JP2021194049A - ボトル形状の電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ちやすく脱落しにくいボトル形状の電気掃除機を提供する。【解決手段】電動送風機を内蔵しダストを吸引する吸引部20と、吸引部20の前端側に着脱可能に設けられて吸引したダストを捕捉する集塵部30とを備え、吸引部20は、電動送風機を収納する筐体21を有し、使用者が前記吸引部20を握ったときの手の少なくとも一本の指Fが収まる凹み部21aが筐体21の外周面に設けられているボトル形状の電気掃除機1。【選択図】図4

Description

この発明は、ボトル形状の電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、例えば特許文献1には、電動送風機および電装部を内蔵した円筒形の吸引部と、吸引部の前端に着脱可能にかつ吸引部と連続的な円筒形に形成された集塵部とを備え、集塵部の平坦な前端面に吸込ノズルとの接続口が設けられているハンディタイプの電気掃除機が開示されている。
このハンディタイプの電気掃除機は、例えば、小物が置かれた棚上や机上に溜まったダスト、ソファー、車内の座席等の座面と背もたれの間に溜まったダスト等を吸引する際に小回りがきくため、主にこのようなシーンで使用される。
特開2001−218706号公報
特許文献1の電気掃除機の外観は、一定の外径(例えば6〜7cm程度)を有する滑らかな円筒形であり、持ちにくい構造である。
本発明は、このような事情を考慮してなされたボトル形状の電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明によれば、電動送風機を内蔵しダストを吸引する吸引部と、前記吸引部の前端側に着脱可能に設けられて吸引したダストを捕捉する集塵部とを備え、
前記吸引部は、前記電動送風機を収納する筐体を有し、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指が収まる凹み部が前記筐体の外周面に設けられているボトル形状の電気掃除機が提供される。
本発明のボトル形状の電気掃除機によれば、電気掃除機を持ち易い構造とすることができる。
図1(A)は本発明の第1実施形態のボトル形状の電気掃除機の側面図、図1(B)は別の側面図である。 第1実施形態の電気掃除機の縦断面図である。 第1実施形態の電気掃除機の分解状態の縦断面図である。 第1実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。 第2実施形態の電気掃除機の側面図である。 第3実施形態の電気掃除機の側面図である。 第4実施形態の電気掃除機の側面図である。 第5実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。 第6実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(第1実施形態)
図1(A)は本発明の第1実施形態のボトル形状の電気掃除機の側面図、図1(B)は別の側面図である。また、図2は第1実施形態の電気掃除機の縦断面図であり、図3は第1実施形態の電気掃除機の分解状態の縦断面図であり、図4は第1実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。なお、図2〜図4中に電気掃除機を使用するときの使用者から視た前後上下方向を示しており、このときの前後上下方向に直交する方向(図2〜図4の紙面直交方向)が左右方向であり、本発明のボトル形状の電気掃除機の構成はこの前後左右上下方向に基づいて説明される。
図1〜図4に示すように、このボトル形状の電気掃除機1は、電動送風機22を内蔵しダストを吸引する吸引部20および吸引部20の前端側に着脱可能に設けられて吸引したダストを捕捉する集塵部30を有する掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に接続される吸込ノズル90(図4参照)とを備える。なお、本実施形態では、吸込ノズル90が細口ノズルの場合を例示しているが、吸込ノズル90は細口ノズルに限定されるものではなく、例えば、ノズル口の周囲にブラシが設けられたブラシ付きノズル、吸込口が横(左右方向)に延びた広口ノズル等の吸込ノズルであってもよい。
掃除機本体10は、その外観がボトル形状であるため、不使用時には吸引部20の後部(底面)を下に向けて机やテーブル等の平坦な面Q上に立てて置くことができる。なお、本実施形態では、掃除機本体10の底面が平坦面である場合を例示したが、底面は周囲が平坦で中央部に向けて凹む形状であってもよい。このときネック形に細くなった集塵部30の後述の接続部31cが上端に位置する(図1(A)および(B)参照)。
なお、掃除機本体10は吸込ノズル90を接続せずとも使用可能であり、この場合は掃除機本体10の接続部31cを被清掃面Fに近づけてダストを吸引除去することができる。
図2と図3に示すように、吸引部20は、筐体21と、筐体21内に収納された電動送風機22および電装部23とを有する。
筐体21は、前端に格子状の開口部21i有する円筒カップ形であり、その外周面には使用者が吸引部20を握ったときの手の少なくとも一本の指Fが収まる凹み部21aが設けられている。ここで、「一本の指Fが収まる凹み部21a」とは、指先から第3関節まで指丸ごとが収まる凹み部、指先から第1関節まで収まる程度の凹み部、指先から第2関節まで収まる程度の凹み部、および一本の指全体が収まる程度の凹み部が含まれ、さらに指から手のひら(一部または全体)まで収まる凹み部が含まれる。
また、例えば、親指部分とほかの指(例えば、人差し指から小指までの少なくとも1つ)がそれぞれ分離して収まるように複数の凹み部21aが分離して設けられてもよい。このような構成とすることにより、使用者は、掃除機本体10の向きを一定に保ちながら使用することができる。例えば、使用時に、排気が顔に当たらないように、排気方向が側面方向となる位置で掃除機本体10を掴めるように凹部を設けることができる。
本実施形態の場合、筐体21の外周面の全周に環状(括れ状)の凹み部21aが設けられ、凹み部21aの幅Wは手の5本の指が収まる幅に設定された場合を例示している(図4参照)。また、本実施形態の場合、凹み部21aはなめらかな曲線を描く括れ状の凹み(図2と図3に示すように縦断面形状が円弧状)に形成されている。なお、凹み部21aは、縦断面形状がコの字型で角部が丸みを帯びている溝状の括れであってもよい。
また、筐体21は、外周面における前端側に設けられて集塵部30の後述の集塵容器31内に挿入される小径部21bと、外周面における後端側に設けられた排気口21cと、外周面における後端側に設けられて電装部23の後述する電源ボタン23dを嵌め入れるための孔部21dと、外周面における後端側に設けられて電装部23の後述する受電端子23eを嵌め入れるための孔部21e(図1(B)参照)とを有している。
電動送風機22は、弾性素材(例えば、ゴム、発砲樹脂等)からなる筒形のホルダケース24を介して開口部21iの内側に固定されている。なお、本実施形態では、電動送風機22の本体部分後端にボス部が設けられ、このボス部に電動送風機22を制御する回路基板Pが取り付けられている場合を例示しており、本発明ではこの回路基板Pも電動送風機22の構成の一部として含まれる。
電装部23は、制御基板23bとリード線(不図示)を介して電気的に接続された充電可能なバッテリ23aと、バッテリ23aを収納するバッテリケース23aaに固定された制御基板23bと、制御基板23bに設けられたオルタネイト式の電源スイッチ23cと、電源スイッチ23cを押圧可能な前記電源ボタン23dと、制御基板23bとリード線(不図示)を介して電気的に接続された充電用の前記受電端子23e(図1(B)参照)とを有する。
電装部23は、電動送風機22との間に隙間Sをもって筐体21内における後端側(電動送風機22よりも後方位置)に設けられている。そのため、掃除機本体10の重心は、重量物である電動送風機22と重量物であるバッテリ23aを含む電装部23との間の隙間S付近に配置されることとなる。つまり、掃除機本体10の重心が完全に電動送風機22と電装部23との間(隙間S)に位置する、あるいは重心が隙間Sよりも少し電動送風機22側にずれて位置する、あるいは重心が隙間Sよりも少し電装部23側にずれて位置する。
筐体21の内部において、電動送風機22と排気口21cとの間のスペースは排気流路となっている。
凹み部21aは、筐体21の外周面における長手方向の前端寄りに設けられている。さらに、本実施形態の場合、筐体21の外周面側から視て、凹み部21aの一部(幅方向の前端側部から中間部に亘る範囲)は電動送風機22と重なり、かつ、凹み部21aの残部(幅方向の後端側部)は前記隙間Sと重なるように設けられている。
図2と図3に示すように、集塵部30は、前記集塵容器31と、集塵容器31内に着脱可能に収納されるフィルタユニット32とを有する。
集塵容器31は、吸引部20の筐体21の外径と概ね同一の外径を有する円筒形の大径部31aと、大径部31aの前端から前方へ向かうにつれて縮径するテーパ部31bと、テーパ部31bの前端から一定の外径にて前方へ突出する小径円筒形の前記接続部31cとを有し、外観が小型ボトル形状に形成されている。なお、接続部31cの内側の孔が、吸込ノズル90との接続口であり、掃除機本体10を単体で使用するときの吸引口でもある。
集塵容器31において、大径部31aの内面のテーパ部31b側には長手方向に延びる複数の位置決めリブ31aaが設けられている。また、集塵容器31の内面におけるテーパ部31bと接続部31cとの境界部分にはパッキン31dが設けられている。
フィルタユニット32は、円盤形のフィルタ32a(例えば、スポンジフィルタ)と、フィルタ32aを着脱可能に収納する円筒形のフィルタホルダ32bと、フィルタホルダ32bの前端と着脱可能に結合する台形ドーム形の枠体32cと、枠体32cに取り付けられたメッシュ部材(不図示)とを有する。
フィルタホルダ32bは、内側に内フランジ32baを有しており、吸引部20と集塵部30とが結合する際に内フランジ32baの内側の孔に吸引部20の開口部21iが嵌り込む。
枠体32cは、枠体32cがフィルタホルダ32bに結合したときにフィルタ32aと当接してフィルタ32aを内フランジ32baへ押さえる当接片32caを有している。
フィルタユニット32は、枠体32c側から集塵容器31の大径部31a内に挿入されることにより収納される。このとき、フィルタホルダ32bの前端が複数の位置決めリブ31aaに当接することにより位置決めされると共に、フィルタユニット32の集塵容器31内での前方への移動が規制される。
フィルタユニット32が収納された集塵容器31(集塵部30)の大径部31a内に、吸引部20の先端側の小径部21bを嵌め入れることにより、吸引部20と集塵部30とが互いに結合状態となる。なお、この結合状態が維持されるようにロック機構を設けてもよい。ロック機構としては、例えば、大径部31aの内周面に設けた雌ネジと小径部21bの外周面に設けた雌ネジと羅合可能な雄ネジとで構成されたネジ式、または大径部31aの内周面に設けた凸部と小径部21bの外周面に設けた凸部と係合可能な凹溝とで構成された係合式とすることができる。
このように構成された電気掃除機1の掃除機本体10はボトル形状であり、吸引部20の外周面には凹み部21aが設けられているため、使用者が電気掃除機を持つときに自然と指Fを掛けるように仕向ける目印となる(図4参照)。そのため、使用者は自然と電気掃除機1の重心付近(隙間S付近)に配置された凹み部21aを持つこととなるため、重心が手よりも前方に配置された場合と比べて電気掃除機1(掃除機本体10)の重量を軽く感じることができ、かつ、手首にかかる負担が軽減される。
図2と図4に示すように、この電気掃除機1(掃除機本体10)によれば、電源ボタン23dを1回押すことにより電動送風機22が駆動し、それによって集塵部30内に真空圧が生じ、吸込ノズル90に被清掃面K上のダストが吸い込まれる。このダストは、吸込ノズル90から集塵容器31内に流入し、比較的大きな第1のダストはメッシュ部材(不図示)にて補足され、第1のダストよりも小さな第2のダストがメッシュ部材を通過してもフィルタ32aによって補足される。ダストが除去されてフィルタ32aを通過した空気は、吸引部20の開口部21iから電動送風機22内を通過し、排気流路を通って排気口21c(図1(A)参照)から外部へ排出される。
このような電気掃除機1による清掃時、使用者が電気掃除機1の吸引部20を握ったときの手の5本の指(親指から小指まで)が筐体21の外周面の凹み部21aに収まるため、凹み部21aに指が引っ掛かりかつ握りやすくなる。そのため、例えば、狭い車内での使用中に電気掃除機が何かに引っ掛かったり当たったりして不意に手から滑り落ちるという状況が生じにくくなる。これに対し、前記特許文献1の電気掃除機では外周面に手の指が引っ掛かる凸部または凹部が設けられていないため、使用中に吸込ノズルが何かに引っ掛かったり当たったりして電気掃除機が不意に手から滑り落ちるという状況が生じやすい。
電気掃除機1による清掃後、吸引部20から集塵部30を取り外し、集塵部30の集塵容器31からフィルタユニット32を取り外すことにより、集塵容器31内のダストを廃棄することができる。また、フィルタユニット32を分解することにより、フィルタ32aに付着したダストを除去することができる。この際、分解した集塵部30の各部品を水洗いすることができる。
また、電気掃除機1の使用後、商用電源に電気的に接続された図示しない充電器の充電端子を、掃除機本体10の受電端子23eに差し込んで電気的に接続することにより、バッテリ23aを充電することができる(図1(B)と図2参照)。このとき、掃除機本体10を平坦な面Q(例えば、机上)に立たせた状態で充電しながら狭いスペースにて収納することができる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態の電気掃除機の側面図である。なお、図5において、図1〜図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第2実施形態の電気掃除機は、掃除機本体110の吸引部120の外周面に設けられた凹み部121aの構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様である。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
第2実施形態の場合、掃除機本体110の外周面側から視て、凹み部121aの一部が電動送風機22から電装部23に亘る範囲に設けられ、凹み部121aの残部は電動送風機22から隙間Sに亘る範囲に設けられている。この場合、凹み部121aは環状であるが幅Wは周方向に変化している。なお、凹み部121aの幅Wは周方向に変化しているが、凹み部121aにおける幅Wが最も狭い箇所を使用者が握っても複数の指が収まるようになっている。
(第3実施形態)
図6は第3実施形態の電気掃除機の側面図である。なお、図6において、図1〜図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第3実施形態の電気掃除機は、掃除機本体210の吸引部220の外周面に設けられた凹み部221aの構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様である。以下、第3実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
第3実施形態の場合、掃除機本体210の外周面側から視て、凹み部221aの一部が隙間Sから電装部23に亘る範囲に設けられ、凹み部221aの残部は隙間Sに収まる範囲に設けられている。この場合も、凹み部221aの幅Wは周方向に変化している。また、この凹み部221aは、吸引部220の外周面の全周ではなく一部が欠けている。つまり、凹み部221aは、環状ではなく、C字形である。
第3実施形態の場合、凹み部221aにおける幅Wが最も広い箇所は使用者の手の1本の指の幅より広くなっているが、凹み部221aにおける幅Wが最も狭い箇所は少なくとも1本の指の幅(例えば、親指または人差し指)が収まる程度に狭くなっている。
(第4実施形態)
図7は第4実施形態の電気掃除機の側面図である。なお、図7において、図1〜図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第4実施形態の電気掃除機は、掃除機本体310の吸引部320の外周面に設けられた凹み部321aの構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様である。以下、第4実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
第4実施形態の場合、掃除機本体310の外周面側から視て、環状の凹み部321aが完全に隙間Sに収まる範囲に設けられている。この場合、凹み部221aの幅Wは一定であり、使用者の手の1本の指(例えば、人差し指)がフィットする幅Wに設定されている。
なお、図7に示した凹み部321aでは、使用者の手の1本の指がフィットする幅Wに設定されているが、指2本、指3本、指4本などにフィットする幅Wに設定してもよい。例えば、親指と人差し指それぞれにフィットするよう凹み部321aの幅Wを部分的に変えてもよい。あるいは、親指にフィットする凹み部分と、人差し指と中指にフィットする凹み部分とに凹み部を分離してもよい。あるいは、親指にフィットする凹み部分と、人差し指と中指と薬指と小指のうちの少なくとも1つにフィットする凹み部分とに凹み部を分離するようにしてもよい。
(第5実施形態)
図8は第5実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。なお、図8において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第5実施形態の電気掃除機401は、掃除機本体410の吸引部420の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様である。以下、第5実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
第5実施形態の電気掃除機401において、吸引部420は、筐体21の外周面に、凹み部21aを跨ぐようにして帯状のフィンガーストラップ440が設けられている。第5実施形態の場合、吸引部420の凹み部21aを掴んだ使用者の手の人差し指から小指までの4本の指Fがフィンガーストラップ440によって押さえられている。
この構成によれば、使用者が電気掃除機401から手を離してもフィンガーストラップ440によって手から電気掃除機401が脱落することがないため、手の負担が軽減されると共に、電気掃除機401が不意に手から脱落して破損することが防止される。
なお、フィンガーストラップ440は第2〜第4実施形態の掃除機本体に設けられてもよい。
(第6実施形態)
図9は第6実施形態の電気掃除機の使用状態を示す説明である。なお、図9において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
第6実施形態の電気掃除機501は、掃除機本体510の吸引部520の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と概ね同様である。以下、第6実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
第6実施形態の電気掃除機501において、吸引部520は、筐体21の外周面における凹み部21aよりも前端側に、集塵部30側(前方の被清掃面K)へ光Lを照射するライト550(例えば、LEDライト)が設けられている。
この構成によれば、例えば、暗い車内の座席や座席下を電気掃除機501にて清掃する際にライト550にて明るく照らすことができるため、掃除がしやすくなる。また、電気掃除機501を懐中電灯の替わりとして使用することもできる。なお、この場合、ライト550のONとOFFを切り替えるオルタネイト式のスイッチ560が吸引部520の外周面に設けられている。
なお、ライト550は第2〜第5実施形態の掃除機本体に設けられてもよい。
(他の実施形態)
第1〜第6実施形態において、掃除機本体の吸引部の凹み部の面に、複数のドット状の小突起部を設けてもよく、あるいは凹み部を握った手の複数の指に沿うように1つ以上の小さな突条を設けてもよい。このようにすれば、各指の凹み部への引っ掛かり(滑り止め)がさらに良好となる。
(まとめ)
本発明のボトル形状の電気掃除機は、電動送風機を内蔵しダストを吸引する吸引部と、前記吸引部の前端側に着脱可能に設けられて吸引したダストを捕捉する集塵部とを備え、
前記吸引部は、前記電動送風機を収納する筐体を有し、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指が収まる凹み部が前記筐体の外周面に設けられているものである。
この構成によれば、使用者が電気掃除機の吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指が筐体の外周面の凹み部に収まるため、凹み部に指が引っ掛かりかつ握りやすくなる。そのため、例えば、狭い車内での使用中に電気掃除機が何かに引っ掛かったり当たったりして不意に手から滑り落ちるという状況が生じにくくなる。言い換えると、吸引部の筐体の外周面の一部に設けられた凹み部によって筐体を掴みやすくなり、電気掃除機が不意に手から滑り落ちることなく筐体をしっかり掴むことができる。
本発明のボトル形状の電気掃除機は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
・前記吸引部は、前記筐体内における前記電動送風機よりも後方位置に電装部を有し、
前記凹み部は、前記筐体の前記外周面における前記電動送風機と前記電装部との間位置に設けられてもよい。
この構成によれば、例えば、電装部がバッテリを含む場合、重量物である電動送風機と電装部との間付近に電気掃除機の重心が配置され、かつ、筐体の外周面における重心の周囲付近に凹み部が配置される。また、凹み部は、使用者が電気掃除機を持つときに自然と指を掛けるように仕向ける目印となる。そのため、使用者は自然と電気掃除機の重心付近に配置された凹み部を持つこととなるため、重心が手よりも前方に配置された場合と比べて電気掃除機の重量を軽く感じることができ、かつ、手首にかかる負担が軽減される。これに対し、特許文献1の電気掃除機は、ハンドルを有さないハンディタイプであり、使用者は吸引部の後端を持って使用することが多い。この場合、電気掃除機の重心よりも後方に使用者の手が位置するため、手首にかかる負担が大きくなる。
なお、電気掃除機の外周面側から視て、凹み部の一部が、電動送風機または電装部と重なってもよく、あるいは電動送風機および電装部の両方と重なってもよく、あるいは凹み部全体が電動送風機および電装部の両方と重ならないよう設けられてもよい。
・前記凹み部は、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指の太さよりも広い幅を有するものであってもよい。
この構成によれば、電気掃除機を握る使用者の手の複数本の指(例えば、親指と人差し指と薬指)を凹み部に引っ掛けることができる。
・前記凹み部は、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指の太さにフィットする幅を有するものであってもよい。
この構成によれば、電気掃除機を握る使用者の手の少なくとも1本の指(例えば、親指または人差し指)を凹み部にフィットさせることができる。
・前記凹み部は、前記筐体の前記外周面に環状に設けられてもよい。
この構成によれば、例えば、使用者は手の親指と人差し指が凹み部に当たるように電気掃除機を回して凹み部の位置調整をするというようなことが不要となる。
・前記吸引部は、前記筐体の前記外周面に、前記凹み部を跨ぐようにして帯状のフィンガーストラップが設けられてもよい。
この構成によれば、使用者が電気掃除機から手を離してもフィンガーストラップによって手から電気掃除機が脱落することがないため、手の負担が軽減されると共に、電気掃除機が不意に手から脱落して破損することが防止される。
・前記吸引部は、前記筐体の前記外周面における前記凹み部よりも前記前端側に、前記集塵部側へ光を照射するライトが設けられてもよい。
この構成によれば、例えば、暗い車内の座席や座席下を電気掃除機にて清掃する際にライトにて明るく照らすことができるため、掃除がしやすくなる。また、電気掃除機を懐中電灯の替わりとして使用することもできる。
・前記集塵部は、細口の吸引口を前端に有し、
前記吸引口に着脱可能な吸込ノズルをさらに備えてもよい。
この構成によれば、例えば、集塵部の吸込口に細口タイプまたはブラシ付きタイプの小型吸込ノズルを接続して狭い場所を清掃する、あるいは横に長い広口タイプの吸込ノズルを接続して床面を清掃する、というように清掃場所に応じて適切な吸込ノズルを使用することができる。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:電気掃除機、 10:掃除機本体、 20:吸引部、 21:筐体、 21 a:凹み部、 21b:小径部、 21c:排気口、 21d:孔部、 21 e:孔部、 21i:開口部、 22:電動送風機、 23:電装部、 23 a:バッテリ、 23b:制御基板、 23c:電源スイッチ、 23d:電源 ボタン、 23e:受電端子、 24:ホルダケース、 30:集塵部、 31 :集塵容器、 31a:大径部、 31aa:位置決めリブ、 31b:テーパ 部、 31c:接続部、 31d:パッキン、 32:フィルタユニット、 32a:フィルタ、 32b:フィルタホルダ、 32ba:内フランジ、 3 2c:枠体、 32ca:当接片、 90:吸込ノズル、 110:掃除機本体 、 120:吸引部、 121a:凹み部、 210:掃除機本体、 220 :吸引部、 221a:凹み部、 310:掃除機本体、 320:吸引部、 321a:凹み部、 401:電気掃除機、 410:掃除機本体、 420 :吸引部、 440:フィンガーストラップ、 501:電気掃除機、 510 :掃除機本体、 520:吸引部、 550:ライト、 560:スイッチ、 F:指、 K:被清掃面、 L:光、 Q:平坦な面、 S:隙間、 W :幅

Claims (8)

  1. 電動送風機を内蔵しダストを吸引する吸引部と、前記吸引部の前端側に着脱可能に設けられて吸引したダストを捕捉する集塵部とを備え、
    前記吸引部は、前記電動送風機を収納する筐体を有し、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指が収まる凹み部が前記筐体の外周面に設けられていることを特徴とするボトル形状の電気掃除機。
  2. 前記吸引部は、前記筐体内における前記電動送風機よりも後方位置に電装部を有し、
    前記凹み部は、前記筐体の前記外周面における前記電動送風機と前記電装部との間位置に設けられている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記凹み部は、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指の太さよりも広い幅を有する請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記凹み部は、使用者が前記吸引部を握ったときの手の少なくとも一本の指の太さにフィットする幅を有する請求項1または2に記載の電気掃除機。
  5. 前記凹み部は、前記筐体の前記外周面に環状に設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  6. 前記吸引部は、前記筐体の前記外周面に、前記凹み部を跨ぐようにして帯状のフィンガーストラップが設けられている請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  7. 前記吸引部は、前記筐体の前記外周面における前記凹み部よりも前記前端側に、前記集塵部側へ光を照射するライトが設けられている請求項1〜6のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  8. 前記集塵部は、細口の吸引口を前端に有し、
    前記吸引口に着脱可能な吸込ノズルをさらに備えた請求項1〜7のいずれか1つに記載の電気掃除機。
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