JP2021189043A - 容器、および容器キット - Google Patents

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Abstract

【課題】破られたフィルムが通気孔を塞ぐことを抑制することができる容器を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る容器は、開口部および通気孔を有する容器本体と、押圧されたときに生じる裂け目の起点となる溝を有し、前記開口部を塞ぐフィルムと、を有する。前記溝の少なくとも一部は、前記開口部の縁において前記通気孔に最も近い点を基準点として前記フィルムを前記通気孔に向けて折ったときに、前記通気孔に重なる位置に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、容器、および容器キットに関する。
種々の検査に用いられる検査用容器が知られている。このような検査用容器には予め試薬や酵素などが装填され、検査用容器の開口部はフィルムを溶着させることなどで覆われている。検査のときには、検体(例えば細胞)を採取したスワブなどで、フィルムを破り、採取した検体をカートリッジ内にいれる。その後、カートリッジに蓋をして、超音波振動などで細胞を破壊し、DNAなどの目的の分子を取り出したりする。
たとえば、特許文献1はこのような容器を封鎖するためのシート(フィルム)を開示している。
国際公開第2005/092734号
上記のように、蓋をされた容器中の細胞に超音波を適用するなどすると発熱し、気体が発生することがある。発生した気体は、予め容器に設けられている通気孔などから排出されることになる。しかし、ここでスワブや蓋などにより破られたフィルムが、この通気孔塞ぐように位置すると、意図通りに通気孔から気体が排出されないことがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、破られたフィルムが通気孔を塞ぐことを抑制することができる容器を提供すること、および、当該容器を有する容器キットを提供することを目的とする。
本発明は、以下の容器を提供する。
開口部および通気孔を有する容器本体と、押圧されたときに生じる裂け目の起点となる溝を有する、前記開口部を塞ぐためのフィルムと、を有し、前記開口部の縁において前記通気孔に最も近い点を基準点として前記フィルムを前記容器本体の内部に向けて折ったときに、前記溝の少なくとも一部は前記通気孔に重なる位置に配置されている、容器。
本発明は、以下の容器キットを提供する。
上記の容器と、前記開口部に挿入されて前記開口部を塞ぐための蓋部と、を有する、容器キット。
本発明によれば、破られたフィルムが通気孔を塞ぐことを抑制することができる容器、および当該容器を有する容器キットを提供することができる。
図1Aは本発明の実施の形態に係る容器の容器本体を示し、図1Bは図1の容器本体の開口部の斜視図を示し、図1Cは本発明の実施の形態に係る容器を示し、図1Dは蓋部によって塞がれた容器本体を示す。 図2Aは流体取扱装置の平面図を示し、図2Bは流体取扱装置の断面図を示す。 図3Aはケースの平面図を示し、図3Bはケースの断面図を示す。 図4Aは収容部の平面図を示し、図4Bは収容部の側面図を示す。 図5A、B、Cは容器本体の開口部を塞ぐフィルムを示す。 図6は基準点でフィルムを容器本体の内部に向けて折ったときの様子を示す。 図7A、B、Cは、容器本体の開口部に挿入される蓋部を示す。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面に示されている寸法または寸法の比率は、説明をわかりやすくするため、実際の寸法または寸法の比率とは異なる場合がある。
(容器本体)
本発明の一実施の形態に係る容器の容器本体100を図1A、Bに示す。また、容器本体100の開口部110を塞ぐフィルム200を図5A、B、Cに示す。また、容器本体100の開口部110がフィルム200によって塞がれた状態(容器101)を図1Cに示す。また、容器本体100の開口部110が蓋部300で塞がれた状態を図1Dに示す。
図1Aに示されるように容器本体100は、その上部に開口部110を有し、その下部は例えば液体などを保持することができる底部120である。開口部110と底部120との間は側壁130である。
開口部110は上部から検体などを受け入れる部分であり、本実施の形態においては後述するフィルム200によって塞がれる(図1C参照)。容器101には予め検査に必要な試薬や酵素等が入っていてもよく、フィルム200は試薬などが揮発することを抑制する役割をもつ。
開口部110は上部から検体などを受け入れる場合、たとえば検体を採取したスワブなどによってフィルムが破られて、検体が容器内に供給される。
開口部110には図1A、Bに示されるように通気孔111があり、開口部110が後述するフィルム200または蓋部300によって塞がれていても通気孔111を通じて気体は出入りすることができる(図1C、D参照)。
また、通気孔111は、例えば、容器内で行われる操作にともなって気体が発生したり、容器内の圧力が増大したりしたときに気体を通過させる。通気孔111は気体を通過させることができるものであれば特に制限されない。本実施の形態において、通気孔111は容器本体100の頂部の縁112に形成された切り欠きであるが、通気孔111はこれに限定されない。通気孔111は、例えば側壁130に形成された貫通孔であってもよい。
なお、上記では容器本体100は図1A、Bに示されるように、たとえばマイクロチューブのような1つの容器であるように説明したが、容器本体100はこれに限定されない。容器本体100は国際公開第2019/163747号に開示されている流体取扱装置における複数のチャンバーのうちの一つでもよい。より具体的には、容器本体100は、例えば、図2A、Bに示されるような流体取扱装置400における、複数のチャンバー422のうちの一つでもよい。また、この場合、容器(チャンバー)の通気孔111は隣接する容器(チャンバー)と連通していてもよい。
図2A、Bは流体取扱装置400の構成を示す図である。図2Aは流体取扱装置400の平面図であり、図2Bは図2AのA−A線に沿う断面図である。図2A、Bに示されるように流体取扱装置400は、ケース410と、収容部420とを有する。
図3A、Bはケース410の構成を示す図である。図3Aはケース410の平面図であり、図3Bは図3AのA−A線に沿う断面図である。
図4A、Bは収容部420の構成を示す図である。図4Aは収容部420の平面図であり、図4Bは収容部420の側面図である。
ケース410は、回転軸RAを中心として収容部420を回転可能に収容する。図4Aに示されるように収容部420は複数のチャンバー422を有する。前述したように、本発明の実施の形態に係る容器本体100は、複数のチャンバー422のうちの1つであってもよい。
(フィルム)
図5A、B、Cは3種類の異なる態様のフィルム200を示す平面図である。なお、説明のためにフィルム200が容器本体100の開口部110を覆った状態において、容器本体100の開口部110、通気孔111、頂部の縁112の位置も図5A、B、Cにおいて示す。
フィルム200は、容器本体100の開口部110を塞ぐためのものである。フィルム200は、容器本体100の頂部の縁112に溶着などで貼り付けられる。これによりフィルム200は容器本体100を塞ぐことができる。
フィルム200の形状は容器本体100の開口部110の形状にあわせて適宜選択されればよい。本実施の形態では、フィルム200の形状は平面視したときに円形状である。
フィルム200は図5A、B、Cに示されるように溝210を有する。溝210は検体を供給するとき、および、後述する蓋部300で容器本体100を塞ぐときにフィルム200が押圧されて破れるときに裂け目の起点となる。図5A、B、Cに示されるように、溝210は、開口部110の縁において通気孔111に最も近い点を基準点220としてフィルム200を容器本体100の内部に向けて折った時に、溝210の少なくとも一部は通気孔111に重なる位置に配置されている。たとえば、図5Aに示されるフィルム200の場合、図6に示されるように通気孔111に最も近い点を基準点220としてフィルム200を容器本体100の内部に向けて折ったときに、溝210の少なくとも一部は通気孔111に重なる位置に配置されている。
このように溝210の少なくとも一部が配置されることによって、破られたフィルムが通気孔111を塞ぐことを抑制することができる。なお、通気孔111はある程度の長さを有するが、開口部110の縁において通気孔111に最も近い点とは、開口部110の縁に沿う長さの中点を意味する。また、通気孔111が容器本体100の頂部の縁112に形成された切り欠きである場合は、切り欠きが無いと仮定した場合の開口部110の縁における、切り欠きと重なっている部分の中点を意味する。また、フィルム200を基準点220で折ることを考える際には、フィルム200が容器本体100の頂部の縁112に固定されていないものとして考える。
図5A、Bに示されるように溝210は平面視したときに開口部110の縁に沿うようにフィルム200に形成されていることが好ましい。このように溝210が形成されていることで、フィルムが開口部110の縁に沿うように破れて、フィルム200が通気孔111を塞ぐことを抑制することができる。本実施の形態では、開口部110の縁が円形なので、開口部110の縁に沿う溝210の形状は円弧状である。開口部110の縁に沿うとは、開口部110の縁との間隔が略一定(略平行)であることを意味する。
また、図5A、B、Cに示されるように、フィルム200は、上記の折り曲げたときに通気孔111に重なる位置に配置されている溝210以外の部分に、スワブなどを挿入するのを容易にするための溝210を有していてもよい。
たとえば、図5Aに示されるように、フィルム200は中央部に円形状の溝210を有していてもよい。ここで円形状の溝210は、円形の開口部110と同心であることが好ましい。また、円形状の溝210の内部には直線状の溝210があってもよく、この直線状の溝210は円の中心を通ることが好ましい。また、この直線状の溝210の数は1つでも2つ以上でもよいが、2つ以上であることがより好ましい。直線状の溝210が2つ以上であることで開口部110の中心がわかり、この中心がスワブなどを挿入する位置の目印となる。スワブなどは、開口部110の中心に挿入されることで開口部の内周のフィルムに悪影響を与えることがない。また、蓋を挿入する場合、通気孔のそばにある溝210に応力が加わり、溝210に沿ってフィルム200が裂けやすくなり、フィルム200が通気孔111を塞ぐことをより確実に抑制することができる。
また、図5Bに示されるように、フィルム200は直線状の溝210を有していてもよい。ここで、この直線状の溝210は円形の開口部110の中心を通ることが好ましい。この直線状の溝210は1つでも2つ以上でもよいが2つ以上あることがより好ましい。直線状の溝210が2つ以上あることで、開口部110の中心がわかり、図5Aで説明したのと同様に、スワブなどを挿入する位置の目印となる。
また、この直線状の溝210は、図5Bに示されるようにフィルム200を通気孔111に向けて折ったときに、通気孔111に重なる位置に配置されている溝210と連続していてもよい。このようにすることで、スワブなどを挿入したときに、直線状の溝210に続いて、通気孔111に重なる位置に配置されている溝210が裂け、フィルム200が通気孔111を塞ぐことをより確実に抑制することができる。
また、図5Cに示されるように、スワブなどを挿入するのを容易にするための溝210と、フィルムを通気孔111に向けて折ったときに通気孔111に重なる位置に配置されている溝210とが合わさって、1つの直線状の溝210となっていてもよい。また、図5Cに示されるように、この直線状の溝210は平面視したときに通気孔111と重なる位置まで延びていてもよい。このようにすることで、スワブなどを挿入したときに、中心から通気孔111近傍まで溝210が裂け、フィルム200が通気孔111を塞ぐことをより確実に抑制することができる。
なお、図5A、B、Cはいずれも通気孔111が容器本体100の頂部の縁112に形成された切り欠きである場合の例を示しているが、通気孔111は容器本体100の側壁130に形成された貫通孔であってもよい。通気孔111が容器本体100の側壁130に形成されている場合でも、溝210の少なくとも一部は、開口部110の縁において通気孔111に最も近い点を基準点220としてフィルム200を容器本体100の内部に向けて折ったときに、溝210の少なくとも一部は通気孔111に重なる位置に配置されていればよい。
フィルム200は単層フィルムであっても多層フィルムであってもよい。フィルム200が単層フィルムである場合、フィルム200は例えば樹脂製フィルムまたは金属フィルムであればよい。一方、フィルム200が多層フィルムである場合、フィルム200は樹脂製フィルムおよび金属フィルムを含むことが好ましい。樹脂製フィルムの例には、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、PETフィルムなどが含まれる。金属フィルムの例には、アルミニウムフィルムなどが含まれる。多層フィルムの層数は、例えば2層、3層、4層である。
溝210は、フィルム200の表側(外部側)に形成されていてもよいし、裏側(容器本体100の内部側)に形成されていてもよい。スワブなどを挿入するときの目印とする観点からは、溝210は、フィルム200の表側に形成されていることが好ましい。本実施の形態では、溝210は、フィルム200の表側に形成されている。
溝210の深さも、フィルム200が押圧されて破れるときに裂け目の起点となることができれば特に限定されない。たとえば、溝210の深さは、フィルム200の厚みの1/10〜9/10の範囲内であり、フィルム200の厚みの3/10〜7/10の範囲内であることが好ましい。
溝210の形成方法も、特に限定されない。たとえば、フィルム200をレーザー加工したり、フィルムの抜き加工に使用される周知の刃物(たとえば、フィルムシート切断刃物、パンチなど)を押し当てたりすることで、溝210を形成することができる。
(蓋部)
図7A、B、Cは、蓋部300の斜視図、側面図、底面図をそれぞれ示す。蓋部300は容器本体100のフィルム200が破られて、例えば検体が供給された後に容器本体100の開口部110を塞ぐためのものである。蓋部300は上記の容器101と組み合わせて容器キットとしてもよい。
蓋部300は、容器本体100の開口部110から容器本体100内に挿入される挿入部310を有する。また、挿入部310は、容器本体100内に挿入されたときに容器本体100内の空間と通気孔111とを連通させるための連通部320を有する。連通部320の構成は、特に限定されない。たとえば、連通部320は、挿入部310の側面に形成された凹部、または挿入部310の側面から底部に通じる貫通孔である。本実施の形態では、連通部320は、挿入部310の側面に形成された凹部である。
(容器キットの使用方法)
次に、本実施の形態に係る容器キットの使用方法について説明する。
まず、細胞などの検体を採取したスワブを、フィルム200を破るようにして容器本体100にいれる。このときフィルム200は溝210に沿って裂けるので、フィルム200の裂け目は通気孔111にかかるようにすることができる。一般に容器内には試薬や酵素などが入っており、スワブが挿入されることで検体と試薬や酵素などが混合される。
次に、細胞などの検体が入った容器本体100の開口部110に、蓋部300の挿入部310を挿入して、容器本体100の開口部110を塞ぐ。このときもフィルム200は通気孔111を塞がないように裂ける。この状態において、超音波などで検体に含まれる細胞を破壊する。超音波処理をすると検体を含む液体が加熱されて蒸気が発生するが、上記のようにフィルム200は、溝210に沿って裂けているので、通気孔111を塞ぐような位置にない。このため蓋部300を挿入してもフィルム200が通気孔111を塞がないので、蒸気は通気孔111を通って容器の外に排出される。
(効果)
本発明の容器によれば、破れたフィルムが容器の通気孔を塞ぐことを抑制することができ通気孔を適切に機能させることができる。このため、検査時に容器内の圧力が上昇し、蓋部を押し上げて検体が噴出するなどの汚染がなく、細胞破壊工程が確実に行われ、正しい検査が行える。さらに、フィルムの表側の中央部に溝を形成した場合は、溝をスワブなどを挿入するための目印とすることもでき、正しい位置にスワブなどを挿入することができるようになる。
本発明は、通気孔を有し、フィルムで塞がれた容器を用いての検査に有用である。
100 容器本体
101 容器
110 開口部
111 通気孔
112 頂部の縁
120 底部
130 側壁
200 フィルム
210 溝
220 基準点
300 蓋部
310 挿入部
320 連通部
400 流体取扱装置
410 ケース
420 収容部
422 チャンバー

Claims (5)

  1. 開口部および通気孔を有する容器本体と、
    押圧されたときに生じる裂け目の起点となる溝を有する、前記開口部を塞ぐためのフィルムと、
    を有し、
    前記開口部の縁において前記通気孔に最も近い点を基準点として前記フィルムを前記容器本体の内部に向けて折ったときに、前記溝の少なくとも一部は前記通気孔に重なる位置に配置されている、
    容器。
  2. 前記溝は、平面視したときに前記開口部の縁に沿うように前記フィルムに形成されている、請求項1に記載の容器。
  3. 前記フィルムは多層フィルムである、請求項1または請求項2に記載の容器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器と、
    前記開口部に挿入されて前記開口部を塞ぐための蓋部と、
    を有する、容器キット。
  5. 前記蓋部は、前記開口部から前記容器内に挿入される挿入部を有し、
    前記挿入部は、前記容器内に挿入されたときに前記容器内の空間と前記通気孔とを連通させるための連通部を有する、
    請求項4に記載の容器キット。
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