この出願は、無線通信技術の分野に関し、特に、通信方法及び装置に関する。
移動体通信標準化団体である第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)は、モノの狭帯域インターネット(Narrowband Internet of Things, NB-IoT)技術を提案している。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムと同様に、NB-IoT技術は、時分割複信(time division duplex, TDD)NB-IoT及び周波数分割複信(frequency division duplex, FDD)NB-IoTに分類される。NB-IoT技術においては、端末デバイスは、ランダムアクセス方式によって基地局にアクセスする必要がある。NB-IoTにおいては、端末デバイスは、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(Narrowband Physical Random Access Channel, NPRACH)においてランダムアクセスプリアンブル(preamble)を送信する必要がある。FDD NB-IoTにおいては、1つのプリアンブルは、4つのシンボルグループを含み、各々のシンボルグループが占有する時間の長さは、1.4[ms]又は1.6[ms]である。言い換えると、1つのプリアンブルが占有する連続的なアップリンクリソースの時間的な長さは、5.6[ms]又は6.4[ms]である。一方で、配置のために帯域内モードを使用するTDD NB-IoTの場合には、1つの無線フレームの中に含まれる連続的なアップリンクリソースは、最大で3つのサブフレームを有するにすぎず、1つのサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。したがって、3つのサブフレームの中では、時間的な長さが5.6[ms]又は6.4[ms]であるプリアンブルを送信することは不可能である。結果として、端末デバイスは、基地局にアクセスすることができない。
結論として、TDD NB-IoTにおいては、基地局にアクセスする必要がある通信デバイス、例えば、端末デバイス等のデバイスが、どのようにして基地局にプリアンブルを送信するかは、緊急に解決されるべき問題である。
この出願の複数の実装の目的は、通信方法及び装置を提供して、端末デバイスを含む通信デバイスがTDD方式によってどのようにしてプリアンブルを送信するかという問題を解決することである。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
端末デバイスによってプリアンブルを決定するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である、ステップと、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するステップと、を含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、端末は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信する。K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であるので、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記端末デバイスは、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々の中で3つのシンボルグループを送信する。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記端末デバイスは、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々の中で2つのシンボルグループを送信する。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、前記プリアンブルの中の前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、端末デバイスによってプリアンブルを決定する前記ステップの前に、当該方法は、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを前記端末デバイスによって受信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい、ステップと、
前記ネットワークデバイスによって、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するステップと、を含む、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、ネットワークデバイスが受信するプリアンブルは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末によって送信される。K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であるので、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信する前記ステップは、
前記ネットワークデバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信する前記ステップは、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、当該方法は、
前記ネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、ランダムアクセス構成パラメータを送信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
端末デバイスによってプリアンブルを決定するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である、ステップと、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するステップと、を含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、0よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの各々は、2つの連続的なサブキャリアを占有する、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、端末は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信し、各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、それによって、プリアンブルの長さを短くすることが可能であるとともに、K個のアップリンクサブフレームセットの中でそのプリアンブルを送信することが可能である。加えて、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。
選択的に、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
上記の解決方法においては、少なくとも2回の周波数ホッピングの周波数ホッピング方向は、N回の周波数ホッピングが実行されるそれらのシンボルグループの中では反対となっているため、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Kは、1に等しく、Mは、3に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記1つのアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じである。
選択的に、Kは、1に等しく、Mは、2に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記1つのアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されている。
選択的に、Kは、2に等しく、Mは、2に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第2のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されている。
選択的に、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、端末デバイスによってプリアンブルを決定する前記ステップの前に、当該方法は、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを前記端末デバイスによって受信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、処理ユニット及びトランシーバーユニットを含む通信デバイスを提供する。
前記処理ユニットは、プリアンブルを決定するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
前記トランシーバーユニットは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するように構成され、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、前記トランシーバーユニットは、さらに、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを受信するように構成され、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、処理ユニット及びトランシーバーユニットを含む通信デバイスを提供する。
前記トランシーバーユニットは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
前記処理ユニットは、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
この出願のある1つの実施形態は、プロセッサ及びトランシーバーを含む通信デバイスを提供する。
前記プロセッサは、プリアンブルを決定するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
前記トランシーバーは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するように構成され、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、前記トランシーバーは、さらに、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを受信するように構成され、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、プロセッサ及び通信インターフェイスを含む通信デバイスを提供する。
前記通信インターフェイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
前記プロセッサは、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記通信インターフェイスは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記通信インターフェイスは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
この出願は、さらに、メモリ及びプロセッサを含む通信デバイスであって、前記メモリは、命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリの中に格納されている前記命令を実行するように構成され、前記メモリの中に格納されている前記命令を実行するときに、前記プロセッサは、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行するように構成される、通信デバイスを提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な命令を含み、前記コンピュータ読み取り可能な命令が、通信デバイスによって読み取られて実行されるときに、前記通信デバイスが、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行することを可能とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な命令を含み、前記コンピュータ読み取り可能な命令が、通信デバイスによって読み取られて実行されるときに、前記通信デバイスが、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行することを可能とする、コンピュータプログラム製品を提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、通信システムを提供する。そのシステムは、上記の複数の設計のうちのいずれか1つによって提供される端末デバイス又はネットワークデバイスを含む。選択的に、そのシステムは、この出願の複数の実施形態によって提供される解決方法において、端末デバイス又はネットワークデバイスと対話する他のデバイスをさらに含んでもよい。
この出願の複数の実施形態に適用可能であるシステムアーキテクチャの概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信方法の概略的なフローチャートである。
この出願のある1つの実施形態にしたがった周波数ホッピング規則の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったシンボルグループの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、この出願の複数の実施形態を詳細に説明する。
この出願の複数の実施形態は、新たな無線(New Radio, NR)システム、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System of Mobile Communications, GSM)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access Wireless, WCDMA)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、高度ロングタームエボリューション(Advanced long term evolution, LTE-A)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System, UMTS)、進化型ロングタームエボリューション(evolved Long Term Evolution, eLTE)システム、及び他の移動体通信システム等のさまざまな移動体通信システムに適用されてもよい。
図1は、この出願のそれらの複数の実施形態に適用可能であるシステムアーキテクチャの概略的な図の例である。図1に示されているように、ネットワークデバイス及び複数の端末デバイス1乃至6は、通信システムを構成する。その通信システムにおいては、ネットワークデバイスは、それらの複数の端末デバイス1乃至6のうちの1つ又は複数に情報を送信する。加えて、端末デバイス4乃至6も、同様に、通信システムを構成する。その通信システムにおいては、端末デバイス5は、端末デバイス4及び端末デバイス6のうちの一方又は双方に情報を送信してもよい。
この出願のそれらの複数の実施形態において、端末デバイスは、NB-IoT技術をサポートすることが可能であり、ユーザ機器(User Equipment, UE)、アクセス端末デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動コンソール、遠隔局、遠隔端末デバイス、移動デバイス、無線通信デバイス、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol, SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop, WLL)局、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続される他の処理デバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は、将来的な5Gネットワークにおける端末デバイス等であってもよい。
ネットワークデバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)デバイスと称されてもよく、集合的に、以下では、ネットワークデバイスと称される。ネットワークデバイスは、主として、端末デバイスに対する無線接続の提供に関与して、端末デバイス等のアップリンクデータ及びダウンリンクデータの信頼性のある伝送を保証する。ネットワークデバイスは、5GシステムにおけるgNB(generation Node B)であってもよく、或いは、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System of Mobile communication, GSM)システム又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)における基地局装置(Base Transceiver Station, BTS)であってもよく、或いは、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)システムにおけるノードB(NodeB, NB)であってもよく、或いは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムにおける進化型ノードB(Evolutional Node B, eNB, 又はeNodeB)等であってもよい。
上記の説明を参照すると、図2は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信方法の概略的なフローチャートである。図2を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ201: 端末デバイスは、プリアンブルを決定し、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
この出願の複数の実施形態において、端末デバイスは、以下で、略して、端末デバイスと称されてもよいTDD端末デバイスと称されてもよい。その端末デバイスは、TDD技術をサポートすることが可能である。さらに、その端末デバイスは、NB-IoT技術をサポートすることが可能であり、その端末デバイスは、TDD端末デバイスと称されてもよい。端末デバイスは、いずれか通信デバイスであってもよく、その通信デバイスは、ネットワークデバイスを使用することによって移動体通信システムにアクセスする必要がある。本明細書においては、端末デバイスのタイプは限定されない。
この出願のこの実施形態においては、プリアンブルを送信する前に、端末は、プリアンブルを送信するための時間周波数リソース及びそのプリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を決定する必要がある。詳細は、以下で個別に説明される。
端末は、ネットワークデバイスからランダムアクセス構成パラメータを取得してもよく、そのランダムアクセス構成パラメータは、これらには限定されないが、
参照信号受信電力(Reference Signal Received Power, RSRP)しきい値であって、複数の異なるRSRPしきい値は、複数の異なるカバレッジレベル(coverage level)に対応する、RSRPしきい値、
リソース構成パラメータセット、及び、
プリアンブルフォーマット情報、のうちの1つ又は複数を含む。
リソース構成パラメータセットは、ランダムアクセスリソース期間、開始サブキャリアの周波数領域位置、ランダムアクセスのために使用されるサブキャリアの数、ランダムアクセスの反復回数、ランダムアクセス開始時点、ランダムアクセスプリアンブルの再送信の最大回数、及び、ランダムアクセスのために使用される共通サーチ空間の構成パラメータ、のうちの1つ又は複数を含んでもよく、その共通サーチ空間の構成パラメータは、その共通サーチ空間の開始位置、その共通サーチ空間の反復回数、及びその共通サーチ空間のオフセット等を含む。
プリアンブルフォーマット情報は、
プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
そのプリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
プリアンブルフォーマットは、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数、及び、そのプリアンブルの周波数ホッピング規則等と関連していてもよい。この場合には、プリアンブルフォーマット情報は、プリアンブルフォーマットインデックス値であってもよい。各々のプリアンブルインデックス値は、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数、及びそのプリアンブルの周波数ホッピング規則に対応する。
この出願のこの実施形態においては、ある1つのプリアンブルの中に含まれている複数のシンボルグループのうちで、各々のシンボルグループは、同じ数のシンボルを含み、各々のシンボルグループは、同じ長さのサイクリックプレフィックスを有し、各々のシンボルグループは、同じ数のサブキャリアを占有するということに留意すべきである。
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数の複数の可能な数が存在するときに、プリアンブルフォーマット情報は、その情報を示す必要がある。各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数の可能な数が1つのみ存在するときは、プリアンブルフォーマット情報は、その情報を示さなくてもよい。例えば、プリアンブルフォーマット情報が、各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数を示さないときに、各々のシンボルグループは、デフォルトで1つのサブキャリアを占有してもよい。
この出願のこの実施形態においては、プリアンブルの中に含まれているM個のシンボルグループは、周波数ホッピングによってPRACHにおいて伝送され、そのプリアンブルの周波数ホッピング規則は、どのようにしてM個のシンボルグループが周波数ホッピングによって伝送されるかを示す。そのプリアンブルの周波数ホッピング規則は、図3に示されていてもよい。図3は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブル周波数ホッピングの概略的な図である。図3において、プリアンブルは、4つのグループのシンボルを含み、それらの4つのグループのシンボルは、時系列の中で、第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、第3のシンボルグループ、及び第4のシンボルグループとして示される。プリアンブルは、1つの送信期間の中のPRACHにおいて、それぞれ、3.75[kHz]及び22.5[kHz]である2つの周波数ホッピング間隔を有する。その周波数ホッピング間隔は、サブキャリア帯域幅の整数倍であり、最小の周波数ホッピング間隔は、サブキャリア帯域幅と同じである。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、3.75[kHz]であり、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、3.75[kHz]である。第2のグループシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、22.5[kHz]である。擬似ランダム周波数ホッピングは、2つの隣接する送信期間の間で使用され、周波数ホッピング範囲は、12個のサブキャリアに制限される。各々のシンボルグループのある特定の構成は、図4に示されていてもよい。図4において、1つのシンボルグループは、1つのサイクリックプレフィックス及び5つのシンボルを含み、サブキャリア帯域幅は、3.75[kHz]であり、サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、66.7[μs]又は266.67[μs]であり、それらの5つのシンボルは、サイクリックプレフィックスの後に続き、各々のシンボルの時間的な長さは、266.67[μs]である。各々のプリアンブルの中のシンボルグループのすべては、同じ構成を有する。図4を参照すると、プリアンブルフォーマット情報が示す情報は、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数が4であり、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数が5であり、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの長さが66.7[μs]であり、各々のシンボルグループが1つのサブキャリアを占有している、ということであってもよい。もちろん、上記のことは、ある1つの例であるにすぎない。プリアンブルフォーマット情報が示す情報は、代替的に、他の形態であってもよく、本明細書においては、詳細は説明されない。
この出願の複数の実施形態におけるシンボルの意味は、これらには限定されないが、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)シンボル及びフィルタリング直交周波数分割多重化(Filtered Orthogonal Frequency Division Multiplexing, F-OFDM)シンボル等を含み、実際の状況に基づいて具体的に決定されてもよいということに留意すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
この出願のこの実施形態においては、リソース構成パラメータセットと端末のカバレッジレベルとの間に対応関係が存在してもよく、複数の異なるカバレッジレベルは、複数の異なるリソース構成パラメータセットに対応し、ランダムアクセス構成パラメータは、複数の異なるカバレッジレベルに対応する複数のリソース構成パラメータセットを含んでもよい。もちろん、複数の異なるカバレッジレベルは、同じリソース構成パラメータセットに対応してもよい。この場合には、ランダムアクセス構成パラメータは、ある1つのリソース構成パラメータセットのみを含んでもよい。
端末デバイスは、ネットワークデバイスが送信する参照信号のRSRPを測定し、そして、測定によって得られるRSRPをランダムアクセス構成パラメータの中のRSRPしきい値と比較して、端末デバイスのカバレッジレベルを決定してもよい。例えば、0[dB]乃至11[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル1に対応し、12[dB]乃至23[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル2に対応し、24[dB]乃至35[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル3に対応する。端末デバイスが測定により取得するRSRPが13[dB]である場合に、端末デバイスがカバレッジレベル2に対応しているということを決定してもよい。参照信号は、セル特有参照信号(Cell Specific Reference Signal, CRS)又は狭帯域参照信号(Narrowband Reference Signal)等であってもよい。このことは、この出願のこの実施形態においては限定されない。
上記の説明を参照すると、端末デバイスは、ランダムアクセス構成パラメータの中のリソース構成パラメータセットに基づいて、送信する必要があるプリアンブルの時間領域リソース及び周波数領域リソースを決定してもよい。例えば、リソース構成パラメータセットと端末のカバレッジレベルとの間に対応関係が存在する。端末デバイスは、その端末デバイスのカバレッジレベルに基づいて、リソース構成パラメータセットを決定し、そして、そのリソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための時間領域リソース及び周波数領域リソースを決定してもよい。
リソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための周波数領域リソースを決定するステップは、端末デバイスによって、カバレッジレベルに対応するリソース構成パラメータセットに基づいて、周波数領域リソースセットを決定するステップと、端末デバイスによって、周波数領域リソースセットから、プリアンブルの周波数領域リソースとして周波数領域リソースを無作為に選択するステップと、を含む。周波数領域リソースは、1つのサブキャリア又は複数のサブキャリアであってもよく、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数に関連する。各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数が1である場合に、周波数領域リソースは、1つの連続的なサブキャリアであり、各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数が2である場合に、周波数領域リソースは、2つの連続的なサブキャリアである。リソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための時間領域リソースを決定するステップは、端末デバイスによって、カバレッジレベルに対応するリソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための期間及び開始位置を決定するステップと、端末デバイスによって、プリアンブルの時間領域リソースとして、有効期間及び開始位置を決定するステップと、を含む。例えば、ランダムアクセスが開始される時点に最も近い期間及び開始位置を選択してもよい。
この出願のこの実施形態において、ランダムアクセス構成パラメータがプリアンブルフォーマット情報を含むときに、端末は、送信する必要があるプリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を直接的に決定して、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数等の情報を決定してもよい。
ランダムアクセス構成パラメータがプリアンブルフォーマット情報を含んでいないときに、端末デバイスは、その端末デバイスのカバレッジレベルに基づいて、プリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を決定してもよい。具体的には、プロトコルにおいて、前もって、プリアンブルフォーマット情報とカバレッジレベルとの間の対応関係を合意してもよく、端末デバイスは、その対応関係に基づいて、その端末デバイスのカバレッジレベルに対応するプリアンブルフォーマット情報を決定する。
ステップ202: 端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信する。
K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下である。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
周波数ホッピングは、複数の隣接するシンボルグループが、伝送の際に複数の異なるサブキャリア周波数を占有するということを意味してもよく、周波数ホッピングは、時間的により早くに送信されるシンボルグループと比較して、時間的により遅くに送信されるシンボルグループにおいて発生する。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、周波数ホッピングの各々の回は、それらのM個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングである。
高い周波数から低い周波数への周波数ホッピング方向及び低い周波数から高い周波数への周波数ホッピング方向の2つの周波数ホッピング方向が存在する。
K個のアップリンクサブフレームセットは、1つの無線フレームの中に位置していてもよい。もちろん、Kのアップリンクサブフレームセットは、代替的に、複数の連続的な無線フレームの中に分散されていてもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの時間領域長さは、そのアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループの時間領域長さ以上であるということに留意すべきである。各々のアップリンクサブフレームセットは、後続のダウンリンクサブフレームへのプリアンブルの干渉を避けるのに使用されるガード時間(GT, Guard Time)を含んでもよい。この場合には、各々のアップリンクサブフレームセットの時間領域長さは、そのアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループの時間領域長さよりも大きい。
ステップ202において、プリアンブルの中のM個のシンボルグループは、周波数ホッピングによって送信され、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間にN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。それに対応して、M及びKの値は、複数の状況を有していてもよく、各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、また、複数の状況を有していてもよい。以下の記載において、複数の異なる状況を参照して説明する。
状況1:
1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、6に等しくてもよく、各々のシンボルグループは、最大で3つのシンボル及び1つのサイクリックプレフィックスを含む。端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において3つのシンボルグループを送信してもよい。この場合には、Kは、2に等しい。K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
この場合には、M個のシンボルグループの各々の中に含まれているシンボルの数及びアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、以下の対応関係を有していてもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、2つのシンボル又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信してもよく、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループ乃至第6のシンボルグループは、M個のシンボルグループによって時系列で印をつけられる。詳細については、図5等の添付の図面の中の例を参照すべきである。
状況1の第1のシナリオにおいては、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じで、Δf1であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じで、Δf2であり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい、すなわち、Δf1は、Δf2よりも小さい。例えば、Δf1は、1つのサブキャリアの周波数帯域幅に等しく、Δf2は、E/2個のサブキャリア間隔の幅に等しく、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。例えば、図5は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図5の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、双方ともΔf1であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、双方ともΔf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも大きくてもよい、すなわち、Δf1は、Δf2よりも大きい。本明細書においては、詳細は説明されない。
状況1の第2のシナリオにおいて、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さく、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
例えば、図6は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図6の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じである。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1であり、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じである。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、Mが6に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有してもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況2:
1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、4に等しくてもよい。端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの各々の中で、2つのシンボルグループを送信してもよい。この場合には、Kは、2に等しい。K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
この場合には、M個のシンボルグループの各々の中に含まれているシンボルの数及びアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、以下の対応関係を有していてもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信してもよく、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信してもよい。
状況2においては、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であってもよい。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。例えば、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、1つのサブキャリアの周波数帯域の幅に等しく、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅に等しく、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。
例えば、図7は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図7の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1である。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、代替的に、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよい。このことは、具体的には、図8に示されている。
もちろん、Mが4に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況3:
この出願のこの実施形態において、1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、4に等しくてもよく、Kは、1に等しい。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で4つのシンボルグループを送信してもよい。アップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、2又は3であってもよい。
この場合には、端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、第3のシンボルグループ、及び第4のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間に2つの周波数ホッピング間隔、Δf及びΔf×E/2が存在してもよく、Δfは、サブキャリア幅であり、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。
この場合には、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δfであり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf×E/2であり、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δfである。Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。詳細については、図9を参照すべきである。
図9に示されているプリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング規則は、FDD NB-IoTにおけるプリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング規則と同じである。したがって、FDD NB-IoTにおけるプリアンブルの到着時間(Time of Arrival, ToA)の推定精度と同じToAの推定精度を達成することが可能である。
もちろん、Mが4に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
図5乃至図9は、例であるにすぎず、プリアンブルの中のM個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則にしたがって送信されてもよいということに留意すべきである。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
上記の状況うちのいずれか1つの状況において、複数の隣接するアップリンクサブフレームセットの中の時間領域において最も近くにある2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔は、固定の間隔であってもよく、又は、その周波数ホッピング間隔は、擬似ランダム周波数ホッピング方式によって決定されてもよいということに留意すべきである。
ステップ203: ネットワークデバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信し、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含む。
ステップ203の具体的な内容については、ステップ201及びステップ202の説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ204: ネットワークデバイスは、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行する。
具体的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスが送信するプリアンブルがネットワークデバイスに到着する実際の時間とネットワークデバイスが予測する時間との間の差を測定してもよく、それによって、ネットワークデバイスは、その差に基づいて、端末デバイスに対してアップリンク同期を実行することが可能である。
上記で説明されている状況は、1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するある1つの例を使用することによって説明されている。この出願のこの実施形態において、1つのシンボルグループは、代替的に、2つ又はそれ以上の連続的なサブキャリアを占有してもよい。以下の記載は、説明のために、1つのシンボルグループが2つの連続的なサブキャリアを占有する例を使用する。他の場合については、本明細書における説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
1つのシンボルグループが2つの連続的なサブキャリアを占有するときに、端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信してもよい。
図2における手順に対応して、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、0よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下である。M個のシンボルグループの各々は、2つの連続的なサブキャリアを占有する。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
それに対応して、M及びKの値は、複数の状況を有していてもよく、各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、また、複数の状況を有していてもよい。以下の記載において、複数の異なる状況を参照して説明する。
状況4:
1つのシンボルグループが2つのサブキャリアを占有するときに、Mは、3に等しくてもよく、Kは、1に等しい。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で3つのシンボルグループを送信してもよい。アップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、2又は3であってもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、2つのシンボル又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信する。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じである。
例えば、図10は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図10の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
この出願のこの実施形態において、2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔の意味は、それらの2つのシンボルグループがそれぞれ占有するサブキャリアの間の間隔であるということに留意すべきである。例えば、第1のシンボルグループは、サブキャリアf1及びf2を占有し、f1は、f2と比較して低い周波数位置に位置する、すなわち、f1<f2であり、第2のシンボルグループは、サブキャリアf3及びf4を占有し、f2は、f3と比較して低い周波数位置に位置し、f3は、f4と比較して低い周波数位置に位置する、すなわち、f2<f3<f4である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、f1からf3までの間隔又はf2からf4までの間隔を表す。以下の複数の状況うちのいずれか1つの状況によって説明されている2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔の意味については、本明細書における定義を参照すべきである。
もちろん、Mが3に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況5: 1つのシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、Kは、2に等しく、Mは、2に等しい。
端末デバイスは、2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループを送信してもよく、2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第2のシンボルグループを送信してもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3であってもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、他の幅であってもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
例えば、図11は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図11の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で第1のシンボルグループを送信し、第2のアップリンクサブフレームセットの中で第2のシンボルグループを送信し、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。
もちろん、Mが2に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況6: 1つのシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、Kは、1に等しく、Mは、2に等しい。
端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、他の幅であってもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
例えば、図12は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図12の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。
もちろん、Mが2に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、11つのシンボル、10つのシンボル、9つのシンボル、8つのシンボル、7つのシンボル、6つのシンボル、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、7つのシンボル、6つのシンボル、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
上記の状況うちのいずれかの1つの状況において、複数の隣接するアップリンクサブフレームセットの中の時間領域において最も近くにある2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔は、固定の間隔であってもよく、又は、その周波数ホッピング間隔は、擬似ランダム周波数ホッピング方式によって決定されてもよいということに留意すべきである。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ201及びステップ202を実行してもよく、また、ステップ201及びステップ202に関連する内容を実行してもよい。
図13は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図13を参照すると、通信デバイス1300は、処理ユニット1301及びトランシーバーユニット1302を含む。
処理ユニット1301は、プリアンブルを決定するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
トランシーバーユニット1302は、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信するように構成され、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニット1302は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニット1302は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
すべてのユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎないということを理解すべきである。実際の実装の際に、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を一体化して、1つの物理エンティティとしてもよく、或いは、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を物理的に分離してもよい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ203及びステップ204を実行してもよく、また、ステップ203及びステップ204に関連する内容を実行してもよい。
図14は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図14を参照すると、通信デバイス1400は、トランシーバーユニット1401及び処理ユニット1402を含む。
トランシーバーユニット1401は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
処理ユニット1402は、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニットは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニットは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
すべてのユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎないということを理解すべきである。実際の実装の際に、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を一体化して、1つの物理エンティティとしてもよく、或いは、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を物理的に分離してもよい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ201及びステップ202を実行してもよく、また、ステップ201及びステップ202に関連する内容を実行してもよい。
図15は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図15を参照すると、通信デバイス1500は、プロセッサ1501及びトランシーバー1502を含む。
プロセッサ1501は、プリアンブルを決定するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
トランシーバー1502は、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信するように構成され、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
通信デバイス1500は、メモリ1503をさらに含んでもよい。メモリ1503は、通信デバイス1500の販売時に事前にインストールされているプログラム/コードを格納するように構成されてもよく、又は、コンピュータ動作命令を含むとともに、プロセッサ1501が実行するプログラムコード等を格納してもよい。メモリ1503は、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)等の揮発性メモリ(volatile memory)を含んでもよい。メモリは、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)、又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)等の不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含んでもよい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバー1502は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバー1502は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ203及びステップ204を実行してもよく、また、ステップ203及びステップ204に関連する内容を実行してもよい。
図16は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図16を参照すると、通信デバイス1600は、プロセッサ1601及び通信インターフェイス1602を含む。
通信インターフェイス1602は、有線通信インターフェイス、無線通信インターフェイス、又はそれらの組み合わせであってもよい。有線通信インターフェイスは、例えば、イーサネットインターフェイスであってもよい。イーサネットインターフェイスは、光インターフェイス、電気インターフェイス、又はそれらの組み合わせであってもよい。無線通信インターフェイスは、無線ローカルエリアネットワークインターフェイスであってもよい。
通信インターフェイス1602は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
プロセッサ1601は、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
通信デバイス1600は、メモリ1603をさらに含んでもよい。メモリ1603は、通信デバイス1600の販売時に事前にインストールされているプログラム/コードを格納するように構成されてもよく、又は、コンピュータ動作命令を含むとともに、プロセッサ1601が実行するプログラムコード等を格納してもよい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
通信インターフェイス1602は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
通信インターフェイス1602は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記のプロセッサが実行する必要のあるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。そのコンピュータソフトウェア命令は、上記のプロセッサが実行する必要のあるプログラムを含む。
この出願の複数の方法の実施形態の間の関連部分については、互いを参照すべきである。各々の装置の実施形態によって提供される装置は、対応する方法実施形態によって提供される方法を実行するように構成される。したがって、関連する方法の実施形態における関連する部分を参照して、各々の装置の実施形態を理解することが可能である。
当業者は、関連するハードウェアに命令するプログラムによって、上記の複数の実施形態を実装する方法の複数のステップのうちのすべて又は一部を実現することが可能であるということを理解することが可能である。あるデバイスの中の読み取り可能な記憶媒体の中に、そのプログラムを格納することが可能である。そのプログラムを実行するときに、そのプログラムは、上記で説明したステップのすべて又は一部を実行する。その記憶媒体は、例えば、磁気ディスク記憶装置又は光記憶装置である。
上記の複数の具体的な実装方式において、この出願の目的、技術的解決方法、及び利点が、さらに詳細に説明されている。複数の異なる実施形態を組み合わせることが可能であるということを理解すべきである。上記の説明は、この出願の具体的な実装方式であるにすぎず、この出願の保護の範囲を限定することを意図してはいない。この出願の趣旨及び原理から離れることなく行われるあらゆる組み合わせ、修正、等価な置換、又は改良は、この出願の保護の範囲に属するものとする。
この出願は、無線通信技術の分野に関し、特に、通信方法及び装置に関する。
移動体通信標準化団体である第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)は、モノの狭帯域インターネット(Narrowband Internet of Things, NB-IoT)技術を提案している。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムと同様に、NB-IoT技術は、時分割複信(time division duplex, TDD)NB-IoT及び周波数分割複信(frequency division duplex, FDD)NB-IoTに分類される。NB-IoT技術においては、端末デバイスは、ランダムアクセス方式によって基地局にアクセスする必要がある。NB-IoTにおいては、端末デバイスは、狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(Narrowband Physical Random Access Channel, NPRACH)においてランダムアクセスプリアンブル(preamble)を送信する必要がある。FDD NB-IoTにおいては、1つのプリアンブルは、4つのシンボルグループを含み、各々のシンボルグループが占有する時間の長さは、1.4[ms]又は1.6[ms]である。言い換えると、1つのプリアンブルが占有する連続的なアップリンクリソースの時間的な長さは、5.6[ms]又は6.4[ms]である。一方で、配置のために帯域内モードを使用するTDD NB-IoTの場合には、1つの無線フレームの中に含まれる連続的なアップリンクリソースは、最大で3つのサブフレームを有するにすぎず、1つのサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。したがって、3つのサブフレームの中では、時間的な長さが5.6[ms]又は6.4[ms]であるプリアンブルを送信することは不可能である。結果として、端末デバイスは、基地局にアクセスすることができない。
結論として、TDD NB-IoTにおいては、基地局にアクセスする必要がある通信デバイス、例えば、端末デバイス等のデバイスが、どのようにして基地局にプリアンブルを送信するかは、緊急に解決されるべき問題である。
この出願の複数の実装の目的は、通信方法及び装置を提供して、端末デバイスを含む通信デバイスがTDD方式によってどのようにしてプリアンブルを送信するかという問題を解決することである。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
端末デバイスによってプリアンブルを決定するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である、ステップと、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するステップと、を含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、端末は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信する。K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であるので、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記端末デバイスは、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々の中で3つのシンボルグループを送信する。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記端末デバイスは、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々の中で2つのシンボルグループを送信する。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、前記プリアンブルの中の前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、端末デバイスによってプリアンブルを決定する前記ステップの前に、当該方法は、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを前記端末デバイスによって受信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい、ステップと、
前記ネットワークデバイスによって、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するステップと、を含む、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、ネットワークデバイスが受信するプリアンブルは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末によって送信される。K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であるので、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信する前記ステップは、
前記ネットワークデバイスによって、前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含み、
ネットワークデバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信する前記ステップは、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、当該方法は、
前記ネットワークデバイスによって前記端末デバイスに、ランダムアクセス構成パラメータを送信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、通信方法であって、
端末デバイスによってプリアンブルを決定するステップであって、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である、ステップと、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するステップと、を含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、0よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの各々は、2つの連続的なサブキャリアを占有する、通信方法を提供する。
上記の方法によれば、端末は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信し、各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、それによって、プリアンブルの長さを短くすることが可能であるとともに、K個のアップリンクサブフレームセットの中でそのプリアンブルを送信することが可能である。加えて、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられているので、端末は、1つの無線フレームの中の複数の連続しないアップリンクサブフレームによって、そのプリアンブルを送信して、時間領域における非連続的なアップリンクリソースによるそのプリアンブルの送信を実装してもよい。このことは、端末デバイスが、TDD NB-IoTの場合にプリアンブルを送信することが不可能であるという問題を解決するとともに、リソース利用を改善する。
選択的に、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
上記の解決方法においては、少なくとも2回の周波数ホッピングの周波数ホッピング方向は、N回の周波数ホッピングが実行されるそれらのシンボルグループの中では反対となっているため、周波数オフセットが引き起こす位相の影響を排除することが可能であり、それにより、受信したプリアンブルに基づいてネットワークデバイスが端末に対して実行するタイミングアドバンスの推定の信頼性を改善する。
選択的に、Kは、1に等しく、Mは、3に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じである。
選択的に、Kは、1に等しく、Mは、2に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信するステップを含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されている。
選択的に、Kは、2に等しく、Mは、2に等しく、
前記端末デバイスによって、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信する前記ステップは、
前記端末デバイスによって、前記2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループを送信するステップと、
前記端末デバイスによって、前記2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第2のシンボルグループを送信するステップと、を含み、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されている。
選択的に、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、端末デバイスによってプリアンブルを決定する前記ステップの前に、当該方法は、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを前記端末デバイスによって受信するステップをさらに含み、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、処理ユニット及びトランシーバーユニットを含む通信デバイスを提供する。
前記処理ユニットは、プリアンブルを決定するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
前記トランシーバーユニットは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するように構成され、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、前記トランシーバーユニットは、さらに、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを受信するように構成され、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、処理ユニット及びトランシーバーユニットを含む通信デバイスを提供する。
前記トランシーバーユニットは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
前記処理ユニットは、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記トランシーバーユニットは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーユニットは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
この出願のある1つの実施形態は、プロセッサ及びトランシーバーを含む通信デバイスを提供する。
前記プロセッサは、プリアンブルを決定するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
前記トランシーバーは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループを送信するように構成され、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記トランシーバーは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
選択的に、前記トランシーバーは、さらに、
ネットワークデバイスが送信するランダムアクセス構成パラメータを受信するように構成され、前記ランダムアクセス構成パラメータは、プリアンブルフォーマット情報を含む。
前記プリアンブルフォーマット情報は、
前記プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
前記プリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
この出願のある1つの実施形態は、プロセッサ及び通信インターフェイスを含む通信デバイスを提供する。
前記通信インターフェイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、前記プリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、前記K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、前記K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、前記M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、前記N回の周波数ホッピングの各々は、前記M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、前記N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
前記プロセッサは、前記プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記通信インターフェイスは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第2のシンボルグループと前記第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第5のシンボルグループと前記第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第4のシンボルグループと前記第5のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、前記2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、前記K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
前記通信インターフェイスは、特に、
前記第1のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、前記第2のアップリンクサブフレームセットの中で、前記M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、前記第1のシンボルグループと前記第2のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔は、前記第3のシンボルグループと前記第4のシンボルグループとの間の前記周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、前記M個のシンボルグループの各々は、1つのサブキャリアを占有する。
この出願は、さらに、メモリ及びプロセッサを含む通信デバイスであって、前記メモリは、命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリの中に格納されている前記命令を実行するように構成され、前記メモリの中に格納されている前記命令を実行するときに、前記プロセッサは、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行するように構成される、通信デバイスを提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な命令を格納しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な命令が、通信デバイスによって読み取られて実行されるときに、前記通信デバイスが、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行することを可能とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な命令を含み、前記コンピュータ読み取り可能な命令が、通信デバイスによって読み取られて実行されるときに、前記通信デバイスが、上記の通信方法のうちのいずれか1つを実行することを可能とする、コンピュータプログラム製品を提供する。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、通信システムを提供する。そのシステムは、上記の複数の設計のうちのいずれか1つによって提供される端末デバイス又はネットワークデバイスを含む。選択的に、そのシステムは、この出願の複数の実施形態によって提供される解決方法において、端末デバイス又はネットワークデバイスと対話する他のデバイスをさらに含んでもよい。
この出願の複数の実施形態に適用可能であるシステムアーキテクチャの概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信方法の概略的なフローチャートである。
この出願のある1つの実施形態にしたがった周波数ホッピング規則の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったシンボルグループの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、この出願の複数の実施形態を詳細に説明する。
この出願の複数の実施形態は、新たな無線(New Radio, NR)システム、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System for Mobile Communications, GSM)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、高度ロングタームエボリューション(Advanced long term evolution, LTE-A)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System, UMTS)、進化型ロングタームエボリューション(evolved Long Term Evolution, eLTE)システム、及び他の移動体通信システム等のさまざまな移動体通信システムに適用されてもよい。
図1は、この出願のそれらの複数の実施形態に適用可能であるシステムアーキテクチャの概略的な図の例である。図1に示されているように、ネットワークデバイス及び複数の端末デバイス1乃至6は、通信システムを構成する。その通信システムにおいては、ネットワークデバイスは、それらの複数の端末デバイス1乃至6のうちの1つ又は複数に情報を送信する。加えて、端末デバイス4乃至6も、同様に、通信システムを構成する。その通信システムにおいては、端末デバイス5は、端末デバイス4及び端末デバイス6のうちの一方又は双方に情報を送信してもよい。
この出願のそれらの複数の実施形態において、端末デバイスは、NB-IoT技術をサポートすることが可能であり、ユーザ機器(User Equipment, UE)、アクセス端末デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動コンソール、遠隔局、遠隔端末デバイス、移動デバイス、無線通信デバイス、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol, SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop, WLL)局、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続される他の処理デバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は、将来的な5Gネットワークにおける端末デバイス等であってもよい。
ネットワークデバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)デバイスと称されてもよく、集合的に、以下では、ネットワークデバイスと称される。ネットワークデバイスは、主として、端末デバイスに対する無線接続の提供に関与して、端末デバイス等のアップリンクデータ及びダウンリンクデータの信頼性のある伝送を保証する。ネットワークデバイスは、5GシステムにおけるgNB(generation Node B)であってもよく、或いは、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System for Mobile communication, GSM)又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システムにおける基地局装置(Base Transceiver Station, BTS)であってもよく、或いは、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)システムにおけるノードB(NodeB, NB)であってもよく、或いは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムにおける進化型ノードB(evolved Node B, eNB, 又はeNodeB)等であってもよい。
上記の説明を参照すると、図2は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信方法の概略的なフローチャートである。図2を参照すると、その方法は、以下のステップを含む。
ステップ201: 端末デバイスは、プリアンブルを決定し、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
この出願の複数の実施形態において、端末デバイスは、以下で、略して、端末デバイスと称されてもよいTDD端末デバイスであってもよい。その端末デバイスは、TDD技術をサポートすることが可能である。さらに、その端末デバイスは、NB-IoT技術をサポートすることが可能であり、その端末デバイスは、TDD端末デバイスと称されてもよい。端末デバイスは、いずれか通信デバイスであってもよく、その通信デバイスは、ネットワークデバイスを使用することによって移動体通信システムにアクセスする必要がある。本明細書においては、端末デバイスのタイプは限定されない。
この出願のこの実施形態においては、プリアンブルを送信する前に、端末は、プリアンブルを送信するための時間周波数リソース及びそのプリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を決定する必要がある。詳細は、以下で個別に説明される。
端末は、ネットワークデバイスからランダムアクセス構成パラメータを取得してもよく、そのランダムアクセス構成パラメータは、これらには限定されないが、
参照信号受信電力(Reference Signal Received Power, RSRP)しきい値であって、複数の異なるRSRPしきい値は、複数の異なるカバレッジレベル(coverage level)に対応する、RSRPしきい値、
リソース構成パラメータセット、及び、
プリアンブルフォーマット情報、のうちの1つ又は複数を含む。
リソース構成パラメータセットは、ランダムアクセスリソース期間、開始サブキャリアの周波数領域位置、ランダムアクセスのために使用されるサブキャリアの数、ランダムアクセスの反復回数、ランダムアクセス開始時点、ランダムアクセスプリアンブルの再送信の最大回数、及び、ランダムアクセスのために使用される共通サーチ空間の構成パラメータ、のうちの1つ又は複数を含んでもよく、その共通サーチ空間の構成パラメータは、その共通サーチ空間の開始位置、その共通サーチ空間の反復回数、及びその共通サーチ空間のオフセット等を含む。
プリアンブルフォーマット情報は、
プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、
各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、
各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix, CP)の時間的な長さ、
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数、及び、
そのプリアンブルの周波数ホッピング規則、
のうちの少なくとも1つ又は複数を示す。
プリアンブルフォーマットは、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数、及び、そのプリアンブルの周波数ホッピング規則等と関連していてもよい。この場合には、プリアンブルフォーマット情報は、プリアンブルフォーマットインデックス値であってもよい。各々のプリアンブルフォーマットインデックス値は、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの時間的な長さ、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数、及びそのプリアンブルの周波数ホッピング規則に対応する。
この出願のこの実施形態においては、ある1つのプリアンブルの中に含まれている複数のシンボルグループのうちで、各々のシンボルグループは、同じ数のシンボルを含み、各々のシンボルグループは、同じ長さのサイクリックプレフィックスを有し、各々のシンボルグループは、同じ数のサブキャリアを占有するということに留意すべきである。
各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数の複数の可能な数が存在するときに、プリアンブルフォーマット情報は、その情報を示す必要がある。各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数の可能な数が1つのみ存在するときは、プリアンブルフォーマット情報は、その情報を示さなくてもよい。例えば、プリアンブルフォーマット情報が、各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数を示さないときに、各々のシンボルグループは、デフォルトで1つのサブキャリアを占有してもよい。
この出願のこの実施形態においては、プリアンブルの中に含まれているM個のシンボルグループは、周波数ホッピングによってPRACHにおいて伝送され、そのプリアンブルの周波数ホッピング規則は、どのようにしてM個のシンボルグループが周波数ホッピングによって伝送されるかを示す。そのプリアンブルの周波数ホッピング規則は、図3に示されていてもよい。図3は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブル周波数ホッピングの概略的な図である。図3において、プリアンブルは、4つのグループのシンボルを含み、それらの4つのグループのシンボルは、時系列の中で、第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、第3のシンボルグループ、及び第4のシンボルグループとして示される。プリアンブルは、1つの送信期間の中のPRACHにおいて、それぞれ、3.75[kHz]及び22.5[kHz]である2つの周波数ホッピング間隔を有する。その周波数ホッピング間隔は、サブキャリア帯域幅の整数倍であり、最小の周波数ホッピング間隔は、サブキャリア帯域幅と同じである。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、3.75[kHz]であり、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、3.75[kHz]である。第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、22.5[kHz]である。擬似ランダム周波数ホッピングは、2つの隣接する送信期間の間で使用され、周波数ホッピング範囲は、12個のサブキャリアに制限される。各々のシンボルグループのある特定の構成は、図4に示されていてもよい。図4において、1つのシンボルグループは、1つのサイクリックプレフィックス及び5つのシンボルを含み、サブキャリア帯域幅は、3.75[kHz]であり、サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、66.7[μs]又は266.67[μs]であり、それらの5つのシンボルは、サイクリックプレフィックスの後に続き、各々のシンボルの時間的な長さは、266.67[μs]である。各々のプリアンブルの中のシンボルグループのすべては、同じ構成を有する。図4を参照すると、プリアンブルフォーマット情報が示す情報は、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数が4であり、各々のシンボルグループの中に含まれているシンボルの数が5であり、各々のシンボルグループのサイクリックプレフィックスの長さが66.7[μs]であり、各々のシンボルグループが1つのサブキャリアを占有している、ということであってもよい。もちろん、上記のことは、ある1つの例であるにすぎない。プリアンブルフォーマット情報が示す情報は、代替的に、他の形態であってもよく、本明細書においては、詳細は説明されない。
この出願の複数の実施形態におけるシンボルの意味は、これらには限定されないが、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)シンボル及びフィルタリング直交周波数分割多重化(Filtered Orthogonal Frequency Division Multiplexing, F-OFDM)シンボル等を含み、実際の状況に基づいて具体的に決定されてもよいということに留意すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
この出願のこの実施形態においては、リソース構成パラメータセットと端末のカバレッジレベルとの間に対応関係が存在してもよく、複数の異なるカバレッジレベルは、複数の異なるリソース構成パラメータセットに対応し、ランダムアクセス構成パラメータは、複数の異なるカバレッジレベルに対応する複数のリソース構成パラメータセットを含んでもよい。もちろん、複数の異なるカバレッジレベルは、同じリソース構成パラメータセットに対応してもよい。この場合には、ランダムアクセス構成パラメータは、ある1つのリソース構成パラメータセットのみを含んでもよい。
端末デバイスは、ネットワークデバイスが送信する参照信号のRSRPを測定し、そして、測定によって得られるRSRPをランダムアクセス構成パラメータの中のRSRPしきい値と比較して、端末デバイスのカバレッジレベルを決定してもよい。例えば、0[dB]乃至11[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル1に対応し、12[dB]乃至23[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル2に対応し、24[dB]乃至35[dB]のRSRPしきい値は、カバレッジレベル3に対応する。端末デバイスが測定により取得するRSRPが13[dB]である場合に、端末デバイスがカバレッジレベル2に対応しているということを決定してもよい。参照信号は、セル特有参照信号(Cell Specific Reference Signal, CRS)又は狭帯域参照信号(Narrowband Reference Signal)等であってもよい。このことは、この出願のこの実施形態においては限定されない。
上記の説明を参照すると、端末デバイスは、ランダムアクセス構成パラメータの中のリソース構成パラメータセットに基づいて、送信する必要があるプリアンブルの時間領域リソース及び周波数領域リソースを決定してもよい。例えば、リソース構成パラメータセットと端末のカバレッジレベルとの間に対応関係が存在する。端末デバイスは、その端末デバイスのカバレッジレベルに基づいて、リソース構成パラメータセットを決定し、そして、そのリソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための時間領域リソース及び周波数領域リソースを決定してもよい。
リソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための周波数領域リソースを決定するステップは、端末デバイスによって、カバレッジレベルに対応するリソース構成パラメータセットに基づいて、周波数領域リソースセットを決定するステップと、端末デバイスによって、周波数領域リソースセットから、プリアンブルの周波数領域リソースとして周波数領域リソースを無作為に選択するステップと、を含む。周波数領域リソースは、1つのサブキャリア又は複数のサブキャリアであってもよく、各々のシンボルグループが占有するサブキャリアの数に関連する。各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数が1である場合に、周波数領域リソースは、1つの連続的なサブキャリアであり、各々のシンボルグループが占有する連続的なサブキャリアの数が2である場合に、周波数領域リソースは、2つの連続的なサブキャリアである。リソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための時間領域リソースを決定するステップは、端末デバイスによって、カバレッジレベルに対応するリソース構成パラメータセットに基づいて、プリアンブルを送信するための期間及び開始位置を決定するステップと、端末デバイスによって、プリアンブルの時間領域リソースとして、有効期間及び開始位置を決定するステップと、を含む。例えば、ランダムアクセスが開始される時点に最も近い期間及び開始位置を選択してもよい。
この出願のこの実施形態において、ランダムアクセス構成パラメータがプリアンブルフォーマット情報を含むときに、端末は、送信する必要があるプリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を直接的に決定して、プリアンブルの中に含まれているシンボルグループの数等の情報を決定してもよい。
ランダムアクセス構成パラメータがプリアンブルフォーマット情報を含んでいないときに、端末デバイスは、その端末デバイスのカバレッジレベルに基づいて、プリアンブルのプリアンブルフォーマット情報を決定してもよい。具体的には、プロトコルにおいて、前もって、プリアンブルフォーマット情報とカバレッジレベルとの間の対応関係を合意してもよく、端末デバイスは、その対応関係に基づいて、その端末デバイスのカバレッジレベルに対応するプリアンブルフォーマット情報を決定する。
ステップ202: 端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信する。
K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下である。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
周波数ホッピングは、複数の隣接するシンボルグループが、伝送の際に複数の異なるサブキャリア周波数を占有するということを意味してもよく、周波数ホッピングは、時間的により早くに送信されるシンボルグループと比較して、時間的により遅くに送信されるシンボルグループにおいて発生する。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、周波数ホッピングの各々の回は、それらのM個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングである。
高い周波数から低い周波数への周波数ホッピング方向及び低い周波数から高い周波数への周波数ホッピング方向の2つの周波数ホッピング方向が存在する。
K個のアップリンクサブフレームセットは、1つの無線フレームの中に位置していてもよい。もちろん、Kのアップリンクサブフレームセットは、代替的に、複数の連続的な無線フレームの中に分散されていてもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの時間領域長さは、そのアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループの時間領域長さ以上であるということに留意すべきである。各々のアップリンクサブフレームセットは、後続のダウンリンクサブフレームへのプリアンブルの干渉を避けるのに使用されるガード時間(GT, Guard Time)を含んでもよい。この場合には、各々のアップリンクサブフレームセットの時間領域長さは、そのアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループの時間領域長さよりも大きい。
ステップ202において、プリアンブルの中のM個のシンボルグループは、周波数ホッピングによって送信され、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間にN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。それに対応して、M及びKの値は、複数の状況を有していてもよく、各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、また、複数の状況を有していてもよい。以下の記載において、複数の異なる状況を参照して説明する。
状況1:
1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、6に等しくてもよく、各々のシンボルグループは、最大で3つのシンボル及び1つのサイクリックプレフィックスを含む。端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において3つのシンボルグループを送信してもよい。この場合には、Kは、2に等しい。K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
この場合には、M個のシンボルグループの各々の中に含まれているシンボルの数及びアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、以下の対応関係を有していてもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、2つのシンボル又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信してもよく、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループ乃至第6のシンボルグループは、M個のシンボルグループによって時系列で印をつけられる。詳細については、図5等の添付の図面の中の例を参照すべきである。
状況1の第1のシナリオにおいては、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じで、Δf1であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じで、Δf2であり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい、すなわち、Δf1は、Δf2よりも小さい。例えば、Δf1は、1つのサブキャリアの周波数帯域幅に等しく、Δf2は、E/2個のサブキャリア間隔の幅に等しく、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。例えば、図5は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図5の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、双方ともΔf1であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、双方ともΔf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも大きくてもよい、すなわち、Δf1は、Δf2よりも大きい。本明細書においては、詳細は説明されない。
状況1の第2のシナリオにおいて、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよく、又は、反対であってもよい。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さく、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
例えば、図6は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図6の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じである。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1であり、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じである。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、Mが6に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有してもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況2:
1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、4に等しくてもよい。端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの各々の中で、2つのシンボルグループを送信してもよい。この場合には、Kは、2に等しい。K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
この場合には、M個のシンボルグループの各々の中に含まれているシンボルの数及びアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、以下の対応関係を有していてもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信してもよく、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信してもよい。
状況2においては、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であってもよい。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。例えば、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、1つのサブキャリアの周波数帯域の幅に等しく、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅に等しく、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数であり、Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。
例えば、図7は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図7の場合に、第1のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf1である。第2のアップリンクサブフレームセットの中で送信されるシンボルグループのうちで、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δf1に等しくてもよい。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、代替的に、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向と同じであってもよい。このことは、具体的には、図8に示されている。
もちろん、Mが4に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況3:
この出願のこの実施形態において、1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するときに、Mは、4に等しくてもよく、Kは、1に等しい。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で4つのシンボルグループを送信してもよい。アップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、2又は3であってもよい。
この場合には、端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、第3のシンボルグループ、及び第4のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間に2つの周波数ホッピング間隔、Δf及びΔf×E/2が存在してもよく、Δfは、サブキャリア幅であり、Eは、プリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。
この場合には、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
さらに、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δfであり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf×E/2であり、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δfである。Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。詳細については、図9を参照すべきである。
図9に示されているプリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング規則は、FDD NB-IoTにおけるプリアンブルの中のシンボルグループの周波数ホッピング規則と同じである。したがって、FDD NB-IoTにおけるプリアンブルの到着時間(Time of Arrival, ToA)の推定精度と同じToAの推定精度を達成することが可能である。
もちろん、Mが4に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
図5乃至図9は、例であるにすぎず、プリアンブルの中のM個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則にしたがって送信されてもよいということに留意すべきである。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
上記の状況うちのいずれか1つの状況において、複数の隣接するアップリンクサブフレームセットの中の時間領域において最も近くにある2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔は、固定の間隔であってもよく、又は、その周波数ホッピング間隔は、擬似ランダム周波数ホッピング方式によって決定されてもよいということに留意すべきである。
ステップ203: ネットワークデバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信し、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含む。
ステップ203の具体的な内容については、ステップ201及びステップ202の説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップ204: ネットワークデバイスは、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行する。
具体的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスが送信するプリアンブルがネットワークデバイスに到着する実際の時間とネットワークデバイスが予測する時間との間の差を測定してもよく、それによって、ネットワークデバイスは、その差に基づいて、端末デバイスに対してアップリンク同期を実行することが可能である。
上記で説明されている状況は、1つのシンボルグループが1つのサブキャリアを占有するある1つの例を使用することによって説明されている。この出願のこの実施形態において、1つのシンボルグループは、代替的に、2つ又はそれ以上の連続的なサブキャリアを占有してもよい。以下の記載は、説明のために、1つのシンボルグループが2つの連続的なサブキャリアを占有する例を使用する。他の場合については、本明細書における説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
1つのシンボルグループが2つの連続的なサブキャリアを占有するときに、端末デバイスは、K個のアップリンクサブフレームセットの中で、プリアンブルの中のM個のシンボルグループを送信してもよい。
図2における手順に対応して、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、0よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下である。M個のシンボルグループの各々は、2つの連続的なサブキャリアを占有する。M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
それに対応して、M及びKの値は、複数の状況を有していてもよく、各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なサブフレームの数は、また、複数の状況を有していてもよい。以下の記載において、複数の異なる状況を参照して説明する。
状況4:
1つのシンボルグループが2つのサブキャリアを占有するときに、Mは、3に等しくてもよく、Kは、1に等しい。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で3つのシンボルグループを送信してもよい。アップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、2又は3であってもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、2つのシンボル又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
この場合には、端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信する。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じである。
例えば、図10は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図10の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
この出願のこの実施形態において、2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔の意味は、それらの2つのシンボルグループがそれぞれ占有するサブキャリアの間の間隔であるということに留意すべきである。例えば、第1のシンボルグループは、サブキャリアf1及びf2を占有し、f1は、f2と比較して低い周波数位置に位置する、すなわち、f1<f2であり、第2のシンボルグループは、サブキャリアf3及びf4を占有し、f2は、f3と比較して低い周波数位置に位置し、f3は、f4と比較して低い周波数位置に位置する、すなわち、f2<f3<f4である。第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、f1からf3までの間隔又はf2からf4までの間隔を表す。以下の複数の状況うちのいずれか1つの状況によって説明されている2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔の意味については、本明細書における定義を参照すべきである。
もちろん、Mが3に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況5: 1つのシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、Kは、2に等しく、Mは、2に等しい。
端末デバイスは、2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループを送信してもよく、2つのアップリンクサブフレームセットのうちの第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第2のシンボルグループを送信してもよい。
各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれているアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3であってもよい。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。Eは、プロトコルにおいて合意されていてもよい。もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、他の幅であってもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
例えば、図11は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図11の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。端末デバイスは、第1のアップリンクサブフレームセットの中で第1のシンボルグループを送信し、第2のアップリンクサブフレームセットの中で第2のシンボルグループを送信し、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。
もちろん、Mが2に等しく、Kが2に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
状況6: 1つのシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有し、Kは、1に等しく、Mは、2に等しい。
端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信してもよい。
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、E/2個のサブキャリア間隔の幅であり、Eは、第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループの周波数ホッピング範囲の中に含まれているサブキャリアの数である。もちろん、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、代替的に、他の幅であってもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
例えば、図12は、この出願のある1つの実施形態にしたがったプリアンブルの伝送の概略的な図である。図12の場合に、プリアンブルの中の各々のシンボルグループは、2つの連続的なサブキャリアを占有する。端末デバイスは、1つのアップリンクサブフレームセットの中で第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、Δf2であり、Δf2は、6Δfに等しくてもよく、Δfは、サブキャリアの幅である。
もちろん、Mが2に等しく、Kが1に等しいときに、M個のシンボルグループは、代替的に、他の周波数ホッピング規則を有していてもよい。本明細書においては、複数の例は、1つずつは説明されない。
既存の無線フレームにおけるアップリンクダウンリンクサブフレーム構成比率によるアップリンクダウンリンク構成関係に基づいて、1つの無線フレームの中の最大で3つのアップリンクサブフレームは、時間的に連続する。したがって、1つのアップリンクサブフレームセットは、最大で3つの連続的なサブフレームを含む。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数は、1、2、又は3である。1つのアップリンクサブフレームの時間的な長さは、1[ms]である。プリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、そのプリアンブルのサブキャリア帯域幅に反比例する。例えば、プリアンブルのサブキャリア帯域幅が3.75[kHz]である場合には、そのプリアンブルの各々のシンボルグループのシンボル長さは、1/3.75[kHz]≒266.67[μs]である。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が3であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、11つのシンボル、10つのシンボル、9つのシンボル、8つのシンボル、7つのシンボル、6つのシンボル、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、7つのシンボル、6つのシンボル、5つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。各々のアップリンクサブフレームセットの中に含まれている連続的なアップリンクサブフレームの数が2であるときに、プリアンブルの各々のシンボルグループは、3つのシンボル、2つのシンボル、又は1つのシンボルを含んでもよい。サイクリックプレフィックスの時間的な長さは、各々のアップリンクサブフレームセットの時間的な長さから、各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルのすべての合計の時間的な長さを減算して、時間的な長さを取得し、そして、その次に、取得した時間的な長さは、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在しない場合に)各々のアップリンクサブフレームセットの中のシンボルグループの数によって除算されるか、又は、(各々のアップリンクサブフレームセットの中にGTが存在し、且つ、そのGTの時間的な長さが、CPの時間的な長さに等しい場合に)各々のアップリンクサブフレームセットのシンボルグループの数に1を加えた数によって除算されて、サイクリックプレフィックスの時間的な長さを取得する、ことによって取得される。
上記の状況うちのいずれかの1つの状況において、複数の隣接するアップリンクサブフレームセットの中の時間領域において最も近くにある2つのシンボルグループの間の周波数ホッピング間隔は、固定の間隔であってもよく、又は、その周波数ホッピング間隔は、擬似ランダム周波数ホッピング方式によって決定されてもよいということに留意すべきである。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ201及びステップ202を実行してもよく、また、ステップ201及びステップ202に関連する内容を実行してもよい。
図13は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図13を参照すると、通信デバイス1300は、処理ユニット1301及びトランシーバーユニット1302を含む。
処理ユニット1301は、プリアンブルを決定するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
トランシーバーユニット1302は、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信するように構成され、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニット1302は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニット1302は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
すべてのユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎないということを理解すべきである。実際の実装の際に、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を一体化して、1つの物理エンティティとしてもよく、或いは、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を物理的に分離してもよい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ203及びステップ204を実行してもよく、また、ステップ203及びステップ204に関連する内容を実行してもよい。
図14は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図14を参照すると、通信デバイス1400は、トランシーバーユニット1401及び処理ユニット1402を含む。
トランシーバーユニット1401は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
処理ユニット1402は、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニットは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバーユニットは、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
すべてのユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎないということを理解すべきである。実際の実装の際に、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を一体化して、1つの物理エンティティとしてもよく、或いは、それらの複数のユニットのうちのすべて又は一部を物理的に分離してもよい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ201及びステップ202を実行してもよく、また、ステップ201及びステップ202に関連する内容を実行してもよい。
図15は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図15を参照すると、通信デバイス1500は、プロセッサ1501及びトランシーバー1502を含む。
プロセッサ1501は、プリアンブルを決定するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、Mは、1よりも大きい正の整数である。
トランシーバー1502は、K個のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループを送信するように構成され、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
通信デバイス1500は、メモリ1503をさらに含んでもよい。メモリ1503は、通信デバイス1500の販売時に事前にインストールされているプログラム/コードを格納するように構成されてもよく、又は、コンピュータ動作命令を含むとともに、プロセッサ1501が実行するプログラムコード等を格納してもよい。メモリ1503は、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)等の揮発性メモリ(volatile memory)を含んでもよい。メモリは、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)、又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)等の不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含んでもよい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバー1502は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを送信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
トランシーバー1502は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを送信し、そして、
第2のアップリンクサブフレームセットの中でM個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを送信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
同じ技術的概念に基づいて、この出願の複数の実施形態は、さらに、通信デバイスを提供する。その通信デバイスは、図2に示されている手順によってステップ203及びステップ204を実行してもよく、また、ステップ203及びステップ204に関連する内容を実行してもよい。
図16は、この出願のある1つの実施形態にしたがった通信デバイスの概略的な構成図である。
図16を参照すると、通信デバイス1600は、プロセッサ1601及び通信インターフェイス1602を含む。
通信インターフェイス1602は、有線通信インターフェイス、無線通信インターフェイス、又はそれらの組み合わせであってもよい。有線通信インターフェイスは、例えば、イーサネットインターフェイスであってもよい。イーサネットインターフェイスは、光インターフェイス、電気インターフェイス、又はそれらの組み合わせであってもよい。無線通信インターフェイスは、無線ローカルエリアネットワークインターフェイスであってもよい。
通信インターフェイス1602は、K個のアップリンクサブフレームセットの中で端末デバイスが送信するプリアンブルを受信するように構成され、そのプリアンブルは、M個のシンボルグループを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれかのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つの連続的なアップリンクサブフレームを含み、K個のアップリンクサブフレームセットのうちのいずれか2つのアップリンクサブフレームセットは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームだけ間隔をあけられ、K個のアップリンクサブフレームセットの各々において、少なくとも1つのシンボルグループを送信することが可能であり、Kは、1よりも大きい正の整数であり、Mは、1よりも大きい正の整数であり、Kは、M以下であり、M個のシンボルグループの中にはN回の周波数ホッピングが存在し、N回の周波数ホッピングの各々は、M個のシンボルグループのうちの隣接するシンボルグループの間での周波数ホッピングであり、N回の周波数ホッピングのうちの少なくとも2回の周波数ホッピングの方向は、反対であり、Nは、Mよりも小さい。
プロセッサ1601は、プリアンブルに基づいて、アップリンク同期測定を実行するように構成される。
通信デバイス1600は、メモリ1603をさらに含んでもよい。メモリ1603は、通信デバイス1600の販売時に事前にインストールされているプログラム/コードを格納するように構成されてもよく、又は、コンピュータ動作命令を含むとともに、プロセッサ1601が実行するプログラムコード等を格納してもよい。
選択的に、Mは、6に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、3つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
通信インターフェイス1602は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ、第2のシンボルグループ、及び第3のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第4のシンボルグループ、第5のシンボルグループ、及び第6のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第2のシンボルグループと第3のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、
第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔と同じであり、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第5のシンボルグループと第6のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対である。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第4のシンボルグループと第5のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
選択的に、Mは、4に等しい。
Kは、2に等しく、2つのアップリンクサブフレームセットの各々は、2つのシンボルグループを送信するのに使用される。
選択的に、K個のアップリンクサブフレームセットは、第1のアップリンクサブフレームセット及び第2のアップリンクサブフレームセットを含む。
通信インターフェイス1602は、特に、
第1のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第1のシンボルグループ及び第2のシンボルグループを受信し、そして、第2のアップリンクサブフレームセットの中で、M個のシンボルグループのうちの第3のシンボルグループ及び第4のシンボルグループを受信する、ように構成され、
第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング方向とは反対であり、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔とは異なる。
選択的に、第1のシンボルグループと第2のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔は、第3のシンボルグループと第4のシンボルグループとの間の周波数ホッピング間隔よりも小さい。
この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記のプロセッサが実行する必要のあるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成される。そのコンピュータソフトウェア命令は、上記のプロセッサが実行する必要のあるプログラムを含む。
この出願の複数の方法の実施形態の間の関連部分については、互いを参照すべきである。各々の装置の実施形態によって提供される装置は、対応する方法実施形態によって提供される方法を実行するように構成される。したがって、関連する方法の実施形態における関連する部分を参照して、各々の装置の実施形態を理解することが可能である。
当業者は、関連するハードウェアに命令するプログラムによって、上記の複数の実施形態を実装する方法の複数のステップのうちのすべて又は一部を実現することが可能であるということを理解することが可能である。あるデバイスの中の読み取り可能な記憶媒体の中に、そのプログラムを格納することが可能である。そのプログラムを実行するときに、そのプログラムは、上記で説明したステップのすべて又は一部を実行する。その記憶媒体は、例えば、磁気ディスク記憶装置又は光記憶装置である。
上記の複数の具体的な実装方式において、この出願の目的、技術的解決方法、及び利点が、さらに詳細に説明されている。複数の異なる実施形態を組み合わせることが可能であるということを理解すべきである。上記の説明は、この出願の具体的な実装方式であるにすぎず、この出願の保護の範囲を限定することを意図してはいない。この出願の趣旨及び原理から離れることなく行われるあらゆる組み合わせ、修正、等価な置換、又は改良は、この出願の保護の範囲に属するものとする。