JP2021183109A - 浮遊機能を有するぶら下がり器具の構造 - Google Patents

浮遊機能を有するぶら下がり器具の構造 Download PDF

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Taku Yoshizaki
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【課題】 ぶら下がり器具に浮遊機能を持たせること【解決手段】 ぶら下がり器具の両支柱の中位置に、上下する平行支持具と間口可変構造の身体保持具を設けると共に、身体保持具を構成する分厚い脇あてパットは、肩甲骨から脇全体までの曲面を捉える形状を為し、身体の両脇に圧力を掛けて挟むことにより脇のぶら下がりによる浮遊を可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ぶら下がり健康器具に関するものである。
ぶら下がり健康器具は、背筋が伸び癒しを得る器具と人気を博した経過があるが、ぶら下がり自体が辛いと需要が低迷したものである。しかし、現在は腹筋や懸垂機能など厳しい鍛錬器具を装備し、家庭で気軽に出来る筋力のトレーニング(以下筋トレと略す)マシンとして再び注目されている。すなわち、今や誰もぶら下がり健康器具に癒し機能などは期待していない器具なのである。
実際、ぶら下がりは腹部から足先まで力が入り、握る手の辛さに耐えるのでは癒しは得られないのは当然である。この器具は筋トレマシンとして進化を遂げるのは良いとしても、これでは元気な若者を鍛える器具に特化するイメージが増し、体力の弱い人々や年配者には益々無縁の器具となるばかりである。年配者とは云っても、今どきは80才でも昔の60代のように若々しく、50代以上の筋トレに興味の無い方でも、誰でも使えるぶら下がり器具であれば需要は見込める。そうなれば対象年齢は30年も増えるため無視は出来ないのである。
そこで、手でぶら下がるのは辛いが、脇でぶら下がるなら誰でも使える筈と、その手の出願はこれまで20年以上に渡り何件も為されているが、未だにそのような器具が一切存在していないのは承知の通りである。その理由は簡単で、これらの構造では脇の受けでぶら下がるのは極めて困難で、実用とするのは無理だからである。その共通する欠点は、脇の受けと大雑把に捉えているが、実は腕の付け根で体を受けている構造であり、松葉杖と同じで手や腕の力8割で踏ん張る器具である。これではぶら下がり健康器具の基本形と大差無く、製品化する価値は見出せない。
また、近年は逆さにぶら下がる器具が製品として市場に定着している。この器具の目的は、重力で圧迫された体の負担をリセットする発想で、リハビリなどの医療的効果はあるにしても、頭に血が上る負担を受けるものであるから、決して癒しを得るために用いる器具ではない。
特開平7−213647 特開2000−61258 特開2020−6125 特開2017−64008
本発明が求めるのは、筋トレマシンのユーザーに限定せず、需要が見込める年齢層にも販路を拡大することにある。それには浮遊機能を有するぶら下がり器具が最適であり、これにより本当の癒しを人々に提供することになる。この浮遊とはロープでぶら下がるような危険で負担を受けるものではなく、胸から足下まで一切の力を抜いた自然の解放状態であり、頭に血が上るような負担とも無縁である。これは使用者の力ではなく、器具が浮かせてくれることにより得られる癒しである。世に癒し器具が無い訳ではないが、好きな時に自分で浮遊を満喫出来るような器具は全く存在していない。つまり、多くの人々は、赤ちゃんの時に高い高いをされたのが最後の浮遊体験なのである。疲れて弱った大人こそ浮遊による本当の癒しが必要であり、本発明はこの課題を解決するものである。但し、新機能の追加であるから、やはり市場を確保するためには最低限のコストで提供することが課題となる。
本発明は、基本的に既存のぶら下がり健康器具の支柱への装着を前提とする。そして、身体を浮遊するための身体保持具を主要器具とし、この身体保持具は、支柱へ装着するための平行支持具と、左右へのスライド自在の装着具と、握りハンドルを有する分厚い脇あてパットにより構成されると共に、前記脇あてパットは、肩甲骨から脇全体までの曲面を捉える形状を為していることを特徴とする、請求項1に記載の浮遊機能を有するぶら下がり器具の構造としたものである。
本品は、肩甲骨から脇前方に掛けての曲面を捉える脇あてパットが両脇を捉えると共に、これを握りハンドルと肘の圧力で強く挟むことにより浮遊を実現するものである。この圧力は摩擦抵抗を主目的としており、圧迫される苦痛感覚ではない。両脇を強く挟む形態は、結果的に腕の付け根が分厚い脇あてパットの上部を受け、痛みの生じない保持力を得るものである。また、握りハンドルの働きも重要で、これは肘を下ろした状態で手を上向きで維持し、脇あてパットを強く抱え込むための握りである。つまり、握りハンドルは両脇に圧力を掛けること、姿勢の安定性を維持すること、浮遊時の安心感を得ることが目的であり、肩甲骨、脇、手の3点支持を得る理想形が完成しているのである。使用者は、この安心感を得てからゆるりと足を踏み台から解放する使用法である。
上記は癒し機能に関わる説明であるが、本品はこの癒しに限定されるものではない。例えば、握りハンドルに力を込め、両足を持ち上げるなら腹筋運動になる。従来器具の腹筋では握りハンドルを掴むのは同じでも、肘で体重を支える厳しい手段であり、体力がなければ無理である。本品は誰にでも容易に安全に腹筋が出来る点でも極めて効果的である。
また、身体保持具は、既存のぶら下がり健康器具などの支柱へ装備される点も重要なポイントである。それは、多少の改造は必要であるが、最低限のコストで全ての既存のぶら下がり健康器具を本体に用いることが出来るからである。但し、この効果は一般用として量産することを想定した販売対策である。業務用やプロ用、輸出用など、高級仕様が求められる市場は別にあり、既存の支柱利用に限定するものではない。以上、本品は筋トレマシンの機能と、浮遊による癒し機能の相反するものを一台で賄う最強のぶら下がり健康器具へ進化を遂げるものとなり、市場が大きく広がる可能性は十分にある。
最後に、全く異なる効果として、本体のぶら下がり健康器具の構造的特徴から、上部側を省いた浮遊専用器具とすることも容易である。本品は自身で宙に浮くことが出来る唯一の器具であるから、バーチャル技術と融合させたゲームや映像では、対戦ゲーム、空中散歩、宇宙探索は勿論、スポーツ観戦やその仮想参戦など、将来は必ず定番になると想定される遊戯器具、または施設の体験装置などに用いると桁違いの緊迫感が得られる。この場合でも、疲れたら足を踏み台に戻すだけで済むため、長くその仮想世界を堪能出来ることになる。
本品の使用状態を示す側面図である。 本品の正面図である。 身体保持具と平行支持具の構造を示す斜視図である。 身体保持具と平行支持具の構造を示す平面図である。
以下、ぶら下がり器具10の構造を説明する。各図に示すように、左右の支柱11を軸に、上下一対のパイプ、若しくは幅広の平板による平行支持具13が装備される。この平行支持具は踏み台12の上方100センチから130センチ程度の間で上下し、ストッパー14にて固定される。脇あてパット17などは平行支持具に装着具15のスライド金具16で連結される。このスライド金具が平行支持具を左右に移動するため、塗装はげが生じる。そのため、平行支持具の部材にはステンレス材を用いるのが良い。支柱は既存のぶら下がり健康器具を用いることが出来、それ以外の部分は各部が独立する形態で構成され、平行支持具の変更、または支柱の変更により、市販されるほとんどのぶら下がり健康器具へ装着可能である。
各図に示すように、脇あてパット17は5センチ程度の厚みと12センチ程度の縦幅を持つ大判型で、肩甲骨から両脇まで広く面を挟んで捉えるものである。これは、金属のベース板にウレタンやスポンジで厚みとクッション性を高め、表材にレザーを用いたものである。使用者は踏み台12に乗り、握りハンドル18と肘で脇あてパットを両脇に強く引き寄せ、具合を確認してから足を踏み台から外す安心安全な使用法である。そして、一度体重を乗せれば間口は固定されるためストッパーは不要であるし、握りハンドルの手を緩めても構わない。また、踏み台は支柱の補強具を兼ねており、20センチから25センチ程の高さがあれば良く、しっかりした足置きを装備するのが望ましい。
10 ぶら下がり器具
11 支柱
12 踏み台
13 上下可動式の平行支持具
14 平行支持具のストッパー
15 装着具
16 スライド金具
17 脇あてパット
18 握りハンドル

Claims (1)

  1. 本発明は、基本的に既存のぶら下がり健康器具の支柱への装着を前提とする。そして、身体を浮遊するための身体保持具を主要器具とし、この身体保持具は、支柱へ装着するための平行支持具と、左右へのスライド自在の装着具と、握りハンドルを有する分厚い脇あてパットにより構成されると共に、前記脇あてパットは、肩甲骨から脇全体までの曲面を捉える形状を為していることを特徴とするものである。
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