JP2021184599A - トラフィック検出方法、装置、およびシステム - Google Patents

トラフィック検出方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】トラフィックの性能情報を検出し、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善するためにトラフィック検出方法、装置、およびシステムを提供する。【解決手段】トラフィック検出方法、装置、およびシステムが提供される。本方法は、第1のネットワークデバイスがパケットを取得することを含み、パケットはトラフィックの任意のパケットである。第1のネットワークデバイスは、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加し、検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用され、検出指示情報は第1のフラグを含み、第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される。第1のネットワークデバイスは、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信する。この方法によれば、トラフィック性能が検出され、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性が改善される。【選択図】図1

Description

本出願の実施形態は、通信分野に関し、特に、トラフィック検出方法、装置、およびシステムに関する。
構内ネットワークでは通信障害がしばしば発生し、不満足なユーザ体験をもたらす。例えば、音声通話またはテレビ会議中のユーザは、一時的に不明瞭な音声セッションまたはテレビ会議フレームのフリーズに遭遇する。障害時間が短く、障害の再現がほとんど不可能であるため、障害検出は困難である。
現在のソリューションは、トラフィック検出によってトラフィック送信経路上の障害を特定することである。ネットワークデバイスは1つのトラフィックを取得する。トラフィックが検出対象トラフィックであると判定すると、ネットワークデバイスは、パケット損失検出ダイフラグおよび遅延測定ダイフラグなどのパケット検出フラグに基づいて、トラフィックの送信パケットの数および受信パケットの数、ならびに各パケットの送信タイムスタンプおよび受信タイムスタンプを収集し得る。次に、ネットワークデバイスは、デバイスにおけるトラフィックの損失パケットの数を取得するために、トラフィックの受信パケットの数から送信パケットの数を減算し、パケットの受信タイムスタンプと送信タイムスタンプとの差をデバイスにおけるトラフィックの遅延として使用する。
しかしながら、現在のトラフィック検出ソリューションは、限定された検出情報を提供し得る。例えば、損失および遅延測定情報のみが検出され得る。あるいは、別のタイプの検出情報が、検出ヘッダをパケットに追加することによって提供されてもよいが、検出ヘッダは、パケットの固定位置にカプセル化される必要がある。その結果、性能検出は、マルチプロトコルラベルスイッチング(Multi−Protocol Label Switching、MPLS)およびインターネットプロトコルバージョン6(internet protocol version 6、IPV6)カプセル化プロトコルなどの、関連するカプセル化プロトコルの一部のパケット送信プロセスでしか実行され得ない。したがって、既存のトラフィック検出ソリューションでは、検出ヘッダを追加するための位置が限定され、適用範囲が限定されており、検出情報は豊富ではない。
本出願は、トラフィックの性能情報を検出し、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善するためにトラフィック検出方法、装置、およびシステムを提供する。
前述の目的を達成するために、本出願では以下の技術的ソリューションが使用される。
第1の態様によれば、本出願はトラフィック検出方法を提供する。本方法は、第1のネットワークデバイスによって実行される。本方法は、パケットを取得するステップであって、パケットはトラフィックの任意のパケットである、ステップと、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加するステップであって、検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用され、検出指示情報は第1のフラグを含み、第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される、ステップと、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信するステップとを含み得る。
本出願で提供されるトラフィック検出方法によれば、トラフィックの性能情報が検出されるとき、検出フラグおよび検出指示情報が、トラフィックのパケットに追加され、検出指示情報の位置は、検出フラグを使用して明確に示される。したがって、検出指示情報は、パケット内の任意の位置セグメント(例えば、任意の位置セグメントは、パケットヘッダセグメント、ペイロードセグメント、またはパケットヘッダとペイロードとの間のセグメントであってもよい)に追加される。これは、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善する。
第1の態様に関連して、可能な実施態様では、検出フラグは、送信プロトコルを使用して検出フラグと検出指示情報との位置関係を指定し得る。具体的には、検出フラグは、位置関係と、1つのデジタル識別子を表す複数のビットとを使用して検出指示情報の位置を示す。
可能な実施態様では、検出フラグと検出指示情報との位置関係は隣接関係であり得る。
別の可能な実施態様では、検出フラグと検出指示情報との位置関係は、隣接しない関係であり得る。この場合、検出フラグを発見した後、パケットを受信した第2のネットワークデバイスは、事前設定規則に従って検出指示情報の開始位置を依然として判定し得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、複数のビットによって表される識別子の識別子値は、検出指示情報の位置を直接示し得る。例えば、ユーザは、検出指示情報の可能な記憶位置に予め番号を付け、検出指示情報の位置を示すために、複数のビットによって表される識別子を検出指示情報の位置番号に設定する。
ユーザは、実際の要求に基づいて、検出フラグおよび検出指示情報がパケット内で追加される位置を構成し得る。これは、本出願では一意に限定されない。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1のネットワークデバイスは、検出フラグおよび検出指示情報をパケットのペイロード部に追加し得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1のネットワークデバイスは、検出フラグおよび検出指示情報をパケットのパケットヘッダ部に追加し得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1のネットワークデバイスは、検出フラグをパケットのペイロード部に追加し、検出指示情報をパケットのパケットヘッダ部に追加し得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1のネットワークデバイスは、検出フラグをパケットのパケットヘッダ部に追加し、検出指示情報をパケットのペイロード部に追加し得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加するステップは、アクセス制御リストに基づいて、トラフィックが検出対象トラフィックであると判定するステップと、検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加するステップであって、検出指示情報内の第1のフラグは第1の値である、ステップとを含み得る。この可能な実施態様では、トラフィックが検出対象トラフィックであると判定されると、検出フラグおよび検出指示情報が追加され、検出指示情報内の第1のフラグが第1の値に設定される。これにより、検出フラグに関する情報のみを追加することによって、トラフィックが検出対象トラフィックであると誤って判定することが回避され、トラフィック性能検出の精度が改善される。
具体的には、第1のフラグは、1つ以上のビットであり得る。1つ以上のビットが第1の値である場合、それは、第1のフラグを含むパケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックであることを示す。1つ以上のビットが第2の値である場合、それは、第1のフラグを含むパケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示す。
第1のフラグ、第1の値、および第2の値のビットの数は、本出願では特に限定されない。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、検出指示情報は、以下、すなわち、トラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、およびパケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方をさらに含み得る。この可能な実施態様では、第2のフラグおよび/または第3のフラグは、検出指示情報に構成される。第2のフラグおよび第3のフラグを適切に構成することによって、柔軟な性能データ検出が実施され得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、検出指示情報は優先度フラグをさらに含み得、優先度フラグは、トラフィックの検出優先度を示すために使用される。この可能な実施態様では、検出指示情報内の優先度フラグは、実際の状況に基づいて構成され得る。後の処理中に、ネットワークデバイスは、フローテーブル容量が不十分であるときに性能検出が高い優先度を有するトラフィックに対して実行され得ない場合を回避するために、高い優先度を有するトラフィックを検出することが好ましい場合がある。
優先度フラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、優先度フラグは、1つのデジタル識別子を表す1つ以上のビットであってもよい。検出対象トラフィックの検出優先度は、デジタル識別子間の関係を使用して示される。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み得、逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用される。この可能な実施態様では、検出指示情報内の逆方向フローフラグおよびタプルフラグは、実際の状況に基づいて柔軟に構成され得る。後の処理中に、ネットワークデバイスは、逆方向フローに対する柔軟な検出を実施するために、検出指示情報内の逆方向フローフラグの指示に基づいて、逆方向フローを検出するかどうかを判定し得、タプルフラグによって示される1つ以上のタプルエントリに基づいて、検出される必要がある逆方向フローを決定し得る。
逆方向フローフラグおよびタプルフラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、逆方向フローフラグは、1つ以上のビットとして構成されてもよい。1つ以上のビットが第5の値に設定される場合、それは、逆方向フローを検出することを示す。1つ以上のビットが第6の値に設定される場合、それは、逆方向フローを検出しないことを示す。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、タプルフラグは複数のフラグビットを含み得、複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、検出対象の逆方向フローが満たす1つ以上のタプルエントリを示すために使用される。
設定される1つ以上のフラグビットは、1または0に設定され得る。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、検出指示情報はパケット損失原因報告フラグをさらに含み得、パケット損失原因報告フラグは、パケット損失の原因を報告するかどうかを示すために使用される。この可能な実施態様では、ユーザは、パケット損失の原因を柔軟に報告するために、実際の要求に基づいてパケット損失原因報告フラグを構成し得る。これは、より豊富なトラフィック検出情報を提供し、パケット損失の原因を分析および判定するのに役立つ。
パケット損失原因報告フラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、パケット損失原因報告フラグは、1つ以上のビットであってもよい。1つ以上のビットが第7の値である場合、それは、パケット損失の原因を報告することを示す。1つ以上のビットが第8の値である場合、それは、パケット損失の原因を報告しないことを示す。
ユーザは、実際の要求に基づいてパケット損失原因報告フラグのビットの数を構成し、実際の要求に基づいて第7の値および第8の値を構成し得る。これは本出願では限定されない。
ユーザは、ユーザの実際の要求に基づいて検出指示情報を構成し得ることに留意されたい。これは1つずつ列挙されない。異なるコンテンツを含む検出指示情報が構成されるため、トラフィック性能検出の豊富さが改善される。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加するステップは、アクセス制御リストに基づいて、トラフィックが検出対象トラフィックではないと判定するステップと、検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加するステップであって、検出指示情報内の第1のフラグは第2の値である、ステップとを含む。この可能な実施態様では、トラフィックが検出対象トラフィックではないと判定されると、検出フラグおよび検出指示情報が追加され、検出指示情報内の第1のフラグは第2の値である。これにより、検出フラグのみを使用することによって、トラフィックが検出対象トラフィックではないと誤って判定することが回避され、トラフィック性能検出の精度が改善される。
第1の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスにおけるトラフィックの性能データを収集する。
性能データは、以下のデータ、すなわち、第2のフラグに基づいて収集された第1のトラフィックのパケット数情報、および第3のフラグに基づいて収集された第1のパケットのタイムスタンプ情報のうちの少なくとも一方を含む。
第2の態様によれば、本出願は別のトラフィック検出方法を提供する。本方法は、第2のネットワークデバイスによって実行される。本方法は、第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信するステップであって、第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットである、ステップと、第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、第1の検出指示情報に基づいて、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集するステップであって、第1の検出指示情報内の第1のフラグの値は第1の値である、ステップとを含み得る。
本出願で提供されるトラフィック検出方法によれば、トラフィックの性能情報が検出されるとき、検出フラグおよび検出指示情報が、トラフィックのパケット内に発見され、検出指示情報の位置は、検出フラグを使用して明確に示される。したがって、検出指示情報は、パケット内の任意の位置セグメント(例えば、任意の位置セグメントは、パケットヘッダセグメント、ペイロードセグメント、またはパケットヘッダとペイロードとの間のセグメントであってもよい)に発見される。これは、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善する。
第2の態様に関連して、可能な実施態様では、第1の検出指示情報は、以下、すなわち、第1のトラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、および第1のパケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方を含み得る。性能データは、以下のデータ、すなわち、第2のフラグに基づいて収集された第1のトラフィックのパケット数情報、および第3のフラグに基づいて収集された第1のパケットのタイムスタンプ情報のうちの少なくとも一方を含む。この可能な実施態様では、検出指示情報内の第2のフラグおよび第3のフラグを検出することによって、柔軟な性能データ検出が実施され得る。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1の検出指示情報は優先度フラグをさらに含み得、優先度フラグは、第1のトラフィックの検出優先度を示すために使用される。この可能な実施態様では、フローテーブル容量が不十分であるときに性能検出が高い優先度を有するトラフィックに対して実行され得ない場合を回避するために、検出指示情報内の優先度フラグを検索することによって、高い優先度を有するトラフィックが処理されることが好ましい場合がある。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第1の検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み得、逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用される。本方法は、第1の検出指示情報内の逆方向フローフラグが逆方向フローを検出することを示すと判定するステップと、第1のパケットから、タプルフラグによって示される1つ以上のタプルエントリを取得するステップと、1つ以上のタプルエントリに基づいて、検出対象の第1の逆方向フローを決定するステップとをさらに含む。この可能な実施態様では、逆方向フローに対する柔軟な検出を実施するために、検出指示情報内の逆方向フローフラグおよびタプルフラグを検索することによって、逆方向フローを検出するかどうかが、検出指示情報内の逆方向フローフラグの指示に基づいて判定され得、検出される必要がある逆方向フローが、タプルフラグによって示される1つ以上のタプルエントリに基づいて決定され得る。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、タプルフラグは複数のフラグビットを含み得、複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、検出対象の逆方向フローが満たす1つ以上のタプルエントリを示すために使用される。第1のパケットから、タプルフラグによって示される1つ以上のタプルエントリを取得するステップは、複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットに基づいて、検出対象の第1の逆方向フローが満たす1つ以上のタプルエントリを取得するステップを含む。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集するステップの後に、本方法は、性能データを集中処理デバイスに送信するステップをさらに含み得る。この可能な実施態様では、第2のネットワークデバイスによって収集された性能データは、集中処理ユニットに送信され、集中処理ユニットは、障害区分および検出を実施するために、送信された性能データに基づいて関連する計算を実行する。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、本方法は、第1のトラフィックのパケット損失の原因を取得するステップと、パケット損失の原因を集中処理デバイスに送信するステップとをさらに含み得る。この可能な実施態様では、パケット損失原因は、検出指示情報内のパケット損失原因報告フラグを検索することによって柔軟に報告される。
第2の態様または前述の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、別の可能な実施態様では、本方法は、第1のネットワークデバイスから第2のパケットを受信するステップであって、第2のパケットは第2のトラフィックの任意のパケットである、ステップと、第2のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第2の検出指示情報内の第1のフラグが、第2のトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示すと判定し、性能データを収集せず、第2のパケットを第3のネットワークデバイスに転送するステップであって、第2の検出指示情報内の第1のフラグの値は第2の値である、ステップとをさらに含み得る。この可能な実施態様では、検出指示情報内の第1のフラグが第2の値であることを検索することによって、トラフィックは検出対象トラフィックではないと判定される。これにより、検出フラグに関する情報のみを追加することによって、トラフィックが検出対象トラフィックではないと誤って判定することが回避され、トラフィック性能検出の精度が改善される。
第3の態様によれば、本出願は、トラフィック検出装置をさらに提供する。本装置は、第1のネットワークデバイスであってもよいし、または本装置は、第1のネットワークデバイスに配置されてもよい。本装置は、取得ユニット、追加ユニット、および送信ユニットを含み得る。
取得ユニットは、パケットを取得するように構成される。パケットは、トラフィックの任意のパケットである。
追加ユニットは、パケットを更新するために、取得ユニットによって取得されたパケットに検出フラグおよび検出指示情報を追加するように構成される。検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用される。検出指示情報は、第1のフラグを含む。第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される。
送信ユニットは、追加ユニットによって更新された更新パケットを第2のネットワークデバイスに送信するように構成される。
第3の態様で提供されるトラフィック検出装置は、第1の態様によるトラフィック検出方法を実行するように構成されることに留意されたい。具体的な実施態様については、第1の態様の具体的な実施態様を参照されたい。
第4の態様によれば、本出願は、トラフィック検出装置を提供する。本装置は、第2のネットワークデバイスであってもよいし、または本装置は、第2のネットワークデバイスに配置されてもよい。本装置は、受信ユニットおよび処理ユニットを含み得る。
受信ユニットは、第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信し、第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットである、ように構成される。
処理ユニットは、受信ユニットによって受信された第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、第1の検出指示情報に基づいて、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集し、第1の検出指示情報内の第1のフラグの値は第1の値である、ように構成される。
第4の態様で提供されるトラフィック検出装置は、第2の態様によるトラフィック検出方法を実行するように構成されることに留意されたい。具体的な実施態様については、第2の態様の具体的な実施態様を参照されたい。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1のネットワークデバイスを提供する。本デバイスは、第1の態様によるトラフィック検出方法を実施するように構成されたプロセッサを含み得る。本デバイスは、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合される。メモリに記憶された命令を実行するとき、プロセッサは、第1の態様によるトラフィック検出方法を実施し得る。本デバイスは、通信インターフェースをさらに含み得る。通信インターフェースは、別のデバイスと通信するために本装置によって使用される。例えば、通信インターフェースは、トランシーバ、回路、バス、モジュール、または別のタイプの通信インターフェースであってもよい。可能な実施態様では、本デバイスは、
命令を記憶するように構成されたメモリと、
パケットを取得し、パケットはトラフィックの任意のパケットであり、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加し、検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用され、検出指示情報は第1のフラグを含み、第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用され、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信するように構成されたプロセッサと
を含み得る。
本出願のメモリ内の命令は、事前に記憶されてもよいし、または装置が使用されるときにインターネットからダウンロードされて、次に記憶されてもよいことに留意されたい。メモリ内の命令のソースは、本出願では特に限定されない。本出願の本実施形態における結合は、装置、ユニット、またはモジュール間の情報交換のための、装置、ユニット、またはモジュール間の間接結合または接続であり、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、第2のネットワークデバイスを提供する。本デバイスは、第2の態様によるトラフィック検出方法を実施するように構成されたプロセッサを含み得る。本デバイスは、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合される。メモリに記憶された命令を実行するとき、プロセッサは、第2の態様によるトラフィック検出方法を実施し得る。本デバイスは、通信インターフェースをさらに含み得る。通信インターフェースは、別のデバイスと通信するために本装置によって使用される。例えば、通信インターフェースは、トランシーバ、回路、バス、モジュール、または別のタイプの通信インターフェースであってもよい。可能な実施態様において、本デバイスは、
命令を記憶するように構成されたメモリと、
第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信し、第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットであり、第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、第1の検出指示情報に基づいて、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集し、第1の検出指示情報内の第1のフラグの値は第1の値である、ように構成されたプロセッサと
を含む。
本出願のメモリ内の命令は、事前に記憶されてもよいし、または装置が使用されるときにインターネットからダウンロードされて、次に記憶されてもよいことに留意されたい。メモリ内の命令のソースは、本出願では特に限定されない。本出願の本実施形態における結合は、装置、ユニット、またはモジュール間の情報交換のための、装置、ユニット、またはモジュール間の間接結合または接続であり、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
第7の態様によれば、トラフィック検出システムが提供される。検出システムは、第1のトラフィック検出装置および1つ以上の第2のトラフィック検出装置を含む。第1のトラフィック検出装置は、第3の態様または第3の態様の任意の可能な実施態様による装置であり得、第2のトラフィック検出装置は、第4の態様または第4の態様の任意の可能な実施態様による装置であり得る。
第8の態様によれば、トラフィック検出システムが提供される。検出システムは、第1のネットワークデバイスおよび1つ以上の第2のネットワークデバイスを含む。第1のネットワークデバイスは、第5の態様または第5の態様の任意の可能な実施態様による装置であり得、第2のネットワークデバイスは、第6の態様または第6の態様の任意の可能な実施態様による装置であり得る。
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の態様のいずれか1つまたは前述の可能な実施態様のいずれか1つによるトラフィック検出方法を実行することが可能である。
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の態様のいずれか1つまたは前述の可能な実施態様のいずれか1つによるトラフィック検出方法を実行することが可能である。
第11の態様によれば、本出願の一実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含み、メモリをさらに含み得、前述の方法において第1のネットワークデバイスによって実施される機能を実施するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよいし、またはチップと別のディスクリート部品とを含んでもよい。
第12の態様によれば、本出願の一実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含み、メモリをさらに含み得、前述の方法において第2のネットワークデバイスによって実施される機能を実施するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよいし、またはチップと別のディスクリート部品とを含んでもよい。
第3の態様から第12の態様で提供される案は、第1の態様から第2の態様によるトラフィック検出方法を実施するために使用され、したがって、第1の態様から第2の態様と同じ有益な効果を達成し得る。ここでは詳細は再び説明されない。
前述の態様のいずれか1つの様々な可能な実施態様は、ソリューションが矛盾しないという前提で組み合わされ得ることに留意されたい。
本出願によるトラフィックパケット損失検出シナリオの概略図である。 本出願によるトラフィック遅延検出シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態による通信ネットワークアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるパケットカプセル化フォーマットの概略構造図である。 本出願の一実施形態によるパケットカプセル化フォーマットの別の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるパケットカプセル化フォーマットのさらに別の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるパケットカプセル化フォーマットのさらに別の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるパケットカプセル化フォーマットのさらに別の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出方法の別の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出方法の別の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出装置の概略構造図である。 本出願の一実施形態による第1のネットワークデバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出装置の別の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるトラフィック検出装置のさらに別の概略構造図である。 本出願の一実施形態による第2のネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の本明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1」、「第2」、および「第3」などの用語は、異なる対象を区別することを意図されているが、特定の順序を限定するものではない。
本出願の実施形態では、「例」または「例えば」などの語は、例、例示、または説明を与えることを表すために使用される。本出願の実施形態で「例」または「例えば」として説明されているどの実施形態または設計案も、別の実施形態または設計案に比べてより好ましいものまたはより多くの利点を有するものとして説明されてはいない。正確には、「例」または「例えば」などの語の使用は、理解を簡単にするために特定の方法で相対的な概念を提示することを意図されている。
本出願の説明では、「/」は、別段の指定がない限り、関連付けられた対象間の「または」関係を表す。例えば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本出願における「および/または」という用語は、関連付けられた対象を説明するための関連付けの関係のみを示し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBとの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を示し得、AおよびBは単数であっても複数であってもよい。さらに、本出願の説明では、「複数の」は、別段の指定がない限り、2つまたは2つより多くのを意味し、「以下の項目(もの)のうちの少なくとも1つ」またはその類似表現は、それらの項目の任意の組み合わせを意味し、1つの項目(もの)または複数の項目(もの)の任意の組み合わせを含む。例えば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a−b、a−c、b−c、またはa−b−cを示し得、a、b、およびcは単数であっても複数であってもよい。
本出願の実施形態では、「少なくとも1つ」は1つ以上でもあり得、「複数の」は、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上であり得る。これは本出願では限定されない。
理解を簡単にするために、本出願における技術用語が最初に説明される。
パケットは、ネットワークにおいて交換および送信されるデータユニットである。1つのパケットは、パケットヘッダ部およびデータペイロード部を含み得る。パケットヘッダ部は、データ送信規則を指定するために使用され得、データペイロード部は、データを搬送するために使用され得る。異なる機能タイプに基づいて、パケットは、データパケットおよびサービス制御パケットなどに分類され得る。本出願の実施形態では、パケットのタイプは特に限定されない。例えば、本出願におけるパケットは、データパケットまたはサービス制御パケットであり得る。
データパッケージとも呼ばれるパッケージは、ネットワーク通信中の完全なデータ情報を含むデータユニットである。通常、1つのパッケージは1つのパケットであり得る。一部の特別なシナリオでは、例えば、フラグメンテーションシナリオでは、1つのパッケージは、1つ以上のパケットを含み得る。パッケージの数とトラフィックのパケットの数との間には変換関係があり、言い換えれば、パッケージの数は、パケットの数が知られたときに得られ得、逆もまた同様であることを理解されたい。
フラグは、パケット内で特定の機能を示すために使用されるフィールドであり得る。フラグは、1つ以上のビットであり得る。フラグビットは、異なる意味を示すために異なる値に設定され得る。あるいは、フラグは、複数のビットを含むデジタル識別子であってもよく、ユーザ定義機能が、複数のビットを含むデジタル識別子を使用して表されてもよい。
トラフィックは、同じタプル情報を有する1つ以上のパケットを指す。トラフィックは、サービスに基づいて分割され得る。例えば、同じタプル情報を有し、かつ同じサービスに属するパケットは、1つのトラフィックとして使用され得る。あるいは、トラフィックは、時間間隔に基づいて分割されてもよい。例えば、同じタプル情報を有し、かつ固定時間間隔に属するパケットは、1つのトラフィックとして使用され得る。
トラフィックの損失パケットの数は、送信デバイスから受信デバイスまでに失われたトラフィックのパケットの数であり得る。
トラフィック遅延は、トラフィック内の指定されたパケット(サンプルパケット)の遅延または別の遅延であり得る。例えば、本出願の実施形態では、トラフィック遅延は、トラフィック内のすべてのパケット遅延の最大遅延、最小遅延、および平均遅延のいずれか1つであり得る。
トラフィックのパケットの数は、トラフィック全体の送信パケットの数および/もしくは受信パケットの数であってもよいし、またはある期間の送信パケットの数および/もしくは受信パケットの数であってもよい。
パケットタイムスタンプは、パケット時間情報を示すために使用される。パケットタイムスタンプは、パケット送信時間を示す送信タイムスタンプおよび/またはパケット受信時間を示す受信タイムスタンプであり得る。
現在のトラフィック検出の技術的ソリューションで提供される技術は、検出によってトラフィック送信経路上の障害のあるデバイスを特定するために使用され得る。ネットワークデバイスは1つのトラフィックを取得する。トラフィックが検出対象トラフィックであると判定すると、ネットワークデバイスは、パケット損失検出ダイフラグおよび遅延測定ダイフラグなどのパケット内の検出フラグに基づいて、損失パケットの数およびトラフィックの遅延情報を収集し得る。
図1に示されているように、送信デバイスは、IP/MPLS送信プロトコルを介して受信デバイスと通信する。トラフィックの損失測定プロセスは以下の通りであり得る。
送信デバイスは、トラフィックに属するパケット内の特徴ビット(損失測定特徴ビット)を周期的に識別し(特徴ビットを1に設定するか、または特徴ビットを0に再設定する)、特徴設定属性に基づいてパケットを異なる測定間隔に分割する。カウンタは、各測定間隔におけるトラフィックの送信パケットの数を取得するために、各測定間隔の最初にパケットカウントを開始し、測定間隔の最後にカウントを停止し、送信パケットの数を集中処理デバイスに送信する。
受信デバイスもまた、測定間隔と同じ数のカウンタを設定する。カウンタは、各測定間隔におけるトラフィックの受信パケットの数を取得するために、各測定間隔の最初にパケットカウントを開始し、測定間隔の最後にカウントを停止し、受信パケットの数を集中処理デバイスに送信する。
送信デバイスによって送信された、各測定間隔におけるトラフィックの送信パケットの数および受信デバイスによって送信された、各測定間隔におけるトラフィックの受信パケットの数を受信した後、集中処理デバイスは、それらの数を送信パケットの数および受信パケットの数に変換し、次に、異なる測定間隔における送信パケットの数および受信パケットの数に対して同期識別を実行し、1つの測定間隔における損失パケットの数を取得するためにその測定間隔において受信パケットの数から送信パケットの数を減算する。異なる測定間隔における損失パケットの数の合計が、トラフィックの損失パケットの数である。
図2に示されているように、送信デバイスがIP/MPLS送信プロトコルを介して受信デバイスと通信する場合、トラフィックの遅延測定プロセスは以下の通りであり得る。
トラフィック遅延測定は、サンプリング測定方法を使用して実行され得る。具体的には、サンプリングされたパケットを取得するためにトラフィック内のパケットが最初にサンプリングされ、次に、ネットワーク内のサンプリングされたパケットの遅延が測定され、サンプリングされたパケットの遅延がトラフィック遅延として使用される。
具体的には、送信デバイスは、トラフィック内のサンプリングされたパケットの特徴ビット(遅延検出特徴ビット)をマークし、例えば、特徴ビットを1としてマークし、次に、マークされたパケットを転送する。特徴ビットフラグを検出すると、送信デバイスは、パケットのタイムスタンプを収集し、パケットのタイムスタンプおよびローカル情報を集中処理デバイスに送信する。ローカル情報は、サービスパケットヘッダおよびトラフィック身分証明書(identity document、ID)などのタプル情報を含み得る。
サンプリングされたパケットを受信すると、受信デバイスは、特徴ビットフラグの指示に基づいてパケットのタイムスタンプを収集し、パケットのタイムスタンプを送信する。受信デバイスによって収集されたタイムスタンプおよび送信デバイスによって収集されたタイムスタンプによって示されるパケットの時間情報は、差を計算するために集中処理デバイスに送信され、この差はトラフィック遅延と呼ばれる。
しかしながら、前述の検出ソリューションで提供される検出情報は限定されており、損失および遅延測定情報のみが検出され得る。さらに、マークされた特徴ビットは改変される場合がある。したがって、別のトラフィック検出ソリューションは、検出ヘッダをパケットに追加することによって、より安全でより多くのタイプの検出情報を提供し得る。ネットワークデバイスは1つのトラフィックを取得する。トラフィックが検出対象トラフィックであると判定すると、ネットワークデバイスは、トラフィック内の各パケットのパケットヘッダの固定位置に検出ヘッダを追加し、検出ヘッダ内の検出フラグに基づいて、トラフィックのパケット損失および遅延などの情報を収集する。しかしながら、このトラフィック検出ソリューションでは、検出ヘッダがパケットヘッダの固定位置に追加されるため、MPLSおよびIPV6カプセル化プロトコルなどの関連するカプセル化プロトコルのパケットの一部のパケット送信プロセスでしか性能検出が実行され得ない。したがって、既存のトラフィック性能検出ソリューションでは、検出ヘッダを追加するための位置が限定され、適用範囲が限定されており、検出情報は依然として豊富ではない。
これに基づいて、本出願の実施形態は、トラフィック検出方法、装置、およびシステムを提供する。トラフィックの性能情報が検出されるとき、検出フラグおよび検出指示情報が、トラフィックのパケットに追加され、検出指示情報の位置は、検出フラグを使用して明確に示される。したがって、検出指示情報は、パケット内の任意の位置セグメント(例えば、任意の位置セグメントは、パケットヘッダセグメント、ペイロードセグメント、またはパケットヘッダとペイロードとの間のセグメントであってもよい)に追加される。これは、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善する。
以下では、添付の図面を参照して、本出願の実施形態の実施態様を詳細に説明する。
本出願の実施形態で提供されるトラフィック検出方法は、図3に示されている通信ネットワーク30に適用され得る。通信ネットワーク30は、データネットワークまたはコンピュータネットワークとも呼ばれ得る。通信ネットワークのタイプは、本出願では特に限定されない。例えば、通信ネットワーク30は、以下のタイプのネットワーク、すなわち、構内ネットワーク、データセンタネットワーク、ファイアウォールシステムネットワーク、ルーティング送信に基づくデータネットワーク、第5世代移動通信技術(5th generation wireless systems、5 G)ベアラネットワーク、およびマルチキャストネットワークのいずれか1つであってもよい。
図3に示されているように、通信ネットワーク30は、複数のネットワークデバイス301(ノードデバイス、転送ノード、または転送デバイスなどとも呼ばれ得る)を含み得る。ネットワークデバイス301は、スイッチ、ルータ、サーバ、またはパケット転送能力を有する別のネットワークデバイスであり得る。ネットワークデバイス301の実際の製品形態は、本出願の実施形態では限定されない。
具体的には、複数のネットワークデバイス301は、データを送信するように構成される。
さらに、通信ネットワーク30は、集中処理デバイス302を含み得る。集中処理デバイス302は、管理およびコンピューティング能力を有するサーバまたは別のタイプのネットワークデバイスであり得る。集中処理デバイス302の実際の製品形態は、本出願の実施形態では限定されない。
具体的には、集中処理デバイス302は、ネットワークデバイス301を管理し、ネットワークデバイス301によって報告されたデータを処理するように構成され得る。
任意選択で、複数のネットワークデバイス301内の関連するデータ処理能力を有するデバイスもまた、集中処理デバイス302として使用され得る。
通信ネットワークシステム30に含まれるネットワークデバイスの数および具体的なアーキテクチャは、実際の要求に基づいて構成され得ることに留意されたい。ネットワークシステム30の規模および具体的なアーキテクチャは、本出願の実施形態では限定されない。
添付の図面を参照して、以下では、本出願の実施形態で提供されるトラフィック検出方法および装置を具体的に説明する。
一態様によれば、本出願の一実施形態は、本出願で提供されるトラフィック検出方法を実行するように構成されたネットワークデバイス40を提供する。ネットワークデバイス40は、ネットワークデバイス301であり得る。図4に示されているように、ネットワークデバイス40は、プロセッサ401、メモリ402、およびトランシーバ403を含み得る。
以下では、図4を参照して、ネットワークデバイス40の構成要素を詳細に説明する。
メモリ402は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)、または読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)、もしくはソリッドステートドライブ(solid−state drive、SSD)などの不揮発性メモリ(non−volatile memory)、または前述のタイプのメモリの組み合わせであり得る。メモリ402は、本出願の方法を実施し得るプログラムコード、構成ファイル、または他のコンテンツを記憶するように構成される。
プロセッサ401は、ネットワークデバイス40の制御センタである。例えば、プロセッサ401は、中央処理装置(central processing unit、CPU)もしくは特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)であり得るか、または本出願の実施形態を実施する1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)もしくは1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)として構成され得る。
トランシーバ403は、別のデバイスと通信するように構成される。トランシーバ403は、通信ポートなどであってもよい。
可能な実施態様では、プロセッサ401は、以下の機能、すなわち、
パケットを取得する機能であって、パケットはトラフィックの任意のパケットである、機能と、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加する機能であって、検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用され、検出指示情報は第1のフラグを含み、第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される、機能と、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信する機能とを実行するために、メモリ402に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させまたは実行し、メモリ402に記憶されたデータを呼び出す。
別の可能な実施態様では、プロセッサ401は、以下の機能、すなわち、
第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信する機能であって、第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットである、機能と、第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定する機能と、第1の検出指示情報に基づいて、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集する機能であって、第1の検出指示情報内の第1のフラグの値は第1の値である、機能とを実行するために、メモリ402に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させまたは実行し、メモリ402に記憶されたデータを呼び出す。
別の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間のインタラクションに適用されるトラフィック検出方法を提供する。第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスはそれぞれ、ネットワークデバイス301であり得る。第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスと直接通信してもよいし、または第2のネットワークデバイスは、複数のネットワークデバイスを使用して第1のネットワークデバイスと通信してもよい。第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスは、同じ方法でトラフィック内のパケットを処理することに留意されたい。以下の関連するステップは、1つのパケットのみを処理する例を使用して説明される。図5は、本出願の一実施形態によるトラフィック検出方法の概略フローチャートである。図5に示されているように、本方法は、以下のステップを含み得る。
S501:第1のネットワークデバイスはパケットを取得する。
第1のネットワークデバイスは、トラフィック送信経路上の送信元ノードデバイスであり得る。
具体的には、S501は、以下のように実施しされ得、最初に、第1のネットワークデバイスは、同じサービスのトラフィックを取得するか、または同じタプル情報を有し、かつ指定された時間間隔に属するトラフィックを取得し、次に、トラフィック内のパケットを送信する予測シーケンスでトラフィック内の1つ以上のパケットを取得する。
S502:第1のネットワークデバイスは、パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報をパケットに追加する。
検出フラグは、検出指示情報の位置を示すために使用される。
ユーザは、実際の状況に基づいて検出フラグの形式およびコンテンツを構成し得る。これは本出願では限定されない。
具体的には、検出フラグは、複数のビットによって表される識別子であり得る。例えば、検出フラグは、64ビットの識別子であってもよい。検出指示情報の位置は、方法Aまたは方法Bで示され得る。
方法A:検出フラグと検出指示情報との位置関係は、送信プロトコル(事前設定規則)を使用して指定され得る。検出フラグは、位置関係と、デジタル識別子を表す複数のビットとを使用して検出指示情報の位置を示す。
可能な実施態様では、検出フラグと検出指示情報との位置関係は隣接関係であり得る。例えば、送信プロトコルは、検出フラグの前の固定数のビットが検出指示情報であること、または検出フラグの後の固定数のビットが検出指示情報であることを指定し得る。
ユーザは、実際の要求に基づいて検出指示情報の固定数のビットを構成し得る。これは本出願では限定されない。例えば、検出指示情報は160ビットであってもよい。
別の可能な実施態様では、検出フラグと検出指示情報との位置関係は、隣接しない関係であり得る。例えば、送信プロトコルは、検出フラグの前にあり、かつ検出フラグから事前設定された距離にある固定数のビットが検出指示情報であること、または検出フラグの後にあり、かつ検出フラグから事前設定された距離にある固定数のビットが検出指示情報であることを指定し得る。
事前設定された距離は、実際の要求に基づいて設定され得る。これは本出願では限定されない。例えば、固定距離は、128ビットまたは256ビットであってもよい。
方法B:複数のビットによって表される識別子の識別子値は、検出指示情報の位置を直接示し得る。例えば、ユーザは、検出指示情報の可能な記憶位置に予め番号を付け、検出指示情報の位置を示すために、複数のビットによって表される識別子の識別子値を検出指示情報の位置番号に設定する。
ユーザは、実際の要求に基づいて、検出フラグおよび検出指示情報がパケット内で追加される位置を構成し得る。これは、本出願では一意に限定されない。例えば、ユーザは、パケットの異なるカプセル化フォーマットに基づいて、検出フラグおよび検出指示情報がパケット内で追加される位置を決定し得る。
具体的には、検出フラグおよび検出指示情報が追加される位置は、以下の実施態様1から実施態様4を含み得るが、これらに限定されない。
実施態様1:検出フラグおよび検出指示情報は、パケットのペイロード部に追加される。
例えば、図6に示されているように、パケットのカプセル化フォーマットがインターネットプロトコルバージョン4(Internet protocol version 4、IPV4)フォーマットである場合、検出フラグおよび検出指示情報は、パケットのデータペイロードの上に追加されてもよく、パケットヘッダの下の部分はペイロード部である。カプセル化されたパケットヘッダ部は、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)/TCPヘッダおよびオリジナルIPV4ヘッダを含み得る。カプセル化されたペイロード部は、検出フラグ、検出指示情報、およびデータペイロードを含む。
実施態様2:検出フラグおよび検出指示情報は、パケットのパケットヘッダ部に追加される。
例えば、図7に示されているように、パケットのカプセル化フォーマットが、無線アクセスポイントの制御およびプロビジョニングプロトコル(control and provisioning of wireless access points protocol、CAPWAP)フォーマットである場合、検出フラグおよび検出指示情報は、CAPWAPヘッダの上に追加されてもよく、UDPヘッダの下の部分はパケットヘッダ部である。カプセル化されたペイロード部は、データペイロードを含み得る。カプセル化されたパケットヘッダ部は、オリジナルIPV4ヘッダ、UDPヘッダ、検出フラグ、検出指示情報、およびCAPWAPヘッダを含み得る。
例えば、図8に示されているように、パケットのカプセル化フォーマットが、仮想拡張可能ローカルエリアネットワーク(virtual extensible local area network、VXLAN)フォーマットである場合、検出フラグおよび検出指示情報は、VXLANヘッダの上に追加されてもよく、UDPヘッダの下の部分はパケットヘッダ部である。カプセル化されたペイロード部は、データペイロードを含み得る。カプセル化されたパケットヘッダ部は、オリジナルIPV4ヘッダ、UDPヘッダ、検出フラグ、検出指示情報、およびVXLANヘッダを含み得る。
実施態様3:検出フラグはパケットのペイロード部に追加され、検出指示情報はパケットのパケットヘッダ部に追加される。
例えば、図9に示されているように、パケットのカプセル化フォーマットがCAPWAPフォーマットである場合、検出フラグは、ペイロードの上に追加されてもよく、パケットヘッダの下の部分はペイロード部である。検出指示情報は、CAPWAPヘッダの上に追加され、UDPヘッダの下の部分はパケットヘッダ部である。カプセル化されたペイロード部は、検出フラグおよびデータペイロードを含み得る。カプセル化されたパケットヘッダ部は、オリジナルIPV4ヘッダ、UDPヘッダ、検出指示情報、およびCAPWAPヘッダを含み得る。
実施態様4:検出フラグはパケットのパケットヘッダ部に追加され、検出指示情報はペイロード部に追加される。
例えば、図10に示されているように、パケットのカプセル化フォーマットがCAPWAPフォーマットである場合、検出フラグは、CAPWAPヘッダの上に追加されてもよく、UDPヘッダの下の部分はパケットヘッダ部である。検出指示情報は、ペイロードの上に追加され、パケットヘッダの下の部分はペイロード部である。カプセル化されたペイロード部は、検出指示情報およびデータペイロードを含み得る。カプセル化されたパケットヘッダ部は、オリジナルIPV4ヘッダ、UDPヘッダ、検出フラグ、およびCAPWAPヘッダを含み得る。
具体的には、S501において、第1のネットワークデバイスによって取得されたパケットが属するトラフィックは、検出対象トラフィックまたは検出対象でないトラフィックであり得る。S502において、第1のネットワークデバイスは、アクセス制御リスト(Access Control List、ACL)内のトラフィックタプル情報と一致する情報があるかどうかに基づいて、パケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックであるか、または検出対象トラフィックでないかを判定し、次に、以下のソリューション1またはソリューション2に従ってS502を実行する。
ソリューション1:パケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックである場合、第1のネットワークデバイスは、S501で取得されたパケットに検出フラグおよび検出指示情報を追加する。
ユーザは、実際の要求に基づいて検出指示情報の形式およびコンテンツを構成し得る。
検出指示情報のコンテンツは、以下の4つの場合を含み得るが、これらに限定されない。
場合1:検出指示情報は、第1のフラグおよび第2のフラグを含み得るか、または検出指示情報は、第1のフラグおよび第3のフラグを含み得るか、または検出指示情報は、第1のフラグ、第2のフラグ、および第3のフラグを含み得る。
第1のフラグは、トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される。
第1のフラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、第1のフラグは、1つ以上のビットであってもよい。1つ以上のビットが第1の値である場合、それは、第1のフラグを含むパケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックであることを示す。1つ以上のフラグビットが第2の値である場合、それは、第1のフラグを含むパケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示す。
第1のフラグ内のビットの数、第1の値の具体的な値、および第2の値の具体的な値は、本出願では特に限定されない。例えば、第1のフラグはフラグビットであってもよく、第1の値は1であってもよく、第2の値は0であってもよい。
第2のフラグは、トラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される。第3のフラグは、パケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される。
第2のフラグおよび第3のフラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、第2のフラグは1つのビットとして構成される。フラグビットが1に設定される場合、それは1つの測定間隔を示す。フラグビットが0に設定される場合、それは別の測定間隔を示す。別の例では、第3のフラグもまたビットであり得る。ビットが第3の値である場合、それは、パケットのタイムスタンプ情報が収集されることを示す。ビットが第4の値である場合、それは、パケットのタイムスタンプ情報が収集されないことを示す。例えば、第3の値は1であってもよく、第4の値は0であってもよい。
検出指示情報が場合1である場合、ソリューション1では、第1のネットワークデバイスは、検出指示情報内の第1のフラグを第1の値に設定し、周期的に第2のフラグを1および0に設定し、第3のフラグを第3の値に設定する。
場合2:場合1に基づいて、検出指示情報は優先度フラグをさらに含み得る。
優先度フラグは、優先度フラグを含むパケットが属するトラフィックの検出優先度を示すために使用される。
優先度フラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、優先度フラグは、1つ以上のビットによって表される1つの識別子であってもよい。この場合、識別子の識別子値は、検出対象トラフィックの検出優先度を示すために使用され得る。例えば、トラフィックのより高い優先度は、優先度フラグによって表されるより小さい識別子値を示す。あるいは、トラフィックのより高い優先度は、優先度フラグによって表されるより大きい識別子値を示す。例えば、優先度フラグは6桁の数によって表されてもよく、その場合、000000は最高の検出優先度を示してもよく、111111は最低の検出優先度を示してもよい。
検出指示情報が場合2である場合、ソリューション1では、第1のネットワークデバイスは、トラフィックの検出優先度に基づいて検出優先度フラグをさらに設定する必要がある。例えば、トラフィックの検出優先度が最も高い場合、優先度フラグは000000に設定される。
場合3:場合1または場合2に基づいて、検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグを含み得る。
逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用される。
逆方向フローフラグおよびタプルフラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、逆方向フローフラグは、1つ以上のビットとして構成されてもよい。1つ以上のビットが第5の値に設定される場合、それは、逆方向フローを検出することを示す。1つ以上のビットが第6の値に設定される場合、それは、逆方向フローを検出しないことを示す。例えば、逆方向フローフラグは1つのビットとして構成されてもよく、第5の値は1に設定されてもよく、第6の値は0に設定されてもよい。
具体的には、タプルフラグは、複数のビットとして構成され得る。複数のビットは、複数のタプルエントリと1対1に対応する。複数のビットに設定される1つ以上のフラグビットは、検出対象の逆方向フローが満たす必要がある1つ以上のタプルエントリを示すために使用される。具体的には、フラグビットを設定することによって決定されたタプルエントリは、タプルエントリが、対応するタプルエントリと一致するかどうかに基づいて、パケットが属する逆方向フローが検出対象の逆方向フローであるか、または検出対象の逆方向フローでないかを判定するために、アクセス制御リスト(ACL)において使用され得る。
設定される1つ以上のフラグビットは、1または0に設定され得る。
検出指示情報が場合3であるときに、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローが検出される必要がある場合、ソリューション1では、第1のネットワークデバイスは、逆方向フローフラグを第5の値に設定し、検出対象の逆方向フローが判定されるときに関係する必要があるタプルエントリを識別するために、タプルフラグ内の1つ以上のタプルエントリのビット位置を設定し、タプルフラグの他のビットを設定しない。
検出指示情報が場合3であるときに、逆方向フローが検出される必要がない場合、ソリューション1では、第1のネットワークデバイスは、逆方向フローフラグを第6の値に設定し、タプルフラグ内の複数のビットをデフォルト値または任意の値に設定する。
例えば、タプルエントリは、送信元IPアドレス、送信元ポート、宛先IPアドレス、宛先ポート、およびトランスポート層プロトコルを含むことが想定される。これに対応して、タプルフラグは、送信元IPアドレスに対応するフラグビット1、送信元ポートに対応するフラグビット2、宛先IPアドレスに対応するフラグビット3、宛先ポートに対応するフラグビット4、およびトランスポート層プロトコルに対応するフラグビット5の5つのフラグビットを含む。第1のネットワークデバイスの設定は1に設定されることが想定される。逆方向フローが検出される必要があり、検出対象の逆方向フローが、指定された送信元ポートおよび宛先ポート情報を満たす必要がある場合、第1のネットワークデバイスは、逆方向フローフラグを第5の値(1)に設定し、フラグビット1を0に設定し、フラグビット2を1に設定し、フラグビット3を0に設定し、フラグビット4を1に設定し、フラグビット5を0に設定する。
場合4:場合1から場合3のいずれか1つに基づいて、検出指示情報は、パケット損失原因報告フラグを含み得る。
パケット損失原因報告フラグは、パケット損失の原因を報告するかどうかを示すために使用される。
パケット損失原因報告フラグの形式およびコンテンツは、本出願では一意に限定されない。
例えば、パケット損失原因報告フラグは、1つ以上のビットであってもよい。1つ以上のビットが第7の値である場合、それは、パケット損失の原因を報告することを示す。1つ以上のビットが第8の値である場合、それは、パケット損失の原因を報告しないことを示す。
ユーザは、実際の要求に基づいてパケット損失原因報告フラグのビットの数を構成し、実際の要求に基づいて第7の値および第8の値を構成し得る。これは本出願では限定されない。例えば、パケット損失原因報告フラグはフラグビットであってもよく、第7の値は1であり、第8の値は0である。
検出指示情報が場合4であり、パケット損失の原因が報告される場合、ソリューション1における第1のネットワークデバイスは、パケット損失原因報告フラグを第7の値としてさらに構成する必要がある。検出指示情報が場合4であり、パケット損失原因が報告されない場合、ソリューション1における第1のネットワークデバイスは、パケット損失原因報告フラグを第8の値としてさらに構成し得る。
パケット損失の原因が報告される必要がある場合、第1のネットワークデバイスは、パケット損失原因報告フラグを第5の値に構成する。パケット損失の原因が報告される必要がない場合、第1のネットワークデバイスは、パケット損失原因報告フラグを第6の値として構成する。
任意選択で、検出指示情報は、フローID、リストファイル、搬送データフラグ、および予備ビットなどの情報をさらに含んでもよい。これは1つずつ列挙されない。フローIDは、フローを一意に示すために使用される。搬送データフラグは、リストファイルで搬送されるデータタイプを示すために使用される。リストファイルは、搬送データフラグによって示されるファイルデータを記憶するために使用される。予備ビットは、後の機能拡張のためにユーザによって使用される。
前述の列挙された複数の場合の検出指示情報は、可能な例として使用されているにすぎないことに留意されたい。ユーザは、実際の要求に基づいて検出指示情報のコンテンツを構成し得ることが理解されよう。これは1つずつ列挙されない。
ソリューション2:パケットが属するトラフィックが検出対象トラフィックではない場合、第1のネットワークデバイスは、S501で取得されたパケットに検出フラグおよび検出指示情報を追加し、検出指示情報内の第1のフラグを第2の値に設定する。
ソリューション2では、パケット内の検出指示情報の他のすべてのビットは、デフォルト値または任意の値に設定され得る。
S503:第1のネットワークデバイスは、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信する。
可能な実施態様では、ユニキャスト通信方式の場合、S503は、以下のように実施され得、第1のネットワークデバイスは、更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに直接送信する。
別の可能な実施態様では、マルチキャスト通信方式の場合、S503は、以下のように実施され得、第1のネットワークデバイスは、パケットを受信する第2のネットワークデバイスの数と同じ数の更新されたパケットのコピーを複製し、更新されたパケットのコピーをマルチキャスト方式で送信する。
検出対象トラフィックに属するパケットが更新された後に取得されたパケットについては、S503の後にS504〜S510の関連する動作を実行する。
S504:第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信する。
第1のパケットは、第1のトラフィックの任意のパケットである。第1のパケットは、S503の更新されたパケットであり得る。
可能な実施態様では、第1のトラフィックは、任意の検出対象トラフィックであってもよい。
別の可能な実施態様では、具体的には、検出指示情報が優先度情報を含む場合、第1のトラフィックは、例えば、検出されていない検出対象トラフィックの中で最も高い優先度を有するトラフィックであり得る。
S505:第2のネットワークデバイスは、第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、第1の検出指示情報に基づいて、第2のネットワークデバイスにおける第1のトラフィックの性能データを収集する。
S505は、以下のように実施され得、第2のネットワークデバイスは、パケット内の検出フラグ位置のコンテンツを取得し、このコンテンツをユーザによって設定された検出フラグと比較する。コンテンツが検出フラグと一致した場合、検出フラグがパケット内に存在すると判定し、次に、検出フラグに基づいて検出指示情報の位置を検索し、さらに、検出指示情報内の第1のフラグ位置のコンテンツを検索する。第1のフラグ位置のコンテンツが第1の値である場合、トラフィックが検出対象トラフィックであると判定する。このトラフィックは第1のトラフィックと呼ばれ、このパケットは第1のパケットと呼ばれ、この検出指示情報は第1の検出指示情報と呼ばれる。
次に、第2のネットワークデバイスは、第2のフラグおよび第3のフラグが第1の検出指示情報内に存在するかどうかを取得する。第2のフラグが第1の検出指示情報内に存在する場合、第2のネットワークデバイスは、第1のトラフィック内の各パケット内の第1の検出指示情報に含まれる第2のフラグに基づいて、第1のネットワークデバイスの第1のトラフィックのパケット数情報を収集する。第3のフラグが第1の検出指示情報内に存在する場合、第2のネットワークデバイスは、第1のトラフィック内の各パケット内の第1の検出指示情報に含まれる第3のフラグに基づいて、第1のネットワークデバイスの第1のトラフィック内の各パケットのタイムスタンプ情報を収集する。第2のネットワークデバイスは、収集されたパケット数情報および/またはタイムスタンプ情報を性能データとして使用する。
本出願で提供されるトラフィック検出方法によれば、トラフィックの性能情報が検出されるとき、検出フラグおよび検出指示情報が、トラフィックのパケットに追加され、検出指示情報の位置は、検出フラグを使用して明確に示される。したがって、検出指示情報は、パケット内の任意の位置セグメント(例えば、任意の位置セグメントは、パケットヘッダセグメント、ペイロードセグメント、またはパケットヘッダとペイロードとの間のセグメントであってもよい)に追加される。これは、トラフィック性能検出の柔軟性および拡張性を改善する。
さらに、図11Aおよび図11Bに示されているように、本出願で提供されるトラフィック検出方法は、以下のS506〜S510をさらに含み得る。
S506:第2のネットワークデバイスは、性能データを集中処理デバイスに送信する。
可能な実施態様では、第2のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスにおけるトラフィックの収集された性能データを検出指示情報の予備ビットまたはリストファイルに追加し、予備ビットまたはリストファイルを集中処理デバイスに送信する。
別の可能な実施態様では、第2のネットワークデバイスは、プロトコルパケットを使用して、第2のネットワークデバイスにおけるトラフィックの収集された性能データを集中処理デバイスに周期的に送信する。
ユーザは、実際の要求に基づいて送信周期を構成し得る。これは本出願では限定されない。
任意選択で、性能データが送信されるとき、補助情報がさらに送信されてもよい。補助情報は、フローID、およびパケットのシーケンス番号などを含み得る。
S507:第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスにおけるトラフィックの性能データを収集する。
性能データは、以下のデータ、すなわち、第2のフラグに基づいて収集されたトラフィックのパケット数情報、および第3のフラグに基づいて収集されたパケットのタイムスタンプ情報のうちの1つ以上を含み得る。
第1のネットワークデバイスは、検出指示情報に基づいて、第1のネットワークデバイスにおけるトラフィックの性能データを収集する。
例えば、S507は、以下のように、すなわち、各パケット内の検出指示情報に含まれる第2のフラグに基づいて、第1のネットワークデバイスのトラフィックのパケット数情報を収集し、各パケット内の検出指示情報に含まれる第3のフラグに基づいて、第1のネットワークデバイスのトラフィック内の各パケットのタイムスタンプ情報を収集するように実施され得る。
S508:第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスにおけるトラフィックの収集された性能データを第2のネットワークデバイスまたは集中処理デバイスに送信する。
具体的には、S508の実施態様については、S506を参照されたい。詳細は再び説明されない。
S509:集中処理デバイスは、第1のネットワークデバイスおよび/または第2のネットワークデバイスによって送信された性能データを受信する。
集中処理デバイスは、第1のネットワークデバイスおよび/または第2のネットワークデバイスによって送信された性能データ、すなわち、S506および/またはS508で送信された性能データを受信する。
S510:集中処理デバイスは、受信された性能データに対して第1の計算を実行する。
第1の計算は、以下、すなわち、パケット損失計算、遅延計算、ジッタ計算、およびアウトオブオーダ計算のうちの1つ以上を含み得る。
具体的には、パケット損失計算は、第1のトラフィックの損失パケットの総数の計算を含み得る。第1のトラフィックの損失パケットの総数の計算は、送信元ノードから宛先ノードへの第1のトラフィックの損失パケットの数を指す。任意選択で、集中処理デバイスは、送信経路上の任意の2つのノード間の第1のトラフィックの損失パケットの数をさらに計算してもよい。さらに、集中処理デバイスは、ノード間でパケット損失が発生しているかどうかに基づいて障害区分などを実行してもよい。
遅延計算は、最初に、第1のトラフィック内の送信元ノードから宛先ノードまでの各パケットの遅延が計算によって取得されることを含み得る。次に、送信元ノードから宛先ノードまでの第1のトラフィック内のすべてのパケットの遅延の平均値に関する統計が収集される。第1のトラフィックの、送信元ノードから宛先ノードまでの最大遅延および最小遅延を取得するために、送信元ノードから宛先ノードまでの第1のトラフィック内のすべてのパケットの遅延が比較される。次に、平均遅延、最大遅延、または最小遅延のいずれか1つが、第1のトラフィックの遅延として使用される。
任意選択で、集中処理デバイスは、計算によって、任意の2つのノード間の第1のトラフィック内の各パケットの遅延をさらに取得してもよい。さらに、集中処理デバイスは、ノード間の遅延情報に基づいて障害区分などを実行してもよい。
ジッタ計算は、以下のように実施され得、集中処理デバイスは、すべてのノードにおける第1のトラフィック内の各パケットの受信タイムスタンプを取得し、受信タイムスタンプを受信時間に変換し、各ノードにおける第1のトラフィック内の2つごとのパケット間の受信時間間隔を計算する。ノードにおける2つのパケット間の受信時間間隔が第1の閾値より大きい場合、そのノードではジッタが発生していると考えられる。ノードにおける2つのパケット間の受信時間間隔が第1の閾値以下である場合、そのノードではジッタが発生していないと考えられる。さらに、集中処理デバイスは、ノードにジッタが発生しているかどうかに基づいて、障害区分などを実行してもよい。
第1の閾値は、実際の要求に基づいて構成され得る。これは、本出願では特に限定されない。
アウトオブオーダ計算は、以下のように実施され得、集中処理デバイスは、第1のトラフィック内の各パケットの受信タイムスタンプおよびシーケンス番号を取得する。集中処理デバイスは、第1のトラフィック内の各パケットの受信タイムスタンプおよびシーケンス番号に基づいてパケットをソートする。受信時間とシーケンス番号との間に齟齬がない場合、アウトオブオーダパケットは存在しないと考えられる。受信時間とシーケンス番号との間に齟齬がある場合、アウトオブオーダパケットが存在すると考えられる。さらに、アウトオブオーダパケットおよびアウトオブオーダノードが取得されてもよい。さらに、集中処理デバイスは、取得されたアウトオブオーダパケットおよびアウトオブオーダノードに基づいて、障害区分などを実行してもよい。
任意選択で、第2のネットワークデバイスが集中処理デバイスの関連する処理能力を有する場合、第2のネットワークデバイスは、関連する処理を実行するために集中処理デバイスに取って代わってもよい。
検出対象でないトラフィック内の更新されたパケットについては、図11Aおよび図11Bに示されているように、S503の後にS504aおよびS505aが実行されることに留意されたい。
S504a:第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスから第2のパケットを受信する。
第2のパケットは、第2のトラフィックの任意のパケットである。第2のトラフィックは、任意の検出対象でないトラフィックであってもよい。
S505a:第2のネットワークデバイスは、第2のパケットが検出フラグを含むと判定し、検出フラグの後にある第2の検出指示情報内の第1のフラグが、第2のトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示すと判定し、性能データを収集せず、第2のパケットを第3のネットワークデバイスに転送する。
第3のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスの次ホップネットワークデバイス、または第2のパケット送信経路上にあり、かつ第2のネットワークデバイスの後ろに位置する任意のネットワークデバイスであり得る。
具体的には、S505aは、以下のように実施され得、第2のネットワークデバイスは、パケット内の検出フラグ位置のデジタルコンテンツを取得し、このデジタルコンテンツをユーザによって設定された検出フラグのコンテンツと比較する。コンテンツが検出フラグのコンテンツと一致した場合、検出フラグがパケット内に存在すると判定し、検出フラグに基づいて検出指示情報内の第1のフラグ位置のコンテンツを検索する。第1のフラグ位置のコンテンツが第2の値である場合、トラフィックは検出対象トラフィックではないと判定する。このトラフィックは第2のトラフィックと呼ばれ、このパケットは第2のパケットと呼ばれ、この検出指示情報は第2の検出指示情報と呼ばれる。次に、第2のネットワークデバイスは、性能データを収集せず、第2のパケットを第3のネットワークデバイスに転送する(第2のネットワークデバイスが中間ノードである場合)。あるいは、第2のネットワークデバイスは、性能データを収集せず、パケット内の検出フラグおよび検出指示情報をポップアップする(第2のネットワークデバイスが宛先ノードである場合)。
S505またはS505aが実行された後、本出願で提供されるトラフィック検出方法は、第2のネットワークデバイスが第1のトラフィック経路上の中間ノードである場合、第2のネットワークデバイスが第1のパケットを転送することをさらに含み得る。第2のネットワークデバイスが第1のトラフィック経路上の宛先ノードである場合、第2のネットワークデバイスは、第1のパケット内にある検出フラグおよび第1の検出指示情報をポップアウトする。
第1の検出指示情報が前述の場合3である場合、図11Bに示されているように、本出願で提供されるトラフィック検出方法は、S511およびS512をさらに含み得る。S511およびS512を実行する第2のネットワークデバイスは、第1のトラフィック経路上の宛先ノードであってもよい。
S511:第2のネットワークデバイスは、第1の検出指示情報内の逆方向フローフラグが、逆方向フローが検出される必要があることを示すと判定し、第1のパケットから、タプルフラグによって示される1つ以上のタプルエントリを取得する。
具体的には、S511は、以下のように実施され得、第2のネットワークデバイスは、第1の検出指示情報内の逆方向フローフラグの位置に基づいて逆方向フローフラグのコンテンツを取得する。逆方向フローフラグが逆方向フローを検出することを示す場合、第2のネットワークデバイスは、複数のフラグビットに設定されたフラグビットを発見するために、タプルフラグ内の複数のフラグビットのコンテンツを検索し、第2のネットワークデバイスは、第1のパケットから、複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットに対応するタプルエントリを取得する。
S512:第2のネットワークデバイスは、1つ以上のタプルエントリに基づいて、検出対象の第1の逆方向フローを決定する。
具体的には、S512は、以下のように実施され得、第2のネットワークデバイスは、複数のトラフィックのタプル情報を取得し、複数のトラフィックのタプル情報を、S511で取得された、複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットに対応するタプルエントリと照合し、1つ以上のフラグビットに対応するタプルエントリを満たすトラフィックが検出対象の第1の逆方向フローであると判定する。
逆方向フローフラグが、逆方向フローが検出される必要がないことを示す場合、S511およびS512は実行されないことに留意されたい。
さらに、図11Bに示されているように、本出願で提供されるトラフィック検出方法は、S513〜S515をさらに含み得る。
S513:第2のネットワークデバイスは、第1のトラフィックのパケット損失の原因を取得する。
例えば、第2のネットワークデバイスは、転送中にパケット損失が発生するかどうか、または誤ったルーティング情報に起因してパケット損失が発生するかどうかなどを判定するために、セキュリティチェックまたはルーティング情報チェックを実行し得る。
任意選択で、第1のトラフィックが通過する経路上の各第2のネットワークデバイスは、S513を1回実行してもよい。
S513の取得結果が空である場合、S514は実行されない。第2のネットワークデバイスがS513で第1のトラフィックの1つ以上のパケット損失の原因を取得した場合、S514が実行される。
S514:第2のネットワークデバイスは、パケット損失の原因を集中処理デバイスに送信する。
可能な実施態様では、S513が実行された後、第2のネットワークデバイスは、S513で取得されたパケット損失の原因を集中処理デバイスに直接送信する。
別の可能な実施態様では、第1の検出指示情報は、パケット損失原因報告フラグをさらに含み、S514は、以下のように実施され得、第2のネットワークデバイスは、パケット損失報告フラグのコンテンツを取得するために、第1の検出指示情報内のパケット損失原因報告フラグの位置を検索する。パケット損失報告原因フラグがパケット損失の原因を報告することを示す場合、第2のネットワークデバイスは、フローテーブルまたはプロトコルパケットを使用して、S513で取得されたパケット損失の原因を集中処理デバイスに周期的に送信する。
例えば、第2のネットワークデバイスは、フローテーブルまたはプロトコルパケットを使用して、S513で取得されたパケット損失の原因を集中処理デバイスに直接周期的に送信する。
別の例では、第2のネットワークデバイスは、S513で取得されたパケット損失の原因に番号を付け、次に、フローテーブルまたはプロトコルパケットを使用して、パケット損失の原因に対応する番号を集中処理デバイスに周期的に送信する。
ユーザは、実際の要求に基づいてパケット損失原因報告の周期性を構成し得る。これは、本出願では特に限定されない。
S515:集中処理デバイスは、第2のネットワークデバイスによって送信されたパケット損失の原因を受信する。
集中処理デバイスは、第2のネットワークデバイスによって送信されたパケット損失の原因、すなわち、S514で第2のネットワークデバイスによって送信されたパケット損失の原因を受信する。
上記は、トラフィック検出システムにおける第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間のインタラクションの観点から、本発明の実施形態で提供されるソリューションを主に説明している。前述の機能を実施するために、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスなどのトラフィック検出装置は、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。当業者は、本明細書に開示された実施形態で説明された例示的なユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、本発明がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施され得ることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアとコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアとのどちらによって実行されるかは、技術的ソリューションの特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、説明された機能を実施するために異なる方法を使用し得るが、その実施態様は本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
本発明の実施形態では、機能モジュールの分割は、前述の方法の例に従ってトラフィック検出装置において行われ得る。例えば、機能モジュールは、機能に対応する分割によって得られてもよいし、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本発明の実施形態では、モジュールの分割は、一例であり、論理的な機能の分割にすぎないことに留意されたい。実際の実施態様では、別の分割方法が使用されてもよい。
機能モジュールが、機能に対応する分割によって得られる場合、図12は、本出願の実施形態によるトラフィック検出装置120を示している。トラフィック検出装置120は、前述の実施形態における第1のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。トラフィック検出装置120は、第1のネットワークデバイスであってもよいし、またはトラフィック検出装置120は、第1のネットワークデバイスに配置されてもよい。図12に示されているように、トラフィック検出装置120は、取得ユニット1201、追加ユニット1202、および送信ユニット1203を含み得る。取得ユニット1201は、図5または図11AのS501を実行するように構成される。追加ユニット1202は、図5または図11AのS502を実行するように構成される。送信ユニット1203は、図5または図11AのS503を実行するように構成される。前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明において引用され得る。ここでは詳細は再び説明されない。
統合ユニットが使用される場合、図13は、本出願の実施形態で提供される第1のネットワークデバイス130を示している。第1のネットワークデバイス130は、前述の方法における第1のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。第1のネットワークデバイス130は、本出願の実施形態における第1のネットワークデバイスの機能を実施するように構成された少なくとも1つの処理モジュール1301を含む。例えば、処理モジュール1301は、図5のプロセスS501およびS502、または図11Aおよび図11BのプロセスS501、S502、S507、およびS508を実行するように構成されてもよい。詳細については、方法の例における詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
第1のネットワークデバイス130は、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成された少なくとも1つの記憶モジュール1302をさらに含み得る。記憶モジュール1302は、処理モジュール1301に結合される。本出願の本実施形態における結合は、電気的形態、機械的形態、または別の形態の、装置、ユニット、またはモジュール間の間接結合または通信接続であり得、装置、ユニット、またはモジュール間の情報交換に使用される。処理モジュール1301は、記憶モジュール1302と協働し得る。処理モジュール1301は、記憶モジュール1302に記憶されたプログラム命令を実行し得る。少なくとも1つの記憶モジュールのうちの少なくとも1つは、処理モジュールに含まれてもよい。
第1のネットワークデバイス130は、第1のネットワークデバイス130が別のデバイスと通信し得ることを判定するように構成されるよう、送信媒体を使用して別のデバイスと通信するように構成された通信モジュール1303をさらに含み得る。通信モジュール1303は、デバイスに別のデバイスと通信させるように構成される。例えば、プロセッサ1301は、図5または図11AのプロセスS503を実行するために通信モジュール1303を使用し得る。
処理モジュール1301がプロセッサであり、記憶モジュール1302がメモリであり、通信モジュール1303がトランシーバである場合、本出願の実施形態による図13の第1のネットワークデバイス130は、図4に示されているネットワークデバイス40であり得る。
上記で説明されたように、本出願の実施形態で提供されるトラフィック検出装置120または第1のネットワークデバイス130は、本出願の前述の実施形態で実施される方法において第1のネットワークデバイスの機能を実施するように構成され得る。説明を簡単にするために、本出願の実施形態に関連する部分のみが示されている。開示されていない具体的な技術的詳細については、本出願の実施形態を参照されたい。
機能モジュールが、機能に対応する分割によって得られる場合、図14は、本出願の実施形態によるトラフィック検出装置140を示している。トラフィック検出装置140は、前述の実施形態における第2のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。トラフィック検出装置140は、第2のネットワークデバイスであってもよいし、またはトラフィック検出装置140は、第2のネットワークデバイスに配置されてもよい。図14に示されているように、トラフィック検出装置140は、受信ユニット1401および処理ユニット1402を含み得る。受信ユニット1401は、図5または図11Aおよび図11BのS504およびS504aを実行するように構成される。処理ユニット1402は、図5または図11Aおよび図11BのS505およびS505aを実行するように構成される。前述の方法の実施形態に関わるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明において引用され得る。ここでは詳細は再び説明されない。
さらに、図15に示されているように、トラフィック検出装置140は、逆方向フロー指示ユニット1403、逆方向フロー決定ユニット1404、送信ユニット1405、パケット損失原因取得ユニット1406、およびパケット損失原因送信ユニット1407をさらに含み得る。逆方向フロー指示ユニット1403は、図11BのS511を実行するように構成される。逆方向フロー決定ユニット1404は、図11BのS512を実行するように構成される。送信ユニット1404は、図11AのS506を実行するように構成される。パケット損失原因取得ユニット1406は、図11BのS513を実行するように構成される。パケット損失原因送信ユニット1407は、図11BのS514を実行するように構成される。前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明において引用され得る。ここでは詳細は再び説明されない。
統合ユニットが使用される場合、図16は、本出願の実施形態で提供される第2のネットワークデバイス160を示している。第2のネットワークデバイス160は、前述の実施形態における第2のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。第2のネットワークデバイス160は、本出願の実施形態における第2のネットワークデバイスの機能を実施するように構成された少なくとも1つの処理モジュール1601を含み得る。詳細については、方法の例における詳細な説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
第2のネットワークデバイス160は、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成された少なくとも1つの記憶モジュール1602をさらに含み得る。記憶モジュール1602は、処理モジュール1601に結合される。本出願の本実施形態における結合は、電気的形態、機械的形態、または別の形態の、装置、ユニット、またはモジュール間の間接結合または通信接続であり得、装置、ユニット、またはモジュール間の情報交換に使用される。処理モジュール1601は、記憶モジュール1602と協働し得る。処理モジュール1601は、記憶モジュール1602に記憶されたプログラム命令を実行し得る。少なくとも1つの記憶モジュールのうちの少なくとも1つは、処理モジュールに含まれてもよい。
第2のネットワークデバイス160は、第2のネットワークデバイス160が別のデバイスと通信し得ることを判定するように構成されるよう、送信媒体を使用して別のデバイスと通信するように構成された通信モジュール1603をさらに含み得る。通信モジュール1603は、デバイスに別のデバイスと通信させるように構成される。例えば、プロセッサ1601は、図5または図11Aおよび図11BのS504、S504a、S505、S505a、S511、S512、およびS513を実行するために通信モジュール1603を使用し得る。
処理モジュール1601がプロセッサであり、記憶モジュール1602がメモリであり、通信モジュール1603がトランシーバである場合、本出願の実施形態による図16の第2のネットワークデバイス160は、図4に示されているネットワークデバイス40であり得る。
上記で説明されたように、本出願の実施形態で提供されるトラフィック検出装置140または第2のネットワークデバイス160は、本出願の前述の実施形態における第2のネットワークデバイスの機能を実施するように構成され得る。説明を簡単にするために、本出願の実施形態に関連する部分のみが示されている。開示されていない具体的な技術的詳細については、本出願の実施形態を参照されたい。
本出願の他の実施形態によれば、トラフィック検出システムが提供される。トラフィック検出システムは、第1のトラフィック検出装置および第2のトラフィック検出装置を含み得る。第1のトラフィック検出装置は、前述の実施形態における第1のネットワークデバイスの機能を実施し得、第2のトラフィック検出装置は、第2のネットワークデバイスの機能を実施し得る。例えば、第1のトラフィック検出装置は、本出願の実施形態で説明された第1のネットワークデバイスであってもよく、第2のトラフィック検出装置は、本出願の実施形態で説明された第2のネットワークデバイスであってもよい。
本出願の他の実施形態によれば、チップシステムが提供される。チップシステムは、プロセッサを含み、メモリをさらに含み得、図5または図11Aおよび図11Bに示されている実施形態における第1のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよいし、またはチップと別のディスクリート部品とを含んでもよい。
本出願の他の実施形態によれば、チップシステムが提供される。チップシステムは、プロセッサを含み、メモリをさらに含み得、図5または図11Aおよび図11Bに示されている実施形態における第2のネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよいし、またはチップと別のディスクリート部品とを含んでもよい。
本出願の他の実施形態によれば、コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを含み得る。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、図5または図11Aおよび図11Bに示されている実施形態のステップを実行することが可能である。
本出願の他の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品がさらに提供される。コンピュータ製品は、コンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、図5または図11Aおよび図11Bに示されている実施形態のステップを実行することが可能である。
実施態様に関する前述の説明は、当業者が、簡便な説明のために前述の機能モジュールの分割が例示のための例として挙げられていることを理解することを可能にする。実際の用途では、前述の機能は、要求に基づいて異なるモジュールに割り当てられて実施され得る、言い換えれば、装置の内部構造は、上記で説明された機能の全部または一部を実施するために異なる機能モジュールに割り振られる。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法は他の方法で実施され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は一例にすぎない。例えば、モジュールまたはユニットの分割は、論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施態様では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、別の装置に組み合わされても統合されてもよいし、または一部の特徴は、無視されても実行されなくてもよい。さらに、提示されたまたは述べられた相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実施されてもよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態で実施され得る。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして提示された部分は、1つ以上の物理ユニットであってもよいし、1つの場所に配置されてもよいし、または異なる場所に分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要求に基づいて選択され得る。
さらに、本出願の実施形態の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、またはこれらのユニットのそれぞれは物理的に単独で存在してもよいし、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、統合ユニットは、可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本質的に本出願の技術的ソリューション、または従来技術に寄与する部分、または技術的ソリューションの全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実施され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップマイクロプロセッサもしくはチップなどであり得る)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述の説明は、本出願の特定の実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されていない。本出願に開示されている技術的範囲内のいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内にあるものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1 フラグビット/ソリューション
2 フラグビット/ソリューション
3 フラグビット
4 フラグビット/インターネットプロトコルバージョン
5 フラグビット
6 インターネットプロトコルバージョン
30 通信ネットワーク/通信ネットワークシステム/ネットワークシステム
40 ネットワークデバイス
120 トラフィック検出装置
130 第1のネットワークデバイス
140 トラフィック検出装置
160 第2のネットワークデバイス
301 ネットワークデバイス
302 集中処理デバイス
401 プロセッサ
402 メモリ
403 トランシーバ
1201 取得ユニット
1202 追加ユニット
1203 送信ユニット
1301 処理モジュール/プロセッサ
1302 記憶モジュール
1303 通信モジュール
1401 受信ユニット
1402 処理ユニット
1403 逆方向フロー指示ユニット
1404 逆方向フロー決定ユニット
1405 送信ユニット
1406 パケット損失原因取得ユニット
1407 パケット損失原因送信ユニット
1601 処理モジュール/プロセッサ
1602 記憶モジュール
1603 通信モジュール

Claims (35)

  1. トラフィック検出方法であって、前記方法は、第1のネットワークデバイスによって実行され、前記方法は、
    パケットを取得するステップであって、前記パケットは前記トラフィックの任意のパケットである、ステップと、
    前記パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報を前記パケットに追加するステップであって、前記検出フラグは、前記検出指示情報の位置を示すために使用され、前記検出指示情報は第1のフラグを含み、前記第1のフラグは、前記トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される、ステップと、
    更新されたパケットを第2のネットワークデバイスに送信するステップと
    を含む、トラフィック検出方法。
  2. 前記パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報を前記パケットに追加する前記ステップは、
    アクセス制御リストに基づいて、前記トラフィックが検出対象トラフィックであると判定するステップと、
    前記検出フラグおよび前記検出指示情報を前記パケットに追加するステップであって、前記検出指示情報内の前記第1のフラグは第1の値である、ステップと
    を含む、請求項1に記載のトラフィック検出方法。
  3. 前記検出指示情報は、以下、すなわち、前記トラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、および前記パケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方をさらに含む、請求項1または2に記載のトラフィック検出方法。
  4. 前記検出指示情報は優先度フラグをさらに含み、前記優先度フラグは、前記トラフィックの検出優先度を示すために使用される、請求項1から3のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法。
  5. 前記検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み、前記逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、前記タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用される、請求項1から4のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法。
  6. 前記タプルフラグは複数のフラグビットを含み、前記複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、前記複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、前記検出対象の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを示すために使用される、請求項5に記載のトラフィック検出方法。
  7. 前記パケットを更新するために検出フラグおよび検出指示情報を前記パケットに追加する前記ステップは、
    アクセス制御リストに基づいて、前記トラフィックが検出対象トラフィックではないと判定するステップと、
    前記検出フラグおよび前記検出指示情報を前記パケットに追加するステップであって、前記検出指示情報内の前記第1のフラグは第2の値である、ステップと
    を含む、請求項1に記載のトラフィック検出方法。
  8. トラフィック検出方法であって、前記方法は、第2のネットワークデバイスによって実行され、前記方法は、
    第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信するステップであって、前記第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットである、ステップと、
    前記第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、前記検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、前記第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、前記第1の検出指示情報に基づいて、前記第2のネットワークデバイスにおける前記第1のトラフィックの性能データを収集するステップであって、前記第1の検出指示情報内の前記第1のフラグの値は第1の値である、ステップと
    を含む、トラフィック検出方法。
  9. 前記第1の検出指示情報は、以下、すなわち、前記第1のトラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、および前記第1のパケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方を含み、
    前記性能データは、以下のデータ、すなわち、前記第2のフラグに基づいて収集された前記第1のトラフィックの前記パケット数情報、および前記第3のフラグに基づいて収集された前記第1のパケットの前記タイムスタンプ情報のうちの少なくとも一方を含む、請求項8に記載のトラフィック検出方法。
  10. 前記第1の検出指示情報は優先度フラグをさらに含み、前記優先度フラグは、前記第1のトラフィックの検出優先度を示すために使用される、請求項8または9に記載のトラフィック検出方法。
  11. 前記第1の検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み、前記逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、前記タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用され、前記方法は、
    前記第1の検出指示情報内の前記逆方向フローフラグが前記逆方向フローを検出することを示すと判定し、前記第1のパケットから、前記タプルフラグによって示される前記1つ以上のタプルエントリを取得するステップと、
    前記1つ以上のタプルエントリに基づいて検出対象の第1の逆方向フローを決定するステップと
    をさらに含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法。
  12. 前記タプルフラグは複数のフラグビットを含み、前記複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、前記複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、前記検出対象の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを示すために使用され、前記第1のパケットから、前記タプルフラグによって示される前記1つ以上のタプルエントリを取得する前記ステップは、
    前記複数のフラグビットに設定された前記1つ以上のフラグビットに基づいて、前記検出対象の第1の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを取得するステップ
    を含む、請求項11に記載のトラフィック検出方法。
  13. 前記第2のネットワークデバイスにおける前記第1のトラフィックの性能データを収集する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記性能データを集中処理デバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法。
  14. 前記方法は、
    前記第1のトラフィックのパケット損失の原因を取得し、前記パケット損失の原因を前記集中処理デバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載のトラフィック検出方法。
  15. 前記方法は、
    前記第1のネットワークデバイスから第2のパケットを受信するステップであって、前記第2のパケットは第2のトラフィックの任意のパケットである、ステップと、
    前記第2のパケットが前記検出フラグを含むと判定し、前記検出フラグの後にある第2の検出指示情報内の前記第1のフラグが、前記第2のトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示すと判定し、性能データを収集することをスキップし、前記第2のパケットを第3のネットワークデバイスに転送するステップであって、前記第2の検出指示情報内の前記第1のフラグの値は第2の値である、ステップと
    をさらに含む、請求項8に記載のトラフィック検出方法。
  16. トラフィック検出装置であって、前記装置は、第1のネットワークデバイスに配置され、前記装置は、
    パケットを取得し、前記パケットは前記トラフィックの任意のパケットである、ように構成された取得ユニットと、
    前記パケットを更新するために、前記取得ユニットによって取得された前記パケットに検出フラグおよび検出指示情報を追加し、前記検出フラグは、前記検出指示情報の位置を示すために使用され、前記検出指示情報は第1のフラグを含み、前記第1のフラグは、前記トラフィックが検出対象トラフィックであるかどうかを示すために使用される、ように構成された追加ユニットと、
    前記追加ユニットによって取得された更新パケットを第2のネットワークデバイスに送信するように構成された送信ユニットと
    を備える、トラフィック検出装置。
  17. 前記追加ユニットは、
    アクセス制御リストに基づいて、前記トラフィックが検出対象トラフィックであると判定し、
    前記検出フラグおよび前記検出指示情報を前記パケットに追加し、前記検出指示情報内の前記第1のフラグは第1の値である、
    ように特に構成されている、請求項16に記載のトラフィック検出装置。
  18. 前記検出指示情報は、以下、すなわち、前記トラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、および前記パケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方をさらに含む、請求項16または17に記載のトラフィック検出装置。
  19. 前記検出指示情報は優先度フラグをさらに含み、前記優先度フラグは、前記トラフィックの検出優先度を示すために使用される、請求項16から18のいずれか一項に記載のトラフィック検出装置。
  20. 前記検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み、前記逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、前記タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用される、請求項16から19のいずれか一項に記載のトラフィック検出装置。
  21. 前記タプルフラグは複数のフラグビットを含み、前記複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、前記複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、前記検出対象の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを示すために使用される、請求項20に記載のトラフィック検出装置。
  22. 前記追加ユニットは、
    アクセス制御リストに基づいて、前記トラフィックが検出対象トラフィックではないと判定し、
    前記検出フラグおよび前記検出指示情報を前記パケットに追加し、前記検出指示情報内の前記第1のフラグは第2の値である、
    ように特に構成されている、請求項16に記載のトラフィック検出装置。
  23. トラフィック検出装置であって、前記装置は、第2のネットワークデバイスに配置され、前記装置は、
    第1のネットワークデバイスから第1のパケットを受信し、前記第1のパケットは第1のトラフィックの任意のパケットである、ように構成された受信ユニットと、
    前記受信ユニットによって受信された前記第1のパケットが検出フラグを含むと判定し、前記検出フラグの後にある第1の検出指示情報内の第1のフラグが、前記第1のトラフィックが検出対象トラフィックであることを示すと判定し、前記第1の検出指示情報に基づいて、前記第2のネットワークデバイスにおける前記第1のトラフィックの性能データを収集し、前記第1の検出指示情報内の前記第1のフラグの値は第1の値である、ように構成された処理ユニットと
    を備える、トラフィック検出装置。
  24. 前記第1の検出指示情報は、以下、すなわち、前記第1のトラフィックのパケット数情報を収集することを示すために使用される第2のフラグ、および前記第1のパケットのタイムスタンプ情報を収集することを示すために使用される第3のフラグのうちの少なくとも一方を含み、
    前記性能データは、以下のデータ、すなわち、前記第2のフラグに基づいて収集された前記第1のトラフィックの前記パケット数情報、および前記第3のフラグに基づいて収集された前記第1のパケットの前記タイムスタンプ情報のうちの少なくとも一方を含む、請求項23に記載のトラフィック検出装置。
  25. 前記第1の検出指示情報は優先度フラグをさらに含み、前記優先度フラグは、前記第1のトラフィックの検出優先度を示すために使用される、請求項23または24に記載のトラフィック検出装置。
  26. 前記第1の検出指示情報は、逆方向フローフラグおよびタプルフラグをさらに含み、前記逆方向フローフラグは、逆方向フローを検出するかどうかを示すために使用され、前記タプルフラグは、1つ以上のタプルエントリを満たす逆方向フローを検出することを示すために使用され、前記装置は、
    前記第1の検出指示情報内の前記逆方向フローフラグが前記逆方向フローを検出することを示すと判定し、前記第1のパケットから、前記タプルフラグによって示される前記1つ以上のタプルエントリを取得するように構成された逆方向フロー指示ユニットと、
    前記1つ以上のタプルエントリに基づいて検出対象の第1の逆方向フローを決定するように構成された逆方向フロー決定ユニットと
    をさらに備える、請求項23から25のいずれか一項に記載のトラフィック検出装置。
  27. 前記タプルフラグは複数のフラグビットを含み、前記複数のフラグビットは複数のタプルエントリと1対1に対応し、前記複数のフラグビットに設定された1つ以上のフラグビットは、前記検出対象の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを示すために使用され、前記逆方向フロー決定ユニットは、
    前記複数のフラグビットに設定された前記1つ以上のフラグビットに基づいて、前記検出対象の第1の逆方向フローが満たす前記1つ以上のタプルエントリを取得する
    ように特に構成されている、請求項26に記載のトラフィック検出装置。
  28. 前記第2のネットワークデバイスにおける前記第1のトラフィックの性能データを収集した後に、前記装置は、
    前記性能データを集中処理デバイスに送信するように構成された送信ユニット
    をさらに備える、請求項23から25のいずれか一項に記載のトラフィック検出装置。
  29. 前記装置は、
    前記第1のトラフィックのパケット損失の原因を取得するように構成されたパケット損失原因取得ユニットと、
    前記パケット損失の原因を前記集中処理デバイスに送信するように構成されたパケット損失原因送信ユニットと
    をさらに備える、請求項28に記載のトラフィック検出装置。
  30. 前記受信ユニットは、前記第1のネットワークデバイスから第2のパケットを受信し、前記第2のパケットは第2のトラフィックの任意のパケットである、ようにさらに構成されており、
    前記処理ユニットは、前記第2のパケットが前記検出フラグを含むと判定し、前記検出フラグの後にある第2の検出指示情報内の前記第1のフラグが、前記第2のトラフィックが検出対象トラフィックではないことを示すと判定し、性能データを収集することをスキップし、前記第2のパケットを第3のネットワークデバイスに転送し、前記第2の検出指示情報内の前記第1のフラグの値は第2の値である、ようにさらに構成されている、請求項23に記載のトラフィック検出装置。
  31. 第1のネットワークデバイスであって、前記デバイスは、プロセッサおよびメモリを備え、
    前記メモリは、前記プロセッサに接続されており、前記メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成されており、前記プロセッサが前記コンピュータ命令を実行するとき、前記デバイスは、請求項1から7のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法を実行する、第1のネットワークデバイス。
  32. 第2のネットワークデバイスであって、前記デバイスは、プロセッサおよびメモリを備え、
    前記メモリは、前記プロセッサに接続されており、前記メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成されており、前記プロセッサが前記コンピュータ命令を実行するとき、前記デバイスは、請求項8から15のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法を実行する、第2のネットワークデバイス。
  33. 請求項31に記載の第1のネットワークデバイスと、請求項32に記載の1つ以上の第2のネットワークデバイスとを備えるトラフィック検出システム。
  34. 命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から15のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法を実行することが可能である、コンピュータ可読記憶媒体。
  35. 命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から15のいずれか一項に記載のトラフィック検出方法を実行することが可能である、コンピュータプログラム製品。
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