JP2021197130A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文書の作成や編集における利便性を向上する。
【解決手段】サーバ1は、階層検出部132、変更認識部133、第1属性変更部134及び第2属性変更部135を有する。階層検出部132は、1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性(例えば条、項、号等)及び階層内順番(例えば条であれば1番目,2番目,3番目等)を検出する。変更認識部133は、注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する。第1属性変更部134及び第2属性変更部135は、注目単位文章の変更後の配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性及び階層内順番の少なくとも一方と、注目単位文章の移動に応じて階層属性及び階層内順番の変更が必要な1以上の他の単位文章の夫々の階層属性及び階層内順番の少なくとも一方を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、ワードプロセッサ等の情報処理装置で文書の作成や編集をする場合において、文書中の任意の段落に箇条書きや段落番号を設定する機能が知られている。これらの機能の利便性を向上させるため、過去に設定した箇条書きのインデント情報を検索することにより箇条書き段落の属性を揃え、そして必要な段落の設定を反映させるといったことに関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−348353号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術では、ユーザの要望に十分に応えることができていたとは言えなかった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、文書の作成や編集における利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される処理対象の文章について、前記1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性及び階層内順番に応じて前記1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する情報処理装置において、
前記1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出する検出手段と、
前記注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する変更認識手段と、
前記注目単位文章の変更後の前記配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第1属性変更手段と、
前記注目単位文章の移動に応じて前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の前記単位文章の夫々について、前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第2属性変更手段と、
を備える。
本発明によれば、文書の作成や編集における利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の概略を示す図である。 図1の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3のサーバの出現パターンDBに記憶されている情報の一例を示す図である。 図3のサーバの記号化DBに記憶されている情報の一例を示す図である。 図3のサーバの階層DBに記憶されている情報の一例を示す図である。 図3のサーバにおける1以上の単位文章の自動整列処理動作を示す遷移図である。 インデントの状態が乱れた文書(原文)を示す図である。 図8の文書を自動整列した状態を示す図である。 実施形態の情報処理システのサーバにおける文書編集時のインデント処理動作を示すフローチャートである。 文書データを編集中に、ある単位文章を入れ替えたときの画面の遷移を示す図である。 ユーザが文書データを編集中に、「3.」の項目の単位文章を字下げ操作したときの単位文章を示す図である。 字下げ操作により自動整列された単位文章を示す図である。 字下げ操作後の「1.」の項目の単位文章で改行操作を行ったときにインデント処理された単位文章を示す図である。 ユーザが文書データを編集中に、「3.」の項目の単位文章を字上げ操作したときの単位文章を示す図である。 ユーザが文書データを編集中に、1以上の単位文章をグループ単位に移動操作する例を示す図である。 インデント処理のドキュメント設定画面を示す図である。 インデント補正処理後に整列された単位文章を示す図である。 文書ファイルをダウンロードする際のインデント補正処理を説明するための図である。 サーバにおいて、PDF形式のファイルを他のPDF形式のファイルの変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。 サーバにおいて、PDF形式のファイルをWord形式のファイルの変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。 サーバにおいて、Word形式のファイルをPDF形式のファイルに変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。 サーバのピン留め機能を説明するための図である。 図23のピン留め機能の原理を示す図である。 サーバにおいて、既存ファイルからのインポートの際にインデント補正処理を行って文書データを新規作成する動作を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の概要を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1と端末2とがインターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
サーバ1は、端末2の動作と協働して各種処理を実行する。
ここで、図2を参照して図1の情報処理システムのうちサーバが実行する各種処理の機能の詳細を説明する。
図2は、図1の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では端末2等)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図1の情報処理システムのうち、一実施形態としての端末2が内蔵又は接続された例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等であれば、図2に示すハードウェア構成を有する。
以下、図3を参照して図2のサーバ1が実行する各種処理の機能の詳細を説明する。
図3は、図1の情報処理システムのうちサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すサーバ1の記憶部18(図2)の一領域には、文書DB300と、出現パターンDB400と、記号化DB500と、階層DB600と、ピン情報DB700とが設けられている。
文書DB300には、端末2からアップロードされた文書データ、又は端末2にダウンロードされる文書データが記憶されている。
図4に示すように、出現パターンDB400には、例えば「1」又は「あ」等)の出現パターンと、当該出現パターンそれぞれを識別する出現パターン識別子とが対応して記憶されている。
例えば、出現パターン識別子が「A」である場合、当該出現パターンは、1、2、3、…とアラビア数字の順で表記される。出現パターン識別子が「B」である場合、当該出現パターンは、a、b、c、…とアルファベットの順で表記される。
出現パターン識別子が「C」である場合、当該出現パターンは、あ、い、う、…と平仮名の順で表記される。出現パターン識別子が「D」である場合、当該出現パターンは、ア、イ、ウ、…とカタカナの順で表記される。
出現パターン識別子が「E」である場合、当該出現パターンは、イ、ロ、ハ、…とカタカナの順で表記される。
このように、記憶部18の出現パターンDB400には、項目番号に含まれる文字の出現パターンの夫々と、当該出現パターンの夫々を識別する出現パターン識別子とが関連付けられて記憶されている。
図5に示すように、記号化DB500には、文字と、文字が変換される後の記号とが対応して記憶されている。文書データから抽出された、先頭部分の文字列に対して、項目番号に含まれる文字の出現パターンで使用されている文字(例えば、数字の1、2、アルファベットのa、b)の前後の文字が記号化される。
ここで、項目番号に含まれる文字の出現パターンで使用されている文字とは一例として、図4の出現パターンDB400の出現パターンで使用されている文字である。記号化は、この記号化DB500の変換規則に従って実行される。
これによって、例えば「第1条」については、「第」が「α」、「条」が「β」に変換されるので、「第1条」が「α1β」に変換される。また例えば「第1項」については、「第」が「α」、「項」が「γ」に変換されるので、「第1項」が「α1γ」に変換される。
また、例えば「(a)」については、「(」が「δ」、「)」が「ε」に変換されるので、「(a)」が「δaε」に変換される。
図6に示すように、階層DB600には、複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される文書全体のデータから検出された階層属性と階層内順番を含む階層リストが記憶されている。
階層属性は、最上層の第1階層が例えば「条」、第2階層が「項」、第3階層が「号」等と定義されている。
インデント処理において、デフォルト設定では、単位文章は、夫々の階層に応じて右に所定スペース(例えば1スペース)ずつ移動される。スペースの数等は変更可能である。
なお、本明細書において、インデントとは、文章の行頭に空白を挿入して先頭の文字を右に押しやり一文の単位で単位文章を移動させること(字下げ)と、文章の行頭を左に押しやり一文の単位で単位文章を移動させること(字上げ)の両方の意味を含むものとする。
階層リストは、階層属性と階層内順番から生成される。
第1階層の「第1条」の第1文であれば階層リストは「1」、「第1条」に従属する第2階層の「第1項」の第1文であれば、階層リストは「1.1」、「第1条」に従属する「第1項」に従属する第3階層の「第1号」の第1文であれば、階層リストは「1.1.1」等とされる。つまり階層リストは、単位文章の階層構造(上位との従属関係)がリスト化されたものである。
この階層DB600では、階層リストにより、1以上の単位文章の夫々に対して、階層属性(条、項、号等)及び階層内順番(例えば「条」であれば1番目、2番目、3番目等)が分るので、1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御することができる。
ピン情報DB700には、検索部123により検索されたキーワードと、当該キーワードを含む単位文章又は単位文章の先頭の項目情報と、当該単位文章に従属する1以上の他の単位文章又は単位文章の先頭の項目情報とが紐付けられて記憶される。
サーバ1は、処理対象の文章(例えば契約書等の文書全体の文章)について、1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性(例えば条、項、号等)及び階層内順番(例えば条であれば1番目、2番目、3番目等)に応じて1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する。
単位文章とは、文を実際の言語として不自然でない程度に区切った最小の単位のひとまとまりのものをいい、複数の文で構成される場合もある。文頭から続く文字列が句点(。)の後で改行されるまでの文をいう。ここでは、単位文章とは、配置位置の移動処理等の処理の単位となる文章(例えば、条、項、号として規定される文章である。
処理対象の文章は、複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される。
ここで、文字とは、データとして文字コードが与えられているものいう。文とは、複数の文字から構成されて、句点(。)で区切られるものいう。文章とは、1以上の文から構成されるものいう。一定方向とは、例えば横書きや縦書きをいう。1段以上とは、例えば横書きであれば1行以上を言い、縦書きであれば1列以上を言う。
サーバ1のCPU11においては、文章の処理を実行する際に、文書管理部111、インデント処理部112と、ピン留め部113とが機能する。
文書管理部111は、契約書等の文書ファイル(文書データ)を管理する。文書データ全体の文章データを管理する。文書管理部111は、例えば端末2から通信部19を通じて受信された文書データを受信し文書DB300に記憶する。文書管理部111は、端末2からの要求に応じて、要求対象の文書データを文書DB300から読み出し端末2にダウンロードする。
文書管理部111は、文書編集部121、文書設定部122、検索部123を備える。
文書編集部121は、編集画面を表示し、表示編集対象の文書データを文書DB300から読み出して編集画面に表示し、ユーザの編集操作により文書データを編集可能とする。
文書設定部122は、設定画面を表示し、ユーザの設定操作により文書データに対する各種設定を行う。
検索部123は、検索画面を表示し、当該検索画面に入力されるキーワード等に基づいて文書DB300内の文書データ、文書データに含まれる文章データや項目等を検索し、検索結果を検索画面に表示する。
インデント処理部112は、処理対象の文章データに含まれる単位文章の先頭の項目情報(第1条、第2条…、第1項、第2項…、第1号、第2号…等)とインデントされた単位文章の配置位置との対応関係が乱れていた場合、所定のトリガによって単位文章どうしの従属ルールに基づいて単位文章の先頭の位置(階層の位置)を自動的に整える自動整列処理を実行する。
所定のトリガは、例えば文書データの編集画面においてフォーマットボタンが押下されたときや、文書BD300から検索された文書ファイルのダウンロード操作がなされたとき、端末2からサーバ1へ文書ファイルがアップロード操作されたとき等である。
また、インデント処理部112は、文書データの編集操作で1以上の単位文章の入れ替え等が行われた場合、その1以上の単位文章を含むグループ内での項目情報のリナンバリング処理を実行する。
さらに、インデント処理部112は、文章データの編集操作等により文章データに含まれる単位文章の配置位置が変更(移動)され、文章データに含まれる単位文章と他の単位文章とのインデントを含む従属関係が乱された場合、変更後の単位文章の配置位置に基づいて単位文章毎の項目情報を自動的に振り直しする振り直し処理を実行する。
インデント処理部112は、インデント設定部131と、階層検出部132と、変更認識部133と、第1属性変更部134と、第2属性変更部135と、項目情報変更部136とを備える。
インデント設定部131は、ドキュメント設定画面233(図17参照)を表示し、当該ドキュメント設定画面233の設定項目を選択または設定項目に数値を入力することによりインデントに関する定義情報を設定する。定義情報として、例えば空白表示、リスト、開始番号、左インデント幅、字下げ、幅等を設定することができる。
階層検出部132は、1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性(例えば条、項、号等)及び階層内順番(例えば条であれば1番目、2番目、3番目等)を検出する。
具体的には、階層検出部132は、編集中の文書に含まれる夫々の単位文章について、階層属性と単位文章の配置位置を検出し、階層属性及び配置位置からなる階層リストを生成して図6のように属性DB600に記憶する。
例えば図12に示す文書データでは、「第2条」の単位文章は、階層属性が「条(第1階層)」、階層内順番が「なし」、階層リストとしては「2」が生成される。
また「第2条」の「(1)」の単位文章は、階層属性が「項(第2階層)」、階層内順番が「1番目」、階層リストとしては「2.1」が生成される。
さらに、「第2条」の「(2)」の単位文章であれば、階層属性は「項(第2階層)」、階層内順番は「2番目」、階層リストは「2.2」と生成される。
また、「第2条」の「(2)」の「1.」の単位文章であれば、階層属性は「号(第3階層)」、階層内順番は「1番目」、階層リストとしては「2.2.1」が生成される。
以下同様に階層属性と階層内順番が検出されて、階層リストは「2.2.2」乃至「2.2.6」等が生成される。
変更認識部133は、注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する。
具体的には、文章位置「1.2」の単位文章が左に1スペース移動(字上げ)された場合、階層属性が「条(第1階層)」の位置となるため、変更認識部133は、注目単位文章の配置位置を「第1条」と同階層で2番目の「2」と認識する。
第1属性変更部134は、注目単位文章の変更後の配置位置「2」に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する。
詳細に説明すると、第1属性変更部134は、注目単位文章の変更後の配置位置を、文章の従属ルールに従い変更する。
ここで、従属ルールは、インデントルールを含み、以下の(1)、(2)のルールとする。
(1)上位階層に従属する下位階層は、上位階層の番号に下位階層の番号を繋げて示す、上位の次の下位の配置位置は、上位に+1する、文章を変更するインデントルールとしては、上位階層に従属する下位階層は、上位階層から段落を下げて所定スペース分字下げする、
(2)同階層内では、上位の次の下位の配置位置は、上位に+1する、文章を変更するインデントルールとしては、同階層内では、文頭の開始位置を一致させる、等である。
第1属性変更部134は、注目単位文章の変更後の配置位置が「2」であれば、それに応じて、当該注目単位文章の階層属性を「条(第1階層)」、階層内順番を「なし」と変更する。
第2属性変更部135は、注目単位文章の移動に応じて階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の単位文章の夫々について、階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する。
具体的には、変更後の単位文章の配置位置が「2」となったことで、変更が必要な1以上の他の単位文章は、この例では、変更前の配置位置が「1.2」よりも下位の配置位置が「1.3」以降の単位文章と、変更後の文章の配置位置が、注目単位文章の配置位置の「2」よりも下位の配置位置が「1.3」以降の単位文章である。
このため、第2属性変更部135は、変更対象の単位文章の階層属性と階層内順番を文章の従属ルールに従い変更する。
これにより、変更前の文章の配置位置が「1.3」の単位文章は、注目単位文章の変更後の配置位置「2」に従属するように階層属性「号(第3階層)」、階層内順番が「1番」と変更され、配置位置は「2.1」に変更される。
項目情報変更部136は、変更された注目単位文章の階層属性と階層内順番に基づいて、注目単位文章の先頭の項目情報及び1以上の他の単位文章の配置位置と1以上の他の単位文章の先頭の項目情報を更新する。
具体的には、変更後の単位文章の配置位置が「2」の単位文章は「第2条」に変更される。文章の配置位置が「2.1」に変更された単位文章は「第2条」に従属する「第1項」に変更される。
項目情報変更部136は、注目単位文章と他の単位文章との入れ替え操作に伴い変更される階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方に基づいて、注目単位文章と他の単位文章の夫々の先頭の項目情報を付与する。
項目情報変更部136は、注目単位文章に対するインデントのマイナス操作又はインデントのプラス操作により変更される注目単位文章の階層属性及び階層内順番に基づいて、注目単位文章の先頭の項目情報及び注目単位文章に従属する他の単位文章の先頭の項目情報を再付与する。
ピン留め部113は、検索で何度もヒットする文字列がマーキングされた場合、その文字列をピン留めする。具体的には、ピン留め部113は、検索部123により検索されたキーワードと、当該キーワードを含む単位文章又は単位文章の先頭の項目情報と、当該単位文章に従属する1以上の他の単位文章又は単位文章の先頭の項目情報とを紐づけてピン情報DB700に記憶する。
以下、図7乃至図9を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1におけるインデント処理部の自動整列処理動作を説明する。図7は、サーバにおける1以上の単位文章の自動整列処理動作を示す遷移図である。図8は、インデントの状態が乱れた文書(原文)を示す図である。図9は、図8の文書を自動整列した状態を示す図である。
図7に示すように、ステップS11において、1以上の単位文章からなる文書データ(原文)を読み出し端末2の編集画面に表示させたときに、インデントが乱れていたものとする。なお、説明をわかり易くするために、図には各単位文章の項目のみを示して説明する。
インデント処理部112は、項目番号が記載された1以上の単位文章のデータから、文の先頭部分の文字列(例えば、「第1条」、「第1項」、「第1号」、「(1)」、「1.」等)を抽出する。ここで、例えば、先頭部分の文字列は、最初のスペースが検出されるまでの文字列であってもよい。
続いて、インデント処理部112は、ステップS12において、単位文章のデータから抽出された、先頭部分の文字列に対して、項目番号に含まれる文字の出現パターンで使用されている文字(例えば、数字の1、2、アルファベットのa、b)の前後の文字を記号化する。記号化は、図5の記号化DB500の文字と記号の対応関係(文字と記号の置き換え規則)に従って行われる。
これによって、例えば「第1条」については、「第」が「α」、「条」が「β」に変換されるので、「第1条」が「α1β」に変換される。また例えば「第1項」については、「第」が「α」、「項」が「γ」に変換されるので、「第1項」が「α1γ」に変換される。また、例えば「(a)」については、「(」が「δ」、「)」が「ε」に変換されるので、「第1項」が「δaε」に変換される。
このように、インデント処理部112は、項目番号が記載された書類のデータに含まれる文字列のうち、出現パターンが出現する前と後の文字を、予め決められたルールに従って記号に変換する。なお、記号に変換する文字は、出現パターンが出現する前だけ又は後だけの場合もある。
続いて、インデント処理部112は、ステップS13において、出現パターンで使用されている文字を出現パターン識別子に変換する。例えば「α1β」については「1」が「A」に変換されるので、「α1β」が「αAβ」に変換される。また例えば、「δaε」については「a」が「B」に変換されるので、「δaε」が「δBε」に変換される。
このように、インデント処理部112は、項目番号が記載された書類(例えば、契約書、規則など)のデータにおいて、文の先頭部分(例えば「第1条」)に含まれる文字(例えば、「1」)が、出現パターンDB400に記憶されている出現パターン(例えば、「1、2、3、…」)に含まれる文字と一致する毎に、当該文字(例えば、「1」)を、出現パターンDB400において当該出現パターンに関連付けられた出現パターン識別子(例えば、「A」)に変換する。
続いて、インデント処理部112は、ステップS14において、変換後文字列が一致するものを同一インデントに揃える。例えば最初に出現した変換後文字列のインデントが正しいと見なす場合、例えば「αAβ」については、最初に出現した1行目の「αAβ」のインデントが正しいものとして、4行目、5行目の「αAβ」のインデントを、1行目の「αAβ」のインデントに揃える。
このように、インデント処理部112は、変換後の先頭部分の文字列同士が一致する文字列を、同一インデントに揃える際に、当該変換後の先頭部分の文字毎に、当該文字列が最初に出現した位置に合わせて調整する。
なお、この他の例として、例えば同じ変換後文字列について多数決でインデントする文字数を決めてもよい。具体的には、例えば、「αAβ」については、1行目のインデントが0文字、4行目、5行目の「αAβ」のインデントが2文字であるので、インデントが2文字である場合が最も多いので、「αAβ」のインデントが2文字にされる。
このように、インデント処理部112は、前記変換後の先頭部分の文字列同士が一致する文字列を、同一インデントに揃える際に、当該変換後の先頭部分の文字毎に、多数決で一番多いインデントに合わせて調整してもよい。
続いてインデント処理部112は、ステップS15において、同一文字列毎に、当該文字列に含まれる出現パターン識別子に対応する出現パターンに含まれる複数の文字から順に取り出し、当該文字列が出現する順番に、当該文字列に含まれる出現パターン識別子を、当該文字列が出現する順番と取り出された順番が同じ文字で、当該文字列に含まれる出現パターン識別子を置換する。
例えば、「αAβ」については、インデント処理部112は、1行目の(即ち1番目に出現する)「αAβ」において出現パターン識別子「A」を当該出現パターンの1番目の文字「1」に置換して「α1β」を生成する。
インデント処理部112は、次に出現する4行目の(即ち2番目に出現する)「αAβ」において出現パターン識別子「A」を当該出現パターンの2番目の文字「2」に置換して「α2β」を生成する。
インデント処理部112は、次に出現する5行目の(すなわち3番目に出現する)「αAβ」において出現パターン識別子「A」を当該出現パターンの3番目の文字「3」に置換して「α3β」を生成する。
このようにインデント処理部112は、文字列同士が一致する同一文字列毎に、当該文字列に含まれる出現パターン識別子を、当該文字列に含まれる出現パターン識別子に対応する出現パターンに含まれる複数の文字から順に取り出された文字で順に置換する。
この結果、元の条項番号の番号又は文字が間違っていたとしても、出現パターンに含まれる複数の文字から順に取り出された文字で順に置換することにより、条項番号を、正しい番号又は文字にリナンバリングすることができる。
最後に、インデント処理部112は、ステップS16において、記号化DB500を参照して、出現パターンで使用されている文字の前後の記号を文字に復元する。例えば、「αAβ」については、文字復元手段266は、「α1β」において「α」を「第」に復元し、「β」を「条」に復元することによって、「α1β」を「第1条」に復元する。他の文字列も同様に復元する。
このように、インデント処理部112は、変換と調整の後に変換された記号を元の文字に復元する。
これにより、出現パターンが出現する前と後の文字を変換した後にインデントを付与するので、インデント付与時の処理が簡素化され、処理を効率的に行うことができる。なお、記号に変換する文字は、出現パターンが出現する前だけ又は後だけの場合もある。
この結果、図8に示すような、例えば秘密保持契約書等の文書ファイルにおいて、例えば第2階層の項目番号(2)の単位文章以下の階層の単位文章のインデントの位置80乃至87が乱れていた場合であっても、図9に示すように、インデントが自動的に揃えられて、単位文章の第2階層の項目番号(1)、(2)及び文頭の位置91と、第3階層の項目番号1.2.3.…の開始位置と文頭の位置92とが夫々の階層毎に一列に整列され、文章全体として見易く読み易いものになる。
なお、このインデント処理部112の機能では、項目番号(項目情報)の数字やかっこ等の全角/半角が統一される。また引用個所についても同様に数字やかっこ等の全角/半角が統一される。さらに、例文の「第3条」等のように数字(リスト)なしの行についても自動整列処理が実行される。
次に、図10を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1における文書編集時のインデント処理動作を説明する。図10は、実施形態の情報処理システムにおけるサーバ1の文書編集時のインデント処理動作を示すフローチャートである。
端末2において、サーバ1にアクセスし、文書DB300に保存されている文書ファイルを編集画面で開いてユーザが文章データの編集作業を行う際に、ステップS21において、サーバ1では、階層検出部132は、文書データに含まれる1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出する。
ステップS22において、変更認識部133は、注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する。
ステップS23において、第1属性変更部134は、注目単位文章の変更後の配置位置に応じて、当該第注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する。
ステップS24において、第2属性変更部135は、注目単位文章の移動に応じて階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の単位文章の夫々について、階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する。
このサーバ1の動作によれば、注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出し、編集操作等により注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識し、変更後の配置位置に応じて、注目単位文章の階層属性や階層内順番変更すると共に、注目単位文章の移動に応じて変更が必要な1以上の他の単位文章の夫々についても、階層属性や階層内順番を変更するので、注目単位文章の配置位置が変更された場合でも、その配置変更に合わせて注目単位文章や他の関連する単位文章の配置位置、項目名や項目番号等を自動的に修正することがでる。
この結果、ユーザによる注目単位文章以外の単位文章の修正操作を不要にでき、これにより、文書編集作業の作業効率を向上することができる。
次に、図11を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1におけるリナンバリング処理動作を説明する。図11は、文書データを編集中に、ある単位文章を入れ替えたときの画面の遷移を示す図である。
図11の右側の文書編集画面200に文書データ201を表示して、文書データ201に含まれる単位文章を編集中に、第3階層の「4.」「5.」「6.」の項目の行202の下に単位文章の編集画面203を表示して、「7.」「8.」の項目の2行のグループ204を追加した後、矢印Yのように、例えば「3.」と「4.」項目の行の間に編集画面203を移動して、グループ204を介挿するように項目の順番を入れ替えると、グループ204内の行頭の項目名「7.」「8.」が「4.」「5.」に自動的にリナンバリングされて更新される。この更新動作では、入れ替えた行の他のどの階層の行の項目名(項目番号)についても、つじつまが合う形にリナンバリングされる。
例えば入れ替え前の左側の文書編集画面200の「4.」「5.」「6.」の項目の行202は、入れ替え後の右側の文書編集画面200の行202では、項目番号が「6.」「7.」「8.」にリナンバリングされる。
図12乃至図14を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1において、文書データの編集中に、ある単位文章を字下げ操作したときの自動リナンバリング処理を説明する。
図12は、ユーザが文書データを編集中に、「3.」の項目の単位文章を字下げ操作したときの単位文章を示す図である。図13は、字下げ操作により自動整列された単位文章を示す図である。図14は、字下げ操作後の「1.」の項目の行で改行操作を行ったときにインデント処理された単位文章を示す図である。
図12に示すように、文書データの一部の単位文章を編集中に、第3階層の「1.」乃至「6.」の項目の行の先頭が一列に整列した状態であったものとする。
ここで、ユーザが、「3.」の項目の行を矢印P方向へ字下げ操作(インデントをプラス)すると、図13に示すように、その項目211の項目番号が「3.」から「1.」にリナンバリング(変更)されると共に、図12では、項目番号が「4.」、「5.」、「6.」であった項目212の各行の項目番号が「3.」、「4.」、「5.」にリナンバリング(変更)される。
そして、字下げ操作後にリナンバリングされた項目番号「1.」の項目211の単位文章で改行操作を行ったときには、その階層内順位でインデント処理されるため、図14に示すように、項目番号「1.」の項目211の直下に、項目番号「2.」の新たな項目213や項目番号「3.」の項目214等が生成される。
このようにこの例によれば、ユーザが文書データを編集中に、例えば第3階層の「3.」の項目の行の字下げ操作を行うと、字下げ操作された行頭の項目211の項目名が図12の「3.」から図13の「2.」の下層の「1.」に自動的にリナンバリングされると共に、その項目211に従属する項目212の項目名が「4.」、「5.」、「6.」から「3.」、「4.」、「5.」に自動的にリナンバリングされるので、ユーザは、項目番号や項目名を付け直すことなく、次の作業を行えるので、作業効率を向上することができる。
図12、図15を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1において、文書データの編集中に、ある単位文章を字上げ操作したときの自動リナンバリング処理を説明する。図15は、ユーザが文書データを編集中に、「3.」の項目の単位文章を字上げ操作したとき単位文章を示す図である。
図12に示したように、文書データの一部の単位文章を編集中に、第3階層の「1.」乃至「6.」の項目の行の先頭が一列に整列した状態であったものとする。
ここで、ユーザが、「3.」の項目211の行を矢印Q方向へ字上げ操作(インデントをマイナス)すると、図15に示すように、その項目211の項目番号が「3.」から上層の「(3)」にリナンバリング(変更)されると共に、図12では、項目番号が「4.」、「5.」、「6.」であった項目212の各行の項目番号が、図15では「(3)」の下層の「1.」、「2.」、「3.」にリナンバリング(変更)される。
このようにこの例によれば、ユーザが文書データを編集中に、例えば第3階層の「3.」の項目の行の字上げ操作を行うと、字上げ操作された行頭の項目211の項目名が図12の「3.」から図15の上層の「(3)」に自動的にリナンバリングされると共に、その項目211に従属する項目212の項目名が「4.」、「5.」、「6.」から「(3)」の項目の下層の「1.」、「2.」、「3.」に自動的にリナンバリングされるので、ユーザは、項目番号や項目名を付け直すことなく、次の作業を行えるので、作業効率を向上することができる。
図16を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1において、ユーザが文書データの編集中に、1以上の単位文章をグループ単位に移動操作する例を説明する。
図16は、ユーザが文書データを編集中に、1以上の単位文章をグループ単位に移動操作する例を示す図である。
図16に示すように、ユーザが文書編集画面200に文書データ201を表示させて、文書データ201を編集中に、文書データ201に含まれる1以上の単位文章をグループ単位に移動する場合、ドラッグ&ドロップ操作により特定範囲の単位文章を選択すると、その範囲が単位文章の編集対象になり、編集画面203が表示される。
この編集画面203では、単位文章の切れ目を変えることが可能であり、特定範囲の行をグループ単位に移動し、グループ単位にリナンバリングした後、グループの下層の行の項目についても自動更新を行うことができる。
なお、この例のようにグループ単位の並び替えだけではなく、行毎の並び替えも可能である。行を別の行グループに移動することも可能である。どのケースにおいてもナンバリングが自動的に行われて、項目が整理される。行のグループは、類似グループを探すときや纏めた単位を移動する際に用いる。
図17、図18を参照して実施形態の情報処理システムのサーバ1において、インデント処理のフォーマットについて説明する。図17は、インデント処理のドキュメント設定画面を示す図である。図18は、インデント補正処理後に整列された単位文章を示す図である。
図17に示す文書編集画面200において、ユーザが文書データを編集中に、単位文章の中にインデントが壊れている箇所231が発見された場合、設定ボタン232をクリック操作すると、インデント設定部131によりドキュメント設定画面233が表示される。
ドキュメント設定画面233には、空白表示設定を無効又は無効にするボタン、項目のリストを設定するためのリスト設定欄、開始番号、左インデント幅、字下げの設定欄、インデント幅の設定欄、フォーマットボタン234等が設けられており、所望に応じてインデント処理を実行する際の各種設定を行うことができる。なお、ここに示した以外に、半角等の統一設定等も行うことができる。
このドキュメント設定画面233にて所望の値を設定しておき、フォーマットボタン234を操作することで、1以上の単位文章のまとまり単位でインデント補正処理を一括して行うことができる。
この結果、図17において単位文章の中のインデントが壊れていた箇所231が、インデント補正処理により、図18に示すように、各階層毎に項目番号が整った単位文章のまとまり235に整列される。
図19を参照して実施形態の情報処理システムのサーバにおいて、文書ファイルをダウンロードする際のインデント補正処理処理について説明する。図19は、文書ファイルをダウンロードする際のインデント補正処理を説明するための図である。
端末2からサーバ1へアクセスし、サーバ1に管理されている文書ファイルを端末2にダウンロードする場合、図19に示すように、文書ファイルをダウンロードするためのポップアップ画面241が表示される。
ポップアップ画面241には、ダウンロード対象の文書ファイルのアイコン242、243と、夫々のファイルのダウンロードボタン244、245が設けられている。
この場合、ユーザは、ポップアップ画面241の所望のファイルのダウンロードボタン244、245をクリック操作することで、サーバ1から端末2へ当該文書ファイルのダウンロードが開始される。
この際、サーバ1では、ダウンロードボタン244、245のクリック操作をトリガにして、文書管理部111がダウンロード対象の文書ファイルを文書DB300から読み出したときに、インデント設定部131によりダウンロード時に自動処理を行う設定がなされていた場合、文書管理部111は、読み出した文書ファイルをインデント処理部112に渡し、インデント処理部112において、文書ファイルに対するインデント処理を実行した後、文書管理部111に返却し、端末2へダウンロードする。
これにより、端末2においてダウンロードされた文書ファイルを文書編集画面200で開いたときに、インデントの部分246が整列された文書データ201が表示される。
図20乃至図22を参照して実施形態の情報処理システムのサーバにおけるファイル変換の際にインデント処理を行う例を説明する。図20は、サーバにおいてPDF形式のファイルを他のPDF形式のファイルの変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。図21は、サーバにおいてPDF形式のファイルをWord形式のファイルの変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。図22は、サーバにおいてWord形式のファイルをPDF形式のファイルに変換する際のインデント補正処理の例を示す図である。なお、Wordは、登録商標である。
図20に示すように、このサーバ1では、PDF形式のファイルを他のPDF形式のファイルの変換する際、インデント処理部112は、PDFファイルのテキストデータに対するインデント処理を実行することで、ファイルの形式変換と同時に、インデント補正(整列及びリナンバリング)を行うことができる。
また、図21に示すように、このサーバ1では、PDF形式のファイルを他の形式のファイル、例えばWord形式等に変換する際、インデント処理部112は、PDFファイルのテキストデータに対するインデント処理を実行した後、Word形式等に変換する。これにより、ファイルの形式変換と同時に、インデントの整列及びリナンバリングを行うことができる。
さらに、図22に示すように、このサーバ1では、例えばWord形式のファイルを他の形式のファイル、例えばPDF形式等のファイル(PDFファイル)に変換する際、インデント処理部112は、Word形式のファイルの文章データに対するインデント処理を実行した後、PDFファイルに変換する。これにより、ファイルの形式変換と同時に、インデントの整列及びリナンバリングを行うことができる。
図23、図24を参照して実施形態の情報処理システムのサーバにおけるピン留め機能を説明する。図23は、サーバのピン留め機能を説明するための図である。図24は、図23のピン留め機能の原理を示す図である。
サーバ1では、ユーザが文書データを検索する際に、検索部123(図3参照)により表示される画面261(図23)からキーワード検索することで文書ファイルを検索することができる。
画面261には、検索又はピン留めされた文書データを表示する表示欄262と、類似条項のピン留めアイコン263が設けられている。
画面261を表示させた状態で、ユーザがピン留めアイコン263をクリック操作すると、表示欄262の横に類似条項表示欄264が表示される。
類似条項表示欄264には、過去にキーワード検索により検索された条項の単位文章及び単位文章の先頭の項目情報(条項名)と、当該単位文章に関連する1以上の他の単位文章及び単位文章の先頭の項目情報(条項名)とがピン留め部113によりピン情報DB700から読み出されて表示される。
単位文章に関連する1以上の他の単位文章には、注目単位文章に紐づく上位階層の単位文章や下位階層の単位文章等が含まれる。
類似条項表示欄264に表示された中から所望の文書欄をクリック操作することで、表示欄262に文章データが表示される。
図23では、例えば「第1条」という条項名をピン留めしておいたときに、「第1条」という条項を含む単位文章の一部が類似条項表示欄264に表示される。
このようにピン留め部113を設けてピン留めをしておくことで、よく使う文書については、キーワード検索等で文書を検索することなく、ピン留めしたピン留めアイコン263を選択操作することで、よく使う文書を即座に見つけることができる。
例えば図24に示すように、条項Xに対して検索によりヒットした条項A、B、Cから、条項Aを手動で紐付けておくことで、条項Aに紐付いた条項a、条項d、条項e、条項fを基に条項Xの属性を推定することができる。
この結果、類似文書との比較により文書を検証することができる。また、よく使う文書の検索の手間を省くことができる。つまりよく使う文書については「検索しなくても見つかる」という状態にする。ピン留めは、手動で条項をピン留めしてもよく、検索によく使われるキーワードに基づいてヒットした条項を自動でピン留めしてもよい。いつも同じような条項をピン留めしているので、同じようなグループの条項をピン留めすることができる。
図25を参照して実施形態の情報処理システムのサーバにおいて、既存ファイルからインポートして文書データを作成する動作を説明する。図25は、サーバにおいて、既存ファイルからのインポートの際にインデント補正処理を行って文書データを新規作成する動作を示す図である。
サーバ1において、図25に示すように、対象のファイル、例えば文書ファイルのインデント補正を行うウェブページ271をインターネット等のネットワークNに公開する。
ウェブページ271には、新規作成アイコン272と、既存のファイルをインポートするためのアイコン273と、このアイコン273に横に設けられたチェックボックス274と、対象のファイルがドラックアンドドロップで移動されるエリア275とが設けられている。
このウェブページ271では、エリア275に対象のファイルをドラックアンドドロップで移動させることで、サーバ1において、そのファイルに対する処理が行われ、処理結果のファイルがユーザの端末2にダウンロードされる。
このウェブページ271が、例えばファイルの形式を所望のフォーマットに変換する処理を実行するページであれば、対象ファイルをエリア275にドラックアンドドロップすることでファイルのフォーマット変換が行われる。
チェックボックス274にチェックを入れると、サーバ1において、自動フォーマットが行われる。自動フォーマットの処理には、上述したリスト化とインデント補正の処理が含まれる。
チェックボックス274にチェックを入れなければ、対象のファイルは、そのままサーバ1に取り込まれる。対象のファイルの形式は、例えばdocx/doc/PDF/text等の形式である。
なお、ここに示した例は一例であり、他の形式であってもよい。また、ここでは、ウェプページ(ファイル変換サイト)を一例に説明したが、この仕組みを、例えばWord等の文書作成および編集ソフトウェアやウェブブラウザ等のアドオン(機能拡張のためにモジュール化されたアプリケーションソフトウェア)として導入してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が管理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは特に図3の例に限定されない。また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図3に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバの機能ブロック及びデータベースをユーザ端末等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末の機能ブロックをサーバ等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザ等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
上記実施形態では、階層構造のリスト(階層リスト)を「1.2.3」等というように数字とピリオドで表したが、例えば「1−2−3」や「123」等のように、他の表し方であってもよい。
上記実施形態では、一文を「単位文章」という呼び方にしたが、文が多段にならないようであれば「行」と呼んでもよい。
上記実施形態では、インデントの操作で移動する単位文章の移動量を、デフォルト設定で1スペースとしたが、単位文章の移動量は、1スペースに限定されない。
以上を換言すると、本発明が適用される管理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図3のサーバ1等)は、
複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される処理対象の文章(例えば契約書全体の文章)について、前記1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性(例えば条、項、号等)及び階層内順番(例えば条であれば1番目、2番目、3番目等)に応じて前記1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する情報処理装置(例えば図3のサーバ1等)において、
前記1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出する検出手段(例えば図3の階層検出部132等)と、
前記注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する変更認識手段(例えば図3の変更認識部133等)と、
前記注目単位文章の変更後の前記配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第1属性変更手段(例えば図3の第1属性変更部134等)と、
前記注目単位文章の移動に応じて前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の前記単位文章の夫々について、前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第2属性変更手段(例えば図3の第2属性変更部135等)と、
を備える。
このように構成することで、注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識し、認識した変更後の配置位置に応じて、注目単位文章と、この注目単位文章に関連する他の単位文章の夫々についても階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方が変更されるので、処理対象の文章において、単位文章が移動されても、単位文章毎の文頭(階層)と順序(番号)が正しく揃うようになる。この結果、文書の作成や編集における利便性を向上することができる。
変更された前記階層属性と前記階層内順番に基づいて、前記注目単位文章の先頭の項目情報及び前記1以上の他の前記単位文章の配置位置と当該1以上の他の単位文章の先頭の項目情報を更新する更新手段(例えば図3の項目情報変更部136等)、
をさらに備える。
これにより、注目単位文章の先頭の項目情報及び1以上の他の単位文章の先頭の項目情報が更新されるので、ユーザは注目単位文章以外の他の単位文章の項目情報を修正する必要がなく、次の作業を進めることができ、作業効率を向上することができる。
前記更新手段は、
前記注目単位文章と他の前記単位文章との入れ替え操作に伴い変更される前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方に基づいて、前記注目単位文章と他の前記単位文章の夫々の先頭の項目情報を付与する、
ことにより、注目単位文章と他の前記単位文章との入れ替え操作の際に入れ替えた単位文章以外の単位文章も項目番号が一括して修正されるので、ユーザは入れ替えた単位文章以外の他の単位文章の項目情報を修正する必要がなく、次の作業を進めることができ、作業効率を向上することができる。
前記更新手段は、
前記注目単位文章に対する字上げ(インデントのマイナス)又は字下げ(インデントのプラス)操作により変更される前記注目単位文章の階層属性及び階層内順番に基づいて、前記注目単位文章の先頭の項目情報及び前記注目単位文章に従属する前記他の単位文章の先頭の項目情報を再付与する、
ことにより、ユーザは、注目単位文章の編集中に、ある行の字上げ(インデントのマイナス)又は字下げ(インデントのプラス)操作をすると、操作した行の項目とそれに関連する項目とが一括してリナンバリングされるので、ユーザは、項目番号の修正する操作をすることなく、次の作業を進めることができるようになり、作業効率を向上することができる。
(ピン留め機能)
情報処理装置(例えば図3のサーバ1)は、
前記処理対象の文章をキーワード検索する検索手段(例えば図3の検索部123等)と、
前記検索手段により検索されたキーワードと、当該キーワードを含む前記単位文章又は前記単位文章の先頭の前記項目情報と、当該単位文章に従属する1以上の他の単位文章又は前記単位文章の先頭の項目情報とを紐付けて記憶するピン留め手段(例えば図3のピン留め部113等)、
をさらに備える。
このようにピン留め手段(例えば図3のピン留め部113等)を設けてピン留めをしておくことで、よく使う文書については、キーワード検索等で文書を検索することなく、ピン留めしたピンを選択操作することで、よく使う文書を即座に見つけることができる。
1・・・サーバ、2・・・端末、11・・・CPU、300・・・文書DB、400・・・出現パターンDB、500・・・記号化DB、600・・・階層リストDB、700・・・ピン情報DB、111・・・文書管理部、112・・・インデント処理部、113・・・ピン留め部、121・・・文書編集部、122・・・文書設定部、123・・・検索部、131・・・インデント設定部、132・・・階層検出部、133・・・変更認識部、134・・・第1属性変更部、135・・・第2属性変更部、136・・・項目情報変更部

Claims (6)

  1. 複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される処理対象の文章について、前記1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性及び階層内順番に応じて前記1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する情報処理装置において、
    前記1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出する検出手段と、
    前記注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識する変更認識手段と、
    前記注目単位文章の変更後の前記配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第1属性変更手段と、
    前記注目単位文章の移動に応じて前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の前記単位文章の夫々について、前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方を変更する第2属性変更手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 変更された前記階層属性と前記階層内順番に基づいて、前記注目単位文章の先頭の項目情報及び前記1以上の他の前記単位文章の配置位置と当該1以上の他の単位文章の先頭の項目情報を更新する更新手段、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記更新手段は、
    前記注目単位文章と他の前記単位文章との入れ替え操作に伴い変更される前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方に基づいて、前記注目単位文章と他の前記単位文章の夫々の先頭の項目情報を付与する、
    をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記更新手段は、
    前記注目単位文章に対する字上げ又は字下げ操作により変更される前記注目単位文章の階層属性及び階層内順番に基づいて、前記注目単位文章の先頭の項目情報及び前記注目単位文章に従属する前記他の単位文章の先頭の項目情報を再付与する、
    をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される処理対象の文章について、前記1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性及び階層内順番に応じて前記1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する情報処理装置における情報処理方法において、
    前記1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出するステップと、
    前記注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識するステップと、
    前記注目単位文章の変更後の前記配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更するステップと、
    前記注目単位文章の移動に応じて前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の前記単位文章の夫々について、前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方を変更するステップと、
    を含む情報処理方法。
  6. 複数の文字が一定方向にかつ1段以上に配置されて構成される所定の文章を単位文章として、1以上の単位文章から構成される処理対象の文章について、前記1以上の単位文章の夫々に対して定義される階層属性及び階層内順番に応じて前記1以上の単位文章の夫々の配置位置を制御する情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記1以上の単位文章のうち処理の対象として注目すべき注目単位文章について、現在の配置位置に基づく階層属性及び階層内順番を検出するステップと、
    前記注目単位文章の配置位置が変更された場合、変更後の配置位置を認識するステップと、
    前記注目単位文章の変更後の前記配置位置に応じて、当該注目単位文章の階層属性と階層内順番のうち少なくとも一方を変更するステップと、
    前記注目単位文章の移動に応じて前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方の変更が必要な1以上の他の前記単位文章の夫々について、前記階層属性と前記階層内順番のうち少なくとも一方を変更するステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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