JP2021180641A - 養液栽培装置 - Google Patents

養液栽培装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021180641A
JP2021180641A JP2020087829A JP2020087829A JP2021180641A JP 2021180641 A JP2021180641 A JP 2021180641A JP 2020087829 A JP2020087829 A JP 2020087829A JP 2020087829 A JP2020087829 A JP 2020087829A JP 2021180641 A JP2021180641 A JP 2021180641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
hydroponic cultivation
liquid fertilizer
load
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020087829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7416416B2 (ja
Inventor
政敏 大澤
Masatoshi Osawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Electric Corp
Original Assignee
Yamamoto Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Electric Corp filed Critical Yamamoto Electric Corp
Priority to JP2020087829A priority Critical patent/JP7416416B2/ja
Publication of JP2021180641A publication Critical patent/JP2021180641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7416416B2 publication Critical patent/JP7416416B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

【課題】摘果等の作業で減量したときにおいても、本来供給すべきタイミングで液肥を必要な量だけ供給し続けることが可能な溶液栽培装置の提供。【解決手段】計測するポット5の近くにマットセンサ9を配置し、補正機能部は、マットセンサ9が荷重を検知すると、マットセンサ9の上に減量作業のために人が立って「踏んだ」と判断し、コントローラ43の給液実行部に介入して給液を停止する。そして、マットセンサ9が荷重を検知しない状態になると人がマットセンサ9から「退いた」と判断し、更に、「30秒間」経過してもその「退いた」状態が継続すると、減量作業を終了したと判断して、給液実行部に介入して、先ず、計測用のポット5の重量を計測してその重量で適正重量を更新する。そして、給液を再開して、減量作業後の最適な量を給液させる。【選択図】図6

Description

本発明は、ビニールハウスなどの屋内に配置された多数の栽培用容器に植えられた栽培植物に液肥を供給して栽培する養液栽培装置に関するものである。
本出願の出願人の先の出願に係る特許文献1では、同時期に多数の栽培用容器に植えられた栽培植物に液肥を自動的に供給する養液栽培装置が提案されている。この養液栽培装置では、植物栽培中の容器のいずれか少なくとも一つを計測用に利用し、この容器の重量減少分を液肥の減少分として取り扱い、当該減少分が閾値以下になったときに、計測用に利用した容器を含めて全ての植物栽培中の容器に液肥を供給するようになっている。
実用新案登録第3225993号公報
ところで、トマトのような栽培植物に対して摘果、葉かき等の作業を行うと、植物栽培中の容器の重量は有意的に軽くなるが、この重量減少分が液肥の減少分として取り扱われると、本来供給すべきタイミングの前にしかも過剰に液肥を供給してしまうことになる。
一方、そのような減量作業をする度に、液肥の供給モードを設定し直すのは、面倒であり、自動化のメリットが減ずる。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、栽培植物に対して摘果、葉かき等の作業を行うことで植物栽培中の容器の重量が軽くなっても、補正機能を働かせて、本来供給すべきタイミングで液肥を必要な量だけ供給し続けることを可能とする養液栽培装置の提供を、その目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の発明は、基準とする植物栽培中の容器の重量を計測する重量計測手段と、前記計測用の容器を含めて多数の植物栽培中の容器へ液肥を供給する液肥供給手段と、前記重量計測手段によって計測された重量に基づいて液肥の適正重量からの減少分を認定し、当該減少分が閾値以下になったときに、前記液肥供給手段を動作させて、計測用に利用した容器を含めて全ての植物栽培中の容器に液肥を供給させる給液実行部を含むコントローラを備え、屋内に配置された多数の栽培用容器内に植えられた栽培植物に液肥を供給して栽培を行う養液栽培装置であって、前記基準とする容器の近傍に配置された荷重センサと、前記コントローラに含まれ、前記荷重センサが荷重を検知すると、前記コントローラで採用される液肥の供給タイミングの目安とする適正重量を前記重量計測手段によって計測された重量に基づいて更新する補正を実行する補正機能部を備え、前記荷重センサの上に人が立って栽培植物に摘果、葉かき等の減量作業が実施されるとその作業後に適正重量が更新されることを特徴とする養液栽培装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した養液栽培装置において、補正機能部は、荷重センサの上に人が立ったことを検知し、その後人が退いたことを確認すると、コントローラで採用される液肥の適正重量を重量計測手段によって計測された重量に基づいて更新する補正を実行することを特徴とする養液栽培装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した養液栽培装置において、荷重センサが荷重を一定時間以上検知すると、異常を報知する異常報知部を備えることを特徴とする養液栽培装置である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した養液栽培装置において、荷重センサが荷重を検知すると、給液実行部が動作を停止し、その後荷重を検知しない時間が所定時間経過すると、前記給液実行部が動作を再開することを特徴とする養液栽培装置である。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載した養液栽培装置において、荷重センサがマットセンサで構成されていることを特徴とする養液栽培装置である。
請求項6の発明は、請求項5に記載した養液栽培装置において、マットセンサは、上下で対向配置された一対の導電性シートと、前記一対の導電性シートの間に介装された多数の穴があけられた弾性変形可能な絶縁性シートを備え、いずれかの穴の上に足が乗ったときには当該穴の周囲の絶縁性シートが圧縮して、当該穴に被さった上側の導電性シートが下側の導電性シートと接触導通することで荷重を検知することを特徴とする養液栽培装置である。
本発明の養液栽培装置によれば、栽培植物に対して摘果、葉かき等の作業を行うことで植物栽培中の容器の重量が軽くなっても、補正機能を働かせて、本来供給すべきタイミングで液肥を必要な量だけ供給し続けることを可能とする。
本発明の実施の形態に係る養液栽培装置の使用環境を示すビニールハウスの概要平面図である。 図1に見えるマットセンサの斜視図である。 図2のマットセンサの分解斜視図である。 図2のマットセンサの断面図である。 図4のマットセンサによる荷重検知メカニズムの説明図である。 図1のマットセンサを備えた養液栽培装置の摘果前の液肥供給状態を示すイメージ図である。 図6と関連する、養液栽培装置の摘果後の液肥供給状態のイメージ図である。 図6の養液栽培装置の電気的構成図である。 図8による給液モードにおける供給状況遷移のイメージ的グラフである。 図8の養液栽培装置の給液モードの動作のフローチャートである。 図8の養液栽培装置の異常報知モードの動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る養液栽培装置について図を参照して説明する。
図1は、トマトの養液栽培のビニールハウス1を示す概要平面図である。ビニールハウス1の内部には、複数のベッド3、3、……が列状に連なって配置されてベッド列4が形成されている。各ベッド3にはトマトを養液栽培するための栽培用容器としてポット5が配置されている。このポット5、5、……は二条で配置されている。図6に示すように、ポット5にはココヤシ繊維からなる培地が収容されており、その培地にトマト7が定植されている。
複数のベッド列4、4、……は列毎に系統が別になって、個別に給液設定ができるようになっており、ベッド列4、4、……に対して、マットセンサ9、9、……が一対一対応で敷かれて配置されている。マットセンサ9は、その対応するベッド列4に栽培されているトマト7に対して摘果、葉かき等の減量作業が実施されるときに、作業者が立つ位置に配置されている。
図2に示すように、マットセンサ9は、全体が長方形の薄肉シート状になっており、図3、図4に示すように、多層構造を有している。下面保護シート11と、上面保護シート13は絶縁ゴム製になっている。下面保護シート11は枠状になっており、内側が一段下がって収容部分になっている。上面保護シート13の上面13aは滑り止め用に凹凸面になっている。
下面保護シート11の枠内に一対のアルミ製の導電性シート15、15が上下で対向した状態で収容されている。導電性シート15は薄くフィルム状になっており、上側に位置するゴム製の上面保護シート13と共に凹陥変形可能になっている。
また、この一対の導電性シート15、15の間に、比較的厚みのある絶縁性シート17が介装されている。この絶縁性シート17は弾性変形可能なスポンジ製になっており、多数の丸穴17a、17a、……が設けられている。この丸穴17aの穴サイズ、穴間隔は、図2に示すように、マットセンサ9の上に人が乗ってその足で踏まれると、図5に示すように、いずれかの丸穴17aの上側が矢印に示す荷重を受けて、その周囲の絶縁性シート17が圧縮すると共に、丸穴17aに被さった上側の導電性シート15が上面保護シート13と共に凹陥して下側の導電性シート15と接触するよう、大人の女性の平均的な靴サイズ23cmを基準に設定されている。
導電性シート15、15にはそれぞれリード線19、19が接続されており、一対の導電性シート15、15が接触すると導通する。リード線19、19は束ねられコード21となって、マットセンサ9から引き出されている。このコード21はコントローラ43(後述)に接続されている。
マットセンサ9は作業の際に歩行の邪魔にならないように薄くなっており、作業者はマットセンサ9を踏んだことを意識せずに作業を進めることが可能となっている。作業者の存在を検知するには光を利用した人感センサもあるが、ポット5に接近して配置する必要があることから、葉等に遮られて誤検知する可能性が高く、このような使用環境に最適なセンサとしてマットセンサ9が採用されている。マットセンサ9の全体のサイズは、減量作業の際には、確実に作業者に踏まれるよう必要かつ十分なものになっている。
図6、図7に示すように、ポット5、5、……には、液肥供給手段の液肥を入れた液肥供給装置23からポンプ駆動によりパイプ25、25、……を介して液肥がそれぞれ供給されるようになっている。
符号27は重量計測手段としての吊秤を示す。この吊秤27ではロバーバル型のロードセル29を重量計として利用しており、上側支持フレーム31を介して吊下げ具33が連結され、下側支持フレーム35を介して牽引具37が連結されている。ビニールハウス1には、図1に示すように、丸棒状の補強材1aが所定の間隔をあけて複数横架されており、この補強材1aに吊下げ具33を連結してロードセル29を吊下げ支持させている。また、牽引具37は、ロープ39を介して計測用に基準とするトマト栽培中のポット5を牽引するようになっている。なお、この実施の形態では、計測用に1つのポット5を利用しているが、2〜3のポット5の重量を計ってその平均値を採用してもよい。
ロードセル29にはケーブルを介して中継器41が接続されており、そこから電圧信号が重量計測信号として送出される。
コントローラ43は、養液栽培装置の全体を制御するものであり、図8に示すように、その主体となる2つのタイマ内蔵のマイコンがマットセンサ9、ロードセル29の中継器41、液肥供給装置23のポンプ駆動回路23a、警報ブザー(コントローラ43に配設)のブザー駆動回路45と電気的に接続されている。マイコンは設定されたプログラムに基づいて制御しており、機能的に捉えると、給液実行部47と、補正機能部49と、異常報知部51を構成している。
給液実行部47は、ロードセル29で計測された重量を適正重量(100%)に対して相対化して相対重量(%)とし、
適正重量(100%)−相対重量(%)=減少分(%)
を算出し、その減少分(%)が閾値(%)以下になったときに、液肥供給装置23のポンプ駆動回路23aを動作させて液肥の供給、すなわち給液を実行する。給液対象は牽引されたポット5を含めてそのベッド列4に含まれる多数のポット5、5、……が含まれている。
適正重量は、前日の最後または当日の最初に計測された最大重量に基づいて毎日更新するようになっており、開花から果実の生育、収穫直前までポット5の重量が増えていくと、それに追従して適正重量の絶対値が大きくなっていく。
従って、図9の[給液モード(減量作業無し)]に示すように、1日の単位で見ると、液肥の供給タイミングを最適化させ、給液の遅れや早まりによる水分ストレスを与えずに済む。また、週単位で見ると、果実の生育につれて液肥の供給量も増えることになる。
栽培中には、栄養を行き渡らせる等のために摘果をしたり、風通しを良くしたり、果実を露出させたりする等のために葉かきをするが、このような作業をするとポット5の重量が減る。このような減量作業が実施された場合に、その減量分を考慮しないと給液過剰になるため、補正機能部49が給液実行部47に対して補正を実行する。
図10のフローチャートに示すように、給液モードがスタートすると、給液実行部47が上記したように給液を開始する。
補正機能部49は、マットセンサ9が荷重を検知すると、マットセンサ9の上に減量作業のために人が立って「踏んだ」と判断し、給液実行部47に介入して給液を停止する。そして、マットセンサ9が荷重を検知しない状態になると人がマットセンサ9から「退いた」と判断し、更に、「30秒間」経過してもその「退いた」状態が継続すると、減量作業を終了したと判断して、給液実行部47に介入して、先ず、計測用のポット5の重量を計測してその重量で適正重量を更新する。そして、給液を再開する。
作業途中では、作業者がマットセンサ9から一旦降りても再び乗ったりという状況が想定されること、降りた状態で枝を掴んだりして計測用のポット5に作業者の体重が掛かる場合もある。そのため、マットセンサ9が荷重を検知しない時間が「30秒間」継続した時点で、作業が終了と判断している。
適正重量を減量作業が終了した後の減った重量で更新するので、液肥の供給量も減ってその減量作業後の最適な量を給液する。
図6に示す摘果前の状態から図7に示す摘果後の状態に変わるときには、この補正機能部49が効果的に働く。図9の[給液モード(減量作業有り)]に示すように、給液再開後には、液肥の相対的供給量は変わらないが、絶対的供給量、すなわち実際の供給量が変わる。
但し、補正機能部49に係るマットセンサ9は、作業者に踏まれて導通するだけでなく、作業用台車に摘果したものを載せたりしながら作業をする際には、この作業用台車が乗ったときにも導通する。
導通すると、給液を中止するので、疲れたりして作業を途中で中断したような場合に作業用台車をそのまま置き去りにしてしまうと、その中断時間が長くなるときには給液の停止による水分ストレスが強くなってしまう。
これでは、補正機能部49の存在が却って悪影響をもたらすので、異常報知部51も併用して備えられている。
異常報知部51は、図11のフローチャートに示すように、給液モードのスタートに並行して異常報知モードをスタートさせる。
異常報知部51は、マットセンサ9が荷重を検知すると、人を含めて何かがその上に「乗った」と判断する。信号としては同じであるが、補正機能部49では、「踏んだ」と判断し、この異常報知部51では「踏んだ」人を含めて何かが「乗った」と論理的に区別している。「10分間」経過してもその「乗った」状態が継続すると、「乗った」のは減量作業のために人が「踏んだ」状態ではないと判断して、警報ブザーのブザー駆動回路45を駆動させて警報ブザーを鳴動させる。そして、マットセンサ9が荷重を検知しない状態になると、マットセンサ9から作業用台車等の減量作業の検知に邪魔になるものが「退いた」と判断して、警報ブザーの鳴動を停止する。
作業者が減量作業のためにマットセンサ9を踏み続ける時間を考慮して、減量作業中には警報ブザーが鳴動しないように、「10分間」を待機時間に設定している。
上記のように、補正機能部49と異常報知部51を備えることにより、この養液栽培装置では、実際に摘果、葉かき等の減量作業が行われた場合にも、自己補正機能が働き、その作業前と変わらずに、そのまま、必要なときに必要な分だけ給液を実行する。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲における設計の変更があっても発明に含まれる。
例えば、ポット5、5、……を一条で配置する場合には、ベッド列4の両側から減量作業を行うことが多い。そのような場合には、マットセンサ9をベッド列4の下側を通してベッド列4の両側で露出させるように配置することが推奨される。このように配置すれば、いずれの側に作業者が立って減量作業が実施されてもマットセンサ9は検知することができる。
また、マットセンサ9から「退いた」後の「退いた」状態の継続時間や、マットセンサ9に「乗った」状態の継続時間などの「時間」は、上記実施の形態では、数字で具体的に記載されているが、これらは一例であり、「時間」についても、任意に設定可能である。
1…ビニールハウス 1a…補強材 3…ベッド 4…ベッド列
5…ポット 7…トマト 9…マットセンサ 11…下面保護シート
13…上面保護シート 13a…上面 15…導電性シート 17…絶縁性シート
17a…丸穴 19…リード線 21…コード 23…液肥供給装置
23a…ポンプ駆動回路 25…パイプ 27…吊秤 29…ロードセル
31…上側支持フレーム 33…吊下げ具 35…下側支持フレーム
37…牽引具 39…ロープ 41…中継器 43…コントローラ
45…ブザー駆動回路 47…給液実行部 49…補正機能部
51…異常報知部

Claims (6)

  1. 基準とする植物栽培中の容器の重量を計測する重量計測手段と、前記計測用の容器を含めて多数の植物栽培中の容器へ液肥を供給する液肥供給手段と、前記重量計測手段によって計測された重量に基づいて液肥の適正重量からの減少分を認定し、当該減少分が閾値以下になったときに、前記液肥供給手段を動作させて、計測用に利用した容器を含めて全ての植物栽培中の容器に液肥を供給させる給液実行部を含むコントローラを備え、
    屋内に配置された多数の栽培用容器内に植えられた栽培植物に液肥を供給して栽培を行う養液栽培装置であって、
    前記基準とする容器の近傍に配置された荷重センサと、前記コントローラに含まれ、前記荷重センサが荷重を検知すると、前記コントローラで採用される液肥の供給タイミングの目安とする適正重量を前記重量計測手段によって計測された重量に基づいて更新する補正を実行する補正機能部を備え、
    前記荷重センサの上に人が立って栽培植物に摘果、葉かき等の減量作業が実施されるとその作業後に適正重量が更新されることを特徴とする養液栽培装置。
  2. 請求項1に記載した養液栽培装置において、
    補正機能部は、荷重センサの上に人が立ったことを検知し、その後人が退いたことを確認すると、コントローラで採用される液肥の適正重量を重量計測手段によって計測された重量に基づいて更新する補正を実行することを特徴とする養液栽培装置。
  3. 請求項1または2に記載した養液栽培装置において、
    荷重センサが荷重を一定時間以上検知すると、異常を報知する異常報知部を備えることを特徴とする養液栽培装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した養液栽培装置において、
    荷重センサが荷重を検知すると、給液実行部が動作を停止し、その後荷重を検知しない時間が所定時間経過すると、前記給液実行部が動作を再開することを特徴とする養液栽培装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した養液栽培装置において、
    荷重センサがマットセンサで構成されていることを特徴とする養液栽培装置。
  6. 請求項5に記載した養液栽培装置において、
    マットセンサは、上下で対向配置された一対の導電性シートと、前記一対の導電性シートの間に介装された多数の穴があけられた弾性変形可能な絶縁性シートを備え、いずれかの穴の上に足が乗ったときには当該穴の周囲の絶縁性シートが圧縮して、当該穴に被さった上側の導電性シートが下側の導電性シートと接触導通することで荷重を検知することを特徴とする養液栽培装置。

JP2020087829A 2020-05-20 2020-05-20 養液栽培装置 Active JP7416416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087829A JP7416416B2 (ja) 2020-05-20 2020-05-20 養液栽培装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087829A JP7416416B2 (ja) 2020-05-20 2020-05-20 養液栽培装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021180641A true JP2021180641A (ja) 2021-11-25
JP7416416B2 JP7416416B2 (ja) 2024-01-17

Family

ID=78605810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020087829A Active JP7416416B2 (ja) 2020-05-20 2020-05-20 養液栽培装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7416416B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223216A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Iseki & Co Ltd 栽培施設
JP2017158449A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 静岡県 植物の自動給液システム及び養液栽培方法
JP2018028444A (ja) * 2016-08-15 2018-02-22 日本発條株式会社 荷重センサ、荷重検出装置及び着座用シート
JP3225993U (ja) * 2019-12-26 2020-04-23 山本電機株式会社 ロードセルの支持構造及び吊秤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223216A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Iseki & Co Ltd 栽培施設
JP2017158449A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 静岡県 植物の自動給液システム及び養液栽培方法
JP2018028444A (ja) * 2016-08-15 2018-02-22 日本発條株式会社 荷重センサ、荷重検出装置及び着座用シート
JP3225993U (ja) * 2019-12-26 2020-04-23 山本電機株式会社 ロードセルの支持構造及び吊秤

Also Published As

Publication number Publication date
JP7416416B2 (ja) 2024-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2008282046B2 (en) Watering mat for the large-area distribution of water
CN105472977B (zh) 水耕栽培装置
CN206043075U (zh) 一种智能化猪仔饮水装置
JP2021180641A (ja) 養液栽培装置
KR101362559B1 (ko) 근권환경 최적화를 위한 관수 제어 방법 및, 그 제어 시스템
CN207836299U (zh) 一种花卉穴盘育苗装置
EP3637988A1 (en) System and method for testing contaminants in a grow pod
KR20160014849A (ko) 양액 공급 시스템
CN107980660A (zh) 一种物联网智能鸡舍
CN218604542U (zh) 犊牛生长环境和个体健康的综合感知与示警装置
CN206760187U (zh) 一种可自动浇水、监测土壤酸碱度的智能花盆
KR20200083845A (ko) 인공 신경망을 기반으로 하는 스마트 팜용 양액 재배 관리 장치 및 이를 위한 작물 재배 모니터링 서비스 시스템
KR20200081583A (ko) 생장환경모니터링부를 포함하는 스마트 팜용 양액 재배 관리 장치 및 이를 위한 작물 재배 모니터링 서비스 시스템
KR102219858B1 (ko) 컨베이어형 작물 재배장치의 자율 회전형 관수시스템
JP6110984B1 (ja) 潅水モニタリングシステム
CN218483351U (zh) 一种成活率高的育苗盘
JPH05123068A (ja) 毛管水耕栽培装置
NL2031783B1 (en) Cultivation receptacle comprising a water distributor
JP4140021B2 (ja) 栽培ベッド用給液装置
JPH0956258A (ja) 植物の育成方法及びその装置
JP3026409U (ja) 養液栽培装置
KR102602792B1 (ko) 배지 환경 모니터링 장치
KR20190114427A (ko) 스마트 온실용 양액 재배 관리 장치 및 이를 위한 작물 재배 모니터링 서비스 시스템
CN211931619U (zh) 一种大棚内辣椒育苗浇水养殖装置
TWI531307B (zh) 水位調節方法、水位調節裝置與植物栽培裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7416416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150