JP2021180800A - 調節具 - Google Patents

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晶明 横谷
Masaaki Yokoya
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Abstract

【課題】シンプルな構成であり、簡便な操作でベルトの長さ調整を行うことができ、調節後は確実にベルトの長さを維持できる調節具を提供する。【解決手段】第1方向に沿って延び、内部に収容空間を有する本体と、第2方向に沿って延びる押さえ部材と、を備え、押さえ部材は、本体の第1後端部に対して、第2後端部が回動可能に支持され、回動によって本体の上部が開閉し、本体は、収容空間にそれぞれ通じる、先端側挿通孔、後端側挿通孔、及び、保持孔部を備え、先端側挿通孔は、第1先端部と第2先端部との間に形成され、後端側挿通孔は、第1後端部と第2後端部との間に形成され、保持孔部は、本体の底部を上下に貫通するように形成され、押さえ部材は、回動によって本体の上部を閉じたときに、保持孔部内に入り込むように延びる押入部を備え、後端側挿通孔には、回動によって本体の上部を閉じたときに、開口サイズを縮小させる固定部が設けられている【選択図】図2

Description

本考案は、リュックサックのベルトなどの長さの調節に用いる調節具に関する。
特許文献1に記載のベルト調節具は、仕切部を挟んで2つの挿通孔を形成した調節具本体の仕切部にベルトの一端を結合するとともに、ベルトの他端を折り返し、ベルトの一端側の上方に重ねて、仕切部の上方を通過させて、2つの挿通孔の一方より他方に挿通させることでベルトループを形成し、ベルトの引き出し量を可変させて、ベルトループの大きさを調節するようにしたベルト調節具であり、仕切部に結合されたベルトの一端側と、仕切部の上方を通過させたベルトの他端側との間に、回動可能なローラを介在させた構成を備える。これにより、容易かつスムーズにベルトの長さ調節を行うことができるとしている。
特開2009−171989号公報
しかしながら、特許文献1に記載のベルト調節具では、長さ調節などの際にローラが衣服等を巻き込むことを防止するためにカバー体を設けているため、全体として大型化してしまうという問題がある。
そこで本発明は、シンプルな構成であり、かつ、簡便な操作でベルトの長さ調整を行うことができ、調節後は確実にベルトの長さを維持できる調節具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の調節具は、第1方向に沿って延び、内部に収容空間を有する本体と、第2方向に沿って延びる押さえ部材と、を備え、本体は、第1方向の先端部と後端部に、第1先端部と第1後端部とをそれぞれ備え、押さえ部材は、第2方向の先端部と後端部に、第2先端部と第2後端部とをそれぞれ備え、押さえ部材は、本体の第1後端部に対して、第2後端部が回動可能に支持され、回動によって本体の上部が開閉し、本体は、収容空間にそれぞれ通じる、先端側挿通孔、後端側挿通孔、及び、保持孔部を備え、先端側挿通孔は、第1先端部と第2先端部との間に形成され、後端側挿通孔は、第1後端部と第2後端部との間に形成され、保持孔部は、本体の底部を上下に貫通するように形成され、押さえ部材は、回動によって本体の上部を閉じたときに、保持孔部内に入り込むように延びる押入部を備え、後端側挿通孔には、回動によって本体の上部を閉じたときに、開口サイズを縮小させる固定部が設けられていることを特徴としている。
本発明の調節具において、第1方向における、押さえ部材の回動の中心から保持孔部の中心までの距離は、第2方向における、押さえ部材の回動の中心から押入部の延出位置までの距離に等しいことが好ましい。
本発明の調節具において、押入部は第2方向に対して直交するように延びていることが好ましい。
本発明の調節具において、押入部が延びる長さは、本体において、第1方向に直交する方向の厚みと同一又は厚みよりも長いことが好ましい。
本発明の調節具において、本体は、押さえ部材の回動によって上部を閉じたときの、押さえ部材の位置を定める位置決め部を備えることが好ましい。
本発明の調節具において、位置決め部は、収容空間の側壁部において内方へ突出する係合突起部であって、押さえ部材の側面に設けられた係合凹部に係合することによって、押さえ部材の回動を規制することが好ましい。
本発明の調節具において、押さえ部材の第2後端部には、固定部として、後端側挿通孔において第1後端部側へ突出する固定突起部が設けられ、固定突起部は、押さえ部材の回動によって本体の上部が開いているときよりも、押さえ部材が本体の上部を閉じているときの方が第1後端部側へ突出する形状を有することが好ましい。
本発明の調節具において、固定突起部は、回動によって本体の上部を閉じたときに、後端側挿通孔の開口サイズが最も小さくなるような形状を有することが好ましい。
本発明の調節具において、帯状の対象物が、先端側挿通孔と後端側挿通孔を通じて収容空間内へ挿入されたとき、押さえ部材を回動することによって本体の上部が閉じた状態とすると、対象物は、後端側挿通孔において固定突起部と第1後端部とによって挟持され、かつ、収容空間内の対象物の一部が、押入部に押されて屈曲した状態で保持孔部内に押入されることが好ましい。
本発明の調節具において、保持孔部の第1方向における幅をt1、押入部の厚みをt2、対象物の厚みをt3としたとき、幅t1は、厚みt2と厚みt3との和と同一又はそれ未満であることが好ましい。
本発明によると、シンプルな構成であり、かつ、簡便な操作でベルトの長さ調整を行うことができ、調節後は確実にベルトの長さを維持できる調節具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る調節具に対して、対象物としてのベルトが挿入された状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の実施形態における本体の上部が開いた状態を示す斜視図、(b)は本体上部が閉じた状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の実施形態における押さえ部材の構成を示す斜視図、(b)は本体の構成を示す斜視図である。 (a)は図2(a)のS1−S1’線における断面図、(b)は図2(b)のS2−S2’線における断面図である。 本発明の実施形態に係る調節具において、ベルトが収容空間内に挿入された状態における、押さえ部材の開閉を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る調節具について図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、ベルトB1が挿入された状態の調節具を示す斜視図、図2(a)は本体20の上部20tが開いた状態を示す斜視図、(b)は上部20tを閉じた状態を示す斜視図である。図3(a)は押さえ部材30の構成を示す斜視図、(b)は本体20の構成を示す斜視図である。図4(a)は図2(a)のS1−S1’線における断面図、(b)は図2(b)のS2−S2’線における断面図である。図5は、ベルトB1が収容空間21内に挿入された状態において押さえ部材30の開閉を示す断面図である。図5は図4(a)、(b)と同じ位置における断面図であって、押さえ部材30によって本体20の上部20tを閉じた状態を破線で示している。
図1に示すように、調節具10は、本体20と、本体20に対して回動可能に支持された押さえ部材30とを備える。本体20と押さえ部材30は、例えば、アルミニウムその他の金属、ステンレス鋼その他の合金材料、又は、プラスチックで構成する。
本体20の上部20tが開いた状態(図2(a))から、押さえ部材30の回動によって本体20の上部20tが閉じた状態(図2(b))へ変更することによって、本体20内に挿通された、帯状の対象物としてのベルトB1は、本体20と押さえ部材30とによって挟持され、調節具10における位置が固定される。ベルトB1は、その一端がリュックサックに設けた結合具などで折り返され、その先端部B2が本体20の固定孔部29に結合される。この構成によれば、押さえ部材30の回動によって本体20の上部20tを開くことによって、本体20と押さえ部材30とにより挟持が解除される。これにより、ベルトB1を本体20が延びる方向D1に沿って移動させることができるため、本体20に対する相対位置を変更することによって、上記結合具側へ延び出たベルトB1の長さを調節することができる。長さが調節されたベルトB1は、押さえ部材30の回動によって本体20の上部20tを閉じることによって、その位置が固定される。
図2(a)、(b)又は図3(b)に示すように、本体20は、第1方向D1に沿って延び、上方から見て(図4(a)、(b)の上から下を見て)、略矩形状の外形を有する。本体20は、それぞれ第1方向D1に沿って延びる、2つの側壁20s1、20s2(側壁部)と底壁20b(底部)とを備え、上部20tは開放されている。2つの側壁20s1、20s2は、本体20の幅方向W1において互いに対向するように設けられている。これらの側壁20s1、20s2と底壁20bとによって、本体20の内部に収容空間21が形成される。
本体20は、第1方向D1のうちの先端部を第1先端部22、後端部を第1後端部23としており、第1先端部22においては、2つの側壁20s1、20s2と底壁20bとに囲まれた先端側挿通孔25が形成される。この先端側挿通孔25は、押さえ部材30を閉じたときに上方が押さえ部材30で閉じられた開口となる。よって、先端側挿通孔25は、本体20の第1先端部22と、押さえ部材30の先端部である第2先端部32との間に形成される。
本体20の第1後端部23においては、2つの側壁20s1、20s2と底壁20bとに囲まれた後端側挿通孔26が形成される。第1後端部23には、押さえ部材30の後端部である第2後端部33が回動可能に取り付けられており、後端側挿通孔26は、本体20の第1後端部23と、押さえ部材30の第2後端部33との間に形成される。
本体20の底壁20bには、第1方向D1の略中央に、底壁20bを上下に貫通する保持孔部27が形成されている。さらに底壁20bには、第1方向D1において、保持孔部27よりも先端側に、底壁20bを上下に貫通する固定孔部29が設けられている。
側壁20s1、20s2には、後端部の互いに対応する位置において、側壁20s1、20s2を厚み方向(第1方向D1に直交する方向)に貫通する、2つの第1支持孔24がそれぞれ設けられている。2つの支持孔24は、同一の仮想直線上で延びるように設けられる。また、側壁20s1、20s2には、第1方向D1において保持孔部27よりも先端側で固定孔部29より後端側の位置に、内側、すなわち対向する側壁側、へ突出する2つの係合突起部28がそれぞれ設けられている。
図2(a)、(b)、図3(a)に示すように、押さえ部材30は、本体20の収容空間21内で回動可能な、平面視で略長方形状を有しており、第2方向D2に沿って延びている。本体20に対して押さえ部材30を回動させ、図2(b)に示すように押さえ部材30で本体20の上部20tを閉じた状態においては、第2方向D2は第1方向D1と略平行となる。
押さえ部材30は、第2方向D2の先端部と後端部に、第2先端部32と第2後端部33とをそれぞれ備える。押さえ部材30の第2後端部33には、押さえ部材30の幅方向W2の方向に沿って、2つの第2支持孔34がそれぞれ設けられている。押さえ部材30は、本体20の2つの側壁20s1、20s2の間に、それぞれの幅方向W1、W2が互いに対応するように配置される。このとき、押さえ部材30は、本体20の2つの第1支持孔24と押さえ部材30の2つの第2支持孔34がそれぞれ連通するように配置され、これらに対して幅方向W1、W2に沿って支持軸44が挿通される(図4(a)、(b)参照)。これにより、押さえ部材30は、本体20に対して、支持軸44を中心として回動可能となる。第1支持孔24、第2支持孔34、及び、支持軸44によって、本体20に対する押さえ部材30の回動を支持する支持部が構成される。
なお、2つの支持孔34は、幅方向W2の方向に沿って押さえ部材30を貫通する1つの孔部としてもよい。
押さえ部材30の第2後端部33には、本体20に対して回動可能に取り付けたときに本体20側へ突出する固定突起部36(固定部)が設けられている。固定突起部36は、本体20に対して押さえ部材30を回動させた場合、図4(b)に示すように本体20の上部20tを閉じた状態の方が、図4(a)に示すように開いた状態よりも、本体20の第1後端部23までの距離が小さくなるような、第2支持孔34からの距離が徐々に変化するカム状の形状を有している。
なお、固定部としては、本体20の上部20tを閉じた状態の方が、図4(a)に示すように開いた状態よりも、後端側挿通孔26の開口サイズが小さくなるのであれば、カム状の固定突起部36以外の構成も可能である。
押さえ部材30において、第2方向D2の略中央には、本体20に対して回動可能に取り付けたときに本体20側へ突出する舌片状の押入部37が設けられている。押入部37は、押さえ部材30の回動によって、本体20の上部20tを押さえ部材30で閉じたときに、保持孔部27内に入り込むような位置に設けられている。
押入部37は、押さえ部材30が延びる第2方向D2に対して直角になるように延びていることが好ましい。これにより、図4(b)に示すように、本体20に対して押さえ部材30を閉じたときに両者の延びる方向D1、D2が平行となるように構成された場合、押入部37は、保持孔部27に対して垂直に入り込む。これにより、収容空間21内にそうにゅうされたベルトB1を屈曲した状態で保持孔部27内に押し込むことが可能となり、ベルトB1が第1方向D1に沿って動くことを規制可能となる。
ここで、図4(a)に示すように、第1方向D1において、押さえ部材30の回動中心である支持軸44の中心軸と、保持孔部27の中心との距離をL1とし、第2方向D2において、支持軸44の中心軸と、押入部37が延出する位置との距離をL2とし、距離L1と距離L2を互いに同一とすることにより、押さえ部材30を閉じたときに押入部37が保持孔部27の中心に確実に挿入される。
図5に示すように、保持孔部27の第1方向D1における幅をt1、押入部37の厚みをt2、挿入されるベルトB1の厚みをt3としたとき、保持孔部27の幅t1が押入部37の厚みt2とベルトB1の厚みt3との和と同一又はそれ未満となるように幅t1を設定することが好ましい。これにより、可撓性を有するベルトB1は押入部37によって折り返した状態で保持孔部27内に押入されることに加えて、この押入時において、ベルトB1は、構成する材料が有する柔軟性又は変形性により、押入部37の外面と保持孔部27の内面との当接によって厚み方向に収縮しつつ、本体20の底面側へ移動する。このようにして保持孔部27内に押し入れられたベルトB1は、収縮した材料が元の厚みに戻ろうとする力により、押入部37の外面と保持孔部27の内面とに対する当接強度をさらに高めるため、保持孔部27内において強く保持される。
なお、帯状のベルトB1の材質としては、柔軟性又は変形性を有する皮革材,人工皮革材,布材等が選択可能とされる。
押さえ部材30の幅方向W2の両方の側面には、本体20に対して回動させて上部20tを閉じた状態において、本体20の係合突起部28に対応する位置に、内側へ凹むように設けられた係合凹部38がそれぞれ設けられている。押さえ部材30によって本体20の上部20tを閉じたとき、本体20の係合突起部28が係合凹部38内に係合することにより、押さえ部材30が本体20に近づく方向の回動が規制され、この係合位置において、本体20と押さえ部材30は、それぞれが延びる方向D1、D2が互いに平行となり、本体20の上部20tが押さえ部材30によって閉じられる。よって、係合突起部28と係合凹部38は、押さえ部材30の回動の停止位置を定める位置決め部を構成する。
押さえ部材30によって本体20の上部20tが閉じられたとき、本体20の第1先端部22と押さえ部材30の第2先端部32との間に先端側挿通孔25が形成されるとともに、本体20の第1後端部23と押さえ部材30の第2後端部33との間に後端側挿通孔26が形成される。
先端側挿通孔25は、押さえ部材30の回動によって、本体20と押さえ部材30が対向する方向における開口サイズが変化し、本体20の上部20tが開いた状態では、調節具10内に挿通されるベルトB1の厚みより大きくされ、上部20tが閉じた状態では、ベルトB1と同一又は小さくなるように設定されている。
後端側挿通孔26は、固定突起部36の形状によって、本体20の上部20tが開いた状態よりも、閉じた状態の方において、本体20と押さえ部材30が対向する方向における開口サイズが縮小されている。この開口サイズは、上部20tが開いた状態では、挿入されるベルトB1の厚みt3と同一又は大きくされており、上部20tが閉じた状態では、ベルトB1の厚みt3よりも小さく設定されている。
先端側挿通孔25と後端側挿通孔26の開口サイズを上述のように設定することにより、本体20の上部20tが開いた状態では、ベルトB1を収容空間21に対して第1方向D1に沿って容易に出し入れすることができ、これにより、調節具10に対するベルトB1の位置を変更できる。一方、上部20tを閉じた状態では、先端側挿通孔25と後端側挿通孔26において、特に、固定突起部36と本体20の底壁20bの内側上面とでベルトB1を一定の強度で挟持することができ、調節具10内におけるベルトB1の位置を確実に固定することができる。
さらに、押入部37によってベルトB1が保持孔部27内に屈曲しつつ押し込まれているため、第1方向D1に沿った方向に外力が加わっても、その方向に直交する方向に屈曲した状態で押さえられているため、固定突起部36による押さえ効果と合わさって、ベルトB1を確実に固定することが可能となる
押入部37が延びる長さは、押さえ部材30によって本体20の上部20tを閉じたときに、押入部37の先端が本体20の底面の位置に到達する、又は、保持孔部27から外側へ延出する程度が好ましい。このような長さとすることにより、ベルトB1が保持孔部27内で十分に屈曲するため、第1方向D1に沿った方向に外力が加わっても、ベルトB1をさらに確実に固定することが可能となる。
以下に変形例について説明する。
上記実施形態においては、一対の第1支持孔24と一対の第2支持孔34を同一直線上に配置し、これらに支持軸44を挿通させることによって支持部を構成し、押さえ部材30を本体20に対して回動可能としていた。支持部の構成はこれに限定されず、例えば、一対の第2支持孔34に代えて、押さえ部材30の幅方向W2に沿って外側へ突出する一対の突起部を設け、これらの突起部を第1支持孔24又はこれに代わる凹部内に係合させるようにし、支持軸44を用いない構成としても良い。また、一対の第1支持孔24に代えて、本体20の幅方向W1に沿って内側へ突出する一対の突起部を設け、これらの突起部を第2支持孔34又はこれに代わる凹部内に係合させる構成でもよい。
上記実施形態では、位置決め部として、係合突起部28と係合凹部38を設けていたが、位置決め部の構成はこれに限定されない。例えば、保持孔部27よりも先端側において、側壁20s1、20s2の内面に、互いの距離を小さくするように内側へ突出した段差部を設け、この段差部で押さえ部材30の下面を受けるような構成としてもよい。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
10 調節具
20 本体
20b 底壁(底部)
20s1、20s2 側壁
20t 上部
21 収容空間
22 第1先端部
23 第1後端部
24 第1支持孔(支持部)
25 先端側挿通孔
26 後端側挿通孔
27 保持孔部
28 係合突起部(位置決め部)
29 固定孔部
30 押さえ部材
32 第2先端部
33 第2後端部
34 第2支持孔(支持部)
36 固定突起部(固定部)
37 押入部
38 係合凹部(位置決め部)
44 支持軸(支持部)
B1 ベルト(帯状の対象物)
B2 ベルトの先端部
D1 第1方向
D2 第2方向
W1 本体の幅方向
W2 押さえ部材の幅方向

Claims (10)

  1. 第1方向に沿って延び、内部に収容空間を有する本体と、
    第2方向に沿って延びる押さえ部材と、を備え、
    前記本体は、前記第1方向の先端部と後端部に、第1先端部と第1後端部とをそれぞれ備え、
    前記押さえ部材は、前記第2方向の先端部と後端部に、第2先端部と第2後端部とをそれぞれ備え、
    前記押さえ部材は、前記本体の前記第1後端部に対して、前記第2後端部が回動可能に支持され、前記回動によって前記本体の上部が開閉し、
    前記本体は、前記収容空間にそれぞれ通じる、先端側挿通孔、後端側挿通孔、及び、保持孔部を備え、
    前記先端側挿通孔は、前記第1先端部と前記第2先端部との間に形成され、
    前記後端側挿通孔は、前記第1後端部と前記第2後端部との間に形成され、
    前記保持孔部は、前記本体の底部を上下に貫通するように形成され、
    前記押さえ部材は、前記回動によって前記本体の前記上部を閉じたときに、前記保持孔部内に入り込むように延びる押入部を備え、
    前記後端側挿通孔には、前記回動によって前記本体の前記上部を閉じたときに、開口サイズを縮小させる固定部が設けられていることを特徴とする調節具。
  2. 前記第1方向における、前記押さえ部材の前記回動の中心から前記保持孔部の中心までの距離は、前記第2方向における、前記押さえ部材の前記回動の中心から前記押入部の延出位置までの距離に等しい請求項1に記載の調節具。
  3. 前記押入部は前記第2方向に対して直交するように延びている請求項2に記載の調節具。
  4. 前記押入部が延びる長さは、前記本体において、前記第1方向に直交する方向の厚みと同一又は前記厚みよりも長い請求項3に記載の調節具。
  5. 前記本体は、前記押さえ部材の回動によって前記上部を閉じたときの、前記押さえ部材の位置を定める位置決め部を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の調節具。
  6. 前記位置決め部は、前記収容空間の側壁部において内方へ突出する係合突起部であって、前記押さえ部材の側面に設けられた係合凹部に係合することによって、前記押さえ部材の回動を規制する請求項5に記載の調節具。
  7. 前記押さえ部材の前記第2後端部には、前記固定部として、前記後端側挿通孔において前記第1後端部側へ突出する固定突起部が設けられ、前記固定突起部は、前記押さえ部材の回動によって前記本体の上部が開いているときよりも、前記押さえ部材が前記本体の上部を閉じているときの方が前記第1後端部側へ突出する形状を有する請求項1に記載の調節具。
  8. 前記固定突起部は、前記回動によって前記本体の前記上部を閉じたときに、前記後端側挿通孔の開口サイズが最も小さくなるような形状を有する請求項7に記載の調節具。
  9. 帯状の対象物が、前記先端側挿通孔と前記後端側挿通孔を通じて前記収容空間内へ挿入されたとき、前記押さえ部材を回動することによって前記本体の上部が閉じた状態とすると、前記対象物は、前記後端側挿通孔において前記固定突起部と前記第1後端部とによって挟持され、かつ、前記収容空間内の前記対象物の一部が、前記押入部に押されて屈曲した状態で前記保持孔部内に押入される請求項8に記載の調節具。
  10. 前記保持孔部の前記第1方向における幅をt1、前記押入部の厚みをt2、前記対象物の厚みをt3としたとき、前記幅t1は、前記厚みt2と前記厚みt3との和と同一又はそれ未満である請求項1に記載の調節具。
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