JP2021181698A - スライドドア装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、このスライドドア装置200は、スライドドア300と、上部ドアガイド手段であるガイド溝400と、下部ドアガイド手段であるガイドレール500を備えている。
そして、このスライドドア装置200は、スライドドア300がガイド溝400およびガイドレール500に沿って、図28に示すように、開口部110が閉鎖された位置と、図28に鎖線で示すように、ガレージ100の側壁120に沿った開口部110の全開位置とを選択できるようになっている。
したがって、スライドドア全体の重量も大きくなり、開閉動作に非常に力がいるという問題がある。
すなわち、上記のようなドアスライド装置を備えたスライドドア装置の場合、モータによってスライドドアが開閉動作できるので、スライドドアが大きくなっても、建物に出入りする人がスライドドアを開閉するのに力が不要である。
また、上記補助ドア構造としては、折れ戸構造や、引戸構造、開き戸構造など特に限定されないが、スライドレールをガイドするガイドレールを共用して、額縁を別途設ける必要がないことから折れ戸構造が好ましい。
開口部とは、特に限定されないが、建物の出入口、窓が挙げられる。
図1〜図17は、本発明のスライドドア装置の1つの実施の形態をあらわしている。
また、各扉板31(32、33)は、図6、図10、図13、図14に示すように、下端中央部に下方へ突出するガイド突条35を備えている。
すなわち、走行ローラ36は、図6に示すように、上部ガイドレール5内に走行自在に嵌まり込むローラ本体36aと、前扉板31と各中間扉板33の上端に固定され、ローラ本体36aを軸まわりに回転自在に支持する支持軸36bを備えている。
また、図17および図18に示すように、第2パネル31bの連結部30の回動中心軸からヒンジ31c側の端面までの距離bは、第1パネル31aの走行ローラ36の支持軸の中心から第1パネル31aのヒンジ31c側の端面までの距離aより短くなっている。
なお、図4中、31eは、把手である。
ローラ支持プレート38は、長尺板状をしていて、その一端が後扉板32の上端に枢支され、その中間部および他端部に走行ローラ36が取り付けられている。
後方で上部ガイドレール5の側壁側ガイド部52内をスライドするように嵌まり込んでいる。
一方、後扉板32の前端を支持する走行ローラ36は、図15に示すように、スライドドア3aが開口部11を閉じた状態のとき、開口部側ガイド部51の湾曲ガイド部53との連結部近傍に入り込むようになっている。
第1係合部7aは、後述する第2係合部8aの係止頭部82が挿入可能な奥行きの空隙部74を備えた係止壁73に、切欠部としての切欠孔71と、切欠孔71の後扉板後端側で切欠孔71に連通する略U字形をした係止溝72が穿設されている。
開口部側ガイド部51は、開口部11の上縁に平行に設けられていて、スライドドア3aの全幅より、後扉板32の幅寸法分短い長さか、それより少し短い長さをしている。
湾曲ガイド部53は、前扉板31および各中間扉板33の走行ローラ36を、側壁側ガイド部52から開口部側ガイド部51まで、あるいは、開口部側ガイド部51から側壁側ガイド部52までスムーズに移動できるように円弧状に湾曲している。
また、第1戸当たりレール13よりガレージ1の内側には、図3に示すように、ガイド突条35の位置規制をするとともに、第1戸当たりレール13との間にガイド突条35がスライド可能な隙間を形成する扉ガイド15が、中間扉板33の各中央部を臨む位置にそれぞれに設けられている。
第2係合部8aは、柱状部81と、係止頭部82を備えている。
係止頭部82は、係止溝72の幅より大きい直径をした丸ビスの頭部形状をしている。
スライドドア前端戸当たり部材18は、戸当たり部18aが、図17に示すように、平面視略J字形をしていて、前扉板31の先端が当接しない状態では、図18に示すように、止水材18bが前扉板31の開口部11側の面に接触しない位置にばねによって付勢されている。
走行レール41は、側壁側ガイド部52より下方で、側壁側ガイド部52と平行となるようにガレージ1の側壁に沿って水平に設けられている。
伝達アーム43は、図8に示すように、一端がスライド部42に枢支され、他端が後扉板32に枢支されている。
なお、図中、19、37は、雨水や風のガレージ内への入り込みを防止するエラストマー樹脂等の弾性材である。
すなわち、これにより、スライドドア3aが、上部ガイドレール5に沿って開口部11を閉じる方向にスライドする。
また、各中扉板33は、スライドドア3aが、開口部閉鎖位置で、ガイド突条35が、第1戸当たりレール13と。扉ガイド15との間に入り込み、上下で位置規制されるとともに、連結された他の扉板33(31,32)によって、側方も位置規制される。
そして、後扉板32に隣接する中間扉板33に取り付けられた走行ローラ36のローラ本体36aが開口部側ガイド部51に入るとともに、中間扉板33のガイド突条35の一部が第1戸当たりレール13と扉ガイド15との間に入り込んだ状態で、スライド部42がさらにスライドすると、後扉板32が、スライド部42の開口部11方向へのスライドに伴って、前扉板31および中間扉板33をさらに、開口部側ガイド部51に沿ってスライドさせながら、伝達アーム43の働きによって後扉板32の後端縁が縦戸当たり部17に向かうように、隣接する中間扉板33との連結部30を中心に回動する。
そして、図13および図14に示すように、柱状部81が係止溝72のU字の底にほぼ当接するまで移動した状態で、後扉板32のガイド突条35が第1戸当たりレール13に当接し、開口部11がスライドドア3aによって図1、図3〜図5に示すように、完全に閉じられるとともに、第1係合部7aと第2係合部8aが係合された状態となる。
この状態で、後扉板32の上端部は、従来のものと同様に、伝達アーム43によって閉状態に保持され、後扉板32の下端部は、風圧等の外力がスライドドア3aに加わっても、係止頭部82が係止壁73に係止されるため、ほとんど撓むことがない。
図1、図3〜図5に示すスライドドア3aが開口部11を完全に閉じた状態からモータを駆動させてスライド部42を開口部11から離れる方向にスライドさせると、後扉板32の後端が縦戸当たり部17から遠ざかるように回動しつつ、スライドドア3aが開口部11を開放する方向に引っ張られる。
そして、さらに、スライド部42がスライドすることによって、係止頭部82が切欠孔71を介して空隙部74外に露出し、係止が解除されるとともに、スライドドア3aが、図2に示すように、開口部11を全開状態にするまでスライドする。
また、第1係合部7aと、第2係合部8aの係合および係合解除が、ドア駆動手段4によるスライドドア3aの後扉板32の動作のみによって行われ、別途ロック装置を設ける必要がない。
上記の実施の形態では、第1係合部と、第2係合部を係合させるようになっていたが、第1係合部と第2係合部を設けなくても構わない。
上記の実施の形態では、チェーンにスプロケットを噛み合わせてモータの駆動力をスライド部に伝達するようにしていたが、ラックとピニオン、プーリーとプーリーベルトの組み合わせなど、駆動力伝達手段は適宜選択できる。
上記の実施の形態では、第1戸当たりレールに対して扉ガイドが間欠的に設けられていたが、スライドドアの開閉を阻害しない連続する1本の長尺な扉ガイドを設けるようにしても構わない。
10 扉ガイド金具
11 開口部
13 第1戸当たりレール(開口部側下部戸当たり部)
14 側壁側扉ガイド
14a ガイド溝
15 扉ガイド
16 側壁
17 縦戸当たり部
18 スライドドア前端戸当たり部材
18a 戸当たり部
18b 止水材
19 止水材
2a スライドドア装置
3a スライドドア
30 連結部
31 前扉板(先頭となる扉板)
31a 第1パネル
31b 第2パネル
31c ヒンジ
31d 錠
31e 把手
32 後扉板(最後尾となる扉板)
33 中間扉板
34 扉板本体
35 ガイド突条
36 走行ローラ
36a ローラ本体
36b 支持軸
37 止水材
38 ローラ支持プレート
4 ドア駆動手段
41 走行ガイドレール
42 スライド部
43 伝達アーム
5 上部ガイドレール
51 開口部側ガイド部
52 側壁側ガイド部
53 湾曲ガイド部
7a 第1係合部
71 切欠孔
72 係止溝
73 係止壁
74 空隙部
75 係止頭部ストッパ
8a 第2係合部
81 柱状部
82 係止頭部
Claims (5)
- 複数の扉板が連結部で折り曲げ可能に連結形成されていて、建物の開口部を開閉するスライドドアと、
前記スライドドアを前記建物の側壁に沿う開口部開放位置から開口部閉鎖位置までガイドするガイドレールを備えるスライドドア装置であって、
前記スライドドアは、前記複数の扉板のうち、いずれかの扉板が、前記スライドドアを開口部閉状態とした状態で、他の扉板を閉状態位置に留めた状態で、開口部の一部を開閉する補助ドア構造を備えていることを特徴とするスライドドア装置。 - 前記開口部の上縁に沿って設けられる開口部側ガイド部と、前記建物の側壁に沿って設けられる側壁側ガイド部と、前記開口部側ガイドレール部と前記側方ガイドレール部を連結する湾曲ガイドレール部を有し、前記スライドドアを吊り下げ状態でスライド自在に支持する上部ガイドレールと、
前記スライドドアを前記上部ガイドレールに沿ってスライドさせて、前記開口部を開閉するドア駆動手段を備え、
前記ドア駆動手段が、前記建物の側壁に沿って前後にスライド可能なスライド部と、
一端が、前記スライド部に支持され、他端が、前記スライドドアを前記開口部側ガイドレール部側に向かってスライドさせるとき、最後尾となる扉板の上端部に枢支され、前記スライド部のスライド方向の動きを前記最後尾となる扉板に伝達する伝達アームを有し、
前記最後尾となる扉板以外の扉板が、前記開口部側ガイド部までスライドし、各扉板の表面が前記開口部側ガイド部と平行になった状態で、前記伝達アームの進退によって、前記最後尾となる扉板が隣接する扉板との連結部を中心に回動して前記開口部周縁に設けられた戸当たり部に離接されるようになっている請求項1に記載のスライドドア装置。 - 前記ドア駆動手段が、前記建物の側壁に沿って設けられ、前記スライド部を走行自在に支持する走行レールと、
前記スライド部を前記走行レールに沿って走行させるモータを備えている請求項2に記載のスライドドア装置。 - 前記補助ドア構造が、折れ戸構造である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスライドドア装置。
- 前記折れ戸構造が、前記スライドドアが前記開口部を閉じる方向にスライドするとき、先頭となる扉板に設けられている請求項4に記載のスライドドア装置。
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US20060011312A1 (en) * | 2004-07-13 | 2006-01-19 | Diaz Carols L | Garage door |
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- 2020-05-19 JP JP2020087160A patent/JP7458898B2/ja active Active
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