JP2021182038A - 排出路用の弁体を有する現像装置、及び、現像装置を有する画像形成システム - Google Patents

排出路用の弁体を有する現像装置、及び、現像装置を有する画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】劣化した現像剤を現像装置の筐体から排出することができる現像装置。【解決手段】現像装置20は、現像剤を担持する現像剤担持体110と、現像剤を循環させると共に現像剤担持体に供給する搬送路160と、搬送路から延在し、現像剤の一部を排出するための排出口153hを有する排出路170と、搬送路と排出口との間に設けられた弁体200であり、搬送路側に向けられた入口側と入口側の反対側に配置された出口側とを有し、入口側にかかる圧力が圧力閾値よりも高い場合に搬送路からの現像剤の一部を通過させる、該弁体と、を備える。【選択図】図2

Description

画像形成システムは、印刷媒体を搬送する搬送装置と、静電潜像が形成される感光体と、静電潜像を現像する現像装置と、トナー像を印刷媒体に転写する転写装置と、トナー像を印刷媒体に定着させる定着させる定着装置と、印刷媒体を排出する排出装置と、を備える。
本明細書に開示された種々の例を実施するために使用することができる例示的な画像形成システムの概略図である。 例示的な現像装置を示す断面図である。 現像装置及び現像剤回収装置の斜視図である。 現像装置の排出路の周辺を拡大して示す断面図である。 弁体の正面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 第1の搬送部材の一部分及び弁体を示す側面図である。 弁体の別の例を示す正図である。 弁体の更に別の変形例を示す正図である。 弁体の更に別の例を示す正図である。 現像装置の別の例を示す断面図である。 実施例1及び比較例1における単位時間あたり現像剤の排出量を示す図である。 実施例2及び比較例2における現像剤の量の経時的変化を示すグラフである。 実施例3及び比較例3における現像剤の量の経時的変化を示すグラフである。
以下、図面を参照して、例示的な画像形成システムについて説明する。この画像形成システムは、現像装置内の現像剤が過剰に排出されることを抑制する弁体を有する。画像形成システムは、プリンタ等の画像形成システムであってもよく、画像形成システム等に用いられる現像装置であってもよい。なお、図面に基づいて説明するにあたり、同一する要素又は同一の機能を有す類似する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
まず、画像形成システムの概略構成について説明する。図1は、例示的な画像形成システムの概略図である。図1に示す画像形成システム1は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色を用いてカラー画像を形成する装置である。画像形成システム1は、印刷媒体である用紙Pを搬送する搬送装置10と、静電潜像を現像する複数の現像装置20C,20M,20Y,20K(以下、個々の構成要素を区別する必要がない場合には、「現像装置20」と称する。)と、トナー像を用紙Pに二次転写する転写装置30と、表面(周面)に静電潜像が形成される複数の感光体40C,40M,40Y,40K(以下、個々の構成要素を区別する必要がない場合には、「感光体40」と称する。)と、トナー像を用紙Pに定着させる定着装置50と、用紙Pを排出する排出装置60とを備える。
搬送装置10は、画像が形成される印刷媒体である用紙Pを搬送経路R1上で搬送する。用紙Pは、カセットKに積層されて収容され、給紙ローラ11によりピックアップされて搬送される。搬送装置10は、用紙Pに転写されるトナー像が転写領域R2に到達するタイミングで、搬送経路R1を介して転写領域R2に用紙Pを到達させる。
現像装置20C,20M,20Y,20Kは、色ごとに設けられている。後述するように、各現像装置20は、トナーを感光体40に担持させる現像剤担持体110を備えている。現像装置20では、現像剤として、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いる。つまり、現像装置20では、トナーとキャリアを所望の混合比になるように調整し、さらに混合撹拌してトナーを均一に分散させ最適な帯電量を付与した現像剤が調整される。この現像剤を現像剤担持体110に担持させる。そして、現像剤担持体110の回転により現像剤が感光体40と対向する現像領域まで搬送されると、現像剤担持体110に担持された現像剤に含まれるトナーが感光体40の周面上に形成された静電潜像に移動し、静電潜像が現像される。
転写装置30は、現像装置20で形成されたトナー像を用紙Pに二次転写する転写領域R2に搬送する。転写装置30は、感光体40からトナー像が一次転写される転写ベルト31と、転写ベルト31を張架する張架ローラ34と、アイドラローラ35,36と、転写ベルト31を駆動する駆動ローラ37と、感光体40C,40M,40Y,40Kと共に転写ベルト31をそれぞれ挟持する一次転写ローラ32C,32M,32Y,32Kと、駆動ローラ37と共に転写ベルト31を挟持する二次転写ローラ33とを備えている。
感光体40C,40M,40Y,40Kは、静電潜像担持体、感光体ドラム等とも呼ばれる。感光体40C,40M,40Y,40Kは、色ごとに設けられている。各感光体40は、転写ベルト31の移動方向に沿って設けられている。感光体40の周上には、現像装置20と、帯電装置41と、露光ユニット42と、クリーニング装置43と、が設けられている。
帯電装置41は、例えば感光体40に対して当接する帯電ローラであり、感光体40の表面を所定の電位に均一に帯電させる。露光ユニット42は、帯電装置41によって帯電した感光体40の表面を、用紙Pに形成する画像に応じて露光する。これにより、感光体40の表面のうち露光ユニット42により露光された部分の電位が変化し、静電潜像が形成される。現像装置20C,20M,20Y,20Kは、それぞれの現像装置20に対向して設けられたトナータンク18C,18M,18Y,18Kから供給されたトナーによって感光体40に形成された静電潜像を現像し、トナー像を生成する。各トナータンク18C,18M,18Y,18K内には、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーが充填されている。クリーニング装置43は、感光体40上に形成されたトナー像が転写ベルト31に一次転写された後に感光体40上に残存するトナーを回収する。
定着装置50は、加熱及び加圧する定着ニップ領域に用紙Pを通過させることで、転写ベルト31から用紙Pに二次転写されたトナー像を用紙Pに付着させ、定着させる。定着装置50は、用紙Pを加熱する加熱ローラ52と、加熱ローラ52を押圧して回転駆動する加圧ローラ54と、を備えている。加熱ローラ52及び加圧ローラ54は円筒状に形成されており、加熱ローラ52は内部にハロゲンランプ等の熱源を備えている。加熱ローラ52と加圧ローラ54との間には接触領域である定着ニップ領域が設けられ、定着ニップ領域に用紙Pを通過させることにより、トナー像を用紙Pに溶融定着させる。
排出装置60は、定着装置50によりトナー像が定着された用紙Pを装置外部へ排出するための排出ローラ62,64を備えている。
画像形成システム1は、制御部68を更に備えている。制御部68は、プロセッサ、記憶部、入力装置、表示装置等を備えるコンピュータであり、画像形成システム1の全体の動作を制御する機能を有している。制御部68の記憶部には、画像形成システム1で実行される各種処理をプロセッサにより制御するための制御プログラムが格納されている。
続いて、画像形成システム1による印刷工程について説明する。画像形成システム1に被記録画像の画像信号が入力されると、画像形成システム1の制御部68は、給紙ローラ11を回転させて、カセットKに積層された用紙Pをピックアップして搬送する。そして、帯電装置41により感光体40の表面を所定の電位に均一に帯電させる(帯電工程)。その後、受信した画像信号に基づいて、露光ユニット42により感光体40の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する(露光工程)。
現像装置20では、静電潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程)。こうして形成されたトナー像は、感光体40と転写ベルト31とが対向する領域において、感光体40から転写ベルト31へ一次転写される(転写工程)。転写ベルト31には、4個の感光体40上に形成されたトナー像が順次積層されて、1つの積層トナー像が形成される。そして、積層トナー像は、駆動ローラ37と二次転写ローラ33とが対向する転写領域R2において、搬送装置10から搬送された用紙Pに二次転写される。
積層トナー像が二次転写された用紙Pは、定着装置50へ搬送される。そして、定着装置50は、用紙Pが定着ニップ領域を通過する際に、用紙Pを加熱ローラ52と加圧ローラ54との間で加熱及び加圧することにより、積層トナー像を用紙Pへ溶融定着させる(定着工程)。その後、用紙Pは、排出ローラ62,64によって画像形成システム1の外部へ排出される。
次に、現像装置20についてより詳細に説明する。現像装置20は、現像剤として、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いている。現像装置20には、いわゆるトリクル現像方式が採用されている。現像装置20は、現像剤の長寿命化のため、古くなった現像剤を排出口から排出し、新しい現像剤を筐体内に補給する。
図2は、例示的な現像装置20の断面図を示している。図2に示すように、現像装置20は、筐体100、現像剤担持体110、第1の搬送部材120、及び、第2の搬送部材130を備えている。
筐体100は、第1の筐体部151、第2の筐体部152及び第3の筐体部153を含んでいる。第1の筐体部151は、第1の空間151sを画成している。第2の筐体部152は、第1の空間151sに連続する第2の空間152sを画成している。第2の筐体部152には、現像剤補給口152aが形成されている。第2の空間152sには、現像剤補給口152aを介して補給用の現像剤が供給される。
第1の筐体部151と第2の筐体部152との間には、第1の空間151sと第2の空間152sとを区画する仕切板106が設けられている。仕切板106には、開口106a及び開口106bが形成されている。すなわち、第1の空間151sと第2の空間152sとは、開口106a及び開口106bを介して互いに連通している。後述するように、第1の空間151s及び第2の空間152sは、現像剤担持体110に供給されるべき現像剤を循環させる搬送路160を構成する。
第3の筐体部153は、第3の空間153sを画成する。第3の筐体部153は、第3の空間153sが第1の空間151sに連通するように第1の筐体部151に対して接続されている。第3の筐体部153には、劣化した現像剤を排出するための排出口153hが形成されている。後述するように、これら第3の空間153s及び排出口153hは、現像剤を排出するための排出路170を構成する。
現像剤担持体110は、第1の空間151s内に設けられている。現像剤担持体110は、例えば、感光体40の周面上に形成された静電潜像に対してトナーを供給する現像ローラである。現像剤担持体110は、駆動モータの動作によって第1の空間151s内で回転可能なように第1の筐体部151に支持されている。現像剤担持体110が回転すると、第1の空間151sに空気が取り込まれ、筐体100の内部圧力が高くなることがある。この筐体100の内部圧力を逃がすために、第1の筐体部151には圧抜き孔150aが形成されていてもよい。現像剤の漏出を防止するために、圧抜き孔150aはフィルター101によって覆われていてもよい。
第1の搬送部材120は、第1の空間151s及び第3の空間153s内に設けられている。第1の搬送部材120は、駆動モータの動作によって第1の空間151s及び第3の空間153s内で回転可能なように第1の筐体部151及び第3の筐体部153に支持されている。第1の搬送部材120は、第1の空間151s及び第3の空間153sに亘って延在する軸部122を有している。
第1の搬送部材120の軸部122は、第1の空間151s内に配置される第1の部分122aと、第3の空間153s内に配置される第2の部分122bとを有している。第1の部分122aには、搬送翼124及びカウンター翼126が形成されている。搬送翼124は、第1の部分122aの外周面に螺旋状に設けられ、第1の空間151s内の現像剤を第3の空間153sへ向けて搬送する。カウンター翼126は、搬送翼124と第3の空間153s(排出路170)との間に設けられている。カウンター翼126は、搬送翼124とは逆方向に現像剤を搬送する。すなわち、カウンター翼126は、第1の空間151sから第3の空間153sへ向かう現像剤を第1の空間151s側へ押し戻す機能を有する。
第2の部分122bには、排出翼128が形成されている。排出翼128は、第2の部分122bの外周面に螺旋状に設けられ、第3の空間153s内の現像剤を排出口153h側に向けて搬送する。
第2の搬送部材130は、第2の空間152s内に設けられている。第2の搬送部材130は、駆動モータの動作によって第2の空間152s内で回転可能なように第2の筐体部152に支持されている。第2の搬送部材130は、軸部122に対して略平行に配置された軸部132を有している。軸部132の外周面には、搬送翼134が形成されている。搬送翼134は、軸部132の長さ方向の略全域に亘って形成され、螺旋状の搬送面を有している。第2の搬送部材130は、駆動モータの動作によって軸線周りに回転することで、現像剤補給口152aを介して供給された現像剤を混合攪拌して十分に帯電させながら、第1の搬送部材120の搬送翼124とは反対方向に現像剤を搬送する。なお、第2の搬送部材130の開口106b側の端部には、搬送翼134による現像剤の搬送方向とは反対方向に当該現像剤を押し戻すカウンター翼136が設けられていてもよい。
次に、現像装置20内の現像剤の動きについて説明する。現像剤補給口152aから補給された現像剤は、第2の空間152s内で第2の搬送部材130の搬送翼134によって撹拌されながら開口106b側へ搬送される。搬送翼134によって搬送された現像剤は、カウンター翼136によって押し戻されることで開口106bを介して第1の空間151sに導入される。第1の空間151sに導入された現像剤は、第1の搬送部材120によって第3の空間153s側へ搬送される。このとき、第1の搬送部材120によって搬送された現像剤の一部は現像剤担持体110に供給される。
残りの現像剤は、カウンター翼126に到達する。カウンター翼126は、第1の空間151s(搬送路160)から第3の空間153s(排出路170)へ向かう現像剤を第1の空間151s側へ押し戻す。カウンター翼126によって押し戻された現像剤は、開口106aを介して第2の空間152sへ戻される。そして、第2の空間152sへ戻された現像剤は、再び第2の搬送部材130によって搬送される。すなわち、筐体100内の現像剤は、第1の搬送部材120及び第2の搬送部材130が協働することによって第1の空間151sと第2の空間152sとの間で循環する。これら第1の空間151sと第2の空間152sは、現像剤を循環させると共に現像剤担持体110に現像剤を供給する搬送路160を構成する。
ここで、現像剤補給口152aから現像剤が補給されることによって、搬送路160内を循環する現像剤の量が所定の量よりも多くなると、カウンター翼126に到達した現像剤の一部がカウンター翼126を乗り越えて第3の空間153s内に導入される。第3の空間153sに導入された現像剤は、第1の搬送部材120の排出翼128によって排出口153hに向けて搬送される。排出口153hに到達した現像剤は、当該排出口153hから排出される。すなわち、第3の空間153s及び排出口153hは、現像剤を排出するための排出路170を構成する。
上記のように、現像装置20では、現像剤補給口152aから供給される現像剤の量と排出口153hから排出される現像剤の量とのバランスを取ることによって、搬送路160を循環する現像剤の量が所定の量に維持される。その結果、現像剤担持体110に対して適切な量の現像剤が供給される。
ところで、現像剤担持体110の回転によって筐体100の内部に空気が取り込まれると筐体100の内部圧力が上昇することがある。筐体100の内部圧力が上昇すると、搬送路160から排出路170へ向かう空気の流れが生じ、この流れに乗って搬送路160を循環する現像剤が意図せずに排出口153hから過剰に排出されることがある。
筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出を抑制するために、現像装置20は、弁体200を更に備えている。弁体200は、カウンター翼126と排出口153hとの間で排出路170に設けられている。弁体200の詳細については、後述する。
図3に示すように、画像形成システム1は、現像剤を回収する現像剤回収装置70を更に備えている。現像剤回収装置70は、現像装置20に接続されている。より詳細には、現像剤回収装置70は、複数の差込孔71を有しており、各差込孔71には、排出口153hが現像剤回収装置70の回収空間Lの内部に配置されるように、現像装置20の第3の筐体部153が挿入されている(図4参照)。なお、現像剤の漏出を防止するために、差込孔71と第3の筐体部153と間にはシール部材が設けられていてもよい。
図4に示すように、弁体200は、第3の筐体部153によって画成された排出路170に設けられている。図4に示すように、排出路170の断面積は、排出口153hへ近づくにつれて段階的に小さくなっていてもよい。すなわち、第3の筐体部153には、現像剤の排出方向に直交する方向に延在する段差面153aが形成されている。弁体200は、この段差面153aに当接するように配置されていてもよい。
弁体200は、搬送路160側に向けられた入口側と当該入口側の反対側に配置された出口側とを有し、入口側にかかる圧力が圧力閾値よりも高い場合に搬送路160からの現像剤の一部を通過させる機能を有する。
図5は、例示的な弁体200の正面図であり、図6は、図5に示すVI−VI線に沿った弁体200の断面図である。図5及び図6に示すように、弁体200は、円環状(ドーナツ型)のシート部材202を有している。このシート部材202は、ウレタン等の弾性体によって構成され、搬送路160側に位置する入口面202a及び排出口153h側に位置する出口面202bを有している。シート部材202の入口面202aは、弁体200の入口側を構成している。
シート部材202の中央部には、入口面202aから出口面202bまで貫通する開口204が形成されている。開口204は、第1の搬送部材120の軸部122の外径よりも僅かに大きな径を有している。この開口204には、第1の搬送部材120の軸部122が嵌合される。
図5に示すように、シート部材202には複数のスリット206が形成されている。複数のスリット206は、シート部材202の入口面202aから出口面202bまで形成された切り込みであり、シート部材202の中心軸線AXに対して放射方向に延在している。これら複数のスリット206は、シート部材202の周方向において略等間隔で形成されている。図5に示す例では、シート部材202には、8つのスリット206が形成されている。
図5に示すように、複数のスリット206は、シート部材202の内周面から当該シート部材202の径方向における途中位置まで延びている。すなわち、シート部材202は、複数のスリット206が形成されない外周部207を有している。
シート部材202の出口面202b側には補強部材210が設けられている。補強部材210は、ポリエステルといったシート部材202よりも高い強度を有する材料によって構成されている。補強部材210は、円環状をなし、シート部材202の内径よりも大きな内径を有している。補強部材210の表面210aは、円環状の両面テープ220によってシート部材202の出口面202bに貼り付けられている。この補強部材210によって弁体200の強度が高められる。補強部材210の裏面210bは、円環状の両面テープ222によって第3の筐体部153の段差面153aに貼り付けられている(図4参照)。すなわち、弁体200は、第3の筐体部153の内壁に対して固定されている。なお、補強部材210の裏面210bは、弁体200の入口側の反対側に配置された出口側を構成している。
弁体200は、第1の搬送部材120に対して嵌合されることで、排出路170内において第1の搬送部材120の軸部122の周囲を囲むように配置される。より詳細には、図7に示すように、軸部122の第2の部分122bには、排出翼128が部分的に切り欠かれた切欠部140が形成されており、弁体200は、この切欠部140に配置されている。切欠部140に弁体200を配置することにより、弁体200の前後に設けられた排出翼128によって弁体200の位置が第1の搬送部材120の軸線方向にずれることが防止される。
この弁体200では、シート部材202の入口面202aにかかる圧力が所定の圧力閾値よりも低いときには、シート部材202の弾性力によって複数のスリット206は閉じている。したがって、入口面202aにかかる圧力が所定の圧力閾値よりも低いときには、排出路170内の現像剤は、弁体200を通過せずに、弁体200の上流側に留められる。
これに対して、入口面202aにかかる圧力が所定の圧力閾値よりも高くなると、その圧力によってシート部材202の弾性力に抗して複数のスリット206が押し広げられ、シート部材202に現像剤が流れる通路が形成される。これにより、排出路170内の現像剤は、弁体200を通過可能となる。すなわち、弁体200は、入口面202aにかかる圧力が所定の圧力閾値よりも高い場合に、搬送路160からの現像剤を通過させる機能を有する。
ここで、筐体100内の内部圧力に起因して発生する空気の流れによって弁体200の入口面202aにかかる圧力をPAとし、第1の搬送部材120の排出翼128によって搬送された現像剤の流れによって弁体200の入口面202aにかかる圧力をPDとする。このとき、一般的に圧力PAは圧力PDよりも小さい。そこで、複数のスリット206が開く所定の圧力閾値は、圧力PAよりも大きく圧力PDよりも小さく設計される。これにより、筐体100内の内部圧力の上昇によって当該筐体100内に空気の流れが生じた場合であっても、弁体200が閉鎖された状態となるので現像剤の過剰排出が抑制される。一方、第1の搬送部材120の排出翼128によって排出路170内の現像剤が弁体200に押し込まれると、その圧力によって弁体200が開放され、現像剤が当該弁体200を通過して排出される。
なお、弁体200が開放される圧力閾値は、シート部材202の厚み、又は、シート部材202に形成される複数のスリット206の数によって調整することが可能である。例えば、シート部材202の厚みは、0.1mm以上0.5mm以下に設定されてもよい。また、複数のスリット206の数は、例えば5以上16以下としてもよい。例えば、シート部材202の中心軸線AXの周方向において、複数のスリット206のうち隣り合う2つのスリット206のなす角度θが22.5°以上45°以下になるように、複数のスリット206が形成されていてもよい(図5参照)。このように、シート部材202の厚み、及び、複数のスリット206の数を設定することで、筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出を抑制しつつ、劣化した現像剤を筐体100から排出することができる。
上記のように、現像装置20では、入口面202aにかかる圧力が所定の圧力閾値よりも高い場合に搬送路160からの現像剤の一部を通過させる弁体200が排出路170に設けられている。この弁体200は、搬送路160から排出路170へ向かう空気の流れを遮断するので、この空気の流れによって筐体100内の現像剤が過剰に排出されることを抑制することができる。一方、カウンター翼126を乗り越えた現像剤が排出翼128によって弁体200に押し込まれると、弁体200が開放され、現像剤が弁体200を通過する。弁体200を通過した現像剤は、排出翼128によって排出口153hまで搬送され、現像剤回収装置70に回収される。したがって、筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出を抑制しつつ、劣化した現像剤を筐体100から排出することができる。
なお、図5に示す弁体200は、円環形状を有しているが、弁体の形状は円環形状に限定されず、様々な形状を有し得る。図8は、弁体の別の例を示している。図8(a)に示す弁体200A、及び、図8(b)に示す弁体200Bのシート部材202は、互いに非対称な形状を有する上部200u及び下部200lを有している。例えば、弁体200Aの上部200uは、正面視で矩形をなし、弁体200Aの下部200lは、正面視で半円形をなしている。また、弁体200Bの上部200uは、正面視において一部が欠けた半円形をなし、弁体200Bの下部200lは、正面視において半円形をなしている。弁体200A及び弁体200Bのように、上部200u及び下部200lを互いに非対称な形状にすることにより、上下の向きを誤って弁体200A及び弁体200Bを取り付けることが防止される。
さらに、図8に示すように、上部200u及び下部200lのうち下部200lのみに複数のスリット206が形成されていてもよい。排出路170内の現像剤は、重力によって排出路170内の下部に溜まった状態で搬送されるので、複数のスリット206を下部200lのみに形成した場合であっても、入口面202aにかかる圧力に応じて現像剤を介して通過させることが可能となる。
図9は、弁体の更に別の例を示している。図9(a)に示す弁体200C、及び、図9(b)に示す弁体200Dのシート部材202は、位置決め用の凸部208を有している。例えば、図9(a)に示す弁体200Cの上部200uには、当該弁体200Cの径方向に突出する1つの凸部208が形成されている。図9(b)に示す弁体200Dの上部200uには、当該弁体200Dの径方向に突出する1つの凸部208が形成され、弁体200Dの下部200lには、当該弁体200Dの径方向に突出する2つの凸部208が形成されている。これらの凸部208は、第3の筐体部153に形成された凹部に嵌合するように配置される。このような凸部208を備えることにより、弁体200C,200Dの位置決めをすることができる。
図10は、弁体の更に別の例を示している。図10(a)に示す弁体200Eは、弁体200Eの内周面から外周面まで延在する切離スリット209が更に形成されている。この切離スリット209から弁体200Eを広げることで、弁体200Eの開口204に第1の搬送部材120の軸部122を容易に取り付けることができる。
複数のスリット206は、シート部材202の外周部に形成されていてもよい。例えば、図10(b)に示す弁体200Fには、シート部材202の外周面から当該シート部材202の径方向の途中位置まで延在する複数のスリット206が形成されている。
また、弁体の設置を容易にするために、図11に示すように、現像装置20の第3の筐体部153には弁体200Eを差し込むための差込孔151aが形成されていてもよい。図11に示すように、弁体200Eを差込孔151aを介して第3の空間153s内に差し込むことで、第1の搬送部材120の軸部122に取り付けてもよい。このように、差込孔151aを介して弁体200Eを第1の搬送部材120の軸部122取り付けることで、弁体200Eの設置を容易にすることができる。
次に、実施例及び比較例に基づいて、現像装置20の作用効果についてより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
まず、筐体100内の空気の流れによって排出される現像剤の量について評価した。実施例1では、図5に示す弁体200を有する現像装置20に対して現像剤を補給せず、印刷処理も行わない状態で現像装置20を動作させた。また、実施例1では、筐体100内の内部圧力が上昇した状態を再現するために、フィルター101にテープを貼り付けて圧抜き孔150aから空気が漏れ出さないようにした。そして、排出口153hからの現像剤の単位時間あたりの排出量を測定した。一方、比較例1では、弁体200を有しない以外は、実施例1と同じ条件で現像剤の単位時間あたりの排出量を測定した。すなわち、実施例1及び比較例1において測定された単位時間あたりの現像剤の排出量は、筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出量に相当する。図12は、実施例1及び比較例1で測定された単位時間あたり現像剤の排出量を示している。図12に示すように、弁体200を用いない比較例1では、単位時間あたり現像剤の排出量は1.10[g/min]であったのに対し、弁体200を用いた実施例1では、単位時間あたり現像剤の排出量は、0.08[g/min]であった。これらの結果から、排出路170に弁体200を設けることにより、筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出量を大幅に低下させることができることが確認された。
次に、第1の搬送部材120の排出翼128によって排出路170を介して排出される現像剤の量について評価した。実施例2では、図5に示す弁体200を有する現像装置20において印刷処理を行わず、筐体100内に現像剤を供給しながら現像装置20を動作させた。より詳細には、測定開始時点から8分が経過するまでは10[g/min]の現像剤を筐体100内に供給し、その後は現像剤の供給を停止させた。また、実施例2では、筐体100内の空気の流れによって現像剤が過剰に排出されることを防ぐために、フィルター101を機能させて圧抜き孔150aから筐体100内の空気が抜けるようにした。そして、排出口153hから排出される現像剤の量に基づいて筐体100内の現像剤の量の経時的変化を測定した。比較例2では、弁体200を有しない以外は、実施例2と同じ条件で筐体100内の現像剤の量の経時的変化を測定した。図13は、実施例2及び比較例2で測定された現像剤の量の経時的変化を示している。
図13に示すように、比較例2では、筐体100内への現像剤供給量の増加に伴って現像剤の一部が排出されて現像剤の量が減少し、時間の経過と共に筐体100内の現像剤の量が略一定量に収束した。一方、実施例2でも、筐体100内への現像剤供給量の増加に伴って、現像剤の一部が排出されて現像剤の量が減少し、時間の経過と共に筐体100内の現像剤の量が略一定量に収束した。これらの結果から、排出路170に弁体200を設けた場合であっても、排出翼128によって弁体200に付与される圧力により搬送路160内の現像剤の一部が弁体200を通過して適切に排出され、現像剤の供給量と排出量との間でバランスを取ることができることが確認された。
次に、筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出の抑制効果について評価した。実施例3では、図5に示す弁体200を有する現像装置20に対して現像剤の供給しながら画像密度1%で印刷処理を行った。また、実施例3では、フィルター101を機能させて圧抜き孔150aから筐体100内の空気が抜けるようにした。そして、現像装置20の重量に基づいて筐体100内の現像剤の量の経時的変化を測定した。比較例3では、弁体200を有しない以外は、実施例3と同じ条件で筐体100内の現像剤の量の経時的変化を測定した。図14は、実施例3及び比較例3で測定された現像剤の量の経時的変化を示している。
図14に示すように、比較例3では、印刷枚数が増えるにつれて筐体100内の現像剤の量が減少し、現像剤の量が200[g]以下になった時点で印刷不良が生じた。この結果は、印刷枚数が増えるにつれてフィルター101の機能が低下して筐体100の内部圧力が上昇し、これにより筐体100内に生じた空気の流れによって筐体100内の現像剤が過剰に排出されたことに起因していると考えられる。これに対して、実施例3では、印刷枚数が増加しても筐体100内の現像剤の量は約242[g]で一定に維持された。この結果は、弁体200によって筐体100内の空気の流れに起因する現像剤の過剰排出が抑制されたためであると考えられる。これらの結果から、排出路170に弁体200を設けることにより、現像装置20内の現像剤が過剰に排出されること抑制することができることが確認された。
本明細書に記載の全ての側面、利点及び特徴が、必ずしも、いずれかひとつの特定の例及び実施形態により達成される又は含まれるわけではないことは理解されたい。実際、本明細書において様々な例を記載し示したが、他の例もその配置及び詳細について修正することができることは明らかであるべきだ。ここに請求される保護主題の精神及び範囲に包含される全ての修正及び変形を請求する。
例えば、上述の例では、弁体200が、第3の筐体部153の内壁に対して固定されているが、弁体200は、第1の搬送部材120に対して固定され、第1の搬送部材120と共に回転するように構成されていてもよい。

Claims (15)

  1. 現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤を循環させると共に、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する搬送路と、
    前記搬送路から延在し、前記現像剤の一部を排出するための排出口を有する排出路と、
    前記搬送路と前記排出口との間に設けられた弁体であり、前記搬送路側に向けられた入口側と前記入口側の反対側に配置された出口側とを有し、前記入口側にかかる圧力が圧力閾値よりも高い場合に前記搬送路からの前記現像剤の一部を通過させる、該弁体と、
    を備える、現像装置。
  2. 前記現像剤を搬送する第1の搬送部材であり、前記搬送路内に配置された第1の部分と前記排出路内に配置された第2の部分とを含む軸部を有する、該第1の搬送部材と、
    前記搬送路内に配置され、前記第1の部分と協働して前記現像剤を前記搬送路内で循環させる第2の搬送部材と、
    を更に備え、
    前記弁体は、前記排出路内で前記第2の部分の周囲を囲むように配置されている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1の搬送部材は、前記搬送路内の前記現像剤を前記排出路側へ搬送する搬送翼と、前記搬送翼と前記排出路との間に設けられ、前記搬送路から前記排出路へ向かう前記現像剤を前記搬送路へ押し戻すカウンター翼とを有し、
    前記弁体は、前記カウンター翼と前記排出口との間に配置されている、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第2の部分には、前記現像剤の一部を前記排出口へ搬送する排出翼と、前記排出翼の一部が切り欠かれた切欠部とが形成され、
    前記弁体は、前記切欠部上に配置されている、請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記弁体は、前記排出路を画成する筐体の内壁に対して固定されている、請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記弁体は、複数のスリットが形成されたシート部材を含む、請求項1に記載の現像装置。
  7. 前記複数のスリットは、前記シート部材の中心軸線に対して放射方向に延在している、請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記シート部材は、ウレタンによって構成されている、請求項6に記載の現像装置。
  9. 前記弁体は、ポリエステルによって構成され、前記出口側において前記シート部材に貼り付けられた補強部材を更に含む、請求項6に記載の現像装置。
  10. 前記シート部材は、互いに非対称な形状を有する上部及び下部を有する、請求項6に記載の現像装置。
  11. 前記複数のスリットが、前記上部及び前記下部のうち前記下部にのみ形成されている、請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記シート部材が、位置決め用の凸部を有する、請求項10に記載の現像装置。
  13. 前記シート部材が、0.1mm以上0.5mm以下の厚みを有する、請求項6に記載の現像装置。
  14. 前記中心軸線の周方向において、前記複数のスリットのうち隣り合う2つのスリットのなす角度が、22.5°以上45°以下である、請求項7に記載の現像装置。
  15. 静電潜像が形成される表面を有する感光体と、
    前記感光体の前記表面に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
    前記現像装置から排出された現像剤を回収する現像剤回収装置と、
    を備え、
    前記現像装置は、
    前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤を循環させると共に、前記現像剤を前記現像剤担持体に供給する搬送路と、
    前記搬送路から延在し、前記現像剤の一部を排出するための排出口を有する排出路と、
    前記搬送路と前記排出口との間に設けられた弁体であり、前記搬送路側に向けられた入口側と前記入口側の反対側に配置された出口側とを有し、前記入口側にかかる圧力が圧力閾値よりも高い場合に前記搬送路からの前記現像剤の一部を通過させる、該弁体と、
    を備える、画像形成システム。
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