JP2021187741A - 美容方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料を使用し、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさを実感できる美容方法を提供することである。【解決手段】スキンケアが求められる皮膚に、1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水を適用した後に、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料を適用することにより、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさを効果的に実感できる。【選択図】なし

Description

本発明は、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料を使用する美容方法であって、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさを実感できる美容方法に関する。更に、本発明は、当該美容方法に使用される化粧料セットに関する。
ヘパリン類似物質は、コンドロイチン多硫酸等の多硫酸化ムコ多糖であり、保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用等が知られており、しかも副作用が少ないことから、化粧料の配合成分として広く用いられている。
一方、ジェル状化粧料は、みずみずしく、さっぱりとした使用感が得られる特徴があり、消費者に好まれて使用されている。しかしながら、ヘパリン類似物質をジェル状化粧料に配合すると、塗布後にべたつきが生じるという問題点があった。このようなジェル状化粧料におけるべたつきの問題は、不快感を伴い、使用感の低下をきたすことになり、日々のスキンケア行為を続ける上での障害となり得る。
従来、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料において塗布後のべたつきを抑制する製剤技術について検討されている。例えば、特許文献1には、ヘパリン類似物質、イソプロパノール、及びゲル化剤を含み、且つヘパリン類似物質1重量部当たり、イソプロパノールを77〜180重量部の比率で含むゲル状外用組成物は、塗布後のべたつきが抑制され、優れた使用感が得られることが開示されている。
特許文献1に記載の製剤技術では優れた使用感を実現できているが、消費者ニーズの多様化に応えるべく、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料を使用した新たなスキンケア技術の開発が求められている。
特開2016−193854号公報
本発明の目的は、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料を使用し、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさを実感できる美容方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、当該美容方法に使用される化粧料セットを提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、スキンケアが求められる皮膚に、1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水を適用した後に、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料を適用することにより、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさ(スキンケア中のきしみ感の無さとさっぱり感)を効果的に実感できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. スキンケアが求められる皮膚に、下記化粧料Aを適用した後に、下記化粧料Bを適用する、美容方法:
化粧料A:1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水。
化粧料B:ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料。
項2. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールがエタノールである、項1に記載の美容方法。
項3. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量が1〜30重量%である、項1又は2に記載の美容方法。
項4. 前記化粧料Aにおける多価アルコールが、少なくともポリエチレングリコールを含む、項1〜3のいずれかに記載の美容方法。
項5. 前記化粧料Aにおける多価アルコールの含有量が0.05〜50重量%である、項1〜4のいずれかに記載の美容方法。
項6. 前記化粧料Bが、更に、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、並びに(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体を含む、項1〜5のいずれかに記載の美容方法。
項7. 下記化粧料A及びBを含み、スキンケアが求められる皮膚に下記化粧料Aを適用した後に下記化粧料Bを適用して使用される、化粧料セット:
化粧料A:1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水。
化粧料B:ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料。
項8. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールがエタノールである、項7に記載の化粧料セット。
項9. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量が1〜30重量%である、項7又は8に記載の化粧料セット。
項10. 前記化粧料Aにおける多価アルコールが、少なくともポリエチレングリコールを含む、項7〜9のいずれかに記載の化粧料セット。
項11. 前記化粧料Aにおける多価アルコールの含有量が0.05〜50重量%である、項7〜10のいずれかに記載の化粧料セット。
項12. 前記化粧料Bが、更に、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、並びに(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体を含む、項7〜11のいずれかに記載の化粧料セット。
本発明によれば、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料の使用感や実感される美容効果を向上させることが可能になっており、優れた保湿感が得られ、べたつきが少なく、且つスキンケア時に心地よさ(スキンケア中のきしみ感の無さとさっぱり感)を効果的に実感させることができる。
1.美容方法
本発明の美容方法は、スキンケアが求められる皮膚に、特定組成の化粧水である化粧料Aを適用した後に、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料である化粧料Bを適用することを特徴とする。以下、本発明の美容方法について詳述する。
[化粧料A]
化粧料Aは、1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水である。
・1価低級アルコール
化粧料Aで使用される1価低級アルコールの種類については、特に制限されず、炭素数2〜5の1価アルコールであればよく、具体的には、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−アミルアルコール、sec−アミルアルコール、イソアミルアルコール、tert−アミルアルコール、ネオペンチルアルコール等が挙げられる。これらの1価低級アルコールは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの1価低級アルコールの中でも、保湿感、べたつきの無さ、スキンケア時に心地よさをより一層向上させるという観点から、好ましくはエタノールが挙げられる。
化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量については、特に制限されないが、例えば、1〜30重量%が挙げられる。化粧料Bの適用後のべたつきをより一層少なくしつつ、スキンケア時に心地よさを更に向上させるという観点から、化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量として、好ましくは5〜20重量%、より好ましくは10〜15重量%が挙げられる。
・多価アルコール
化粧料Aで使用される多価アルコールの種類については、特に制限されないが、例えば、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。これらの多価アルコールは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
保湿感、べたつきの無さ、スキンケア時に心地よさをより一層向上させるという観点から、化粧料Aでは、多価アルコールとして少なくともポリエチレングリコールを含んでいることが好ましい。ポリエチレングリコールについては、平均分子量は特に制限されないが、具体的には、ポリエチレングリコール100、ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコール300、ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール600、ポリエチレングリコール800、ポリエチレングリコール1000、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール1540、ポリエチレングリコール2000、ポリエチレングリコール4000、ポリエチレングリコール6000、ポリエチレングリコール11000、ポリエチレングリコール20000等が挙げられる。これらのポリエチレングリコールは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらのポリエチレングリコールの中でも、好ましくはポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール600、ポリエチレングリコール800、ポリエチレングリコール1000、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール1540、ポリエチレングリコール2000、ポリエチレングリコール4000;より好ましくはポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール4000が挙げられる。
また、化粧料Aにおいて、2種以上の多価アルコ―ルを組み合わせて使用する場合の好適な例として、ポリエチレングリコールとプロピレングリコールとグリセリンとの組み合わせが挙げられる。多価アルコールとして、ポリエチレングリコールとプロピレングリコールとグリセリンとを組み合わせて使用する場合、これらの比率については、特に制限されないが、例えば、ポリエチレングリコール100重量部当たり、プロピレングリコールが1〜30000重量部、且つグリセリンが1〜70000重量部;好ましくは、プロピレングリコールが10〜3000重量部、且つグリセリンが10〜7000重量部;より好ましくはプロピレングリコールが100〜500重量部、且つグリセリンが500〜900重量部が挙げられる。
化粧料Aにおける多価アルコールの含有量については、特に制限されないが、例えば、多価アルコールの総量で、0.05〜50重量%、好ましくは0.1〜40重量%、より好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは0.5〜15重量%が挙げられる。
また、多価アルコールとしてポリエチレングリコールを単独で又は他の多価アルコールと組み合わせて使用する場合であれば、化粧料Aにおけるポリエチレングリコールの含有量としては、例えば、0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜15重量%、より好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.1〜3重量%、より一層好ましくは0.1〜2重量%、特に好ましくは0.5〜1重量%が挙げられる。
・基材
化粧料Aは、化粧水であるので、基材として水が含まれる。化粧料Aにおける水の含有量については、添加成分以外の残部であればよいが、例えば、40〜97重量%が挙げられる。
・その他の成分
化粧料Aには、前述する成分の他に、必要に応じて、化粧水に配合可能な他の添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤としては、例えば、エタノール以外の低級アルコール、保湿剤(前述する成分以外)、収斂剤、美白剤、整肌剤、乳化剤、香料、防腐剤、酸化防止剤、抗菌剤、顔料、増粘剤、緩衝剤、pH調整剤等が挙げられる。
[化粧料B]
化粧料Bは、ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料である。
・ヘパリン類似物質
ヘパリン類似物質とは、コンドロイチン多硫酸等の多硫酸化ムコ多糖であり、保湿作用、抗炎症作用、血行促進作用等を有することが知られている公知の成分である。
本発明で使用されるヘパリン類似物質の由来については、特に制限されないが、例えば、ムコ多糖類を多硫酸化することにより得られたもの、食用獣の組織(例えば、ウシやブタ等の気管軟骨を含む肺臓)から抽出したもの等が挙げられる。本発明のゲル状外用組成物では、ヘパリン類似物質として、日本薬局方外医薬品規格に収載されているヘパリン類似物質が好適に使用される。
化粧料Bにおけるヘパリン類似物質の含有量としては、例えば、0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜3重量%、更に好ましくは0.05〜1重量%が挙げられる。
・増粘剤
化粧料Bは、ジェル状化粧料であるので、粘性を付与してジェル状の製剤形態にするために増粘剤を含む。
化粧料Bで使用される増粘剤については、香粧学的に許容されることを限度として、特に制限されないが、例えば、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体等のビニルポリマー;カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の増粘多糖類が挙げられる。
これらの増粘剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの増粘剤の中でも、化粧料Bの適用後のべたつきをより一層少なくするという観点から、好ましくはビニルポリマー、より好ましくはカルボキシビニルポリマーが挙げられる。
また、化粧料Bに使用される増粘剤の好適な例として、ビニルポリマーと増粘多糖類との組み合わせ、より好ましくはカルボキシビニルポリマーとヒドロキシプロピルメチルセルロースとの組み合わせが挙げられる。ビニルポリマーと増粘多糖類とを組み合わせて使用する場合、これらの比率については、特に制限されないが、例えば、ビニルポリマー100重量部当たり、増粘多糖類が1〜500重量部、好ましくは10〜200重量部、より好ましくは50〜100重量部が挙げられる。
化粧料Bにおける増粘剤の含有量としては、使用する増粘剤の種類に応じて適宜設定すればよいが、例えば0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%、より好ましくは0.5〜2重量%が挙げられる。
・グリチルリチン酸及び/又はその塩
化粧料Bは、グリチルリチン酸及び/又はその塩を含んでいてもよい。グリチルリチン酸及び/又はその塩を含むことによって、化粧料Bに抗炎症作用や抗アレルギー作用等を付与することができる。
グリチルリチン酸の塩としては、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩等が挙げられる。
化粧料Bにおいて、グリチルリチン酸及びその塩の中から1種を選択して単独で使用してもよく、これらの中から2種以上を組み合わせて使用してもよい。グリチルリチン酸及びその塩の中でも、好ましくはグリチルリチン酸の塩、より好ましくはグリチルリチン酸ジカリウムが挙げられる。
化粧料Bにグリチルリチン酸及び/又はその塩を含有させる場合、化粧料Bにおけるグリチルリチン酸及び/又はその塩の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜3重量%、より好ましくは0.03〜2重量%が挙げられる。
・アスコルビン酸類
化粧料Bは、アスコルビン酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種のアスコルビン酸類を含んでいてもよい。アスコルビン酸類を含むことによって、化粧料Bにメラニン生成抑制作用を付与することができる。
アスコルビン酸及びその誘導体については、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、アスコルビン酸;アスコルビン酸2−グルコシド;アスコルビン酸モノステアレート、アスコルビン酸モノパルミテート、アスコルビン酸モノオレート等のアスコルビン酸モノアルキルエステル類;アスコルビン酸モノリン酸エステル及びそのマグネシウム塩等のアスコルビン酸モノエステル類;アスコルビン酸ジステアレート、アスコルビン酸ジパルミテート、アスコルビン酸ジオレート等のアスコルビン酸ジアルキルエステル類;アスコルビン酸ジリン酸エステル及びその塩等のアスコルビン酸ジエステル類;アスコルビン酸トリステアレート、アスコルビン酸トリパルミテート、アスコルビン酸トリオレート等のトリアルキルエステル類;アスコルビン酸トリリン酸エステル等のアスコルビン酸トリエステル類;3−O−エチル,6−アセチル−アスコルビン酸、3−O−エチル,6−ブチルアスコルビン酸、3−O−エチル,6−ラウロイルアスコルビン酸、3−O−エチル,6−パルミトイルアスコルビン酸、3−O−エチル,6−オレオイルアスコルビン酸、3−O−エチル,6−ステアロイルアスコルビン酸、3−O−エチル,6−ベヘルミノイル−アスコルビン酸等が挙げられる。これらのアスコルビン酸及びその誘導体は、L体又はD体のいずれであってもよいが、好ましくはL体が挙げられる。
また、アスコルビン酸及びその誘導体の塩については、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩等が挙げられる。
アスコルビン酸類として、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、アスコルビン酸の塩、及びアスコルビン酸誘導体の塩の中から1種を選択して単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらのアスコルビン酸類の中でも、好ましくはアスコルビン酸の誘導体及びその塩、より好ましくはアスコルビン酸2−グルコシドが挙げられる。
化粧料Bにアスコルビン酸類を含有させる場合、化粧料Bにおけるアスコルビン酸類の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.01〜10重量%、好ましくは0.3〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%が挙げられる。
・トコフェロール及び/又はその誘導体
化粧料Bは、トコフェロール及び/又はその誘導体を含んでいてもよい。トコフェロール及び/又はその誘導体を含むことによって、化粧料Bに抗酸化作用を付与することができる。
トコフェロールは、d体、l体、dl体のいずれであってもよいが、好ましくはdl体が挙げられる。また、トコフェロールは、α体、β体、γ体、δ体のいずれであってもよいが、好ましくはα体が挙げられる。
トコフェロールの誘導体としては、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、酢酸、ニコチン酸、コハク酸等のカルボン酸とのエステル体、リン酸とのジエステル体等が挙げられる。これらのトコフェロールの誘導体の中でも、好ましくはカルボン酸とのエステル体、更に好ましくは酢酸トコフェロールが挙げられる。また、トコフェロールの誘導体は、d体、l体、dl体のいずれであってもよいが、好ましくはdl体が挙げられる。また、トコフェロールの誘導体は、α体、β体、γ体、δ体のいずれであってもよいが、好ましくはα体が挙げられる。
化粧料Bにおいて、トコフェロール及びその誘導体の中から1種を選択して単独で使用してもよく、これらの中から2種以上を組み合わせて使用してもよい。トコフェロール及びその誘導体の中でも、好ましくはトコフェロールの誘導体、より好ましくはトコフェロールのカルボン酸とのエステル体、更に好ましくは酢酸トコフェロールが挙げられる。
化粧料Bにトコフェロール及び/又はその誘導体を含有させる場合、化粧料Bにおけるトコフェロール及び/又はその誘導体の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.01〜5重量%、好ましくは0.02〜2重量%、より好ましくは0.03〜1重量%が挙げられる。
・多価アルコール
化粧料Bは、多価アルコールを含んでいてもよい。多価アルコールを含むことによって、化粧料Bの保湿作用を増強することができる。
多価アルコールとしては、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。
これらの多価アルコールは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの多価アルコールの中でも、好ましくは1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、エリスリトールが挙げられる。
化粧料Bに多価アルコールを含有させる場合、化粧料Bにおける多価アルコールの含有量については、使用する多価アルコールの種類に応じて適宜設置すればよいが、例えば、1〜40重量%、好ましくは3〜30重量%、より好ましくは5〜20重量%が挙げられる。
・抗菌又は殺菌剤
化粧料Bは、抗菌又は殺菌剤を含んでいてもよい。抗菌又は殺菌剤を含むことによって、化粧料Bにアクネ菌等に対する抗菌又は殺菌作用を付与することができる。
抗菌又は殺菌剤の種類については、香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、アクネ菌に有効な抗菌又は殺菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール、ヒノキチオール、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化リゾチーム、スルファジアジン、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム等が挙げられる。
これらの抗菌又は殺菌剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの抗菌又は殺菌剤の中でも、好ましくはイソプロピルメチルフェノールが挙げられる。
化粧料Bに抗菌又は殺菌剤を含有させる場合、化粧料Bにおける抗菌又は殺菌剤の含有量については、使用する抗菌又は殺菌剤の種類に応じて適宜設置すればよいが、例えば、0.001〜2重量%、好ましくは0.005〜1重量%、更に好ましくは0.01〜0.3重量%が挙げられる。
・配合成分の好適な組み合わせ
化粧料Bが、少なくとも、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、並びに(ii)アスコルビン酸類を含む場合には、肌の乾燥、肌あれ、及び肌のごわつきを効果的に改善でき、肌の全体的な調子を更に向上させることが可能になる。
また、肌の乾燥、肌あれ、及び肌のごわつきの改善効果を高め、肌の全体的な調子をより一層向上させるという観点から、化粧料Bは、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、並びに(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体を含んでいることが好ましく;(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体、並びに(iv)多価アルコールを含んでいることがより好ましく;(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体、(iv)多価アルコール、並びに(v)抗菌又は殺菌剤を含んでいることが更に好ましい。
・水
化粧料Bは、ジェル状化粧料であるので、増粘剤を増粘させるために基材として水が含まれる。化粧料Bにおける水の含有量については、添加成分以外の残部であればよいが、例えば、10〜98重量%、好ましくは30〜96重量%、より好ましくは50〜93重量%が挙げられる。
化粧料Bには、前述する成分の他に、必要に応じて、ジェル状化粧料に配合可能な他の添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤としては、例えば、保湿剤(前述する成分以外)、収斂剤、美白剤、整肌剤、ビタミン、低級アルコール、植物油、動物油、鉱物油、ワックス、ロウ、脂肪酸、脂肪酸エステル、高級アルコール、コレステロール、シリコーンオイル、界面活性剤、清涼化剤、防腐剤、香料、着色剤、pH調整剤、安定化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、緩衝剤、溶解補助剤、可溶化剤、保存剤等が挙げられる。
・pH
化粧料BのpHについては、皮膚に適用可能であって、含有する成分に悪影響を与えないない範囲であればよいが、例えば、pH2〜9、好ましくはpH3〜8、より好ましくは5〜7.5が挙げられる。
[使用方法]
本発明の美容方法では、スキンケアが求められる皮膚に、化粧料Aを適用した後に化粧料Bを適用する。このように化粧料Aを適用した後に化粧料Bを適用することによって、スキンケア時に心地よさを実感させつつ、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B)塗布後でもべたつきが少なく、優れた保湿感を付与し、優れた美容効果を奏することができる。
スキンケアが求められる皮膚としては、顔、首、腕、手、胴、脚等のいずれの身体部位であってもよいが、好ましくは顔、首、腕、手、より好ましくは顔が挙げられる。
スキンケアが求められる皮膚に対して化粧料Aを適用するのに先立って、当該皮膚を洗浄していてもよい。皮膚を洗浄した場合には、洗浄後に皮膚上の水分を拭き取った後に、化粧料Aを適用することが好ましい。
皮膚に化粧料Aを適用する方法については、特に制限されないが、化粧料Aの適量を手に取ってスキンケアが求められる皮膚に塗布する方法であってもよいが、化粧料Aの適量を拭取具に含浸させた状態にして、スキンケアが求められる皮膚を拭き取る方法が好ましい。このように化粧料Aを使用して拭き取り操作を行うことによって、化粧料Bの適用後の保湿感及びベタツキの少なさ、並びにスキンケア時の心地よさをより一層向上させることが可能になる。
化粧料Aを含浸させる拭取具については、皮膚の清拭に使用可能であるものであればよく、例えば、化粧用コットン、化粧用パフ、不織布シート、織布シート(ガーゼ等)、スポンジ等が挙げられる。当該拭取具の構成素材については、特に制限されず、例えば、天然繊維、再生繊維、半合成繊維、合成繊維、合成樹脂等のいずれであってもよいが、好ましくは天然繊維、更に好ましくは綿が挙げられる。これらの拭取具の中でも、好ましくは化粧用コットン、不織布シート、更に好ましくは化粧用コットンが挙げられる。
化粧料Aを適用した皮膚に化粧料Bを適用する。化粧料Bの適用は、化粧料Aが皮膚に馴染んだ後、且つ化粧料Aが乾く前に行うことが好ましい。皮膚に化粧料Bを適用する方法については、特に制限されないが、化粧料Bの適量を手に取って、化粧料Aを適用した皮膚に塗布する方法が挙げられる。
2.化粧料セット
本発明の化粧料セットは、前記化粧料A及びBを含み、スキンケアが求められる皮膚に前記化粧料Aを適用した後に前記化粧料Bを適用して使用される化粧料セットである。
本発明の化粧料セットで使用される化粧料A及びBの組成、化粧料A及びBの皮膚への適用方法等については、前記「1.美容方法」に欄に記載の通りである。
以下、本発明について実施例を挙げて、更に詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定されて解釈されるものではない。
試験例1
表1に示す組成の各種化粧料A(化粧水)、及び表2に示す組成の各種化粧料B(ジェル状化粧料)を調製した。
Figure 2021187741
Figure 2021187741
得られた化粧料A(化粧水)、及び化粧料B(ジェル状化粧料)を使用してスキンケアを行い、保湿感、べたつきの無さ、及びスキンケア時の心地よさについて評価した。具体的には、訓練された被験者8名によって、後述する適用方法で化粧料A及び/又は化粧料Bを使用してスキンケアを行い、「使用後の保湿感」、「使用後のべたつきの無さ」、及び「スキンケア時の心地よさ」の3つの各評価項目について、満足できるか否かを評価した。なお、「スキンケア時の心地よさ」は、スキンケア中(化粧料の適用中)のきしみ感の無さとさっぱり感について評価した。8名の被験者の各評価項目の評価結果から、以下の分類基準に従って、結果を分類した。
<適用方法>
・実施例1〜8及び比較例3〜7
表3に示す化粧料A(化粧水)約4mlを化粧用コットン(綿100%、7cm×5cm、4枚重ね)に含浸させて、前腕内側の肌に対して拭き取り操作を行った(1回目)。次いで、表3に示す化粧料B(ジェル状化粧料)約0.1mlを手に取って前腕内側の肌(化粧料Aを適用した部位)に塗布した(2回目)。
・比較例1
化粧料A2(化粧水)約4mlを化粧用コットン(綿100%、7cm×5cm、4枚重ね)に含浸させて、前腕内側の肌に対して拭き取り操作を行った(1回目)。化粧料B(ジェル状化粧料)は使用しなかった。
・比較例2
化粧料B1(ジェル状化粧料)約0.1mlを手に取って前腕内側の肌に塗布した(1回目)。次いで、化粧料A2(化粧水)約4mlを化粧用コットン(綿100%、7cm×5cm、4枚重ね)に含浸させて、化粧料Bを塗布した前腕内側の肌(化粧料B1を適用した部位)に対して拭き取り操作を行った(2回目)。
<各評価項目の分類基準>
◎(極めて良好):満足できると評価した被験者が6人以上
○(良好):満足できると評価した被験者が3〜5人
×(不良):満足できると評価した被験者が2人以下
結果を表3に示す。1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A2)のみを使用した場合(比較例1)、並びに1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A2)を使用した後にヘパリン類似物質を含まないジェル状化粧料(化粧料B2)を使用した場合(比較例3)では、十分な保湿感が得られなかった。また、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)のみを使用した場合では、べたつきが感じられ、更にスキンケア時の心地よさも不十分であった(比較例2)。更に、多価アルコールのみを含む化粧水(化粧料A9)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)を使用しても、べたつきが感じられ、更にスキンケア時の心地よさも不十分であった(比較例4)。多価アルコールのみを含む化粧水(化粧料A9)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含まないジェル状化粧料(化粧料B2)を使用すると、保湿感、ベタツキの無さ、及びスキンケア時の心地よさの全てにおいて満足できなかった(比較例5)。1価低級アルコールのみを含む化粧水(化粧料A10)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)を使用しても、スキンケア時の心地よさも不十分であった(比較例6)。1価低級アルコールのみを含む化粧水(化粧料A10)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含まないジェル状化粧料(化粧料B2)を使用すると、保湿感及びスキンケア時の心地よさが不十分であった(比較例7)。更に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)を使用した後に、1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A2)を使用しても、保湿感及びスキンケア時の心地よさが不十分であった(比較例8)。
これに対して、1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A1〜A8)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)を使用した場合には、保湿感、ベタツキの無さ、及びスキンケア時の心地よさが、いずれも良好であり、優れた使用感及び美容効果が認められた(実施例1〜8)。特に、10重量%以上の1価低級アルコール及び0.5〜1重量%の多価アルコールを含む化粧水(化粧料A1、A2、A4、A5及びA7)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B1)を使用した場合には、ベタツキの無さ、及びスキンケア時の心地よさが格段に優れていた(実施例1、2、4、5及び7)。
Figure 2021187741
試験例2
表4に示す組成の化粧料A11(化粧水)、及び表5に示す組成の化粧料B3(ジェル状化粧料)を調製した。
Figure 2021187741
Figure 2021187741
得られた化粧料A11(化粧水)及び/又は化粧料B3(ジェル状化粧料)を使用してスキンケアを行い、美容効果について評価した。具体的には、ニキビの症状がある被験者(女性24名)を2群(1群12名)に分けて、後述する適用方法で化粧料A11及び/又は化粧料B3を2週間使用し、使用前と2週間使用後に、「肌の全体的な調子」、「肌の乾燥の気になり度合」、「肌あれの気になり度合」、及び「肌のゴワつきの気になり度合」の各評価項目について、後述する基準に従ってスコア化した。
<適用方法>
・化粧料A11と化粧料B3の併用群(実施例9)
被験者に洗顔させて顔の皮脂を十分に洗い流した状態にし、顔の水分を除去した。その後、化粧料A11(化粧水)約4mlを化粧用コットン(綿100%、7cm×5cm、4枚重ね)に含浸させて、洗顔後の顔に対して拭き取り操作を行った。次いで、化粧料B3(ジェル状化粧料)約0.4mlを手に取って顔に塗布させた。この操作を朝晩2回、2週間行った。
・化粧料B3の単独使用群(比較例9)
被験者に洗顔させて顔の皮脂を十分に洗い流した状態にし、顔の水分を除去した。その後、化粧料B3(ジェル状化粧料)約0.4mlを手に取って顔に塗布させた。この操作を朝晩2回、2週間行った。化粧料A11(化粧水)は使用しなかった。
<「肌の全体的な調子」の基準>
1:非常に悪い。
2:悪い。
3:やや悪い。
4:どちらともいえない。
5:やや良い。
6:良い。
7:非常に良い。
<「肌の乾燥の気になり度合」、「肌あれの気になり度合」、及び「肌のゴワつきの気になり度合」の基準>
1:非常に気になる。
2:気になる。
3:やや気になる。
4:どちらともいえない。
5:あまり気にならない。
6:気にならない。
7:全く気にならない。
使用前及び2週間使用後の各評価項目のスコアの平均値、及び2週間使用後に各評価項目のスコアが改善していた被験者の人数を表6に示す。この結果、1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A11)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B3)を使用した群(実施例9)では、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B3)のみを使用した群(比較例9)に比べて、2週間の使用後に、「肌の全体的な調子」が良好になり、且つ「肌の乾燥の気になり度合」、「肌あれの気になり度合」、及び「肌のゴワつきの気になり度合」が改善できたことが確認された。
更に、1価低級アルコール及び多価アルコールを含む化粧水(化粧料A11)を使用した後に、ヘパリン類似物質を含むジェル状化粧料(化粧料B3)を使用した群(実施例9)では、化粧料A11及び化粧料B3の使用後に、保湿感とベタツキの無さが十分に満足できるものであり、更にスキンケア時の心地よさ(スキンケア中のきしみ感の無さとさっぱり感)が良好であるという評価結果が得られた。
Figure 2021187741
製造例
表7に示す組成の各種化粧水(化粧料A−1〜A−13)、及び表8〜11に示す組成の各種ジェル状化粧料(化粧料B−1〜B−40)を調製した。顔に化粧料A−1〜A−13のいずれかを適用した後に、化粧料B−1〜B−40を適用すると、良好な保湿感、ベタツキの無さ、及びスキンケア時の心地よさ認められ、肌の全体的な調子が良好になり、肌の乾燥の気になり度合、肌あれの気になり度合、及び肌のゴワつきの気になり度合が改善され得る。
Figure 2021187741
Figure 2021187741
Figure 2021187741
Figure 2021187741
Figure 2021187741

Claims (12)

  1. スキンケアが求められる皮膚に、下記化粧料Aを適用した後に、下記化粧料Bを適用する、美容方法:
    化粧料A:1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水。
    化粧料B:ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料。
  2. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールがエタノールである、請求項1に記載の美容方法。
  3. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量が1〜30重量%である、請求項1又は2に記載の美容方法。
  4. 前記化粧料Aにおける多価アルコールが、少なくともポリエチレングリコールを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の美容方法。
  5. 前記化粧料Aにおける多価アルコールの含有量が0.05〜50重量%である、請求項1〜4のいずれかに記載の美容方法。
  6. 前記化粧料Bが、更に、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、並びに(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の美容方法。
  7. 下記化粧料A及びBを含み、スキンケアが求められる皮膚に下記化粧料Aを適用した後に下記化粧料Bを適用して使用される、化粧料セット:
    化粧料A:1価低級アルコール、及び多価アルコールを含有する化粧水。
    化粧料B:ヘパリン類似物質を含有するジェル状化粧料。
  8. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールがエタノールである、請求項7に記載の化粧料セット。
  9. 前記化粧料Aにおける1価低級アルコールの含有量が1〜30重量%である、請求項7又は8に記載の化粧料セット。
  10. 前記化粧料Aにおける多価アルコールが、少なくともポリエチレングリコールを含む、請求項7〜9のいずれかに記載の化粧料セット。
  11. 前記化粧料Aにおける多価アルコールの含有量が0.05〜50重量%である、請求項7〜10のいずれかに記載の化粧料セット。
  12. 前記化粧料Bが、更に、(i)グリチルリチン酸及び/又はその塩、(ii)アスコルビン酸類、並びに(iii)トコフェロール及び/又はその誘導体を含む、請求項7〜11のいずれかに記載の化粧料セット。
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