JP2021189877A - 編集管理装置、編集管理方法及びプログラム - Google Patents

編集管理装置、編集管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、共用アカウントでシステムにログインしてファイルの編集を指示したユーザを識別するための煩わしさを低減することを目的とするものである。【解決手段】編集管理装置13は、第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、当該第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する編集部131と、第1のファイルと第2のファイルとの差分を示す差分情報を生成する差分情報生成部132と、差分情報生成部132が差分情報を生成した場合、編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部133と、識別情報取得部133が識別情報を取得した場合、差分情報を第1のファイルに反映する反映部16に対して出力する差分情報出力部134とを備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本開示は、編集管理装置、編集管理方法及びプログラムに関する。
システム環境において、例えば、rootユーザ、psqlユーザなど、複数のユーザが使用可能な共用のアカウント(以降、共用アカウントと称する)を設定することがある。また、共用アカウントに対して、OSを構成するプログラムファイルやライブラリファイル、設定ファイル、データファイルなどの各種ファイルを編集する権限を付与することがある。そして、システム環境の設定時などに、共用アカウントでログインした複数のユーザが、各種ファイルを編集することがある。この場合、各種ファイルを編集したユーザを識別することが難しいという課題が生じていた。
例えば、特許文献1には、共用アカウントでシステムにログインする場合、共用アカウントのログイン情報、及び、ユーザごとに一意に割り当てられた識別符号(チケット)を入力させ、入力されたチケットに基づいてユーザを識別する技術が開示されている。
特開2009−110091号公報
特許文献1に開示された技術では、共用アカウントでシステムにログインする前に、ユーザごとに一意に割り当てられたチケットを発行しておく必要がある。また、特許文献1に開示された技術では、ユーザは、自身に割り当てられたチケットを管理しておく必要がある。そのため、特許文献1に開示された技術では、チケットの発行及び管理に手間がかかるため、ユーザが煩わしさを感じてしまうことがあった。
本開示は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、共用アカウントでシステムにログインしてファイルの編集を指示したユーザを識別するための煩わしさを低減することを目的とするものである。
本開示に係る編集管理装置は、記憶部に記憶された第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、当該第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する編集部と、前記記憶部に記憶された前記第1のファイルと、前記編集部が作成及び編集した前記第2のファイルとの差分を示す差分情報を生成する差分情報生成部と、前記差分情報生成部が前記差分情報を生成した場合、前記編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部が前記識別情報を取得した場合、差分情報をファイルに反映する反映部に対して、前記差分情報生成部で生成した前記差分情報を出力する差分情報出力部とを備えることを特徴とする。
本開示に係る編集管理装置は、共用アカウントでシステムにログインしてファイルの編集を指示したユーザを識別するための煩わしさを低減することができるという効果を奏する。
本実施の形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。 情報処理装置10の機能構成の例を示す図である。 識別情報のリストを表示した画面の例を示す図である。 編集履歴管理テーブルTB1の一例を示す図である。 情報処理装置10の構成を例示するブロック図である。 編集管理処理を示すフローチャート図である。 編集履歴情報を表示した画面の例を示す図である。
本実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。同一の符号を付したものは、同一の部分又は相当する部分を示す。
1.実施の形態
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置10、及び、複数のクライアント装置20を備える。情報処理装置10は、例えば、サーバであり、ネットワークを介して、複数のクライアント装置20と接続されている。情報処理装置10には、複数のユーザで共用されるアカウント(以下、共用アカウントと記載する)が設定されている。共用アカウントには、情報処理装置10に設定されたOSなどを構成するプログラムファイルやライブラリファイル、設定ファイル、データファイルなどのファイルを編集する権限が付与されている。複数のユーザは、共用アカウントで情報処理装置10にログインすることで、複数のクライアント装置20の何れからでも、情報処理装置10に記憶されたファイルを編集することができる。
図2は、情報処理装置10の機能構成の例を示す図である。
情報処理装置10は、受付部11、認証部12、編集管理部13、表示制御部14、記憶部15、反映部16、表示部17、及び、操作部18を備える。
記憶部15は、ファイル、及び、ファイルの編集履歴を示す編集履歴情報が記述された編集履歴情報テーブルTB1を記憶する。編集履歴情報テーブルTB1については、後述する。なお、図2においては、記憶部15は、情報処理装置10に備えられるものとしたが、これに限らず、記憶部15は、情報処理装置10の外部に備えられてもよい。
表示制御部14は、各種操作画面、又は、処理状態を示す情報等を、表示部17に表示させる。
表示部17は、例えば、ディスプレイであり、表示制御部14の制御に基づき、各種操作画面、又は、処理状態を示す情報等を表示する。なお、表示部17は、情報処理装置10又はクライアント装置20の何れに備えられていてもよい。
操作部18は、例えば、キーボードであり、ユーザからの各種操作に応じた操作指示を受付部11に対して出力する。なお、操作部18は、情報処理装置10又はクライアント装置20の何れに備えられていてもよい。
受付部11は、操作部18から出力された操作指示を受け付ける。受付部11は、例えば、情報処理装置10にログインするためのID及びパスワード(ログイン情報)を受け付け、受け付けたログイン情報を認証部12に対して出力する。
認証部12は、受付部11から出力されたログイン情報の認証を行う。ここで、認証部12は、ログイン情報の認証が成功した場合には、情報処理装置10へのログインを許可し、認証が成功しなかった場合には、情報処理装置10へのログインを許可しない。
編集管理部13は、編集管理装置の一例である。編集管理部13は、ファイルを編集する権限が付与された共用アカウントで情報処理装置10にログインし、記憶部15に記憶されたファイルの編集を指示したユーザを識別するための動作を制御する。編集管理部13は、編集部131、差分情報生成部132、識別情報取得部133、差分情報出力部134、及び、記憶制御部135を備える。なお、編集管理部13は、情報処理装置10にログインしたアカウントに対して、ファイルを編集する権限が付与されている場合にのみ、ファイルの編集を許可する。また、編集管理部13は、記憶制御部135を備えていなくてもよい。
編集部131は、記憶部15に記憶されたファイルに対する編集の指示(以降、編集指示と称する。)を受け付ける。この場合、編集部131は、編集指示の対象のファイル(第1のファイル)を記憶部15から抽出し、抽出した第1のファイルをコピーしたファイル(第2のファイル)を作成する。そして、編集部131は、編集の指示に基づいて第2のファイルを編集する。即ち、編集部131は、記憶部15に記憶された第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する。なお、編集の指示に基づいて第2のファイルを編集した場合であっても、第1のファイルと第2のファイルに差分が生じない場合もあるものとする。
差分情報生成部132は、記憶部15に記憶された第1のファイルと、編集部131が作成及び編集した第2のファイルとの差分を抽出し、抽出した差分を示す差分情報を生成する。なお、差分情報生成部132は、例えば、ファイルを保存して閉じた時など、編集の終了の指示を受け付けたタイミングで差分情報を生成すればよい。
識別情報取得部133は、差分情報生成部132が差分情報を生成した場合、編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する。一方、識別情報取得部133は、差分情報生成部132で差分情報が生成されなかった場合、編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得しない。これにより、編集管理部13は、第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、第1のファイルと第2のファイルに差分が生じていない場合に、ユーザに対して識別情報の入力を求めることがない。従って、ユーザに対して与える煩わしさを低減することができる。
ところで、識別情報取得部133で取得する識別情報は、例えば、ユーザの名前や社員番号など、少なくとも、ユーザを識別できる情報であればよい。識別情報を取得する態様としては、いかなる方法を用いてもよい。識別情報取得部133は、例えば、記憶部15に記憶された編集履歴情報に含まれた識別情報のリストを表示部17に表示させ、表示させたリストから選択された識別情報を、編集を指示したユーザの識別情報として取得してもよい。また、リスト表示される識別情報は、ファイル毎に対応づけて登録されていてもよい。また、識別情報取得部133は、操作部18から入力された識別情報を、編集を指示したユーザの識別情報として取得してもよい。更に、識別情報取得部133は、操作部18から入力された識別情報を、リストに追加してもよい。
図3は、識別情報のリストを表示した画面の例を示す図である。
図3においては、「sasaki」「tanaka」といったユーザの名前を示す識別情報のリストが表示部17に表示されている。ここで、ユーザが、操作部18を操作して「tanaka」を選択したものとする。この場合、識別情報取得部133は、編集を指示したユーザの識別情報として「tanaka」を取得する。一方、ユーザは、リストの中に所望の識別情報が存在しない場合、操作部18を操作して「other」を選択する。この場合、識別情報取得部133は、操作部18から識別情報を入力させ、入力された識別情報を、ファイルを編集したユーザの識別情報として取得する。更に、識別情報取得部133は、操作部18から入力された識別情報を、編集を指示したユーザの識別情報としてリストに追加してもよい。
差分情報出力部134は、識別情報取得部133が識別情報を取得した場合、差分情報生成部132で生成した差分情報を、差分情報をファイルに反映する反映部16に対して出力する。反映部16は、差分情報出力部134から出力された差分情報を、第1のファイルに対して反映する。
記憶制御部135は、識別情報取得部133で取得した識別情報、及び、差分情報生成部132で生成した差分情報を含んだ編集履歴情報を、記憶部15の編集履歴管理テーブルTB1に記憶させる。また、記憶制御部135は、例えば、第1のファイルが編集された日時を示す編集日時、及び/又は、記憶部15に記憶された第1のファイルのファイルパスを含んだ編集履歴情報を、第1のファイルに関連付けて記憶部15の編集履歴管理テーブルTB1に記憶させてもよい。ここで、編集日時は、受付部11が第1のファイルに対する編集指示を受け付けた日時から、差分情報出力部134が差分情報を反映部16に対して出力した日時の間に含まれていればよい。また、ここで、ファイルパス及び/又は編集履歴情報は、第1ファイルのファイル名を含んでいてもよい。
図4は、編集履歴管理テーブルTB1の一例を示す図である。
編集履歴管理テーブルTB1には、編集日時、識別情報、ファイルパス、及び、差分情報が対応づけられて登録されている。
図5は、情報処理装置10の構成を例示するブロック図である。
情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read only Memory)103、入出力部104、記憶部15、表示部17、及び、操作部18を備える。CPU101は、各種の演算を行うプロセッサであり、プログラムを実行することで、受付部11、認証部12、編集部131、差分情報生成部132、識別情報取得部133、差分情報出力部134、記憶制御部135、及び、表示制御部14という各機能を実現する。RAM102は、CPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。ROM103は、CPU101によって実行されるプログラム及びプログラムによって使用されるデータ等を格納する。入出力部104は、情報処理装置10に接続されるクライアント装置20に対する各種情報の送受信を制御する。
***動作の説明***
本実施の形態の情報処理装置10の動作について説明する。
図6のフローチャートを参照して、ファイルを編集する権限が付与された共用アカウントで情報処理装置10にログインし、情報処理装置10の記憶部15に記憶されたファイルを編集するユーザを識別する処理について説明する。
図6は、編集管理処理を示すフローチャート図である。
受付部11は、ログイン情報を受け付け、受け付けたログイン情報を認証部12に対して出力する(ステップS1)。本実施形態において、受付部11は、共用アカウントのログイン情報を受け付けたものとする。
認証部12は、受付部11から出力されたログイン情報の認証を行う(ステップS2)。認証部12は、ログイン情報の認証が成功した場合、情報処理装置10に対するログインを許可する(ステップS2_YES)。一方、認証部12は、認証が成功しない場合には、情報処理装置10に対するログインを許可しない(ステップS2_NO)。
受付部11は、記憶部15に記憶されたファイルに対する編集指示を受け付けた場合、受け付けた編集指示を編集管理部13に対して出力する(ステップS3)。
編集管理部13の編集部131は、記憶部15に記憶されたファイル(第1のファイル)に対する編集の指示に基づいて、第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成する。また、編集部131は、編集の指示に基づいて、第2のファイルを編集する。
差分情報生成部132は、編集部131が作成及び編集した第2のファイルと、記憶部15に記憶された第1のファイルとの差分を抽出する(ステップS5)。ここで、差分が抽出された場合(ステップS5_YES)、差分情報生成部132は、抽出した差分を示す差分情報を生成する(ステップS6)。一方、差分が抽出されなかった場合(ステップS5_NO)、差分情報生成部132は、管理の対象となる編集がなかったものとして、編集管理処理を終了する。なお、差分情報生成部132は、例えば、編集が終了したタイミングで、第2のファイルと第1のファイルとの差分を抽出すればよい。
識別情報取得部133は、差分情報生成部132が差分情報を生成した場合、編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する(ステップS7)。これにより、編集管理部13は、第1のファイルに対する編集が無い場合に、ユーザに対して識別情報の入力を求めることがない。従って、ユーザに対して与える煩わしさを低減することができる。
一方、識別情報取得部133が識別情報を取得できなかった場合(ステップS7_NO)、編集管理部13は、編集管理処理を終了する。これにより、編集管理部13は、編集を指示したユーザを識別できない場合に、記憶部15に記憶された第1のファイルを編集しない。
一方、識別情報取得部133が識別情報を取得した場合(ステップS7_YES)、差分情報出力部134は、差分情報生成部132で生成した差分情報を反映部16に対して出力する(ステップS8)。反映部16は、差分情報出力部134から出力された差分情報を第1のファイルに反映する(ステップS9)。これにより、編集管理部13は、ファイルの編集を指示したユーザの識別情報を取得できた場合に限り、編集指示の内容を示す差分情報を第1のファイルに反映することができる。即ち、編集管理部13は、共用アカウントでシステムにログインしてファイルを編集したユーザを識別することができる。
記憶制御部135は、識別情報取得部133で取得した識別情報、及び、差分情報生成部132で生成した差分情報を含んだ編集履歴情報を、第1のファイルに関連付けて記憶部15の編集履歴管理テーブルTB1に記憶させる(ステップS10)。
本開示に係る編集管理部13は、編集部131が作成及び編集した第2のファイルと、記憶部15から抽出した第1のファイルとの差分が抽出された場合にのみ、第1のファイルに対する編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する。これにより、編集管理部13は、ファイルに対する編集が無い場合に、ユーザに対して識別情報の入力を求めることがない。従って、編集したユーザを識別するための煩わしさを低減することができる。
また、本開示に係る編集管理部13は、ファイルの編集を指示したユーザの識別情報を取得した場合に限り、編集指示の内容を示す差分情報を第1のファイルに反映する。これにより、編集管理部13は、共用アカウントでシステムにログインしてファイルを編集したユーザを識別することができる。これにより、例えば、ファイルを編集したユーザが複数存在する場合であっても、ユーザごとに編集した箇所を特定することができる。従って、ある個所の編集の意図を確認したいような場合であっても、複数のユーザの中からピンポイントである個所を編集したユーザを特定することができる。
なお、上述した編集管理部13が実施する処理は、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成されてもよい。
2.変形例
上述した実施例は一例に過ぎず、以下のような構成を追加/変更した応用例が考えられる。
変形例1
編集管理部13は、表示部17に編集履歴情報を表示出力させる編集履歴出力部136を備えていてもよい。編集履歴出力部136は、共用アカウントのログイン認証が成功した場合、編集履歴情報を表示部17に表示出力する。また、編集履歴出力部136は、例えば、ユーザからの操作指示に基づいて、表示出力する編集履歴情報の項目、件数、及び/又は、抽出条件を変更してもよい。これにより、ユーザは、所望の編集履歴情報を把握することができる。
図7は、編集履歴情報を表示した画面の例を示す図である。
編集管理部13は、例えば、図7に示すように、編集履歴情報を表示する。図7において、編集管理部13は、編集履歴管理テーブルTB1に登録されている識別情報を「変更者」、編集日時と現在日時との差を「時間」、差分情報を「変更差分」として表示出力している。
変形例2
識別情報取得部133は、ユーザを識別する識別情報として、ユーザの名前や社員番号などを取得した。しかしながら、これに限らず、識別情報取得部133は、取得した識別情報を認証用の認証情報として登録してもよい。そして、識別情報取得部133は、差分情報生成部132で差分情報が生成された場合、取得した識別情報と認証情報とに基づいてユーザを認証してもよい。これにより、リスト表示された識別情報を選択させる場合と比較して、編集を指示したユーザを識別する精度を向上させることができる。
また、識別情報取得部133は、図示せぬ撮像手段を用いて編集を指示したユーザを被写体として撮像し、撮像した撮像画像を識別情報として取得してもよい。この場合、クライアント装置20又はその周辺に設けられたカメラで、ユーザの被写体として撮像すればよい。これにより、識別情報を入力する煩わしさを低減することができる。
また、識別情報取得部133は、ファイルの編集を許可されたユーザの顔を撮影した顔画像を認証用の認証画像として登録してもよい。そして、識別情報取得部133は、差分情報生成部132で差分情報が生成された場合、ユーザの顔を撮影した顔画像を識別情報として取得し、取得した識別情報と認証画像に基づいてユーザを認証してもよい。これにより、リスト表示された識別情報を選択させる場合と比較して、編集を指示したユーザを識別する精度を向上させることができる。
また、識別情報取得部133は、ユーザを識別する識別情報及びパスワードを登録する。そして、識別情報取得部133は、差分情報生成部132で差分情報が生成された場合、識別情報及びパスワードを取得し、取得した識別情報及びパスワードに基づいてユーザを認証してもよい。これにより、リスト表示された識別情報を選択させた場合と比較して、編集を指示したユーザを識別する精度を向上させることができる。
1 情報処理システム、10 情報処理装置、11 受付部、12 認証部、13 編集管理部、131 編集部、132 差分情報生成部、133 識別情報取得部、134 差分情報出力部、135 記憶制御部、136 編集履歴出力部、14 表示制御部、15 記憶部、16 反映部、17 表示部、18 操作部、101 CPU、102 RAM、103 ROM、104 入出力部、20 クライアント装置

Claims (7)

  1. 記憶部に記憶されたファイルを編集する権限が共用アカウントに付与された編集管理装置であって、
    前記記憶部に記憶された第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、当該第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する編集部と、
    前記記憶部に記憶された前記第1のファイルと、前記編集部が作成及び編集した前記第2のファイルとの差分を示す差分情報を生成する差分情報生成部と、
    前記差分情報生成部が前記差分情報を生成した場合、前記編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部が前記識別情報を取得した場合、差分情報をファイルに反映する反映部に対して、前記差分情報生成部で生成した前記差分情報を出力する差分情報出力部と
    を備えることを特徴とする編集管理装置。
  2. 前記識別情報取得部で取得した前記識別情報、及び、前記差分情報生成部で生成した前記差分情報を含んだ編集履歴情報を、前記記憶部に記憶させる記憶制御部を備え、
    前記識別情報取得部は、
    前記記憶部に記憶された前記編集履歴情報に含まれた前記識別情報のリストを表示部に表示させ、当該リストから選択された識別情報を、前記編集を指示したユーザの識別情報として取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の編集管理装置。
  3. 前記編集履歴情報を表示部に表示出力させる編集履歴出力部を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の編集管理装置。
  4. 前記識別情報取得部は、
    操作部から入力された識別情報を、前記編集を指示したユーザの識別情報として取得すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の編集管理装置。
  5. 前記識別情報取得部は、
    前記編集を指示したユーザを被写体として撮像した撮像画像を識別情報として取得すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の編集管理装置。
  6. 記憶部に記憶されたファイルを編集する権限が付与された共用アカウントからの指示であって、当該記憶部に記憶された第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、当該第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する編集ステップと、
    前記記憶部に記憶された前記第1のファイルと、前記編集ステップが作成及び編集した前記第2のファイルとの差分を示す差分情報を生成する差分情報生成ステップと、
    前記差分情報生成ステップが前記差分情報を生成した場合、前記編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップが前記識別情報を取得した場合、差分情報をファイルに反映する反映部に対して、前記差分情報生成ステップで生成した前記差分情報を出力する差分情報出力ステップと
    を備えることを特徴とする編集管理方法。
  7. 記憶部に記憶されたファイルを編集する権限が付与された共用アカウントからの指示であって、当該記憶部に記憶された第1のファイルに対する編集の指示に基づいて、当該第1のファイルの内容をコピーした第2のファイルを作成及び編集する編集ステップと、
    前記記憶部に記憶された前記第1のファイルと、前記編集ステップが作成及び編集した前記第2のファイルとの差分を示す差分情報を生成する差分情報生成ステップと、
    前記差分情報生成ステップが前記差分情報を生成した場合、前記編集を指示したユーザを識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップが前記識別情報を取得した場合、差分情報をファイルに反映する反映部に対して、前記差分情報生成ステップで生成した前記差分情報を出力する差分情報出力ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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