JP2021191585A - 管体変位計測システム、管体変位計測治具、管体変位計測方法 - Google Patents

管体変位計測システム、管体変位計測治具、管体変位計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】前後の管体の変位を計測することにより、溶接作業中に適宜ずれを修正する。【解決手段】パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管51と後行管52との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測システム100であって、先行管51に取り付けられる前方ユニットXと、後行管52に取り付けられる後方ユニットYと、前方ユニットXと後方ユニットYとの間における相対的な変位を計測する計測手段13と、計測手段によって計測された相対的な変位に基づいて、先行管51と後行管52との間に生じる相対的な変位を求める算出手段80とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測システム、管体変位計測方法、管体変位計測システム及び管体変位計測方法において使用される管体変位計測治具に関する。
先行管と後行管を有して構成される鋼管を溶接にて接合する場合、溶接後の鋼管の品質は、例えば先行管に対する後行管の相対的な変位のような鋼管の変位量(曲がりや反り、目違い等)により判断される。このため、鋼管に変位が生じないよう、様々な方法がとられている。例えば、特許文献1には、変形を拘束するような治具が開示されている。具体的には、引用文献1に記載の方法によれば、鋼材に変質等の影響を残さず鋼材の接合部における目違いを解消するために、バンド状の溶接用治具を第一鋼材と第二鋼材の接合部に巻き込むように取り付け、第一鋼材と第二鋼材を固定した状態で鋼管の周囲を溶接する。また、特許文献2に記載の方法によれば、エレクションピースとスプライスプレートに開設されたボルト挿入孔にボルトを挿入し、ナットを締結することにより、鋼管の芯出しと肌合わせを行って繋ぎ合わせた後溶接作業を行う。
また、特許文献3に記載の方法によれば、溶接前に目違いやルートギャップを確保・調整して変形を防止するために、半円状をなす一対のクランプからなる治具を用いて、複数のボルトにより配管が固定される。更に、特許文献4に記載の方法によれば、上側管体及び下側管体にそれぞれ配置された複数のターゲットを用いてそれぞれの管体の中心軸を測定した後、溶接時の挙動を計測し、溶接順序を変化させることが行われる。
特開2015−229173号公報 特開平11−267888号公報 特開平5−192793号公報 特開2015−150618号公報
ところで、特許文献1−3に記載の治具は、溶接前に目違いやルートギャップを調整するための治具であり、溶接時の挙動を計測するためのものではない。そのため、溶接後の鋼管を検査し、検査結果を受けて矯正をする等の対策が必要となるという問題点があった。また、特許文献1−3に記載の治具は、鋼管を測定することを前提として設けられているものではないため、治具を鋼管に配置した状態で溶接作業を行うと、治具が溶接部に干渉してしまうため、溶接時に治具を取り外す必要があり、面倒であるという問題点があった。また、特許文献1−3に記載の治具を鋼管に配置した状態で溶接作業を行った場合、溶接時に変形は抑制できるものの、固定度が高く、残留応力が大きくなり溶接割れを起こす可能性が高まるため、溶接後に残留応力を緩和させるための処置が必要となるという問題点があった。
また、特許文献4に記載の溶接方法(計測方法)によれば、溶接時の挙動を把握することはできる。しかしながら、上側管体又は下側管体の中心軸を計測するために、少なくとも管体1本当たり2断面分のデータが必要となり、1箇所の溶接部の挙動を計測するために4断面分の計測機器もしくはターゲットの設置が必要となる。更に、特許文献4に記載の溶接方法によれば、装置自体が大型となるために、運搬性が悪く、現場での溶接作業には適していないという問題点があった。
更に、特許文献1、2に記載の治具はバンド型の治具であるが、このようなバンド型の形状は直線以外の形状を有する鋼管の溶接には不向きであるという問題点があった。特許文献3に記載の治具は配管用のものであるが、直線形状を有する鋼管の溶接について記載はあるものの、直線以外の形状を有する鋼管同士の目違いやルートギャップを調整することについては開示されていない。特許文献4に記載の計測方法では、どの2断面を計測するかにより得られる軸の情報が異なるため、直線以外の形状を有する鋼管での使用には不向きであるという問題点があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、前後の管体の変位を計測することにより、溶接作業中に適宜ずれを修正することができる管体変位計測システム、管体変位計測治具、管体変位計測方法を提供することにある。
本発明者らは、上述した問題点を解決するために、先行管に取り付けられる先行管用フレームと、後行管に取り付けられる後方ユニットと、先行管用フレームと後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測手段と、計測手段によって計測された相対的な変位に基づいて、先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求める算出手段とを備える管体変位計測システムを発明した。
第1発明に係る管体変位計測システムは、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測システムであって、上記先行管に取り付けられる前方ユニットと、上記後行管に取り付けられる後行管用フレームと、上記前方ユニットと上記後行管用フレームとの間における相対的な変位を計測する計測手段と、上記計測手段によって計測された相対的な変位に基づいて、上記先行管と上記後行管との間に生じる相対的な変位を求める算出手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る管体変位計測システムは、第1発明において、上記前方ユニットは先行管用フレームを有するとともに、上記後方ユニットは後行管用フレームを有し、上記先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内手段とを更に備えることを特徴とする。
第3発明に係る管体変位計測治具は、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測治具であって、上記先行管に取り付けられる前方ユニットと、上記後行管に取り付けられる後方ユニットと、上記前方ユニットと上記後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る管体変位計測治具は、第3発明において、上記前方ユニットは先行管用フレームを有するとともに、上記後方ユニットは後行管用フレームを有し、上記先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内部とを更に備えることを特徴とする。
第5発明に係る管体変位計測方法は、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測方法であって、上記先行管に前方ユニットを取り付け、上記後行管に後方ユニットを取り付ける取付工程と、上記取付工程で取り付けられた上記前方ユニットと上記後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測工程と、上記計測工程において計測された相対的な変位に基づいて、上記先行管と上記後行管との間に生じる相対的な変位を求める算出工程とを有することを特徴とする。
第6発明に係る管体変位計測方法は、第5発明において、上記計測工程では、上記前方ユニットと、上記後方ユニットと、上記前方ユニットが有する先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後方ユニットが有する後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内部とを有する管体変位計測治具により変位を計測することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、先行管に取り付けられる前方ユニットと後行管に取り付けられる後方ユニットとの間における相対的な変位を計測し、計測された相対的な変位に基づいて、先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求める。これにより、鋼管に取り付けられている治具を取り外すことなしに前後の管体の変位を計測することができ、溶接作業中に発生したずれ量を検知しながら、適宜ずれを修正することができる。
また、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を計測するための管体変位計測治具は、先行管に取り付けられる前方ユニットと、後行管に取り付けられる後方ユニットと、前方ユニットと後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測部とを備える。即ち、管体変位計測治具に計測部が設けられていることから、治具を管体に取り付けた状態で、ずれを適宜修正しながら溶接作業を継続することができるため、溶接時に作業効率を高めることができる。
図1は、本発明を適用した管体変位計測システムの全体構成図である。 図2は、管体変位計測治具の斜視図である。 図3は、管体変位計測治具の分解斜視図である。 図4(a)は、図2に示す管体変位計測治具のA−A線断面図であり、図4(b)は図2に示す管体変位計測治具のB−B線断面図である。 図5(a)は、板状部材の平面図であり、図5(b)(c)は板状部材の変形例の平面図である。 図6(a)は、変位計及び棒状部材を示す図であり、図6(b)は、変位計及び棒状部材に保護部材を設けた状態を示す図である。 図7(a)は、前方ユニットと後方ユニットを近接させた状態を示す図であり、図7(b)は、図7(a)のC部拡大図である。 図8は、トーチによる溶接中の状態を示す図である。 図9(a)は、溶接時に先行管と後行管との間に軸方向の変位が生じた状態を示す図であり、図9(b)は、図9(a)のD部拡大図であり、図9(c)は、図9(a)のE−E線断面図である。 図10(a)は、溶接時に後行管が先行管に対して傾いた状態を示す図であり、図10(b)は、図10(a)のF部拡大図であり、図10(c)は、図10(a)のG−G線断面図である。 図11(a)は、溶接時に時間経過とともに発生した軸方向の変位量を示す図であり、図11(b)は、溶接時に発生した鋼管の傾きを示す図である。
以下、本発明を適用した管体変位計測システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した管体変位計測システム100の全体構成図を示している。この管体変位計測システム100は、鋼管50に取り付けられた管体変位計測治具1と、管体変位計測治具1に接続されたデータロガー80と、データロガー80に接続されたパーソナルコンピューター(PC)90とを有している。
管体変位計測治具1は、図2に示すように、略円柱形状に形成された鋼管50の外周に取り付けられている。具体的には、鋼管50は、前方側に位置する先行管51と、この先行管51よりも後方側に位置する後行管52とを有し、先行管51と後行管52は、それぞれ前後方向を軸方向(長手方向)Qとする略円柱形状に形成されている。先行管51と後行管52との間には、溶接部Pが形成されている。管体変位計測治具1は、溶接部Pを囲むように、鋼管50の外周に取り付けられている。なお、鋼管50の形状は特に限定されるものではなく、軸方向Qに沿って直線状に伸びていてもよく、あるいは曲線状に曲がっていてもよい。
管体変位計測治具1は、図2に示すように、先行管51に取り付けられる前方ユニットXと、後行管52に取り付けられる後方ユニットYを有している。
前方ユニットXは、図2又は図3に示すように、先行管用フレーム10と、この先行管用フレーム10に設けられる第1接続部11と、第1接続部11に設けられる板状部材12及び変位計13とを有している。
後方ユニットYは、図2又は図3に示すように、後行管用フレーム20と、この後行管用フレーム20に設けられる第2接続部21と、第2接続部21に設けられる固定部材22及び棒状部材23とを有している。
なお、以下の説明では、板状部材12及び変位計13は先行管用フレーム10側に設けられ、固定部材22及び棒状部材23は後行管用フレーム20側に設けられることとするが、これに限定されるものではなく、板状部材12及び変位計13は後行管用フレーム20側に設けられ、固定部材22及び棒状部材23は先行管用フレーム10側に設けられていてもよい。
図4(a)は、図2のA−A線断面を示す断面図である。図4(a)に示すように、先行管用フレーム10は、断面略方形状に形成されている。具体的には、先行管用フレーム10は、ほぼ同形状に形成された4本の補強部材10aにより、軸方向Q(図4(a)中紙面奥行方向)に見て略方形状に構成されている。隣接する補強部材10aにより角部10cが形成され、断面略円形状の鋼管50の外周と角部10cとの間にスペースが確保される。
なお、先行管用フレーム10は、必ずしも断面略方形状に形成されている必要はなく、鋼管50の外周との間にスペースが確保できるのであれば、断面三角形状あるいは断面多角形状に形成されていてもよい。また、各補強部材10a同士は、必ずしも同形状である必要はなく、異なっていてもよい。
図3に示すように、各補強部材10aには、ボルト穴10bが形成されている。各ボルト穴10bには、ボルト14が挿通され、先行管用フレーム10はボルト14を介して先行管51に取り付けられている。先行管用フレーム10が先行管51に取り付けられた状態では、先行管用フレーム10は、ボルト14により先行管51から離間した状態で支持されている。その結果、先行管用フレーム10と先行管51との間にスペースが生じ、前方ユニットXが先行管51から径方向に離間した状態となる。
先行管用フレーム10のぞれぞれの4つの角部10cには、第1接続部11が設けられている。具体的には、図4(a)に示すように、角部10cを中心として断面L字状の第1接続部11が先行管用フレーム10の内側に設けられている。第1接続部11は、先行管用フレーム10から先行管51の軸方向Qに向けて、後行管用フレーム20側に伸びている。なお、第1接続部11は、断面L字状の単一の部材に限定されず、複数の板状部材を組合せたものであってもよい。
板状部材12は、第1接続部11に設けられ、長手方向が軸方向Qに向けて延長される板状の部材である。図5(a)〜(c)に示すように、板状部材12には、固定部材22を軸方向Qに案内させるための凹部12a、凹部12b、孔部12cのいずれかが形成されている。凹部12a、凹部12b、孔部12cは、いずれも軸方向Qに延長されていることで、固定部材22を遊嵌可能に形成されている。
図5(a)に示すように、凹部12aは、板状部材12を後方側から軸方向Qに沿って切り欠いて形成され、後方に開放された開口を有している。図5(b)に示すように、凹部12bは、板状部材12の一部を後方側から軸方向Qに沿って切り欠いて凹状に形成される。図5(c)に示すように、孔部12cは、軸方向Qを長手方向とする、略矩形状の貫通孔である。
また、図4(a)に示すように、先行管用フレーム10の4つの角部10c近傍には、第1変位計13−1、第2変位計13−2、第3変位計13−3、第4変位計13−4が配置されている。なお、第1変位計13−1、第2変位計13−2、第3変位計13−3、第4変位計13−4はそれぞれ同様の構成、機能を有しているため、以下の説明では、単に変位計13として説明することがある。また、変位計13の個数は、特に限定されるものではないが、4つの角部10cのうち、少なくとも2つの角部10cに設けられていればよい。
図4(b)は、図2のB−B線断面を示す断面図であるとともに、後方ユニットYの断面図である。図4(b)に示すように、後行管用フレーム20は、断面略方形状に形成されている。具体的には、後行管用フレーム20は、ほぼ同形状に形成された4本の補強部材20aにより構成されている。後行管用フレーム20は、この4本の補強部材20aにより、軸方向Q(図4(b)中紙面奥行方向)に見て略方形状に構成されている。隣接する補強部材20aにより角部20cが形成され、断面略円形状の鋼管50の外周と角部20cとの間にスペースが確保される。
なお、後行管用フレーム20は、必ずしも断面略方形状に形成されている必要はなく、鋼管50の外周との間にスペースが確保できるのであれば、断面三角形状あるいは断面多角形状に形成されていてもよい。また、各補強部材20a同士は、必ずしも同形状である必要はなく、異なっていてもよい。
図3に示すように、各補強部材20aには、ボルト穴20bが形成されている。各ボルト穴20bには、ボルト24が挿通され、後行管用フレーム20はボルト24を介して後行管52に取り付けられている。後行管用フレーム20が後行管52に取り付けられた状態では、後行管用フレーム20は、ボルト24により後行管52から離間した状態で支持されている。その結果、後行管用フレーム20と後行管52との間にスペースが生じ、後方ユニットYが後行管52から径方向に離間した状態となる。
後行管用フレーム20のぞれぞれの4つの角部20cには、第2接続部21が設けられている。具体的には、図4(b)に示すように、角部20cを中心として断面L字状の第2接続部21が設けられている。第2接続部21は、後行管用フレーム20から後行管52の軸方向Qに向けて、先行管用フレーム10側に伸びている。なお、第2接続部21は、断面L字状の単一の部材に限定されず、複数の板状部材を組合せたものであってもよい。第2接続部21には、固定部材22が取り付けられる貫通孔21aが形成されている。
固定部材22は、例えばボルトであり、貫通孔21aに挿入される。固定部材22は、前方ユニットXに対して、後方ユニットYが相対的に変位した場合、これに追従して第1接続部11の第2接続部21に対する軸方向Qに向けた相対的な変位を許容するように、凹部12a等を介して板状部材12に遊嵌されている。即ち、凹部12a等は、長手方向が軸方向Qに向けて延長されていることから、上述した相対的なユニットX、Y間の変位が生じた場合、板状部材12は、凹部12a等及び固定部材22を介して、軸方向Qに案内される。なお、図5(a)〜(c)に示す凹部12a、凹部12b又は孔部12cは、板状部材12を軸方向Qに案内させることができるのであれば、いかなる形状で構成されていてもよい。
図6は、管体変位計測治具1のうち、変位計13と棒状部材23の構成を詳細に説明するための図である。図6(a)に示すように、各変位計13は、コア13aと、複数のコイル13bから構成される差動トランス式の変位計である。変位計13は、コア13aの軸方向の変位を電圧差として出力する変位センサであり、コア13aに生じた変位を、例えば電気信号として出力することができる。
棒状部材23は、例えば金属製の円筒形状を有する部材である。棒状部材23は、長手方向が軸方向Qに向けて延長されている。棒状部材23の先端面23aは、変位計13の先端部13cに接した状態で配置されている。棒状部材23の軸方向Qにおける移動距離は、変位計13により計測される。
図6(b)は、変位計13に保護部材15を設け、棒状部材23に保護部材25を設けた状態を示す図である。図6(b)に示すように、変位計13の周囲には、少なくとも変位計13の一部あるいは全体を覆う保護部材15が設けられてもよい。また、棒状部材23の周囲には、少なくとも棒状部材23の一部を覆う保護部材25が設けられてもよい。このように、保護部材15により変位計13を覆い、保護部材25により棒状部材23を覆うことにより、溶接作業中に発生するに熱により変位計13や棒状部材23が損傷を受けないようにすることができる。
次に、本発明を適用した管体変位計測治具1を用いて、パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管51と後行管52との間に生じる相対的変位を求めるための管体変位計測方法について、図7から図10を用いて説明する。
溶接作業時の熱影響による歪みが生じ、その結果、後行管52が先行管51に対して近接する、あるいは離間する等、鋼管50において変位が生じる場合がある。ここでいう変位とは、軸方向Qにおける先行管51と後行管52との相対的な移動(近接あるいは離間)に加え、先行管51と後行管52との間に生じる傾きを含む。以下の説明では、先行管51と後行管52との相対的な変位は、後行管52が先行管51に対して変位する場合を前提として説明するが、先行管51が後行管52に対して変位した場合、先行管51と後行管52のいずれも変位した場合も同様である。
図7(a)は、前方ユニットXと後方ユニットYを近接させた状態を示す図であり、図7(b)は、図7(a)のC部拡大図である。溶接作業に先立ち、管体変位計測治具1を組み立てる。組み立ての際には、図7(a)及び図7(b)に示すように、軸方向Qに沿って固定部材22を板状部材12の凹部12a等に挿入する。固定部材22が凹部12a等に挿入されると、板状部材12が第2接続部21に案内されて第1接続部11と第2接続部21が位置決めされ、先行管用フレーム10と後行管用フレーム20が近接した状態となる。即ち、前方ユニットXと後方ユニットYが互いに近接して配置された状態となる。
次に、前方ユニットXと後方ユニットYが近接した状態を維持しながら、管体変位計測治具1を鋼管50に取り付ける。具体的には、ボルト14により前方ユニットXを先行管51に固定し、ボルト24により後方ユニットYを後行管52に取り付けて管体変位計測治具1を鋼管50に固定する(図2参照)。管体変位計測治具1が鋼管50に固定され、しかも後方ユニットYは前方ユニットXに対していわば遊嵌状態となっているため、例えば後行管52が先行管51に対して相対的に変位すると、この変位に追従して後方ユニットYが前方ユニットXに対して相対的に変位することとなる。
溶接作業は、管体変位計測治具1の対角位置を手作業にて行う。具体的には、図8に示すように、各作業者は、トーチTを用いて溶接部Pを周方向に沿って溶接することにより行う。なお、溶接条件としては、4層4パス仕上げとしたが、溶接作業における溶接条件は、これに限定されるものではない。
図9(a)〜(c)により、後行管52が先行管51に対して、軸方向Qに平行方向に変位(離間)する場合について説明する。図9(a)、(b)に示すように、後行管52が先行管51に対してDaだけ変位(離間)すると、後行管52の先行管51に対する変位に追従するように、後方ユニットYが前方ユニットXに対してDaだけ変位(離間)する。後方ユニットYの前方ユニットXに対する変位量Daは、変位計13により計測される。
この変位計13により計測された変位量とは、後行管52と先行管51との間に生じた変位量を間接的に求めたものである。具体的には、変位計13は直接的には棒状部材23の変位量を計測するが、この棒状部材23の変位は、後方ユニットYの前方ユニットXに対する変位に起因するものである。また、後方ユニットYの前方ユニットXに対する変位は、後行管52の先行管51に対する変位に起因するものである。このように、後行管52の先行管51に対する変位を発端として、鋼管50に生じた変位量が後方ユニットYと前方ユニットXとのユニット間の変位量、更には棒状部材23の変位計13に対する変位量として変位計13に計測される。
一例として、図9(c)に、各変位計13により計測された変位量を示す。第1変位計13−1、第2変位計13−2、第3変位計13−3、第4変位計13−4による変位量が同じ値(+kmm)であったとすれば、後方ユニットYが前方ユニットXに対して軸方向Qに沿って均等に離間したことになる。従って、後行管52が先行管51に対して軸方向Qに沿って傾斜することなしに離間したと判断することができる。
図10(a)〜(c)により、後行管52が先行管51に対して、軸方向Qに対して傾斜して変位する場合について説明する。図10(a)、(b)に示すように、後行管52が先行管51に対して傾斜した状態(図中θ)で変位すると、変位計13により計測される変位量が異なることがある。図10(c)に、各変位計13により計測された変位量を示す。一例として、第1変位計13−1、第2変位計13−2は一の値(+kmm)を示し、第3変位計13−3、第4変位計13−4は他の値(−kmm)を示したとする。この場合、後方ユニットYと前方ユニットXの離間距離は、鋼管50の周方向において均等でないことになる。即ち、鋼管50の一方側において後行管52が先行管51から離間し、鋼管50の他方側において後行管52が先行管51に圧縮されている。従って、後行管52が先行管51に対して軸方向Qに沿って傾いていると判断することができる。
変位計13により計測された先行管51と後行管52との間に生じた変位は、測定結果としてデータロガー80に出力される。データロガー80は、変位計13によって計測された相対的な変位に基づいて、先行管51と後行管52との間に生じる相対的な変位を求める。データロガー80から出力された算出結果は、PC90において解析され、解析結果がPC90の表示部に表示される。
このような管体変位計測システムを利用することにより、溶接作業者は、管体変位計測治具1を鋼管50に取り付けた状態で、溶接作業中に発生したずれ量を検知しながら、溶接作業を修正することができる。例えば、PC90に表示された出力結果を参照しながら、作業者は先行管51が後行管52から離れるように、且つ後行管52の先行管51に対する傾きが解消されるように修正作業を行うことができる。更に、作業者は、先行管51と後行管52との間に変位が生じる度に、PC90に表示された出力結果を参照しながら複数回に亘り修正作業を行うことができる。
管体変位計測治具1は鋼管50と離間した状態で配置されているため、パイプルーフを形成する鋼管50の溶接時に溶接用工具が管体変位計測治具1に干渉しにくくすることができる。また、変位計13及び棒状部材23が、管体変位計測治具1の角部10cに、即ち鋼管50から離れた位置に設けられているため、溶接時において溶接用工具からの干渉を回避しやすくすることができる。更に、変位計13及び棒状部材23をそれぞれ保護部材15及び保護部材25により保護することにより、溶接時において溶接用工具からの干渉を更に回避しやすくできる。
上述した構成からなる本発明によれば、前後の管体(鋼管50)の変位を計測することにより、たとえ溶接作業時の熱影響により予期しない変位が生じたとしても、溶接作業中に適宜ずれを修正することができる。また、本発明によれば、軸方向のずれを正確に測定することにより、軸方向のずれを適宜修正することができる。従って、溶接部の変形が少ない鋼管50を得ることができる。
また、管体変位計測治具1が、径方向において鋼管50と離間した状態で取り付けられているため、溶接時に治具自体、あるいは治具に設けられている変位を計測するための装置等が損傷することを防止することができる。また、管体変位計測治具1を構成するフレームが、正面視にて略方形状に形成されているため、治具を容易に搬送することができる。
以下、本発明の効果を確認する上で行った溶接作業における測定結果について説明する。具体的には、測定結果とは、時間経過に伴って変位計13により計測された軸方向Qの変位量と、計測された変位量に基づいて求められた変位の方向のことである。また、後方ユニットYが前方ユニットXに対して遊嵌状態となっているため、曲線状に曲がった鋼管50に対しても管体変位計測治具1を取り付けることができる。
変位計13により計測された変位量の測定結果を図11に示す。図11(a)は、変位計13により計測された、時間経過とともに発生した軸方向Qの変位量の測定結果を示している。図11(a)には、第1変位計13−1、第2変位計13−2、第3変位計13−3、第4変位計13−4によりそれぞれ計測された経時的な変位を示す。第1変位計13−1により計測された軸方向Qの変位量を点線で、第2変位計13−2により計測された軸方向Qの変位量を破線で、第3変位計13−3により計測された軸方向Qの変位量を一点鎖線で、第4変位計13−4により計測された軸方向Qの変位量を二点鎖線でそれぞれ示している。また、各変位計13により計測された変位の平均値を実線で示す。
図11(a)に示すように、ある時点で各変位計13により計測された軸方向Qの変位量は必ずしも一致していない。例えば溶接作業開始から60分経過した時点では、第1変位計13−1により計測された軸方向Qの変位量が一番小さく、第3変位計13−3により計測された軸方向Qの変位量が一番大きいことをグラフは示している。
図11(b)は、1層目から4層目について、上下方向及び左右方向における各層の傾きを示している。図において、1層目の変位を白丸、2層目の変位を黒丸、3層目の変位を三角、4層目の変位を四角にて示している。この図は、いずれの層においても鋼管50の左下の方向が縮むように変位している状態を示している。
1 治具
10 先行管用フレーム
10a 補強部材、枠部材
10b ボルト穴
11 第1接続部
12 板状部材
12a 凹部
12b 凹部
12c 孔部
13 変位計
13−1 第1変位計
13−2 第2変位計
13−3 第3変位計
13−4 第4変位計
13a コア
13b コイル
13c 先端部
14 ボルト
15 保護部材
20 後行管用フレーム
20a 補強部材、枠部材
20b ボルト穴
21 第2接続部
21a 貫通孔
22 固定部材
23 棒状部材
23a 先端面
24 ボルト
25 保護部材
50 鋼管
51 先行管
52 後行管
80 データロガー
90 PC
100 管体変位計測システム
Da 変位量
P 溶接部
Q 軸方向
T トーチ
X 前方ユニット
Y 後方ユニット

Claims (6)

  1. パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測システムであって、
    上記先行管に取り付けられる前方ユニットと、
    上記後行管に取り付けられる後方ユニットと、
    上記前方ユニットと上記後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測手段と、
    上記計測手段によって計測された相対的な変位に基づいて、上記先行管と上記後行管との間に生じる相対的な変位を求める算出手段とを備えること
    を特徴とする管体変位計測システム。
  2. 上記前方ユニットは先行管用フレームを有するとともに、上記後方ユニットは後行管用フレームを有し、
    上記先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、
    上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、
    上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項1記載の管体変位計測システム。
  3. パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測治具であって、
    上記先行管に取り付けられる前方ユニットと、
    上記後行管に取り付けられる後方ユニットと、
    上記前方ユニットと上記後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測手段とを備えること
    を特徴とする管体変位計測治具。
  4. 上記前方ユニットは先行管用フレームを有するとともに、上記後方ユニットは後行管用フレームを有し、
    上記先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、
    上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、
    上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内部とを更に備えること
    を特徴とする請求項3記載の管体変位計測治具。
  5. パイプルーフを形成する鋼管の溶接時に先行管と後行管との間に生じる相対的な変位を求めるための管体変位計測方法であって、
    上記先行管に前方ユニットを取り付け、上記後行管に後方ユニットを取り付ける取付工程と、
    上記取付工程で取り付けられた上記前方ユニットと上記後方ユニットとの間における相対的な変位を計測する計測工程と、
    上記計測工程において計測された相対的な変位に基づいて、上記先行管と上記後行管との間に生じる相対的な変位を求める算出工程とを有すること
    を特徴とする管体変位計測方法。
  6. 上記計測工程では、
    上記前方ユニットと、上記後方ユニットと、上記前方ユニットが有する先行管用フレームから上記先行管の軸方向に向けて上記後方ユニットが有する後行管用フレーム側に伸びる第1接続部と、上記後行管用フレームから上記後行管の軸方向に向けて上記先行管用フレーム側に伸びる第2接続部と、上記第1接続部又は上記第2接続部の少なくとも一方を上記軸方向に向けて案内する案内部とを有する管体変位計測治具により変位を計測すること
    を特徴とする請求項5記載の管体変位計測方法。
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