JP2021197800A - 車載用電池制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イグニッションスイッチのOFF状態において電池の異常を検出する。【解決手段】電池の電圧を監視する電圧監視回路と、該電圧監視回路から所定の通信回線を介して取得する電池情報に基づいて電池の異常を報知する制御回路とを備え、イグニッションスイッチがON状態になると電圧監視回路及び制御回路が起動する車載用電池制御装置において、少なくともイグニッションスイッチのOFF状態において電池の状態を検出する状態検出回路を備え、制御回路は、状態検出回路の検出結果に基づいて起動して電池の異常を報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用電池制御装置に関する。
下記特許文献1には、二次電池装置が開示されている。この二次電池装置は、その図1に示されているように、車両に搭載される装置であり、複数の組電池モジュール、電池管理装置(BMU)及びECU(上位制御装置)等を備えている。上記電池管理装置は、その段落0091及び図14に記載されているように、イグニッションスイッチ検出信号B11が得られると、セル電圧データのチェック及びアラート信号が正しく得られているかどうかのチェックを行った後にチェック結果を出力し、複数の組電池モジュールが正常動作している場合は全体動作許可信号をECUに出力し、いずれかの組電池モジュールが異常動作している場合にはシャットダウン信号を出力する。そして、ECUは、上記全体動作許可信号を受け取ると、車両運転のための操作信号を受け付けるようになる。
特開2011−76947号公報
ところで、上述した背景技術は、イグニッションスイッチがON(オン)に切り替わった後に組電池モジュールの動作チェックを行うものであり、イグニッションスイッチのOFF時には組電池モジュールの異常を検出することができない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、イグニッションスイッチのOFF状態において電池の異常を検出することが可能な車載用電池制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、車載用電池制御装置に係る第1の解決手段として、電池の電圧を監視する電圧監視回路と、該電圧監視回路から所定の通信回線を介して取得する電池情報に基づいて前記電池の異常を報知する制御回路とを備え、イグニッションスイッチがON状態になると前記電圧監視回路及び前記制御回路が起動する車載用電池制御回路において、前記イグニッションスイッチのOFF状態において前記電池の状態を検出する状態検出回路を備え、前記制御回路は、前記状態検出回路の検出結果に基づいて起動して前記電池の異常を報知する、という手段を採用する。
本発明では、車載用電池制御装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記状態検出回路は、前記電池について検出された所定の物理量を所定のしきい値と比較することにより前記異常の発生を判定し、前記制御回路は、前記状態検出回路の判定結果に基づいて前記異常を報知する、という手段を採用する。
本発明では、車載用電池制御装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記電圧監視回路は、前記制御回路の非起動状態において非起動状態にあり、前記電圧監視回路は、前記状態検出回路が前記異常の発生を判定すると、当該判定結果に基づいて先に起動し、前記制御回路は、前記電圧監視回路の起動に基づいて起動することにより前記異常を報知する、という手段を採用する。
本発明では、車載用電池制御装置に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記電池は、複数の電池セルを備える複数の電池モジュールからなり、前記電圧監視回路は、前記電池モジュール毎に設けられ、前記制御回路は、起動した前記電圧監視回路から取得した前記電池情報に基づいて異常な前記電池モジュールあるいは/及び異常な前記電池セルを特定する、という手段を採用する。
本発明では、車載用電池制御装置に係る第5の解決手段として、上記第2〜第4のいずれかの解決手段において、前記状態検出回路は、前記電池の短絡を判定する電池短絡判定回路及び/または前記電池の過昇温を判定する電池過昇温判定回路である、という手段を採用する。
本発明では、車載用電池制御装置に係る第6の解決手段として、上記第1〜第5のいずれかの解決手段において、前記電圧監視回路は、前記電池を保護する保護機能を備え、前記制御回路は、前記電圧監視回路に前記電池の保護を指示する、という手段を採用する。
本発明によれば、イグニッションスイッチのOFF状態において電池の異常を検出することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車載用電池制御装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における電圧監視回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車載用電池制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における状態検出回路の動作を示す模式図である。 本発明の一実施形態の第1変形例に係る車載用電池制御装置のブロック図である。 本発明の一実施形態の第2変形例に係る車載用電池制御装置のブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る車載用電池制御装置Aは、図1に示すようにn個の電圧監視回路D1〜Dn、通信回線T、絶縁回路Z及び制御回路Cを備える。この車載用電池制御装置Aは、電気自動車やハイブリッド自動車等、モータを走行動力源とする車両に搭載されるものであり、制御対象がリチウムイオン電池等の組電池Bである。なお、本実施形態における「n」は自然数である。
組電池Bから先に説明すると、当該組電池Bは、n個の電池モジュールM1〜Mnが直列接続されたものであり、例えば数百ボルトの出力電圧を有する。図示しないが、この組電池Bは、走行駆動用の電力変換回路に直流電力を供給する。この直流電力は、電力変換回路によってモータを駆動するための交流電力に変換される。
n個の電池モジュールM1〜Mnは、各々に複数の電池セルが直列あるいは/及び並列に接続されたものである。このような電池モジュールM1〜Mnは、各々に所定電圧(モジュール電圧)の直流電力を出力する。なお、各電池モジュールM1〜Mnは、本発明の電池に相当するものである。
n個の電圧監視回路D1〜Dnは、このようなn個の電池モジュールM1〜Mnに対応して設けられており、各々の電池モジュールM1〜Mnにおける各々の電池セルの電圧をセル電圧として検出かつ監視する電子回路である。各電池セルのセル電圧は、組電池Bの状態を示す物理量であり、本発明の電池情報に相当する。これら電圧監視回路D1〜Dnは、各々のセル電圧(電池情報)を所定の通信回線Tを介して制御回路Cに送信する。
このようなn個の電圧監視回路D1〜Dnは、全て同一に構成されているので、以下では代表として、電圧監視回路D1(第1電圧監視回路)の詳細構成を図2を参照して説明する。
なお、上述した各電池モジュールM1〜Mnには、複数の電池セルに加えて温度センサが設けられている。図2に示す符号Qは、電池モジュールM1に設けられた温度センサであり、電池モジュールM1の温度(モジュール温度)を検出する。この温度センサQは、モジュール温度を示す検出電圧を電圧監視回路D1〜Dnに出力する。また、図2では、電池モジュールM1が6個の電池セルから構成されているように示しているが、これはあくまで一例である。
電圧監視回路D1は、図2に示すように、A/D変換器1、第1電源回路2、電圧評価回路3、温度評価回路4、OR回路5、第1起動回路6、第1通信回路7及び第2起動回路8を備えている。この電圧監視回路D1には、固有の識別番号が予め付与され、内部の不揮発性メモリ(図示略)に保存されている。
A/D変換器1は、第1電源回路2から給電される電源によって作動する電子回路であり、電池モジュールM1を構成する各々の電池セルのセル電圧を検出する。すなわち、A/D変換器1は、各電池セルの電極電圧を入力とし、各電池セルの電極電圧の差分であるセル電圧(アナログ信号)を所定分解能(所定ビット数)のセル電圧データ(デジタル信号)に変換する。
このようなA/D変換器1は、第1通信回路7から入力される制御回路Cの送信要求(制御指令)に対して、電池モジュールM1を構成する各々の電池セルに関するセル電圧データを電池情報として第1通信回路7に出力する。なお、A/D変換器1は、第1電源回路2の電源によって作動するので、第1電源回路2が非起動状態のとき動作停止状態となる。
また、このA/D変換器1は、各電池セルのセル電圧を検出する機能に加えて、電池モジュールM1あるいは各電池セルを保護する機能(保護機能)をも備える。すなわち、A/D変換器1は、異常を発生したモジュールM1あるいは電池セルを組電池Bから切り離すことによって、モジュールM1あるいは組電池Bを保護する。このようなモジュールM1あるいは組電池Bの保護は、例えば電池セルのマイナス端子とプラス端子とを強制的に短絡させることによって実現される。
ここで、電圧監視回路D1におけるA/D変換器1は機能として備えていないが、通信回線Tを用いたn個の電池モジュールM1〜Mn及び制御回路Cの相互有線通信において、電圧監視回路D1の下流側に位置する(n−1)個の電池モジュールM2〜Mnは、通信の中継機能を有するA/D変換器1を備えている、例えば、電池モジュールM2のA/D変換器1は、電圧監視回路D1と制御回路Cとの通信を中継する機能を備える。
第1電源回路2は、第1起動回路6から入力される第1起動信号あるいは第2起動回路8から入力される第1起動信号に基づいてA/D変換器1に電源を供給する電子回路である。この第1電源回路2は、図示するように、相互に直列接続された複数の電池セルのうち最上位電圧側に位置する電池セルのプラス電極電圧を用いて直流電力を生成し、当該直流電力をA/D変換器1に電源として供給する。
電圧評価回路3は、電池モジュールM1の電圧異常を評価する評価回路であり、電池モジュールM1の電池セル毎に設けられた評価器の集合体である。この電圧評価回路3は、A/D変換器1と同様に各電池セルの電極電圧を入力とし、各電池セルのセル電圧を所定のしきい値電圧Vthと比較することにより、電池モジュールM1のモジュール電圧の健全性を評価する。
このような電圧評価回路3は、ある電池セルのセル電圧がしきい値電圧Vthを下回ると、電池モジュールM1を異常モジュールと判定する。このようなセル電圧の異常つまり正常なセル電圧に対する極端な低下現象は、例えば電池モジュールM1を構成する各電セルの電極が短絡した場合に発生し得る。すなわち、電圧評価回路3は、電池モジュールM1(電池)の短絡を判定する電池短絡判定回路として機能する。
温度評価回路4は、電池モジュールM1の温度異常を評価する評価回路である。この温度評価回路4は、温度センサQの検出信号を入力としており、温度センサQの検出電圧を所定のしきい値温度Tthと比較することにより電池モジュールM1のモジュール温度の健全性を評価する。
このような温度評価回路4は、モジュール温度がしきい値温度Tthを上回ると、つまり電池モジュールM1が過剰な高温に到達すると、電池モジュールM1を異常モジュールと判定する。すなわち、この温度評価回路4は、電池モジュールM1(電池)の過昇温を判定する電池過昇温判定回路として機能する。
OR回路5は、電圧評価回路3の出力信号と温度評価回路4の出力信号との論理和を取る論理回路である。このOR回路5は、電圧評価回路3が電池モジュールM1を異常モジュールと判定した場合あるいは温度評価回路4が電池モジュールM1を異常モジュールと判定した場合に第1起動回路6に作動指示信号を出力する。
第1起動回路6は、上記作動指示信号に基づいて第1起動信号を生成する電子回路である。この第1起動回路6は、例えば電圧変換回路あるいは電力変換回路であり、作動指示信号を第1電源回路2を起動させ得る電圧あるいは電力の第1起動信号に変換する。なお、この第1起動回路6は、作動指示信号が第1電源回路2を起動させ得る電圧あるいは電力を有する場合には省略することができる。
ここで、上述した電圧評価回路3及び温度評価回路4は、電池モジュールM1の状態を検出する状態検出回路を構成している。すなわち、本実施形態における状態検出回路は、電池モジュールM1(電池)の状態を示す各種の物理量のうち、電池電圧と電池温度とを検出するものである。
このような状態検出回路(電圧評価回路3及び温度評価回路4)、OR回路5及び第1起動回路6は、電池モジュールM1の動作状態及び後述するイグニッションスイッチP(図3参照)の設定状態に関わりなく電源が常に供給されている常時通電回路である。この常時通電回路には、例えば電池モジュールM1の出力に基づいて生成された電源が供給される。
すなわち、本実施形態における状態検出回路は、イグニッションスイッチPがOFF状態に設定されている場合であっても、電池モジュールM1(電池)の動作状態を検出し得るものである。なお、上記常時通電回路には、電力消費が極力小さくなるように省電力回路として構成されている。
第1通信回路7は、通信回線Tとの間で信号の授受を行う電子回路である。この第1通信回路7は、通信回線Tを介して制御回路Cから制御指令を受信し、当該制御指令をA/D変換器1及び第2起動回路8に出力する。また、この第1通信回路7は、A/D変換器1から入力される各電池セルのセル電圧データに電圧監視回路D1の識別番号を付加することにより送信パケットを生成し、当該送信パケットを通信回線Tを介して制御回路C宛に送信する。
第2起動回路8は、制御回路Cの制御指令に基づいて第2起動信号を生成する電子回路である。すなわち、この第2起動回路8は、第1通信回路7から入力される制御指令について、電圧監視回路D1の起動を指示する起動指令が含まれているか否かを判断し、起動指令が含まれている場合に第2起動信号を生成して第1電源回路2に出力する。
ここで、上記第1通信回路7及び第2起動回路8は、A/D変換器1と同様に第1電源回路2から給電される電源によって作動する。すなわち、第1通信回路7及び第2起動回路8は、第1電源回路2が非起動状態の場合、A/D変換器1と同様に動作停止状態となる。
通信回線Tは、デイジーチェーンの接続形式でn個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cを通信可能に相互接続する。すなわち、この通信回線Tは、親機である制御回路Cに対して子機であるn個の電圧監視回路D1〜Dnを数珠つなぎで接続する。より具体的には、通信回線Tは、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cを電圧監視回路D1→電圧監視回路D2→電圧監視回路D3→(中略)→電圧監視回路Dn→制御回路Cの順で相互接続する。
また、この通信回線Tは、親機とn個の子機との間を一対の電線で接続する。この一対の電線のうち、一方の電線は親機から子機に向かう下り信号を伝送する信号線であり、他方の電線は子機から親機に向かう上り信号を伝送する信号線である。このような通信回線Tは、例えば制御回路Cの送信要求を下り信号として伝送し、当該送信要求に対して上記電池情報を上り信号として伝送する。
絶縁回路Zは、このような通信回線Tにおいて電圧監視回路Dnと制御回路Cとの間に設けられている。この絶縁回路Zは、電気的なアイソレーションを取るための回路であり、例えばフォトカプラやパルストランスである。このような絶縁回路Zは、n個の電池モジュールM1〜Mnと制御回路Cとの間の電気的な干渉を抑制する。
制御回路Cは、図3に示すように、イグニッションスイッチPがON状態となってバッテリRから電源が供給されることによって起動する電子回路であり、通信回線Tを介してn個の電圧監視回路D1〜Dnを制御する。詳細は後述するが、この制御回路Cは、イグニッションスイッチPのONの他に、上述した状態検出回路の検出結果(判定結果)に基づいてn個の電圧監視回路D1〜Dnの何れかから受信した異常発生信号に基づいて起動する。
なお、バッテリRは、本実施形態に係る車載用電池制御装置Aの上位制御装置である車両制御装置(ECU)等、車両の各部に電源を供給する二次電池(車両電池)である。イグニッションスイッチPは、運転手が操作する車両のメインスイッチである。
この制御回路Cは、n個の電圧監視回路D1〜Dnの何れかから受信した異常発生信号あるいは電池情報に基づいて、n個の電池モジュールM1〜Mn(電池)の何れかの異常を報知する。すなわち、この制御回路Cは、イグニッションスイッチPがON状態に設定されて起動すると、通信回線Tを介してn個の電圧監視回路D1〜Dnに送信要求(制御指令)を送信する。
制御回路Cは、この送信要求の送信に基づいてn個の電池モジュールM1〜Mnの電池情報を取得し、当該電池情報に基づいてn個の電池モジュールM1〜Mn(電池)の何れかの異常を報知する。一方、制御回路Cは、異常発生信号に基づいて起動した場合、当該異常発生信号に基づいてn個の電池モジュールM1〜Mn(電池)の何れかの異常を報知する。
このような制御回路Cは、図3に示すように第2通信回路10、マイコン11、第2電源回路12、第3起動回路13及び電子スイッチ14を備えている。第2通信回路10は、通信回線Tを介してマイコン11の制御指令をn個の電池モジュールM1〜Mnに送信すると共にn個の電池モジュールM1〜Mnの電池情報あるいは異常発生信号を受信してマイコン11、第3起動回路13及び電子スイッチ14に出力する。
マイコン11は、第3起動回路13から入力される第3起動信号に基づいて起動し、第2電源回路12から給電さる電源に基づいて作動する電子回路である。このマイコン11は、予め記憶した制御プログラムを実行することにより、制御指令を生成すると共に電池情報あるいは異常発生信号に基づいて報知信号を生成する。このマイコン11は、上記制御指令を第2通信回路10に出力し、上記報知信号を上位制御装置(ECU)に出力する。
第2電源回路12は、イグニッションスイッチPを介してバッテリRから給電される電源をマイコン11に供給する電子回路である。すなわち、この第2電源回路12は、バッテリRの出力電圧(バッテリ電圧)をマイコン11の電源電圧に変換する電力変換回路である。
第3起動回路13は、上記異常発生信号あるいはイグニッションスイッチPの状態信号に基づいて第3起動信号を生成する。すなわち、この第3起動回路13は、第2通信回路10から異常発生信号が入力されると第3起動信号を生成し、またイグニッションスイッチPがOFF状態になったことを示す状態信号が入力されると第3起動信号を生成する。
電子スイッチ14は、上記異常発生信号によって開閉が制御される開閉スイッチであり、図示するようにイグニッションスイッチPに並列接続されている。この電子スイッチ14は、異常発生信号に基づいてバッテリRのプラス端子を第2電源回路12の入力端に迂回接続する。
ここで、制御回路Cを構成する各構成要素のうち、第2通信回路10及び第3起動回路13は常時通電回路である。すなわち、第2通信回路10及び第3起動回路13は、第2電源回路12の起動状態/非起動状態に依存することなく電源が常時給電されている。これに対して、マイコン11は、第2電源回路12から電源が給電されるので、第2電源回路12が起動状態にないと作動しない。
また、詳細については後述するが、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cは、n個の電池モジュールM1〜Mnの何れかに異常が発生した場合(異常状態)に起動する。また、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cは、n個の電池モジュールM1〜Mnの何れかに異常が発生していない場合(通常状態)では、イグニッションスイッチPがON状態になると起動する。
すなわち、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cは、異常状態及びイグニッションスイッチPのON状態では動作モードがアクティブモードに設定される。また、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cは、通常状態及びイグニッションスイッチPのOFF状態では、動作モードがスリープモードに設定される。
ただし、n個の電圧監視回路D1〜Dnを各々構成する各種構成要素のうち、状態検出回路である電圧評価回路3及び温度評価回路4、OR回路5並びに第1起動回路6は、n個の電池モジュールM1〜Mnの動作状態やイグニッションスイッチPの設定状態に関わりなく、電源が常時給電された常時通電回路である。
次に、本実施形態に係る車載用電池制御装置Aの動作について、図4に示すフローチャートに従って詳しく説明する。
最初に、イグニッションスイッチPがOFFに設定されている場合の動作について説明する。この場合において、状態検出回路には電源が常時給電されているので電圧評価回路3はモジュール電圧の異常を評価することが可能であり、また温度評価回路4は、モジュール温度の異常を評価することが可能である。
すなわち、各電圧監視回路D1〜Dnにおける電圧評価回路3は、各電池モジュールM1〜Mnについて各電池セルのセル電圧を所定のしきい値電圧Vthと比較することによりモジュール電圧の健全性を評価する。そして、各々の電圧評価回路3は、図5(a)に示すように、ある電池セルのセル電圧がしきい値電圧Vthを下回ると、電池モジュールM1〜Mnに異常が発生したと判定する。
すなわち、n個の電圧監視回路D1〜Dnにおける各々の電圧評価回路3は、自身に対応する電池モジュールM1〜Mnを異常モジュールと認定する。そして、各々の電圧評価回路3は、自身に対応する電池モジュールM1〜Mnの電圧異常を示す電圧異常判定信号をOR回路5に出力する。
また、各電圧監視回路D1〜Dnにおける温度評価回路4は、各電池モジュールM1〜Mnについて各温度センサQの検出電圧を所定のしきい値温度Tthと比較することにより電池モジュールM1のモジュール温度の健全性を評価する。そして、各々の温度評価回路4は、図5(b)に示すように、検出電圧がしきい値温度Tthを上回ると、電池モジュールM1〜Mnに異常が発生したと判定する。
すなわち、n個の電圧監視回路D1〜Dnにおける各々の温度評価回路4は、自身に対応する電池モジュールM1〜Mnを異常モジュールと認定する。そして、各々の温度評価回路4は、自身に対応する電池モジュールM1〜Mnの温度異常を示す温度異常判定信号をOR回路5に出力する。
そして、OR回路5は、上記電圧異常判定信号と温度異常判定信号との論理和を取ることにより、電池モジュールM1〜Mnの電圧異常あるいは電池モジュールM1〜Mnの温度異常のときに第1起動回路6に作動指示信号を出力する。この結果、第1起動回路6は、第1起動信号を第1電源回路2に出力する。
すなわち、各々の電圧監視回路D1〜Dnの各状態検出回路が何れかの電池モジュールM1〜Mnの異常を検出すると(ステップS1)、第1起動回路6から第1電源回路2に第1起動信号が入力され、この結果を第1電源回路2が起動する(ステップS2)。この第1電源回路2の起動によって、各々の電圧監視回路D1〜Dnの各A/D変換器1、第1通信回路7及び第2起動回路8に電源が供給される。
このようにして第1電源回路2が起動することによって、n個の電圧監視回路D1〜Dnは、スリープモードからアクティブモードに完全に移行し、本来有している機能を100%発揮し得る状態となる。そして、各々の電圧監視回路D1〜DnのA/D変換器1は、第1起動信号に基づいて起動したこと、つまり電池モジュールM1〜Mnの異常発生に基づいて起動したことを第1通信回路7に通知する。この結果、第1通信回路7は、電池モジュールM1〜Mnの異常発生を異常発生信号(上り信号)として制御回路Cに送信する(ステップS3)。
この異常発生信号は、通信回線Tを介して制御回路Cに伝送され、第2通信回路10で受信される。第2通信回路10は、上記異常発生信号をマイコン11、第3起動回路13及び電子スイッチ14に出力する。この状態において、マイコン11は未だ起動していないが、異常発生信号によって電子スイッチ14がOFF状態からON状態に移行し、これによってバッテリ電力が第2電源回路12に入力される。
この結果、第2電源回路12は、起動してマイコン11への電源供給を開始する(ステップS4)。また、第3起動回路13は、上記異常発生信号によって第3起動信号をマイコン11に出力する。この結果、マイコン11は、第2電源回路12から電源が給電され、かつ、第3起動回路13から第3起動信号が入力されるので、動作モードがスリープモードからアクティブモードに移行する。
マイコン11は、このようにして起動すると、電池情報の送信要求を第2通信回路10に送信させる。第2通信回路10は、n個の電圧監視回路D1〜Dn宛に上記送信要求を送信することによってn個の電圧監視回路D1〜Dnからn個の電池モジュールM1〜Mnに関する電池情報を受信する。そして、第2通信回路10は、これら電池情報をマイコン11に出力する。
マイコン11は、第2通信回路10からn個の電池モジュールM1〜Mnの電池情報を取得して、各電池モジュールM1〜Mnにおける各電池セルのセル電圧を評価することにより、異常モジュールを特定する(ステップS5)。すなわち、マイコン11は、電圧評価回路3と同様に各電池セルのセル電圧を所定のしきい値電圧Vthと比較することにより異常モジュールを特定する。
そして、マイコン11は、このようにして異常モジュールを特定すると、組電池Bにおける異常発生を報知する(ステップS6)。すなわち、マイコン11は、異常モジュールを含む報知信号を生成し、当該報知信号を上位制御装置に出力する。
さらに、マイコン11は、異常モジュールに対応する電圧監視回路(異常電圧監視回路)に対して、異常モジュールの保護指示信号を送信させる。すなわち、第2通信回路10は、マイコン11から入力される異常モジュールの保護指令が入力されると、当該保護指令を示す保護指示信号を異常電圧監視回路宛に送信する。例えば、異常モジュールが電池モジュールM1であった場合、第2通信回路10は、電圧監視回路D1宛に保護指示信号を送信する。
異常電圧監視回路は、このような保護指示信号を受信すると、異常モジュールの保護動作を行う(ステップS7)。この保護動作は、例えば異常モジュールを組電池Bから切り離す処理である。このような保護動作によって、組電池Bの使用を中断するのではなく、出力電圧に若干の低下が発生するものの使用を継続することが可能となる。
本実施形態によれば、少なくともイグニッションスイッチPのOFF状態においてn個の電池モジュールM1〜Mn(電池)の状態を検出する状態検出回路を備えるので、イグニッションスイッチPのOFF状態においてn個の電池モジュールM1〜Mn(電池)の異常を検出することが可能である。
一方、イグニッションスイッチPがON状態に設定されている場合の動作については以下のようになる。この場合には、n個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cは、全体としてアクティブモードで動作している。制御回路Cのマイコン11は、n個の電圧監視回路D1〜Dnに対して電池情報の送信要求を定期的に送信させることにより、n個の電池モジュールM1〜Mnの何れが異常モジュールになったかを定期的に確認する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、状態検出回路がモジュール電圧(電池電圧)あるいは/及びモジュール温度(電池温度)の異常を検出した場合におけるn個の電圧監視回路D1〜Dn及び制御回路Cの起動手順について説明したが、本発明はこれに限定されない。
本発明は、イグニッションスイッチがOFF状態であっても電池の異常を検出することを目的とするものであり、この目的を達成するために、少なくともイグニッションスイッチのOFF状態において電池の状態を検出する状態検出回路を備えるという手段を採用する。したがって、本発明において、電圧監視回路及び制御回路の起動手順は、上記実施形態の手順に従う必要はない。
(2)上記実施形態では、通信回線Tの形態がデイジーチェーンの場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば図6に示すように、n個の電圧監視回路D1’〜Dn’及び制御回路C’を無線通信回線で接続してもよい。この場合、n個の電圧監視回路D1’〜Dn’及び制御回路C’は、各々にアンテナEを備えており、当該アンテナEを用いて電波を通信媒体とした無線通信を行う。そして、制御回路C’は、n個の電圧監視回路D1’〜Dn’を無線通信と直接行うことにより、異常モジュールの発生を直接取得する。
また、通信回線Tの形態としては、図7に示すようなバス通信回線が考えられる。この場合には、n個の電圧監視回路D1”〜Dn”及び制御回路C”は、通信バスLに各々接続されており、当該通信バスLを介して優先通信を行う。そして、制御回路C”は、n個の電圧監視回路D1”〜Dn”と有線通信を直接行うことにより、異常モジュールの発生を直接取得する。
(3)上記実施形態では、電池モジュールM1(電池)の状態を示す各種の物理量のうち、モジュール電圧(電池電圧)とモジュール温度(電池温度)とを状態検出回路で検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、モジュール電圧(電池電圧)あるいはモジュール温度(電池温度)のいずれか一方を検出してもよく、またモジュール電圧(電池電圧)及びモジュール温度(電池温度)以外の物理量を検出してもよい。
(4)上記実施形態では、マイコン11が起動した後に電池情報の送信要求をn個の電圧監視回路D1〜Dn宛に送信することによって電池情報を取得し、この電池情報に基づいて異常モジュールを特定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、電池モジュールM1〜Mnが制御回路Cに送信する異常発生信号に電池情報を付加することにより異常発生信号と電池情報とを同時に制御回路Cに提供し、また異常発生信号及び電池情報を同時に受信した第2通信回路10は、電池情報を一時的に記憶する。
このような変形例では、マイコン11は、起動後に第2通信回路10が先に記憶した電池情報に基づいて異常モジュールを特定する。すなわち、このような変形例によれば、マイコン11の起動後における制御回路Cとn個の電圧監視回路D1〜Dnとの通信を省略することができるので、より速やかに異常モジュールを特定することができる。
(5)上記実施形態では、異常を発生した電池モジュールM1〜Mnあるいは電池セルを組電池Bから切り離すことによって、電池モジュールM1〜Mnあるいは組電池Bを保護したが、本発明はこれに限定されない。例えばモジュール温度(電池温度)の異常のみを状態検出回路で検出した場合、異常モジュールを冷却することによって正常動作に復帰させ得る。このような場合の保護機能は、異常モジュールを冷却することになる。
(6)上記実施形態では、組電池Bを構成する全ての電池モジュールM1〜Mnに状態検出回路を設けることにより電池モジュールM1〜Mn毎に異常を検出・評価したが、本発明はこれに限定されない。異常の検出・評価の単位は、電池モジュールM1〜Mn毎ではなく、例えば各電池モジュールM1〜Mnを構成する電池セル毎であってもよい。
(7)上記実施形態では、組電池Bを制御対象としたが、本発明はこれに限定されない。本発明は様々な形態の電池の制御に適用可能である。また、組電池Bは、リチウムイオン電池に限定されず、燃料電池等でも良い。
A 車載用電池制御装置
B 組電池
C 制御回路
D1〜Dn 電圧監視回路
P イグニッションスイッチ
Q 温度センサ
R バッテリ
T 通信回線
Z 絶縁回路
1 A/D変換器
2 第1電源回路
3 電圧評価回路(状態検出回路)
4 温度評価回路(状態検出回路)
5 OR回路
6 第1起動回路
7 第1通信回路
8 第2起動回路
10 第2通信回路
11 マイコン
12 第2電源回路
13 第3起動回路
14 電子スイッチ

Claims (6)

  1. 電池の電圧を監視する電圧監視回路と、該電圧監視回路から所定の通信回線を介して取得する電池情報に基づいて前記電池の異常を報知する制御回路とを備え、イグニッションスイッチがON状態になると前記電圧監視回路及び前記制御回路が起動する車載用電池制御装置において、
    少なくとも前記イグニッションスイッチのOFF状態において前記電池の状態を検出する状態検出回路を備え、
    前記制御回路は、前記状態検出回路の検出結果に基づいて起動して前記電池の異常を報知することを特徴とする車載用電池制御装置。
  2. 前記状態検出回路は、前記電池について検出された所定の物理量を所定のしきい値と比較することにより前記異常の発生を判定し、
    前記制御回路は、前記状態検出回路の判定結果に基づいて前記異常を報知することを特徴とする請求項1に記載の車載用電池制御装置。
  3. 前記電圧監視回路は、前記制御回路の非起動状態において非起動状態にあり、
    前記電圧監視回路は、前記状態検出回路が前記異常の発生を判定すると、当該判定結果に基づいて先に起動し、
    前記制御回路は、前記電圧監視回路の起動に基づいて起動することにより、前記異常を報知することを特徴とする請求項2に記載の車載用電池制御装置。
  4. 前記電池は、複数の電池セルを備える複数の電池モジュールからなり、
    前記電圧監視回路は、前記電池モジュール毎に設けられ、
    前記制御回路は、起動した前記電圧監視回路から取得した前記電池情報に基づいて異常な前記電池モジュールあるいは/及び異常な前記電池セルを特定することを特徴とする請求項3に記載の車載用電池制御装置。
  5. 前記状態検出回路は、前記電池の短絡を判定する電池短絡判定回路及び/または前記電池の過昇温を判定する電池過昇温判定回路であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の車載用電池制御装置。
  6. 前記電圧監視回路は、前記電池を保護する保護機能を備え、
    前記制御回路は、前記電圧監視回路に前記電池の保護を指示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車載用電池制御装置。
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