JP2021191096A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的安価に製造することができ、比較的規模が小さく、かつ入力される過電圧を抑制する電力変換装置を得ること。【解決手段】電力変換装置は、分散型電源から電力変換装置に出力された直流電圧を上昇させるコンバータ部21と、コンバータ部21によって得られた直流電圧を平滑する平滑コンデンサ22と、平滑コンデンサ22によって平滑された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部23と、コンバータ部21を制御する制御器3と、分散型電源の出力電圧値を検出する電圧検出器とを有する。コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止している場合、制御器3は、電圧検出器によって検出された出力電圧値が制御器3にて制御可能な最小値となるようにコンバータ部21に制御指令を出力する。【選択図】図2
Description
本開示は、分散型電源から出力された直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関する。
従来、例えば太陽電池といった分散型電源が発電した直流電力を交流電力に変換する電力変換装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。電力変換装置は、分散型電源が発電した直流電力の電圧を上昇させるコンバータ部と、コンバータ部によって得られた直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、平滑コンデンサによって平滑された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部とを有する。
分散型電源が太陽電池であって電力変換装置が停止している場合、太陽電池の出力電圧が開放電圧であるので、比較的高い電圧が電力変換装置に入力されることがある。そのため、電力変換装置を構成する部品は高電圧に対する耐力を有する必要があり、電力変換装置が高電圧に対する耐力を有する部品を有する場合、電力変換装置のコストは高くなる。
特許文献2は、太陽電池の出力電圧が高電圧となった場合、太陽電池と電力変換装置との間に位置していて太陽電池に並列に接続されている電流パス回路に太陽電池から出力される電流を流すことにより、太陽電池の出力電圧を下げる技術を開示している。
上述の通り、特許文献1の電力変換装置は、比較的高い電圧が電力変換装置に入力される場合に備えて高電圧に対する耐力を有する部品を必要とする。そのため、特許文献1の電力変換装置には、当該部品を有する場合にコストが高くなるという問題がある。特許文献2の電力変換装置は、太陽電池の出力電圧を下げるための電流パス回路を必要とする。そのため、特許文献2の電力変換装置にもコストが高くなるという問題がある。また、特許文献2の電力変換装置には、電流パス回路を配置するためのスペースを必要とするという問題もある。比較的安価に製造することができ、比較的規模が小さく、かつ入力される過電圧を抑制する電力変換装置が要求されている。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、比較的安価に製造することができ、比較的規模が小さく、かつ入力される過電圧を抑制する電力変換装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる電力変換装置は、分散型電源から出力された直流電力を交流電力に変換する装置であって、分散型電源から電力変換装置に出力された直流電圧を上昇させるコンバータ部と、コンバータ部によって得られた直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、平滑コンデンサによって平滑された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部と、コンバータ部を制御する制御器と、分散型電源の出力電圧値を検出する電圧検出器とを有する。コンバータ部及びインバータ部による電力変換動作が停止している場合、制御器は、電圧検出器によって検出された出力電圧値が制御器にて制御可能な最小値となるようにコンバータ部に制御指令を出力する。
本開示にかかる電力変換装置は、比較的安価に製造することができ、比較的規模が小さく、かつ入力される過電圧を抑制することができるという効果を奏する。
以下に、実施の形態にかかる電力変換装置を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置1の構成を示す図である。電力変換装置1は、太陽電池51から出力された直流電力を交流電力に変換して交流電力を系統52に出力する装置である。図1には、太陽電池51及び系統52も示されている。太陽電池51は、分散型電源の一例である。
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置1の構成を示す図である。電力変換装置1は、太陽電池51から出力された直流電力を交流電力に変換して交流電力を系統52に出力する装置である。図1には、太陽電池51及び系統52も示されている。太陽電池51は、分散型電源の一例である。
電力変換装置1は、太陽電池51から電力変換装置1に出力された直流電力を交流電力に変換する電力変換部2を有する。電力変換部2によって得られた交流電力は、系統52に出力される。電力変換装置1は、電力変換部2を制御する制御器3と、太陽電池51の出力電圧値を検出する電圧検出器4と、電力変換部2と系統52とが接続される状態と電力変換部2と系統52とが接続されない状態とを切り替える開閉器5とを更に有する。
電圧検出器4は、電力変換装置1に入力される太陽電池51の出力電圧値を検出し、検出した出力電圧値を示す情報を制御器3に出力する。制御器3は、電圧検出器4から出力された情報を受け取り、電力変換部2を制御するための制御指令を電力変換部2に出力する。制御器3は、系統52から電力変換装置1に供給された電力によって動作する。そのため、制御器3は、夜間でも電力変換部2に制御指令を出力することができる。
図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置1が有する電力変換部2の構成を示す図である。図2には、制御器3も示されている。電力変換部2は、太陽電池51から電力変換装置1に出力された直流電圧を上昇させるコンバータ部21と、コンバータ部21によって得られた直流電圧を平滑する平滑コンデンサ22と、平滑コンデンサ22によって平滑された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部23とを有する。
平滑コンデンサ22は、コンバータ部21の出力端とインバータ部23の入力端とに接続されている。インバータ部23の入力端はコンバータ部21の出力端に接続されており、インバータ部23の出力端は開閉器5の入力端に接続されている。図2には、開閉器5は示されていない。インバータ部23は、図示されていないが複数の半導体スイッチング素子を有しており、複数の半導体スイッチング素子の各々についてオンの状態とオフの状態とが切り替わることにより、直流電圧を交流電圧に変換し、変換によって得られた交流電圧を出力する。
コンバータ部21及びインバータ部23は、制御器3から出力される制御指令をもとに動作する。言い換えると、制御器3は、コンバータ部21及びインバータ部23を制御する。更に言うと、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止している場合、制御器3は、電圧検出器4によって検出された出力電圧値が制御器3にて制御可能な最小値となるようにコンバータ部21に制御指令を出力する。電力変換動作は、コンバータ部21及びインバータ部23が直流電力を交流電力に変換する動作である。制御器3は、インバータ部23が有する複数の半導体スイッチング素子の各々についてオンの状態とオフの状態とを切り替える制御を行う。
図3は、実施の形態1にかかる電力変換装置1の電力変換部2が有するコンバータ部21の構成を示す図である。図3には、制御器3も示されている。上述の通り、コンバータ部21は、太陽電池51から電力変換装置1に出力された直流電圧を上昇させる。コンバータ部21は、リアクトル24と、スイッチング素子25と、ダイオード26とを有する昇圧回路である。実施の形態1では、スイッチング素子25は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。
リアクトル24の一端は、コンバータ部21の入力端である。リアクトル24の他端は、スイッチング素子25のコレクタとダイオード26のアノード側の端部とに接続されている。スイッチング素子25のコレクタは、リアクトル24の他端とダイオード26のアノード側の端部とに接続されている。スイッチング素子25のエミッタは、コンバータ部21の入力端及び出力端に接続されている。スイッチング素子25のゲートは、制御器3に接続されている。ダイオード26の一端は、リアクトル24に接続されている。ダイオード26の他端は、コンバータ部21の出力端である。スイッチング素子25は、IGBT以外の半導体部品であってもよい。スイッチング素子25は、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)であってもよい。
太陽電池51の出力電圧は、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率によって変化する。図4は、太陽電池51の出力電圧と実施の形態1にかかる電力変換装置1のスイッチング素子25の通流率との関係を示すグラフである。図4は、太陽電池51の出力電力とスイッチング素子25の通流率との関係も示している。スイッチング素子25の通流率が0%である場合、スイッチング素子25はオフの状態であり、太陽電池51の出力電圧は開放電圧となる。スイッチング素子25の通流率が0%から徐々に大きくなると、太陽電池51の出力電力は徐々に大きくなり、太陽電池51の出力電圧は低下していく。通流率が100%になると、つまりスイッチング素子25が短絡状態になると、太陽電池51の出力電圧は0となる。
実施の形態1にかかる電力変換装置1が有する制御器3は、太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作が開始されるまで、通流率を100%にさせる制御指令をコンバータ部21に出力し、スイッチング素子25を短絡させる。つまり、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止している場合、制御器3は、スイッチング素子25を短絡させる制御指令をコンバータ部21に出力する。これにより、太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作が電力変換装置1によって開始されるまで、太陽電池51の出力電圧は0Vとなり、電圧は電力変換装置1に印加されない。
太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作が電力変換装置1によって開始されると、制御器3は、通流率を100%から徐々に低下させる制御指令をコンバータ部21に出力する。更に言うと、制御器3は、太陽電池51の出力電圧を最大とする制御指令をコンバータ部21に出力する。
図5は、実施の形態1にかかる電力変換装置1が有する制御器3の動作の手順を示すフローチャートである。夜間で日射がなく、太陽電池51が発電することができない状況を想定する。制御器3は、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率を100%にさせる制御指令をコンバータ部21に出力する(S1)。
ステップS1の動作が行われた後、明け方になり日の出を迎え、日射量が徐々に増加し、太陽電池51が発電を開始したことを想定する。電力変換装置1は、太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作を開始する。制御器3は、通流率を100%から徐々に低下させていく制御指令をコンバータ部21に出力する(S2)。言い換えると、制御器3は、コンバータ部21に出力する制御指令が示す通流率を100%から徐々に低下させていく。
制御器3が通流率を変化させると、太陽電池51の出力電力が変化する。制御器3は、太陽電池51の出力電力が最大となるように通流率を変更し、太陽電池51の出力電力が最大となる通流率を示す制御指令をコンバータ部21に出力する(S3)。
夕方となり日射量が低下して日の入を迎え、太陽電池51が発電することができなくなったことを想定する。制御器3は、通流率を100%にさせる制御指令をコンバータ部21に出力する(S4)。
上述の通り、実施の形態1にかかる電力変換装置1は、太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作を開始するまで、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率を100%にさせる制御指令をコンバータ部21に出力し、スイッチング素子25を短絡させる。つまり、電力変換装置1は、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止している場合、スイッチング素子25を短絡させる制御指令をコンバータ部21に出力する。
これにより、電力変換装置1が、太陽電池51が出力する直流電力を交流電力に変換する動作を開始するまで、太陽電池51の出力電圧は0Vとなり、電圧は電力変換装置1に印加されない。すなわち、電力変換装置1は、入力される過電圧を抑制することができる。その結果、電力変換装置1は、高電圧に対する耐力を有する部品を必要としない。加えて、電力変換装置1は、太陽電池51から電力変換装置1に供給される電流を電力変換部2に流さずに太陽電池51に戻す電流パス回路を必要としない。したがって、電力変換装置1は、比較的安価に製造することができ、比較的規模が小さく、かつ入力される過電圧を抑制することができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2にかかる電力変換装置1Aの構成を示す図である。電力変換装置1Aは、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同様に、太陽電池51から出力された直流電力を交流電力に変換して交流電力を系統52に出力する装置である。電力変換装置1Aは、電力変換装置1が有する電力変換部2、電圧検出器4及び開閉器5を有する。電力変換装置1Aは、電力変換装置1が有する制御器3に替わって、電力変換部2を制御する制御器3Aを有する。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を主に説明する。
図6は、実施の形態2にかかる電力変換装置1Aの構成を示す図である。電力変換装置1Aは、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同様に、太陽電池51から出力された直流電力を交流電力に変換して交流電力を系統52に出力する装置である。電力変換装置1Aは、電力変換装置1が有する電力変換部2、電圧検出器4及び開閉器5を有する。電力変換装置1Aは、電力変換装置1が有する制御器3に替わって、電力変換部2を制御する制御器3Aを有する。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を主に説明する。
制御器3Aは、電圧検出器4が検出した太陽電池51の出力電圧を示す情報を電圧検出器4から受け取り、電力変換部2が有するコンバータ部21とインバータ部23とを動作させるための制御指令を決定し、決定した制御指令を電力変換部2に出力する。制御器3Aは、系統52から電力変換装置1Aに供給された電力と、平滑コンデンサ22に蓄えられた電力とのうちの一方又は双方によって動作する。
実施の形態1にかかる電力変換装置1では、系統52において停電が発生した場合、制御器3の動作は停止する。そのため、制御指令はコンバータ部21に出力されず、太陽電池51の出力電圧が開放電圧となり、比較的高い電圧が太陽電池51から電力変換装置1に出力される場合がある。この状態を避けるため、電力変換装置1Aは、太陽電池51の出力電力でも動作する。
次に、制御器3Aの動作を説明する。系統52が正常である場合、制御器3Aは、実施の形態1の制御器3と同様に動作する。すなわち、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止していて系統52が正常である場合、制御器3Aは、コンバータ部21が有するスイッチング素子25を短絡させる制御指令をコンバータ部21に出力する。
次に、系統52が停電している場合、制御器3Aは太陽電池51の出力にて動作する。実施の形態1の制御器3の動作によると、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率を100%にさせる制御指令をコンバータ部21に出力し、スイッチング素子25を短絡させる。スイッチング素子25を短絡させると、太陽電池51の出力は0となり、制御器3への電力供給が停止し、コンバータ部21の動作が停止する。このため、比較的高い電圧が太陽電池51から電力変換装置1に出力されることとなる。
実施の形態2では、系統52において停電が発生している場合、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止しているとき、制御器3Aは、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率を100%より小さくさせる制御指令をコンバータ部21に出力する。これにより、電力変換部2が有する平滑コンデンサ22の充電が行われる。平滑コンデンサ22の充電が完了すると、制御器3Aは、平滑コンデンサ22に蓄えられた電力をもとに動作を開始する。制御器3Aが動作を開始した後、電力変換装置1Aは、太陽電池51から供給される電力を用いて、実施の形態1の図5のフローチャートを用いて説明したように動作する。
上述の通り、実施の形態2にかかる電力変換装置1Aでは、系統52において停電が発生している場合、コンバータ部21及びインバータ部23による電力変換動作が停止しているとき、制御器3Aは、コンバータ部21が有するスイッチング素子25の通流率を100%より小さくさせる制御指令をコンバータ部21に出力する。これにより、電力変換部2が有する平滑コンデンサ22の充電が行われ、制御器3Aは、平滑コンデンサ22に蓄えられた電力をもとに動作を開始することができる。その結果、系統52において停電が発生している場合においても、電力変換装置1Aは、実施の形態1にかかる電力変換装置1と同様に、入力される過電圧を抑制することができる。
図7は、実施の形態1にかかる電力変換装置1が有する制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部がプロセッサ71によって実現される場合のプロセッサ71を示す図である。つまり、制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部の機能は、メモリ72に格納されるプログラムを実行するプロセッサ71によって実現されてもよい。プロセッサ71は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。図7には、メモリ72も示されている。
制御器3及び電圧検出器4の少なくともの一部の機能がプロセッサ71によって実現される場合、当該少なくともの一部の機能は、プロセッサ71と、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせとにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ72に格納される。プロセッサ71は、メモリ72に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部の機能を実現する。
制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部の機能がプロセッサ71によって実現される場合、電力変換装置1は、制御器3及び電圧検出器4によって実行されるステップの少なくとも一部が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ72を有する。メモリ72に格納されるプログラムは、制御器3及び電圧検出器4が実行する手順又は方法の少なくとも一部をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
メモリ72は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等である。
図8は、実施の形態1にかかる電力変換装置1が有する制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部が処理回路81によって実現される場合の処理回路81を示す図である。つまり、制御器3及び電圧検出器4の少なくとも一部は、処理回路81によって実現されてもよい。
処理回路81は、専用のハードウェアである。処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものである。
制御器3及び電圧検出器4の一部は、残部と別個の専用のハードウェアによって実現されてもよい。
制御器3及び電圧検出器4の複数の機能について、当該複数の機能の一部がソフトウェア又はファームウェアで実現され、当該複数の機能の残部が専用のハードウェアで実現されてもよい。このように、制御器3及び電圧検出器4の複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
実施の形態2にかかる電力変換装置1Aが有する制御器3A及び電圧検出器4の少なくとも一部の機能は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサによって実現されてもよい。当該メモリはメモリ72と同様のメモリであり、当該プロセッサはプロセッサ71と同様のプロセッサである。電力変換装置1Aが有する制御器3A及び電圧検出器4の少なくとも一部は、処理回路によって実現されてもよい。当該処理回路は、処理回路81と同様の処理回路である。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1,1A 電力変換装置、2 電力変換部、3,3A 制御器、4 電圧検出器、5 開閉器、21 コンバータ部、22 平滑コンデンサ、23 インバータ部、24 リアクトル、25 スイッチング素子、26 ダイオード、51 太陽電池、52 系統、71 プロセッサ、72 メモリ、81 処理回路。
Claims (3)
- 分散型電源から出力された直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
前記分散型電源から前記電力変換装置に出力された直流電圧を上昇させるコンバータ部と、
前記コンバータ部によって得られた直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、
前記平滑コンデンサによって平滑された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部と、
前記コンバータ部を制御する制御器と、
前記分散型電源の出力電圧値を検出する電圧検出器とを備え、
前記コンバータ部及び前記インバータ部による電力変換動作が停止している場合、前記制御器は、前記電圧検出器によって検出された出力電圧値が前記制御器にて制御可能な最小値となるように前記コンバータ部に制御指令を出力する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 前記制御器は、系統から供給された電力によって動作し、
前記コンバータ部は、リアクトル、スイッチング素子及びダイオードを有する昇圧回路であって、
前記コンバータ部及び前記インバータ部による電力変換動作が停止している場合、前記制御器は、前記スイッチング素子を短絡させる前記制御指令を前記コンバータ部に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御器は、系統から供給された電力と前記平滑コンデンサに蓄えられた電力とのうちの一方又は双方によって動作し、
前記コンバータ部は、リアクトル、スイッチング素子及びダイオードを有する昇圧回路であって、
前記コンバータ部及び前記インバータ部による電力変換動作が停止していて前記系統が正常である場合、前記制御器は、前記コンバータ部が有する前記スイッチング素子を短絡させる前記制御指令を前記コンバータ部に出力し、
前記系統において停電が発生している場合、前記制御器は、前記コンバータ部が有する前記スイッチング素子の通流率を100%より小さくさせる前記制御指令を前記コンバータ部に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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