JP2021191173A - 渡り線ユニット、ステータ、及び回転機 - Google Patents

渡り線ユニット、ステータ、及び回転機 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性を向上させ、且つ渡り線の温度を精度良く検出することができる渡り線ユニットを提供する。【解決手段】長さ方向の一端部にコイルが接続され、且つ他端部に電源が入力される渡り線36U、36V、36Wと、渡り線に固定される温度検出素子37、38とを備える渡り線ユニット35において、渡り線が、丸線からなり、且つ長さ方向の一部領域に平坦な平坦部36U1、36V1、36W1を備え、温度検出素子が、平坦部に直接接触する態様で固定される。【選択図】図9

Description

本発明は、渡り線ユニット、ステータ、及び回転機に関する。
従来、ステータに搭載される渡り線ユニットとして、長さ方向の一端部に対し、ステータコアに巻き付けられた巻線が接続され、且つ長さ方向の他端部に電源が入力される渡り線と、渡り線に固定される温度検出素子とを備えるものが知られている。
例えば、特許文献1に記載の渡り線ユニットは、巻線たるコイルと、渡り線たる中性線と、温度検出素子とを備える。中性線は平角線からなり、その長さ方向の一端部にコイルが接続され、且つ長さ方向の他端部に電源が入力される。温度検出素子は、型部材によって成型された樹脂内に封止され、樹脂を介して中性線に固定される。
特開2018−121389号公報
特許文献1に記載の渡り線ユニットにおいては、変形し難い平角線からなる中性線(渡り線)を所定の形状に成形することに手間を要して、生産性を低下させてしまうという課題がある。また、中性線と温度検出素子との間に介在する樹脂において熱損失が発生することから、中性線の温度の検出精度を低下させてしまうという課題もある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生産性を向上させ、且つ渡り線の温度を精度良く検出することができる渡り線ユニット、ステータ、及び回転機を提供することである。
本発明の一態様は、長さ方向の一端部に対し、ステータコアに巻き付けられた巻線が接続され、且つ前記長さ方向の他端部に電源が入力される渡り線と、前記渡り線に固定される温度検出素子とを備える渡り線ユニットであって、前記渡り線が、丸線からなり、且つ前記長さ方向の一部領域に平坦な平坦部を備え、前記温度検出素子が、前記平坦部に直接接触する態様で固定されることを特徴とするものである。
本発明によれば、渡り線ユニットの生産性を向上させ、且つ渡り線の温度を精度良く検出することができるという優れた効果がある。
実施形態に係るモータにおけるモータカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 モータカバー、及びフランジを取り外した状態の同モータを示す斜視図である。 モータカバー、及び電装カバーを取り外した状態の同モータをリア側から示す斜視図である。 同モータのステータをリア側から示す斜視図である。 同ステータをフロント側から示す斜視図である。 同ステータの渡り線ユニットを示す斜視図である。 同渡り線ユニットにおける、U相用の渡り線、V相用の渡り線、及びW相用の渡り線の封止領域を示す斜視図である。 U相用、V相用、W相用の渡り線の封止領域を、第1温度検出素子、及び第2温度検出素子とともに示す斜視図である。 同渡り線ユニットのモールド樹脂の横断面を各渡り線及び各温度検出素子とともに示す断面斜視図である。
以下、各図を用いて、本発明を適用した回転機としてのモータの一実施形態について説明する。
図1は、モータカバーを取り外した状態のモータ1を示す斜視図である。図2は、モータカバー、及びフランジ(図1の3)を取り外した状態のモータ1を示す斜視図である。モータ1は、ハウジング2、フランジ3、シャフト9、ロータ(回転子)10、ステータ(固定子)20、電装カバー80等を備える。
軸状のシャフト9は、円筒状のロータ10のロータコアの中心に設けられたシャフト穴を回転軸線Aの方向に貫通し、ロータ10の回転軸線A上に位置する。シャフト9は、ロータ10とともに回転軸線Aを中心にして回転駆動する。以下、回転軸線Aの延在方向、及びこれに平行な方向を、単に軸方向という。
シャフト9の軸方向における両端部のうち、駆動出力側の端部(モータギヤなどが固定される端部)は、ロータ10の端面から突出する。以下、軸方向における両側のうち、駆動出力側となる方をフロント側、反対側をリア側という。また、回転軸線Aを中心にした周方向を単に周方向という。また、回転軸線Aを中心にした径方向を単に径方向という。
ハウジング2におけるフロント側の端には、ハウジング2の外周面よりも径方向に突出するフランジ3が固定される。フランジ3のフロント側には、不図示のモータカバーがボルト止めされる。モータカバーは、シャフト穴を備え、シャフト9の駆動出力側の端部を貫通させて外部に露出させる。円筒状のハウジング2における軸方向の両端のそれぞれは、開口を備える。これら開口のうち、フロント側の開口は、前述のモータカバーによって塞がれる。また、リア側の開口は、電装カバー80によって塞がれる。
鋳造品からなるハウジング2は、ロータ10及びステータ20を収容するモータハウジングとして機能し、内周面で円筒状のステータ20を保持する。円筒状のロータ10は、ハウジング2に保持されているステータ20の中空内に収容される。ロータ10は、磁石埋込型(IPM:埋込磁石型(IPM:Interior permanent Magnet)のロータであるが、表面磁石型(SPM:Surface Permanent Magnet)のロータであってもよい。また、ロータ10は、永久磁石を備えないロータであってもよい。
図3は、モータカバー、及び電装カバー(図1の80)を取り外した状態のモータ1をリア側から示す斜視図である。ハウジング2よりもリア側には、電装部が配置され、この電装部は、電装カバー(図2の80)によって覆われる。電装部には、ロータ10の回転速度を検出する回転検出器(レゾルバ)30、渡り線ユニット35等が配置される。
図4は、ステータ20をリア側から示す斜視図である。図5は、ステータ20をフロント側から示す斜視図である。ステータ20は、円筒状のステータコア21と、ステータコア21に巻き付けられた巻線としての複数のコイル22と、渡り線ユニット35とを備える。ステータコア21の内周面には、径方向の外側から内側に向けて突出し、且つ軸方向に延びる複数のティース(歯部)21aが、周方向に所定の間隔で並ぶ態様で配置される。
図6は、渡り線ユニット35を示す斜視図である。渡り線ユニット35は、三相交流電源におけるU相用の渡り線36U、V相用の渡り線36V、W相用の渡り線36W、U相用の端子40U、V相用の端子40V、W相用の端子40Wなどを備える。渡り線36U、渡り線36V、渡り線36Wのそれぞれは、4本ずつ配置される。4本の渡り線36Uのうち、2本は、長さ方向の一端側を周方向に延在させ、且つ他方側をフロント側からリア側に向けて延在させる形状に成形される。かかる形状に対し、回転軸線(図1のA)を中心とした点対称の形状で、他の2本の渡り線36Uが成形される。渡り線36V及び渡り線36Wも、渡り線36Uと同様に成形される。
U相は本発明における第1相の一例であり、V相は本発明における第2相の一例であり、W相は本発明における第3相の一例であるが、U相、V相、W相と、第1相、第2相、第3相との関係は、前述の一例に限られない。
渡り線36U、渡り線36V、渡り線36Wのそれぞれは、丸線(断面が円状の電線)としてのエナメル線からなる。丸線としてのエナメル線からなる渡り線36U、渡り線36V、渡り線36Wのそれぞれは、平角線(断面が矩形状の電線)からなる渡り線に比べて変形し易いことから、容易に成形される。よって、実施形態に係るモータ1によれば、渡り線36U、渡り線36V、及び渡り線36Wを容易に成形して、渡り線ユニット35の生産性を向上させることができる。
4本の渡り線36Uのそれぞれにおける長さ方向の一端部には、U相用のコイル(22)が接続される。また、4本の渡り線36Uのそれぞれにおける他端部には、端子40Uがカシメによって固定される。端子40Uには、外部電源から出力されるU相電源が入力される。4本の渡り線36Vのそれぞれにおける長さ方向の一端部には、V相用のコイル(22)が接続される。また、4本の渡り線36Vのそれぞれにおける他端部には、端子40Vがカシメによって固定される。端子40Vには、外部電源から出力されるV相電源が入力される。4本の渡り線36Wのそれぞれにおける長さ方向の一端部には、W相用のコイル(22)が接続される。また、4本の渡り線36Wのそれぞれにおける他端部には、端子40Wがカシメによって固定される。端子40Wには、外部電源から出力されるW相電源が入力される。
渡り線ユニット35は、モールド樹脂39、後述の第1温度検出素子(サーミスタ)、及び後述の第2温度検出素子(サーミスタ)を備える。
4本の渡り線36Uのうちの2本における長さ方向の一部領域、4本の渡り線36Vのうちの2本における長さ方向の一部領域、及び4本の渡り線36Wのうちの2本における一部領域は、封止体としてのモールド樹脂39によって覆われて封止される。以下、各渡り線におけるモールド樹脂39によって覆われる領域を、封止領域という。
図7は、渡り線36U、渡り線36V、及び渡り線36Wの封止領域を示す斜視図である。図示のように、4本の渡り線36Uのうちの1本は、平坦な平坦部36U1を封止領域に備える。また、4本の渡り線36Vのうちの1本は、平坦な平坦部36V1を封止領域に備える。また、4本の渡り線36Wのうちの1本は、平坦な平坦部36W1を封止領域に備える。平坦部36U1、平坦部36V1、平坦部36W1のそれぞれは、プレス加工によって成形されたものである。
図8は、渡り線36U、渡り線36V、及び渡り線36Wの封止領域を、第1温度検出素子37、及び第2温度検出素子38とともに示す斜視図である。第1温度検出素子37、第2温度検出素子38の形状は、図示のように扁平形状である。第1温度検出素子37は、渡り線36Uの平坦部36U1と、渡り線36Vの平坦部36V1との間に挟み込まれて、平坦部36U1及び平坦部36V1に直接接触する態様で配置される。また、第2温度検出素子38は、渡り線36Vの平坦部36V1と、渡り線36Wの平坦部36W1との間に挟み込まれて、平坦部36V1及び平坦部36W1に直接接触する態様で配置される。
渡り線ユニット35においては、特許文献1に記載の渡り線ユニットとは異なり、第1温度検出素子37と平坦部36U1との間、及び第1温度検出素子37と平坦部36V1との間に、樹脂を介在させない。このため、平坦部36U1及び平坦部36V1の熱は、樹脂による熱損失を生ずることなく、第1温度検出素子37に良好に伝わる。よって、実施形態に係るモータ1によれば、渡り線36U及び渡り線36Vの温度を第1温度検出素子37によって精度良く検出することができる。
また、渡り線ユニット35においては、特許文献1に記載の渡り線ユニットとは異なり、第2温度検出素子38と平坦部36V1との間、及び第2温度検出素子38と平坦部36W1との間に、樹脂を介在させない。このため、平坦部36V1及び平坦部36W1の熱は、樹脂による熱損失を生ずることなく、第2温度検出素子38に良好に伝わる。よって、実施形態に係るモータ1によれば、渡り線36V及び渡り線36Wの温度を第2温度検出素子38によって精度良く検出することができる。
第1温度検出素子37は、扁平形状であることで、円柱形状である場合に比べて、平坦部36U1及び平坦部36V1との接触面積を大きくして、単位時間あたりの熱伝導量を多くする。これにより、第1温度検出素子37は、渡り線36U及び渡り線36Vの温度変化を迅速且つ精度良く検出することができる。第2温度検出素子38も、第1温度検出素子37と同様の理由により、渡り線36V及び渡り線36Wの温度変化を迅速且つ精度良く検出することができる。
図9は、モールド樹脂39の横断面を各渡り線及び各温度検出素子とともに示す断面斜視図である。モールド樹脂39は、次のような態様で成型される。即ち、平坦部36U1と平坦部36V1との間に第1温度検出素子37を挟み込ませ、平坦部36V1と平坦部36W1との間に第2温度検出素子38を挟み込ませ、且つ各平坦部(36U1、36V1、36W1)及び各温度検出素子(37、38)を封止する態様である。このような態様により、モールド樹脂39は、第1温度検出素子37を平坦部36U1及び平坦部36V1に良好に密着させ、且つ第2温度検出素子38を平坦部36V1及び平坦部36W1に良好に密着させた状態を維持する。モータ1によれば、前述の状態を維持することで、各渡り線(36U、36V、36W)の温度を長期間に渡って安定して検出することができる。
モールド樹脂39を成型する方法としては、射出成型が挙げられる。射出成型の型としては、平坦部36U1に対して径方向の外側から突き当たる位置決めピンと、平坦部36W1に対して径方向の内側から突き当たる位置決めピンとを備えるものを用いることが望ましい。かかる型を用いることで、型を容易に位置決めするとができる。加えて、平坦部36U1と平坦部36V1との間に第1温度検出素子37を確実に挟み込ませ、且つ平坦部36V1と平坦部36W1との間に第2温度検出素子38を確実に挟み込ませた状態で、各平坦部及び各温度検知素子を樹脂封止することができる。
回転機としてのモータ1に本発明を適用した例について説明したが、回転機としての発電機(ダイナモ)にも本発明の適用が可能である。
本発明は上述の実施形態に限られず、本発明の構成を適用し得る範囲内で、実施形態とは異なる構成を採用することもできる。本発明は、以下に説明する態様毎に特有の作用効果を奏する。
〔第1態様〕
第1態様は、長さ方向の一端部に対し、ステータコア(例えば、ステータコア21)に巻き付けられた巻線(例えば、コイル22)が接続され、且つ前記長さ方向の他端部に電源が入力される渡り線(例えば、渡り線36U、36V、36W)と、前記渡り線に固定される温度検出素子(例えば、第1温度検出素子37、第2温度検出素子38)とを備える渡り線ユニット(例えば、渡り線ユニット35)であって、前記渡り線が、丸線(例えば、エナメル線)からなり、且つ前記長さ方向の一部領域に平坦な平坦部(例えば平坦部36U1、36V1、36W1)を備え、前記温度検出素子が、前記平坦部に直接接触する態様で固定されることを特徴とするものである。
第1態様によれば、丸線からなる変形容易な渡り線を、平角線からなる渡り線に比べて、容易に成形することが可能であるので、渡り線ユニットの生産性を向上させることができる。また、第1態様によれば、互いに接触する渡り線と温度検出素子との間に樹脂を介在させないことから、樹脂による熱損失を回避して、渡り線の温度を精度良く検出することができる。
〔第2態様〕
第2態様は、第1態様の構成を備え、前記温度検出素子の形状が、扁平形状であることを特徴とする渡り線ユニットである。
第2態様によれば、扁平形状の温度検出素子が、円柱形状の温度検出素子に比べて、渡り線の平坦部との接触面積を大きくして、単位時間あたりの熱伝導量を多くすることで、渡り線の温度変化を迅速且つ精度良く検出することができる。
〔第3態様〕
第3態様は、第2態様の構成と、前記温度検出素子及び前記平坦部を封止する態様で成型された封止体(例えばモールド樹脂39)を備えることを特徴とする渡り線ユニットである。
第3態様によれば、封止体により、温度検出素子と渡り線の平坦部とを密着させた状態を維持することができる。
〔第4態様〕
第4態様は、第3態様の構成を備える。また、第4態様は、前記温度検出素子として、少なくとも第1温度検出素子及び第2温度検出素子を備え、前記渡り線として、三相電源の第1相電源が入力される第1相用の渡り線(例えば渡り線36U)と、第2相電源が入力される第2相用の渡り線(例えば渡り線36V)と、第3相電源が入力される第3相用の渡り線(例えば渡り線36W)とを備え、前記封止体が、第1相用の渡り線の前記平坦部(例えば平坦部36U1)と、第2相用の渡り線の前記平坦部(例えば平坦部36V1)との間に扁平状の前記第1温度検出素子を挟み込ませ、第2相用の渡り線の前記平坦部と、第3相用の渡り線の前記平坦部(例えば平坦部36W1)との間に扁平状の前記第2温度検出素子を挟み込ませ、且つ第1相用の渡り線の前記平坦部、前記第1温度検出素子、第2相用の渡り線の前記平坦部、前記第2温度検出素子、及び第3相用の渡り線の前記平坦部を封止する態様で成型されることを特徴とする渡り線ユニットである。
第4態様において、封止体は、第1温度検出素子を第1相用の平坦部及び第2相用の平坦部に良好に密着させ、且つ第2温度検出素子を第2相用の平坦部及び第3相用の平坦部に良好に密着させた状態を維持する。第4態様によれば、前述の状態を維持することで、各渡り線の温度を精度良く、且つ長期間に渡って安定して検出することができる。
〔第5態様〕
第5態様は、ステータコアと、前記ステータコアに巻き付けられた巻線と、渡り線及び温度検出素子を具備する渡り線ユニットとを備えるステータ(例えばステータ20)であって、前記渡り線ユニットが、第1態様〜第4態様の何れかの渡り線ユニットであることを特徴とするステータである。
第5態様によれば、渡り線ユニットの生産性を高めることで、ステータの生産性を高めることができる。
〔第6態様〕
第6態様は、回転軸線(例えば回転軸線A)を中心にして回転するロータ(例えばロータ10)と、前記ロータの中心を貫通するシャフト(例えばシャフト9)と、回転軸線を中心にした周方向に沿って前記ロータを囲むステータとを備える回転機(例えばモータ1)であって、前記ステータが、第5態様のステータであることを特徴とする回転機である。
第6態様によれば、ステータの生産性を高めることで、モータ1の生産性を高めることができる。
1:モータ(回転機)、 9:シャフト、 10:ロータ、 21a:ステータコア、 20:ステータ、 22:コイル(巻線)、 35:渡り線ユニット、 36U:渡り線(第1相用の渡り線)、 36V:渡り線(第2相用の渡り線)、 36W:渡り線(第3相用の渡り線)、 36U1:平坦部、 36V1:平坦部、 36W1:平坦部、 37:第1温度検出素子、 38:第2温度検出素子、 39:モールド樹脂(封止体)、 A:回転軸線

Claims (6)

  1. 長さ方向の一端部に対し、ステータコアに巻き付けられた巻線が接続され、且つ前記長さ方向の他端部に電源が入力される渡り線と、
    前記渡り線に固定される温度検出素子とを備える渡り線ユニットであって、
    前記渡り線が、丸線からなり、且つ前記長さ方向の一部領域に平坦な平坦部を備え、
    前記温度検出素子が、前記平坦部に直接接触する態様で固定される
    ことを特徴とする渡り線ユニット。
  2. 前記温度検出素子の形状が、扁平形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の渡り線ユニット。
  3. 前記温度検出素子及び前記平坦部を封止する態様で成型された封止体を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の渡り線ユニット。
  4. 前記温度検出素子として、少なくとも第1温度検出素子及び第2温度検出素子を備え、
    前記渡り線として、三相電源の第1相電源が入力される第1相用の渡り線と、第2相電源が入力される第2相用の渡り線と、第3相電源が入力される第3相用の渡り線とを備え、
    前記封止体が、第1相用の渡り線の前記平坦部と、第2相用の渡り線の前記平坦部との間に扁平状の前記第1温度検出素子を挟み込ませ、第2相用の渡り線の前記平坦部と、第3相用の渡り線の前記平坦部との間に扁平状の前記第2温度検出素子を挟み込ませ、且つ第1相用の渡り線の前記平坦部、前記第1温度検出素子、第2相用の渡り線の前記平坦部、前記第2温度検出素子、及び第3相用の渡り線の前記平坦部を封止する態様で成型される
    ことを特徴とする請求項3に記載の渡り線ユニット。
  5. ステータコアと、前記ステータコアに巻き付けられた巻線と、渡り線及び温度検出素子を具備する渡り線ユニットとを備えるステータであって、
    前記渡り線ユニットが、請求項1乃至4の何れか1項に記載の渡り線ユニットである
    ことを特徴とするステータ。
  6. 回転軸線を中心にして回転するロータと、前記ロータの中心を貫通するシャフトと、回転軸線を中心にした周方向に沿って前記ロータを囲むステータとを備える回転機であって、
    前記ステータが、請求項5のステータである
    ことを特徴とする回転機。

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