JP2021194220A - ヘッダー装置及び配管システム - Google Patents

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Abstract

【課題】供給源からの分配数が増減しても少ない部品点数で対応可能な分割式ヘッダーを提供する。【解決手段】供給源に通じる入口を有する流入用ヘッダー部品1と、複数の供給先のいずれかに通じる奇数の第一分岐口を有する第一ヘッダー部品2と、複数の供給先のいくつかに通じる偶数の第二分岐口を有する第二ヘッダー部品3と、を備え、流入用ヘッダー部品,第一ヘッダー部品及び第二ヘッダー部品は、相互に接合して且つ着脱自在に連結する構造に形成され、流入用ヘッダー部品,第一ヘッダー部品及び第二ヘッダー部品の内部に、それぞれの接合連結状態で直線状に連通される流路を有することを特徴とするヘッダー装置A。【選択図】図1

Description

本発明は、医療,製薬,食品,化学などの衛生基準が高い環境の管路中に設けられ、供給源から分岐して複数の供給先に向け流体を供給するために用いられるヘッダー装置、及び、ヘッダー装置を用いた配管システムに関する。
従来、このようなヘッダー装置の用途として、複数の患者に対し同時に血液透析治療を行うため、病院等の透析施設における機械室に設置された逆浸透膜装置(RO装置),透析用剤溶解装置,透析液供給装置と、機械室とは隔離された透析室に設置された複数の透析装置と、を備えた透析システムがある(例えば、特許文献1参照)。
RO装置で生成されたRO水は、RO水供給ラインを介して、透析用剤溶解装置や透析液供給装置に供給される。透析用剤溶解装置は、透析用粉末製剤であるA剤及びB剤をRO水で溶解してA液,B液が得られ、A液及びB液は、それぞれ透析原液供給ラインを介して透析液供給装置に供給される。
透析液供給装置は、A液,B液及びRO水を所定比率で調整して、所定濃度の透析液が作成され、この透析液は、透析液用母管及び枝管を介して、複数の透析装置に供給される。
特開2015−104631号公報
ところで、RO装置のRO水は、機械室内の透析用剤溶解装置(A剤溶解装置,B剤溶解装置)や透析液供給装置だけでなく、透析室内の複数の透析装置にも供給する必要がある。複数の透析装置には、透析液供給装置から所定濃度の透析液を供給する多人数用透析装置や、RO水のみを供給する個人用透析装置などがあり、これらに対して同時に供給する場合がある。このため、RO装置からのRO水供給ラインには、ヘッダーと呼ばれる分岐口を有する分配管が連結固定され、RO水を複数の分岐口よりそれぞれに分配している。ヘッダー(分配管)としては、金属製又は合成樹脂製の配管部材に複数の分岐口を溶接又は溶着で一体化した一体式ヘッダー装置や、エルボ,チーズ,ニップル,ソケットなどで構成されるヘッダー部品の組み合わせで複数の分岐口が並設されるようにヘッダー部品同士を相互に接合連結した分割式ヘッダー装置が用いられる。
RO装置,A剤溶解装置,B剤溶解装置及び透析液供給装置などの接続口は、機器メーカーや透析施設毎にサイズや接続構造が異なるので、一体式ヘッダー装置や分割式ヘッダー装置の入口と複数の分岐口に各種のアダプターを介してそれぞれ接続する必要があった。また透析システムにおいてRO装置,A剤溶解装置,B剤溶解装置,透析液供給装置及び複数の透析装置などの設備は、定期的な部品交換の必要があるとともに、設備の更新時や設備の移設時には、RO水の分配数を増減することが多い。
RO水の分配数を増減すると、ヘッダー(分配管)が一体式ヘッダー装置である場合には、増減した分配数に合った数の分岐口を有する一体式ヘッダー装置に交換しなければならず、これに伴いRO水供給ラインだけでなく透析液供給ラインの管路に及ぶ工事になることもあった。この工事中は、透析治療ができず、工事で雑菌が付着すると管路全体に汚染拡大されるため、管路全体の清浄性を回復させるまで多くの時間を費やし、血液透析治療のできない期間が生じるという問題があった。
これに対してヘッダー(分配管)が分割式ヘッダー装置である場合には、ヘッダー部品の増減で対応可能となるため、ヘッダー全体の交換は必要なく工事の作業量が軽減される。
しかし、一つのヘッダー部品が有する分岐口の数が一つであるため、RO水の分配数が多くなると、ヘッダー部品の部品点数が増加してヘッダー部品同士の接合箇所も多くなる。これにより、接合箇所が増えた分だけ接合箇所からの漏れや接合箇所における破損などが発生し易くなるとともに、接合箇所での液溜りによる雑菌汚染のリスクが増え、コストアップになるという問題があった。さらにヘッダー部品の部品点数が増えた分だけ、組立ての作業時間が長くなって分配数の変更に伴う作業性に劣るという問題があった。特に接合箇所は、ヘッダー部品の組立て作業で作業者の手が直接触れる箇所であるため、接合箇所が増えた分だけ雑菌が付着する確率も高くなるという問題もあった。
このような状況下で、RO水の分配数が増減しても、少ない部品点数で対応可能な分割式ヘッダーが要望されている。
このような課題を解決するために本発明に係るヘッダー装置は、供給源から複数の供給先に向かう管路中に配備されるヘッダー装置であって、前記供給源に通じる入口を有する流入用ヘッダー部品と、前記複数の供給先のいずれかに通じる奇数の第一分岐口を有する第一ヘッダー部品と、前記複数の供給先のいくつかに通じる偶数の第二分岐口を有する第二ヘッダー部品と、を備え、前記流入用ヘッダー部品,前記第一ヘッダー部品及び前記第二ヘッダー部品は、相互に接合して且つ着脱自在に連結する構造に形成され、前記流入用ヘッダー部品,前記第一ヘッダー部品及び前記第二ヘッダー部品の内部に、それぞれの接合連結状態で直線状に連通される流路を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るヘッダー装置の全体構成を示す説明図であり、連結状態の一部切欠正面図である。 本発明の実施形態に係るヘッダー装置の変形例を示す説明図であり、分岐口が回転配置される場合の一部切欠正面図である。 本発明の実施形態に係るヘッダー装置の変形例を示す説明図であり、入口方向を変更した場合の一部切欠正面図である。 本発明の実施形態に係るヘッダー装置の変形例を示す説明図であり、開口を封止蓋で被蓋した場合の一部切欠正面図である。 本発明の実施形態に係るヘッダー装置の変形例を示す説明図であり、メインヘッダーとサブヘッダーに分割した場合の一部切欠正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係るヘッダー装置Aは、図1〜図5に示すように、医療,製薬,食品,化学などの衛生基準が高い環境で用いられ、流体の供給源Bから複数の供給先Cに向かう管路Dに、供給源Bの流体を複数の供給先Cに対して分配するために配備される分割式ヘッダー(分配管)である。
管路Dとしては、耐熱性能と耐薬品性能に優れた弾性変形可能な軟質材料からなるホースやチューブなどの可撓管や、耐熱性能と耐薬品性能に優れた硬質材料からなるパイプなどの剛性管が用いられる。特に管路Dとなる可撓管としては、柔軟性,非粘着で撥水性に優れたフッ素樹脂などを用いた積層管で、且つ管路Dの内表面が平滑に形成されたものを用いることが好ましい。この場合には、可撓管内を通る流体の輸送効率が良く、可撓管の内表面に流体が残り難く雑菌や汚れが付き難いため、洗浄が容易で衛生的であるとともに洗浄効率の向上も図れる。
この可撓管の具体例としては、例えばエチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)を含むフッ素樹脂などを最内層とした積層管や単層管などが挙げられる。
また、管路Dの他の例として、フッ素樹脂以外の材料からなる可撓管に変更することも可能である。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係るヘッダー装置Aは、供給源Bに通じる入口11を有する流入用ヘッダー部品1と、複数の供給先Cのうちいずれかに通じる第一分岐口21を有する第一ヘッダー部品2と、複数の供給先Cのうちいくつかに通じる第二分岐口31を有する第二ヘッダー部品3と、を主要な構成要素として備えている。
流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3は、合成樹脂やこれと類似する材料などの硬質材料で、それぞれの使用目的に応じた組み合わせにより相互に接合して且つ着脱自在に連結する構造に形成される。これらの構造の具体例としては、主にエルボ形状(L字形)やチーズ形状(T字形)などの筒型形状が挙げられる。
さらに流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3は、それぞれの内部に流路を有する。これらの流路は、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の組み合わせにより接合連結された状態で、直線状に連通するように構成されている。
すなわち、流入用ヘッダー部品1の内部には、流路として流入側流路12が形成され、流入側流路12と連通するように入口11を開口させている。
第一ヘッダー部品2の内部には、流路として第一流路22が形成され、第一流路22と連通するように第一分岐口21を開口させている。
第二ヘッダー部品3の内部には、流路として第二流路32が形成され、第二流路32と連通するように第二分岐口31を開口させている。
流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の全体又は、これらのヘッダー部品において少なくとも流体と接触する流路(流入側流路12,第一流路22,第二流路32)の接液面は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などのフッ素樹脂や、ポリフェニルスルホン(PPSU),ポリスルホン(PSU),ポリエーテルスルホン(PESU)などのスルホン系樹脂で形成することが好ましい。
流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の全体を硬質材料で一体形成する場合には、不透明な硬質材料を用いることも可能であるが、透明又は半透明な硬質材料を用いると、その流路(流入側流路12,第一流路22,第二流路32)を通る流体が外側から透視可能となるので有利となる。
特にスルホン系樹脂は、フッ素樹脂(PVDF)よりも荷重たわみ温度(熱変形温度)が高く、非晶性を保つため透明であるから好ましく、スルホン系樹脂の中でもPPSUがPSUやPESUよりも耐熱温度が高く、酸や塩基などの幅広い薬品に対する耐性にも優れるから好ましい。
第一ヘッダー部品2は、複数の供給先Cのうちいずれかに通じる第一分岐口21が奇数形成される。
ここでいう「奇数」とは、自然数の中で2で割り切れない正の整数、1,3,5・・・などであり、−1,−3,−5などの負の整数は含まれない。特に奇数の中でも第一分岐口21の個数は、部品管理上の観点から一つや三つなどの少ない品種に抑制することが好ましい。
第二ヘッダー部品3は、複数の供給先Cのうちいくつかに通じる第二分岐口31が偶数形成される。
ここでいう「偶数」とは、自然数の中で2で割り切れる正の整数、2,4,6・・・などであり、0や−2,−4,−6・・・の負の整数は含まれない。特に偶数の中でも第二分岐口31の個数は、部品管理上の観点から二つや四つなどの少ない分岐数に抑制することが好ましい。
さらに、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3は、相互が接合連結されるように、互いに嵌合する挿入口4又は受け口5のいずれか一方か、若しくは挿入口4及び受け口5の両方を有している。挿入口4又は受け口5は、それぞれが流路方向へ互いに凹凸嵌合する着脱自在な接合連結構造に形成され、両者の接合面にはパッキンなどのシール材Sを介在して液漏れを防止するように構成される。流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3は、挿入口4及び受け口5によって、流路(流入側流路12,第一流路22,第二流路32)を中心としてそれぞれ回転自在に接合連結することが好ましい。
これに加えて、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3は、相互の接合連結状態を保持するために締結部材6が設けられ、締結部材6で相互を着脱自在に連結することが好ましい。
また、供給源Bや複数の供給先Cの接続口は、それらを製造する機器メーカーでサイズや接続構造が異なることがある。この場合には、流入用ヘッダー部品1の入口11や第一ヘッダー部品2の第一分岐口21や第二ヘッダー部品3の第二分岐口31に、供給源Bや複数の供給先Cの接続口に対応した変換用継手(アダプター)7を着脱自在に取り付けることが好ましい。
供給源Bから複数の供給先Cに至る管路D中には、複数の供給先Cに向かう流体の流れを選択的に制御する開閉弁8を設けることが好ましい。
流入用ヘッダー部品1や第一ヘッダー部品2や第二ヘッダー部品3において流路(流入側流路12,第一流路22,第二流路32)の末端開口は、必要に応じて封止蓋9で被蓋することも可能であり、第一ヘッダー部品2の第一分岐口21や第二ヘッダー部品3の第二分岐口31は、必要に応じて封止栓10を取り付けることで閉塞することも可能である。
そして、本発明の実施形態に係るヘッダー装置Aを用いた配管システムPは、医療,製薬,食品,化学などの衛生基準が高い環境で、流体の供給源Bから複数の供給先Cに向かって管路Dが配備される。管路Dの中には、その使用箇所に応じて異なる構造に作製された複数種類のヘッダー装置Aが配備される。
ヘッダー装置Aが配備された配管システムPとして透析システムに使用した場合を、図1〜図5に基づいて説明する。
多人数の患者に血液透析治療を同時に行う透析システムには、病院等の透析施設における機械室に設置された透析用水処理装置,透析用剤溶解装置,透析液供給装置と、機械室とは隔離された透析室に設置された複数の透析装置と、を配管で連結させて構成されたセントラル析液供給システム(多人数透析液供給システム:CDDS)がある。
複数の透析装置は、「透析用監視装置」とも呼ばれ、多人数用透析装置や個人用透析装置などがある。CDDSでは、透析液供給装置から所定濃度の透析液が、ループ状の透析液用母管及び枝管を介して多人数用透析装置に供給される。
個人用透析装置は、個々の患者の容態に合わせて治療を行うため、透析用水処理装置からRO水のみが供給され、個々の患者の容態に合わせた濃度となるようにA液,B液と混合している。
透析システムの具体例として図1〜図5に示される例では、透析用水の供給源Bとして逆浸透膜装置(RO装置)などからなる透析用水処理装置B1が用いられ、複数の供給先Cとして個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,透析用剤溶解装置(A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4)を用いている。
透析システムの管路Dとしては、透析用水処理装置B1から流入用ヘッダー部品1の入口11に至る流入側管路D1と、第一ヘッダー部品2の第一分岐口21から個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4のうちいずれかに至る第一分岐管路D2′,D2″と、第二ヘッダー部品3の第二分岐口31から個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4の残りに至る第二分岐管路D3と、が設けられる。
さらに、その他の管路Dとしては、微生物などの雑菌による透析用水(RO水)の汚染検査のため、管路D中から検体(RO水)を採取する取水用流路D4や、機械室内(個人用透析装置C1から)の透析用水(RO水)を強制的に循環させる循環用管路D5を設けることが好ましい。必要に応じて流入側管路D1,第一分岐管路D2′,D2″,第二分岐管路D3,取水用流路D4及び循環用管路D5の全て又はいずれかの途中には、開閉弁8として手動の止水弁などを設けることが好ましい。
透析システムに用いられるヘッダー装置Aの具体例として図1に示される第一実施例のヘッダー装置A1は、流入用ヘッダー部品1と、奇数として一つの第一分岐口21が形成された第一ヘッダー部品2と、偶数として二つの第二分岐口31が形成された一組の第二ヘッダー部品3と、を一直線上に接合連結した例である。
図示例では、二組の第一ヘッダー部品2と一組の第二ヘッダー部品3を連結して、合計四つに分配している。二組のうち一方の第一ヘッダー部品2′と、流入用ヘッダー部品1とをエルボ形状に形成することにより、ヘッダー装置A1の連結状態でそれぞれが全体の端末に配置される。二組のうち他方の第一ヘッダー部品2″と第二ヘッダー部品3をチーズ形状に形成することにより、ヘッダー装置A1の連結状態でそれぞれが全体の中間に配置される。
エルボ形状に形成された流入用ヘッダー部品1の入口11は、流入側流路12と交差するように開口され、入口11には、透析用水処理装置(RO装置)B1の接続口に対応した同径の流入側管路D1と接続するために、変換用継手7として接続構造がヘルールの流入側アダプター71を着脱自在に取り付けている。
エルボ形状に形成された一方の第一ヘッダー部品2′の第一分岐口21には、個人用透析装置C1の接続口に対応した小径な第一分岐管路D2′と接続するために、変換用継手7として接続構造が雌螺子の第一アダプター72′を着脱自在に取り付けている。
チーズ形状に形成された他方の第一ヘッダー部品2″の第一分岐口21には、透析液供給装置C2の接続口に対応した同径の第一分岐管路D2″と接続するために、変換用継手7として接続構造がヘルールの第一アダプター72″を着脱自在に取り付けている。
チーズ形状に形成された第二ヘッダー部品3において二つの第二分岐口31には、A剤溶解装置C3とB剤溶解装置C4の接続口に対応した小径な第二分岐管路D3と接続するために、変換用継手7として接続構造がヘルールの第二アダプター73を着脱自在に取り付けている。
また、その他の例として図示しないが、分配数を三つ以下又は六つ以上に変更することや、第一ヘッダー部品2″と第二ヘッダー部品3などの位置又は変換用継手(アダプター)7を組み替えることや、第二ヘッダー部品3をエルボ形状に形成してヘッダー装置A1の連結状態で全体の端末に配置するなどの変更が可能である。
さらに、エルボ形状に形成された流入用ヘッダー部品1の流入側流路12において入口11と反対側の端部には、挿入口4として流入側挿入口41が形成される。
エルボ形状に形成された一方の第一ヘッダー部品2′の第一流路22において第一分岐口21と反対側の端部には、受け口5として第一受け口51が形成される。
チーズ形状に形成された他方の第一ヘッダー部品2″において第一流路22の一端部には、挿入口4として第一挿入口42が形成され、第一挿入口42を第一ヘッダー部品2′の受け口5(第一受け口51)に接合連結している。第一ヘッダー部品2″の第一流路22の他端部には、受け口5として第一受け口52が形成される。
チーズ形状に形成された第二ヘッダー部品3において第二流路32の一端部には、挿入口4として第二挿入口43が形成され、第二挿入口43を第一ヘッダー部品2″の受け口5(第一受け口52)に接合連結している。第二ヘッダー部品3の第二流路32の他端部には、受け口5として第二受け口53が形成され、第二受け口53を流入用ヘッダー部品1の挿入口4(流入側挿入口41)に接合連結している。
これに加えて、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の接合連結部位には、締結部材6として相互に接合するフランジ部6aと、フランジ部6aを貫通するボルト及びナットなどの締結部品6bと、を有する。このため、締結部品6bの締め付けにより、フランジ部6a同士や挿入口4又は受け口5がそれぞれ接触した状態で止着されている。
図2に示される第二実施例のヘッダー装置A2は、流入用ヘッダー部品1に対する第一ヘッダー部品2や第二ヘッダー部品3の相対的な回転により、入口11の開口向きに対して第一分岐口21や第二分岐口31の開口向きを所望の角度に変更した構成が、図1に示したヘッダー装置A1とは異なる。ヘッダー装置A2においてそれ以外の構成は、図1に示したヘッダー装置A1と同じである。
図示例では、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2′及び第二ヘッダー部品3に対して、第一ヘッダー部品2″のみを180°回転させることにより、変換用継手7の第一アダプター72″及び第一分岐管路D2″が透析液供給装置C2に向け方向転換されている。
また、その他の例として図示しないが、第一ヘッダー部品2″に代えて第一ヘッダー部品2′又は第二ヘッダー部品3のいずれか一方或いは両方を回転させることや、回転角度を180°に代えて90°などの所望の角度に変更するなど、図示例のもの以外に変更することも可能である。
このため、第二実施例のヘッダー装置A2の場合には、複数の供給先Cとなる個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4などのうち一部の設置位置が他の設置位置と同じ方向でなくても対応が容易で、配管変更に伴う作業時間の短縮化が図れるという利点がある。
図3に示される第三実施例のヘッダー装置A3は、流入用ヘッダー部品1の形状が直線状に形成されて、流入側流路12の一端に交差することなく入口11′を開口した構成が、図1に示したヘッダー装置A1とは異なる。ヘッダー装置A3においてそれ以外の構成は、図1に示したヘッダー装置A1と同じである。
図示例では、図1のエルボ形状に形成された流入用ヘッダー部品1に代え、直線状の流入用ヘッダー部品1′を接合連結している。直線状の流入用ヘッダー部品1′は、透析用水処理装置(RO装置)B1の接続口に対応した同径の流入側管路D1と接続するために、変換用継手7として接続構造が雌螺子の流入側アダプター71′を一体形成している。
さらに図示例では、流入用ヘッダー部品1の流入側流路12において入口11′と反対側の端部には、受け口5として流入側受け口51′が形成される。これに伴い第一ヘッダー部品2″と第二ヘッダー部品3の位置が、図1に示したヘッダー装置A1の配置と逆に組み替えられ、第一ヘッダー部品2″の挿入口4(第一挿入口42)を、流入側受け口51′に接合連結している。第一ヘッダー部品2′の第一流路22において第一分岐口21と反対側の端部には、挿入口4として第一挿入口42′が形成され、第一挿入口42′を第二ヘッダー部品3の受け口5(第二受け口53)に接合連結している。
また、その他の例として図示しないが、流入用ヘッダー部品1′と変換用継手7の流入側アダプター71′を別個に形成して着脱自在に取り付けることや、第一ヘッダー部品2″と第二ヘッダー部品3の位置を、図1に示したヘッダー装置A1の配置と同様に組み替えることなどの変更が可能である。
このため、第三実施例のヘッダー装置A3の場合には、供給源Bとなる透析用水処理装置(RO装置)B1が、複数の供給先Cとなる個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4などと交差する方向に設置される場合に有効で、配管変更に伴う作業時間の短縮化が図れるという利点がある。
図4に示される第四実施例のヘッダー装置A4は、ヘッダー装置A4の連結状態で全体の端末に配置される第一ヘッダー部品2や第二ヘッダー部品3の開口を封止蓋9で被蓋した構成が、図1に示したヘッダー装置A1とは異なる。ヘッダー装置A4においてそれ以外の構成は、図1に示したヘッダー装置A1と同じである。
図示例では、チーズ形状に形成された第一ヘッダー部品2″を二組連結して、ヘッダー装置A4の連結状態で全体の端末に配置される第一ヘッダー部品2″の第一流路22の末端開口に封止蓋9を着脱自在に取り付けている。
また、その他の例として図示しないが、第一ヘッダー部品2″に代えて第二ヘッダー部品3をヘッダー装置A4の連結状態で全体の端末に配置するとともに、第二ヘッダー部品3の第二流路32の末端開口に封止蓋9を着脱自在に取り付けるなどの変更が可能である。
このため、第四実施例のヘッダー装置A4の場合には、図1に示したヘッダー装置A1のように、エルボ形状に形成された第一ヘッダー部品2′を用意する必要がなく、同じ形状の第一ヘッダー部品2″や第二ヘッダー部品3を必要な組数のみ用いることが可能となる。これにより、第一ヘッダー部品2や第二ヘッダー部品3が最小品種となるため、部品管理が容易になってメンテナンス性にも優れるという利点がある。
図5に示される第五実施例のヘッダー装置A5′,A5″は、供給源Bからの流体をメインヘッダーA5′とサブヘッダーA5″で分割してから複数の供給先Cに供給する構成が、図1に示したヘッダー装置A1とは異なる。ヘッダー装置A5′,A5″においてそれ以外の構成は、図1に示したヘッダー装置A1と同じである。
メインヘッダーA5′とサブヘッダーA5″には、流入用ヘッダー部品1がそれぞれ組み付けて透析用水処理装置(RO装置)B1と接続される。メインヘッダーA5′又はサブヘッダーA5″のいずれか一方には、個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4のうち一部が接続され、他方には残りの装置が接続される。
図示例の場合には、メインヘッダーA5′を構成する第一ヘッダー部品2′の第一分岐口21や第二ヘッダー部品3の第二分岐口31に対して、個人用透析装置C1,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4及び取水用流路D4が接続される。残りの余った分岐口(第二分岐口31)は、封止栓10を取り付けることで閉塞されている。
サブヘッダーA5″を構成する第一ヘッダー部品2′の第一分岐口21や第二ヘッダー部品3の第二分岐口31に対しては、透析液供給装置C2,取水用流路D4及び循環用管路D5が接続されている。
さらに図示例では、メインヘッダーA5′やサブヘッダーA5″において第二ヘッダー部品3の第二分岐口31には、小径な取水用流路D4と接続するために、変換用継手7として雌螺子の第三アダプター74を着脱自在に取り付けている。サブヘッダーA5″において第一ヘッダー部品2′の第一分岐口21には、小径な循環用管路D5と接続するために、変換用継手7として雌螺子の第四アダプター75を着脱自在に取り付けている。
また、その他の例として図示しないが、第一ヘッダー部品2′や第二ヘッダー部品3などの位置又は変換用継手(アダプター)7を組み替えることや、取水用流路D4又は循環用管路D5のいずれか一方若しくは両方を取り外すことなどの変更が可能である。
このため、第五実施例のヘッダー装置A5′,A5″を用いた配管システム(透析システム)Pの場合には、供給源Bからの流体(RO水)をメインヘッダーA5′とサブヘッダーA5″で分割してから複数の供給先C(個人用透析装置C1,透析液供給装置C2,A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4など)に供給するから、供給先Cの稼働と関係なく供給源Bからの流体(RO水)を複数の供給先Cの稼働と関係なく流量や水圧が安定した状態ですべての供給先Cへ高精度に供給することができるという利点がある。また、メインヘッダーA5′又はサブヘッダーA5″にいずれか一方に新たな供給先Cを追加する場合や、メインヘッダーA5′又はサブヘッダーA5″にいずれか一方から既設の供給先Cの一部を削減又は交換する場合には、メインヘッダーA5′及びサブヘッダーA5″の両方を改修する必要がなく、対象となるメインヘッダーA5′又はサブヘッダーA5″にいずれか一方のみの改修で対応可能となるため、改修に費やす時間と労力を大幅に軽減でき、改修工事を短時間で行えることから血液透析治療が早期に復活可能になるという利点がある。
このような本発明の実施形態に係るヘッダー装置A及び配管システムPによると、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3を組み合わせて相互に接合連結することにより、流入用ヘッダー部品1の流路(流入側流路12)と第一ヘッダー部品2の流路(第一流路22)と第二ヘッダー部品3の流路(第二流路32)が直線状に連通して、それぞれが着脱自在に連結される。
このため、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の連結状態で、流入用ヘッダー部品1の入口11が供給源Bに接続可能となり、第一ヘッダー部品2において奇数の第一分岐口21と、第二ヘッダー部品3において偶数の第二分岐口31が、それぞれ複数の供給先Cに配管接続可能となる。
これにより、供給先Cの数(分配数)が増減した場合には、第一ヘッダー部品2や第二ヘッダー部品3のパーツ組み替えなどの組み合わせ変更で、第一分岐口21及び第二分岐口31の合計数が調整可能となる。
さらに、第二分岐口31の数を、第一分岐口21の数に1が足された数に設定した場合には、第二ヘッダー部品3の連結数を増やすことで、ヘッダー部品同士の接合箇所が少なくなる。
したがって、供給源Bからの分配数が増減しても少ない部品点数で対応可能な分割式ヘッダーを提供することができる。
その結果、分岐口の数が一つのヘッダー部品を組み合わせて相互に接合連結した従来の分割式ヘッダーに比べ、供給源Bからの分配数が多くなっても、部品点数が少なくなった分だけ、接合箇所からの漏れや接合箇所における破損などが発生し難く、接合箇所での液溜りによる雑菌汚染のリスクが増えることを防止できる。このため、安全性の向上や衛生面での向上が図れ、コストの低減化も図れる。
さらに、流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3の組み合わせを作業者の手で行っても、部品点数が少なくなった分だけ、組立ての作業時間が短縮されて分配数の変更に伴う作業性の向上が図れるとともに、連結作業の工程数が減るため、接合箇所に雑菌が付着する確率も低くなって衛生上優れる。
特に、第一ヘッダー部品2において第一分岐口21の数が一つであり、第二ヘッダー部品3において第二分岐口31の数が二つであることが好ましい。
この場合には、一つの第一分岐口21を有する第一ヘッダー部品2と、二つの第二分岐口31を有する第二ヘッダー部品3の組み合わせで、供給源Bからの分配数が奇数であっても対応可能になる。
したがって、第一ヘッダー部品2と第二ヘッダー部品3の二品種で全ての分配数に対応することができる。
その結果、分岐用のヘッダー部品が最小品種となるため、部品管理が容易になってメンテナンス性にも優れる。
さらに、供給源Bが透析用水処理装置(RO装置)B1であり、複数の供給先Cが透析装置(個人用透析装置)C1,透析液供給装置C2及び透析用剤溶解装置(A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4)を含むことが好ましい。
この場合には、透析用水処理装置(RO装置)B1から透析用水(RO水)が、管路Dの途中に配備された流入用ヘッダー部品1,第一ヘッダー部品2及び第二ヘッダー部品3を介して、透析装置(個人用透析装置)C1や透析液供給装置C2や透析用剤溶解装置(A剤溶解装置C3,B剤溶解装置C4)に向け分配して供給される。
これにより、透析用水(RO水)の分配数が増減しても、パーツ組み替えなどの組み合わせ変更に伴い必要な箇所のパーツ補充や不要な箇所からのパーツ削除などで対応可能となる。
したがって、透析システムで設備の更新や交換や移設などに伴い透析用水(RO水)の分配数が増減しても少ない部品点数で短時間に対応することができる。
その結果、設備の更新や移設などに伴う工事を短時間で行えて血液透析治療が早期に復活可能になる。工事に伴う洗浄や消毒も管路D全体でなく、更新や交換した箇所のみで済むため、管路D全体の清浄性を回復させるまで時間を費やすことがなく透析治療のできない時間を短縮化できる。
なお、前示の実施形態では、ヘッダー装置Aを用いた配管システムPとして透析システムに使用した場合を説明したが、これに限定されず、透析システム以外の医療分野,製薬分野,食品分野,化学分野などの配管システムPに用いてもよい。
この場合においても、前述した実施形態と同様な作用や利点が得られる。
また、奇数として一つの第一分岐口21が形成された第一ヘッダー部品2と、偶数として二つの第二分岐口31が形成された第二ヘッダー部品3を用いた例のみ説明したが、これに限定されず、奇数として三つ以上の第一分岐口21が形成された第一ヘッダー部品2や、偶数として四つの第二分岐口31が形成された第二ヘッダー部品3などを用いてもよい。
A ヘッダー装置 1 流入用ヘッダー部品
11 入口 12 流路(流入側流路)
2 第一ヘッダー部品 21 第一分岐口
22 流路(第一流路) 3 第二ヘッダー部品
31 第二分岐口 32 流路(第二流路)
B 供給源 B1 透析用水処理装置
C 供給先 C1 透析装置(個人用透析装置)
C2 透析液供給装置 C3 透析用剤溶解装置(A剤溶解装置)
C4 透析用剤溶解装置(B剤溶解装置) D 管路
P 配管システム

Claims (4)

  1. 供給源から複数の供給先に向かう管路中に配備されるヘッダー装置であって、
    前記供給源に通じる入口を有する流入用ヘッダー部品と、
    前記複数の供給先のいずれかに通じる奇数の第一分岐口を有する第一ヘッダー部品と、
    前記複数の供給先のいくつかに通じる偶数の第二分岐口を有する第二ヘッダー部品と、を備え、
    前記流入用ヘッダー部品,前記第一ヘッダー部品及び前記第二ヘッダー部品は、相互に接合して且つ着脱自在に連結する構造に形成され、前記流入用ヘッダー部品,前記第一ヘッダー部品及び前記第二ヘッダー部品の内部に、それぞれの接合連結状態で直線状に連通される流路を有することを特徴とするヘッダー装置。
  2. 前記第一ヘッダー部品において前記第一分岐口の数が一つであり、前記第二ヘッダー部品において前記第二分岐口の数が二つであることを特徴とする請求項1記載のヘッダー装置。
  3. 前記供給源が透析用水処理装置であり、前記複数の供給先が透析装置,透析液供給装置及び透析用剤溶解装置を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のヘッダー装置。
  4. 請求項1、2又は3記載のヘッダー装置を用いたことを特徴とする配管システム。
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