JP2021188519A - 給水装置および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
上記情報を設定するために、給水装置の出荷時または給水装置の設置時に、作業者が目視および手作業により制御基板のメモリにポンプ台数、給水方式などを記憶させている(例えば、特許文献1参照)。
図1に示す給水装置1は、複数のポンプ11と、複数のインバータ12と、複数のインバータドライブ基板13と、制御基板15を収容する制御盤14と、吐出側配管16と、アキュムレータ17と、圧力センサ18と、逆止弁20と、ボール弁21と、流量センサ22とを備える。なお、複数のポンプ11と、複数のインバータ12と、複数のインバータドライブ基板13と、逆止弁20と、ボール弁21と、流量センサ22とを備える構成をポンプ装置60とも呼ぶ。
インバータ12は、局番を記憶するためにメモリを備えてもよい。局番は、例えばポンプナンバーに対応した通信用の番号である。
また、インバータドライブ基板13は、流量センサ22を含む。流量センサ22として、磁気検出素子が実装される。なお、インバータドライブ基板13は、流量センサに限らず、他のセンサを含んでもよく、信号線により各種センサから信号受信可能に接続される。
なお、制御盤14の具体的な動作については、図2を参照して後述する。
図2は、特に制御盤14における機能ブロックを示し、制御盤14は、制御基板15と、近距離通信器141と、遠距離通信器142と、入力機器143と、インタフェース144と、表示機器145と、メモリ146とを含む。近距離通信器141と、遠距離通信器142とは、あわせて送信部ともいう。
ステップS301では、給水装置1の電源がオンとなり、給水装置1の制御盤14が通電状態となる。
台数算出部151が受信したACK信号をカウントすることにより、合計値がポンプ台数となる。このように、制御基板15に接続されるインバータドライブ基板13またはインバータ12の数から、ポンプ台数を決定できる。なお、各ポートから接続先への電流の有無を検出し、接続先への電流が生じたポートの数をカウントすることで、ポンプ台数を算出してもよい。
つまり、制御部156がシリアル通信を介して、各インバータドライブ基板13または各インバータ12に対して、それぞれ局番を付与する。付与された局番は連番であるため、局番の最大値がポンプ台数に対応することになる。よって、台数算出部151は、通信用の局番をカウントすることにより、ポンプ台数を算出できる。
なお、各インバータドライブ基板13または各インバータ12に対しての局番の付与は、制御盤14の初回の電源投入時(例えば、試運転時)に行われてもよい。これにより、各インバータに対し、個別に所定の通信用局番を付与するという煩雑な処理をすることなく、各インバータに対して同じ設定でパラメータを書き込んでおき、制御基板15から局番が付与されることで、ポンプ装置60をそれぞれ区別して認識し、個別に制御できる。
ステップS304では、判定部152が、減台設定として減台有りであるか否かを判定する。減台無しの信号であれば減台無しであると判定し、ステップS305に進み、減台有りの信号であれば減台有りと判定し、ステップS306に進む。
ステップS306では、減台有りと設定されているため、台数算出部151が、ステップS302で算出したポンプ台数Mから1つ減算した値(M−1)を、最大並列運転台数Nとして算出する。
また、物理スイッチにより、給水方式の種別を読み込むことができるため、制御盤14単体の電源投入時にも給水方式の種別を読み込むことができる。これにより、給水装置1の製造工場における給水装置1の試運転時には、給水方式の種別を確定できるため、制御盤の製造工場において、誤って、吸込側の圧力センサを接続せずに制御盤を通電しても、給水方式の種別の決定には影響がないことから、問題を生じないというメリットがある。
ステップS402では、取得部153が、機種コードに紐付けられた定格圧力およびポンプ1台の単位流量qを決定する。例えば、メモリ146に機種コードと定格圧力及び単位流量qとの対応関係を格納しておき、取得部153が取得した機種コードに基づいて対応する定格圧力および単位流量qの値を取得すればよい。対応関係は、例えばテーブルを想定するが、CSVデータなど、対応関係が一意に識別できればどのようなデータ形式でもよい。なお、対応関係として、機種コードと、ポンプ流量に比例したパルスを出力する羽根車式の流量センサの出力特性との関係を格納してもよい。
これにより、作業者が入力した機種コードに基づいて、単位流量qと流量センサの出力特性とが自動的に設定できるため、設定作業を簡略化できる。
このように、機種コードを選択するだけで、給水装置1の定格流量Q1が最大並列運転台数から自動的に算出されて設定される。また、定格圧力が取得されれば、末端圧力P2と始動圧力P3とが自動的に算出されて設定される。よって、制御パラメータの設定作業を簡略化できる。
図5は、遠方監視装置、表示装置及び無線端末に表示される、表示項目および項目に対応する単位を関連づけたテーブルである。図5に示すように、ポンプ運転情報として、上述した制御パラメータに限らず、他のデータも遠方監視装置、表示装置および携帯端末に表示されるように、データが送信されてもよい。他のデータとしては、例えば、運転号機、各ポンプの故障の有無および故障内容、給水装置1全体の総通電時間、吐出圧力、瞬時流量、総消費電力、総合効率、ポンプ個別の出力電流、出力電圧、消費電力が挙げられる。
また、ポンプ運転情報の他に、記録データも遠方監視装置、表示装置および携帯端末に送信されてもよい。記録データは、積算始動回数、積算運転時間、総積算流量、瞬時最大流量、最高吐出圧力、最低吐出圧力、渇水・減水・満水に関する情報、直結給水方式の場合は,最高吸込圧力,最低吸込圧力の少なくとも1つを含む情報である。
Claims (10)
- 少なくとも1つのポンプと、
前記ポンプを制御するインバータの数、または前記インバータを駆動するインバータドライブ基板の数をカウントすることにより、自装置に接続される前記ポンプの台数を算出する台数算出部と、
を具備する給水装置。 - 前記台数算出部は、前記インバータドライブ基板に電源が供給された結果、接続が確認できたインバータドライブ基板の数を前記ポンプの台数として算出する、請求項1に記載の給水装置。
- 前記台数算出部は、前記インバータまたは前記インバータドライブ基板とシリアル通信により接続され、付与された通信用の局番に基づき前記ポンプの台数を算出する、請求項1に記載の給水装置。
- 基板上の物理スイッチの状態を参照することで、前記ポンプの運転台数において減台設定があるか否かを判定する判定部をさらに具備し、
前記台数算出部は、判定された前記減台設定に基づき、前記ポンプの最大並列運転台数を算出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給水装置。 - 基板上の物理スイッチの状態を参照することで、前記ポンプの給水方式が、受水槽方式であるか直結給水方式であるかを判定する判定部をさらに具備する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給水装置。
- 給水装置の機種コードと、定格圧力および前記ポンプ1台当たりの単位流量との対応関係を記憶する記憶部と、
作業者により入力された機種コードに基づき、前記機種コードに対応する前記定格圧力および前記単位流量のうちの少なくとも1つを設定する設定部と、をさらに具備する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の給水装置。 - 前記定格圧力に所定比率を乗算して末端圧力を算出し、前記末端圧力から所定値を減算して始動圧力を算出するパラメータ算出部をさらに具備する、請求項6に記載の給水装置。
- 前記設定部が前記機種コードに基づいて前記単位流量を設定した場合、前記単位流量に前記ポンプの最大並列運転台数を乗算して自装置の定格流量を算出するパラメータ算出部をさらに具備する、請求項7に記載の給水装置。
- 前記ポンプの台数、前記最大並列運転台数、前記単位流量、前記定格流量、前記定格圧力、前記末端圧力、前記始動圧力の少なくとも1つを含むポンプ運転情報を外部に送信する送信部をさらに具備する、請求項8に記載の給水装置。
- コンピュータを、
ポンプを制御するインバータの数、または前記インバータを制御するインバータドライブ基板の数をカウントすることにより、自装置に接続される前記ポンプの台数を算出する第1算出手段と、
基板上の物理スイッチの状態を参照することで、前記ポンプの運転台数において減台設定があるか否かを判定する判定手段と、
判定された前記減台設定に基づき、前記ポンプの最大並列運転台数を算出する第2算出手段として機能させるための給水装置の制御プログラム。
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Cited By (1)
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KR102660820B1 (ko) * | 2023-05-03 | 2024-04-26 | 주식회사 디와이시스템 | 인버터 부스터 펌프 시스템용 제어장치 |
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JP2013092095A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 給水装置および給水装置の運転方法 |
JP2017198161A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置、及び、給水装置の制御方法 |
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