JP3225993U - ロードセルの支持構造及び吊秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊下げ構成の構築に熟練を要することなく、且つ、吊下げ構成の経時的変化が生じても常にロードセルを水平に支持して正確な重量計測を行うことができるロードセルの支持構造を提供する。【解決手段】ロバーバル型ロードセル19の起歪体21の左側端部21Aには上側支持フレーム27が片持ち状態で固定されており、その上側吊下げ片27cには上吊下げ具15が取り付けられている。起歪体21の右側端部21Bには下側支持フレーム29が片持ち状態で固定されており、その下側吊下げ片29cには下吊下げ具33が取り付けられている。上吊下げ具15は例えばビニールハウスの丸棒状の補強材34に係止され、下吊下げ具33にはトマト栽培のポットが吊り下げられる。上側支持フレーム27と下側支持フレーム29は起歪体21に点対称に配置されており、ロードセル19は常に水平に支持される。【選択図】 図2

Description

本考案は、ロードセルの支持構造及びこれを備えた吊秤に関するものである。
この種の吊秤は、例えば、トマトなどのポット式養液栽培システムにおける重量モニタリングに用いられている。同時期に植えられた多数のポット栽培植物に液肥を供給する場合、全てのポットの重量を測定せずに1つ又は幾つかのポットの重量を吊秤で測定し、その測定結果を基準にして全ポットへの重量換算の液肥供給量を決定している。
この種の吊秤の構造としては、例えば特許文献1に開示されているように、単一の支持フレームの下端部にビーム型のロードセルを支持し、支持フレームの上端に吊下げ具を設けるとともに、ロードセルに被計量物を吊り下げるための吊下げフックを設けたものが知られている。
ロードセルのタイプとしては、上記のビーム型の他に、例えば特許文献2に開示されているように、左右方向に延びる直方体状の金属弾性体に一対の連通した湾曲形状の貫通孔を形成してなる起歪体と、貫通孔の存在によって薄肉となった部分(起歪部)の外面に貼り付けられた4枚のストレインゲージ(歪ゲージ)とを備えたロバーバル型が知られている。
このタイプにおいても、ロードセルは閉じた枠体(筐体)内に非対称形状の支持部材を介して固定されている。
測定原理は、負荷時の起歪部の歪みによるストレインゲージの抵抗変化を電圧に変換して増幅し、さらに電圧の変化をコントローラで重量値に演算処理して液肥供給装置を制御するようになっている。
実開平4−49830号公報 特開2012−63307号公報
例えばビニールハウス内で植物が植えられたポットの重量をモニタリングする場合、ビニールハウスのフレーム(躯体)に横架された丸棒部材に吊下げ具を引っ掛けて吊秤を吊り下げ、下端側の吊下げフックにポットを吊り下げて計ることが行われている。
この場合、ロードセルが水平で被計量物の重量が垂直に掛からなければ、正確な計測結果は得られない。
しかしながら、上記のように単一の閉じた枠体内にロードセルを支持(固定)したり非対称形状の支持部材で支持したりする従来の構成では、ロードセルの水平精度が吊秤を吊り下げるための部材(丸棒部材)及び枠体の固定精度(姿勢精度)に左右されることを避けられない。
このため、ロードセルを水平に支持するための吊下げ構成の構築には熟練が必要で専門業者に頼らざるを得ず、時間と費用が掛かっていた。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、吊下げ構成の構築に熟練を要することなく、且つ、吊下げ構成の経時的変化が生じても常にロードセルを水平に支持して正確な重量計測を行うことができるロードセルの支持構造及び吊秤の提供を、その目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の考案は、左右方向に延びる起歪体と該起歪体の薄肉部に貼着された複数の歪ゲージとを備えたロードセルを支持するロードセルの支持構造であって、前記起歪体の左右方向の一端部に片持ち固定される上側支持フレームと、該上側支持フレームに取り付けられ、前記ロードセルを吊り下げるための上吊下げ具と、前記起歪体の左右方向の他端部に片持ち固定される下側支持フレームと、該下側支持フレームに取り付けられ、被計量物を吊り下げるための下吊下げ具とを有し、前記上側支持フレームと前記下側支持フレームは、前記起歪体の点対称位置を基準に180°回転させたときに重なる形状を有し、前記上吊下げ具と前記下吊下げ具の取り付け位置は前記起歪体の左右方向の中心線上に位置していることを特徴とするロードセルの支持構造である。
請求項2の考案は、請求項1に記載したロードセルの支持構造において、前記ロードセルがロバーバル型であることを特徴とするロードセルの支持構造である。
請求項3の考案は、請求項1または2に記載したロードセルの支持構造において、前記上側支持フレームは、前記起歪体の前記一端部の下面に固定される上側固定片と、該上側固定片から上方に直角に折れて前記一端部の側面に第1の間隔を介して平行に延びる上側垂直片と、該上側垂直片から直角に折れて前記起歪体の前記他端部側へ前記起歪体の上面に第2の間隔を介して平行に延びる上側吊下げ片とを有し、前記下側支持フレームは、前記起歪体の前記他端部の上面に固定される下側固定片と、該下側固定片から下方に直角に折れて前記他端部の側面に前記第1の間隔を介して平行に延びる下側垂直片と、該下側垂直片から直角に折れて前記起歪体の前記一端部側へ前記起歪体の下面に前記第2の間隔を介して平行に延びる下側吊下げ片を有していることを特徴とするロードセルの支持構造である。
請求項4の考案は、請求項3に記載したロードセルの支持構造において、前記第2の間隔は前記第1の間隔よりも大きいことを特徴とするロードセルの支持構造である。
請求項5の考案は、請求項1から4のいずれかに記載したロードセルの支持構造において、前記上吊下げ具と前記下吊下げ具が、それぞれアイボルト及びナットと、前記アイボルトのリング部に着脱自在に連結されるカラビナとからなることを特徴とするロードセルの支持構造である。
請求項6の考案は、請求項1から5のいずれかに記載したロードセルの支持構造を備えた吊秤である。
請求項7の考案は、請求項6に記載した吊秤において、前記上吊下げ具と前記下吊下げ具とを外部に露出させた状態で前記ロードセルを覆うケーシングを有し、前記上側支持フレームは前記上吊下げ具で前記ケーシングに一体に固定され、前記ケーシングの下面に前記下吊下げ具を収容する収容穴が設けられて前記下側支持フレームは前記ケーシングに対して非固定となっていることを特徴とする吊秤である。
本考案によれば、吊下げ構成の構築に熟練を要することなく、且つ、吊下げ構成の経時的変化が生じても常にロードセルを水平に支持して正確な重量計測を行うことができるロードセルの支持構造及び吊秤を提供することができる。
本考案の実施の形態に係る吊秤の一部省略の斜視図である。 図1で示した吊秤のケーシングを除いた状態の斜視図である。 図1で示した吊秤のケーシングの分解斜視図である。 図1で示した吊秤の概要縦断面図である。 図1で示した吊秤の使用環境の一例を示すビニールハウスの概要平面図である。 図5で示したビニールハウスにおける、図1で示した吊秤を用いた液肥供給システムを示す図である。
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る吊秤1は、防滴を目的としたケーシング3と、該ケーシング3内に設けられたロバーバル型のロードセル19(図2参照、図1では図示を省略)等を有している。
ケーシング3の一側面の外側には、ロードセル19に貼り付けられた歪ゲージとしてのストレインゲージ23a、23b、23c、23d(図2、図4参照)からの歪み信号をホイートストンブリッジ回路で電圧に変換する中継器5が取り付けられている。中継器5は止めネジ6でケーシング3に固定されているとともに、不図示の複数のネジで固定された開閉蓋を有している。
ロードセル19から延びる、各ストレインゲージ23a、23b、23c、23dからの信号線を束ねたケーブル7はケーシング3の底面に形成されたスリット状の隙間9から外部に引き出されて中継器5の入力側端子部に接続されている。
中継器5の出力側端子部からは電圧に変換された信号を送信するケーブル11が延びており、コントローラ13に接続されている。コントローラ13は入力された電圧信号に基づいて演算処理を行い、適正な液肥重量を算出し、これに基づいて後述する液肥供給装置57(図6参照)を制御する。
図1において、符号15はロードセル19を吊り下げるための上吊下げ具を、17はリベットを示している。
図2に示すように、ロードセル19は、左右方向(X方向)に延びる直方体状の外郭を有する起歪体21と、該起歪体21に貼り付けられた4枚のストレインゲージ23a、23b、23c、23dとを有している。
起歪体21は、アルミニウムで形成された金属弾性体であり、そのX方向の中央部には、一対の連通した湾曲形状の貫通孔25が形成されている。各ストレインゲージ23a、23b、23c、23dは、X方向と直交するY方向に貫通する貫通孔25の存在によって薄肉となった部分(起歪部)の外面に貼り付けられている。各ストレインゲージ23a、23b、23c、23dが貼り付けられる起歪体21の上面21a及び下面21bはX方向の所定範囲に亘って段差を有するように面取りされている。
起歪体21の左右方向の一端部である左側端部21Aには上側支持フレーム27が片持ち状態で固定されており、他端部である右側端部21Bには下側支持フレーム29が同じく片持ち状態で固定されている。
上側支持フレーム27は、起歪体21の左側端部21Aの下面21A−1に沿って固定された上側固定片27aと、該上側固定片27aから上方に直角に折れて左側端部21Aの側面21A−2に第1の間隔d1を介して平行に延びる上側垂直片27bと、該上側垂直片27bから直角に折れて起歪体21の右側端部21B側へ起歪体21の上面21aに第2の間隔d2(>d1)を介して平行に延びる上側吊下げ片27cとを有している。
下側支持フレーム29も同様に、起歪体21の右側端部21Bの上面21B−1に沿って固定された下側固定片29aと、該下側固定片29aから下方に直角に折れて右側端部21Bの側面21B−2に平行に第1の間隔d1を介して延びる下側垂直片29bと、該下側垂直片29bから直角に折れて起歪体21の左側端部21A側へ起歪体21の下面21bに第2の間隔d2を介して平行に延びる下側吊下げ片29cとを有している。
下側支持フレーム29は、起歪体21の右側端部21Bの上面21B−1に2本の止めネジ31で固定されており、上側支持フレーム27も同様に起歪体21の左側端部21Aの下面21A−1に2本の止めネジ31で固定されている。
上側支持フレーム27の上側吊下げ片27cにはロードセル19を吊り下げるための上吊下げ具15が取り付けられており、下側支持フレーム29の下側吊下げ片29cには被計量物(ここではポット)を吊り下げるための下吊下げ具33が取り付けられている。
上側支持フレーム27、上吊下げ具15、下側支持フレーム29及び下吊下げ具33により、ロードセル19の支持構造2が構成されている。
ロードセル19は、ビニールハウスの躯体に横架された丸棒状の補強材34に上吊下げ具15を介して吊り下げられる。図2において、符号35は下吊下げ具33にポットを吊り下げるための紐又はワイヤを示している。
ロードセル19に対する防滴を担うケーシング3は、図3に示すように、上吊下げ具15が取り付けられるコ字形のケーシング本体37と、該ケーシング本体37のY方向の両側面を覆う前側板39及び後側板41とを有している。中継器5は後側板41に固定されている。
ケーシング本体37は、上吊下げ具15のネジ軸45c(図4参照)の挿通孔37aを有する天板37bと、左右の側板37c、37dとを有している。左側板37cは前側板39と後側板41を固定するための一対の固定片37eを有している。固定片37eにはリベット挿通孔37fが形成されている。左側板37cの下端部37gは内方へL字状に折り曲げられている。
右側板37dも左側板37cと同様の構成を有している。
前側板39は4箇所にリベット挿通孔39aを有しており、下端部39bは内方へL字状に折り曲げられている。下端部39bのX方向の中央部には、下吊下げ具33の上下方向の変位を許容する収容穴43(図1参照)の一方43aが形成されている。
後側板41も同様に、4箇所にリベット挿通孔41aを有しており、下端部41bは内方へL字状に折り曲げられている。下端部41bのX方向の中央部には、下吊下げ具33の上下方向の変位を許容する収容穴43の他方43bが形成されている。また、後側板41には、中継器5を固定するためのネジ孔41cが形成されている。
ケーシング3を箱状に組み合わせたとき、前側板39の下端部39bと後側板41の下端部41bは、左右の側板37c、37dの下端部37gの下側に位置する。
前側板39の下端部39bと後側板41の下端部41bのY方向の幅の合計は、ケーシング本体37の同方向の幅よりも小さく設定されており、これによってX方向に延びるスリット状の隙間9が形成されるようになっている。
図4に示すように、上吊下げ具15は、アイボルト45と、これに螺合するナット47と、カラビナ49とから構成されている。
アイボルト45は、リング部45aと、軸部45bと、軸部45bから一体に延びるネジ軸45cを有しており、カラビナ49はリング部45aに着脱自在に連結されている。カラビナ49を有する構成とすることによって、丸棒状の補強材34の任意の位置にロードセル19をワンタッチ操作で吊り下げることができる。
下吊下げ具33も上吊下げ具15と同様の構成を有している。カラビナ49を有する構成とすることによって、ポットをワンタッチ操作で吊り下げることができる。
ストレインゲージ23a、23cによって伸長歪みが検知され、ストレインゲージ23b、23dによって圧縮歪みが検知される。これらの検知信号は中継器5を介してコントローラ13へ送られる。
上側支持フレーム27と下側支持フレーム29は、起歪体21の点対称位置(対角線CL1とCL2との交点P)を基準に180°回転させたときに重なる形状を有している。
これは、交点Pを中心にロードセル19を180°回転させたときに、上側支持フレーム27の元の形状(回転する前の形状)に下側支持フレーム29が重なり、下側支持フレーム29の元の形状(回転する前の形状)に上側支持フレーム27が重なるという意味である。
そして、上側支持フレーム27に対する上吊下げ具15の取り付け位置と、下側支持フレーム29に対する下吊下げ具33の取り付け位置は、起歪体21のX方向の中心線CL0上に位置している。
また、上側支持フレーム27は上吊下げ具15によってケーシング本体37に一体に固定されているが、下吊下げ具33を一体に有する下側支持フレーム29は、ケーシング本体37に対してフリーとなっている。
すなわち、ケーシング本体37の底面に形成された収容穴43は、下吊下げ具33のアイボルト45の軸部45bの外径よりも大きい幅を有しており、下吊下げ具33の上下方向の移動(変位)が許容されている。この構成により、下側支持フレーム29はケーシング3に対して非固定となっている。
このため、丸棒状の補強材34が水平でなくてその影響をケーシング本体37が受けたとしても、起歪体21に点対称に配置された上側支持フレーム27と下側支持フレーム29の弾性変形によってロードセル19は常に水平に支持されることになる。
これにより、吊下げ構成の構築状態の優劣に拘わらず、常に正確な重量を計測することができる。従って、ロードセル19を水平に支持するための吊下げ構成の構築に熟練を要する必要はなく、専門業者に頼らなくてもよいので、そのための費用が掛からず、ダウンタイムも回避することができる。
本実施の形態では、上側支持フレーム27と下側支持フレーム29には、厚さ1mmのステンレス材(SUS304)を使用しており、定格荷重は10kg程度となっている。
図5及び図6を参照して、本実施の形態に係る吊秤1の使用例を説明する。
図5はトマトの養液栽培のビニールハウスを示す概要平面図である。ビニールハウス51の内部には、複数のベッド53が配置されており、各ベッド53にはトマトを養液栽培するためのポット55が多数配置されている。各ポット55はココヤシ繊維からなる培地を有している。
ビニールハウス51のベースとしての躯体58間には、丸棒状の補強材34が複数横架されている。各ポット55には図6に示す液肥供給装置57からパイプ59を介して液肥が供給されるようになっている。図6において、符号60は養液栽培の植物(トマト)を示している。なお、図6ではケーシング3は省略している。
作業者が任意の補強材34に吊秤1を吊り下げてその下方に位置するポット55の重量を計ると(モニタリング)、そのデータ(電圧変換値)はコントローラ13へ送られ、コントローラ13はこのデータに基づいてポット55の重量を算出し、これに適した(生育状態に適した)液肥が供給されるように液肥供給装置57を制御する。具体的には液肥供給装置57の不図示のポンプの駆動時間を制御する。ケーシング3の外面に算出された重量値を表示する液晶表示部を設けてもよい。
ポット重量のモニタリングは、1つのポットで行ってもよく、2〜3のポットの重量を計ってその平均値を基準とするようにしてもよい。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲における設計の変更があっても考案に含まれる。
例えば、上吊下げ具15と下吊下げ具33の構成は上記のアイボルト45とカラビナ49の組み合わせに限らず、単に鈎形のフックとしてもよい。
また、上側支持フレーム27と下側支持フレーム29の材質や定格荷重も上記に限定されない。
また、防滴の必要がない環境下での使用においては、ケーシング3は設けなくてもよい。
1…吊秤 2…ロードセルの支持構造 3…ケーシング
15…上吊下げ具 19…ロードセル 21…起歪体
23a、23b、23c、23d…歪ゲージとしてのストレインゲージ
27…上側支持フレーム 27a…上側固定片 27b…上側垂直片
27c…上側吊下げ片 29…下側支持フレーム 29a…下側固定片
29b…下側垂直片 29c…下側吊下げ片 33…下吊下げ具
34…補強材 43…収容穴 45…アイボルト 45a…リング部
47…ナット 49…カラビナ 55…被計量物としてのポット
CL0…中心線 d1…第1の間隔 d2…第2の間隔
請求項5の考案は、請求項1から4のいずれかに記載したロードセルの支持構造において、前記上吊下げ具と前記下吊下げ具が、それぞれアイボルト及びナットと、前記アイボルトのリング部に連結されるカラビナとからなることを特徴とするロードセルの支持構造である。

Claims (7)

  1. 左右方向に延びる起歪体と該起歪体の薄肉部に貼着された複数の歪ゲージとを備えたロードセルを支持するロードセルの支持構造であって、
    前記起歪体の左右方向の一端部に片持ち固定される上側支持フレームと、該上側支持フレームに取り付けられ、前記ロードセルを吊り下げるための上吊下げ具と、前記起歪体の左右方向の他端部に片持ち固定される下側支持フレームと、該下側支持フレームに取り付けられ、被計量物を吊り下げるための下吊下げ具とを有し、前記上側支持フレームと前記下側支持フレームは、前記起歪体の点対称位置を基準に180°回転させたときに重なる形状を有し、前記上吊下げ具と前記下吊下げ具の取り付け位置は前記起歪体の左右方向の中心線上に位置していることを特徴とするロードセルの支持構造。
  2. 請求項1に記載したロードセルの支持構造において、
    前記ロードセルがロバーバル型であることを特徴とするロードセルの支持構造。
  3. 請求項1または2に記載したロードセルの支持構造において、
    前記上側支持フレームは、前記起歪体の前記一端部の下面に固定される上側固定片と、該上側固定片から上方に直角に折れて前記一端部の側面に第1の間隔を介して平行に延びる上側垂直片と、該上側垂直片から直角に折れて前記起歪体の前記他端部側へ前記起歪体の上面に第2の間隔を介して平行に延びる上側吊下げ片とを有し、前記下側支持フレームは、前記起歪体の前記他端部の上面に固定される下側固定片と、該下側固定片から下方に直角に折れて前記他端部の側面に前記第1の間隔を介して平行に延びる下側垂直片と、該下側垂直片から直角に折れて前記起歪体の前記一端部側へ前記起歪体の下面に前記第2の間隔を介して平行に延びる下側吊下げ片を有していることを特徴とするロードセルの支持構造。
  4. 請求項3に記載したロードセルの支持構造において、
    前記第2の間隔は前記第1の間隔よりも大きいことを特徴とするロードセルの支持構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載したロードセルの支持構造において、
    前記上吊下げ具と前記下吊下げ具が、それぞれアイボルト及びナットと、前記アイボルトのリング部に着脱自在に連結されるカラビナとからなることを特徴とするロードセルの支持構造。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載したロードセルの支持構造を備えた吊秤。
  7. 請求項6に記載した吊秤において、
    前記上吊下げ具と前記下吊下げ具とを外部に露出させた状態で前記ロードセルを覆うケーシングを有し、前記上側支持フレームは前記上吊下げ具で前記ケーシングに一体に固定され、前記ケーシングの下面に前記下吊下げ具を収容する収容穴が設けられて前記下側支持フレームは前記ケーシングに対して非固定となっていることを特徴とする吊秤。
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