JP2021194182A - 収納ユニットおよび店舗用什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の広告と収納を効率的に行うことができるようにする。【解決手段】本技術を適用した収納ユニットは、前面を開放した箱状の本体部と、本体部の前面に設けられ、本体部の内部に収納される商品の広告のディスプレイ部が表面に形成された扉部とを備え、本体部の取り付け部となる同じ形状の区画が複数形成された店舗用什器に取り付け可能な収納ユニットである。本技術は、商品のディスプレイを行う什器に適用することができる。【選択図】図1

Description

本技術は、特に、商品の広告と収納を効率的に行うことができるようにした収納ユニットおよび店舗用什器に関する。
従来、高度医療機器であるカラーコンタクトレンズの販売においては、商品の在庫を店頭に置くのではなく、店員がいるカウンター内に設置した収納棚などに置くようになっている。
店員は、顧客から要求された商品を収納棚から取り出し、商品を顧客に確認してもらってから販売することになる。コンタクトレンズの収納棚としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
国際公開第2020/012216号
ところで、特許文献1に記載の収納棚は、陳列したコンタクトレンズのパッケージを顧客に見せることによって広告として使用するようになっているが、例えばカウンター内に設置したときには顧客からの距離が遠く、広告としての機能を十分に発揮させることができないことがある。この場合、広告に特化したショーケースを店頭などに別途用意する必要がある。
そのため、ショーケースを用意できないような狭い店舗などにおいては、商品の広告が不十分となる場合も多い。
特に、商品がカラーコンタクトレンズとなると、度数のバリエーションの他に、デザインのバリエーション、カラーのバリエーションが多数用意されていることから、在庫の数が非常多くなり、それを収納する収納棚としても大きなサイズのものが必要になる。
また、ショーケースのサイズはメーカーによって異なり、複数の種類のカラーコンタクトレンズのショーケースを設置する場合、統一感なく陳列せざるを得ない状況になることがある。
商品を顧客から見やすくするために、特許文献1に開示されているような前面が開放されている収納棚を店頭に設置するとした場合、顧客が商品に触れたりすることができるため、衛生面の問題もある。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、商品の広告と収納を効率的に行うことができるようにするものである。
本技術の一側面の収納ユニットは、前面を開放した箱状の本体部と、前記本体部の前面に設けられ、前記本体部の内部に収納される商品の広告のディスプレイ部が表面に形成された扉部とを備え、前記本体部の取り付け部となる同じ形状の区画が複数形成された店舗用什器に取り付け可能な収納ユニットである。
本技術の他の側面の店舗用什器は、前面を開放した箱状の本体部と、前記本体部の前面に設けられ、前記本体部の内部に収納される商品の広告のディスプレイ部が表面に形成された扉部とを備える収納ユニットの取り付けが可能な店舗用什器であって、前記本体部の取り付け部となる同じ形状の区画が複数形成される店舗用什器である。
本技術によれば、商品の広告と収納を効率的に行うことができる。
本技術の一実施形態に係る店舗用什器の外観を示す斜視図である。 店舗用什器の設置例を示す図である。 店舗用什器の正面図である。 店舗用什器の右側面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 収納ユニットの外観を示す斜視図である。 扉部を開けた収納ユニットの状態を示す図である。 商品を収納した状態を示す図である。 扉部の構成を示す図である。 商品のポスターを挟む様子を示す図である。 ポケット部の上面図である。 商品のサンプルが並べられた状態を示す図である。 商品のサンプルの拡大図である。 収納ユニットの取り付けの様子を示す図である。 取り付け部を空きスペースとした状態を示す図である。 収納ユニットの他の構成例を示す図である。 収納ユニットの他の構成例を示す図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
1.店舗用什器全体の構成
2.収納ユニットの構成
3.変形例
<店舗用什器全体の構成>
図1は、本技術の一実施形態に係る店舗用什器の外観を示す斜視図である。
図1に示す店舗用什器1は、高さが175cm、横幅が145cm、奥行きが45cm程度の大きさの直方体状の本体部11を有する。店舗用什器1は、商品の広告機能と商品の収納機能とを併せ持つ陳列棚である。例えば、店舗用什器1は、商品としてのカラーコンタクトレンズの広告と収納に用いられる。
ファッション性をアピールすることが重要となるため、通常、カラーコンタクトレンズの広告は、ブランドのロゴや商品の写真とともに、図1に示すように、商品のイメージキャラクターとなるモデルの写真を顧客に提示することによって行われる。それぞれの商品のロゴ、商品の写真、モデルの写真、商品説明、商品のカラーバリエーション、度あり度なし、使用期間の種類などの情報が印刷されたポスターが店舗用什器1の正面に並べられる。
図2に示すように、店舗用什器1は、カラーコンタクトレンズの専門店などの店頭に設置される。図2の例においては、右側の壁W1に沿って3台の店舗用什器1が並べて設置され、奥の壁W2に沿って1台の店舗用什器1が設置されている。それぞれの店舗用什器1は、本体部11の背面を壁面に接した状態で設置される。
店頭に設置されていることから、来店した顧客はそれぞれの店舗用什器1に近づくことができる。店舗内には、図2に示すような店頭のスペースとともに、店員が待機するための、カウンターなどが設置されたスペースも設けられる。
図3は、店舗用什器1の正面図であり、図4は、店舗用什器1の右側面図である。図4においては、本体部11の内部の構成が破線で示されている。
図3に示すように、店舗用什器1は、上から順に、コルトンボックス21、収納部22、収納部23、および引き出し部24が設けられることによって構成される。
コルトンボックス21は、所定の奥行きを有する横長箱状の筐体を有する。コルトンボックス21の横幅は本体部11の横幅と略同じ幅である。コルトンボックス21の正面には、商品の写真や商品のモデルの写真などがプリントされた横長のコルトンが取り付けられる。コルトンは、プラスチック製のフィルムなどの、透光性を有する素材により構成される。
コルトンボックス21の内部には蛍光灯やLEDなどよりなる照明が設けられる。内部の照明の光により、コルトン全体が発光する。
収納部22は、収納部22Lと収納部22Rが並べて設けられた1段の収納である。収納部22Lと収納部22Rのそれぞれの扉には商品のポスターが飾られる。
収納部22Lと収納部22Rは、それぞれ、棚板と間仕切り板で区切られることによって形成された収納棚の前面に、横長長方形状の上開きの扉を取り付けることによって構成される。図4に示すように、収納部22Rは、本体部11に形成された収納棚31Rの前面に扉32Rを取り付けることによって構成される。
なお、収納部22が必ずしも商品の収納に用いられる必要はない。コルトンボックス21に繋がる電気ケーブルなどが収納部22に収納されるようにしてもよい。収納部22が商品の収納に用いられない場合、前面の扉が必ずしも開く必要はなく、ポスターが飾られた板が扉の代わりに前面に設置されていればよい。
収納部22の上面であって、コルトンボックス21と接する位置に開口が形成され、コルトンボックス21の内部の照明の光が収納部22の内部に漏れるようにしてもよい。扉が透光性のある素材により構成されているため、コルトンボックス21の内部の照明の光が収納部22の前面に飾られたポスターを裏から照射することにより、ポスターを明るく見せることが可能となる。
収納部23は、収納部23−1A乃至23−1Dと、収納部23−2A乃至23−2Dが並べて設けられた2段の収納である。収納部23−1A乃至23−1Dと収納部23−2A乃至23−2Dのそれぞれの扉には商品のポスターが飾られる。
収納部23−1A乃至23−1Dと収納部23−2A乃至23−2Dは、それぞれ、棚板と間仕切り板で区切られることによって立方体状の空間として形成された取り付け部に、立方体状の収納ユニットを取り付けることによって構成される。収納ユニットは、本体部11に対して着脱可能な什器として用意される。
すなわち、店舗用什器1には、商品の広告機能と収納機能を有する収納として、固定して設けられる収納部22だけでなく、構成を変更可能な収納部23が設けられることになる。
図5は、図3のA−A線断面図であり、図6は、図3のB−B線断面図である。
図5に示すように、収納部23−1Aは、本体部11に形成された取り付け部41−1Aに収納ユニット51−1Aを取り付けることによって構成される。収納部23−1B乃至23−1Dも同様に、それぞれ、本体部11に形成された取り付け部41−1B乃至41−1Dに収納ユニット51−1B乃至51−1Dを取り付けることによって構成される。
また、図6に示すように、収納部23−2Aは、本体部11に形成された取り付け部41−2Aに収納ユニット51−2Aを取り付けることによって構成される。収納部23−2B乃至23−2Dも同様に、それぞれ、本体部11に形成された取り付け部41−2B乃至41−2Dに収納ユニット51−2B乃至51−2Dを取り付けることによって構成される。
このように、収納部23は、同じ形状の8個の区画として本体部11に形成された取り付け部41−1A乃至41−1D,41−2A乃至41−2Dに対して、それぞれ、収納ユニット51−1A乃至51−1D,51−2A乃至51−2Dを取り付けることによって構成される。
収納ユニット51−1A乃至51−1D,51−2A乃至51−2Dの構成の詳細については後述する。
以下、適宜、収納ユニット51−1A乃至51−1D,51−2A乃至51−2Dのそれぞれを区別する必要がない場合、単に、収納ユニット51という。また、取り付け部41−1A乃至41−1D,41−2A乃至41−2Dのそれぞれを区別する必要がない場合、単に、取り付け部41という。
図3の説明に戻り、引き出し部24は、引き出し部24−1Lと引き出し部24−1R、引き出し部24−2Lと引き出し部24−2R、引き出し部24−3Lと引き出し部24−3Rが各段に設けられた3段の引き出しである。それぞれの引き出しにも、商品の在庫などが収納される。
<収納ユニットの構成>
図7は、収納ユニット51の外観を示す斜視図である。
図7に示すように、収納ユニット51は、立方体状の本体部101の前面に扉部102を取り付けることによって構成される。扉部102には、下縁に沿ってポケット部103が設けられる。後述するように、ポケット部103は、透明のアクリル樹脂などの部材によって形成される。ポケット部103にはカラーコンタクトレンズのサンプルなどを並べて載置することが可能とされる。
図8は、扉部102を開けた収納ユニット51の状態を示す図である。
図8に示すように、本体部101は、前面が開放した箱状の形状を有する。扉部102は、本体部101の側板の内側に設けられたヒンジを介して本体部101に取り付けられる。収納ユニット51は、片開き扉が設けられた収納部である。
本体部101の内部には棚板101Aが設けられる。棚板101Aによって区切られる上下の空間に、図9に示すように商品の在庫を収納しておくことが可能とされる。棚板101Aは取り外し可能になっている。バリエーションが少ないブランドの商品を収納する場合などは、棚板101Aを取り外して使用してもよい。通常、カラーコンタクトレンズは、10枚程度を1セットとして、紙製の直方体形状の包装箱に収納した状態で販売される。収納できる包装箱の最大数量はおよそ50箱程度以上である。
扉部102に飾られたポスターに掲載されている商品と同じ商品の在庫を収納しておくことにより、在庫管理が容易となる。また、段ボールなどに入れたまま管理する場合に比べて、在庫がどこにあるのかを分かりやすくすることが可能となるので、顧客に商品を早く渡すことができる。
図10は、扉部102の構成を示す図である。
図10の左側は、扉部102の正面の構成を示す。図10の右側は、本体部101を構成する上面部材101Bと底面部材101Cの前方の一部を含む、扉部102の断面の構成を示す。なお、棚板101Aの図示については省略されている。
扉部102は、所定の厚さを有する扉材121の表面に、2枚の薄板の化粧板131Aと化粧板131Bを重ねて取り付けることによって構成される。化粧板131Aと化粧板131Bは、ポケット部103の部分を除く、扉材121の表面の略全体を覆うように取り付けられる。化粧板131Aと化粧板131Bはアクリル板などにより構成され、少なくとも化粧板131Aは透明である。
化粧板131Aの裏面と化粧板131Bの表面の間には僅かに隙間が形成される。その隙間に上から差し込むことによって、図11に示すように、化粧板131Aと化粧板131Bの間に商品のポスターPを挟むことができるようになっている。
このように、収納ユニット51の前面の化粧板131Aと化粧板131Bにより、ポスター入れとなるディスプレイ部131が構成される。
ディスプレイ部131が透明な板状部材により構成されるため、それに挟んだポスターPを綺麗に見せることが可能となる。また、ディスプレイ部131で覆うことによって、ポスターPが破られたりするのを防ぐことも可能となる。さらに、ポスターPの差し替えが可能であるため、商品の入れ替え時の対応が容易となる。
以上のようなディスプレイ部131の構成と同様の構成が、収納部22Lと収納部22Rの前面にも設けられ、ポスターの掲示に用いられる。
図12は、ポケット部103の上面図である。図12の上方が扉材121の方向となる。
ポケット部103には、間仕切り板などで区切られることによって、サンプル入れ141L,141Rとカード入れ142L,142Rが形成される。収納ユニット51の正面にいる人を基準にすると、サンプル入れ141L,141Rが手前に設けられ、その奥にカード入れ142L,142Rが設けられる。
ここでは、サンプル入れ141L,141R、およびカード入れ142L,142Rがそれぞれ2つの区画に区切られているが、区切られていなくてもよい。この場合、サンプル入れとカード入れが1つずつ設けられることになるため、スペースをより広く使うことが可能となる。例えば、長手方向を横にして収納することができるので、後述するオーダーカードを安定的に保持することが可能となる。
図13に示すように、サンプル入れ141L,141Rには商品のサンプルが並べられる。図13の例においては、6つのサンプルのセットがサンプル入れ141Lとサンプル入れ141Rに並べられている。
図14は、サンプルの拡大図である。
図14に示すように、カラーコンタクトレンズを入れた小さなビンなどの透明な容器がサンプルとして用意される。サンプル入れ141L,141Rにサンプルとして並べられるそれぞれの容器には、デザインや色などが異なるカラーコンタクトレンズが入れられる。
容器の中は洗浄液などの液体で満たされる。顧客は、サンプルを持ち上げ、カラーコンタクトレンズを容器の中で揺らしてデザインや色などを確認することができる。6個などの複数のサンプルのセットが透明なケースに収納され、サンプル入れ141Lとサンプル入れ141Rに1セットずつ用意される。
ポケット部103の正面が透明な部材で形成されているため、ポケット部103に収まった状態のサンプルを視認しやすくすることが可能となる。
図13の説明に戻り、カード入れ142L,142Rを形成する細幅の溝には商品のオーダーカードが差し込まれる。オーダーカードには、レンズを装着した人の目の拡大写真、レンズのスペックなどの商品の情報が印刷される。
顧客は、好みの商品のオーダーカードをポケット部103から取り出して店員に見せ、色や度数などを指定することによって、商品を購入することを店員に伝える。店員は、顧客が指定した商品の在庫を収納ユニット51の中から取り出し、販売することになる。なお、本実施例では記載されていないが、防犯上の理由から、扉に鍵が設けられるようにしてもよい。その場合、店員は、在庫を取り出す際に開錠することになる。鍵がない場合は、店員はより迅速に在庫を取り出すことができる。
このように、収納ユニット51の前面には、サンプル置きやオーダーカード置きとなるポケット部103が設けられる。なお、ポケット部103のサンプル入れ141Lとサンプル入れ141Rの深さは、サンプルを容易に取り出すことができるように、サンプルの上方の一部が露出する程度の深さになっている。
以上のような構成を有する収納ユニット51が、本体部11に形成されたそれぞれの取り付け部41に取り付けられる。
図15は、収納ユニット51の取り付けの様子を示す図である。
本体部11に形成された立方体状の空間である取り付け部41に収納ユニット51を背面側から入れ、押し込むことによって、図15に示すように収納ユニット51が取り付け部41に取り付けられる(収納される)。取り付け部41−1A乃至41−1D,41−2A乃至41−2Dにそれぞれ収納ユニット51−1A乃至51−1D,51−2A乃至51−2Dを取り付けることにより、収納兼広告としての機能を有する構成が8箇所設けられることになる。
最大8個の収納ユニット51を本体部11に取り付けることが可能であるものの、図16に示すように、収納ユニット51を取り付けずに、取り付け部41をそのまま空きスペースとして用いることも可能である。すなわち、収納ユニット51は、取り付け部41−1A乃至41−1D,41−2A乃至41−2Dのうちの少なくともいずれかに取り付けられる。
図16の例においては、取り付け部41−1Bと取り付け部41−2Cには収納ユニット51が取り付けられずに、空きスペースとして用いられている。取り付け部41−1Bと取り付け部41−2Cは、例えば、カラーコンタクトレンズの洗浄液のボトルを並べたり、商品の在庫を並べたりすることに用いられる。
収納ユニット51が着脱可能であることから、このように、販売する商品の種類などに応じて、ディスプレイの仕方などを容易にカスタマイズすることが可能となる。
ここでは、全ての収納ユニット51が取り外し可能とされているが、一部の収納ユニット51が取り外し不可能なように設計されるようにしてもよい。例えば、図16の収納部23の上段の4箇所については取り外し可能とされ、下段の4箇所については取り外し不可能とされる。この場合、下段には収納ユニット51が存在することになるため、ある程度広告が並んだ状態の店舗内装を実現することができる。上段の4箇所を取り外し可能とした方が、取り外しおよび取り付けを行う際に、見やすく作業がしやすいという利点がある。
また、取り付け部41と収納ユニット51の正面の形状(正面視における形状)がいずれも正方形であるから、収納ユニット51の取り付けの有無に関わらず、同じ形状が8箇所並ぶことになり、整った外観を実現することが可能となる。外観が整っていると顧客に清潔感を与えることができ、購買意欲を向上させることができる。
さらに、入れる広告の書式を統一することによって、商品のカラーバリエーション、度あり度なし、使用期間の種類などの情報についてどこを見ればわかるのかを認識しやすくすることが可能となる。
なお、ポケット部103が本体部11側ではなく収納ユニット51側にあり、サンプルやオーダーシートを保持する機能を収納ユニット51側が有しているため、本体部11に取り付けることなく、収納ユニット51をカウンターやラックなどの上に置き、収納ユニット51単体で用いることも可能である。
以上のように、広告機能を有する扉部102が前面に設けられていることから、収納ユニット51を本体部11に取り付けることによって、店舗用什器1自体に広告機能を持たせることが可能となる。
複数の収納ユニット51を取り付けることにより、様々な商品の広告を顧客に見せることが可能となる。
また、同じ形状、同じ大きさのポスターが並べられるとともに、同じ容器に入れられたサンプルが並べられることになるため、それぞれの商品の広告に統一感を持たせることが可能となる。
各商品の広告が同じフォーマットで設けられた場合は、顧客にとっても、商品の見比べが容易となる。
商品の在庫を店頭に置いておくことができるため、商品のサンプルや広告を店頭に並べ、商品の在庫をカウンターの奥などに置いておく場合に比べて、店舗の省スペース化を実現することが可能となる。すなわち、商品のサンプルや広告と、商品の在庫とを別の場所に置いておく場合に比べて、店舗のスペースを効率的に利用することが可能となる。また、狭い店舗であっても店舗用什器1を設置することが可能となる。
このように、店舗用什器1によれば、商品の広告と収納を効率的に行うことが可能となる。
商品の在庫を店頭に置いておく場合であってもそれぞれの収納ユニット51には扉部102が取り付けられているため、顧客が商品を自由に手にとるのを防ぎ、在庫を衛生的に保管しておくことも可能となる。
<変形例>
収納部23が2段の収納であるものとしたが、1段の収納であってもよいし、同じ形状の区画が縦方向に並べて設けられる収納であってもよい。すなわち、取り付け部41が縦方向と横方向に並べて設けられるのではなく、縦方向だけ、または、横方向だけに設けられるようにしてもよい。
図17および図18は、収納ユニット51の他の構成例を示す図である。
図17に示すように、引き出しタイプの収納として収納ユニット51が構成されるようにしてもよい。引き出しの面には、上述したポスター入れとしてのディスプレイ部131とともに、サンプル置きとしてのポケット部103が設けられる。
また、図18に示すように、本体部101の形状が、立方体状ではなく、幅広の直方体状であってもよい。
商品の広告がポスターによって行われるものとしたが、収納ユニット51の前面にLCD、有機ELディスプレイなどのディスプレイ(表示部)が設けられ、そのディスプレイによって広告が行われるようにしてもよい。例えば商品を使用しているモデルの画像、商品の画像などがディスプレイに表示される。ディスプレイに表示される画像は、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。
本体部11に対して収納ユニット51が着脱可能であるものとしたが、着脱不可とされるようにしてもよい。この場合、店舗用什器1は、本体部11に形成された同じ形状の複数の区画に収納ユニット51が固定して取り付けられた陳列棚となる。
店舗用什器1がカラーコンタクトレンズの収納等に用いられるものとしたが、色付きではない通常のコンタクトレンズの収納等に用いられるようにしてもよいし、化粧品などの他の商品の収納等に用いられるようにしてもよい。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 店舗用什器, 11 本体部, 21 コルトンボックス, 22(22L,22R) 収納部, 23(23−1A乃至23−1D,23−2A乃至23−2D) 収納部, 24(24−1L乃至24−3L,24−1R乃至24−3R) 引き出し部, 41−1A乃至41−1D,41−2A乃至42−2D 取り付け部, 51−1A乃至51−1D,52−1A乃至52−2D 収納ユニット, 101 本体部, 102 扉部, 103 ポケット部, 131 ディスプレイ部

Claims (11)

  1. 前面を開放した箱状の本体部と、
    前記本体部の前面に設けられ、前記本体部の内部に収納される商品の広告のディスプレイ部が表面に形成された扉部と
    を備え、
    前記本体部の取り付け部となる同じ形状の区画が複数形成された店舗用什器に取り付け可能な
    収納ユニット。
  2. 前記ディスプレイ部は、前記扉部の表面に取り付けられた透明な板状部材により構成され、前記広告としてのポスターを挟むことが可能とされる
    請求項1に記載の収納ユニット。
  3. 前記扉部の表面には、前記商品のサンプルを載置可能なポケット部が形成される
    請求項1または2に記載の収納ユニット。
  4. 前記ポケット部は、前記扉部の下縁に沿って形成される
    請求項3に記載の収納ユニット。
  5. 前記ポケット部には、前記商品の情報が印刷されたカードを差し込み可能な溝が形成される
    請求項3または4に記載の収納ユニット。
  6. 前記サンプルは、前記商品を入れた透明な容器であり、
    前記ポケット部は、透明な部材により構成される
    請求項3乃至5のいずれかに記載の収納ユニット。
  7. 前記商品はカラーコンタクトレンズである
    請求項1乃至6のいずれかに記載の収納ユニット。
  8. 前面を開放した箱状の本体部と、前記本体部の前面に設けられ、前記本体部の内部に収納される商品の広告のディスプレイ部が表面に形成された扉部とを備える収納ユニットの取り付けが可能な店舗用什器であって、
    前記本体部の取り付け部となる同じ形状の区画が複数形成される
    店舗用什器。
  9. 複数の前記区画は、縦方向および横方向に並べて形成される
    請求項8に記載の店舗用什器。
  10. 前記区画と前記収納ユニットの正面の形状が正方形である
    請求項8または9に記載の店舗用什器。
  11. 複数の前記区画のうちの少なくともいずれかに取り付けられた前記収納ユニットをさらに備える
    請求項8乃至10のいずれかに記載の店舗用什器。
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