JP2021187394A - 車両用照明装置 - Google Patents

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【課題】光ファイバを利用した車両用照明装置において、故障を早期に検知し、照明装置を安定して利用し得る構成とする。【解決手段】レーザ光源11と、該レーザ光源11から出光した光を導光する導光部材10と、前記導光部材10の端面に設置された受光素子12と、前記受光素子12で受光した光量に基づいて前記レーザ光源を制御する制御装置とを含み、前記導光部材は、端面から入光した光を導光しながら、側面から発光する光ファイバ10aを少なくとも一本含む、車両用照明装置とする。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両の内装や外装に配設される車両用照明装置に関する。
近年、自動車等の車両の内装や外装には、意匠性の向上や、車両の状態の表示などを目的として、各種の照明装置が組み込まれている。
光ファイバは、可撓性を有する細径の導光体であり、各種の形状でライン状の発光パターンを実現することができ、車両の内装や外装における照明部材として用いられている。例えば、特許文献1には、光ファイバからなる導光部材と、前記導光部材にレーザ光を入光する光源と、透光性の光透過部を有する基材とを備え、導光部材が基材の光透過部に埋設された車両用内装部材が記載されている。
光ファイバは、細径の線状部材であり、素材の特性上、可撓性には限界があるため、使用中に折損する可能性がある。例えば、特許文献2には、双方向光伝送用の光ファイバにおいて、受信した信号の周波数に基づき、相手局から送信された信号か、ファイバの断線に起因する反射信号かを検出する方法が記載されている。
特開2019−81392号公報 特開平4−258028号公報
光ファイバの側面からの発光(漏光)を照明に利用する場合、光源からの距離が離れるに従い、出光する光量が次第に減少することが問題となる。特許文献1では、レーザ光源から細径の導光体に導光することにより、長距離の導光を実現し、これを用いて照明機能付の内装部材を提供し得ることを記載している。
特許文献1で利用されるような、側面発光型の光ファイバにおいては、光ファイバの折損が照明装置の意匠性を著しく損なうことになる。特許文献2は光ファイバの戻り光にもとづいて、光ファイバの破断を検出し得ることを記載しているが、長尺の側面発光型の光ファイバでは、導光される光の強度の減衰が大きいため、戻り光の信号を利用することは困難である。また照明装置の性能を安定して維持するためには、光ファイバの破断の検出だけではなく、照明光の強度を所望の範囲に維持し得るように、強度のモニタリングを伴う制御を行うことが好ましい。
本発明は、側面発光型の光ファイバを利用した車両用の照明装置において、光ファイバに導光される光の強度を測定しながら、照明光の制御を行い得る、照明装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用照明装置は、レーザ光源と、該レーザ光源から出光した光を導光する導光部材と、前記導光部材の端面に設置された受光素子と、前記受光素子で受光した光量に基づいて前記レーザ光源を制御する制御装置とを含み、
前記導光部材は、端面から入光した光を導光しながら、側面から発光する光ファイバ(発光ファイバ)を少なくとも一本含む、照明装置である。
上記構成の照明装置によれば、導光部材端面から出光する光量を受光素子を用いて測定しながら照明装置を作動させることにより、側面発光型の光ファイバを用いた照明の輝度を所定範囲に制御し、装置に故障を検知した際には速やかに作動を停止させることができる。
前記照明装置は、温度センサを備え、該温度センサで測定される環境温度に基づいて、前記制御装置がレーザ光源の出力を増減し、前記受光素子で受光する光量を所定値に制御するものであってもよい。この構成の照明装置によれば、環境温度の変化による光ファイバの発光輝度の変化を抑制することができる。
前記照明装置において、前記受光素子に受光される光量が、上限の閾値以上、または下限の閾値以下となった場合に、前記制御装置が前記レーザ光源の作動を停止するものであってもよい。この構成の照明装置によれば、光ファイバやレーザ光源の故障を一定の閾値に基づいて検知して照明装置の維持管理を行い、装置寿命の短縮を防止することができる。
上記照明装置において、レーザ光源を使用する際に用いられる上限出力において、前記受光素子で受光される光量を100%基準値とした場合に、105%を上限の閾値とし、0.2%を下限の閾値としてもよい。すなわち、上記照明装置は、受光素子に受光される光量が前記基準値の0.2%以下となった場合に、制御装置がレーザ光源の作動を停止するものであってもよく、かつ/または、受光素子に受光される光量が前記基準値の105%以上となった場合に、装置が前記レーザ光源の作動を停止するものであってもよい。
前記照明装置において、前記導光部材がループ状に配置されており、前記レーザ光源と、前記受光素子と、前記制御装置とが、一つの収納ボックス内に収納され、外部に対し、電磁的に遮蔽されていてもよい。これによって装置のスペースを節約するとともに、発生するノイズを低減することができる。
本発明によれば、車両の内装や外装に使用される発光ファイバを用いた照明装置において、所定範囲をはずれる輝度の変化を抑制し、故障時には速やかに照明装置の作動を停止させることができる。
本発明の車両用照明装置を配置した車両の室内を示す、模式図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用照明装置の構成を示す、概略図である。 本発明の車両用照明装置を用いたレーザ出力制御を説明するための概念図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用照明装置の制御装置における制御システムを説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の構成について説明する。なお、各図面は、発明の構成を説明するための概念図であり、実際の寸法比を表すものではない。異なる図において、対応する構成には、同一の符号を附して詳しい説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置1を備える自動車100の車室内の様子を模式的に示す概略図である。この例では、ルーフライニング20、ドアトリム30、フロアマット40等に、本発明の照明装置1が配置され、長手方向に光を導光しつつ、側面から発光する側面発光型の光ファイバ(以下発光ファイバという)10aにより、車室内の照明を行っている。
図2は、本発明の一実施形態に係る照明装置1の概略構成を説明するための模式図である。照明装置1は、発光ファイバ10aと、非照明領域において、光量の減衰を抑えながら長手方向に光を導光する、伝送用の光ファイバ(以下、伝送ファイバという)10bとからなる、長尺の導光部材10を備える。導光部材10は一端がレーザ光源11のレーザ発光素子11a(例えばレーザダイオード)に、他端が受光素子12(例えばフォトダイオード)に接続されている。
受光素子12は、受光した光の光量を測定し、これに基づいてレーザ光源11の出力の増減や、出力オフを行う制御装置13に接続されている。導光部材10はループ状に配置され、レーザ光源11、受光素子12、制御装置13が一つの収納ボックス14内に収納されている。
レーザ光源11は、出力のON/OFFだけではなく、出力の増減を行う調光機能を備えたものであってもよい。また必要に応じ、導光部材10が設置された環境の温度を測定する温度センサ15が制御装置13に接続されていてもよい。
レーザ発光素子11aと、受光素子12と、導光部材10の数は、各一つでもよく、2以上でもよい。例えば、図2では、一つの導光部材10によりルーフ照明を行う場合を示しているが、例えば、同じ収納ボックス14内に複数のレーザ発光素子11aを配置し、そこから他の部位(例えば図1に示すドアトリム30、フロアマット40など)に配置された導光部材1に導光するようにしてもよい。また、導光部材10は、一または複数の伝送ファイバ10bと一または複数の発光ファイバ10aがカップラ(図示せず)で接続されたものであってもよく、一本の発光ファイバ10aのみからなるものであってもよい。レーザ光源11および制御装置13は、ハーネス(不図示)を介して、車載バッテリ(不図示)等の電源に接続される。図2に示すように、導光部材10をループ状に配置して、レーザ光源11と、受光素子12と、制御装置13とを1つの収納ボックス14に収納することにより、照明装置1を配置するスペースを節約するとともに、ノイズの発生を抑制することができる。なお、収納ボックス14は、図2では車両1の後部に配置されているが、配置位置はこれに限定されるものではない。
収納ボックスは、ノイズおよび静電気からレーザ光源、受光素子、制御装置を保護する目的から、これら三要素を外界から電磁的に遮蔽出来るものが好ましい。また、おもにレーザ光源からの発熱を効率よく外部に放熱させる観点から熱伝導率が高いものが好ましい。自動車に搭載する観点から軽量且つ安価であることが要求されるため、例えば、アルミニウムなどの箱(閉空間)の中に該三要素を収納できるようにしておくとよい。なお、更に好ましくは、自動車に搭載する観点から、収納ボックスは防水性、防塵性を兼ね備えているとよい。
レーザ発光素子11aに特に限定はないが、光源の小型化が可能であり、価格が低く、安定な出力が得られ、消費電力も低い等の理由で、レーザダイオード(LD)を用いることが好ましい。レーザ発光素子11aは、単一の発光体(図示せず)から単色のレーザ光を発光するものでもよいが、例えば、複数の発光体を含み、赤色、緑色、青色の三色のレーザ光から適宜選択される、二色、または三色のレーザ光を用いた混合光とすることにより、所望の色合いのレーザ光を得るようにしてもよい
発光ファイバ10aは、可撓性を有する細径長尺の導光部材である。発光ファイバ10aは、導光部分のみからなるものであってもよいが、一つまたは複数のファイバからなる導光用の芯線と、保護用の被覆材からなる光ファイバであってもよい。例えば、導光部分となる樹脂またはガラス製のファイバ芯線と、ポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂性の被覆材からなる光ファイバを使用してもよい。光ファイバは、欠陥および/または散乱粒子などにより、側方への光拡散性が向上したもの(光拡散性ファイバ)であることが好ましい。また、発光ファイバ10aの被覆材中には、蛍光体が分散されていてもよい。例えば、被覆部分を含めても直径3mm未満、さらには1mm未満(例えば、0.9mm)、横断面円形の導光部位の直径が、例えば0.9mm未満の発光ファイバ10aを用い、細い線状発光を得ることができる。
使用する発光ファイバ10aの長さは特に限定されない。発光ファイバ10aでは、光の側方拡散により、導光するにつれて光量が減衰するが、本発明では細径の光ファイバ10aと光の直線性が高いレーザ光源11の併用により、長尺の導光が可能となり、具体的には、1m以上、さらには3m以上、さらには10m以上の長さとすることも可能である。上述のような発光ファイバ10aとしては、市販の物を用いることができ、一例としてコーニング社からFibranceとの登録商標名で販売されている発光ファイバ10aを用いてもよい。
なお、発光ファイバ10aにおいて、照明に用いる部分は、該発光ファイバ10aの入光側の端面10aから所定距離離れた部位を始点とする一定部分とし、前記一定部分は、前記発光ファイバ10aの発光輝度が導光につれて単調減少する部分とすることが好ましい。この場合、発光10aファイバが導光する光の輝度の減衰が緩やかになった部分を照明に用いることにより、照明部位の始端部と終端部の輝度差を抑制することができる。
照明装置1の配置方法は、特に制限されない。例えば、上述の発光ファイバ10aをさらにポリ塩化ビニル(PVC)や、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などからなる可撓性および透光性を有する管状部材に挿通した上で適当な保持部材を用いて内装トリム上に取り廻してもよく、シート状またはプレート状の部材に溝を設けて発光ファイバ10aを配設し透光性のカバーで覆ってもよい。
図3は、照明装置1の出力制御について説明するための概念図である。受光素子12を用いて測定される光量の最大値(MAX)は、レーザ発光素子11aの定格出力等の装置構成に依存して定まるが、通常使用時の上限の基準値(REF)はこれより低い値に設定され、照明装置の発光量の増減等を調光する場合には、この基準値REF以下の範囲で行う。例えば、レーザ発光素子11aの出力を上限(装置仕様上の上限:定格出力)とした場合に、受光素子12により受光される光量の上限値MAXに対し、レーザ発光素子11a使用時の設定上の上限出力において、測定される基準値REFは、REF=0.02MAX〜0.62MAX程度、好ましくは0.06MAX〜0.15MAXとしてもよい。
基準値REFの数値範囲の上限側について、常温状態を基準とすると環境温度が低下した場合、レーザ出力は1.6倍程度となることから、常温状態での基準値REFをレーザ定格出力使用時の0.62倍とした。(常温は25℃、低温は自動車の使用環境より−40℃を想定)。数値範囲下限側について、レーザ光源を電力効率の良い範囲で用いようとするとPWM制御とする必要があるが、その場合のduty比、ヒトの眼の時間分解能、レーザ光源の一般的な出力の比率を勘案すると、好ましくは0.02以上、より好ましくは0.06以上、となる。
本発明では、基準値REFを100%とした場合に、上下に閾値を設定し、閾値を超えた場合には、故障と判断してレーザの出力を停止する。閾値は任意に設定できるが、本実施形態では、受光量の検出に関与する後述の諸条件を検討した上で、上側の閾値(UT)を105%、下側の閾値(LT)を0.2%と設定している。レーザ光源11が故障して発光出力が過剰となると、レーザ発光素子11aの装置寿命が短くなるので、検出される光量が105%以上となった場合には、制御装置13がレーザ光源11の作動を停止する。他方、発光ファイバ10aまたは伝送ファイバ10bが折損した場合、受光素子12で受光される光量が急減するので、光量が基準値の0.2%以下になった場合、導光部材10の故障と判断してレーザ光源11の作動を停止する。
ここで、上側の閾値を105%、下側の閾値を0.2%としたのは、下記の理由による。上側の閾値を小さくしすぎる(100%近くにする)と、レーザ光源の出力の温度特性の個体差により誤検知するリスクが発生する。他方、上側の閾値を大きくしすぎると、暴走を正しく制御できない。そのため、上側の閾値は105%程度とすることが好ましい。下側の閾値を小さくしすぎる(0%に近くする)と、電気的ノイズによってマイコンの値が変動した場合に下限値をヒットするリスクが発生する。他方、下側の閾値を大きくしすぎると、ファイバが真に断線している場合を正しく判定できない。そのため、下側の閾値は0.2%程度とすることが好ましい。
照明装置1が調光機能を備える場合、レーザ発光素子11aの出力は、車両運転時の状態と連動したプログラムによって、制御されてもよく、運転者の指令によりコンソール(図示せず)から制御されてもよい。また、発光ファイバ10aからの発光量は、温度によっても変化し、その結果、受光素子12に受光される光量も変化するので、図4に示すように、制御装置13に温度センサ15が接続されていてもよい。この場合、制御装置13は、レーザ発光素子11aの出力のON/OFFのみを制御するだけではなく、出力の増減機能を備え、温度変化の影響を相殺して、受光量を所定の設定値(SET)に調整するものであってもよい。温度センサ15は、例えばルーフライニング20における、発光ファイバ10bの近傍に配置される。
図4は、制御装置13による、レーザ出力制御を行う構成の一実施形態の構成を示す概略図である。本実施形態では、レーザ光源11は、レーザダイオードからなる発光素子11aを備え、その発光面11bに、導光部材10の入光端面10c、すなわち、導光部材10を構成する伝送ファイバ10b(または発光ファイバ10a)の端面が接続されている。導光部材10の他方の端面(伝送ファイバ10bまたは発光ファイバ10aの終端面)10dは、受光素子(フォトダイオード)12に接続される。受光素子12から流れる電流は、抵抗13aで電圧に変換され、オペアンプ13bで増幅された後、マイコン(マイクロコンピュータ)13cに受信される。マイコン13cは、電圧値にもとづき、受光素子12が受光した光量を評価し、レーザ光源11のオフ、または出力の増減を制御する。また、マイコン13cには、車室内の温度を測定する温度センサ15が接続されていてもよい。上記の装置構成において、マイコン13cが受信する信号ADは、下記の式により記述できる。
Figure 2021187394
式中、Ipdは、導光部材10の末端10dに設置された受光素子12の受光量の電流変換値、Rvは、電流値から、マイコン13cが認識できる電圧値を得るための抵抗13aの抵抗値、OPは、オペアンプ13b等による電圧値の増幅倍率、Resは、電圧値に対するマイコン13cの分解能、nは、導光部材10における、接続箇所数であり、これらは、照明装置1の仕様により任意に設定される値である。η1〜η4、導光部材10の接続損失に関する数値であり、η1は、接続再現性、η2は接続損失、η3は導光部材10の終端面10dから受光素子12への入光効率、η4は、レーザ発光素子11aから導光部材10の入光端面10cへの入光効率である。マイコン13cの分解能Resは、動作電圧をV、1デジットあたりの電圧値をDigとすると、V/Digとなる。
例えば、常温における、上述の基準値REFにおいて、マイコンが受信する信号をADREFとすると、上下の閾値で受信する信号は、常温では1.05ADREFおよび0.02ADREFとなる。しかし、レーザ出力は環境温度に依存して変化するので、温度変化に起因する出力変動をδP(常温では1)とすると、受信される信号は、δP・ADREFとなる。これに対しては、温度センサで環境温度の測定を行い、測定された温度に基づいてレーザの出力を調整することにより、温度変化の影響を相殺してもよい。
上記の構成では、受光素子12による受光量は、電圧値としてマイコン13cにより測定される。この電圧値について適切な基準値REFを設定し、上述のように個々のレーザ発光素子11aの出力を制御すればよい。
本発明によれば、側面発光型の光ファイバを利用し、意匠性および照明機能の安定性にすぐれた、車両用照明装置を提供することができる。
1 照明装置
10 導光部材
10a 発光ファイバ
10b 伝送ファイバ
10c 入光端面
10d 終端面
11 レーザ光源
11a レーザ発光素子
11b 発光端面
12 受光素子
13 制御装置
13a 抵抗
13b オペアンプ
13c マイコン
14 収納ボックス
15 温度センサ
100 自動車

Claims (6)

  1. レーザ光源と、
    該レーザ光源から出光した光を導光する導光部材と、
    前記導光部材の端面に設置された受光素子と、
    前記受光素子で受光した光量に基づき、前記レーザ光源を制御する制御装置を含み、
    前記導光部材は、端面から入光した光を導光しながら、側面から発光する光ファイバを少なくとも一本含む、車両用照明装置。
  2. 請求項1に記載の車両用照明装置において、
    前記光ファイバが設置された環境の温度を測定する温度センサを備え、
    該温度センサで測定される環境温度に基づいて、前記制御装置がレーザ光源の出力を増減し、前記受光素子で受光する光量を所定値に制御する、照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用照明装置において、
    前記受光素子で受光される光量が、上限の閾値以上、または下限の閾値以下となった場合に、前記制御装置が前記レーザ光源の作動を停止する、照明装置。
  4. 請求項3に記載の車両用照明装置において、
    前記レーザ光源を使用する際に用いられる上限出力において、前記受光素子で受光される光量を100%基準値としたとき、前記受光素子に受光される光量が前記基準値の0.2%以下となった場合に、前記制御装置が前記レーザ光源の作動を停止する、照明装置。
  5. 請求項3または4に記載の車両用照明装置において、
    前記レーザ光源を使用する際に用いられる上限出力において、前記受光素子で受光される光量を100%基準値としたとき、前記受光素子に受光される光量が前記基準値の105%以上となった場合に、前記制御装置が前記レーザ光源の作動を停止する、照明装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用照明装置において、
    前記導光部材がループ状に配置されており、前記レーザ光源と、前記受光素子と、前記制御装置とが、一つの収納ボックス内に収納され、外部に対し、電磁的に遮蔽されている、照明装置。
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