベースを取り外して保管したりする必要がなくなる。したがって、カーシートの使用を大幅に簡略化でき、設置を改善できる。
図面の簡単な説明
図1Aは、共有に係る米国特許出願公開第2016/03322542号(Cohen他)に記載されたカーシート取り付けフレームの図である。
詳細な説明
図1Aおよび1Dは、カーシート10(図1B,1C,1D)と組み合わせて使用できるフレーム600を示し、これは共有に係る米国特許出願公開第2016/0332542号に記載されており、その全内容は参照により本開示に組み込まれる。フレーム600は、ビークルシート700の上に着座し、ビークルシート700に接続されている。図1Aに最も明確に示されているように、1フレーム600は、実質的に垂直な(垂直から約25度以内の)部分603と、実質的に水平な(水平から約25度以内の)部分604とを含み、これらは互いに或る角度で延びる。一実施形態では、当該角度はおよそ97度である(角度に関して本明細書および特許請求の範囲において、本開示で使用される用語「およそ」は、プラスまたはマイナス3度を含むことに留意されたい)。図1Aに示す実施形態では、垂直部分603および水平部分604は、両方とも、同じ幅を有するほぼU字形の部材である。フレーム600は、シート700に組み込まれたアンカ位置に接続するためのコネクタ607を有する。また、フレーム600は、垂直部分603の上端609の上に延在する上(頂)部テザー接続部分608であって、垂直部分603をフレーム700の別のアンカ位置に固定する上部テザー接続部分608を有する。カーシート10に対するフレーム600の接続のさらなる詳細は、共有に係る米国特許出願公開第2016/0332542号に記載されている。
図1Aおよび1Dは、カーシート10(図1B,1C,1D)と組み合わせて使用できるフレーム600を示し、これは共有に係る米国特許出願公開第2016/0332542号に記載されており、その全内容は参照により本開示に組み込まれる。フレーム600は、ビークルシート700の上に着座し、ビークルシート700に接続されている。図1Aに最も明確に示されているように、1フレーム600は、実質的に垂直な(垂直から約25度以内の)部分603と、実質的に水平な(水平から約25度以内の)部分604とを含み、これらは互いに或る角度で延びる。一実施形態では、当該角度はおよそ97度である(角度に関して本明細書および特許請求の範囲において、本開示で使用される用語「およそ」は、プラスまたはマイナス3度を含むことに留意されたい)。図1Aに示す実施形態では、垂直部分603および水平部分604は、両方とも、同じ幅を有するほぼU字形の部材である。フレーム600は、シート700に組み込まれたアンカ位置に接続するためのコネクタ607を有する。また、フレーム600は、垂直部分603の上端609の上に延在する上(頂)部テザー接続部分608であって、垂直部分603をフレーム700の別のアンカ位置に固定する上部テザー接続部分608を有する。カーシート10に対するフレーム600の接続のさらなる詳細は、共有に係る米国特許出願公開第2016/0332542号に記載されている。
フレーム600を、アルミニウムなどの金属で形成することができる。もちろん、他の実施形態では、フレームは、チタンおよび鋼などの他の金属、または炭素繊維およびプラスチックなどの非金属で形成されてもよい。また、水平部分604および垂直部分603は、中空であっても、中実であってもよい。例えば、一実施形態では、水平および垂直部分604および603は、壁厚約2mmおよび外径約31.75mmの管状アルミニウムから形成される。本開示の目的のために、「管状」という用語は、管状要素が多くの形状のいずれかを取ることができるので、円形断面を要するものでない、ということを理解されたい。
水平部分604は、前部611から後部(背部)606まで延びる。水平部分604は、水平部分604の後部606にまたはその近くにクロスバー605を有する。ミニコネクタなどの一対のコネクタ607は、クロスバー605から延びる。コネクタ607は、クロスバー605に対して自由に回転する。コネクタ607は、シート700の湾曲部分に位置するビークルシート700のアンカ700c(例えば、LATCHアンカ)に取り外し可能に結合するように構築される。一実施形態では、垂直部分603および水平部分604、ならびにクロスバー60Sは、アルミニウムなどの金属で形成され、中実または管状の形態であってよい。コネクタ607同士間の幅は、水平部分604の幅とほぼ同じである。一実施形態では、例えば、コネクタ607同士間の幅は、約27.9cm(約11インチ)という、ビークルシートのビークルアンカ(例えば、LATCHアンカ)のほぼ標準的な幅であってよい。そのような寸法は単なる例示であり、限定することを意図するものではない。
水平部分604は、一対のフック602と、水平部分604の前またはその近くにあるラッチ機構601と、を有する。フック602は、カーシート10の底側にある、対応する第1のロッド120k(図1C)に引っ掛けるように構成されている。ラッチ機構601は、選択的に、カーシート10の底側にある、対応する第2のロッド120r(図1C)にロックしおよびこれからロック解除するように構成されている。ラッチ機構601はハンドルを有し、ユーザはハンドルを選択的に操作してラッチ機構601をロック解除し、カーシート10をフレーム600から切り離すことができる。
ビークルシート700は、シートバック(背)部分700aと、シートボトム(底)部分700bと、シートバック部分およびシートボトム部分が固定されるシートフレーム700cとを含む。シートフレーム700cは、ビークルのシャーシまたはフレーム800に直接接続する構造部材を含む。フレーム700cは、シートバック部分700aおよびシートボトム部分700bのための剛性支持を提供し、これらは、パッド入りの内装材および布、革、またはビニルカバーを含んでもよい。シートバック部分700aは、シートバック部分700aが前後にリクライニングすることおよび/またはシートボトム部分700b上に平らに折りたたまれることを可能にするために、シートボトム部分700bに対して軸A−A回りに旋回可能に調整可能であってよい。
図2は、ビークルシート700’であって、修正されたビークルシートフレーム700c’に別のフレーム600’が恒久的に組み込まれるとともに、シート700’にカーシートが接続されていないときにビークルの乗員がカバー701に座ることができるように別のフレーム600’が内装カバー701によって覆われている、ビークルシート700’を示す。図1の参照番号と同様の図2の参照符号には、アポストロフィ(’)が付けられている。一実施形態では、フレーム600’またはその部分(例えば、一対のフック602’およびラッチ機構601’)を、溶接または他の確実な固定などにより、ビークルシート700’に恒久的に取り付けて、そのように取り付けられたフレーム600’またはその部分が、ビークルシート700’から容易に分離できないように、しかしながら、シート700’がビークルシャーシ800に取り付けられたときにフレーム600’またはその部分がシャーシ800にも固定されるようにシート700’と一体となる、ようにしてもよい。
内装カバー701は、フレーム600’の水平部分604’を覆うシートボトム部分701bを有する。また、内装カバー701は、フレーム600’の垂直部分603’を覆うシートバック部分701aを有する。図2には単一層として示されているが、シート内装カバー701は、布地、革、ビニル、および発泡体、または他のクッション材料、バネ、および当技術分野で既知の他の内装要素を含む、任意の数の内装層を含んでもよい。
フレーム600’の水平部分604’は、水平部分604’の前部611’においてフレーム部材702および703を介して、並びに、水平部分の後部606’においてフレーム部材704および705を介して、ビークルシャーシ800に接続される。フレーム600’の垂直部分603’は、フレーム部材706および707に対し、それらの下端706bおよび707bにおいて、並びに、フレーム部材706および707の下端よりも上の中間離間位置706aおよび707aにおいて、接続される。同様に又は代替的に、垂直部分603’は、垂直部分603’の上端609’においてフレーム部材706および707に接続されてもよい。フレーム部材706および707の下端706bおよび707bは、フレーム600’の水平部分604’の後部606’にピボット(枢動可能に)接続される。このピボット構成によって、垂直部分603’、シートバック部分700a’、およびカバー701のシートバック部分701aを、水平部分604’、シートボトム部分700b’、およびカバー701のシートボトム部分701bに対して、一緒に折り畳むことが可能になる。ビークル事故時にロック機構に伝達されるおそれのある激しい力およびトルクが発生した場合でもロック位置を保持する適切なロック機構(図示せず)により、フレーム部材706、707と水平部分604’との間のピボット接続を1つまたは複数の相対角度位置にロックしてもよい。したがって、ロック機構がロックされると、フレーム600’の水平部分604’および垂直部分603’は、構造的に単一であると効果的に見なされてもよい。
カバー701のシートボトム部分701bは、フレーム600の水平部分604の真上にある取り外し可能なパネル701cを含んでもよい。パネル701cは、フレームの水平部分604の接続を露出するように移動し、それにより、カーシート(例えば、カーシート10)をフレーム600に接続可能にするように構成されている。パネル701cは、シートボトム部分701bの残りの部分から、部分的または全体的に取り外し可能であってよい。例えば、パネル701cを、その後縁に沿ってシートバック部分701aに恒久的または取り外し可能に接続し、それにより、パネルがその後縁回りにシートバック部分701aに向け上向きに回転してフレーム600’の水平部分604を露出することを可能にしてもよい。また、パネル701cを邪魔にならないように折り畳む代わりに、パネル701cの後縁での接続を容易に取り外すことができる場合、例えば当該接続がフックおよびループ式ファスナまたはスナップコネクタなどを含む場合に、パネルを完全に取り外してもよい。
少なくとも1つの実施形態では、フレーム600’の垂直部分603’がフレーム600’から省略され、水平部分604’のみがビークルシート700’に接続されることが理解されよう。したがって、この実施形態では、フレーム600’の水平部分604’のみが、シートボトム部分700b’と、水平部分604’の前部611’にあるフレーム部材702および703ならびに水平部分604’の後部606’にあるフレーム部材704および705とを介して、ビークルシャーシ800に固定される。この配置は、ビークルシート700’の構造をさらに単純化することができる。さらに、少なくとも1つの他の実施形態では、フレーム600’の垂直部分603’を省略することに加えて、水平部分604’の外側のU字型フレーム部材を省略して、一対のフック602’および水平部分604’のラッチ機構601’ のみがビークルシートフレーム700c’のボトムシート部分700b’に固定されるようにしてもよい。
一実施形態では、垂直部分603’を覆うカバー701のシートバック部分701aは、取り外し可能であってよく、または取り外し可能なパネル化部分(例えば、下部)を有してもよい。例えば、ビークルのシートバッククッションの厚さは、約7.6から12.7センチメートル(約3から5インチ)であってよい。したがって、シートバック部分701aを除去することにより、追加のスペース(容積)を解放して、カーシートおよびその乗員を収容することができる。例えば、シートバック部分701aを除去することによって解放された追加のスペースは、後向きカーシートの乗員のための足元空間を増やすことができる。また、フック602およびラッチ機構601の位置を後方に移動するために追加のスペースを使用してもよく、これにより、シート700’のすぐ前方にあるビークルシート(図示せず)のシートバック(図示せず)からさらに離れた位置においてカーシートをシート700’に接続することができる。これにより、追加のスペースが利用できないということで大型カーシートに対応できないおそれがある小型ビークルに、大型カーシートを取り付けることが可能になり得る。また、接続されたカーシートと、シート700’の直前にあるビークルシート(図示せず)のシートバック(図示せず)との間の間隔を広げることは、カーシートおよび/またはその乗員が、衝突時、またはこれらのシートバックの前後調整時に、それらのシートバックに接触する可能性を減らすのに役立ってもよい。このことは、足元のスペースが限られている客室を備えたビークルに、より当てはまるかもしれない。
図3Aは、図2のフレーム600’の水平部分604’と置き換えることができるフレーム600”の水平部分604”の別の実施形態を示す。図3Aでは、図2の要素と同様の要素にダブルアポストロフィ(”)が付されている。フレーム600”は、フレーム600”をカーシート10’(図3Bおよび3C)に接続するための接続構成またはシステム1200を組み込んでいる(図2および3)。これは、図1B、1Cおよび1Dに示されるカーシート10の変更バージョンである。接続システム1200は、カーシート10’が2つの方向のみで接続されることを可能にする:前向き(ビークル乗員がビークルの前方を向き、シートバックの反対側)と後向き(シート乗員がシートバックを向く)方向。したがって、カーシート10’のユーザは、横向きなどの他の向きでカーシート10’をフレーム600’に接続することが制限される。接続構成のさらなる詳細を以下に説明する。
フレーム600”は、カーシート10’の底部から延びるオス突起1202(図3B、3Cおよび5)を受け入れるように構成された、少なくとも1つのメスソケット1201を有する。図3Aに示すように、5つのメスソケット1201a−1201eが含まれ、4つのソケット1201a、1201b、1201d、および120leが長方形(図4に破線で示されている)の角に配置され、1つのソケット120lcがその長方形の中心に配置される。長方形は、軸A−Aに沿って長いほうの寸法を有する。図3Cに示すように、オス突起1202は、図4に示すソケット1201と同じパターンでカーシート10’の底部に配置され、長方形の長いほうの寸法は、カーシートの10’の底側の下側の前後に整列している。したがって、オス突起1202は、カーシート10’がフレーム600’に対し軸A−Aに沿って前方または後方を向いている場合にのみ、メスソケット1201と整列することができる。一実施形態では、ソケット1201の長方形パターンが、軸A−Aを横断する軸B−Bであって、図3Aおよび4に示すパターンの中央に配置されるソケット1201cを介し中央を通る軸B−Bに関し対称であるので、カーシート10’は、5つではなく3つのオス突起1202を有してもよいことが理解されよう。したがって、カーシートの一実施形態では、3つのオス突起1202は、前方を向くとソケット1201c、1201d、および1201eと整列し、後方を向くとソケット1201a、1201b、および1201cと整列する。上記では1つの例示的な実施形態についてソケットの長方形パターンまたは配置が説明されているが、他の実施形態ではソケットがダイヤモンドパターンなどの他のパターンで配置されてもよいことが理解されよう。
さらに、一実施形態では、単一のソケット1201のみにキー付きの特徴部分を設けて、シート10をフレーム600”と1つの対応する方向で確実に位置合わせするようにしてもよい。例えば、図4に示すように、中央ソケット1201は、丸みを帯びたタブとして示されるキー付きの特徴部分1210の一方または両方を組み込んでもよい。このようなタブ1210は、丸みを帯びた、正方形の、三角形の、または不規則な形状であってよい。タブ1210は、カーシート10’の底部の対応する特徴部分1211(図5)と整列して嵌合するように構成され、それにより、タブ1210とカーシートの底部の嵌合用特徴部分とが互いに整列したときにのみ、カーシート10’をフレーム600”と接続できる。
図5は、中央ソケット1201cおよび対応するオス突起1202の一実施形態の詳細を示す。メスソケット1201cは、オス突起1202の外面1204に対応する内面1203を有し、その結果、メスソケット1201cおよびオス突起1202は動作可能に整列する。図5に示す例では、内面1203および外面1204は円錐台形またはテーパ状をなす。ラッチ1205がソケット1201cに結合され、対応するオス突起1202をソケット1201c内に選択的にロックして、カーシート10をフレーム600”への接続構成に保持する。例えば、図3Aおよび5に示すように、ラッチ1205は、リンケージ1212によってソケット1201cにピボット接続され、ばね1206により付勢され、それにより、ラッチ1205は、図5に示される閉位置へ、左方向に、移動するように付勢される。オス突起1202は、円錐台面1204の上端に環状フランジ1207を有する。ラッチ1205は、環状フランジ1207に沿ってスライドするように構成される。ソケット1201a、1201b、1201d、および1201eは、ソケット1201cと同じ構造を有してもよいが、図3Aに示される実施形態におけるように、ラッチ1205を有することを任意に省略してもよい。
シート10’をフレーム600”に接続する接続プロセスの前に、ユーザは、パネル701c’を部分的または完全に取り外すことによって、ソケット1201a−1201eを露出させるであろう。カーシート10’のフレーム600”への接続プロセス中に、ユーザは、フレーム突起1202がソケット1201に向かって下向きに延びるようにカーシート10’をフレーム600”の上に配置し、シート10’をフレーム600上に、好ましくはソケット1201の近くに、配置する。オス突起1202が最初にソケット1201と整列しない場合、ユーザは、突起1202がメスソケット1201と整列するまで、カーシート10’をフレーム600”に対して前後におよび/または左から右にスライドさせることができる。突起1202とメスソケット1201が整列すると、ユーザはシート10’をさらに下向きにフレーム内に押して、ラッチ1205をソケット1201の開口の側部におよび開位置に移動させ、オス突起1202の環状フランジ1207を通過させることができる。オス突起1202がメスソケット1201cに完全に着座すると、ラッチ1205は自動的にオス突起1202の上部フランジ1207を越えて側部に移動し、それにより、突起1202をソケット1201cにロックする。ハンドル1208(図3A)を使用しつつシート10’を上に引き上げるなどして、突起1202の環状フランジ1207から離れるようにラッチ1205を変位させることによって、メスソケット1201cをオス突起1202からロック解除することができる。また、必要に応じ、ソケット1201の底部にバネ1209を配置して、シートからフレームから離れるように付勢し、ラッチ1205がロック位置から開位置に移動されたときにシートを自動的にわずかに上方に持ち上げられることにより、フレームをシート10’から容易に分離するようにしてもよい。
フレーム600”がフレーム700c’に組み込まれる実施形態では、代替的に、パネル701cを、図6に示されるように、各ソケット1201a−1201eの上方において各ソケット1201a−1201eと整列するプラグ部分1301a−130leを有するように、構成してもよい。プラグ部分1301a−1301eは、ソケット1201a−1201eを露出させるために、パネル701cから部分的または全体的に取り外されるように構成されている。ユーザは、シート10’をソケット1201a−1201eに接続する前にプラグ1301a−1301eを取り外し、カーシート10’が接続されていないときにプラグをパネル701cに戻してソケット1201a−1201eを覆うことができる。
図示されていない代替実施形態では、プラグ1301a−1301eは、シートパネル701cから取り外し可能でなく、代わりに圧縮可能であり、突起1202でプラグを押すことにより、ソケット1201a−1201e内に押し下げてもよい。カーシート10’をビークルシート700’に接続することを望むユーザは、シートの突起1202をプラグ1301a−1301eの位置に合わせ、シート10’を押し下げてプラグをソケット1201a−1201eに圧縮することができる。このことを、突起1202がソケット1201a−1201e内に完全に接続されたときに圧縮済みプラグを受け入れて収容するのに十分な深さで構成してもよい。また、プラグ1301a−1301eは、ソケット1201a−1201e内でばね付勢されて、カーシート10がビークルシート700’から切り離されたときに、元の非圧縮レベルまで自動的に上向きに上昇してもよい。好ましくは、非圧縮レベルでは、プラグ1301a−1301eは、パネル701cの表面と面一である。
また、図7に示す一実施形態では、ソケット1201a−120leを、パネル701c’に統合可能な格納式シャッター708によって隠してもよい。シャッター708は、複数の穴1401a−140leを規定するプレートとして示されており、複数の穴1401a−140leは、シャッター708がパネル701c’に対して拡張位置にあるときにソケット1201a−120leと整列し、シャッター708がパネル701c’に対して引っ込み位置にあるときにソケット1201a−120leと整列しないように構成される。シャッター708が図7に示す拡張位置にあって穴1401a−1401eがソケット1201a−120leと整列すると、突起1202(図5)をソケットに受けて、上述のようにビークルシートフレーム700c’に一体化されたフレーム600”に、カーシート10’を接続することができる。シャッター708を、ユーザが指タブ709を引くまたは押すことによって、その引っ込み構成と拡張構成との間で移動させることができる。シャッター708を、フレーム600”からのカーシート10の分離時に、拡張位置から引っ込み位置に戻るように付勢してもよい。シャッター708を、板状の部材として形成してもよく、剛性プラスチックまたは金属などの頑丈な材料から作製してもよく、シート張り材料(例えば、布、革、ビニル)の上層の下のスライディングチャネルに組み込んでもよく、パネル701c’の表面の不連続性を最小限に抑えるために、できる限り上層に近いことが好ましい。
図8Aから8Dは、カーシート取り付けアーム810を有するビークルシートフレーム700c’のさらに別の実施形態を示す。図8Aから8Dにおける、図2と同様の参照符号には、ダブルアポストロフィ(”)が付されている。ビークルシートフレーム700c”は、ボトム部分700c”bおよびバック部分700c”aを有する。ボトム部分700c”bは、脚部702”および705”によってビークルシャーシ800に固定される。カーシート取り付けアーム810は、図8Aおよび図8Cにさらに詳細に示されるように、フレーム700c”のボトム部分700c”bにピボット接続される。図8Aから8Dに示す実施形態では、2つのカーシート取り付けアーム810が示されているが、他の実施形態では1つまたは2つよりも多いアーム810が使用されてもよい。
カーシート取り付けアーム810は、展開構成と後退構成との間で枢動するように構成されている。展開構成では、アームはボトム部分700c”bの上に延び、後退構成では、アームはボトム部分700c”bと面一またはこれよりも下に延びる。一実施形態では、展開構成において、取り付けアーム810は、ボトム部分700c”bの平面に対して約90度の角度で延びる。取り付けアーム810は、ラッチ822(図8Cおよび8D10および図11)によって展開構成にロックされるように構成される。それらのさらなる詳細は以下に記載される。一実施形態では、取り付けアーム810は、ラッチ822によって後退構成にロックされるようにも構成される。展開構成では、カーシート10などのカーシート(図1B、1C、および1D)を、各アーム810上のコネクタ812に取り外し可能に接続することができる。カーシートに接続する必要がない場合、取り付けアーム810を、それらの後退構成に折り畳んで、ロックしてもよい。
図8Bは、複数の取り付けアーム810のうちの1つの詳細を示す。取り付けアーム810は、一方の端810aにおけるカーシートコネクタ812と、もう一方の端810bに画定されたロック穴814とを有する。カーシートコネクタ812は、カーシート10などのカーシートの嵌合コネクタに接続するための内部ラッチ812aを含む。また、カーシートコネクタ812は、ラッチ812aを開いて、接続されたカーシートをコネクタ812から取り外すことを可能にする解放ボタン812bを含む。コネクタ812に接続されるであろうカーシートの嵌合コネクタに応じて、一方または両方のアーム820を異なるコネクタ812でもって修正してもよいことが理解されよう。例えば、コネクタ812の一方または両方は、ラッチ812aおよび解放ボタン812bを省略して、代わりにラッチおよび解放ボタンを含むカーシートに接続してもよい。
図8Bに示されるように、取り付けアーム810は、「L」字形の輪郭を有してもよい。アーム810は、端部810aおよび810b同士の間に位置する角に穴816を画定する。穴816は、ピボットピン818を受け入れるように構成されている(図8Aおよび8C)。ピボットピン818は、図8Cの平面図にさらに明確に示されるように、ピボット点816を通って、(例えば、水平に)ボトム部分700c”bを通って、延びる。各取り付けアーム810は、ピボットピン818の長さに沿う軸E−E(図8C)回りを回転するように構成される。ロックホール814は、展開位置においてロックピン820(図8A、8C、および8D)を受け入れるように構成される。例えば、図8A、8C、および8Dに示されるように、アーム810が完全に展開された構成にあるとき、ロックピン820は、穴814を通って延び、アーム810を展開構成にロックする。一実施形態では、アーム810を展開構成と後退構成の両方でロックできるようにするために、アーム810は、任意選択で、ロック穴840aを画定するフランジ840(図8Bに破線で示される)を含んでもよく、これにより、アーム810は「T」字型の輪郭を有する。以下でさらに詳細に論じられるように、穴840aは、アーム810が後退構成にあるときに、ロックピン820を受け入れるように構成される。
図8Cに示すように、ボトム部分700c”bに接続されているのは、穴814(および存在する場合は穴840a)とのロック係合におよびこれからロックピン820を選択的に移動させるためにユーザが使用するラッチ822である。図8Dにさらに詳細に示されるように、各ラッチ822は、アーム828にしっかりと接続されたハンドル824を有し、ハンドル824およびアーム828は両方ともピン826の回りを旋回する。ハンドル824が図8Cおよび8Dの矢印Cの方向に回転されると、アーム828は反時計回りに回転し、ロックピン820を穴814の外に図8Dの矢印Dの方向に移動させる。ロックピン820が穴814から外された(すなわち、アーム810から離脱された)後、アーム810は軸E−E回りに自由に枢動して、後退位置まで下向きに折りたたまれる。アーム810が任意選択でフランジ840を含む場合、アーム810が後退構成に折りたたまれると、ロック穴840aはピン820と整列してもよい。次いで、このように整列されると、矢印Cの方向と逆向きのハンドル824の動きによってピン820を穴840aに挿入して、アーム810を後退構成にロックすることができる。
ユーザがカーシートをシート700”(図8A)に接続するのを希望するとき、ユーザは、上述のようにラッチ822を使用してアーム810のロックを解除し、アーム810を直立配置構成に回転させてそれらをロックしてもよい。次いで、ユーザは、カーシートをアームのコネクタ812に接続することができる。ユーザがカーシートをシート700”とともに使用したくなくなると、ユーザは、アーム810のコネクタ812からカーシートを外し、上述のようにラッチ822を使用してアームのロックを解除し、アーム810を後退構成に折り畳んでもよい。後退構成では、アーム810は所定の位置にロックされてもよい。
本開示では、統合されたカーシート取り付け構成を備えたビークルシートおよびフレームのいくつかの実施形態について説明および図示されてきた。本発明の特定の実施形態を説明してきたが、本発明が本技術分野で許容される限り広範囲に及ぶものであり、明細書が同様に読まれることが意図されるので、本発明がこれらに限定されることは意図されない。したがって、カーシートへの接続に使用されていないときに取り付け構成およびパターンが隠れるように示され、説明されてきたが、カーシートの対応する接続構成に応じて、他の取り付け構成が使用されてもよいことが理解される。したがって、提供された発明に対し、特許請求の範囲に記載されたその真意および範囲から逸脱することなく、さらに他の修正を加えることができることを当業者は理解するであろう。
Claims (20)
- ビークルシートであって、
ビークルのシャーシに直接接続されたビークルシートフレームであって、前記ビークルシートフレームは、バック部分およびシートボトム部分を含み、前記シートボトム部分は、カーシートの対応するコネクタに取り外し可能に接続するように構成された少なくとも1つのコネクタを含む、ビークルシートフレームと、
前記ビークルシートフレームを覆うカバーであって、前記カバーは、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを覆い隠す第1の構成に構成されるとともに、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを露出させる第2の構成に構成され、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタが前記カーシートの前記対応するコネクタに接続するのに使用できるように前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを露出させるために、前記カバーの少なくとも一部が前記カバーから少なくとも部分的に取り外し可能である、
ビークルシート。 - 前記カバーの前記少なくとも一部が、手で取り外されかつ再取り付けされるように構成されている、請求項1に記載のビークルシート。
- 前記カバーが、前記カバーの外面と前記ビークルシートフレームとの間にクッション材料を含み、前記カバーの前記少なくとも一部が、前記カバーにヒンジ接続されて、前記第1の構成にある前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタの邪魔にならないよう折り畳まれる、請求項1に記載のビークルシート。
- 前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタが、前記ビークルシートフレームにピボット接続されたアームに接続され、前記アームは、直立した展開構成と折り畳まれた後退構成との間を、前記ビークルシートフレームに対し枢動するように構成され、前記展開構成では、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタが前記シートボトム部分の上方に位置し、前記後退構成では、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタが前記シートボトム部分と面一に位置しまたは前記シートボトム部分の下方に位置する、請求項1に記載のビークルシート。
- 前記カバーの前記少なくとも一部が選択的に変位可能なシャッタを含み、前記シャッタは、前記シャッタが前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを隠す第1の位置と、前記シャッタが前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを露出させる第2の位置との間を、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタに対しスライドするように構成されている、請求項1のビークルシート。
- 前記カバーの前記少なくとも一部が、垂直方向に変位可能な部材を含み、前記部材は、前記カバーの前記少なくとも一部が前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを隠す上方位置と、前記カバーの前記少なくとも一部が前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを露出させる下方位置との間を、前記カバーの上面に対して移動可能である、請求項1のビークルシート。
- 前記カバーの少なくとも一部が前記上方位置に向かって付勢されている、請求項6に記載のビークルシート。
- 前記垂直方向に変位可能な部材は、前記シートボトム部分の接続ソケット内において前記上方位置と前記下方位置との間を移動し、前記ソケットは、前記カーシートの前記対応するコネクタを受け入れるように構成されている、請求項7に記載のビークルシート。
- 前記ソケットが円錐台形状内面によって画定され、前記カーシートの前記対応するコネクタが円錐台形状外面によって規定される、請求項8に記載のビークルシート。
- 前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタと前記ソケットとの間に弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタが前記ソケットに接続されたときに、前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタと前記ソケットとの間に分離力を加えるように構成されている、請求項8に記載のビークルシート。
- 前記ビークルシートフレームの前記バック部分および前記シートボトム部分が、互いにピボット結合され、互いに対してある角度位置で選択的にロックされるように構成される、請求項1に記載のビークルシート。
- 前記シートボトム部分は、前記カーシートを前記ビークルシートフレームから分離するように構成された解放装置を含む、請求項1に記載のビークルシート。
- 前記シートボトム部分は、パターンで配置された複数のコネクタを含み、前記カーシートは、同じパターンで配置された複数のコネクタを含み、前記パターンは、前記カーシートが前記ビークルシートに接続されたときに前記カーシートが前記ビークルシートに対して前向きまたは後向きにのみ指向可能であるように構成されている、請求項2に記載のビークルシート。
- 前記パターンは、長方形および菱形のうちの1つである、請求項13に記載のビークルシート。
- カーシートシステムであって、
請求項1に記載のビークルシートと、
前記ビークルシートの前記少なくとも1つのコネクタに対応する少なくとも1つのコネクタと、
を備える、カーシートシステム。 - カーシートをビークルシートに接続する方法であって、
請求項1に記載のビークルシートを用意することと、
前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタに対応する少なくとも1つのコネクタを有するカーシートを用意することと、
前記カバーを前記第2の構成にして、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを露出させることと、
前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタを前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタに垂直方向に整列させるために前記カーシートを位置決めすることと、
前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタを、前記シートボトム部分の整列された前記少なくとも1つのコネクタに接続することと、
を含む、方法。 - 前記カバーを前記第2の構成にすることは、前記カバーの一部を、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタから離れるように移動させてこれとの整列から外すことを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタがソケットを含み、前記カバーを第2の構成にすることは、前記カバーの一部を前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタにより前記ソケットに向けて押すことを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタを、前記シートボトム部分の整列された前記少なくとも1つのコネクタに接続することは、前記カーシートを実質的に垂直方向に移動させて、前記カーシートの前記少なくとも1つのコネクタを前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタ接続することを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタは、前記シートボトム部分に枢動可能に接続されたアームであって、直立する展開構成と前記カバーの下に折り畳まれた後退構成との間を枢動するように構成されたアームから延びており、前記方法はさらに、前記シートボトム部分の前記少なくとも1つのコネクタを前記シートボトム部分の前記カバーの上方に位置決めするために前記カーシートを位置決めする前に、前記アームを前記展開構成まで上昇させることを含む、請求項16に記載の方法。
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